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アイスランド2012年主要イベント一覧
2012 年アイスランドにおける アイスランドにおける主 における主なイベント一覧 イベント一覧 As of 7 March 2012 1月1日 元旦 Twelfth Day 1月6日 クリスマス・シーズンの最終日 Þorrablót 1 月 20 日 ~2 月 18 日 3 月 21 日 ~3月 28 日 4 月 19 日 5 月 18 日 ~6 月 3 日 6 月 14 日 ~6 月 17 日 ヴァイキングの食と酒を懐古す る伝統的なお祭り Imagine Peace Tower ジョン・レノンへの思いを平和に 託すスプリング・ウイーク First Day of Summer 夏到来の日 Reykjavík Art Festival レイキャヴィーク・アートフェステ ィヴァル Viking Festival ヴァイキングの祭典 Event2012 in Ísland - 1 of 4 アイスランドのサンタクロースは 13 人。12 月 12 日から毎晩一人ずつ山からおりて来て 13 番目のサンタクロースの「ロウソクを物乞いするサンタ」が降りてくるのが 12 月 24 日でクリスマス・イヴ。12 月 25 日からは毎晩1人ずつ霜と雪の世界に小走りに山に戻る。そして 12 番目の晩に、最後の男 が離れる。それが 1 月 6 日で長いクリスマスが終わる。人々はずーと飾っていたクリスマスツリーや飾り物を片付け、クリスマス・ラ イトを消して、長いクリスマスに別れを告げるべく、ボンファイアを取り囲み、花火を打ち上げて過ごす。 元来、キリスト教では 1 月 6 日は東方の三博士のベツレヘム来訪を祝う日で、Twelfth Day(クリスマスから 12 日目で昔はクリ スマスの最後の日として祝われ、いろいろな楽しみ事が行われ、クリスマスの飾りを取りはずすなど様々な習慣を伴った)ともいう エピファニー(救い主の顕現を祝う日)だ。アイスランドのクリスマスがこの日に終わるのはエピファニーが反映されて今尚残って いるものと考えられる。アイスランドでは 13 番目の「ロウソクを物乞いする」サンタクロースが山に戻るこの日をスレッタゥンディン Þrettándinn(Thirteenth)と称し、特別な日にしている。スレッタゥンディンはニューイヤーズイヴのように幻想的な一夜となる。 ボンファイアを囲んだ人々は、古くから伝わる物語風民話を語りながら過ごす。物語には、人間の舌でお喋りをする牛、人間を訪 ねにやって来る小妖精たち、自分の毛皮を脱いで、乾燥した陸地を歩いているアザラシなどの民話が残る。そして、揶揄的にクリスマスを燃焼させる意味で花火が打ち上 げられる。しかし、このスレッタゥンディンを祝う伝統的行事はニューイヤーズイヴのような盛り上がりはなく地味なもので派手さには欠ける。 ソラブロゥト Þorrablót は 10 世紀ころの古代アイスランドの暦でソーリの月に行われてきた毎年恒例となっている伝統的なお祭り。ソーリの月はアイスランドの真冬で、現 在の 1 月の後半から 2 月の後半に当る。この伝統行事は 19 世紀の半ば以降にアイスランド学生協会によって始められたと伝えられている。こ のお祭りの間、アイスランドの人々は歌や踊りに興じ、何といっても祭りの原点は伝統的なヴァイキング料理を大いに味わい、食することだ。 子羊の燻製ハンギキョート、羊の頭を燻製にしたスヴィーズ(右写真)、羊の頭を丸ごと煮込んだスマゥラホゥヴ(眼がお勧め?)、地熱で蒸したラ イ麦パン、現在でも毎日の食事に欠かせないスキール(アイランド版ヨーグルト)。加えて、「燃えるワイン」を意味する、アイスランドのシュナップ ス、ブレニヴィン。人々は大いに昔の味と薫り高い強い酒でこの祭りに浸りきる。 