...

AVG Ultimate User Manual

by user

on
Category: Documents
55

views

Report

Comments

Transcript

AVG Ultimate User Manual
AVG Ultimate
ユーザーマニュアル
ドキュメント改訂 AVG .04
2016/02/09
Copyright AVG Technologies CZ, s.r.o. All rights reserved.
他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。
目次
5
1 . はじめに
1.1 ハードウェア要件
6
1.2 ソフトウェア要件
6
8
2 . AVG Ze n
9
2.1 Zen のインストール プロセス
10
2.2 Zen ユーザーインターフェース
2 .2 .1 [カテゴリ] タイル
10
2 .2 .2 [デバイス] リボン
10
2 .2 .3 [メッセージ] ボタン
10
2 .2 .4 [ステータス] ボタン
10
2 .2 .5 [アップグレード/更新] ボタン
10
2 .2 .6 [更新] ボタン
10
2 .2 .7 [設定] ボタン
10
21
2.3 順を追った説明
2 .3 .1 招待を承認する方法
21
2 .3 .2 デバイスをネットワークに追加する方法
21
2 .3 .3 デバイスの名前またはタイプを変更する方法
21
2 .3 .4 既存の Ze n ネットワークに接続する方法
21
2 .3 .5 新しい Ze n ネットワークを作成する方法
21
2 .3 .6 AVG 製品をインストールする方法
21
2 .3 .7 ネットワークから離れる方法
21
2 .3 .8 デバイスをネットワークから削除する方法
21
2 .3 .9 AVG 製品を表示および/または管理する方法
21
34
2.4 FAQ およびサポート
35
3 . AVG In te rn e t Se cu ri ty
36
3.1 AVG インストール プロセス
3 .1 .1 ようこそ!
36
3 .1 .2 AVG のインストール
36
37
3.2 インストール後
3 .2 .1 ウイルス データベースのアップデート
37
3 .2 .2 製品の登録
37
3 .2 .3 ユーザーインターフェースへのアクセス
37
3 .2 .4 コンピュータ全体のスキャン
37
3 .2 .5 Eica r 検査
37
3 .2 .6 AVG の既定の設定
37
3.3 AVG ユーザー インターフェース
39
3 .3 .1 上部の行ナビゲーション
39
3 .3 .2 セキュリティステータス情報
39
3 .3 .3 コンポーネント概要
39
3 .3 .4 スキャン/アップデートのクイック リンク
39
1
3 .3 .5 システムトレイアイコン
39
3 .3 .6 AVG アドバイス
39
3 .3 .7 AVG アクセラレータ
39
48
3.4 AVG コンポーネント
3 .4 .1 コンピュータの保護
48
3 .4 .2 ウェブ閲覧時の保護
48
3 .4 .3 Id e n tity Pro te ctio n
48
3 .4 .4 メール保護
48
3 .4 .5 ファイアウォール
48
3 .4 .6 PC An a lyze r
48
59
3.5 AVG 高度な設定
3 .5 .1 表示
59
3 .5 .2 サウンド
59
3 .5 .3 一時的に AVG 保護を無効にする
59
3 .5 .4 コンピュータの保護
59
3 .5 .5 メールスキャナ
59
3 .5 .6 ウェブ閲覧時の保護
59
3 .5 .7 Id e n tity Pro te ctio n
59
3 .5 .8 スキャン
59
3 .5 .9 スケジュール
59
3 .5 .1 0 アップデート
59
3 .5 .1 1 例外
59
3 .5 .1 2 ウイルス隔離室
59
3 .5 .1 3 AVG 自己保護
59
3 .5 .1 4 プライバシー設定
59
3 .5 .1 5 エラー状態を無視
59
3 .5 .1 6 Ad viso r - 既知のネットワーク
59
102
3.6 ファイアウォール設定
3 .6 .1 一般
102
3 .6 .2 アプリケーション
102
3 .6 .3 ファイルとプリンタの共有
102
3 .6 .4 高度な設定
102
3 .6 .5 定義済みネットワーク
102
3 .6 .6 システム サービス
102
3 .6 .7 ログ
102
112
3.7 AVG スキャン
3 .7 .1 定義済みスキャン
112
3 .7 .2 W in d o w s エクスプローラのスキャン
112
3 .7 .3 コマンド ライン スキャン
112
3 .7 .4 スキャンスケジュール
112
3 .7 .5 スキャン結果
112
3 .7 .6 スキャン結果の詳細
112
135
3.8 AVG File Shredder
2
135
3.9 ウイルス隔離室
136
3.10 履歴
3 .1 0 .1 スキャン結果
136
3 .1 0 .2 常駐シールドの結果
136
3 .1 0 .3 Id e n tity Pro te ctio n の結果
136
3 .1 0 .4 メール保護の結果
136
3 .1 0 .5 オンラインシールドの結果
136
3 .1 0 .6 イベント履歴
136
3 .1 0 .7 ファイアウォール ログ
136
3.11 AVG 更新
146
3.12 FAQ およびテクニカルサポート
146
148
4 . AVG PC Tu n e U p
149
4.1 ダッシュボード
149
4 .1 .1 システム保護
153
4.2 PC モード
4 .2 .1 エコノミー モード
153
4 .2 .2 スタンダード モード
153
4 .2 .3 ターボ モード
153
4.3 フライトモード
160
4.4 メニューバー
161
161
4.5 メンテナンス
4 .5 .1 ワンクリック メンテナンス
161
4 .5 .2 自動メンテナンス
161
4 .5 .3 メンテナンス設定を変更する
161
164
4.6 速度アップ
4 .6 .1 ライブ最適化を設定
164
4 .6 .2 バックグラウンドプログラムを無効にする
164
4 .6 .3 スタートアッププログラムを無効にする
164
4 .6 .4 システム推奨事項
164
4 .6 .5 実行中のプロセスを管理する
164
4 .6 .6 システムの起動とシャットダウンを最適化する
164
4 .6 .7 システム情報を表示する
164
182
4.7 空き領域を増やす
4 .7 .1 W in d o w s キャッシュとログをクリーンアップする
182
4 .7 .2 ブラウザのクリーンアップ
182
4 .7 .3 W in d o w s の機能を無効化
182
4 .7 .4 重複ファイルを検索して削除する
182
4 .7 .5 大容量のファイルとフォルダーを検出して削除する
182
4 .7 .6 データを確実に削除する
182
4 .7 .7 未使用プログラムをアンインストールする
182
197
4.8 問題の修正
4 .8 .1 PC ヘルス
197
4 .8 .2 典型的な問題を修正する
197
3
4 .8 .3 ハードディスク エラーを検査
197
4 .8 .4 削除されたファイルの復元
197
204
4.9 すべての機能
4 .9 .1 レジストリをクリーンアップする
204
4 .9 .2 iPh o n e 、iPa d 、iPo d to u ch をクリーンアップする
204
4 .9 .3 レジストリをデフラグする
204
4 .9 .4 ハードディスクをデフラグする
204
4 .9 .5 レジストリを編集する
204
4 .9 .6 更新の確認
204
4 .9 .7 W in d o w s の外観を変更する
204
4 .9 .8 W in d o w s の設定を変更する
204
4 .9 .9 破損したショートカットを削除する
204
4 .9 .1 0 AVG最適化レポートを表示する
204
4.10 プログラムの評価機能
255
4.11 AVG PC TuneUpガジェット
256
4.12 AVG PC TuneUpタスクバー通知領域の
257
4
1. はじめに
AVG Ultimate セットをご購 入 いただき、ありがとうございます。本 セットでは、AVG Zen で強 化 された、AVG
Internet Security および AVG PC TuneUp の全 機 能 をご利 用 いただけます。
AVG Zen
この有 益 な管 理 ツールは、あなただけではなく、あなたの家 族 についても監 督 します。お使 いのデバイスすべてを
一 所 にきれいに集 合 させ、保 護 、パフォーマンス、プライバシーステータスをデバイスごとに管 理 できます。AVG Zen
を用 いると、これまでのように各 デバイスを一 つ一 つ確 認 する必 要 はなくなります。スキャンやメンテナンスのタスクを
実 行 して緊 急 の対 応 を最 も必 要 とするセキュリティ問 題 を解 決 する操 作 をリモートで行 うことさえ可 能 です。AVG
Zen はお使 いのバンドルに直 接 、組 み込 まれているため、起 動 時 から自 動 的 に機 能 します。
AVG Zenについての詳 細 は、ここをクリックしてください。
AVG Internet Security
この受 賞 歴 のあるセキュリティアプリケーションは複 数 の保 護 機 能 を備 え、あらゆるオンライン活 動 からユーザーを
守 ります。ユーザーは ID 窃 盗 、ウィルス、有 害 なサイトへのアクセスについて心 配 せずにすみます。AVG 保 護 クラ
ウド技 術 とAVG コミュニティ保 護 ネットワークが導 入 されています。この機 能 では、AVG が最 新 の脅 威 情 報 を収
集 し、その情 報 をコミュニティで共 有 することで、最 高 レベルの保 護 を提 供 します。ユーザーは安 全 にオンライン
ショッピングやバンキングを利 用 できます。リアルタイム保 護 により、ソーシャル ネットワークやインターネットでの閲
覧 ・検 索 を安 心 して楽 しむことができます。
AVG Internet Securityについての詳 細 は、ここをクリックしてください。
AVG PC TuneUp
この強 力 なソフトウェアを使 用 すると、オペレーティングシステム、ゲーム、プログラムなどのパフォーマンスを最 高 レベ
ルへ復 元 できます。AVG PC TuneUp を使 えば、ハードディスクやレジストリのクリーンアップなど、重 要 なメンテナ
ンス タスクを自 動 で、またはユーザーが手 動 で行 えます。乱 雑 で動 作 の重 いコンピュータはユーザーにとってはもは
や過 去 のものです。AVG PC TuneUp は、システムに問 題 があるかどうかを識 別 し、シンプルな解 決 方 法 を提 案
します。このアプリケーションを使 って Windows システムの表 示 画 面 をカスタマイズすることもできます。
AVG PC TuneUpについての詳 細 は、ここをクリックしてください。
5
1.1. ハードウェア要件
AVG Internet Securityをインストールして利 用 するには、お使 いのコンピュータが次 の要 件 を満 たしている
必 要 があります:
Intel Pentium CPU 1.5 GHz 以 上
512 MB Windows XP)/1024MB Windows Vista、7および 8)の RAM メモリ
1.3 GB のハードディスク空 き領 域 (インストールのため)
AVG Internet Security の推 奨 ハードウェア要 件 :
Intel Pentium CPU 1.8 GHz 以 上
512 MB Windows XP)/1024MB Windows Vista、7および 8)の RAM メモリ
1.6 GB のハードディスク空 き領 域 (インストールのため)
AVG PC TuneUpをインストールして利 用 するには、お使 いのコンピュータが次 の要 件 を満 たしている必 要
があります:
分 300MHz Intel Pentium CPU
256 MB の RAM メモリ
1024x768 ピクセル以 上 の画 面 解 像 度
500 MB 以 上 のハードディスク空 き領 域
1.2. ソフトウェア要件
AVG Internet Security は以 下 のオペレーティング システムを搭 載 したワークステーションの保 護 を目 的 とし
ています:
Windows XP Home Edition SP2
Windows XP Professional SP2
Windows XP Professional x64 Edition SP1
Windows Vista x86 および x64、すべてのエディション)
Windows 7 x86 および x64、すべてのエディション)
Windows 8 x32 および x64
Windows 10 x32 および x64
(および特 定 のオペレーティング システム用 のより新 しいサービス パック)
個 人 情 報 コンポーネントは Windows XP x64 ではサポートされていません。 このオペレーティング システムでは、
6
AVG Internet Security をインストールできますが、IDP コンポーネントは含 まれません。
AVG PC TuneUp は以 下 のオペレーティング システムを搭 載 したワークステーションのみで動 作 します:
Windows XP Home Edition SP3 x86 バージョンのみ)
Windows XP Professional SP3 x86 バージョンのみ)
Windows Vista x86 および x64、すべてのエディション)
Windows 7 x86 および x64、すべてのエディション)
Windows 8 x32 および x64
Windows 10 x32 および x64
(および特 定 のオペレーティング システム用 のより新 しいサービス パック)
7
2. AVG Zen
本 ユーザーマニュアルのこの部 分 は AVG Zenについての総 合 的 なユーザードキュメントです。本 マニュアル
はPC版 についてのみ説 明 しています。
世 界 的 に有 名 なソフトウェア安 全 保 護 の開 発 会 社 である AVG は、お客 様 のセキュリティニーズを満 たすため、さ
らに一 歩 先 にその歩 みを進 めています。新 しいAVG Zenは、デスクトップからモバイルまで複 数 のデバイスを効 果
的 に結 びつけることで、データや人 々 を一 つのパッケージとしてつなげ、複 雑 なデジタルライフをよりシンプルにしま
す。一 つのアプリケーションを介 して、AVG Zen は、1箇 所 から簡 単 に、すべてのデバイスのセキュリティ・プライバシ
ー設 定 を確 認 することができます。
AVG Zen の根 底 にある、自 らが選 び管 理 できるようにするという構 想 によって、これらデバイスを使 用 する各 ユーザ
ーはデータやセキュリティを各 自 で管 理 できます。実 際 に、AVG は共 有 や追 跡 が悪 いこととは言 っておらず、その
代 わりに、当 社 ユーザーに、何 を共 有 するかを管 理 できるような情 報 や追 跡 されているかどうかを知 らせ、情 報 に
基 づいた判 断 をユーザーができるように、情 報 武 装 していただくことを目 指 しています。つまり、お客 様 が希 望 され
る方 法 を選 択 する自 由 、家 族 の保 護 、そしてプライバシーが犯 されることを懸 念 することなく仕 事 に応 募 するなど
が挙 げられます。
AVG Zen のもう1つの利 点 は、すべてのデバイスに一 貫 した使 用 感 をもたらし、使 用 歴 の浅 いユーザーもすぐに
簡 単 に複 数 のデバイスを管 理 してセキュアに保 つことができる点 です。複 雑 さを増 す現 代 社 会 において、少 なくと
も当 社 製 品 はよりシンプルになっています。最 後 に、重 要 なこととして、AVG Zenは日 々 の生 活 を送 る上 で人 々
に安 心 を届 ける設 計 となっています。インターネットが世 界 のつながりの中 心 となりつつある今 日 、AVG Zenは点 を
つなぎ合 わせ線 にするツールです。
本 文 書 のこの部 分 では、AVG Zen の各 機 能 について具 体 的 に説 明 します。他 の AVG 製 品 に関 する情 報 が
必 要 な場 合 は、本 文 書 の他 の部 分 、または別 のユーザーガイドを参 照 してください。これらユーザーガイドは
AVG ウェブサイトからダウンロードできます。.
8
2.1. Zen のインストール プロセス
」のウェブ ページを使 用 して、AVG Ultimate バンドルを購 入 し、ダウンロードします。 インストール プロセスは 2つ
の部 分 で構 成 されています。最 初 に AVG Internet Security がインストールされ (
プロセスの詳 細 を読 むにはここを
クリック)
、続 いて AVG PC TuneUp がインストールされます。 AVG Zen もインストールの一 部 に含 まれているため、
プロセスが完 了 した後 で、そのユーザーインターフェースが表 示 されます。 ここで、新 しい Zen ネットワークを作 成 し
たり、既 存 のネットワークに参 加 したりするためのダイアログも表 示 されます。 ただし、これは必 須 ではありません。
このダイアログはスキップして、その後 、いつでも Zen ネットワークへの接 続 を利 用 することができます。
以 下 の関 連 トピックもぜひご一 読 ください:
AVG Zen の 3つのユーザー モードとは?
招 待 を承 認 する方 法
既 存 の Zen ネットワークに接 続 する方 法
新 しい Zen ネットワークを作 成 する方 法
9
2.2. Zen ユーザーインターフェース
これは AVG Zen ユーザーインターフェースのメイン ダイアログです。 他 のすべてのダイアログには、左 上 隅 に
ボタンがあります。このボタンをクリックすると、このメイン画 面 に戻 ります (ダイアログによっては、このボタンをクリック
すると、その一 連 のダイアログの 1ステップ前 に戻 ります)。
このダイアログは、独 立 したいくつかのセクションで構 成 されています:
[カテゴリ] タイル
[デバイス] リボン
[メッセージ] ボタン
[ステータス] ボタン
[アップグレード/
更 新 ] ボタン
[更 新 ] ボタン
[設 定 ] ボタン
10
2.2.1. [カテゴリ] タイル
[カテゴリ] タイルでは、AVG ソフトウェア製 品 をインストールし、そのステータスを表 示 して、それぞれのユーザーイン
ターフェースを簡 単 に開 くことができます。 また、Zen ネットワーク管 理 者 は、[カテゴリ] タイルを使 用 し、リモート デ
バイスにインストールされている AVG 製 品 を表 示 して管 理 することもできます。 デバイス リボンを使 用 すると、Zen
ネットワーク内 にある使 用 可 能 なすべてのリモート デバイスを順 に表 示 できます。
各 タイル内 には円 があり、カテゴリの製 品 の状 態 により円 の色 が変 化 します (緑 色 を維 持 することが最 善 です)。
カテゴリによっては、半 円 が表 示 されますが、この半 円 は、このカテゴリの製 品 がすでに 1つあるが、インストールさ
れていない他 の製 品 がもう1つあることを意 味 します。
表 示 するデバイスの種 類 にかかわらず、常 に同 じタイルの組 み合 わせが表 示 されますが、モニタリングされているデ
バイスの種 類 (PC Android または Mac デバイス)により、タイルの内 容 が異 なることがあります。
2 .2 .1 .1 . P C
保護
AVG Internet Security - このセキュリティソフトウェアは複 数 の保 護 機 能 を備 え、あらゆるオンライン活 動 からユー
ザーを守 ります。ユーザーは ID 窃 盗 、ウイルス、有 害 なサイトへのアクセスについて心 配 せずにすみます。 AVG
保 護 クラウド技 術 とAVG コミュニティ保 護 ネットワークが組 み込 まれており、AVG が収 集 した脅 威 に関 する最 新
の情 報 をコミュニティと共 有 して、最 高 レベルの保 護 を確 実 に提 供 します。 ユーザーは安 全 にオンライン ショッピン
グやバンキングを利 用 できます。リアルタイム保 護 により、ソーシャル ネットワークやインターネットでの閲 覧 ・検 索 を
安 心 して楽 しむことができます。
ステータスの概 要
AVG Internet Security がインストールされていない場 合 、このタイルはグレー表 示 となり、下 に「保 護 されてい
ません」というテキストが表 示 されますが、それをクリックするだけでこの AVG アプリケーションのインストールを簡
単 に行 うことができます。
注 意 を払 う必 要 のある問 題 が多 数 ある場 合 (AVG Internet Security 全 体 が無 効 になっている場 合 など)、
このタイル内 の円 が赤 で表 示 され、その下 に「保 護 されていません」というテキストが表 示 されます。 小 さな問
題 がいくつかあるにすぎない場 合 、タイルは緑 色 で表 示 されますが、その下 に「部 分 的 に保 護 されています」
というテキストが表 示 されます。 どちらの場 合 も、オレンジの円 (タイルの右 上 隅 )の中 に、注 意 を払 う必 要
のある問 題 の数 が表 示 されます。 [メッセージ] ボタンを使 用 して問 題 を一 覧 表 示 し、解 決 を図 ります。
AVG Internet Security にまったく問 題 がない場 合 は、このタイル内 の円 は緑 色 で表 示 され、その下 に「保 護
されています」というテキストが表 示 されます。
このタイルをクリックすると:
AVG Internet Security がまだインストールされていない場 合 - 新 しいダイアログが開 き、 AVG Internet
Security をインストールできます。 AVG 製 品 のインストールについての詳 しい情 報 をご覧 ください。
AVG Internet Security がインストールされている、ご自 分 のデバイスを表 示 する場 合 – AVG Internet
Security ユーザーインターフェースが開 きます。
11
AVG Internet Security がインストールされているリモート デバイスを、管 理 者 として表 示 する場 合 ?リモ
ート デバイスの AVG Internet Security の状 態 の概 要 が表 示 されたダイアログが開 きます。 このダイアロ
グでは、スキャンの実 行 ([今 すぐスキャン] ボタン)、アップデートの実 行 ([アップデート] ボタン)などの
いくつかのリモート アクションを実 行 できます。 以 前 に無 効 にした保 護 コンポーネントをオンにする操 作 な
ど、他 のリモート アクションを行 うには、[詳 細 を表 示 ] ボタンをクリックします。このボタンをクリックすると、
現 在 選 択 されているデバイスの [メッセージ] ダイアログが開 きます。 リモート デバイスの表 示 と管 理 につ
いての詳 細 をご覧 ください。
パフォーマンス
AVG PC TuneUp - このアプリケーションを使 用 すると、オペレーティング システム、ゲーム、プログラムなどのパフォー
マンス機 能 を最 高 レベルに戻 すことができます。 また、AVG PC TuneUp ではハードディスクやレジストリのクリーン
アップなど、重 要 なメンテナンス タスクを自 動 的 に行 ったり、ユーザー自 身 で手 動 で実 行 したりできます。 AVG PC
TuneUp は、システム上 に問 題 がないかどうかをすばやく識 別 し、シンプルな解 決 策 を提 示 します。 AVG PC
TuneUp を使 って Windows システムの表 示 画 面 をカスタマイズすることもできます。
ステータスの概 要
AVG PC TuneUp がまだインストールされていない場 合 、このタイルはグレー表 示 され、その下 に「チューンアッ
プされていません」というテキストが表 示 されますが、それをクリックすると、この AVG アプリケーションのインスト
ールを簡 単 に行 うことができます。
注 意 を払 う必 要 のある問 題 が多 数 ある場 合 (AVG PC TuneUp 全 体 が無 効 になっているなど)、このタイル
内 の円 が赤 で表 示 され、その下 に「チューンアップされていません」というテキストが表 示 されます。 小 さな問
題 が少 数 あるにすぎない場 合 、タイルは緑 色 で表 示 されますが、その下 に「部 分 的 にチューンアップ」というテ
キストが表 示 されます。 どちらの場 合 も、オレンジの円 (タイルの右 上 隅 )の中 に、注 意 を払 う必 要 のある問
題 の数 が表 示 されます。 [メッセージ] ボタンを使 用 して問 題 を一 覧 表 示 し、解 決 を図 ります。
AVG PC TuneUp にまったく問 題 がない場 合 は、このタイル内 の円 は緑 色 で表 示 され、下 に「チューンアップ
済 み」というテキストが表 示 されます。
このタイルをクリックすると:
AVG PC TuneUp がまだインストールされていない場 合 - 新 しいダイアログが開 き、AVG PC TuneUp をイ
ンストールできます。 AVG 製 品 のインストールについての詳 しい情 報 をご覧 ください。
AVG PC TuneUp がインストールされている、ご自 分 のデバイスを表 示 する場 合 – AVG PC TuneUp ユー
ザーインターフェースが開 きます。
AVG PC TuneUp がインストールされているリモート デバイスを管 理 者 として表 示 する場 合 ?リモート デ
バイスの AVG PC TuneUp の状 態 の簡 単 な概 要 が表 示 されたダイアログが開 きます。 このダイアログで
は、メンテナンスの実 行 ([メンテナンスを実 行 ] ボタン)、アップデートの実 行 ([アップデート] ボタン)な
どのいくつかのリモート アクションを実 行 できます。 他 のリモート アクションを行 うには、[詳 細 を表 示 ] ボタ
ンをクリックします。このボタンをクリックすると、現 在 選 択 されているデバイスの [メッセージ] ダイアログが開
きます。 リモート デバイスの表 示 と管 理 についての詳 細 をご覧 ください。
プライバシー& 個 人 情 報
このカテゴリは、AVG PrivacyFix (セキュリティブラウザ アドオン)とIdentity Protection AVG Internet Security ア
プリケーションのコンポーネント)の 2つの異 なる部 分 で構 成 されています。 このタイル内 で完 全 な円 が (可 能 な
場 合 は緑 色 で)表 示 されるには、両 方 のアプリケーションがインストールされている必 要 があります。
AVG PrivacyFix ?このブラウザ アドオンは、データ収 集 について理 解 し、管 理 するうえで役 立 ちます。
Facebook、Google、LinkedIn での個 人 情 報 の開 示 状 態 をチェックし、その状 態 を修 正 できる設 定 にワンクリック
でアクセスできます。 ユーザーのオンライン上 での活 動 を追 跡 する 1,
200以 上 の追 跡 者 をブロックします。 さらに、
どのウェブサイトがユーザーの個 人 データを売 る権 利 を有 しているかを確 認 し、そのデータを削 除 するよう、そのサイ
トに簡 単 に請 求 できます。 最 後 に、サイトを閲 覧 する際 にプライバシー リスクについてユーザーの注 意 を喚 起 し、
ポリシーが変 更 された場 合 に通 知 を行 います。
12
AVG Internet Security Identity Protection コンポーネント ?このコンポーネント (AVG Internet Security アプリ
ケーションの一 部 )は、新 たな脅 威 または未 知 の脅 威 からコンピュータをリアルタイムで保 護 します。 このコンポー
ネントはすべてのプロセス (非 表 示 のプロセスを含 む)と多 くの異 なる動 作 パターンを監 視 し、システム内 で悪 意
のある活 動 が発 生 しているかどうかを判 断 できます。 このため、ウイルス データベースにはまだ登 録 されていない脅
威 でも検 出 できます。
ステータスの概 要
上 記 のアプリケーションがいずれもインストールされていない場 合 、このタイルはグレー表 示 され、「セットアップ
されていません」というテキストが表 示 されますが、それをクリックすると、これらの AVG アプリケーションのインス
トールを簡 単 に行 うことができます。
これらのアプリケーションのうち、1つだけインストールされている場 合 は、欠 けのある円 がこのタイル内 に表 示 さ
れます。 色 は、インストールされているアプリケーションの状 態 により、緑 色 (有 効 /
保 護 されている)、または
赤 (無 効 /
保 護 されていない)に変 わります。
両 方 のアプリケーションがインストールされており、一 方 は有 効 でもう一 方 は無 効 な場 合 、このタイル内 の円
は赤 になり、「部 分 的 に保 護 されています」というテキストが表 示 されます。
両 方 のアプリケーションがインストールされており、両 方 とも有 効 な場 合 、このタイルには緑 色 の完 全 な円 と、
「保 護 されています」というテキストが表 示 されます。 ご安 心 ください。プライバシーと個 人 情 報 は完 全 に保 護
されています!
このタイルをクリックすると、AVG Identity Protection とAVG PrivacyFix に対 応 する 2つの追 加 タイルを含 む新 しい
ダイアログが開 きます。 これらのタイルは、AVG Zen アプリケーションのメイン ユーザーインターフェースにある主 なタ
イルと同 様 にインタラクティブで、クリックすることができます。
これら 2つのアプリケーションのうち、どちらかまたは両 方 ともインストールされていない場 合 は、[無 料 で入
手 ] ボタンをクリックして問 題 を解 決 することができます。 AVG 製 品 のインストールについての詳 しい情 報
をご覧 ください。
少 なくともどちらか 1つのアプリケーションがインストールされている場 合 は、そのアプリケーションのタイルを
クリックしてユーザーインターフェースを開 くことができます。
これらのアプリケーションがインストールされているリモート デバイスを管 理 者 として表 示 する場 合 ?リモー
ト デバイスのこれら 2つのアプリケーションの状 態 の概 要 が表 示 されているダイアログが開 きます。 ただ
し、このダイアログは情 報 提 供 のみを目 的 としたものであり、変 更 を行 うことはできません。 リモート デバ
イスの表 示 と管 理 についての詳 細 をご覧 ください。
WEB TUNEUP
AVG Web TuneUp ?このパワフルなブラウザ アドオンは完 全 に無 料 で、Chrome、Firefox、Internet Explorer のブ
ラウザで動 作 します。 このアドオンは危 険 なサイトについて警 告 し、(どのウェブサイトがユーザーのオンライン活 動
に関 するデータを収 集 しているかを示 すことにより)侵 入 型 ウェブ トラッカーをブロックすることができます。 また、閲
覧 履 歴 とダウンロード履 歴 および Cookie などのオンライン トラックをすばやく簡 単 にクリーンアップできます。
ステータスの概 要
AVG Web TuneUp がまだインストールされていない場 合 、このタイルはグレー表 示 され、その下 に「インストー
ルされていません」というテキストが表 示 されますが、それをクリックすると、この AVG ブラウザ アドオンのインスト
ールを簡 単 に行 うことができます。 一 部 のブラウザでは、インストール プロセスを完 了 するために再 起 動 する
必 要 があることにご注 意 ください。ブラウザ内 で直 接 インストールを許 可 する必 要 がある場 合 もあります。
AVG Web TuneUp 全 体 が無 効 な場 合 は、このタイル内 の円 は黄 色 で表 示 され、下 に「無 効 」というテキスト
が表 示 されます。 この場 合 、タイルをクリックして [ブラウザで開 く] リンクを使 用 (またはその代 わりに [メッセー
ジ] ボタンを使 用 )ことができます。ブラウザが開 き、お使 いのブラウザで AVG Web TuneUp を有 効 にする方
法 についての詳 細 な説 明 が表 示 されます。
AVG Web TuneUp ブラウザ アドオンが有 効 で問 題 がない場 合 は、このタイル内 の円 は緑 色 で表 示 され、下
13
に「有 効 」というテキストが表 示 されます。
このタイルをクリックすると:
AVG Web TuneUp がまだインストールされていない場 合 - 新 しいダイアログが開 き、AVG Web TuneUp
をインストールできます。 AVG 製 品 のインストールについての詳 しい情 報 をご覧 ください。
AVG Web TuneUp がインストールされている、ご自 分 のデバイスを表 示 する場 合 – AVG Web TuneUp
の概 要 が開 き、個 々 のプライバシー機 能 (Site Safety Do Not Track Browser Cleaner AVG
Secure Search)の一 覧 、および有 効 で実 行 中 であるかどうかが表 示 されます。 また、[ブラウザで開 く]
リンクを使 用 し、現 在 デフォルトに設 定 されているウェブ ブラウザで AVG Web TuneUp インターフェースを
開 くこともできます。
AVG Web TuneUp がインストールされているリモート デバイスを管 理 者 として表 示 する場 合 ?リモート デ
バイスの AVG Web TuneUp の状 態 の簡 単 な概 要 が表 示 されているダイアログが開 きます。 このダイアロ
グは情 報 提 供 のみを目 的 としたものであり、変 更 を行 うことはできません。 注 意 を払 う必 要 のある問 題
がある場 合 は、[詳 細 を表 示 ] ボタンが利 用 できます。このボタンをクリックすると、現 在 選 択 されているデ
バイスの [メッセージ] ダイアログが開 きます。 リモート デバイスの管 理 と表 示 についての詳 細 をご覧 くださ
い。
以 下 の関 連 トピックもぜひご一 読 ください:
AVG 製 品 のインストール方 法
AVG 製 品 を表 示 および/
または管 理 する方 法
2 .2 .1 .2 . A n d r o id デ バ イ ス
本 マニュアルは、AVG Zen の PC に関 連 する内 容 のみを取 り扱 っています。しかし管 理 者 として、あなたのネットワ
ーク内 に Android? デバイスがある可 能 性 が高 いと言 えます。そういった場 合 、デバイスのカテゴリタイルに異 なるコ
ンテンツがあることに驚 かれないでください。
現 在 使 用 できる AVG モバイル アプリ:
AVG AntiVirus(無 償 版 、有 償 版 とも)− このアプリは危 険 なウイルスやマルウェア、スパイウェア、テキストメッ
セージからあなたを保 護 し、個 人 データを安 全 に保 ちます。このアプリでは、プライバシーとオンライン ID に対
する脅 威 からお客 様 を保 護 するために役 立 つ、効 果 的 で使 い易 いウイルス保 護 とマルウェア保 護 に加 え、リ
アルタイム アプリスキャナー、端 末 検 索 、タスクキラー、アプリロッカーおよびローカル端 末 のデータ消 去 機 能 を
ご利 用 いただけます。リアルタイムのセキュリティスキャナで、ダウンロードしたアプリやゲームから保 護 します。
AVG Cleaner(無 償 版 )− このアプリはブラウザと、通 話 やテキストの履 歴 をすばやくきれいに掃 除 し、デバイ
スの内 部 メモリとSD カードの両 方 からキャッシュされた不 必 要 なアプリデータを識 別 し削 除 します。Android
デバイスのパフォーマンスが高 いレベルに保 たれ、スムーズに動 作 するように、ストレージの使 用 可 能 領 域 を最
適 化 します。
AVG PrivacyFix(無 償 版 )− このアプリは、モバイル デバイスからオンライン プライバシーを管 理 するための簡
単 な方 法 を提 供 します。メイン ダッシュボードへのアクセスを可 能 にし、Facebook、Google、LinkedIn で何 の
データを誰 と共 有 しているかを、すばやく簡 単 に表 示 します。変 更 を行 いたい場 合 、単 純 にクリックするだけ
で設 定 を変 更 できる場 所 に直 接 アクセスできます。新 しい WiFi 追 跡 保 護 では、分 かっている WiFi ネットワ
ークをあらかじめ設 定 できるため、デバイスが他 のネットワークで追 跡 されるのを承 認 したり阻 止 することができ
ます。
各 カテゴリは次 の通 りです:
14
保護
このタイルをクリックすると、スキャンとその結 果 、ウイルス検 出 の最 新 情 報 などの AVG AntiVirus 関 連 情 報 が表
示 されます。また、ユーザーがネットワーク管 理 者 である場 合 は、リモートの Android デバイスのスキャンを実 行 した
り([今 すぐスキャン] ボタン)、アップデートを実 行 したり([アップデート] ボタン)できます。
パフォーマンス
このタイルをクリックすると、どの AVG AntiVirus のパフォーマンス機 能 が有 効 か(タスクキラー バッテリー残 量
データ プラン(有 償 版 のみ)、ストレージ使 用 状 況 )などといったパフォーマンスに関 するデータ、およびAVG
Cleaner アプリがインストールされ動 作 しているかが(統 計 データを併 せて)表 示 されます。
プライバシー
このタイルをクリックすると、どの AVG AntiVirus のプライバシー機 能 が有 効 か(アプリロッカー アプリバックアッ
プ コールおよびメッセージブロッカー)などといったプライバシーに関 連 するデータ、およびAVG PrivacyFix アプリ
がインストールされ動 作 しているかが表 示 されます。
盗難対策
このタイルをクリックすると、AVG AntiVirusの盗 難 対 策 機 能 についての情 報 を表 示 し、Google Map を使 って盗
難 に遭 ったモバイル デバイスを捜 索 することができます。AVG AntiVirus の有 償 (Pro)バージョンが、接 続 された
デバイスにインストールされている場 合 、カメラトラップ機 能 (モバイルのロックを書 き換 えようとする人 の写 真 を撮
影 する)とデバイスロッカー機 能 (SIM カードが入 れ替 えられた場 合 にモバイル デバイスをロックできるようにする)
の状 態 も追 加 表 示 されます。
ご関 心 があるかもしれない関 連 トピックはこちら:
Android モバイルを既 存 の Zen ネットワークに接 続 する方 法
AVG 製 品 を表 示 および/
または管 理 する方 法
2 .2 .1 .3 . M a c デ バ イ ス
本 マニュアルは、AVG Zen の PC に関 連 する内 容 のみを取 り扱 っています。しかし、あなたが管 理 者 を務 めている
ネットワーク内 には Mac デバイスもある可 能 性 が高 いです。その場 合 、これらのデバイスのカテゴリタイルに異 なる
コンテンツがあることに驚 かないでください。
現 在 利 用 可 能 な AVG Mac アプリケーション(英 語 のみ)
AVG AntiVirus(無 料 )?このパワフルなアプリケーションを利 用 すると、ウイルスやその他 の脅 威 の有 無 につ
いて個 別 のファイルやフォルダをスキャンできます。また、お使 いの Mac 全 体 にわたる詳 細 なスキャンをワンク
リックで実 行 することも可 能 です。バックグラウンドで静 かに実 行 されるリアルタイムの保 護 も利 用 できます。開
いたり、コピーや保 存 を行 ったりするファイルは、Mac の処 理 速 度 を低 下 させることなく、すべて自 動 的 にス
キャンされます。
AVG Cleaner(無 料 )?このアプリケーションを利 用 すると、キャッシュや不 要 なファイル、ダウンロードしたファ
イルの履 歴 、ゴミ箱 の内 容 などの不 要 データをすべて消 去 してディスク領 域 を開 放 できます。また、ハードド
ライブにある重 複 ファイルを見 つけて素 早 く削 除 することも可 能 です。
各 カテゴリは次 の通 りです:
15
保護
このタイルをクリックすると、スキャンとその結 果 、ウイルス検 出 の最 新 情 報 などの AVG AntiVirus 関 連 情 報 が表
示 されます。また、リアルタイム保 護 が有 効 か無 効 かも確 認 できます。また、ユーザーがネットワーク管 理 者 である
場 合 は、AVG AntiVirus をリモート デバイスでアップデートしたり([アップデート] ボタン)、以 前 に無 効 にしたリア
ルタイム保 護 をオンにしたり([詳 細 を表 示 ] ボタンをクリックすることによりアクセス可 能 な[メッセージ] ダイアログを
使 用 )できます。リモート デバイスの表 示 と管 理 に関 する詳 しい情 報 をお読 みください。
パフォーマンス
このタイルをクリックすると、パフォーマンス関 連 のデータ、すなわち AVG Cleaner の 2つのコンポーネントである
Disk Cleaner とDuplicate Finder に関 するデータが表 示 されます。これらのパフォーマンス機 能 による前 回 のテス
トの実 施 日 と結 果 も確 認 できます。
以 下 の関 連 トピックもぜひご一 読 ください。
Mac を既 存 の Zen ネットワークに接 続 する方 法
AVG 製 品 を表 示 および/
または管 理 する方 法
2.2.2. [デバイス] リボン
AVG Zen ユーザーインターフェースのこの部 分 には、Zen ネットワークで使 用 できるすべてのデバイスが表 示 されま
す。 シングル ユーザーであるか、もしくは誰 かの Zen ネットワークに接 続 されている場 合 は、その時 点 でユーザーが
使 用 している 1つのデバイスのみ表 示 されます。 しかし、ユーザーがネットワーク管 理 者 であれば、多 数 のデバイ
スが表 示 されることがあるため、矢 印 ボタンを使 用 して順 に表 示 する必 要 が生 じる場 合 があります。
デバイスのタイルをクリックして、表 示 するデバイスを選 択 します。 カテゴリセクションが適 宜 変 化 し、選 択 したデバ
イス上 の AVG 製 品 の状 態 が表 示 されます。 また、タイルによっては、右 上 隅 にあるオレンジの円 の中 に番 号 が
表 示 されていることがあります。 これは、そのデバイス上 の AVG 製 品 に、注 意 するべき問 題 があることを意 味 しま
す。 詳 細 を確 認 するには、[メッセージ] ボタンをクリックします。
Zen のネットワーク管 理 者 として、新 しいデバイスをネットワークに追 加 する必 要 が生 じることがあります。 デバイス
を追 加 するには、リボンの右 側 にある
ボタンをクリックします。 招 待 されたデバイスは直 ちにデバイス リボンに
表 示 されます。ただし、そのデバイスのユーザーが招 待 を承 認 するまでインアクティブ (「保 留 」状 態 )となります。
以 下 の関 連 トピックもぜひご一 読 ください:
デバイスをネットワークに追 加 する方 法
デバイスをネットワークから削 除 する方 法
Zen ネットワークの招 待 を承 認 する方 法
16
2.2.3. [メッセージ] ボタン
このボタンはデバイス リボン の上 、[ステータス] ボタンの左 に位 置 します。 ただし、現 在 お使 いのデバイスの AVG
製 品 に問 題 が発 生 した場 合 のみ表 示 されます。オレンジの円 の中 の数 字 は、ユーザーが注 意 するべき問 題 の数
を意 味 します(このオレンジの円 にエクスクラメーション マークが入 っていることがあり、これはいずれかの AVG アプリ
ケーションがまったく無 効 になっていることを警 告 するものです)。
ユーザーがネットワーク管 理 者 である場 合 は、[詳 細 を表 示 ] ボタン ([カテゴリタイル] ビュー内 )をクリックし、リ
モート デバイスの[メッセージ] ダイアログにアクセスすることもできます。このボタンは、ユーザーが注 意 を払 う必
要 のある差 し迫 った問 題 が生 じた場 合 のみ選 択 可 能 になることにご注 意 ください。このアクションとその他 のリモ
ート管 理 アクションについての詳 細 を読 むには、ここをクリックしてください。
このボタンをクリックすると、新 しいダイアログが表 示 されます:
このダイアログには、製 品 カテゴリごとにまとめられた問 題 の一 覧 が表 示 されます。緊 急 性 の度 合 いが分 かるよう
に、問 題 は色 分 けされて (赤 、黄 、緑 )表 示 されます。
あなたが複 数 のデバイスからなるネットワークの管 理 者 である場 合 は、このダイアログは少 し異 なる表 示 となりま
す。左 側 にデバイスの概 要 が現 れ、この特 定 のデバイスに関 連 したメッセージのみが表 示 されます。しかし、すべ
てのデバイスのメッセージを順 に一 覧 表 示 したい場 合 、すべてのデバイスオプション(概 要 の一 番 上 に位 置 )を選
択 することができます。
問 題 によっては、このダイアログで直 接 、処 理 することも可 能 です。これらは問 題 の横 に表 示 され、特 別 なアクショ
ン ボタン (ほとんどの場 合 は「今 すぐ解 決 」と呼 ばれます)を備 えています。ネットワーク管 理 者 として、ユーザー
17
はお使 いの AVG Zen から直 接 、これらの問 題 をリモートで解 決 できます。ユーザーがシングルユーザーまたは接 続
済 みユーザーである場 合 は、自 分 自 身 のデバイスでのみ AVG 製 品 を管 理 できますが、個 別 のアプリケーションの
インターフェースを開 くことなく、すべての問 題 を一 緒 に表 示 する方 がはるかに快 適 です。
たとえば、「ファイアウォールは再 起 動 が必 要 。ファイアウォールをアクティベートするには、コンピュータを
再 起 動 してください」というテキストが現 れたら、[今 すぐ再 起 動 ] ボタンをクリックできます。そのすぐ後 に、ファ
イアウォール コンポーネントをアクティベートするためにコンピュータが再 起 動 されます。
2.2.4. [ステータス] ボタン
このボタンには、現 在 のユーザー モードが表 示 されます。 Zen ネットワーク管 理 者 の場 合 は通 常 、そのネットワーク
への接 続 に使 用 したのと同 じ MyAccount メール アドレスが表 示 されます。
このボタンをクリックすると、その他 のアクションの一 覧 が表 示 されます。 使 用 できるアクションは、現 在 使 用 している
ユーザーモードによって異 なります。
シングル ユーザーとして:
接 続 - Zen の既 存 のネットワークに接 続 する (または新 しいネットワークを作 成 する)ことができます。
AVG MyAccount にアクセス - ブラウザを起 動 し、https://myaccount.avg.com/ ウェブサイトを開 いて、AVG
MyAccount にログインすることができます。
接 続 ユーザーとして:
管 理 者 としてログイン - クリックして管 理 者 の権 限 を得 ると、この Zen ネットワークの表 示 と管 理 を行 うことがで
きます (ログインする必 要 あり)。
このネットワークから離 れる - クリックすると、この Zen ネットワークから離 れることができます (確 認 を行 う必 要
あり)。
詳 細 情 報 - 現 在 接 続 しており、ユーザー自 身 が管 理 者 である Zen ネットワークに関 する情 報 を提 供 するダイ
アログが表 示 されます。
AVG MyAccount にアクセス - ブラウザを起 動 し、https://myaccount.avg.com/ ウェブサイトを開 いて、AVG
MyAccount にログインすることができます。
管 理 者 として:
管 理 者 としてログアウト - クリックすると、管 理 者 としての権 限 がなくなり、同 じ Zen ネットワーク内 の接 続 ユー
ザーになります。
AVG MyAccount にアクセス - ブラウザを起 動 し、https://myaccount.avg.com/ ウェブサイトを開 いて、AVG
MyAccount にログインすることができます。
AVG MyAccount とは?
AVG MyAccount は AVG が提 供 する無 料 のウェブベース (クラウド)サービスで、以 下 の機 能 を備 えています:
登 録 済 みの製 品 とライセンス情 報 を表 示 する
サブスクリプションを手 軽 に更 新 し、製 品 をダウンロードする
過 去 の注 文 と請 求 書 を確 認 する
個 人 情 報 とパスワードを管 理 する
AVG Zen を使 用 する
18
AVG MyAccount は https://myaccount.avg.com/ ウェブサイトで直 接 アクセスできます。
2 .2 .4 .1 . 3 つ の ユ ー ザ ー モ ー ド
基 本 的 に、AVG Zenには 3つのユーザーモードがあります。[ステータス] ボタンに表 示 されるテキストは、どのモー
ドを使 用 しているかによって変 わります。
シングル ユーザー [ステータス] ボタンには [接 続 ] と表 示 )- ユーザーはAVG Zenをインストールしまし
た。ユーザーは AVG MyAccount 管 理 者 ではなく、ネットワークに接 続 してもいないため、このデバイスに
インストールされている AVG 製 品 のみを表 示 し、管 理 できます。
接 続 ユーザー [ステータス] ボタンには [接 続 済 み] と表 示 )- ユーザーはペアリング コードを使 用 し、そ
れによって他 者 のネットワークへの招 待 が承 認 されました。このネットワークの管 理 者 が、ユーザーのデバ
イス上 の AVG 製 品 をすべて表 示 できるようになりました。これまで同 様 に、あなたはこのデバイスにインス
トールされたAVG製 品 を表 示 したり管 理 することができます(シングルユーザーの時 と同 じです)。ネットワ
ークに参 加 していたくなくなれば、簡 単 にネットワークを離 れることが可 能 です。
管 理 者 [ステータス] ボタンには現 在 のAVG MyAccount 名 が表 示 ) - ユーザーは MyAccount を使
用 してログインしました (おそらく以 前 に新 しいアカウントを作 成 していました)。これは、すべてのAVG
Zen機 能 にアクセスできることを意 味 します。ユーザーはネットワークにデバイスを追 加 でき、それらのデバイ
スにインストールされている AVG 製 品 を必 要 に応 じてリモートで表 示 したり、ネットワークから削 除 したり
できます。接 続 されているデバイスでさまざまなリモート アクションを実 行 することもできます。
ご関 心 があるかもしれない関 連 トピックはこちら:
招 待 を承 認 する方 法
既 存 の Zen ネットワークに接 続 する方 法
新 規 Zen ネットワークを作 成 する方 法
ネットワークから外 れる方 法
AVG 製 品 を表 示 および/
または管 理 する方 法
2.2.5. [アップグレード/
更新] ボタン
この小 さなボタン ([ステータス] ボタンの右 側 )をクリックすると、ウエブ ブラウザで AVG オンライン ショップが開 きます
:
現 在 、無 料 の AVG ソフトウェアをご使 用 で、有 料 版 のみで利 用 可 能 な追 加 機 能 と可 能 性 をお試 しに
なりたい場 合 、このショップで 1年 間 または 2年 間 のサブスクリプションをご購 入 いただくことができます。
現 在 、有 料 の AVG ソフトウェアをご使 用 で、サブスクリプションの期 限 がもうすぐ切 れる場 合 (またはすで
に切 れてしまった場 合 )、このショップで更 新 が可 能 です。
19
新 しく購 入 した (または更 新 した)サブスクリプションをアクティベートするには、AVG MyAccount にログインする必
要 があります。
2.2.6. [更新] ボタン
この小 さなボタン ([アップグレード/
更 新 ] ボタンの右 側 )をクリックすると、すべてのデバイスとカテゴリのすべてのデ
ータが直 ちに更 新 されます。 このボタンは、新 しく追 加 したデバイスがデバイス リボンにまだ表 示 されていないが、
すでに接 続 されていることが明 らかで、その詳 細 を表 示 する必 要 がある場 合 などに便 利 です。
2.2.7. [設定] ボタン
この小 さなボタン (
[更 新 ] ボタンの右 側 )をクリックすると、小 さなポップアップ ダイアログが開 きます:
[デバイス設 定 ] オプションをクリックして [デバイス設 定 ] ダイアログを開 き、デバイスの名 前 とタイプを変 更 するこ
とができます (
Zen ネットワーク内 に他 のデバイスがあり、ユーザーがこのネットワークの管 理 者 である場 合 は、他
のデバイスについてもこの操 作 が可 能 です)
。 このダイアログではネットワークからデバイスを削 除 することもできま
す。
[オンライン サポート] オプションをクリックすると、ウェブ ブラウザで [AVG サポート センター] が開 きます。お使 い
の AVG 製 品 についてサポートが必 要 な場 合 は、この大 規 模 なウェブサイトで解 決 策 を検 索 することをお勧 め
します。
20
[ヘルプ] オプションをクリックすると、このプログラム ヘルプにアクセスできます (
ヘルプ ウィンドウは、いつでも F1 キ
ーを押 して開 くことも可 能 です)
。
さらに、[AVG Internet Security 情 報 ] オプションをクリックし、お使 いのソフトウェア製 品 についての情 報 を表 示
したり、ライセンス契 約 を読 んだりすることも可 能 です。
以 下 の関 連 トピックもぜひご一 読 ください:
デバイスの名 前 またはタイプを変 更 する方 法
デバイスをネットワークから削 除 する方 法
2.3. 順を追った説明
本 章 は、Zen環 境 での最 も一 般 的 な操 作 を説 明 する、段 階 的 手 順 ガイドが含 まれています。
2.3.1. 招待を承認する方法
AVG 製 品 を複 数 のデバイスでご使 用 の場 合 、あるいは使 用 方 法 に精 通 していないとお考 えのため誰 かに AVG
製 品 をモニタリングしてもらって問 題 の修 復 を手 伝 ってもらう場 合 は、PC または Android? モバイルを既 存 のZen
ネットワークに追 加 します。まず最 初 に、ネットワーク管 理 者 になる人 から招 待 される必 要 があるため、その人 に招
待 メールを送 ってもらいます。受 け取 り次 第 、メールを開 いて記 載 の招 待 コードを確 認 します。
PC またはAndroid? モバイル デバイスを追 加 されるかによって、次 に行 う手 順 が変 わります:
PC デバイスの場 合 :
1. インストールAVG Zenします(まだインストールされていない場 合 )。
2. [ステータス] ボタン 接 続 を示 すテキストも表 示 )をクリックしたら、次 に小 さなポップアップ ダイアログ内 の [続
行 ] ボタンをクリックして承 認 します。
3. 新 しく開 くサブダイアログの左 側 にある招 待 コードを使 用 して接 続 ウィンドウを選 択 します。
21
4. メールに記 載 されていた招 待 コードをZenサブダイアログ内 にあるテキストボックスに、コピーアンドペーストで入 力
(または手 動 で再 入 力 )します。
コピーアンドペーストの方 法 は、一 般 的 な方 法 であり、コピーできるものであれば何 でも(テキスト、画 像 、など)
Windows のクリップボードに入 力 し、それを他 の場 所 に貼 り付 けることができます。次 の手 順 を実 行 します。
i. テキストの一 部 (ここではメールに記 載 の招 待 コード)を強 調 表 示 します。左 のマウス ボタンまたは Shift キー
を押 すと、強 調 表 示 できます。
ii. キーボードで [Ctrl+C] を押 します (この時 点 でテキストが正 しくコピーされたという確 認 はできません)。
iii. 希 望 の貼 付 場 所 に移 動 し(ここではZenネットワークに参 加 ダイアログ)、テキストを入 れるテキストボックス
をクリックします。
iv. [Ctrl+V] を押 します。
v. 貼 り付 けたテキスト、つまり招 待 コードが表 示 されます。これで完 了 です。
5. [接 続 ] ボタンをクリックします。その後 すぐに、選 択 したZenネットワークの参 加 者 となります。個 人 的 に特 に何
かが変 わるわけではありません ([ステータス] ボタンのテキストが 選 択 済 みに変 わるだけです)。しかし今 後 、
ネットワーク管 理 者 が、潜 在 的 な問 題 の発 生 を認 識 して、あなたが修 復 する手 助 けを行 うために、あなたのデ
バイスを監 視 します。将 来 あなたがネットワークから外 れることを希 望 されることがあれば、いつでも簡 単 に外 れ
ることが可 能 です。
Android モバイル デバイス:
PC デバイスとは違 い、Android モバイル デバイスのネットワーク接 続 は、アプリケーション上 で直 接 実 施 します。
1. 最 初 に、いずれかの AVG モバイル アプリケーションがインストールされており、Zenネットワークに接 続 している必
要 があります(ここをクリックして既 存 のZenネットワークへの Android? モバイルの接 続 の詳 細 をご覧 ください)。
実 のところ、モバイル デバイス上 で招 待 を承 認 すると、既 存 のZenネットワークを離 れ、新 しいネットワークに変
更 することを意 味 します。
22
2. アプリケーションを開 いて、メイン画 面 の左 上 にあるメニュー アイコン(アプリケーションのロゴ)をタップします。
3. メニューが表 示 されたら、デバイスの管 理 オプションをタップします。
4. 画 面 下 部 にある [他 のZenネットワークに参 加 ] オプションをタップし、その後 、このネットワークの管 理 者 から届
いた招 待 コードを入 力 し、[参 加 ] をタップします。
5. おめでとうございます!
これでZenに参 加 されました。後 に考 えが変 わった場 合 は、いつでも簡 単 に外 れることがで
きます。
Mac デバイスの場 合 :
PC デバイスとは違 い、Mac デバイスのネットワーク接 続 は、アプリケーション上 で直 接 実 施 します。
1. 最 初 に、いずれかの AVG Mac アプリケーションがインストールされており、すでにZenネットワークに接 続 している
必 要 があります (ここをクリックして既 存 のZenネットワークへの Mac の接 続 についての詳 細 をご覧 ください)。接
続 している場 合 、アプリケーション画 面 の右 上 隅 にあるボタン (「接 続 済 み」と表 示 )をクリックし、ロールダウン
メニューで [このネットワークから外 れる] を選 択 します。
2. アプリケーション画 面 の右 上 隅 にあるボタンの表 示 が「未 接 続 」に変 わります。このボタンをクリックし、ロールダウ
ン メニューで [接 続 ] を選 択 します。
3. 新 たに開 いたダイアログで、右 端 にあるオプション [招 待 コードを使 用 する] をクリックします。
4. テキスト ボックスが表 示 され、このネットワークの管 理 者 からすでに送 信 されている招 待 コードを入 力 できます。
コードを入 力 した後 で、[接 続 ] ボタンをクリックします。
5. おめでとうございます!
これでZenに参 加 されました。後 に考 えが変 わった場 合 は、いつでも簡 単 に外 れることがで
きます。
2.3.2. デバイスをネットワークに追加する方法
1. 新 しいデバイスをZenネットワークに追 加 するには、まず招 待 しなければなりません。招 待 を行 うには、デバイス
リボンの右 にある
ボタンをクリックします。
管 理 者 だけがネットワークに参 加 するデバイスに招 待 状 を送 ることができる点 にご注 意 ください。現 在 、Zen の
いずれのネットワークにも接 続 されていない場 合 は、接 続 されるか、または新 しいネットワークをご自 信 で作 成 し
ます。
2. 新 しいダイアログが表 示 されます。追 加 されるデバイスの種 類 (PC または Android?)を、適 切 なタイルを強 調
表 示 して選 択 したら、[続 行 ] ボタンをクリックします。
23
3. 別 のダイアログが表 示 されます。新 しいデバイスで使 用 するメールを入 力 し、[続 行 ] ボタンをクリックします。
24
4. 招 待 メールが送 信 されます。そのデバイスはデバイス リボン上 に保 留 として表 示 されます。つまり、送 信 した招
待 は承 認 を待 っている状 態 です。
招 待 が保 留 状 態 にある間 、招 待 リンクの再 送 または完 全 に招 待 をキャンセルを選 択 することができます。
5. 招 待 が承 認 されるとすぐに、新 しく追 加 されたデバイスの名 前 と種 類 を変 更 することが可 能 です(この変 更 は、
後 の任 意 の時 点 でも行 えます)。これで、デバイスはあなたのZenネットワークに参 加 した状 態 となり、あなたは
インストールされたAVG 製 品 を使 用 して遠 隔 でモニタリングすることができます。おめでとうございます。あなたは
正 式 にZen管 理 者 になりました!
25
2.3.3. デバイスの名前またはタイプを変更する方法
1. [設 定 ] ボタンをクリックして、次 にポップアップ ダイアログ内 の[デバイス設 定 ] を選 択 します。
2. 表 示 される設 定 は、現 在 選 択 されているデバイスに適 用 されます。「デバイス設 定 」ダイアログの左 側 のタイル
に、現 在 ネットワーク内 で使 用 できるデバイスの一 覧 (招 待 を承 認 したデバイス)が表 示 されます。各 タイルをク
リックするだけで、切 り替 えできます。
3. [デバイス名 ] テキストボックスは、現 在 選 択 されているデバイスの名 前 を表 示 します。名 前 を取 り消 して、お好
みのものに変 更 することができます。
4. 現 在 選 択 されているデバイスのタイプ(電 話 、タブレット、ラップトップ、またはデスクトップ)を設 定 できます。単
純 に、対 象 のタイルをクリックします。
5. [保 存 ] ボタンをクリックして、変 更 を確 認 します。
2.3.4. 既存の Zen ネットワークに接続する方法
PC デバイスの場 合 :
1. いずれの AVG MyAccount へもログインされていない場 合 は、[ステータス] ボタン 接 続 のテキスト表 示 )をク
リックし、小 さなポップアップ ダイアログにある [続 行 ] ボタンをクリックして確 認 します。
すでにいずれかの AVG MyAccount に接 続 されている場 合 、別 の MyAccount に接 続 するために、まずそこから
ログアウトしてください。[ステータス] ボタン(現 在 のAVG MyAccount 名 が表 示 されている)をクリックし、小 さな
ポップアップ ダイアログにある [ログアウト] ボタンをクリックして確 認 します。
26
2. 新 しく開 いたサブダイアログの左 側 にある既 存 のZenネットワークに接 続 ウィンドウを選 択 します。
3. AVG MyAccount ユーザー名 とパスワードを入 力 します。まだ AVG MyAccount をお持 ちでない場 合 は、ご自
身 で新 しいアカウントを作 成 できます。管 理 者 としてログインして、このZenネットワーク内 にあるデバイスの AVG
製 品 を遠 隔 で見 る場 合 は、[管 理 者 として接 続 ] ボックスにチェックを入 れます。チェックが入 っていないと、一
般 的 な接 続 ユーザーとなります。
パスワードを忘 れた場 合 は、「パスワードを忘 れましたか? 」リンク(パスワードのテキストボックスの下 に位 置 )
をクリックします。リンクをたどると、忘 れたパスワードを再 取 得 できるウェブページにアクセスできます。
4. [接 続 ] ボタンをクリックします。接 続 プロセスには数 秒 かかります。接 続 が正 しく確 立 されると、MyAccount 名 が
[ステータス] ボタン上 に表 示 されます。
Android モバイル デバイスの場 合 :
PC デバイスとは違 い、Android モバイル デバイスのネットワーク接 続 は、アプリケーション上 で直 接 実 施 します。
1. Android モバイル デバイスをZen ネットワークに接 続 される場 合 、AVG モバイル アプリケーションのいずれか(たと
えば、AVG AntiVirus、AVG Cleaner、または AVG PrivacyFix)をダウンロードする必 要 があります。Google Play
を使 用 すると簡 単 で、そこからこれらアプリケーションを無 料 でダウンロード・インストールできます。接 続 が適 切
に機 能 するために、最 新 のバージョンを使 用 するようにしてください。
2. AVG アプリケーションをインストールしたら、メイン画 面 の左 上 にあるメニュー アイコン (アプリケーションのロゴ)
をタップします。
3. メニューが表 示 されたら、デバイスの管 理 オプションをタップします。
27
4. ここで [ログイン] タブをタップし、適 切 な AVG MyAccount 認 証 情 報 (あなたのユーザー名 とパスワード)を
入 力 します。
5. おめでとうございます!
これでZenに参 加 されました。[メニュー] アイコンをクリックすると、メニューの一 番 上 に「次 の
アカウントで接 続 済 み:
」というテキストが、現 在 の AVG MyAccount 名 と併 せて表 示 されます。後 に考 えが変
わった場 合 は、いつでも簡 単 に外 れることができます。
Mac デバイスの場 合 :
PC デバイスとは違 い、Mac デバイスのネットワーク接 続 は、アプリケーション上 で直 接 実 施 します。
1. Mac デバイスをZenネットワークに接 続 する場 合 、AVG Mac アプリケーションのいずれか(たとえば、AVG
AntiVirus、または AVG Cleaner)をダウンロードする必 要 があります。これは、たとえば AVG ダウンロード センタ
ー または Mac の App Store で行 うことができます。そこでは、これらのアプリケーションをすべて無 料 でダウンロー
ドしてインストールできます。接 続 が適 切 に機 能 するように、最 新 のバージョンを使 用 してください。
2. AVG アプリケーションをインストールしたら、そのアプリケーションを開 きます。アプリケーション画 面 の右 上 隅 に長
方 形 のボタンがあります(「未 接 続 」と表 示 )。このボタンをクリックし、ロールダウン メニューで [接 続 ] を選 択 しま
す。
3. 新 たに開 いたダイアログで、真 ん中 のオプション [AVG MyAccount にログインする] (デフォルトにより選 択 済
み)をクリックします。
4. 適 切 な AVG MyAccount 認 証 情 報 、すなわちユーザー名
します。
MyAccount のメール)およびパスワードを入 力
5. おめでとうございます!
これでZenに参 加 されました。右 上 隅 にあるボタンの表 示 が「接 続 済 み」に変 わります。こ
のボタンをクリックすると、現 在 接 続 中 のネットワークが確 認 できます。後 で考 えが変 わった場 合 は、いつでも簡
単 にネットワークから外 れることができます。
2.3.5. 新しい Zen ネットワークを作成する方法
新 しい Zen ネットワークを作 成 (および管 理 )するには、ユーザー個 人 の AVG MyAccount をまず作 成 する必 要 が
あります。これには、ウェブブラウザを使 用 するか、またはAVG Zenアプリケーションから直 接 行 う、2通 りの方 法 があ
ります。
ブラウザから:
1. ブラウザを使 用 して https://myaccount.avg.com/ ウェブサイトを開 きます。
2. [AVG MyAccount の作 成 ] ボタンをクリックします。
3. ログイン メールを入 力 し、パスワードを設 定 および再 入 力 し、[アカウントの作 成 ] ボタンをクリックします。
4. AVG MyAccount をアクティベートするためのリンクが送 られます(手 順 3で使 用 されたメールアドレスに届 きま
す)。MyAccount の作 成 を完 了 するには、このリンクをクリックする必 要 があります。 このメールが受 信 箱 にない
場 合 、迷 惑 メールフォルダに入 っている可 能 性 があります。
AVG Zenから:
1. がいずれの AVG MyAccount へもログインされていない場 合 は、[ステータス] ボタン 接 続 のテキスト表 示 )をク
リックし、小 さなポップアップ ダイアログにある [続 行 ] ボタンをクリックして確 認 します。
28
すでにいずれかの AVG MyAccount に接 続 されている場 合 、別 の MyAccount に接 続 するために、まずそこから
ログアウトしてください。[ステータス] ボタン(現 在 のAVG MyAccount 名 が表 示 されている)をクリックし、小 さな
ポップアップ ダイアログにある [ログアウト] ボタンをクリックして確 認 します。
2. 新 たに開 いたサブダイアログの左 側 にある [新 規 Zenネットワークの作 成 ] ウィンドウが選 択 されていることを確
認 してください。
3. ログイン用 メールアドレスを入 力 して、パスワードを設 定 します(入 力 文 字 を表 示 するには [パスワードを表 示 ]
ボックスにチェックしてください)。その後 、[接 続 ] ボタンをクリックします。
4. 数 秒 後 、新 しく作 成 されたネットワークに管 理 者 の権 限 を有 した状 態 で接 続 されます。つまり、あなたは、ネッ
トワークにデバイスを追 加 でき、それらデバイスにインストールされた AVG 製 品 を必 要 に応 じて遠 隔 地 から見 る
ことができ、あるいはそれらデバイスをネットワークから削 除 することができます。
2.3.6. AVG 製品をインストールする方法
1. AVG 製 品 はZenを介 して簡 単 にインストールできます。これを行 うには、任 意 のカテゴリタイル(そのカテゴリに製
品 がない場 合 はグレー、そのカテゴリの製 品 をすでに持 っているが他 の製 品 がインストールされていない場 合 は
半 分 緑 に表 示 されます)をクリックします。
29
2. [無 料 で入 手 ] ボタンをクリックするだけで、今 すぐ製 品 のインストールを開 始 できます。そうするとすぐに、製 品
はデフォルト設 定 で自 動 的 にインストールされます。
インストールプロセスを制 御 したい場 合 、([無 料 で入 手 ] ボタンの右 側 にある)小 さな矢 印 ボタンをクリックし、
カスタム インストールをクリックします。 すると、インストールが連 続 するダイアログとして見 られ、インストール先
フォルダや、コンポーネントなどを変 更 できます。
さまざまな AVG 製 品 のインストール プロセスは、本 文 書 の他 の部 分 や別 のユーザー ガイドで詳 しく説 明 されて
います。これらのガイドは、AVG ウェブサイトから簡 単 にダウンロードできます.
