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TBC - NIKKEIBP Blog
北海学園大学経営学部3年(加納グループ) 加納麻貴・菊地悠太・長濱麻美・米森光里 2009.1.13 すべての TVCM ヒット CM なぜヒットしたのか? 仮説と検証方法 『ヒットした原因はその当時の時代背景に関係 あるのか?』 1980年代,1990年代,2000年代のヒットCMを 分析 時代背景と照らし合わせる (今後はどのようなCMがヒットしそうか?を予測) 分析するCMの情報源 1990年代中盤まで 『昭和のCM100選』 誠文堂新光社 『CM殿堂』 宣伝会議 1990年代後半以降 主に,インターネットを 用いてCM情報を収集 加納グループ流ヒットの定義 ①流行・人気が出る、多くの人から支持をうける ②CMソングが話題になる(シングル化など…) ③キャッチフレーズが話題になる(流行語など…) ④CMキャラクターが話題になる(グッズ化など…) フジカラー ウォシュレット (TOTO、1982年) プリント (富士フィルム、1980年) 流行語: それなりに… 全日本CM大賞受賞 流行語: お尻だって、洗って欲しい ミラージュ 缶ビール (三菱自動車、1982年) (サントリー、1983年) キャラクター: エリマキトカゲ キャラクター:パピプペンギン 曲:松田聖子 北陸電力・金冠堂・auにも起用 パイポ ゴン (アルマン、1985年) (大日本除菌虫菊、1986年) 流行語: 私はこれで会社を辞めました 流行語: 亭主元気で留守がいい グロンサン (中外製薬、1988年) 流行語: 「5時から男」 サラリーマンの共感 三共胃腸薬 (三共製薬、1991年) ダスキン コールセンター 猿の次郎 (1992年) 「反省」の ポーズが話題に 流行語: きんさん、ぎんさん バザールで ござーる ニッセン (NEC、1992年) 流行語: 「み~て~る~だ~け~」 キャラクター: バザール・デ・ゴザール 対抗 富士通「タッチおじさん」 (1994年) 缶チューハイ アパガードM (宝酒造、1994年) (サンギ、1996年) 流行語: 「すったもんだがありました」 流行語: 「芸能人は歯が命」 …当時の暗い世相と 宮沢りえの私生活 商品のヒット TBC むじんくん (1997年) (アコム、1998年) 流行語: 「ナオミよ~」 ナオミ・キャンベル→有名 CM曲: 「らららむじんくん♪」 消費者金融のCM ⇒多く出始める セガサターン ドリームキャスト (セガ、1997年) キャラクター: せがた三四朗 (セガ・エンタプライゼス、 1998年) キャッチフレーズ: 「立つんだ!湯川専務」 ACC・CMフェスティバル 最優秀テレビCM受賞 リゲインEB錠 (三共、1999年) CM曲: 坂本龍一「energy Flow」 「癒し系」先駆け QOO DAKARA (コカコーラ) (サントリー) キャラクター: QOO キャラクター: 小便小僧 ジョージア ピクミン (任天堂) CM曲・流行語: 「明日があるさ」 CM曲: 「愛のうた~ピクミンのCM ソング」 アイフル NOVA キャラクター: 「くぅちゃん」 キャラクター 「NOVAうさぎ」 アミノ式 生茶 (サントリーフーズ) (キリンビバレッジ) ダンス: 「燃焼系体操」 キャラクター: 「生茶パンダ」 パスタソース 午後の紅茶 (キューピー) (サントリー) CM曲: 「たらこ・たらこ・たらこ」 キャラクター: 「たらこキューピー」 CM曲 「気が付けばいつも」 docomo キャラクター: 「ドコモダケ」 ポッキー (グリコ) 人物 「新垣結衣」 ライフカード (株式会社ライフ) キャッチフレーズ: 「どすんの!?オレ」 創世の アクエリオン (SANKYO) CM曲 「創世のアクエリオン」 ソフトバンク キャラクター: 北海道犬「カイ」 動物起用 多 大人にうけるキャッチフレーズ 多 面白CM 多 暗いCMや制作費をかけていない キャッチフレーズ CM生まれのキャラクター 増 <歌、ダンス 飲料CMのヒット 増 シンプルなCMオリジナル曲が流行 インパクトや印象に残りやすいCM 前半:癒しブームにのったCM 後半:Web連動CM 動物起用 減 曲のヒット 増 面白CM 減 わかりやすく長続きする流行語 増 アフレコ 増 無名芸能人の起用 増 ヒット = 登場人物→内容性・インパクト キャッチフレーズ・流行語 減 時代背景との関連 性 ブーム、流行語の 数 ‘80年代 ○ 多 ‘90年代 △ 普 時代背景との関連 性 ブーム、流行語の 数 『ヒットした原因はその当時の時代背景に関係 あるのか?』 年代が進むにつれて関係が薄くなる 検証結果:1980年代○,1990年代△, 2000年代× (今後,ヒットCMは少なくなる!?) 1980・90年代(バブル期):感情 ↑ 2000年代:感情 ↓ そして, 爆発的なヒット(ブーム) 減 CMのデジタル化 言葉が生まれにくい 企業発信<消費者発信 動物やCMオリジナル曲のヒット キャラクター 今まで:アニメーション これから:人形、置物 企業が消費者からCMを募集 放送 新しい技術