2007 年、Yoko ONO がジョン・レノンへの思いを平和に託して建てた光の塔。台座には”Imagine Peace(平和な世界を想像してごらん)” というメッセージが 24 カ国語で彫り込まれている。 レイキャヴィークの沖合に浮かぶ島ヴィーズエイにある。光の塔は毎年 10 月 9 日から 12 月 8 日及びクリスマスや年末の特定日にライティ ングされるが、これ以外では春分の日の 1 週間に当るこの期間に平和の光が発せられる。 4 月 18 日以降の最初の木曜日は「夏来る日」として祭日。伝統的なお祭りソラブロゥトと同様、10 世紀ころの古代アイスランドの暦では夏の第 1 日目とされていたことに 因む。全国各地で催し物が展開され大いに賑わう。この日の日中の時間は 15 時間 31 分(日の出は 5:41、日の入りは 21:12)。3 月 18 日は 12 時間 7 分(日の出は 7:32、日の入りは 19:39)だから、一ヶ月で 3 時間 24 分も長くなることになる。 アイスランドの筆頭格の国際的な文化祭で内外からドラマ、ダンス、オペラやあらゆる分野の音楽を始め、映画などの視聴覚芸術がミッドナイトサンの街に集約される。 1970 年にスタートした。期間中、アイスランドの過去から現在に至る文化を紹介する展示やパフォーマンスも。 毎年 6 月、ハプナルフィヨルズゥルで「ヴァイキング・フェスティヴァル」が開催される。今年は 6 月 12 日から 6 月17 日の期間に開かれる。地元アイスランドのおよそ 60 人のヴァイキングとヴァイキング縁の 10 カ国から 100 人を超すヴァイキングがハプナルフィヨルズゥルに集い、特に週末はいつ終わるかがわからないぐらい次から次と起 こるハプニング的なできごとや催し物に 1000 年前のヴァキングの世界が蘇る。 フェスティヴァルの中で最も古く、大きく、重要な催しは「ヴァイキング・マーケット」と呼ばれるもの。1995 年にハプナルフィヨルズゥルがヴァイキングの集うところとなって以 来、ずーとヴァイキングにまつわる文化、航海船と航海術、料理、手工芸、口承文学、弓術、遊び、音楽そして戦闘の実演などすべての面を実証する場となってきた。例 年、ヨーロッパやアメリカを中心に多くの芸術家も訪れ、アイスランドの先祖を祭るフェスティヴァルに参加する。 Ⓒアイスランド観光文化研究所 独立記念建国の日であり、厳かなセレモニーで始まるこの重要な1日。カラフルで鮮やかな衣装を纏った竹馬に乗って闊歩する一団、ダンサー、路上パントマイム、大道 芸の数々、パフォーマンス……街の繁華街には、即興的な出来事が突然出現し、街ゆく人をびっくりさせ、楽しませてくれる。 全国至るどころで祝賀のためのイベントが繰り広げられる。中でも圧倒的な賑やかさを誇るのがレイキャヴィークや首都圏。レイキャヴィークは仮装行列などのパレード、メ インストリートを中心に展開される様々な催し物で、大袈裟に表現すればマルディ・ゲラを髣髴させるようなカーニバルのような雰囲気が漂う。 アイスランドは、930 年に世界の歴史にその名を留める“アルシンク”と呼ばれる世界最古の民主議会を誕生させ共和制国家 を誕生させる。この共和制の時代がしばらく続くが、1262 年になるとノルウエー国王の支配を受けるようになり、この共和制 は終焉。1380 年にはノルウエーがデンマークの属領になるとともにデンマークに編入されてしまう。デンマークによる支配 は,1874 年デンマーク国王がアイスランドに憲法と財政的独立を認め、1904 年には全面的自治権を勝ち取り、デンマーク 主権下の主権国になる 1918 年まで続く。 そして、終には、1944 年 6 月 17 日,民主議会の聖地シンクヴェトリルでアイスランド共和国を誕生させる。6 月 17 日は 19 世紀中頃の独立運動の主導者でアイスランドの国民的英雄でもあるヨゥン・シグルズゥソン(Jón Sigurðsson)の生誕の日で ある。