...

平成25年度 第29回秋田県公立小中学校事務研究大会 記録集

by user

on
Category: Documents
1

views

Report

Comments

Transcript

平成25年度 第29回秋田県公立小中学校事務研究大会 記録集
- 目
次 -
研究大会要項 ……………………………………………………………………
1
開 会 式 ………………………………………………………………………
2
講義・演習 ………………………………………………………………………
3
全 体 会 ………………………………………………………………………
11
分科会
《第 1 分科会》 本荘由利支部 ……………………………………………
38
《第2分科会》 湯沢雄勝支部 ……………………………………………
56
研 究 大 会 要 項
研
究 大 会 要 項
1
テーマ
『実践と協働を通し、子どもの豊かな育ちを支援する学校事務』
~共同実施元年
2
目
的
チームで問題解決!~
学校事務に関しての諸問題を討議し、学校事務職員としての専門知識を深め、実践を
通して学校教育の向上発展に寄与する。
3
期
日
平成25年10月25日(金)
4
会
場
秋田市
秋田ビューホテル
秋田市中通2-6-1
TEL018-832-1111
◇交通アクセス◇
鉄道:JR秋田駅下車西口より徒歩3分
自家用車:秋田自動車道秋田中央インターより10分
5
日
程
9:40
受
10:20
付
10:50
開会式
12:20
13:05
講義・演習 昼食休憩
14:35 14:45
全体会
移動
16:15 16:25
分科会
閉会式
※分科会ごとに閉会式を行う
6
参加者
小・中・高・特別支援学校事務担当者
教育委員会事務担当者
7
講義・演習
「事務職員の役立ち方」
講師
国立教育政策研究所初等中等教育研究部
総括研究官
8
教育関係者
藤原
文雄
全体会(パネルディスカッション+演習)
テーマ
氏
秋田県公立小中学校事務職員研究協議会研究部担当
『チームで問題解決!』
コーディネーター
藤原
文雄
氏
(講義・演習講師)
パ ネ リ ス ト
阿部
貴子
氏
(全事研研究開発部長:岩手県盛岡市立見前中学校)
パ ネ リ ス ト
髙野
浩
氏
(にかほ市教育委員会学校教育課長)
― 1 ―
- 1 -
開
開会
会式
式
開 会 式
開
開式
式通
通告
告
挨
挨拶
拶
保
保坂
坂実
実行
行委
委員
員長
長
挨
挨拶
拶
粟
粟津
津秋
秋田
田県
県教
教育
育委
委員
員会
会教
教育
育次
次長
長
挨
挨拶
拶
(
(秋
秋田
田県
県教
教育
育委
委員
員会
会教
教育
育長
長代
代理
理)
)
表
表彰
彰者
者代
代表
表挨
挨拶
拶
茂
茂野
野会
会長
長
伊
伊藤
藤秋
秋田
田県
県小
小・
・中
中学
学校
校長
長会
会副
副会
会長
長
(
(秋
秋田
田県
県小
小・
・中
中学
学校
校長
長会
会長
長代
代理
理)
)
大
大石
石前
前会
会長
長
会
会場
場全
全景
景
― 2 ―
- 2
2 -
講義・演習
テーマ
講
師
『事務職員の役立ち方』
国立教育政策研究所初等中等教育研究部
総括研究官 藤原 文雄
氏
~プロフィール~
主要職歴
平成11年11月
平成13年 4月
平成20年 4月
平成21年 4月
平成22年 1月
静岡大学教育学部附属教育実践総合センター・講師
静岡大学教育学部附属教育実践総合センター・助教授
静岡大学教育学部附属教育実践総合センター・准教授
静岡大学大学院教育学研究科・准教授
現職
主要著書
「学校事務職員という仕事・生き方」
(学事出版 平成24年3月)
「学びの環境デザイナーとしての学校事務職員-教職協働で学びの質を高める-」
(学事出版 平成23年8月)
「学校組織調査法-デザイン・方法・技法」
(学事出版 平成22年8月)
「学校事務の共同実施-ケース・スタディーで学ぶその課題と展望-」
(学事出版 平成20年8月)
「教職員理解が学校経営力を高める-学校で働く人たちのチームワークをどう活かすか-」
(学事出版 平成19年8月)
― 3 ―
- 3 -
講義・演習
― 4 ―
講義・演習 講義・演 習 『『事務職員の役立ち方』
事務職員の役立ち方』
国 立 教 育 政国立教育政策研究所初等中等教育研究部 策研究所初等中等教育研究部
総括
研 究 官 藤 原 文 雄 氏 藤原 文雄 氏
総括研究官 1.はじめに
秋 田 県 も こ れ ま で 学 校 事務 の 共 同 実 施 に つ い て い ろ い ろ 取 り 組 み を さ れ て い ま す け れ ど
も 、 今 年 度 か ら 新 た に チ ーム で 仕 事 を し て い こ う と 着 手 す る 、 非 常 に 画 期 的 な 年 で あ る と
お 聞 き し て お り ま す 。 事 務職 員 が ど う い う 風 に 役 立 つ こ と が で き る の か を 考 え 、 イ メ ー ジ
する ことがス タートポ イン トと言え ます。
共 同 実 施 に お い て 給 与 ・旅 費 の チ ェ ッ ク と か 、 事 務 便 り の 発 行 ば か り と い う 話 を 耳 に す
る と 、 普 段 一 人 で や っ て いる 仕 事 が そ の 程 度 で は な い の か と 問 い 返 し た く な り ま す 。 自 分
で 企 画 プ レ ゼ ン す る 機 会 の少 な い 若 手 が 、 事 務 便 り の 発 行 に 熱 中 す る の は 経 験 と し て 認 め
ま し ょ う 。 け れ ど も 、 1 0年 2 0 年 経 過 の 人 が そ こ に 熱 中 し て い る と 、 他 に や り た い 仕 事
はな いのか心 配になり ます 。
個 々 の 力 を 絡 み 合 わ せ てチ ー ム の 力 を 出 す の が チ ー ム プ レ イ で あ り 、 一 人 一 人 の 個 が 優
秀 か つ 強 み が あ れ ば 、 必 ずい い チ ー ム プ レ イ が で き る 筈 で す 。 先 ず こ れ を 認 識 し な く て は
な り ま せ ん 。 例 え ば 、 マ ンガ の ワ ン ピ ー ス の 話 で 大 事 な の は 、 メ ン バ ー に な る に は か な り
の す ご い 経 験 と 力 が な い とチ ー ム に 入 れ て な い と い う こ と な の で す 。 一 人 一 人 弱 み も 欠 点
は あ り ま す が 、 ゆ る ぎ な い自 負 も あ る 。 そ う い う 強 み が あ る か ら ワ ン ピ ー ス は 成 立 し て い
る 。 そ れ と 同 じ で 事 務 職 員も チ ー ム を 組 む 以 上 、 一 人 一 人 の 皆 さ ん が 、 ど れ だ け の 力 を 持
って いるか、 実践でど うい うことを してい るか 、問 い返 すことか ら始まりま す。
2.授業への貢献
こ の ミ シ ン の 授 業 の 写 真は 事 務 職 員 の 役 立 ち 方 を 1 枚 で 表 し て い る も の で す 。 ミ シ ン の
授 業 は 今 ど の 学 校 で も 難 し く な って お り ま し て 、 そ の 原 因 に は 、 ミ シ ン が 無 い 家 庭 が 多 く
子 ど もが 初 めて 出 会う メ カで あ るこ と 、 不 具合 が 生じ やす い など が あ りま す。
い ろ い ろ な 子 ど も が い る中 で 、 実 技 教 科 で す の で 作 品 を 完 成 し な い と い け ま せ ん 。 こ の
映 っ て い る 二 人 は 地 域 の 人で す 。 岡 山 の 学 校 地 域 支 援 本 部 事 業 の 指 定 を 受 け 、 地 域 と と も
に あ る 学 校 づ く り を 進 め てい る 学 校 の 一 つ で す 。 政 権 が 変 わ ろ う と 日 本 の 学 校 の 特 色 が 地
域 と の 連 携 に よ っ て 教 育 活動 を 展 開 し て い く 、 こ れ は 日 本 が 世 界 に 誇 れ る 所 で も あ り 、 一
方で 先生達の 忙しさの 原因 の一つで もあり ます 。
学 校 教 育 と は 、 教 師 の 人間 と し て の 魅 力 を 大 事 に し て ほ し い と い う 願 い の も と 、 先 生 と
子 ど も の 心 の ふ れ あ い ・ 相互 作 用 に 行 き つ く と 考 え ま す 。 授 業 の 質 に と っ て 先 生 の 力 が 大
事 で あ る の は も ち ろ ん の こ と 、 授業 を 良 く す る た め に は い ろ い ろ な 職 員 の 働 き 方 が 合 力 と
な り ま す 。 共 同 実 施 に か かわ ら ず 、 皆 さ ん が 学 校 に い る 以 上 、 こ の ミ シ ン の 授 業 の 質 を 上
げ ら れ ま す と 言 い き れ な けれ ば 学 校 に い る 意 味 は な い と い う こ と で す 。 皆 さ ん は こ の ミ シ
ンの 単元が成 立するた めに 、どんな仕 事をするこ とによっ て質を上 げることが できます か。
一人 3つ以上 答えられ るよ う検討し てくだ さい 。
― 5 ―
- 5 -
( 藤嶋)
①ミシン の動 作確認の 点検実 施
②台 数を 確認
③ 消耗品の在 庫確認
教 材 整 備 ( お 金 ) と い う切 り 口 で 貢 献 で き る と い う 大 事 な 観 点 で す 。 学 習 指 導 要 領 が 変
わ る 際 、 新 た に 必 要 に な る教 材 を リ ス ト ア ッ プ し 、 地 教 委 に 交 渉 し て 整 備 し て い く 形 で も
役 に 立 て る 筈 で す 。 今 回 、中 学 校 で 武 道 必 修 化 と な り ま し た が 、 ど う い う ア ン テ ナ が 立 つ
かが 問われま す。事務 職員 として何 をやら ない とい けな いと思い ますか。
(西川)
畳が足りているか。柔道着は個人持ちなのか又は学校所有の場合は数が足り
るか。
( 弘前市) 柔道着の クリ ーニング 代を毎 年ど う捻 出す るか。
( 吉田)
寒い時期 であ れば、燃 料費の 確保 が必 要。
暖 房 代 を ど う 節 約 し な がら 子 ど も の 活 動 を 保 障 し て い く の か 、 寒 い 地 域 で は 大 事 で す 。
( 佐 々 木 ) 体 育 教 師 が 柔 道 を 得意 と す る か 。 苦 手 と す れ ば 県 の 柔 道 専 門 派 遣 事 業 を 活
用する方 法も ある。
教 材整備だ けではな く、安全とい う違う アン テナが立 っています 。危険回 避ばかりで は、
学 校 教 育 活 動 は 成 立 し ま せん 。 学 校 は 危 険 承 知 で 乗 り 出 す 船 と 言 え ま す 。 柔 道 ・ 武 道 を 必
修 化 す る に あ た っ て 、 そ こに は 学 校 事 務 の 懸 念 が 非 常 に あ り ま す 。 行 政 職 員 と し て 、 校 長
の 責 任 の 重 さ を 鑑 み 、 国 か ら の 通 知 を 見 て 危 機 管 理 =安 全 の ア ン テ ナ を 立 て ら れ る 事 務 職
員か 否かで仕 事の質が 違っ てきます 。再び ミシ ンの 授業 では、何 を貢献しま すか。
( 鈴木 )
① ミ シン の 動作 確 認と 消耗 品の補充
②支援 してくれる 人が足り るか
③謝礼の 予算 化
予 算の他に 、もう一 つ今 度は地域 との接 点、 渉外
とい うアンテ ナが立っ てい ます。こ の学校 では 事務
職員 がホーム ページを 作成 しPRし ていま す。 この
写真 の撮り方 はどこを 工夫 している でしょ う。
( 灰田)
子どもの 顔が 特定でき ないよ うに して い
る。外部 講師 (地域の 人)が きち んと 映る ようにし ている。
写 真 1 枚 に し て も 、 多 様な 子 ど も の 事 情 を 考 え な が ら 、 ど う 子 ど も の 安 全 を 守 り 、 保 護
者 と の 連 携 を し て い く べ きで し ょ う か 。 更 に ホ ー ム ペ ー ジ の 改 訂 や ビ デ オ 編 集 な ど の 情 報
管 理 ス キ ル を も っ た 事 務 職員 で あ れ ば 活 躍 の 場 が 広 が り ま す 。 こ の 学 校 の 事 務 職 員 は 、 特
別 支 援 に 関 わ る 保 護 者 ・ 先生 た ち が 困 っ て い る こ と に 気 付 き 、 特 別 支 援 学 校 の 先 生 を 招 聘
し た 研 修 会 の 企 画 に も 取 り組 ん で い る 3 0 歳 く ら い の 人 で す 。 こ の よ う に 皆 さ ん も い ろ い
ろな 切り口か ら授業の 質を 上げられ るので す。
― 6 ―
- 6 -
3.21世紀型スキル
(1) 基礎 的領域
職 業 人 と は 全 体 像 の 中の 自 分 た ち は 何 を や っ て い る の か 認 識 し な が ら 仕 事 を し な い と
無 駄 が 発 生 す る こ と に なり ま す 。 事 務 職 員 の 役 立 ち 方 を 大 き く 区 分 す る と 7 つ 挙 げ ら れ
ま す。
1.戦略
こうい う学 校づくり をした い、 校長 先生 に提案す ることもで きます。
2.危機 管理
4.財務管理
3. 渉外
前 段のと おり 、こ のア ンテナを 意識してい ますか。
不正防止のため、契約・納品・支出の3段階において牽制システムを
構 築 し な け れ ば 抜 き が で き て し ま いま す 。 何 度 も 電 話 を か け て く る 地 域 住 民 ・ 保
護者に対して心情を推量し訴訟まで見越したうえで、職員を守らなければなりま
せん 。
5.人事 服務
地 域と の連携に 絡み法 的知 識と 共に 、職員の 服務管理も 必要です 。
6.施設管理
職業人というのは、自分で一から考えてオリジナリティを発揮するよ
りも他で研究し尽くしているデータ・資料を使って積み上げて、目の前の子ども
を幸せにする方が大事なのです。湯沢雄勝地区は文部科学省のホームページを活
用し、分かりやすくまとめている点でパクリ上手というアイデンティティを持っ
ても らいたい 。
7.情報管理
湯沢雄勝地区のマニュアルを使い切る、改訂するところまで先を見通
した仕組みを作れなかった点は反省すべき事柄です。けれども、自分一人では問
題解決できないことをチームで問題解決している、これが共同実施です。湯沢雄
勝・ 本荘由利 2地 区とも共 同実施 が始 まっ てい るといえ ます。
7分野を これまで 意識 してきた か、1 分間 内省 し得 意不得意 を分類して ください 。
(相馬)
得意‥ 財務 管理
不得意 ‥渉 外
(藤原)
得意‥ 財務 管理
不得意 ‥戦 略
半 田 さ ん は も し 共 同 実施 の 事 務 長 に な っ た と し た ら 、 二 人 の 強 み と 弱 み を 活 か し て ど
う 育てて活 躍の場面 を作 り事務室 を経営 した いか 抱負 を述べて ください。
(半田)
事務長 とし て企画・ 渉外関 係を 担当 し、 財務関係 は二人にお 任せする 。
渉 外 と 戦 略 が 苦 手 な とき 、 得 意 の 財 務 を 任 せ る と い う 戦 略 で す 。 戦 略 が 弱 い の で あ れ
ば 、 例 え ば 、 校 長 と の 打合 せ に 同 席 し て も ら い そ の 場 で 見 せ る 、 職 員 会 議 の 資 料 を 作 成
さ せ る な ど で 育 て る 。 共同 実 施 の リ ー ダ ー で あ る 以 上 、 自 分 自 身 が 7 領 域 を 伸 ば し て い
き な が ら 、 そ れ ぞ れ の 年代 に 応 じ た 得 意 技 と 発 達 課 題 を 見 て い く 必 要 が あ り ま す 。 中 学
校 区 に 事 務 長 が 一 人 い れば 、 地 域 の ま な ざ し が 変 わ り ま す 。 キ ャ リ ア 段 階 に 応 じ た ジ ャ
ン プアップ ができれ ば、 全員で秋 田県の 教育 に貢 献で きるよう になります 。
共 同 実 施 が 学 校 経 営 に役 に 立 つ 、 そ の た め に は 皆 さ ん 自 身 が こ の 7 領 域 に ど こ ま で 食
い 込 ん で い る か 問 わ れ ます 。 ま た 、 管 理 職 の 意 識 も 変 わ ら な け れ ば 共 同 実 施 は 進 み ま せ
― 7 ―
- 7 -
ん 。 長 い 目 で 見 た 時 に 地域 の 教 育 が 良 く な る 、 役 立 ち 方 が バ ー ジ ョ ン ア ッ プ す る 共 同 実
施 と事務職 員のあり 方を 構想して ほしい と思 いま す。
(2 )思考力の向 上
良 い 仕 事 を し て い る 人は 、 学 校 教 育 目 標 を 把 握 し て い ま す 。 理 解 さ れ る の を 待 つ の で
は な く 、 自 分 が 事 務 職 員と し て や り た い ゴ ー ル に 向 け て 教 委 ・ 校 長 を 巻 き 込 め ば い い で
は あ り ま せ ん か 。 学 校 経営 の 一 助 と な り な が ら 、 そ の 中 で 結 果 と し て 信 頼 を 得 て い け ば
良 い の で す 。 校 長 の 1 日の 仕 事 の 半 分 以 上 は コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン で あ り 、 雑 談 を 通 し て
一 人 一 人 の 個 性 ・ 持 ち 味・ 願 望 ・ 欲 望 を 知 り 、 立 ち 位 置 を シ ミ ュ レ ー シ ョ ン し て い る の
で す。
他 の 市 は ど う か と 比 較で き る か 、 図 を 書 い て み た ら と い う 具 象 化 の 観 点 が あ る か 、 も
っ と 良 い 方 法 が な い か と拡 張 思 考 が で き る か 、 こ れ ら を 備 え な け れ ば 良 い 仕 事 が で き ま
せ ん。年齢 を問わず 、次何 を学ぶこ とができる か考える 。創造 的思考力 が求められ ます。
(3 )実践力の向 上
国 と し て も 指 導 要 領 の 2 1 世 紀 型能 力 の 改 定 を 見 越 し て 、 カ リ キ ュ ラ ム の あ り 方 を 検
討 し て い ま す 。 情 報 I CT ス キ ル 、 読 ん だ り ・ 図 を 書 い た り ・ 見 る 力 を 根 本 に 、 考 え る
力 を 高 め 、 問 題 解 決 し 踏み 込 ん で い く 力 へ 、 世 の 中 に つ い て 「 何 を 知 っ て い る か 」 か ら
「 何ができ るか」と いう 方向へ世 界中が 舵取 りを 切ろ うといて います。
このよう な社会の 変化 の中で、事 務職員の実 践力も同 様に強く 必要とされ ていきま す。
理 想 と ぎ ら ぎ ら し た 野 心の 2 面 を 律 し 、 自 分 達 が 公 教 育 を 通 じ て 未 来 を 良 く し て い く と
い う責任感 がみなぎ る人 からは、 説得力 と迫 力が 伝わ ってくる ものです。
4.まとめ
共同実施は、何とかしたいという思いで発見した問題を、チームで解決する「問題解決
マ シ ー ン 」 な の で す 。 そ の意 味 で 、 備 品 活 用 や 児 童 生 徒 名 簿 の 問 題 発 見 か ら ス タ ー ト し た
に か ほ 市 の 取 り 組 み は 素 晴ら し い と 言 え ま す 。 ま た 、 知 識 と 思 考 が し っ か り で き て 踏 み 込
む力 のある事 務職員を 事務 長に登用 しても らう こと で、こ のような 解決に繋が るでしょ う。
リ ー ダ ー と は 、 個 々 の 強み を 理 解 し な が ら 役 立 つ 機 会 を 与 え 、 且 つ 学 校 の 現 状 と 課 題 、
校長 のロマン と課題を 共有 しながら 、問題 解決 に資 する 存在なの です。
規 模によっ て共同実 施は 2パター ンあり ます 。
1 . 事 務 職 員 の 知 識 ・ 時間 を 共 有 ‥ 秋 田 県 の 事 例 は こ れ に 属 し ま す 。 個 々 の 得 意 分 野 の
持ち味 を生かせ ば問 題解決能 力が上 がる 筈で す。
2 .事務職 員以外の 資源 の共有‥ 諸行事 の調 整を 行い やすい時 間的強みが あります 。
共 同 実 施 が 動 く た め に は管 理 職 の 意 識 変 革 が あ り 、 単 位 学 校 だ け で 完 結 解 決 す る の で な
く 、 ネ ッ ト ワ ー ク を 組 ん で、 全 て の 教 職 員 の 力 を 活 用 し て 学 校 を 良 く し て い く と い う 発 想
への 転換なし では進み ませ ん。
コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図り 、 困 っ て い る 先 生 ・ 校 長 ・ 地 域 の 思 い を 掴 み 、 学 校 の 事 務 職
員 と し て 解 決 し た い 問 題 を発 見 す る 力 が 先 ず 必 要 で す 。 こ れ か ら 、 自 分 の 学 校 の 学 校 教 育
・ 運 営 に 関 し て 、 解 決 す べき 課 題 は 何 か 、 内 省 し な が ら 書 い て み て く だ さ い 。 午 後 に 向 け
考え ていきま しょう。
-― 8 ―
8 -
平成25年10月25日
第29回
秋田県公立小中学校事務研究大会
ミシンの授業と財務・渉外事務
岡山県津山市立東小学校
(学校支援地域本部事業実施校)
国立教育政策研究所初等中等教育研究部
総括研究官 藤原文雄
「管理事務(School Business)」の
在り方は授業の質に影響を与える
①仕事の遂行に必要な知識・技能の向上
②学校教育目標の実現に向けた学校事務
職員の創造的思考力の向上
③学校教育目標の実現に向けた学校事務
職員の実践力の向上
• 社会や持続可能な未来への責任
• 自律的活動力
• 人間関係力
優れた学校事務職員はどのような考え方を
しているのだろうか
*学校教育目標という観点からの思考
(戦略的観点)
*シミュレーションする思考(仮定)
*他の市ではどうだろうか(比較)
*図を書いてみたらどうだろうか(具象化)
*もっと良い方法はないだろうか(拡張)
― 9 ―
学校事務改善プロセス論
学校事務職員の21世紀型能力
• 学校事務職員の職の特徴(都道府県
の制度により差異)→ ①教員(教育
専門職)が多数を占める職場に少数配
置、②数年間で移動
• 「文化葛藤・ジレンマ対処」と「時
限内成果」
• 学校の現状把握とゴール設定、信頼
蓄積(コミュニケーション)
大きな学校の一部としての学校事務
の共同実施
21世紀型能力(国研 2013年)
① 基礎力
(言語スキル、数量スキル、情報スキル)
② 思考力
(問題解決・発見・想像力、論野的・批判的
思考力、メタ認知、適応的学習力)
③ 実践力
(自立的活動力、人間関係形成力、社会参画
力、持続可能な未来づくりへの責任)
「世の中について何を知っているか」から
「世の中に対して何ができるか」という方向
への大転換
事務職員等の知識・時間を共有
• ホームページの作成が得意な事務職員、エクセ
ルを使った会計ソフトの作成が得意な事務職員
• 施設管理の得意な事務職員
• ネットワークがあり研修企画が上手な事務職員
• 人を巻き込むのが上手な事務職員
事務職員等以外の資源の共有
•
•
•
•
備品の共有化
行事の共同開催、地域行事との日程調整
小中連携の調整
事務職員が各学校のビジョンや課題把握
共同実施リーダーの役割と管理職の
意識改革
【共同実施リーダー】
事務職員の強みを理解しながら、キャリアステージを
認識しつつ、役立つ機会を与えていく。
【共同実施】
学校の現状と課題、校長のロマンや課題を共有しな
がら、問題解決に資するために学校事務がある。それ
を共同して解決するためのツール
【管理職の意識変革】
単位学校だけの完結解決ではなく、様々な学校ネッ
トワークを組んで学校教育を良くしていく、全ての教
職員の力を活用して学校を良くしていく発想が必要
― 10 ―
全
テーマ
体
会
『チームで問題解決!』
コーディネーター
藤原 文雄 氏
(国立教育政策研究所初等中等教育研究部 統括研究官
:講義・演習講師)
パネリスト
阿部
貴子 氏
(全国公立小中学校事務職員研究会研究開発部長
:岩手県盛岡市立見前中学校 事務主任)
髙野
浩
茂野
正信
氏
(にかほ市教育委員会学校教育課長)
氏
(秋田県公立小中学校事務職員研究協議会長)
― 11 ―
- 11 -
全 体 会
― 12 ―
全体会(パネルディスカッション+演習) 全体会(パネルディスカッション+演習)
『チームで問題解決!』
『チームで問題解決!』
コーディネーター
藤原文雄氏 (国立教育政策研究所初等中等教育研究部統括研究官)
コーディネーター 藤原 文雄
氏(国立教育政策研究所初等中等教育研究部統括研究官)
パネリスト 阿部貴子氏 (全国公立小中学校事務職員研究協議会研究開発部長、盛岡市立見前中学校)
パ ネ リ ス ト 阿部 貴子 氏(全国公立小中学校事務職員研究協議会研究開発部長、盛岡市立見前中学校)
髙野 浩氏 (にかほ市教育委員会学校教育課長)
パ ネパネリスト
リ ス ト 髙野 浩
氏(にかほ市教育委員会学校教育課長)
パネリスト
茂野正信氏
(秋田県公立小中学校事務職員協議会会長、出羽中学校統括事務長)
パ ネ リ ス ト 茂野 正信 氏(秋田県公立小中学校事務職員協議会会長、出羽中学校統括事務長)
(藤原)
今から1時 間半は全体 研修として 研修 を進めてい きましょう 。このあと分科会で実践に基づ
いて協議することになります。1時間半「チームで問題解決!」とうことでこの4名のチーム
で、我々持ち味を生かして頑張っていきたいと思います。
そこで、最 初に共同実 施について 3人 からまずお 話ししてい ただこうと思います。最初は阿
部さんからプレゼンを含めて情報交換、共同実施を全国でこんなふうに進めているというお話
を15分。そのあとに髙野さんから5分から15分とご希望でした。そのあとに事務研の茂野
会長のギラギラした思いを10分間お願いします。秋田県の学校事務職員を今年で退職という
ことでございますので、これまでの秋田県の在り方と秋田県全域を見ながら、これからの学校
事務の在り方の中で共同実施をどうしたいのかということを、今年退職される方の代表者とし
て茂野さんにお願いすることと致しました。ギラギラ感、満載でお願いしたいと思います。そ
のあとに演習をやってまとめという形にしたいと思います。それでは早速ではございますが阿
部さん15分間でプレゼンよろしくお願いします。
(阿部)
みなさん改 めまして、 全事研で研 究開 発部長をし ております 盛岡市立見前中学校の阿部と申
します。こんにちは。共同実施について阿部さんの意見ということで1週間前に資料をいただ
いた時には5分という時間配分だったのですが、昨日藤原先生とお電話したときに急に15分
になりまして、皆さんのお手元に全体会資料第2章というタイトルの共同実施の資料があるの
ですが、今回は時間の都合で触れることが出来ないと思いますという連絡が実行委員会さんか
らありましたので、私が考えている共同実施について5分間最初述べようと思っていたところ、
