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エクセルの使用法
資源生物学実験(松石) Excel の使い方 Excel の起動 • デスクトップの Excel をクリック。 Excel の画面 • 左に行を表す番号、上に列を表す番号 • 升目(セル)をクリックすると黒く囲まれる(セルポインタ)。ここが現在居るセル(ア クティブセル)で、ワークシート(表の部分)の左上に現在の位置が表示される(C2 は、2 行 3 列目) 各部分の名称 http://www.eurus.dti.ne.jp/~yoneyama/Excel2007/excel2007-gamen.html セルの表し方 • 「横書き」ですから、行は横(左横に行番号)、列は縦(上に列番号)です。 • 3 列目 2 行目は C2 と表記します。 • セルの範囲を指定する場合は、範囲の両端(対角頂点)の番地(相対・絶対)をコロ ン:でつなげます。A1:A100 カーソルの移動 カーソルキーやマウスでアクティブセルを移動できる。 • ↓ 一つ下へ • Ctrl+↓ 続きの一番下へ • Shift+↓ 一つ下まで選択 • Shift+Ctrl+↓ 続きの一番下まで選択 -1- [実習] データの入力 セル C2 に 123 と入力してみましょう。 ① マウスを使ってポインタを C2 に移動し、クリックする。 ② 123 と入力します。間違えた場合は[BS]で取り消します。数式バー(画面上方) に 123 と表示されます。 ③ [Enter]を押すと、アクティブセル C2 に 123 が入り確定します。 セル C3 に abc と入力して見ましょう。 ① セルポインタを C3 に移動します。 ② abc と入力します。 ③ [Enter]を押すと、セルに「abc」が表示されます。 セル C4 に year2000 と入力してみましょう。 ① セルポインタを C4 に移動させます。 ② year2000 と入力します。 ③ [Enter]を押すと、セル C4 に「year2000」が表示されます。 式の入力 入力されたデータを使って、参照・計算をすることができます。'='または'+'などから始ま るものを入力すると式と見なされます。 たとえば、B5,B6,B7 のセルの合計を C8 に表示するときは ① B5,B6,B7 に適当な数字を入れます ② 結果を表示したい場所(c8)にアクティブセルを移動します。 ③ '+'と入力します。 ④ カーソルキー[↑][←]かマウスを使ってセルポインタを B5 に移動します。 ⑤ + と入力します。入力すると、セルポインタが C8 にもどります。 ⑥ カーソルキー[↑][←]かマウスを使ってセルポインタを B6 に移動します。 ⑦ + と入力します。入力すると、セルポインタが C8 にもどります。 ⑧ カーソルキー[↑][←]かマウスを使ってセルポインタを B7 に移動します。 ⑨ [Enter]を押します。セルには計算の結果が表示されます。C8 をアクティブセ ルにすると数式バーには式が表示されます。 関数 数式では書き表すことが難しい数式処理は関数を 使って計算することができます。 C9 に B6 に書かれている値のルートを表示してみ ましょう。 1. C9 をアクティブセルにする 2. 数式タブの関数ライブラリから「数学/ 三角」をクリック 3. 関数名の sqrt を選択して OK 4. B6 をクリック 直接 b6 と書いても良い 「=数値」の左の赤矢印ボタン を押す -2- と関数の引数ウインドウが小さくなる 5. OK OK データ入力 ① 入力したい範囲の左上をアクティブセルにする ② 数値を入力し[Tab]を押すと、確定してアクティブセルが右に移動 ③ [Enter]を押すと(うまくいけば)次の行の左端にアクティブセルが移動 ④ データを読む人と、入力する人を分担すると効率が上がることがある ⑤ 入力したデータは必ず、読み合わせ、または再入力して差をとるなどして、入 力ミスがないかどうかを確認すること。 入力したデータ・式の修正 • [Enter]を押す前。[BS]を押すと、直前の1文字が消えます。 • [Enter]を押したあとは、同じセルに正しいデータを入力すると、誤ったデータ は正しいデータに置き換わります。 • [DEL]または[BS]を押すと、アクティブセルの内容が消されます。 • セルポインタを訂正したいセルに持っていき、数式バーをクリックするとその 内容を修正できます。そこでは、[BS]の他、[←][→]や[DEL](カーソルのある 文字を消去する)が使えます。[Enter]を押すと、修正した内容がセルに入力さ れます。 データの保存と終了の仕方 ※この操作をせずに Excel を強制終了すると、入力したデータは消 えてしまうことがあります。また、適切な場所に保存しないと、フ ァイルが行方不明になります。 • 作業しているワークシートを保存するには、クイック アクセスツールバーのフロッピーボタンをクリック • [Ctrl]キーを押しながら[s]を押してもよい。 • 最初に保存するときには、「ファイル名をつけて保存」 というウインドウが出てくる。デスクトップに保存す ることを推奨。 • 次回使用するとは,保存されたファイルをダブルクリ ックすればよい。 複写と移動 入力されたデータは、ワークシート内で複写・移動することができます。特に同じ計算 を繰り返す場合は数式を複写することによって簡単に計算できます。 ① 複写元にセルポインタを持っていく。 範囲(連続した複数のセル)を複写したい場合は、複写したい範囲をドラッグして反転 させておく。 ② 複写する場合は[右クリック-コピー]または、{Ctrl}+C 移動する場合は[右クリック-切り取り]または、{Ctrl}+X ③ 複写先にセルポインタを移動してクリックしアクティブセルにする。 ④ [右クリック-貼り付け]または、{Ctrl}+V -3- [実習] • 下に書かれたデータを入力 • 1991 年の合計漁獲量を求める(+sum) • コピーによってすべての年の合計漁獲量を求める • するめいかの平均漁獲量を求める(+average) • するめいかの漁獲量の標準偏差を求める(+stdevp) • するめいかの漁獲量の変動係数を求める(変動係数=標準偏差÷平均) • コピーによってすべての魚種の平均、標準偏差、変動係数を求める 函館市の漁獲量(t) 漁獲年 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 するめいか 25,503 28,014 26,246 14,083 19,192 14,464 15,535 15,286 16,728 13,973 やりいか 86 103 35 34 70 21 8 25 53 15 ほっけ 132 229 862 346 274 227 159 314 106 320 絶対番地 コピーをする際に,動かしたくないセルがある場合,番地の前に$を付けるとその部分は動 かなくなる。番地の上で F4 を押すと絶対番地になる。 +$H4 F が動かない +H$4 4 が動かない +$H$4 H4 が動かない [実習] • 九九表の作成 1×1 のところに絶対番地を使った数式を書き、それを全体にコピーして、一発で九九表を 作りなさい。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 2 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3 3 6 9 12 15 18 21 24 27 4 4 8 12 16 20 24 28 32 36 5 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6 6 12 18 24 30 36 42 48 54 7 7 14 21 28 35 42 49 56 63 -4- 8 8 16 24 32 40 48 56 64 72 9 9 18 27 36 45 54 63 72 81