...

日本初、寄付連動菜園プログラム「FARM FOR TWO」開始

by user

on
Category: Documents
21

views

Report

Comments

Transcript

日本初、寄付連動菜園プログラム「FARM FOR TWO」開始
PRESS RELEASE
平成 22 年 12 月 13 日
NPO 法人 TABLE FOR TWO International
東邦レオ株式会社
日本初、寄付連動菜園プログラム「FARM FOR TWO」開始
収穫の楽しみと社会貢献を同時に実現する取り組み
∼駅近貸し菜園の利用で、アフリカの学校に菜園を設立する新プロジェクト∼
日本発、世界の食料問題の解決に取り組む NPO 法人 TABLE FOR TWO International (代表・小暮真久)
(略称:テーブルフォーツー、または TFT )と都市型貸し菜園『まちなか菜園』を運営する東邦レオ株式会社
(代表・橘俊夫)は、生活に身近な駅近の貸し菜園で野菜づくりと収穫を楽しむことが、アフリカの貧困地域
の学校に菜園を設立し野菜づくりの知識の提供と飢餓対策に繋がる日本初の寄付連動菜園プログラム
『FARM FOR TWO』を 2011 年 1 月 17 日より開始いたします。
TFT は、先進国の生活習慣病などの飽食の問題と開発途上国の飢餓問題
の同時解決を目指す日本発の社会貢献運動を行っています。日本で
カロリーを通常より抑えた TFT ブランドのヘルシーフードや飲料をレストラン
や社員食堂で購入すると、代金に含まれる寄付(給食 1 食分 20 円)により、
温かな給食をアフリカの子どもにプレゼントできます。また本年6月からは
南アフリカで自立型の学校菜園活動も支援しています。
南アフリカでは、子どもたちの栄養失調が深刻な問題となっており、政府が
公立学校へ無償給食の導入を推奨しています。しかし、その給食では栄養
不足のため、改善が必要です。そこで、TFT は学校菜園を導入し、菜園で
取れた野菜を提供するだけでなく、将来彼らが自立できるよう、野菜が育つ
インフラ整備、現地のコミュニティの人々を巻き込んだ野菜づくりの指導や
学校菜園で活動する生徒たち
栄養価に関する教育指導も行っています。
一方東邦レオは、本年2月より都市に残る低・未利用地、耕作放棄地、建物屋上などの遊休資産を活用し、
都市居住の菜園初心者でも野菜づくりを手軽に楽しめる貸し菜園事業を開始しています。サポートスタッフ
が定期的に菜園を訪問し、野菜づくりのアドバイスを行うほか、短期講座や収穫祭などのイベントを実施
するなど、菜園利用者との積極的なコミュニケーションを重視している点が特徴です。
このたびTFTが取り組んできた食に関する支援プログラムと、東邦レオの菜園運営ノウハウを組み合わせ
ることで、駅近の貸し菜園で野菜づくりと収穫を楽しみながら、南アフリカの貧困地域の学校に菜園を設立
し、子どもたちの栄養不足を解消する日本初の寄付連動菜園プログラムを実施できるようになりました。
第一弾の支援先は、現在ヨハネスブルグの北東に位置する貧困地域の小学校(生徒数 400 人強)です。
政府が提供する学校給食は栄養価が十分でなく、特にビタミン不足が深刻な問題です。そこで学校の隣地
に約 0.5 ヘクタールの菜園を作り、ニンジン、キャベツ、玉ねぎ、ほうれん草、ピーマン、ハーブなどを栽培。
自立支援の一助として、生徒へのワークショップを通じた野菜づくりの知識提供と、採れた野菜の昼食利用
による飢餓対策を同時に実現できるところが大きな特徴です。
菜園の開設とワークショップの運営は、TFTが提携する現地のNGOが実
施いたします。設立・運営のための支援金額は、年間 USD7,000(日本円換
算で約 70 万円)。支援額は、東邦レオが展開する貸し菜園『まちなか菜園』
の利用者(以後:会員)にオプションとして寄付を募る形で推進します。
理念に賛同いただいた会員には、菜園利用の会員費のほか一ヶ月当たり
300 円の支援を依頼します。支援者には、学校菜園の様子やアフリカの
子どもの置かれている状況などについてレポートを送付。生活空間に
身近なまちなかで野菜づくりを楽しみながら、同時に社会貢献を実現する
ことが可能です。
駅近の貸し菜園で野菜づくりを
楽しむ親子
学校菜園開設のための支援金確保には、約 200 会員の協力が必要となります。東邦レオでは 40 区画から
50 区画規模の貸し菜園を今後 100 施設開設することを目指しており、現在管理運営している 4 施設から、
2011 年春には新たに 5 施設を開設する予定です。TFTと共同で新規・既存の会員に様々な情報を提供し、
支援者を募りたい所存です。
季節が逆転する南半球での学校菜園のため、開設は栽培の開始に適している 2011 年 11 月頃を目指し、
活動を進めていきます。支援金の調達状況や支援予定学校の最新状況については、東邦レオが運営する
ホームページ『まちなか自遊生活―南アフリカに学校菜園をつくろう―』(http://www.machinaka-jiyuu.jp)
のなかで随時ご報告してまいります。
(問い合わせ先)
■TABLE FOR TWO International
小林 TEL:03−5771−4117 Email: [email protected]
■東邦レオ株式会社 広報担当
熊原 TEL:03−5907−5502
Email: [email protected]
■NPO 法人 TABLE FOR TWO International について(http://www.tablefor2.org)
2007 年 10 月設立。 TABLE FOR TWO を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開
発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、社員食堂や店舗で TFT ヘルシー
メニューを購入すると、代金の内 20 円が寄付となり、アフリカの子どもに給食 1 食分をプレゼント
できる。これまで大企業や官公庁、大学、病院など約 350 団体が参加。気軽に社会貢献とメタボ予
防ができるという一石二鳥な取り組みが人気を呼び、約 637 万食(約 29,000 人の 1 年分の給食
に相当)をアフリカのウガンダ、エチオピア、ルワンダ、マラウィに届けた。本年 6 月より.アフリカでも
学校菜園の運営を通じた給食支援を始めた。
■東邦レオ株式会社について(http://www.machinaka-saien.jp/)
1965 年 1 月設立。屋上緑化・壁面緑化をはじめとする 30 年にわたる緑化技術の開発から、外断熱
工法、外付けブラインドの販売・施工まで、省エネで快適な空間の提案・実現に総合的に携わる企
業。2010 年 2 月、商業施設における屋上庭園・菜園の運営管理で培ったノウハウを活用し都市型
貸し菜園事業を開始。サポートスタッフが定期的に菜園を訪問し、野菜づくりのアドバイスを行うほ
か、短期講座や収穫祭などのイベントを実施するなど、菜園利用者とのコミュニケーションを重視す
る点が特徴。現在 4 施設の菜園運営に携わり、2011 年春までに新たに 5 施設を開設する予定。
Fly UP