教育の質を上げる共同実施の事例を15分間プレゼンすることに昨日急遽決まりまして、慌て
てパワーポイントで作って参りました。知り合いにいろいろ資料提供してもらいながら準備し
ましたのでうまくいくかちょっと不安なところがありますが、どうぞよろしくお願いたします。
藤 原 先 生 か ら 「 笑 い を 取 れ ! 」 と 最 初 言 わ れ た の で す が 、 す み ま せ ん 、「 じ ぇ じ ぇ じ ぇ 」 と い
うつもりだったのですが、いつもどおり始まってしまいました。なんで「じぇじぇじぇ」って
言わなかったの?とあちこちで言われるのですが、あれは岩手の県北、海岸沿いの言葉になっ
ていまして、私は内陸盛岡生まれ、盛岡育ちなので、あまり馴染みがないので使うことがない
のと、そういうキャラではないので普通に始まってしまいます。
これからの 学校の方向 性を探る事 が私 たちの仕事 を考える上 では大事な事だと思います。午
前の話にもありましたけれども、地域と共にある学校づくりの推進をしていくということで教
― 13 ―
- 13 -
育振興基本計画などにも書かれておりますが、変化の激しい時代において知識基盤社会におけ
る持続可能な社会を担う人材を学校で育成していくということで地域と協働しながら子供を育
てていくことが近年特に言われております。その中で特にコミュニティスクールを推進してい
こうとか学校評価を生かした保護者地域住民との連携協働、それから東日本大震災において再
認識された価値観や地域との在り方、絆を大切にしていこうということが言われています。そ
ういう学校を作っていくための学校運営の在り方というのは、地域の人との間で目標を共有し
たり、地域の人々に学校運営に参画してもらったり、地域と保護者と一緒になって熟議・協働
・マネジメントを進めていくことが大切だろうと言われていて、そのためのしかけづくりをし
ていかなければいけないと思います。共同実施というのは、そういう地域と共にある学校作り
のしかけをしていく地区学校事務室へ転換していこうと全事研では話をしています。
今日は2つ の地区の事 例を紹介さ せて いただきた いと思いま す。みなさんにプレゼンのシー
トは残念ながらお渡し出来なかったですし、ここで紹介させていただいているお手元にある資
料も一部になっております。最初の5ページくらいが全事研が昨年度文科省の委託を受けて全
国の市町村教育委員会にアンケート調査を行って、そこから特に共同実施の先進的な取り組み
をしている市町村について抜粋して記録したものをプリントして差し上げております。最後の
3枚くらいが、今日ご紹介するうちの資料の一部にとなっております。皆さんのお手元にある
共同実施だよりのようなものがプリントしてあるのが、スクリーンに示している左側の部分に
なります。これだけ見ると午前の藤原先生のお話では
ありませんが、事務だよりに精を出している事務職員
という印象を与えてしまうのですが、もちろんこれも
大事な仕事だと思います。この中身は共同実施グルー
プの中の全学校の年度当初に購入した教材備品を地区
内にお知らせして情報を共有していますし、学校の先
生が自分の学校の教材だけではなくて他の学校ではこ
んなものを持っているとか、こういうものを活用して
いるとか、自分の知らない教材があったとか、そういう先生方の気づきにもつながる資料とな
っています。その隣のスクリーンの右側には似たような体裁の資料になっていますが、これは
今後 11 月 に 購入 したらここ に品名を載 せるということ でお話をいただいていますが、新しく
購入したものを随時紹介していくスタイルをとっているということです。
右側の事務だよりの下の方、これは備品とは関係のない中身が書いてあるのですが、学校集
金の事が書いてあります。地区内の学校で学校集金はどうあるべきかということで学校集金の
仕方の問題を洗い出して、その解決策をグループで考えて共有してグループ内でよりよい学校
財務になるように考えていくというような流れを先生方にお知らせしたというものになってい
ます。こういう表にしていくことできちんとした財務管理が出来ていくのだと思います。この
地区では各学校の学校集金の一年間の流れを集計してお知らせしているようです。可視化する
ことで仕事に対する責任感も出てきますし、先生方や管理職に対してもこのように共同実施の
中でみんなで連携しながら、チェック機能も生かしながらやっていくというのが見えるシート
になっています。これはプリントにはなっていないと思いますが、実行委員長さんにお渡しし
― 14 ―
- 14 -
ているので、あとでよろしければいただいていただければと思います。これは総合学習等で学
校が訪問する先の企業、訪問先の一覧を集計したも
のです。カテゴリ別になっていて左側から2列目に
それぞれの会社の業種・職種ごとにいろんな企業の
名前や連絡先がすべて一覧になっていてグーグルに
リンクするようになっている資料ですので、すぐそ
こで地図を検索できるという資料です。子どもの教
育というのは調べ学習も大事ですので、これを使っ
てすぐ子どもにここに行きますよということではあ
まり教育には役立たないと私はちょっと客観的に見たのですが、先生方が他の学校でどういう
ところを利用しているか、去年どこに行ったかということもソートをかけることでわかります
ので、先生方の事前準備などにはすごく役に立つ資料になっていると思いました。一覧にする
のはよく見るのですが、マップにリンクしたりソートをかけたり、更に踏み込んだ情報の整理
の仕方というのはなかなかないものだと感心してみたところでした。
これは、ま た違う視点 から課題解 決に 向かった例 ですが、学 校の先生方が事務引継をする際
にどうしたら事務引継がうまくいくかということで、分析をして共同実施の中で改善のための
提案を各グループ内の学校にしていくのですが、そ
ういったものを分析した結果になっています。事務
引継といえば管理職や事務職員の中ではよく行われ
ているのですが、皆さんの学校で先生方の引き継ぎ
はどのような形で行われているのでしょうか?私が
これまで勤務した学校ですと顔合わせ程度で終わっ
て特に問題となる事例がない限りは、4月からよろ
しくお願いしますと30分から1時間程度で終わっ
てしまう場合が多いのですが、そういった場合に起こりうる課題をきちんと整理して、学校が
4月当初からスムーズにスタートが出来るようにするためには事務引継はどうあればよいかと
いうことを事務職員の視点から整理して改善の提案をしているという例になります。
今は成田市 を紹介しま したが、も う1 つ今度は徳 島県の東み よし町のお話をさせていただき
ます。東みよし町では、本年度から全町でコミュニティスクールをスタートしておりまして、
今年立ち上げた訳ですが、町としてのコミュニティスクールの成果として4点挙げられていま
す。それから学校と地域の関係づくりについて3点挙げられています。目立つ成果としては、
地域が望む子ども像の実現、地域の教育力の向上、地域の活性力の向上、地域の礎の構築とい
うことがあります。学校と地域の関係づくりとした関係者が当事者意識を持って熟議を重ねる
こと、学校と地域の人々が協働して活動すること、学校が組織として力を発揮するためのマネ
ジメントを行っていくこと、関係づくりと成果が必ずリンクして、みよし町全体を良くしてい
くという町の方針が出来上がった訳です。これらをコーディネートしていく役割というのが、
教育長さんの方針で共同実施グループ、ここでは事務グループという名称になっていますが、
事務グループの皆さんがこの立ち上げに携わって、これから東みよし町のコミュニティスクー
― 15 ―
- 15 -
ルの運営などの事務局的な役割を行っていくところからスタートし始めています。学校運営協
議会には教育委員会・教育関係者・地域がおりますが、町内にいる6人の事務職員全員関わっ
て連絡調整と事務局的な役割を果たすということになっています。これが東みよし町のコミュ
ニティスクールの全体像を絵にしたものですが、小
さな輪6つがそれぞれ1つの連携コーディネートと
いうことで真ん中の黄色い丸の部分で各学校を繋い
でいるものがあります。そこに事務グループという
名称が入って事務職員が行っているということが明
記されています。東みよし町は徳島県の山間部の学
校ではありますけれども、とても地域を愛している
方がたくさんいて自分たちの地域をこれから益々活
性化させていくために、子供を育てていきたいんだ
という思いを持って、事務職員が地域をつなぐ役割を行っている。立ち上げに関わって事務グ
ループでNPOや地域の方々を呼んでコミュニティスクールとはどんなものかという研修会を
大学の先生を講師に呼んで行ったり、勉強会を行い、東みよし町を良くしていきましょうとス
タートさせたという状況です。
これからの学校事務ということで、これからの時代は共生・共同・共育を基盤とした新たな
学校像が必要だと考えます。共生・共同・共育というのはこれからの社会でも必要だと言われ
ていますのでそれらを担っていく子どもを作っていく学校に必要なキーワードだと思います。
それを基盤とした学校経営を地域学校経営と全事研では呼んでいます。地域学校経営を担って
いく役割が地区学校事務室ということで共同実施を地区学校事務室に発展させて地域学校と地
域を繋いでいく役割がこれから学校事務に求められているというところを全事研では目指して
いますし、今紹介した2つのグループはもう既に実践をされているというような紹介をさせて
いただきました。私からの事例の紹介は終わらせていただきます。
(藤原)
阿部さんあ りがとうご ざいました 。全 事研という 立場での発 表ということでしたが、全事研
の共同実施の話し合いが熟れていない、難しい。IR・ネットワークマネージメントなど横文
字が多いのが特徴でそういう意味で私もよくわからない。例えば何なのだというところをもう
少し具現化している最中だと思います。ここ数年間でだんだんわかりやすくなってきたと思い
ます。今日2つの事例が出ていたのが、まず 1 つは成田市の発表だったと思います。成田市
は資料があるので成田市のP16、P17をみてください。組織マネジメント研修を受けた人
はいますか?その方ならこの表が何を意味するのかがわかるはずです。これは、共同実施を進
めていく際にはいろんなチーム・学校とか事務職員の課題を整理してこれを優先的に着手する
とか、こういう手立てを打っていくというものを表にしたものです。まさにシナリオを描く能
力がないと共同実施は出来ない訳です。今までは1校1校の学校の様子を見ておけば良かった
のですが、共同実施となると事務長さんやリーダーさんは数校の学校を見なければならなくな
る。ここでこのように進めていくという思考というものを求められるようになってきます。今
まで校長先生に求められるような力が事務長さんに求められるようになってきます。成田市の
― 16 ―
- 16 -
担当している事務職員の強みは戦略的思考が出来るということです。図に書いて、私たちの地
区の課題は何か、共同テーマに即して言うとこんな課題になる。これは効果が大きい、着手が
困難だとシートに表しています。
横軸は着手の容易度困難度を表していて、縦軸は効果の大小になっています。それによって
私たち共同実施チームは学校を応援していく上でまずこれをやろうという戦略的思考が必要な
んです。この戦略的思考が得意なのが成田市。ここの事務職員は素早くこのような表を作るこ
とが出来ます。そういう意味で成田市というのは共同実施に必要な戦略的思考をまとめること
が出来る。組織マネジメント研修を受けている人は、そういうことを実践出来るのです。
成田市の事 務職員、思 考力はトッ プク ラス。それ に対して東 みよし市の事務職員は実践力の
高い事務職員。これはコミュニティスクールを学校ごとに作るけれども、それを連携しながら
繋げていこうという発想だと思います。例えばスクールバスは、どこにでも置くことはできな
いので運行を共同実施組織で管理したり、地域の行事を事務職員がコーディネートしていくな
どの事例が全国で行われていっています。最初に地域を巻き込んだ共同実施の発信を行ったの
が鳥取県でした。事務職員が地域行事の調整や地域人材リストを作ってみんなで共有してもら
うだとか、或いは地域によっては独居老人の人たちにも地域や学校に関わってもらって世話を
していくような、例えば雪下ろしなど独居老人出来なくなりますよね。そういうのに中学生が
関わるような仕組みだって共同実施組織で運用していくことが出来る訳です。東みよし町の事
務職員の良さは人を動かすのが得意ということです。だから騙されたという気にならなくても
何でも手伝っちゃう、掌にのせるのが上手なタイプの事務職員ですね。そんなコーディネート
能力を持っている事務職員が町づくりに関わりながらそれぞれの学校を繋いでいる。地域を巻
き込みながら実践を行っているということと、共同実施をやる上では戦略的思考というのがい
るのではないかということが、阿部さんからの提案だったと思います。
では、髙野さん5分~10分時間調整しますので好きなだけお話しいただければと思います。
よろしくお願いたします。
(髙野)
みなさん、 こんにちは 。にかほ市 教育 委員会学校 教育課長の 髙野といいます。好きなように
好きなだけ喋っていいと言われました。時間はどれくらいになるかわかりませんが、お話とい
うか私の思いを語らせていただければと思います。
私は事務職 員ではあり ません。教 育委 員会にきて 3年になり ますけれども、その前2年間は
にかほ市の上浜小で校長をしておりました。その前2年間は、隣におります茂野会長さんと象
潟中学校で教頭として一緒に仕事をしていた仲間であります。茂野会長さんは常にこう言って
い ま し た 。「 私 た ち 事 務 も 先 生 方 の た め に 何 か を し て い か な け れ ば な ら な い 、 し て い き た い と
思 っ て い る 。 そ う い う 組 織 を 作 っ て い き た い 。」 と い う こ と を 仰 っ て い ま し た 。 で す か ら 私 た
ちは教員として茂野さんをとても頼りにしていましたし、いろいろなアドバイスを受けて学校
が成り立っている部分があったと振り返っています。新しい学校づくり、校舎設立の際にも茂
野さんが一生懸命働いてくださいまして今象潟中学校、とても素晴らしい学校になって新校舎
で生活しています。ちょっと余談になりました。
そういった 意味で学校 の職員とし て事 務の先生方 に関わって きたことも踏まえて思いを語り
― 17 ―
- 17 -
たいと思っています。当初午後からでいいですと言われていましたが、午前中の講義演習にも
参加させていただいてとても勉強になりました。事務の先生方に対しての講義演習だった訳で
すが、これは教員にも当てはまる事だと思った訳です。事務の先生方の力を十分に発揮して役
立てるためには、校長はしっかりとしたビジョンを持って自分はどんなふうに進んでいきたい
のかということを伝えなければならない。そうしなければ、いかに事務の先生方が自分の力を
発揮して頑張っていこうとしてもそれは空回りになってしまうと午前の講義を聴いて思いまし
た。管理職がしっかりしていなければ下にいて仕事をしていく方々が力を発揮出来ない状況に
なる。まずそういう状況を作らないこと、そしてそれぞれが持っている力を十分に発揮出来る
学校にしていけば事務の共同実施だけではなく学校も活性化されていくのではないかと思った
訳です。
では、髙野 さんあなた の考えをと いう 訳なのです が、教育委 員会に入って3年、その前に事
務の先生方に付き合いをさせていただきましたが、共同実施が始まる前から、にかほ市の教育
委 員 会 は 「 学 校 の 味 方 だ よ 。」 と い う 思 い で 仕 事 を し て き ま し た 。 私 が 入 っ て 3 年 間 も そ う で
す 。 学 校 が 「 施 設 管 理 の 面 で 何 か あ り ま し た 、 大 変 で す 。」 と な る と 教 育 委 員 会 総 務 が す ぐ に
動 い て く れ ま す 。「 蜂 が 出 ま し た 。」 と い う と 蜂 の よ う に 飛 ん で い き ま す 。 穴 が 開 い た ら 穴 を
塞ぎに行きます。まずは出来る事をやりましょうということが教育委員会のスタンスでした。
さ ら に 市 長 さ ん が 公 約 と し て 「 学 校 教 育 に 力 を 発 揮 す る 。」 と 言 っ て く だ さ っ て 予 算 獲 得 に い
ってもある程度上乗せして出してくださっているというところもあります。大変助かっていま
すし、事務の先生方の手腕を発揮出来る状況もあるのではないかと思っています。
率直な思い として私は 共同実施は やる べきだと思 っています 。いろいろな障害等もあるかも
しれません。地域の状況もまちまちですので難しいこともあるかもしれませんが、気持ちとす
ればやっていった方がいいと私は強く思っています。この3年間一緒にやってきてそう思うの
です。まずは共同実施になって事務の先生方、学校、市の教育委員会がとても近づいたと感じ
ています。連携をもって前に進んでいく状況が出来上がってきたと感じています。にかほ市は
小学校が7校、中学校が3校あります。規模の違いはありますが事務の先生は単独配置で1人
だけです。県の旅費システムなどが変わってチェック機能が難しくなったことを随分前に聞き
ました。由利出張所がなくなる話があって総務班が撤退し、それらの事務処理的なチェックを
1人でやらなければならない。この世の中お金の面では親子でさえもけんかするのに、それを
公金を使って単独のチェックだけでいいのだろうかという思いがとても強かったと思います。
まずはそこからだったと思います。そこで持ち寄ってチェックをし、間違いがなくきちんとや
っ て 人 事 評 価 で あ れ ば 「 B」 で す 。 当 た り 前 のこ と で す 。 事 務 の 先 生 方 に 言 い ま し たが 、 人 事
評価「B」 でいいので す。「 B」で一 番いい評価だと思っています。ただ、午前中の講義を聴い
たところによると創造的思考をして、学校のために出来ることはなんだろうと努力をし、みん
なで何かを作り上げていこうとすることで、学校が活性化され、そして子供たちが育って、地
域 が 豊 か に な っ て い け ば 「 A」 に で も 「 S」 に で も な る の で は な い か と 思 い ま す 。 そ の た め の
共同実施でもあるような気がしてなりません。事務の先生方は相互チェック、午前中の講義で
ありました、経験や知識や能力や技能をそれぞれが出し合って刺激を受けて共に高まっていく
ことが出来るのもこの共同実施だと思います。感想を聴くと先生方もそう仰っていました。今
― 18 ―
- 18 -
まで1人だと黙々とそして悶々と仕事をしてきたのが、共同実施で集まって頭を突き合わせて
いろんなことを考え、そして意見交換する。そういうことがお互いを高め合っていくことにも
繋がるだろう。そうすれば、その力を当然学校に向けることが出来ます。にかほ市の学校財務
取扱要綱では学校に事務部を置きましょう、そして財務委員会を置いて話し合い活動をしてく
ださいとなりました。ということは学校運営組織の中に事務の先生方が参画していく、そして
当然学校を動かしていく歯車として力を発揮出来るということが明確になった訳です。これは
やりがいにも繋がるでしょうし、堂々と意見を言える場がここに出来上がったことになります。
そして、校長先生に同じ財務委員会の中で予算をどう執行していくのか、有効に使っていくた
めにはどうしたらいいだろうか、教務主任・研究主任・教頭も交えて学校運営に参画していく
ことになります。にかほ市の教育委員会としても大変ありがたい事です。先ほど言いましたよ
うに、ぐっと近づきました。学校のために、学校の応援団ですよと言っていても、教育委員会
が実際に何をしていけばいいのか、どう学校に伝えていけばよいのか、事務の先生・校長先生
を巻き込んで学校を作っていくにはどうしたらいいのかということを話し合う場が出来まし
た。年間スケジュールは共同実施で立ててあります。今日何も資料はありませんが、にかほ市
でどのようにやっているのか知りたい場合には、事務局が象潟小学校になりますので、高貝先
生から資料をいただいてください。
教育委員会 との関わり の中で一番 良か ったと思う ことが、学 校予算編成に事務の先生と校長
先生が加わって、話し合いが出来るということです。その流れを見ていきます。来年度の予算
編成をする時期に校長先生、事務の先生、教育委員会とで市から出ている予算編成の計画書的
なものを読み合わせし共通理解できる。そして学校に戻って財務委員会などで相談をして、来
年度の予算何を買うのか、何が必要なのか、子どもたちにとってどんなものがいいだろうか、
これは今あるから我慢してこちらにしようとか、話し合いをして持ってきてもらい、市教委と
ヒアリングを行います。予算編成時に、にかほ市の教育長は「その学校の特色のある教育活動
を配慮した予算をあげなさい。」と出しています。来年この学校はここに力を入れていきます。
だからここの部分はどうか削らないでほしい。他は削られてもここだけはくださいと要求しま
す。ただ単に欲しいではダメです。理由もきちんと説明してもらいます。それを私教育委員会
が、市長部局の財政とかけ合います。全てをのむのではないです。ただ、そこで子どもたちや
学校のためにどんなことが出来るのだろう、どこまでお金をどう扱ったらいいだろうというこ
とを相談したうえで、削る所は削って、上乗せしていただきたい所は上乗せしてもらうために
かけ合いを教育委員会がしていき予算を獲得します。そして新しい年、4月これだけの予算が
付きました。では予算執行どうしていったらいいでしょうかということをまた事務の先生、校
長先生、教育委員会と合同で会議をして共通理解を図って1年間の見通しを立てます。
また月に1 回、事務連 絡運営委員 会を 事務の先生 方と教育委 員会と一緒に毎月給料日の午後
から行っています。各学校で事務執行また学校教育を進めていく上で課題になっていることや
質問事項などを持ってきていただいて教育委員会主催で開催しています。これが年間を通して
行われています。それも含めながら教育委員会と学校事務の先生方の距離はどんどん近付いて
いっていると思っている所です。
互いに高め 合いそして 意見交換し なが ら、子ども たちのため にどうあるべきなのかという事
― 19 ―
- 19 -
を少しずつ探っているというのが、にかほ市の共同実施であります。目的の中に先生方の多忙
化を軽減するというのがありましたが、これはなかなか難しいことなのではないかと思います。
ただ午前中の講義をお聴きして思ったことは、事務の先生方の経験、知識、能力、技術、技能
を学校の運営にどんどん出してもらう。先生方の仕事を肩代わりするということではなく、考
え・アイデアを学校に出すというだけでも多忙化を軽減していくことになるのではないかと私
は思います。
私が校長の 時、さっき 言ったビジ ョン をきちんと 伝えただろ うかすごく反省しています。事
務の先生と一緒に相談をして子どもたちのために何が出来るかということを話しただろうか
と。これからはどんどんしていくべきだと今日学びました。いずれ私も学校に戻ると思います
が、その際には自分から嫁さんとの出会い、いろんなことを話しながら、ざっくばらんに炉辺
談話的にでも子どもたちのことを思いながら、話をする時間がとても大事なのではないかと思
い ま す 。「 み ん な で 子 ど も た ち を ! 」 と い う 思 い で 原 点 に 立 ち 戻 っ て 共 同 実 施 を こ れ か ら も 進
めていければと思います。ただ、以前の茂野会長さんの姿を思い出すと、力があるので先生方
すごく頼るんです。茂野先生「これは…?」というとパッと来てパッとやってくれます。パッ
とやってくれるものですからすぐにお願いしてしまう。そうすると茂野先生はこんな方ですの
で嫌と言わずに何でもやる訳です。つまり、肩代わりする部分が多くなって自分が多忙化にな
ってしまっていた部分がかなりあるのではないかと思うのです。確かに学校のために事務の先
生方が役立ちたい、こういうことをやっていきたい。というのも大事だと思いますが、自分の
体のことも考えながら、つまりはみんなを巻き込む工夫をしながらアイデアをそして管理職へ
提案していってもらえればと思います。いずれにしても事務の先生方の力を必要としている先
生方や管理職はいっぱいいます。どうか自信を持って学校のために、子どもたちのために持て
る力を出していただければ、共同実施はどんどんいい方向に進んでいくと私はこの3年間を振
り返って思うところであります。是非どこの地区でも4月からは全県でですね、秋田はそうい
う動きになっていますので、いろいろと知恵を出し合いながら進めていっていただければと思
います。だいぶ時間が経ってしましました。ありがとうございました。
(藤原)
いいお話で したね。非 常に染み入 る声 ですね。自 分の言葉で しゃべるので非常に響くところ
があります。たくさんの事を学びました。1つは校長職としての自分の在り方、今後を内省し
ながらお話いただいたのがとても印象的でした。校長職というのはいろんな職員の持てる技を
しっかりと役に立てるような、発揮出来るような立ち位置というものを作ってあげないと空回
りしてしまう。先ほど私が空回りしている残念な事務職員の話をしましたが、逆に校長が事務
職員を空回りさせないような校長でないとだめなんだ。ということを応答してくださったと思
います。校長はいろんなスタッフを生かして発揮出来るような校長でなければいけない。そう
しないと事務職員が創意工夫できない。さらに事務職員も頑張ってくれるのは嬉しいのですが、
どんどん頑張ると肩代わりの質というものを問わなければならない、というご指摘がありまし
た。これも非常に重要な指摘で全国で優秀な事務職員が同じ課題に直面しています。つまり優
秀な事務職員は仕事がどんどん入ってくる。仕事の報酬が仕事ですので忙しい人には仕事がや
ってきます。どんどん仕事をやっていくと地域の連携とかCT関連も全部事務職員が出来てし
― 20 ―
- 20 -
まう。そうすると例えばCTの技能が先生からなくなったり、或いは地域の人への感謝がなく
なっていくんです。地域の人がどういう思いで学校に関わってくれているのか、今は学校支援
と違いますが、学年主任や先生方がやっている仕事を肩代わりしてしまうと地域の人の思いと
か調整の苦労というのがわからなくなってくる。そういうのが全国的にあります。そうすると
肩代わりの仕方、巻き込みながら事務職員が能力を発揮するような働き方が必要なのではない
かと思うんです。これも非常にリアリティのあるご提言ですね。そういうのも非常に勉強にな
りました。
もう1つで すね、にか ほ市の教育 委員 会が学校の 味方なんだ 。まず出来る事から動いてみよ
うという行政文化を持っている。行政によって当然文化が違いますが、教育委員会との距離も
近づいてきたという話がありました。これは午前中の私の図だと足りないという髙野さんのご
指摘だと思います。私の午前中示した図というのは学校間だけで繋がっている。共同実施とい
うのは学校間で問題解決だと藤原さんは言ったけれ
ども、にかほ市の経験からすると共同実施というの
は違うという事なんですね。午前中の図に教育委員
会の絵を書いておいてください。どういうことかと
いうと今までは学校バラバラだったんです。行政も
数が多いから関わろうとか、手を入れようとしても
多すぎて手を入れられなかった。にかほ市の例だと
そうではなくて教育委員会との距離が近くなったん
だという実践的な提案だったんです。なのでここに
教育委員会を書き加えてください。これだけまとまってくると、それだけ当然代表者も出来る
し情報の流れが良くなっていくということであります。10校なのである程度の行政規模です
が、教育委員会の人も学校の中の事までわからない人もいるんですよね?
