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SDA18KDSrevA.qxp (Page 1)
シリアルデータ・アナライザ
SDA DBIシリーズ
SDA18000, SDA13000, SDA11000,SDA 9000
次世代シリアルデータ解析の
新しいスタンダード
高速シリアル伝送信号の品質解析に最適
SDA18000シリアルデータ・アナライザは高速シリアル伝送信
号解析における画期的な製品です。アナログ周波数帯域18GHz。
レクロイ社独自のDBI技術(特許申請中)により、DSPによるソ
フトウエアブースト無しで実現した真の18GHz帯域です。また、
リアルタイムオシロスコープで最高60GSa/sのサンプル速度と
150Mポイントの最大メモリを達成しました。
SDA18000は4チャンネル入力のリアルタイム・シリアルデ
ータ・アナライザです。本体に標準装備されている各種の解析機
能を使い分けることにより、通常は2,3種類の異なるアナライザが
必要な解析を1台でこなす能力があります。
DBI:Digital Bandwidth Interleaving
●信号品質の標準解析ツール
●正確で高速なジッタ計測
●強力で先進的な波形解析機能
●安定して繰り返し測定できる安定性
Data Rate Configuration Chart
Standard
Data Rate/
Symbol Rate
PCI Express®
Gen2
5 Gb/s
30 ps
SATA II/III
Gen2 3 Gb/s
Gen3 6 Gb/s
100 ps (Gen1) > 10 GHz
67 ps (Gen2) (SATA II)
SDA 11000
SDA 13000
XAUI X2
6.25 Gb/s
30 ps
≥ 11 GHz
SDA 11000
Minimum
Bandwidth
Recommended
Oscilloscope
12.5 GHz
(Base Spec)
SDA 13000
Fibre Channel 8.5 8.5 Gb/s
30 ps
SAS II/SAS 6G
SAS II 3 Gb/s
SAS 6G 6 Gb/s
67 ps (Gen1) > 10 GHz
SDA 18000
33 ps (Gen2) (SAS II/SAS 6G)
FB-DIMM
FBD1 4.8 Gb/s
30 ps
FBD2 9.6 Gb/s
10 Gb Ethernet
2
Rise Time, ps min.
(20%–80%)
18 GHz
SDA 18000
(Fibre Channel)
> 10 GHz
(FB-DIMM)
SDA 9000 or
SDA 11000
≥ 13 GHz
(FB-DIMM)
SDA 13000
18 GHz
SDA 18000
(10 Gb Ethernet)
サンプリングオシロスコープの機能を
リアルタイムオシロスコープで実現
SDAでは、繰り返しパターンではないラ
SDA18000は従来、サンプリングオ
離ができます(DDjなど)。これは実
シロスコープでしか計測できなかった
際のデータ通信に近いランダムデータパ
10Gbpsイーサネット、8.5Gpbs
ターンで計測ができるということです。
ファイバチャネルなどのシリアル伝送
サンプル速度 60GSa/s、最大メモリ
信号の解析を可能にします。
150Mポイントで、高速・ロングメモ
時間分解能16p秒で高速エッジ上に十
リのシリアル伝送信号を丸ごと捕捉し
分なサンプル点を取り込むことがで
ます。SSCの変調解析などで活躍し
きます。
ます。
Qスケール ジッタ解析機能
SDAシリーズは、ジッタ計測に革新を
もたらすQスケール解析機能を搭載し
ました。
Qスケール解析はジッタ・ブレークダ
ウンの手法を大幅に強化・革新しまし
た。(詳細はQスケールの項参照)
Qスケール解析を使えば、キーとなるジ
SDA本体に内蔵されたソフトウエア
PLL回路によりデータ信号に埋め込ま
SDA13000
れたクロック信号を再生しフェーズ
D13000PS
ロックします。
コネクタ対応のリードが付属します。
ンダムな信号を入力してDj成分の分
ッタ・コンポーネンツの挙動をグラフ
ィカルに表示します。従来のヒストグ
ラムとバスタブ曲線によるジッタ解析と
周波数帯域13GHzのSDA13000は
比べてはるかにわかりやすい表示をリ
従来のジッタ計測では、パターンジ
PCI
アルタイムに提供します。
ェネレータなどから繰り返しパターンを
物理層コンプライアンス試験に完全に
また、高速で精度の良いジッタ解析を
オシロスコープに入力して、ジッタを
適合します。
実現しました。
計測しDj,Rjを分離しjます。しかしこ
の方法は、実際のデータ通信パターンで
のDj測定ではないので真のDjを計測で
きるわけではありません。
Express
Gen2(5Gbps)の
D13000PSは、13GHzのアクティブ差
Qスケール解析の登場により、ジッタ解
動プローブです。PCI
析はどなたにも理解しやすい、信頼で
Gen2
Express
コンプライアンス試験用の
きる解析手法となりました。
テストフクスチャに搭載されるSMP
3
広帯域、高速サンプル速度、ロングメモリ… でもそれだけではありません。
SDAシリーズは高品質なソフトウエアで差をつけます!
X-Stream アーキテクチャ
超高速演算!
組み込めるユーザ・アプリケーション
レクロイ社オシロスコープの高速演算処理のひみつは、X-
ータストリームに組み込むことができます。一度組み込
Streamアーキテクチャにあります。それは、巨大なデー
まれると、データの取り込みから演算処理の結果表示まで
タの複雑な解析処理を高速化するのに成功した数少ない成
がリアルタイムにオシロスコープのアプリケーションと
功例のひとつです。
連動します。
X-Streamはデジタイズしたデータを取り込みメモリから
例えば、ユーザはレシーバのイコライゼーション・フィ
プロセッサへ10Gbpsという高速で受け渡します。次に十
ルタの処理ルーチンをデータストリームに組み込む事が
分に小さなパケットに分割されて処理されるため、残りの演
できます。そしてアイパターンを観測します。
算をプロセッサのキャッシュメモリ内で処理することができ
あるいは、標準装備の「デジタルフィルタ処理」によってフ
ます。従来のように常に外部メモリとフェッチする必要がな
ィルタを通した波形からリアルタイムにジッタのブレーク
い た め 、 複 雑 な 演 算 処 理 を 超 高 速 で 行 う ことができる
ダウン解析を行うことができます。従来は外部PCへオ
のです。
シロスコープの波形を転送し、デジタルフィルタ処理をし
X-Streamは、ユーザ独自の処理やアプリケーションをデ
た後に、再びオシロへ波形を取り込まないとジッタ解析が
できませんでした。SDAシリーズでは波形転送の必要が
シングル・アプリケーション!
