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新しい公共支援事業連絡調整会議 成果報告(事例報告)の部 報告資料
新しい公共支援事業連絡調整会議 成果報告(事例報告)の部 報告資料 【関東甲信越静ブロック】 1.取手市井野団地∑多世代交流見守り拠点「いこいーの+Tappino」創出プロ ジェクト(茨城県) ∑∑∑∑∑1ページ 2.東日本大震災避難者支援事業(栃木県) ∑∑∑∑13ページ 3.地域政策専門の知力と学生力と地域連携力を活用した、東日本大震災にお ける被災地復興のための包括支援プロジェクト(群馬県) ∑∑∑∑17ページ 4.県民活動基盤強化事業(千葉県) ∑∑∑∑27ページ 5.小松川自然地へのアダプト制度導入事業(東京都) ∑∑∑∑33ページ 6.Life with the Ocean まなづる(神奈川県) ∑∑∑∑41ページ 7.公害の経験を乗り越える「阿賀野川エコミュージアム構想」流域再生プロ ジェクト(新潟県) ∑∑∑∑51ページ 8.山梨県在住∑東日本大震災避難者へのパーソナルサポートプロジェクト(山 梨県) ∑∑∑∑ 5 9 ページ 9.環境∑防災の地域づくりを進める自然エネルギーの地産地消プロジェクト (長野県) ∑∑∑∑ 6 1 ページ 10.高齢者いきいき宅配サービス事業(静岡県) ∑∑∑∑75ページ タ ッ ピーノ >>> 事業実施主体 取手井野団地自治会 井野アーティストヴィレッジ 取手市社会福祉協議会 取手市 NPO法人 取手アートプロジェクトオフィス 前提条件 (取手井野団地) » 総戸数 2,276戸 » 約3,800人居住 » 高齢化率 H23:32.4% → H24:34% 中短期 » 新規利用者/支援者/ 参画者/寄付者の拡大 » 事業評価軸の内在化と 活動更新 » 自治会加入率の低下 » 近隣住民との関係の 希薄化 郊外都市における 社会課題の典型事例 =郊外型社会の縮図 長期 » 高齢化・機能不全に陥 るコミュニティ更新手法 » 団地77万戸・全国発信 可能なモデルの構築 1 ページ 多世代交流型拠点 いこいーの+Tappino 個人が個性を発揮しながら関わり、新たな人的ネット ワークを生み出すセンター的機能を醸成していく パートナー・アーティスト・プログラム アーティスト・住民の協働企画 コミュニケーションの媒介としてアーティストのプロジェクト を日常的に継続展開 団地クリエイティヴプランの策定 住民参加型空間デザイン→ダンチ・イノベーターズ! ソフト・ハードおよび両側面から団地を捉え、企業連携の もとプランを実現していく多視点・ジャンル越境型活動 3事業軸を連動し郊外都市の次代モデル構築を目指す >「いこいーの+タッピーノ 」 オープン 市民ボランティア/アーティスト/事業実施主体の連携による運営 2011年10月~ >多世代包摂型交流拠点創出の試み 高齢者を受け入れる「見守り機能」+赤ちゃんから集える場としての設定 →多世代のコミュニケーションを誘発するシステムとしてアーティストによる ソフトプログラムを展開 2 ページ 井野団地3-19-104の空き店舗を改装 ショッピングセンター内にアート活動拠点 多世代包摂型交流拠点 として市民ボランティア、 自治会、民生委員等との 連携により運営。芸術表 現がコミュニケーションを 誘発する役割を果たして いる *取手市高齢福祉課所管事業「お休 み処(高齢者の受入型見守り施設)」 の機能を兼ねる オープン日:月~金 10:00~16:00 土日祝は時々Open 利用料:おひとり1日100円 出入自由・持込可・小学生以下無料 設計:株式会社OpenA 平均利用者数 18名/日 延べ利用者数 1,440名 (2011年10月~2012年2月) 3 ページ >パートナーアーティストプログラム 定期的に団地および拠点に若手アーティストが通い、住民の関与のもとで展開 していくプロジェクト作品を実施。日常的にアーティストの仕掛けが穏やかに機 能し、新しいコミュニケーションを生み出している 左上:定期的にやってきて団地を探索 中:掲示板で連載中の作品はいこいーので読める 右:とくいの銀行頭取といこいーのの常連Nさん 右下:尾引浩志と徳久ウィリアムパフォーマンス 右中~:「みんなハウスちゃん」着用の様子。連載している作品と連動 >とくいの銀行 得意なことを貯“とく”すると、誰かの 得意を引き出せる。個人の個性を 媒介に、さまざまなネットワークや 出来事が生まれる銀行システム アーティスト:深澤孝史 84歳の飯島さんのとくい「長寿の秘訣」を引き出し、皆で散歩 >カラダが楽になる 呼吸法と発声法 健康に意識を向ける中高年層から お子さんまで、「声」をテーマとして ゲストを迎え、ワークショップを体験 アーティスト:徳久ウィリアム カラダが楽になる呼吸法と発声法 Vol.4 おおたか静流WS風景 4 ページ >ちくちく地区 >よいしょ道 >リカちゃんハウスちゃん 住民とのやりとりがそのまま作品になり 団地の風景の中に蓄積していく アーティスト:宮田篤+笹萌恵 上:住民から聞き取った地域固有の名前や思い出が旗になって その場を飾る 中:掲示板で続く連載のエピソードは住民との話から 右:いこいーのではアーティスト手作りの前掛けも活用 下:団地の良いところを櫓に飾る「よいしょ」+「書道」 ●そのほかにも団地オリジナルの 合唱曲や盆踊りがアーティストの手に よってつくられ、地域に残っている >旧Tappino跡地利活用提案 団地の中心部にある、取り壊されることが決まった元銀行・元プロジェクト拠点の 活用方法を住民・スタッフ・建築家らのプランを盛り込み、URに提案 >ダンチ・イノベーターズプロジェクト 建築家やデザイナー等 のクリエーター、地域住 民、植木職人らが住民と ともに考え、新しい「ダン チ」の実現を図る 5 ページ ボランティア運営・人的ネットワーク活用 ソフト提案・スキル提供・連携事業 取手井野団地自治会 ボランティア 参 加 井野アーティストヴィレッジ 現場運営 参 加 運営への参加 NPO法人取手アートプロジェクトオフィス 全体マネジメント・企画立案・広報発信 東京芸術大学・取手市との連携実績 アーティスト アートマネージャー 多ジャンルクリエーター 連携体制を土台とした事業展開 取手市社会福祉協議会 福祉分野からの運営サポート 取手市高齢福祉課・文化芸術課 事業運営の後方支援・情報発信 事業支援 利用・参加 事業提携・連携協定 団地及び近隣住民 UR都市再生機構 茨城住宅管理協会 波及 効果 >「団地」という既存システムを変えるモデルの確立 ソーシャルインキュベーションとして機能 > 住民自らが個対個の関係に基づき居住空間を変える →ローカルエリアにおけるシビックプライド醸成 NPO活動 基盤整備 直接 効果 > 高齢世代~子育て世代を包摂する世代間交流 →地域内コミュニティ・ハブの確立、 地域への窓口の創出に芸術を活用 > 多主体・企業連携型事業モデルの実現 > 継続的事業展開を寄付者拡大、 活動基盤整備につなげる →認定NPO法人化へ > 人材育成事業による運営体制の柔軟性獲得 6 ページ 7 ページ 8 ページ