街の中心部、オイストゥルヴォットル広場の中央には、ヨゥン・シグルズゥソンの銅像が立っている。 このように、アイスランド共和国は、何世紀にも及ぶデンマークの支配から独立して誕生した。6 月 17 日は独立記念建国の 日であり、厳かなセレモニーで始まるこの重要な 1 日は、国民全員で祝い、例年、大いに賑う。 National Day 6 月 17 日 アイスランド建国の日 6 月 21 日 6 月 28 日 ~6 月 30 日 7 月 14 日 真夜中の太陽の下、レイキャヴィーク市内のスイミングプールがあるロイガルダルール周辺でランニングを競うイベント。2012 年は第 20 回の記念大会となる。楽しみ ながら走る 3km コースとタイムを競う 5km と 10km コースがある。スタートは 22 時 00 分。2011 年はおよそ 1500 人が参加した。 Midnight Run ミッドナイト・ラン 北アイスランドのアークレイリで、毎年 6 月の第 4 週の木曜日から 3 日間に亘って実施される世界最北の公式ゴルフ・コンペ。 欧米のプロ・アマが参加する「アークティック・オープン」は、午後4時過ぎから始まる白夜の下でのユニークな国際競技として 国内は勿論、欧米の人々の間に開催を重ねる毎に人気が昂まっている。このゴルフ・コンペの参加料は極めてリーズナブルで US$385。 (1)プレイ費 (2)オープニング・レセプション参加費 (3)ギャラ・ディナー参加費 (4)アークティック・オープン のロゴ入りアウターウエアーが含まれている。世界最北の公式ゴルフクラブ「ザ・アークティック・クラブ・アークレイリ」は 18 ホー ルで全長 6,400 ヤード。1935 年にオープン,75 年を超える歴史を誇る。豊かな自然に囲まれたこのゴルフ場でユニークなミ ッドナイト・ゴルフ体験が出来る。 The Arctic Open アークティック・オープン Laugavegur Marathon Ultra ロイガヴェグール・ウルトラマラソン Event2012 in Ísland - 2 of 4 ウルトラ・マラソンは 1997 年に始まったアイスランドならではのユニークなスポーツ競技で、アイスランド南部のカラフルな山々に囲まれた景勝地ランドマンナロイガルの 高地からヘックラ火山の麓の自然保護区ソゥルスモルクまでの約 55km を競う過酷なマラソン大会。コースは砂地,砂利道,草地, 残雪地,氷結地そして小川と変化に富んだ大自然のまっただ中。起伏も激しいもので,第1回目の 1997 年の優勝記録は,男性が 5 時間 19 分 54 秒,女性は 7 時間 28 分 57 秒、ベスト記録は、男性が 4 時間 20 分 32 秒(2009),女性は 5 時間 21 分 12 (2010)。通常のマラソンの距離より約 13km 長いだけなのにこの記録だ。このマラソンが如何にウルトラかお分かり戴けるというも の。通常,ハイキングでは 4 日間のルート。 Ⓒアイスランド観光文化研究所 Reykjavík Marathon レイキャヴィーク・マラソン 8 月 18 日 Reykjavik Culture Night レイキャヴィーク・カルチャーナ イト 10 月 9 日 ~12 月 8 日 12 月 2 日 12 月 12 日 毎年、平均気温が 11℃~13℃という爽やかな 8 月中旬過ぎ、レイキャヴィーク市とアイスランド航空の協賛で開催される『レイキャヴィーク市民マラソン』は、今年で 16 回目を迎え、国際的なイベントとして世界各地から 4 千人近くが参加するレイキャヴィークの一大スポ ーツ祭典となっている。2012 年は 8 月 18 日に開催され、コースはフル・マラソン、ハーフ・マラソンと 10km の 3 パターンで競われる。 また、9 歳以下を対象とする 2km を楽しく走れる Lazy Town Run (ダラダラ走)もある。