3. インストールが進 むと、選 択 したカテゴリタイルの内 部 に緑 の円 が表 示 されます。正 しくインストールが完 了 する
と、タイル内 の緑 の円 は完 全 な形 になります(カテゴリによっては、円 が欠 けたままであることがあり、これは同 じ
カテゴリで他 にもインストールできる製 品 があることを示 しています)。インストール後 、円 (あるいは半 円 )の色 が
(黄 色 または赤 に)変 わることがあり、これは、注 意 するべき問 題 が製 品 に発 生 していることを意 味 します。
4. インストールが問 題 なく完 了 したことを知 らせる確 認 メッセージが表 示 されます(カテゴリタイルの右 下 に表
示 )。
2.3.7. ネットワークから離れる方法
PC デバイスの場 合 :
1. Zen ネットワークに参 加 されている場 合 、そこから外 れるのは簡 単 です。まず、[ステータス] ボタン 接 続 済 みと
いうテキストが表 示 )をクリックしたら、処 理 を進 めるために、小 さなポップアップダイアログにある [このネットワー
クから外 れる] ボタンをクリックします。
2. ここでZenネットワークを本 当 に外 れるかという確 認 に対 して、合 意 します。そのためには、[外 れる] ボタンをク
30
リックします。
3. 数 秒 すると、完 全 に切 り離 されます。ネットワーク管 理 者 であった場 合 、PC 上 で AVG 製 品 の管 理 を行 えなく
なります。The text on your [ステータス] ボタン にあるテキストが、[接 続 ](初 期 の状 態 )に変 わります。
Android モバイル デバイスの場 合 :
PC デバイスとは違 い、Android モバイル デバイスのネットワーク接 続 は、アプリケーション上 で直 接 実 施 します。
1. アプリケーションを開 いて、メイン画 面 の左 上 にあるメニュー アイコン(アプリケーションのロゴ)をタップします。
2. メニューの一 番 上 に「接 続 アカウント:
」テキストが、現 在 の AVG MyAccount 名 と共 に表 示 されます。そ
の横 に、右 矢 印 のある小 さなドアのアイコンがあります。それをクリックします。
3. Zen[OK] ボタンをクリックすることで、本 当 にネットワークから外 れても良 いことを確 認 します。
4. 数 秒 すると、完 全 に切 り離 されます。ネットワーク管 理 者 であった場 合 、お使 いの Android? モバイル上 で
AVG 製 品 の管 理 を行 えなくなります。しかし、このZen ネットワーク(もしくは他 の任 意 のネットワーク)に直 接
または招 待 を承 認 することにより、簡 単 に再 接 続 できます。
Mac デバイスの場 合 :
PC デバイスとは違 い、Mac デバイスのネットワーク接 続 は、アプリケーション上 で直 接 実 施 します。
1. AVG アプリケーションを開 き、アプリケーション画 面 の右 上 隅 にある長 方 形 のボタン(「接 続 済 み」と表 示 )をク
リックします。
2. ロールダウン メニューの一 番 上 に「次 の Zen ネットワークに接 続 しています:
」というテキストが、現 在 の AVG
MyAccount 名 と共 に表 示 されます。
3. Zenネットワーク情 報 のすぐ下 に、[このネットワークから外 れる] オプションがあります。それをクリックします。
4. 数 秒 すると、接 続 が完 全 に解 除 されます。これまでのネットワークの管 理 者 は、お使 いの Mac デバイス上 で
AVG 製 品 を管 理 できなくなります。しかし、このZen ネットワーク(もしくは他 の任 意 のネットワーク)に直 接 、ま
たは招 待 を承 認 することにより、簡 単 に再 接 続 できます。
2.3.8. デバイスをネットワークから削除する方法
1. 特 定 のデバイスをZenネットワークに含 めたくなくなった場 合 、簡 単 に削 除 することができます。[設 定 ] ボタンをク
リックして、次 にポップアップ ダイアログ内 の [デバイス設 定 ] を選 択 します。
2. 「デバイスの設 定 」ダイアログの左 側 、タイルの列 に現 在 ネットワーク内 にあるデバイスの一 覧 が表 示 されます。
名 前 が示 されたタイルをクリックすることで、削 除 したいデバイスに順 に切 り替 えます。
3. ダイアログの下 端 付 近 にネットワークから削 除 リンクが表 示 されます。それをクリックします。
現 在 使 用 されているデバイスの設 定 では、そのようなリンクはありません。このデバイスはネットワークの核 である
と考 えられるため、削 除 できません。
4. このデバイスをZenネットワークから削 除 するということを、ここで確 認 します。[削 除 ] ボタンをクリックして確 認 しま
す。
31
5. 数 秒 でこのデバイスは永 久 に削 除 されます。そのデバイス上 で AVG 製 品 を管 理 できなくなります。さらに、削
除 されたデバイスはユーザーインターフェース内 のデバイス リボン からも消 えます。
2.3.9. AVG 製品を表示および/
または管理する方法
デバイスを表 示 して管 理 する場 合
実 のところ、するべきことは適 切 なカテゴリタイルをクリックするだけです。これによりAVG 製 品 のユーザーインター
フェースが開 き、すきなだけ調 べたり設 定 変 更 をすることができます。例 えば、保 護 タイルをクリックすると、AVG
Internet Security のインターフェースが開 きます。カテゴリ内 に複 数 の製 品 が存 在 する場 合 、タイルをクリックしてか
ら、適 切 なサブタイル(たとえばプライバシー& 個 人 情 報 カテゴリにある AVG PrivacyFix)を選 択 する必 要 があり
ます。
Zen を介 して表 示 し、管 理 できる AVG 製 品 は、本 文 書 の他 の部 分 や別 のユーザー ガイドで詳 しく説 明 され
ています。これらのマニュアルは、AVG ウェブサイトからご自 由 にダウンロードしてください。
ユーザーに注 意 を求 める差 し迫 った問 題 がある場 合 は、[メッセージ] ボタンをクリックできます。新 しく開 いたダイア
ログには問 題 や課 題 の一 覧 が含 まれており、それらの中 にはダイアログから直 接 対 処 できるものもあります。そう
いった問 題 は特 別 なアクションボタンと併 せて表 示 されます。
リモート デバイスを表 示 して管 理 する場 合 (管 理 者 のみ)
これも簡 単 に実 行 できます。表 示 するデバイスをデバイス リボンから選 択 して、適 切 なカテゴリタイルをクリックしま
す。その後 、新 しいダイアログが開 き、そのカテゴリの AVG 製 品 のステータスの概 要 が表 示 されます。
ユーザーが管 理 者 である場 合 は、Zen ネットワーク内 にある AVG 製 品 でさまざまなリモート アクションを実 行 する
ために、いくつかのボタンを使 用 できます。利 用 可 能 なアクションは、デバイスの種 類 (PC Android または Mac
32
と、現 在 表 示 しているカテゴリタイルにより異 なります。一 部 のアクション (スキャンやアップデートなど)は、ごく最
近 すでに実 行 されているとアクセスできないことがありますのでご注 意 ください。AVG 製 品 で利 用 可 能 なすべてのリ
モート アクションを以 下 に挙 げます。
デバイスの
種類
カテゴリ タイル
利 用 可 能 なリモート アクション
今 すぐスキャンボタン ?クリックすると直 ちにスキャンが開 始 され、リモ
ート デバイスにウイルスやその他 の有 害 なソフトウェアがないか確 認 が
行 われます。スキャンが完 了 した後 で、直 ちに結 果 について通 知 が
行 われます。 AVG Internet Security でのスキャンについての詳 細 を
見 るには、ここをクリックしてください。
PC
保 護 (AVG
Internet Security
アップデートボタン ?このボタンをクリックすると、リモート デバイスで
AVG Internet Security のアップデート プロセスが開 始 されます。すべ
てのウイルス対 策 アプリケーションは、最 高 レベルの保 護 を確 実 に維
持 するために、常 に最 新 の状 態 に保 つ必 要 があります。 AVG
Internet Security でのアップデートの重 要 性 についての詳 細 を見 るに
は、ここをクリックしてください。
詳 細 を表 示 ボタン -このボタンは、ユーザーが注 意 を払 う必 要 のある
差 し迫 った問 題 が生 じた場 合 のみ選 択 可 能 です。このボタンをクリッ
クすると、現 在 選 択 されているデバイスの [メッセージ] ダイアログが開
きます。このダイアログには、製 品 カテゴリごとにまとめられた問 題 の一
覧 が表 示 されます。問 題 によっては、[今 すぐ修 復 ] ボタンをクリックす
ることにより、即 座 に解 決 できます。AVG Internet Security では、以
前 に無 効 にした保 護 コンポーネントをオンにすることなどが可 能 です。
メンテナンスを実 行 ボタン ?このボタンをクリックすると、システム メン
テナンスが開 始 されます。このメンテナンスは、リモート デバイスのシス
テムをクリーンアップし、処 理 速 度 を高 め、パフォーマンスを最 適 化 す
るために指 定 された一 連 のさまざまなタスクです。 AVG PC TuneUp
をシステム メンテナンス ツールとして使 用 する方 法 の詳 細 を見 るに
は、ここをクリックしてください。
PC
パフォーマンス
AVG PC TuneUp
アップデートボタン ?このボタンをクリックすると、リモート デバイスで
AVG PC TuneUp のアップデート プロセスが開 始 されます。AVG PC
TuneUp の各 機 能 は最 新 のテクノロジーに即 して継 続 的 に拡 張 され
たり、適 合 化 が行 われたりし、エラーが修 復 されるため、AVG PC
TuneUp を最 新 の状 態 に保 つことは非 常 に重 要 です。 AVG PC
TuneUp でのアップデートについての詳 細 を見 るには、ここをクリックして
ください。
詳 細 を表 示 ボタン -このボタンは、ユーザーが注 意 を払 う必 要 のある
差 し迫 った問 題 が生 じた場 合 のみ選 択 可 能 です。このボタンをクリッ
クすると、現 在 選 択 されているデバイスの [メッセージ] ダイアログが開
きます。このダイアログには、製 品 カテゴリごとにまとめられた問 題 の一
覧 が表 示 されます。問 題 によっては、[今 すぐ修 復 ] ボタンをクリックす
ることにより、即 座 に解 決 できます。
33
デバイスの
種類
カテゴリ タイル
利 用 可 能 なリモート アクション
今 すぐスキャンボタン ?このボタンをクリックすると直 ちにスキャンが開
始 され、リモートの Android デバイスにウイルスやその他 の有 害 なコン
テンツがないか確 認 が行 われます。スキャンが完 了 した後 で、直 ちに
結 果 について通 知 が行 われます。
Android
保 護 (AVG
AntiVirus
アップデートボタン ?このボタンをクリックすると、リモートの Android デ
バイスで AVG AntiVirus のアップデート プロセスが開 始 されます。すべ
てのウイルス対 策 アプリケーションは、最 高 レベルの保 護 を確 実 に維
持 するために、常 に最 新 の状 態 に保 つ必 要 があります。
詳 細 を表 示 ボタン -このボタンは、ユーザーが注 意 を払 う必 要 のある
緊 急 の問 題 が生 じた場 合 のみ選 択 可 能 です。このボタンをクリックす
ると、現 在 選 択 されているデバイスの [メッセージ] ダイアログが開 きま
す。このダイアログには、製 品 カテゴリごとにまとめられた問 題 の一 覧
が表 示 されます。ただし、Android 用 AVG AntiVirus の場 合 、このダ
イアログは情 報 提 供 のみを目 的 としたものであるため、ユーザーが変
更 を行 うことはできません。
アップデートボタン ?このボタンをクリックすると、リモートの Mac デバイ
スで AVG AntiVirus のアップデート プロセスが開 始 されます。すべての
ウイルス対 策 アプリケーションは、最 高 レベルの保 護 を確 実 に維 持 す
るために、常 に最 新 の状 態 に保 つ必 要 があります。
Mac
保 護 (AVG
AntiVirus
詳 細 を表 示 ボタン -このボタンは、ユーザーが注 意 を払 う必 要 のある
差 し迫 った問 題 が生 じた場 合 のみ選 択 可 能 です。このボタンをクリッ
クすると、現 在 選 択 されているデバイスの [メッセージ] ダイアログが開
きます。このダイアログには、製 品 カテゴリごとにまとめられた問 題 の一
覧 が表 示 されます。Mac 用 AVG AntiVirus の場 合 は、[今 すぐ修
正 ] ボタンを使 用 し、以 前 に無 効 にしたリアルタイム保 護 をオンにする
ことができます。
2.4. FAQ およびサポート
AVG Zen のユーザー サポートは、[設 定 ] ボタンをクリックし、[サポート] オプションを選 択 することによって、いつでも
簡 単 にアクセスできます。
ブラウザで、[AVG サポート センター] が開 きます。 このページから専 門 的 な AVG ユーザー サポートにアクセスでき
ます。 ライセンス、インストール、ウイルス、製 品 の特 定 の機 能 についてご質 問 いただけます。 AVG 製 品 について
サポートが必 要 な場 合 、まず最 初 にこのサポート センターで解 決 策 を検 索 することをお勧 めします。
また、AVG Zen についての詳 細 な情 報 を入 手 する必 要 がある場 合 は、www.avg.com/ja/avg-zen のサイトをご覧
ください。
オフラインの状 態 にあり、インターネットに再 接 続 するのが難 しい場 合 は、ご利 用 のインターネット プロバイダにご
連 絡 ください。 インターネットに接 続 されていない場 合 、AVG Zen は正 常 に動 作 せず、サポート オプションも利 用
できません。
34
3. AVG Internet Security
本 ユーザーマニュアルのこの部 分 は AVG Internet Securityについての総 合 的 なユーザードキュメントです。
しかし、その他 の情 報 ソースを使 用 することもできます。
ヘルプ ファイル: トラブルシューティング セクションは、AVG Internet Securityに含 まれるヘルプファイルで
直 接 使 用 可 能 です (ヘルプ ファイルを開 くには、アプリケーションのダイアログで F1 キーを押 します)。こ
のセクションには、ユーザーが技 術 的 な問 題 について専 門 家 のヘルプを検 索 するときに最 も多 く発 生 して
いる状 況 の一 覧 が表 示 されます。現 在 発 生 している問 題 に最 も近 い状 況 を選 択 してクリックすると、問
題 の解 決 策 を示 す詳 細 手 順 が表 示 されます。
AVG Web サイトのサポート センター: AVG Web サイト (http://www.avg.com/)で問 題 の解 決 策 を検
索 することもできます。[サポート センター] セクションには、販 売 と技 術 的 な問 題 の両 方 に対 応 するト
ピック グループの概 要 が構 造 化 された方 法 で表 示 されます。
よくある質 問 : AVG Web サイト (http://www.avg.com/)では、よくある質 問 という個 別 の構 造 化 された
セクションを検 索 することもできます。このセクションには、サポートセンター /FAQ およびチュートリアル
メニューオプションからアクセスできます。また、すべての質 問 は販 売 、技 術 、ウイルスというカテゴリに分 か
れて整 理 されています。
AVG ThreatLabs: AVG 関 連 の専 門 ウェブサイト (http://www.avgthreatlabs.com/website-safetyreports/)であり、ウイルス問 題 に特 化 し、オンラインの脅 威 についての概 要 を提 供 します。また、ウイルス
やスパイウェアの駆 除 手 順 や脅 威 に対 する保 護 方 法 の提 案 も確 認 できます。
ディスカッション フォーラム: AVG ユーザーのディスカッション フォーラム (http://forums.avg.com)も利 用
できます。
35
3.1. AVG インストール プロセス
コンピュータにAVG Internet Security をインストールする場 合 は、最 新 のインストール ファイルを取 得 する必 要 が
あります。最 新 バージョンの AVG Internet Security を確 実 にインストールするために、AVG Web サイト http://
www.avg.com/)からインストール ファイルをダウンロードすることをお勧 めします。[サポート] セクションには、各
AVG 製 品 のインストール ファイルの体 系 的 な概 要 が表 示 されます。インストールファイルをハードディスクにダウン
ロードして保 存 した後 、インストール プロセスを実 行 できます。インストールは一 連 のシンプルでわかりやすいダイア
ログから構 成 されています。各 ダイアログではインストール処 理 の各 ステップの概 要 を説 明 しています。各 ダイアロ
グ ウィンドウの詳 細 については次 のとおりです。
3.1.1. ようこそ!
インストール プロセスは [AVG Internet Security へようこそ] ダイアログで始 まります。
言語選択
このダイアログでは、インストール プロセスで使 用 する言 語 を選 択 できます。 [言 語 ] オプションの横 にあるコンボ
ボックスをクリックすると、言 語 メニューがロールダウンします。 任 意 の言 語 を選 択 すると、選 択 した言 語 でインスト
ール プロセスを続 行 できます。 また、アプリケーションも選 択 した言 語 でインストールされます。英 語 は常 にデフォル
トでインストールされるため、必 要 に応 じて英 語 に切 り替 えることができます。
エンド ユーザー ライセンス契 約 およびプライバシー ポリシー
インストール プロセスを続 行 する前 に、エンド ユーザー ライセンス契 約 とプライバシー ポリシーの文 面 を一 読 し
ておくことをお勧 めします。 この 2つの文 書 は、ダイアログの下 部 にあるアクティブ リンクを経 由 して参 照 できます。
いずれかのハイパーリンクをクリックすると、新 しいダイアログ/
ブラウザ ウィンドウが開 き、対 応 する文 書 が表 示 されま
す。 これらは法 的 拘 束 力 を持 つ文 書 であるため、注 意 深 くお読 みください。 [続 行 ] ボタンをクリックすることによ
り、ユーザーは文 書 に同 意 したことになります。
36
インストールの続 行
インストールを続 行 するには、[続 行 ] ボタンをクリックします。 表 示 されたダイアログでライセンス番 号 を入 力 した
後 、インストール プロセスが完 全 に自 動 モードで実 行 されます。 AVG Internet Security のインストールでは、プ
ログラム ベンダーによってすべての設 定 があらかじめ指 定 されている標 準 オプションを使 用 することを、ほとんどのユ
ーザーにお勧 めします。 この設 定 は、最 適 なリソース消 費 で最 大 のセキュリティを実 現 します。 インストール後 に、
設 定 を変 更 する必 要 が生 じた場 合 は アプリケーション内 でいつでも直 接 変 更 できます。
また、[カスタム インストール] オプションも用 意 されています。このオプションはハイパーリンクの形 式 で、[続 行 ] ボ
タンの下 にあります。 カスタム インストールは、特 定 のシステム要 件 に適 合 させるなど、アプリケーションを標 準 以
外 の設 定 でインストールする合 理 的 な理 由 がある上 級 ユーザーのみが行 ってください。 このインストール方 法 を選
択 した場 合 は、ライセンス番 号 を入 力 した後 で [インストールのカスタマイズ] ダイアログに移 動 し、設 定 を指 定
することができます。
3.1.2. AVG のインストール
前 のダイアログでインストールの起 動 を確 認 すると、インストールプロセスが自 動 モードで動 作 します。ユーザーの
操 作 は必 要 としません。
インストールプロセスが完 了 すると、ネットワークアカウントを作 成 するよう指 示 されます。詳 細 については、新 規
Zen ネットワークを作 成 する方 法 の章 を参 照 してください。
3.2. インストール後
3.2.1. ウイルス データベースのアップデート
インストール時 には (必 要 に応 じてコンピュータを再 起 動 した後 ) AVG Internet Security はウイルスデータベー
スとすべてのコンポーネントを自 動 的 に更 新 し、完 全 に動 作 する状 態 にします。この処 理 には数 分 かかる場 合 が
あります。 アップデート処 理 の実 行 中 は、メイン ダイアログに表 示 される情 報 によって処 理 が通 知 されます。 アッ
37
プデート処 理 が完 了 し、AVG Internet Security が完 全 に作 動 可 能 でユーザーを保 護 できる状 態 になるまで、し
ばらくお待 ちください。
3.2.2. 製品の登録
AVG Internet Security のインストールが終 了 したら、AVG Web サイト http://www.avg.com/)でオンライン製 品
登 録 を行 ってください。登 録 後 、AVG ユーザー アカウント、AVG アップデート ニュースレター、その他 登 録 ユーザー
のみに提 供 されるサービスが利 用 できるようになります。最 も簡 単 な登 録 方 法 は、AVG Internet Security ユー
ザー インターフェースから直 接 行 う方 法 です。上 の行 の [ナビゲーション /オプション/今 すぐ登 録 ] の項 目 を選 択 し
てください。AVG Web サイト http://www.avg.com/)の [登 録 ] ページに移 動 します。ページ上 の指 示 にしたがって
ください。
3.2.3. ユーザーインターフェースへのアクセス
AVG メイン ダイアログには複 数 の方 法 でアクセスできます。
AVG Internet Security システムトレイアイコンをダブルクリックする
デスクトップにある AVG Protection アイコンをダブルクリックする
メニューで スタート/
すべてのプログラム/
AVG/AVG Protection の順 に選 択 する
3.2.4. コンピュータ全体のスキャン
AVG Internet Security のインストール前 にコンピュータがウイルスに感 染 していた可 能 性 あります。このため、全 コ
ンピュータをスキャンを実 行 して、PCが感 染 していないことを確 認 してください。最 初 のスキャンにはかなりの時 間
(1時 間 程 度 )を要 することがありますが、コンピュータが脅 威 にさらされていないことを確 認 するため、スキャンの実
行 をお勧 めします。 全 コンピュータをスキャンを実 行 する方 法 については、AVG スキャンの章 を参 照 してください。
3.2.5. Eicar 検査
AVG Internet Security インストールが正 常 に行 われたことを確 認 するために、EICAR 検 査 を実 行 することができ
ます。
EICAR 検 査 は、ウイルス対 策 システムの動 作 をテストするために使 用 される、標 準 的 で完 全 に安 全 な方 法 で
す。 これは実 際 のウイルスではなく、危 険 なコードを一 切 含 まないため、万 一 検 出 されなくてもコンピュータが危
険 にさらされることはありません。 ほとんどの製 品 は、これがあたかもウイルスであるかのように反 応 します (
「EICARAV-Test」のような明 確 な名 称 で報 告 されます。)。 EICAR のウェブサイト www.eicar.com で EICAR ウイルスをダ
ウンロードすることができ、また、そこですべての必 要 な EICAR 検 査 情 報 も入 手 できます。
eicar.comファイルをダウンロードし、それをローカルディスクに保 存 します。 テスト ファイルのダウンロードを確 認 後 す
ぐに、AVG Internet Security が警 告 とともにそれに反 応 します。 この通 知 は、AVG が正 常 にコンピュータにインス
トールされていることを証 明 します。
38
AVGがEICARテストファイルをウイルスとして特 定 できない場 合 、プログラム設 定 を再 度 確 認 する必 要 があ
ります。
3.2.6. AVG の既定の設定
AVG Internet Security の既 定 の設 定 (アプリケーションがインストール後 に正 しく動 作 するための初 期 設
定 )では、すべてのコンポーネントと機 能 が最 適 なパフォーマンスで動 作 するようソフトウェア ベンダーによって設 定
されています。特 に理 由 がない場 合 、AVG の設 定 を変 更 しないでください。設 定 変 更 は、経 験 のあるユ
ーザーが行 うことを推 奨 します。AVG 設 定 を変 更 する必 要 がある場 合 、AVG 高 度 な設 定 に移 動 します。メイ
ンメニューの [オプション/
高 度 な設 定 ] 項 目 を選 択 し、新 しく開 いた AVG 高 度 な設 定 ダイアログで AVG 設 定 を
変 更 します。
3.3. AVG ユーザー インターフェース
AVG Internet Security が起 動 すると、メイン ウィンドウが開 きます:
メイン ウィンドウは複 数 のセクションに分 かれています:
39
上 部 の行 ナビゲーションは、メイン ウィンドウの上 部 セクションに並 んだ 4つのアクティブなリンクで構 成 さ
れます (AVG は気 に入 っていますか? 、レポート、サポート、オプション)
。 詳 細 >>
セキュリティステータス情 報 には、AVG Internet Security の現 在 のステータスの基 本 情 報 が表 示 され
ます。 詳 細 >>
[Zen に移 動 ] ボタンを押 すと、ZEN アプリケーションのメイン ユーザーインターフェースが開 き、お使 いのす
べての電 子 デバイスの保 護 、パフォーマンスおよびプライバシーを 1か所 で管 理 できます。
インストールされているコンポーネントの概 要 は、メイン ウィンドウの中 央 セクションにある水 平 の一 連
のブロックに表 示 されます。 コンポーネントは、各 コンポーネントのアイコンが付 いたライト グリーンのブロッ
クとして表 示 されます。また、コンポーネントのステータス情 報 も合 わせて表 示 されます。 詳 細 >>
スキャン /アップデートのクイック リンクは、メイン ウィンドウにあるブロックの下 部 の行 に配 置 されていま
す。 これらのボタンを使 うと、最 も重 要 で頻 繁 に使 用 する AVG の機 能 にすぐにアクセスできます。 詳 細
>>
AVG Internet Security のメイン ウィンドウの外 側 に、アプリケーションにアクセスするために使 用 するもう一 つのコ
ントロール エレメントがあります:
システムトレイ アイコンは、モニターの右 下 端 (システムトレイ上 )にあり、AVG Internet Security の現
在 の状 態 を示 します。 詳 細 >>
3.3.1. 上部の行ナビゲーション
上 部 の行 ナビゲーションは、メイン ウィンドウの上 部 セクションに複 数 のアクティブなリンクが並 んで構 成 されていま
す。ナビゲーションには次 のボタンが含 まれます。
3 .3 .1 .1 . F a c e b o o k で A V G に 参 加
このリンクをクリックすると、インターネット セキュリティを最 大 限 に高 めるための最 新 の AVG 情 報 、ニュース、ヒン
ト、秘 訣 などを共 有 する、AVG Facebook コミュニティに接 続 します。
3 .3 .1 .2 . レ ポ ー ト
新 しいレポート ダイアログを開 くと、以 前 に実 行 したスキャンとアップデート処 理 の関 連 レポートの概 要 がすべて表
示 されます。 スキャンまたはアップデートが現 在 実 行 中 の場 合 、メイン ユーザー インターフェースの上 部 ナビゲー
ションの中 にあるレポートの文 字 の隣 に回 転 中 の円 の形 が表 示 されます。 この円 をクリックすると、実 行 中 の処
理 の進 捗 を示 すダイアログに移 動 します。
40
3 .3 .1 .3 . サ ポ ー ト
4 つのタブで構 成 されている新 しいダイアログが開 き、AVG Internet Security に関 連 するすべての情 報 が表 示 さ
れます。
サポート - このタブには利 用 可 能 なカスタマー サポートのすべての連 絡 先 の概 要 が分 かりやすく整 理 さ
れて表 示 されます。
製 品 - このタブには、AV 製 品 情 報 、インストールされているコンポーネント、インストールされているメール
保 護 などに関 する AVG Internet Security の最 も重 要 な技 術 データの概 要 が表 示 されます。
プログラム - このタブには、主 な商 品 のバージョン番 号 や、対 応 する全 製 品 (Zen、PC TuneUp など)の
バージョン番 号 一 覧 など、インストールされているAVG Internet Securityに関 する技 術 情 報 詳 細 が表
41
示 されます。 次 に、このタブには、インストールされたコンポーネントの概 要 と、特 定 のセキュリティ情 報 (ウ
イルスデータベースのバージョン番 号 、Link Scanner、およびスパム対 策 )が表 示 されます。
ライセンス契 約 - このタブでは、ユーザーとAVG Technologies との間 のライセンス契 約 の全 文 を読 むこと
ができます。
3 .3 .1 .4 . オ プ シ ョ ン
AVG Internet Security のメンテナンスには、[オプション] 項 目 からアクセスできます。 矢 印 をクリックすると、ロー
ルダウン メニューが開 きます。
コンピュータ スキャン 全 コンピュータをスキャンを実 行 します。
選 択 されたフォルダのスキャン.
.
.- AVG スキャン インターフェースに切 り替 わり、コンピュータのツリー構 造
からスキャンするファイルとフォルダを設 定 できます。
ファイルスキャン.
.
.- 特 定 のファイルを 1つ指 定 してオンデマンド テストを実 行 できます。 このオプションを
チェックすると、新 しいウィンドウが開 いてデスクトップのツリー構 造 が表 示 されます。 対 象 のファイルを選
択 し、スキャンの実 行 を確 認 します。
アップデート - AVG Internet Security のアップデート処 理 を自 動 的 に実 行 します。
ディレクトリからのアップデート.
.
.- ローカルディスクの指 定 フォルダ内 のアップデート ファイルからアップデー
ト プロセスを実 行 します。 ただし、このオプションは緊 急 時 にのみ推 奨 されます。インターネットに接 続 で
きない場 合 (
たとえば、コンピュータが感 染 し、インターネットから切 断 されている、コンピュータはあるネット
ワークに接 続 されているがインターネットへアクセスができない場 合 など)がその例 です。 フォルダの参 照
ウィンドウで、アップデート ファイルを保 存 したフォルダを選 択 し、アップデート プロセスを実 行 します。
ウイルス隔 離 室 - AVG が検 出 したすべての感 染 ファイルを削 除 して保 存 する隔 離 スペース、「ウイルス
隔 離 室 」のインターフェースを開 きます。 隔 離 室 内 では、感 染 ファイルは隔 離 され、コンピュータの安 全 は
保 証 されます。同 時 に感 染 ファイルは将 来 の修 復 に備 えて保 存 されます。
履 歴 - さらに詳 細 なサブメニュー オプションを提 供 します。
o スキャン結 果 - スキャン結 果 の概 要 を表 示 するダイアログが開 きます。
o 常 駐 シールドの結 果 - 常 駐 シールドによって検 出 された脅 威 の概 要 が表 示 されるダイアログを開
きます。
o Identity Protection の結 果 - Identity コンポーネントによって検 出 された脅 威 の概 要 が表 示 される
ダイアログを開 きます。
o メール保 護 の結 果 - メール保 護 コンポーネントによって危 険 とみなされ、検 出 されたメールの添 付
ファイルの概 要 が表 示 されるダイアログを開 きます。
o オンラインシールドの結 果 - オンラインシールドによって検 出 された脅 威 の概 要 が表 示 されるダイア
ログを開 きます。
o イベント履 歴 ログ - すべてのログに記 録 された AVG Internet Security アクションの概 要 を表 示
する履 歴 ログ インターフェースを開 きます。
o ファイアウォール ログ - すべてのファイアウォールの活 動 の詳 細 な概 要 を表 示 するダイアログが開 き
ます。
42
高 度 な設 定 .
.
.- [AVG 高 度 な設 定 ] ダイアログを開 きます。ここでは AVG Internet Security の設 定 を
編 集 できます。 通 常 はソフトウェア ベンダーが定 義 しているデフォルトのアプリケーション設 定 の使 用 をお
勧 めします。
ファイアウォール設 定 .
.
.- ファイアウォール コンポーネントの高 度 な設 定 のダイアログを開 きます。
ヘルプの内 容 - AVG ヘルプ ファイルを開 きます。
サポートを利 用 する - サポート ダイアログを開 き、アクセス可 能 なすべての連 絡 先 とサポート情 報 を表
示 します。
AVG Webサイト - AVG ウェブサイト (http://www.avg.com/) を開 きます。
ウイルスと脅 威 について - オンラインのウイルス百 科 事 典 を AVG ウェブサイト から開 きます (
http://
www.avg.com/)。ここでは、特 定 されたウイルスに関 する詳 細 情 報 を検 索 することができます。
MyAccount - AVG MyAccount ウェブサイトの登 録 ページ (http://www.avg.com/) に接 続 します。 登 録
済 みの AVG 製 品 とライセンスの維 持 管 理 、新 製 品 のダウンロード、注 文 のステータス確 認 、個 人 データ
やパスワードの管 理 を簡 単 に実 行 できるように、AVG アカウントを作 成 します。 登 録 データを入 力 してく
ださい。AVG 製 品 を登 録 したお客 様 のみが無 料 テクニカルサポートをご利 用 いただけます。
AVG について - 新 しいダイアログが開 き、購 入 したライセンスに関 するデータ、アクセス可 能 なサポート、
製 品 およびプログラム情 報 、ライセンス契 約 書 の全 文 が 4つのタブに表 示 されます。 (同 じダイアログを、
メイン ナビゲーションのサポートリンクを介 して開 くことができます。)
3.3.2. セキュリティステータス情報
セキュリティステータス情 報 セクションは、AVG Internet Security のメイン ウィンドウの上 部 にあります。 このセク
ションには、AVG Internet Security の現 在 のセキュリティステータスに関 する情 報 が表 示 されます。 このセクション
に表 示 されるアイコンの概 要 および意 味 は以 下 のとおりです:
- 緑 のアイコンは AVG Internet Security が完 全 に機 能 していることを示 します。 コンピュータは完
全 に保 護 され、最 新 のインストール済 みのコンポーネントがすべて適 切 に動 作 しています。
- 黄 色 のアイコンは、1 つ以 上 のコンポーネントが正 しく設 定 されておらず、プロパティ/
設 定 を確 認
する必 要 があるという警 告 です。 AVG Internet Security に致 命 的 な問 題 はなく、おそらく何 らかの理 由
で一 部 のコンポーネントがオフにされている可 能 性 があります。 保 護 は適 用 されています。 ただし、問 題 の
コンポーネントの設 定 に注 意 してください。 正 しく設 定 されていないコンポーネントは、メイン ユーザーインタ
ーフェースでオレンジの細 長 い警 告 マーク付 きで表 示 されます。
黄 色 のアイコンは、何 らかの理 由 でコンポーネントのエラー状 態 を無 視 することにした場 合 も表 示 されます。
[エラー状 態 を無 視 ] オプションは、高 度 な設 定 /エラー状 態 を無 視 でアクセスできます。 ここでは、コンポ
ーネントのエラー状 態 は認 識 しているが、何 らかの理 由 によりAVG Internet Security を現 状 のまま維 持
し、警 告 を表 示 しないオプションも選 択 できます。 特 定 の状 況 では、このオプションを使 用 する必 要 が生 じ
ることがありますが、[エラー状 態 を無 視 ] オプションはできる限 り早 くオフにすることを強 くお勧 めします。
また、黄 色 のアイコンは AVG Internet Security でコンピュータの再 起 動 が必 要 な場 合 にも表 示 されます
再 起 動 が必 要 です)。 この警 告 に注 意 して、PC を再 起 動 してください。
- オレンジのアイコンは AVG Internet Security が致 命 的 な状 態 であることを示 しています! 1 つある
いは複 数 のコンポーネントが適 切 に動 作 していないため、AVG Internet Security はコンピュータを保 護 で
43
きません。 報 告 された問 題 に注 意 し、直 ちに修 復 してください。 ユーザー自 身 ではエラーを修 復 できない
場 合 は、AVG テクニカルサポートチームにご連 絡 ください。
AVG Internet Security のパフォーマンスが最 適 な状 態 に設 定 されていない場 合 は、[クリックして修 復 ] と
いう新 しいボタン (問 題 が複 数 のコンポーネントに関 連 している場 合 は [クリックしてすべて修 復 ] ボタン)
がセキュリティステータス情 報 の横 に表 示 されます。 このボタンをクリックすると、プログラムのチェックおよび
設 定 の自 動 処 理 が実 行 されます。 これは AVG Internet Security のパフォーマンスを最 適 な状 態 に設 定
し、最 高 レベルのセキュリティを実 現 するための最 も簡 単 な方 法 です。
セキュリティステータス情 報 に注 意 し、レポートで問 題 が指 摘 された場 合 は直 ちに解 決 することを強 くお勧 めしま
す。 解 決 しなければ、お使 いのコンピュータが危 険 にさらされます。
注 意 :AVG Internet Security ステータス情 報 は、システムトレイアイコンからも、いつでも取 得 可 能 です。
3.3.3. コンポーネント概要
インストールされているコンポーネントの概 要 は、メイン ウィンドウの中 央 セクションにある水 平 の一 連 のブロック
に表 示 されます。 コンポーネントは、各 コンポーネントのアイコンが付 いた薄 い緑 色 のブロックとして表 示 されます。
各 ブロックには保 護 の現 在 の状 態 についての情 報 が表 示 されます。 コンポーネントが正 しく設 定 され、完 全 に機
能 している場 合 、情 報 は緑 色 の文 字 で表 示 されます。 コンポーネントが停 止 した場 合 、機 能 が制 限 されている
か、コンポーネントがエラー状 態 です。オレンジ色 のテキスト フィールドに警 告 の文 字 が表 示 され、ユーザーに通 知
されます。 各 コンポーネントの設 定 に注 意 することを強 く推 奨 します。
コンポーネント上 にマウス カーソルを重 ねると、メイン ウィンドウの下 部 に簡 単 な説 明 が表 示 されます。 その説 明
は、コンポーネントの機 能 について簡 単 に紹 介 するものです。 また、コンポーネントの現 在 の状 態 を通 知 し、正 し
く設 定 されていないコンポーネントのサービスを特 定 します。
インストールされているコンポーネントのリスト
AVG Internet Security の [コンポーネントの概 要 ] セクションには、以 下 のコンポーネントに関 する情 報 が含 ま
れます:
コンピュータ - このコンポーネントは 2つのサービスが対 象 です:ウイルス対 策 シールド は、システム内 の
ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木 馬 、不 要 な実 行 可 能 ファイルまたはライブラリを検 出 し、悪 意
のあるアドウェアからユーザーを保 護 します。また、ルートキット対 策 は、アプリケーション、ドライバ、ライブ
ラリの内 部 に潜 む危 険 なルートキットをスキャンします。 詳 細 >>
ウェブ閲 覧 - インターネットでの検 索 および閲 覧 中 にウェブ ベースの攻 撃 からユーザーを保 護 します。 詳
細 >>
Identify - このコンポーネントは、インターネット上 の新 規 または未 知 の脅 威 からユーザーのデジタル資 産
を常 に保 護 する Identity Shield サービスを実 行 します。 詳 細 >>
メール - 受 信 メールのメッセージにスパム メールがあるかどうかチェックし、ウイルス、フィッシング攻 撃 、その
他 の脅 威 をブロックします。 詳 細 >>
ファイアウォール - 各 ネットワーク ポートのすべての通 信 を制 御 し、悪 意 のある攻 撃 からユーザーを保 護
し、侵 入 の試 みをすべてブロックします。 詳 細 >>
利 用 可 能 なアクション
コンポーネントの概 要 で、任 意 のコンポーネントのアイコンにマウス カーソルを重 ねると、そのコンポ
ーネントが強 調 表 示 されます。 同 時 に、そのコンポーネントの基 本 機 能 に関 する説 明 がユーザーインタ
44
ーフェースの下 部 に表 示 されます。
コンポーネントのアイコンを 1回 クリックすると、コンポーネントの独 自 のインターフェースが開 いて、コン
ポーネントの現 在 のステータス情 報 が表 示 されます。また、コンポーネントの設 定 と統 計 データにアクセス
できます。
3.3.4. スキャン/
アップデートのクイック リンク
クイック リンクはAVG Internet Security ユーザーインターフェースのボタン類 の下 部 にあります。 これらのリンクをク
リックすると、スキャンやアップデートなど最 も重 要 で最 も頻 繁 に使 用 されるアプリケーション機 能 に素 早 くアクセス
できます。 クイック リンクはユーザーインターフェースのすべてのダイアログにあります:
今 すぐスキャン - このボタンは 2つのセクションで構 成 されています。 今 すぐスキャンリンクをクリックする
と、全 コンピュータをスキャンが直 ちに起 動 し、[レポート] ウィンドウが開 いてスキャンの進 行 状 況 と結 果 を
確 認 できます。 [オプション] ボタンをクリックすると、スキャン オプション全 コンピュータをスキャン ダイアログ
が開 き、スケジュールされたスキャンを管 理 し、全 コンピュータをスキャン /特 定 のファイルとフォルダをスキャ
ンのパラメータを編 集 できます。 (詳 細 については「AVG スキャン」の章 を参 照 してください)
パフォーマンスを修 復 - このボタンをクリックすると、PC Analyzer サービスに移 動 します。PC Analyzer
は、コンピュータの処 理 速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 について、詳 細 なシステム分 析 と
修 復 を行 うための高 度 なツールです。
すぐにアップデート - このボタンをクリックすると、製 品 アップデートが直 ちに開 始 されます。 AVG システム
トレイ アイコンのスライド ダイアログに、アップデート結 果 についての情 報 が表 示 されます。 (詳 細 について
は「AVG アップデート」の章 を参 照 してください)
3.3.5. システムトレイアイコン
AVG システムトレイアイコン (モニター右 下 端 の Windows タスクバー上 )には、AVG Internet Security の現 在
のステータスが表 示 されます。 このアイコンは、AVG Internet Security のユーザーインターフェースが開 いているか
閉 じているかにかかわらず、システム トレイに常 に表 示 されます:
AVG システムトレイアイコンの表 示
フルカラーでその他 の要 素 がない場 合 、アイコンはすべての AVG Internet Security コンポーネントが
アクティブで完 全 に機 能 していることを示 します。 ただし、コンポーネントのいずれかが完 全 に機 能 してい
ない状 態 で、ユーザーがコンポーネント状 態 を無 視 することを選 択 している場 合 も、アイコンはこの状 態 で
表 示 されます。 ([コンポーネント状 態 を無 視 する] オプションを選 択 すると、ユーザーはコンポーネントのエ
ラー状 態 は認 識 しているが、何 らかの理 由 により現 状 のまま維 持 し、エラー状 態 に関 する警 告 を表 示 し
ないことを明 示 したことになります。)
感嘆符 (
!
)の付 いたアイコンは、あるコンポーネント (または複 数 のコンポーネント)がエラー状 態 になっ
ていることを示 します。 常 にこのような警 告 に注 意 し、適 切 に設 定 されていないコンポーネントの設 定 の
問 題 を解 決 するようにしてください。 コンポーネントの設 定 を変 更 するには、システムトレイアイコンをダブ
ルクリックし、アプリケーションのユーザーインターフェースを開 きます。 どのコンポーネントがエラー状 態 に
なっているかについての詳 細 は、「セキュリティステータス情 報 」セクションを参 照 してください。
フルカラーで表 示 されているシステムトレイアイコンが点 滅 し、光 が回 転 している場 合 があります。 この
状 態 は現 在 アップデート処 理 が実 行 されていることを示 します。
フルカラーで表 示 されているアイコンに矢 印 が付 いている場 合 は、AVG Internet Security スキャンの
いずれかが実 行 中 であることを示 します。
45
AVG システムトレイアイコンの情 報
AVG システムトレイアイコンは、システムトレイアイコンから開 くポップアップ ウィンドウを通 じて、AVG Internet
Security 内 の現 在 のアクティビティ、およびプログラム内 で発 生 する可 能 性 のある状 態 の変 化 (
スケジュールスキャ
ンまたはアップデートの自 動 起 動 、ファイアウォール プロファイルの切 替 、コンポーネントの状 態 の変 化 、エラー状 態
の発 生 など) に関 しても通 知 を行 います。
AVG システムトレイアイコンから実 行 できるアクション
AVG システムトレイアイコンは、AVG Internet Security のユーザーインターフェースへのクイック リンクとして使 用
することもできます。アイコンをダブルクリックするだけです。 アイコンを右 クリックすると、簡 単 なコンテキスト メニュー
が開 いて以 下 のオプションが表 示 されます:
AVG を開 く- クリックすると、AVG Internet Security のユーザーインターフェースが開 きます。
一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする - このオプションでは、AVG Internet Security による保 護 機 能 を
すべて一 度 にオフにできます。 やむを得 ない場 合 を除 き、このオプションの使 用 は推 奨 されないことにご
留 意 ください。 新 しいソフトウェアまたはドライバをインストールする場 合 、インストールのプロセス中 に望
ましくない中 断 が発 生 しないよう、インストーラまたはソフトウェア ウィザードで、実 行 中 のプログラムやアプ
リケーションを終 了 するように指 示 されることがありますが、ほとんどの場 合 、インストール前 に AVG
Internet Security を無 効 にする必 要 はありません。 AVG Internet Security を一 時 的 に無 効 にする
必 要 がある場 合 は、作 業 が終 わったら直 ちに再 び有 効 にしてください。 ウイルス対 策 ソフトウェアが無 効
な状 態 でインターネットやネットワークに接 続 すると、コンピュータが攻 撃 の危 険 にさらされます。
スキャン - クリックすると、あらかじめ定 義 されたスキャン (全 コンピュータをスキャン、および特 定 のファイルと
フォルダをスキャン) のコンテキスト メニューが開 き、目 的 のスキャンを選 択 すると、スキャンが直 ちに実 行 さ
れます。
ファイアウォール - クリックするとコンテキスト メニューが開 き、すべての選 択 可 能 なファイアウォール モード
にすばやくアクセスできます。 概 要 から選 択 し、現 在 設 定 されているファイアウォール モードを変 更 するこ
とを確 認 するためにクリックします。
スキャンを実 行 しています.
.
.- この項 目 は、現 在 コンピュータでスキャンが実 行 されている場 合 に限 り表
示 されます。 この場 合 、スキャンの優 先 度 の設 定 、実 行 中 のスキャンの停 止 または一 時 停 止 を実 行 で
きます。 また、以 下 の操 作 も選 択 可 能 です:すべてのスキャンの優 先 度 の設 定 、すべてのスキャンの一
時 停 止 またはすべてのスキャンの停 止 。
AVG MyAccount にログイン - サブスクリプション製 品 の管 理 、追 加 の保 護 の購 入 、インストール ファイ
ルのダウンロード、過 去 の注 文 と請 求 書 の確 認 、個 人 情 報 の管 理 を実 行 できる MyAccount のホーム
ページを開 きます。
すぐにアップデート - アップデートが直 ちに開 始 されます。
ヘルプ - スタート ページでヘルプ ファイルが開 きます。
3.3.6. AVG アドバイス
AVG アドバイス は、コンピュータの速 度 を低 下 させたり、危 険 にさらしたりする問 題 を検 出 し、その状 況 を解 決 す
るためのアクションを提 案 するために設 計 されました。 急 にコンピュータの処 理 速 度 が低 下 した場 合 (インターネッ
トの閲 覧 、または全 体 的 なパフォーマンスで)
、通 常 その原 因 が何 なのか、またその問 題 の解 決 方 法 ははっきりと
はわかりません。 このような場 合 に AVG アドバイスが効 果 を発 揮 します:システムトレイに通 知 を表 示 し、問 題
が何 であるかを通 知 して、その修 復 方 法 を提 案 します。 AVG アドバイスは、潜 在 的 な問 題 を発 見 するため、
PC で実 行 中 のすべての処 理 を監 視 し、問 題 の回 避 方 法 のヒントを提 供 するパフォーマンス機 能 です。
46
AVG アドバイスは、ポップアップがシステム トレイ上 をスライドする形 で表 示 されます。
具 体 的 には、AVG アドバイスは次 の監 視 を行 います:
現 在 開 いているウェブ ブラウザの状 態 。 ウェブ ブラウザは、特 に複 数 のタブやウィンドウを開 いたままに
しているとメモリに負 担 をかけ、コンピュータの処 理 速 度 が低 下 するなど、システムのリソースを過 剰 に消
費 することがあります。 このような場 合 は、通 常 ウェブ ブラウザを再 起 動 すると効 果 があります。
ピアツーピア接 続 の実 行 。 ファイルの共 有 に P2P プロトコルを使 用 した後 、接 続 がアクティブなままに
なり、相 当 量 の帯 域 幅 を消 費 していることがあります。 その結 果 、ウェブ閲 覧 の速 度 低 下 を招 く可 能 性
があります。
よくある名 前 の付 いた不 明 なネットワーク。 これは通 常 、一 般 に携 帯 型 コンピュータでさまざまなネッ
トワークに接 続 するユーザーのみに該 当 します:新 しい未 知 のネットワークが、よく知 られていて頻 繁 に使
われるネットワーク (Home や MyWifi など)と同 じ名 前 である場 合 、混 乱 を来 たし、まったく不 明 で安 全
ではない可 能 性 があるネットワークに誤 って接 続 してしまう恐 れがあります。 AVG アドバイスは、既 知 の
名 前 が実 は新 しいネットワークを示 していることを警 告 することにより、この問 題 を防 止 できます。 もちろ
ん、不 明 なネットワークが安 全 だと判 断 した場 合 は、以 降 に再 度 報 告 されることがないように、AVG ア
ドバイスの既 知 のネットワーク リストに保 存 できます。
これらの各 状 況 において、AVG アドバイスは、発 生 の可 能 性 がある問 題 を警 告 し、競 合 するプロセスまたはアプ
リケーションの名 前 とアイコンを表 示 します。 また、AVG アドバイスは発 生 する可 能 性 がある問 題 を避 けるために
必 要 な手 順 を提 案 します。
サポートされているウェブ ブラウザ
この機 能 は次 のウェブ ブラウザで動 作 します:Internet Explorer、Chrome、Firefox、Opera、Safari。
3.3.7. AVG アクセラレータ
AVG Accelerator はオンライン ビデオの再 生 をスムーズにして、ダウンロードを簡 単 にします。 ビデオ高 速 化 処 理
の進 行 中 は、システムトレイのポップアップ ウィンドウに通 知 が表 示 されます。
47
3.4. AVG コンポーネント
3.4.1. コンピュータの保護
コンピュータコンポーネントは次 の 2つの主 要 なセキュリティサービスを提 供 します:ウイルス対 策 およびデータ セ
ーフ:
ウイルス対 策 は、すべてのファイル、コンピュータのシステム領 域 、リムーバブル メディア (フラッシュ ディスク
など)を保 護 するスキャン エンジンで構 成 され、既 知 のウイルスをスキャンします。 検 出 されたウイルスは
動 作 をブロックされ、駆 除 されるか、またはウイルス隔 離 室 に隔 離 されます。 この処 理 はいわゆる常 駐
保 護 と呼 ばれるもので、「バックグラウンドで」動 作 するため、通 常 ユーザーはこの処 理 に気 が付 きませ
ん。 ウイルス対 策 では、ヒューリスティック スキャンも使 用 され、一 般 的 なウイルスの特 性 についてファイル
がスキャンされます。 これは、新 種 のウイルスが既 存 の一 般 的 なウイルス特 性 を含 む場 合 、新 種 で未 知
のウイルスであってもウイルス対 策 で検 出 可 能 であることを意 味 します。 AVG Internet Security は、シ
ステム内 で不 要 と考 えられる実 行 可 能 アプリケーションや DLL ライブラリを分 析 し、検 出 することができま
す (さまざまな種 類 のスパイウェア、アドウェアなど)
。 さらに、ウイルス対 策 は疑 わしいエントリ、インターネッ
ト一 時 ファイルがないかシステム レジストリをスキャンするため、ユーザーは不 要 と考 えられる項 目 を他 の
感 染 と同 様 に処 理 できます。
データ セーフではセキュアな仮 想 隔 離 室 を作 成 して貴 重 なデータや機 密 データを保 管 できます。データ
セーフのコンテンツは暗 号 化 され、ユーザーが設 定 したパスワードで保 護 されるため、承 認 のない人 はアク
セスできません。
ダイアログでの操 作
ダイアログの 2つのセクションを切 り替 えるには、各 サービス パネルの任 意 の場 所 をクリックします。 切 り替 えたパネ
ルは水 色 でハイライトされます。 ダイアログの 2つのセクションには、以 下 のコントロールが表 示 されます。 それぞ
れの機 能 は、どちらのセキュリティサービス (ウイルス対 策 またはデータ セーフ)に属 していても同 じです:
有 効 /無 効 - このボタンは外 観 が交 通 信 号 に似 ていますが、機 能 的 にも同 様 の役 割 を果 たしま
す。 有 効 /無 効 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 を意 味 し、ウイルス対 策 セキュリティ
48
サービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。 赤 は、サービスが無 効 、すなわちアクティブではない状 態 を
表 します。 サービスを無 効 にする理 由 が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 をデフォルトのままで維 持
することを強 くお勧 めします。 デフォルト設 定 ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限 の安 全
性 が保 証 されます。 何 らかの理 由 でサービスを無 効 にすると、赤 の警 告 サインとともに現 在 完 全 に保 護 さ
れていないという情 報 が表 示 され、危 険 の可 能 性 に関 して直 ちに警 告 されます。 できるだけ早 く、再 び
サービスを有 効 にするようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。 各 ダイアログが開 き、
ウイルス対 策 など、選 択 したサービスの設 定 ができます。 高 度 な設 定 インターフェースでは、AVG Internet
Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 できます。ただし、設 定 は上 級 ユーザーのみが
行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースに
戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
データ セーフの作 成 方 法
[コンピュータの保 護 ] ダイアログの [データ セーフ] セクションに、[セーフを作 成 ] ボタンがあります。 このボタンを
押 すと、同 じ名 前 の新 しいダイアログが開 き、作 成 するセーフのパラメータを設 定 できます。 必 要 な情 報 をすべて
入 力 し、アプリケーションの指 示 に従 います。
最 初 に、セーフの名 前 を指 定 し、強 力 なパスワードを設 定 する必 要 があります。
セーフの名 前 - 新 しいデータ セーフを作 成 するには、まず判 別 しやすいように適 切 な名 前 を選 ぶ必 要
があります。 コンピュータを家 族 と一 緒 に使 用 している場 合 、セーフの内 容 を示 すと共 に自 分 の名 前 も
入 ったセーフ名 を付 けるとよいでしょう。例 えば、父 のメールなどです。
パスワードの作 成 /パスワードの再 入 力 - データ セーフに使 用 するパスワードを作 成 し、該 当 するテキ
スト フィールドに入 力 します。 右 側 の画 像 インジケータは、パスワードが弱 い (ソフトウェアツールによって
比 較 的 容 易 に解 読 される)か、強 いかを示 します。 パスワードは少 なくとも中 程 度 の強 度 にすることをお
勧 めします。 パスワードの強 度 を高 めるには、大 文 字 、数 字 およびドット、ダッシュなどのその他 の文 字
を含 めます。パスワードが正 しく入 力 されていることを確 認 するには、[パスワードを表 示 する] ボックスに
チェックを入 れます (他 の人 が画 面 を見 ていないことを確 認 してください)。
49
パスワードのヒント - パスワードを忘 れてしまった場 合 に備 えて、思 い出 す助 けとなるパスワードのヒント
を作 成 しておくことを強 くお勧 めします。 データ セーフは、パスワードがある場 合 のみアクセスを許 可 するこ
とにより、ユーザーのファイルを保 護 する仕 組 みになっています。これには例 外 がないため、パスワードを忘
れてしまうと、データ セーフにアクセスできなくなります。
テキストフィールドに必 要 なデータをすべて設 定 したら、次 へボタンをクリックして次 のステップに進 みます。
このダイアログには次 の設 定 オプションがあります。
ロケーション - は、データ セーフが置 かれる物 理 的 な場 所 を示 します。 バードドライブの適 切 な場 所 を
参 照 するか、あらかじめ定 義 された場 所 である [ドキュメント]フォルダに設 定 します。 一 度 データ セーフを
作 成 すると、その場 所 は変 更 できないことにご留 意 ください。
サイズ - データ セーフのサイズをあらかじめ決 定 し、ディスク上 の必 要 な領 域 を割 り当 てることができま
す。 その値 は、小 さすぎたり(必 要 を満 たさない)
、大 きすぎたり(必 要 以 上 にディスク領 域 を占 める)しな
いようにします。 データセーフに何 を入 れるかがすでに分 かっている場 合 は、すべてのファイルを 1つのフォ
ルダに入 れ、[フォルダを選 択 する] リンクを使 用 して、合 計 サイズを自 動 計 算 することができます。 ただ
し、必 要 に応 じて、後 でサイズ変 更 することも可 能 です。
アクセス - このセクション内 のチェックボックスを使 用 すると、データ セーフへの便 利 なショートカットを作 成
できます。
データ セーフの使 用 方 法
設 定 が問 題 なく完 了 したら、[セーフを作 成 ] ボタンをクリックします。 [データ セーフが使 用 できます] という新 し
いダイアログが表 示 され、ファイルを保 存 するためのセーフが使 用 できることが通 知 されます。この時 点 でセーフは
開 いており、直 ちにアクセスできます。 次 回 以 降 セーフにアクセスする際 は、設 定 したパスワードを使 用 してセーフ
のロック解 除 を行 います:
50
新 しいデータ セーフを使 用 するには、まず [今 すぐ開 く] ボタンをクリックしてデータ セーフを開 く必 要 があります。
開 くとすぐに、新 しい仮 想 ディスクとしてデータ セーフがコンピュータに表 示 されます。 ドロップダウン メニューで任 意
の文 字 を割 り当 てます (
現 在 空 きのあるディスクのみが選 択 可 能 です)。 一 般 的 に、C (通 常 はハードドライブに
割 り当 て) A (フロッピー ディスク ドライブ)、または D (DVD ドライブ)の選 択 は許 可 されません。 データセーフを
ロック解 除 する度 に、後 で使 用 可 能 なドライブを選 択 いただけます。
データ セーフをロック解 除 する方 法
次 回 データ セーフにアクセスする際 は、設 定 したパスワードを使 用 してセーフのロック解 除 を行 ってください。
テキスト フィールドに、ユーザーを認 証 するパスワードを入 力 して、[ロック解 除 ] ボタンをクリックします。 パスワード
を思 い出 すための助 けが必 要 な場 合 は、[ヒント] をクリックして、データ セーフの作 成 時 に設 定 したパスワードのヒ
ントを表 示 します。 新 しいデータ セーフは、データ セーフの概 要 に「ロック解 除 」の状 態 で表 示 され、必 要 に応 じ
てファイルを追 加 /
削 除 できます。
3.4.2. ウェブ閲覧時の保護
ウェブ閲 覧 保 護 は 2つのサービスから構 成 されます。 リンクスキャナ サーフシールドとオンラインシールドです。
リンクスキャナ サーフシールドは、日 進 月 歩 でますます増 加 する Web 上 の脅 威 からユーザーを保 護 し
ます。 このような脅 威 は、政 府 機 関 のサイト、有 名 な大 企 業 のサイト、中 小 企 業 のサイトなど、あらゆ
る種 類 の Web サイトに潜 み、そのサイトに 24時 間 以 上 存 在 することはほとんどありません。 リンクスキャ
ナは表 示 しようとするすべての Web ページにある各 リンクをチェックし、リンク先 の Web ページを解 析 する
ことでユーザーを保 護 します。安 全 性 の確 認 が必 要 である、ユーザーがリンクをクリックしようとしたタイミン
グでチェックが実 行 され、サイトの安 全 性 が保 証 されます。 リンクスキャナ サーフシールドはサーバープ
ラットフォームの保 護 には対 応 していません。
オンラインシールドは、リアルタイムの常 駐 保 護 の一 種 です。Web ブラウザに表 示 され、コンピュータにダ
ウンロードされる前 に、Web ページの内 容 とそのページに含 まれる可 能 性 のあるファイルをスキャンします。
オンラインシールドは、アクセスしようとしているページが危 険 な javascript を含 んでいる場 合 、ページの表
示 を防 ぎます。 また、ページに含 まれるマルウェアも検 出 することができ、コンピュータにダウンロードされな
いようにします。 この強 力 な保 護 は開 こうとする Web ページの悪 意 のある内 容 をブロックし、コンピュータ
51
へのダウンロードを防 止 します。 この機 能 が有 効 化 されていると、危 険 なサイトへのリンクをクリックした
り、URL を入 力 したりすると、自 動 的 に Web ページを開 かないようにブロックし、不 注 意 な感 染 から保
護 します。 エクスプロイト Web ページは、単 にサイトにアクセスするだけでコンピュータが感 染 する可 能 性
があることを覚 えておくことが重 要 です。 オンラインシールドはサーバー プラットフォームには対 応 して
いません。
ダイアログでの操 作
ダイアログの 2つのセクションを切 り替 えるには、各 サービス パネルの任 意 の場 所 をクリックします。 切 り替 えたパネ
ルは水 色 でハイライトされます。 ダイアログの 2つのセクションには、以 下 のコントロールが表 示 されます。 それぞ
れの機 能 は、どちらのセキュリティサービス (リンクスキャナ サーフシールドまたはオンラインシールド)に属 していても
同 じです。
有 効 /無 効 - このボタンは外 観 が交 通 信 号 に似 ていますが、機 能 的 にも同 様 の役 割 を果 たしま
す。 有 効 /無 効 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 化 を意 味 し、リンクスキャナ サーフシ
ールドまたはオンラインシールド セキュリティサービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。 赤 は、サービス
が無 効 、すなわちアクティブではない状 態 を表 します。 サービスを無 効 にする理 由 が特 になければ、すべて
のセキュリティ設 定 をデフォルトのままで維 持 することを強 くお勧 めします。 デフォルト設 定 ではアプリケーショ
ンの最 適 なパフォーマンスと最 大 限 の安 全 性 が保 証 されます。 何 らかの理 由 でサービスを無 効 にすると、
赤 の警 告 サインとともに現 在 完 全 に保 護 されていないという情 報 が表 示 され、危 険 の可 能 性 に関 して直
ちに警 告 されます。 できるだけ早 く、再 びサービスを有 効 にするようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。 各 ダイアログが開 き、
リンクスキャナ サーフシールドまたはオンラインシールドなど、選 択 したサービスの設 定 ができます。 高 度 な
設 定 インターフェースでは、AVG Internet Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 でき
ます。ただし、設 定 は上 級 ユーザーのみが行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースに
戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
52
3.4.3. Identity Protection
Identity Protection コンポーネントは、 インターネット上 の新 しい脅 威 または未 知 の脅 威 からユーザーのデジタル
資 産 を常 に保 護 する Identity Shield サービスを実 行 します:
Identity Protection はあらゆる種 類 のマルウェア (
スパイウェア、ボット、ID 窃 盗 など) からユーザーを保 護
するマルウェア対 策 サービスです。行 動 分 析 技 術 を使 用 して、発 生 したばかりの新 しいウイルスに対 する
保 護 を提 供 します。 Identity Protection は ID 窃 盗 によるパスワード、銀 行 口 座 情 報 、クレジットカード
番 号 およびその他 の貴 重 な個 人 のデジタル情 報 の窃 盗 を防 止 することを主 な目 的 としています。PC を
狙 うあらゆる種 類 の悪 意 のあるソフトウェア (マルウェア)を対 象 とします。 PC または共 有 ネットワーク上
で実 行 中 のすべてのプログラムが正 常 に動 作 していることを確 認 します。 Identity Protection は継 続 的
に作 動 して疑 わしい動 作 を検 出 およびブロックし、あらゆる新 しいマルウェアからコンピュータを保 護 しま
す。 Identity Protection は新 しく未 知 の脅 威 も含 めて、お使 いのコンピュータをリアルタイムで保 護 しま
す。 このコンポーネントはすべてのプロセス (非 表 示 のプロセスを含 む)と286以 上 の異 なる動 作 パターン
を監 視 し、システム内 で悪 意 のある活 動 が発 生 しているかどうかを判 断 できます。 このため、ウイルス デ
ータベースにはまだ登 録 されていない脅 威 でも検 出 できます。 不 明 なコードがコンピュータに侵 入 すると、
悪 意 のある動 作 の監 視 と追 跡 が即 時 実 行 されます。 ファイルが悪 意 のあるものだと判 定 された場 合 、
Identity Protection はコードを削 除 してウイルス隔 離 室 に移 し、システムに対 して実 行 された変 更 (コー
ド挿 入 、レジストリ変 更 、ポート オープンなど)をすべて元 に戻 します。 保 護 を適 用 するためにスキャンを
実 行 する必 要 はありません。 この技 術 は非 常 に積 極 的 な保 護 であるため、アップデートはほとんど必 要
ありません。常 に保 護 が有 効 になっています。
ダイアログでの操 作
ダイアログには、以 下 のコントロールが表 示 されます。
有 効 /無 効 - このボタンは外 観 が交 通 信 号 に似 ていますが、機 能 的 にも同 様 の役 割 を果 たしま
す。 有 効 /無 効 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 化 を意 味 し、Identity Protection セ
キュリティサービスはアクティブで完 全 に機 能 しています。 赤 は、サービスが無 効 、すなわちアクティブではな
い状 態 を表 します。 サービスを無 効 にする理 由 が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 をデフォルトのま
まで維 持 することを強 くお勧 めします。 デフォルト設 定 ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限
の安 全 性 が保 証 されます。 何 らかの理 由 でサービスを無 効 にすると、赤 の警 告 サインとともに現 在 完 全 に
保 護 されていないという情 報 が表 示 され、危 険 の可 能 性 に関 して直 ちに警 告 されます。 できるだけ早
53
く、再 びサービスを有 効 にするようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。 各 ダイアログが開 き、
Identity Protection など、選 択 したサービスの設 定 を行 うことができます。 高 度 な設 定 インターフェースで
は、AVG Internet Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 できます。ただし、設 定 は
上 級 ユーザーのみが行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースに
戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
残 念 ながら、AVG Internet Security には Identity Alert サービスは含 まれていません。 このタイプの保 護 を利 用
する場 合 は、[アップグレードしてアクティベート] ボタンをクリックすると専 用 ウェブページに移 動 し、Identity Alert
ライセンスを購 入 することができます。
AVG Premium Security エディションの場 合 も、Identity Alert サービスが利 用 できるのは次 の地 域 のみとなります:
米 国 、英 国 、カナダ、アイルランド。
3.4.4. メール保護
メール保 護 コンポーネントは次 の 2つのセキュリティサービスを提 供 します:メールスキャナおよびスパム対 策 (ス
パム対 策 サービスは Internet / Premium Security エディションのみで利 用 可 能 です)
。
メールスキャナ: 最 も一 般 的 なウイルスとトロイの木 馬 の感 染 源 の 1つはメールです。 フィッシング、スパ
ムはメールをさらに大 きなリスクソースとします。 無 料 メール アカウントは、さらにこのような悪 意 のあるメー
ルを受 信 する可 能 性 が高 くなりますが (めったにスパム対 策 技 術 を導 入 していないため)
、かなりのホーム
ユーザーはこのようなメールを利 用 しています。 また、ホームユーザーは、不 明 なサイトをインターネットサ
ーフィンしたり、個 人 情 報 (メール アドレスなど)を含 むオンラインフォームに情 報 を入 力 し、メールを介 して
の攻 撃 にさらされる機 会 を増 やします。 会 社 は、通 常 会 社 のメールアカウントを使 用 し、スパム対 策 フィ
ルタ等 を導 入 してリスクを削 減 します。 メール保 護 コンポーネントは、すべての送 受 信 されるメール メッセ
ージをスキャンします。メールでウイルスが検 出 されると、必 ずウイルス隔 離 室 にただちに移 動 されます。 こ
のコンポーネントでは特 定 の種 類 のメールの添 付 ファイルを除 外 できます。また、メールが感 染 していない
ことを示 す認 証 テキストを送 信 メールに追 加 できます。 メールスキャナはサーバー プラットフォームには
対 応 していません。
スパム対 策 は、すべてのメール メッセージをチェックし、好 ましくないメールをスパムとしてマークします (スパ
ムとは未 承 諾 で送 られてくるメールであり、たいていは膨 大 な数 のメール アドレス宛 に大 量 に一 斉 送 信
され、受 信 者 のメールボックスをいっぱいにする製 品 やサービスの広 告 です。 スパムは消 費 者 が同 意 した
合 法 的 な商 業 メールではありません。)
。 スパム対 策 は、特 別 なテキスト文 字 列 を追 加 して、メール (ス
パムとして特 定 されたメール)の件 名 を修 正 できます。 これで、メールクライアントでメールを簡 単 にフィル
タリングできます。 スパム対 策 コンポーネントは、複 数 の分 析 手 法 を使 用 して各 メールを処 理 し、好 まし
くないメールに対 する最 大 限 の保 護 を提 供 します。 スパム対 策 コンポーネントは、スパム保 護 のため、定
期 的 に更 新 されるデータベースを使 用 します。 また、RBL サーバー (「既 知 のスパム送 信 者 」メール アド
レスの公 開 データベース)を使 用 したり、手 動 でメール アドレスをホワイトリスト (スパムとしてマークしない)
およびブラックリスト (常 にスパムとしてマーク)に追 加 できます。
54
ダイアログでの操 作
ダイアログの 2つのセクションを切 り替 えるには、各 サービス パネルの任 意 の場 所 をクリックします。 切 り替 えたパネ
ルは水 色 でハイライトされます。 ダイアログの 2つのセクションには、以 下 のコントロールが表 示 されます。 それぞ
れの機 能 は、どちらのセキュリティサービス (メール スキャナまたはスパム対 策 )に属 していても同 じです。
有 効 /無 効 - このボタンは外 観 が交 通 信 号 に似 ていますが、機 能 的 にも同 様 の役 割 を果 たしま
す。 有 効 /無 効 を切 り替 えるには、1回 クリックします。 緑 色 は有 効 化 を意 味 し、セキュリティサービスは
アクティブで完 全 に機 能 しています。 赤 は、サービスが無 効 、すなわちアクティブではない状 態 を表 します。
サービスを無 効 にする理 由 が特 になければ、すべてのセキュリティ設 定 をデフォルトのままで維 持 することを
強 くお勧 めします。 デフォルト設 定 ではアプリケーションの最 適 なパフォーマンスと最 大 限 の安 全 性 が保 証
されます。 何 らかの理 由 でサービスを無 効 にすると、赤 の警 告 サインとともに現 在 完 全 に保 護 されていな
いという情 報 が表 示 され、危 険 の可 能 性 に関 して直 ちに警 告 されます。 できるだけ早 く、再 びサービス
を有 効 にするようにしてください。
設 定 - このボタンをクリックすると、高 度 な設 定 インターフェースに移 動 します。 各 ダイアログが開 き、
メールスキャナまたはスパム対 策 など、選 択 したサービスの設 定 ができます。 高 度 な設 定 インターフェースで
は、AVG Internet Security 内 の各 セキュリティサービスの設 定 をすべて編 集 できます。ただし、設 定 は
上 級 ユーザーのみが行 うことをお勧 めします。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースに
戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
3.4.5. ファイアウォール
ファイアウォールは、トラフィックをブロック、または許 可 することで、2つ以 上 のネットワーク間 のアクセス コントロー
ル ポリシーを実 行 するためのシステムです。 ファイアウォールには 1セットのルールが含 まれます。このルールは外 部
から (
一 般 的 にはインターネットから)の攻 撃 から内 部 ネットワークを保 護 し、あらゆるネットワーク ポート上 のすべ
ての通 信 をコントロールします。 定 義 されたルールにしたがって、通 信 が評 価 され、許 可 、または禁 止 されます。
ファイアウォールが侵 入 の試 みを認 識 すると、その試 みを「ブロック」し、侵 入 者 のコンピュータへのアクセスを許 可 し
ません。 ファイアウォールを設 定 して、定 義 されたポート経 由 および定 義 されたソフトウェア アプリケーションに対 す
る内 部 /
外 部 通 信 (双 方 向 、受 信 または送 信 )を許 可 または禁 止 します。 例 えば、ファイアウォールを設 定 し
て、Microsoft Internet Explorer を使 用 したウェブデータの送 受 信 のみを許 可 することができます。 その他 のブラウ
55
ザによるウェブデータの送 信 の試 みはブロックされます。 これにより、個 人 を特 定 できる情 報 が許 可 なくコンピュータ
から送 信 されないように保 護 します。 コンピュータが、インターネット上 やローカルネットワーク上 の他 のコンピュータと
データを交 換 する方 法 をコントロールします。 また、組 織 内 では、ファイアウォールはネットワーク上 の他 のコンピュ
ータからの内 部 ユーザーによる攻 撃 から、コンピュータを保 護 します。
AVG Internet Security では、ファイアウォールがコンピュータのすべてのネットワーク ポート上 のトラフィックを制 御
します。 ファイアウォールは、定 義 されたルールに基 づいて、インターネットまたはローカル ネットワークに接 続 しよう
とするコンピュータで実 行 中 のアプリケーションまたはコンピュータに接 続 しようとする外 部 アプリケーションを評 価 しま
す。 これらのアプリケーションに関 して、ファイアウォールはネットワーク ポートでの通 信 を許 可 あるいは禁 止 します。
デフォルトでは、アプリケーションが不 明 な場 合 (定 義 されたファイアウォール ルールがない場 合 等 )、ファイアウォー
ルはその通 信 を許 可 するかブロックするかを確 認 します。
AVG ファイアウォールはサーバー プラットフォームの保 護 には対 応 していません。
推 奨 :一 般 には、個 々 のコンピュータで複 数 のファイアウォールを使 用 することは推 奨 されていません。 コンピュータ
のセキュリティは複 数 のファイアウォールをインストールしても向 上 しません。 これらの2つのアプリケーションで競 合 が
発 生 する可 能 性 が高 いです。 したがって、コンピュータではファイアウォールを 1つだけ使 用 し、他 のすべてのファイ
アウォールを無 効 にして、起 こりうる競 合 とそれに関 する問 題 のリスクを排 除 することを推 奨 します。
注 意 :AVG Internet Security のインストール後 、ファイアウォール コンポーネントがコンピュータの再 起 動 を必 要 と
することがあります。 その場 合 、コンポーネントのダイアログが表 示 され、再 起 動 の必 要 性 を知 らせます。 ダイアロ
グ内 に今 すぐ再 起 動 ボタンがあります。 再 起 動 が行 われるまで、ファイアウォールのコンポーネントは完 全 にアク
ティベートされません。 さらに、ダイアログ内 の変 更 オプションはすべて無 効 になります。 警 告 に注 意 し、お使 いの
PC をすぐに再 起 動 させてください。
使 用 できるファイアウォール モード
ファイアウォールでは、コンピュータがドメイン内 にあるか、スタンドアロンか、ノートパソコンかによって、特 定 のセキュリ
ティルールを定 義 することができます。 各 コンピュータ タイプによって異 なるレベルの保 護 が必 要 になります。これら
のレベルには該 当 するモードが適 用 されます。 要 するに、ファイアウォール モードとはファイアウォール コンポーネント
の特 別 な設 定 です。ユーザーはこのような予 め定 義 された数 々 の設 定 を利 用 することができます。
自 動 - このモードでは、ファイアウォールはすべてのネットワーク トラフィックを自 動 的 に処 理 します。 どの
56
ような決 定 もユーザーが下 すことはありません。 ファイアウォールは、既 知 の各 アプリケーションの接 続 を許
可 すると同 時 にアプリケーションのルールを作 成 して、今 後 アプリケーションが常 に接 続 できるよう指 定 し
ます。 その他 のアプリケーションについては、アプリケーションの動 作 によってファイアウォールが接 続 を許 可
するかブロックするかを決 定 します。 ただし、そのような状 況 下 ではルールは作 成 されません。またアプリケ
ーションは接 続 を試 みる時 に再 度 チェックされます。 自 動 モードは安 定 しているため、ほとんどのユーザー
に推 奨 されます。
インタラクティブ - このモードはコンピュータとやりとりするすべてのネットワーク トラフィックを完 全 に制 御 す
る場 合 に便 利 です。 ファイアウォールはトラフィックを監 視 し、データの通 信 や転 送 のそれぞれの試 みをユ
ーザーに通 知 します。ユーザーは自 分 が適 切 だと判 断 したとおりに、その試 みを許 可 したりブロックしたり
できます。 上 級 ユーザーのみにお勧 めします。
インターネットへのアクセスをブロック - インターネット接 続 が完 全 にブロックされます。インターネットにア
クセスできなくなり、外 部 からユーザーのコンピュータにアクセスすることもできません。 特 別 な場 合 や短 期
間 の使 用 の場 合 に限 ります。
ファイアウォール保 護 を無 効 にする (
推 奨 しません)- ファイアウォールを無 効 にして、コンピュータと通
信 するすべてのネットワークトラフィックを許 可 します。 これによって、ハッカーによる攻 撃 を受 けやすくなり
ます。 このオプションは常 によく考 えた上 で、慎 重 に設 定 してください。
特 定 の自 動 モードはファイアウォール内 でも有 効 であることに注 意 してください。 コンピュータまたは ID 保 護 コンポ
ーネントが無 効 になった場 合 、このモードは暗 黙 で有 効 化 されます。そのため、コンピュータはさらに脆 弱 になりま
す。 そのような場 合 、ファイアウォールは既 知 の絶 対 に安 全 なアプリケーションのみを自 動 的 に許 可 します。 その
他 の場 合 はすべてユーザーが決 定 を行 います。 これは無 効 化 された保 護 コンポーネントを補 完 するためであり、
コンピュータを安 全 に保 つための対 策 です。
ファイアウォールは決 してオフにしないことを強 くお勧 めします。 ただし、ファイアウォール コンポーネントを無
効 にする必 要 が生 じ、どうしてもオフにしなければならない場 合 は、上 記 の利 用 可 能 なファイアウォール
モードのリストから [ファイアウォール保 護 を無 効 にする] モードを選 択 できます。
ダイアログでの操 作
ダイアログには、ファイアウォール コンポーネントの状 態 に関 する基 本 情 報 の概 要 が表 示 されます。
ファイアウォール モード - 現 在 選 択 されているファイアウォール モードの情 報 を表 示 します。 現 在 のモー
ドを別 のモードに変 更 する場 合 は、表 示 されている情 報 の横 にある [変 更 ] ボタンを使 用 すると、ファイア
ウォール設 定 インターフェースに切 り替 わります (ファイアウォール プロファイルの使 用 上 の説 明 と推 奨 につ
いては、前 の段 落 を参 照 してください)
。
ファイルとプリンタの共 有 - では、ファイルとプリンタの共 有 が (双 方 向 で)現 在 許 可 されているかどうかを
通 知 します。 ファイルとプリンタの共 有 とは、実 際 には Windows で「共 有 」としてマークしたファイルまたは
フォルダ、共 通 のディスク ユニット、プリンタ、スキャナ、および同 様 のあらゆるデバイスを共 有 するということ
です。 このようなアイテムは、安 全 と考 えられるネットワーク (家 庭 、職 場 、学 校 など)内 でのみ共 有 する
ことが望 ましいです。 ただし、公 開 ネットワーク (空 港 の Wi-Fi やインターネット カフェなど)に接 続 してい
る場 合 は、おそらく一 切 の共 有 を望 まないでしょう。
接 続 先 - 現 在 接 続 しているネットワークの名 前 情 報 を表 示 します。 Window XP の場 合 、ネットワーク
名 は、最 初 に接 続 した時 に特 定 のネットワークに付 けた名 称 に対 応 しています。 Window Vista 以 降
の場 合 、ネットワーク名 は、[ネットワークと共 有 センター] で自 動 的 に付 けられます。
デフォルトにリセット - このボタンをクリックすると、現 在 のファイアウォール設 定 が上 書 きされ、自 動 検 出
を基 にしたデフォルトの設 定 に戻 ります。
57
このダイアログには次 のグラフィック コントロールがあります。
設 定 - このボタンをクリックすると、2つのオプションを示 すポップアップ メニューが開 きます。
o 高 度 な設 定 - このボタンをクリックすると、ファイアウォール設 定 インターフェースに移 動 します。ここ
では、すべてのファイアウォール設 定 を編 集 できます。 ただし、設 定 の変 更 はすべて上 級 ユーザー
のみが行 って下 さい。
o ファイアウォール保 護 を削 除 する - このオプションを選 択 すると、ファイアウォール コンポーネントを
アンインストールします。これにより、セキュリティ保 護 が脆 弱 になります。 それでもファイアウォール
コンポーネントを削 除 する場 合 は、決 定 を確 認 して、コンポーネントを完 全 にアンインストールしま
す。
矢 印 - ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースに
戻 り、コンポーネントの概 要 が表 示 されます。
3.4.6. PC Analyzer
PC Analyzer コンポーネントは、コンピュータの処 理 速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 に関 して、詳
細 なシステム分 析 と修 正 を行 うための高 度 なツールです。 このコンポーネントは、メイン ユーザーインターフェース
ダイアログにある [パフォーマンスを修 復 ] ボタン、またはシステムトレイの AVG アイコンのコンテキスト メニューにあ
る、同 じ名 称 のオプションを使 用 して開 きます。 すると、分 析 の進 行 状 況 と分 析 結 果 がグラフに直 接 表 示 されま
す。
このコンポーネントでは、レジストリエラー、不 要 なファイル、断 片 化 および破 損 したショートカットが解 析 されます。
レジストリ エラーは、コンピュータの処 理 速 度 低 下 またはエラー メッセージの表 示 の原 因 となっている可
能 性 のある Windows レジストリのエラー件 数 を示 します。
不 要 なファイルは、ディスク領 域 を占 有 しており、削 除 できる可 能 性 が高 いファイルの数 を示 します。 通
常 、これらのファイルはさまざまな種 類 の一 時 ファイルやごみ箱 にあるファイルです。
断 片 化 では、長 期 間 の使 用 によりほとんどのファイルが物 理 ディスクのいたるところに分 散 してしまったハ
58
ードディスクの断 片 化 の割 合 を計 算 します。
破 損 したショートカットは、動 作 しないショートカットや存 在 しない場 所 へのショートカットなどの問 題 を
見 つけます。
結 果 の概 要 には、検 出 されたシステム上 の問 題 の件 数 が各 検 査 カテゴリに従 って分 類 されて表 示 されます。 分
析 結 果 は [重 要 度 ] 列 の軸 上 にグラフィカルに表 示 されます。
コントロール ボタン
分 析 を停 止
す。
分 析 の実 行 中 に表 示
- このボタンをクリックすると、コンピュータの分 析 が中 断 されま
インストールして修 復 (分 析 が完 了 すると表 示 )-残 念 ながら、AVG Internet Security 内 の PC
Analyzer の機 能 は、お使 いの PC の現 在 の状 態 分 析 に限 定 されています。 ただし、AVG では、コン
ピュータの処 理 速 度 と全 体 的 なパフォーマンスを改 善 する方 法 に関 して、詳 細 なシステム分 析 と修 正 を
行 うための高 度 なツールを提 供 しています。 ボタンをクリックすると、詳 細 な情 報 の専 用 ウェブサイトにリ
ダイレクトされます。
3.5. AVG 高度な設定
AVG Internet Security の高 度 な設 定 ダイアログは [高 度 な AVG 設 定 ] という名 前 の新 しいダイアログで開 き
ます。 このウィンドウは2つのセクションにわかれています。左 部 はにツリー状 のナビゲーションが表 示 されます。設 定
を変 更 したいコンポーネント (または特 定 の部 分 )を選 択 すると、ウィンドウ右 側 のセクションに編 集 ダイアログが
表 示 されます。
59
3.5.1. 表示
ナビゲーション ツリーの最 初 の項 目 である [表 示 ] とは、AVG Internet Security ユーザーインターフェースの一 般
設 定 のことで、アプリケーションの動 作 の基 本 的 なオプションを提 供 します。
言語選択
[言 語 選 択 ] セクションでは、任 意 の言 語 をドロップダウン メニューから選 択 できます。 選 択 した言 語 は、AVG
Internet Security ユーザーインターフェース全 体 で使 用 されます。 ドロップダウン メニューには、インストール処 理
中 に選 択 した言 語 と英 語 (
デフォルトで自 動 的 にインストール) のみが表 示 されます。 AVG Internet Security の
言 語 切 り替 えを完 了 させるには、アプリケーションを再 起 動 する必 要 があります。 次 の手 順 を実 行 してください。
ドロップダウン メニューで任 意 のアプリケーション言 語 を選 択 します。
[適 用 ] ボタン (ダイアログの右 下 端 )をクリックして選 択 内 容 を確 定 します
[OK] ボタンをクリックして、確 定 します
アプリケーションの言 語 を変 更 するには AVG Internet Security の再 起 動 が必 要 であることを通 知 す
る、新 しいダイアログがポップアップ表 示 されます
[今 すぐ AVG を再 起 動 ] ボタンをクリックしてプログラムの再 起 動 に同 意 すると、その後 すぐに言 語 変 更
が有 効 になります:
60
システムトレイ通 知
このセクションでは、AVG Internet Security アプリケーションのステータスに関 するシステムトレイ通 知 を非 表 示 に
設 定 できます。 デフォルトでは、システム通 知 の表 示 は有 効 です。 この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 シス
テム通 知 は、スキャンまたはアップデート プロセスの実 行 や,
AVG Internet Security コンポーネントのステータス変
更 などを通 知 します。 これらの通 知 には特 に注 意 する必 要 があります。
ただし、何 らかの理 由 で、この方 法 で通 知 を行 わない場 合 、またはある通 知 (特 定 の AVG Internet Security コン
ポーネントに関 するもの)のみを表 示 する場 合 は、次 のオプションにより任 意 の内 容 を定 義 および指 定 できます:
システムトレイ通 知 を表 示 する (デフォルトではオン)- デフォルトではすべての通 知 が表 示 されます。 こ
の項 目 のチェックを外 すと、すべてのシステム通 知 表 示 はオフになります。 オンにした場 合 は、表 示 する
通 知 を選 択 できます。
o アップデート 通 知 (デフォルトではオン)- AVG Internet Security アップデート処 理 の起 動 、進
行 、完 了 に関 する情 報 を表 示 するかどうかを決 定 します。
o 常 駐 シールド自 動 脅 威 削 除 の通 知 (デフォルトではオン)- ファイルの保 存 、コピー、および開 く
処 理 に関 する情 報 を表 示 するかどうかを決 定 します (
この設 定 は、常 駐 シールドの [自 動 修 復 ]
オプションが選 択 されている場 合 のみ有 効 )。
o スキャン 通 知 (デフォルトではオン)- スケジュールされたスキャンの自 動 起 動 、進 行 、結 果 に関 す
る情 報 を表 示 するかどうかを決 定 します。
o ファイアウォール通 知 (デフォルトではオン)- コンポーネントの有 効 化 /
無 効 化 の警 告 、トラフィック
ブロックの可 能 性 など、ファイアウォールの状 態 とプロセスに関 する情 報 を表 示 するかどうかを決 定
します。 この項 目 にはさらに 2つの選 択 オプションがあります (各 オプションの詳 細 については、この
マニュアルの「ファイアウォール」の章 を参 照 してください)
:
- ネットワーク接 続 ポイント (デフォルトではオフ)- ネットワークに接 続 している場 合 、 はネットワ
ークが既 知 であるかどうか、ファイルとプリンタの共 有 がどのように設 定 されるかを通 知 します。
- ブロックされたアプリケーション (デフォルトではオン)- 不 明 または不 審 なアプリケーションがネッ
トワークに接 続 しようとしている場 合 、ファイアウォールがその試 みをブロックし、通 知 を表 示 しま
す。 必 ず通 知 が行 われて便 利 なため、常 にこの機 能 を有 効 にしておくことをお勧 めします。
o メールスキャナ通 知 (デフォルトではオン)- すべての送 受 信 メールに関 する情 報 を表 示 するかどう
かを決 定 します。
o 統 計 情 報 に関 する通 知 (デフォルトではオン)- このオプションにチェックを付 けると、定 期 的 な統
計 情 報 確 認 通 知 がシステムトレイに表 示 されます。
o AVG アクセラレータ に関 する通 知 (デフォルトではオン)- AVG アクセラレータの動 作 に関 する
通 知 を表 示 するかどうかを決 定 します。 AVG アクセラレータ サービスはオンライン ビデオの再 生
をスムーズにして、ダウンロードを簡 単 にします。
o ブート時 間 向 上 に関 する通 知 (デフォルトではオフ)- お使 いのコンピュータのブート時 間 の短 縮
について通 知 するかどうかを決 定 します。
o AVG アドバイスに関 する通 知 (デフォルトではオン)-AVG アドバイスの活 動 に関 する情 報 をシ
ステムトレイ上 のスライド パネルに表 示 するかどうかを決 定 します。
61
ゲーム モード
この AVG 機 能 は、AVG 情 報 バルーン (
スケジュール スキャンが開 始 されるときなどに表 示 ) によって妨 害 される可
能 性 がある全 画 面 アプリケーション用 に設 計 されています (
情 報 バルーンはアプリケーションの最 小 化 またはグラ
フィックのエラーを引 き起 こす可 能 性 があります)。 このような問 題 を回 避 するには、[全 画 面 アプリケーションが実
行 されているときにゲームモードを有 効 にする] オプションのチェックボックスを付 けた状 態 にしておきます (
デフォ
ルトの設 定 )。
3.5.2. サウンド
サウンド設 定 ダイアログでは、サウンド通 知 によって特 定 の AVG Internet Security アクションの通 知 を行 うかどう
かを指 定 できます。
この設 定 は現 在 のユーザー アカウントでのみ有 効 です。 つまり、各 コンピュータ ユーザーに固 有 のサウンド設 定 が
行 われます。 サウンド通 知 を有 効 にする場 合 は、[サウンド イベントを有 効 にする] オプションを選 択 (
このオプ
ションはデフォルトでは有 効 ) し、関 連 するすべてのアクションのリストを有 効 にします。 さらに、[全 画 面 アプリケー
ションがアクティブのときにはサウンドを再 生 しない] オプションを選 択 すると、サウンド通 知 が邪 魔 になるような
状 況 でサウンド通 知 を非 表 示 にすることができます (このマニュアルの「高 度 な設 定 /
表 示 」の章 の「ゲーム モード」
セクションを参 照 )
。
コントロール ボタン
参照.
