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無線LANモジュールを接続する
アプリケーション ノート Qseven SOMへの無線LANモジュールの接続 本書の内容 ネットワーク・アクセスの手段として無線LANが幅広く活用されています。性能 / 機能向上により、 セキュアで高速な無線ネットワークの環境が安価に実現可能です。 SECO社では、QSeven / COM Expressなどの標準フォームファクタに対応したSOM(System-on Module)とともに、いくつかのキャリア・ボードを標準品として提供しており、スピーディーな製品 導入、評価を可能にしています。 本資料では、 x86ベースのSOM(system-on module)製品の一例として、QuadMo747-E6xxを 取り上げ、SECOCQ7-pITX/Xboardキャリア・ボードと組み合わせて、無線LANモジュールを インストールする手順について解説します。 それでははじめましょう Page 1 SECOCQ7-pITX/Xboardは mini-PCI Expressスロットを実装 SECOCQ7-pITX/Xboardは、SECO社のQSeven SOM製品群に幅広く適用可能なpico-ITXフォーム・ ファクタのキャリア・ボードです。UART、CAN、USB、GbEやHDMI、アナログ音声出力など幅広い I/Oをサポートしています。 本キャリア・ボードはmini-PCI Expressスロットも装備して います。フル・サイズのカードを 装着することが可能です。 Page 2 Mini-PCI Expressフォーム・ファクタの 無線LANモジュールが入手可能 ノートブックPC製品向けに、mini-PCI Express規格の無線LANモジュールがメーカ各社より販売されて います。今回は、下図に示すIntel社のWireless WiFi Link 4965AGNを使います(3本のアンテナはTyco社 製品)。4965AGNは、IEEE 802.11a/b/g/nの4モードをサポートする製品です。 Page 3 無線LANモジュールを キャリア・ボードに接続する SECOCQ7-pITX/Xboard上のmini-PCI Expressスロットは、フル・サイズのカードが装着できます。 青色の矢印で示した部分は、カードを固定できるようラッチ式になっています。 Page 4 Windows Embedded Standard 7 およびUbuntuなどで利用可能 下図は、Windows Embedded Standard 7上で無線LANモジュールを使用した例です。11nモード / WPA2PSKセキュリティ・モードで接続しています。Intel社が提供するWindows7用デバイス・ドライバがそのまま 使えます。なお、Ubuntu環境では自動的に無線LANモジュールが認識され、利用可能になりました。 Page 5 改 定 日 履 歴 付 改 2013年2月01日 定 内 容 初版作成 ご注意事項 1. 本ドキュメントに記載の内容は本資料発行時点の情報をもとにしており、随時変更する 場合があります。 2. 本ドキュメントに示される回路、ソフトウェア、および関連情報は、動作や応用一例を 説明するために掲示しております。これらの使用に起因する損害に関し、弊社はその 責任を負いません。 3. 本ドキュメントの内容について、正確を期すべく作成していますが、本ドキュメントの 記載内容のあやまりに起因する損害が生じた場合、弊社は一切その責任を負いません。 4. 本ドキュメントの内容について、転載または複製はご遠慮ください。 Page 6