フル・マラソンは環状コースを 2 周するレース。従って、ハーフ・マラソンは 1 周を 競う。7km はコースの最初の区間で誰でも楽しみながら参加できる。スタート地点はレイキャヴィークの 市の中心チョルトニン湖、ここから西に約 4km の所で折返して美しい北部山岳地帯の光景の眺望を 楽しみながら東に約 13km 走って、再び、進路を西にとり、スタート地点へ達する環状ルート。ここまで がハーフ・マラソンのコースで、フル・マラソンは同じコースをもう一周することになる。コースのほぼ 60%はフラットで、40%はなだらかな起伏状態。コースは AIMA の公認測定者によって証明されたもので、高度差は約 20 メートルと走りやすい。5km 毎に距離表示が あり、そこではスペシャル・ドリンクや水のサービスを受けることができる。勿論、医療体制も万全を敷いている。フル・マラソンは男女とも 18 才以上。ハーフ・マラソンは男 女を問わず 16 才以上。10km コースには年令制限はない。因みに過去のフル・マラソンのベスト記録は男子が 2 時間 17 分 06 秒(1993)、女子が 2 時間 38 分 47 秒(1996)。 レイキャヴィーク・マラソンの熱気が未だ残るレイキャヴィークの夜。数千人ものレイキャヴィーク市民が通りに繰り出し、興味深く波乱 に満ちた一夜を過ごす。レイキャヴィーク・カルチュラル・ナイトは今ではすっかり市民の夏の生活文化として根付いている。伝統的 なショーやパフォーマンスが街の随所で繰り広げられ、非日常的なハプニングにも出くわす。また、クライマックス時には広場に用意 された大きな映像用ヴィジョンの前には数多の市民が集い、夏の夜の祭典を盛り上げ、日没後(日没は 21 時 35 分)にはペルトラン に打ち上げ花火が上がる。 Imagine Peace Tower ジョン・レノンの生誕の日から発 せられる平和の光の塔 Lighting of Christmas Tree Oslo キリスト降臨を祝うクリスマスツ リーの祭典 1st Day of Christmas クリスマス・シーズン始まりの日 Event2012 in Ísland - 3 of 4 ジョン・レノンの誕生日に当る 10 月 9 日から死亡した 12 月 8 日の毎夜、ヴィーズエイ島より、光の尖塔が夜の闇に向かって一直線に発せられる。 キリスト降臨節の最初の日曜日にはレイキャヴィーク市内の中心、オイストゥルヴォットル広場に巨大で華やかなクリスマスツリーが飾 られる。ツリーはノルウエーのオスロ市から贈られてくるがこれは 1952 年から続く市の由緒ある恒例の行事となっていて、アイスラン ドの実質上のクリスマスの始まりとなる。数百もの個別の電飾で飾られ、クリスマスツリーの高さは 12m-16m。電球の色はホワイト、 レイキャヴィークのクリスマスのイメージを象徴している。電飾をオンにするライトアップ式典にはレイキャヴィーク市長参席の下に行 われ、オスロ近郊の森から切り出されたツリーの到来が市長によって公式に宣言される。この祭典には多くのレイキャヴィーク市民が 家族連れ、友人たちと集い、クリスマスを祝うお祭りムードいっぱいになる。ブラスバンドの演奏、クリスマス・キャロルのコーラス、詩の 朗読、13 人のサンタクロースの登場とクリスマスの到来を歓迎するイベントが盛りだくさん。この雰囲気はこの日ほどではないがその いくつかは残ってアイスランドのクリスマスが終わる 1 月 6 日まで続く。 クリスマスツリーのライトアップ式典は 16 時に始まる。 アイスランドでは、クリスマスにやって来るサンタクロースがなんと 13 人もいるのです。 13 人いるサンタクロースの最初のひとり目「羊小屋のでくのぼうサンタ」が山から降りて来て 26 日間に及ぶ長いクリスマスがスタートする。