.
.- リストから各 イベントを選 択 し、[参 照 ] ボタンをクリックすると、ディスクを参 照 してイベントに割 り
当 てるサウンド ファイルを検 索 できます。 (現 時 点 では、*
.
wav サウンドのみがサポートされています。)
再 生 - 選 択 したサウンドを再 生 するには、リストのイベントを強 調 表 示 し、[再 生 ] ボタンをクリックしま
す。
削 除 - [削 除 ] ボタンをクリックすると、特 定 のイベントに割 り当 てられたサウンドを削 除 します。
62
3.5.3. 一時的に AVG 保護を無効にする
[一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする] ダイアログでは、AVG Internet Security の保 護 機 能 をすべて一 度 にオフ
にできます。
やむを得 ない場 合 を除 き、このオプションの使 用 は推 奨 されないことにご留 意 ください。
新 しいソフトウェアまたはドライバをインストールする場 合 、インストールのプロセス中 に望 ましくない中 断 が発 生 し
ないよう、インストーラまたはソフトウェア ウィザードで、実 行 中 のプログラムやアプリケーションを終 了 するように指 示
されることがありますが、ほとんどの場 合 、インストール前 に AVG Internet Security を無 効 にする必 要 はありま
せん。 インストール中 に問 題 が発 生 した場 合 は、常 駐 保 護 を無 効 にする ことを試 みてください。(
リンク先 のダイ
アログで、最 初 に [常 駐 シールドを有 効 化 する] 項 目 のチェックを外 します)。 AVG Internet Security を一 時
的 に無 効 にする必 要 がある場 合 は、作 業 が終 わったら直 ちに再 び有 効 にしてください。 ウイルス対 策 ソフトウェア
が無 効 な状 態 でインターネットやネットワークに接 続 している場 合 は、コンピュータが攻 撃 の危 険 にさらされていま
す。
63
AVG 保 護 を一 時 的 に無 効 にする方 法
[一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする] チェック ボックスを選 択 し、[適 用 ] ボタンをクリックして選 択 内 容 を確 定 し
ます。 新 しく開 く[一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にする] ダイアログで、AVG Internet Security を無 効 にする時
間 を指 定 します。 デフォルトでは、保 護 は 10分 間 無 効 になります。新 しいソフトウェアのインストールなどの一 般
的 なタスクを実 行 するには十 分 な時 間 です。より長 い時 間 を設 定 することも可 能 ですが、やむを得 ない場 合 を除
き、このオプションはお勧 めしません。 その後 、無 効 にされたコンポーネントはすべて自 動 的 に再 度 有 効 になりま
す。 最 長 で、次 のコンピュータの再 起 動 まで AVG 保 護 を無 効 にできます。 一 時 的 に AVG 保 護 を無 効 にす
る ダイアログには、ファイアウォール コンポーネントをオフにする別 のオプションがあります。 これを行 うには、[ファイ
アウォール保 護 を無 効 にする] にチェックを付 けます。
3.5.4. コンピュータの保護
3 .5 .4 .1 . ウ イ ル ス 対 策
ウイルス対 策 は、常 駐 シールドと連 携 し、あらゆる既 知 の種 類 のウイルスとスパイウェア、マルウェア一 般 (ダウン
ロードされた後 まだ有 効 化 されていないマルウェアなど、いわゆる休 止 状 態 の非 アクティブなマルウェアを含 む)から
コンピュータを継 続 的 に保 護 します。
64
[常 駐 シールド設 定 ] ダイアログでは、[常 駐 シールドを有 効 にする] 項 目 (
このオプションはデフォルトではオン)
のチェックを付 けるか外 して、常 駐 保 護 を完 全 に有 効 または無 効 にできます。 また、有 効 にする常 駐 保 護 機 能
を選 択 できます。
脅 威 を駆 除 する前 に確 認 する (デフォルトではオン) - チェックを付 けると、常 駐 シールドによってアクショ
ンが自 動 的 に実 行 されなくなり、代 わりに検 出 された脅 威 について説 明 し、処 理 方 法 を決 定 するダイア
ログが表 示 されます。 チェックを外 したままにすると、AVG Internet Security は自 動 的 に感 染 を修 復
し、修 復 できない場 合 はオブジェクトをウイルス隔 離 室 に移 動 します。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する (デフォルトではオン): チェックを付
けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑 わしい
マルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図
的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧
めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する (デフォルトではオフ) - チェックを付 けると、ス
パイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に問
題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これはコンピュ
ータのセキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性
があるため、デフォルトではオフになっています。
終 了 時 にファイルをスキャン (デフォルトではオフ) - 終 了 時 のスキャンを有 効 にすると、アクティブなオブ
ジェクト (
アプリケーションやドキュメントなど)の起 動 および終 了 時 に AVG によるスキャンが実 行 されま
す。この機 能 はコンピュータを一 部 の高 度 なウイルスから保 護 する上 で役 立 ちます。
リムーバブル メディアの起 動 セクタをスキャンする (デフォルトではオン) - チェックを付 けると、挿 入 され
た USB フラッシュディスク、外 部 ディスク ドライブ、その他 のリムーバブル メディアの起 動 セクタで脅 威 をス
キャンします。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン) - ヒューリスティック分 析 (
仮 想 コンピュータ環 境 で実
65
行 されるスキャン対 象 オブジェクト命 令 の動 的 エミュレーション) は、スキャン実 行 中 に採 用 されるウイルス
検 出 方 法 の 1つです。
レジストリで参 照 するファイルをスキャン (デフォルトではオン) - このパラメータを定 義 すると、スタート
アップ レジストリに追 加 されたすべての実 行 ファイルが AVG によってスキャンされるため、次 回 のコンピュー
タ再 起 動 時 に既 知 の感 染 が実 行 されることはありません。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ) - 特 定 の状 況 (
緊 急 事 態 ) では、このオプションにチェッ
クを付 けて、最 も完 全 なアルゴリズムを有 効 にし、脅 威 の原 因 となる可 能 性 のあるすべてのオブジェクト
を徹 底 的 にチェックすることができます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 く
ださい。
インスタント メッセージと P2P ダウンロード保 護 を有 効 にする (デフォルトではオン) - この項 目 にチェッ
クを付 けると、インスタント メッセージの通 信 (AIM、Yahoo!、ICQ、Sk ype、MSN Messenger など) と、ピア
ツーピアのネットワーク (サーバーを介 さずにクライアント間 の直 接 の接 続 を許 可 する、潜 在 的 に危 険 な
ネットワーク。通 常 は音 楽 ファイルの共 有 に使 用 )内 でダウンロードされるデータにウイルスが含 まれてい
ないことを確 認 します。
[常 駐 シールドによってスキャンされたファイル] ダイアログでは、特 定 の拡 張 子 を指 定 してスキャン対象のファイ
ルを設定できます。
該 当 するチェック ボックスにチェックを付 けて、すべてのファイルをスキャンするか、感 染 の可 能 性 があるファイル
と選 択 された種 類 の文 書 をスキャンするかを決 定 します。 スキャンを高 速 化 すると同 時 に最 高 水 準 の保 護 を
維 持 するには、デフォルトの設 定 を維 持 することをお勧 めします。 こうすることにより、感 染 の可 能 性 があるファイル
のみがスキャンされます。 ダイアログの各 セクションには、スキャンに含 まれるファイルを指 定 する拡 張 子 の編 集 可
能 なリストが表 示 されます。
66
[拡 張 子 のないファイルを必 ずスキャンする] (デフォルトではオン) にチェックを付 けると、拡 張 子 がなく未 知 の形
式 のファイルも常 駐 シールドによって確 実 にスキャンされます。 拡 張 子 のないファイルは疑 わしいため、この機 能 を
オンにしておくことをお勧 めします。
3 .5 .4 .2 . ル ー ト キ ッ ト 対 策
[ルートキット対 策 設 定 ] ダイアログでは、ルートキット対 策 サービスの設 定 とルートキット対 策 スキャンの特 定 の
パラメータを編 集 できます。 ルートキット対 策 スキャンは、[全 コンピュータをスキャン] に含 まれるデフォルトの処 理 で
す。
アプリケーションスキャンとドライバスキャンでは、ルートキット対 策 スキャンの対 象 を詳 細 に指 定 できます。 これ
らの設 定 は上 級 ユーザー向 けです。すべてのオプションをオンにしておくことをお勧 めします。 また、ルートキット ス
キャン モードを選 択 することもできます。
クイックルートキットスキャン - すべての実 行 中 のプロセス、ロードされたドライバ、およびシステム フォル
ダ(
通 常 は、c:\Windows) をスキャンします。
完 全 ルートキットスキャン - すべての実 行 中 のプロセス、ロードされたドライバ、システム フォルダ (
通常
は、c:\Windows)、およびすべてのローカル ディスク (
フラッシュ ディスクは含 まれますが、フロッピー ディスク
および CD ドライブは含 まれません) をスキャンします。
67
3 .5 .4 .3 . キ ャ ッ シ ュ サ ー バ ー
[キャッシュ サーバー設 定 ] ダイアログは、すべての種 類 の AVG Internet Security スキャンを高 速 化 するための
キャッシュ サーバー プロセスを参 照 します。
キャッシュ サーバーは信 頼 できるファイル (
信 頼 できるソースのデジタル署 名 があるファイルは信 頼 できるファイルと見
なされます) の情 報 を収 集 して保 持 します。 これらのファイルは安 全 で再 スキャンの必 要 がないファイルと自 動 的
にみなされるため、スキャン中 にスキップされます。
[キャッシュ サーバー設 定 ] ダイアログには次 の設 定 オプションがあります。
キャッシュを有 効 にする (デフォルトではオン) - チェックを外 すと、キャッシュ サーバーがオフに切 り替 わ
り、キャッシュ メモリが空 になります。 最 初 に使 用 中 のすべてのファイルが 1つずつウイルスおよびスパイ
ウェア スキャンされるため、スキャンの速 度 が低 下 し、コンピュータの全 体 的 なパフォーマンスが低 下 する可
能 性 があります。
新 しいファイルのキャッシュへの追 加 を有 効 にする (デフォルトではオン) - チェックを外 すと、キャッシュ
メモリへのファイルの追 加 を停 止 します。 キャッシュを完 全 にオフにするか、次 回 のウイルス データベース
アップデートまで、すでにキャッシュに保 存 されたファイルのすべてが保 持 され使 用 されます。
キャッシュ サーバーを無 効 にする理 由 がない場 合 は、デフォルトの設 定 を保 持 し、両 方 のオプションを有
効 にすることを強 くお勧 めします。 そうでない場 合 は、システムの速 度 とパフォーマンスが大 幅 に低 下 する
おそれがあります。
3.5.5. メールスキャナ
このセクションでは、メール スキャナとスパム対 策 の詳 細 設 定 を編 集 できます。
68
3 .5 .5 .1 . メ ー ル ス キ ャ ナ
[メールスキャナ] ダイアログは 3つのセクションに分 かれています。
メール スキャン
このセクションでは、送 受 信 されるメールに関 する基 本 項 目 を設 定 できます。
受 信 メールをチェック (デフォルトではオン) - このボックスにチェックを付 けると、メール クライアントに配 信
されるすべてのメール メッセージをスキャンするオプションがオンになります
送 信 メールをチェックする (デフォルトではオフ) - このボックスにチェックを付 けると、ユーザーのアカウントか
ら送 信 されるすべてのメール メッセージをスキャンするオプションがオンになります。
ウイルスに感 染 したメッセージの件 名 を修 正 する (デフォルトではオフ) - スキャンしたメール メッセージ
が感 染 していることが検 出 された場 合 に警 告 を表 示 するには、この項 目 にチェックを付 け、テキスト フィー
ルドに任 意 のテキストを入 力 します。 検 出 された各 メール メッセージの [件 名 ] フィールドにこのテキストが
追 加 され、感 染 メッセージを簡 単 に識 別 して除 外 できます。 初 期 値 は「*
*
*
VIRUS***」です。この値 を使
用 することをお勧 めします。
スキャン プロパティ
このセクションでは、メール メッセージのスキャン方 法 を指 定 できます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン) - チェックを付 けると、メール メッセージをスキャンする
際 にヒューリスティック検 出 方 式 が使 用 されます。 このオプションをオンにすると、拡 張 子 だけでなく実 際 の
添 付 ファイルの内 容 も考 慮 して、メールの添 付 ファイルをフィルタリングできます。 フィルタリングは [メール
フィルタリング] ダイアログで設 定 できます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する (デフォルトではオン) - チェックを付
69
けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑 わしい
マルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図
的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧
めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する (デフォルトではオフ) - チェックを付 けると、ス
パイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に問
題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、コンピュ
ータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 が
あるため、デフォルトではオフになっています。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオン) - チェックを付 けると、メール メッセージに添 付 されたアー
カイブ ファイルの内 容 をスキャンします。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ) - 特 定 の状 況 (
コンピュータがウイルスや攻 撃 に感 染 し
ている疑 いがある場 合 など) が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャ
ン アルゴリズムが有 効 になり、感 染 の可 能 性 が低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問
題 がないことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
メール添 付 ファイルの報 告
このセクションでは、潜 在 的 に危 険 なファイルまたは不 審 なファイルに関 する追 加 レポートを設 定 できます。 警 告
ダイアログは表 示 されないことにご注 意 ください。認 証 テキストのみがメール メッセージの最 後 に追 加 され、このよう
なレポートは [メール保 護 検 出 ] ダイアログにリスト表 示 されます。
パスワード保 護 されたアーカイブを報 告 する - パスワードで保 護 されたアーカイブ (
ZIP、RAR など) は
ウイルスのスキャンができません。このボックスにチェックを付 けると、アーカイブは潜 在 的 に危 険 なものとし
て報 告 されます。
パスワード保 護 された文 書 を報 告 する - パスワードで保 護 された文 書 はウイルスのスキャンができませ
ん。このボックスにチェックを付 けると、これらの文 書 が潜 在 的 に危 険 なものとして報 告 されます。
マクロを含 むファイルを報 告 する - マクロは、あるタスクをユーザーが簡 単 に実 行 するためにあらかじめ定
義 した一 連 の手 順 です (
MS Word のマクロが広 く知 られています)。 マクロには潜 在 的 に危 険 な命 令 が
含 まれる可 能 性 があるため、このボックスにチェックを付 けると、マクロを含 むファイルが不 審 なファイルとし
て報 告 されます。
拡 張 子 偽 装 を報 告 する - 拡 張 子 偽 装 を行 うと、例 えば、不 審 な実 行 可 能 ファイル
「something.txt.exe」を無 害 なテキスト ファイル「something.txt」のように見 せかけることができます。この
ボックスにチェックを付 けると、このような拡 張 子 が潜 在 的 に危 険 なオブジェクトとして報 告 されます。
レポートされた添 付 ファイルをウイルス隔 離 室 に移 動 - メール メッセージのスキャンで検 出 された添 付
ファイルがパスワードで保 護 されたアーカイブ、パスワードで保 護 された文 書 、マクロを含 むファイル、およ
び/
または拡 張 子 偽 装 が行 われたファイルの場 合 にメールで通 知 するかどうかを指 定 します。 このようなメ
ールがスキャン中 に検 出 された場 合 に、検 出 された感 染 オブジェクトをウイルス隔 離 室 に移 動 するかどう
かも指 定 できます。
認 証 ダイアログの特 定 のチェック ボックスを選 択 すると、受 信 メール (
受 信 メールを認 証 ) と送 信 メール (
送信メ
ールを認 証 ) を認 証 するかどうかを決 定 できます。 各 オプションについては、さらに [添 付 ファイルがある場 合 の
み] パラメータを指 定 することで、添 付 ファイル付 きのメール メッセージにのみ認 証 を追 加 することができます。
70
デフォルトでは、認 証 テキストにはこのメッセージでウイルスが検 出 されなかったことを示 す基 本 情 報 のみが含 まれ
ます。 ただし、ニーズに合 わせてこの情 報 を拡 張 したり変 更 したりできます。その場 合 は、任 意 の認 証 テキストを
[メール認 証 テキスト] フィールドに入 力 します。 [メール認 証 テキストに使 用 される言 語 ] セクションでは、自 動
生 成 される認 証 テキスト (
このメッセージにウイルスは検 出 されませんでした) を表 示 する言 語 を定 義 できます。
注 意 :指 定 された言 語 で表 示 されるのはデフォルトのテキストのみであり、カスタマイズされたテキストは自 動 的 に
翻 訳 されないことに注 意 してください。
71
添 付 ファイル フィルタ ダイアログでは、メール添 付 ファイルのスキャン パラメータを設 定 できます。デフォルトでは、
添 付 ファイルを削 除 オプションはオフとなっています。 アクティブ化 する場 合 は、感 染 あるいは潜 在 的 に危 険 だと
検 出 されたすべてのメールメッセージ添 付 ファイルは自 動 的 に除 去 されます。 削 除 する添 付 ファイルのタイプを定
義 したい場 合 、各 オプションを選 択 します。
すべての実 行 可 能 ファイルを削 除 - すべての*
.
exe ファイルが削 除 されます。
すべての文 書 を削 除 - すべての *
.
doc、*
.
docx、*
.
xls、*
.
xlsx ファイルが削 除 されます。
これらのカンマ区 切 りの拡 張 子 を含 むファイルを除 去 - 定 義 された拡 張 子 のすべてのファイルを削 除
します
サーバー セクションでは、メールスキャナ サーバーのパラメータを編 集 することができます。
POP3 サーバー
SMTP サーバー
IMAP サーバー
また、[新 しいサーバーの追 加 ] ボタンを使 用 して、新 しい送 受 信 メール サーバーを定 義 することもできます。
72
受 信 メール用 の POP3 プロトコルを使 用 してメール スキャナサーバーを設 定 できます。
POP3 サーバー名 - このフィールドでは新 しく追 加 したサーバー名 を指 定 できます (
POP3 サーバーを追
加 するには、左 側 のナビゲーション メニューの POP3 項 目 を右 クリックします)。
73
ログインの種 類 - 受 信 メールに使 用 されるメールサーバー決 定 方 法 を定 義 します。
o 自 動 - ログインは、メール クライアント設 定 に従 って自 動 的 に実 行 されます。
o 固 定 ホスト - プログラムは常 にここで指 定 されたサーバーを使 用 します。 メール サーバーのアドレ
スまたは名 前 を指 定 してください。 ログイン名 は変 更 されないままになります。 名 前 については、
IP アドレス (
123.45.67.89 など) とドメイン名 (
pop.acme.com など) を使 用 できます。 メール サー
バーが標 準 以 外 のポートを使 用 する場 合 、このポートをコロンで区 切 り、サーバー名 の後 に指 定
できます (
pop.acme.com:8200など)。 POP3 通 信 の標 準 ポートは 110です。
追 加 設 定 - より詳 細 なパラメータを設 定 します。
o ローカルポート - メールアプリケーションからの通 信 用 ポートを指 定 します。 メール アプリケーション
で、このポートを POP3 通 信 用 のポートとして指 定 する必 要 があります。
o 接 続 - このドロップダウン メニューでは、使 用 する接 続 の種 類 (
通常/
SSL/SSL デフォルト) を指
定 できます。 SSL 接 続 を選 択 した場 合 、送 信 データは第 三 者 に追 跡 、監 視 されるリスクを負 う
ことなく暗 号 化 されます。 この機 能 は送 信 先 のメール サーバーが対 応 している場 合 にのみ使 用
可 能 です。
メールクライアント POP3 サーバー有 効 化 - このアイテムをチェック/
チェック解 除 すると、指 定 された
POP3 サーバーを有 効 化 /
無 効 化 します。
このダイアログでは、送 信 メール用 の SMTP プロトコルを使 用 してメールスキャナサーバーを設 定 できます。
74
SMTP サーバー名 - このフィールドでは新 しく追 加 したサーバー名 を指 定 できます (
SMTP サーバーを追
加 するには、左 側 のナビゲーション メニューで右 クリックします)。 自 動 的 に作 成 された「AutoSMTP」サー
バーの場 合 は、このフィールドは無 効 になっています。
ログインの種 類 - メール送 信 で使 用 するメール サーバーを決 定 する方 法 を定 義 します。
o 自 動 - メールクライアントの設 定 に応 じて、 ログインが自 動 的 に実 行 されます。
o 固 定 ホスト - プログラムは常 にここで指 定 されたサーバーを使 用 します。 メール サーバーのアドレ
スまたは名 前 を指 定 してください。 名 前 については、ドメイン名 (
smtp.acme.com など) および IP
アドレス (
123.45.67.89 など) を使 用 できます。 メール サーバーが標 準 以 外 のポートを使 用 する
場 合 、このポートをコロンで区 切 り、サーバー名 の後 に記 述 することができます (
たとえば、
smtp.acme.com:8200)。 SMTP 通 信 の標 準 ポートは 25です。
追 加 設 定 - より詳 細 なパラメータを設 定 します。
o ローカルポート - メールアプリケーションからの通 信 用 ポートを指 定 します。 このポートをメール ア
プリケーションの SMTP 通 信 ポートとして指 定 する必 要 があります。
o 接 続 - このドロップダウンメニューでは、使 用 する接 続 の種 類 (
通常/
SSL/SSLデフォルト) を指 定
できます。 SSL 接 続 を選 択 した場 合 、送 信 データは第 三 者 に追 跡 、監 視 されるリスクを負 うこと
なく暗 号 化 されます。 この機 能 は送 信 先 のメール サーバーがそれに対 応 している場 合 のみ使 用
可 能 です。
メール クライアント SMTP サーバー有 効 化 - このボックスを選 択 /
クリアすると、指 定 した SMTP サーバ
ーを有 効 /
無 効 にします。
75
このダイアログでは、送 信 メール用 の IMAP プロトコルを使 用 して新 しいメール スキャナサーバーを設 定 できます。
IMAP サーバー名 - このフィールドでは新 しく追 加 したサーバー名 を指 定 できます (
IMAP サーバーを追
加 するには、左 側 のナビゲーション メニューで右 クリックします)。
76
ログインの種 類 - メール送 信 で使 用 するメール サーバーを決 定 する方 法 を定 義 します。
o 自 動 - メールクライアントの設 定 に応 じて、 ログインが自 動 的 に実 行 されます。
o 固 定 ホスト - プログラムは常 にここで指 定 されたサーバーを使 用 します。 メール サーバーのアドレ
スまたは名 前 を指 定 してください。 名 前 については、ドメイン名 (
smtp.acme.com など) および IP
アドレス (
123.45.67.89 など) を使 用 できます。 メール サーバーが標 準 以 外 のポートを使 用 する
場 合 、このポートをコロンで区 切 り、サーバー名 の後 に指 定 できます (
smtp.acme.com:8200 な
ど)。 IMAP 通 信 の標 準 ポートは 143です。
追 加 設 定 - より詳 細 なパラメータを設 定 します。
o ローカルポート - メールアプリケーションからの通 信 用 ポートを指 定 します。 IMAP 通 信 用 ポートと
して、このポートをメール アプリケーションで指 定 する必 要 があります。
o 接 続 - このドロップダウンメニューでは、使 用 する接 続 の種 類 (
通常/
SSL/SSLデフォルト) を指 定
できます。 SSL 接 続 を選 択 した場 合 、送 信 データは暗 号 化 され、データが第 三 者 によって追 跡
あるいは監 視 されるリスクを回 避 できます。 この機 能 は送 信 先 のメール サーバーがそれに対 応 し
ている場 合 のみ使 用 可 能 です。
メール クライアント IMAP サーバーを有 効 にする - このボックスを選 択 /
クリアすると、指 定 した IMAP サ
ーバーを有 効 /
無 効 にします。
3.5.6. ウェブ閲覧時の保護
リンクスキャナ設 定 ダイアログでは、次 の機 能 のオン/
オフを切 り替 えることができます。
サーフシールドを有 効 化 - (デフォルトではオン) エクスプロイト サイトにアクセスした時 、サイトに対 するア
クティブな (
リアルタイムの) 保 護 を有 効 化 します。 ユーザーが Web ブラウザ (
あるいは他 の HTTP を使 用
するアプリケーション) から Web ページにアクセスする際 、既 知 の悪 意 のあるサイトへの接 続 と、エクスプロ
77
イト コンテンツがブロックされます。
3 .5 .6 .1 . オ ン ラ イ ン シ ー ル ド
[オンライン シールド] ダイアログには次 のオプションがあります。
オンラインシールドを有 効 にする (デフォルトではオン)- オンラインシールド サービス全 体 を有 効 または
無 効 にします。 オンラインシールドの高 度 な設 定 については、この後 に表 示 される [ウェブ保 護 ] というダ
イアログで設 定 します。
AVG Accelerator を有 効 にする (デフォルトではオン)-AVG Accelerator サービスを有 効 または無 効 に
します。 AVG Accelerator はオンライン ビデオの再 生 をスムーズにして、ダウンロードを簡 単 にします。 ビ
デオ高 速 化 処 理 の進 行 中 は、システムトレイのポップアップ ウィンドウに通 知 が表 示 されます:
脅 威 通 知 モード
ダイアログの下 部 では、検 出 された起 こりうる脅 威 に関 する情 報 を通 知 する方 法 (
標 準 ポップアップ ダイアログ、
トレイ バルーン通 知 、あるいはトレイ アイコン情 報 )を選 択 します。
78
[ウェブ保 護 ] ダイアログでは、ウェブサイトのコンテンツのスキャンに関 するコンポーネント設 定 を編 集 できます。 編
集 インターフェースでは、以 下 の基 本 的 なオプションを設 定 できます:
アーカイブチェック - (デフォルトではオフ): 表 示 される www ページに含 まれるアーカイブのコンテン
ツをスキャンします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する - (デフォルトではオン): チェッ
クを付 けると、ウイルスに加 えてスパイウェアのスキャンも有 効 になります。 スパイウェアは疑 わしいマ
ルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は
意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしてお
くことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する - (デフォルトではオフ): チェッ
クを付 けると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入
手 したときには完 全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのある
プログラムです。 これは、コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合
法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
ヒューリスティック分 析 を使 用 - (デフォルトではオン): ヒューリスティック分 析 (
仮 想 コンピュータ環
境 でのスキャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション) を使 用 して、表 示 されるページのコンテ
ンツをスキャンします。
完 全 スキャンを有 効 にする - (デフォルトではオフ): 特 定 の状 況 (
コンピュータが感 染 している疑
いがある場 合 など) が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン
アルゴリズムが有 効 になり、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。こ
れにより、問 題 がないことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかること
にご留 意 ください。
79
暗号化 (
TLS および SSL) ネットワーク トラフィックをスキャン - (デフォルトではオン): このオプ
ションにチェックを付 けたままにすると、すべての暗 号 化 されたネットワーク、すなわちセキュリティプ
ロトコル (
SSL とその新 バージョン、TLS) での接 続 も AVG によってスキャンされます。 これには
HTTPS を使 用 するウェブサイト、および TLS/SSL を使 用 するメール クライアント接 続 が該 当 しま
す。 保 護 されたトラフィックは復 号 、およびマルウェアのスキャンが行 われ、ユーザーのコンピュータに
安 全 に配 信 するために再 度 暗 号 化 されます。 このオプションでは、拡 張 検 証 (
EV) 証 明 書 付
きサーバーからのトラフィックを含 めて、拡 張 検 証 証 明 書 付 きサーバーからの暗 号 化 されたネッ
トワーク通 信 もスキャンするかどうかを決 定 できます。 EV 証 明 書 の発 行 には認 証 機 関 による詳
細 な検 証 が必 要 なため、この証 明 書 の下 に運 営 されるウェブサイトは信 頼 性 が非 常 に高 い (
マ
ルウェアを配 布 する可 能 性 が低 い) です。 この理 由 のため、EV 証 明 書 付 きサーバーからのトラ
フィックをスキャンしないことにし、暗 号 化 通 信 を比 較 的 高 速 にすることができます。
ダウンロードされた実 行 可 能 ファイルを常 駐 シールドでスキャンする - (デフォルトではオン):
実 行 可 能 ファイル (一 般 に、拡 張 子 が exe、bat、com のファイル)をダウンロードした後 でスキャン
を行 います。 常 駐 シールドは、ダウンロードを行 う前 にファイルをスキャンし、悪 意 のあるコードがコ
ンピュータに侵 入 するのを防 ぎます。 しかし、このスキャンはスキャン対 象 ファイルの最 大 部 分 サ
イズにより制 限 されます -このダイアログの次 の項 目 を参 照 してください。 そのため、大 きなファイ
ルは部 分 ごとにスキャンされますが、ほとんどの実 行 可 能 ファイルもこれに該 当 します。 実 行 可 能
ファイルは、コンピュータでさまざまなタスクを実 行 できるため、100% 安 全 である必 要 があります。
これは、ダウンロード前 に部 分 ごとのファイル スキャンを行 い、ダウンロード完 了 直 後 にもスキャンを
行 うことで確 実 になります。 このオプションにチェックを付 けておくことをお勧 めします。 このオプション
を無 効 にした場 合 も、AVG では潜 在 的 に危 険 なコードを検 出 するため、心 配 は無 用 です。 た
だし、通 常 の場 合 、実 行 可 能 ファイルをひとつの複 合 体 として評 価 できないため、誤 検 出 が発 生
する可 能 性 があります。
ダイアログ内 のスライダーでスキャンされるファイルの最 大 部 分 サイズを定 義 できます -含 まれる
ファイルが表 示 されているページにある場 合 、それをコンピュータにダウンロードする前 に、内 容 をス
キャンすることも可 能 です。 ただし、大 きいファイルのスキャンにはかなりの時 間 がかかり、ウェブページ
のダウンロード速 度 が著 しく遅 くなる場 合 があります。 スライド バーを使 用 して、オンラインシールド
でスキャンするファイルの最 大 サイズを指 定 できます。 ダウンロードするファイルが指 定 値 より大 きく、
オンラインシールドでスキャンされない場 合 でも、保 護 は継 続 します。ファイルが感 染 している場 合 、
常 駐 シールドがそれを直 ちに検 出 します。
3.5.7. Identity Protection
Identity Protection はマルウェア対 策 コンポーネントであり、あらゆる種 類 のマルウェア (
スパイウェア、ボット、ID 窃
盗 など) に対 する保 護 を提 供 します。行 動 分 析 技 術 を使 用 して、発 生 したばかりの新 しいウイルスに対 する保
護 を提 供 します (コンポーネントの機 能 に関 する詳 細 については、Identity Protection の章 を参 照 してください)。
[Identity Protection 設 定 ] ダイアログでは、Identity Protection コンポーネントの基 本 機 能 のオン/
オフを切 り替 え
られます。
80
Identity Protection をアクティベート (デフォルトではオン) - チェックを外 すと、Identity Protection コンポーネントが
オフになります。 やむを得 ない場 合 を除 き、このオプションをオフにしないことを強 くお勧 めします。 Identity
Protection が有 効 化 されている場 合 は、脅 威 が検 出 されたときの動 作 を指 定 できます。
常 にプロンプトを表 示 - 脅 威 が検 出 されたときに、隔 離 室 に移 動 するか否 か確 認 するプロンプトが表
示 され、実 行 するアプリケーションが削 除 されることがなくなります。
検 出 された脅 威 を自 動 的 に隔 離 する - このチェックボックスをオンにすると、検 出 されたすべての潜 在
的 な脅 威 は、即 座 にウイルス隔 離 室 の安 全 な場 所 に移 動 されます。 デフォルトの設 定 を保 持 している
と、脅 威 が検 出 されたときに、隔 離 室 に移 動 するかを確 認 するプロンプトが表 示 され、実 行 するアプリケ
ーションが削 除 されないようになります。
既 知 の脅 威 を自 動 的 に隔 離 する (デフォルトではオン) - マルウェアの可 能 性 があるものとして検 出 され
たすべてのアプリケーションを自 動 的 に即 時 にウイルス隔 離 室 に移 動 する場 合 は、この項 目 をオンにして
おきます。
3.5.8. スキャン
高 度 なスキャン設 定 は 4つのカテゴリに分 けられ、このカテゴリは AVG が定 義 した特 定 のスキャン タイプを示 しま
す。
全 コンピュータをスキャン - 事 前 に定 義 された標 準 のコンピュータ全 体 のスキャンです。
特 定 のファイルとフォルダ - 予 め定 義 されたコンピュータの特 定 エリアのスキャンです。
シェル拡 張 スキャン - Windows Explorer 環 境 から直 接 選 択 されたオブジェクトのスキャンです。
リムーバブル デバイスのスキャン - コンピュータに接 続 した特 定 のリムーバブル デバイスのスキャンです。
81
3 .5 .8 .1 . 全 コ ン ピ ュ ー タ を ス キ ャ ン
[全 コンピュータをスキャン] オプションでは、ソフトウェア ベンダーがあらかじめ定 義 したスキャンの 1つである全 コン
ピュータをスキャンのパラメータを編 集 できます。
スキャン設 定
スキャン設 定 セクションでは、任 意 にオン/
オフできるスキャンパラメータのリストを提 供 します。
感 染 を修 復 /除 去 する際 に確 認 メッセージを表 示 しない (デフォルトではオン) - スキャン中 にウイル
スが検 出 されると、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 されます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 でき
ない場 合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する (デフォルトではオン): チェックを付
けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑 わしい
マルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図
的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧
めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する (デフォルトではオフ) - チェックを付 けると、ス
パイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に問
題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、コンピュ
ータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 が
あるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ) - このパラメータを指 定 すると、Cookie の検 出 が行 わ
れます (
HTTP Cook ie は、サイトのプリファレンスや電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザー固 有 の
情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオフ) - このパラメータを指 定 すると、ZIP や RAR などのアーカ
82
イブ内 に格 納 されているすべてのファイルがスキャンされます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン) ヒューリスティック分 析 (
仮 想 コンピュータ環 境 でのス
キャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション) は、スキャン中 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の 1つ
です。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオン) - スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ) - 特 定 の状 況 (
コンピュータが感 染 している疑 いがある
場 合 など) が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズムが
有 効 になり、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がない
ことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットをスキャンする (デフォルトではオン) - ルートキット対 策 スキャンでは、ルートキット、すなわち
コンピュータ上 でマルウェアの活 動 を隠 すことができるプログラムや技 術 が PC にないかどうか調 べます。 ル
ートキットが検 出 されても、必 ずしもコンピュータが感 染 しているわけではありません。 場 合 によっては、通
常 のアプリケーションの特 定 のドライバやセクションが誤 ってルートキットとして検 出 されます。
スキャンするかどうかを判 断 する必 要 もあります
すべてのファイルタイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区 切 ったリスト
(保 存 後 、コンマはセミコロンに変 化 ) を指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できます (
一部の
プレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 がないファイルはスキャンさ
れません)。これには、メディア ファイル (
ビデオ、オーディオ ファイル -多 くの場 合 、これらのファイルはサイズ
が非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いため、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時
間 がさらに短 縮 されます) が含 まれます。 ここでも、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用
いて指 定 できます。
任 意 で拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオンになっています。
変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡 張 子 のないファイルは不 審 で
あるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン速 度 を調 整
[スキャン速 度 を調 整 ] セクションでは、システム リソース使 用 状 況 に応 じて、任 意 のスキャン速 度 を指 定 できま
す。 デフォルトでは、このオプションの値 は、自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されていま
す。 スキャンの処 理 速 度 を高 めた場 合 、スキャンにかかる時 間 は短 くなりますが、スキャン実 行 中 に使 用 されるシ
ステム リソースの量 は大 幅 に増 え、PC での他 の作 業 の処 理 速 度 が低 下 します (
このオプションは、コンピュータの
電 源 がオンであり、コンピュータで作 業 をしているユーザーがいない場 合 に適 しています)。 一 方 、スキャンの時 間 を
延 長 することで、システムリソース使 用 量 を下 げることができます。
追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.
[追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.] リンクをクリックすると、「スキャン レポート」というダイアログ ウィンドウが開 き、
報 告 する検 出 項 目 を選 択 できます:
83
3 .5 .8 .2 . 特 定 の フ ァ イ ル と フ ォ ル ダ を ス キ ャ ン
特 定 のファイルとフォルダをスキャンの編 集 インターフェースは、全 コンピュータをスキャンの編 集 ダイアログとほぼ
同 じですが、全 コンピュータのスキャンのデフォルト設 定 の方 が厳 密 です:
この設 定 ダイアログで設 定 されるすべてのパラメータは、特 定 のファイルとフォルダをスキャンで選 択 されたスキャン エ
リアのみに適 用 されます。
注 意 :特 定 のパラメータの説 明 については、「AVG 高 度 な設 定 /スキャン /全 コンピュータをスキャン」の章 を参 照
してください。
3 .5 .8 .3 . シ ェ ル 拡 張 ス キ ャ ン
前 述 した「全 コンピュータをスキャン」の項 目 と同 様 に、「シェル拡 張 スキャン」というこの項 目 も、ソフトウェア ベン
ダーがあらかじめ定 義 したスキャンを編 集 するための複 数 のオプションを備 えています。 設 定 がWindows Explorer
環 境 から直 接 起 動 される (シェル拡 張 ) 特 定 オブジェクトのスキャンに関 連 している場 合 、Windows Explorer のス
キャンの章 を参 照 してください。
84
編 集 オプションは、全 コンピュータをスキャンスキャンで利 用 可 能 なオプションとほぼ同 じですが、デフォルト設 定 は
異 なります (
例 えば、「全 コンピュータをスキャン」の場 合 、デフォルトではアーカイブをチェックせずにシステム環 境 を
スキャンしますが、「シェル拡 張 スキャン」では逆 になります)。
注 意 :特 定 のパラメータの説 明 については、「AVG 高 度 な設 定 /スキャン /全 コンピュータをスキャン」の章 を参 照
してください。
[全 コンピュータをスキャン] ダイアログと比 較 すると、[シェル拡 張 スキャン] ダイアログには「スキャンの進 度 と結 果
の表 示 」というセクションがあり、スキャンの進 度 と結 果 を表 示 するかどうか、および AVG ユーザーインターフェースか
らスキャン結 果 にアクセスできるようにするかどうかを指 定 できます。 また、スキャンで感 染 が検 出 された場 合 のみス
キャン結 果 を表 示 するように指 定 することもできます。
85
3 .5 .8 .4 . リ ム ー バ ブ ル デ バ イ ス の ス キ ャ ン
リムーバブル デバイスのスキャン] の編 集 インターフェースは完 全 コンピュータスキャン編 集 ダイアログに非 常 に似
ています。
リムーバブルデバイスのスキャンは、コンピュータにリムーバブルデバイスを接 続 したときに、自 動 的 に起 動 しま
す。 デフォルトでは、このスキャンはオフになっています。 ただし、リムーバブル デバイスは大 きな脅 威 源 なので、潜
在 的 な脅 威 をスキャンすることが非 常 に重 要 です。 このスキャンを準 備 し、必 要 なときに自 動 的 に起 動 するよう
にするには、[リムーバブル デバイスのスキャンを有 効 化 ] オプションにチェックを付 けます。
注 意 :特 定 のパラメータの説 明 については、「AVG 高 度 な設 定 /スキャン /全 コンピュータをスキャン」の章 を参 照
してください。
3.5.9. スケジュール
スケジュールセクションでは、デフォルト設 定 を編 集 することができます。
スケジュールスキャン
定 義 アップデート スケジュール
プログラムアップデート スケジュール
スパム対 策 アップデート スケジュール
3 .5 .9 .1 . ス ケ ジ ュ ー ル ス キ ャ ン
スケジュール スキャン(または新 しいスケジュール設 定 )のパラメータは、3つのタブで編 集 できます。必 要 に応 じ
て、各 タブで [このタスクを有 効 にする] 項 目 のチェックをオン/
オフにすると、スケジュール スキャンを一 時 的 に有 効
化/
無 効 化 できます。
86
次 に、[名 前 ] テキスト フィールド (
すべてのデフォルトのスケジュールでは無 効 化 ) には、プログラム ベンダーによって
このスケジュールに割 り当 てられた名 前 を指 定 します。 新 しく追 加 されたスケジュール (
左 側 のナビゲーション ツリ
ーにある [スケジュール スキャン] 項 目 を右 クリックして新 しいスケジュールを追 加 できます) の場 合 、独 自 の名 前
を指 定 できます。その場 合 は、テキスト フィールドが開 き、編 集 できるようになります。 スキャンには、必 ず簡 潔 で、
分 かりやすく、適 切 な名 前 を使 用 して、後 で他 のスキャンと簡 単 に区 別 できるようにしてください。
例 :「新 規 スキャン」あるいは「マイ スキャン」という名 前 は、実 際 にスキャンがチェックする対 象 を示 していないた
め、適 切 ではありません。 一 方 、分 かりやすい適 切 な名 前 の例 としては、「システム領 域 スキャン」などが挙 げられ
ます。また、スキャンが全 コンピュータをスキャンか、選 択 されたファイルとフォルダのスキャンであるかを区 別 する名 前
を指 定 する必 要 もありません。ユーザー独 自 のスキャンは常 に選 択 されたファイルとフォルダのスキャンの特 定 のバ
ージョンになります。
このダイアログでは、さらに以 下 のスキャンパラメータを定 義 します。
スケジュール実 行
ここでは、新 しくスケジュールされたスキャンを起 動 する時 間 間 隔 を指 定 できます。 タイミングは、一 定 の期 間 の後
に繰 り返 されるスキャン開 始 を設 定 (定 期 実 行 .
.
.
) または正 確 な日 時 を設 定 (
指 定 した時 間 に実 行 )、あるい
はスキャンの開 始 が関 連 付 けられるイベントを設 定 (
コンピュータ起 動 時 に実 行 ) する方 法 により定 義 できま
す。
高 度 なスケジュール オプション
タスクが実 行 されなかった場 合 はコンピュータ起 動 時 に実 行 - 指 定 した時 間 にタスクを実 行 するよう
スケジュールしていた場 合 、このオプションをチェックすると、スケジュールされた時 間 にコンピュータの電 源
がオフになっていた時 でも必 ず後 でスキャンが実 行 されます。
コンピュータが低 電 源 モードの場 合 も実 行 - スケジュールされた時 刻 にコンピュータがバッテリー電 源 で
87
動 作 している場 合 も、タスクが実 行 されます。
[設 定 ] タブには、任 意 でオン/
オフ可 能 なスキャン パラメータのリストが表 示 されます。 デフォルトではほとんどのパラ
メータがオンになっており、その機 能 はスキャン実 行 中 に適 用 されます。 この設 定 を変 更 する合 理 的 な理 由 が
ない場 合 は、あらかじめ定 義 された設 定 を維 持 することをお勧 めします:
確 認 メッセージなしでウイルス感 染 を修 復 /
除 去 (デフォルトではオン)
:スキャン実 行 中 にウイルスが検
出 され、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 できます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 できない場
合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 について報 告 する (デフォルトではオン)
:チェッ
クを付 けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑
わしいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部
は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくこと
をお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する (デフォルトではオフ): チェックを付 け
ると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完
全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、
コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可
能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ): このパラメータを指 定 すると、スキャンで Cookie の検
出 を行 います (
HTTP Cook ie は、サイトの設 定 や電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザー固 有 の
情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオフ): このパラメータを指 定 すると、ファイルが ZIP や RAR など
のアーカイブ内 に保 存 されている場 合 でも、スキャンではすべてのファイルがチェックされます。
88
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン): ヒューリスティック分 析 (
仮 想 コンピュータ環 境 でのス
キャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション) は、スキャンの際 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の 1
つです。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオン): スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ): 特 定 の状 況 (
コンピュータが感 染 している疑 いがある
場 合 など) が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズムが
有 効 になり、感 染 の可 能 性 が低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がないことが確
認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットをスキャン (デフォルトではオン)
:ルートキット対 策 スキャンではルートキット、すなわち悪 意
のある活 動 をコンピュータ内 で隠 すことができるプログラムや技 術 がないかどうか、コンピュータを検 索 して
確 認 します。 ルートキットが検 出 されても、必 ずしもコンピュータが感 染 しているわけではありません。 場
合 によっては、通 常 のアプリケーションの特 定 のドライバやセクションが誤 ってルートキットとして検 出 されま
す。
スキャンするかどうかを判 断 する必 要 もあります
すべてのファイルタイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区 切 ったリスト
(保 存 後 、コンマはセミコロンに変 化 ) を指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できます (
一部の
プレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 がないファイルはスキャンさ
れません。これには、メディア ファイル (
ビデオ、オーディオ ファイル -これらのファイルは多 くの場 合 、サイズ
が非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いため、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時
間 がさらに短 縮 されます)
) が含 まれます。 ここでも、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用
いて指 定 できます。
任 意 で拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオンになっています。
変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡 張 子 のないファイルは不 審 で
あるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン速 度 を調 整
このセクションでは、システム リソースの使 用 状 況 に応 じて、希 望 するスキャン速 度 を指 定 することができます。 デ
フォルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。 スキャ
ンの処 理 速 度 を高 めた場 合 、スキャンにかかる時 間 は短 くなりますが、スキャン実 行 中 に使 用 されるシステム リソ
ースの量 は大 幅 に増 え、PC での他 の作 業 の処 理 速 度 が低 下 します (
このオプションは、コンピュータの電 源 がオ
ンであり、コンピュータで作 業 をしているユーザーがいない場 合 に適 しています)。 一 方 、スキャンの時 間 を延 長 する
ことで、システム リソース使 用 量 を減 らすことができます。
追 加 スキャン レポートを設 定
[追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.] リンクをクリックすると、「スキャン レポート」というダイアログ ウィンドウが開 き、
報 告 する検 出 項 目 を選 択 できます:
89
コンピュータ シャットダウン オプション
[コンピュータ シャットダウン オプション] セクションでは、スキャン処 理 の終 了 時 に自 動 的 にコンピュータをシャット
ダウンするかどうかを決 定 できます。 このオプション (
スキャン完 了 時 にコンピュータをシャットダウン) を選 択 する
と、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータをシャットダウンさせる新 しいオプション (
コンピュ
ータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダウンする) が有 効 になります。
[場 所 ] タブでは、[全 コンピュータをスキャン] あるいは [特 定 のファイルとフォルダをスキャン] のどちらでスケジュールす
るかを定 義 できます。 特 定 のファイルとフォルダをスキャンを選 択 した場 合 、ダイアログ下 部 のツリービューで対 象
フォルダを指 定 することができます。
90
3 .5 .9 .2 . 定 義 ア ッ プ デ ー ト ス ケ ジ ュ ー ル
やむを得 ない理 由 がある場 合 [このタスクを有 効 にする] 項 目 のチェックを外 してスケジュールされた定 義 アッ
プデートを一 時 的 に無 効 にし、後 から再 度 有 効 にすることができます。
このダイアログ内 では、定 義 アップデート スケジュールの一 部 の詳 細 パラメータを設 定 できます。 [名 前 ] テキスト
フィールド (すべてのデフォルトのスケジュールで無 効 化 )には、プログラム ベンダーによってこのスケジュールに割 り
当 てられた名 前 が表 示 されます。
スケジュール実 行
デフォルトでは、新 しいウイルス検 出 のアップデートが使 用 可 能 になる度 に、タスクが自 動 的 に開 始 します。(
自動
で実 行 )。 何 か特 別 な理 由 がない限 り、この設 定 を保 持 されることを推 奨 します。 保 持 しない場 合 は、タスク開
始 を手 動 で設 定 でき、アップデート開 始 についての新 しいスケジュール定 義 として、時 間 の間 隔 を指 定 できます。
タイミングは、一 定 の期 間 の後 に繰 り返 されるアップデートの開 始 を設 定 (定 期 実 行 .
.
.
