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LAS LIDAR ポイントファイルをシェープオブジェクトとして使う

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LAS LIDAR ポイントファイルをシェープオブジェクトとして使う
システム
v74 新機能
ドラフト
2008 年 7 月 18 日
LAS LIDAR ポイントファイルをシェープオブジェクトとして使う
LAS ファイル形式は、LIDAR ポイントデータの格納や交換のために作られた公けの形式です。このバイナリファイルは、
LIDAR ポイントの生データまたは処理済みのデータの座標や強度、その他の LIDAR 固有の属性を格納しています。LAS ファ
イルは、個別の飛行経路に対応した未処理の帯状のポイントデータから、それらを空間的に集めて四角形のタイルに再
編成した最終処理データの形まで、様々なタイプの LIDAR ポイントデータを格納するために使われています。
1 つの飛行経路を示す LAS ファイルは、何千万もの LIDAR ポイントや関連する属性を含んでいます。TNT 製品ではこれ
らの巨大な LAS ファイルの多くを、時間をかけてインポートせずに同時に表示したり、使うことができます。LAS ファ
イルを初めて使う場合、LAS ファイルに適切な座標参照系パラメータがないと、それらを入力するよう促されます。また、
効率的な表示やポイントの選択に必要な検索テーブルを作成するよう促されます。検索テーブルの作成は、ファイルが
巨大であっても数分しかかかりません。リンクして利用する LAS ファイルは TNT 製品ではシェープオブジェクトとして
扱われ、直接表示したり編集が可能です。LAS ファイルに格納された LIDAR 標高ポイントの属性情報はデータベーステー
ブルとして存在し、テーブル形式や単一レコード形式で表示することができます。LIDAR ポイントは表示ウィンドウの
中で個別に選択して属性を調べたり、編集したり、また、ポイントプロファイルツールを使って複数の飛行経路に沿っ
た LAS ファイルから 3 次元での状況を視覚化することができます。詳しくはテクニカルガイドの“空間表示:ポイント
プ ロ フ ァ イ ル ツ ー ル(Spatial Display:Point
Profile Tools)”をご覧ください。
2 枚 の リ ン ク し た LAS LIDAR シ ェ ー プ レ イ ヤ( 緑 と オ レ ン ジ 色 の ポ イ ン ト デ ー タ が 大 量 に 表 示 さ れ て い ま す ) が 1m 解 像 度 の カ
ラ ー 正 射 画 像( 比 較 の た め、 同 じ ス ケ ー ル の も の が 右 に 示 さ れ て い ま す ) の 上 に 重 ね て 表 示 さ れ て い ま す。 ポ イ ン ト デ ー タ の
切 れ 目 は、 大 部 分 を 藻 に 覆 わ れ た 池 が LIDAR を 反 射 し な い こ と に よ る も の で す。 こ れ ら の LIDAR ポ イ ン ト は、 米 国 地 質 調 査 所
で 入 手・ 処 理 さ れ、 各 タ イ ル が 1 つ の LAS フ ァ イ ル に な る よ う に 長 方 形 の タ イ ル に 空 間 的 に 小 分 け さ れ て い ま す。 左 の タ イ ル
に は 2,050 万 点 を 超 え る ポ イ ン ト が 含 ま れ て い ま す。 他 方、 右 側 の タ イ ル に は 3,250 万 点 を 超 え る ポ イ ン ト が 含 ま れ て い ま す。
LAS ファイルに格納されている座標、反射の強度や
その他の LIDAR ポイント属性は、テーブルの一覧表
示や単一レコード表示を使って見ることができます。
LAS ファイルのヘッダ情報はメタデータサブオブジェ
クトに自動的に格納されます。メタデータサブオブ
ジェクトは、レイヤマネージャの LAS シェープレイ
ヤの右ボタンメニューや、オブジェクト選択ダイア
ログから開くことができます。
2 つのリンクした LAS LIDAR シェープレイ
ヤ(オレンジと青のポイント)の詳細表
示とポイントの断面図。重なり合って接
する 2 つの大量の LIDAR ポイントデータ
を示しています。断面図は、大量のポイ
ントが重なり合っている部分の断面を示
しています。それぞれの LAS シェープレ
イヤは 2,400 万を超えるポイントを含ん
でいます。
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