なく、しかも強力なデジタルフィルタ機能が使えるので、
作業時間が飛躍的に短縮されます。
X-Streamでは、全てのオシロスコープの操作は、
WindowsXP
Professional
OS上で動作するひとつの
アプリケーションです。大容量のデータ転送はこのアプリ
ケーションで高速処理できるように最適化されています。
他のオシロスコープでは、波形取り込みは基本のアプリで
行い、その後データは解析用の別のアプリケーションへ転
送されます。このため、一度にひとつの解析機能しか実
行することができません。例えば、アイパターン解析とジ
ッタ解析を同時に行うことはできません。X-Streamはア
イパターン、ジッタヒストグラム、バスタブ曲線、Q−スケ
ール解析など複数の解析を同時に、高速処理することがで
きる最も進んだ計測手法を提供します。
4
また、XDEVオプションを付けると、WindowsXP上で
動作する各種のアプリケーションとデータを共有するこ
とができます。Mathcad、MATLAB、VBScript、
Excel などです。
XWEB エディターを装着すれば、オシロスコープの画面
上で、アプリケーションや演算機能を組み合わせて複雑な演
算処理を簡単に組み上げることができます。
1. 18GHzアナログ周波数
帯域
2. 19ps立上り時間(typ.
20-80%)
3. 最大150Mポイント・メ
モリ
A
4.「シリアルデータ」ボタン
装備
4
B
2
5. 最高60GSa/sのサンプ
速度
3
6. フロントパネル
USB2.0 ポート装備
7. WaveScan機能
C
D
強力なデバッグ・ツールです
8. LabNotebook機能
5
コメントが書けるレポート
作成機能
6
過去の設定とデータを呼び
出せます
1
7
ソフトウェアPLLによるシリアル・データ解析
1.シングルショットで最大1,200万UI(Unit Interval)のシリアル・デ
ータを捕捉します。単一のトリガなのでトリガジッタが発生しません。
2.ソフトウェアPLLを使ってシングルショットで捕捉したデータ信号か
らリファレンス・クロックを再生します。任意の規格や独自の要件
に合わせて構成の設定が可能です。また、PLL自身がジッタを発生
することがありません。
3.再生したグロックタイミングに合わせてデータ信号を1ビット長毎に
切り分けます。
4.リファレンス・クロックのタイミングを基準として1ビット長毎に
を切り分けられたデータ信号波形を重ね合わせてアイパターンを描
きます。
5
Qスケール解析・・・ジッタ解析の革新!
ジッタブレークダウンが見える!役立つ強力なデバッグツールです。
キーとなるジッタ・コンポーネンツの挙動がグラフィカルに表示される!Qスケール解析はボード上の
ジッタ・ソースの特定に役立つ強力なデバッグツールです。
Qスケール解析はジッタの正
規分布を直線に変換します。
ふたつのメリット
1.ヒストグラムの両側にふたつの直線
が表示されます。この直線の湾曲を
みるだけで正規分布からの乖離を
把握できます。これはバスタブ曲線
を見るよりはるかに簡単です。
2.ランダムジッタ(Rj)の成分解析が
非常に改善されます。Rj成分はトー
タルジッタ(Tj)に大きな影響を与
えます。Qスケール解析ではTjの値
もはるかに安定して計測できます。
Qスケール解析の見方
ジッタヒストグラムでは、ヒストグ
ラムの幅がジッタの量を表します。灰
色の線の傾きは、ランダム・ジッタが
増えると小さくなります。
灰色のリファレンス直線と赤色の直
線の重なり具合は、ジッタ分布がし
き分布にどれだけ近いかを表します。通
常起こりうることですが、ヒストグ
1.二つの直線でRjがわかる
ヒストグラムの左の赤い直線が
グレーの直線の傾きが小さくな
灰色の直線に重なると、ガウ
るとRjが増えます。
ス分布となります。
4.Dj振幅の直読
・下側が外側に湾曲 = Rjが多い
グリッド上部でのふたつの直線
・下側が内側に湾曲 = Buj が多い
の幅がDjの値になり(Effective
2.トータル・ジッタがわかる
シグマ値はランダム・ジッタのロ
特定のBERにおけるTjです。
ーフィッティング係数です。
合があります。これは理想的なエッジに
対するジッタが異なる量であることを
ヒストグラムのテイル・フィットには
意味します。
3つのパラメータが使われます。
です。
ρ(ロー)パラメータは、選択した
ウンデッド・ジッタ)が存在すること
BER(ビット・エラー・レート)まで
を表します。これらのジッタ源は、例
のジッタ曲線を描くために、ジッタの
えばクロストークや電源ノイズなどで
実測値から計算で求めた曲線の一致具
す。
合を表します。ロー値が1.0であると、
タミニスティック・ジッタ成分を表しま
す。このふたつの直線の間隔がDjの量
を正確に表します。もし、Dj成分が無
い場合には、この二つの直線は離れま
せん。
6
Sigma、Mean、Population
部で内側に湾曲する場合は、Buj(バ
真ん中の縦に走るふたつの点線は、デ
Dj)、2本の縦の点線で表されます。
ヒストグラムの底辺の広がりが
ラムの左右の曲線が、左右対称でない場
ヒストグラムの左右の赤い直線が、下
3.Rjの測定が簡単
ひとつの正規分布に完全に一致すること
を意味します。ρパラメータはヒスト
グラムのテールフィットモデルした
データ量を表します。基本的に、この
数値は計測の指標となります。
Eye DoctorTM・・・・次世代のシリアルデータ解析ツール
システムのシンボル・レートが高速化す
るに従い計測の課題は、レシーバ・イ
コライザ技術が導入されるに従い、伝
統的なジッタやノイズ計測の手法は、イ
ンターオペラビリティの検証には不適切に
なってきました。
イコライザ・エミュレーションはレシーバ内部でみた信号をシミュレーショ
ンします。FFE、DFEふたつのイコライザ・パラメータは、ユーザがタップ
数を決めればEye Doctor が自動的に最適な重み係数を決定してくれます。
パラメータはユーザが任意に入力することも可能です。イコライズした信号
Eye Doctor はオシロスコープに搭載さ
に対して全てのジッタ解析が可能です。
れる機能で、シミュレーション・システ
ムのひとつです。これらの計測の課題に
応えるとともに、Eye
Doctor
を使
うことにより、インターオペラビリティや
コンプライアンス試験への対応が飛躍的に
向上します。
Eye Doctorは信号が高速化するに従
って発生するディストーションを補正し、
理想的なレシーバ・イコライザのあるべき
姿を描いてくれます。この機能により、
信号のS/N比の向上、アイ開口率の向上、
立上り時間の改善、ジッタの低減、失わ
れた周波数帯域の改善、波形の信頼性の
向上などの機能を提供します。
SDAシリーズでは、Eye Doctorを使