)、または正 確 な日 時 を
設 定 (指 定 した時 間 に実 行 )する方 法 のいずれかにより定 義 できます。
高 度 なスケジュール オプション
このセクションでは、コンピュータが低 電 源 モードあるいは完 全 に電 源 オフになっている場 合 に、定 義 アップデートが
実 行 される条 件 を定 義 します。
他 のアップデート設 定
[インターネット接 続 が利 用 できるようになった時 点 ですぐにアップデートを再 実 行 する] オプションにチェックす
ると、インターネット接 続 に障 害 が発 生 し、アップデート処 理 が失 敗 した場 合 、インターネット接 続 が復 旧 した時
点 で必 ずすぐにアップデートを再 開 できます。 スケジュールされたアップデートが指 定 した時 間 に起 動 すると、AVG
システム トレイ アイコン上 に開 くポップアップ ウィンドウによってこのことが通 知 されます (高 度 な設 定 /
表 示 ダイアロ
グの既 定 の設 定 を保 持 している場 合 )。
91
3.5.10. アップデート
アップデートナビゲーションは、新 しいダイアログを開 きます。このダイアログでは、AVGアップデートに関 する一 般
的 なパラメータを指 定 します。
ファイルアップデートのタイミング
このセクションでは、アップデート処 理 によって PC の再 起 動 が必 要 な場 合 に、3つのオプションから選 択 できます。
次 回 の PC の再 起 動 時 にアップデートを完 了 するようにスケジュール設 定 するか、ただちに再 起 動 できます。
ユーザーの確 認 を要 求 (デフォルト)- アップデート処 理 完 了 に必 要 な PC 再 起 動 を確 認 する画 面 が
表 示 されます。
すぐに再 起 動 - コンピュータはアップデート処 理 が完 了 した時 点 で、自 動 的 に即 時 再 起 動 されます。ユ
ーザー確 認 は要 求 されません。
次 回 のコンピュータの再 起 動 時 に完 了 - アップデート処 理 の完 了 は次 回 のコンピュータの再 起 動 時
まで延 期 されます。 コンピュータが少 なくとも 1日 に 1回 定 期 的 に再 起 動 することが確 実 である場 合 に
のみ、このオプションが推 奨 されます。
アップデート後 のメモリスキャン
このチェックボックスをオンにすると、各 アップデートが正 常 に完 了 した後 に、新 しいメモリスキャンを起 動 するように
定 義 します。 ダウンロードした最 新 のアップデートには新 しいウイルス定 義 が含 まれている場 合 がありますが、即
座 にスキャン適 用 されます。
追 加 アップデート オプション
各 プログラムアップデート時 に新 しいシステム復 旧 ポイントを作 成 (デフォルトではオン) - 各 AVG プ
92
ログラムアップデートの起 動 前 に、システム復 旧 ポイントが作 成 されます。 アップデート処 理 が失 敗 し、オ
ペレーティング システムがクラッシュする場 合 には、必 ずこのポイントから元 の設 定 で OS を復 旧 できま
す。 このオプションは、スタート/
プログラム/
アクセサリ/
システムツール/
システムの復 元 からアクセスできます
が、上 級 ユーザーのみが変 更 を行 うことをお勧 めします。 この機 能 を使 用 する場 合 は、このチェックボック
スにチェックを付 けておきます。
DNS アップデートを使 用 する (デフォルトではオン) - この項 目 にチェックを付 けると、アップデートが実 行
された時 点 で、AVG Internet Security が DNS サーバー上 の最 新 のウイルス データベース バージョンと
最 新 のプログラム バージョンに関 する情 報 を検 索 します。 次 に、最 小 限 の必 須 のアップデートファイルの
みがダウンロードされ、適 用 されます。 この方 法 ではダウンロードされるデータ量 が最 低 限 に抑 えられるた
め、アップデート処 理 が高 速 で実 行 されます。
実 行 中 のアプリケーションを終 了 する確 認 を要 求 (デフォルトではオン) - をチェックすることで、アップデ
ート処 理 の完 了 に必 要 な場 合 、現 在 実 行 中 のアプリケーションが許 可 なく終 了 しないように確 認 できま
す。
コンピュータ時 間 を確 認 (デフォルトではオン) - このオプションにチェックを付 けると、コンピュータ時 間 と正
確 な時 間 との差 が指 定 された時 間 よりも大 きい場 合 に通 知 を表 示 するよう宣 言 します。
3 .5 .1 0 .1 . プ ロ キ シ
プロキシ サーバーとは、より安 全 なインターネット接 続 を保 証 するスタンドアロン サーバー、または PC 上 のサービス
です。 特 定 のネットワークルールによって、インターネットに直 接 またはプロキシサーバーを介 して接 続 できます。両
方 の可 能 性 が同 時 に可 能 です。 次 に、アップデート設 定 -プロキシダイアログの最 初 のアイテムで、コンボボック
ス メニューから希 望 するものを選 択 する必 要 があります。
プロキシを使 用 しない - デフォルト設 定
プロキシを使 用
93
プロキシを使 用 して接 続 し、失 敗 した場 合 のみ直 接 接 続 します。
プロキシを使 用 するオプションを選 択 した場 合 、さらにいくつかのデータを指 定 する必 要 があります。 サーバー設 定
は手 動 あるいは自 動 で行 われます。
手動設定
手 動 設 定 (手 動 オプションをチェックすると、該 当 する入 力 欄 が有 効 化 されます)を選 択 する場 合 、以 下 の項 目
を指 定 してください。
サーバー - サーバーの IP アドレスまたはサーバー名 を指 定 します。
ポート - インターネットアクセスを許 可 するポート番 号 を指 定 します (
デフォルトでは、この番 号 は 3128に
設 定 されていますが、変 更 可 能 です?不 明 な場 合 は、ネットワーク管 理 者 にお問 い合 わせください)
プロキシ サーバーは、各 ユーザーの独 自 のルールを設 定 することもできます。 プロキシ サーバーがこのように設 定 さ
れている場 合 、プロキシ認 証 を使 用 にチェックを付 け、有 効 なユーザー名 とパスワードを入 力 してください。
自動設定
自 動 設 定 を選 択 する場 合 (自 動 を選 択 すると、該 当 する入 力 欄 が有 効 化 されます。)、プロキシ設 定 をどこか
ら取 得 するかを選 択 します。
ブラウザから - 設 定 はデフォルトのインターネット ブラウザから読 み込 まれます。
スクリプトから - 設 定 は、プロキシアドレスを返 す機 能 とともに、ダウンロードされたスクリプトから読 み込 ま
れます。
自 動 検 出 - 設 定 は、プロキシサーバーから直 接 検 出 されます。
94
3 .5 .1 0 .2 . 管 理
アップデート管 理 ] ダイアログには 2つのオプションがあり、2つのボタンを使 用 してアクセスできます。
一 時 アップデートファイルを削 除 - このボタンをクリックすると、すべての重 複 するアップデート ファイルを
ハードディスクから削 除 します (
デフォルトでは、これらのファイルは 30日 間 保 存 されます)
ウイルスデータベースを以 前 のバージョンに戻 す - このボタンをクリックすると、最 新 のウイルスデータベ
ースのバージョンをハードディスクから削 除 し、以 前 に保 存 されたバージョンに戻 します (
新 しいウイルスデ
ータベースのバージョンは次 回 のアップデートに含 まれます。)
3.5.11. 例外
[例 外 ] ダイアログでは、例 外 、すなわち AVG Internet Security によって無 視 される項 目 を定 義 できます。 通
常 、AVG が同 じプログラムやファイルを脅 威 として検 出 し続 けたり、安 全 なウェブサイトを危 険 とみなしてブロックし
続 けたりする場 合 、例 外 を定 義 する必 要 があります。 この例 外 リストにそのようなファイルやウェブサイトを追 加 す
ると、以 降 は AVG による報 告 やブロックがされなくなります。
問 題 になっているファイルやプログラム、ウェブサイトが本 当 に間 違 いなく安 全 かを常 に確 認 してください。
95
すでに例 外 が定 義 されている場 合 、ダイアログの表 に例 外 の一 覧 が表 示 されます。 各 項 目 の横 にはチェックボッ
クスがあります。 チェックボックスが選 択 されている場 合 、その例 外 は有 効 です。選 択 解 除 されている場 合 、例 外
は定 義 されていますが、現 在 使 用 されていません。 列 ヘッダーをクリックすると、該 当 する条 件 に基 づいて許 可 さ
れたアイテムを並 べ替 えることができます。
コントロール ボタン
例 外 を追 加 - クリックすると新 しいダイアログが開 き、AVG のスキャンから除 外 する必 要 がある項 目 を指
定 できます。
96
最 初 に、オブジェクトがアプリケーションまたはファイル、フォルダ、URL、証 明 書 のうちどのタイプである
かを定 義 します。 次 に、ディスクを参 照 して各 オブジェクトのパスを指 定 するか、または URL を入 力
します。 最 後 に、選 択 したオブジェクトを無 視 する AVG の機 能 を選 択 できます (常 駐 シールド、
Identity Protection、スキャン)。
編 集 - このボタンは、すでに例 外 が定 義 されており、表 に表 示 されている場 合 のみ有 効 です。 その場
合 、このボタンを使 用 して、選 択 した例 外 の編 集 ダイアログを開 き、例 外 のパラメータを設 定 することがで
きます。
削 除 - このボタンを使 うと、以 前 に定 義 した例 外 を取 り消 すことができます。 個 別 に削 除 することも、一
覧 で例 外 をまとめてハイライトし、定 義 した例 外 を一 括 して取 り消 すこともできます。 例 外 を取 り消 す
と、該 当 するファイル、フォルダ、URL が再 び AVG でスキャンされるようになります。 ファイルまたはフォルダ
自 体 ではなく、例 外 のみが削 除 されることにご留 意 ください。
すべて削 除 - このボタンは、リストにある定 義 済 みの例 外 をすべて削 除 するために使 用 します。
97
3.5.12. ウイルス隔離室
ウイルス隔 離 室 メンテナンスダイアログでは、ウイルス隔 離 室 に格 納 されるオブジェクト管 理 に関 するパラメータを
定 義 できます。
ウイルス隔 離 室 のサイズを制 限 - スライダを使 用 して、ウイルス隔 離 室 の最 大 サイズを設 定 できます。
サイズは、ローカルディスクのサイズに対 する割 合 で指 定 されます。
自 動 ファイル検 出 - このセクションでは、ウイルス隔 離 室 にオブジェクトが格 納 される最 大 時 間 (
...日 以
降 経 過 したファイルを削 除 ) と、ウイルス隔 離 室 に格 納 される最 大 ファイル数 (
格 納 されるファイルの
最 大 数 ) を定 義 します。
98
3.5.13. AVG 自己保護
AVG 自 己 保 護 は、AVG Internet Security 自 身 のプロセス、ファイル、レジストリキーおよびドライバを保 護 し、
改 ざんや無 効 化 を防 ぎます。 この種 の保 護 を行 う主 な理 由 は、一 部 の巧 妙 な脅 威 がウイルス対 策 の解 除 を試
みて、コンピュータに無 制 限 に被 害 をもたらさないようにするためです。
この機 能 を有 効 にしておくことをお勧 めします。
3.5.14. プライバシー設定
[プライバシー設 定 ] ダイアログは、AVG 製 品 改 善 に参 加 し、全 体 的 なインターネット セキュリティレベルの向 上
を支 援 するものです。 お客 様 による報 告 は、世 界 中 のすべての参 加 者 から最 新 の脅 威 に関 する情 報 を収 集
し、全 ユーザーに対 する保 護 を向 上 させるために役 立 てられます。 報 告 は自 動 的 に行 われるため、お客 様 にご
不 便 をおかけすることはありません。 また、報 告 に個 人 情 報 は一 切 含 まれません。 検 出 した脅 威 の報 告 は任 意
ですが、このオプションを有 効 にしておくようにお願 いしております。 これにより、すべての AVG ユーザーの保 護 機
能 が強 化 されます。
99
ダイアログでは、次 の設 定 オプションが使 用 できます。
AVG 製 品 改 善 プログラムに参 加 して AVG による製 品 の改 善 に協 力 する (デフォルトではオン)AVG Internet Security のさらなる機 能 改 善 にご協 力 いただける場 合 は、チェックボックスをオンにしてく
ださい。 これにより、検 出 された脅 威 はすべて AVG に報 告 されます。AVG では世 界 中 の参 加 者 全 員
からマルウェアに関 する最 新 情 報 を収 集 することで、メンバー全 員 の保 護 レベルを向 上 させることができま
す。 報 告 は自 動 的 に行 われるため、お客 様 にご不 便 をおかけすることはありません。また、報 告 に個 人
情 報 は一 切 含 まれません。
o 誤 検 出 されたメールに関 するユーザー確 認 データの送 信 を許 可 する (デフォルトではオン)スパム対 策 サービスの誤 検 出 によってスパムとして認 識 されたメール メッセージ、あるいは検 出 され
なかったスパムメッセージに関 する情 報 を送 信 します。 この種 類 の情 報 の送 信 時 には、確 認 ダイ
アログが表 示 されます。
o 特 定 された脅 威 または不 審 な脅 威 に関 する匿 名 データの送 信 を許 可 する (デフォルトでは
オン)- コンピュータで検 出 された不 審 あるいは明 らかに危 険 なコードや動 作 パターン (ウイルス、ス
パイウェア、アクセスしようとしている悪 意 のある Web ページ)に関 する情 報 を送 信 します。
o 製 品 の使 用 状 況 に関 する匿 名 データの送 信 を許 可 する (デフォルトではオン)- 検 出 数 、実
行 されたスキャン、成 功 /
失 敗 した更 新 など、アプリケーションの使 用 状 況 に関 する基 本 統 計 情
報 を送 信 します。
クラウド検 出 検 証 を許 可 する (デフォルトではオン)- 検 出 された脅 威 が本 当 に感 染 しているのか、誤
検 出 であるのかを確 認 します。
AVG パーソナライズ をオンにしてユーザーの AVG 使 用 体 験 をパーソナライズします (デフォルトでは
オフ)- この機 能 はお使 いの PC にインストールされたプログラムやアプリケーションの動 作 を匿 名 で分 析 し
ます。 この分 析 に基 づいて、AVG はユーザーのニーズに直 接 応 えるサービスを提 供 し、最 大 限 の安 全
性 を維 持 することができます。
100
3.5.15. エラー状態を無視
[エラー状 態 を無 視 ] ダイアログでは、情 報 の通 知 を表 示 しないコンポーネントにチェックを付 けることができます。
デフォルトでは一 覧 で選 択 されているコンポーネントはありません。 つまり、すべてのコンポーネントは、エラー状 態 と
なる場 合 は、すぐに以 下 の方 法 で通 知 されます。
システムトレイアイコン - すべてのAVGコンポーネントが正 常 に動 作 している間 はアイコンは四 色 で表 示 さ
れますが、エラーが発 生 すると、黄 色 のエクスクラメーションマークのついたアイコンが表 示 されます。
AVG メイン ウィンドウの [セキュリティステータス情 報 ] セクションに既 存 の問 題 に関 する説 明 が表 示 されま
す。
何 らかの理 由 のため、ある状 況 で一 時 的 にコンポーネントをオフにする必 要 があるかもしれません。 すべてのコン
ポーネントを永 続 的 にオンにし続 け、既 定 の設 定 を保 持 することが望 ましいため、この操 作 は推 奨 されま
せん。しかし、このような状 況 は起 こりえます。 この場 合 、システムトレイアイコンが自 動 的 にコンポーネントのエラ
ーステータスをレポートします。 ただし、この場 合 には、ユーザーが自 分 で慎 重 に設 定 を行 い、潜 在 的 なリスクを
認 識 しているため、実 際 のエラーについては説 明 できません。 同 時 に、グレイ色 で表 示 されると、アイコンは表 示
される可 能 性 のある他 のエラーを実 際 に報 告 できません。
この場 合 、エラー状 態 を無 視 ダイアログでエラー状 態 となる可 能 性 のある (
あるいはオフになる) コンポーネントを
選 択 できますが、その状 態 は通 知 されません。 [OK] ボタンをクリックして、すべての変 更 を確 認 します。
3.5.16. Advisor - 既知のネットワーク
AVG Advisor には、接 続 中 のネットワークを監 視 する機 能 が含 まれています。新 しいネットワークが見 つかった場
合 (すでにネットワーク名 が使 用 済 みの場 合 は混 乱 を招 く可 能 性 があります)に通 知 して、ネットワークの安 全 性
を確 認 することを推 奨 します。 新 しいネットワークへの接 続 が安 全 であるとユーザーが判 断 した場 合 は、このリスト
に保 存 することもできます (不 明 なネットワークが検 出 されると、 AVG Advisor トレイ通 知 がシステムトレイにスライ
ド表 示 され、そこにリンクが表 示 されます。 詳 細 については、AVG Advisor に関 する章 を参 照 してください)
。 リス
101
トに保 存 すると、AVG Advisor はそのネットワークの一 意 的 な属 性 (具 体 的 には MAC アドレス)を記 憶 し、次 回
は通 知 を表 示 しません。 ユーザーが接 続 する各 ネットワークは自 動 的 に既 知 のネットワークとみなさされ、リストに
追 加 されます。 [削 除 ] ボタンを押 すことで、各 エントリを削 除 できます。削 除 すると、そのネットワークは、再 び不
明 で危 険 である可 能 性 があるとみなされます。
このダイアログ ウィンドウでは、既 知 と考 えられるネットワークを確 認 できます。
注 意 :AVG Advisor の既 知 のネットワーク機 能 は Windows XP 64 ビット版 ではサポートされていません。
3.6. ファイアウォール設定
ファイアウォール設 定 は新 しいウィンドウで表 示 されます。ここでは、いくつかのダイアログで、コンポーネントの高 度
なパラメータを設 定 することができます。ファイアウォール設 定 は新 しいウィンドウで表 示 されます。ここでは、いくつか
のダイアログで、コンポーネントの高 度 なパラメータを編 集 することができます。設 定 は基 本 モードまたはエキスパー
トモードで実 行 できます。設 定 ウィンドウを初 めて開 く場 合 は基 本 バージョンで表 示 され、次 のパラメータを編 集 で
きます。
全般
アプリケーション
ファイルとプリンタの共 有
ダイアログ下 部 には、[エキスパート モード] ボタンが表 示 されます。ボタンをクリックすると、非 常 に高 度 なファイア
ウォール設 定 の詳 細 項 目 がダイアログのナビゲーションに表 示 されます。
高 度 な設 定
定 義 済 みネットワーク
102
システム サービス
ログ
3.6.1. 一般
一 般 的 な情 報 ダイアログには、利 用 可 能 なすべてのファイアウォール モードの概 要 が表 示 されます。 現 在 選
択 されているファイアウォール モードは、メニューから別 のモードを選 択 するだけで変 更 できます。
ただし、ソフトウェアの製 造 元 はすべての AVG Internet Security コンポーネントを最 適 なパフォーマンスを
実 現 できるように設 定 しています。 特 に理 由 がない場 合 は、既 定 の設 定 を変 更 しないでください。 設 定
変 更 は上 級 ユーザーが行 うことをお勧 めします。
ファイアウォールでは、コンピュータがドメイン内 にあるか、スタンドアロンか、ノートパソコンかによって、特 定 のセキュリ
ティルールを定 義 することができます。 各 コンピュータ タイプによって異 なるレベルの保 護 が必 要 になります。これら
のレベルには該 当 するモードが適 用 されます。 要 するに、ファイアウォール モードとはファイアウォール コンポーネント
の特 別 な設 定 です。ユーザーはこのような予 め定 義 された数 々 の設 定 を利 用 することができます。
自 動 - このモードでは、ファイアウォールはすべてのネットワーク トラフィックを自 動 的 に処 理 します。 どの
ような決 定 もユーザーが下 すことはありません。 ファイアウォールは、既 知 の各 アプリケーションの接 続 を許
可 すると同 時 にアプリケーションのルールを作 成 して、今 後 アプリケーションが常 に接 続 できるよう指 定 し
ます。 その他 のアプリケーションについては、アプリケーションの動 作 によってファイアウォールが接 続 を許 可
するかブロックするかを決 定 します。 ただし、そのような状 況 下 ではルールは作 成 されません。またアプリケ
ーションは接 続 を試 みる時 に再 度 チェックされます。 自 動 モードは安 定 しているため、ほとんどのユー
ザーに推 奨 されます。
インタラクティブ - このモードはコンピュータとやりとりするすべてのネットワーク トラフィックを完 全 に制 御 す
る場 合 に便 利 です。 ファイアウォールはトラフィックを監 視 し、データの通 信 や転 送 のそれぞれの試 みをユ
ーザーに通 知 します。ユーザーは自 分 が適 切 だと判 断 したとおりに、その試 みを許 可 したりブロックしたり
できます。 上 級 ユーザーのみにお勧 めします。
インターネットへのアクセスをブロック - インターネット接 続 が完 全 にブロックされます。インターネットにア
103
クセスできないため、外 部 からはコンピュータにアクセスできません。 特 別 な場 合 や短 期 間 の使 用 の場 合
に限 ります。
ファイアウォール保 護 を無 効 にする - ファイアウォールを無 効 にして、コンピュータとやりとりするすべての
ネットワーク トラフィックを許 可 します。 これによって、ハッカーによる攻 撃 を受 けやすくなります。 このオプ
ションは常 によく考 えた上 で、慎 重 に設 定 してください。
特 定 の自 動 モードはファイアウォール内 でも有 効 であることに注 意 してください。 コンピュータまたは ID 保 護 コンポ
ーネントが無 効 になった場 合 、このモードは暗 黙 で有 効 化 されます。そのため、コンピュータはさらに脆 弱 になりま
す。 そのような場 合 、ファイアウォールは既 知 の絶 対 に安 全 なアプリケーションのみを自 動 的 に許 可 します。 その
他 の場 合 はすべてユーザーが決 定 を行 います。 これは無 効 化 された保 護 コンポーネントを補 完 するためであり、
コンピュータを安 全 に保 つための対 策 です。
3.6.2. アプリケーション
アプリケーション ダイアログでは、過 去 にネットワーク上 で通 信 を試 みたすべてのアプリケーションのリストと、それら
に割 り当 てられたアクションのアイコンが表 示 されます。
アプリケーションのリストには、コンピュータ上 で検 出 されたアプリケーションと各 アプリケーションに割 り当 てられたア
クションが表 示 されます。 以 下 のアクションの種 類 が使 用 できます。
- すべてのネットワークの通 信 を許 可
- 通 信 をブロック
- 定 義 された高 度 な設 定
すでにインストールされているアプリケーションのみが検 出 されます。 デフォルトトでは、新 しいアプリケー
ションが初 めてネットワーク上 での接 続 を試 みるときに、ファイアウォールは信 頼 されたデータベースに基 づ
いて自 動 的 にアプリケーションのルールを作 成 するか、あるいは通 信 を許 可 またはブロックするかをユーザ
ーに尋 ねます。 後 者 の場 合 、選 択 内 容 を永 久 ルールとして保 存 できます。永 久 ルールはこの後 ダイアロ
104
グにリスト表 示 されます。
もちろん、直 ちに新 しいアプリケーション ルールを定 義 することもできます。このダイアログで [追 加 ] をクリックし、アプ
リケーションの詳 細 を入 力 します。
アプリケーション以 外 にも、リストには 2つの特 別 な項 目 が表 示 されます。 優 先 アプリケーションルール (リストの
上 部 ) は、常 に他 の個 々 のアプリケーションルールに優 先 して適 用 されます。 他 のアプリケーションルール (リスト
の下 部 ) は、不 明 で未 定 義 のアプリケーションなど、特 定 のアプリケーションルールが適 用 されない場 合 、「最 終 イ
ンスタンス」として使 用 されます。 このようなアプリケーションがネットワーク通 信 を試 みた場 合 に実 行 するアクション
を選 択 します。 ブロック (通 信 は常 にブロックされます)
、許 可 (通 信 はすべてのネットワークで許 可 されます)
、確
認 (通 信 を許 可 するかブロックするかをユーザーが決 定 できます)
。 これらの項 目 には一 般 のアプリケーションと
は異 なる設 定 オプションがあるため、上 級 ユーザー向 けの設 定 です。 設 定 を修 正 しないことを強 くお勧 め
します。
コントロール ボタン
以 下 のコントロール ボタンを使 用 してリストを編 集 することができます。
追 加 - 新 しいアプリケーションルールを定 義 するための空 のダイアログを開 きます。
編 集 - 既 存 のアプリケーションのルール セットを編 集 するためのダイアログを開 きます。同 じダイアログで
すが、データがすでに入 力 されています。
削 除 - 選 択 されたアプリケーションをリストから削 除 します。
3.6.3. ファイルとプリンタの共有
ファイルとプリンタの共 有 とは、実 際 には Windows で「共 有 」としてマークしたファイルまたはフォルダ、共 通 のディス
ク ユニット、プリンタ、スキャナ、および同 様 のあらゆるデバイスを共 有 するということです。 このようなアイテムは、安
全 と考 えられるネットワーク (家 庭 、職 場 、学 校 など)内 でのみ共 有 することが望 ましいです。 ただし、公 開 ネット
ワーク (空 港 の Wi-Fi やインターネット カフェなど)に接 続 している場 合 は、おそらく一 切 の共 有 を望 まないでしょ
う。 AVG ファイアウォールは共 有 を簡 単 にブロックまたは許 可 できます。また、すでにアクセスしたネットワークに対
してその選 択 を保 存 することができます。
105
[ファイルとプリンタの共 有 ] ダイアログでは、ファイルとプリンタの共 有 の設 定 と、現 在 接 続 されているネットワークを
編 集 できます。 Window XP の場 合 、ネットワーク名 は、最 初 に接 続 した時 に特 定 のネットワークに付 けた名 称 に
対 応 しています。 Window Vista 以 降 の場 合 、ネットワーク名 は、[ネットワークと共 有 センター] で自 動 的 に付 けら
れます。
3.6.4. 高度な設定
高 度 な設 定 ダイアログの編 集 は、経 験 のあるユーザーのみを対 象 としています。
高 度 な設 定 ダイアログでは、次 のファイアウォール パラメータの選 択 または選 択 解 除 ができます。
106
ファイアウォールでサポートしている仮 想 マシンへのトラフィック、または仮 想 マシンからのトラフィック
をすべて許 可 - VMware などの仮 想 マシンでのネットワーク接 続 をサポートします。
仮 想 プライベート ネットワーク (
VPN) へのトラフィックをすべて許 可 - VPN 接 続 をサポートします (リ
モート コンピュータへの接 続 に使 用 )
。
不 明 な送 受 信 トラフィックを記 録 - 不 明 なアプリケーションによる通 信 の試 行 (送 受 信 )をすべてファイ
アウォール ログに記 録 します。
すべてのアプリケーションルールのルール検 証 を無 効 にする - 各 アプリケーションルールが適 用 される
すべてのファイルをファイアウォールが継 続 的 に監 視 します。 バイナリファイルの変 更 が行 われると、ファイ
アウォールは信 頼 できるアプリケーションのデータベースを参 照 して証 明 書 を検 証 するという標 準 的 な方
法 で、アプリケーションの信 頼 性 をもう一 度 確 認 しようとします。アプリケーションが安 全 だと考 えられない
場 合 、ファイアウォールは選 択 されているモードに基 づいてアプリケーションにさらに対 処 します。
o ファイアウォールが自 動 モードで動 作 している場 合 、アプリケーションはデフォルトにより許 可 されま
す。
o ファイアウォールがインタラクティブ モードで動 作 している場 合 、アプリケーションはブロックされ、ア
プリケーションを処 理 する方 法 を決 定 するようユーザーに求 める質 問 ダイアログが表 示 されます。
特 定 のアプリケーションに対 処 する望 ましい手 順 は、[アプリケーション] ダイアログで各 アプリケーションについ
て個 別 に定 義 できます。
3.6.5. 定義済みネットワーク
定 義 済 みネットワーク ダイアログ内 の編 集 は、経 験 のあるユーザー向 けです。
定 義 済 みネットワークダイアログはコンピュータが接 続 するすべてのネットワークのリストを提 供 します。 このリスト
には検 出 されたすべてのネットワークに関 する次 の情 報 が表 示 されます。
107
ネットワーク - コンピュータが接 続 されているすべてのネットワーク名 の一 覧 が表 示 されます。
IP アドレス範 囲 - 各 ネットワークは自 動 的 に検 出 され、IP アドレス範 囲 の形 式 で指 定 されます。
コントロール ボタン
ネットワークの追 加 - 新 しいダイアログ ウィンドウを開 きます。ここでは、ネットワーク名 の入 力 や IP ア
ドレス範 囲 の指 定 など、新 しく定 義 されたネットワークのパラメータを編 集 することができます。
ネットワークの編 集 - ネットワーク プロパティダイアログ ウィンドウ (上 記 を参 照 ) を開 きます。ここでは、
すでに定 義 されたネットワークのパラメータを編 集 できます (
ダイアログは新 しいネットワークの追 加 ダイアロ
グと同 一 です。前 のパラグラフを参 照 してください)。
ネットワークの削 除 - ネットワークのリストから選 択 したネットワークへの参 照 を削 除 します。
108
3.6.6. システム サービス
システム サービスとプロトコル ダイアログ内 の編 集 は、経 験 のあるユーザー向 けです。
[システム サービスとプロトコル] ダイアログには、ネットワーク通 信 が必 要 な可 能 性 がある Windows 標 準 システ
ムサービスおよびプロトコルがリスト表 示 されます。 表 には、次 の列 があります。
システム サービスとプロトコル - この列 には、各 システム サービス名 が表 示 されます。
アクション - この列 には、割 り当 てられたアクションのアイコンが表 示 されます。
o
すべてのネットワークの通 信 を許 可
o
通 信 をブロック
リストのアイテム (
割 り当 てられたアクションを含 む) の設 定 を編 集 するには、アイテムを右 クリックして、[編 集 ] を選
択 します。 システム ルールの編 集 は上 級 ユーザーによってのみ実 施 されることが望 ましいですが、一 般 に
はシステムルールを編 集 しないことを強 くお勧 めします。
ユーザ定 義 システムルール
独 自 のシステム サービス ルール (
次 の図 を参 照 ) を定 義 するために新 しいダイアログを開 くには、[ユーザー システ
ム ルールの管 理 ] ボタンをクリックします。 システム サービスおよびプロトコルのリスト内 に表 示 されているいずれか
の項 目 について設 定 の編 集 を行 う場 合 、同 じダイアログが開 きます。 ダイアログ上 部 のセクションには、現 在 編
集 されたシステム ルールの詳 細 すべての概 要 が表 示 され、下 部 のセクションには選 択 した詳 細 が表 示 されます。
ルール詳 細 では、各 ボタンを使 用 して編 集 、追 加 、削 除 ができます。
109
詳 細 ルール設 定 は高 度 な設 定 であり、主 としてファイアウォール設 定 を完 全 に制 御 する必 要 のあるネット
ワーク管 理 者 を対 象 としています。 通 信 プロトコル、ネットワーク ポート番 号 、IP アドレス定 義 などについ
ての知 識 がない場 合 は、この設 定 を変 更 しないでください。 設 定 を変 更 する必 要 がある場 合 は、詳 細
について、各 ダイアログ ヘルプ ファイルを参 照 してください。
3.6.7. ログ
ログ ダイアログ内 の編 集 は、すべて経 験 のあるユーザーのみを対 象 としています。
ログ ダイアログでは、すべてのログに記 録 されたファイアウォール アクションとイベントのリストを確 認 することができま
す。2つのタブには関 連 するパラメータの詳 細 な説 明 が付 属 しています。
トラフィック ログ - このタブでは、ネットワークに接 続 しようとしたすべてのアプリケーションの活 動 に関 する
情 報 を表 示 します。 各 項 目 では、イベント時 刻 、アプリケーション名 、各 ログ アクション、ユーザー名 、
PID、トラフィック方 向 、プロトコル タイプ、リモートおよびローカル ポート番 号 、リモートおよびローカル IP ア
ドレスの情 報 などを見 ることができます。
110
信 頼 されたデータベース ログ - 信 頼 されたデータベースとは、常 にオンライン通 信 を許 可 できる認 証 さ
れ信 頼 されたアプリケーションに関 する情 報 を収 集 する AVG 内 部 データベースです。 新 しいアプリケー
ションが初 めてネットワークに接 続 しようとするとき (つまり、まだこのアプリケーションに指 定 されたファイア
ウォール ルールがない場 合 )、そのアプリケーションに対 してネットワーク通 信 を許 可 するかどうかを決 定 す
る必 要 があります。 まず、AVG は信 頼 されたデータベースを検 索 し、アプリケーションがリストにある場 合
は、自 動 的 にネットワークアクセスを付 与 します。 その後 に初 めて、データベースに利 用 できる情 報 がな
い場 合 、アプリケーションのネットワーク アクセスを許 可 するかどうかを確 認 するスタンドアロン ダイアログが
表 示 されます。
111
コントロール ボタン
リストを更 新 - すべてのログに記 録 されたパラメータは、各 属 性 によって時 系 列 (
日 付 ) あるいはアルファ
ベット順 (
他 のカラム) 等 でソート可 能 です。各 カラムヘッダーをクリックするだけです。 [リスト更 新 ] ボタン
を使 用 して、現 在 表 示 されている情 報 を更 新 します。
ログを削 除 - 表 のすべてのエントリを削 除 します。
3.7. AVG スキャン
デフォルトでは、AVG Internet Security はスキャンを実 行 しません。初 回 のスキャン (実 行 するよう指 示 されます)
の後 、常 に監 視 状 態 にある AVG Internet Security の常 駐 コンポーネントによって完 全 に保 護 され、悪 意 のある
コードはコンピュータに侵 入 できないためです。 もちろん、一 定 の間 隔 で実 行 されるようにスキャンのスケジュールを
設 定 し、または必 要 に応 じて適 宜 スキャンを手 動 で起 動 することも可 能 です。
AVG スキャン インターフェースはメイン ユーザーインターフェースから 2 つのセクションに分 かれたボタンを使 ってアクセ
スできます:
今 すぐスキャン - ボタンをクリックすると、全 コンピュータをスキャンを直 ちに起 動 し、[レポート] ウィンドウが
自 動 的 に開 いて進 行 状 況 と結 果 を確 認 できます。
オプション - このボタン (緑 色 の背 景 に水 平 の線 が 3本 表 示 されている)を選 択 すると、[スキャン オ
プション] ダイアログが開 き、スケジュールされたスキャンを管 理 したり、全 コンピュータをスキャン/特 定 のファ
イルとフォルダをスキャンのパラメータを編 集 したりできます。
112
[スキャン オプション] ダイアログには、3つのメイン スキャン設 定 セクションが表 示 されます:
o スケジュールされたスキャンを管 理 - このオプションををクリックすると、すべてのスキャン スケジュー
ルの概 要 が表 示 されたダイアログが新 たに開 きれます。 スキャンを個 別 に定 義 する前 に、一 覧 に
表 示 された、ソフトウェア ベンダーが事 前 に定 義 したスケジュール スキャンを参 照 できます。 スキャ
ンはデフォルトではオフになっています。 有 効 にするには、スキャンを右 クリックしてコンテキスト メ
ニューから [タスクを有 効 にする] オプションを選 択 します。 スケジュール スキャンが有 効 化 されると、
[スキャン スケジュールを編 集 ] ボタンを使 って設 定 を編 集 することができます。 [スキャン スケジュー
ルを追 加 ] ボタンをクリックすると、新 しい独 自 のスキャン スケジュールを作 成 することもできます。
o 全 コンピュータをスキャン /
設 定 - このボタンは 2つのセクションに分 かれています。 [全 コンピュー
タをスキャン] オプションをクリックすると、コンピュータ全 体 のスキャンが直 ちに開 始 されます (コンピュ
ータ全 体 のスキャンの詳 細 については、「事 前 に定 義 されたスキャン /全 コンピュータをスキャン」と
いう章 をそれぞれ参 照 してください)
。 [設 定 ] セクションをクリックすると、「全 コンピュータをスキャン」
の設 定 ダイアログに移 動 します。
o 特 定 のファイルとフォルダをスキャン /設 定 - このボタンも 2つのセクションに分 かれています。
[特 定 のファイルとフォルダをスキャン] オプションをクリックすると、コンピュータの選 択 した範 囲 のス
キャンが直 ちに開 始 されます (選 択 したファイルまたはフォルダのスキャンに関 する詳 細 は、「事 前
に定 義 されたスキャン /特 定 のファイルとフォルダのスキャン」という章 をそれぞれ参 照 してください)
。
[設 定 ] セクションをクリックすると、「特 定 のファイルとフォルダをスキャン」の設 定 ダイアログに移 動 し
ます。
o コンピュータ内 をルートキット スキャン /設 定 - コンピュータ内 をルートキット スキャンというラベル
の付 いたボタンの左 側 の部 分 は、ルートキット対 策 スキャンが直 ちに開 始 されます (ルートキットの
スキャンに関 する詳 細 は、「あらかじめ定 義 されたスキャン /コンピュータ内 をルートキット スキャン」
という章 をそれぞれ参 照 してください)
。 [設 定 ] セクションをクリックすると、ルートキット スキャンの設
定 ダイアログに移 動 します。
3.7.1. 定義済みスキャン
AVG Internet Securityのメイン機 能 の1つはオンデマンドのスキャンです。 オンデマンドのスキャンは、ウイルス感 染
の疑 いがある場 合 、コンピュータのさまざまな箇 所 をいつでもスキャンできるように設 計 されています。 いずれにせ
よ、このような検 査 を、たとえウイルスがコンピュータにないと思 われる場 合 でも、定 期 的 に実 行 することを強 く推 奨
します。
113
AVG Internet Security では、次 の種 類 のソフトウェアベンダーによってあらかじめ定 義 されたスキャンが表 示 され
ます。
3 .7 .1 .1 . コ ン ピ ュ ー タ 全 体 の ス キ ャ ン
全 コンピュータをスキャンは、コンピュータ全 体 をスキャンして、感 染 や不 要 と考 え得 るアプリケーションがあるかどう
か確 認 します。 このスキャンではコンピュータのすべてのハード ドライブがスキャンされ、ウイルス感 染 を検 出 して修
復 するか、検 出 した感 染 をウイルス隔 離 室 に移 します。 コンピュータ全 体 のスキャンは、最 低 でも週 に 1度 は実
行 されるようスケジュールすることが推 奨 されます。
スキャン実 行
全 コンピュータをスキャンは、[今 すぐスキャン] ボタンをクリックして、メイン ユーザーインターフェースから直 接 起
動 できます。 このタイプのスキャンについては、さらに特 別 な設 定 を行 う必 要 はありません。スキャンは直 ちに開 始
されます。 全 コンピュータをスキャンの進 行 状 況 ダイアログ (スクリーンショットを参 照 ) には、進 行 状 況 と結 果
が表 示 されます。 必 要 に応 じて、スキャンを一 時 的 に中 断 (
一 時 停 止 )、またはキャンセル (
停 止 ) することがで
きます。
スキャン設 定 編 集
[全 コンピュータをスキャン -設 定 ]ダイアログで、全 コンピュータをスキャン の設 定 を編 集 できます (ダイアログに
は、[スキャン オプション] ダイアログ内 の [全 コンピュータをスキャン] の [設 定 ] リンクを使 ってアクセスできます)
。デ
フォルトの設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 のみ変 更 することをお勧 めします。
114
スキャン パラメータのリストでは、必 要 に応 じて、特 定 のパラメータのオン/
オフを切 り替 えることができます。
感 染 を修 復 /
除 去 する際 に確 認 メッセージを表 示 しない (デフォルトではオン)
: スキャン実 行 中 にウイ
ルスが特 定 された際 、修 復 可 能 な場 合 は自 動 で修 復 されます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 で
きない場 合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 を報 告 する (デフォルトではオン)チェックを付 け
ると、ウイルスに加 えてスパイウェアのスキャンも有 効 になります。 スパイウェアは疑 わしいマルウェアのカテ
ゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部 は意 図 的 にインストー
ルできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくことをお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する (デフォルトではオフ)- チェックを付 けると、ス
パイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完 全 に問
題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、コンピュ
ータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可 能 性 が
あるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ)- このパラメータは、Cookie を検 出 するか否 かを指 定
します (HTTP Cook ie は、サイトのプリファレンスや電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザーに関 する
特 定 の情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)
。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオフ)- このパラメータを指 定 すると、ZIP や RAR などのアーカ
イブ内 に格 納 されているすべてのファイルがスキャンされます。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン)- ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 でのス
キャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャン中 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の 1つ
です。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオン)- スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ)- 特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがある
場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズムが
有 効 になり、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がない
115
ことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットのスキャン (デフォルトではオン)
: コンピュータ全 体 のスキャンにルートキット対 策 スキャンが含
まれます。 ルートキット対 策 スキャンを別 に実 行 することもできます。
追 加 スキャン設 定 - このリンクをクリックすると、新 しい [追 加 スキャン設 定 ] ダイアログが開 き、以 下 のパ
ラメータを指 定 できます:
o コンピュータのシャットダウン オプション - 実 行 中 のスキャン プロセスが終 了 したら自 動 的 にコン
ピュータをシャットダウンするかどうかを決 定 します。 このオプション (
スキャン完 了 時 にコンピュータ
をシャットダウン) を選 択 すると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータを
シャットダウンさせる新 しいオプション (
コンピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダウン
する) が有 効 になります。
o スキャンのファイル タイプ - 以 下 のスキャン設 定 も決 定 する必 要 があります:
すべてのファイル タイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区
切 ったリストを指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できま
す(
一 部 のプレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 が
ないファイルはスキャンされません)。これには、メディア ファイル (
ビデオ、オーディオ ファイル -多
くの場 合 、これらのファイルはサイズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いた
め、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時 間 がさらに短 縮 されます) が含 まれます。 ここで
も、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用 いて指 定 できます。
オプションとして、拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオ
ンになっています。変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡
張 子 のないファイルは不 審 であるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン実 行 速 度 を調 整 する - スライダーを使 用 して、スキャン処 理 の優 先 度 を変 更 できます。 デフォ
ルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。
116
あるいは、低 速 でスキャン処 理 を実 行 してシステム リソース負 荷 を最 小 化 したり(
コンピュータで作 業 を
続 ける必 要 があり、スキャンに時 間 がかかってもよい場 合 に便 利 です)、システム リソース消 費 量 の多 い
高 速 スキャン (
コンピュータが一 時 的 に使 用 されていない場 合 などに便 利 です) を実 行 したりできます。
追 加 スキャン レポートを設 定 - このリンクをクリックすると、新 しい [スキャン レポート] ダイアログが開
き、報 告 するスキャン結 果 の種 類 を選 択 できます:
警 告 :これらのスキャン設 定 は、新 規 に定 義 するスキャンのパラメータと同 一 です。これは「AVG スキャン /スキャン
スケジュール/スキャン方 法 」の章 で説 明 されています。 全 コンピュータをスキャンのデフォルト設 定 を変 更 するこ
とを決 定 した場 合 は、新 しい設 定 をデフォルト設 定 として保 存 し、その後 のすべてのコンピュータ全 体 のスキャンに
使 用 できます。
3 .7 .1 .2 . 特 定 の フ ァ イ ル と フ ォ ル ダ を ス キ ャ ン
特 定 のファイルとフォルダをスキャン - コンピュータの選 択 した領 域 のみスキャンします (
選 択 したフォルダ、ハード
ディスク、フロッピー ディスク、CD など)。 ウイルスが検 出 され、処 置 される場 合 のスキャンの進 行 状 況 は、コンピュ
ータ全 体 のスキャンを実 行 する場 合 と同 じです。検 出 されたウイルスは修 復 されるか、ウイルス隔 離 室 に移 されま
す。 特 定 のファイルとフォルダでは、ユーザー独 自 のスキャン設 定 とスケジュールを実 行 できます。
スキャン実 行
特 定 のファイルとフォルダをスキャンは、[スキャン オプション] ダイアログから [特 定 のファイルとフォルダをスキャ
ン] ボタンをクリックして直 接 起 動 できます。 [スキャンする特 定 のファイルとフォルダを選 択 ] という新 しいダイアロ
グが開 きます。 コンピュータのツリー構 成 内 でスキャンするフォルダを選 択 します。 選 択 した各 フォルダへのパスが自
動 的 に作 成 され、このダイアログの上 部 のテキスト ボックスに表 示 されます。 また、特 定 のフォルダを、すべてのサ
ブフォルダを除 外 してスキャンするオプションもあります。これを行 うには、自 動 生 成 されたパスの前 にマイナス記 号
「-」を入 力 します (
スクリーションショットを参 照 )。 スキャンからフォルダ全 体 を除 外 するには、「!
」パラメータを使 用
します。 スキャンを実 行 するには、[スキャン開 始 ] ボタンをクリックします。スキャン処 理 自 体 は基 本 的 に全 コン
ピュータをスキャンと同 じです。
117
スキャン設 定 編 集
特 定 のファイルとフォルダをスキャンの設 定 は、[特 定 のファイルとフォルダをスキャン -設 定 ] ダイアログで編 集
できます (このダイアログは [スキャン オプション] ダイアログにある特 定 のファイルとフォルダをスキャンするための設 定
リンクからアクセスできます)
。 デフォルトの設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 のみ変 更 することをお
勧 めします。
スキャン パラメータのリストでは、必 要 に応 じて、特 定 のパラメータのオン/
オフを切 り替 えることができます。
確 認 メッセージなしでウイルス感 染 を修 復 /
除 去 (デフォルトではオン)
: スキャン実 行 中 にウイルスが検
出 され、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 できます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 できない場
合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 について報 告 する (デフォルトではオン)
: チェッ
クを付 けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑
118
わしいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部
は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくこと
をお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する (デフォルトではオフ)
: チェックを付 け
ると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完
全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、
コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可
能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ)
: このパラメータは、Cookie を検 出 するか否 かを指 定 し
ます (HTTP Cook ie は、サイトのプリファレンスや電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザーに関 する
特 定 の情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)
。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオン)
: このパラメータは、ZIP や RAR などのアーカイブ内 に格
納 されているすべてのファイルをスキャンでチェックすることを指 定 します。
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン)
: ヒューリスティック分 析 (仮 想 コンピュータ環 境 でのス
キャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション)は、スキャン実 行 中 にウイルス検 出 に使 用 される方 法
の 1つです。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオフ)
: スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ)
: 特 定 の状 況 (コンピュータが感 染 している疑 いがある
場 合 など)が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けて、最 も完 全 なスキャン アルゴリズムを
有 効 にし、感 染 の可 能 性 が非 常 に低 いコンピュータ領 域 もスキャンすることができます。これにより、問 題
がないことが確 認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
追 加 スキャン設 定 - このリンクをクリックすると、新 しい [追 加 スキャン設 定 ] ダイアログが開 き、以 下 の
パラメータを指 定 できます:
119
o コンピュータのシャットダウン オプション - 実 行 中 のスキャン プロセスが終 了 したら自 動 的 にコン
ピュータをシャットダウンするかどうかを決 定 します。 このオプション (
スキャン完 了 時 にコンピュータ
をシャットダウン) を選 択 すると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータを
シャットダウンさせる新 しいオプション (
コンピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダウン
する) が有 効 になります。
o スキャンのファイル タイプ - 以 下 のスキャン設 定 も決 定 する必 要 があります:
すべてのファイル タイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区
切 ったリストを指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
選 択 されたファイルタイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できま
す(
一 部 のプレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 が
ないファイルはスキャンされません)。これには、メディア ファイル (
ビデオ、オーディオ ファイル -多
くの場 合 、これらのファイルはサイズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いた
め、このボックスのチェックを外 すと、スキャン時 間 がさらに短 縮 されます) が含 まれます。 ここで
も、必 ずスキャンする必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用 いて指 定 できます。
オプションとして、拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオ
ンになっています。変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡
張 子 のないファイルは不 審 であるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン実 行 速 度 を調 整 する - スライダーを使 用 して、スキャン処 理 の優 先 度 を変 更 できます。 デフォ
ルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。
あるいは、低 速 でスキャン処 理 を実 行 してシステム リソース負 荷 を最 小 化 したり(
コンピュータで作 業 を
続 ける必 要 があり、スキャンに時 間 がかかってもよい場 合 に便 利 です)、システム リソース消 費 量 の多 い
高 速 スキャン (
コンピュータが一 時 的 に使 用 されていない場 合 などに便 利 です) を実 行 したりできます。
追 加 スキャン レポートを設 定 する - このリンクをクリックすると、[スキャン レポート] ダイアログが開 き、
報 告 する検 出 結 果 の種 類 を選 択 できます:
警 告 :これらのスキャン設 定 は、新 規 に定 義 するスキャンのパラメータと同 一 です。これは「AVG スキャン /スキャン
スケジュール/スキャン方 法 」の章 で説 明 されています。 特 定 のファイルとフォルダをスキャンのデフォルトの設 定
を変 更 した場 合 は、新 しい設 定 をデフォルトの設 定 として保 存 し、その後 で実 行 する特 定 のファイルまたはフォル
ダのスキャンに使 用 することができます。 また、この設 定 はすべての新 規 スケジュールスキャンのテンプレートとして
使 用 されます (
すべてのカスタマイズ スキャンは、選 択 したファイルまたはフォルダのスキャンの現 在 の設 定 に基 づい
て実 行 されます)。
120
3 .7 .1 .3 . コ ン ピ ュ ー タ 内 の ル ー ト キ ッ ト ス キ ャ ン
コンピュータ内 のルートキット スキャンは、コンピュータ上 の悪 意 のあるソフトウェアの存 在 を隠 すプログラムや技
術 等 の危 険 なルートキットを検 出 し、効 果 的 に除 去 する特 別 なツールです。 ルートキットは、システムの所 有 者
や正 式 な管 理 者 の許 可 なくコンピュータ システムの基 本 的 なコントロールを実 行 するように設 計 されたプログラム
です。 スキャンすることで、あらかじめ定 義 されたルールに基 づいて、ルートキットを検 出 できます。 ルートキットが
検 出 されても、必 ずしも感 染 しているというわけではありません。 時 々 、ルートキットはドライバとして使 用 された
り、正 しいアプリケーションの一 部 の場 合 もあります。
スキャン実 行
コンピュータ内 のルートキットスキャンは、コンピュータ内 のルートキットスキャンボタンをクリックすることで、ス
キャン オプションダイアログから直 接 開 始 できます。 ルートキット対 策 スキャンの進 行 中 の新 しいダイアログが開
き、開 始 したスキャンの進 行 状 況 が表 示 されます。
スキャン設 定 編 集
ルートキット対 策 設 定 ダイアログでルートキット対 策 スキャンの設 定 を編 集 できます (ダイアログヘは、スキャン オ
プションダイアログで、ルートキットスキャンのためにコンピュータをスキャンの設 定 リンクを使 ってアクセスできます)
。デ
フォルトの設 定 を保 持 し、合 理 的 な理 由 がある場 合 のみ変 更 することをお勧 めします。
121
アプリケーションスキャンとドライバスキャンでは、ルートキット対 策 スキャンの対 象 を詳 細 に指 定 できます。 これ
らの設 定 は上 級 ユーザー向 けです。すべてのオプションをオンにしておくことをお勧 めします。 また、ルートキット ス
キャン モードを選 択 することもできます。
クイック ルートキット スキャン - 実 行 中 のすべてのプロセス、ロードされているすべてのドライバのほか、
システム フォルダ (
通 常 は c:\Windows) もスキャンします
フル ルートキット スキャン - 実 行 中 のすべてのプロセス、ロードされているすべてのドライバ、およびシス
テム フォルダ (
通 常 は c:\Windows) に加 えて、すべてのローカル ディスク (
フラッシュ ディスクは含 むが、フ
ロッピー ディスク/
CD ドライブは含 まない) をスキャンします
3.7.2. Windows エクスプローラのスキャン
AVG Internet Security では、全 コンピュータをスキャンあるいは特 定 領 域 のスキャンで実 行 されるあらかじめ定 義
されたスキャン以 外 にも、クイック スキャン オプションを使 用 して、Windows Explorer 環 境 で特 定 オブジェクトのス
キャンを直 接 実 行 できます。内 容 が不 明 なファイルを開 く場 合 、そのファイルのみをチェックできます。次 の方 法 で
実 行 します。
122
Windows Explorer で、チェックするファイル(あるいはフォルダ)を選 択 します。
マウスをオブジェクトに移 動 して右 クリックし、コンテキスト メニューを開 きます。
[ でスキャン] オプションを選 択 して、ファイルを AVG でスキャンしますAVG Internet Security
3.7.3. コマンド ライン スキャン
AVG Internet Securityには、コマンドラインからスキャンを実 行 するオプションがあります。 このオプションはサーバー
上 のインスタンスに対 して利 用 できます。あるいは、コンピュータのブート後 に自 動 的 に起 動 するバッチ スクリプトを
作 成 するときに利 用 できます。 コマンド ラインからスキャンを起 動 するときには、AVG のグラフィカル ユーザー インタ
ーフェースで提 供 されるほとんどのパラメータを使 用 できます。
コマンドラインから AVG スキャンを起 動 するには、AVG がインストールされているフォルダで次 のコマンドを実 行 しま
す。
32 ビット OS の場 合 avgscanx
64 ビット OS の場 合 avgscana
3 .7 .3 .1 . コ マ ン ド の 構 文
コマンドの構 文 は次 のとおりです。
avgscanx /parameter ... たとえば、コンピュータ全 体 のスキャンの場 合 avgscanx /comp
avgscanx /parameter /parameter .. 複 数 のパラメータを使 用 する場 合 、これらのパラメータをスペース
とスラッシュで区 切 り、1行 に並 べる必 要 があります。
パラメータが特 定 の値 を必 要 とする場 合 (
例 :/scan パラメータにはスキャンの対 象 として選 択 したコンピュ
ータの場 所 の情 報 が必 要 であり、選 択 した場 所 への正 確 なパスを指 定 する必 要 があります)は、値 をセ
123
ミコロンで区 切 る必 要 があります。例 :avgscanx /scan=C:\;D:\
3 .7 .3 .2 . ス キ ャ ン パ ラ メ ー タ
利 用 可 能 なパラメータの概 要 をすべて表 示 するには、パラメータ /
?または /
HELP を付 加 して該 当 するコマンドを
入 力 します (
例 :avgscanx /?)。 唯 一 の必 須 のパラメータは、スキャン対 象 のコンピュータ領 域 を指 定 する /
SCAN
です。 オプションの詳 細 については、「コマンド ライン パラメータ概 要 」を参 照 してください。
スキャンを実 行 するには、[Enter] を押 します。 スキャン中 は、Ctrl+C または Ctrl+Pause を押 して、プロセスを停
止 することができます。
3 .7 .3 .3 . グ ラ フ ィ ッ ク イ ン タ ー フ ェ ー ス か ら 起 動 す る C M D ス キ ャ ン
Windows セーフ モードでコンピュータを実 行 している場 合 、グラフィック ユーザーインターフェースからコマンドライン
スキャンを起 動 することもできます。
セーフ モードでは、コマンドラインからスキャンを実 行 します。 このダイアログでは、安 定 したグラフィック インターフェ
ースでスキャン パラメータを指 定 できます。
まず、スキャン対 象 のコンピュータの領 域 を選 択 します。 定 義 済 みの全 コンピュータをスキャン、または選 択 され
たフォルダまたはファイルをスキャンオプションを決 定 することができます。 3つ目 のオプションであるクイック スキャ
ンは、セーフモードで使 用 するための特 定 のスキャンを起 動 します。このスキャンは、起 動 に必 要 なコンピュータの
重 要 部 分 をすべて検 査 します。
次 のセクションのスキャン設 定 では、詳 細 なスキャン パラメータを指 定 できます。 デフォルトではすべてチェックされ
ています。特 別 な理 由 がある場 合 に限 り、パラメータのチェックを外 してください。
「不 要 と考 えられるアプリケーション」をスキャンする - スパイウェアを (
一 般 的 なウイルスに加 えて)ス
キャンします
Alternate Data Streams (NTFS のみ)をスキャン - NTFS Alternate Data Streams のスキャンは
Windows の機 能 であり、ハッカーによって、 データ、特 に悪 意 のあるコードを隠 したりするために悪 用 され
ます
124
ウイルス感 染 を自 動 的 に修 復 /除 去 する - 検 出 した感 染 にすべて対 処 し、自 動 的 に修 復 またはコ
ンピュータから除 去 します
アクティブなプロセスをスキャンする - コンピュータ メモリにロードされているプロセスとアプリケーションをス
キャンします
レジストリをスキャンする - Windows レジストリをスキャンします
マスター ブート レコード チェックを有 効 にする - パーティション テーブルとブート セクタをスキャンします
最 後 に、ダイアログの下 部 でスキャン レポートのファイル名 と種 類 を設 定 できます。
3 .7 .3 .4 . C M D ス キ ャ ン パ ラ メ ー タ
以 下 は、コマンドライン スキャンで利 用 可 能 なすべてのパラメータの一 覧 です。
/?
このトピックに関 するヘルプを表 示
/@
コマンド ファイル/
ファイル名 /
/ADS
Alternate Data Stream をスキャン (NTFSのみ)
/ARC
アーカイブをスキャン
/ARCBOMBSW
再 圧 縮 されたアーカイブ ファイルを報 告
/ARCBOMBSW
アーカイブ ボムを報 告 する (繰 り返 し圧 縮 されたアーカイブ)
/BOOT
MBR/ブート チェックを有 効 にする
/BOOTPATH
QuickScan を起 動
/CLEAN
自 動 的 にクリーンアップ
/CLOUDCHECK
誤 検 出 を確 認
/COMP
全 コンピュータをスキャン
/COO
Cookie をスキャン
/EXCLUDE
スキャンからパスまたはファイルを除 外
/EXT
指 定 した拡 張 子 のファイルをスキャン (例 :EXT=EXE,DLL)
/FORCESHUTDOWN スキャン完 了 時 にコンピュータを強 制 シャットダウンする
/HELP
このトピックに関 するヘルプを表 示
/HEUR
ヒューリスティック分 析 を使 用
/HIDDEN
拡 張 子 を偽 装 したファイルを報 告 する
/IGNLOCKED
ロックされたファイルを無 視
125
/INFECTABLEONLY
感 染 の可 能 性 がある拡 張 子 を持 つファイルのみスキャンする
/LOG
スキャン結 果 ファイルを生 成
/MACROW
マクロを報 告 する
/NOBREAK
CTRL-BREAK キーでの中 断 を許 可 しない
/NOEXT
これらの拡 張 子 をスキャンしない (例 :NOEXT=JPG)
/PRIORITY
スキャン優 先 度 (低 、自 動 、高 )を設 定 する (
「高 度 な設 定 /スキャン」を参 照 )
/PROC
アクティブなプロセスをスキャン
/PUP
不 要 と考 え得 るアプリケーションを報 告 する
/PUPEXT
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットを報 告 する
/PWDW
パスワード保 護 されたファイルを報 告 する
/QT
クイック テスト
/REG
レジストリをスキャン
/REPAPPEND
レポート ファイルに追 加
/REPOK
未 感 染 ファイルを「OK」として報 告 する
/REPORT
ファイルにレポート (ファイル名 )
/SCAN
特 定 のファイルまたはフォルダをスキャン (SCAN=path;path) (例 :/
SCAN=C:\;D:\)
/SHUTDOWN
スキャン完 了 時 にコンピュータをシャットダウン
/THOROUGHSCAN
完 全 スキャンを有 効 にする
/TRASH
感 染 ファイルをウイルス隔 離 室 に移 動
3.7.4. スキャンスケジュール
AVG Internet Security では、オンデマンドで (コンピュータにウイルスが侵 入 した疑 いがある場 合 など)またはスケ
ジュールに基 づいてスキャンを実 行 できます。 スケジュールに基 づいてスキャンを実 行 することを強 く推 奨 します。こ
の方 法 で、コンピュータが感 染 の可 能 性 から保 護 されていることを保 証 でき、スキャンがいつ起 動 しているかを考 え
る必 要 がありません。 全 コンピュータをスキャンを週 に 1度 以 上 定 期 的 に実 行 することをお勧 めします。 ただし、
可 能 な場 合 は、全 コンピュータのスキャンを毎 日 行 ってください。デフォルトのスキャンスケジュールはこのように設 定
されています。 コンピュータが常 にオンとなっている場 合 、作 業 時 間 外 にスキャンを実 行 するよう設 定 することがで
きます。 コンピュータがオフになっていたためスケジュールが実 行 されなかった場 合 に備 えて、コンピュータの起 動 時
にスキャンを実 行 するようにスケジュールを設 定 します。
スケジュールスキャンダイアログは、[スキャン オプション] ダイアログの [スケジュールされたスキャンを管 理 ] ボタン
からアクセスできます。ここではスキャンのスケジュールを作 成 または編 集 できます。 新 しいスケジュールスキャンダ
126
イアログが開 き、現 在 スケジュールされているすべてのスキャンの完 全 な概 要 が表 示 されます。
ダイアログ内 でユーザー個 別 のスキャンを指 定 できます。 スケジュール追 加 ボタンを使 用 して、新 しい独 自 のス
キャンスケジュールを作 成 することができます。 スケジュールスキャン (
または新 しいスケジュール設 定 ) のパラメータ
は、3つのタブで編 集 できます。
スケジュール
設定
場所
各 タブで「交 通 信 号 」ボタン
を [スケジュール スキャンを一 時 的 に無 効 にする] に切 り替 えます。必 要 に応 じ
て、もう一 度 このボタンをオンにします。
127
3 .7 .4 .1 . ス ケ ジ ュ ー ル
ダイアログの上 部 にある [スケジュール] タブには、現 在 定 義 されているスキャンのスケジュール名 を指 定 できるテキ
スト フィールドが表 示 されます。 スキャンには、必 ず簡 潔 で、分 かりやすく、適 切 な名 前 を使 用 して、後 で他 のス
キャンと簡 単 に区 別 できるようにしてください。 例 えば、「新 規 スキャン」あるいは「マイ スキャン」という名 前 は、実
際 にスキャンがチェックする対 象 を示 していないため、適 切 ではありません。 一 方 、分 かりやすい適 切 な名 前 の例
としては、「システム領 域 スキャン」などが挙 げられます。
このダイアログでは、さらに以 下 のスキャンパラメータを定 義 します。
スケジュール実 行 - ここでは、新 しくスケジュールされたスキャンを起 動 する時 間 間 隔 を指 定 できます。
タイミングは、一 定 の期 間 の後 に繰 り返 されるスキャン開 始 を設 定 (定 期 実 行 .
.
.
)または正 確 な日 時 を
設 定 (指 定 した時 間 に実 行 )
、あるいはスキャンの開 始 が関 連 付 けられるイベントを設 定 (コンピュータ起
動 時 に実 行 )する方 法 により定 義 できます。
高 度 なスケジュールオプション - このセクションでは、コンピュータが低 電 源 モードあるいは完 全 に電 源 オ
フになっている場 合 に、スキャンが実 行 される条 件 を定 義 できます。 スケジュール スキャンが指 定 した時
間 に起 動 すると、AVG システムトレイアイコン上 に開 かれるポップアップ ウィンドウで通 知 されます。 次
に、スケジュール スキャンが実 行 中 であることを通 知 する新 しい AVG システムトレイアイコン (フルカラーで
点 滅 表 示 )が表 示 されます。 AVG アイコンを右 クリックすると、コンテキスト メニューが開 き、実 行 中 のス
キャンを一 時 停 止 または停 止 することができます。また、現 在 実 行 中 のスキャンの優 先 度 も変 更 できま
す。
ダイアログ内 のコントロール
保 存 - このタブまたはこのダイアログの他 のタブで行 ったすべての変 更 を保 存 し、スケジュールスキャンの
概 要 に戻 ります。 このため、すべてのタブで検 査 パラメータを設 定 する場 合 は、必 要 な項 目 をすべて指
定 した後 でこのボタンを押 して保 存 してください。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、スケジュールスキャンの概 要 に戻 りま
す。
128
3 .7 .4 .2 . 設 定
ダイアログの上 部 にある [設 定 ] タブには、現 在 設 定 を行 っているスキャンのスケジュール名 を指 定 できるテキスト
フィールドが表 示 されます。 スキャンには、必 ず簡 潔 で、分 かりやすく、適 切 な名 前 を使 用 して、後 で他 のスキャ
ンと簡 単 に区 別 できるようにしてください。 例 えば、「新 規 スキャン」あるいは「マイ スキャン」という名 前 は、実 際 に
スキャンがチェックする対 象 を示 していないため、適 切 ではありません。 一 方 、分 かりやすい適 切 な名 前 の例 とし
ては、「システム領 域 スキャン」などが挙 げられます。
[設 定 ] タブには、任 意 でオン/
オフ可 能 なスキャン パラメータのリストが表 示 されます。 この設 定 を変 更 する合 理
的 な理 由 がない場 合 は、あらかじめ定 義 された設 定 を維 持 することをお勧 めします:
確 認 メッセージなしでウイルス感 染 を修 復 /
除 去 (デフォルトではオン)
:スキャン実 行 中 にウイルスが検
出 され、修 復 可 能 な場 合 は自 動 的 に修 復 できます。 感 染 したファイルを自 動 的 に修 復 できない場
合 、感 染 したオブジェクトはウイルス隔 離 室 に移 されます。
不 要 と考 え得 るアプリケーションとスパイウェアの脅 威 について報 告 する (デフォルトではオン)
:チェッ
クを付 けると、スキャンが有 効 になり、ウイルスに加 えてスパイウェアもスキャンされます。 スパイウェアは疑
わしいマルウェアのカテゴリに含 まれます。通 常 は、セキュリティリスクとなりますが、このプログラムの一 部
は意 図 的 にインストールできます。 コンピュータのセキュリティが高 まるため、この機 能 を有 効 にしておくこと
をお勧 めします。
不 要 と考 え得 るアプリケーションの拡 張 セットについて報 告 する (デフォルトではオフ): チェックを付 け
ると、スパイウェアの拡 張 パッケージを検 出 します。スパイウェアとは、製 造 元 から直 接 入 手 したときには完
全 に問 題 がなく無 害 ですが、後 から悪 意 のある目 的 で誤 用 されるおそれのあるプログラムです。 これは、
コンピュータ セキュリティをさらに高 めるための追 加 的 な手 段 ですが、合 法 的 なプログラムもブロックする可
能 性 があるため、デフォルトではオフになっています。
Tracking Cookie のスキャン (デフォルトではオフ): このパラメータを指 定 すると、スキャンで Cookie の検
出 を行 います (
HTTP Cook ie は、サイトの設 定 や電 子 ショッピング カートの内 容 など、ユーザー固 有 の
情 報 の認 証 、追 跡 、維 持 に使 用 されます)。
アーカイブ内 部 をスキャン (デフォルトではオフ): このパラメータを指 定 すると、ファイルが ZIP や RAR など
のアーカイブ内 に保 存 されている場 合 でも、スキャンではすべてのファイルがチェックされます。
129
ヒューリスティック分 析 を使 用 (デフォルトではオン): ヒューリスティック分 析 (
仮 想 コンピュータ環 境 でのス
キャン オブジェクトの命 令 の動 的 エミュレーション) は、スキャンの際 に使 用 されるウイルス検 出 方 法 の 1
つです。
システム環 境 をスキャン (デフォルトではオン): スキャンではコンピュータのシステム領 域 もチェックされま
す。
完 全 スキャンを有 効 にする (デフォルトではオフ): 特 定 の状 況 (
コンピュータが感 染 している疑 いがある
場 合 など) が発 生 した場 合 には、このオプションにチェックを付 けると、最 も完 全 なスキャン アルゴリズムが
有 効 になり、感 染 の可 能 性 が低 いコンピュータ領 域 もスキャンされます。これにより、問 題 がないことが確
認 できます。 ただし、この方 法 を実 行 すると多 少 時 間 がかかることにご留 意 ください。
ルートキットをスキャン (デフォルトではオン)
:ルートキット対 策 スキャンではルートキット、すなわち悪 意
のある活 動 をコンピュータ内 で隠 すことができるプログラムや技 術 がないかどうか、コンピュータを検 索 して
確 認 します。 ルートキットが検 出 されても、必 ずしもコンピュータが感 染 しているわけではありません。 場
合 によっては、通 常 のアプリケーションの特 定 のドライバやセクションが誤 ってルートキットとして検 出 されま
す。
追 加 スキャン設 定
このリンクをクリックすると、新 しい [追 加 スキャン設 定 ] ダイアログが開 きます。このダイアログでは、次 のパラメータ
を指 定 できます。
コンピュータのシャットダウン オプション - 実 行 中 のスキャン プロセスが終 了 したら自 動 的 にコンピュータ
をシャットダウンするかどうかを決 定 します。 このオプション (
スキャン完 了 時 にコンピュータをシャットダウン)
を選 択 すると、現 時 点 でコンピュータがロックされている場 合 でも、コンピュータをシャットダウンさせる新 し
いオプション (
コンピュータがロックされた場 合 、強 制 的 にシャットダウンする) が有 効 になります。
スキャンのファイル タイプ - 以 下 のスキャン設 定 も決 定 する必 要 があります:
o すべてのファイル タイプ このオプションでは、スキャンが不 要 なファイルの拡 張 子 をコンマで区 切 っ
たリストを指 定 することにより、スキャンの例 外 を定 義 できます。
130
o 選 択 されたファイル タイプ - 感 染 の可 能 性 のあるファイルのみをスキャンするよう指 定 できます
(一 部 のプレーン テキスト ファイルやその他 の非 実 行 可 能 ファイルなど、感 染 の可 能 性 がないファ
イルはスキャンされません)
。これには、メディア ファイル (ビデオ、オーディオ ファイル -これらのファイル
は多 くの場 合 、サイズが非 常 に大 きく、ウイルスに感 染 している可 能 性 が低 いため、このボックスの
チェックを外 すと、スキャン時 間 がさらに短 縮 されます)が含 まれます。 ここでも、必 ずスキャンする
必 要 があるファイルを、拡 張 子 を用 いて指 定 できます。
o 任 意 で拡 張 子 のないファイルをスキャンできます。このオプションはデフォルトではオンになってい
ます。変 更 する理 由 がない場 合 は、この設 定 を保 持 することをお勧 めします。 拡 張 子 のないファ
イルは不 審 であるため、常 にスキャンすることをお勧 めします。
スキャン速 度 を調 整
このセクションでは、システム リソースの使 用 状 況 に応 じて、希 望 するスキャン速 度 を指 定 することができます。 デ
フォルトでは、このオプションの値 は自 動 的 にリソースを使 用 するユーザー依 存 レベルに設 定 されています。 スキャ
ンの処 理 速 度 を高 めた場 合 、スキャンにかかる時 間 は短 くなりますが、スキャン実 行 中 に使 用 されるシステム リソ
ースの量 は大 幅 に増 え、PC での他 の作 業 の処 理 速 度 が低 下 します (
このオプションは、コンピュータの電 源 がオ
ンであり、コンピュータで作 業 をしているユーザーがいない場 合 に適 しています)。 一 方 、スキャンの時 間 を延 長 する
ことで、システム リソース使 用 量 を減 らすことができます。
追 加 スキャン レポートを設 定
[追 加 スキャン レポートを設 定 .
.
