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平成27年度事業報告 - 一般社団法人 全日本船舶職員協会(全船協)

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平成27年度事業報告 - 一般社団法人 全日本船舶職員協会(全船協)
平成27年度事業報告
[継続事業]
1.海事に関する調査研究
イ.船員資格制度の改正(海技振興センターHTW 調査検討に関する専門委員会)
HTW(人的因子・訓練及び当直)小委員会の審議事項について海事局船員政策課、
海技課より説明を受け、各海事関係団体委員の質疑応答を含め、今後の取組等を検討
した。具体的には極海域で航行する船舶の運航に関するモデル訓練コース等各種訓練
コースの作成、更新、検証等であった。
ロ.船舶職員教育
IMO での条約見直し等の検討内容及び改訂に伴う国内法への影響等に関する情報を
会員、海事教育機関等へ提供した。
ハ.海洋資源・環境・省エネ
GHG 排出削減対策、燃料油硫黄分規制強化(Sox 規制)、極海コードの 2017 年 1 月
1 日の発効等の IMO 条約見直し決定項目について会員、海事教育機関等へ提供した。
2.商船教育支援・内航乗船研修
イ.商船教育支援
①海事人材育成プロジェクトへの参加
運営委員会(及川理事)及び航海実習検討サブプロジェクト(赤嶺理事)並びに海事
技術者像調査サブプロジェクト(及川理事)に参加し、学校及び他の連携機関委員と
課題解決に取組んだ。
②航海訓練所に「全船協文庫」寄贈
航海訓練所練習船に図書を寄贈支援(10 万円)、学生に有効活用された報告受ける。
③練習船出航式参加
4月と12月の高専生遠洋航海出航式に出向き、会長の激励挨拶を行った。
④商船系高専卒業式へ出身理事の参列の上祝辞と優秀学生の表彰を実施した。
富山(及川)、鳥羽(岩田)、大島(赤嶺)、弓削(小池)広島は学校の事情にて欠席。
⑤漕艇大会支援 5商船系高専漕艇大会にタオル 300 枚、20 万円を支援した。
⑥5商船系高専商船学科合同進学ガイダンスを後援、開催地の中学生参加等に協力した。
⑦5商船系高専商船学科振興協議会 11月13日開催した。
⑧5商船系高専同窓会長との懇談会 10月2日、12月14日開催し、各会長より
商船学科養成定員の維持活動へ協力要請があった。
⑨プロジェクト 200 前⑧の要請を基に、本協会と5校同窓会長連携による養成定員維
持活動へ海事関係団体の協力を求めると共に、第1回全体会議(平成 28 年 2 月 5 日)
及び第2回全体会議(平成 28 年 3 月 15 日)を開催し、当初の目標達成を確認出来た。
⑩5商船系高専校長との懇談会 3月23日開催。(村上広島商船高専校長交代の挨拶)
⑪商船系高専評議委員会への参加 富山高専運営諮問会議、大島商船高専評議員会。
ロ.内航乗船研修制度
外航海運の職員採用減少により内航海運への就職が増加しており、本制度の見直しを含
めて教育機関及び海事局と協議した。
3.図書発行/講演会実施/会誌発行
イ.会報の発行
1
会報 128 号(春季号)、129 号(夏季号)、130 号(新春号)を全会員に発送。
ロ.講演会
田中善治名誉会員が地域社会に海事思想の普及に関する講演を開催した。
ハ.ホームページのリニューアル
新しいホームページが平成28年3月に完成し、PC 及びスマートホーンから簡単に
交信が出来ることになった。
4.無料船員職業紹介事業
航 海
求 人
内 航7
求 職
成 立
士
外
航1
0
0
内
機
航5
関
士
0
0
合計
13
0
0
5.その他事業
イ.VHF 資料の活用
内航船社等からの VHF 資料請求に応じた。
ロ.協会資料の電子化
十一会会報、海国時報の電子化を進めるも、現代用語への変換等の対応が難しく再考
することにした。
6.会員獲得と会の活性化
イ.商船学科卒業生及び在校生の入会促進に取組むも、難しく成果が上がらなかった。
ロ.会員カードの作成と配付については入会者全員に対応した。
ハ.水産系高校生(都立大島海洋国際高校)等の準会員入会者が12名に増えた。
二.求人情報の関係で1名、正会員に加入した。
ホ。会員間の交流促進 マリナーズイレブンゴルフ大会、といちゴルフ大会を開催した。
ヘ.企業世話人と情報交換の上、会員数の維持等の協力を依頼した。
ト.会員数
会員
内 訳
正 会 員
賛助会員
準会員
推移
本年度
前年度
個人
団体 本年度
平成 27 年 3 月 31 日
1140
1210
0
9
入会者
入会(新卒その他)
29
50
12
34
再入会
5
6
56
退会者
会費未納資格喪失者
18
100
28
退会者
10
17 117
物故者
12
12
9
平成 28 年 3 月 31 日
1134
1140
0
9
12
7.管理部門の合理化と強化
2
イ.本部事務局の3名体制への移行と横浜支部の閉鎖を実施した。
ロ.印刷費等経費の削減に努めた。
ハ.資産の安全効果的な運用に努め収益を確保した。
二.理事会 平成27年度第1回から第3回までの理事会及び4回の臨時理事会を実施。
ホ.委員会活動 ・プロジェクト200の開催(全体会議2回)
・企画財政委員会として定款・規則の字句整理検討。
・広報・HP 委員会として HP のリニューアルを実施した。
ヘ.監査 会計・業務監査を実施した。
ト.総会 平成27年度通常総会を実施した。
8.海事団体への参画
イ.役員・委員に就任している関連団体
(公財)日本殉職船員顕彰会理事・監事
(公社)日本海難防止協会理事
(公財)海事教育財団理事・評議委員
海技振興センターHTW 調査検討委員会委員
同上 船員奨学生選考委員会委員
東京地方船員労働安全衛生協議会会長・事務局長
船員災害防止協会関東支部東京支部地区支部長
NPO 法人 SEILA 理事
(公財)帆船日本丸記念財団評議委員
東京湾水先区水先人会業務運営協議会
横浜港カッターレース実行委員会副委員長
日本丸ボランィアガイド副代表幹事
日本海洋人間学会理事
(一社)横浜海洋福祉協会会長
ロ.海事団体連携懇談会
(一社)日本船舶機関士協会、(一社)日本船長協会、(一社)海洋会、
(一社)全日本船舶職員協会
以上
3
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