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アレルゲン 屋 内

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アレルゲン 屋 内
ペット
ペット(犬、猫)
ペットを飼育している祖父母や知人宅への訪問の際は、帰宅後に服
飼っていない場合
を着替えるなど衣類についたアレルゲンを自宅に持ち込まないよう
に注意しましょう。
セルフケアのポイント
また、野良猫にも近づかないなど注意が必要です。
飼っている場合
虫
蛾
定期的なシャンプー、寝室に入れない等対策をとりましょう。
また、屋外での飼育が可能な場合は屋外で飼育しましょう。
アレルギー症状を
悪化させる
要素を減らして
いきましょう
虫(蛾、ゴキブリ)
屋内に発生する種類もあります。夜行性のため目にする機会がなく気づきにくいです。
メイガ(食品害虫)
穀類、乾燥果実、
お菓子
やペットフード等、食品
を害する食品害虫。
ノシメマダラメイガ
提供:武藤敦彦
成虫の大きさ
6∼9mm
衣蛾 −イガ−(衣類害虫)
ウールなどの動物性繊維
を使用した衣類や布団に
発生する衣類害虫。
イガ
提供:東奥日報社
虫
成虫の大きさ
4∼6mm
ゴキブリ 夜行性で、気温が25℃以上になると活動が活発になります。
カビ
屋 内 アレルゲン
ダニ
カビ
クロカビ、ススカビは湿気の多い、浴室、台所、結露した壁等に、アオカビ、
アオカビ、コウジカビは比較的、
乾燥に強く、空気中や押し入れ、靴箱等に生えます。
ペット
クラドスポリウム
(クロカビ)
アルテルナリア
(ススカビ)
ペニシリウム
(アオカビ)
虫
アスペルギルス
(コウジカビ)
提供:©NPO 法人カビ相談センター
ダニ
カビ
屋内アレルゲン対策では、
どのアレルゲンにも共通している対策が屋内の掃除です。
ダニ
より効果的な掃除を実施するためには、原因アレルゲンの特定と、効率的な掃除が
ダニの餌となるものを掃除することが重要です。
チリダニは、室温 20℃∼30℃で、湿度が 60∼80%、さらに餌となる人や動物のフケ、食べ残し
ます。
などがある場所で繁殖します。また、ふとんやぬいぐるみ、カーペットなどに繁殖します。
また、お好み焼きや小麦粉等の食べ物に発生するダニもいます。
提供:ファディア株式会社
1304-T-394-1
有用です。掃除による除去・回避は副作用がなく今日からできるアレルギー対策です。
無理をせず優先順位をつけて出来る範囲で続けましょう。
監 修
国立病院機構 三重病院
臨床研究部部長/アレルギー科医長 藤澤 隆夫 先生
セルフケアのポイント
●床は1m 2 あたり 20 秒以上ゆっくりと掃除がけする
●カーペット類は避ける
リビング
ペット
●ソファーやオモチャ類は布製を避ける
●空気清浄機を設置する
ダニ
●エアコンのフィルターは定期的に掃除する
カビ
●サッシの結露はふき取る
●寝具のカバーは定期的に洗濯もしくは、防ダニカバーなどを活用する
●寝具は干した後、掃除機掛けをする
寝 室
虫
●クローゼット、衣類の収納場所には防虫剤を使用する
ペット
●衣替え時は、洗濯してから収納・着用する
●ペットは定期的にシャンプーし、寝室に入れないようにする
ダニ
●米櫃は、虫よけ剤を使用する
●食品の保存には密閉性の高い保存容器を使用する
台 所
虫
●捕獲器、毒餌剤などを電気機器の裏や隙間などに設置する
ダニ
●蛍光灯カバーなども定期的に掃除する
●換気を徹底し、湿気を避ける工夫をする
家の中って
アレルゲン
ペット
生息場所
イヌ
ネコ
カビ
アレルゲンがいっぱい
空中
畳
●
ジュータン
布製品
カーペット (ソファー、ぬいぐるみ等)
●
●
寝具
壁
●
●
●
イガ
コイガ
虫
虫
アルテルナリア(ススカビ)
カビ
アスペルギルス
(コウジカビ)
ペニシリウム(アオカビ)
クラドスポリウム(クロカビ)
チリダニ
貯蔵庫
ダニ
ヤケヒョウヒダニ コナヒョウヒダニ
サヤアシニクダニ
ケナガコナダニ
アシブトコナダニ
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洗面所
浴室
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●
エアコン
書籍・皮革
木材・繊維
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チャバネゴキブリ
クローゼット
押入れ(衣類)
(衣類)
●
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●
クロゴキブリ
ヒラタチャタテ
電気機器
●(食品)
ノシメマダラメイガ
虫
台所
(食品)
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注:室内でペットを飼っている家庭では、ペットが出入りする箇所は全てに分布します。 上記では主にアレルゲンが 停滞しやすい場所を記載しております。
参考:1)
アレルギー・免疫 20
(3)
,418-425,2013 2)
アレルギーの臨床 22
(9)
,675-679,2002 3)
アレルギーの臨床 22
(9)
,692-696,2002 4)
アレルギー・免疫 7 (4)
,448-458,2000 5)
日小ア会誌24
(2)
,203-216,2010 6)
耳喉頭頸 62
(4)
,297-303,1990 7)
アレルギー56
(3,4)
,145,2007 8)
アレルギー・免疫 7
(4)
,468-473,2000
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