.] リンクをクリックすると、「スキャン レポート」というダイアログ ウィンドウが開 き、
報 告 する検 出 項 目 を選 択 できます:
ダイアログ内 のコントロール
保 存 - このタブまたはこのダイアログの他 のタブで行 ったすべての変 更 を保 存 し、スケジュールスキャンの
概 要 に戻 ります。 このため、すべてのタブで検 査 パラメータを設 定 する場 合 は、必 要 な項 目 をすべて指
定 した後 でこのボタンを押 して保 存 してください。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、スケジュールスキャンの概 要 に戻 りま
す。
131
3 .7 .4 .3 . 場 所
[場 所 ] タブでは、[全 コンピュータをスキャン] あるいは [特 定 のファイルとフォルダをスキャン] のどちらでスケジュールす
るかを定 義 できます。 特 定 のファイルまとフォルダをスキャンを選 択 する場 合 は、このダイアログの下 部 に表 示 され
るツリー構 造 がアクティブになり、スキャンするフォルダを選 択 できます (
スキャンするフォルダが見 つかるまでプラス ノ
ードをクリックして項 目 を展 開 します)。 各 ボックスにチェックを付 けると複 数 のフォルダを選 択 できます。 選 択 された
フォルダは、ダイアログ上 部 のテキスト フィールドに表 示 され、ドロップダウン メニューに選 択 されたスキャン履 歴 が
保 持 されます。 希 望 するフォルダへのフルパスを手 動 で入 力 することもできます (複 数 のパスを入 力 する場 合 は、
スペースを入 れずセミコロンで区 切 る必 要 があります)。
ツリー構 造 内 には、[特 別 な場 所 ] という部 分 もあります。 各 チェック ボックスにマークを付 けると、次 のようにスキャ
ンする場 所 の一 覧 が表 示 されます。
ローカル ハード ドライブ - コンピュータのすべてのハード ドライブ
プログラム ファイル
o C:\Program Files\
o 64 ビット バージョン C:\Program Files (x86)
マイ ドキュメント フォルダ
o Win XP: C:\Documents および Settings\Default User\My Documents\
o Windows Vista/7: C:\Users\user\Documents\
共 有 ドキュメント
o Win XP: C:\Documents および Settings\All Users\Documents\
o Windows Vista/7: C:\Users\Public\Documents\
132
Windows フォルダ - C:\Windows\
その他
o システム ドライブ - オペレーティング システムがインストールされているハードドライブ (
通 常 は C:)
o システム フォルダ - C:\Windows\System32\
o 一 時 ファイル フォルダ - C:\Documents および Settings\User\Local\ (Windows XP) または C:
\Users\user\AppData\Local\Temp\ (Windows Vista/7)
o 一 時 インターネット ファイル - C:\Documents および Settings\User\Local Settings\Temporary
Internet Files\ (Windows XP) または C:\Users\user\AppData\Local\Microsoft\Windows
\Temporary Internet Files (Windows Vista/7)
ダイアログ内 のコントロール
保 存 - このタブまたはこのダイアログの他 のタブで行 ったすべての変 更 を保 存 し、スケジュールスキャンの
概 要 に戻 ります。 このため、すべてのタブで検 査 パラメータを設 定 する場 合 は、必 要 な項 目 をすべて指
定 した後 でこのボタンを押 して保 存 してください。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、スケジュールスキャンの概 要 に戻 りま
す。
3.7.5. スキャン結果
スキャン結 果 概 要 ダイアログには、過 去 に実 行 されたすべてのスキャンの結 果 が一 覧 で表 示 されます。 この表
には、各 スキャン結 果 に関 する次 の情 報 が表 示 されます。
アイコン - 最 初 の列 に、スキャンの状 況 を示 す情 報 アイコンが表 示 されます。
o
感 染 は検 出 されませんでした、スキャンは完 了 しました
o
感 染 は検 出 されませんでした、スキャンは完 了 前 に中 断 されました
133
o
感 染 が検 出 されましたが、修 復 されませんでした。スキャンは完 了 しました
o
感 染 が検 出 されましたが、修 復 されませんでした。スキャンは完 了 前 に中 断 されました
o
感 染 が検 出 され、すべて修 復 または削 除 されました。スキャンは完 了 しました
o
感 染 が検 出 され、すべて修 復 または削 除 されました。スキャンは完 了 前 に中 断 されました
名 前 - この項 目 では個 々 のスキャン名 を表 示 します。 2つの事 前 に定 義 されたスキャンの 1つか、独
自 のスケジュール スキャンのいずれかです。
開 始 時 間 - スキャンが起 動 された正 確 な日 時 を示 します。
終 了 時 間 - スキャンが終 了 、一 時 停 止 、中 断 した正 確 な日 時 を示 します。
検 査 されたオブジェクト - スキャンされたすべてのオブジェクトの合 計 数 を示 します。
感 染 - 除去/
検 出 された感 染 の合 計 数 を示 します。
高 /中 /低 - 次 の 3項 目 では、重 要 度 が高 、中 、低 のそれぞれについて、検 出 された感 染 の数 を示
します。
ルートキット - スキャン中 に見 つかったルートキットの合 計 数 を示 します。
ダイアログでの操 作
詳 細 を見 る - ボタンをクリックすると、選 択 したスキャンに関 する詳 細 情 報 (表 の上 にハイライトされていま
す)
を参 照 できます。
結 果 を削 除 - ボタンをクリックすると、一 覧 表 から選 択 されたスキャン結 果 情 報 が削 除 されます。
- ダイアログ左 上 のセクションにある緑 色 の矢 印 を使 用 すると、メイン ユーザーインターフェースのコンポー
ネント概 要 に戻 ります。
3.7.6. スキャン結果の詳細
選 択 したスキャン結 果 の詳 細 情 報 の概 要 を開 くには、[詳 細 を表 示 ] ボタンをクリックすると、[スキャン結 果 概 要 ]
ダイアログにアクセスできます。 それぞれのスキャン結 果 の情 報 が詳 細 に記 載 された同 じダイアログ インターフェー
スにリダイレクトされます。 情 報 は 3つのタブに分 けられています:
概 要 - このタブにはスキャンに関 する基 本 情 報 が表 示 されます:スキャンが正 常 に完 了 したかどうか、脅
威 が見 つかったかどうか、および脅 威 をどう処 理 したかです。
詳 細 - このタブには、検 出 された脅 威 の詳 細 など、スキャンに関 するすべての情 報 が表 示 されます。 概
要 をファイルにエクスポートすると、.
csv ファイルにスキャン結 果 を保 存 できます。
検 出 - このタブはスキャン中 に脅 威 が検 出 された場 合 のみ表 示 され、その脅 威 に関 する詳 細 情 報 が提
示 されます。
低 い危 険 性 : 情 報 または警 告 で、実 際 の脅 威 ではありません。 通 常 はマクロを含 む文 書 、
パスワードで保 護 された文 書 またはアーカイブ、ロックされたファイルなどです。
134
中 程 度 の危 険 性 : 通 常 は不 要 と考 えられるアプリケーション (アドウェアなど)またはトラッキ
ング Cookie です
高 い危 険 性 : ウイルス、トロイの木 馬 、セキュリティ上 の弱 点 などの深 刻 な脅 威 です。ヒュー
リスティックの検 出 方 法 により検 出 されたオブジェクト、すなわちウイルス データベースにはまだ記 録 さ
れていない脅 威 も含 まれます。
3.8. AVG File Shredder
AVG File Shredder は、完 全 に安 全 な方 法 でファイルを削 除 するように設 計 されており、復 元 のための高 度 なソ
フトウェア ツールを使 用 してもまったく復 元 不 可 能 です。
ファイルまたはフォルダをシュレッダーにかけるには、ファイル マネージャ (Windows Explorer、Total Commander な
ど)を右 クリックし、コンテキスト メニューで [AVG で永 久 にシュレッダーにかける] を選 択 します。 ごみ箱 にある
ファイルもシュレッダーにかけることができます。 特 定 の場 所 にある特 定 のファイル (CD ROMなど)を確 実 にシュレッ
ダーにかけることができない場 合 、通 知 が表 示 されるか、またはコンテキスト メニューのオプションが使 用 可 能 な状
態 になりません。
常 にご留 意 ください:ファイルをシュレッダーにかけると、ファイルは永 久 に失 われます。
3.9. ウイルス隔離室
ウイルス隔 離 室 は、AVG スキャン中 に検 出 された不 審 なオブジェクトまたは感 染 したオブジェクトを管 理 する安
全 な環 境 です。 スキャン中 に感 染 したオブジェクトが検 出 され、AVG で自 動 的 に修 復 できない場 合 、この不 審
なオブジェクトの処 理 方 法 を決 定 するための画 面 が表 示 されます。 推 奨 される解 決 方 法 は、このオブジェクトをウ
イルス隔 離 室 に移 動 することです。 ウイルス隔 離 室 の主 な目 的 は、削 除 されたファイルを一 定 期 間 保 存 して
135
おき、そのファイルが元 の場 所 で必 要 がないものであることを確 認 できるようにすることです。 ファイルが存 在 しない
ことによって問 題 が発 生 する場 合 は、問 題 のファイルを分 析 に送 信 したり、元 の場 所 に復 元 したりできます。
ウイルス隔 離 室 インターフェースが別 ウィンドウで開 き、隔 離 された感 染 オブジェクトに関 する情 報 の概 要 が表 示
されます。
追 加 日 - 疑 わしいファイルが検 出 され、ウイルス隔 離 室 に移 動 された日 時 を表 示 します。
脅 威 - Identity コンポーネントを AVG Internet Security 内 にインストールすることを決 定 した場 合 、検
出 された深 刻 度 がこのセクションにグラフィック表 示 されます。深 刻 度 は、問 題 なし (緑 色 のドット 3個 )
から、非 常 に危 険 赤 のドット 3個 )までです。 また、感 染 の種 類 とその元 の場 所 に関 する情 報 も表 示
されます。 [詳 細 ] リンクをクリックすると、検 出 された脅 威 に関 する詳 細 情 報 が掲 載 されているオンライン
ウイルス百 科 事 典 のページに移 動 します。
ソース - AVG Internet Security のどのコンポーネントが各 脅 威 を検 出 したかを示 します。
通 知 - 非 常 にまれな状 況 では、この欄 に注 意 事 項 が表 示 され、検 出 された脅 威 のそれぞれについて、
詳 細 なコメントが提 供 されます。
コントロール ボタン
ウイルス隔 離 室 インターフェースでは次 のコントロール ボタンが利 用 できます。
復 元 - 感 染 ファイルをディスク上 の元 の場 所 に復 元 します。
場 所 を指 定 して復 元 - 感 染 したファイルを選 択 したフォルダに移 動 します。
分 析 に送 信 - このボタンは、上 記 の検 出 結 果 のリストでオブジェクトをハイライトした場 合 のみ選 択 可
能 になります。 その場 合 、さらに詳 細 な分 析 を行 うために、選 択 した検 出 ファイルを AVG ウイルス実 験
室 に送 信 するオプションが利 用 できます。 この機 能 は、主 に誤 検 出 、すなわち AVG により感 染 またはそ
の疑 いがあるものとして検 出 されたが、ユーザーは無 害 だと考 えるファイルを送 信 する場 合 に役 立 つもの
であることにご留 意 ください。
詳 細 - ウイルス隔 離 室 に隔 離 された特 定 の脅 威 に関 する詳 細 情 報 については、リスト内 の選 択 した
項 目 をハイライトし、[詳 細 ] ボタンをクリックすると、新 しいダイアログが開 いて検 出 された脅 威 の説 明 が
表 示 されます。
削 除 - 感 染 ファイルをウイルス隔 離 室 から完 全 に削 除 します。元 に戻 すことはできません。
空 にする - すべてのウイルス隔 離 室 内 のファイルを 完 全 に削 除 します。 ウイルス隔 離 室 から削 除 す
るとファイルはディスクから削 除 されるため、元 に戻 すことはできません (
ごみ箱 には移 動 されません)。
3.10. 履歴
[履 歴 ] セクションには、過 去 のすべてのイベント (たとえばアップデート、スキャン、検 出 、その他 )に加 え、これらの
イベントに関 するレポートが含 まれます。 このセクションは、メイン ユーザーインターフェース の [オプション /履 歴 ]
の項 目 からアクセスできます。 さらに、すべてのイベントが記 録 された履 歴 は、次 の部 分 に分 けられます。
スキャン結 果
常 駐 シールドの結 果
メール保 護 の結 果
136
オンラインシールドの結 果
イベント履 歴
ファイアウォール ログ
3.10.1. スキャン結果
スキャン結 果 の概 要 ダイアログには、AVG Internet Security メイン ウィンドウの上 の行 にあるナビゲーションの
[オプション / 履 歴 /スキャン結 果 ] メニュー 項 目 からアクセスできます。 ダイアログには、以 前 実 行 されたすべて
のスキャンと結 果 情 報 のリストが表 示 されます。
名 前 - スキャン指 定 。予 め定 義 されたスキャンの名 前 あるいは、自 分 のスケジュール済 のスキャンに付 け
られた名 前 です。 各 名 前 には、スキャン結 果 を示 すアイコンが表 示 されます。
- 緑 のアイコンはスキャン中 に感 染 が検 出 されなかったことを示 します。
- 青 のアイコンは、スキャン中 に感 染 があり、感 染 したオブジェクトは自 動 的 に除 去 されたこと
を知 らせています。
- 赤 のアイコンは、スキャン中 に感 染 が検 出 され、それを除 去 できなかったことを警 告 していま
す。
各 アイコンは完 全 な形 、または半 分 のアイコンで表 示 されます。完 全 な形 のアイコンは正 常 終
了 したスキャンを示 しています。半 分 になったアイコンはスキャンがキャンセルされたか中 断 された
ことを示 しています。
注 意 : 各 スキャンの詳 細 情 報 については、詳 細 を見 るボタン (
ダイアログ下 部 )からアクセス可 能
なスキャン結 果 ダイアログを参 照 してください。
開 始 時 間 - スキャンが実 行 された日 時
終 了 時 間 - スキャンが終 了 した日 時
137
スキャン済 オブジェクト - スキャンでチェックされたオブジェクトの数
感 染 - 検出/
除 去 されたウイルス感 染 の数
高 /中 - これらの項 目 は、重 要 度 が高 と中 のそれぞれについて、除 去 /
検 出 された感 染 の合 計 数 を示
します
情 報 - スキャン過 程 と結 果 に関 する情 報 (一 般 的 には完 了 か中 断 かの情 報 )
ルートキット - 検 出 されたルートキット数
コントロール ボタン
スキャン結 果 概 要 ダイアログには、以 下 のコントロールボタンがあります。
詳 細 を見 る - クリックすると、[スキャン結 果 ] ダイアログに切 り替 わり、選 択 したスキャンの詳 細 データを
表 示 します。
結 果 を削 除 - クリックすると、スキャン結 果 概 要 から選 択 したアイテムを削 除 します。
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
3.10.2. 常駐シールドの結果
常 駐 シールドサービスはコンピュータのコンポーネントの一 部 であり、ファイルがコピーされたり、開 かれたり、保 存
される時 にそのファイルをスキャンします。 ウイルスや何 らかの種 類 の脅 威 が検 出 されると、以 下 のダイアログ経 由
で即 時 に警 告 が表 示 されます。
警 告 ダイアログでは、検 出 され感 染 と判 断 されたオブジェクトに関 する情 報 (
脅 威 )、および認 められた感 染 の事
実 的 な説 明 (
説 明 ) が表 示 されます。 [詳 細 ] リンクをクリックすると、検 出 された脅 威 が既 知 のものである場 合 、
その詳 細 情 報 が記 載 されているオンライン ウイルス百 科 事 典 のページに移 動 します。 ダイアログでは、検 出 され
た脅 威 の対 処 方 法 について、可 能 な解 決 策 の概 要 を参 照 することもできます。 その他 の選 択 肢 が推 奨 として
表 示 されます:今 すぐユーザーを保 護 (
推 奨 )可 能 な限 り、常 にこのオプションに設 定 しておくことをお勧 め
します。
138
注 意 :検 出 されたオブジェクトのサイズがウイルス隔 離 室 の空 き領 域 上 限 を超 えている場 合 があります。 この場
合 、感 染 したオブジェクトをウイルス隔 離 室 に移 動 しようとすると、この問 題 を通 知 する警 告 メッセージがポップアッ
プ表 示 されます。 ただし、ウイルス隔 離 室 のサイズは変 更 することができます。 ウイルス隔 離 室 のサイズは、ハード
ディスクの実 際 のサイズに対 する調 整 可 能 な割 合 として定 義 されます。 ウイルス隔 離 室 のサイズを増 やすには、
[AVG 高 度 な設 定 ] の [ウイルス隔 離 室 サイズの上 限 ] オプションを使 用 して [ウイルス隔 離 室 ] ダイアログに移 動
します。
ダイアログの下 部 には [詳 細 を表 示 する] リンクがあります。 このリンクをクリックすると、新 しいウィンドウが開 き、感
染 の検 出 時 に実 行 していたプロセスに関 する詳 細 情 報 およびプロセス ID が表 示 されます。
常 駐 シールド検 出 のすべてのリストが常 駐 シールド検 出 ダイアログ内 の概 要 に表 示 されます。 このダイアログに
は、AVG Internet Security メイン ウィンドウの上 の行 にあるナビゲーションの [オプション / 履 歴 /常 駐 シールド
検 出 ] メニュー項 目 からアクセスできます。 ダイアログには、常 駐 シールドが危 険 とみなして検 出 し、修 復 あるいは
ウイルス隔 離 室 に移 動 したオブジェクトの概 要 が表 示 されます。
検 出 された各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
脅 威 の名 前 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (
場 合 によっては名 前 ) およびその場 所 。 [詳 細 ] リンクをク
リックすると、検 出 された脅 威 に関 する詳 細 情 報 が掲 載 されているオンライン ウイルス百 科 事 典 のページ
に移 動 します。
状 況 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 脅 威 が検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
プロセス - 検 出 ができるように、潜 在 的 に危 険 なオブジェクトを呼 び出 すために実 行 されたアクション
コントロール ボタン
更 新 - オンライン シールドの検 出 結 果 リストを更 新
139
エクスポート - 検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート
選 択 して削 除 - リスト内 で選 択 した項 目 をハイライトした後 にこのボタンをクリックすると、選 択 した項
目 が削 除 されます。
すべての脅 威 を削 除 - このボタンをクリックすると、ダイアログのリストにあるすべての項 目 を削 除 します。
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
3.10.3. Identity Protection の結果
Identity Protection の結 果 ダイアログには、AVG Internet Security メインウィンドウの上 にあるオプション / 履
歴 /Identity Protection の結 果 メニューからアクセスできます。
このダイアログには、Identity Protection コンポーネントによって検 出 された結 果 がすべて一 覧 で表 示 されます。
検 出 された各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
脅 威 の名 前 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (場 合 によっては名 前 )およびその場 所 。 [詳 細 ] リンクをク
リックすると、検 出 された脅 威 に関 する詳 細 情 報 が掲 載 されているオンライン ウイルス百 科 事 典 のページ
に移 動 します。
状 況 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 脅 威 が検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
プロセス - 検 出 ができるように、潜 在 的 に危 険 なオブジェクトを呼 び出 すために実 行 されたアクション
ダイアログの下 部 には、リストの下 に上 記 でリストされた検 出 オブジェクトの総 数 に関 する情 報 が表 示 されます。
さらに、検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート (リストをファイルにエクスポート)し、検 出 オブ
ジェクトのすべてのエントリを削 除 (リストを空 にする)ことができます。
140
コントロール ボタン
Identity Protection の結 果 インターフェースで利 用 できるコントロールボタンは次 の通 りです。
リストを更 新 - 検 出 された脅 威 のリストの更 新
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
3.10.4. メール保護の結果
メール保 護 の結 果 ダイアログには、AVG Internet Security メインウィンドウの上 にあるオプション / 履 歴 /メー
ル保 護 の結 果 メニューからアクセスできます。
このダイアログには、メールスキャナ コンポーネントによって検 出 された結 果 がすべて一 覧 で表 示 されます。 検 出 さ
れた各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
検 出 名 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (場 合 によっては名 前 )およびそのソース
結 果 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 不 審 なオブジェクトが検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
プロセス - 検 出 ができるように、潜 在 的 に危 険 なオブジェクトを呼 び出 すために実 行 されたアクション
ダイアログの下 部 には、リストの下 に上 記 でリストされた検 出 オブジェクトの総 数 に関 する情 報 が表 示 されます。
さらに、検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート (リストをファイルにエクスポート)し、検 出 オブ
ジェクトのすべてのエントリを削 除 (リストを空 にする)ことができます。
141
コントロール ボタン
メールスキャナ検 出 インターフェースで利 用 できるコントロールボタンは以 下 の通 りです。
リストを更 新 - 検 出 された脅 威 のリストの更 新
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
3.10.5. オンラインシールドの結果
オンライン シールド はウェブブラウザに表 示 され、コンピュータにダウンロードされる前 に、ウェブページの内 容 および
そこに含 まれる可 能 性 のあるファイルをスキャンします。 脅 威 が検 出 されると、次 のダイアログで即 時 に警 告 が表
示 されます。
警 告 ダイアログでは、検 出 され感 染 と判 断 されたオブジェクトに関 する情 報 (
脅 威 )、および認 められた感 染 の事
実 的 な説 明 (
オブジェクトの名 前 ) が表 示 されます。 詳 細 リンクをクリックすると、オンライン ウイルス百 科 事 典 に
移 動 します。ここでは、既 知 のウイルスであれば、検 出 された感 染 の詳 細 な情 報 を調 べることができます。 ダイア
ログには次 のコントロール エレメントがあります。
詳 細 を表 示 - リンクをクリックすると、新 しいポップアップ ウィンドウが開 き、感 染 が検 出 されたときに実 行
中 であったプロセスの情 報 とプロセス ID が表 示 されます。
閉 じる - ボタンをクリックすると、警 告 ダイアログを閉 じます。
疑 わしいウェブページは開 かれません。また、脅 威 の検 出 は オンラインシールド検 出 結 果 のリストにログ出 力 さ
れます。 検 出 された脅 威 の概 要 には、AVG Internet Security メイン ウィンドウの上 部 にある行 ナビゲーションの
[オプション / 履 歴 /オンライン シールド検 出 結 果 ] メニュー項 目 からアクセスできます。
142
検 出 された各 オブジェクトについて、以 下 の情 報 が提 供 されます。
脅 威 の名 前 - 検 出 されたオブジェクトの説 明 (
場 合 によっては名 前 )、およびそのソース (
ウェブページ)。
[詳 細 ] リンクをクリックすると、検 出 された脅 威 の詳 細 情 報 が記 載 されているオンライン ウイルス百 科 事
典 のページに移 動 します。
状 況 - 検 出 されたオブジェクトで実 行 されたアクション
検 出 時 刻 - 脅 威 が検 出 された日 時
オブジェクトタイプ - 検 出 されたオブジェクトの種 類
コントロール ボタン
更 新 - オンライン シールドの検 出 結 果 リストを更 新
エクスポート - 検 出 オブジェクトの完 全 なリストをファイルにエクスポート
- AVG メイン ダイアログ (コンポーネント概 要 )をデフォルトに戻 すには、このダイアログの左 上 端 にあ
る矢 印 を使 います。
143
3.10.6. イベント履歴
[イベント履 歴 ] ダイアログには、AVG Internet Security メイン ウィンドウの上 のナビゲーションにあるオプション /
履 歴 /イベント履 歴 メニュー項 目 からアクセスできます。 このダイアログでは、AVG Internet Security動 作 中 に
発 生 した重 要 なイベントのサマリを見 ることができます。 ダイアログでは次 のタイプのイベントの記 録 が表 示 されま
す。AVG アプリケーションのアップデートに関 する情 報 、スキャンの開 始 、終 了 、停 止 に関 する情 報 (
自 動 的 に実
行 されるテストを含 む)、ウイルス検 出 (
常 駐 シールドまたはスキャンによる)に関 連 するイベント情 報 (
発生場所な
ど)
、その他 の重 要 なイベント。
イベントごとに次 の情 報 が一 覧 表 示 されます。
イベント日 時 はイベントが発 生 した正 確 な日 付 と時 刻 です。
ユーザーはイベント発 生 時 にログインしていたユーザー名 を示 します。
ソースはイベントのトリガーとなったソース コンポーネントまたはその他 の AVG システムの一 部 に関 する情
報 です。
イベント説 明 は実 際 に発 生 したイベント内 容 の簡 単 な概 要 です。
コントロール ボタン
リスト更 新 - このボタンをクリックすると、イベント リストのすべてのエントリが更 新 されます。
閉 じる - このボタンをクリックすると、 AVG Internet Security メイン ウィンドウに戻 ります。
144
3.10.7. ファイアウォール ログ
このダイアログは高 度 な構 成 として用 意 されており、明 確 にその設 定 について知 っている場 合 を除 いて、
いずれの設 定 も変 更 しないことを推 奨 します!
ログ ダイアログでは、すべてのログに記 録 されたファイアウォール アクションとイベントのリストを確 認 することができま
す。2つのタブには関 連 するパラメータの詳 細 な説 明 が付 属 しています。
トラフィック ログ - このタブでは、ネットワークに接 続 しようとしたすべてのアプリケーションの活 動 に関 する
情 報 を表 示 します。 各 項 目 では、イベント時 刻 、アプリケーション名 、各 ログ アクション、ユーザー名 、
PID、トラフィック方 向 、プロトコル タイプ、リモートおよびローカル ポート番 号 、リモートおよびローカル IP ア
ドレスの情 報 などを見 ることができます。
信 頼 されたデータベース ログ - 信 頼 されたデータベースとは、常 にオンライン通 信 を許 可 できる認 証 さ
れ信 頼 されたアプリケーションに関 する情 報 を収 集 する AVG 内 部 データベースです。 新 しいアプリケー
ションが初 めてネットワークに接 続 しようとするとき (つまり、まだこのアプリケーションに指 定 されたファイア
ウォール ルールがない場 合 )、そのアプリケーションに対 してネットワーク通 信 を許 可 するかどうかを決 定 す
る必 要 があります。 まず、AVG は信 頼 されたデータベースを検 索 し、アプリケーションがリストにある場 合
は、自 動 的 にネットワークアクセスを付 与 します。 その後 に初 めて、データベースに利 用 できる情 報 がな
い場 合 、アプリケーションのネットワーク アクセスを許 可 するかどうかを確 認 するスタンドアロン ダイアログが
表 示 されます。
コントロール ボタン
リストを更 新 - すべてのログに記 録 されたパラメータは、各 属 性 によって時 系 列 (
日 付 ) あるいはアルファ
ベット順 (
他 のカラム) 等 でソート可 能 です。各 カラムヘッダーをクリックするだけです。 [リスト更 新 ] ボタン
を使 用 して、現 在 表 示 されている情 報 を更 新 します。
ログを削 除 - 表 のすべてのエントリを削 除 します。
145
3.11. AVG 更新
アップデートが定 期 的 に実 行 されていない場 合 、セキュリティソフトウェアは脅 威 からの保 護 を保 証 できません。 ウ
イルス作 成 者 はソフトウェアとオペレーティング システムの両 方 の新 しい欠 陥 を常 に探 して、それを利 用 しようとして
います。 新 しいウイルス、新 しいマルウェア、新 しいハッキング攻 撃 は日 々 出 現 しています。 このため、ソフトウェア
ベンダーはアップデートとセキュリティパッチを継 続 的 に発 行 し、発 見 されたセキュリティホールを修 正 しています。
あらゆるコンピュータの脅 威 が新 しく出 現 し、高 速 で拡 大 することを考 えると、AVG Internet Security を定 期 的
にアップデートすることは絶 対 に不 可 欠 です。 最 善 の方 法 は、自 動 アップデートが設 定 されているプログラムのデ
フォルト設 定 に従 うことです。 AVG Internet Security のウイルスデータベースが最 新 でない場 合 、プログラムは最
新 の脅 威 を検 出 できません。
お使 いの AVG を定 期 的 に更 新 することは非 常 に重 要 です。 可 能 な限 り、ウイルス定 義 の更 新 を毎 日
実 行 してください。 緊 急 度 の低 いプログラムのアップデートは週 次 で実 行 してもかまいません。
最 高 のセキュリティを実 現 するために、デフォルトでは、AVG Internet Security が 2時 間 ごとに新 しいウイルスデ
ータベースのアップデートを検 索 するようにスケジュール設 定 されています。 AVG 更 新 は定 められたスケジュールで
はなく、新 しい脅 威 の量 と重 要 度 に応 じてリリースされるため、AVG ウイルスデータベースが常 に最 新 の状 態 であ
ることを保 証 するためにはこのチェック機 能 が非 常 に重 要 です。
新 しいアップデート ファイルをただちに確 認 する場 合 は、メイン ユーザーインターフェースの [すぐにアップデート] ク
イック リンクを使 用 します。 このリンクはいつでもユーザーインターフェース ダイアログから利 用 できます。 アップデート
を開 始 すると、AVG はまず利 用 可 能 な新 しいアップデート ファイルがあるかどうかを確 認 します。 ある場 合 、AVG
Internet Security はダウンロードを開 始 し、アップデート プロセスを開 始 します。 AVG システムトレイアイコンのス
ライド ダイアログに、アップデート結 果 についての情 報 が表 示 されます。
アップデートの実 行 回 数 を減 らす場 合 は、独 自 のアップデート実 行 パラメータを設 定 できます。 しかし、1 日 に少
なくとも 1回 アップデートを実 行 することを強 くお勧 めします。 設 定 は [高 度 な設 定 /
スケジュール] セクション
で編 集 できます。具 体 的 には次 のダイアログが表 示 されます。
定 義 アップデート スケジュール
スパム対 策 アップデート スケジュール
3.12. FAQ およびテクニカルサポート
AVG Internet Securityアプリケーションに関 する販 売 や技 術 的 な問 題 がある場 合 は、さまざまな方 法 でサポート
を検 索 できます。次 のオプションから選 択 してください。
サポートを利 用 する: AVG アプリケーションから AVG ウェブサイト(http://www.avg.com/)の専 用 カスタマ
ーサポートページを表 示 できます。ヘルプ /サポートを利 用 する メイン メニュー項 目 を選 択 すると、利
用 可 能 なサポート手 段 が掲 載 された AVG ウェブサイトに移 動 します。続 行 するには、Web ページの指
示 に従 ってください。
サポート (メイン メニューのリンク): AVG アプリケーション メニュー (メイン ユーザーインターフェースの上
の [サポート] リンクをクリックすると、新 しいダイアログが開 き、ヘルプの依 頼 に必 要 になる可 能 性 のある
あらゆる種 類 の情 報 が表 示 されます。このダイアログにはインストールされている AVG プログラムに関 する
基 本 データ (プログラム/
データベース バージョン)、ライセンス詳 細 情 報 、クイック サポート リンクの一 覧 が
表 示 されます。
ヘルプ ファイルのトラブルシューティング: 新 しいトラブルシューティング セクションは、AVG Internet
Securityに含 まれるヘルプファイルで直 接 使 用 可 能 です (ヘルプ ファイルを開 くには、アプリケーションの
ダイアログで F1 キーを押 します)。このセクションには、ユーザーが技 術 的 な問 題 について専 門 家 のヘル
プを検 索 するときに最 も多 く発 生 している状 況 の一 覧 が表 示 されます。現 在 発 生 している問 題 に最 も
146
近 い状 況 を選 択 してクリックすると、問 題 の解 決 策 を示 す詳 細 手 順 が表 示 されます。
AVG ウェブサイトのサポート センター: AVG ウェブサイト(http://www.avg.com/)で問 題 の解 決 策 を検
索 することもできます。「サポート」セクションには、販 売 上 の問 題 と技 術 的 な問 題 の両 方 を取 り扱 うテ
ーマ別 のグループの概 要 、よくある質 問 の体 系 的 なセクション、および利 用 可 能 なすべての連 絡 先 が掲
載 されています。
AVG ThreatLabs: AVG 関 連 の専 門 ウェブサイト (http://www.avgthreatlabs.com/website-safetyreports/)であり、ウイルス問 題 に特 化 し、オンラインの脅 威 についての概 要 を提 供 します。また、ウイルス
やスパイウェアの駆 除 手 順 や脅 威 に対 する保 護 方 法 の提 案 も確 認 できます。
ディスカッション フォーラム: AVG ユーザーのディスカッション フォーラム(http://community.avg.com)も利
用 できます。
147
4. AVG PC TuneUp
本 ユーザーマニュアルのこの部 分 はAVG PC TuneUpについての総 合 的 なユーザードキュメントです。
AVG PC TuneUpセットにより、ユーザーはPCを最 適 化 するための30以 上 のツールをご利 用 になれます。このソフ
トウェアを使 用 すると、PC やノートパソコン、あるいはネットブックをあまり費 用 をかけることなく最 適 な状 態 にできま
す。
AVG PC TuneUp を使 って、最 適 な状 態 の PC をお楽 しみください。
148
4.1. ダッシュボード
新 しいAVG PC TuneUpダッシュボードは、すべての機 能 と最 適 化 オプションにアクセスできます。
全 体 的 な最 適 化 のステータス
全 体 的 な最 適 化 のステータス(画 面 上 の丸 部 分 )は、 AVG PC TuneUp により提 供 されたオプションをどの程 度
すでに使 用 しているかを示 します。 表 示 されるパーセンテージは、各 チューニングカテゴリーの最 適 化 の合 計 です
メンテナンス 速 度 アップ 空 き領 域 を増 やすおよび問 題 を修 正 する)。
PC モード
PC モードの領 域 では、Windows のオペレーション システムのためにはどのモードをオンにするべきかを決 めることが
できます。
詳 細 は、PC モードをご覧 ください。
フライトモード
このエリアはノート型 パソコンのみで有 効 で、その他 はグレーとなります。 シンプルなスイッチにより、ノート型 パソコン
上 のすべてのワイヤレス ネットワークをオフにできます。
詳 細 は、フライトモードをご覧 ください。
149
レスキューセンター
このボタンを使 用 し、AVG PC TuneUpで行 った変 更 を元 に戻 すか、システムリカバリを行 います 。
詳 細 は、システム保 護 をご覧 ください。
メニューバー
メニューバーでは AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログやこのプログラムと個 々 のモジュールについての情 報 に
アクセスできます。
詳 細 はメニューバーをご覧 ください。
5 つのカテゴリタイトル
AVG PC TuneUpダッシュボードのメイン領 域 は 5つのカテゴリからなり、AVG PC TuneUp の重 要 な機 能 にすば
やく、テーマごとにアクセスできます。
メンテナンス
このカテゴリでは、1回 のクリックで、最 適 化 したシステムパフォーマンスを維 持 し、コンピュータをクリーンアップすること
ができます。
詳 細 については、メンテナンスをご覧 ください。
速 度 アップ
このカテゴリでは、不 要 なプログラムを無 効 あるいはアンインストールし、システムやデータをクリーンアップすることが
できます。
詳 細 については、速 度 アップをご覧 ください。
空 き領 域 を増 やす
このカテゴリでは、システマティックに不 要 なデータをシステムから削 除 できます。
詳 細 については、空 き領 域 を増 やすをご覧 ください。
問 題 の修 正
このカテゴリでは、万 が一 生 じた問 題 の簡 単 な解 決 法 が見 つかります。
詳 細 は問 題 の修 正 をご覧 ください。
すべての機 能
この最 後 のカテゴリリストでは、 AVG PC TuneUpで使 用 するすべての機 能 をアプリケーション領 域 ごとに整 理 して
一 覧 表 示 します。
詳 細 はすべての機 能 をご覧 ください。
150
4.1.1. システム保護
以 下 の章 では、AVGRescue Center モジュールを使 用 して、AVG PC TuneUpで行 われた変 更 を元 に戻 す方
法 を説 明 します。 AVG Rescue Center を使 って、システムの復 元 、すなわちAVG PC TuneUpを使 わずに行 っ
た変 更 を元 に戻 すことができます。
システム復 元
AVG Rescue Center は、AVG PC TuneUp だけでなく他 のアプリケーションで行 った変 更 も取 り消 すことが可 能
です。 AVG Rescue Center は、Windows システムの復 元 機 能 との組 み込 みが可 能 です。
Windows は定 期 的 に復 元 ポイントを作 成 します。 システムの調 子 がおかしくなった場 合 は、いつでもこの復 元 ポ
イントのうちの 1つに戻 れます。 するとその時 のシステムの状 態 が復 元 され、それ以 後 に加 えられた変 更 はすべて
無 効 となります。
AVG Rescue Center はどこにありますか?
AVGRescue Center は常 に手 元 にあります。AVG Rescue Centerにアクセスし、 Dashboardの右 下 にある
Rescue Center ボタンをクリックします。 ボタンは各 モジュールにあります。
4 .1 .1 .1 . 変 更 を 元 に 戻 す
ダッシュボードの右 下 にある Rescue Center ボタンをクリックし、AVG Rescue Center モジュールを起 動 します。
または、ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、 AVG PC TuneUpの Rescue Centerを開 くを選 択 して、モジュ
ールを起 動 することもできます。
AVG Rescue Center の右 側 の欄 には、保 存 されているすべてのバックアップがモジュール名 または日 付 順 で一 覧
表 示 され、各 項 目 について、変 更 された設 定 の数 、変 更 日 時 、および変 更 によって解 放 されたディスク領 域 が
示 されます。
詳 細 を表 示
[詳 細 ] ボタンをクリックすると、実 行 された変 更 の詳 しいログに移 動 します。 ただし、このログは表 示 専 用 です。
選 択 した変 更 のみを元 に戻 すことはできません。 そのため、誤 って削 除 してしまったファイルを 1つ復 元 したいがた
めに、多 数 の不 要 なファイルを同 時 に復 元 しなければならないこともあります。
削除
バックアップが必 要 ないことが確 実 である場 合 、このボタンを使 用 して完 全 に削 除 することができます。
復元
このボタンは、システムの状 態 を選 択 したバックアップ以 前 の状 態 に戻 します。
4 .1 .1 .2 . シ ス テ ム の 復 元
ダッシュボードの右 下 にある Rescue Center ボタンをクリックし、AVG Rescue Center モジュールを起 動 します。
または、ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、 AVG PC TuneUpの Rescue Centerを開 くを選 択 して、モジュ
ールを起 動 することもできます。
151
システムの復 元 をクリックします。
AVG Rescue Center の右 側 の欄 には、保 存 されているすべてのバックアップのリストが表 示 され、各 バックアップ
の変 更 日 時 も表 示 されます。
バックアップを作 成
このボタンを使 用 して、システム復 元 ポイントを作 成 します。 復 元 ポイントには、システムの状 態 を後 で判 別 でき
るような名 前 を付 けてください。
システム復 元 ポイントには設 定 ファイルやシステム ファイルの状 態 が保 存 されるため、システムに大 幅 な変
更 (プログラムのインストールなど)を加 える前 に、復 元 ポイントを作 成 することをお勧 めします。 そうすれ
ば、インストール時 に何 かトラブルが生 じたり、その後 コンピュータがいつものように動 作 しなくなった場 合 、シ
ステムをいつでもオリジナルの状 態 に戻 すことができます。
削除
バックアップが必 要 ないことが確 実 である場 合 、このボタンを使 用 して完 全 に削 除 することができます。
復元
このボタンを使 用 して、システムを、選 択 したバックアップ以 前 の状 態 に戻 します。 それには、システムの再 起 動 が
必 要 です。
この機 能 は、システムに変 更 を加 えた後 でコンピュータが正 常 に動 作 しなくなった場 合 に役 立 ちます。
まず、元 に戻 すシステム変 更 の数 を最 小 に抑 えるため、最 新 の復 元 ポイントを選 択 します。
4 .1 .1 .3 . 設 定 の 変 更
AVG Rescue Center の設 定 を変 更 することができます。 AVG Rescue Center で、設 定 ボタンをクリックします。
また、ダッシュボードから設 定 にアクセスする方 法 もあります。 メニューバーで、設 定 をクリックし、Rescue Center
保 護 項 目 (新 たにトリガされた設 定 ダイアログの左 側 のリスト)をクリックします。
Rescue Center 保 護
各 AVG PC TuneUp モジュールは、標 準 でAVG Rescue Center により保 護 されています。 この関 連 チェックボッ
クスのチェックを外 すと、各 モジュールへのサポートを無 効 にできます。
バックアップ
ここではAVG Rescue Center の個 々 のバックアップを保 存 する期 間 を指 定 します。 既 定 では、バックアップは 2
週 間 後 に自 動 的 に削 除 され、最 大 60のバックアップが保 存 されます。
ディスク領 域 を節 約 したいという理 由 でAVG Rescue Center 保 護 を過 度 に制 限 しないでください。 この保
護 機 能 は問 題 が生 じた際 の最 終 的 な復 旧 手 段 としてとても有 用 で、通 常 ハードディスクのディスク領 域
を多 少 節 約 するよりも重 要 です。
152
4.2. PC モード
PC モードの領 域 では、Windows のオペレーション システムのためにはどのモードをオンにするべきかを決 めることが
できます。
エコノミー モード
AVG エコノミーモードを使 って、ディスプレイやハードウェア コンポーネント、あるいは不 要 な機 能 をオフにする
ことにより、コンピュータの電 力 消 費 を低 減 させることができます。
詳 細 は、エコノミー モードをご覧 ください。
スタンダード モード
スタンダード モードは、Windows の通 常 オペレーションでもあります。
詳 細 は、機 内 モードをご覧 ください。
ターボ モード
AVGターボ モードを使 って、 システムにいつでもパーフォマンス強 化 を追 加 でき、個 人 のニーズに合 わせてカ
スタマイズすることができます。
詳 細 は、ターボ モードをご覧 ください。
4.2.1. エコノミー モード
この章 では、どんなときにエコノミーモードが便 利 であり エコノミー モードをオンにすると何 が起 こるかを説 明 し
ます。 さらに、どのようにエコノミー モードをオンにし、設 定 するのかの手 引 きも得 られます。
エコノミー モードとは?
エコノミーモードは、電 力 を節 約 する AVG PC TuneUpのインテリジェントなモジュールです。 エコノミー モードで
は、必 要 なときにすぐに省 電 力 に配 慮 できます。 コンピュータをエコノミー モードに切 替 えると、現 在 バックグラウ
ンドで実 行 されているけれども、特 に必 要 ではないハードウェアやタスク、プログラム、機 能 が消 費 している電 力 が
低 下 します。 これらはオフになるので、消 費 電 力 (電 気 代 も)が明 らかに低 下 します。
エコノミー モードをオンにするのはどんな場 合 ですか?
エコノミー モードを使 えば、デスクトップ PCの電 力 消 費 を明 確 に低 減 したり、コンセント電 源 が利 用 できない時 に
ラップトップのバッテリー稼 働 時 間 を長 くすることができます。 エコノミー モードをオンにすることで、いくつかの機 能 が
オフになりますが、エコノミー モードをオフにすると再 び使 用 できるようになります。
エコノミー モードでどのくらい電 力 が節 約 できるか、どこでわかりますか?
ランプ方 式 を使 って、エコノミー モードのウィザードは、その設 定 によって実 際 にどのくらい電 力 を節 約 しているか
を表 示 します。 全 体 的 節 約 の右 隣 のバーが緑 の場 合 は、省 電 力 が高 いことを示 しています。 黄 色 いバーは省
電 力 が中 レベル、赤 は低 いレベルであることを示 しています。
153
例 えば、サービス の領 域 で省 電 力 がどの程 度 かは、領 域 の右 隣 にあるナビゲーション バーにバーの色 で直 接 表
示 されます。
コンピュータをエコノミー モードに切 り替 える方 法
AVG PC TuneUp ダッシュボードの左 下 に 3つのスイッチがあります。 左 側 のスイッチがエコノミー モード用 です。
このスイッチをクリックすると、コンピュータがエコノミー モードに切 り替 わります。 AVG アイコンがタスクバーの通 知 領
域 に表 示 され、エコノミーモードがオンであることを知 らせます。
また、エコノミーモードのスイッチには、タスクバーの通 知 領 域 にあるAVG PC TuneUp アイコンから直 接 アクセスす
ることもできます。 それには、アイコンを左 クリックします。 ポップアップ ウィンドウが開 き、左 下 にエコノミー モードのス
イッチが表 示 されます。
エコノミー モードがオンになっているかどうかを知 る方 法
エコノミー モードがオンになると、AVG PC TuneUpアイコンがタスクバーの通 知 領 域 (右 下 隅 の時 刻 の隣 )にエコノ
ミー モードがオンになっていることが表 示 されます。 さらに、ダッシュボードのスイッチでもそれがわかります。
ユーザー独 自 の AVG エコノミー モードを設 定 する方 法
最 初 に エコノミー モード をオンにするとウィンドウが開 き、そこでカスタマイズしたエコノミー モードが設 定 できます。
ここでエコノミー モード にプリセットされたオプションを適 用 するか、あるいはニーズに合 わせて自 分 で設 定 するかど
うかを決 めます。
詳 細 は、エコノミー モードの設 定 をご覧 ください。
4 .2 .1 .1 . エ コ ノ ミ ー モ ー ド の 設 定
ダッシュボードにあるメニュー バーで [設 定 ] をクリックしてから、[エコノミーモード] エリアを選 択 し、そこにある [設
定 ウィザードを開 く] ボタンをクリックして、AVG エコノミーモード を設 定 するためのウィザードを起 動 します。 また
は、ダッシュボードのすべての機 能 を開 き、コンピュータでエコノミーモードをオンにするエントリの隣 にある小 さい
ギアウィールボタンをクリックします。
'エコノミー モードがすでにオンになっている場 合 、ウィザードを再 度 実 行 する必 要 はありません。 エコノミー
モード設 定 は、AVG の中 央 設 定 ダイアログ(エコノミー モード項 目 )で直 接 変 更 できます。 適 切 なボックス
をチェックし(もしくはチェックを外 し)、[適 用 ] をクリックするだけです。
エコノミー モード を自 分 なりに構 成 するには、エコノミー モード がオンになっている間 、どのハードウェア コンポーネ
ント、サービス、機 能 が省 電 力 のため一 時 的 にオフにしてよいかを選 択 します。 オフにする項 目 が多 ければ多 い
ほど、省 電 力 が顕 著 になります。
154
一般設定
ここでは、システムのパフォーマンスを低 下 させ、視 覚 的 効 果 をオフにする設 定 機 能 も利 用 可 能 にするかどうか指
定 できます。 さらに、コンピュータが再 起 動 したときに、エコノミー モード はオンのままにするかどうかも選 択 できま
す。
画面
コンピュータの画 面 は、ハードディスクやプロセッサなどのハードウェア コンポーネントより多 くの電 力 を消 費 すること
があります。 画 面 の明 るさを下 げたり、コンピュータを現 在 使 っていないときに画 面 を早 めにオフにすると、電 力 消
費 は明 確 に低 減 します。
画 面 の明 るさ(ノート型 パソコンのみ)
全 般 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 に全 般 的 な画 面 の明 るさをどの程 度 下 げるか指 定 し
ます。
暗 くする場 合 :この設 定 では、エコノミー モードがオンのときに画 面 を暗 くする場 合 、明 るさをどの程 度 下 げ
るか指 定 します。
画 面 の動 作
オフにする:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 に画 面 をオフにするまでの時 間 を指 定 します。
調 光 (ラップトップのみ):この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 に画 面 を暗 くするまでの時 間 を指 定
します。
ハード ウェア
ハードウェア コンポーネントを一 時 的 にオフにすると、コンピュータの電 力 消 費 量 は低 下 します。 また、すべてのコ
ンピュータでは接 続 されたデバイスを検 出 したり、そのデバイスを使 用 するために必 要 な機 能 を提 供 したりする多
数 のサービスがバックグラウンドで稼 動 しています。 コンピュータの電 力 消 費 を下 げるため、このサポートを制 限 す
ることができます。
ハードウェア コンポーネント
ハードディスクのスタンバイ:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にハードディスクがスタンバイ モード
になるまでの時 間 を指 定 します。
プロセッサの省 電 力 設 定 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にプロセッサの省 電 力 をどの程 度
にするか指 定 します。
ワイヤレスアダプタの省 電 力 設 定 (Windows Vista および7のみ):この設 定 では、エコノミー モードがオンの
場 合 にワイヤレス アダプタの省 電 力 をどの程 度 にするか指 定 します。
外 部 デバイスとの接 続
モバイル デバイスとの同 期 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 は住 所 、メール、音 楽 ファイルな
どが携 帯 電 話 や携 帯 用 メディア プレイヤーと同 期 されず、デバイスが接 続 されたときに関 連 するプログラム
が自 動 的 に起 動 する機 能 もオフになります。
デジタル カメラおよびスキャナのサポート:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、デジタル カメラから
155
画 像 をインポートしたり、画 像 をスキャンしたりできません。
サービス
オペレーション システムは、大 部 分 のユーザーが認 識 しているよりはるかに多 くのタスクを実 行 しています。 必 ずし
も必 要 ではない多 数 のプログラムやサービスがバックグラウンドで常 時 実 行 され、電 力 を浪 費 しています。 これら
の機 能 の中 でまったく使 用 しないものがある場 合 は、無 効 にして、コンピュータの電 力 消 費 量 を恒 久 的 に低 減 す
ることができます。
バックグラウンド機 能
メディア ライブラリのネットワーク共 有 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、他 のネットワーク デバ
イスはユーザーのメディア ライブラリにある画 像 、ビデオ、音 楽 にアクセスできません。 ただし、エコノミー モー
ドはネットワーク上 のフォルダの共 有 には影 響 しません。
インデックス作 成 による簡 易 検 索 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、Windows はファイルやメ
ールの索 引 を作 成 しません。 この設 定 をオフにすると、検 索 は大 幅 に遅 くなります。
エラー報 告 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にエラーに関 するデータは収 集 されず、クラッシュ
したプログラムやその他 のエラーは Microsoft に伝 達 されません。
仮 想 マシンのサポート:(この設 定 は、仮 想 マシン用 のソフトウェアがコンピュータにインストールされている場
合 のみ選 択 できます。)このオプションでは、エコノミー モードがオンの場 合 、仮 想 マシンを利 用 するための
バックグラウンド機 能 をオフにすることができます。
さまざまなサービス
ほとんど使 用 しないサービス:この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 、特 定 の環 境 (社 内 ネットワー
クなど)または状 況 (新 しいプログラムのインストールなど)でのみ必 要 となるサービスがオフになります。
特 殊 な暗 号 化 サービス:エコノミー モードがオンの場 合 、この設 定 により、ドメインにログオンするためのサー
ビスがオフになります。
ネットワーク通 信 サービス: エコノミー モードがオンの場 合 、ファックスやピアツーピア サービスなど、まれにし
か使 わないネットワーク通 信 サービスが、この設 定 によりオフになります。
ディスプレイ
視 覚 効 果 を利 用 すると、Windows のインターフェイスが洗 練 された外 観 になりますが、貴 重 なメモリが大 量 に消
費 されてしまいます。 特 にビデオ カードの性 能 が高 くない場 合 は、視 覚 効 果 をオフにすればコンピュータのパフォー
マンスが向 上 します。
ヒント:これは、ネットブックのユーザーの間 で、パフォーマンスを長 期 的 に改 善 する方 法 として広 く使 用 され
ています。
視覚効果
ウィンドウの視 覚 特 殊 効 果 :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にウィンドウの透 明 効 果 や影 付
き、タスクバー上 のプレビュー ウィンドウ、およびウィンドウ間 の 3D ナビゲーションがオフになります。
クラシックなウィンドウ スタイル:クラシック ウィンドウ スタイル:このオプションでは、エコノミー モードがオンであ
る場 合 に、ウィンドウ、メニューおよびボタンの外 観 にクラシックな Windows のデザインが使 用 されます。 ま
た、Windows XP ではカラフルな Windows インターフェイスが無 効 になり、より新 しいバージョンの Windows
156
ではタスクバーでのウィンドウの透 明 効 果 とサムネイルが無 効 になります。
デスクトップの背 景
スライドショー :この設 定 では、エコノミー モードがオンの場 合 にデスクトップの背 景 のスライドショーはオフに
なります。
4.2.2. スタンダード モード
スタンダード モード はデフォルトでオンになっています(エコノミー モードまたはターボ モードに変 更 していない場
合 )。
スタンダード モードでは、AVG PC TuneUpのすべての機 能 が制 限 なしに使 用 できます。
4.2.3. ターボ モード
この章 では、どんなときにターボ モードが便 利 であり、ターボ モードをオンにすると何 が起 こるかを説 明 しま
す。 さらに、どのようにターボ モードをオンにして設 定 するのかの手 引 きも得 られます。
ターボ モードとは?
ターボ モード では、必 要 なときにすぐにパフォーマンスを強 化 することができます。 コンピュータをターボ モードに
切 り替 えると、現 在 バックグラウンドで実 行 されているタスク、プログラム、機 能 のどれが必 ずしも必 要 でないが分
析 されます。 必 ずしも必 要 でないプログラムは停 止 または低 速 にされ、その分 得 られた処 理 能 力 は、ユーザーが
実 際 に作 業 を行 っているプログラムだけに割 り当 てられます。
ターボ モード動 作 の詳 細
以 下 の図 に、コンピュータの内 部 と現 在 使 用 中 のプログラム(緑 色 )、バックグラウンドで実 行 中 のプロセス (青
色 )を示 します。 ターボ モードをオンにしたときにコンピュータの負 荷 がどのように軽 減 されるかがわかります。
緑 の円 は、ターボ モードによってスピードアップしたいプログラムを表 します。 ブルーダイアモンドは、ターボ モードが
オンの時 にまったく必 要 ないプログラムと機 能 です。 そのため、これらのプログラムと機 能 は、それらが必 要 とする全
計 算 能 力 が使 えるように、オフになります。
コンピュータ上 では、ユーザーが現 在 使 用 しているプログラム(緑 色 )の他 に、ユーザーの作 業 にとってそれほど重
要 でない多 数 のプログラムがバックグラウンドで実 行 されています(青 色 )。 バックグラウンド プロセスの中 に、コン
ピュータの能 力 を過 剰 に消 費 するものがあった場 合 、他 のプログラムがスムーズに続 行 できるよう、その優 先 度 が
下 げられます。
ターボ モードをオンにするのはどんな場 合
例 えばターボ モードを使 用 して、コンピュータ ゲームの速 度 を上 げたり、性 能 を低 下 させるプログラムへの対 処 、ま
た動 画 の再 生 中 に止 まったりフリーズすることを防 ぐことができます。 ただしターボ モード をオンにすることで幾 つか
の機 能 はオフになり、それらはターボ モードが再 びオフになって初 めてまた利 用 できるようになります。
157
コンピュータをターボ モードに切 り替 える方 法
AVG PC TuneUp ダッシュボードの左 下 に 3つのスイッチがあります。 ターボ モードの右 側 スイッチ このスイッチをク
リックすると、コンピュータがターボ モードに切 り替 わります。 AVG アイコンがタスクバーの通 知 領 域 に表 示 され、タ
ーボ モードがオンであることを知 らせます。
また、ターボ モードのスイッチには、タスクバーの通 知 領 域 にあるAVG PC TuneUpアイコンから直 接 アクセスするこ
ともできます。 それには、アイコンを左 クリックします。 ポップアップ ウィンドウが開 き、右 下 にターボ モードのスイッチ
が表 示 されます。
ターボ モードがオンになっているかどうかを知 る方 法
ターボ モードがオンになると、AVG PC TuneUpアイコンがタスクバーの通 知 領 域 (右 下 隅 の時 刻 の隣 )にターボ モ
ードがオンになっていることが表 示 されます。 さらに、ダッシュボードのスイッチでもそれがわかります。
ユーザー独 自 の AVG ターボ モードを設 定 する方 法
ターボ モードを初 めてオンにした場 合 は、ターボモード設 定 ウィザードが開 き、ユーザー個 別 のターボ モードを作
成 できます。 ウィザードは、AVG PC TuneUp. の新 しい中 央 設 定 ダイアログに統 合 されています。
詳 細 は、ターボ モードの設 定 をご覧 ください。
4 .2 .3 .1 . タ ー ボ モ ー ド の 設 定
ダッシュボードにあるメニュー バーで [設 定 ] をクリックしてから、[ターボ モード] エリアを選 択 し、そこにある [設 定
ウィザードを開 く] ボタンをクリックして、AVG ターボ モードを設 定 するためのウィザードを起 動 します。 または、ダッ
シュボードのすべての機 能 を開 き、コンピュータでターボ モードをオンにするエントリの隣 にある小 さいギアウィー
ルボタンをクリックします。
ターボ モードが既 にオンになっている場 合 、ウィザードを再 度 実 行 する必 要 はありません。 ターボモード 設
定 を、AVG の中 央 設 定 ダイアログ(ターボモード項 目 )で直 接 変 更 することができます。 適 切 なボックスを
チェックし(もしくはチェックを外 し)、[適 用 ] をクリックするだけです。
ターボ モード設 定 ウィザードで、個 人 的 なターボ モードを 6つの簡 単 なステップで作 成 するには、ターボモードが
オンになっている間 パフォーマンス強 化 のために一 時 的 にオフにしてもよいタスク、プログラム、機 能 を選 択 します。
オフにする項 目 が多 ければ多 いほど、パフォーマンスの強 化 が顕 著 になります。 ここで提 案 される機 能 やタスクは
すべて、一 時 的 にオフにしても問 題 が生 じません。 インターネット セキュリティのため、あるいはウィルスから保 護 す
るためのソフトウェアの機 能 はオフにされません。
ステップ 1:自 動 メンテナンスタスクを延 期 する
バックグラウンドで自 動 実 行 されるメンテナンス措 置 は、コンピュータを手 入 れするうえで重 要 ですが、通 常 は急 を
要 しません。 そのため、メンテナンス措 置 の実 行 を延 期 し、使 用 中 のプログラムのためにリソースを解 放 することが
158
できます。
予 定 したデフラグの延 期 このオプションでは、Microsoft やその他 大 手 のメーカーによるスケジュールされてい
るハードディスクのデフラグを、ターボ モードがオンである場 合 に起 動 させないようにできます。
スケジュールされたメンテナンス タスクを延 期 する:このオプションでは、Microsoft やその他 大 手 のメーカーに
よるスケジュールされたメンテナンス措 置 を、ターボ モードがオンである場 合 に起 動 させないようにできます。
これに該 当 するのは、AVG自 動 メンテナンスやバックアップの自 動 作 成 です。
自 動 更 新 を延 期 する:このオプションでは、ターボ モードがオンである場 合 にもプログラム更 新 の利 用 可 能
性 は通 知 されますが、自 動 的 にダウンロードやインストールはされません。
ステップ 2:外 部 デバイスとの接 続 を制 限 する
どのコンピュータでも、バックグラウンドでは多 数 のサービスが働 いていて、接 続 されたデバイスを認 識 したり、そのデ
バイスの使 用 に適 した機 能 を提 供 しています。 こういったサービスの数 を制 限 することで、使 用 中 のプログラムのた
めにリソースを解 放 することができます。
モバイル デバイスとの同 期 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 は住 所 、メール、音 楽
ファイルなどが携 帯 電 話 や携 帯 用 メディア プレイヤーと同 期 されず、デバイスが接 続 されたときに関 連 する
プログラムが自 動 的 に起 動 する機 能 もオフになります。
デジタル カメラおよびスキャナのサポートを制 限 する:このオプションでは、ターボ モードがオンである場 合 に、
デジタルカメラの画 像 は取 り込 みやスキャンができません。
ステップ 3:視 覚 効 果 を削 減 する
視 覚 効 果 を利 用 すると、Windows のインターフェイスが洗 練 された外 観 になりますが、貴 重 なメモリが大 量 に消
費 されてしまいます。 特 にビデオ カードの性 能 が高 くない場 合 は、視 覚 効 果 をオフにすればコンピュータのパフォー
マンスが向 上 します。
ヒント:これは、ネットブックのユーザーの間 で、パフォーマンスを長 期 的 に改 善 する方 法 として広 く使 用 され
ています。
ビジュアル特 殊 効 果 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 にウィンドウの透 明 効 果 や影
付 き、タスクバー上 のプレビュー ウィンドウ、およびウィンドウ間 の 3D ナビゲーションがオフになります。
クラシックウィンドウデザインに切 り替 える:クラシック ウィンドウ スタイル:このオプションでは、ターボ モードがオ
ンである場 合 に、ウィンドウ、メニューおよびボタンの外 観 にクラシックな Windows のデザインが使 用 されま
す。 また、Windows XP ではカラフルな Windows インターフェイスが無 効 になり、より新 しいバージョンの
Windows ではタスクバーでのウィンドウの透 明 効 果 とサムネイルが無 効 になります。
ステップ 4:パフォーマンスが最 適 になるようコンピュータのリソースを設 定 する
コンピュータのリソースは、貴 重 な資 源 です。 リソースの上 手 な分 配 は、コンピュータのパフォーマンスの向 上 に大 き
く貢 献 します。
ヒント:この設 定 は機 能 に制 約 を加 えるものではないため、継 続 的 な使 用 をお勧 めします。
電 力 消 費 量 を考 慮 せずに最 適 なパフォーマンスを実 現 する:このオプションでは、ターボ モードがオンである
場 合 、Windows の 省 電 力 プラン"
高 パフォーマンス"
が使 用 されます。 これは最 適 なパフォーマンスを目 ざ
し、省 エネは全 く考 慮 していません。
159
ステップ 5:バックグラウンド機 能 を無 効 にする
オペレーション システムは、大 部 分 のユーザーが認 識 しているよりはるかに多 くのタスクを実 行 しています。 バックグ
ラウンドで、必 ずしも必 要 でない多 数 のプログラムやサービスが常 時 実 行 され、貴 重 なリソースを消 費 していま
す。 これら機 能 が全 く必 要 でない場 合 は、機 能 をオフにして、コンピュータのパフォーマンスを長 期 的 に向 上 させる
ことができます。
ローカルネットワークのメディアライブラリ共 有 を無 効 にする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 、他
のネットワーク デバイスはユーザーのメディア ライブラリにある画 像 、ビデオ、音 楽 にアクセスできません。 ター
ボ モードは、ネットワーク上 のフォルダの共 有 には影 響 しません。
インデックス作 成 による簡 易 検 索 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 、Windows はファ
イルやメールの索 引 を作 成 しません。 この機 能 をオフにすると検 索 はかなり遅 くなります。
エラー報 告 をオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 にエラーに関 するデータは収 集 されず、
クラッシュしたプログラムやその他 のエラーは Microsoft に伝 達 されません。
仮 想 マシンのサポートをオフにする:(このオプションは、仮 想 マシン用 のソフトウェアがコンピュータにインスト
ールされている場 合 のみ選 択 できます。)このオプションは、ターボ モードがオンの場 合 、仮 想 マシンを利 用
するためのバックグラウンド機 能 が、オフになるようにすることができます。
ステップ 6:追 加 のパフォーマンス強 化
Windows がアップロードされるたび、ごくたまに、あるいは全 く使 われないサービスも起 動 します。 このようなサービ
スは大 きなシステム リソースを必 要 とし、PCを低 速 化 します。 このようなサービスが必 要 になったときに機 能 しなく
なるのを防 ぐため、パフォーマンス強 化 を追 加 するために、一 時 的 にオフにすることもできます。
ほとんど使 用 しないサービスをオフにする:この設 定 では、ターボ モードがオンの場 合 、特 定 の環 境 (社 内
ネットワークなど)または状 況 (新 しいプログラムのインストールなど)でのみ必 要 となるサービスがオフになりま
す。
特 殊 暗 号 化 サービスをオフにする:ターボ モードがオンの場 合 、この設 定 により、ドメインにログオンするため
のサービスがオフになります。
ネットワーク通 信 サービスをオフにする:ターボ モードがオンの場 合 、ファックスやピアツーピア サービスなど、ま
れにしか使 わないネットワーク通 信 サービスが、この設 定 によりオフになります。
ステップ 7:ターボ モードをオンにしておく時 間
ターボ モードは、コンピュータのシャットダウン時 に自 動 的 にオフにするか、または手 動 でオフにするまでオンのままに
することができます。 ターボモードを長 い間 オンのままにしておくと、起 動 プロセスが速 くなることもあります。
ただし、システムのパフォーマンスを向 上 させるために、設 定 ウィザードで選 択 した機 能 をオフにすることを検 討 してく
ださい。 ターボ モードをオンにしているときに、必 要 な機 能 が実 行 されない場 合 は、ターボ モードをオフにして設 定
を変 更 し、もう一 度 ターボ モードをオンにしたとき、その機 能 がまた利 用 できるようにします。
終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
4.3. フライトモード
この機 能 はノート型 パソコン上 でのみ有 効 で、それ以 外 ではセクション全 体 がグレーで表 示 されます。
フライトモードスイッチは、ノートパソコン上 のネットワーク アクティビティを部 分 的 にオフにすることができます。詳 細
160
は次 の通 りです:
Wifi ?電 子 デバイスがデータの交 換 をできるようにする、またはインターネットに電 波 を使 用 してワイヤレス
に接 続 できるようにする技 術 です。
Bluetooth ?短 波 長 無 線 を使 用 して短 距 離 間 のデータ通 信 を行 うワイヤレス技 術 規 格 です。
この機 能 を初 めて使 用 される際 は、フライトモードを本 当 にアクティベートするかどうかを尋 ねるダイアログが表 示
されます。しかし、このメッセージは次 回 から表 示 しないように選 択 できます(該 当 するチェックボックスにチェックする
ことで行 えます)。
4.4. メニューバー
メニューバーでは AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログやこのプログラムと個 々 のモジュールについての情 報 に
アクセスできます。
[設 定 ] メニュー
[設 定 ] をクリックすると、AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログに移 動 します。 ここでは、プログラムを必 要 に
応 じて調 整 し、メンテナンス設 定 を適 用 し、AVG ライブ最 適 化 AVG ターボ モード AVG PC TuneUp の更 新
確 認 およびその他 多 数 のモジュールを設 定 することができます。
[ヘルプとサポート] メニュー
[ヘルプとサポート] メニューでは、このプログラム ヘルプにアクセスできます。 また、リンクをクリックし、AVG ウェブサ
イトに直 接 移 動 することもできます。 [情 報 ] をクリックするとウィンドウが開 き、AVG PC TuneUp の詳 しいバージョ
ン情 報 が表 示 されます。 この情 報 は、テクニカルサポートに問 い合 わせる必 要 がある場 合 に役 立 ちます。
4.5. メンテナンス
この章 では、システムが素 早 く確 実 に動 作 できるように、ワンクリック メンテナンス または 自 動 メンテナンスが、
システムのパフォーマンスが最 適 化 された状 態 およびコンピュータがクリーンな状 態 をどのように維 持 するのか
について説 明 します。
161
4.5.1. ワンクリック メンテナンス
ワンクリック メンテナンス は、メンテナンスの実 行 時 刻 を自 分 で決 め、メンテナンスの進 行 状 況 を確 認 したいとい
うユーザーに適 しています。 ワンクリック メンテナンスを開 始 するには、ダッシュボードの一 番 左 にある メンテナンス
タイルをクリックします。 ワンクリック メンテナンスを実 行 した後 、さらに見 つかった問 題 の詳 細 が表 示 されます。
デフォルトでは、次 のタスクが ワンクリック メンテナンス で実 行 されます:
レジストリをクリーンアップします
時 間 が経 つにつれて、中 心 の Windows レジストリは不 要 なエントリでいっぱいになります。 不 要 な
エントリとは、存 在 しないファイルへの参 照 、以 前 に削 除 されたプログラムの残 り、誤 ったエントリなど
です。 レジストリをクリーンアップすることで、Windows を迅 速 かつ安 定 した状 態 に維 持 できます。
レジストリをデフラグ
上 記 のクリーンアップが行 われた後 でも、レジストリは自 動 的 に縮 小 するわけではありません。なぜな
ら、クリーンアップによって空 になったディスク領 域 も、すぐには使 用 可 能 な状 態 にならないからです。
デフラグにより初 めて隙 間 がなくなり、レジストリが縮 小 されます。
破 損 したショートカットを削 除
ワンクリック メンテナンスは、デスクトップ、スタートメニュー、クイック起 動 バーに壊 れたショートカット
がないかどうかチェックし、それを全 自 動 で削 除 します。 同 時 に、Windows Media Player や
Microsoft Office といった各 種 プログラムの履 歴 リストに壊 れたエントリがないことを調 べます。
不 要 なファイルを削 除 してディスク領 域 を解 放
162
いわゆる"一 時 "
ファイルは困 りものです。 Windows とプログラムはハードディスク上 に一 時 ファイルを
作 成 し、特 定 の設 定 やデータを一 時 保 管 します。 プログラムが終 了 するたびに、本 来 はこれらの
ファイルはプログラムから削 除 するべきです。 しかし各 プログラムは後 片 付 けをよく"
忘 れる"
ため、ハー
ドディスクには長 い間 にデータのごみが溜 まります。 ワンクリック メンテナンスは、ハードディスク上 の
一 時 ファイルと一 時 フォルダをすべて確 実 に削 除 します。
ブラウザをクリーンアップ
インターネットの閲 覧 中 に、インターネット ブラウザは多 数 のさまざまなデータをコンピュータに保 存 し
ます。 ワンクリック メンテナンスはブラウザのキャッシュとダウンロード履 歴 をクリーンアップします。
システムの起 動 とシャットダウンを最 適 化
システムが起 動 するたびに実 行 されるプログラムの中 には、コンピュータの起 動 速 度 を無 駄 に低 下 さ
せるものがあります。 その中 でも不 要 なことが確 実 であるものがオフにされます。
ハードディスクをデフラグ
バックグラウンドで、AVG PC TuneUp は読 み込 みが早 くなるようにファイルとフォルダの配 置 を変 更
します。 最 適 化 は定 期 的 に実 行 しなければなりません。ハードディスクのデータ構 造 が頻 繁 に変 更
される (たとえば、ファイルの移 動 と削 除 や新 しいプログラムのインストールによって)場 合 は特 にそう
です。 ただしデフラグは、必 要 な場 合 のみ実 行 されます。 さらに -必 要 性 が検 出 された場 合 -徹
底 的 なデフラグとクイック デフラグのどちらを実 行 するか、また、それを分 析 結 果 に応 じて決 定 するか
どうかが指 定 できます。
ソリッドステートドライブ (SSD)は AVG PC TuneUp に検 出 されます。 デフラグによる SSD ドライブ
の最 適 化 は不 可 能 で、それよって損 傷 するため、SSD は分 析 もデフラグもされません。
4.5.2. 自動メンテナンス
自 動 メンテナンスは、コンピュータのメンテナンスの心 配 をしたくないというユーザーに便 利 です。名 前 のとおり、自
動 メンテナンス は完 全 自 動 で定 期 的 にシステムの重 要 なメンテナンス タスクを行 ない、Windows を迅 速 かつ安
定 した状 態 に保 ちます。
自 動 メンテナンス機 能 も、すべてのメンテナンス タスクを実 行 できるように設 定 されています。ただし、自 動 メンテ
ナンスはバックグラウンドで実 行 されるので、バルーンによる通 知 が表 示 されて初 めて、実 行 されたことがわかりま
す。
メンテナンスの実 行
自 動 メンテナンスについては、バックグラウンドで全 く自 動 的 に実 行 するかどうか、またいつ実 行 するかを指 定 す
ることができます。特 別 なのは、アイドル時 にのみ実 行 させることもできることです。つまりメンテナンスは、コンピュー
タで作 業 しておらず、プログラムがバックグラウンドで必 要 でないときにのみ起 動 します。そのため、自 動 メンテナン
スのために作 業 を中 断 する必 要 がありません。このオプションを選 択 すると、指 定 した日 数 を経 た後 に、コンピュー
タがアイドル状 態 になり次 第 、メンテナンスが実 行 されます。標 準 では3日 が選 択 されています。
コンピュータに十 分 アイドル時 間 がなくて、1週 間 が過 ぎてもメンテナンスを完 全 に実 行 することができなかった場
合 は、強 制 的 にメンテナンスが行 われます (このオプションを有 効 にしてある場 合 )。これにより、コンピュータが長
期 にわたってメンテナンスされない事 態 を避 けることができます。
スケジュールに従 ったメンテナンスの実 行 を選 択 した場 合 も同 様 です。メンテナンスが予 定 されている日 時 にコン
ピュータが起 動 していない場 合 は、次 回 の起 動 から 5分 後 に自 動 メンテナンスが実 行 されます。このオプションも
無 効 にすることができます。
163
ポータブルのコンピュータで作 業 している場 合 は、バッテリーの駆 動 時 間 をむやみに短 くしないよう、もう一 つオプショ
ンを指 定 して、バッテリー使 用 の時 にはメンテナンスを行 わないようにすることができます。このオプションは既 定 では
有 効 になっています。
4.5.3. メンテナンス設定を変更する
ダッシュボードで、(一 番 左 にある)メンテナンスタイルのギアホイール ボタンをクリックします。 AVG PC TuneUp の
中 央 設 定 ダイアログが開 きます。これには自 動 メンテナンスとワンクリック メンテナンスの各 領 域 が備 わっていま
す。 ここでそれぞれの設 定 を行 います。
または、ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、AVG PC TuneUpで設 定 エントリを選 択 するか、ダッシュボードで
メニューバーの設 定 をクリックし、領 域 の自 動 メンテナンスまたはワンクリック メンテナンスを選 択 することもできま
す。
AVG PC TuneUp はコンピュータの総 合 的 なメンテナンスを行 うことを目 指 しているため、自 動 メンテナンスとワン
クリック メンテナンスのどちらも、メンテナンス タスクがデフォルトで有 効 になっています。 特 定 のメンテナンス タスク
を実 行 したくない場 合 は、そのタスクをメンテナンス対 象 から除 外 することができます。 たとえばハードディスクのデフ
ラグを別 に行 いたい場 合 は、ハードディスクをデフラグのチェック ボックスをオフにします。
4.6. 速度アップ
コンピュータはときどき、思 うように機 能 しないことがあります。 ときたま個 々 のプログラムあるいはファイルのメモリの
呼 出 しには永 遠 と思 えるほどの時 間 がかかることがあり、コンピュータの能 力 を疑 いたくなります。 しかしくハード
ウェアのせいではないことがよくあります。 問 題 は、ユーザーが気 が付 かないうちに起 動 しているプログラム、あるい
はアンインストールの際 にコンピュータから完 全 に削 除 されなかったプログラムの残 骸 です。
システムへの変 更 はすべてAVG Rescue Center によって監 視 されており、必 要 に応 じて変 更 を取 り消 すこ
とも可 能 です。
164
速 度 アップの可 能 性
この画 面 では、グラフを使 ってAVG PC TuneUp のオプションをどの程 度 すでに使 用 しているかを確 認 し、パフォー
マンスを上 げシステムを保 ち、また、最 適 化 可 能 な残 りの領 域 を確 保 することができます。
グラフでは、左 側 の青 いセクションがこれまでに最 適 化 を進 めるために使 用 したモジュールを示 し、右 側 の薄 いグレ
ーのセクションはまだ行 っていない最 適 化 の可 能 性 を表 しています。 グラフの各 セクションにはメッセージが割 り当
てられています。青 いセクションのメッセージは純 粋 に情 報 提 供 を目 的 としており、すでに完 了 した最 適 化 につい
て通 知 します。 グレーのセクションにあるメッセージは、実 施 できる最 適 化 の可 能 性 を示 す、よりインタラクティブな
メッセージであり、ユーザーが問 題 に直 接 アクセスしてすぐに対 処 できるものです。
グラフの下 には、すでに完 了 した最 適 化 と、まだ利 用 されていない可 能 性 についての最 新 メッセージがあります。
各 セクションにマウスのカーソルを動 かすと、対 応 するメッセージが表 示 されます。 セクションに未 使 用 の可 能 性 が
含 まれている場 合 、いくつかのボタン([今 すぐスキャン] [今 すぐ解 決 ] [詳 細 を表 示 ]など)が使 用 できるように
なります。ボタンをクリックすると、未 使 用 の可 能 性 を利 用 するために使 用 できる適 切 な AVG PC TuneUp モジュ
ールが開 きます。
速 度 アップの可 能 性 算 出 の際 に考 慮 されるものとは?