ってイコライズする前後のアイパターンや
波形データを観測することができるので、
送信側で計測した信号
受信側でVirtual Probe
イコライズした信号
で作成した信号
システムに最適なイコライザ条件を簡単
に検証することが可能です。
Virtual Probing はシステム内で実際にプローブで捕捉した信号を使います。
この例ではバックプレーンでアイがつぶれた例です。イコライザを使って
アイパターンに影響するジッタの挙動
つぶれたアイを回復しています。プロセッシング・ウェブを使って、Virtual
も、Qスケール解析を使ってシミュレー
Probe の要素とイコライザをリンクさせる様子が示されています。
ション前後のデータの定量的な把握が
可能です。
7
使えるデバッグ機能 ・・・・独自のISI(符号間干渉)解析
シリアルデータ伝送規格のコンプライアンス試験への対応は一般的にな
ってきました。しかし、コンプライアンス試験でNGとなった場合に、
その原因を簡単にみつけてくれる計測器はほとんどありません。レクロイ
社SDAシリーズは、コンプライアンス試験でNGとなった場合に、原因
追究に使える優れたシリアルデータ解析機能、ジッタ解析ツールを提供
します。これらのツールを使えば、ジッタの挙動と発生原因、その他の
問題点をすばやく発見することができます。
ISI プロット
データ依存ジッタ(符号間干渉によ
るジッタ)は、従来の測定器では数
多くのデータ・パターンをDUTに入
力してジッタ測定を繰り返す必要が
ありました。これは非常に手間と時
間のかかる作業です。
SDAならば、ISI解析機能を使うこ
ジッタ測定の方法がコンプライアンス試験
のジッタ解析機能に加えて、各種の解析
に適合しており、正確にできるかどうか
ツールを装備しています。
は重要な点ですが、SDAシリーズ オシロ
X-Stream構造により、ロングメモリに
スコープは業界標準のジッタ・ブレーク
捕捉したデータのジッタ解析を他のどの
ダウン法に準拠したジッタ解析機能を装備
ツールよりも高速に処理する能力があり
していますので、エンジニアは安心で正確
ます。
な測定を行うことができます。
SDAシリーズはQスケール法による最新
とができます。ISI解析では、DUT
にランダムなデータ信号を一度入力
するだけで、あとはソフトウエアが
複雑な解析を高速に処理してくれま
す。ユーザは補足したデータ信号を3
ビットから10ビットまでビット数
を指定して、データ依存性ジッタを
計測することができます。
ジッタ・ウィザード
複雑な機器の設定もジッタ・ウィザ
ードを使えば簡単です。信号やジ
ッタの種類を選べば、サンプル速度、
レベル、ビットレート、パターン長
などを自動的に最適に設定してくれ
ます。
Edge-to-Edge ジッタ
このモードでは、データ信号のエ
ッジのみを対象にTIAと同じ手法で
ジッタ測定を行います。
測定値は直接あるいは、位相ジッタ測
定に補正されて表示されます。
Tj、Rj、Djは、データ信号の特定の
UIスペーシングあるいは、全てのUI
スペーシングで測定されます。
ISI
プロット:特定のビットパターンによる歪を抽出します
7ビット長ごとのパターンに設定した例。データ信号に含まれる全ての7ビットの組み合
わせパターンを見つけ出し、ソフトウエアが自動的に同じデータ・パターンどうして
アベレージングを行います。この処理によりランダム・ジッタは除去され、データ・
パターンのみに依存するアイパターンの歪を解析することができます。ISI アイパターンは
ビット列(7ビット)の最後から2番目のビットのアイを描くように設定されています。
フィルタード・ジッタ
SDAシリーズは、ITU-T、SONETの
測定で必要なフィルタード・ジッタ計
測機能を装備しています。
また、DFP機能によりバンドパ
ス・フィルターを使って、任意の上
限あるいは下限周波数をカットす
ることができます。
8
SSC測定、マスク試験での不良解析ツール
ノイズ対策のためにSSC(スプレッド・ス
ペクトラム・クロッキング)が使われま
すが、高速信号のSSC解析をするには、
十分なロングメモリが必要です。これは、
SSC変調周波数が通常33kHzと低周波
ですが、データ、クロックはギガ・ヘルツ
と高速であるためです。
SDA18000では、150Mポイントの
ロングメモリで、60GSa/sでサンプ
ルすれば、72サイクル以上のSSC周期
を一気に取り込むことが可能です。
SSC変調波形は、データあるいはク
ロック信号のジッタ・トラック波形から得
られます。Enhanced
Resolution機
能“によりランダムノイズを除去してク
リーンな変調波形が得られます。
バイオレーション・ロケータ
マスクに対する不良位置表示では、ア
イマスクを逸脱した個々のビットがリ
ストで表示されます。SDAは検査対象の
データ・ストリームの連続したUIを捕
捉し、アイパターンを測定します。ア
イパターンを生成する際に、ソフトウェアは
マスクを逸脱した波形領域に番号をつ
けるため、不良原因となった特定のビ
ットが識別できるようになります。
識別された不良箇所は一覧表示でリスト
アップされますが、このリストから特定の
箇所を選択すると、その不良箇所のマ
スクを逸脱する原因となったビット波形を
中心として前後の信号波形が表示されま
す。不良になった位置は、黄色の丸で示
されます。
またこの拡大表示されるビット長は任
意に設定することができるため、マスクを
逸脱したビットが、前後のビットの影
響をどのように受けたのかを検証するこ
とができます。
さらに不良の原因となる可能性のある信
号(例えばデバイスに供給される電源な
ど)を第三の信号としてデータ信号と同
時に捕捉しておけば、アイ・パターンの
不良ビットとの関係を追跡することが可
能です。
9
次世代のコンプライアンス試験ソリューション
レクロイ社は第二世代の物理層コンプライアンス試験ソリューションと
して、WndowsPC上で動作する新しい制御ソフトウエア・プラットフ
ォームを提供しています。それが QualiPHY(クオリファイ)です。
①QualiPHYはコンプライアンス試験に次のメリットをもたらします。
PC上の制御ソフトウエアにより試験が高速化、自動化されます。
②統一されたプラットフォームの操作により異なる規格のスタンダード
も同じ手順、操作方法で試験ができます。
③試験のエラー・マージンを変更できます。規格より厳しいマージンで
プリ・テストを行えます。
④統一されたフォーマットでレポートを自動的に作成します。XML、
RTF、PDFなど書式を選択して自動的にレポートが生成されます。
QualiPHYの操作は非常に簡単です。PC上でポインタの操
作で試験の規格、試験項目などを選択していきます。
QualiPHY上で、試験の進捗状況を確認できるだけでなく、