(髙野)
にかほ市の場合にはそんなに人が動いていないのでそんなことはないです。
(藤原)
にかほ市の場合には教育委員会を超えて異動していない?
(髙野)
3年・4年くらいはいます。
(藤原)
教育行政の知識がないという人はいない?
(髙野)
今のスタッフではいない。
(藤原)
それ自体が ある種独特 のたぶん市 長さ んの考え方 なのでしょ うか。一般には行政職、市町村
というのは行政の種類が多いのでいろんな部署を回っていきます。ですから教育委員会にも突
然やってくる。当然学校の事を知らないことが大きな課題として出てくる。共同実施組織を作
ることによる教育委員会側のメリットとしては情報的な部分を補ってくれるという実態があり
― 21 ―
- 21 -
ます。ですから共同実施組織というのは教育委員会のアドバイザー的機能を果たす動きになっ
ています。それによって教育行政事務と学校事務が連携して効果を上げる仕組みへと動いてい
く。ですから髙野さんがお話したとおり、それが学校がまとまることによってパイプが明確化
されて、そして情報をどう学校に流せばいいのかというパイプが出来ている。そこで教育行政
事務と学校事務の一体化というのが、にかほ市の場合進んでいるんだということだと思います。
これは私の例を超えていたということになります。事務の効率化というのが図られながら最初
はチェックからスタートしたけれども、だんだん出し合い深め合いながら問題解決能力が高ま
ってきて学校に返っていける段階になってきているのではないかいう分析でした。最初はチェ
ックから入ってもいいのです。そこから場づくりをしていろんな問題を出し合って知恵と思考
を共有して、だんだん問題解決能力を上げていけたら学校に返っていくのではないか。組織を
作ることによって変わっていくのではないかということですね。
髙野さん最 後にお聞き したいので すが 、その10 校をまとめ ていく事務職員のリーダーとい
う力も必要になっていくのではないでしょうか?10校束ねているのはどなたですか?
(髙野)
この前、県 から兼務兼 任様式が示 され ました。そ れ以前は発 令していません。にかほ市の事
務共同実施要項に3地区、旧3町ありましたので、それぞれが1つ1つのグループで3つのグ
ループの中に中学校があり、中学校の先生がリーダーをしていただいている状況になっていま
す。いずれ学校管理規則を付け加え直して兼務兼任発令を出してやっていきたいと思っており
ます。
(藤原)
ありがとう ございます 。中学校ご とで すね。その 時に中学校 区で行事なども当然あるでしょ
うし、そうすると3人のリーダーさんがいらっしゃるということですね。行政は10校見てい
たところを3校のパイプというものを考えていけばいろんな話が通じやすいという行政側から
すると体制が出来るということになります。行政側としてもありがたい。もう1つ話の中で兼
務の話が出ましたが、兼務というのはあった方がすっきりはするのだと思います。もう 1 つ
制度の話がありました。制度だけが全てではなくて、事務職員がどう役に立てるのかという具
体的なイメージなくして権限を持っても仕方がないので,そのイメージを持ちながら進めてほ
しい。でも制度というのはコミュニケーションの土台であり、自信を持って踏み込めるじゃな
いですか。コミュニティー経験があるということは、例えば今までは予算委員会作らせてくだ
さい。という校長先生の理解を得るのに膨大なエネルギーを使っていた。そういう膨大なエネ
ルギーを別のところに注ぐことが出来るというのが制度の効果なんです。制度というのはコミ
ュニケーションのコストを圧縮します。全く権限なしになるとコミュニケーションを過剰に費
やさなければいけなくなるんです。ですから、ある程度コミュニケーションに過剰に負荷は掛
けない。そのために制度を作るという発想というのがいるのだと思います。そういう意味で言
うと権限とか兼務発令という制度も大事になると思います。非常にイメージがわきました。会
場の皆さんもイメージがわいたのではないでしょうか。ですから学校間でチェック機能の必要
性からだんだんと行政との距離感を埋めながら、高め合いながら次のステージへと進みつつあ
るという姿が見えたのではないでしょうか。ありがとうございました。
― 22 ―
- 22 -
それでは最 後となりま したが、茂 野さ ん30何年 の事務職員 人生10分間しかないのですけ
れど、よろしくお願いたします。
(茂野)
突然ここに 立ってしゃ べれと言わ れま した…。今 年で退職と なるのですが、ギラギラした思
いを語れと言われましたが、私そんなにギラギラしているのかなとちょっと反省している部分
もあります。髙野課長さんからもにかほ市の貴重な話をお伺いました。私はにかほ市が長かっ
たのですが、先ほど戦略ということありましたが、目的は同じ所にあるけれども、目的の達成
の仕方が事務職員と校長先生と違ってもいいだろうと私は思います。私は共同実施ではなく事
務センターに居りますが、共同実施的な事務センター運営をしたいということで毎月校長会に
入れてもらっています。私の話す時間ももらっていろんなことを提案したりする訳です。校長
先生5人、教頭先生5人、計10名の管理職を相手にしなければいけない訳ですが、校長会に
参加させてもらってよかったと思っています。まず最初に校長会では授業参観を行います。授
業参観するとその学校の雰囲気や施設設備がよく見えてきます。いろんなことを感じながら今
度は校長会に移って、学校教育や学習・教科等の話をして私が15分から20分くらい話する
のですが、そこでいろんな提案をします。やはり校長先生が気付かないことがいろいろありま
して、それだったらこうすればお金をかけずに市にかけ合うことが出来るのではないかとか、
私が持っているデータを提供したりしました。あとは学校で放課後児童館がなかったので、ど
うにかならないでしょうかということで、ここの地区だけないのですがと提案をしたら、実現
することが出来て良かったということがありました。結局私たちは目的が同じであっても校長
先生のアプローチの仕方と事務職員のアプローチの仕方が違うんだということで、それに向か
っていくのであれば、私たちは私たちなりのやり方でデータを示しながら目的に向かってお手
伝い出来ればと思っております。
髙野先生と 同職時代の お話、過分 なお 話をいただ きました。 私は今年で退職なのでこれまで
の自分について藤原先生に言われて振り返ってみたのですが、要するに自分探しの旅だったと
思っております。教育職員と行政職員の挟間の中で揺れ動いてきた。藤原先生はそれを学校事
務職員の制度とか順序性などと話をしておりますが、藤原先生の著作などをひもとくと自分と
ぴったり当てはまる部分があると思っておりました。私は学校の先生なんだと思って仕事をし
たり、片や行政職員として学校をバックアップしたり、支える立場だったりと揺れ動いた38
年間だったと思います。そういう中で行きついてやめる時になって共同実施という制度が県教
委から提案されてきたということで集大成だと思いました。というのは髙野先生も仰っていま
したけれども、学校の中で先生方と子どもたちで何かやりたいとなると、どんどん仕事を抱え
てしまうことになります。それでも子どもや先生の喜ぶ姿を見ているとホッとするというか、
そのためにやっているんだと思っていましたが、でも日々の仕事に追われていくことになりま
す。そういう中ですが、にかほ市にいてよかったと思っております。共同実施という形で教育
委員会に提案し、財務取扱要綱について話し合いながら教育委員会と理解を得ながら進めてい
ったり、共同実施で仲間と一緒に臨時校長会を開いてもらって説明をしたり、校長会の理解を
得るために足を運んだりということを繰り返しました。教育長さんや校長会長さんにお願いに
行ったりして、そういうことで教育委員会との距離も近くなっていったのではないかと気はし
― 23 ―
- 23 -
ています。
この30数 年間のこと を思い出し ます と私たち若 いころは藤 原先生のように事務職員のこと
を研究してくださる方は皆無でした。一人二人…。本当に私たちは全事研などに行っても理論
を並べられて訳も分からず学校に帰ってきたということもありましたが、藤原先生のように厳
しい意見、貴重な意見を仰って下さる方が増えてきてだんだんと見えてきたと気がしておりま
す。
今年1月1 日NHKで 「仕事学の すす め」という 番組があっ たのですが、その中に「仕事は
目 的 が あ っ て 誰 か の た め に や る の だ 、 そ し て 社 会 の た め に や る も の だ 。」 と い う 話 が あ り ま し
た 。 そ れ か ら 最 近 話 題 の 半 沢 直 樹 で す が 、「 仕 事 は 人 の た め に や る の だ 、 ひ い て は 、 世 の 中 の
ためにやるのだ、これを間違っては組織は腐ってきますよ。」と半沢直樹が言っていた訳です。
仕事ってそうだよなあと改めて思いました。私たちの仕事は誰のために何のためにやるのかと
いうことをもう一度突き詰めて1人ではなくてみんなで考えてほしいと思います。その中から
私たちなりの役立ち方、地域や町や子どもたちのための役立ち方、これをみんなの地区で見出
していく。そういう時代でないかと思っております。地域のために汗をかく、学校のために汗
をかく。それでなくて、共同実施のみんなの力でみんなが汗をかいて学校を良くしたり、子ど
もの輝く笑顔のために事務職員も先生方と一緒になって仕事をしていきたいと最近つくづく思
っております。皆さん今までの歩みを胸に手を当ててみればわかると思います。私もそうでし
たので…。これからは仲間と一緒に自信を持って仕事をしていきましょうということで短い時
間でしたがありがとうございました。
(藤原)
ありがとうございました。茂野さん事務職員を辞めようと思ったことはないんですか?
(茂野)
何回もあります。
(藤原)
そのエピソードをちょっと聴かせてください。
(茂野)
やっぱりで すね、若い ころは教員 の中 でたった1 人職なので 学校の中にいても浮いた存在で
した。先生方にはかわいがられてはいましたけれども、自分の仕事として定年までこの仕事を
していくのかと思ったことが何回もあります。その時々、事務研だったり先生方に助けられて
きたと思いはあります。
(藤原)
皆さんも茂 野さんみた いに辞めよ うと 思ったこと あると思い ます。若いころに辞めようと思
う率が高くて、この仕事を辞めるまでやるというのかと愕然とする。そこで辞めようと思うの
が最初の数年間の離職のピークなんです。そういう思いをクリアしながら、教育職が大事には
してくれるんだけれども事務は1人だし・・・。ということで仲間のようではあるのだけれども、
ある時は線を引かれたりここまでは私たちとは違うのよと言われたりと、仲間のようなで仲間
じゃない。逆に仲間じゃないならすっきりするのに、そこが事務職員の立場の難しさでありま
す。ある事務職員は40歳くらいで会議の時に仲間だと思っていたけれどもうっかり先生が「う
― 24 ―
- 24 -
るさいなぁ、事務職員のくせに」と言ったんです。くせにというのが売り言葉に買い言葉で、
その事務職員は今まで仲間だと思ったのに事務職員のくせにと言われた。事務職員は辞表を書
いて校長に叩きつけてアフリカに旅立ってしまったんです。アフリカは今は経済成長していて、
かつてのアフリカとは違いますが、当時のアフリカは光がなくて夜暗くなると星がすごく出て
いて、その時に星を見て宇宙って大きいなあと思った。そこでこの大きい宇宙に比べたら自分
って小さいなあ。あの1人の先生に事務職員のくせにと言われたぐらいで辞めるなんてもった
いない。どうせこの星に比べたら私なんてありんこなんだから。ありんこがなんて言われても
蟻は蟻なんだから。私は私でいいやと思って帰って行った。もちろん校長は辞表を受け取るは
ずもなく待っていてお帰りと言ってもう1回事務職員は仕事に戻った。
それぞれの 年代の人た ちの事務職 員の 成長があり 、いろんな 経験をしてきている。40・5
0代のギラギラした思いというのは、そういう思いをしている人たちが結構いたからです。5
0代・60代の人たちが制度を作って地位を確立してきたので、80・90年代大きく向上し
たのです。その結果何が問題かというと傷つく機会が減ってきている。今の若い人からすると
財務権限もあるし普通だと思われているかもしれないけれども、実は茂野さんの時代にはなか
ったということです。そういう中で培ってこられた教育職なのか行政職なのかという挟間の中
で茂野さんは役に立ち方は校長とは違うんだというのを拠り所として過ごしてきた。校長とは
違う役立ち方があるはずだ。校長というのは思いあるけれども形に出来ないのかもしれない。
我慢しているのかもしれない。お金というと教育職は我慢する癖が付いている。どうせ教育委
員会お金くれるはずがないと諦めモードでね。これに対して事務職員は出来ますよと、教員や
校長の思いを形にする。それが事務職員として出来る事ではないだろうか。それを共同実施で
いろんな人と助け合ってやっていけるのではないかということです。先ほど言ったとおり、制
度を作ったら萎えちゃうということもあります。制度がないから茂野さんの時代は頑張って成
長してきた。制度があるから安心してそこから伸びなくなってきているというのが今の事務職
員業界の課題であると思っています。今まで以上に危機的状況というのは続くであろうと思い
ます。今までの強力なエンジンがなくなる訳ですから、だんだんと制度があるので安住してし
まう。だから自分の言葉で語り、自分が本気で何をやっていくのかというエネルギーを作り上
げていくのかというのが大事になってくると思います。
さて、にか ほ市につき ましては第 1分 科会でこれ からやると いうことで髙野さんにも参加し
ていただけるのでしょうか。阿部さんは第2分科会に行ってくれるということです。
今日ワーク ショップを やろうと思 った のですが、 いいお話で したのでこのまま続けようと思
います。今日やろうと思ったワークショップは問題を発見して、1人ではチェック出来ないの
で、仲間で解決・チェックという解決策を作ります。問題発見解決プロセス。つまり問題とい
うみんなが書いてくれた付箋紙をチームで知恵を出しながら解決できる。それっておもしろい
という経験をどれだけ重ねていけるかです。そのためにはコミュニケーションなどいろんな考
えの違う人と場を作るリーダーって大事なんです。その訓練を是非やってください。リーダー
さんと逆にリーダーを支えるフォロアーさんも大事なんです。ナポレオンはなぜ強いのかとい
う話なんですが、ナポレオンは部下が付いて来たから、部下が優秀だったから勝てたんです。
共同実施のリーダーだけをポツンと置いてもリーダーシップを発揮出来ないんです。いかに、
― 25 ―
- 25 -
ついていく人がいいフォロアーとして発揮出来るのかというのがあります。
あと15分 ありますの で会場の皆 さん からこの3 人にご質問 、ご意見あればお願いしたいと
思います。
(村岡)雄物川北小
成田市の資 料の事務引 継関係のチ ェッ クシート大 変素晴らし いなぁと思いました。このシー
トは事務引継以外にもいろんな分野にも作られているのか教えていただければと思います。
(阿部)
成田市でこ このリーダ ーをなさっ てい る方は日頃 から好意に させていただいている方なんで
すが、この他にも教材関係とか学校予算関係とかをどのように校内で使い方を改善していくか
ということも作られたりしています。学校の教育目標達成のためにどういうことを重点的に取
り組んでいくかということを各教科や分掌等で考えたりしますよね。そういった時のお金の使
い方について、こういう改善シートを使いながら年度当初の計画と途中での反省で翌年度はど
うしていくかということに改善シートを使っているようです。
(藤原)
これは秋田 県の総合教 育センター に問 い合わせて ください。 そこの指導主事が研修を受けて
いますので、すぐに研修できると思います。講師に呼んで戦略作りとか戦略マップ作りという
のは研修などでやっていただければと思います。
(保坂)扇田小
リーダーと フォロアー という言葉 が出 てきました 。私共同実 施やっている時に非常にここの
拠点校と支援校という言葉で悩みます。支援される側は何をするのという疑問が生じる。今日
の研究大会でこのフォロアーという言葉を聞いて、これから共同実施をしていく中で支援校と
言っていたところもそうではなくフォロアーとして共同実施に参画していくんだというのが、
非常にいい言葉だなあと思いました。今までは共同実施どんどん頑張ってもやる気があるのか
どうなのか、そういうところがありました。頑張ってくれる人は頑張っているんだけれども…。
そこら辺はこれから経験等あるでしょうけれども、リーダーはリーダーとしてそういった経験
が浅い人をどうやって育てていくかということを視野に入れながら進めていく必要があるんだ
と思いました。もう1つ髙野さん居りますので、私の経験として職員会議の中で「君は行政的
な 立 場 で ど う 思 う 。」 と い う 質 問 を 突 然 ふ ら れ た こ と が あ り ま す 。 今 ま で は 長 い 話 を 聞 か な け
ればならないと思っていましたが、その年はいつふられるかわからない、そういうような緊張
した職員会議も経験したことがあります。校長先生もこれからどんどんそういう方が増えてい
くだろうと思います。それからもう1つ、所長訪問等ある時に「あなたも一緒に来なさい。一
緒 に 回 る よ 。」 と 言 わ れ ま し た 。 我 々 も そ れ に 向 か っ て 、 そ れ を 身 に つ け て い か な け れ ば い け
ないと思いますが、学校とはこういうものだよ、みんなで作っていくんだよという雰囲気が学
校に大事だと非常に感じました。
(藤原)
ありがとう ございまし た。ご意見 とし ていただき ました。そ れではご質問なければお1人ず
つ最後に1分か2分ぐらいずつ言い残されたことをいただいて終わろうと思いますがよろしい
でしょうか?