速 度 アップの可 能 性 は次 のセクションの分 析 結 果 に基 づいて計 算 されます。
メンテナンス
このセクションが最 適 化 済 みとみなされるには、以 下 の条 件 が満 たされなければなりません:
自 動 メンテナンスで必 要 なすべてのメンテナンス タスクが有 効 であるか、
165
ワンクリック メンテナンス で必 要 なすべてのメンテナンス タスクが、使 用 日 数 14日 以 内 に実 行 され
るか
ライブ最 適 化
このセクションを最 適 化 済 みとみなすには、ライブ最 適 化 の両 方 のオプションを有 効 にします。 その際 両
方 のオプションの重 きは同 等 におかれます。
詳 細 は、ライブ最 適 化 を設 定 をご覧 ください。
推奨事項
システムに対 する適 切 な推 奨 事 項 を入 手 するには、ユーザーのプロファイルに関 する質 問 に答 える必 要 が
あるのでご注 意 下 さい。
このセクションを最 適 化 するには、すべての推 奨 を承 諾 するか非 表 示 にする必 要 があります。
30日 間 非 表 示 にした推 奨 事 項 は、期 間 終 了 後 にふさわしいステータスの新 規 格 付 けを行 ない、推 奨 事
項 を新 たに表 示 する。
詳 細 は、システム要 件 をご覧 ください。
ターボ モード
セクションを最 適 化 とみなすには、ターボモードプロファイルの設 定 を正 しく行 う必 要 があります(ターボモード
は、オンにしなくてもよいですが、使 用 する用 意 をしておく必 要 があります)。
バックグラウンドプログラムを無 効 にする
最 適 化 の可 能 性 は存 在 するバックグラウンドプログラムがメモリなどのシステムリソースをどれくらい使 用 して
いるかを分 析 して、AVGProgram Deactivator による最 適 化 を推 奨 します。 その際 最 適 化 の可 能 性
は、システムの負 荷 になっているにもかかわらず多 くのプログラムがユーザーに重 要 と格 付 けされており、有
効 のままにしておくべきことを考 慮 に入 れます。 それゆえ、グラフのこのセクションは、無 効 化 のある特 定 の
比 率 にしたがって、最 適 化 済 みとみなされます。
詳 細 は、バックグラウンドプログラムを無 効 にするをご覧 ください。
スタートアッププログラムを無 効 にする
最 適 化 の可 能 性 は存 在 するスタートアッププログラムがメモリなどのシステムリソースをどれくらい使 用 してい
るかを分 析 して、AVGStartUP Manager による最 適 化 を推 奨 します。 その際 最 適 化 の可 能 性 は、シス
テムの負 荷 になっているにもかかわらず多 くのプログラムがユーザーに重 要 と格 付 けされており、有 効 のまま
にしておくべきことを考 慮 に入 れます。 それゆえ、グラフのこのセクションは、無 効 化 のある特 定 の比 率 にし
たがって、最 適 化 済 みとみなされます。
詳 細 は、スタートアップ プログラムを無 効 にするをご覧 ください。
その他 の便 利 なモジュール
速 度 アップの可 能 性 の計 算 には含 まれない便 利 なモジュールもあり、さらにシステムパフォーマンスを向 上 させる
ことができます。 これらはこのダイアログの下 のリボンに表 示 されます。
CPUを使 用 するプログラムを表 示 する
166
システム情 報 を表 示 する
起 動 とシャットダウンを最 適 化 する
4.6.1. ライブ最適化を設定
以 下 の章 では、なぜまたどのようにAVGライブ最 適 化 をオンにすることでコンピュータのパフォーマンスを向 上
させることができるのかを説 明 します。
AVGライブ最 適 化 は、2つのインテリジェントな最 適 化 措 置 で構 成 されています。これらの措 置 は、コンピュータの
使 用 状 況 をリアルタイムで監 視 し、必 要 に応 じてコンピュータの低 速 化 を防 ぐ措 置 を講 じます。 両 方 の最 適 化
措 置 は、一 方 でコンピュータの応 答 速 度 を、他 方 ではプログラムの起 動 速 度 を、それも必 要 なときだけ、スピード
アップするのに役 立 ちます。
これは、実 行 中 のプログラムをインテリジェントに優 先 付 けすることで生 じます。 コンピュータの負 荷 が大 きい状 況
でプログラムを起 動 すると、そのプログラムは、すばやく起 動 できるように一 時 的 に高 く優 先 づけされます。 あるバッ
クグラウンド プログラムが一 旦 度 を越 し、特 にコンピュータの能 力 を過 剰 に要 求 すると、いま使 用 中 のプログラムが
スムーズに続 行 できるよう、その優 先 度 が下 げられます。 それにより、コンピュータの負 荷 が大 きい場 合 でも、迅 速
な作 業 が可 能 となります。
速 度 アップ画 面 に進 み、速 度 アップの可 能 性 グラフのライブ最 適 化 セクションをクリックして、AVG Live
Optimization モジュールを起 動 します。
モジュールを開 く別 の方 法 として、ダッシュボードすべての機 能 から、AVG PC TuneUp のライブ最 適 化 を設 定
を選 択 します。 また、ダッシュボードでメニューバーの設 定 をクリックし、ライブ最 適 化 を選 択 することもできます。
ここで、2つの最 適 化 措 置 を選 択 できます。 どちらの最 適 化 措 置 も、リアルタイムでインテリジェントに実 行 される
ため、直 ちに効 果 が現 れるわけではありません。 その代 わりに、必 要 に応 じてどちらの最 適 化 にも取 りかかれるよ
う、コンピュータの使 用 状 況 を監 視 することに重 きをおきます。
必 要 に応 じて実 行 する最 適 化 措 置 を選 択 してください:
応 答 速 度 を向 上
この最 適 化 措 置 は、すべてのバックグラウンド プロセスを監 視 し、コンピュータの計 算 能 力 を過 剰 に消 費 している
プロセスの優 先 度 を下 げます。 それによって応 答 速 度 が最 適 なレベルに維 持 され、ウィンドウやプログラムの動 作
がスムーズになります。 この優 れた最 適 化 は、ニーズを認 識 して常 にコンピュータの応 答 速 度 を最 適 に維 持 しま
す。
以 下 の図 は、オプション応 答 速 度 を改 善 を有 効 にする前 とその後 のコンピュータの内 部 です。 PC の負 荷 がどの
ように軽 減 されるのかを説 明 します:
コンピュータ上 では、ユーザーが現 在 使 用 しているプログラム(緑 色 )の他 に、ユーザーの作 業 にとってそれほど重
要 でない多 数 のプログラムがバックグラウンドで実 行 されています(青 色 )。 バックグラウンド プロセスの中 に、コン
ピュータの能 力 を過 剰 に消 費 するものがあった場 合 、他 のプログラムがスムーズに続 行 できるよう、その優 先 度 が
下 げられます。
167
プログラムの起 動 を高 速 化 する
コンピュータの負 荷 が大 きいときにプログラムを手 動 で起 動 すると、この最 適 化 措 置 が実 行 されます。 プログラムの
起 動 直 後 のわずかの時 間 に対 し、コンピュータの計 算 能 力 が一 時 的 に分 配 し直 され、起 動 しているプログラムは
別 々 のパフォーマンスの押 し上 げを得 られます。 その際 、起 動 するプログラムが一 時 的 に最 優 先 されます。
以 下 の図 は、オプションプログラムの起 動 を高 速 化 するを有 効 にする前 とその後 のコンピュータの内 部 です。 新
たに起 動 したプログラムでパフォーマンスの向 上 がどのように行 われるのかを説 明 します:
プログラムの起 動 直 後 (オレンジ色 )のわずかの時 間 に対 し、コンピュータの計 算 能 力 が一 時 的 に分 配 し直 され、
起 動 しているプログラムは別 々 のパフォーマンスの押 し上 げを得 られます。 その際 、起 動 するプログラムが一 時 的
に最 優 先 されます。 その他 すべてのプログラム(緑 色 と青 色 )には影 響 が及 びません。
ライブ最 適 化 がアクティブであったことは、どのようにわかるのでしょう?
ライブ最 適 化 の特 長 は、バックグラウンドでインテリジェントに実 行 されることです。 バックグラウンドでいずれかの最
適 化 措 置 が実 行 されているときはいつも、タスク バーの通 知 領 域 にあるアイコンでわかります。
4.6.2. バックグラウンドプログラムを無効にする
この章 では、どのようにAVG Program Deactivator モジュールを使 用 して、様 々 な状 況 でシステムに負 荷 を与
えるプログラムを無 効 化 するのか、またなぜそれが有 用 であるのかを説 明 します。
現 在 まで、不 要 なプログラムに対 するユーザーの対 応 方 法 は2種 類 のみでした。 プログラムを丸 ごとシステムから
削 除 するか、またはバックグラウンドのプログラムがシステムに負 荷 をかけるのを黙 認 するかです。 アンインストール
の後 ではいつでも、そのプログラムに割 り当 てられているファイルがもう起 動 できなくなる危 険 性 がありました。 プロ
グラムがコンピュータに入 ったままだと、いつでも必 要 なときに利 用 できますが、システムのパフォーマンスが持 続 的 に
低 下 します。
AVG Program Deactivator はシステム起 動 時 だけではなく、実 行 中 やシャットダウンの際 にも、プログラムに付
随 するサービスやタスクから生 じる、プログラムの負 荷 を軽 減 します。
AVG Programs-on-Demand Technology
AVG Programs-on-Demand Technology により3つ目 のオプションができました:必 要 がなくなったプログラムをま
ず無 効 にし、それらのプログラムなしでも作 業 に差 し支 えないかどうか見 てみましょう。 プログラムがまた必 要 と分
かっても、もう問 題 はありません。 AVG Programs-on-Demand Technology は、まるで今 まで無 効 になっていな
かったかのように、バックグラウンドで再 び有 効 にするので、プログラムをいつも通 りに起 動 できます。 改 良 された
AVG Programs-on-Demand Technology では、プログラムは使 用 後 に自 動 的 に無 効 となるため、システムの
負 荷 は常 時 可 能 な限 り最 小 限 に保 たれます。
AVG Program Deactivator の設 計
AVG Program Deactivator は、 インストールされたすべてのプログラム インストールされたプログラムによ
る負 荷 詳 細 の3つの領 域 に分 かれています。 メニューバーに追 加 されたはじめにボタンで、AVG Program
168
Deactivator へのスタートガイドをいつでも開 くことができます。
インストールされたすべてのプログラム
インストールされたすべてのプログラムの領 域 には、システムにインストールされたすべてのプログラムとその
負 荷 状 態 を一 覧 できるリストがあります。 名 前 の欄 にはプログラムが、システムへの負 荷 -高 、中 、低 -に
従 って並 んでいます。 システムに負 荷 をかけていないプログラムは、ステータスが"
なし"
で、名 前 は挙 げてあ
りません。 負 荷 の値 としては、常 に起 動 時 、実 行 中 、シャットダウン時 に最 も高 い値 が出 てきます。 ステ
ータスの欄 では、プログラムの現 在 のステータスが見 られます。
インストールされたプログラムによる負 荷
インストールされたプログラムによる負 荷 領 域 に、3つのグラフがあり、システムの負 荷 をビジュアルで確 認
できるようになっています。 左 のグラフがシステム起 動 時 、中 央 がPCの通 常 の作 業 中 、右 がシャットダウン
の際 の負 荷 を表 しています。 グラフの下 にはグラフの凡 例 と説 明 があります。 リストにあるプログラムが1つ
選 択 されると、それがグラフの隣 のプログラム記 号 の表 示 で反 映 されます。
詳細
詳 細 パネルでは、選 択 したプログラムの名 前 、その現 在 のステータス、プログラムによるシステムの負 荷 が
読 み取 れます。 スイッチを使 って、プログラムをそれぞれ有 効 または無 効 にすることができます。 どのプログラ
ムも選 択 されない場 合 は、どれだけの数 のプログラムが有 効 /
無 効 、あるいはシステムに必 須 か、その一 覧
が表 示 されます。 複 数 のプログラムが選 択 された場 合 は、詳 細 パネルに異 なるステータスのプログラム数 が
表 示 されます。 スイッチの隣 に表 示 されたステータスは、優 勢 であるステータスに合 致 しています。 その隣 り
の欄 では、各 プログラムの現 在 のステータスが見 られます。
可 能 なプログラム ステータス
AVG Program Deactivator には、4つの異 なるプログラムステータスがあります。
希 望 のステータス
希 望 のステータス の欄 には、どのステータスがプログラムのために選 択 されたかが表 示 されます。 希 望 のステータ
スは、スイッチをクリックして変 えることができます。
有効
プログラムは完 全 に有 効 化 され、コンピュータに負 荷 をかけています。
無効
バックグラウンドで常 に実 行 されているプログラムのサービスはオフです。
システムに必 須
これは AVG PC TuneUp がセキュリティのため、あるいはシステムの正 常 な動 作 のために必 須 であると格 付
けしているプログラムであり、これを無 効 化 すると重 大 な結 果 を招 く可 能 性 があります。 そのようなプログラ
ムを変 更 するのは不 可 能 なので、スイッチはグレー表 示 になっています。
負 荷 なし
プログラムはシステムに負 荷 がかかっていないので、無 効 にできません。 この理 由 から、スイッチはグレー表
示 で変 更 不 可 です。
169
現 在 のステータス
現 在 のステータスの欄 には、右 隣 にプログラムの現 在 の各 ステータスについての詳 細 があります。
常時有効
プログラムは完 全 に機 能 可 能 で、今 使 用 されていなくてもシステムには負 荷 がかかっています。
プログラムの起 動 まで無 効
プログラムは完 全 に無 効 になり、手 動 で再 び起 動 されるまでシステムに負 荷 はかかりません。 その後 にプロ
グラムはまた無 効 になります。
アイドルあるいは再 起 動 後 に無 効
稼 働 中 にはプログラムはオフにできず、次 回 のアイドル時 あるいはシステムの再 起 動 時 に、Program
Deactivator が無 効 化 を自 動 的 に実 行 します。
再 起 動 後 に無 効
稼 働 中 にはプログラムはオフにできず、次 回 のシステムの再 起 動 時 に、Program Deactivator が無 効 化
を自 動 的 に実 行 します。
無 効 にできません
これは、Program Deactivator がセキュリティのため、あるいはシステムの正 常 な動 作 のために必 須 である
と格 付 けしているプログラムで、それを無 効 化 すれば重 大 な結 果 を招 く可 能 性 があります。 それゆえ無 効
にできません。
システムに負 荷 がかかりません
プログラムはシステムに負 荷 がかかっていないので、無 効 にできません。
設 定 の変 更
設 定 でProgram Deactivator の オプション終 了 後 自 動 的 に再 び無 効 にする(推 奨 )をオフにすると、プログ
ラムは次 のようなステータスになります:
現 在 のステータス
有効
プログラムは完 全 に機 能 可 能 です。
無効
バックグラウンドで常 に実 行 されているプログラムのサービスはオフです。
無 効 化 スケジュール済 み
可 能 になり次 第 、プログラムは自 動 的 に無 効 になります。
170
システムに必 須
バックグラウンドで常 に実 行 されているプログラムのサービスはオフです。
負 荷 なし
プログラムはシステムに負 荷 がかかっていないので、無 効 にできません。
ステータスの説 明
現 在 のステータス の欄 の右 隣 のステータスの説 明 に、各 プログラムの現 在 のステータスについての詳 細 情 報 が
あります。
4 .6 .2 .1 . プ ロ グ ラ ム を 無 効 に す る 方 法
プログラムを無 効 にする方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、 速 度 アップの可 能 性 グラフのバックグラウンドプログラムを無 効 にするセクションをク
リックして、AVG Program Deactivatorモジュールを開 始 します。
このモジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードですべての機 能 のインストール済 みのプログラムに
あるバックグラウンドプログラムを無 効 にするを選 択 します。
AVG Program Deactivatorモジュールは、AVG Programs-on-Demand Technology を使 用 しており、システムの
負 荷 を軽 減 し、システムパフォーマンスを向 上 させます。
プログラムを無 効 にする方 法
1. 有 効 になっているプログラムをリストから一 つ選 択 します。
2. プログラムを無 効 にするには、ステータス欄 あるいは詳 細 パネルのスイッチで、またはツールバーのボタン
無 効 にするをクリックします。
プログラムを有 効 にする方 法
1. ステータスが無 効 になっているプログラムを、リストから一 つ選 択 します。
2. プログラムを有 効 にするには、ステータス欄 あるいは詳 細 パネルのスイッチで、またはツールバーのボタン
有 効 にするをクリックします。
複 数 のプログラムを有 効 化 、あるいは無 効 化 する方 法
複 数 のプログラムを同 時 に選 択 すると、おこる動 作 はステータスが優 勢 である方 に従 います。 例 えば選 択
した2つのプログラムが無 効 で、1つのプログラムが有 効 だと、プログラムは有 効 にしかできません。 これに対
し、有 効 なプログラムが 2つで無 効 が 1つの場 合 は、プログラムを無 効 にしかできません。
操 作 に引 き続 いて視 覚 化 の領 域 の左 にウィンドウが現 れ、操 作 の結 果 を通 知 します。
4 .6 .2 .2 . P r o g r a m D e a c tiv a to r を 設 定 す る 方 法
Program Deactivator を設 定 する方 法
スタートセンターの右 上 にメニューバーがあります。 設 定 をクリックすると、AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアロ
171
グが開 き、モジュールごとのオプションに加 え、AVG PC TuneUp の最 も重 要 な設 定 のリストが表 示 されます。
左 側 の Program Deactivator をクリックするとAVG Program Deactivator の設 定 が開 きます。
4 .6 .2 .3 . 負 荷 ポ イ ン ト
負 荷 ポイント
AVG Programs-on-Demand Technology™ はシステムの負 荷 を内 部 の点 数 システムに基 づいて計 算 します。
このため、AVG PC TuneUp は、各 プログラムのバックグラウンド プログラムを検 出 します。つまり、プログラムの本
体 と一 緒 にインストールされて、ユーザーが知 らぬ間 に絶 えず実 行 され、システムの計 算 能 力 を「盗 んでいる」プロ
グラムやサービスです。1つのプログラムに対 しバックグラウンド プログラムが多 ければ多 いほど、そのプログラムはコ
ンピュータにより重 い負 荷 をかけます。AVG TuneUp Programs-on-Demand Technology™ は、起 動 時 、実 行
時 、シャットダウン時 など異 なる時 点 で実 行 プログラムの量 を計 算 します。負 荷 の欄 には、この3つで最 も高 い値
が表 示 されます。
4.6.3. スタートアッププログラムを無効にする
この章 では、AVG StartUp Manager モジュールを使 って、 コンピュータの起 動 と作 業 の速 度 をスピードアップさせ
る 方 法 となぜその必 要 があるのかを説 明 します。
コンピュータのスイッチを入 れると、多 数 のプログラムがバックグラウンドで自 動 的 に実 行 されます。 このスタートアッ
プは、重 要 な機 能 やサービス (ウイルス スキャン プログラムやサウンド カードの構 成 コンソールなど)の場 合 にはと
ても有 用 です。
しかし多 くの場 合 、たまにしか必 要 にならないプログラムや、まったく必 要 でないプログラムも自 動 実 行 されていま
す。
スタートアップ プログラムが 1つ増 えるたびに、一 方 では Windows のシステム起 動 が遅 れ、他 方 ではバックグラウ
ンドで常 時 実 行 されている個 々 のプログラムが、コンピュータの動 作 速 度 を低 下 させています。 さらに、広 告 を表
示 してユーザーの作 業 を妨 げるプログラムもあります。
スタートアップ プログラムについての詳 細
スタートアップ プログラムには、インストールの際 に [スタート] メニューの中 に登 録 されるものがあり、[スタート] メニュ
ーからプログラムを削 除 するのは簡 単 です。 しかし、大 部 分 のスタートアップ プログラムは、直 接 レジストリに登 録
されるため、スタートアップ フォルダには表 示 されません。 システムの起 動 時 やユーザーのログオン時 に、プログラム
の自 動 実 行 が、スケジュールされたタスクという形 で実 行 されることが多 くあります。
AVG StartUp Manager は、スタートコマンドがいかにうまく隠 されようと、自 動 的 に起 動 するすべてのプログラムを
見 つけることが可 能 です。 また、各 スタートアップ プログラムについての詳 しい説 明 と自 動 実 行 の必 要 性 に関 す
る評 価 もご覧 いただけます。
AVG StartUp Manager は、スタートアップ プログラムを有 効 または無 効 にできるだけでなく、各 プログラムについ
ての情 報 を報 告 し、自 動 起 動 の各 項 目 に対 し推 奨 事 項 も提 示 することができます。
自 動 起 動 を無 効 化 しても、プログラムはアンインストールされるわけではないのでご注 意 ください。 単 に自
動 起 動 を無 効 にして、コンピュータのシステム起 動 と作 業 速 度 を向 上 させるのです。
172
4 .6 .3 .1 . シ ス テ ム の 起 動 を 設 定 す る 方 法
システムの起 動 を設 定 する方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、速 度 アップの可 能 性 グラフのスタートアッププログラムを無 効 にするセクションをクリッ
クして、AVG StartUp Manager モジュールを開 始 します。
このモジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードですべての機 能 のインストール済 みのプログラムに
あるスタートアッププログラムを無 効 にするを選 択 します。
場 合 によっては、プログラム起 動 の前 にプログラムの評 価 機 能 のスタートアップ ダイアログが現 れることが
あります。 ここでこの機 能 を有 効 化 するかどうかを決 定 し OK をクリックします。
AVG StartUp Manager はすべてのスタートアッププログラムのリストを開 きます。 このモジュールを初 めて使 用 する
時 は、すべての項 目 が有 効 になっています。 つまり、システムを起 動 するたびにこれらのプログラムが自 動 的 にバッ
クグラウンドで実 行 されます。
AVG StartUp Manager では、次 の機 能 を選 択 できます。
プログラムの自 動 起 動 を無 効 にする
これにより、そのプログラムは、次 回 のシステム起 動 時 にバックグラウンドで自 動 起 動 されなくなります。 それ
でもリストにその項 目 は残 るので、再 び自 動 起 動 をいつでも簡 単 に有 効 にできます。
1. リストからスタートアップ プログラムを選 択 します。
2. 直 接 、またはツールバーから無 効 にします。
システム起 動 の最 適 化 のヒントにもかかわらず、プログラムの自 動 起 動 を無 効 にすべきかどうか判 らない場
合 は、一 度 にスタートアップ プログラムは1つだけ無 効 にし、コンピュータを再 起 動 して、利 用 しているプログ
ラムをいつものように起 動 してください。 そうすれば、自 動 起 動 が本 当 に不 要 であるかどうかが判 断 できま
す。 再 起 動 後 にどこか不 具 合 があれば、その項 目 を再 び有 効 にします。 まったく問 題 がない場 合 は、次
のスタートアップ プログラムを無 効 にしてみます。
プログラムの自 動 実 行 を有 効 にする
これにより、そのプログラムは、システムが起 動 するたびにバックグラウンドで自 動 実 行 されます。 その後 、自
動 起 動 はまたいつでも簡 単 に無 効 にすることができます。
1. リストからスタートアップ プログラムを選 択 します。
2. スイッチ、またはツールバーにあるボタンを使 って有 効 にしてください。
スタートアップ プログラムを追 加 する
システムの起 動 時 に自 動 起 動 されるプログラムを増 やしたいときは、リストにプログラムを追 加 します。
1. ツールバーの 追 加 ボタンをクリックします。 また、右 クリックでコンテキスト メニューを開 き、プログ
ラムを追 加 をクリックする方 法 もあります。
173
2. リストから、システムの起 動 と同 時 に自 動 起 動 させるプログラムを選 択 します。 該 当 するプログラ
ムがリストにない場 合 は、[参 照 ] をクリックして、開 いたリストから選 択 します。
スタートアップ プログラムをリストから削 除 する
自 動 実 行 させたくないプログラムがある場 合 は、リストから削 除 することができます。 追 加 をクリックするか、
AVG Rescue Center を使 用 して、いつでも再 びリストに追 加 することができます。
1. リストからスタートアップ プログラムを選 択 します。
2. ツールバーの 削 除 ボタンをクリックします。 または、右 クリックでコンテキスト メニューを開 き、削 除
をクリックする方 法 もあります。
4 .6 .3 .2 . シ ス テ ム 起 動 を 最 適 化 す る ヒ ン ト
システム起 動 を最 適 化 するヒント
スタートアップ プログラムとは、コンピュータの起 動 と同 時 に自 動 実 行 されるプログラムを指 します。スタートアップ プ
ログラムは、ユーザーがまったく操 作 を行 わない場 合 でもバックグラウンドで常 にアクティブな状 態 にあり、システムを
負 荷 しています。これは、たとえばウイルス スキャン プログラムなどの場 合 にはとても意 味 があります。それに対 し、
その他 のスタートアップ プログラムにはシステムを無 用 に負 荷 しているものもあります。
コンピュータにスィッチを入 れた際 にバックグラウンドで自 動 的 に起 動 するプログラムが、少 なければ少 ないほど、起
動 のプロセスはより速 く完 了 します。さらに、バックグラウンドに不 必 要 なプログラムがアクティブになっていないとコン
ピュータはより速 く動 作 します。
AVGここで StartUp Manager はどのように役 に立 つのでしょうか。
以 下 の情 報 を参 考 にして、それぞれのプログラムをバックグラウンドで自 動 実 行 すべきかどうかを決 定 してくださ
い。
評価
大 部 分 のスタートアップ プログラムについて、AVG StartUp Managerは、評 価 を作 成 し、プログラムの自
動 起 動 が必 要 か、不 必 要 、またはオプションのいずれであるかを表 示 します。AVG チームがきちんとメンテ
ナンスしているデータベースによって、例 えばセキュリティ関 連 のプログラムはすべて必 要 なものと評 価 されま
す。必 要 でないスタートアップ プログラムは不 要 と判 断 されます。そのうえ、誤 ってリストに表 示 されているプ
ログラムも不 要 とされます。これはたとえば、リストのエントリがアンインストール済 みのプログラムを参 照 して
いる場 合 などです。
このように分 類 していくと、多 数 のプログラムが任 意 として評 価 されることになります。任 意 のプログラムにつ
いては、ユーザーが自 分 のニーズに合 わせて決 定 を下 します。詳 しくはオンライン検 索 あるいはプログラム
の評 価 機 能 の説 明 が役 立 ちます。
プログラムの評 価 機 能 がどのように判 断 に役 立 つかという情 報 は、プログラムの評 価 機 能 をご覧 ください。
説明
リスト内 でスタートアップ プログラムを選 択 すると、よく編 集 されたデータベースを元 に、そのプログラムの説 明
が表 示 されます。ユーザーは、この情 報 を参 考 にして決 定 を下 すことができます。
AVG StartUp Managerはあまり普 及 していないプログラムの場 合 、認 識 できないことがあります。その場 合
は、リンクをクリックしてオンライン検 索 を開 始 し、そのプログラムに関 する情 報 を探 すことができます。
174
また、AVGにプログラムの情 報 をレポート プログラムリンクを介 して送 り、今 後 そのプログラムの説 明 を表 示
させることもできます。
評価
有 用 性 の列 では、本 人 もしくは他 の AVG PC TuneUp ユーザーがこのプログラムの有 用 性 をどう評 価 して
いるか、情 報 を得 ることができます。ご自 分 でまだ評 価 していなかったら、そのプログラムをここで評 価 できま
す。AVG PC TuneUp がサーバーデータベースから他 のユーザーの評 価 を呼 び出 して表 示 します。これらの
評 価 は定 期 的 かつ自 動 的 に更 新 されます。
この判 断 ヘルプを読 んでもまだ、プログラムの自 動 起 動 を無 効 にすべきかどうか判 らない場 合 は、一 度 にス
タートアップ プログラムを1つだけ無 効 にし、コンピュータを再 起 動 して、利 用 しているプログラムをいつものよ
うに起 動 してください。
再 起 動 後 に不 具 合 が生 じた場 合 は、スタートアップを再 びオンにします。何 も問 題 がない場 合 は、また次
の項 目 を1つ無 効 にし、システムの起 動 をさらに高 速 にします。
4.6.4. システム推奨事項
この章 では、システム要 件 を使 用 して不 必 要 なタスクやサービスをオフにすることで、システムのパフォーマンス向
上 を実 現 する重 要 性 、またどのようにできるのかについて説 明 します。
システムのパフォーマンスは、バックグランドで実 行 されていて、日 常 めったに使 わない、あるいは全 く必 要 でない
タスクやサービスをオフにすることによって、向 上 します。 タブレット PC との互 換 性 (つまり、コンピュータを画 面 から
ペンで操 作 する可 能 性 )のため、あるいはネットワーク サーバーのためのテクノロジー。 さらに、プログラムをアンイン
ストールすることで、コンピュータのパフォーマンスは向 上 させることができます。 それゆえ、忘 れてしまうほど長 いこと
使 用 していないプログラムや、システムを無 用 に低 下 させているプログラムを探 し出 します。 AVG PC TuneUp
は、コンピュータのハードウェアがパフォーマンス不 足 である場 合 も認 識 します。
インターネットの設 定 が原 因 で、インターネット接 続 の通 信 速 度 や処 理 能 力 が 最 適 な状 態 で活 用 できないこ
とがあります。 同 時 に並 行 してダウンロードやインターネット サイトの転 送 をすると、Windows の基 本 設 定 により
低 速 になります。 この領 域 でも、最 適 化 の可 能 性 が表 示 されます。
コンピュータが不 必 要 なビジュアルエフェクトのせいで、低 速 になった場 合 には表 示 されます。
AVG PC TuneUp は、コンピュータ上 でそのようなパフォーマンス低 下 の原 因 を検 出 し、パフォーマンスを改 善 する
ための推 奨 事 項 を表 示 します。
AVG PC TuneUp が総 合 的 な推 奨 事 項 を提 示 できるように、初 めてソフトウェアを起 動 する前 にプロファイルへの
入 力 を行 う必 要 があります。 プロファイルの入 力 後 、高 速 かつ簡 単 なパフォーマンスの改 善 が可 能 になります。
速 度 アップ画 面 に進 み、 速 度 アップの可 能 性 グラフの推 奨 セクションをクリックして、AVG Increase
Performance モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、推 奨 の速 度 アップ推 奨 を表 示
を選 択 します。
このウィンドウを初 めて開 いた時 には、まずプロファイル ウィザードによる簡 単 な質 問 に答 える必 要 があります。それ
により、最 適 化 をくわしくユーザーのニーズや状 況 にカスタマイズすることができます (プロファイルを参 照 )。
概要
タブの概 要 で詳 細 ウィンドウが開 き、そこでチェックした領 域 にパフォーマンス向 上 の可 能 性 があるかどうかがわかり
ます。 インターネットの設 定 と視 覚 効 果 の領 域 では、すべて最 適 化 のボタンをクリックし、最 適 化 の推 奨 事
175
項 をすべてまとめて実 行 することができます。 その際 、ユーザーにとって重 要 な機 能 は制 限 を受 けません。
それに対 しハードウェアとソフトウェアの領 域 では、推 奨 事 項 はユーザーの使 用 の仕 方 に強 く関 わっています。
この理 由 から、個 別 にしか適 用 できません。
タブの切 り替 え
推 奨 事 項 の1つをクリックするか、詳 細 のボタンをクリックすると、別 のタブに切 り替 わり、各 推 奨 事 項 の詳 細 が表
示 されます。 もう一 つの方 法 として、タブの名 前 をクリックすることもできます。
推 奨 事 項 を実 行
インターネットの設 定 と視 覚 効 果 のタブでは、すべて最 適 化 のボタンをクリックし、最 適 化 の推 奨 事 項 をすべ
てまとめて実 行 することができます。 また、左 側 の列 にある推 奨 事 項 をクリックする方 法 もあります。 ウィンドウの右
側 に詳 しい説 明 が開 き、右 下 にあるボタンをクリックすると、推 奨 事 項 が適 用 されます。
ハードウェアとソフトウェアタブでは、各 推 奨 事 項 について簡 単 な質 問 に答 えると、続 行 に見 合 った可 能 性 が表
示 されます。 答 えられない質 問 があるときや、決 定 を延 期 したいときは、右 下 にある 推 奨 事 項 を非 表 示 のボタ
ンをクリックしてその推 奨 事 項 を非 表 示 にできます。
ハードウェアに関 連 する推 奨 事 項 は、もちろん簡 単 に適 用 できないので、適 用 しないときは非 表 示 にします。
推 奨 事 項 の表 示 と非 表 示
推 奨 事 項 を適 用 したくない場 合 は、推 奨 事 項 を非 表 示 をクリックします。 その後 ずっと非 表 示 にするか、30日
間 だけ非 表 示 にするかを指 定 します。 非 表 示 にした推 奨 事 項 の数 は、常 に下 部 バーの右 側 に表 示 されます。
この表 示 を1クリックするだけで、推 奨 事 項 を再 び表 示 することができます。
プロファイルを変 更
右 上 にあるプロファイルを変 更 ボタンをクリックすると、最 適 化 の推 奨 事 項 の基 礎 となるプロファイルが開 きます。
4 .6 .4 .1 . プ ロ フ ァ イ ル
最 初 に AVG PC TuneUp を使 用 するときに、プロファイルの入 力 が求 められます。これにより、ユーザーに合 わせ
たパフォーマンスを向 上 させるための推 奨 事 項 が表 示 されます。 プロファイルには、以 下 の質 問 が含 まれます:
通 常 どのようにコンピュータをインターネットに接 続 していますか?
インターネット接 続 の種 類 をリストから選 択 してください。それによりネットワークやインターネット、ブラウザの設 定
(パケットサイズなど)をインターネット回 線 に最 適 になるよう調 整 されます。
ビジュアルエフェクトを最 適 化 するための条 件 とは?
最 大 のパフォーマンス (表 示 品 質 とは関 連 なし)を選 択 すると、すべての効 果 とカラフルな Luna のテーマ
Windows XP)、または Aero ガラスのテーマ (Windows の最 近 のバージョン)は無 効 になります。 パフォーマンス
が低 下 したコンピュータでは特 に、これを選 択 することを強 くお勧 めします。精 巧 なインターフェイスを表 示 すると、
処 理 能 力 が大 幅 に下 がるからです。
コンピュータの画 面 が少 し揺 れたり、ウィンドウの表 示 が遅 い場 合 は、まず バランスの取 れたパフォーマンスとデ
ザイン に設 定 します。 このオプションでは、しゃれたインターフェイスは維 持 されますが、出 力 を多 く必 要 とする効
果 はオフになります。
176
高 性 能 なビデオ カードが搭 載 されたシステムでは、Windows Aero をオフにしてもパフォーマンスは上 がりま
せん。
使 用 されていないプログラムは何 日 が経 過 した時 点 で削 除 対 象 の候 補 としますか?
長 期 間 使 用 されていないプログラムがないかコンピュータをチェックします。 それらがコンピュータを無 用 に低 速 化 さ
せないよう、アンインストールの推 奨 とともに表 示 されます。 ここでユーザーの使 用 行 動 に従 って、使 用 していない
プログラムを何 日 後 に不 要 なプログラムとみなしアンインストール推 奨 に表 示 すべきかを入 力 します。
プロファイルを変 更
プロファイルの設 定 は後 でいつでも変 更 できます。それにはパフォーマンスの向 上 -詳 細 のウィンドウの左 上 のプ
ロファイルを変 更 のボタンをクリックします。
プロファイルは、すべての項 目 を入 力 しないと承 認 されません。
4.6.5. 実行中のプロセスを管理する
この章 では、どのようにAVG Process Managerモジュールを使 用 して、実 行 プロセス、システムキャパシティと開 い
たファイルを監 視 ・管 理 できるのか、さらに、なぜそれが重 要 なのかを説 明 します。
AVG Process Managerを使 用 すると、システムで実 行 中 のプログラムやプロセスを常 に把 握 し、システムの活 動
を概 観 することができます。
これにより、現 在 どのプロセスによってどのメモリが使 用 されているのかを見 つけ出 し、数 多 くの詳 細 情 報 を把 握
し、不 要 なプロセスをクリック1回 で終 了 できます。
絶 えず更 新 されるリアルタイム グラフィックで、プロセッサ使 用 率 やメモリ使 用 率 の変 化 を観 察 し、システムの現 在
の状 態 に関 するさまざまなデータを見 ることができます。
4 .6 .5 .1 . 実 行 中 の プ ロ セ ス を 管 理 す る 方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、追 加 モジュールリボン (画 面 右 下 )から CPU を使 用 しているプログラムを表 示 するを
クリックし、AVG Process Manager モジュールを起 動 します。
このモジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、Windows の実 行 中 のプロセ
スの表 示 と終 了 を選 択 します。
AVG Process Manager は、システムの現 在 のステータスに関 する様 々 な情 報 を表 示 します。 個 々 の ファクトは
3つのタブにまとめてあります:
プロセス
モジュールの起 動 後 、プロセスのタブに 現 在 実 行 中 のすべてのプログラムとプロセスが表 示 されます。 この
とき、プロセス名 とその優 先 度 、そして当 面 の CPU 使 用 率 を一 覧 にて確 認 できます。 このモジュールで
は、各 プロセスがメモリ内 でどれだけの場 所 を使 用 しているかも表 示 されます。
一 覧 からプロセスを1つ選 択 すると、詳 細 を表 示 によって各 アプリケーションの詳 細 情 報 を表 示 できます。
プロセスを終 了 をクリックすると、アプリケーションは強 制 的 に閉 じられます。 これは少 々 大 胆 な方 法 です
が、プログラムがクラッシュしたあと、あるいはスパムのダイアラーを除 去 したい場 などに役 立 ちます。
ユーザー アカウント制 御 が有 効 な場 合 は、ユーザーが自 分 で起 動 したプロセスだけを最 初 に表 示 すること
ができます。 その他 のユーザーのプロセスとシステム プロセスそのものを表 示 するには、この場 合 ウィンドウの
177
下 のへりにあるすべてのプロセスを表 示 のボタンをクリックしてください。
リストでプロセスを選 択 すると、編 集 メニューの プロセスの優 先 度 を設 定 で、Windows がそのプロセスに
パフォーマンスをどのくらい割 り当 てるか指 定 することができます。
開 いているファイル
開 いているファイル のタブには、現 在 開 いているファイルとフォルダの一 覧 があります。 一 覧 にはファイルの
種 類 、ファイルやフォルダがどこに存 在 するか、また現 在 どのプロセスによって開 かれているかが表 示 されま
す。
リストにファイルが複 数 回 表 示 されることがあります。 ファイルやフォルダは、同 時 に複 数 のプロセスにより開
かれることがあります。 さらに、明 らかに"
開 いている"
ファイルがリスト表 示 されないことも珍 しくありません。
Microsoft Word やテキストエディタの Notepad のようなアプリケーションは、コンテンツを読 むまたは保 存 のた
めに少 しの間 だけ開 き、作 業 中 ずっと開 いておくことはすべきではありません。
ヒント:ヒント:
ファイルを削 除 しようとして、現 在 使 用 中 というエラー メッセージが出 る場 合 は、どのプロセスが
関 係 しているかをここで見 つけ出 し、終 了 することができます。 こうすることで、その後 正 常 に削 除 できま
す。
パフォーマンス
パフォーマンスのタグには、システムに関 する多 数 のファクトがあります。
現 在 のプロセッサー使 用 状 況 と、過 去 数 秒 間 のプロセッサー使 用 状 況 をグラフで閲 覧 できます。 過 去 数
秒 間 のメモリ使 用 状 況 を示 すグラフも表 示 されます。 ページファイルとメモリの現 在 の使 用 状 況 がキロバイ
トで表 示 されます。
また、メニューバーとツールバーも用 意 されています。 ここで使 用 できる機 能 の一 部 は、アクティブなタブの内 容 に
合 わせて動 作 します。 これについては、上 記 のそれぞれの項 目 に説 明 があります。 ファイル、、ツール、ヘルプの
各 メニューには、一 般 的 な機 能 が常 に表 示 されています。
メニューバーの一 般 機 能
メニュー"
ファイル"
ファイルメニューの 新 規 アプリケーションをクリックすると、Windows の [ファイル名 を指 定 して実 行 ] ダイア
ログ ボックスが開 き、新 しいアプリケーションを起 動 したり、ファイルを開 いたりできます。 Windows を終 了
では、コンピュータをシャットダウンしたり、再 起 動 したり、新 しい設 定 を有 効 にすることができます。
特 に注 目 の機 能 はタスクマネージャを置 換 するで、システム上 の Windows タスクマネージャを AVG
Process Manager に置 き換 える働 きをします。 これはショートカット キーの Ctrl+Alt+Del で呼 び出 すか、
タスク バーの何 もないところを右 クリックしてコンテキスト メニューから選 択 できます。 タスク マネージャを置 換
を再 び元 に戻 したい場 合 は、同 じメニュー項 目 をクリックし、表 示 されているチェック マークを取 り除 いてくだ
さい。
[ツール] メニュー
ツールメニューでは、コンピュータ上 でのAVG Process Managerの表 示 形 式 を設 定 できます。 たとえば、
システム実 行 時 のプロセッサ使 用 率 を監 視 するために、常 に手 前 に表 示 させることができます。 ウィンドウ
を最 小 化 したときに、デスクトップ右 下 の通 知 領 域 にAVG Process Managerが表 示 されるように設 定 でき
ます。 通 知 領 域 に表 示 されたアイコンをクリックすると、いつでもすばやく最 大 化 できます。
178
[ヘルプ] メニュー
ヘルプメニューでは、いつでもプログラム ヘルプを開 いたり、AVGウェブサイトにアクセスしたり、 AVG PC
TuneUpの更 新 の有 無 を確 認 したり、AVG PC TuneUpのバージョン情 報 を表 示 することができます。
4.6.6. システムの起動とシャットダウンを最適化する
この章 では、コンピュータの起 動 とシャットダウンをどのように簡 単 に瞬 く間 に最 適 化 するかを説 明 します。
ここでは不 要 なスタートアッププログラムを無 効 化 する推 奨 事 項 が得 られます。これらの推 奨 事 項 は、システム起
動 ならびにシャットダウンの最 適 化 に役 立 ちます。
たとえば、システムの起 動 直 後 に必 要 ではないスタートアップ サービスは、起 動 のタイミングが後 にずらされます。そ
れにより、機 能 自 体 は失 われることなく、同 時 にシステムの起 動 速 度 が上 がります。さらに、サービス終 了 の待 ち
時 間 も短 縮 されます。そのようにしてシャットダウンの際 、サービスは迅 速 に終 了 し、シャットダウン自 身 も迅 速 に
完 了 します。
これらの推 奨 事 項 は、すべてまとめてすぐ適 用 することもできれば、まず詳 細 な説 明 を読 んでから個 別 に適 用 を
決 定 することもできます。
4 .6 .6 .1 . シ ス テ ム の 起 動 と シ ャ ッ ト ダ ウ ン を 最 適 化 す る 方 法
システムの起 動 とシャットダウンを最 適 化 する方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、追 加 モジュールリボン(画 面 右 下 )からスタートアップとシャットダウンを最 適 化 するオ
プションをクリックして、AVG StartUp Optimizerモジュールを起 動 します。 AVGStartup Optimizer ウィンドウが表
示 されます。
このモジュールを起 動 するも追 う一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、推 奨 事 項 にあるシステム
の起 動 とシャットダウンの最 適 化 を選 択 します。
ユーザーの状 況 にあった推 奨 事 項 を表 示 するには、場 合 によってはここでまずユーザーのプロファイルの情 報 を入
力 する必 要 があります:
コンピュータ上 でどのサービスとデバイスを使 用 していますか?
ここで、使 用 していない機 能 をオフにすることができます。 設 定 済 みの機 能 やサービスのうち、現 在 必 要 とされてい
ないものが表 示 されます。
たとえば、プリンタを使 用 しない場 合 は、バックグラウンドで実 行 されているプリンタ関 連 のプログラムをすべてオフに
できます。 それをここで指 定 します。
会 社 のネットワークまたはドメインへのアクセスが必 要 ない場 合 は、それ関 連 するサービスおよびバックグラウンド プ
ログラムをオフにできます。 それについても、リストで該 当 する回 答 を選 択 します。
不 要 な機 能 をここで無 効 にすればするだけ、コンピュータはより迅 速 に起 動 し動 作 します。Windows がこの最 適
化 に従 って、自 動 起 動 して常 にアクティブなバックグラウンド プログラムを放 棄 するからです。
AVG StartUp Optimizer の右 上 に位 置 する"
プロファイルの変 更 "
をクリックして、いつでも設 定 の変 更 を行 えま
す。
179
コンピュータ上 でどのサービスとデバイスを使 用 していますか?
ここで、使 用 していない機 能 をオフにすることができます。 設 定 済 みの機 能 やサービスのうち、現 在 必 要 とされてい
ないものが表 示 されます。
たとえば、プリンタを使 用 しない場 合 は、バックグラウンドで実 行 されているプリンタ関 連 のプログラムをすべてオフに
できます。 それをここで指 定 します。
会 社 のネットワークまたはドメインへのアクセスが必 要 ない場 合 は、それ関 連 するサービスおよびバックグラウンド プ
ログラムをオフにできます。 それについても、リストで該 当 する回 答 を選 択 します。
不 要 な機 能 をここで無 効 にすればするだけ、コンピュータはより迅 速 に起 動 し動 作 します。Windows がこの最 適
化 に従 って、自 動 起 動 して常 にアクティブなバックグラウンド プログラムを放 棄 するからです。
AVG StartUp Optimizer の右 上 に位 置 する"
プロファイルの変 更 "
をクリックして、いつでも設 定 の変 更 を行 えま
す。
概要
このビューでは、見 つかった最 適 化 の推 奨 事 項 の概 要 が表 示 されます。 すべて最 適 化 をクリックするだけで、
全 推 奨 事 項 をまとめて適 用 できます。
詳細
推 奨 事 項 のいずれか、あるいは詳 細 のリンクをクリックすると、個 々 の推 奨 事 項 の詳 しい説 明 が表 示 されます。
また、詳 細 タブに切 り替 えることもできます。 このタブでも、すべて最 適 化 をクリックするだけで全 推 奨 事 項 をまと
めて適 用 できます。
"最 適 化 の推 奨 事 項 "
の欄 でいずれかの推 奨 事 項 をクリックしてください。 ウィンドウの右 にプログラムの説 明 と推
奨 事 項 が開 きます。 最 適 化 を許 可 する場 合 は、右 下 の 推 奨 事 項 を適 用 をクリックします。
推 奨 事 項 の表 示 と非 表 示
推 奨 事 項 を適 用 したくない場 合 は、推 奨 事 項 を非 表 示 をクリックします。 その後 ずっと非 表 示 にするか、30日
間 だけ非 表 示 にするかを指 定 します。 非 表 示 にした推 奨 事 項 の数 は、常 に下 部 バーの右 側 に表 示 されます。
この表 示 を1クリックするだけで、推 奨 事 項 を再 び表 示 することができます。
4.6.7. システム情報を表示する
この章 では、どのようにAVG システム情 報 モジュールを使 用 してシステム情 報 を表 示 するのかを説 明 します。
AVG システム情 報 は、コンピュータの内 部 を調 べ、ハードウェアやソフトウェア、コンピュータの性 能 についてさまざ
まな統 計 と情 報 をまとめます。
これらの情 報 は、コンピュータをアップグレードしたいときや、コンピュータに特 定 のコンポーネントが内 蔵 されているか
どうかを知 りたいときなどに役 立 ちます。
4 .6 .7 .1 . シ ス テ ム 情 報 を 表 示 す る 方 法
速 度 アップ画 面 に進 み、追 加 モジュールリボン(画 面 右 下 )からシステム情 報 の表 示 をクリックし、AVG System
Information モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、コンピュータのシステム情 報 を表
180
示 を選 択 します。
システムについて個 々 のデータが次 のような新 しいタブに表 示 されます:
概要
ここではコンピュータの主 要 なコンポーネントについての情 報 がまとめて表 示 されます。 どんなプロセッサが内
蔵 されているか、メモリの状 態 、ビデオ カードの性 能 、使 用 しているマウス、ドライブについて表 示 できる統
計 データの種 類 などが一 目 でわかります。
Windows
ここで、Windows のバージョン、前 回 コンピュータを起 動 したのはいつか、Internet Explorer のバージョンがわ
かります。
ディスプレイ
ここではすべての基 本 情 報 、モニターとビデオ カードによってサポートされている表 示 モードや機 能 が表 示 さ
れます。
メモリ
ここで現 在 のメモリ使 用 量 が見 られ、現 在 読 み込 まれている各 アプリケーションのメモリ使 用 量 が表 示 され
ます。
パフォーマンス
プロセッサ使 用 率 、物 理 メモリ、ページング ファイルのサイズについてすべてのデータが表 示 されます。 これら
の情 報 は、3つのリアルタイム グラフで表 示 されます。
ドライブ
ここではメモリ使 用 領 域 とハードウェアのドライブごとの情 報 が得 られます。 ファイルシステムでは、ドライブ
のファイル編 成 についての情 報 が表 示 されます。
I/O デバイス
ここでは、主 要 なポート、インストールされているプリンタ、オーディオ デバイスが表 示 されます。
通信
オンライン接 続 中 、2つのリアルタイム グラフによって毎 秒 の送 受 信 データがキロバイト単 位 で表 示 されま
す。
システム デバイス
ここにはプロセッサとBIOS に関 する情 報 が表 示 されます。 プロセッサの詳 細 のリンクをクリックすると、プロ
セッサ性 能 の特 徴 を詳 細 に見 ることができます。
181
4.7. 空き領域を増やす
お部 屋 と同 じように、コンピュータにも時 が経 つにつれて貴 重 なメモリを消 費 する不 要 なちりが溜 まってきます。
時 々 大 掃 除 をして、不 要 なファイルをシステムから削 除 することをお勧 めします。
システムへの変 更 はすべてAVG Rescue Center によって監 視 されており、必 要 に応 じて変 更 を取 り消 すこ
とも可 能 です。
クリーンアップの可 能 性
この画 面 では、グラフを使 ってAVG PC TuneUp のオプションをどの程 度 すでに使 用 しているかを確 認 し、システム
をクリーンアップしてディスク領 域 を空 け、また、最 適 化 可 能 な残 りの領 域 を確 保 することができます。
グラフでは、左 側 の青 いセクションがこれまでに最 適 化 を進 めるために使 用 したモジュールを示 し、右 側 の薄 いグレ
ーのセクションはまだ行 っていない最 適 化 の可 能 性 を表 しています。 グラフの各 セクションにはメッセージが割 り当
てられています。青 いセクションのメッセージは純 粋 に情 報 提 供 を目 的 としており、すでに完 了 した最 適 化 につい
て通 知 します。 グレーのセクションにあるメッセージは、実 施 できる最 適 化 の可 能 性 を示 す、よりインタラクティブな
メッセージであり、ユーザーが問 題 に直 接 アクセスしてすぐに対 処 できるものです。
グラフの下 には、すでに完 了 した最 適 化 と、まだ利 用 されていない可 能 性 についての最 新 メッセージがあります。
各 セクションにマウスのカーソルを動 かすと、対 応 するメッセージが表 示 されます。 セクションに未 使 用 の可 能 性 が
含 まれている場 合 、いくつかのボタン([今 すぐスキャン] [今 すぐ解 決 ] [詳 細 を表 示 ]など)が使 用 できるように
なります。ボタンをクリックすると、未 使 用 の可 能 性 を利 用 するために使 用 できる適 切 な AVG PC TuneUp モジュ
ールが開 きます。
182
クリーンアップの可 能 性 算 出 の際 に考 慮 されるものとは?
クリーンアップの可 能 性 は次 のセクションの分 析 結 果 に基 づいて計 算 されます。
オートクリーニング
このセクションを最 適 化 するには、自 動 メンテナンスを有 効 にし、必 要 なメンテナンスタスクをすべて有 効 に
する必 要 があります。
重 複 したファイルを削 除
このセクションを最 適 化 するには、AVG Duplicate Finder モジュールスキャニングを最 近 30日 以 内 に実 施
し、すべての検 出 結 果 を消 去 (または無 視 設 定 )しておく必 要 があります。
詳 細 は、重 複 したファイルを削 除 をご覧 ください。
システム キャッシュとログ
このセクションを最 適 化 するには、AVGディスククリーナーモジュールスキャニングを最 近 30日 以 内 に実 施
し、すべての検 出 結 果 を消 去 (または無 視 設 定 )しておく必 要 があります。
詳 細 は、Windows キャッシュとログをクリーンアップするを参 照 してください。
ブラウザ データ
このセクションを最 適 化 するには、AVGブラウザクリーナーモジュールスキャニングを最 近 30日 以 内 に実 施
し、すべての検 出 結 果 を消 去 (または無 視 設 定 )しておく必 要 があります。
詳 細 はブラウザのクリーンアップをご覧 ください。
Windows の機 能
このセクションを最 適 化 するには、不 要 な Windows 機 能 のすべてを無 効 にする必 要 があります:
詳 細 は、Windows の機 能 を無 効 化 をご覧 ください。
その他 の便 利 なモジュール
クリーンアップの可 能 性 の計 算 には含 まれない便 利 なモジュールもあり、さらにディスク領 域 を空 けることもできま
す。 これらはこのダイアログの下 のリボンに表 示 されます。
大 容 量 のファイルとフォルダーを検 出 して削 除 する
未 使 用 プログラムをアンインストールする
データを確 実 に削 除 する
4.7.1. Windows キャッシュとログをクリーンアップする
以 下 の章 では、どのようにしてWindows とプログラムを整 理 するで貴 重 なハードディスク領 域 を増 やすことがで
きるのか、またなぜそれが重 要 なのかを説 明 します。
Windows とプログラムを整 理 するでは、システムに悪 影 響 を及 ぼすことなく安 全 に削 除 できるWindows ファイ
183
ル、古 いバックアップ、使 用 できないログやレポート、不 要 な機 能 などのアイテムを体 系 的 なリストとして見 ることが
できます。
AVG PC TuneUp は、削 除 しても問 題 なく、不 要 と思 われる多 くの種 類 のファイルを検 索 します。 次 に、ディスク
領 域 をどれだけ解 放 できるかを表 示 します。 まず最 初 に削 除 対 象 の候 補 となる全 ファイルのリストが表 示 され、
どのファイルを削 除 するかをユーザー自 身 が決 定 できます。
セキュリティは特 に重 視 されます。 その結 果 、特 定 のパターンに従 ってハード ディスク内 を「闇 雲 」に探 していたこ
れまでの方 法 とは異 なり、突 然 エラー メッセージが表 示 されたり、プログラムの不 具 合 が生 じたりするトラブルは生
じません。
4 .7 .1 .1 . W in d o w s と プ ロ グ ラ ム を 整 理 す る 方 法
空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、クリーンアップの可 能 性 グラフの システムキャッシュとログセクションをクリックし
て、 AVG Disk Cleaner モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 へ行 き、利 用 データにあるシステム
キャッシュとログをクリーンアップするを選 択 します。
不 要 なファイルと古 いバックアップを削 除 し、Windows の機 能 を無 効 にするか、削 除 することができます。
不 要 なファイルまたは古 いバックアップを削 除 する方 法
1. リストから項 目 を選 択 します
検 出 ファイルまたは古 いバックアップのすっきりと整 理 されたリストが表 示 されます。 どれだけのディスク領 域
がそれぞれ節 約 できるかが一 目 でわかります。 クリーンアップの対 象 から除 外 したいファイルまたはバックアッ
プの種 類 がある場 合 は、該 当 する種 類 のチェックボックスをオフにします。
また、それぞれのファイルまたはバックアップの種 類 を選 択 し、その説 明 をウィンドウの右 側 に表 示 することが
できます。
アイテムの表 示 ボタンをクリックしても、削 除 を勧 められたファイルまたはバックアップの完 全 な一 覧 を表 示
できます。
2. クリーンアップをクリックします。
クリーンアップは、数 分 かかることがあります。 クリーンアップの実 施 中 、時 として AVG PC TuneUpは応 答 し
ていません、と表 示 されることがあります。 これは技 術 上 必 要 なものなので、心 配 ありません。 クリーンアップ
が完 了 するとすぐ動 き出 し、完 了 メッセージが表 示 されます。 このダイアログ ボックスは、閉 じてもかまいま
せん。
4 .7 .1 .2 . 削 除 が 推 奨 さ れ る フ ァ イ ル の 種 類 は
AVG PC TuneUpは、通 常 問 題 なくハードディスクから削 除 できる、次 の種 類 のファイルやバックアップを検 索 しま
す。
種類
説明
Windows の一 時 ファイル
Windows はファイルの一 時 保 存 を作 成 しますが、もともとこれは編 集 終 了 後 に
再 び削 除 されるべきものです。これらのファイルは、削 除 しても問 題 がありません。
184
Windows のレポートとプロ
トコル
Windows は、エラー分 析 、プログラムやサービスの行 動 についてなど、さまざまな
レポートとプロトコルを保 存 します。
Windows の不 要 なファイル
フォルダとキャッシュのプレビューのカテゴリは、ディスク領 域 を解 放 するためにクリー
ンアップできます。
CHKDSK のような修 復 プログラムがハードディスクの損 失 クラスタを探 し出 し、安
全 のためにバックアップを取 ります。また、Windows を新 しいバージョンにアップグレ
ードする場 合 は必 ず文 書 、設 定 、およびプログラム データのバックアップが作 成 さ
Windows のバックアップ ファ
れます。これらのバックアップはほとんど使 われないため、安 全 に削 除 できます (た
イル
だし、Windows アップグレードのバックアップを削 除 した後 は、以 前 インストールさ
れていた Windows のバージョンから古 い文 書 や設 定 を復 元 することはできなくな
ります)。
Windows の履 歴 リスト
Windows は、前 回 どのファイルを編 集 したかなどを記 録 する履 歴 リストを作 成 し
ます。これは、レジストリ内 に参 照 の形 で保 存 されます。これらのエントリは、該 当
するファイルを削 除 または移 動 した場 合 に無 効 になります。
プログラムの一 時 ファイル
多 くのプログラムはファイルの一 時 保 存 を作 成 しますが、もともとこれは編 集 終 了
後 に再 び削 除 されるべきものです。 これらのファイルは、削 除 しても問 題 がありま
せん。
多 くのプログラムでは、行 った動 作 の追 跡 に役 立 つログファイルを書 き込 みます。
プログラムのレポートとプロト
それにより、生 じた問 題 を確 認 できます。このような利 用 をしない場 合 は、ファイ
コル
ルを破 棄 することも可 能 です。
プログラムの不 要 なファイル
画 像 のサムネイルはすばやくプレビューを表 示 するためにさまざまなプログラムで使
用 されています。不 要 になったサムネイル、プログラムのキャッシュおよびスクリーン
ショット (コンピュータ画 面 または開 いているアプリケーションのウィンドウのキャプ
チャ画 像 )をクリーンアップして使 用 可 能 なディスク領 域 を増 やすことができます。
多 くのプログラムでは、自 動 的 に使 用 ファイルのバックアップが作 成 されます。ま
た、プログラムによっては、プログラムが損 傷 を受 けた場 合 に再 インストールできる
ように、インストール ファイルのバックアップが作 成 されます。これらのバックアップ
プログラムのバックアップ ファ
ファイルが不 要 になったと考 えられる場 合 は、ファイルを安 全 に削 除 してディスク領
イル
域 を開 放 することができます (ただし、インストール ファイルを削 除 した後 は、その
ソフトウェアを再 インストールする場 合 、またはインストールに変 更 を加 える場 合 に
インストール ディスクを使 用 する必 要 が生 じることがあります)。
プログラムの履 歴 リスト
多 数 のプログラムは、前 回 どのファイルを編 集 したかなどを記 録 する履 歴 リストを
作 成 します。これは、レジストリ内 に参 照 の形 で保 存 されます。これらのエントリ
は、該 当 するファイルを削 除 または移 動 した場 合 に無 効 になります。
4.7.2. ブラウザのクリーンアップ
インターネットの閲 覧 中 に、インターネット ブラウザは多 数 のさまざまなデータをコンピュータに保 存 します。
保 存 されたこれら閲 覧 の形 跡 は、もはやブラウザを使 って自 分 で面 倒 な削 除 をするのではなくAVG Browser
Cleanerが検 索 を行 います。不 要 になったデータを選 択 するだけで、AVG Browser Cleanerがすぐさまそれを削
除 します。
185
以 下 の章 ではAVG Browser Cleanerモジュールを使 って、キャッシュ、クッキー、履 歴 を瞬 く間 に消 去 し、インター
ネット ブラウザを実 にすばやくクリーンアップする方 法 を紹 介 します。.
4 .7 .2 .1 . ブ ラ ウ ザ を ク リ ー ン ア ッ プ す る 方 法
空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、クリーンアップの可 能 性 グラフのブラウザデータセクションをクリックして、AVG
Browser Cleaner モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 へ行 き、利 用 データにあるブラウザデー
タをクリーンアップするを選 択 します。
ブラウザで、クリーンアップを実 施 するインターネットブラウザを選 択 します。 ここで選 択 できるのは、Internet
Explorerxx、Mozilla Firefox、Google Chrome、Opera、Safari 並 びにプラグインの Adobe Flash Player と
Microsoft Silverlight です。
AVG Browser Cleaner は選 択 したブラウザの削 除 できるアイテムを検 出 します。 ブラウザ名 の下 に、クリーンアッ
プできるカテゴリがリストされます:
種類
説明
キャッシュ
インターネットで閲 覧 の際 にブラウザに読 み込 まれた全 ての画 像 、テキスト、アニメ
ーションはキャッシュに保 存 されます。 ホームページを再 度 訪 れると、ネット上 から
再 度 読 み込 む時 間 を短 縮 するために、これらのテキストや画 像 がすばやくキャッ
シュから表 示 されます。 それでも時 々 これらのキャッシュを空 にするとよいでしょう。
クッキー
クッキーは閲 覧 した Webサイトについての情 報 を含 み、ネット閲 覧 をしている間
に要 求 なくしてインターネット ブラウザによって保 存 されます。 クッキーには Web
サイトのログオン データあるいはユーザーのインターネット行 動 に関 する情 報 が含
まれていることがあります。
データベースを最 適 化 する
ディスク領 域 を解 放 するため、Mozilla Firefox データベースが最 適 化 されます。
ダウンロード履 歴
ダウンロード履 歴 にはダウンロードしたファイルのリストが含 まれています。
Webサイトのプロパティ
テキストサイズのような、Webサイトの特 定 のプロパティはブラウザに保 存 されま
す。
フォームデータ
例 えばアドレスデータのような、Webフォームに入 力 されたデータはブラウザに保 存
されます。
保 存 されたパスワード
特 定 の Webサイトのパスワードは保 存 されることがあります。 そのパスワードの削
除 は上 級 ユーザーのみが対 象 です。
Index.datファイル
Internet Explorer の URL キャシュはいわゆる Index.datファイルに保 存 されます。
これらのファイルのクリーンアップは上 級 ユーザーのみが対 象 ですので、ご注 意 下 さ
い。
インターネット履 歴
インターネット履 歴 には閲 覧 したすべての Webサイトのアドレスが保 存 されます。
186
前 回 のダウンロード保 存 先
ここにはファイルのダウンロードのため、前 回 手 動 で入 力 された保 存 パスが保 存 さ
れます。
セッション
Mozilla Firefox は前 回 と現 在 のセッションを、セッションごとに開 かれたダブとWeb
サイトとともに保 存 します。
一 時 ファイル
ここにはブラウザの一 時 利 用 データが保 存 されます。
その他 の Mozilla ファイル
Mozilla Firefox はその他 のファイルとして、バックアップ、更 新 、クラッシュとエラーの
レポート、そしてプロトコル ファイルを保 存 します。
その他 の Operaファイル
クリーンアップできるその他 の Opera ファイルには、アイコン、サムネイル、VPS、一
時 ダウンロード、アプリケーション キャッシュがあります。
前 回 入 力 した URL
ここには前 回 手 動 で入 力 した Webサイトのアドレスが保 存 されます。
例 外 に指 定 してクリーンアップから除 外 することにより、特 定 のWebサイトのクッキーを保 護 することができます。 そ
のためには、特 定 のWebサイトのクッキーを保 護 オプションの前 にチェックを入 れます。 新 しいダイアログが開 くた
め、削 除 の下 のリストからクッキーを保 護 したいWebサイトを選 択 します。 選 択 したら、両 方 のリストの間 にある右
方 向 の矢 印 をクリックするだけです。 選 択 したWebサイトのクッキーはただちに保 護 されます。
オプション1週 間 以 内 のアイテムを保 護 するを使 って、新 しい日 付 の保 存 されたデータを保 護 できます。 そのた
めには、このオプションにチェックマークを入 れるだけです。 そうすれば1週 間 以 内 のアイテムはクリーンアップから除
外 されます。
4.7.3. Windows の機能を無効化
空 き領 域 を増 やす画 面 で、クリーンアップの可 能 性 グラフの Windows の機 能 セクションをクリックして、各 機 能
のステータスを確 認 します。
各 機 能 に説 明 が表 示 されるので、それに基 づいて処 理 を決 定 することができます。 機 能 が有 効 な場 合 は、それ
がどれだけのディスク領 域 を使 用 しているかが表 示 されます。
次 のオプションの Windows の機 能 は、無 効 あるいは、削 除 することができます:
休 止 状 態 のファイル
いわゆる休 止 状 態 ではコンピュータがシャットダウンされますが、開 いているウィンドウ、プログラム、または文
書 を終 了 する必 要 はありません。 コンピュータのメモリにあるデータはすべて、ハードディスクに保 存 されま
す。 コンピュータを再 びオンにすると、中 断 した状 態 から作 業 を続 行 できます。 以 前 に開 いていたウィンド
ウ、プログラム、および文 書 がすべてただちに復 元 されます。
休 止 状 態 が必 要 ない場 合 でも、休 止 状 態 のファイルは貴 重 なハードディスク メモリを消 費 します。 その量
はメモリのサイズに正 確 に対 応 します。 お使 いのコンピュータに 4GB のメモリが備 わっている場 合 、休 止 状
態 のファイルは最 大 4GB まで領 域 を占 領 します。 これは、休 止 モードでは、メモリのコンテンツ全 体 が保 存
される必 要 があるためです。
休 止 状 態 機 能 を利 用 しない場 合 は、ここで無 効 にすれば、ディスク領 域 が解 放 されます。 休 止 状 態 機
能 は、いつでもまた有 効 にすることができます。
187
Windows Messenger
プログラムの Windows Messenger を使 用 すると、友 人 とインスタント メッセージをやり取 りできます。
Windows Messenger を使 用 しない場 合 は、ここで簡 単 にコンピュータから削 除 することができます。
Windows デスクトップ検 索 のインデックス
デスクトップ サーチは、ファイルとフォルダをすばやく検 索 するための Windows 機 能 です。 これは、ファイルと
フォルダのエントリを使 用 して検 索 インデックスを作 成 します。 検 索 の問 合 せは (例 えば Windows
Explorer や Outlook で)ハードディスク全 体 ではなく、この検 索 索 引 のみを探 します。 したがって処 理 がよ
り速 くなります。 このインデックスはサイズがハード ディスク上 のファイルの数 に比 例 するため、多 くのメモリを
必 要 とします。
Windows デスクトップ サーチを使 用 しない場 合 は、検 索 をオフにすることで、ディスク領 域 を解 放 できるだけ
でなく、コンピュータのパフォーマンスを上 げることもできます。
4.7.4. 重複ファイルを検索して削除する
この章 では、ハードディスクにある様 々 な重 複 したファイルやフォルダを見 つけて削 除 するAVG Duplicate Finder
モジュールの使 用 について紹 介 します。
ハードドライブとはまるでファミリーガレージのようです。不 要 なものが場 所 を取 っています。SSD ドライブも比 較 的
小 さいと思 われますが、同 様 です。一 目 見 ただけではわかりませんが、詳 しく調 べると、ハードドライブにある数 十
もの重 複 ファイル (あるいはフォルダ全 体 )が大 切 なディスク領 域 を占 領 していることが明 らかになります。
AVG Duplicate Finder は、コンピュータから重 複 したフォルダを削 除 する、面 倒 だけれども大 切 な作 業 の助 けと
なります。これにより、デジタル ジャンクの割 合 が顕 著 に減 少 するはずです。同 じ名 前 、同 じサイズ、または同 一
の内 容 のファイルやフォルダを検 索 します。各 ファイルまたはフォルダを調 べ、どれを保 持 するかを決 定 するために役
立 ちます。最 後 に、小 さなファイルは無 視 して、無 駄 の大 きい重 複 ファイルだけに集 中 することも可 能 です。
4 .7 .4 .1 . 重 複 フ ァ イ ル の 検 索 方 法
1. 空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、クリーンアップの可 能 性 グラフの重 複 ファイルを削 除 するセクションをクリック
して、AVG Duplicate Finder モジュールを起 動 します。
2. 重 複 をスキャン ボタンをクリックし、ハードドライブ上 の重 複 ファイルまたは重 複 フォルダの検 索 を開 始 します。
デフォルトでは、ディスク全 体 がスキャンされます。ハードドライブの特 定 の領 域 を指 定 することで、スキャン対 象
を絞 り込 むことが可 能 です。 スキャンは通 常 数 秒 で完 了 します。 完 了 すると、AVG Duplicate Finder に新 し
いダイアログが表 示 され、ユーザーはスキャンで検 出 された重 複 をすべて見 ることができます。
3. この時 点 で検 出 された重 複 を保 持 するか削 除 するかを判 断 できます。 すべての重 複 はカテゴリごとに並 んでい
ます (フォルダ、画 像 、音 楽 、動 画 、文 書 、その他 )。 また、2つの特 別 なカテゴリがあります。
すべての重 複 ?検 出 された重 複 をすべて含 む"
グローバル"
カテゴリ
選 択 済 み ?削 除 するために選 択 した重 複 が含 まれています(下 記 を参 照 )。 このカテゴリは、選 択 済
みのものがある場 合 のみ表 示 されます。
右 側 のコラムにある名 前 をクリックすると、カテゴリ表 示 を切 り替 えることができます。
ロールダウン メニューを使 用 して、各 カテゴリのファイルを(サイズや名 前 などにより)並 べ替 えることもできます。
ファイル (例 えば、画 像 )の中 には、簡 素 なプレビューがあるものもあり、ファイルの取 扱 いを判 断 する上 で便 利
です。
188
重 複 ファイルを含 むフォルダは、重 複 したフォルダとみなされます。 フォルダ内 にある複 数 のファイルが同 一 の場
合 、それらのファイルは各 カテゴリごと(画 像 、音 楽 など)に表 示 されますが、フォルダ全 体 はスキャン結 果 ダイア
ログに表 示 されません。 さらに、フォルダに含 まれるファイルが無 視 するように設 定 されている場 合 、そのフォルダ
が重 複 としてマークされることはありません。
4. 削 除 するファイルまたはフォルダを選 択 します。 非 常 に簡 単 です ?ダイアログの右 側 にある名 前 のボックスに
チェックを入 れるだけです。
また、[すべて自 動 選 択 ] ボタン(ダイアログの下 部 の [選 択 済 みのものを削 除 ] ボタンの左 側 にあります)も
利 用 できます。 このボタンをクリックすると、新 たなロールダウン メニューが表 示 され、最 も古 いコピーを保 持 す
るか、最 も新 しいコピーを保 持 するかを選 択 できます。 これらのオプションのいずれかを使 用 すると、最 も古 い/
新 しいファイルを除 き、検 出 された重 複 ファイルがすべて(削 除 のために)選 択 されます(選 択 をすべて解 除 する
には、[すべて選 択 解 除 ] オプションをクリックします)。 「自 動 選 択 」機 能 は、 個 別 のカテゴリ(上 記 を参 照 )
または各 カテゴリの個 別 のファイルにも適 用 できます。カテゴリまたは重 複 ファイルの名 前 にマウスのカーソルを重
ね、その右 側 に表 示 される小 さな矢 印 をクリックするだけです。 これにより、最 も古 い/
新 しいコピーを保 持 する
ためのロールダウン メニューが表 示 されますが、この場 合 はこの 1つのカテゴリまたはファイルのみが対 象 となりま
す。
同 じファイルまたはフォルダのすべてのコピーを選 択 した場 合 、警 告 メッセージが表 示 され、本 当 にすべて削 除
してよいかどうかを尋 ねます。 これはオリジナル バージョンを誤 って削 除 してしまわないための安 全 対 策 です。
5. 1 つまたは複 数 の重 複 ファイルかフォルダを選 択 すると、ダイアログの右 下 にある [削 除 ] ボタンが有 効 になりま
す。 クリックして、選 択 した項 目 を Windows のごみ箱 に移 動 させることを承 認 します。 通 常 、削 除 プロセスは
数 秒 で終 わります。
6. カテゴリおよびファイル/
フォルダのリストは適 切 に更 新 されます。 モジュールを閉 じるか、またはダイアログの左 上
にある矢 印 ボタンをクリックして、新 たに重 複 したものがないかスキャンを開 始 します。
4 .7 .4 .2 . A V G D u p lic a te F in d e r
AVG PC TuneUp の中 央 設 定 ダイアログにより、ユーザーはAVG Duplicate Finder の動 作 を調 整 できます。
これらの設 定 にアクセスするには、AVG PC TuneUpダッシュボード のメニューバーの設 定 をクリックし、ナビゲー
ションバー左 側 にあるモジュール名 をクリックします。 同 じダイアログにAVG Duplicate Finder モジュールからでもア
クセスできます ?画 面 右 上 の設 定 リンクをクリックするだけです。
これより小 さなファイルを無 視 :テキストフィールドを使 用 して、AVG Duplicate Finder が無 視 するファイルサイ
ズの最 大 値 (KB)を設 定 します。 そのようなファイルは AVG Duplicate Finder 検 索 に含 まれないため、モジュ
ールはより大 きく問 題 のある重 複 に的 を絞 ることができます。
非 表 示 のファイルとフォルダを無 視 チェックボックスを使 用 して、AVG Duplicate Finder 検 索 から、非 表 示 の
ファイルとフォルダを例 外 として外 すことができます。
これらのファイル拡 張 子 を無 視 :テキストフィールドを使 用 して、スキャンしないファイルの種 類 (拡 張 子 )を指
定 します。単 純 にテキストフィールドにそれらの拡 張 子 を入 力 し、各 項 目 をコンマで区 切 ります (例 、.
xls, .doc)。
4.7.5. 大容量のファイルとフォルダーを検出して削除する
この章 では、AVG Disk Space Explorer モジュールを使 って、ハードディスクのメモリの使 用 状 況 をすばやく把 握
し、効 率 的 に整 理 する方 法 を紹 介 します:
ここ数 年 で、ハードディスクやメモリカードの容 量 は大 幅 に増 大 しました。 しかし同 時 にユーザーの要 求 度 も高 まっ
たため、最 新 型 の大 容 量 ドライブでもいっぱいになってしまうことがあります。
189
デバイスが進 化 するにつれ、そのような膨 大 なデータ量 の概 要 をとらえておくのは容 易 ではなくなってきました。 こ
れだけ多 くのファイルがあり、フォルダ構 造 が複 雑 になっている中 で、どうすれば大 量 のメモリ領 域 を (場 合 によって
は無 駄 に)消 費 しているファイルを見 つけることができるでしょうか。
AVG Disk Space Explorer は大 容 量 ファイルを検 出 します。 見 つかったファイルは、CD、DVD、外 付 けハード
ディスクなどにコピーしてアーカイブできます。 場 合 によっては、ファイルが不 要 であり、削 除 しても問 題 がないことに
気 付 くかも知 れません。 この方 法 で、簡 単 に大 量 のメモリ領 域 が解 放 できます。
4 .7 .5 .1 . 分 析 を 実 行 す る 方 法
Free Up Space 画 面 へ進 み、追 加 のモジュールリボン (画 面 右 下 )から大 容 量 ファイルとフォルダの検 索 オプ
ションをクリックして、AVG Disk Space Explorer モジュールを起 動 します。
または、ダッシュボードの すべての機 能 へ進 み、ハードディスクの大 容 量 ファイルとフォルダの検 索 エントリを
選 択 して、モジュールを起 動 することもできます。
分 析 する場 所 を選 択 してください。
ドライブを分 析
コンピュータに接 続 されているドライブのリストから、大 容 量 ファイルの検 索 の際 に対 象 となるドライブを選 択
します。 各 ドライブの合 計 サイズと空 き容 量 も表 示 されます。 特 に空 き容 量 の少 ないドライブを選 んで分
析 することをお勧 めします。
フォルダを分 析
個 々 のフォルダを分 析 するには非 常 に時 間 がかかります。 個 々 のフォルダを分 析 するには、フォルダを分
析 を有 効 にします。 選 択 ボタンをクリックすると、すべてのフォルダを含 むツリー構 造 が開 くので、その中 から
フォルダを選 択 し、OKをクリックします。
次 へをクリックして、分 析 を開 始 します。
分 析 にかかる時 間 は、選 択 されたドライブあるいはフォルダの容 量 と使 用 量 によってはしばらくかかります。 分 析 が
完 了 したら終 了 をクリックすると、メイン ウィンドウに結 果 が表 示 されます。
4 .7 .5 .2 . 分 析 結 果
フォルダ構 造
分 析 後 、AVG Disk Space Explorer のメインウィンドウが開 きます。サービスは2つの領 域 に分 かれています。
ウィンドウ左 側 にはドライブとフォルダのツリーが、Windows エクスプローラと同 様 の形 式 で表 示 されています。ツリー
表 示 で保 管 場 所 を選 択 すると、そこにあるデータは、ウィンドウ右 の領 域 に表 示 されます。既 定 では最 近 分 析 さ
れたドライブがまず表 示 されます。
中 断 のボタンをクリックして分 析 を停 止 した場 合 は、メイン ウィンドウは開 きますが、個 々 のドライブに関 する情 報
は表 示 されません。ここからも分 析 を開 始 できますが、一 度 に分 析 できるドライブは 1つに限 られています。
情 報 の表 示
ウィンドウ右 側 のデータの表 示 については、上 部 の各 タブをクリックすればいろいろな表 示 を選 択 できます。
どの表 示 形 式 でも、リストの列 名 をクリックするだけで列 を昇 順 または降 順 に並 べ替 えることができます。特 に、サ
イズを基 準 に並 び替 えると、大 容 量 のファイルが見 つけやすくなります。
190
次 のビューは、ディスク領 域 の使 用 量 の表 示 に使 用 されます.