万一試験が不良となった場合は、そこで試験の中断や、その
他のアクションができます。
統一された書式でコンプライアンス試験のレポートが自動的に生成されます。
S-ATA試験の例です。
また、ユーザで規格より厳しい条件で個々の試験を実施す
ることができるように、カスタマイズすることができます。
10
Next Generation Physical Layer Compliance Tests
Compliance Testing
QualiPHYでは、必要な試験項目を自由に選択して実行する
するようにアップグレードしており、前述のメリットを活か
カスタム試験が行える柔軟性も備えているため、設計のステ
して、より効率的な試験が実施できます。
ージに合わせた試験を実施することができます。
また、コンプライアンス試験には規定されていなくても、
従来よりレクロイでは、PCI Express、Serial ATA、FB-
信号解析やデバッグに便利な機能も充実しており、コンプラ
DIMM、HDMI、UWB、USB2.0、IEEE802.3など幅広い
イアンス試験を超えた試験ができるのがレクロイの特徴とな
シリアル・インタフェース規格に対応したコンプライアンス
っています。
パッケージを提供しておりますが、順次QualiPHYに対応
PCI Expressコンプライアンス試験 差動出力アイマスク試験
Serial ATAコンプライアンス試験 差動出力最大電圧検査
最大4つのマルチ・プロトコルに対応するシリアル・データ・デコード表示
UWBの周波数ホッピングの様子を観測するスペクトログラム表示
11
不良解析を強力に支援する
シリアル・データ・デバッギング機能
SDAでは、ロングメモリを活かして捕捉した波形を利用して、デバッグに役立つ機能を数多く用意し
ています。例えば、ロングメモリ・データの中から検索条件を決めて不良現象の検索が高速に行える
WaveScan機能が標準で搭載されています。また、ロングメモリ・データを高速で処理すること
の出来るレクロイ独自のXstreamアーキテクチャを用いて、各種の機能を組み込んで、新たな解析機
能を手に入れることができます。例えば、MATLABによるデジタル・フィルタを組み込み、イコライザの
シミュレーションを実行してより詳しいレシーバ評価が可能です。これ以外にもSpiceを組み込んだり、
シミュレーション・モデルを組み込んだりして、高度な解析を波形を取り込みながらリアルタイム
で行うことが出来ます。
1.捕捉信号
WaveScan
この機能は、ロングメモリで捕捉した波形を対象に検索条件を約20種類から選び、異
常なイベントを高速で検出し、表示/解析することのできる機能です。
また、複数の取り込み時に使用して、ハードウェアのトリガ機能を上回る複雑な条件で
信号を捕らえることが可能になります。単に、異常イベントを検索表示するだけでなく、
ロングメモリを活用した捕捉波
形をそのまま表示されます。検
出された異常イベントの位置が、
ハイライトで示されます。
2.重ね画き表示
様々な解析機能を利用してより深い洞察が得られます。
検出された異常イベントは、
Scan Overlayですべて重ねて表示
3
1
され、そのイベントの特徴抽出
が容易に行えます。
3.一覧表示
2
4
検出された異常イベントの各タ
イミングが、パラメータ値と共
に一覧表示リストされます。特
5
定のイベントを指定することで、
対応する波形が拡大表示されます。
4.ヒストグラム
検出された異常イベントのパ
ラメータ値をScan Histoでヒ
ストグラムにしてそのバラつきを
明示することが出来ます。
5.拡大表示
一覧表示で選択した異常イベン
トに対応した波形が拡大表示さ
れます。また、赤いボックスで
検出条件に合致した部分を示し
ます。拡大率は自由に変更でき
るので、異常原因が前後のイベ
ントに依存しているか等の確認
が用意に行えます。
12
広帯域 差動アンプ、差動プローブ・システム
DA18000 差動アンプ
D A 1 8 0 0 0 は 、 入 力 イ ン ピーダンス
D13000P/D11000PS
広帯域差動プローブ・システム
100ΩでDCから18GHzまでの周波数帯
D13000PS及びD11000PSは、
域を誇る差動アンプです。
SDA13000、SDA11000、
高 い 同 相 除 去 比 、 低 ノ イ ズ で
SDA9000オシロスコープに接続すれば、
SDA18000オシロスコープ専用に設計
プローブ先端で、フル帯域の信号捕捉
されています。
システムを構築できます。13GHz、
減衰率は1:1で、低電圧・高速データ信
11GHzの広帯域により、6.25Gbps
号の観測に最も適しています。
までの差動シリアル伝送信号をダイレ
DA18000には2本の短い接続ケーブル
デジタル・レスポンス・イコライゼーション
が付属します。このケーブルはプロパゲ
を採用しており、同じ技術が広帯域差動プ
ーションディレイが2.5psです。
ローブにも採用されています。この機能
SDA18000と接続して使うと、従来必要
により、非常に高精度な振幅・・位相レ
であったオシロスコープの2チャンネル
スポンスを提供しますので、信頼性の高い
間のデスキュー、差動キャリブレーショ
アイパターン測定が可能です。
ンなどの手間が省けます。
クトにプロービングすることができます。
また、これらのプローブは第三世代の
レスポンス補正キャリブレーション機
能を搭載しており、オシロスコープ本
体と合わせて最適のシステム・レスポ
ンスを提供いたします。
D13000PS、D1100PS
D A 1 8 0 0 0 差 動 ア ン プ は 、 第三世代の
には測
定点に直接半田付けできるソルダーイ
ン・リード、及びSMAコネクタに直
仕 様
接接続できる2本のSMAケーブル・リ
入力構成
真の差動入力、100Ωバランスド
ードが付属しています。
入力コネクタ
2.92 mm
D13000PSは、SMPコネクタに接
周波数レスポンス
DC–18 GHz, (Typical)
続できるリードも使うことができます。
立上り時間 20% - 80%(システム)
< 24 ps, (Typical)
立上り時間 20% - 80%(プローブ)
< 19 ps
電圧ゲイン
X1
電圧ゲイン確度
2%(20ー30 度C)
最大オフセット電圧(RT)
< 5 mV
ノイズ(システム)
1 mVrms, (Typical)
最大入力電圧(差動)
-400 mV(800 mVp-p)
最大入力電圧(1/2 減衰率)
-800 mV(1.6 Vp-p)
最大入力電圧(コモンモード)
-10 V
最大入力電圧(1/2 減衰率)
7 Vrms
コモンモード抵抗(DC)
25 kΩ
これらのリード部品は、プローブ本体
アンプのキャリブレーション・データ
とともに最適に調整されて提供されま