― 26 ―
- 26 -
(阿部)
今日はあり がとうござ いました。 私も 学校で働い ている事務 職員の一人です。隣の岩手は共
同実施が始まって5年以上経ちました。岩手の共同実施は当初始まった頃は反対も多く、事務
研と組合と一緒になって共同実施を進めていこうという方針でスタートしたのですが、反対し
ている人たちも始められるようにと私たちの身近な仕事の給与・旅費から共同実施を始めた訳
なんです。今思えばそこからではなく、やはり教育に透過した共同実施から始めれば良かった
と私の中の反省であります。地域と共に学校を作っていくということは、今改めて言われてい
るように思いますが、本当は昔からそういうスタイルでやっているものなので、学校事務をど
ういう方向性で行っていくかということを考えた時にやはり自分たちの仕事をどうするかとい
うことではなくて、チームでどういう問題を解決していくのか、それは自分たちの身近な問題
の場合もありますけれども、やっぱり学校の課題や子どもの置かれている状況をどう改善して
いくかということをチームでどう改善していくかということだと思うので、自分の反省も踏ま
えると今から始める共同実施であれば教育に透過した共同実施をしていくことが学校の経営に
参画していくことに繋がるのではないかと思っています。こういう貴重な時間をいただいてあ
りがとうございますと思っておりますが、全事研でも研究開発部長という立場で行っておりま
すが、共同実施という自分たちの学校事務職員の組織だったのかなあというところから始まっ
た共同実施が学校のための地域のための共同実施、地区学校事務室に変わっていくことを心か
ら願っておりますので、レベルの高い秋田ですからそれを支える事務、共同実施も全国の先頭
に立って行くような共同実施にこれから発展していってくれればと思っております。陰ながら
応援しておりますし、隣県ですので何かの機会に情報交換しながら一緒に成長していけたらと
思っております。今日はありがとうございました。
(髙野)
今日はあり がとうござ いました。 一緒 に学ぶこと が出来たと いうことがとても幸せに思いま
す 。 私 は た ぶ ん 県 内 の 教 育 委 員 会 の 方 々 の 中 で 一 番 得 を し た 人 だ と 思 い ま す 。「 チ ー ム で 問 題
解決を!」となった時に共同実施に関わらず何でもそうだと思います。職員会議、授業、1人
で何かをしようとしても、これは難しいことの方が多いのではないかと思います。人と大いに
関わって物事を何とか成し遂げようと努力することが一番大事なことではないかと思いまし
た。午前中の講義の中で2人の良い所悪い所があって、リーダーとしてどうしますか?と藤原
さんが質問された時に自分だったらどうするのだろうと考えてしまいます。良い所もあれば、
悪い所もあるのが人間だと思います。人は人と一緒になってやっていくのですから、傷をなめ
合うのではなく互いに補いながら、そして高めていくことが出来るのも人ではないかと思いま
した。教育委員会としてもそうですけれども、人と人との繋がりを大事にしながらいろんなこ
とにチャレンジしていきたいと思いました。今日は本当にありがとうございました。
(茂野)
共同実施の 指針が今年 出まして、 今年 度から進め られている ところもありますが、来年度以
降順次広がっていくと思います。先ほど藤原先生が仰いましたが制度ができた。この共同実施
の制度はコミュニケーションの圧縮と言いましたが、校長先生や教育委員会を巻き込む非常に
いいきっかけになると思います。さっきから髙野先生も藤原さんも阿部さんも仰っております
― 27 ―
- 27 -
が、人を巻き込みながら事務職員だけの共同実施ではなく教育委員会・校長会いろんな人を巻
き込みながら共同実施の成果をあげていただければと思います。各市町村の取り組み方は違う
訳ですが、教育委員会に思いや秋田県の状況をお話ししながら教育委員会を巻き込んで是非来
年4月から全部の市町村が出発出来るように願っております。皆様のご協力よろしくお願いた
します。
(藤原)
大変ありが とうござい ました。私 も大 変勉強にな りました。 それぞれパネリストの方々がい
ろんなことを聴きながら、内省しながら考えている様子というのがわかったのではないでしょ
うか。チームを組む際に自分の考え方を振り返りながら別の考え方もあるのかなあと学び合う
ときっと楽しいんだろうと思います。いがみ合ったり、怒ったり、怒鳴ったりしながらも、一
緒に仲良くやりたいとか、よりよいものを作りたいと上を見ながら生きていくというのが人間
です。ですから100%を目指すのではなく、80%ぐらいの完成度でほどほどでより良いも
のを是非作っていってほしいと思います。ぜひ秋田県の皆さんも熱心に聴いてくれましたし、
髙野さんのお話も全国レベルのお話なので、また今度是非全国でお話ししていただきたいと思
いました。
とても素晴らしいお話で内省能力があって言語能力が高い。こんな学校教育活動をしている
秋田県はすごいに違いないと思いながらまた一層頑張っていただければと思います。それでは
分科会また続きます。存分に秋田県同士で議論していただければと思います。では3人に大き
な拍手をお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。
― 28 ―
- 28 -
― 29 ―
― 30 ―
― 31 ―
・消耗品等、在庫が分からなかった。
1・年に一度の行事については、会計報告、接待等まとめておい
てほしかった。
・行事ごとの接待について詳しい情報がほしかった。
ていたことがありがたかった
1・行事ごとにファイルがあったこと
入学式・卒業式・運動会など「準備」
「当日」
「片づけ(反
省、課題)
」が入っていたので自分も含めて全体もスム
・事務引継の方法
・事務引継書の形式
・情報管理
・校内案内(校舎配置図を見ながら)
3・事前に学校を訪問できたのはよかった
年度末年度始めの分掌変更に伴う課題
書面は一目でわかる
ノートへの書きたし
・
どこに何が入っているか明確である
日常の中で整理整頓が必要
・検診の様子準備の様子、写真に残してもらうとよい。 ・家庭や提出文書が「一太郎」だった。すべてワードに作り替えなければならなかった。
1・指導に関する資料の引き継ぎ。 ・どこに何があるか分からない(あとから出てきた)
・高等の引き継ぎは、漏れ落ちがあるから心配。
1・市で統一された用紙・項目があるとよい。該当がない場合は、該当なし。ᴾ 5・市外異動の場合、市のイントラなどの説明がほしい。
≪その他≫
量に残っていたことが最大の原因。 ᴾ 1・教科としては、評価の観点基準がわからなかった。
活動内容のファイルができているので、それほど困っていない。しかし、3会計の引き継ぎは本当に訳が分からなかった。特に要・準要保護生徒の未納者が大
1・学年をまたがる引継ぎについて。
(修学旅行など)ファイリング PDF ・引継ぎする項目が多く、マニュアル化するのはもはや不可能。現在では前年度の
≪学年主任として≫
・
(成田市教委)フォルダーの管理、
・・・番号で管理。枝別れのさせ方の基準を作った。
3・ファイル、フォルダーの名前は短縮しない方が検索しやすい。
3・PC 中台中サーバを有効活用できた。
・ファイル、フォルダーの整理方法がまちまち。2・項目ごとのまとめではなく、月毎の分け方が分かりやすい。
2・その時だけは、引き継げず何度か電話した。3・PTA 関係の事務は、引き継ぎでは足りない。1・
「職」としての引き継ぎでは不足するものがある。
どこまで知っているんだ」
2・生徒指導上の引き継ぎは、親が期待しているほどの細かな引き継ぎはできない⇒「そのことを聞いていないのですか?」
「あれほどお願いしてあったのに、
4・パソコンに残っているデータ、分かりやすく整理されていて、取り出しやすかった。
4・1 回の引き継ぎでは、限界があり。後任者が聞きやすいように窓口を開けておく。
≪教頭として≫
するなど組織としての対応が必要。
3・次の人が分かるように、紙ベースとデータの両方が必要。・引継ぎに対する考え方に、個人差があるため、調整が必要。
・異動が分かっていれば、副を配置
4・説明文に写真をつけることで、場所や様子がよく理解できる。
(記録として残す)
・誰が見てもわかるような引継書が必要である。
(複数に影響もあるので)
・1 年目の経営方針などは、前年度より引き継ぐしかない。
・他の人が使えないソフト(環境)は望ましくない。
・市教委に提出する形式的な事務引継書は無意味具体的にメモ書きしてくれたものが役立った。
2・引継ぎは、日常の中で意図的に行う。
・校長が異動しても教頭が残っていればそんなに困らない。
≪校長として≫
分掌の引き継ぎは間があかないように、サブに引き継ぐように組織体制を作る
分掌が2人体制
・新設校は、引き継ぎがなく、創り出す。
ても職員は事務職員に聞きに来る。
3・当面使用するコピー用紙、事務用品を購入してくれ
ーズに動けたのは良かった」
2・何がどこにあるかわからない(配置図等がない)
1・ものの場所が不明。行事で使用するものは事務職員が変わっ
た
4・物品の管理場所が分からなかった。校内の配置図がほしい。
わかりやすかった
3・どこに何があるかわかるように箇条書きにしてあっ
く分からなかった。
・業者のリストが必要であった
2・ノートに項目別(分掌別)に書かれていて、とても
1・旅費の執行について、今までの様子が分からない(文書の保
見ればよいので、時間短縮になった
1・市会計の執行について、昨年の計画と執行状況、問題点が全
1・特殊事例(育休、休職)は文書にまとめておいてほしい。
4・ファイリングが整理されていて、とりあえすそこを
りがたかった
1・分類の仕方が違う場合、検索に時間がかかる。
存の仕方に問題)
と、文書管理の方法が違う。
2・文書ファイルが整備されていた(中フォルダーも含
め)
3・出勤簿など、新年度分を作ってくれていたことがあ
2・書類の綴じ方が、独自で書類がどこにあるかわからなかった
1・データの引き継ぎが難しい(整理方法)
1・物品整理の写真・机、書庫が整理されていた
(給与関係)
・普段からのファイリングが大切。
・他市への異動だ
1・机の中、戸棚の整理がされていなかった。
・事務引継書が、人・もの・金・情報で分類されていた
・職員ごとの注意点名簿
3・引継ぎ文書が全くなかった 2・書面にてわかりやすく記録されていた
2・データも分類されて保存されていた
≪困った点≫
≪よかった点≫
経験した引継について(振り返り)
・概要を表すものは必要。 ・学校事務は細部にわたり引継が必要である。その為にも書面、データは必要である。
・安定した事務(事務部運営)の提供。 ・着任後の事務が滑らかに処理できる。
≪異動≫ ≪分掌の変更≫
事務引継はなんのために行うか。
(引継書は必要か。
)
事務引継の現状
5年度体験学習実施予定日
#中:・ $ 中:・ %中:・ &中:・
'中:・ (中:・ )中:5・6 *中:・ +中:・ ,中:~期間内日
事業所一覧
事業名
市役所
定休日
消防署
公共施設
郵便局
図書館
給食センター
㻲㻭㼄
住所
仕事内容
23年度
㻞㻠㻙㻝㻢㻡㻡
㻞㻤㻢㻙㻤㻡㻤㻡
簡単な文書の作成 市体育館倉庫整理
月祝(祝と重なると火曜)
㻠㻜㻙㻠㻤㻤㻜
㻠㻜㻙㻠㻤㻥㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻝
事務
月祝(祝と重なると火曜)
㻞㻣㻙㻡㻥㻝㻝
㻞㻜㻙㻢㻝㻜㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
事務
無休
㻞㻞㻙㻜㻞㻝㻡
無
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
清掃、駅員の補助
土・日・祝 㻞㻢㻙㻟㻞㻝㻜
㻞㻢㻙㻟㻞㻝㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
消火訓練 救出訓練
土・日・祝 㻣㻟㻙㻠㻝㻠㻝
㻣㻟㻙㻠㻝㻠㻞
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻟㻢
通常訓練体験等
無休
㻞㻜㻙㻝㻡㻥㻠
㻞㻠㻙㻠㻟㻢㻤
㻞㻤㻢㻙㻤㻡㻤㻡
土・日・祝 㻟㻢㻙㻜㻝㻝㻥
㻟㻢㻙㻜㻥㻞㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻝㻟
土・日・祝 㻟㻡㻙㻝㻜㻜㻣
㻟㻡㻙㻝㻤㻠㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻝
土・日・祝 㻣㻟㻙㻟㻟㻢㻢
㻣㻟㻙㻢㻝㻟㻡
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻜㻠
郵便物の仕分け
土・日・祝 㻞㻢㻙㻥㻝㻤㻝
㻞㻣㻙㻤㻞㻡㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
職員の依頼の対応( 電球の交換 荷物の移動とか)
土・日・祝 㻥㻢㻙㻜㻜㻜㻝
㻥㻢㻙㻟㻟㻡㻠
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻥
郵便物の仕分け
土・日・祝 28-1773・4
㻞㻣㻙㻟㻣㻥㻟㻌㻌 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
㻞㻣㻙㻠㻢㻠㻝
月
㻞㻣㻙㻠㻢㻠㻢
㻜㻠㻟㻙㻠㻥㻢㻙㻤㻢㻤㻞 㻜㻠㻟㻙㻠㻥㻢㻙㻤㻢㻤㻟
㻞㻤㻡㻙㻜㻥㻞㻞
接客、本の整理
月
㻥㻡㻙㻝㻝㻝㻞
㻥㻡㻙㻥㻡㻜㻜
㻞㻣㻜㻙㻝㻡㻝㻢
本の貸し出し、カバー、整理整頓
月
㻟㻢㻙㻜㻢㻜㻞
㻟㻢㻙㻜㻥㻝㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻝㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
図書館司書補助
資料の整理,貸し出し,案内
土・日・祝 㻞㻣㻙㻥㻠㻠㻥
㻞㻣㻙㻞㻡㻠㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
調理実習
㻟㻠㻙㻢㻟㻟㻞
㻞㻤㻞㻙㻜㻜㻜㻠
アナウンス
兼
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
交番見回り、研修
㻥㻡㻙㻟㻟㻟㻟
㻥㻡㻙㻟㻟㻟㻜
㻞㻣㻜㻙㻝㻡㻜㻢
火おこし、資料整理
土・日・祝 㻥㻢㻙㻜㻜㻜㻢
㻥㻢㻙㻟㻟㻞㻠
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻤
小学校
日
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻡㻙㻝㻝㻝㻟 㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻠㻙㻢㻝㻟㻞
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻝
利用者の手伝い、食事やお茶を配る、リハビリ・レクの手伝い
㻥㻤㻙㻝㻣㻝㻝
㻥㻤㻙㻝㻣㻢㻢
㻞㻣㻜㻙㻝㻢㻜㻡
受付 リハビリのアシスタント 通院者入浴の手伝い等
日
㻞㻞㻙㻞㻟㻝㻝
㻞㻞㻙㻢㻠㻣㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
水・土祝(14時
~)
㻞㻤㻙㻥㻥㻝㻝
月
㻞㻢㻙㻤㻝㻤㻠
木
㻞㻣㻙㻡㻡㻝㻝
月
当日
㻞㻢㻙㻤㻞㻤㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
動物の世話
㻞㻣㻙㻜㻜㻝㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
看護士の補助
㻞㻣㻙㻟㻞㻥㻡
㻞㻣㻙㻟㻞㻥㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
動物の世話
火・金午後 㻞㻞㻙㻟㻟㻤㻢
水
㻞㻞㻙㻣㻤㻤㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
散歩の手伝い、動物の世話、手術見学
㻞㻣㻙㻝㻟㻠㻤
㻞㻣㻙㻝㻟㻡㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
動物の世話
月・日午後 㻞㻞㻙㻝㻝㻟㻥
㻞㻞㻙㻝㻟㻥㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻝
散歩の手伝い 動物の世話
木
㻞㻠㻙㻡㻞㻞㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻠
動物の世話
男2女1 男3女1
男5
女2
㻠
㻠
㻣
㻟
㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
㻟
㻝
㻝
㻟
男4
男5
㻝
男3
㻡
女3
女2
男3女1
㻟
㻞
㻟
㻟
男1女2
㻡
㻡
男2女2
㻝
㻟
男1女1
細菌検査 必要
㻟
男1女2
女3
女2
女2
㻡
㻞
女4
女2
㻞
㻞
㻞
㻞
女2
女2
㻟
㻝
㻝
㻠
㻡
女2
㻞
女2
㻟
女3
男3
㻟
㻟
㻟
㻝
㻟
㻡
女2
㻞
㻟
㻞
㻞
㻟
男2女1
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
商品の補充
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
商品の棚卸し
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻣
接客業務等
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻡
商品の棚卸し
土・日・祝
㻞㻢㻙㻟㻡㻝㻣
㻞㻜㻙㻢㻝㻝㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
担任補助 読み聞かせ
土・日・祝
㻞㻥㻙㻣㻣㻣㻜
㻞㻣㻙㻣㻣㻣㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
担任補助 読み聞かせ
土・日・祝
㻞㻞㻙㻝㻟㻢㻝
㻞㻜㻙㻝㻜㻜㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻢
担任補助 土・日・祝
㻞㻢㻙㻠㻤㻝㻞
㻞㻜㻙㻢㻝㻝㻡㻌㻌 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
担任補助
男2女2
土・日・祝
㻞㻢㻙㻢㻣㻢㻣
㻞㻜㻙㻢㻝㻝㻞㻌㻌 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
担任補助
男4女6
土・日・祝
㻞㻣㻙㻜㻣㻡㻟
㻞㻜㻙㻢㻝㻝㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
担任補助
男3女3
土・日・祝
㻞㻣㻙㻞㻡㻟㻝
㻞㻜㻙㻢㻠㻡㻝㻌
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻣
担任補助
土・日・祝 㻞㻣㻙㻥㻜㻢㻜
㻞㻜㻙㻢㻠㻡㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻤
担任補助
土・日・祝 㻞㻢㻙㻢㻢㻤㻤
㻞㻢㻙㻢㻢㻥㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻝
幼児の世話 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
㻟
㻞
㻞
㻞
㻣
㻠
㻟
㻟
㻞
㻞
㻠
㻞
㻢
㻞
㻞
㻟
㻟
㻠
㻞
㻞
㻠
㻡
㻠
㻞㻤㻙㻣㻤㻟㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻤
幼児の世話 㻞㻢㻙㻠㻤㻜㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻣
幼児の世話 土・日・祝 㻞㻤㻙㻝㻞㻟㻠
㻞㻤㻙㻝㻞㻟㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
園児の世話 担任補助 清掃
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻟
男3女3
女3
女5
男1女4 男1女5
女3
女3
女4
㻡
㻟
㻟
園児の世話 担任補助 清掃
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
幼児の世話
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
幼児の世話
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
園児の世話 担任補助 清掃
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
園児の世話 担任補助 清掃
㻝
㻝
㻟
男3
園児の世話 担任補助 清掃
土・日・祝 㻞㻢㻙㻞㻟㻟㻝
土・日・祝 㻞㻢㻙㻡㻢㻢㻝
兼
㻢
㻞
㻞㻞㻙㻠㻟㻟㻢
㻞㻠㻙㻜㻢㻞㻞
㻝
㻝
㻞
㻤㻜㻙㻢㻜㻞㻝
㻞㻤㻙㻟㻝㻟㻞
㻝
㻝
㻡
㻞㻜㻙㻢㻞㻤㻜
㻞㻥㻙㻢㻞㻞㻤
㻠
㻝
㻝
女1
女2
㻞㻟㻙㻜㻠㻤㻣
㻞㻥㻙㻢㻞㻜㻜
㻠
△1日のみ3名可
女3
女4
㻞㻤㻙㻤㻣㻝㻝
土・日・祝日 㻞㻞㻙㻜㻜㻡㻥
㻠
㻝
㻤㻜㻙㻢㻜㻞㻜
土・日・祝日 㻞㻤㻙㻟㻝㻟㻝
㻝
許可願:市消防長
(消防本部総務課)
㻟
㻞
㻞㻣㻙㻜㻤㻟㻞
兼
備考
㻞
男3女1
日
㻞㻤㻙㻞㻡㻞㻣
㻟
㻞
㻢
㻞
㻤
無休
日
I中
㻞
無休
㻞㻢㻙㻟㻟㻣㻝
㻞
㻟
無休
日・祝日
㻞
㻢
女2
男3
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
土・日・祝 㻞㻣㻙㻢㻢㻥㻥
幼稚園
H中
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻤
㻞㻞㻙㻜㻝㻝㻢
薬局・薬店
G中
㻞
㻞
月・祝
㻞㻠㻙㻟㻟㻠㻟
㻠
女3
土・日・祝 㻟㻠㻙㻢㻟㻟㻟
動物
男6
見学 掃除(郵便物には触れられない)郵便の仕分け、配達
月
動物病院
㻞
講話、訓練、車両説明
土・日・祝 㻞㻣㻙㻜㻝㻝㻜
病院福祉
F中
男1
空港
医療
E中
D中
消防署
月
土・日・祝 㻥㻢㻙㻞㻞㻝㻝
C中
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
23年度 8/1~
23年度
23年度
23年度 㻝㻜㻛㻞㻡㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻞㻝㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻝㻡㻘㻝 23年度 㻝㻜㻛㻟㻜㻘㻟 23年度
㻤㻛㻞㻤㻘㻞㻥
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻝㻝㻛㻤㻘㻥
㻤㻛㻟
㻢
㻞
㻢
㻝
男3
博物館
金融
B中
A中
グーグ
ル
マップへ
警察署
金融
薬局・薬店
郵便番号
土・日・祝 㻞㻞㻙㻝㻝㻝㻝
公民館
駅
㼀㻱㻸
㻌 事業所は、年度実績です。年度の活動後、事業所の状況
が変わっている場合もあります。事前の確認をお願いいたします。
男1女4 女4
女4
男1女3
㻠
㻝
女2
女2
男1女2 男4
女2
女1
女2
女2
㻟
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
女3
㻟
卒園生歓迎
㻠
㻠
㻞
㻟
女2
男2女4
11月中は発表会あり
㻟
抗体検査
教育
保育園
5年度体験学習実施予定日
#中:・ $ 中:・ %中:・ &中:・
'中:・ (中:・ )中:5・6 *中:・ +中:・ ,中:~期間内日
事業所一覧
事業名
教育
定休日
㻲㻭㼄
仕事内容
23年度
園児の世話
日
㻞㻤㻙㻜㻢㻣㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻣
園児の世話
日
㻞㻢㻙㻤㻞㻤㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻢
園児の世話
日
㻞㻣㻙㻡㻣㻣㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻤
園児の世話
兼
㻞㻢㻙㻞㻠㻣㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻠
㻞㻣㻙㻥㻜㻞㻟
女2
男2女3 男1女2 男3女2
㻟
㻟
㻟
㻟
㻡
㻠
男1女2
担任補助
男3女5
㻞㻣㻙㻥㻜㻞㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
幼児の世話
㻞㻥㻙㻢㻡㻡㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
保育の手伝い
㻥㻢㻙㻞㻟㻢㻞
㻞㻤㻥㻙㻜㻜㻝㻢
保育実習等
日
㻥㻢㻙㻜㻜㻠㻞
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻥
保育実習等
日
㻟㻣㻙㻜㻜㻜㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻜㻠
幼児の世話
日
㻞㻥㻙㻢㻢㻣㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
園児の世話
日
㻞㻞㻙㻜㻤㻡㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻞
園児の世話
日
㻥㻢㻙㻜㻡㻟㻝
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻞㻠
保育士の補助
日
㻣㻟㻙㻟㻜㻜㻜
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻞㻣
保育士の手伝い、子どもと一緒に遊ぶ
日
㻟㻢㻙㻜㻣㻠㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻞㻝
保育士の補助
日
㻟㻡㻙㻜㻝㻢㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻝
園児の世話
土日
㻟㻡㻙㻜㻜㻤㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻝
園児の世話
日・月
㻥㻟㻙㻜㻥㻤㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻞㻝
室児の世話字
日・月
㻟㻡㻙㻝㻜㻝㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻣
室児の世話
㻟㻡㻙㻜㻜㻤㻝
㻣㻟㻙㻤㻥㻢㻜
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻝㻢
保育の手伝い
㻟㻡㻙㻜㻤㻡㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻝
通所児の世話
㻟㻡㻙㻢㻤㻝㻝
35-6131
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻝
高齢者の介護補助(世話)
㻞㻠㻙㻞㻝㻢㻠
㻞㻠㻙㻞㻝㻡㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻡
高齢者の介護補助(世話) レクリエーション活動
㻞㻤㻙㻡㻡㻠㻠
㻞㻜㻙㻢㻢㻢㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻝
高齢者の話し相手
㻞㻜㻙㻝㻡㻣㻠
㻌㻞㻟㻙㻤㻤㻜㻝㻌㻌 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
館内清掃
㻞㻟㻙㻣㻝㻡㻡
㻞㻟㻙㻣㻝㻡㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻝
介護補助
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻡
介護補助、交流
㻞㻢㻙㻝㻝㻟㻝
㻞㻢㻙㻟㻡㻣㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻣
軍手を束ねる等作業の手伝い
㻞㻠㻙㻞㻝㻟㻝
㻞㻠㻙㻞㻝㻟㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻡
そば打ち等作業の手伝い
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻞㻝
老人ホーム
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻝
掃除洗濯
㻟㻢㻙㻢㻟㻝㻝
㻥㻢㻙㻠㻝㻢㻡
㻥㻢㻙㻠㻝㻢㻢
㻞㻤㻣㻙㻜㻝㻜㻞
㻟㻡㻙㻢㻟㻢㻜
㻟㻡㻙㻢㻡㻡㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻣
菓子作り、会話、レク
㻞㻞㻙㻡㻢㻡㻢
㻞㻞㻙㻜㻞㻤㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
接客 清掃
㻞㻞㻙㻜㻜㻞㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
配膳
無休
㻞㻞㻙㻜㻝㻝㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
清掃 宴会の準備
(1・2・5・9月を除く)月
㻞㻞㻙㻞㻣㻝㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
接客
無休
