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用語解説 - 八千代市
【用語解説】 〔あ〕 ■移動円滑化 高齢者,身体障害者等が移動する際にかかる身体的負担を軽減することで,移動をよ り容易かつ安全にすること。 ■移動円滑化ガイドライン 移動円滑化基準に基づきよりわかりやすく,また望ましい基準を示したもの。「道路の 移動円滑化整備ガイドライン」と「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドラ イン」の2つがある。 ■移動円滑化基準 交通バリアフリー法施行に伴い主務省令で定められた旅客施設,車両,道路,信号機 等に関する基準。 ■STS(スペシャル・トランスポート・サービス) STSとは,Special Transport Service の略。地域で生活する高齢者・障害者等の移 動手段として,利用者の住居近くから目的地までの送迎サービスを提供するもの。主 に身体的状態の制約により,バスや鉄道などを利用することのできない人や利用困難 な人を対象としている。 ■オストメイト 人工肛門や人工膀胱を持つ人たちのこと。疾患部の全部または一部の摘出手術を受け, 腹部に排泄のための孔(ストーマ)を設け,排泄,排尿に対応するための袋(パウチ) を装着している。 〔か〕 ■協働 市民と市役所職員が協力しあって,市民サービスを生産し,提供していく活動体系。 ■車いす対応エスカレーター 車いす使用者を乗せ上下移動が可能なエスカレーター。一例として踏み段を3枚水平 に保つことで車いす使用者を乗せることができるものがある。 ■高齢化率 総人口に対する 65 歳以上の人口の割合。 〔さ〕 ■視覚障害者誘導用ブロック 視覚障害者を誘導するために床面や路面等に敷設される棒状,点状の突起をもった床 材等のこと。 ■JIS規格 日本工業規格。工業製品や品質の試験・測定方法などに一定以上の基準を作成したも の。全国で規格統一が図られていなかった視覚障害者誘導用ブロックのJIS規格が, 平成 13 年 9 月に制定された。 ■ソフト 人,システム,制度など主に運用に関するもの。それに対しハードとは道路や建築物, 設備など主に施設に関するもの。 38 〔た〕 ■多目的トイレ 車いす使用者,肢体不自由者,オストメイトに対応した設備やベビーシートの設置な どによって誰もが利用できるトイレ。最近では多機能トイレといわれている。 ■特定旅客施設 1日あたりの平均的な利用者数が5,000人以上であること,又は相当数の高齢者, 身体障害者等の利用が見込まれることなどの要件に該当する旅客施設。 〔な〕 ■ノーマライゼーション 障害者を特別視するのではなく,一般社会の中で普通の生活が送れるような条件を整 えるべきであり,共に生きる社会こそ正常(ノーマル)であるとの考え方。 ■ノンステップバス 低床型のバスの一種で,乗降口に段差がなく,スムーズな乗降が可能なバス。車いす 使用者が乗降する際は,装備されたスロープ板等を用いる。 〔は〕 ■ハード ハードとは道路や建築物,設備など主に施設に関するもの。それに対しソフトとは人, システム,制度など主に運用に関するもの。 ■パートナーシップ 協調。協力。協力体制。 ■バリアフリー 障害のある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去するという 意味で,もともと住宅建築用語で登場し,段差等の物理的障壁の除去をいうことが多 いが,より広く障害者の社会参加を困難にしている社会的,制度的,心理的な全ての 障壁の除去という意味でも用いられる。 ■ベビーシート おむつ交換台のこと。 〔ま〕 ■目的施設 特定旅客施設との間の移動が通常徒歩で行われ,かつ,高齢者,身体障害者等が日常 生活又は社会生活において利用すると認められる官公庁施設,福祉施設その他の施設。 〔や〕 ■ユニバーサルデザイン バリアフリーは,障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処するとの考え方であ るのに対し,ユニバーサルデザインはあらかじめ,障害の有無,年齢,性別,人種等 にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。 〔わ〕 ■ワンステップバス 低床型のバスの一種で,乗降口に一段の段差があるバス。車いす使用者が乗降する際 は,装備されたスロープ板等を用いる。 39 八千代市交通バリアフリー基本構想 平成 15 年 3 月 発 行 編 集 八千代市 八千代市企画財政部企画政策課 〒276-8501 千葉県八千代市大和田新田 312-5 ℡047-483-1151(大代表) ※ 本文は古紙配合率 100%再生紙を使用しています。