すので、複数のリードを付け替えても
安心してお使いいただけます。
AD18000 標準付属品
入力ケーブル 2本(電気的に特性補正済み)
減衰器 2個
静電気除去 リスト・ストラップ
取り扱い説明書(英文)
キャリブレーション証明書
ソフト・アクセサリ・ケース
13
13
Specifications
SDA 18000
垂直軸の仕様
アナログ帯域幅@ 50 Ω(-3 dB)
立上がり時間 10-90% (代表値)
立上がり時間 20-80% (代表値)
入力チャンネル
周波数帯域制限
入力インピーダンス
入力カップリング
最大入力電圧
垂直分解能
感度
DC ゲイン確度
オフセット・レンジ
18GHz/1Ch 11GHz/1Ch
SDA 13000
6GHz/4Ch 11GHz/2Ch 6GHz/4Ch
SDA 9000
9GHz/2Ch
6GHz/4Ch
18 GHz
11 GHz
6 GHz
13 GHz
6 GHz
11 GHz
6 GHz
9 GHz
6 GHz
27 ps
40 ps
75 ps
35 ps
75 ps
40 ps
75 ps
49 ps
75 ps
19 ps
28 ps
1
1
4
2
4
フル帯域のみ
6GHz/4Ch 13GHz/2Ch
SDA 11000
25 ps
4
28 ps
2
4
2
20 MHz,
フル帯域のみ
20 MHz,
フル帯域のみ
20 MHz,
フル帯域のみ
20 MHz,
200 MHz,
200 MHz,
200 MHz,
200 MHz,
1 GHz, 3 GHz,
1 GHz, 3 GHz,
1 GHz, 3 GHz,
1 GHz, 3 GHz,
4 GHz
4 GHz
4 GHz
4 GHz
50 Ω±2.0%
DC, GND
±4 Vpeak
8 bits; 最大 11 bits 分解能拡張演算 (ERES)
2 mV–1 V/div
(< 10 mV/div は拡大)
2 mV–1 V/div 2 mV–1 V/div
2 mV–1 V/div 2 mV–1 V/div
2 mV–1 V/div 2 mV–1 V/div
2 mV–1 V/div
(可変< 10 mV/div (<10 mV/div (可変< 10 mV/div (<10 mV/div (可変< 10 mV/div(<10 mV/div (可変< 10 mV/div
は拡大)
は拡大)
は拡大)
は拡大)
は拡大)
は拡大)
は拡大)
±1.5% フルスケール
±750 mV @ 2 mV–141 mV/div ±750 mV @
±4 V @ 141 mV–1 V/div
2 mV–141 mV/div
±4 V @
195 mV–1 V/div
オフセット確度
±750 mV @
2 mV–141 mV/div
±4 V @
195 mV–1 V/div
±750 mV @
2 mV–141 mV/div
±4 V @
195 mV–1 V/div
±750 mV @
2 mV–195 mV/div
±4 V @
195 mV–1 V/div
±750 mV @
2 mV–195 mV/div
±4 V @
195 mV–1 V/div
±750 mV @
±750 mV @
2 mV–141 mV/div 2 mV–195 mV/div
±4 V @
±4 V @
141 mV–1 V/div
195 mV–1 V/div
±(1.5% of full scale +1.5% of offset value +2 mV)
水平軸の仕様
時間軸 (タイムベース)
時間軸/ディビジョン範囲;
リアルタイム
内部タイムベース:4つの入力チャンネル
とも共通 、外部100MHzリファレンス入
力有り(背面)
10 ps/div–100 µs/div
(標準メモリ)
10 ps/div–500 µs/div
(XLメモリ)
20 ps/div–
10 s/div
内部タイムベース:4つの入力チャンネルとも共通
10 ps/div–
100 µs/div
(標準メモリ)
20 ps/div–
10 s/div
10 ps/div–
500 µs/div
(XLメモリ)
時間軸/ディビジョン範囲;
ランダム・ インターリーブ・
サンプリング (RIS)
演算/ズーム・トレース
サンプリング速度と遅延時間の確度
タイムインターバル確度
ジッタ・ノイズ・フロア
トリガと補間のジッタ
チャンネル間 デスキュー範囲
外部タイムベース
外部リファレンス入力
14
N/A
20ps/div
まで(上限:
サンプル速度
とメモリ長に
よる)
N/A
10 ps/div–
100 µs/div
(標準メモリ)
20 ps/div–
10 s/div
10 ps/div–
500 µs/div
(XLメモリ)
20ps/div
まで(上限:
サンプル速度
とメモリ長に
よる)
N/A
10 ps/div–
100 µs/div
(標準メモリ)
20 ps/div–
10 s/div
10 ps/div–
500 µs/div
(XLメモリ)
20ps/div
まで(上限:
サンプル速度
とメモリ長に
よる)
N/A
20ps/div
まで(上限:
サンプル速度
とメモリ長に
よる)
8個の演算メモリ搭載 同時に8個のズーム可能(同時に8とレース表示)
±1 ppm, aging < 1 ppm/year @ 25°C
≤0.06/SR + (1 ppm, エージング < 1 ppm/year * Reading) (rms)
< 350 fs rms(立上り時間 1 ps rms
35psで測定:(Typical)
(Typical)
< 350 fs rms 1 ps rms
(立上り時間
(Typical)
35psで測定:
(Typical)
< 350 fs rms 1 ps rms
(立上り時間
(Typical)
35psで測定:
(Typical)
< 350 fs rms 1 ps rms
(立上り時間
(Typical)
35psで測定:
(Typical)
< 2.5 ps rms (typical)
±9 x time/div.設定 または 25 ns(どちらか大きい方)
100 MHz; 50 Ωインピーダンス(リヤパネル入力)
NA
NA
SDA 18000
波形取り込み
18GHz/1Ch 11GHz/1Ch 6GHz/4Ch 13GHz/2Ch
シングルショット時のサンプル速度
(チャンネルあたり)
60 GS/s
on 1 Ch
RIS
(ランダム・インターリーブド・サンプリング)
最大トリガレート
セグメント間隔(シーケンスモード時)
最大取り込みメモリ時のCh数
標準メモリ容量
XL-メモリ・オプション
SDA 13000
40 GS/s
on 1 Ch
20 GS/s
on 4, 2,
1 Ch
40 GS/s
on 2 or
1 Ch
200 GS/s
(連続信号、
20 ps/div.