㻞㻞㻙㻜㻞㻟㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
不定休
無休
無休
1/1,1/2
月
㻡
㻡
㻡
女5
備考
男1女2
㻟
男1女5
女3
25年度改修工事のため赤坂の仮園舎へ。受入れについては現段階では不明。
女5
㻝
㻤
㻠
㻞
女5
㻠
㻠
女4 男1女3
男1女1
㻠
女3
㻥
㻡
男1女1
㻡
㻡
㻡
㻡
㻟
㻟
㻡
㻡
㻢
女3
女3
㻟
㻡
㻞
㻠
㻞
㻟
㻞
㻝
11月頃はインフルエンザなどの感染症
流行が懸念されるためディサービスの
ほうに回るかも。夏休み中ならOKなの
男3女1
インフルエンザ予防接種
女1
男1女2
㻡
男1女2
㻞
㻢
女4
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻟
男2
㻟
㻞
㻞
女2
女4
㻞
㻡
㻞
男2
男2
接客
調理の下準備
男4
接客 販売
㻞㻜㻙㻜㻟㻣㻜
㻞㻜㻙㻜㻟㻣㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
調理、接客
女3
男2
㻞㻞㻙㻜㻝㻢㻠
㻞㻞㻙㻜㻟㻥㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
清掃、接客、調理(仕込み補助)
㻥㻢㻙㻜㻜㻠㻜
㻥㻢㻙㻝㻤㻟㻤
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻞㻠
皿洗い、接客
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻠
商品(漬物)の袋詰め
㻞
細菌検査
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
㻞㻢㻙㻡㻢㻢㻣
㻞㻟㻙㻣㻜㻢㻢
㻥㻢㻙㻜㻜㻞㻢
無休
男1女3
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻞
I中
㻠
㻠
㻞㻞㻙㻝㻥㻝㻥
㻞㻜㻙㻝㻝㻣㻞
H中
㻢
㻞㻞㻙㻝㻢㻢㻝
㻞㻞㻙㻞㻡㻢㻜
G中
㻟
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻟㻣
㻜㻠㻣㻤㻙㻣㻜㻙㻡㻢㻢㻡 㻜㻠㻣㻤㻙㻣㻜㻙㻡㻢㻢㻢
無休
無休
F中
㻠
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻤㻙㻜㻡㻜㻡 㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻤㻙㻠㻢㻣㻤
火
無休
E中
D中
㻟
㻞
日
㻟㻢㻙㻝㻡㻥㻟
C中
㻞
㻞
日
㻥㻢㻙㻜㻝㻜㻢
B中
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
23年度 8/1~
23年度
23年度
23年度 㻝㻜㻛㻞㻡㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻞㻝㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻝㻡㻘㻝 23年度 㻝㻜㻛㻟㻜㻘㻟 23年度
㻤㻛㻞㻤㻘㻞㻥
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻝㻝㻛㻤㻘㻥
㻤㻛㻟
㻢
㻞
㻢
㻝
男2女4
日
福祉
飲食店
A中
グーグ
ル
マップへ
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
㻞㻞㻙㻝㻠㻤㻜
飲食店
住所
26-8889 兼
土日祝
福祉
郵便番号
日
日
保育園
㼀㻱㻸
㻌 事業所は、年度実績です。年度の活動後、事業所の状況
が変わっている場合もあります。事前の確認をお願いいたします。
調理、接客
皿洗い、接客
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻞
清掃、調理(仕込み補助)
兼
㻞㻞㻙㻟㻞㻠㻜
㻌㻞㻞㻙㻟㻡㻜㻡㻌㻌 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
在庫整理,配達補助
㻞㻞㻙㻜㻞㻣㻞
㻞㻠㻙㻟㻤㻝㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻞
調理補助
㻞㻞㻙㻜㻝㻟㻤
㻞㻞㻙㻜㻝㻟㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻤
女3
㻞
㻟
㻟
㻝
男1女2
㻞
男2・女2
男子
男1女2
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
㻞㻞㻙㻜㻟㻡㻡
女2
㻟
㻞
㻟
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻠
女3
月曜定休日
無休
㻞㻟㻙㻥㻟㻟㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
調理補助
無休
㻞㻟㻙㻤㻢㻢㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
接客
無休
㻞㻠㻙㻠㻝㻣㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
接客 調理
無休
㻞㻜㻙㻝㻠㻣㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
清掃、接客、調理(仕込み補助)
無休
㻞㻞㻙㻜㻜㻞㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
清掃、仕込み手伝い、、接客
㻞㻞㻙㻡㻢㻡㻢
男3
㻠
男2・女2
男3
男3
男3
― 32 ―
男3
男3
女2
㻠
女2
㻞
㻟
女2
男1女1
㻞
㻞
㻞
*本店と市役所1日交代
㻟
5年度体験学習実施予定日
#中:・ $ 中:・ %中:・ &中:・
'中:・ (中:・ )中:5・6 *中:・ +中:・ ,中:~期間内日
事業所一覧
飲食店
飲食店
事業名
定休日
㼀㻱㻸
㻲㻭㼄
㻟㻡㻙㻣㻝㻡㻜
㻔㻞㻟㻕㻝㻝㻟㻝
無休
無休
土日祝
住所
㻔㻞㻠㻕㻜㻜㻠㻠
A中
グーグ
ル
マップへ
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻣
仕事内容
23年度
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
接客、清掃、皿洗い
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
調理(仕込み補助)、ホールの手伝い
㻞㻠㻙㻟㻠㻟㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻞
接客、調理
㻞㻟㻙㻞㻡㻟㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
㻞㻞㻙㻜㻜㻞㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
清掃
不定休
㻞㻞㻙㻜㻝㻠㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻢
調理補助
月
㻞㻞㻙㻜㻟㻞㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
清掃、調理(仕込み補助)
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
接客、調理
月
㻞㻟㻙㻡㻞㻝㻤
兼
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻠
製造、販売
無休
㻞㻞㻙㻢㻣㻢㻣
㻞㻞㻙㻢㻣㻢㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻠
調理
無休
㻟㻢㻙㻟㻞㻟㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻞㻟
調理
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
販売
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
販売
年中無休 㻞㻟㻙㻤㻞㻠㻠
無休
㻞㻜㻙㻝㻜㻣㻢
年中無休 㻞㻞㻙㻟㻞㻜㻝
無休
㻞㻣㻙㻟㻞㻡㻜
無休
㻞㻢㻙㻜㻝㻜㻢
日
ガソリンスタンド
無休
ケーキ店
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
㻞㻢㻙㻞㻣㻥㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
接客、清掃
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻞
商品の陳列、品だし、箱折、箱詰め
㻥㻝㻙㻞㻜㻞㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻜㻝
ケーキを作る手伝い 片付け
火
㻞㻢㻙㻤㻟㻣㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
ケーキ作り 洗い物
㻥㻢㻙㻜㻠㻣㻢
無休
㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻡㻕㻤㻡㻜㻝 㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻡㻕㻤㻡㻜㻞 㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻞
接客(お茶出し、試食出し)箱折、箱詰め
無休
㻞㻥㻙㻢㻜㻜㻝
㻞㻥㻙㻢㻜㻜㻞
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻠
書店
㻞㻣㻙㻣㻣㻤㻝
㻞㻣㻙㻣㻣㻡㻜
事業名
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻡
接客・バームクーヘンづくり等
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻡
商品の補充
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻠
商品の補充
無休
㻥㻢㻙㻝㻝㻞㻢
無
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻞㻡
接客業等
無休
㻥㻢㻙㻝㻡㻢㻜
兼
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻠
接客業等
無休
㻟㻢㻙㻢㻡㻡㻝
無
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻝㻟
㻞㻥㻙㻢㻢㻡㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
販売
㻞㻟㻙㻤㻤㻣㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
販売
スポーツ
生花店
㻥㻡㻙㻢㻟㻡㻟
㻞㻣㻜㻙㻝㻡㻝㻢
本の整理・陳列、掃除
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
入荷本の荷解き、スーパーへの納品・返品
無休
㻞㻟㻙㻤㻟㻜㻜
㻞㻟㻙㻤㻟㻜㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
清掃 商品の運搬及び陳列
無休
㻞㻣㻙㻤㻝㻝㻝
㻞㻣㻙㻤㻝㻡㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
在庫整理,販売補助
無休
㻞㻢㻙㻞㻟㻞㻟
㻞㻣㻙㻞㻞㻥㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
洗車,販売補助
無休
㻞㻜㻙㻢㻢㻞㻣
㻞㻤㻙㻜㻣㻢㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
品だし 荷物移動等裏方
無休
㻟㻡㻙㻢㻢㻜㻝
㻟㻡㻙㻢㻢㻜㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻡
商品の整理、品出し、清掃
無休
㻞㻤㻙㻟㻥㻡㻝
㻞㻤㻙㻟㻥㻞㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
品だし 荷物移動等裏方
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻞㻝
品だし 荷物移動等裏方
㻞㻞㻙㻞㻤㻟㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻝
商品の陳列
無休
㻞㻞㻙㻡㻤㻤㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻠
商品の陳列
無休
㻤㻜㻙㻣㻣㻤㻜
㻤㻜㻙㻢㻝㻣㻤
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻤
無休
㻞㻢㻙㻞㻝㻝㻝
㻞㻢㻙㻟㻠㻟㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
動物
パン店
土産物
陶器
楽器店
㻞㻤㻙㻣㻝㻣㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻣
商品の補充、包装、リサイクルごみの清掃
㻞㻤㻙㻝㻣㻝㻝
㻞㻤㻙㻢㻥㻞㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
商品の棚卸し
㻤㻜㻙㻢㻟㻟㻝
㻤㻜㻙㻢㻟㻟㻟
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻞㻡
商品のほこり払い
無休
㻞㻟㻙㻞㻟㻞㻤
㻞㻟㻙㻞㻟㻢㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻡
バイキング店接客
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻟㻢
商品品出し(精肉、鮮魚、惣菜)店内清掃、野菜果物の袋詰め
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻞㻡
野菜果物の加工、パック詰め、品出し、食品・菓子・雑貨品の品出し
土・日・祝祭日
㻞㻢㻙㻝㻞㻠㻤
㻞㻢㻙㻟㻢㻥㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻣
修理依頼先へ行っての作業補助
無休
㻞㻜㻙㻞㻝㻡㻡
㻞㻜㻙㻞㻝㻢㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻟㻠
販売
無休
㻞㻟㻙㻤㻤㻝㻝
㻞㻟㻙㻤㻤㻝㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
販売
第2・4(日) 㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻡㻝㻞㻢
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻡㻝㻞㻡
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻝
店のディスプレー、配達
無休
㻞㻠㻙㻡㻠㻝㻝
㻞㻠㻙㻡㻠㻝㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
商品の補充、サイズチエック、清掃、レジ
無休
22-4426
兼
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻝
品だし
㻞㻠㻙㻜㻠㻤㻞
㻞㻞㻙㻜㻠㻝㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻤
花の手入れ、清掃
㻞㻥㻙㻢㻤㻟㻝
㻞㻥㻙㻢㻤㻟㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
清掃、カタログのゴム印押し
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
無休
㻔㻞㻜㻕㻞㻜㻢㻢
㻞㻜㻙㻞㻜㻢㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
商品の整理、品出し、清掃
㻥㻞㻙㻠㻜㻞㻢
㻥㻜㻙㻜㻢㻟㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻞㻝
ペット用品販売
無休
㻥㻝㻙㻟㻜㻞㻝
㻥㻝㻙㻟㻞㻣㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻜㻝
ペット用品販売
無休
㻞㻟㻙㻣㻜㻤㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
販売
木
㻞㻥㻙㻟㻜㻝㻜
兼
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
パン作り体験
日・祝日
㻞㻣㻙㻝㻞㻡㻢
兼
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
パン製造体験
無休
㻞㻞㻙㻞㻠㻞㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻠
接客
理容・美容
パン製造
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻠
届いた商品の分別 商品の箱詰め
包装、製造の一部
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻠㻙㻣㻜㻠㻝
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻞
菓子の製造
(1・5・9月を除く)木
㻞㻞㻙㻟㻠㻞㻠
兼
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
倉庫内の商品整理
(1・5・9月を除く)水
㻞㻞㻙㻜㻟㻣㻞
㻞㻞㻙㻜㻤㻤㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻤
販売
無休
㻞㻞㻙㻜㻟㻟㻣
㻞㻞㻙㻡㻞㻡㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
販売、店内整理、品出し
日・祭日
㻞㻞㻙㻢㻢㻡㻣
㻞㻥㻙㻢㻠㻝㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻠
受付、店内整理
㻞㻠㻙㻡㻤㻟㻝
㻞㻟㻙㻤㻞㻣㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
無休
㻞㻜㻙㻢㻣㻣㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
店内の清掃 用具の手入れ
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻝㻝
掃除、接客、作業手伝い
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
優待券の準備 洗い物 お茶出し カラーリングの後始末
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
清掃、洗濯、技術者のヘルプ
㻥㻞㻙㻝㻝㻞㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻜㻝
理容・美容業務 手伝い等
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻞㻟㻣㻟
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
清掃、器具の整理等
㻞㻜㻙㻜㻜㻤㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
掃除、接客、作業手伝い
無休
㻞㻟㻙㻡㻢㻟㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
火
㻞㻠㻙㻝㻞㻝㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
店内の清掃 用具の手入れ
㻞㻢㻙㻝㻟㻜㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
掃除、シャンプー手伝い、カーラー補助
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
店内の清掃 用具の手入れ
㻞㻤㻙㻝㻟㻝㻞
㻞㻤㻙㻝㻟㻝㻞
水
㻞㻣㻙㻤㻢㻥㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻝
掃除、ワゴンの準備、受付
無休
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻡㻙㻝㻣㻞㻜 㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻡㻙㻝㻣㻞㻜
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
清掃、タオルの整理、パーマの手伝い、洗い物、お茶出し
㻞㻞㻙㻞㻜㻤㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻟
そうじ 生徒同士のシャンプーの実地体験
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
掃除 カラーリング準備
ボンベルタ定休日
㻞㻜㻙㻡㻡㻞㻡
兼
㻥㻢㻙㻟㻠㻟㻜
㻡
㻠
㻢
男4
男10
男8女2
男2
男4
男4女4
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻟㻣
㻞㻠㻙㻝㻢㻤㻜
㻢
㻠
㻡
㻠
㻠
㻟
㻠
㻟
㻡
㻠
㻞
男3
男2
女2
㻟
㻟
B中
C中
E中
D中
F中
G中
H中
I中
備考
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
23年度 8/1~
23年度
23年度
23年度 㻝㻜㻛㻞㻡㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻞㻝㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻝㻡㻘㻝 23年度 㻝㻜㻛㻟㻜㻘㻟 23年度
㻤㻛㻞㻤㻘㻞㻥
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻝㻝㻛㻤㻘㻥
㻤㻛㻟
㻢
㻞
㻢
㻝
男4
㻠
㻟
㻟
㻠
㻟
㻟
㻠
㻞
㻟
㻟
男3・女2 男2女3
男2
男3
㻟
㻟
男1・女2 男3女1
男2
㻞
㻞
㻟
㻞
㻟
㻟
㻟
10:00~19:00
男3
男3
男4
男5
㻠
男4
男5 男4女2
女2
男2
男4
男3
男4
男2
男3
㻟
㻠
㻡
㻞
㻡
㻞
㻡
㻡
男2 男3女2男3・女2男4女1
男1女1
男2
㻟
㻟
男2
男2
㻡
㻡
男2
㻟
㻞
平 日 10:30~21:00
土日祝 10:00~21:00
㻟
㻠
㻠
㻟
㻞
㻢
㻟
女3
㻞
㻠
㻠
10:00~21:00
㻞
㻟
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
連絡は本店52-2001佐原イ455
2名程度
女2
女2
女2
㻞
女2
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻟
㻟
㻟
㻟
㻞
男2女1
女2
女3
㻟
㻠
㻟
㻟
㻟
女1
女2
㻠
㻞
女2
女4
女2
㻞
興味ある人
㻞
女2
女2
女2
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
△1日のみ1名可
女2
女2
㻠
㻞
自動車修理
8:30~
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻢
清掃,車の整備補助
日・祭日
㻞㻞㻙㻝㻡㻞㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻡
自動車整備の補助 車について学ぶ
土(PM)・日.祭日
㻞㻢㻙㻤㻝㻞㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻢
車の修理・点検の作業見学
水
㻞㻜㻙㻢㻤㻝㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
店員見習い 修理を教えてもらう
日
㻟㻣㻙㻝㻡㻟㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻜㻣
車の修理、戦車
日
㻞㻞㻙㻠㻣㻡㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻟㻡
清掃、車磨き
㻞㻜㻙㻢㻤㻝㻞
㻢
△1日のみ2名可
AM9:00~PM10:00
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻟
年中無休 㻞㻠㻙㻜㻥㻤㻣
無休
㻝㻜
㻣
㻠
美容院
(第4火を除く)月.火
整体
㻥
㻠
男6
見学、接客、清掃
無休
(1・2月を除く)火
男3女3
㻞
無休
兼
△1日のみ2名可
男4・女1
㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
㻞㻢㻙㻥㻠㻜㻠
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻟㻣㻜㻣 㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻟㻣㻜㻤
㻞㻣㻙㻢㻡㻣㻣
㻞
男2女1
㻟
女2
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
無休
無休
㻞㻣㻙㻢㻡㻣㻣
女2
男2
男3
ブーケアレンジの作成体験
無休
㻥㻞㻙㻥㻜㻠㻠
㻟
㻟
㻟
㻞
㻞
㻟
23年度
㻞㻥㻙㻤㻢㻝㻝
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻠㻙㻝㻝㻤㻤
女2
㻟
仕事内容
元旦
火・第3月 㻞㻟㻙㻝㻥㻤㻤
㻞
㻠
㻟
㻞
A中
グーグ
ル
マップへ
無休
火
理容・美容
住所
無休
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
㻡
㻌 事業所は、年度実績です。年度の活動後、事業所の状況
が変わっている場合もあります。事前の確認をお願いいたします。
品だし 荷物移動等裏方
㻞㻢㻙㻥㻠㻤㻜㻚
㻞
㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
㻞㻤㻙㻟㻝㻝㻠
米菓
和菓子
㻞
在庫整理,販売補助
㻞㻢㻙㻝㻠㻞㻝
㻞㻥㻙㻞㻣㻝㻝
㻞
㻠
㻞
㻟
㻞㻢㻙㻝㻢㻝㻢
電気
女3
男4
無休
無休
㻞
㻟
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻞㻤㻝㻞 㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻞㻙㻢㻝㻡㻣
㻣㻟㻙㻢㻤㻤㻜
㻞
㻞
水
㻣㻟㻙㻢㻤㻜㻜
㻞
女2
㻞
㻞
㻞
無休
0478(58)1921 㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻤㻕㻝㻥㻟㻥
㻟
女2
㻞
清掃、花植え、片付け
㻞㻥㻙㻢㻢㻡㻜
㻞㻟㻙㻤㻞㻠㻤
郵便番号
㻞
㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻡
無休
㻲㻭㼄
女2
接客、清掃等
無休
㼀㻱㻸
*本店と市役所1日交代
㻟
無
定休日
男3
男2
女2
㻞
女2
販売
スーパー
㻟
仕事を積極的にやる人。
無
㻥㻞㻙㻥㻠㻝㻤
㻞
㻞
㻞
女1
㻟
㻞㻞㻙㻞㻠㻤㻡
㻞㻠㻙㻜㻡㻜㻝
㻞
㻞
㻞
㻠
㻞㻟㻙㻟㻞㻝㻤
㻥㻞㻙㻠㻝㻠㻝
㻞
女2
ケーキ作り等
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
5年度体験学習実施予定日
#中:・ $ 中:・ %中:・ &中:・
'中:・ (中:・ )中:5・6 *中:・ +中:・ ,中:~期間内日
事業所一覧
男3
無休
無休
スーパー
男3
男2
男2
無休
無休
販売
㻟
男2
女2
デコレーション、洗い物、果物を切る男1女1 男1女2
㻞㻢㻙㻝㻟㻠㻝
備考
㻞
㻞
無休
㻞㻢㻙㻥㻝㻝㻝
I中
女2
㻞㻠㻙㻟㻝㻣㻜
㻜㻠㻣㻤㻙㻡㻠㻙㻣㻞㻞㻤
無休
H中
男2
男3
無休
兼
㻞
窓ふき、給油作業、
無休
㻟㻣㻙㻢㻡㻞㻞
魚等
洗車
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻞
無休
水
コンビニ
インテリアのデザイン模型製作
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
㻞
商品の陳列
自動車整備見学・手伝い
㻟㻡㻙㻞㻟㻜㻡
G中
男2女2
女2
女2
男2 男2女1