クリスマスの 季節にやって来るいたずら好きな楽しい男たちがサンタとなって集い、そしてこの国のクリスマスは大変に長く、26 日間にもなります。 これは普段は山に住んでいる 13 人のサンタクロースが 1 人 1 人山から下りてくるためです。最初のサンタクロースが下りて来るのが 12 月 12 日、最後 の 13 人目のサンタクロースが下りて来て全員が揃うのが 12 月 24 日、クリスマス・イヴです。13 人全部が揃ったら本当のクリスマスを祝うのです。そして 12 月 25 日からまた 1 人ずつ山に帰り、最後の 1 人が山に戻るのが 1 月 6 日です。 Ⓒアイスランド観光文化研究所 12 月 16 日 ~12 月 23 日 12 月 24 日 12 月 25 日 12 月 26 日 Christmas Village クリスマス特別行事 クリスマスの前日、詰まりクリスマス・イヴに最後の 13 番目の男「ロウソクを物乞いするサンタ」が山からおりて来る。 Christmas Eve Christmas Boxing Day クリスマスの当日。この日より 13 人のサンタはおりて来た順番に一人ずつ山に戻ってゆく。 ブレンナ Brenna (Bonfires) 12 月 31 日 全国一斉花火ショー Fire Work Show Event2012 in Ísland - 4 of 4 レイキャヴィークの銀座通りロイガルヴェグール(所番地は 17-19)で行われるクリスマス・マーケット。特設の 18 の木造ハウスでクリスマス商戦が展開される。木造のお店 は華やかに装飾され、クリスマス・ムードがたっぷり。クリスマス用の装飾品、手作り品、工芸品などが並ぶ。特設のヴィレッジの中心部には大きなテントが設置され、ここで は演技や演奏などのパフォーマンス、が繰り広げられる。音楽家の演奏、詩人や作家の自作の作品の朗読、即興芸人、子どもたちの歌や踊りなどプログラムは毎日異な る。クリスマスに現れる小悪魔 13 人のサンタと彼らの忌まわしい食い鬼女の母親グリーラと女々しく気が弱い父親のレッパルージも期間中、ヴィレッジに現れ、歌やパフォ ーマンスでイベントを盛り上げる。 Brenna 夜 8 時半ごろから、全国至るところでブレンナと称するボンファイが焚かれ、ニューイヤーズイヴを楽しむ市民が大勢集い来る。特に、レイ キャヴィークとその衛星都市では大掛かりに実施される。ボンファイアを焚く意味は遠くヴァイキングの時代にも遡るアイスランドの古い言 い伝えに基づく伝統的な新年を迎える一大行事となっているのだ。この日の晩に妖精が自分たちの住処から街にやって来る。ボンファ イアは妖精たちが真っ暗闇の中、道に迷うことのないようにとのおもいで明るく照らすために焚かれるのだと云う説がある一方で、1年の 最後の夜にボンファイアを焚くのはその年のものをすべて燃やし去ってしまうのだという言い伝えも残る。 23 時半頃になると人々は花火を見たり、自分で打ち上げるたりするために戸外に出てくる。アイスランド では他の国とは違って花火に関する制限はなく、多くの家庭で自ら花火を打ち上げるのだ。この日だけ は 16 歳以上であれば許可なしで誰でも花火を購入できる。アイスランドで1家族の平均花火の購入額は 35,000-60,000ISK、まさに世界で最も高価なファイアワークショーと言える。 午前零時が近づくと、大勢が一斉に花火を打ち上げるから世界で最も豪華な花火ショーと表現しても決 して大袈裟でない。こうして新年を告げる大掛かりな花火が街中に打ち上げられ、レイキャヴィークはさな がら花火の都会に化し、新年を迎えるのだ。レイキャヴィーク市街はもちろん、隣接するハプナルフィヨル ズゥル、コゥパヴォーグル、モスフェットルバイル、ガルザバイルなどの衛星都市からいっせいに打ちあが る花火ショーはまさに圧巻。ペルトランのある丘からこれらの街々を 360 度のパノラマで観賞できる。 Ⓒアイスランド観光文化研究所