まで)
N/A
6GHz/4Ch
20 GS/s
on 4, 2,
1 Ch
200 GS/s
(連続信号、
20 ps/div.
まで)
N/A
SDA 11000
11GHz/2Ch 6GHz/4Ch
40 GS/s
on 2 or
N/A
20 GS/s
on 4, 2,
1 Ch
200 GS/s
(連続信号、
20 ps/div.
まで)
SDA 9000
9GHz/2Ch
6GHz/4Ch
40 GS/s
on 2 or
20 GS/s
on 4, 2,
1 Ch
N/A
200 GS/s
(連続信号、
20 ps/div.
まで)
150,000 waveforms / second
6 µs
1 Ch
1 Ch
4 Ch
2 Ch
4 Ch
2 Ch
4 Ch
2 Ch
4 Ch
60 M
40 M
20 M
40 M
20 M
40 M
20 M
40 M
20 M
150 M
100 M
50 M
100 M
50 M
100 M
50 M
100 M
50 M
捕捉時の演算処理
アベレージング
分解能向上演算 (ERES)
エンベロープ (Extrema)
加算アベレージング:最高100万スイープ、連続アベレージング:最高100万スイープ
8.5 ビットから11ビットまで(0.5ビットごとに設定)
エンベロープ、フロア、ルーフ (最高100万スイープ)
トリガ・システム
モード
トリガ・ソース*
カップリング
プリ・トリガ遅延
ポスト・トリガ遅延
ホールドオフ(時間またはイベント単位)
内部トリガ・レンジ
トリガ感度
エッジ・トリガ (Ch 1-4)
Normal, Auto, Single, Stop
任意の入力チャンネル、外部、外部X10、外部%10、電源ライン:スロープとレベル設定可能 (外部トリガを除く)
DC
メモリサイズの 0-100%(1%単位で調整可能)
0-10,000 divisions または 86400秒 (どちらか小さい方)
2 ns から 20 s または 1 から 99,999,999 イベント
センターから±5 div
3 div @ ≤ 5 GHz,
2 div @ < 4 GHz,
1.2 div @ < 3 GHz (typical)
Ex外部トリガ感度
エッジ・トリガ
300 mV @ ≤ 5 GHz,
200 mV @ < 4 GHz,
120 mV < 3 GHz (typical)
最大トリガ周波数
SMART トリガ™
外部トリガ入力レンジ
750 MHz @ ≤ 10 mV
Aux (±0.4 V); Aux X10 (±0.04 V); Aux/10 (±4 V)
基本トリガ機能
エッジ/スロープ/ライン
信号がスロープおよびレベル条件に適合した場合にトリガ
SMART トリガ™
ステート(エッジ)・クオリファイ・トリガ
他のチャンネルへの入力信号に、定義したステートあるいはエッジが発生した時だけ、任意の他のチャンネルでトリガ
ソース信号とのディレイ時間は時間あるいはイベントで指定可能
ドロップアウト
パターン
2ns
から 20s
の間で指定した時間以上に電圧がドロップアウトし続けるとトリガ
5つの入力信号のAND、NAND、OR、 NOR の組み合わせでトリガ (4 チャンネルと 外部トリガ入力)
それぞれの入力は、High、Low、Don't Care に指定可能。High レベルと Low レベルは独立して指定可能
指定したパターンの初めまたは終わりでトリガ
*高周波数帯域のモードでは、アクティブでないチャンネルをトリガに指定することはできません。 (9 GHz, 13 GHz, 11 GHz, or 18 GHz)
15
Specifications
SDA 18000
SDA 13000
SDA 11000
SDA 9000
SMART トリガ
エクスクルージョン・トリガ
グリッチ
信号またはパターン幅
信号またはパターン・インターバル
ポジティブまたはネガティブ・スロープのグリッチでトリガ。パルス幅は 600ps から 20s の間で指定可能 (または突発現象)
ポジティブまたはネガティブ・スロープのパルス幅でトリガ。パルス幅は 600ps から 20s の間で指定可能 (または突発現象)
2s から 20s までのパターン・インターバルでトリガ
設定の保存
フロントパネルと機器の設定
6つのバッテリ・バックアップ・メモリ または 内部のHDDまたは、USBポート経由の外部メモリ.