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻢
㻞㻞㻙㻣㻣㻤㻤
F中
男2・女2
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻤
㻞㻢㻙㻞㻟㻞㻟
E中
D中
野菜袋詰め
㻞㻞㻙㻜㻡㻟㻜
機内食
衣料
男2
女3
接客、調理、皿洗い、弁当作り
㻌㻟㻞㻙㻝㻡㻞㻡㻌㻌 㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻝
月
お弁当
インテリア
C中
㻞
接客、販売
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻞
㻞㻟㻙㻞㻣㻝㻜
㻞㻞㻙㻜㻟㻞㻢
B中
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
23年度 8/1~
23年度
23年度
23年度 㻝㻜㻛㻞㻡㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻞㻝㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻝㻡㻘㻝 23年度 㻝㻜㻛㻟㻜㻘㻟 23年度
㻤㻛㻞㻤㻘㻞㻥
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻝㻝㻛㻤㻘㻥
㻤㻛㻟
㻢
㻞
㻢
㻝
皿洗い、接客
㻞㻠㻙㻣㻢㻝㻞
第2・4(水) 㻞㻣㻙㻝㻞㻞㻢
ケーキ店
郵便番号
㻞㻞㻙㻡㻟㻜㻡
㻟㻞㻙㻝㻡㻞㻝
食品製造
㻌 事業所は、年度実績です。年度の活動後、事業所の状況
が変わっている場合もあります。事前の確認をお願いいたします。
㻟
㻠
H21.6移転
AM10:00~PM8:00
㻟
㻟
男3
男2
男3
自動車
サービス
― 33 ―
男3
5年度体験学習実施予定日
#中:・ $ 中:・ %中:・ &中:・
'中:・ (中:・ )中:5・6 *中:・ +中:・ ,中:~期間内日
事業所一覧
事業名
自動車
サービス
定休日
㼀㻱㻸
㻲㻭㼄
住所
仕事内容
23年度
㻞㻟㻙㻞㻟㻝㻝
㻞㻟㻙㻢㻣㻜㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻠
品出し、車整備補助
土(第2・第4)・日・祭日
㻟㻢㻙㻜㻜㻟㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻝㻟
自動車整備
㻥㻢㻙㻝㻝㻣㻣
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻞
車両整備等
㻟㻡㻙㻝㻜㻝㻝
㻟㻡㻙㻟㻞㻡㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻣
自動車修理体験
日・祭日
㻣㻟㻙㻠㻡㻟㻟
㻣㻟㻙㻞㻣㻝㻤
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻟㻠
自動車整備
日・祭日
㻥㻢㻙㻝㻢㻢㻤
㻥㻢㻙㻝㻣㻟㻞
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻣
㻣㻟㻙㻡㻜㻣㻞
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻞㻞
自動車整備
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻟
馬の世話 厩舎の清掃
㻥㻢㻙㻝㻜㻡㻡
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻝
家畜の世話 清掃
㻞㻥㻙㻢㻤㻤㻤
㻟㻡㻙㻜㻝㻞㻢
㻥㻢㻙㻝㻜㻜㻝
月
㻥㻟㻙㻠㻞㻥㻜
㻥㻟㻙㻠㻟㻜㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻜㻞
馬の世話 厩舎の清掃
清掃
土・日・祭日 㻞㻞㻙㻡㻝㻣㻟
㻞㻞㻙㻠㻢㻣㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻟㻠
取引先回り,作業員補助
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
掃除
無休
㻞㻜㻙㻞㻟㻣㻝
日
㻥㻞㻙㻥㻣㻣㻡
㻥㻞㻙㻥㻣㻣㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻞㻝
㻣㻟㻙㻞㻟㻞㻞
㻠㻥㻙㻟㻢㻟㻠
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻞㻞
㻟㻞㻙㻜㻠㻠㻜
㻟㻞㻙㻝㻜㻞㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻞
花の入れ替え作業
日
㻞㻤㻙㻝㻝㻤㻣
㻞㻤㻙㻝㻞㻝㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻤
店主の手伝い
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻡
花苗の植え付け、手入れ
生産
テレビ
新聞
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻞
野菜収穫、手入れ
㻟㻡㻙㻜㻣㻞㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻡
トマトの収穫、手入れ
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻝㻝
直売所内での接客、野菜の袋詰め
無休
32-1155 (総務課 22-1974)
㻟㻞㻙㻜㻜㻢㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻢
清掃、ベットメーキング
無休
㻟㻜㻙㻞㻞㻞㻞
㻟㻞㻙㻟㻥㻥㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻝
ベッドメーキング
無休
㻞㻟㻙㻣㻜㻜㻜
㻞㻟㻙㻣㻜㻜㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
清掃、ベットメーキング
無休
㻟㻟㻙㻜㻝㻜㻥
㻟㻟㻙㻜㻝㻠㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻟㻝
清掃、ベットメーキング
無休
㻟㻟㻙㻝㻝㻞㻝
㻟㻟㻙㻜㻟㻢㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻣
清掃、ベットメーキング
無休
㻟㻞㻙㻝㻞㻟㻠
㻟㻟㻙㻜㻟㻢㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻢
ベルボーイ、ベットメイキング
無休
㻟㻟㻙㻝㻟㻝㻝
㻟㻟㻙㻜㻞㻠㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻣
客室清掃業務のお手伝い
無休
㻔㻞㻠㻕㻜㻝㻜㻝
㻔㻞㻠㻕㻜㻝㻢㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻡
ベットメーキング・食器洗い
無休
㻞㻞㻙㻝㻜㻜㻝
㻞㻞㻙㻝㻜㻤㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻡
取材、編集、DVD作成
日
㻞㻣㻙㻝㻜㻜㻝
㻞㻣㻙㻝㻜㻜㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻢
取材に同行し記事を書く 印刷機の仕組みについて学ぶ
㻞㻠㻙㻣㻞㻝㻝
㻞㻠㻙㻜㻣㻜㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻟㻠
取材に同行
寺社
無休
㻞㻣㻙㻟㻝㻟㻝
㻞㻣㻙㻟㻝㻟㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻠
境内庭清掃 資料館見廻る
銭湯
銭湯
無休
㻞㻤㻙㻞㻠㻠㻠
㻞㻤㻙㻞㻠㻠㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻤
清掃、調理
建築
建築
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻡
工事現場に同行・作業 特殊車両体験
観光
観光
㻞㻞㻙㻝㻟㻝㻤
男3
㻞
㻠
男10
㻡
女3
男2
男4女2
男2
㻟
㻞
男3
㻟
㻡
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻞
㻠
㻟
㻞
㻞
㻠
㻠
㻟
㻞㻟㻙㻝㻝㻝㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
建築作業
㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻞㻜㻞
旅行パンフレットの整理
㻞
㻞
㻞㻟㻙㻞㻤㻣㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻟㻠
旅行計画作成補助
日・祭日
㻞㻞㻙㻞㻝㻜㻞
㻞㻞㻙㻞㻠㻞㻠
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
接客
㻞
㻠
無休
㻔㻞㻞㻕㻟㻡㻡㻜
㻔㻞㻞㻕㻟㻡㻡㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
清掃(館内すべて)
男4
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻡
㻔㻞㻠㻕㻞㻞㻝㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻟
㻟㻣㻙㻝㻢㻜㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻜㻡
㻟㻠㻙㻢㻟㻠㻟
㻞㻤㻞㻙㻜㻜㻜㻠
㻣㻟㻙㻡㻝㻞㻝
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻞㻞
㻔㻟㻡㻕㻤㻤㻞㻜
㻔㻟㻡㻕㻤㻤㻠㻜
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻡
ゴルフ場の整備
無休
㻣㻟㻙㻣㻣㻝㻝
㻣㻟㻙㻡㻡㻠㻢
㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻜㻡
お客様の出迎え、バック積みこみ、レストラン、清掃
(26)1304 㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
㻔㻟㻡㻕㻣㻥㻝㻡
㻜㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻡
㻔㻞㻠㻕㻤㻞㻜㻟
㻔㻞㻠㻕㻤㻞㻜㻟
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻥
0478(52)2456
0 478(55)1587
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻞
㻔㻞㻞㻕㻜㻜㻜㻡
㻔㻞㻟㻕㻜㻜㻜㻢
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻞㻣
㼀㻱㻸
ホテル
㻔㻟㻞㻕㻝㻝㻡㻡
工務店
㻔㻞㻢㻕㻠㻞㻞㻜
㻔㻞㻣㻕㻟㻞㻡㻜
㻲㻭㼄
㻔㻟㻞㻕㻜㻜㻤㻠
郵便番号
㻔㻞㻢㻕㻞㻣㻥㻜
㻔㻟㻞㻕㻜㻠㻜㻞
㻔㻟㻞㻕㻜㻠㻜㻞
㻔㻟㻡㻕㻜㻞㻜㻟
㻔㻟㻡㻕㻜㻞㻜㻟
0478(72)3117 0478(72)3818
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻤
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻝
㻡
㻞
㻟
㻠
㻡
㻝
㻠
㻡
㻟
女3
㻟
㻡
㻟
㻟
男2
㻞
㻟
男1女1
㻞
㻠
8:30~16:00
男3
男2女1
㻞
支援可能時間
帯
支援可能学校
種
小学校
中学校
9:30~15:00
中学校
接客、洗い場、配膳など
10:00~15:00
11:00~14:00
以外
小学校
中学校
夏休み
10月上~中旬
玩具の製造業。玩具製造の流れを知り体験してみる
住所
㻡
㻞
㻞
英語が話せる生徒
㻞
女2
㻡
㻢
㻟
㻢
㻢
㻢
㻝㻜
中学校
9:00~
中学校
10:00~17:00
小学校
中学校
女子も可
㻌 事業所は、年度実績です。年度の活動後、事業所の状況
が変わっている場合もあります。事前の確認をお願いいたします。
A中
グーグ
ル
マップへ
仕事内容
23年度
・インテリアコーディネーターの仕
事
・シックハウス対策
・お客様に喜んでいただける仕事
農業 いちご、梨
B中
C中
D中
E中
F中
G中
H中
I中
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
23年度 8/1~
23年度
23年度
23年度 㻝㻜㻛㻞㻡㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻞㻝㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻝㻡㻘㻝 23年度 㻝㻜㻛㻟㻜㻘㻟 23年度
㻤㻛㻞㻤㻘㻞㻥
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻝㻝㻛㻤㻘㻥
㻤㻛㻟
㻢
㻞
㻢
㻝
㻔㻟㻡㻕㻜㻝㻟㻥
㻔㻟㻡㻕㻜㻝㻟㻥
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻝㻢
㻔㻞㻣㻕㻝㻜㻜㻝
㻔㻞㻣㻕㻝㻜㻜㻞
㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻠㻢
(36)1266
(36)0058 㻞㻤㻢㻙㻜㻤㻞㻡
(73)5023
(73)4110 㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻞㻡
㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻤㻕㻡㻤㻠㻢 㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻤㻕㻟㻢㻣㻡 㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻟㻤
6~9月
9:00~16:00
中学校
要相談
8:00~
小学校
中学校
6時間
中学校
特に指定なし
9~10月
応相談
応相談
10~11月
9:30~15:30
中学校
いつでも可
10:00~16:00
9~10月
7月末
~8月初旬
9:00~15:00
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻞㻞
㻞㻤㻥㻙㻜㻞㻞㻝
㻜㻠㻣㻥㻔㻣㻤㻕㻜㻡㻡㻣 㻜㻠㻣㻥㻔㻣㻤㻕㻜㻡㻢㻜 㻞㻤㻥㻙㻝㻢㻜㻤
その他
㻡
備考
㻞㻤㻢㻙㻜㻝㻜㻢
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻟㻣
0478(58)5111
㻠
男1女2 男1女1
カット、シャンプー、ブロー体験
5年度体験学習実施予定日
#中:・ $ 中:・ %中:・ &中:・
'中:・ (中:・ )中:5・6 *中:・ +中:・ ,中:~期間内日
官公・学校関係
㻞
㻢
㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻞㻕㻞㻠㻝㻟 㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻞㻕㻞㻠㻝㻣 㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
農業
㻞
㻠
場内整備
支援可能時期
定休日
㻠
㻞
火(第1・最終)
㻔㻟㻡㻕㻣㻥㻝㻡
㻡
㻞
(73)5670 㻞㻤㻣㻙㻜㻞㻝㻠
0478(52)2456
女2
男1・女2
女4
(73)5522
販売
㻞
接客。インストラクター、施設補修
無休
食堂・食品
㻠
男3女1
事務処理
火・水・木・雨天時
㻔㻞㻢㻕㻝㻟㻜㻠
㻞
㻞
男2
㻥㻞㻙㻞㻤㻠㻝
教育センター資料
事業名
男3
男4
男1女2
㻞㻟㻙㻝㻝㻝㻝
美容室・理容室
㻡
自宅73-2322
㻥㻜㻙㻟㻟㻡㻡
その他
事業所一覧
㻠
㻞㻟㻙㻞㻤㻣㻜
㻜㻡㻜㻙㻟㻟㻤㻢㻙㻝㻝㻢㻠
㻔㻞㻞㻕㻞㻝㻝㻝
備考
日付は未定ですが、セー
ル時以外だと助かります。
㻠
土・日・祝祭日
㻞㻞㻙㻡㻢㻣㻤
ゴルフ場
㻠
土曜午後
日・祭日
無休
その他
男3
男3
日・祭日
寺社
バッティング
男4
㻟
㻣㻟㻙㻡㻡㻟㻠
日・祭日
I中
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻜㻝
㻣㻟㻙㻟㻤㻤㻝
無休
H中
栽培や収穫実習等
㻟㻡㻙㻜㻢㻥㻥
㻥㻢㻙㻟㻡㻥㻤
ホテル
G中
蘭の入れ替え作業
㻥㻢㻙㻞㻜㻡㻞
農家等
F中
栽培作業
日
無休
㻜㻥㻜㻙㻟㻠㻣㻥㻙㻡㻤㻠㻣
E中
D中
男3
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻡
日(週1不定)
12月~2月・木
花木
C中
㻟
動物
映画館
B中
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
24年度
23年度 8/1~
23年度
23年度
23年度 㻝㻜㻛㻞㻡㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻞㻝㻘㻞 23年度 㻝㻝㻛㻝㻡㻘㻝 23年度 㻝㻜㻛㻟㻜㻘㻟 23年度
㻤㻛㻞㻤㻘㻞㻥
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻤㻛㻞㻟㻘㻞㻠
㻝㻝㻛㻤㻘㻥
㻤㻛㻟
㻢
㻞
㻢
㻝
男1
㻟㻢㻙㻜㻜㻟㻥
㻥㻢㻙㻝㻜㻢㻡
無休
㻣㻟㻙㻡㻟㻟㻣
マスコミ
A中
グーグ
ル
マップへ
無休
水
ホテル
郵便番号
㻌 事業所は、年度実績です。年度の活動後、事業所の状況
が変わっている場合もあります。事前の確認をお願いいたします。
10月
医療、看護補助実習
2日以下
中学校
小さな事業所なので、その時
の状況に応じてご相談させて
いただきたいと思います。
月曜日(祝日の時は翌日)休館
につき、それ以外の日でお願い
します。
小学校
中学校
弊社は、輸入切花の卸業。見学、
講話、仕分け作業等の体験、花へ
の
小学校
中学校
中学校
9:00~15:00
自力で会社に来れる方
中学校
小学校
中学校
新規事業所
㻞㻤㻣㻙㻜㻜㻜㻟
㻜㻠㻣㻤㻔㻡㻞㻕㻠㻟㻥㻞
㻟
検便検査事前に必要
男1
男1
㻞㻞㻙㻢㻞㻣㻡
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻟㻟
㻞㻜㻙㻡㻞㻤㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻝㻣
店内清掃 賞品陳列
㻞
㻤㻡㻙㻢㻢㻣㻣
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻜㻣
トリミング補助 販売生体の世話
㻞
㻞㻥㻙㻞㻝㻡㻝
㻞㻤㻢㻙㻜㻜㻠㻝
㻠
㻥㻢㻙㻜㻞㻝㻜
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻞㻠
㻞
㻞㻤㻥㻙㻜㻝㻝㻢
㻡
男2
㻟
警察官
図書館司書
土日祝
㻥㻢㻙㻜㻝㻟㻡
㻥㻢㻙㻞㻞㻝㻣
― 34 ―
― 35 ―
事務引継改善に向けた実行策検討シート
着手
着手
容易
効果 大
・記録写真を残す~整理す
る~活用する
・映像での記録、保管、次
年度の活用
・整理整頓に写真を添付す
る
・行事に関する引継ぎ様式
を作成し(写真を含め)フ
ァイリングする
市教 委へ の報 告の しかた
(イントラの説明)講習会
を行う
事務引継書を文書に手作成
する。
困難
学年会計は、担当者と学年主
任が把握し、全学年共通の出
納簿ソフトを使用する
・校舎配置図に備品等明記する
・消耗品の戸棚の整理
・物品の保管場所が不明。校内
配置図が必要。
経費の支出の仕方の基本があ
るとやりやすい
行政 2% 学校フォルダに提出
データのフォルダを作成し
活用する
分掌にそった引継ぎは確実
に実施する
学校集金については、通
帳・システム・流れを明記
する
校務分掌掲示で役割分担を
明確にする
・
「鍵」
各種点検で業者に尋ねられ
て逆に聞いてしまった
行事終了毎、備品収納場所確
認
提出・報告文書の簡易決裁の
徹底と文書ファイルへの綴
じこみの徹底
事務職員のかかわり(パイプ
役)
何でも情報提供できるよう
にする
紙ベースとデータの両方作
る
環境整備の日を年間計画に
位置付ける(備品整理)
・文書の整理は年2回徹底す
る
・手元に置かずきちんとファ
イルに綴じる
・ファイリング整理を学期毎
に行い、手持ちの無いように
声かけするとともに、作業日
等を設ける
・ファイリングが数年前でス
トップしているものが多数
ある
・同名のファイルが複数存在
する
・廃棄
学校共有フォルダ「事務」の
説明書作成(どのように分類
されているかなど)
学習資料の共有化
データ化⇒保存
年度末引き継ぎが必要と思
われる内容一覧の作成と提
示(12月~1月)
26# 関係事務をわかり
やすく整理する
データ管理方法の改善(ルー
ル作り)
2% 学校サーバの活用
・ファイル番号ごとに整理す
る
・行事ごとに整理する
・人ごとに整理する
成績処理チームのように、各
学年にデータ管理する人を
決め、2ヶ月に1度確認をす
る
フォルダやファイルの名前、
並べ方を市や郡で統一する
引継ぎ項目をある程度統一す
ることで漏れがなくなるので
は。
・分掌を2人体制
・複数体制、組織体制の取組
(主・副の連携を密にし、
それぞれ内容を理解し、取組
める体制)
・校務分掌は複数で行う
・担当者、主任を明確に
・文書ファイル(日付順)と
デジタルデータファイル(項
目ごと)ではどうか
・ファイルサーバ整理
・パソコンの共有デスクの整
理
・学校共有フォルダ活用のた
めのガイドライン作成
個人フォルダから分掌フォ
ルダへの移行
職員会議フォルダの作成
引継ぎ時間の確保
業務日誌を引き継ぐと分か
りやすい
効果 小
― 36 ―
― 37 ―
<第1分科会>
本荘由利支部担当
発表テーマ 『子どもの笑顔のために学びと育ちを
支援する学校事務をめざして』
~学校間連携による教員の事務負担軽減の取り組みから~
本荘由利支部では、学校事務の共同実施を念頭に置きながら、学校間連携を研究のテー
マとし研究主題を設定してきました。全県下で共同実施が行われようとしている今、この
学校間連携をいかに進め研究テーマに迫っていくかが本支部の課題となりました。課題に
迫るために「教員の事務負担軽減」に焦点をあてて研究をすすめてきました。
にかほ市、由利本荘市の取り組みを紹介し、学校間連携のあり方や方向性を探ってみま
した。
発 表 者
由利本荘市立亀田小学校
主 査 東海林真紀
由利本荘市立矢島小学校
主任主査 高橋 勝義
司 会 者
由利本荘市立本荘北中学校
主任主査 伊藤
悟
助 言 者
秋田県教育庁中央教育事務所
副主幹(兼)班長 長岐
亮
記 録 者
にかほ市立小出小学校
主 査 猪股 亮介
にかほ市立象潟小学校
主 事 髙貝
― 38 ―
- 38 -
優
第1分科会
― 39 ―
第1分科会
第1分科 会
『子ども
の笑 顔 の た め に 学 びと 育 ち を
『子どもの笑顔のために学びと育ちを 支援する学校事務をめざして』
支援する学校事務をめざして』
~学
校間連携による教員の事務負担軽減の取り組みから~
~学校間連携による教員の事務負担軽減の取り組みから~
本 荘本荘由利小中学校事務研究会 全県大会発表班
由 利 小 中 学 校 事 務 研 究 会 全 県 大 会 発 表 班 発表概要
1.はじめに
当 研 究 会 で は こ れ ま で よ り よ い 子 ども の 学 校 生 活 環 境 作 り の た め に 、 様 々 な 活 動 を し て き ま
し た 。 効 果 的 な 予 算 の 執 行 、 市 町 教 育委 員 会 も 参 加 す る 連 絡 協 議 会 の 設 置 、 事 務 処 理 ソ フ ト の
共有、フ ァイリン グ手法な ど事 務処理改 善に数 々の 取り 組み をしてき ました。
本 荘 由 利 地 域 は 合 併 以 前 は 1市 1 0 町 あ り ま し た が 、 教 育 研 究 会 事 務 職 員 部 ・ 各 市 町 単 位 の
組 織 で つ な が り を 持 ち 、 学 校 間 連 携 によ る 活 動 を 進 め て き ま し た 。 そ れ は 2 市 に な っ た あ と も
活 発 に 行 わ れ 、 に か ほ 市 で は に か ほ 型共 同 実 施 が 始 ま り 、 由 利 本 荘 市 で は 学 校 事 務 セ ン タ ー が
あります が各地区 毎で共同 実施 へ向けて 協議が 進め られ てき ました。
教 育 環 境 の 多 様 化 ・ 複 雑 化 が進 み 学 校 で の 事 務 ・ 業 務 が 増 大 し 教 員 の 多 忙 化 が 問 題 と な っ て
い ま す 。 そ こ で 、 私 た ち は 共 同 実 施 を通 じ 、 教 員 が 担 当 す る 事 務 が 効 果 的 で 効 率 的 な も の に な
る よ う 、 事 務 処 理 に つ い て ア ド バ イ スや I C T 化 を 計 り シ ス テ ム を 構 築 す る こ と で 、 よ り よ い
教育サー ビスの提 供に貢献 でき ればと思 い2市 で次 のよ うな 取り組み を行ってき ました。
2 . に か ほ 市 内 に お け る 「 共 同実 施 」 の 取 り 組 み に つ い て
(1)共同実施の活動
にかほ市では、平成17年の仁賀保町、金浦町、象潟町の三町合併以降発足した「にかほ
市 学 校 事 務 連 絡 運 営 委 員 会 ( 以 下 運 営 委 員 会 )」 を 柱 と し 、 に か ほ 市 教 育 委 員 会 や 校 長 会 と 密
に連携を 図り ながら、こ れまで共同 実施に取り組ん できました 。
運営委員会は、にかほ市教育委員会が主催する事業として教育委員会から開催通知がなさ
れ、原則として毎月給料日の午後に会議が行われています。また、この定例的な運営委員会
とは別に、年度当初4月の予算説明会と、11月に行われる予算編成説明会において、教育
委員会、 校長 、事務職員 が一堂に会 して話し合う機 会が設けら れています。
さ ら に 学 校 予 算 に 関 し て い え ば 、 次年 度 予 算 編 成 に つ い て 教 育 委 員 会 と の ヒ ア リ ン グ で も 、
校 長 と 事 務 職 員 の 出 席 が 求 め ら れ ま す。 特 色 あ る 学 校 づ く り の た め に 、 ど の よ う な 予 算 を 強 化
し た い か 校 長 か ら 説 明 し な が ら 、 教 育委 員 会 、 校 長 、 事 務 職 員 で の 話 し 合 い が な さ れ 、 三 者 一
体となっ た予算獲 得を目指 して います。
共同実 施業 務は、毎 月給料日の 運営委員会 終了後に開 催し、諸 手当 認定等 書類 点検活動や、
学校運営支援活動を行っています。さらに、原則として毎月月末に月例報告、各種給与実績
― 40 ―
- 40 -
簿等諸帳 簿の 相互チェッ ク活動を行 っています。
これまでの共同実施の取組として、相互チェック活動の他、次のような成果が挙げられま
す。
①市内1 0校 が統一した ソフトの導 入・バージョン アップ
・「 名簿職人」(児童生 徒名簿管理 システム)
・「 備品職人」(備品管 理ソフト)
②各種事 務様 式の統一化
及び
様 式追加
③「にか ほ市財務 事務マニ ュア ル」の作 成・改 訂
④「教職 員の ためのなる ほどブック 」の作成・改訂 及び加除式 用ファイルの 共同購入
⑤ 「共同 実施 確認書類・ 現況確認等 留意事項等 の手 引き」の作 成
⑥「簿冊 統一 」
※「事務 文書 一覧」を作 成し各校の 各種ファイルの 「ファイル 名」「使 用ファイル」 を統一
(ただ し、 学校事情に より異なる こともあること を確認)
これらの成果の中には、事務機能を強化していく取り組みだけではなく、教員の事務負担
軽減のためのICT化の取り組みも挙げられます。①番の統一したソフトの導入がその一つ
です。
これらのソフトの導入に当たっては、にかほ市学校事務部が検討を重ね、プログラ
ム開発業者に委託してアウトソーシングの形で作成したものです。先に述べた教育委員会担
当者、校長、事務職員の年度当初の予算説明合同会議で提案し進められました。アウトソー
シングの 費用 は、各校で 分担し備品 費から支出する ことで対処 しました。
(2)にかほ市教育委員会と校長会との連携
これまで、にかほ市学校事務部では、教育委員会と各学校及び学校同士の連携、さらには
校長会の 協力 を得ながら 活動してい ます。そのため、 教育委員会 との話し 合いなど を通じて、
校長が予算の重要性を十分に認識しており、校長会との意思疎通がうまくなされてきている
ことも、にかほ市の特徴です。ソフトの導入やバージョンアップに当たっての予算化も、教
育委員会や校長会との連携があってこそのスムーズな予算化だったといえます。予算関係だ
け で は な く 、 こ れ ま で 機 会 あ る 毎 に 校長 会 に 相 談 す る 態 勢 を 取 っ て お り 、 例 え ば 、 前 述 し た 活
動 の 中 に 「 教 職 員 の た め の な る ほ ど ブッ ク 」 の 発 行 が あ り ま す が 、 発 行 に 当 た っ て は 、 校 長 会
