レジメの例

広井良典『コミュニティを問いなおす』ちくま新書，2009 年
プロローグ コミュニティへの問い
2010.10.8 ＜学生番号＞ 牧野真也 1
概要
主に筆者の問題意識
現在の日本社会とコミュニティ 2
コミュニティ：これからの日本社会の中心的テーマ
カイシャ・核家族（＝戦後のコミュニティ）の崩壊→自殺者年間 3 万人・・・
経済成長とコミュニティ
コミュニティ（定義は多様であるが，とりあえず）
「人間が，それに対して何らかの帰属意識をもち，かつその構成メンバーの間に一定
の連帯ないし相互扶助（支え合い）の意識が働いているような集団」
x
「生産のコミュニティ」と「生活のコミュニティ」
x
「農村型コミュニティ」と「都市型コミュニティ」
x
「空間（地域）コミュニティ」と「時間（テーマ）コミュニティ」
生産─生活のコミュニティ
都市化・産業化以降分離：カイシャと核家族（←農村社会）
今日の拡大局面→定常型社会：↑崩壊→どうなるか？（図 1，13 ページ） 3
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2
3
日付，学生番号，氏名を書くこと。
節構成にしたがって説明しているが，必ずしもそうしなくてもよい。
図は添付しなくてもよい。
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農村型コミュニティと都市型コミュニティ─「つながり」のあり方（表 1）
農村型：共同体に一体化する個人
情緒的（非言語的）つながり，同質性を前提（凝集度高い），閉鎖的？
都市型：独立した個人間のつながり
規範・ルール（言語的）つながり，異質性を前提，開放的？
日本社会は農村型
カイシャ・家族＝閉じた集団：外とのつながりが希薄（先進国中突出：図２）
都市型コミュニティをいかにつくっていけるかが課題
人口構造という要因と地域コミュニティ
少子・高齢化→地域コミュニティの重要性（高齢者は“土着性”が強い）（図３）
テーマコミュニティ：NPO，協同組合，社会的起業家の増加，地域との関係？
人間にとってコミュニティとは何か
「社会生態学」の観点（河合雅雄）
ヒト社会の特徴：①家族という社会単位の創出，②重層社会（家族→村・・・）
→中間的集団の「内部」の関係と「外部」の社会との関係（図４）
コミュニティは本来的に外部に「開いた」性格も，e.g.継続性と発展（J.ジェイコブ
ス）
（本書の大まかな流れ）
第１部（視座）：基本的な枠組み：都市，コミュニティの中心，グローバル化とコミュ
ニティ
第２部（社会システム）
：政策・制度のありかた
第３部（原理）：科学とコミュニティ，つながり
コミュニティそのもの＜コミュニティの社会・経済的周辺
疑問点・コメント（例）
都市型コミュニティをつくり出すことが，日本のコミュニティの課題？
農村型コミュニティの喪失→都市型コミュニティで代替できるか？
都市型コミュニティが本当に日本社会に適しているか？
キーワード
コミュニティ
生産─生活，農村型─都市型，空間─時間（地域─テーマ）
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