電源の仕様
電圧
最大消費電力
100 - 120VAC ±10% 、50/60/400 Hz : 200 - 240 VAC ±10% 、50/60 Hz (自動電源電圧認識)
800 VA (800 W)
環境
使用温度(動作時)
+5度C から +40度C (CD-ROM ドライブ含む)
設置温度(非動作時)
湿度(動作時)
湿度(非動作時)
-20度C から +60度C
+30度C までは 5% - 80% (相対湿度 結露しないこと): +40度C では上限は25%(相対湿度)まで低下します。
5%
- 95%
(相対湿度 結露しないこと : MIL-PRF-28800F)
物理的寸法
物理的サイズ( 高さ x 幅 x 奥行き)
質量
出荷質量
310mm x 447mm x 500mm : 12.2 x 17.6 x 19.7 インチ (足は含まず)
27kg : 59lbs
36kg : 80lbs
安全規格
CE準拠、ULおよび cUL、EN61326(EMC用);EN61010、UL 61010B-1、CSA C22.2 No.1010.1 (安全性)に準
拠
保証期間とサービス
1年 : 1年毎のキャリブレーションをお薦めします。
オプションで、保証期間の延長、アップグレード、キャリブレーションが受けられます。
16
標準装備
高度なシリアル・データ解析ツール
パス/フェイル・テスト(合否テスト)
アイパターン
ビット・レート
パターン検出
Tx 密度
マスク侵害の検出
アイ振幅
アイ・タイミング
アイ交差
消光比
平均電力
クロック・リカバリ
標準的なPLL設定
(FC GOLDEN, PCI Express,
DVI, Custom)
独自のフィルタ設定
ポールの数
カットオフ周波数
ダンピング・ファクタ
ジッタ解析
ジッタ・ウィザード
エッジ-リファレンス(データ-クロック)
エッジ-エッジ(データ-データ)
Conventional
Effective
MJSQ
波
Basic(Tj, Rj, Dj)
Djブレークダウン(DDj, Pj, DCD)
Advanced(peak-peakとrms)
TIEジッタ
ビット・シーケンス・トラッキング
によるISIプロット
ビット・パターン表示による同
期Nサイクル・プロット
バスタブ・カーブ
ジッタ・ヒストグラム
ジッタのフィルタリング
周期性ジッタ(Pj) とピーク周
数の表示
TIEクロック・ジッタ
周期性ジッタ
半周期ジッタ
サイクル間ジッタ
パス/フェイル・テスト(合否テスト)は、選択可能なパラメータ制限
値または事前に定義したマスクに対して、複数のパラメータを同時にテ
ストするものです。パス(合格)またはフェイル(不合格)の結果に基
づいて、さまざまなアクション(ローカル・ファイルまたはネットワー
ク・ファイルに文書を保存する、不合格時の画像を電子メールで送信す
る、波形を保存する、フロントパネルの補助BNC出力からパルスを送信
する、[GPIBオプションがインストールされている場合は] GPIBPSRQ
を送信する等)を開始することができます。
8B/10B
オプション
アドバンスド・カスタマイゼイション・パッケージ(XDEV)
XDEVパッケージには、ユーザー独自のニーズに合わせてオシロスコー
プの機能をカスタマイズするツールが含まれています。XDEVによって
提供される追加機能は下記のとおりです。
●
演算ツール
最大4つの演算機能のトレース(F1∼F4)を表示します。使いやすい
グラフィカル・インタフェースによって、各機能トレースについて2つ
までの操作を簡単に設定できます。また、複数の機能トレースを結合して、
絶対値
自己相関関数
アベレージ(加算)
アベレージ(連続)
三次補間関数
微分
スキュー補正
(再サンプリング)
差(-)
分解能改善演算
(最大11ビット[垂直軸])
エンベロープ
べき数(底e)
べき数(底10)
高速フーリエ変換
逆数
(FFT)− 電力スペ
クトル、振幅、位相、 再スケーリング
(単位変換)
最高25 Mポイント
切り上げ
切り捨て
(sinx)/x
ヒストグラム
(20億個のイベント) 間引き(Sparse)関数
積分
平方積
反転(Invert)
平方根
対数(ln)
加算(+)
対数(log10)
トラック・グラフ
パラメータ演算
傾向線
(2つの異なるパラメ
(データログ)−
ータの+,-,*,/)
100万イベントの
トレンド
乗算(x)
除算(/)
ズーム(同一波形)
連続的な演算を実行することもできます。
測定ツール
8個のパラメータを統計データ(平均値、最大値、最小値、標準偏差)
と共に示します。Histiconsはパラメータおよび波形特性の高速なダイ
@level)
振幅
ラスト・ポイント
ナミック・ビューを提供します。
面積
level@x(xでのレベル)RMS
標準偏差
ベース
最大値
top
周期
平均値
width
遅延
中央値
D 遅延
最小値
time@minimum
デューティ・サイクル 狭周波数帯電力測定
(min.)
(衝撃係数)
ポイント数
time@maximum
持続時間
+ オーバーシュート
(max.)
立ち下がり時間
- オーバーシュート
D time@level
(90-10%,80-20% ピーク・ツー・ピーク D time@level(トリガ
@level)
周期
からの)
周波数
位相
x@max
ファースト・ポイント 立ち上がり時間
x@min
ヒストグラムのパラメータ (10-90%,20-80%
プロトコル・デコーディング
8B/10Bエンコードされたシリアル・データ波形から最大4トレース同
時にシンボル値にデコード表示します。この機能により、プロトコル・
イベントをすばやく物理層の波形データと関連付けることができます。
この機能は8B/10Bエンコードされたデータ信号であれば、最大
6.25Gbpsまでデコードすることができます。
●
●
●
他社製ソフトウェア・パッケージを使用して、ユーザー独自の測定パ
ラメータや演算関数を作成し、その結果をオシロスコープに表示する
機能。使用可能な他社製ソフトウェア・パッケージは次のとおり。
– VBScript
– MATLAB
– Excel
– Mathcad
CustomDSO:オシロスコープのダイアログボックスに独自のユーザー・
インタフェースを追加可能
VBPScriptファイルを実行するためのマクロキーを追加可能
プラグインのサポート
シリアル・データ・コンプライアンス・テスト・パッケージ
●
●
●
●
●
●
●
●
QPHY-ENET - Ethernetテスト・ソフトウェア・パッケージ
QPHY-USB - USB 2.0適合性テスト・ソフトウェア・パッケージ
QPHY-SATA - SATA Gen1/Gen2ソリューション解析ソフトウェア・
パッケージ
QPHY-FBDIMM - FB-DIMMソリューション解析ソフトウェア・パッケージ
QPHY-HDMI - HDMI コンプライアンス・テスト・ソフロウエア
QPHY-PCIE-G2 - Gen1/Gen2用のPCI Express開発/コンプライア
ンス・ソフトウエア
QPHY-SAS - SAS I/IIリューション解析ソフトウェア・パッケージ
QPHY-UWB - UWBテスト・ソリューション・ソフトウエア・パッケージ
LeCroy M1タイミング・ツール
SDAでは、データの捕捉、クロックとシリアル・データのジッタの計
算・表示・解析が実行されます。示差/交差ポイント測定などの広範な
測定ツールが用意されています。ジッタ表示ツールには、線グラフ、ヒ