の監修を 受けた上 で、にか ほ市 の教職員 全員に 配布 して いま す。
それ以外にも、にかほ市学校事務部が、にかほ市教育委員会と校長会に働きかけ、平成2
4 年 度 に 、「 指 導 要 録 管 理 シ ス テ ム 」 が 導 入 さ れ ま し た 。 導 入 に 当 た っ て は 、 教 育 委 員 会 主 導
の元で、教育委員会と各校の担当教員との検討委員会を重ね導入に至りましたが、これも事
務職員のアイデア・情報発信による大きな成果であるといえます。教員からは「指導要録が
システム化するなんて夢のようだ」との声があり、私たちの取り組みが教員の喜びの声とな
って返っ てく ることがで きました。
(3)学校財務事務取扱要綱における財務委員会の設置・運営
にかほ市では、事務職員の財務に関してはっきりとした位置づけがあり、学校内で事務職
員 と 教 員 と の 連 携 も し っ か り と れ る よう な 体 制 が 整 備 さ れ て い ま す 。 そ れ は 、 に か ほ 市 で は 、
― 41 ―
- 41 -
学 校 財 務 事 務 取 扱 要 綱 が 定 め ら れ て お り 、 要 綱 第 2 条 2 項 で は 、「 学 校 事 務 職 員 は 、 校 長 の 監
督 の 下 に 学 校 財 務 を 統 括 す る 。」 と 定 め ら れ て い ま す 。 こ れ は 、 直 接 的 に 事 務 職 員 が 担 当 す る
学校財務事務だけでなく、教材の採択など、他の職員が担当する財務に関わる仕事も事務職
員が統括するということであり、財務事務を通じて事務職員が学校運営に参画するというこ
とになり ます 。
また、 要綱内で は「予算 執行 に関する 規定」「契約に 関する規 定」「物品管理 に関す る規 定」
な ど が あ り 、 そ れ ぞ れ に 関 す る 事 務 は、 校 長 監 督 の 下 で 事 務 職 員 が 行 う こ と と 規 定 さ れ て い ま
す 。 次 ペ ー ジ に は 要 綱 第 4 条 を 抜 粋 して お り ま す が 、 こ こ で は 学 校 に 財 務 委 員 会 の 設 置 が 定 め
ら れ て お り 、 事 務 職 員 が 学 校 経 営 の 専門 ス タ ッ フ と し て の 中 心 的 な 役 割 を 担 う 根 拠 が 示 さ れ て
おります 。
3 . 由 利 本 荘 市 内 に お け る 「 学校 間 連 携 」 の 取 り 組 み に つ い て
合 併 後 の 由 利 本 荘 市 内 で は 事務 職 員 会 が 組 織 さ れ る 以 前 か ら 、 本 荘 由 利 学 校 事 務 研 の 取 り 組
み と し て 、「 市 財 務 マ ニ ュ ア ル 」「 市 補 助 金 マ ニ ュ ア ル 」 等 の 各 種 マ ニ ュ ア ル の 作 成 。 教 育 学
習 課 ( 支 所 内 ・ 旧 町 単 位 に 設 置 さ れ てい る ) と 学 校 間 で の 協 議 、 共 同 実 施 加 配 を 活 用 し た 研 究
などが進 められて きました 。
市 事 務 職 員 会 の 組 織 化 後 は 、に か ほ 市 と 連 携 し て 「 会 計 処 理 ソ フ ト の 統 一 化 」 に 向 け て 取 り
組みをす すめてい ます。
(1)「会計処理ソフトの統一化」の目的
○教員の 会計処理 における 負担 軽減を図 り、子 ども と向 き合 う時間の 確保
教 員 の 多 忙 化 原 因 と し て 「 部 活 動 」「 調 査 ・ 報 告 」「 成 績 処 理 」 と 並 ん で 「 会 計 等 」 の 事 務
処 理 も あ げ ら れ て い ま す 。 教 育 委 員 会等 の 調 査 か ら 解 消 に 向 け て の 取 り 組 み が 各 段 階 ( 県 ・ 地
教 委 ・ 学 校 ) に お い て 進 め ら れ て い ます が 、 学 校 事 務 職 員 と し て 、 こ の 取 り 組 み を 進 め る こ と
で一助を 担うこと ができる ので はないか と考え まし た。
○人事異 動による 会計処理 負担 の軽減を 図る
学 年 会 計 の シ ス テ ム は 学 校 によ っ て 多 種 多 様 で す 。 校 内 で 同 一 ソ フ ト 使 用 な ど 統 一 さ れ て い
る と こ ろ も あ れ ば 、 担 当 に 一 任 ( パ ソコ ン 使 用 ・ 手 書 き な ど ) さ れ て い る と こ ろ も あ り ま す 。
異 動 時 に 会 計 の 統 括 者 よ り 会 計 シ ス テム に つ い て 説 明 は あ る も の の 、 年 度 当 初 の 慌 た だ し さ も
あって、 会計事務 に遅延が 生じ る部分も 見受け られ るこ とも ありまし た。
ソフト を統一す ることで 、校 内会計の 説明が 容易 にな るの ではない かと思いま す。
○会計処 理の統一 化を図る こと による、 検査・ 点検 時の 負担 軽減
市 教 委 よ り 「 各 校 の 会 計 監 査( 検 査 ) は 年 2 回 [ 夏 季 休 業 中 又 は 前 学 期 終 了 時 及 び 年 度 末 ]
行 う 」、「 P T A 会 計 や 後 援 会 会 計 等 の 団 体 会 計 は 、 基 本 的 に 月 1 回 、 調 書 を 会 長 に チ ェ ッ ク
してもら う」、「市 教委の経 理検 査は、 年1回( 1~2月 )行 う」とい う通知が でてい ます 。
統 一 化 す る こ と で 校 内 外 の 検査 も 容 易 に な り 、 時 間 短 縮 へ と つ な げ る こ と が で き る と 思 い ま
す。
― 42 ―
- 42 -
(2)取り組みを進めるに至った経緯と経過
平 成 2 2 年 1 2 月 に 市 内 ・ 県内 に お け る 会 計 事 務 に 伴 う 不 祥 事 を 受 け て 、 市 教 委 よ り 「 学 校
私 費 会 計 に お け る 事 務 処 理 の 徹 底 」 とい う 通 知 が 出 さ れ た 。 こ れ に よ っ て 収 入 ・ 支 出 に お け る
調 書 の 作 成 が 義 務 づ け ら れ 、 従 来 の シス テ ム で 行 っ て い た 各 校 、 さ ら に は 4 月 以 降 の 異 動 後 の
教員にも 戸惑いが 生じた。
平 成 2 3 年 3 月 に 学 校 私 費 会計 担 当 者 会 議 ( 市 教 委 ・ 校 長 会 ・ 教 頭 会 ・ 事 務 職 員 会 代 表 に よ
る ) が 行 わ れ 、 そ の 場 で 「 会 計 処 理 ソフ ト を 使 用 し て 統 一 し た シ ス テ ム づ く り に 向 け て 検 討 し
ていく」とまとめ られたも のの 、その後、市教 委側から 会計処理 ソフ トの提示 はされてい ない。
平 成 2 4 年 3 月 に 市 教 委 で の会 計 検 査 を 行 っ た 結 果 を ま と め た 「 平 成 2 3 年 度 学 校 私 費 会 計
経理検査 から」と いう通知 が出 された。
そ の 中 で 『 支 出 調 書 等 の 記 入 マ ニ ュ ア ル が 必 要 で は な い か 』『 エ ク セ ル 等 と の 連 動 を 検 討 し
て は ど う か 』 と い う ご 意 見 が あ り 、 今後 の 検 討 事 項 と な っ た が 、 そ の 後 、 市 教 委 側 か ら は 会 計
システム について 、検討し た結 果は提示 もされ てい ない 。
平 成 2 4 年 7 月 に 市 教 委 へ 会計 処 理 ソ フ ト に つ い て 検 討 す る こ と を 連 絡 す る と と も に 、 市 内
事 務 職 員 へ 私 費 会 計 の 処 理 状 況 お よ びソ フ ト に 対 す る 要 望 等 に つ い て ア ン ケ ー ト 調 査 を 実 施 し
た。アン ケート終 了後、速 やか に仕様の 検討に 取り かか った 。
4.おわりに
当 研 究 会 は 由 利 本 荘 市 の 学 校間 連 携 及 び に か ほ 市 学 校 事 務 共 同 実 施 に よ り 、 共 通 目 的 「 教 員
の 事 務 負 担 軽 減 」 を 実 現 さ せ る た め の実 践 を 始 め ま し た 。 教 員 の 事 務 負 担 軽 減 と い っ て も 、 直
接的に教 員の事務 負担を事 務職 員が引き 受ける とい うこ とで はなく、教 員と事務職 員にとっ て、
お 互 い が プ ラ ス に な る よ う に 、 市 校 長 会 、 市 教 育 委 員 会 に 働 き か け 活 動 を 行 い な が ら 、「 教 員
の事務負 担軽減」 の取り組 みを 行ってき ました 。
こ の よ う な 活 動 を 通 し 、 学 校事 務 の 連 携 と 組 織 化 、 効 率 的 ・ 効 果 的 な 事 務 処 理 体 制 の 確 立 、
さ ら に 市 校 長 会 、 市 教 育 委 員 会 と の 連携 の 重 要 性 、 必 要 性 を 感 じ て い る と こ ろ で す 。 各 地 域 で
の 学 校 間 連 携 を 強 化 す る と 共 に 組 織 と し て 学 校 運 営 の 支 援 や ,教 育 活 動 の 支 援 に 関 わ っ て い き
た い と 思 い ま す 。 そ の 事 が 教 員 の 事 務負 担 軽 減 に よ り 子 ど も 一 人 一 人 に 向 き 合 う 時 間 が 増 え る
ことが子 どもの笑 顔につな がっ ていけば 幸いと 考え ます 。
発表に対する質問・意見交換
(司会者 )
ここで 助言者の 長岐副主 幹か ら感想を いただ きた いと 思い ます。よ ろしくお願 いします 。
(指導助 言者)
春 か ら 所 長 訪 問 に 同 行 し て 、中 央 地 区 管 内 約 5 0 校 の 学 校 の 状 況 を 拝 見 さ せ て い た だ き ま し
た 。 私 は 小 中 学 校 の 勤 務 経 験 は あ り ませ ん が 、 所 長 訪 問 で 感 じ た こ と で あ る と か 文 部 科 学 省 の
委 嘱 事 業 で 学 校 事 務 セ ン タ ー に 関 す る調 査 研 修 を 行 っ て き ま し た こ と 、 そ し て 県 立 学 校 に な り
ま す が き ら り 支 援 学 校 ・ 聾 学 校 ・ 盲 学校 の 3 校 の 事 務 集 中 化 を 立 ち 上 げ て き た 経 験 か ら 少 し お
― 43 ―
- 43 -
話 し が で き る か な と 思 っ て い ま す 。 また 今 日 こ う し て 全 県 の み な さ ん に お 会 い で き る 機 会 を い
ただきま して感謝 しており ます 。どうも ありが とう ござ いま す。
今 回 の 発 表 は 本 荘 由 利 支 部 が担 当 と い う こ と で 新 山 小 学 校 事 務 セ ン タ ー や に か ほ 市 の 共 同 実
施 が 行 わ れ て い る と こ ろ で 、 さ す が 土台 が し っ か り し て い る な と 感 じ て い ま す 。 共 同 実 施 を 行
う た め の 立 ち 上 げ 等 の 課 題 を ク リ ア した う え で の 発 表 と い う こ と で 、 共 同 実 施 の 効 果 の 中 に あ
る I C T の 活 用 に よ る 教 員 の 事 務 負 担軽 減 と い う と こ ろ の 実 践 的 な 取 組 だ っ た な と 感 じ て い ま
す 。 特 に 教 育 委 員 会 と の 連 携 に つ い ては 非 常 に 興 味 深 い 内 容 だ な と 感 じ て い ま す 。 両 市 の 取 組
に つ い て は 共 同 実 施 以 外 の 学 校 で も 課題 と し て い る 部 分 が あ る と 思 い ま す の で 、 大 変 参 考 に な
っ た の で は な い か な と 感 じ て い ま す 。感 想 と い う こ と で す の で 詳 細 に つ い て は 後 半 の 方 で お 話
ししたい と思いま す。
(司会者 )
あ り が と う ご ざ い ま し た 。 それ で は 後 ほ ど ご 助 言 を よ ろ し く お 願 い し ま す 。 こ こ で ご 質 問 を
受 け 付 け た い と 思 い ま す の で 、 そ の 際は 所 属 と お 名 前 を お っ し ゃ っ て 頂 い て か ら ご 質 問 を よ ろ
しくお願 いします 。
(弘前市 立第一中 )
事 務 研 と 共 同 実 施 の 立 ち 位 置 が は っき り し な い の で 教 え て 頂 き た い と 思 い ま す 。 共 同 実 施 の
活動はどのようなことをしているのか、事務研ではどのようなことをしているのか把握しにく
い の で 教 え て 頂 け れ ば と 思 い ま す 。 共同 実 施 が 始 ま る と 事 務 研 が 衰 退 し て い る と い う 地 区 も あ
ったりし ています ので、当 地区 はどうな のか教 えて 頂き たい と思いま す。
(発表者
矢島小 )
事 務 研 と 共 同 実 施 は 同 じ メ ンバ ー で 、 事 務 研 の 組 織 と し て 共 同 実 施 の 班 も 同 一 メ ン バ ー で 研
究してお 互いにア ドバイス など をしてい くとい うこ とで す。
(桂城小 )
備品職 人の写真 は誰が撮 って いるので しょう か。
次 に 会 計 ソ フ ト に つ い て 二 点お 聞 き し ま す 。 大 館 市 で も 来 年 度 よ り 会 計 ソ フ ト の 統 一 化 を 進
め て い ま す 。 目 的 は 由 利 本 荘 市 と 同 じで す 。 そ こ で ソ フ ト ウ ェ ア の 購 入 を 各 学 校 で 負 担 す る と
いうこと ですが、 一校あた りど のくらい の負担 にな るで しょ うか。
大 館 市 で は 半 分 は い か な い にし て も 3 分 の 1 く ら い の 学 校 は 事 務 職 員 が 学 年 会 計 を 支 援 し て
い ま す 。 支 援 の 内 容 は 支 払 い だ け だ った り 計 画 か ら 会 計 報 告 ま で 担 当 し た り 様 々 で す け れ ど も
事 務 職 員 が 担 当 す る こ と で 教 員 の 事 務負 担 軽 減 が 図 ら れ た り 、 強 い て は 保 護 者 の 負 担 軽 減 、 経
費 の 軽 減 が 図 ら れ て い る と い う 事 実 があ り ま す 。 事 務 職 員 が 関 わ る か ど う か は 別 と し て 、 由 利
本 荘 市 で は 学 年 会 計 へ の 事 務 職 員 の 関わ り の 実 態 を わ か る 範 囲 で 教 え て 頂 け れ ば と 思 い ま す 。
(発表者
亀田小 )
備 品 職 人 の 写 真 の デ ー タ で すが 、 導 入 当 初 は デ ー タ を 入 力 す る と き に 量 も 大 変 多 い の で 教 科
主 任 の 先 生 方 に 撮 っ て 頂 い た り 事 務 職員 が 撮 っ た り し て お り ま す 。 次 年 度 以 降 は 、 そ の 都 度 、
備品が納 入された ときに事 務職 員が写真 を撮っ て保 存す るよ うにして います。
由 利 本 荘 市 の 会 計 ソ フ ト の 開発 費 用 は 1 校 の 負 担 が 4 0 , 0 0 0 円 以 内 と い う こ と で 今 業 者
と話しを している ところで す。
― 44 ―
- 44 -
学 年 会 計 と 事 務 職 員 の 関 わ りに つ い て で す が 、 各 学 校 に 任 せ ら れ て い て 、 支 援 を す る と い う
ことで統一はされておりません。直接会計をしなくても校納金の振替事務に携わったり、各学
校によっ てそれぞ れ違って おり ます。
(十文字 中)
名 簿 職 人 で す が 、 本 校 で は 名簿 に つ き ま し て は 生 徒 指 導 の 絡 み か ら 生 徒 指 導 主 事 が 作 成 し て
お り ま す 。 に か ほ 市 で は ど な た が 担 当し て い る で し ょ う か 。 そ れ か ら 指 導 要 録 の シ ス テ ム 化 で
す が 、 1 年 目 は 紙 ベ ー ス で 出 し ま す が、 2 年 目 か ら は ど の よ う に す る の か と い う こ と と セ キ ュ
リティ面 について はどうな のか というこ とを教 えて くだ さい 。
(発表者
矢島小 )
名 簿 職 人 の 入 力 に 関 し て で すが 、 各 学 校 ご と に 対 応 し て お り 、 主 に 生 徒 指 導 主 事 か 事 務 職 員
が 入 力 を 行 っ て い ま す 。 指 導 要 録 の 印刷 に 関 し て で す が 、 2 年 目 以 降 の 取 り 扱 い は 、 様 式 1 に
つ い て 内 容 に 変 更 が あ る 場 合 だ け 印 刷し て 差 し 替 え て お り ま す 。 様 式 2 に つ い て は 全 て 毎 年 印
刷 し て お り ま す 。 セ キ ュ リ テ ィ に 関 して は 各 担 任 ご と の パ ス ワ ー ド が あ り ま す 。 そ し て 管 理 職
にはその 全てにア クセスで きる 共通のパ スワー ドが ある とい うことで す。
(横手明 峰中)
先 ほ ど セ キ ュ リ テ ィ の 面 に つ い て 質 問 が あ り ま し た が 、「 名 簿 職 人 の 元 の デ ー タ へ ア ク セ ス
する権限 等あるの かどうか。」
「 連絡網につ いては各家 庭の了解 をどのよ うに取って いるのか 。」
「 今 は 教 え な い で く だ さ い 。」 と か 「 学 校 に よ っ て は 次 の 人 に し か 電 話 番 号 を 知 ら せ な い 。」
と か 色 々 な 対 策 を と っ て い る と こ ろ があ り ま す の で そ の 点 は ど う な の か 。 そ れ か ら 会 計 ソ フ ト
について は保存先 がどこな のか 。安全な サーバ ーに 保存 でき るのでし ょうか。
(発表者
亀田小 )
名 簿 職 人 へ の ア ク セ ス 権 に つい て で す が 、 に か ほ 市 指 導 要 録 シ ス テ ム の セ キ ュ リ テ ィ と 同 様
にパスワ ードが振 られてい てア クセス権 がある とい うこ とで す。
連絡網 の保護者 の確認で すが 、各学校 で保護 者に 確認 をと っており ます。
ソフト の保存先 ですが、 学校 のサーバ ーに保 存し てお りま す。
(八幡平 中)
財 務 委 員 会 4 条 の 1 項 と い う お 話 があ り ま し た が 、 こ れ に つ い て は 、 に か ほ 市 の 共 同 実 施 連
携校全て における というこ とで 解釈して よろし いで しょ うか 。
(発表者
矢島小 )
に か ほ 市 の 学 校 財 務 委 員 会 につ い て の ご 質 問 が あ り ま し た が 、 共 同 実 施 と は 関 係 の な い 各 学
校ごとの 組織とな っており ます 。
(司会者 )
他 に ご 質 問 も あ ろ う か と 思 いま す が 時 間 が あ り ま せ ん の で 、 こ こ で 全 県 の 共 同 実 施 の 進 捗 状
況 に つ い て 、 県 の 事 務 研 か ら 現 在 の 情報 を お 話 し し て い た だ け れ ば と 思 い ま す 。 よ ろ し く お 願
いします 。
(茂野会 長)
県 教 委 と 事 務 研 と 調 査 し た 結果 、 今 年 度 内 に 兼 務 発 令 を 含 め た 県 か ら 出 た 指 針 の と お り 共 同
実 施 を 行 う の は 2 市 町 村 。 大 館 市 は 10 月 1 日 か ら 、 に か ほ 市 は 年 度 内 に は 兼 務 発 令 を 申 請 す
― 45 ―
- 45 -
る 。 他 の 市 町 村 に つ い て は 来 年 4 月 から と い う と こ ろ と 様 子 を み て い る と い う と こ ろ と 半 々 く
ら い と い う 状 況 で す 。 こ れ か ら 県 教 委、 事 務 研 の ほ う で 各 市 町 村 教 育 委 員 会 と 話 し 合 い を 深 め
ながら増 えていく と思いま す。具 体的な数 については 今のとこ ろは伏せ ておきたい と思いま す。
(司会者 )
あ り が と う ご ざ い ま し た 。 今後 も 開 示 で き る 情 報 が あ り ま し た ら 、 提 供 し て い た だ け れ ば な
と思いま すのでよ ろしくお 願い します。
本 来 で あ れ ば 実 際 に 動 き 出 した 大 館 市 さ ん か ら お 話 し し て い た だ く 予 定 で お り ま し た が 、 指
導 助 言 者 か ら の ご 講 評 を い た だ か な けれ ば な ら な い 時 間 に な っ て お り ま す の で 、 長 岐 副 主 幹 か
ら助言及 び講評を いただき ます ようよろ しくお 願い しま す。
(指導助 言者)
午 前 中 の 講 演 か ら 今 日 一 日 共同 実 施 と い う こ と で み な さ ん の 頭 の 中 で イ メ ー ジ が で き て き た
の で は な い か と 思 い ま す 。 共 同 実 施 に向 け て の 発 表 と い う こ と で し た の で 、 秋 田 県 の 共 同 実 施
の経緯に ついてお 話しして その あと指導 助言を した いと 思い ます。
ま ず 始 め に 秋 田 県 に お け る 共同 実 施 で す が 、 事 務 職 員 定 数 加 配 制 度 の 実 施 に と も な い 平 成 1
3 年 度 加 配 校 と 連 携 校 の 共 同 実 施 が スタ ー ト し 、 そ の あ と 平 成 1 6 年 4 月 に 羽 後 中 学 校 を 拠 点
と し た 学 校 事 務 セ ン タ ー が 誕 生 し た とい う 形 に な っ て い ま す 。 現 在 は 加 配 の 共 同 実 施 あ る い は
事 務 セ ン タ ー に つ い て は 継 続 し て い るわ け で す が 、 事 務 職 員 を 取 り 巻 く 環 境 は 変 化 し て き て い
ます。
ま ず ひ と つ め は 、 み な さ ん もご 存 じ の と お り 学 校 の 統 廃 合 が 想 定 以 上 に 進 ん で お り 、 現 在 ま
で 4 地 区 が 事 務 セ ン タ ー を 解 消 し て おり 、 今 後 事 務 セ ン タ ー の 維 持 が 見 込 め な い と い う こ と で
す。
も う ひ と つ は 学 校 事 務 職 員 の高 齢 化 が 進 ん で お り 、 こ こ 4 ~ 5 年 で 小 ・ 中 学 校 の 事 務 職 員 約
7 0 名 が 退 職 す る こ と に な っ て い ま す。 そ の 後 は 4 0 代 半 ば か ら 5 0 代 前 半 に か け て の 事 務 職
員が少な く年齢的 にアンバ ラン スな構成 になっ てい るの が実 状です。
ま た 今 後 知 事 部 局 か ら 学 校 事務 の 経 験 の な い 方 が 小 中 学 校 の 事 務 に 入 っ て く る こ と が 予 想 さ
れていま す。
こ の よ う な 状 況 の 中 か ら ど うし て も 学 校 間 で の 教 育 活 動 の 影 響 が 出 る と い う こ と で 、 昨 年 度
事 務 研 か ら の 要 望 も あ り 義 務 教 育 課 で年 4 回 の 検 討 会 を 実 施 し 、 今 年 の 5 月 に 市 町 村 教 育 委 員
会に指針 を出した 形になっ てい ます。
先 程 進 捗 状 況 に つ い て 情 報 提供 が あ り ま し た が 、 秋 田 県 の 共 同 実 施 に つ き ま し て は 今 ま で の
事 務 セ ン タ ー の 非 常 勤 配 置 と 違 い ま して 事 務 職 員 同 士 で 行 う こ と に な り ま す の で 、 先 程 述 べ た
3 つ の 背 景 が あ り ま し て 学 校 事 務 の 定数 化 を 図 る う え で も 現 在 の 加 配 の 共 同 実 施 あ る い は 学 校
事 務 セ ン タ ー を 維 持 し な が ら も 、 そ れ以 外 の 学 校 で 共 同 実 施 を し て い か な け れ ば な ら な い と い
うことを 共通理解 していか なけ ればなら ないと 思っ てい ます 。
そ れ で は 発 表 に 対 し て の 指 導助 言 に な り ま す が 、 発 表 の 中 で 共 同 実 施 を 行 う う え で の ポ イ ン
トがいく つか隠さ れていた なと 思ってい ます。
ま ず 一 つ 目 に な り ま す 。 藤 原先 生 も お 話 し さ れ て い ま し た が 、 課 題 を 見 つ け る と い う こ と で
す 。 共 同 実 施 を 行 う 上 で 各 地 で 課 題 は違 う と 思 い ま す が 、 立 ち 上 げ の ノ ウ ハ ウ で あ る と か 、 教
― 46 ―
- 46 -
育 委 員 会 と の 連 携 あ る い は 事 務 機 能 の強 化 な ど で は な い か な と 思 っ て お り ま す 。 に か ほ 市 の 名
簿 職 人 、 備 品 職 人 の 発 表 が あ り ま し たが 、 私 も 学 校 訪 問 し て い る 中 で 台 帳 の 整 理 な ど に 苦 慮 し
て い る こ と や 様 式 等 に つ い て も 学 校 間で ば ら つ き が あ る と い う こ と も 感 じ て い ま す 。 平 成 2 4
年 に は 県 民 か ら 備 品 管 理 は し っ か り やっ て く だ さ い と い う こ と で 各 市 町 村教育委員会を通じて
備 品 管 理 に つ い て 通 知 し て い る と こ ろで す の で 、 そ う い っ た 問 題 も 解 決 で き る の で は な い か な
と 思 っ て い ま す 。 由 利 本 荘 市 の 会 計 処理 シ ス テ ム で す が 、 教 員 の 多 忙 化 に 必 ず 上 が っ て く る 項
目 で あ り ま す 。 私 も き ら り 支 援 学 校 にい た と き に 3 校 合 わ せ て 6 0 近 く の 私 費 会 計 の 口 座 を 持
っ て お り ま し た 。 1 日 の 処 理 が 2 0 ~3 0 件 く ら い 。 そ う い っ た 状 況 を な く す る た め に は 様 式
や 会 計 ソ フ ト の 統 一 と い う こ と で す ぐに 取 り 組 み 、 月 1 回 の 検 査 も 学 校 内 で 行 う よ う に な り ま
し た 。 そ う い っ た 点 で は 会 計 処 理 シ ステ ム に つ い て は 不 祥 事 防 止 対 策 の 面 か ら み て も 非 常 に 有
効 だ と 思 い ま す 。 午 前 中 の 協 議 の 中 で、 学 校 の 会 計 大 丈 夫 で す か と い っ た と き に 手 を 挙 げ る 人
が少なか ったので がんばっ てい ただきた いと思 って いま す。み なさんの 学校での課 題を整理 し、
も し よ け れ ば 地 域 で も う 一 度 そ の 問 題を 洗 い 出 し て も ら え れ ば な と 思 い ま す 。 そ れ に よ っ て 各
地域のあ るべき姿 というの がき っと見え て来る と思 いま すの で是非お 願いします 。
二 つ 目 と し ま し て 各 教 育 委 員会 と の 連 携 と い う と こ ろ に な り ま す 。 課 題 も 出 た と 思 い ま す の
で 、 各 地 域 で の 情 報 を い か に 提 供 し て教 育 委 員 会 が 動 き や す い 体 制 に す る か が 共 同 実 施 で 大 事
な の か な と 思 っ て い ま す 。 共 同 実 施 を進 め る う え で の ポ イ ン ト と し て 共 同 実 施 推 進 協 議 会 の 設
置 と い う も の が 指 針 の 中 に あ る わ け です が 、 今 回 の 2 市 の 発 表 の 中 で は 校 長 会 と の 連 携 と い う
こ と が あ り ま す 。 こ れ に つ い て は 校 長先 生 の 意 識 が 変 わ る と う こ と で 組 織 運 営 で あ る と か 学 校
運 営 に 非 常 に 効 果 が あ る の で は な い かと 思 い ま す 。 髙 野 課 長 さ ん か ら の お 話 も あ り ま し た の で
こ の へ ん は 理 解 で き る の か な と 思 い ます 。 そ れ か ら 学 校 訪 問 を し て で す が 、 市 町 村 の 財 政 難 や
担 当 者 の 理 解 不 足 と い う と こ ろ で 教 育委 員 会 と の 連 携 が 不 足 し て い る ケ ー ス が あ る な と 感 じ て
い ま す 。 そ う い っ た 面 に つ き ま し て は市 の 方 で 協 議 し て い る と い う こ と で 、 教 育 委 員 会 へ 対 し