概要
既 定 で有 効 になっているビュー概 要 は、ディスクのクリーンアップを行 うときの最 初 の手 順 として最 適 です。
その他 すべてのビューからの最 も重 要 な情 報 がまとめられており、全 体 的 な概 要 が把 握 できます。ウィンド
ウ上 部 にある、背 景 に色 が付 いた領 域 では、選 択 した要 素 についての情 報 をいつでもツリービューで見 る
ことができます。ここでは個 々 のドライブについてサイズとメモリ領 域 の使 用 率 が表 示 されます。一 方 、フォル
ダを選 択 した場 合 、この領 域 にはサブフォルダやファイルをすべて含 めたフォルダのサイズが表 示 されます。ま
た、フォルダの作 成 日 や前 回 使 用 の情 報 も表 示 されます。
コンピュータ(または、Windows XP の場 合 はマイコンピュータ)ビューは、サイズの大 きいファイルとフォルダ
の概 要 ではなく、各 ドライブの使 用 領 域 が表 示 されるため、1つ目 の表 に関 する、ある種 の例 外 を表 しま
す。
o サイズの大 きいフォルダとファイルの概 要
ここでは、選 択 したドライブまたはフォルダのメモリの使 用 領 域 が円 グラフとして表 示 されます。表 示 された
フォルダとファイル最 高 10個 までのそれぞれについて、ここでサイズとメモリ使 用 率 を読 み取 ることができます。
10個 以 上 の表 示 要 素 を見 たい場 合 は、リンク内 容 を表 示 をクリックすれば、 内 容 の表 示 に切 り替 えら
れます。
o ファイルの種 類
この表 は選 択 された要 素 に含 まれるファイルを各 ファイルの種 類 に従 ってまとめたもので、どんな種 類 のファ
イルが (例 えば文 書 、音 楽 ファイル、ビデオあるいは画 像 )最 もメモリを使 用 するかが一 覧 で確 認 できる実
用 的 な表 です。
この表 示 は選 択 したドライブまたはフォルダに直 接 位 置 しているファイルだけでなく、そこに含 まれるサブフォ
ルダの中 のファイルも対 象 となることに注 意 してください。ツリービューで枝 分 かれの各 レベルを選 択 すること
で、表 示 される情 報 をいつでも限 定 できます。
特 定 のファイルの種 類 でまとめられた個 々 のファイルを見 たい場 合 は、テーブルで該 当 するファイルの種 類
名 をクリックしてください。すると、該 当 する表 示 のカテゴリファイルの種 類 に切 り替 わります。
o 上 位 10個 のファイル
このテーブルは、メモリ領 域 を最 も多 く使 用 している上 位 10個 のファイルをリストしているので、特 に急 に
ディスク領 域 が不 足 した場 合 に役 に立 ちます。以 前 のテーブルのように、この表 示 は選 択 したドライブまた
はフォルダに直 接 位 置 しているファイルだけでなく、そこに含 まれるサブフォルダの中 のファイルも対 象 となって
います。テーブルに表 示 されているファイル名 、または 上 位 100個 のファイルを表 示 のリンクをクリックする
と、上 位 100個 のファイルの表 示 に切 り替 わります。そこではファイルの移 動 、アーカイブ化 、削 除 もできま
す。
目次
この表 示 では、ツリービューで選 択 したコンテンツの要 素 のリンクに直 接 ジャンプできます。名 前 や種 類 といっ
た Windows エクスプローラにあるような基 本 情 報 の他 に、各 要 素 に対 しそのサイズや潜 在 的 なメモリ使 用
率 も表 示 されます。見 やすい棒 グラフで、どのファイルやフォルダが大 部 分 の領 域 を使 用 しているかがすぐに
わかるようになっています。
フォルダをダブルクリックすると、下 のレベルに移 動 しコンテンツの詳 細 が表 示 されます。
191
ファイルの種 類
概 要 とファイルの種 類
既 定 では便 利 なファイルの種 類 の概 要 が開 き、最 も多 くメモリ領 域 を使 用 しているファイルが一 目 でわかり
ます。
ウィンドウの上 端 に、画 像 ドキュメント 圧 縮 されたファイル 音 楽 ファイル ビデオ ファイルとその他
のボタンが表 示 されます。これらのボタンの 1つをクリックするか、概 要 で該 当 するエントリをクリックすると、各
ファイルの種 類 にあるすべてのファイルが表 示 されます。
詳 細 :対 象 となるファイル拡 張 子 は?
各 ファイルの種 類 の後 には、例 えば画 像 の場 合 は .
bmp, .jpg, .gif, .tif und .png. のような多 数 のさまざま
な ファイル拡 張 子 が隠 されています。 対 象 となる拡 張 子 の詳 細 リストは、AVG Disk Space Explorerに
より自 動 的 にシステムに適 合 するように調 整 されます。ウィンドウの右 上 にある 詳 細 のボタンをクリックする
と、リストが表 示 されます。これは、チェック ボックスを無 効 にするだけで合 わせることができます。
その他 には、どのファイルの種 類 にも分 類 できない他 のファイルがすべて表 示 されます。
ここでは、詳 細 ボタンで表 示 できるファイル拡 張 子 のリストは、下 のリストにどのファイルを表 示 するか設 定
できるので、特 に役 立 ちます。
コンテキスト メニュー (ファイル拡 張 子 のリストを右 クリックして開 く)では、すばやくすべて選 択 したり現 在 の
選 択 を反 転 したりできます。
探 求 の好 奇 心 を働 かせ、利 用 できる表 示 をクリックして、ディスク空 き領 域 が確 保 できる候 補 を識 別 して
みてください。ファイルのサイズや最 後 にアクセスした日 付 順 に並 べ替 えることで、興 味 深 いファイルが見 つか
ることもあります。それにはマウスで該 当 する欄 のグレーのタイトルをクリックします。
クリーンアップのヒント:
特 定 のファイルの種 類 に限 定 して最 近 アクセスした日 付 ごとに分 類 すると、例 えば
もう視 聴 しないような 古 い MP3 ファイルやビデオを掘 り出 すことができます。
上 位 100個 のファイル
多 くのユーザーにとって、この表 示 が最 も興 味 深 いかもしれません。ここでは、ツリービューで選 択 された場
所 にあるファイルのうち、サイズが大 きい順 に 100個 が表 示 されます。その際 、すべてのサブフォルダの中 身
も対 象 になるので、システムのデータ量 により数 百 メガバイトから数 ギガバイトまでを、わずかなクリックだけ
で解 放 できます。
4 .7 .5 .3 . A V G D is k S p a c e E x p lo r e r を 設 定 す る 方 法
AVG Disk Space Explorer は、システムの外 観 をパーソナライズするオプションを提 供 します。 選 択 可 能 なオプ
ションをカスタマイズするには、[ファイル] [設 定 ] の順 にクリックします。
非 表 示 のファイルとフォルダ
[非 表 示 のファイルとフォルダ] セクションでは、非 表 示 のファイルとフォルダをAVG Disk Space Explorer で表 示
するかどうか指 定 できます。 デフォルトでは、Windows Explorer 設 定 が適 用 されます。 Windows Explorer 設 定 と
は異 なる設 定 を行 う場 合 は、[ユーザー定 義 の設 定 を使 用 する] をクリックし、必 要 に応 じて選 択 肢 を変 更 しま
す。 デフォルトでは、重 要 なシステム ファイルを誤 って削 除 したり移 動 したりしないよう、AVG Disk Space
Explorer がシステム フォルダ内 のすべての要 素 を保 護 します。 ユーザーがシステムに関 して完 璧 に精 通 している
場 合 は、[保 護 されたシステム要 素 ] セクションで、この保 護 を無 効 にできます。 [保 護 を無 期 限 に無 効 にす
る] チェックボックスにチェックを付 けます。
192
削除方法
[削 除 方 法 ] セクションでは、ファイルやフォルダを削 除 する際 に、AVG Disk Space Explorer がデフォルトで使
用 する方 法 を指 定 できます。 標 準 の削 除 方 法 [ごみ箱 へ移 動 ] は、誤 って削 除 したファイルを復 元 できるた
め、特 に初 心 者 のユーザーにお勧 めします。
ただし、Windows のごみ箱 に入 れることができるデータの量 は限 られていることにご留 意 ください。 ごみ箱 の保 存
容 量 を超 過 した場 合 、または Windows がより多 くの空 き領 域 を必 要 とする場 合 は、ごみ箱 にあるファイルが古 い
ものから順 に完 全 に削 除 されます。
削 除 方 法 として [完 全 に削 除 ] を選 択 すると、ファイルは Windows のごみ箱 には入 らずに直 接 削 除 されます。
削 除 されたファイルを後 で復 元 できるのは、AVG Undelete などの特 殊 なソフトウェアを用 いて、運 よくうまくいった
場 合 に限 られます。
他 の 3つの削 除 方 法 では、削 除 されたファイルの復 元 が実 質 的 に不 可 能 になるように AVG Shredder を使 用
します。
これらの削 除 方 法 とその設 定 についての詳 細 は「データを確 実 に削 除 」および「削 除 方 法 」を参 照 してください。
AVG Shredder の削 除 方 法 では [削 除 の繰 り返 し] ボックスが利 用 できます。 ボックス内 の数 (デフォルトでは
1)は、完 全 に削 除 するためにデータを上 書 きする回 数 を AVG Shredder モジュールに指 示 します。 一 般 的 に、
回 数 を増 やせば、データが永 久 に削 除 される可 能 性 がそれだけ高 くなり、復 元 される可 能 性 がなくなります。 た
だし、繰 り返 し回 数 が多 くなると、データ全 体 の削 除 処 理 にかかる時 間 も大 幅 に長 くなります。
4 .7 .5 .4 . フ ァ イ ル を ア ー カ イ ブ す る 方 法
AVG Disk Space Explorer でファイルをアーカイブする
コンピュータの中 を探 すうちに、不 要 だがまだ削 除 したくないファイルが見 つかった場 合 、AVG Disk Space
Explorerはそのジレンマを解 決 する便 利 な機 能 を備 えています。
Windows Explorer とのスムーズな連 携 により、例 えば、見 つけたファイルを削 除 の前 にUSB スティックや外 付 けハ
ードディスクに問 題 なくコピーすることなどができます。
1. 選 択 したファイルをクリックし、メニューの編 集 でコピーを選 択 するか、ショートカットキー [Ctrl + C]を押 し
ます。
2. Windows Explorer でコピー先 のドライブを開 き、コピーしたファイルをメニューの貼 り付 けをクリック、または
キーボードで [Ctrl + V] を押 して、そこに貼 りつけます。
主 要 な CD/DVD 作 成 プログラムがすべてサポートされているため、ファイルを CD または DVD に簡 単 にコピーする
ことができます。希 望 のファイルをマウスキーを押 しながら(ドラッグ& ドロップで)焼 付 けプログラムのリストに引 き入
れます。
アーカイブされたファイルをAVG Disk Space Explorerで削 除 する
ファイルを無 事 アーカイブ保 存 したら、AVG Disk Space Explorerで削 除 して、貴 重 なディスク領 域 を確 保 するこ
とができます。それには、ファイルを選 択 し、ツール バーの 削 除 をクリックします。
193
4.7.6. データを確実に削除する
この章 では、どのようにAVG Shredderモジュールを使 用 して、ファイルやフォルダ、ごみ箱 を完 全 に削 除 するの
か、またそれがどうして重 要 であるのかを説 明 します。
データを後 から確 実 に削 除 する
機 密 のファイルを「通 常 」の方 法 で削 除 してある場 合 は、AVG Shredderを使 用 して削 除 しなおすことはできませ
ん。ただし、ここでヒントを紹 介 しましょう:
ハードディスクのデフラグを行 うと、通 常 は、削 除 済 みのファイルが上 書 きされてもはや復 元 不 可 能 になりま
す。後 から通 常 の削 除 方 式 の確 実 性 を高 めるため、まずAVG Drive Defrag をお使 いください。(ハードディ
スクをデフラグする方 法 を参 照 。)
削 除 したファイルは、通 常 、ごみ箱 に移 動 します。Windows のごみ箱 は、削 除 の対 象 であるファイルを集 めたフォ
ルダに過 ぎません。ごみ箱 からファイルを取 り出 すのは簡 単 で、頻 繁 にごみ箱 を空 っぽにしたり、ごみ箱 に送 ること
なく直 接 ファイルの削 除 を行 い、ファイルが安 全 に削 除 されたと思 い込 んでいます。
ファイルの削 除 を行 う際 、Windows は全 体 を削 除 するわけではなく、実 際 はハードディスクにコンテンツが残 ってい
ます。Windows はファイルシステムからそのファイルを単 に「削 除 済 み」としてマークし、ファイルが取 っていたスペース
を再 び使 用 できるようになるだけです。 このディスク領 域 が新 たに使 用 されない限 り、(例 えば、AVG PC TuneUp
-> 削 除 されたファイルを復 元 するを使 って)、そこにあったファイルを復 元 することは難 しくありません。
大 切 なファイルを、プロでさえ復 元 不 可 能 になるように確 実 に削 除 したい場 合 は、AVG Shredderを使 って、ファ
イル、フォルダ、ごみ箱 を完 全 に削 除 することができます。 削 除 方 法 の中 から適 切 なものを選 択 できます。
4 .7 .6 .1 . デ ー タ を 確 実 に 削 除 す る 方 法
空 き領 域 を増 やす画 面 へ進 み、追 加 のモジュールリボン(画 面 右 下 )の Securely delete files to prevent
snooping オプションをクリックして、AVG Shredder を起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、ハードディスクのファイルを安 全 に
削 除 するを選 択 します。
何 を削 除 しますか?
ファイル
1. ファイルを選 択 します。
このオプションでは、コンピュータにあるファイルを検 索 し、削 除 対 象 を選 択 することができます。
2. 追 加 をクリックして、削 除 するファイルをリストに入 れてください。
Explorer が開 きます。 削 除 するファイルをダブルクリックすると、リストに追 加 されます。 または、開 い
た Expolorer またはデスクトップからファイルをドラッグし、リストにドロップ(ドラッグ& ドロップ)すること
もできます。 それには、ファイルを選 択 し、マウス ボタンを押 したままリストまで移 動 させます。
割 り当 てられた空 き領 域 を削 除 するのオプションは、ファイルの削 除 によって解 放 されたディスク領
域 を上 書 きし、削 除 の確 実 性 を高 めます。
ファイルを誤 ってリストに追 加 してしまった場 合 は、そのファイルを選 択 し、削 除 ボタンを押 せば削 除
できます。
194
3. 入 力 内 容 を確 認 し、次 へ をクリックします。
次 に、希 望 の削 除 方 法 を選 択 します(削 除 方 式 を参 照 )。
フォルダ
1. フォルダの選 択
このオプションでは、コンピュータにあるフォルダを検 索 し、削 除 対 象 を選 択 することができます。 フォル
ダを削 除 すると、その中 に含 まれているファイルもすべて削 除 されます。 削 除 するフォルダを選 択 する
際 、サブフォルダがあるかどうかが確 認 され、サブフォルダを検 索 対 象 から除 外 することができます。
2. 選 択 をクリックします
フォルダのツリー ビューが開 きます。 削 除 するフォルダを選 択 し、OKをクリックします。 また、削 除 する
フォルダの完 全 パスをテキスト ボックスに入 力 する方 法 もあります。
割 り当 てられた空 き領 域 を削 除 するのオプションでは、選 択 したフォルダのファイルのために保 留 さ
れていたディスク領 域 が上 書 きされるため、削 除 の確 実 性 が高 まります。
選 択 したフォルダにサブフォルダがある場 合 は、サブフォルダを検 索 対 象 から除 外 することができま
す。 サブフォルダを含 むチェックボックスのチェックを外 します。
3. 入 力 内 容 を確 認 し、次 へ をクリックします。
次 に、希 望 の削 除 方 法 を選 択 します(削 除 方 式 を参 照 )。
ごみ箱
1. ごみ箱 を選 択 します。
このオプションでは、ごみ箱 が表 示 され、空 にすることができます。 ごみ箱 に入 っているファイルの総 数
や、ごみ箱 が使 用 しているディスク領 域 のサイズの情 報 が表 示 されます。 また、削 除 する前 に中 身
を表 示 することができます。
2. 内 容 を表 示 をクリックします。
ごみ箱 のサイズと中 に含 まれているファイルの総 数 が表 示 されます。 ごみ箱 の中 に大 切 なファイルが
含 まれていないか確 認 するため、削 除 の前 に中 身 を表 示 させることができます。
割 り当 てられた空 き領 域 を削 除 するのオプションをオンにすると、ごみ箱 の中 のファイルのために保
留 されていたディスク領 域 が上 書 きされるため、削 除 の確 実 性 が高 まります。
3. 入 力 内 容 を確 認 し、次 へ をクリックします。
次 に、希 望 の削 除 方 法 を選 択 します(削 除 方 式 を参 照 )。
195
4 .7 .6 .2 . 削 除 方 法
AVG Shredderには、次 の 3つの削 除 方 法 が用 意 されています。3つの方 法 の違 いは、削 除 にかかる時 間 と削
除 の確 実 性 にあります。各 削 除 方 式 の削 除 プロセスを繰 り返 すことで、さらに確 実 性 を高 めることができます。た
だし、削 除 にかかる時 間 は長 くなります。
すばやい削 除
データが単 一 の文 字 で上 書 きされます。ファイルに保 存 されていた元 のテキストは失 われ、無 限 の縦 の列 に並 べ
られた特 定 の文 字 に取 って代 わります。
DoD 5220.22-M 方 式 による確 実 な削 除
米 国 防 総 省 準 拠 方 式 (政 府 ガイドライン DoD 5220.22-M)が使 用 されます。ファイルは削 除 前 に特 定 のデータ
パターンによって何 度 も上 書 きされ、これで元 の内 容 は確 実 に破 棄 されるので、特 別 実 験 室 で高 価 なドライブの
磁 気 構 造 スキャンを行 っても上 書 きされたデータは修 復 できなくなります。
Gutmann (グートマン)方 式 による確 実 な削 除
考 案 者 のペーター・グートマンにちなんで名 付 けられたこの削 除 方 法 では、削 除 するデータがランダムな値 によって
特 殊 なパターンに基 づいて 35回 上 書 きされた後 、削 除 されます。この方 法 は最 も確 実 だとされていますが、同
時 にソフトウェアによるデータ削 除 方 法 の中 でも最 も時 間 のかかる方 法 でもあります。
4.7.7. 未使用プログラムをアンインストールする
この章 では、AVG アインストールマネージャを使 って、どのようにコンピュータにインストールされたプログラムを表 示
できるのか、またなぜアンインストールすることが有 用 なのか、どのようにそれを行 うのかを説 明 します。
コンピュータで作 業 を行 っていると、時 間 とともにプログラムがどんどんたまっていきますが、その中 には既 に不 要 と
なっているものも少 なくありません。 Windows システムをすばやくスムーズに動 作 させるためには、使 用 されていな
いプログラムや不 要 なプログラムを定 期 的 に削 除 することが大 切 です。
プログラムはすべて、コンピュータへのインストール時 に Windows システムの奥 深 くに組 み込 まれ、完 全 にアンイン
ストールするまでそこに残 ります。 プログラムが不 要 になった場 合 、それを開 くために使 っていたデスクトップ上 のアイ
コンやプログラム ファイルを削 除 するだけでは十 分 ではありません。
大 部 分 のプログラムは、ハードディスク上 の複 数 の場 所 にファイルを分 配 して保 存 し、Windows レジストリにもエン
トリを残 します。
AVG Uninstall Manager を使 用 すれば、使 用 頻 度 の低 いプログラムや、特 に大 量 のメモリを必 要 とするプログラ
ムをすばやく検 出 できます。 インストールされているプログラムを各 種 の基 準 で並 べて表 示 できるので、プログラム
のインストール日 時 、使 用 頻 度 などの追 加 情 報 を参 考 にしてそのプログラムがまだ必 要 か、それともすぐにアンイ
ンストールするかをすばやく決 断 できます。
4 .7 .7 .1 . プ ロ グ ラ ム を ア ン イ ン ス ト ー ル す る 方 法
プログラムをアンインストールする方 法
空 き領 域 を増 やす画 面 に進 み、追 加 のモジュールリボン(画 面 右 下 )から使 用 していないプログラムをアインス
トールするをクリックし、AVG アンインストールマネージャを起 動 します。 このモジュールを起 動 するもう一 つの方
法 は、ダッシュボードですべての機 能 のインストール済 みのプログラムにある使 用 していないプログラムをアン
インストールするを選 択 します。
場 合 によっては、プログラム起 動 の前 にプログラムの評 価 機 能 のスタートアップ ダイアログが現 れることが
196
あります。 ここでこの機 能 を有 効 化 するかどうかを決 定 し OK をクリックします。
AVG アンインストールマネージャ はアンインストールしたプログラムを一 覧 表 示 します。 メニューで整 理 するをク
リックすると、一 覧 が列 ごとに並 び替 り、表 示 でフィルターを選 択 すると、選 んだプログラムだけが表 示 されます。 こ
れにより、たとえば使 用 されていないプログラムや、ディスク領 域 を最 も多 く使 用 しているプログラムなどが一 目 でわ
かります。
リストの項 目 を選 択 すると、詳 細 の領 域 の右 に プログラムの追 加 情 報 が表 示 されます。 そこに表 示 されるのは、
製 造 元 、インストール日 時 、最 後 の利 用 日 時 、ハードディスク上 のプログラム ファイルのサイズ、システム負 荷 、そ
してプログラムの評 価 です。
AVG アンインストールマネージャが提 示 するこれらの統 計 データを参 考 にしても、そのプログラムのは背 後 に
何 があるのかわからず、アンインストールすべきかどうか判 断 できない場 合 は、ツール バーにあるオンライン検
索 をクリックします。 リスト内 で選 択 したプログラムをインターネットで検 索 した結 果 が表 示 されます。 そこで
プログラムについての詳 細 を参 照 することができます。 これらの情 報 も、プログラムをアンインストールするべ
きかどうかを決 めるのに役 立 ちます。
有 用 性 の欄 には、他 にも判 断 補 助 材 料 があります。 本 人 もしくは他 の AVG PC TuneUp ユーザーがこのプログ
ラムをどう有 用 だと考 えているか、ここで情 報 を得 ることができます。 ご自 分 でまだ評 価 していなかったら、そのプロ
グラムをここで評 価 できます。 AVG PC TuneUp サーバーデータベースから他 のユーザーの評 価 を呼 び出 して表 示
します。 これらの評 価 は定 期 的 に自 動 的 に更 新 されます。
プログラムをアンインストールする場 合 は、アンインストールをクリックします。
プログラムをコンピュータからきれいに削 除 するには、該 当 する項 目 を選 択 して、ツールバーのアンインストールをク
リックします。 また、エントリをダブルクリックして削 除 することも可 能 です。
開 かれるアンインストール ウィザードは、プログラムごとに異 なります。 共 通 しているのは、ハード ディスクからファイ
ルを削 除 するだけでなく、それに付 随 するデスクトップ アイコン、[スタート] メニューの項 目 、そしてレジストリのエント
リをすべて削 除 するということです。 アンインストール ウィザードの指 示 に従 って、プロセスを完 了 してください。
プログラムをアンインストールしたくなかったり、将 来 のためにこのリストには表 示 しないよう確 保 しておきたい場 合
は、コンテキスト メニューでオプションのエントリを削 除 を選 択 してください。 これでこのプログラムはAVG アンイン
ストールマネージャでアンインストールすることができなくなりました。 これでプログラムをアンインストールするわけ
ではないのでご注 意 ください。
4.8. 問題の修正
コンピュータで作 業 をしていると、ときには思 ったとおりに行 かないこともあります。 問 題 の修 正 は、AVG PC
TuneUp に生 じた問 題 を検 出 し修 正 する様 々 な機 能 を備 えています。 さらにこのプログラムは、誤 って削 除 した
ファイルを復 元 するのにも役 立 ちます。
システムへの変 更 はすべてAVG Rescue Center によって監 視 されており、必 要 に応 じて変 更 を取 り消 すこ
とも可 能 です。
197
この画 面 は複 数 の領 域 に分 割 されています:
PC ヘルス
この領 域 のステータスは、コンピュータが良 好 な状 態 にあるかどうか、システムの状 態 に悪 影 響 があるような重 大 な
問 題 が検 出 されたかどうかを示 します。 たとえば、Windows の重 要 な設 定 が正 しく設 定 されているか、システム
ドライブに十 分 な空 き領 域 があるか、重 要 なセキュリティプログラムがインストールされているかが検 査 されます。
問 題 が見 つかった場 合 は、表 示 をクリックします。 各 問 題 の説 明 が表 示 され、問 題 をすぐに解 決 するか、非 表
示 にしておくかを決 定 できます。 すべての問 題 が解 決 されるか、非 表 示 にされた時 点 で、その領 域 のステータスが
再 び緑 色 になります。
詳 細 は、PC ヘルスをご覧 ください。
典 型 的 な問 題 を修 正 する
コンピュータに快 適 性 が損 なわれ、生 産 性 を低 下 させる問 題 がある場 合 、ここから問 題 を解 決 してください。 す
べて表 示 ボタンをクリックすると、問 題 ごとに考 えられる解 決 策 が表 示 されます。 また、よく修 正 される問 題 の場
合 、ボタンのすぐ上 に、最 もよく使 うトラブルシューティング機 能 があり、クリックすることで簡 単 に開 くことができます。
詳 細 は、典 型 的 な問 題 の修 正 をご覧 ください。
ハードディスク エラーを検 査
AVG Disk Doctor モジュールは、システムのドライブを分 析 し、ファイル システムに欠 陥 やエラーがないか検 査 しま
す。 問 題 が見 つかった場 合 、AVG Disk Doctor がその問 題 を瞬 時 に修 正 します。
198
詳 細 は、ハードディスク エラーを検 査 をご覧 ください。
削 除 されたファイルの復 元
AVG Undelete モジュールで、既 に削 除 したファイルをごみ箱 から復 元 することができます。 さまざまな基 準 で削
除 されたファイルを検 索 することができます。 ここで特 に興 味 深 いのは、外 部 記 憶 媒 体 (USB スティックなど)に
ファイルを復 元 できることです。
詳 細 は削 除 されたファイルの復 元 をご覧 ください。
4.8.1. PC ヘルス
この章 では、どのようにこの機 能 を使 ってシステムの状 態 を悪 化 させている問 題 を修 正 するか、そしてなぜそれが
有 用 なのかを説 明 します。
システムの健 康 に影 響 を与 える問 題 があるかを検 出 するには、Fix Problems 画 面 に進 み、PC Health タイトル
の Show ボタンをクリックします。
たとえば、Windows の重 要 な設 定 が正 しく設 定 されているか、システム ドライブに十 分 な空 き領 域 があるか、重
要 なセキュリティプログラムがインストールされているか、新 しい Windows の更 新 プログラムあるかどうかが点 検 され
ます。 問 題 を非 表 示 にした場 合 は、問 題 があってもステータスは変 わりません。
概要
詳 細 ウィンドウに見 つかった問 題 が表 示 されます。 リストから問 題 を選 択 すると、詳 細 パネルに問 題 の簡 単 な説
明 と、解 決 法 の提 案 が表 示 されます。
問 題 の修 正
検 出 された各 問 題 に対 し、それをすぐ解 決 するか、あるいは非 表 示 にしたいかを決 めることができます。 最 も簡
単 に問 題 を修 正 するには、提 案 された解 決 法 のリンクをクリックします。
問 題 を非 表 示 にする
すぐに問 題 を修 正 したくない場 合 は、問 題 を非 表 示 をクリックします。 その後 ずっと非 表 示 にするか、30日 間 だ
け非 表 示 にするかを指 定 します。
4.8.2. 典型的な問題を修正する
この章 では、なぜ典 型 的 な問 題 の修 正 が有 用 なのか、またどのようにAVG Repair Wizard モジュールを使
用 して、簡 単 に典 型 的 な問 題 を修 正 できるのかを説 明 します。どのような問 題 が生 じたかを選 択 するだけで、
AVG Repair Wizardが修 正 を実 施 します。
コンピュータで日 常 的 に作 業 を行 っていると、さまざまな問 題 が発 生 します。何 もしていないのに予 告 なしで誤 った
アイコンが Windows によって表 示 されたり、デスクトップに表 示 されているショートカットが消 えたり、タスクバーが表
示 されなくなったりします。
お使 いのコンピュータに同 様 の問 題 が生 じ、自 分 で解 決 できない場 合 は、この機 能 が役 立 ちます。コンピュータの
典 型 的 な問 題 のリストから、お使 いのPCに生 じた問 題 を選 び、AVG Repair Wizardは即 座 に修 正 します。
199
4 .8 .2 .1 . 典 型 的 な 問 題 を 修 正 す る 方 法
問 題 の修 正 画 面 に行 き、 典 型 的 な問 題 の修 正 のすべて表 示 ボタンをクリックして、AVG Repair Wizard モ
ジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、Windows の典 型 的 な問 題 を修
正 するを選 択 します。
修 復 したい問 題 を選 択 します。 AVG Repair Wizard により、Windows に生 じる典 型 的 な問 題 をわかりやすくま
とめた一 覧 が表 示 されます。 一 覧 にある項 目 を選 択 すると、ウィンドウの右 側 に詳 しい説 明 が表 示 されます。 お
使 いのコンピュータで生 じている問 題 のチェック ボックスをオンにしてください。
次 へをクリックすると修 正 が開 始 されます。 選 択 した問 題 の一 覧 が表 示 されるので、確 認 してから 次 へをクリック
します。 修 復 が開 始 されます。
終 了 をクリックして、モジュールを閉 じます。
4.8.3. ハードディスク エラーを検査
AVG Disk Doctor モジュールを使 用 してドライブを分 析 する方 法 となぜそれが重 要 であるかを説 明 します。
コンピュータでの作 業 の際 には、テキスト書 類 を編 集 するのでも、画 像 を見 るのでも、ただアプリケーションを起 動
するにしても、常 にファイルの読 み取 りと書 き込 みが行 われます。そのためWindows は必 要 な情 報 にいつでもすぐ
アクセスできるように、特 別 なファイル システムの中 にすべてのファイルを保 存 しています。
システム ファイルについての詳 細
ファイル システムは、各 ファイルとフォルダをドライブに記 録 して、名 前 ・容 量 ・最 後 に使 用 した日 付 ・ファイルの保
存 場 所 などのリストを保 存 します。
ハードディスク、USB メモリスティック、メモリカード(例 えばデジタルカメラの)、ディスケットのために Windows で使
用 されているファイル システムは FAT やNTFSと呼 ばれています。 2つのファイル システムで新 しい方 の NTFS は
FAT に比 べ、アクセス許 可 のような追 加 の情 報 の保 存 が可 能 なので、大 容 量 の最 新 のドライブにより適 していま
す。
年 月 が経 つにつれ、古 くなったディスクの欠 陥 、停 電 、あるいはソフトウェアのクラッシュなど、知 らないうちに複 雑 な
システム エラーが生 じてきます。そのようなエラーを早 めに見 つけて修 復 しなければ、エラー メッセージやプログラム
の問 題 が生 じ、最 悪 の場 合 は大 事 なデータを完 全 に失 ってしまいます。
AVG Disk Doctorは、ドライブとそこに含 まれるファイル システムの徹 底 的 なスキャンを実 行 します。スキャン中 にエ
ラーが発 見 された場 合 には、自 動 的 に修 復 されます。それにより、データの損 失 を防 ぐことができます。
4 .8 .3 .1 . ハ ー ド デ ィ ス ク を 検 査 す る 方 法
問 題 の修 正 画 面 に進 み、各 種 セクションのディスクのエラーをチェックするボタンをクリックして、AVG Disk
Doctor モジュールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードですべての機 能 に移 動 し、ハードディスクにあるエラーを
チェックを選 択 します。
AVG Disk Doctor によってどのドライブを検 査 するかを選 択 し、次 へをクリックします。
通 常 の分 析 または詳 細 な分 析 を選 択 します。
200
大 容 量 ドライブの場 合 、詳 細 な分 析 には時 間 がかかるので、たいていの場 合 は選 択 したドライブの通 常 の分
析 を実 行 すれば十 分 です。これなら通 常 1、2分 で終 了 します。
それでもシステムにエラーが生 じたり、Windows による読 み取 り・書 き込 み処 理 に問 題 がある場 合 は、詳 細 な分
析 実 行 してください。
次 へをクリックして、分 析 を開 始 します。
分 析 実 行 中 、AVG Disk Doctor が進 行 状 況 をグラフィック表 示 します。 表 示 されたボックスは、各 ドライブの使
用 領 域 を表 しています。
エラーが検 出 されない場 合 、終 了 してモジュールを閉 じます。
たいていの場 合 、分 析 を正 しく行 うため、あるいはコンピュータを修 復 するために再 起 動 が必 要 となります。 これは
例 えば、実 行 中 のプログラムまたは Windows 自 体 が選 択 したディスクにアクセスしているため、 AVG Disk Doctor
の独 占 的 なアクセスが妨 げられている場 合 などに、起 こることがあります。
再 起 動 が必 要 になると、 AVG Disk Doctor は対 応 するメッセージを表 示 します。 その際 、ただちに再 起 動 する
か、後 で手 動 で再 起 動 するかを決 めることができます。
4 .8 .3 .2 . 標 準 対 詳 細 な 分 析
標準分析
通 常 の分 析 は約 1∼ 2分 で通 常 十 分 です。
通 常 の分 析 は複 数 のステップに分 けて実 行 されます。以 下 の表 にすべてのステップが示 されています (通 常 の分
析 で行 われるのは、最 初 の 3行 のステップのみです)。
詳 細 な分 析
詳 細 な分 析 ではまず通 常 の分 析 で行 われるすべてのステップが含 まれています。それに加 えて、ドライブの物 理
的 な問 題 が分 析 されます。
ドライブの空 き領 域 は、通 常 512バイトのいわゆる [セクター] に分 かれています。ドライブの物 理 的 な欠 陥 を調
べるために、詳 細 な分 析 ではこの各 セクターの機 能 のパフォーマンスを調 査 します。
この分 析 にかかる時 間 は、種 々 の要 因 、たとえばドライブの容 量 や断 片 化 の度 合 いによって異 なります。いずれ
にせよ、最 低 5分 から 20分 かかります。
以 下 の表 ですべてのステップを確 認 できます。
分 析 ステップ
説明
通 常 の分 析 と詳 細 な分 析
ファイルとフォルダを分 析
NTFS とFAT
ファイル システムの各 要 素 を分 析 します。その際 、すべてのファイルとフォルダの構
造 が正 しいかどうかが検 証 されます。
インデックスの確 認
NTFS ファイル システムのフォルダのインデックスを確 認 します。インデックスが損 傷
201
NTFS のみ)
セキュリティデスクリプターの
確認
NTFS のみ)
している場 合 は、そのフォルダはファイル システムに表 示 されなくなります。
ファイルあるいはフォルダが突 然 見 えなくなった場 合 は、ファイル システムを修 正 す
ると解 決 できることがあります。
NTFS ファイル システムのファイルおよびフォルダは、セキュリティ記 述 子 によって保
護 されており、登 録 されていないユーザーからのアクセスを防 ぎます。分 析 によりこ
の記 述 子 にエラーが確 認 された場 合 には、修 正 されます。
詳 細 な分 析 のみ
ファイル データを確 認
NTFS のみ)
現 在 データが格 納 されているディスクのすべてのセクターが分 析 されます。これによ
り、ファイルを扱 う際 に読 み取 りエラーが起 こらないようにします。データ読 み取 り時
に複 数 回 の読 み取 りが必 要 となったことが検 出 されると、そのセクターに含 まれる
ファイルデータは、エラーが無 いセクターに移 動 されます。 そして一 度 で読 み取 りが
できなかったセクターを損 傷 ありとします。将 来 的 な問 題 を軽 減 させることが可 能
となります。
ディスク領 域 の確 認
NTFS とFAT
ドライブ内 の、ファイルの存 在 しないすべてのセクターを確 認 し、エラーなしで読 み
取 りができるかどうかを調 査 します。この調 査 でエラーが確 認 された場 合 には、そ
のセクターは損 傷 ありとされ、それによりその後 ファイルが使 用 されることを防 ぎま
す。
4.8.4. 削除されたファイルの復元
この章 では、どのように AVG Undelete モジュールを使 用 して、誤 って削 除 したファイルを復 元 できるかを説 明 し
ます。
誤 って削 除 してしまった大 切 なファイルを復 元 したい。ごみ箱 の中 を調 べても見 つからない。
そんな場 合 はAVG Undeleteの機 能 が役 に立 ちます。削 除 されたファイルが占 めていたディスク領 域 を Windows
が上 書 きしていない間 は、復 元 が可 能 です。
ファイル復 元 の重 要 なヒント
おおまかな規 則 として、ファイルの削 除 から時 間 がたてばたつほど、その後 コンピュータで行 った作 業 が多 ければ多
いほど、ファイルを完 全 に復 元 できる可 能 性 は低 くなります。それゆえ間 違 いに気 付 いたら、直 ちにAVG
Undeleteで復 元 を試 してください。
どんなことがあっても、削 除 済 みファイルの復 元 のためにソフトウェアをシステムにインストールしないでください!
ソフト
ウェアをインストールする際 に、重 要 なデータが上 書 きされ、永 久 に失 われる可 能 性 があるからです。
たとえアプリケーションを別 のドライブにインストールしたとしても、一 時 インストール ファイルによって削 除 済 みデータ
に危 険 が及 びます。このためAVG Undeleteのようなデータ復 元 ソフトウェアは、事 前 にインストールされ、いつでも
使 用 できる状 態 でなければなりません。そうすれば、仮 に問 題 が生 じても準 備 万 端 の状 態 でいることができるので
す。
202
4 .8 .4 .1 . 削 除 さ れ た フ ァ イ ル を 探 し 出 す 方 法
問 題 の修 正 画 面 に進 み、各 種 セクションの削 除 したファイルを復 元 するをクリックして、AVG Undelete モジュ
ールを起 動 します。
モジュールを起 動 するもう一 つの方 法 は、ダッシュボードのすべての機 能 から、ハードディスクの削 除 されたファイ
ルを復 元 を選 択 します。
削 除 されたファイルを検 索 したいドライブを選 択 します。
外 部 記 憶 媒 体 (USB スティックなど)のファイルを復 元 したいときは、それも選 択 肢 に含 まれます。
ファイルのあった場 所 が思 い出 せない場 合 は、すべてのドライブを選 択 します。
検 索 対 象 を絞 ります。 検 索 は、検 索 語 を入 力 して対 象 を絞 ることができます。 これは、ファイル名 やその一 部 を
覚 えているときに効 果 的 です。
検 索 のヒント:検 索 のヒント:プレースホルダの "
*
"や "
?"を使 用 しましょう。
検 索 単 語 を入 力 する際 、いわゆるプレースフォルダを使 用 することができます。 使 い方 は一 般 の検 索 エン
ジンと同 じです。
ファイルの明 確 な名 前 が思 い出 せないときや、特 定 のファイル拡 張 子 だけを探 したいとき、検 索 にプレース
ホルダを使 用 すると便 利 です。
* および ?は、ワイルドカードとして使 用 でき、*は複 数 の文 字 を表 し、?は個 別 の文 字 に代 替 します。
プレースホルダの使 用 例 :
photo* で検 索 すると、photo で始 まる名 前 のすべてのファイルの種 類 が見 つかります:photo_01.jpg、
photo.bmp、photo_paris.tif など。
photo.*あるいはphoto (プレースホルダなし)での検 索 では photo が名 前 につくすべてのファイルの種 類
が見 つかります:photo.jpg、photo.doc、photo.tif など。
*.doc で検 索 すると、拡 張 子 が .
doc のファイルがすべて見 つかります。
photo_?? で検 索 すると、photo_ で始 まって名 前 にさらに2文 字 つく全 てのファイルの種 類 が見 つかります
: pjoto_01、photo_09 など。
なぜ 0バイトのファイルを検 索 する必 要 があるのですか?
0 バイトのファイルは、ファイル名 だけから成 ります。 そのようなファイルの内 容 を復 元 することはできません。
たとえば、極 秘 のファイル名 を持 ったファイルを削 除 した後 、そのファイルが絶 対 に人 の目 に触 れないことを
確 実 にしたい場 合 は、0バイトのファイルを検 索 対 象 に含 めます。
状 態 の良 いファイルだけを検 索 するのはなぜですか?
状 態 の良 いファイルは、完 全 に復 元 できる可 能 性 が高 いからです。
次 へをクリックすると検 索 が開 始 されます。
AVG Undeleteは選 択 された各 ドライブを検 索 します。 ハード ディスクの容 量 が大 きく、検 索 語 を入 力 しなかった
203
場 合 は、検 索 処 理 に多 少 時 間 がかかります。
検 索 結 果 は、ファイル名 、元 の保 存 場 所 (フォルダ)、サイズ、ファイルの種 類 、最 後 に変 更 を加 えた日 時 、ファ
イルの状 態 の査 定 が表 示 されます。
4 .8 .4 .2 . フ ァ イ ル の 復 元
削 除 されたファイルの状 態
削 除 された各 ファイルについて、AVG Undeleteがどのような状 態 にあるのかを査 定 します。その時 点 でユーザーが
もっとも知 りたいこと、つまりファイルが完 全 に復 元 可 能 かどうかが、正 確 に予 測 されます。
良 好 な状 態
ファイルの状 態 が良 好 と査 定 されるのは、そのファイルが占 めていたハード ディスクの領 域 がまだ別 のファイル
に使 用 されていないときです。この場 合 、高 い確 率 でファイルを完 全 に復 元 することができます。
悪 い状 態
ファイルの状 態 が悪 いと査 定 されるのは、そのファイルが占 めていたハード ディスクの領 域 が、一 部 すでに別
のファイルによって上 書 きされている場 合 です。それでも、少 なくともファイルの一 部 を復 元 できる可 能 性 が
あります。ただし、復 元 の結 果 がどうなるかは、この時 点 では正 確 に予 測 できません。
ファイルの復 元
1. 復 元 したいファイルを選 択 します。
複 数 のファイルを選 択 する場 合 は、Ctrl キーを押 しながら操 作 します。
2. 復 元 をクリックして、ファイルの復 元 を開 始 します。
3. ファイルを元 の場 所 に復 元 するか、別 の場 所 に復 元 するかを指 定 します。
別 の場 所 を選 択 した場 合 は、フォルダ構 造 が開 き、フォルダを選 択 するか、新 しいフォルダを作 成 で
きます。入 力 内 容 を確 認 し、OKをクリックします。
AVG Undeleteにより、選 択 したファイルが指 定 の場 所 に復 元 されます。
ダイアログはいつでもキャンセルのボタンをクリックすれば閉 じることができます。
復 元 が正 常 に実 行 されましたか?
復 元 処 理 が完 了 したら、そのファイルを通 常 の操 作 で開 いてみます。うまく開 いた場 合 は、ファイルの復 元 が成 功
したことになります。開 かない場 合 は、そのファイルがすでに他 のファイルによって上 書 きされていると思 われます。
すべてを試 みた後 、他 のプログラムを使 って削 除 済 みファイルを復 元 したい場 合 、対 象 のファイルが保 存
されているのと同 じハードディスクにインストールしないことを強 くお勧 めします。
4.9. すべての機能
ダッシュボードの右 端 にあるすべての機 能 のメニューをご覧 ください。 このメニューを開 くとAVG PC TuneUp に備
わっている全 機 能 の一 覧 が、アプリケーション領 域 により分 類 されて表 示 されます。 項 目 の後 にあるスパナをクリッ
クすると各 項 目 の設 定 が開 き、個 人 のニーズに合 わせて設 定 することができます。
204
大 抵 のこれらの機 能 はこのビューにも、5つのカテゴリにもあります。
ですが以 下 の機 能 はこのメニューにしかありません:
インストール済 みのプログラム
バックグラウンドプログラムを無 効 にする
現 在 使 用 しておらず、アンインストールしたくないプログラムを無 効 にできます。
プログラムを無 効 にする方 法 もご覧 ください。
スタートアッププログラムを無 効 にする
システム起 動 時 にバックグラウンドで自 動 的 に起 動 するプログラムを無 効 にし、システム起 動 をスピードアッ
プできます。
システムの起 動 を設 定 する方 法 もご覧 ください。
未 使 用 プログラムをアンインストールする
PCにインストールされているすべてのプログラムと詳 細 情 報 を表 示 し、アンインストールするプログラムを選 ぶ
ことができます。
プログラムをアンインストールする方 法 もご覧 ください。
205
ハードディスク
デフラグ
ハードディスク内 のデータブロックを新 たに整 理 し、ディスクの空 き領 域 を増 やしてドキュメントやプログラムの
読 み込 みをスピードアップします。
ハードディスクをデフラグする方 法 もご覧 ください。
エラーをチェック
ハードディスク表 面 とそこに含 まれるファイルシステムの構 造 を点 検 、エラーをチェックし、修 正 してデータの損
失 を防 ぎます。
ハードディスクを検 査 する方 法 もご覧 ください。
データを確 実 に削 除
プロでさえ復 元 不 可 能 なようにファイルやフォルダを末 梢 することができます。
データを確 実 に削 除 する方 法 もご覧 ください。
削 除 されたファイルを復 元
ハードディスクやポータブル ドライブから消 去 したファイルを探 し出 して復 元 します。
削 除 されたファイルを探 し出 す方 法 もご覧 ください。
重 複 したファイルを削 除
ハードディスク上 の重 複 ファイルを見 つけ出 し、削 除 できます。
重 複 ファイルの検 索 方 法 もご覧 ください。
大 容 量 のファイルとフォルダを検 索
保 存 メディアにある大 容 量 データを検 出 して削 除 し、ディスク領 域 を増 やすことができます。
分 析 を実 行 する方 法 もご覧 ください。
使 用 データ
システムのキャッシュとログをクリーンアップ
システムに障 害 なくハードディスクから削 除 できる、不 要 なファイル、プロトコル、履 歴 リスト、パックアップファ
イル、一 時 ファイルに的 を絞 って探 し出 します。
Windows とプログラムを整 理 する方 法 もご覧 ください。
ブラウザデータをクリーンアップ
キャッシュ、クッキー、ブラウザのインターネット履 歴 をクリーンアップし、ネット閲 覧 の形 跡 を確 実 に削 除 しま
す。
206
ブラウザをクリーンアップする方 法 もご覧 ください。
破 損 したショートカットを削 除 する
システムをくまなく探 し、無 効 になったショートカットや参 照 を削 除 します。 これにより、そのような参 照 先 を
呼 び出 した際 のエラーメッセージを回 避 できます。
無 効 なショートカットを削 除 する方 法 もご覧 ください。
レジストリ
レジストリをデフラグ
Windows システムの中 央 データベース(レジストリ)を書 き直 し、隙 間 や構 造 エラーを除 去 してシステムを安
定 にします。
レジストリをデフラグする方 法 もご覧 ください。
レジストリをクリーンアップ
Windows システムの中 央 データベース (
レジストリ)で壊 れたエントリを探 し、修 復 または削 除 してシステムを
安 定 にします。
レジストリをクリーンアップする方 法 もご覧 ください。
レジストリを編 集
AVG Registry Editorでレジストリキーやレジストリ値 をすばやく楽 に検 索 し、的 を絞 って変 更 することがで
きます。 ただし、この機 能 は経 験 を積 んだユーザーのみが使 用 してください。
レジストリを編 集 する方 法 もご覧 ください。
コンピュータ
エコノミー モードをオンにする
省 エネの可 能 性 を最 も有 用 に活 用 してコンピュータの電 力 消 費 を低 減 させます。
エコノミー モードもご覧 ください。
スタンダード モード
すべてのチューニング サービスと機 能 を制 限 なく利 用 できるようにします。
スタンダード モードもご覧 ください。
ターボ モードをオンにする
不 要 なバックグラウンドのプログラムやメンテナンスを一 時 的 にオフにして、コンピュータのパフォーマンスをさら
に向 上 させることができます。
ターボ モードもご覧 ください。
207
メンテナンスの開 始
システム上 で最 適 化 の可 能 性 をチェックし、引 き続 いてすぐ最 適 化 を実 行 できます。
ワンクリック メンテナンスもご覧 ください。
自 動 メンテナンスを設 定 する
メンテナンスの措 置 が、定 期 的 間 隔 で自 動 的 に実 行 されるように設 定 できます。
メンテナンス設 定 を変 更 もご覧 ください。
システム情 報 を表 示 する
ハードウェアとソフトウェア及 びコンピュータのパフォーマンスについて重 要 な情 報 を表 示 します。
システム情 報 を表 示 する方 法 もご覧 ください。
推奨事項
速 度 アップ推 奨 情 報 を表 示 する
ハードウェアとソフトウェア、インターネット設 定 、視 覚 効 果 の領 域 での変 更 により、システム パフォーマンスを
向 上 できる推 奨 事 項 を表 示 します。
コンピュータのパフォーマンスを向 上 もご覧 ください。
PCヘルス問 題 を修 正 する
システム'
の状 態 に悪 影 響 を及 ぼす問 題 を表 示 し、問 題 修 正 の方 法 を提 案 します。
問 題 の修 正 もご覧 ください。
システムの起 動 とシャットダウンを最 適 化
コンピュータを点 検 し、例 えば不 要 なスタートアップ プログラムを無 効 にするなど、システム起 動 やシャットダ
ウンをスピードアップするための推 奨 事 項 があるかどうかをチェックします。
システムを最 適 化 もご覧 ください。
Windows
典 型 的 な問 題 を修 正 する
Windows のよくある問 題 の一 覧 を表 示 し、生 じた問 題 を簡 単 に修 正 することができます。
典 型 的 な問 題 を修 正 する方 法 もご覧 ください。
Windows の設 定 を変 更 する
視 覚 効 果 、ブラウザ オプション、デスクトップ、ユーザー ログオン、その他 数 多 くを個 々 に設 定 できます。
オプションと動 作 を個 々 にカスタマイズもご覧 ください。
208
Windows のデザインを変 更 する
Windows のインターフェイスを個 人 の好 みにしたがってカスタマイズできます。
Windows の外 観 をカスタマイズするもご覧 ください。
CPU を使 用 しているプログラムを表 示
実 行 中 のプロセスや開 いているファイルを見 たり、問 題 が起 こった場 合 にはそれらを中 止 したり終 了 すること
が可 能 になります。
実 行 中 のプロセスを管 理 する方 法 もご覧 ください。
モバイル デバイス
iPhone、iPad、iPod touch のクリーンアップ
iOS デバイスを PC に接 続 し、不 要 なファイルを一 瞬 のうちにクリーンアップできます。
「iOS をクリーンアップする方 法 」もご覧 ください。
AVG PC TuneUp
レスキューセンターを開 く
AVG PC TuneUp で行 った変 更 を復 元 する、または Windows 復 元 ポイントまで復 元 することができます。
変 更 を元 に戻 すもご覧 ください。
最 適 化 レポートを表 示 する
最 適 化 レポートは AVG PC TuneUpにより今 までに何 が最 適 化 されたかを表 示 します。
AVG最 適 化 レポートを表 示 する方 法 もご覧 ください。
設定
AVG PC TuneUp を必 要 にあわせてカスタマイズし、メンテナンスを行 い、ターボモード、AVG PC TuneUpの
更 新 確 認 を設 定 することができます。
ライブ最 適 化 を設 定
最 適 化 措 置 を 2つ有 効 にし、応 答 とシステム起 動 をスピードアップすることができます。
ライブ最 適 化 を設 定 をご覧 ください。
4.9.1. レジストリをクリーンアップする
以 下 の章 では、どのように AVG Registry Cleaner モジュールがレジストリをクリーンアップできるか、またそれがな
ぜ重 要 なのかを説 明 します。
レジストリは、Windows システムの中 核 です。レジストリには、継 続 的 にエントリ(値 とキー)が保 存 されます。ま
た、それぞれ新 規 にインストールされたプログラムや新 規 に接 続 されたハードウェアは適 切 にレジストリに報 告 し、
209
レジストリにキーと値 を残 します。プログラムを起 動 する際 、Windows がこのプログラムをよびだしますが、直 接 にで
はなく、プログラムのインストール時 にすでにレジストリに作 成 されたキーから開 きます。そのようなエントリは、このプ
ログラムのアンインストールの際 にもう必 要 なくなるので、本 来 はレジストリから削 除 されなければなりません。しか
し Windows はこれらのエントリをきれいに削 除 しないことが多 いので、時 と共 にそこに多 量 の無 効 なエントリが蓄
積 されます。
そのようなエントリは、プログラムのインストールの際 だけではなく、他 の多 数 のタスクの際 にも作 成 されます。たとえ
ば、スタートメニューに表 示 される 最 近 使 ったファイル の履 歴 リストなども、レジストリのエントリを利 用 しています。
このような参 照 は、参 照 先 のファイルを移 動 したり、削 除 したりした時 点 で無 効 になります。Windows は定 期 的
にレジストリをクリーンアップしないので、AVG Registry Cleanerを使 ってユーザーが自 分 で行 うことをお勧 めしま
す。
定 期 的 にレジストリをクリーンアップすると、システム全 体 とすべてのプログラムが安 定 します。それゆえ、これは
AVG PC TuneUp が自 動 メンテナンスの一 部 として実 行 できる機 能 の一 つです。
クリーンアップを実 行 するには、まずレジストリ内 で問 題 を検 出 する必 要 があります。見 つかった問 題 は、まとめて
修 正 することも、1つずつ修 正 することもできます。
4 .9 .1 .1 . レ ジ ス ト リ を ク リ ー ン ア ッ プ す る 方 法
レジストリをクリーンアップする方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、レジストリのレジストリを修 正 を選 択 して、AVG Registry Cleaner モ
ジュールを起 動 します。
まずレジストリ内 にある問 題 を検 出 する必 要 があります。 2つの分 析 方 法 から1つを選 択 してください:
1. 完 全 な検 査
レジストリ全 体 でエラーが検 出 されるよう完 全 な分 析 を行 うことをお勧 めします。
2. ユーザー定 義 の検 査
レジストリの分 析 は、数 分 かかることがあります。 分 析 が行 われている間 、進 行 状 況 が表 示 されます。
問 題 が検 出 された場 合 は、2つの方 法 で修 正 できます。
ディスプレイの問 題
ディスプレイの問 題 をクリックして詳 しい説 明 を表 示 し、クリーンアップの問 題 を排 除 します
Registry Cleaner メイン メニューのその他 の機 能 を参 照 。)
AVG
問 題 を今 すぐ解 決 する
見 つかった問 題 すべてをすぐ修 復 するには、オプションの問 題 をすぐ解 決 を選 択 し、続 行 をクリックしま
す。 これにより、レジストリが完 全 に整 理 され、システムが安 定 します。
クリーンアップ終 了 後 、再 び検 索 ボタンが表 示 され、詳 しい情 報 が見 られます:
再 び検 索
場 合 によっては 再 び検 索 ボタンが表 示 され、ウィザードが検 索 のやり直 しを提 案 することがあります。 これ
はいつも、クリーンアップによってレジストリの新 しいエントリが無 効 になった場 合 に起 こります。 これは、モ
210
ジュールに問 題 があるわけではなく、特 に プログラムのコンポーネントおよび ファイルの種 類 の各 領 域 で
起 こりやすい連 鎖 反 応 によるものです。
例:
レジストリ内 におけるエントリA からエントリB、つまり不 明 なファイル X を指 します。1回 目 のスキャンでAVG
Registry Cleanerはファイル X が見 つからないと、エントリB は無 効 であることを判 断 します。 そのため、ク
リーンアップの際 に、エントリB を削 除 します。 しかし、このクリーンアップによって、(削 除 済 みの)エントリB
を参 照 しているエントリA も無 効 になってしまいました。
1. 再 び検 索 をクリックします。
上 記 の 2つのカテゴリのみで再 び検 索 が行 われます。
2. 終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
クリーンアップは必 要 な回 数 だけ繰 り返 してください。 メインウィンドウに問 題 がまったく表 示 されなく
なれば、システムから古 い重 荷 を取 り除 くことができたという、心 地 よい感 覚 とともにモジュールを終 了
できます。
問 題 が検 出 されない場 合 終 了 をクリックします。 AVG Registry Cleaner メインウィンドウが表 示 されます。
4 .9 .1 .2 . チ ェ ッ ク の 対 象
チェックの対 象
次 の表 は、完 全 点 検 の際 、AVG Registry Cleanerがどの領 域 のレジストリを検 査 の対 象 としているのかを表 し
たのもです。この中 から、ユーザー定 義 の分 析 を選 択 できます。
領域
説明
検 査 可 能 な信 号
エラーメッセージなどのシステムまたはプログラムイベントが発 生 すると、音 が鳴 りま
す。これは、レジストリ内 の該 当 するエントリを呼 び出 すことで実 行 されますが、該
当 するサウンド ファイルが削 除 されると、エントリが無 効 になります。
スタートアップ プログラム
Windows と一 緒 に自 動 的 に起 動 するプログラムは多 数 あります(ウィルス スキャ
ンなど)。これは、レジストリのスタートアップ領 域 にあるエントリを通 じて実 行 され
ます。そのようなプログラムのアンインストール時 に、これらのエントリは削 除 されな
いことがあります。
ファイルの種 類
レジストリのこの領 域 でのエントリは、さまざまな情 報 (たとえば、それを使 って開 く
プログラムなど)を持 つ1つあるいは複 数 の拡 張 子 (.
txt や .