ストグラム、ジッタ・スペクトル、テキスト、アイパターンなどがあり
ます。これらのツールはベーシック版とアドバンス版の両方で利用でき
ます。
LeCroy M1/ADV-1 LeCroy M1 Timing Tool
(アドバンス、1オシロスコープ対応)
LeCroy M1/ADV-4 LeCroy M1 Timing Tool
(アドバンス、4オシロスコープ対応)
LeCroy M1/BASIC LeCroy M1 Timing Tool(ベーシック)
17
Ordering Information
シリアル・データ・アナライザ
ハードウエア&ソフトウエア・オプション
SDA 18000
18GHz, 60GS/s, 60Mポイント(1Ch)
6GHz, 20GS/s, 20Mポイント/Ch(4Ch)
MS-32-DSA
SDA 13000
13GHz, 40GS/s, 40Mポイント(2Ch)
6GHz, 20GS/s, 20Mポイント(4Ch)
ハードウェア・オプション&アクセサリ
SDA 11000
11GHz, 40GS/s, 40Mポイント(2Ch)
6GHz, 20GS/s, 20Mポイント(4Ch)
ENET-2CAB-SMA018 2x18インチ SMA-SMAケーブル
SDA 9000
9GHz, 40GS/s, 40Mポイント/Ch (2Ch)
6GHz, 20GS/s, 20Mポイント/Ch(4Ch)
SDA-TPS
40GHz トリガ・プリスケーラ
AP-1M
1MΩアダプタ(PP005A パッシブ・プローブ付)
標準装備品
32チャンネルデジタル入力オプション(外付け)
ENET-2CAB-SMA036 2x36インチ SMA-SMAケーブル
ENET-2ADA-BNCSMA 2xBNC-SMA アダプタ
GPIB-1
IEEE-488 GPIB インターフェース・カード
LPA-K
ProLink アダプタ,Type K;1個(SDA 18000のみ)
DMD-1
LPA-SMA
ProLink アダプタ,SMA;4 個(SDA 18000は3個)
KYBD-1
USB キーボード
LPA-BNC
ProLink アダプタ,BNC;2個
LPA-BNC
ProLink-BNC アダプタ;1個
CD-ROM(オペレータズ・マニュアル、リモート制御マニュアルオートメーシ
ョン・マニュアル、ソフトウエア・オペレーション・マニュアル)CD-ROM
(ユーティリティ・ソフトウエア、ノートン・アンチ・ウイルス・ソフトウエア
(1年間保証付)、CD-ROM ドライブUSB 仕様、3ボタン搭載、光マウス標準
搭載ポート;10/100Base-T イーサネット、パラレル、SVGA ビデオ出力、
PowerMac G4/QS、USB 2.0、電源ケーブル(各国向け使用のもの)フロン
ト・カバーキャリブレーション、パフォーマンス保証書、3年間の保証
メモリ・オプション
SDA 18000:
SDA18-XL
150Mポイント/18GHz, 100Mポイント/11GHz,
50Mポイント/4Ch
SDA 13000:
SDA13-XL
100Mポイント/13GHz, 50Mポイント/4Ch
SDA 11000:
SDA11-XL
100Mポイント/11GHz, 50Mポイント/4Ch
SDA 9000:
SDA9-XL
100Mポイント/9GHz, 50Mポイント/4Ch
コンプライアンス試験対応ソフトウエア QPHY-ENET*
イーサネット用コンプライアンス試験ソフトウエア
QPHY-USB**
USB 用コンプライアンス試験ソフトウエア QPHY-HDMI
FB-DIMM 用解析、コンプライアンス試験ソフトウエア
(SDA 13000/SDA 11000/SDA 9000のみ)
HDMI用コンプライアンス試験ソフトウエア QPHY-PCIE
PCI Express Gen1&Gen2用解析、コンプライアンス試験用ソフトウエア
SDA-SAS
SAS 用コンプライアンス試験ソフトウエア QPHY-SATA
QPHY-UWB
SATA Gen1/Gen2用解析、コンプライアンス試験ソフトウエア
UWB 用コンプライアンス試験ソフトウエア 特定アプリケーション向け 試験、解析用ソフトウエア AORM
DDM2
アドバンスト光記録計測ソフトウエア・パッケージ
ディスク・ドライブ計測ソフトウエア
アドバンスト解析、WaveShape解析ソフトウエア
DFP2
デジタル・フィルター解析パッケージ
XDEV
アドバンスト・カスタマイズ・パッケージ
XWEB
プロセッシング・ウェブ・エディター
EYEDR
LPA-BNC-KIT
ProLink-BNC アダプタ 4個セット(ケース付)
LPA-SMA
ProLink-SMA アダプタ
LPA-SMA-KIT
SMA-ProLink アダプタ 4個セット(ケース付)
LPA-K
ProLink-Type‘K’アダプタ;1個
OC1024
オシロスコープ専用台車(荷台と引き出し付)
OC1021
オシロスコープ専用台車
WM-RHD
リムーバブルHDDパッケージ
WM-RHD-02
リムーバブルHDD 追加
SDA11-TC1
トランジット・ケース(ハード)
コンプライアンス試験用テスト・フィクスチャ
ソフトウエア・オプション
SDA-FBDIMM
デユアル・モニタ・ディスプレイ用アダプタ
アイ・ドクター(バーチャル・プローブ&イコラーザ・エミュレーション)
EYEDR-VP
バーチャル・プローブ・ソフトウエア
EYEDR-EQ
レシーバ・イコライザ・エミュレーション・ソフトウエア
* TF-ENET-B が必要です。** TF-USB-B が必要です。
TF-HDMI
HDMIテスト・フィクスチャ・セット(TPA-P-SE, TPA-P-DI)
TF-ENET-B*
10/100/1000Base-T コンプライアンス試験テスト・フィクスチャ
TF-USB-B
USB 2.0 コンプライアンス試験テスト・フィクスチャ
TF-ET
テレコム・アダプタ・キット (100ΩBal., 120ΩBal., 75 Ωunbal)
TF-SATA
Serial ATA テスト・フィクスチャ (SMAケーブル2本付)
*ENET-2CAB-SMA018を含む
プローブとアクセサリ
DA18000
18GHz 差動アンプ (SDA 18000のみ)
D13000PS
13GHz 差動プローブ・システム
D11000PS
11GHz 差動プローブ・システム
D600A-AT*
WaveLink 7.5GHz, 可変チップモジュール
D600ST*
WaveLink 7GHz, 可変チップモジュール
D350ST*
WaveLink 4GHz, 5V 可変チップモジュール
D500PT*
WaveLink 6GHz, ポジショナー・マウンテッド・モジュール
WL-Plink
WaveLink 差動プローブ本体(ProLink用)
AP034
1GHz アクティブ差動プローブ (÷1, ÷10, ÷20)
PP066
7.5GHz 低容量パッシブ・プローブ (÷10, 1kΩ; ÷20, 500Ω)
HFP2500
2.5GHz 0.7 pF アクティブ・プローブ(÷10)
TF-DSQ
プローブ・デスキュー&キャリブレーション用テスト・フクスチャ
EZ PROBE
Cascade Microtech 社製 EZ-Probe ポジショナ
*別途プローブ・チップ・モジュールが必要です。
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