て の 粘 り 強 い 情 報 提 供 が こ れ か ら 必 要に な っ て く る の で は な い か と 感 じ て い ま す 。 予 算 が な い
か ら こ の ま ま 黙 っ て い よ う と い う の では な く 情 報 提 供 を し て い た だ い て 、 予 算 の 獲 得 あ る い は
予算の有 効活用し ていただ けれ ばなと思 ってい ます 。
三 つ 目 に な り ま す が 、 我 々 事務 職 員 の 意 識 改 革 が 大 事 に な る の で は な い か な と 思 い ま す 。 一
人 か ら 組 織 へ と い う 考 え 方 を 一 人 一 人が 持 つ こ と が 大 事 な の か な と 思 っ て お り ま す 。 私 が 組 織
力のすご さを感じ たのがや はり きらり支 援学校 に勤 務し てい たときで 、非常勤職 員、臨時職 員、
学 校 事 務 の 経 験 の な い 職 員 な ど で 事 務部 が 2 5 人 と い う 体 制 で し た 。 組 織 で な け れ ば 学 校 が 動
か な い 状 況 で し た け れ ど も 、 1 年 目 とい う こ と で 非 常 に 多 く の 課 題 が あ り ま し た 。 そ こ で 一 人
で 対 応 す る の で は な く 必 ず 担 当 を 二 人と プ ラ ス α の 職 員 を 置 い て 複 数 で 問 題 を 解 決 す る 体 制 を
作 っ て い き ま し た 。 組 織 で 動 く こ と によ っ て 引 越 し 業 務 、 日 常 業 務 、 雪 下 ろ し な ど 施 設 管 理 の
面 で も 効 果 が 大 き か っ た と 感 じ て い ます 。 先 生 方 か ら も 言 え ば す ぐ 対 応 し て く れ る と い う 声 が
聞こえてきてうれしかったと思っています。きらり支援学校では人数が多いということもあり
成果もみやすかったところもありますが、やはり組織力をアップすることによって学校の活性
化 に と 感 じ て い ま す の で 、 一 人 一 人 の意 識 を 改 革 し て い た だ け れ ば と 思 っ て い ま す 。 た だ ひ と
つ注意しなければならないのが、事務職員だけでは共同実施、学校間連携が成り立たないとい
― 47 ―
- 47 -
う こ と を 私 た ち が 意 識 し な け れ ば い けな い の か な と 思 っ て ま す 。 先 生 が 子 ど も と 向 き 合 う 時 間
を バ ッ ク ア ッ プ で き て は じ め て 、 今 回の テ ー マ で あ る 子 ど も の 笑 顔 の た め に と い う こ と に つ な
が る こ と だ と 思 い ま す の で 、 そ う い った 意 味 で 今 回 の 本 荘 由 利 支 部 の 発 表 で は 常 に 課 題 に 向 き
合 っ て 対 策 を 検 討 し て き た 結 果 だ な と感 じ て い ま す 。 秋 田 県 の 共 同 実 施 を 行 う た め に は ま だ 法
的 な 整 備 等 の 課 題 が 残 っ て い ま す が 、解 決 策 を 見 い だ し な が ら 事 務 研 等 を 通 じ て 全 県 の み な さ
んに情報 を提供し ていけれ ばと 思ってい ます。
最 後 に な り ま す が 、 私 も 子 ども の P T A 活 動 を き っ か け に 子 ど も た ち の 元 気 な 笑 顔 の た め に
と い う こ と を 目 標 に し て 生 活 す る よ うに な り ま し た 。 み な さ ん は ど う で し ょ う か 、 少 し は 意 識
さ れ て ま す で し ょ う か 。 先 日 所 長 が 朝の 会 で 子 ど も を 育 て る の は 人 、 生 の 人 間 だ と い う こ と を
話 し て い ま し た 。 学 力 日 本 一 と い う こと で 他 県 か ら 視 察 に 来 る わ け で す が 、 秋 田 県 の 子 ど も は
聞 く 姿 勢 、 基 本 姿 勢 が し っ か り で き てい る と い う こ と を 話 す そ う で す 。 今 日 の 発 表 で も あ り ま
し た が 、 共 同 実 施 に な る と ど う し て もI C T の 活 用 が ク ロ ー ズ ア ッ プ さ れ ま す が 、 そ れ を 動 か
す の は 私 た ち 事 務 職 員 と 一 緒 だ と い うこ と を 忘 れ て は い け な い と い う こ と を 感 じ て い ま す 。 校
長 先 生 の 馴 れ 初 め の 話 と か 、 人 と 人 との つ な が り と い っ た 基 本 的 な こ と が う ま く い っ て 、 共 同
実 施 あ る い は 学 校 間 連 携 の 成 功 に 結 びつ く の で は な い か と 思 っ て い ま す 。 最 後 少 し 私 的 な 部 分
も 入 っ て き ま し た が 、 今 度 み な さ ん の学 校 に 訪 問 し た と き に 一 人 で も 多 く の 子 ど も た ち の 元 気
な姿に会 えること を期待し まし て感想と させて いた だき ます 。
― 48 ―
- 48 -
― 49 ―
― 50 ―
― 51 ―
― 52 ―
― 53 ―
― 54 ―
― 55 ―
<第2分科会>
湯沢雄勝支部担当
発表テーマ 『続・学校施設の維持管理を考える』
~「校舎設備ハンドブック(簡易版)
」
及び「遭遇した事例編(改訂版)
」作成について~
分科会前半は、湯沢雄勝小中学校事務研究会が平成16年10月に発行した「校舎設備
ハンドブック」の改訂作業等について、その活動を発表します。分科会後半は、少人数に
よるグループで、校舎の維持管理に係る諸問題や遭遇した事例や解決方法などについて、
意見交換を行います。過去にいろいろと体験されたことについて、積極的にご発言くださ
い。分科会参加者同士「教えあい」
「教わりあい」明日からの校舎設備の維持管理の「ヒン
ト」を見つけられる分科会でありたいと思っています。
発 表 者
湯沢市立須川中学校
主 査 林崎 悦子
羽後町立仙道小学校
主 事 古屋
拓
司 会 者
湯沢市立湯沢北中学校
主任主査 佐々木 隆
助 言 者
全国公立小中学校事務職員研究会
研究開発部長 阿部 貴子
(岩手県盛岡市立見前中学校 事務主任)
大仙市立太田中学校
統括事務長 今野 賢之
記 録 者
東成瀬村立東成瀬小学校
主 査 横山 道代
湯沢市立小野小学校
主 任 西村 香理
― 56 ―
- 56 -
第2分科会
― 57 ―
第2
第 2分科会
分科会
『 続 ・ 学『続・学校施設の維持管理を考える』
校施設の維持管理を考える』
- 「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク ( 簡 易 版 )」
-「校舎設備ハンドブック(簡易版)」 及 び 「 遭 遇 し た 事 例 ( 改 訂 版 )」 作 成 に つ い て -
及び「遭遇した事例(改訂版)」作成について-
湯沢
雄 勝 小 中 学 校 事 務 研 究 会 湯沢雄勝小中学校事務研究会
発表概要
1.はじめに
私 た ち 学 校 事 務 職 員 は 、 日 頃か ら 「 安 全 で 快 適 な 学 校 施 設 」 を 維 持 す る た め に 管 理 職 や 校 務
員 と 連 携 し な が ら 日 々 努 力 し て い る 。本 研 究 会 で は 平 成 1 6 年 の 全 県 大 会 に お い て 「 学 校 施 設
の 維 持 管 理 を 考 え る - 安 全 で 快 適 な 学校 を め ざ し て 、 わ た し た ち が で き る こ と - 」 と い う テ ー
マ で 「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク 」 等 の 作成 に 係 る 実 践 的 な 取 り 組 み に つ い て の 発 表 を 行 っ た こ と
も あ り 、 今 回 は 「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク 」 に つ い て も う 一 度 ク ロ ー ズ ア ッ プ しな が ら 校 舎
の維持管理 につ いて研 究し ていくことに した。
2 .「 改 訂 版 」 作 成 前 の 状 況 に つ い て
「校舎設備ハンドブック」は、文部科学省から発行されたパンフレットを受け、学校
施設の維持管理について本研究会の実務研修で取り扱ったことをきっかけに作成、配布
された。内容は大きく9章で構成されており、各章前半で設備等の解説、後半に困った
ときの対処 方法 がQ& A形 式で掲載され ている。
作成当時は研修資料の一環として、また実際に設備維持管理上で困ったときの対策を調べ
る 資 料 と し て 、「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク 」 は 非 常 に 活 用 さ れ て い た よ う だ 。 し か し 、 作 成 か
ら年数が 経過して いること から 、各学校で の整備状況 及び活用 状況につ いて再度把 握するた め、
地区内の 会員にア ンケート を実 施した。
3 .「 改 訂 版 」 の 作 成 に 向 け て
アンケートの結果を受け、活用価値のある「校舎設備ハンドブック」を今後どのようして
い く か 話 し 合 い 持 た れ た 。 限 ら れ た 時間 と 作 業 人 数 で も で き る 取 り 組 み を 模 索 し た 結 果 、 次 の
改訂作業 を行うこ ととした 。
①パン フレ ット形式「 校舎設備ハ ンドブック(簡 易版)」の作成
パ ン フ レ ッ ト 形 式 「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク ( 簡 易 版 )」 は 、 何 か の 際 に ぱ っ と 見 る こ と が
で き る 内 容 、 ま た 、「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク 」 本 編 の 活 用 に つ な が る よ う な 内 容 を 掲 載 す
ること で検討し 、作成す るこ ととした 。
②「校 舎設 備ハンドブ ック」第9 章「遭遇した事 例編」の改 訂版発行
― 58 ―
- 58 -
第 9 章 「 遭 遇 し た 事 例 編 」 の 改 訂 版 に は 、「 あ る 学 校 で 起 き た こ と = あ な た の 学 校 で も
起 こ り う る こ と 」 で は な い かと い う 視 点 で 、 実 際 に 遭 遇 し た と き の 対 処 法 や 不 安 解 消 に つ な
が る 経 験 談 を よ り 多 く 収 集 する こ と が 良 い の で は な い か と 考 え た 。 ま た 、 会 員 の 入 れ 替 わ り
や 校 舎 の 年 数 を 経 る こ と で 新し い 事 例 も 予 想 さ れ た た め 、 会 員 へ ア ン ケ ー ト を 実 施 し 、 事 例
追 加 を 行 う こ と に し た 。 収 集し た 事 例 は 分 野 ご と に 集 約 し 、 特 徴 的 な も の を ピ ッ ク ア ッ プ す
ること とした。
4.「改訂版」の作成~配布
「校舎 設備ハン ドブック (簡 易版)」と 「遭 遇した事 例編(改 訂版)」の作成 方針を 決定 後、
事例収集 アンケー トをもと に編 集作業に 取りか かっ た。
平成2 4年8月
実際 の編 集作業開 始
順 次校 正作 業に 入る
平成2 5年2月
湯沢 雄勝 事務研究 大会で 会員 に披 露
完 成 し た 「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク ( 簡 易 版 )」 と 「 遭 遇 し た 事 例 編 ( 改 訂 版 )」 は 、 平 成 1
6 年 に 作 成 さ れ た 「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブッ ク 」 本 編 と と も に 各 学 校 へ C D - R O M で 配 布 し 、 印
刷 お よ び 各 学 校 で の 整 備 を 依 頼 し た 。配 布 後 に 行 っ た ア ン ケ ー ト で は 、 活 用 し て み て の 感 想 や
内容につ いての意 見が多数 出さ れた。
5.「校舎設備ハンドブック」の今後の課題
校 舎 の 維 持 管 理 の 基 本 は 「 予防 安 全 」 と 考 え ら て い る 。 し か し 現 実 に は 毎 年 の よ う な 予 算 削
減 に よ り 「 予 防 安 全 」 に は あ ま り お 金 が か け ら れ ず 、「 早 期 修 繕 ・ 初 期 対 応 」 に 追 わ れ る こ と
が 多 い と 思 わ れ る 。 ま た 、 自 然 災 害 へ備 え た 防 災 ・ 安 全 対 策 な ど 、 校 舎 の 維 持 管 理 に つ い て は
いろいろ と考えさ せられる。ど んな状況 下にお いても、対応 するには ある程度 の「知識」と「経
験 」 が 必 要 に な る だ ろ う 。 学 校 事 務 職員 と し て 仕 事 を す る に あ た り 、 校 舎 の 維 持 管 理 に つ い て
は決して 切り離せ ないこと であ る。
今 回 、 学 校 事 務 職 員 を 取 り 巻く 環 境 の 変 化 が あ る な か で も 、 当 時 の 会 員 の 英 知 の 結 集 で あ る
「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク 」 の 存 在 を 会員 に 再 度 周 知 で き た こ と 、 そ し て 新 た に 見 直 す 機 会 を 得
た こ と は 、 研 究 会 と し て も よ い 取 り 組み と な っ た 。 校 舎 の 維 持 管 理 の 基 本 で あ る 「 予 防 安 全 」
に つ な げ る 知 識 を 得 る た め に 、「 校 舎 設 備 ハ ン ド ブ ッ ク 」 は 安 心 ・ 安 全 な 教 育 環 境 の 整 備 の た
め の 「 参 考 書 」 と し て 、 こ の 後 も 適 宜改 訂 し な が ら よ り 有 効 に 活 用 で き る よ う な も の に し て い
く必要が あると考 えている 。
― 59 ―
- 59 -
グループ討議についての発表
<Iグルー プ>
キー ワー ド「学校事務 の共同実施」 と「校舎維 持管理」
・「 校 舎 管 理 」 は 校 務 員 さ ん の 力 が 大 き い 。 電 気 関 係 の 修 理 等 は 業 者 に 依 頼 す る が 、 器 具 や 資
格 が あ れ ば 、 自 分 た ち や 校 務 員 さ ん でも で き る 修 理 も あ る の で 、 そ の よ う な 資 格 の あ る 校 務 員
さんがい たら助か る。
・ 草 刈 機 等 、 そ の 地 区 で 1 台 保 有 し てい れ ば 、 地 区 内 の 学 校 で 貸 し 借 り し て 使 用 す る こ と が で
きる。そ のような ことを事 務職 員がコー ディネ ート して いけ たら良い のではない か。
・ 最 近 は 校 務 員 さ ん も シ ル バ ー 等 で 、正 職 員 で な い 方 も 増 え て い る 。 制 約 が 色 々 あ り 、 仕 事 を
頼 み づ ら く 、 困 っ て い る 。 事 務 の 共 同実 施 も 大 切 だ が 、 校 務 員 さ ん 方 の 共 同 実 施 も 行 っ た 方 が
良いので は。
<Gグルー プ>
キー ワー ド「学校事務 の共同実施」 と「校舎維 持管理」
・他校の 維持管理 の仕方を 参考 にすれば 、より 効果 的な維持 管理ができ るのでは ないか。ま た、
各 校 を 巡 回 し 、 そ れ ぞ れ の 学 校 の 修 繕リ ス ト を 作 成 す れ ば 、 各 校 の 状 況 を 把 握 し 、 予 算 要 望 の
際にも活 用するこ とができ る。
・ 初 め て の 修 繕 に 遭 遇 し た 際 に 、 一 人で は ど こ の 業 者 に 依 頼 す れ ば よ い か わ か ら な く て も 、 経
験のある 事務職員 がグルー プ内 にいれば 、業者 につ いての情 報を共有し 、すぐに 修繕ができ る。
・ 各 校 で 予 算 要 望 を す る 際 、 地 教 委 でも 優 先 順 位 を 決 め る と 思 う が 、 グ ル ー プ 内 で も 修 繕 の 優
先順位を 決め、本 当に必要 な箇 所から修 繕をし てい くよ うに 要望が出 せる。
・ 備 品 の 借 用 に つ い て 、 芝 刈 機 等 の 高価 な 機 械 の 貸 し 借 り も 、 グ ル ー プ 内 で 情 報 を 共 有 し て い
けば、備 品の活用 の幅が広 がる のでは。
<Hグルー プ>
キーワ ード 「校舎 維持 管理」と「学 校予算」「地教委連携 」に ついて
・ 地 教 委 で も 、 す ぐ に 動 い て くれ る と こ ろ と そ う で な い と こ ろ が ある と 思 う が 、 こ の テ ー ブ ル
では、ど この地教 委もすぐ に動 いてくれ て素晴 らし い、 とい う話が出 た。
・体育館 の雨漏り で、滑っ た児 童が転ん で頭を 打ち、救急車で 運ばれる、とい うことがあ った。
そ の 後 、 再 度 雨 漏 り が あ っ た 時 に 地 教委 に 連 絡 し た ら 、 地 教 委 の 担 当 者 と 財 政 担 当 の 方 が す ぐ
に来て見積もりをとってくれた。来年度あたり修理してくれるのではと期待している。このよ
うに日頃 から地道 に地教委 と連 携をとっ ていれ ば良 いの では 。
・ 児 童 に 「 校 内 で ど こ か 壊 れ て い る と こ ろ は な い か ? 」 と い う ア ン ケ ー ト を と っ た 際 、「 先 生
の 椅 子 が 壊 れ て い る 」 と い う 答 え が あっ た 。 そ の 先 生 は 講 師 で 、 事 務 職 員 に な か な か 言 う こ と
が で き な か っ た よ う だ が 、 そ の 児 童 のお か げ で 先 生 の 椅 子 を 修 理 す る こ と が で き た 。 や は り 、
子 ど も の 目 線 で 見 な い と わ か ら な い とこ ろ も あ る ん だ な あ と 感 じ 、 と て も 印 象 に 残 っ て い る 。
・他のグ ループの 発表でも あっ たが、校務 員さんが正 職員でな いところ が多くなっ てきてお り、
連携をと るのも大 変になっ てき ていると いう話 も出 た。
― 60 ―
- 60 -
指導助言
(全国公立 小中 学校事 務職 員研究会
研 究開発部長
阿部貴子氏 )
素 晴 ら し い 校 舎 設 備 ハ ン ド ブッ ク を 事 前 に 送 っ て い た だ き 、 見 さ せ て い た だ い た 。 日 頃 か ら
事務職員としてこのようなものが欲しいと思っていても、なかなかここまですることができな
い の が 現 状 。 そ れ を 形 に し 、 継 続 し てこ の 後 も 改 善 を し な が ら 続 け て い く ん だ と い う と こ ろ が
素晴らし いと思う 。これか らも 頑張って ほしい 。
グ ル ー プ 討 議 の 中 で 、 共 同 実 施 で こう い う こ と が で き た ら と い う 話 が あ っ た が 、 例 え ば 施設
設 備 ハ ン ド ブ ッ ク は 事 務 研 究 会 の 活 動と し て 作 成 し た も の だ と 思 う 。 そ れ が な ぜ 継 続 的 に な ら
ず 一 時 中 断 し た か と い う と 、 や は り それ は 研 究 会 だ っ た か ら だ ろ う と 思 う 。 任 意 団 体 な の で 、
ど う し て も 強 制 力 が な い 。 継 続 し て 更新 し て い か な け れ ば な ら な い と か 、 強 制 的 な 部 分 は 何 も
な く 、 頑 張 っ て い る 人 た ち の 功 績 、 とい う 形 で 残 っ て し ま っ て い る こ と が も っ た い な か っ た な
と 思 う 。 で も 今 回 こ う し て ま た 復 活 され て い る と い う こ と は 素 晴 ら し い と 思 う が 、 例 え ば 共 同
実 施 で あ れ ば 、「 業 務 」 と し て こ れ を 行 っ て い く こ と に な る と 思 う 。 午 前 中 の 講 義 で 、 藤 原 先
生 が 、「 グ ル ー プ で 作 っ て い る こ と が 、 も う そ れ で 共 同 実 施 を し て い る こ と に な る 」 と お っ し
ゃ っ て い た が 、 私 は 事 務 研 で や る こ とと 共 同 実 施 で や る こ と の 大 き な 違 い と い う の は 、 き ち ん
と し た 「 仕 事 」 と し て 認 め ら れ る か どう か 、 対 外 的 に も そ う し て 見 て も ら え る か ど う か 、 と い
う と こ ろ が 大 き な 違 い に な っ て く る と思 う 。 今 、 グ ル ー プ で 共 同 実 施 と し て こ う い う こ と を や
れ た ら と い う 話 も あ っ た の で 、 そ う い う 共 同 実 施 で 行 う 「 意 義 」、 事 務 研 と は 違 う 「 意 義 」 が
あるとい うことを 考えてい ただ けたらと 思う。
G グ ル ー プ の 、 他 校 の 維 持管 理 の 状 況 を 見 て 学 ん で 、 自 分 の 学 校 の こ と を 考 え る 、 と い う 話
が あ っ た が 、 全 国 の 中 で は 、 共 同 実 施で グ ル ー プ 内 の 学 校 の 安 全 点 検 を 行 っ て い る と こ ろ も あ
る 。 自 分 の 学 校 だ け で は な く 、 他 の 学校 に 行 っ て 違 う 目 線 で そ の 学 校 を 見 る こ と で 、 ま た 気 づ
か な い 視 点 と い う こ と も 出 て く る と 思う 。 そ の よ う な 素 晴 ら し い 取 り 組 み を し て い る 地 区 も あ
るので、 参考にす ると良い ので は。
教 育 委 員 会 と の 連 携 と い う点 に つ い て は 、 全 体 会 で も 「 戦 略 的 な 思 考 を 持 っ て 」 と い う 話 が
あ っ た 。「 戦 略 的 な 思 考 」 と 考 え る と す ご く 難 し い が 、「 ど う い う 手 だ て を と っ て 、 ど の よ う
に 実 行 し て い く か 」 と い う こ と だ と 思う 。 例 え ば 、 教 育 委 員 会 が こ の 修 繕 を い つ や っ て く れ る
のかなと指をくわえていては物事は進まないわけで、言ったもの勝ちというようなことになる
と 、 学 校 に 対 し て 不 公 平 が 生 じ る 。 教育 委 員 会 に 対 し て ど う い う 攻 め 方 ( と い う 言 葉 が 適 切 か
わ か ら な い が ) を す れ ば 予 算 を つ け てく れ る か 、 こ う い う 視 点 で も っ て い っ た ら 教 育 委 員 会 に
理 解 し て も ら え る か 、 一 人 の 力 や 経 験不 足 で 違 う と こ ろ を 補 い な が ら グ ル ー プ で や る と 、 こ っ
ち の 学 校 の 方 が 優 先 順 位 が 先 だ と か 、そ う い う 視 点 で 共 同 実 施 を 使 っ て 教 育 委 員 会 と 連 携 を と
っていく というこ とはとて も良 いのでは ないか と思 う。
も し こ れ か ら 、 施 設 的 な こ と を 深 め て い く と す れ ば 、「 学 校 施 設 評 価 」 の 視 点 で 学 校 に つ い
て 考 え て 欲 し い と 思 う 。 安 全 ・ 安 心 な学 校 を 作 る た め の 評 価 を ど う 進 め て い く か と い う こ と に
つ い て 、 学 校 全 体 や 共 同 実 施 グ ル ー プを 使 い 、 地 域 の 方 々 か ら の 視 点 を 取 り 入 れ な が ら 、 学 校
のよりよ い安全を 考えてい くと 、さらに 良い学 校づ くり がで きるので はないかと 思う。
― 61 ―
- 61 -
震 災 か ら 考 え た こ と は 、 非構 造 部 材 と い う 所 の 在 り 方 。 体 育 館 は 避 難 場 所 に な る が 、 体 育 館
の 外 側 は 耐 震 な ど で よ く 調 べ ら れ る が、 内 側 で 使 わ れ て い る 照 明 や 器 具 が き ち ん と 固 定 さ れ て
い る の か ど う か 。 体 育 館 に 避 難 し た ら天 井 か ら た く さ ん 落 下 物 が あ っ た り 、 照 明 が 落 ち て き た
り す る と 避 難 所 と し て 効 果 が で な い ので 、 色 々 な 視 点 で 建 物 は 安 全 に 向 け て 改 善 し て い か な け
れ ば な ら な い 部 分 が た く さ ん あ る 。 そう い う 視 点 も 加 え な が ら 施 設 に つ い て 考 え て い け ば 良 い
のではな いかと思 う。
(大仙市立 太田 中学校
統 括事務長
今 野賢之氏)
助言で きる立場 ではない ので 、一会員 として 感想 を。
私 も 二 十 数 年 前 に 、 大 曲 仙 北地 区 で 「 な る ほ ど B O O K 」 を 出 し て お り 、 そ れ に 携 わ っ て い
た が 、 何 回 も 内 容 を 見 直 し し 、 県 で 発表 し た 経 緯 が あ る 。 今 回 の ハ ン ド ブ ッ ク の 発 表 も 同 じ だ
ったので はないだ ろうか。
グ ル ー プ 討 議 の 中 で 、「 共 同 実 施 」 と 「 校 舎 管 理 」 の か か わ り が あ っ た が 、 私 が 現 在 勤 務 し
て い る 学 校 は 事 務 セ ン タ ー で 、 備 品 台帳 の 共 有 や 事 務 処 理 の 共 有 、 営 繕 関 係 の 処 理 も 窓 口 と な
り行っている。 ちょうど今、冬囲いの準備がそれぞれの学校で進められている。学校によっ
て は 校 務 員 さ ん 一 人 で 行 う と こ ろ も ある が 、 も う 一 人 手 伝 い が 欲 し い と い う こ と で 、 学 校 配 当
の 賃 金 で 人 夫 を お 願 い し て い る 学 校 もあ る 。 事 務 セ ン タ ー で は 、 日 に ち を 決 め て 校 務 員 さ ん の
割 り 振 り を し 、 作 業 を 進 め よ う か と 思っ て い る 。 こ の よ う な 場 合 、 賃 金 を う か せ る こ と が で き
る。この ようなこ とで、共 同実 施と修繕 ・営繕 を絡 めて やっ ていけれ ばと思って いる。
校 舎 の 維 持 管 理 は 事 務 職 員だ け の 問 題 で は な く 、 学 校 の 全 職 員 、 特 に 事 務 職 員 ・ 校 務 員 ・ 教
頭 ・ 教 務 あ た り で 対 処 し て い る 学 校 がほ と ん ど だ と 思 う 。 実 は あ ま り に も 修 繕 箇 所 が 多 く 、 予
算 が な い と い う こ と が 現 実 。 各 校 で あま り 予 算 が か か ら な い よ う に 創 意 工 夫 し て 行 っ て い る こ
と と 思 う が 、 そ れ が と て も 大 事 な こ と。 ほ と ん ど の ケ ー ス が 事 務 職 員 が 頭 の 中 で 処 理 し 、 引 継
ぎ 時 に 2 ~ 3 行 の 書 面 で 終 わ っ て し まい 、 次 の 事 務 職 員 が 来 る と ま た 一 か ら 、 と い う こ と に な
る 。 そ の 点 で も 、 こ の 校 舎 設 備 ハ ン ドブ ッ ク や 簡 易 版 を 見 て 素 晴 ら し い と 思 っ た 。 ど ち ら に し
て も 状 況 に 応 じ て 使 い 分 け た い と 思 う。 ぜ ひ 大 曲 仙 北 地 区 で も 、 せ め て 簡 易 版 を 作 っ て み た い
と思った 。
今 後 の 取 り 組 み と し て 一 つお 願 い し た い こ と は 、 難 儀 し て 作 っ た の で 、 こ の 後 こ れ を ど う や
っ て 活 か し て い く か が 大 切 。 せ っ か く良 い も の を 作 っ た の で 、 何 と か 継 続 し て 使 っ て い っ て ほ
し い と 思 う 。 他 郡 市 に も あ る 程 度 提 供し て 、 全 県 的 に こ の よ う な 形 で 使 う こ と が で き れ ば 素 晴
らしいと 思う。
― 62 ―
- 62 -
― 63 ―
― 64 ―
― 65 ―
― 66 ―
― 67 ―
― 68 ―
― 69 ―
― 70 ―
― 71 ―
― 72 ―
― 73 ―
― 74 ―
― 75 ―
― 76 ―
― 77 ―
Fly UP