doc など)とリンクして
います。そのようなエントリは、プログラムのアンインストールなどで無 効 になることが
あります。
データベース ドライバ
多 くのプログラムは、インストールの際 にレジストリ内 のデータベース ドライバおよび
データ ソースにエントリを残 します。これらのエントリは、このプログラムのアンインス
トールあるいは移 動 、個 々 のデータソースの削 除 などによって無 効 になることがあ
ります。インストールの際 に無 効 なエントリが作 成 されることも珍 しくありません。
211
共 通 ファイル
レジストリのこの領 域 には、複 数 のプログラムが使 用 するファイルおよびプログラム
ライブラリ(DLL)への参 照 が含 まれています。そのようなプログラムのアンインスト
ール時 に、これらのエントリは削 除 されないことがあります。
ヘルプ ファイル
プログラムの多 くは、ヘルプ ファイルの保 存 場 所 についてのエントリをレジストリ内
に残 します。そのようなプログラムのアンインストール時 に、これらのエントリは削 除
されないことがあります。
プログラムは、レジストリのこの領 域 にエントリを残 します。これらのエントリをもと
インストール済 みのプログラ に、[コントロール パネル] のすべてのプログラム一 覧 が作 成 されます。プログラムの
ム
アンインストール時 にこれらのエントリが削 除 されず、一 覧 に不 整 合 が生 じること
があります。
プログラム設 定
コンピュータにインストールされた各 プログラムには、レジストリのエントリにプログラ
ム特 有 の情 報 (データやプログラムのパスなど)が格 納 されています。これらのエン
トリは、プログラムのアンインストール時 に削 除 されないことがあります。
プログラムの拡 張 子
レジストリのこの領 域 は、音 声 やビデオのコーディック、あるいは Internet Explorer
アドオンのような、個 々 のプログラムの機 能 を拡 張 する拡 張 強 化 への参 照 が含 ま
れています。これらのプログラムや拡 張 機 能 をアンインストールした場 合 に、対 応
するエントリが削 除 されないことがあります。
プログラム コンポーネント
Windows プログラムの多 くは、レジストリのこの領 域 にあるエントリを通 じて
ActiveX コンポーネントや COM コンポーネントにアクセスします。これらのエントリ
は、プログラムのインストール時 に作 成 されますが、プログラムをアンインストールし
ても削 除 されないことがあります。インストールの際 に無 効 なエントリが作 成 される
ことも珍 しくありません。
プログラム パス
一 部 のプログラムでは、[スタート] メニューの [ファイル名 を指 定 して実 行 ] で直 接
実 行 できるよう、インストール フォルダがレジストリ内 に保 存 されます。そのようなプ
ログラムのアンインストール時 に、これらのエントリは削 除 されないことがあります。
フォント
Windows では、コンピュータにインストールされているすべてのフォントに対 し、レジ
ストリのこの領 域 にエントリが作 成 されます。これらのエントリは、フォントをアンイン
ストールしても削 除 されずに残 ることがあり、Windows を起 動 するたびに存 在 しな
いフォントの読 み込 みが試 行 されます。
履 歴 リスト
Windows や多 数 のプログラムには、前 回 どのファイルを編 集 したかなどを記 録 す
る履 歴 リストがあります。これは、レジストリ内 に参 照 の形 で保 存 されます。これら
のエントリは、該 当 するファイルを削 除 または移 動 した場 合 に無 効 になります。
Windows ファイアウォール
Windows ファイアウォールは、どのプログラムがネットワーク接 続 の受 信 を許 可 され
ているかを保 存 し、レジストリ内 に各 プログラムのエントリを作 成 します。これらのエ
ントリは、そのようなプログラムのアンインストールによって破 損 したり無 効 になった
りすることがあります。
この一 覧 から、削 除 済 みファイルによってレジストリ内 にたくさんの 不 要 な 〔抜 け殻 〕が残 されることがわかります。
AVG Registry Cleanerは、これらの不 要 となったエントリをすべて検 出 し、削 除 することができます。そのため、完
全 なスキャンを実 行 されることを推 奨 します。
212
4 .9 .1 .3 . A V G R e g is tr y C le a n e r メ イ ン メ ニ ュ ー の 追 加 機 能
AVG Registry Cleaner メインメニューのその他 の機 能
クリーンアップ後 の詳 細 の表 示 と問 題 の除 去
左 側 の列 で各 領 域 をクリックすると、ウィンドウの上 部 に問 題 がどのようにして生 じるのか詳 しい説 明 が表 示 されま
す。
ある領 域 で問 題 が検 出 された場 合 は、さらに問 題 と詳 細 を表 示 した一 覧 が作 成 されます。一 覧 でエントリを 選
択 すると、さらに詳 しい問 題 分 析 が得 られます。
また、一 覧 の中 でチェック ボックスをオフにすると、その問 題 がクリーンアップの対 象 外 となります。
問 題 の説 明 が表 示 されていない場 合 は、ツールバーにある詳 細 をクリックする必 要 があります。
クリーンアップの実 行
AVG Registry Cleanerのメインウィンドウからクリーンアップを開 始 するには、クリーンアップを開 始 をクリックしま
す。クリーンアップの対 象 から除 外 した問 題 は、修 正 されません。
クリーンアップ終 了 後 、再 び検 索 ボタンが表 示 され、詳 しい情 報 が見 られます:
再 び検 索
場 合 によっては 再 び検 索 ボタンが表 示 され、ウィザードが検 索 のやり直 しを提 案 することがあります。これ
はいつも、クリーンアップによってレジストリの新 しいエントリが無 効 になった場 合 に起 こります。これは、モジュ
ールに問 題 があるわけではなく、特 に プログラムのコンポーネントおよび ファイルの種 類 の各 領 域 で起 こ
りやすい連 鎖 反 応 によるものです。
例:
レジストリ内 にあるエントリA からエントリB、つまり不 明 なファイル X を指 します。1回 目 のスキャンで
AVGRegistry Cleaner はファイルXが見 つからないとエントリB が無 効 であるとを判 断 します。そのため、クリ
ーンアップの際 に、エントリB を削 除 します。しかし、このクリーンアップによって、(削 除 済 みの)エントリB を
参 照 しているエントリA も無 効 になってしまいました。
1. 再 び検 索 をクリックします。
上 記 の 2つのカテゴリのみで再 び検 索 が行 われます。
2. 終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
クリーンアップは必 要 な回 数 だけ繰 り返 してください。メインウィンドウに問 題 がまったく表 示 されなくなれば、
システムから古 い重 荷 を取 り除 くことができたという、心 地 よい感 覚 とともにモジュールを終 了 できます。
上 級 ユーザーのための機 能
クリーンアップから除 外 すべき個 々 の領 域 がきちんとわかっている場 合 、あるいはレジストリ内 のエントリを自 分 で確
認 し、編 集 もしたい場 合 は、以 下 の機 能 に注 目 です:
213
問 題 を無 視
分 析 の時 に見 つからないように、個 々 の問 題 をリストから削 除 できます。
これには次 の手 順 を実 施 します:
1. 該 当 する領 域 のリスト内 で問 題 を選 択 します。
2. 編 集 メニューで問 題 を無 視 をクリックします。
この機 能 は、リストの各 項 目 のコンテキスト メニューにも表 示 されます。
無 視 した問 題 を再 度 含 む
無 視 されていた問 題 を再 び分 析 対 象 とすることができます。
これには次 の手 順 を実 施 します:
1. メニュー ファイル で無 視 された問 題 をクリックします。
2. 表 示 されたリストからそれを選 択 し削 除 するをクリックします。
レジストリ内 のエントリを表 示
各 領 域 の詳 細 な問 題 リストから、特 定 の問 題 に対 応 するレジストリ内 のエントリを直 接 表 示 することがで
きます。
これには次 の手 順 を実 施 します:
1. リスト内 で問 題 を選 択 します。
2. 編 集 メニューで、問 題 の詳 細 、次 に、キーへジャンプを選 択 します。
この機 能 は、リストの各 項 目 のコンテキスト メニューにも表 示 されます。
レジストリの編 集
ツールバーで Registry Editor を直 接 クリックしてAVG PC TuneUpモジュールを呼 び出 し、レジストリを編
集 します。
4.9.2. iPhone、iPad、iPod touch をクリーンアップする
この章 では、iOS 用 AVG Cleaner モジュールを使 用 して、iPhone、iPad または iPod touch にある不 要 なファイ
ルをスキャンし、その後 でそのファイルをすばやく削 除 する方 法 について説 明 します。
iOS デバイス、すなわち iPhone、iPad または iPod は、現 在 非 常 に人 気 が高 く、幅 広 く普 及 しています。 人 々
は iOS デバイスをあらゆる目 的 で使 用 しています。音 楽 を聴 いたり、ビデオを観 たり、ニュースを読 んだり、あるいは
単 にウェブを閲 覧 したりします。 しかし、これらのことを行 うにはさまざまな種 類 のアプリが多 数 必 要 となり、それに
よって不 要 でまったく役 に立 たない一 時 ファイルが多 数 作 成 されます。 このような不 要 ファイルは、デバイスのメモリ
領 域 を占 有 し、処 理 速 度 を大 幅 に低 下 させるため、大 変 なお荷 物 です。
iOS 用 AVG Cleaner は、シンプルでありながら極 めて効 果 的 で独 特 な解 決 策 を提 供 します。 必 要 な操 作 は、
iOS デバイスを USB ケーブルで PC に接 続 し、スキャンを実 行 するだけです。 このスキャンにより、使 用 可 能 なメ
214
モリ領 域 を増 やすためにどのファイルをクリーンアップできるかが即 座 に分 かります。 このモジュールは、アプリケーショ
ンの一 時 ファイル、Cookie や画 像 のサムネイルなどのファイルを検 出 する能 力 を備 えています。 その後 、メモリ領
域 を占 有 しているこれらのファイルをすばやく削 除 し、永 遠 に失 われたと思 っていたストレージ能 力 の一 部 を取 り
戻 すことができます。
AVG PC TuneUp とApple iTunes がインストールされているコンピュータに iPhone、iPad または iPod touch
を接 続 すると、通 知 バブルが毎 回 自 動 的 に表 示 され、そのデバイスから不 要 なファイルを削 除 する方 法 が
あることをユーザーに通 知 します。 このバブルをクリックすると、iOS 用 AVG Cleaner モジュールのウェルカム
画 面 が開 きます。 もちろん、バブルを閉 じて、後 でモジュールを実 行 することもできます (その場 合 は AVG
PC TuneUp のユーザーインターフェースから直 接 実 行 します)。
iOS 8.3 以 降 で動 作 しているデバイスは、Apple によりオペレーティング システムへのアクセスが制 限 されて
いるため、iOS 用 AVG Cleaner モジュールは対 応 していません。
4 .9 .2 .1 . iO S デ バ イ ス を ク リ ー ン ア ッ プ す る 方 法
1. ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、モバイルデバイスの iPhone、iPad、またはiPod touchをクリーン
アップエントリを選 択 し、AVG Cleaner for iOS モジュールを起 動 します。
2. AVG iOS 用 Cleaner モジュールが適 切 に機 能 するためには、PC に iTunes をインストールする必 要 がありま
す。iTunes は Apple Inc. により開 発 されたメディア プレーヤー、メディア ライブラリ、およびモバイル デバイス管 理
アプリケーションです。パーソナル コンピュータでデジタル オーディオとビデオの再 生 、ダウンロード、および整 理 を
行 うために使 用 できます。
iTunes がすでにインストールされているコンピュータでは、この手 順 を省 くことができます。 しかし、まだこのソフト
ウェアがない場 合 は、[iTunes をダウンロード] ボタンをクリックします (または次 のウェブページ )。
インターネット ブラウザで [今 すぐダウンロード] ボタンをクリックします。 インストール ファイルがダウンロードされる
まで待 ち、ファイルを実 行 します。その後 は画 面 に表 示 される指 示 に従 ってインストール プロセスを進 めます。
iTunes のインストールが完 了 したら、iOS 用 AVG Cleaner モジュールのダイアログに戻 ります。 画 面 を見 て分
かるとおり、次 の手 順 に進 むことができます。
iTunes が必 要 となる理 由 は、iOS 用 AVG Cleaner モジュールがユーザーのデバイスに接 続 するために必 要 な
ファイルが iTunes に含 まれているためです。 スキャンやクリーンアップのプロセス中 に iTunes を開 く必 要 はありま
せん。
3. お使 いの iOS デバイスを USB ケーブルで PC に接 続 します。
iOS 8.3 以 降 で動 作 しているデバイスは、Apple によりオペレーティング システムへのアクセスが制 限 され
ているため、AVG iOS 用 Cleaner モジュールは対 応 していません。 そのため、iOS 8.3 以 降 を使 用 して
いる場 合 はエラー メッセージが表 示 され、接 続 ができません。
iPhone、iPad または iPod touch の認 識 は、通 常 数 秒 で完 了 します。 続 行 するには、お使 いのデバイスをロッ
ク解 除 し、[信 頼 する] をタップします。 接 続 が正 常 に確 立 されると、[デバイスを接 続 ] というテキストが [接 続
先:
] というテキストに変 わり、その下 にお使 いのデバイス名 が表 示 されます。 これで、次 の最 終 手 順 、「スキャン
の実 行 」に進 むことができます。
4. 安 全 に使 用 可 能 にできる領 域 のサイズを確 認 するには、[今 すぐスキャン] ボタンをクリックします。 これはクリー
ンアップではなく、単 なるスキャンであるため、ユーザーの許 可 なしにデータが変 更 されたり削 除 されたりするので
はないかと心 配 する必 要 はありません。 あらかじめ結 果 を確 認 できるため、どのように処 理 するかをユーザーが
決 定 できます。
スキャン プロセスの所 要 時 間 は最 大 で数 分 間 です。 スキャン中 に、クリーンアップ可 能 な項 目 の合 計 数 とサイ
215
ズを継 続 的 に表 示 できます。 このプロセスは、[キャンセル] ボタンをクリックするといつでも中 止 できます (その場
合 、検 出 結 果 はすべて破 棄 され、画 面 表 示 は以 前 のダイアログに戻 ります)。
5. スキャン プロセスの終 わり方 は 2通 りあります。 不 要 なファイルが見 つからない場 合 (従 って、ユーザーは iOS
用 AVG Cleaner モジュールを閉 じるのみ)と、いくつかのファイルが見 つかった場 合 (この場 合 の方 がはるかに
多 い)です。 後 者 の場 合 は [スキャン結 果 ] ダイアログが表 示 されます。 お使 いの iPhone、iPad または iPod
touch で検 出 される可 能 性 のある不 要 なファイルのさまざまな種 類 についての詳 細 を見 るには、ここをクリックし
てください。
6. 検 証 結 果 を確 認 した後 (および場 合 によっては削 除 する項 目 を選 択 した後 )で行 う必 要 があるのは、[今 すぐ
クリーンアップ] ボタンをクリックすることのみです。 クリーンアップ プロセスが直 ちに開 始 され、ユーザーはその進
捗 状 況 、すなわち、すでに削 除 された不 要 なファイルの数 と、その合 計 サイズを確 認 できます。 クリーンアップ
中 に iOS デバイスとの接 続 を解 除 しないでください。手 順 全 体 が中 止 されます。
iOS 用 AVG Cleaner モジュールが AVG Rescue Center によって保 護 されており(この保 護 オプションはデフォル
トによりオン)、バックアップの実 行 に十 分 な空 き領 域 がハード ドライブにない場 合 は、クリーンアップ プロセスは
開 始 されません。 ハード ドライブの空 き領 域 を増 やすか、または Rescue Center の設 定 で自 動 バックアップを
オフにする必 要 があります。 iOS 用 AVG Cleaner モジュールでの自 動 バックアップについての詳 細 を読 むか、ま
たはRescue Center 保 護 の概 要 について学 習 することをお勧 めします。
7. クリーンアップ プロセスの所 要 時 間 は数 秒 間 です。 その後 、削 除 された不 要 なファイルの合 計 数 と、そのサイズ
が表 示 されます。 お疲 れ様 でした。 お使 いの iOS デバイスは正 常 にクリーンアップされ、パフォーマンスが向 上
し、使 用 可 能 なストレージ領 域 が増 えました。 [閉 じる] ボタンをクリックし、iOS 用 AVG Cleaner モジュールを
終 了 してください。
4 .9 .2 .2 . 検 出 で き る 不 要 な フ ァ イ ル の 種 類 は ?
スキャン プロセスが完 了 すると、[スキャン結 果 ] ダイアログが表 示 されます。このダイアログはリボン形 式 で、それぞ
れ異 なる色 の付 いたセグメント (不 要 なファイルのカテゴリに基 づく)に分 けられています。 リボンの各 セグメント
は、比 例 的 に表 示 されます。すなわち、各 セグメントのサイズは、クリーンアップ可 能 な領 域 全 体 に占 める割 合 に
よって異 なります。
次 の種 類 の不 要 なファイルをクリーンアップできます。
カテゴリ
説明
一 時 ファイル
このカテゴリには、アプリによって作 成 され、安 全 に削 除 できるすべての不 要 な一
時 ファイルが含 まれます。
Cookie
このカテゴリには、アプリによって作 成 され、安 全 にクリーンアップできるすべての
cookie が含 まれます。
キャッシュ ファイル
このカテゴリには、アプリによって保 存 され、安 全 に削 除 できる不 要 なキャッシュ
ファイルが含 まれます。
システム ログ
このカテゴリには、お使 いのデバイスによって作 成 され、安 全 に削 除 できる不 要 な
システム使 用 レポートとアプリクラッシュ ログが含 まれます。
サムネイル キャッシュ
このカテゴリには、お使 いのデバイスでサードパーティアプリによって作 成 され、安
全 にクリーンアップできる画 像 サムネイルが含 まれます。 ユーザー自 身 の写 真 に
216
変 更 は加 えられません。
ダウンロード キャッシュ
このカテゴリには、中 断 されたダウンロードや不 完 全 なダウンロードが含 まれます。
特 定 のセグメントにマウス カーソルを重 ねると、そのセグメントの概 略 、およびそこにあるクリーンアップ可 能 な項 目
の合 計 数 とサイズが表 示 されます。
ウィンドウの左 下 隅 にある [詳 細 を表 示 ] ボタンをクリックすると、ダイアログが詳 細 表 示 に切 り替 わります。 これに
より、クリーンアップされる各 カテゴリにある個 別 のファイルを調 べることができます。 このビューでは、複 数 の色 で区
別 された不 要 なファイル カテゴリのリボンも表 示 されますが、各 カテゴリは左 側 の列 にも表 示 されるため (合 計 サ
イズおよびクリーンアップ可 能 な項 目 数 も併 せて表 示 )、全 体 を選 択 または選 択 解 除 できます (名 前 の横 にある
チェックボックスを使 用 )。 右 側 には、現 在 選 択 されているカテゴリの詳 細 な概 要 が表 示 されます。サブカテゴリ
(すなわち個 々 のアプリケーション)のリストがあり、その中 にある特 定 の項 目 (ファイル)も表 示 されます。 どれで
も選 択 (および選 択 解 除 )できます。 [並 べ替 え] ロールダウン メニューを使 用 して各 カテゴリの項 目 を並 べ替 え
ることもできます (サイズ順 または名 前 順 )。
カテゴリ(またはサブカテゴリ)の現 在 の状 態 は、その名 前 の横 にあるチェックボックスの表 示 によって識 別 できま
す。 チェックボックスが空 ( )の場 合 は、カテゴリの項 目 が一 つも選 択 されていないことを示 し、チェックが付 いて
いる ( )場 合 は、項 目 がすべて選 択 されていることを示 します。 小 さな四 角 形 が付 いたチェックボックス (
は、一 部 の項 目 のみがクリーンアップのために選 択 されているカテゴリ(またはサブカテゴリ)を示 します。
[詳 細 を非 表 示 ] ボタンをクリックすると、ダイアログはシンプルな基 本 表 示 に戻 ります。 ただし、個 々 のカテゴリま
たはサブカテゴリで以 前 に選 択 /
選 択 解 除 されたすべての項 目 は、選 択 /
選 択 解 除 されたままになります。
この後 、実 行 する必 要 がある操 作 は、[今 すぐクリーンアップ] ボタンをクリックしてクリーンアップ プロセスを開 始 す
ることのみです。 クリーンアップ プロセスとその結 果 についての詳 細 は、ここをクリックしてください。
4 .9 .2 .3 . 自 動 バ ッ ク ア ッ プ
他 のすべての AVG PC TuneUp モジュールと同 様 に、 iOS 用 AVG Cleaner はデフォルトで Rescue Center に
よって保 護 されています。 これは、クリーンアップを行 う前 には毎 回 、削 除 されるすべてのファイルがまずハード ドラ
イブにバックアップされることを意 味 します。 クリーンアップ プロセスによって重 要 なデータが失 われた場 合 (
一般に
はゲームの進 度 の記 録 など)
、後 でデータを復 元 することを選 択 できます。
バックアップはクリーンアップ プロセスの前 (すなわち、[今 すぐクリーンアップ] ボタンをクリックした直 後 )に行 われま
す。 バックアップを作 成 するのに十 分 なディスク領 域 がない場 合 、空 き領 域 を増 やす必 要 があります。 また、
Rescue Center 設 定 で自 動 バックアップをオフにすることもできます。 オフにするには、[設 定 ] リンク(AVG PC
TuneUp ダッシュボードの右 上 にあるメニューバーの中 )をクリックし、左 側 のリストで [Rescue Center 保 護 ] の項
目 を選 択 して、[iOS 用 AVG Cleaner] ボックスの選 択 を解 除 します。 ただし、不 要 な変 更 を元 に戻 す方 法 を
維 持 しておく方 がはるかに安 全 であるため、この機 能 をオフにすることはお勧 めしません。
iOS 用 AVG Cleaner のインターフェースで、Rescue Center 保 護 が有 効 かどうか簡 単 に確 認 できます。 ダイアロ
グの右 上 隅 にある [Rescue Center] ボタンをご覧 ください。 ボタンが緑 色 の場 合 、モジュールは自 動 バックアップ
により保 護 されています。グレーの場 合 、Rescue Center 保 護 は無 効 になっています。
失 ったデータを復 元 する方 法
これを行 うには、 AVG Rescue Center モジュールを起 動 する必 要 があります。 起 動 は AVG PC TuneUp ダッ
シュボードから (
ダッシュボードの右 下 隅 にある [Rescue Center] ボタンをクリック)
、または iOS 用 AVG Cleaner
インターフェースから、右 上 隅 にある [Rescue Center] ボタンを使 用 して直 接 行 うことができます。
217
失 ったデータの復 元 は iOS バージョンが 8.
3より前 のデバイスのみで機 能 することにご注 意 ください。 iOS
8.3 以 降 で動 作 しているデバイスは、Apple によりオペレーティング システムへのアクセスが制 限 されている
ため、iOS 用 AVG Cleaner モジュールは対 応 していません。
[変 更 を元 に戻 す] セクションの右 側 の列 にある [AVG Rescue Center] には、保 存 されているすべてのバックアッ
プのリストがモジュール名 順 または日 付 順 に表 示 されます。 iOS 用 AVG Cleaner バックアップの場 合 は、それぞ
れの作 成 日 時 、各 バックアップに含 まれている項 目 の合 計 数 とサイズ、およびバックアップの作 成 元 デバイス名 を
確 認 できます。 これにより、使 用 するバックアップを簡 単 に見 つけることができます。
バックアップを選 択 し、その復 元 を確 認 した後 で、正 しいデバイスを接 続 する必 要 があることを知 らせるダイアログ
が表 示 されます。 USB ケーブルを使 用 して接 続 が確 立 されるまで待 ち、[続 行 ] ボタンをクリックします。 復 元 プロ
セスが開 始 されます。 プロセス中 、データの復 元 を完 了 するために iOS デバイスを再 起 動 するよう指 示 するメッセ
ージが表 示 されます(AVG Rescue Center では再 起 動 を自 動 的 に行 います。[再 起 動 ] ボタンをクリックして再
起 動 を許 可 してください)。
iOS デバイスの接 続 を解 除 したり、デバイスを使 用 したりしないでください。復 元 プロセスが中 止 されます。
プロセスが終 了 すると、最 後 の確 認 ダイアログが表 示 されます。 お疲 れ様 でした。 データの復 元 がすべて完 了 し
たため、iOS デバイスの接 続 を安 全 に解 除 できます。
4.9.3. レジストリをデフラグする
この章 ではどのようにAVG Registry Defragモジュールを使 用 してデフラグすることでレジストリのサイズを小 さくでき
るか、またなぜRegistry Defragを実 行 することが重 要 であるのかを説 明 します。
レジストリは、Windows システムの中 核 です。レジストリには、継 続 的 にエントリ(値 とキー)が保 存 されます。ま
た、新 しくプログラムがインストールされるたび、新 しくハードウェアが接 続 されるたびに、レジストリにキーと値 が作 成
されます。
そのため、レジストリは絶 えず大 きくなっていきます。レジストリが大 きくなればなるほど、今 プログラムによって要 求
されている保 管 の特 定 の情 報 をシステムが探 し出 すのにもっと時 間 がかかるようになり、Windows の動 作 が遅 くな
ります。プログラムのアンインストール時 やレジストリの整 理 の際 に、キーと値 が再 び削 除 されることが多 いのです
が、レジストリ自 体 は小 さくなるわけではありません。これはなぜでしょうか。それは、削 除 されたキーが使 用 してい
た場 所 は、例 えその後 使 用 されなくともそのままレジストリ内 に残 るからです。時 間 が経 つうちに、レジストリは、エ
メンタール チーズのように穴 ぼこだらけになってしまいます。
これはシステム パフォーマンスを犠 牲 にした、ハードディスクだけでなくメモリでの無 駄 遣 いでもあります。AVG
Registry Defragは、レジストリを再 び圧 縮 して大 幅 に小 さくすることができます。 小 さくなることで、Windows シス
テムの安 定 性 が向 上 します。
AVG Registry Defragは、まずレジストリの分 析 を行 い、その結 果 を元 に安 全 な形 のデータだけを正 しい順 に並
べた新 しいバージョンを作 成 します。古 いレジストリはこのステップ終 了 後 に削 除 され、再 起 動 によって自 動 的 に
新 しいバージョンと入 れ替 えられます。
4 .9 .3 .1 . レ ジ ス ト リ を デ フ ラ グ す る 方 法
レジストリをデフラグする方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、レジストリのデフラグレジストリを選 択 して、AVG Registry Defrag モジュ
ールを起 動 します。
「ようこそ」という表 示 が現 れます。 次 へをクリックして、分 析 を開 始 します。
218
AVG Registry Defrag は、レジストリの断 片 化 の度 合 いと、最 適 化 が必 要 かどうかを検 出 します。
分 析 の前 に、他 のすべてのプログラムを閉 じることを指 示 するメッセージが表 示 されます。 分 析 が行 われている間
は、AVG Registry Defrag の画 面 がグレーになり、待 機 ウィンドウが開 きます。 また、待 機 ウィンドウの左 上 隅
に、モジュールが作 業 中 であることを示 す小 さな時 計 が表 示 されます。 さらに進 行 バーも表 示 され、現 在 の状 態
が報 告 されます。 この進 行 バーが数 分 間 動 かないことがあっても、何 か問 題 が起 きたわけではありません。
いつ最 適 化 を実 行 したいかを選 択 します。 モジュールによって、分 析 結 果 が表 示 されます。 最 適 化 を行 うべき可
能 性 があれば、レジストリの何 パーセント、そしてキロバイトにしてどれだけのサイズを削 減 することができるのかがこ
こに表 示 されます。
AVG Registry Defrag がレジストリを書 き換 えられるのは稼 働 中 ではなく、Windows の起 動 時 だけです。 コン
ピュータを今 すぐ再 起 動 するか、最 適 化 を自 動 的 に次 回 の Windows の起 動 時 に実 行 するかを選 択 してくだ
さい。 最 適 化 は、数 分 かかることがあります。
急 に最 適 化 を実 行 したくなくなった場 合 や、分 析 結 果 だけを知 りたい場 合 は、キャンセルをクリックしてプログラム
を終 了 できます。
4.9.4. ハードディスクをデフラグする
この章 では、ハードディスクのデフラグが必 要 である理 由 とAVG Drive Defragを使 用 してどのようにハードディス
クのデフラグを行 うかを説 明 します。
時 が経 つにつれコンピュータの動 作 が遅 くなるのには、さまざまな原 因 があります。普 段 目 に見 えないハード ディス
クの断 片 化 もその原 因 のひとつです。次 のように考 えてみてください:
空 のハードディスクがあります。まず、新 しいファイルが一 つ、そしてもう一 つ次 々 に並 べて配 置 されます。次 に、中
央 にあるファイルを 1つ削 除 したとしましょう。それにより、ハードディスク上 に隙 間 が生 じます。Windows はあとでこ
の隙 間 を、ハードディスクに保 存 する次 のファイルを入 れるのに利 用 します。ファイルのサイズが隙 間 より大 きい場
合 、Windows はファイルを分 割 し、後 半 部 分 を別 の場 所 に配 置 します。時 の経 過 とともにそのようにますます隙
間 ができ、ファイルはますます個 々 の部 分 (断 片 )に分 割 していきます。つまり、断 片 化 の度 合 いが高 くなります。
これは、コンピュータのパフォーマンスにブレーキをかけます。ファイルを呼 び出 すたびに、そのファイルがハードディスク
から読 み込 まれますが、ファイルが 1つの完 全 な形 で保 存 されていれば読 み込 みがもっと速 くなるのは明 らかで
す。技 術 的 に表 現 すれば、「断 片 化 の度 合 いが高 いと、ファイルの断 片 を読 み込 むためにハード ディスクの読 み
込 みヘッドの向 きを何 度 も調 整 する必 要 がある」ということです。
そのため、ハードディスクをデフラグすれば、簡 単 にシステムがスピードアップします。従 来 のデフラグは非 常 に時
間 がかかることから、AVG Drive Defragでは、2種 類 のデフラグが用 意 されています。 デフラグの方 法 は、ユーザ
ーが自 分 で決 めることもでき、またAVG Drive Defragに判 断 を任 せることもできます。
2つのデフラグモードの実 行 についての詳 細 は下 記 をご覧 ください:
詳 細 なデフラグ
このデフラグ方 法 は、ファイルを新 たに配 列 し、特 にインテリジェントに配 置 します。たとえば、頻 繁 に必 要 と
なるシステム ファイルはハードディスクの頭 の方 に配 置 されるため、Windows が瞬 時 に見 つけることができま
す。
このような最 適 化 は、単 なるファイルの整 頓 よりも多 少 時 間 がかかります。AVG Drive Defragは、特 別 に
優 先 度 が低 く設 定 されており、そのまま作 業 を行 えるようになっています。このプロセスは Windows の起 動
を大 幅 にスピードアップします。頻 繁 に使 用 するプログラムの起 動 も速 くなります。それにより、コンピュータの
パフォーマンスも顕 著 に向 上 します。
219
高 速 デフラグ
このモードでは、すべてのファイルが完 全 な形 に戻 されるため、読 み込 みにかかる時 間 が大 幅 に短 縮 されま
す。
この方 法 の利 点 は、すばやく実 行 できることです。それによりハードディスクのパフォーマンスが短 時 間 で改
善 されます。
4 .9 .4 .1 . ハ ー ド デ ィ ス ク を デ フ ラ グ す る 方 法
ハードディスクをデフラグする方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、ハードディスクのデフラグを選 択 して、AVG Drive Defrag モジュールを
起 動 します。
ソリッドステートドライブ (SSD)は AVG PC TuneUp に検 出 されます。 デフラグによる SSD ドライブの最 適 化 は
不 可 能 で、それよって損 傷 するため、SSD は分 析 もデフラグもされません。
最 適 化 の可 能 性 を分 析 するハードディスクを指 定 します。
分 析 後 にどのようにデフラグを実 行 するかを指 定 します。
AVGDrive Defragが行 うデフラグの方 法 は 2種 類 あるため、デフラグの方 法 が分 析 に依 存 すべきかどうかを分 析
前 に指 定 する必 要 があります。
4 つのオプションの 1つ目 があらかじめ設 定 されていますが、これは分 析 後 にユーザーへの推 奨 事 項 が表 示 され、
デフラグを実 行 する方 法 をユーザー自 身 が決 定 することができるためです。 他 の 3つのオプションでは、分 析 の
完 了 後 、直 ちにデフラグが開 始 されます。 ただし、分 析 の結 果 、デブラグの度 合 いが非 常 に低 いと分 かった場
合 、AVG Drive Defrag ではデフラグが不 要 だと判 断 するため、これら 3つのオプションではデフラグは実 行 されま
せん。
結 果 が出 てから決 定 する
このオプションをお勧 めします。 分 析 が完 了 した後 で、各 ハードディスクについて、高 速 デフラグと念 入 りな
デフラグのどちらを実 行 するか決 定 します。 また、デフラグを実 行 しない選 択 肢 もあります。
確 認 なしで推 奨 どおりに
AVG Drive Defrag は自 動 的 に判 断 を下 し、分 析 の完 了 後 、直 ちに断 片 化 の度 合 いに応 じたモードで
各 ハードディスクをデフラグします。
確 認 なしで徹 底 的 に
分 析 の結 果 とは無 関 係 に、時 間 は多 少 かかってもハードディスクのパーフォーマンスが細 かいところまで最
適 化 されます。
確 認 なしで高 速 に
断 片 化 の度 合 いとは無 関 係 に、各 ハードディスクが高 速 でデフラグされます。時 間 を節 約 したい場 合 に適
したオプションです。
[結 果 を待 って決 定 する] オプションを選 択 した場 合 はダイアログが表 示 され、各 ハードディスクをデフラグ
する方 法 を選 択 できます。 他 のすべてのオプションでは、分 析 後 にデフラグが自 動 的 に実 行 されるため、ユ
220
ーザー操 作 は必 要 ありません。
上 の領 域 でハードディスクを選 んでからデフラグのモードを選 択 します。
AVG Drive Defrag は処 理 速 度 と得 られるメリットを勘 案 し、それに基 づいて推 奨 事 項 を提 示 します。
コンピュータをデフラグ終 了 後 にシャットダウンするかどうか、指 定 してください。 どのハードディスクに対 しても必 ずデ
フラグの方 法 を選 択 してください。
次 へをクリックするとデフラグが開 始 されます。
デフラグが行 われている間 、各 ハードディスクをリアルタイムで観 察 し、使 用 領 域 の変 化 を確 認 できます。 また、
進 度 バーにはデフラグの進 行 状 況 と残 り時 間 が表 示 されます。
詳 しいヒントや詳 細 事 項 は、NTFSとFATとの比 較
4 .9 .4 .2 . N T F S を F A T と 比 較
NTFS を FAT と比 較
ハードウェアは、 現 在 の Windows のバージョンで好 んで取 り入 れられているような NTFS ファイル システム、 ある
いは最 初 の Windows のバージョンでサポートされている古 い FAT システムを、 選 択 的 に使 用 しています。これか
ら行 うデフラグのためのドライブの分 析 は、 NTFS ドライブでは明 確 により速 く進 行 します。FAT システムの場 合 、ユ
ーザーの待 ち時 間 が長 く、 待 っている間 に休 憩 ができるほどです。これ以 外 にも、古 い FAT システムをモダンな
NTFS システムに変 換 した方 が良 い理 由 はいくつもあります。
NTFS ファイル システム (NTFS = New Technology File System)は Windows NT とそれ以 降 (例 えば Windows
2000、Windows XP、Windows Vista)から Windows 7 に至 るまでのファイル システムです。このシステムは ファイ
ル レベルに絞 ったアクセス保 護 を提 供 し、 融 通 性 のある権 限 管 理 や 4GB 以 上 のディスク容 量 が可 能 で、 ファ
イル システムの自 動 エラー修 正 機 能 があり、 今 日 普 通 のハードディスク サイズの場 合 で明 白 にメモリを効 率 的 に
利 用 できます。
お使 いのハード ディスクで FAT ファイル システムが採 用 されている場 合 は、簡 単 に変 換 することができます。
変 換 は安 全 だとされていても、 保 存 されているデータはすべて前 もってバックアップを作 成 しておくべきで
す。
Windows のスタート メニューをクリックして、すべてのプログラムを開 き、アクセサリにあるコマンド プロンプトをク
リックします。コマンドラインに「CONVERT.EXE C:/FS:NTFS」というコマンドを入 力 すると、変 換 が始 まります。
C: の代 わりに他 のドライブ文 字 を使 用 すれば、 他 のパーテーションを変 換 できます。システムのパティションが変
わった場 合 は、 コンピュータの再 起 動 が必 要 です。この場 合 は 画 面 の指 示 に従 ってください。
4.9.5. レジストリを編集する
以 下 の章 では、どのように AVG Registry Editor モジュールを使 ってレジストリを編 集 できるかを説 明 します。
この機 能 は、上 級 ユーザーのみを対 象 としています。
Windows レジストリは巨 大 な中 央 データベースです。ハードウェアやインストールしたソフトウェアの新 しいアイテム
はここに「レジストリ」されます。そして、時 が経 つにつれてレジストリはどんどん大 きくなり、複 雑 になっていきます。
問 題 を熟 知 し、Windows の内 部 構 造 を確 認 するための適 切 な手 段 を探 し、手 動 で多 数 の設 定 を変 更 するよ
221
うなユーザーは、AVG Registry Editorを使 用 できます。 そのうえもちろん、行 われたあらゆる変 更 をいつでも元 に
戻 すことができるAVG Rescue Center保 護 も提 供 します。
4 .9 .5 .1 . レ ジ ス ト リ を 編 集 す る 方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、レジストリのレジストリの編 集 を選 択 して、AVG Registry Editor モジュ
ールを起 動 します。
レジストリは、Windows システムの中 核 となる要 素 です。 レジストリに関 する知 識 を持 ったユーザーだけが、
レジストリに変 更 を加 えるようにしてください。
左 の欄 にエディタがツリー ビューでレジストリを表 示 します。 レジストリは、テーマごとにさまざまなカテゴリに分 類 さ
れた、数 えきれないほどのキーによって成 り立 っています。 それらのカテゴリはフォルダやサブフォルダで示 されていま
す。
キーを表 示
左 の欄 のフォルダをダブルクリックすると、そのサブフォルダが表 示 されます。 階 層 の最 後 のレベルに達 した場 合 は、
右 側 に個 々 のキーが表 示 されます。
キーを編 集
キーのコンテキスト メニューでさまざまな編 集 機 能 を選 択 します。 こうしてキーを削 除 し名 前 を変 更 して、クリップ
ボードにコピーできます。 また、キーの値 を変 更 することも可 能 です。
新 しいキーを作 成 するには、フォルダのコンテキスト メニューで 新 規 をクリックします。
レジストリを閲 覧
ツリー ビューにあるフォルダのコンテキスト メニューで、検 索 をクリックすると、レジストリ内 で検 索 を開 始 できます。
AVG Registry Editor は、包 括 的 な検 索 オプションを提 供 します。
ブックマークを表 示 / 設 定 する
ツリー ビューにあるフォルダのコンテキスト メニューでブックマークを設 定 を選 択 すると、後 で個 々 のフォルダをすば
やく見 つけられます。
その他 の機 能
メニューバーには、レジストリを編 集 するためのその他 の機 能 が多 数 含 まれています。 たとえば、個 々 の領 域 また
はレジストリ全 体 をエクスポートしたり、印 刷 したりできます。 ツールバーの項 目 を使 ってレジストリを編 集 することも
できます。
4.9.6. 更新の確認
この章 では、AVG Update Wizard モジュールを使 用 して AVG PC TuneUp を最 新 の状 態 に保 つ方 法 、および
そうすることが重 要 である理 由 について説 明 します。
AVG PC TuneUp は、個 々 の機 能 の拡 張 または最 新 の技 術 への適 合 、エラーの修 正 など、常 に改 良 が続 けら
れています。 新 しいバージョンが利 用 可 能 になると、インターネット上 で提 供 されます。
自 動 的 に更 新 を確 認 させたり、手 動 で確 認 することもできます。
222
設 定 の変 更
更 新 確 認 の設 定 を変 更 するには、メニュー バーに進 み、[設 定 ] [更 新 ] の順 にクリックします。 ここでは、AVG
PC TuneUp で定 期 的 に自 動 更 新 を行 うかどうか決 めることができます。 さらに、どのくらいの時 間 間 隔 で見 つ
かった更 新 の通 知 をもらうかも指 定 できます。
手 動 で更 新 を確 認
AVG PC TuneUp で更 新 の確 認 を自 動 的 に行 わない場 合 は、この機 能 をオフにできます。 オフにした場 合 は、
定 期 的 に手 動 で更 新 を確 認 することをお勧 めします。
4 .9 .6 .1 . 更 新 を 確 認 す る 方 法
AVG Update Wizard モジュールを起 動 するには、ダッシュボードのすべての機 能 カテゴリから、AVG PC TuneUp
の更 新 の確 認 を選 択 します。
AVG Update Wizard が起 動 し、更 新 の有 無 を確 認 するためにインターネット接 続 が確 立 されます。
更 新 がある場 合
利 用 可 能 な更 新 のリストと、新 機 能 または変 更 された機 能 の簡 単 な説 明 が表 示 されます。
見 つかった更 新 をインストールするには、[次 へ] をクリックしてください。
更 新 がない場 合
更 新 がない場 合 は、AVG PC TuneUp はすでに最 新 の状 態 にあるので、[終 了 ] をクリックしてウィザードを
閉 じます。
4.9.7. Windows の外観を変更する
以 下 の章 では AVG Styler モジュールを使 用 して Windows の外 観 をカスタマイズする方 法 について説 明 します。
ただし、カテゴリの [ブート画 面 ] と[ブートロゴ] は、Windows Vista でのみ使 用 できます。
グラフィックな ユーザーインターフェースなしには Windows の魅 力 が半 減 してしまいます。 魅 力 的 なユーザーインタ
ーフェースがどれだけ重 要 かは、Windows Vista や Windows 7 の新 しいデザインに象 徴 されています:オペレー
ティング システム全 体 が新 鮮 で洗 練 された雰 囲 気 となっています。
しかし、流 行 が移 り変 わる中 で、最 新 のデザインにもそのうち飽 きがきます。もちろん、最 初 から気 に障 る甘 ったる
いデザインに関 しては言 うまでもありません。
AVG Stylerを使 って、Windows のさまざまな要 素 の外 観 を自 分 の好 みに変 更 することができます。 自 分 で設 定
できる要 素 は、実 は驚 くほどたくさんあるのです。 詳 細 は、対 応 するサブチャプターをご覧 ください。
1. Windows の外 観 を変 更 する方 法
2. ブート画 面
3. ブート画 面 の設 定 のヒント
4. ブートロゴ
223
5. ログオン画 面
6. システム要 素
7. アイコン パッケージの管 理
8. ファイル システム
9. アイコンの外 観
10. 修 復
11. 視 覚 スタイル
4 .9 .7 .1 . W in d o w s の 外 観 を 変 更 す る 方 法
ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、Windows の Windows の表 示 を変 更 するを選 択 し、AVG Styler モ
ジュールを起 動 します。
AVG Styler のスタートページが開 き、そこからモジュールの調 整 オプションのすべてにアクセスできます。
変 更 を行 いたい領 域 をクリックしてください。 創 造 力 を働 かせて Windows システムを自 分 の好 みにデザインして
みましょう。
4 .9 .7 .2 . ブ ー ト 画 面
Windows の起 動 中 、既 定 では黒 い画 面 が表 示 されます。 AVG Styler を使 用 すれば、マウスを何 度 かクリックす
るだけで、このブート画 面 を他 のブート画 面 と交 換 することが可 能 です。 あるいは創 造 力 を自 由 に発 展 させ、好
みの写 真 を入 れるなどして オリジナルのブート画 面 を作 成 できます。
Windows 7 および 8ではブート画 面 は使 われないため、この機 能 は利 用 できません。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーションバーでブート画 面 をクリックします。
AVG Styler は使 用 可 能 なブート画 面 をリスト表 示 します。 モジュールを初 めて使 用 する場 合 、ここには
Windows の既 定 ブート画 面 だけが表 示 されます。
新 しいブート画 面 を、最 終 的 にそれに決 めるまで取 りあえずリストに追 加 しておくことができます。 これを実 行 す
るには次 のオプションがあります:
既 に作 成 されたブート画 面 をダウンロードする
左 上 のブート画 面 にある追 加 をクリックします。
AVGオンラインからブート画 面 のダウンロードエントリを選 択 します。
ウェブサイト上 にさまざまなブート画 面 が表 示 され、これを利 用 して、起 動 プロセスを自 分 の好 みに合 わせ
てカスタマイズできます。
224
ブート画 面 をクリックします。
その画 面 が自 動 的 にAVG Stylerと同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
ファイルからブート画 面 を追 加
左 上 のブート画 面 にある追 加 をクリックします。
ブート画 面 をファイルから読 み込 むを選 択 します。
Explorer が開 いたら、コンピュータ上 の任 意 のファイルを選 択 します。 使 用 できるファイル形 式 は、次 のとお
りです。
種類
ファイルの拡 張 子
説明
.TBS
AVG Styler の個 別 フォーマット
Stardock Bootskin
.BOOTSKIN
www.wincustomize.com のような、Web サイトの多 くのブ
ート画 面 の形 式
画像
.BMP; .PNG; .GIF; .JP
G; .JPEG
これらの形 式 の画 像 を選 択 すると、自 動 的 に ブート画 面
を作 成 のダイアログが開 き、画 像 が表 示 されます。そこで
画 像 に調 整 を加 えることができます。
Ntoskrnl.exe ファイル
.EXE
ブート画 面 が組 み込 まれた Windows XP のシステム コア
AVG ブート画 面
新 しいブート画 面 を選 択 し名 前 を付 けると、ファイルはその名 前 でAVG Styler のリストに表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したブート画 面 がリストに表 示 されます。 さらに他 のブ
ート画 面 を追 加 することもできます。
ブート画 面 を作 成 する
ブート画 面 で新 規 作 成 をクリックします。
画 像 を検 索 し調 整 できるウィザードが開 きます。 コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 にある画 像 を選 択 する
ことができます。
また、カメラやスキャナから画 像 を転 送 したり、直 接 AVG Stylerから Google? 画 像 検 索 を開 始 することも
できます。 どちらの場 合 も、希 望 の画 像 を見 つけやすいようにひとつの場 所 に保 存 し、ローカル ドライブを
検 索 をクリックして、今 保 存 した画 像 を読 み込 みます。
新 しい画 像 の外 観 を最 適 化 する
用 意 されている調 整 オプションは、画 像 がまだブート画 面 に適 したサイズ(640x480 ピクセル)にされていな
い時 にのみ、効 果 が示 されます。 背 景 では、画 像 で隠 れない領 域 を何 色 で表 示 するかを指 定 できま
す。
技 術 上 の理 由 から、プログレス バーの背 景 もこのうちに入 ります。 さらに、位 置 、前 景 色 、フレームの色 も
全 く好 みに応 じて設 定 できます。 プログレス バーは、画 像 の全 体 的 な印 象 の邪 魔 にならないように配 置
225
してください。
新 しいブート画 面 は、名 前 を付 けて AVG Styler リストに保 存 します。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したブート画 面 がリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しいブート画 面 を変 更 したくなった場 合 は、いつでも Windows 既 定 の画 面 に戻 すことが可 能 で
す。
デフォルトに戻 すボタンをクリックします。
リスト内 で自 動 的 に既 定 のブート画 面 が選 択 され、プレビューが表 示 されます。
適 用 するには、適 用 をクリックします。
ブート画 面 をプレビューするにはリストから選 択 します。 適 用 するをクリックしてください。 AVG Styler は新 しいブ
ート画 面 を承 認 します。
4 .9 .7 .3 . ブ ー ト 画 面 の 設 定 の ヒ ン ト
これらは Windows XP のみに適 用 されることにご留 意 ください。
Windows XP の技 術 的 条 件 下 にあるブート画 面 はすべて16色 しか利 用 できず、そのうち幾 つかは指 定 できない
ものもあります(黒 など)。 AVG Styler もまたブート画 面 を保 存 をクリック後 、作 成 された画 像 を豊 かな色 彩
(通 常 1670万 色 )から極 めて少 ない色 数 に削 減 しなければなりません。
AVG Stylerでは、最 も画 像 に適 した 16色 を自 動 的 に突 き止 める、という実 に優 れた方 法 を使 用 することができ
ます。 画 像 内 に異 なる色 が多 数 ありすぎる場 合 には、必 ずしも満 足 のいく結 果 に仕 上 がらないこともあります。
経 験 則 では、数 色 でのみ構 成 されたブート画 面 が最 も良 い結 果 となっています。 ブルーを基 調 にした配 色 と数
色 のコントラストカラーからなる画 像 は、美 しいブート画 面 になるでしょう。
画 像 の一 部 にある色 をプログレスバーのフォアグラウンドカラーに入 れてください。 これにより、貴 重 な 16色 が進
行 バーのためだけに使 用 されるのを防 ぐことができます。 ブート画 面 に肌 色 を使 用 するのはできる限 り避 けてくださ
い。 肌 色 を使 用 した画 像 は 16色 だけでは上 手 く表 示 されないことがほとんどです (グラフィック デザイナーに尋
ねてみてください)。 ただし、時 には偶 然 上 手 くいくこともあります。 試 す価 値 はあります!
4 .9 .7 .4 . ブ ー ト ロ ゴ
Windows XP、Windows 7、および 8ではブートロゴは使 用 しないため、この機 能 を使 用 できるのは
Windows Vista のみであることにご注 意 ください。
ログオンの直 前 に Windows ロゴの短 いアニメーションが表 示 されます。 AVG Stylerを使 用 すると、これまではリス
クの高 い作 業 であったブートロゴの変 更 が、簡 単 に実 行 できます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
226
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーション バーでブートロゴをクリックします。
AVG Stylerは使 用 できるブートロゴをクリックします。 ここで、他 の作 成 済 みのブートロゴをリストに追 加 するか、
独 自 のブートロゴが作 成 できます。
まず新 しいブートロゴ をリストに追 加 してから、最 終 的 に適 用 します。 これを実 行 するには次 のオプションがあり
ます:
既 に作 成 したブートロゴをダウンロードする
左 上 のブートロゴにある追 加 をクリックします。
AVGオンラインからブートロゴをダウンロードエントリを選 択 します。
Web サイトに移 動 すると、さまざま幅 広 く揃 ったブートロゴが表 示 され、これを利 用 して起 動 プロセスを全 く
自 分 の好 みに飾 ることができます。 AVGWeb サイトでブートロゴをクリックします。 その画 面 が自 動 的 に
AVG Styler と同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
このスマートなブートロゴはファイルとしても (拡 張 子 .
tla)、例 えば USB スティックなどに保 存 できます。 保
存 したブートロゴは AVG PC TuneUpをインストールした任 意 のコンピュータ上 で追 加 やファイルからブー
トロゴを読 み込 むをクリックすることで Windows のシステムに組 み込 むことができます。
ファイルからブートロゴを追 加
左 上 のブートロゴにある追 加 をクリックします。
ブートロゴをファイルから読 み込 むを選 択 します。
エクスプローラが開 いたら、コンピュータにあるファイルの中 から、ブートロゴとして使 用 したい画 像 を選 択 しま
す。 300x300 ピクセルフォーマットで最 高 の画 質 が得 られます。
新 しいブートロゴを選 択 して名 前 を付 けると、その名 前 でAVG Stylerにリスト表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 追 加 したブートロゴがリストに表 示 されます。 さらに他 のブートロゴ
を追 加 することもできます。
独 自 のブートロゴを作 成 する
ブートロゴにある新 規 作 成 をクリックします。
エクスプローラが開 いたら、コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 にある画 像 を選 択 します。
新 しいブートロゴをAVG Styler リストに名 前 を付 けて保 存 します。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 追 加 したブートロゴがリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しいブートロゴが気 に入 らなくなった場 合 は、いつでも Windows のデフォルトのロゴに戻 すことが可
能 です。
デフォルトを使 用 をクリックします。
227
リスト内 で自 動 的 にデフォルトのブートロゴが選 択 され、プレビューが表 示 されます。
適 用 するには、適 用 をクリックします。
リスト内 から選 択 して、候 補 のブートロゴをプレビューします。 再 生 ボタンをクリックすると、プレビューがアニメ
ーションとして表 示 されます。
適 用 するをクリックしてください。 AVG Stylerが新 しいブートロゴを使 用 します。
4 .9 .7 .5 . ロ グ オ ン 画 面
Windows 8 ではログオン画 面 を使 用 しないため、この機 能 は使 用 できません。
コンピュータのユーザーが複 数 存 在 する場 合 や、ユーザー アカウントがパスワードで保 護 されている場 合 、
Windows のログオン画 面 が現 れます。 AVG Stylerを使 えば、ログオン画 面 を自 由 にカスタマイズすることができま
す。
ログオン画 面 には、すべてのユーザー アカウントの一 覧 が表 示 されます。 ユーザーがこのリストから自 分 のアカウン
トを選 び、パスワードを入 力 する(もし設 定 してあれば)と、システムにログインできます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーションバーで、ログオン画 面 をクリックします。 AVG Styler は使 用 可 能 なログオン
画 面 をリスト表 示 します。 モジュールを初 めて使 用 する場 合 、リストに表 示 されるのは、デフォルトの Windows ロ
グオン画 面 のみです。
新 しいログオン画 面 を、最 終 的 にそれに決 めるまで取 りあえずリストに追 加 しておくことができます。 これを実 行
するには次 のオプションがあります:
すでに作 成 されたログオン画 面 をダウンロードする
左 上 のログオン画 面 にある追 加 をクリックします。
AVGオンラインから ログオン画 面 のダウンロードエントリを選 択 します。
これにより、独 自 のスタイルでシステムを使 用 できるように、さまざまなログオン画 面 が見 られるWebサイトに
アクセスします。
ログオン画 面 をクリックします。
その画 面 が自 動 的 にAVG Stylerと同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
ファイルからログオン画 面 を追 加 する
左 上 のログオン画 面 にある追 加 をクリックします。
ブート画 面 をファイルから読 み込 むを選 択 します。
エクスプローラが開 いたら、コンピュータ上 の任 意 のファイルを選 択 します。 AVG Styler形 式 のファイル (拡
張子 .
TLS)だけがサポートされています。
228
また、Logonui.exe として用 意 されているログオン画 面 や Starlock LogonStudio 形 式 (LOGONXP)は、直
接 読 み込 むことができます。
新 しいログオン画 面 を選 択 し、名 前 を付 けます。ファイルは、その名 前 で AVG Styler のリストに表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したログオン画 面 がリストに表 示 されます。 さらに他 の
ログオン画 面 を追 加 することもできます。
独 自 のログオン画 面 を作 成 する
Windows XP ではこの機 能 が利 用 できないのでご注 意 下 さい。
ログオン画 面 で、新 規 作 成 をクリックします。
画 像 を検 索 し調 整 できるウィザードが開 きます。 コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 にある画 像 を選 択 する
ことができます。
また、カメラやスキャナから画 像 を転 送 したり、直 接 AVG Stylerから Google? 画 像 検 索 を開 始 することも
できます。 どちらの場 合 も、希 望 の画 像 を見 つけやすいようにひとつの場 所 に保 存 し、ローカル ドライブを
検 索 をクリックして、今 保 存 した画 像 を読 み込 みます。 Google?の画 像 検 索 で見 つけた画 像 は、著 作
権 によって保 護 されていることがあるのでご注 意 下 さい。 それゆえ、著 作 権 によって保 護 されていない画 像
だけを使 用 してください。
新 しい画 像 の外 観 を最 適 化 する
用 意 されている調 整 オプションは、画 像 がまだログオン画 面 に適 したサイズ (640x480 ピクセル)にされてい
ない時 にのみ、効 果 が示 されます。 背 景 では、画 像 で隠 れない領 域 を何 色 で表 示 するかを指 定 できま
す。
新 しいログオン画 面 は、名 前 を付 けて AVG Stylerリストに保 存 します。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 新 たに追 加 したログオン画 面 がリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しいログオン画 面 が気 に入 らなくなった場 合 は、いつでも Windows のデフォルト画 面 に戻 すことが
可 能 です。
デフォルトに戻 すボタンをクリックします。
リスト内 で自 動 的 にデフォルトのログオン画 面 が選 択 され、プレビューが表 示 されます。
適 用 するには、適 用 をクリックします。
リスト内 で任 意 のログオン画 面 を選 択 すると、プレビューが表 示 されます。
適 用 するをクリックしてください。
ログオン画 面 のほとんどは英 語 になっています。 このため、選 択 されたログオン画 面 のテキストを適 用 する
と、Windows ログイン時 のメッセージがこれまでと違 う言 語 になってしまうことがあります。 その場 合 、例 え
ば"
「ユーザー名 をクリックしてログオン」"
ではなく、"
「Klick en Sie auf Ihren Benutzernamen, um sich
anzumelden」"
と画 面 に表 示 されることがあります。
229
この場 合 、選 択 されたログオン画 面 にあるテキストを適 用 するか、あるは既 定 のログオン画 面 の日 本 語 テキストを
使 いたいか、という質 問 をされることがあります。
AVG Stylerが新 しいログオン画 面 を適 用 します。 ここで、Ctrl+Alt キーを押 すと、ログオン画 面 がテストできます。
4 .9 .7 .6 . シ ス テ ム 要 素
このカテゴリでは、典 型 的 な Windows アイコンを新 しいモチーフに置 換 えることができます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウの左 側 にあるナビゲーション バーで、アイコンの システム要 素 をクリックします。
AVG Styler により、右 側 に以 下 の領 域 のタブが表 示 され、そこでシステム要 素 を変 更 することができま
す。
デスクトップ、スタートメニュー (Windows 8 ではご利 用 いただけません)、エクスプローラ、コントロール パネ
ルのすべての要 素 のアイコンが変 更 できます。 また、ファイルの種 類 を示 すアイコンもカスタマイズできます。
多 数 の要 素 には新 しい名 前 を指 定 することもできます (例 えば、ごみ箱 やネットワーク環 境 など)。
たとえば、Windows XP で使 用 していた"
マイ コンピュータ"
という名 称 を復 活 させたい場 合 は、Windows
Vista の"
コンピュータ"を"
マイ コンピュータ"に変 更 することができます。
タブを 1つずつクリックし、変 更 したい要 素 を選 択 します。
アイコンを取 り替 えるをクリックします。
アイコン ライブラリが開 き、そこには選 択 した要 素 の現 在 のアイコンがあります。 たいていは既 に Windows と
一 緒 にインストールされたライブラリです。 コンピュータに独 自 のアイコン ライブラリがある時 は参 照 でそのラ
イブラリの内 容 を読 み込 むことができます。
新 しく使 用 したいアイコンを選 択 しておきます。
変 更 は、まずリストの各 要 素 にオレンジ色 の星 印 で表 示 されます。
まだ適 用 していない変 更 はいつでも破 棄 できます。それには、リストでそのようなの星 印 が付 いた要 素 を選
択 し、この要 素 に行 なわれた未 保 存 の変 更 を破 棄 をクリックします。
変 更 を実 際 に実 行 するには、ウィンドウの右 下 端 にある 適 用 をクリックします。
変 更 を元 に戻 す方 法
要 素 に対 するまだ適 用 していない変 更 はいつでも破 棄 できます。それにはリストからそれを選 択 し、この要 素 に
行 われた未 保 存 の変 更 を破 棄 をクリックします。
既 に要 素 に適 用 した変 更 を元 に戻 したい場 合 は、要 素 を選 択 し、要 素 を Windows の既 定 値 にリセットをク
リックします。 このリンクは、要 素 が実 際 に目 下 Windows の既 定 のものと異 なる場 合 にのみ表 示 される、というこ
とにご注 意 ください。
230
一 度 に複 数 の変 更 を元 に戻 す場 合 は、カテゴリをリセットとすべてのカテゴリをリセット のリンクが用 意 されて
います。 最 初 の要 素 では、現 在 選 択 されているタブの要 素 だけがリセットされ、AVG Styler で変 更 可 能 なシス
テム要 素 すべてが対 象 となります。
双 方 のリンクをクリックするとダイアログが開 き、ここで全 要 素 を Windows 既 定 のものにリセットするのか、またはこ
れらの要 素 にまだ保 存 されていない変 更 のみを取 り消 すのかを選 択 できます。 後 者 の選 択 可 能 性 は、まだ保 存
されていない変 更 があるときだけです。
4 .9 .7 .7 . ア イ コ ン パ ッ ケ ー ジ の 管 理
Windows のアイコンをすべて、ひとつひとつ置 換 えるというのはもちろん大 変 骨 の折 れる作 業 です。 AVGStyler は
そのため、古 くなった Windows アイコンすべてを、新 しいアイコンと一 気 に置 き換 えることができるようにしました。
アイコンパッケージの追 加
AVGStyler で、アイコンのウィンドウ左 側 から、 システム要 素 をクリックします。 それから下 のアイコン パッケージ
をクリックしてください。
新 しいウィンドウが開 き、使 用 できるアイコン パッケージが一 覧 されます。 ここで、新 しいアイコン パッケージ
をリストに追 加 するか、リストに含 まれているものをインストールすることができます。
追 加 をクリックします。
このようにしてその他 のアイコン パッケージをリストに入 れることができます。 その際 、コンピュータ上 にあるアイ
コン パッケージを使 用 するか、あるいは新 しいパッケージをダウンロードするかを選 べます。 さまざまな趣 向 を
凝 らしたアイコン パッケージがダウンロード用 に用 意 されています。
Web サイトでアイコン パッケージをクリックし、それをAVG Stylerで開 きます。 数 秒 でパッケージがリストに表
示 されます。
新 しいアイコン パッケージを作 成
その他 の方 法 として、お持 ちの現 在 のアイコンの構 成 から独 自 のアイコンパッケージを作 成 し、保 存 したり友 人 と
交 換 することもできます。
リストの上 端 にある新 規 パッケージを作 成 をクリックします。
ウィザードが開 き、次 のステップでアイコン パッケージの作 成 を行 うことができます。
作 成 者 に関 する情 報 :ここでは希 望 に応 じてアイコン パッケージに、ユーザーの名 前 やメール アドレス、そしてホー
ム ページ情 報 などを記 入 することができます。
パッケージ名 と説 明 :ここに気 の利 いたパッケージ名 を指 定 します。 また説 明 フィールドにパッケージに関 する補 足
情 報 を記 入 して保 存 することも可 能 です。
パッケージ サイズの最 適 化 :このステップのオプションを使 うと、アイコン パッケージのサイズが抑 えられるので、メール
でも支 障 なく送 信 できます。
アイコン パッケージを作 成 :アイコンが構 成 され、これらから続 いてアイコン パッケージが作 成 されるよう、場 合 によっ
ては最 適 化 されます。
ウィザードの終 了 :アイコン パッケージ作 成 が正 常 に完 了 したら、アイコン パッケージ一 覧 の 終 了 をクリックすること
で追 加 されます。 フォルダを開 くをクリックすると、AVG Stylerのアイコン パッケージフォルダに移 動 し、アイコン
231
パッケージを別 の場 所 にコピーしたりメールに添 付 することができます。
4 .9 .7 .8 . フ ァ イ ル シ ス テ ム
Windows ではそれぞれのドライブ、ファイル、フォルダ、スタートメニュー フォルダ、そしてブックマーク エントリに既 定
のアイコンが割 当 てられています。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズする カテゴリーから、Windows のデザイン
を変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウ左 側 にあるナビゲーションバーで、アイコンのファイルシステムをクリックします。
ドライブおよびフォルダのツリー ビューが開 きます。 ツリー ビューの個 々 の要 素 をクリックして、それぞれのアイ
コンに付 け加 えたい要 素 を選 択 します。
アイデアとヒント:
最 初 の節 の下 に、例 えば、ゲーム用 ドライブには特 に奇 抜 で面 白 いアイコン、オフィスのプログラム
用 ドライブにはむしろ地 味 なアイコンを割 り当 てることができます。
フォルダも同 様 に扱 うことができます。内 容 に合 ったアイコンを割 り当 てておけば、ドライブがいっぱ
いになっても内 容 を簡 単 に一 覧 することができます。
スタートメニューのフォルダのアイコンも、内 容 に合 ったものに取 り替 えることができます。
また、Internet Explorer の [お気 に入 り] にも独 自 のアイコンをつけることができます。 これにより、た
いてい長 いリストとなっている [お気 に入 り] をすばやく見 つけることが可 能 になります。
ツリー ビューのさまざまな要 素 をクリックして、クリエイティブなアイコンをにしたい要 素 を選 択 します。
アイコンを取 り替 えるをクリックします。
これに対 しては、[コンピュータ]、[スタートメニュー]、[お気 に入 り]の3つの要 素 は取 り替 えられないのでご注
意 下 さい。
アイコン ライブラリが開 き、そこには選 択 した要 素 の現 在 のアイコンがあります。 たいていは既 に Windows と
一 緒 にインストールされたライブラリです。 コンピュータに独 自 のアイコン ライブラリがある場 合 は、その内 容
を参 照 で見 つけることができます。
アイコンを選 択 します。
OKをクリックすると、変 更 が今 すぐ適 用 されます。
個 々 の変 更 を戻 す
変 更 を元 に戻 すには、リスト内 で要 素 をクリックし、要 素 を Windows のデフォルト値 にリセットをクリックしま
す。
複 数 の変 更 を元 に戻 す
同 時 に複 数 の変 更 を元 に戻 したい場 合 は、場 合 によってはリンク以 前 のセッションからバックアップを復 元 が役
232
に立 つかもしれません。 AVG Rescue Center が起 動 され、ある時 点 において AVG Styler で行 った変 更 を元 に
戻 すことができます。
4 .9 .7 .9 . ア イ コ ン の 外 観
ここでは、デスクトップ上 のアイコンの表 示 を変 更 することができます。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
画 面 の左 側 のAVG Styler
アイコンの下 から、アイコンの外 観 をクリックします。
AVG Styler は、デスクトップ上 にある変 更 可 能 な要 素 のプレビューが表 示 されます。
デスクトップ上 の要 素 のサイズ(Windows XP のみ)、要 素 間 の間 隔 を設 定 し、ショートカットに矢 印 を表 示 するか
どうかを指 定 します。
4 .9 .7 .1 0 . 修 復
Windows のアイコンを変 更 し、そこに独 自 の設 定 を行 うのは楽 しいことでしょう。 しかし、希 望 のアイコンが思 ったよ
うな外 観 で表 示 されない、誤 ったアイコンが表 示 されるなどのトラブルも生 じることがあります。 AVG Styler には2
つの修 復 機 能 があります。
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観
を変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
ウィンドウ左 側 のAVG Styler で、アイコンの修 復 をクリックします。
アイコンの再 読 み込 みをクリックします。
通 常 は、この機 能 は混 乱 を整 理 し、Windows システムのスタイル変 更 を続 行 できるようにします。 アイコン
を再 読 み込 みしても正 常 に表 示 されない場 合 は、アイコンのキャッシュに深 刻 な問 題 が生 じている可 能 性
があります。
アイコンのキャッシュを修 復 をクリックします。
アイコンのキャッシュとは、Windows により、かつて読 み込 まれたアイコンが将 来 いつでも使 用 できるように収
納 されているファイルです。 このファイルにエラーが紛 れ込 むと、場 合 によってはすべてのアイコンが破 損 して
しまいます。 このエラーは、AVG Stylerを使 用 すればすぐ修 復 することが可 能 です。
ただし、修 復 作 業 では再 起 動 または再 ログインが必 要 になることがあります。
4 .9 .7 .1 1 . 視 覚 ス タ イ ル
Windows 8 ではこの機 能 が利 用 できないことにご注 意 ください。
ここでは、視 覚 スタイルが変 更 できます。 視 覚 スタイルとは、Windows のウィンドウとボタンの外 観 を定 義 したもの
です。
233
動 作 の詳 細 について
AVG Styler モジュールを起 動 するにはダッシュボード内 のカスタマイズするカテゴリーから、Windows の外 観 を
変 更 するの Windows の外 観 をカスタマイズするエントリを選 択 します。
AVG Styler でウィンドウの左 側 にあるインターフェイスの視 覚 スタイルをクリックします。
AVG Styler は利 用 できるすべての視 覚 スタイルのリストを表 示 します。 右 側 にはプレビューとその他 の詳
細 を、リスト上 で選 択 された形 で見 ることができます。
新 しい視 覚 スタイルはひとまずリストに追 加 し、その後 最 終 的 に適 用 します。 これを実 行 するには次 のオプション
があります:
AVGOnline から視 覚 スタイルをダウンロードする
左 上 の 視 覚 スタイルにある 追 加 をクリックします。
AVG Online から視 覚 スタイルをダウンロードを選 択 します。
これにより、多 くの視 覚 スタイルが選 べるウェブサイトにアクセスし、ここから無 料 でいつでもダウンロードできま
す。
特 に気 に入 った視 覚 スタイルを選 び、クリックしてください。
その画 面 が自 動 的 にAVG Stylerと同 時 に開 き、リストに追 加 されます。
視 覚 スタイルをファイルから追 加 する
左 上 の 視 覚 スタイルにある 追 加 をクリックします。
ファイルから視 覚 スタイルを読 み込 むを選 択 します。
Explorer が開 き、コンピュータまたは外 部 記 憶 媒 体 に保 存 されている視 覚 スタイルを選 択 することができま
す。 標 準 的 なファイル形 式 はほとんどAVGStylerで認 識 され、サポートされています:
種類
ファイルの拡 張 子
説明
AVG視 覚 スタイル
.TVS
AVG Styler の個 別 フォーマット
Microsoft Visual Styles
.MSSTYLES
この Microsoft フォーマットには、たいてい同 じフォルダ レベ
ルやサブフォルダ内 にあるその他 のファイルが含 まれていま
す。
圧 縮 されたアーカイブ
.RAR, .ZIP
アーカイブ ファイルではリストされているファイルの種 類 のす
べてが検 査 され、場 合 によっては自 動 的 に解 凍 されま
す。
自 己 解 凍 型 アーカイブ
.EXE
このファイルは、ファイルの種 類 の特 徴 に従 って圧 縮 アーカ
イブが扱 われる、RAR か ZIP フォーマットで保 存 されてい
るアーカイブの検 査 がおこなわれます。
234
新 しい視 覚 スタイルを選 択 し、名 前 を付 けます。ファイルはその名 前 でAVG Stylerリストに表 示 されます。
作 成 者 の名 前 を付 けることもできます。 追 加 した視 覚 スタイルがリストに表 示 されます。
デフォルトに戻 す
しばらくして新 しい視 覚 スタイルが気 に入 らなくなった場 合 は、いつでも Windows 既 定 の画 面 に戻 すことが可 能
です。
デフォルトに戻 すボタンをクリックします。
既 定 値 の視 覚 スタイルはそれに基 づいて自 動 的 にリストから選 択 され、プレビューもそれに応 じて変 更 され
ます。
適 用 するをクリックしてください。
視 覚 スタイルをプレビューするにはリストから選 択 します。
適 用 するをクリックしてください。
AVG Styler によって、新 しい視 覚 スタイルの適 用 処 理 が行 われる間 、一 時 的 に画 面 が暗 くなります。 ほんの短
時 間 、画 面 が暗 くなった後 、Windows システムが装 い新 たに表 示 されます。
視 覚 スタイルの削 除
視 覚 スタイルを完 全 にコンピュータから削 除 したい場 合 は、それを選 択 して削 除 をクリックしてください。
4.9.8. Windows の設定を変更する
ダッシュボードのすべての機 能 へ進 み、Windows の Modify Windows settings を選 択 し、AVG System
Control を起 動 します。
AVG System Control ウィンドウの左 側 に、設 定 オプションを含 むさまざまなカテゴリが表 示 されます。
各 カテゴリはサブカテゴリに分 かれています。 サブカテゴリをクリックすると、右 側 に設 定 オプションを含 んだタブが表
示 されます。
そこには、すべての設 定 オプションについての詳 しい情 報 が、カテゴリ別 にウィンドウの左 側 に表 示 されています。
ディスプレイ
ここでは Windows の視 覚 効 果 の詳 細 設 定 およびファイルの種 類 の扱 いに関 する設 定 、またフォルダ ウィンドウと
エクスプローラの外 観 と動 作 の設 定 が実 行 できます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:ディスプレイ
操作
マウスとキーボードの設 定 、スタートメニューの要 素 やサブメニューを開 く速 度 、タスク バーの外 観 と動 作 の設 定 を
行 うことができます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:操 作
235
通信
このカテゴリでは、ネットワーク上 の Windows の動 作 を設 定 でき、Internet Explorer や Outlook Express、Office
Outlook などをニーズに合 わせてカスタマイズ、Web上 のサーフィンをスピードアップ、プライバシーを保 護 、そして特
定 のプログラムが自 動 的 にユーザーの検 索 習 慣 を自 動 的 に送 信 するのを阻 止 することなどができます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:通 信
管理
AVG System Control のこのカテゴリを使 用 すると、システム内 の多 数 の設 定 を管 理 できます。 例 えば起 動 プロ
セスやユーザー ログオンをカスタマイズし、CD の自 動 再 生 やシステム パス、ユーザー情 報 を設 定 し、またコマンド
プロンプトのデフォルト設 定 もカスタマイズすることができます。
ここでは、設 定 オプションの詳 細 な説 明 がサブカテゴリに分 類 されてウィンドウ左 側 に表 示 されます:管 理
ウィザード
ここに[設 定 をコピーする]のウィザードがあります。 このウィザードは、ユーザーの設 定 を他 のユーザー アカウントや
Windows のログオン画 面 にコピーします。 ウィザード
4 .9 .8 .1 . デ ィ ス プ レ イ
アニメーションと効 果
効果
ここでは Windows インターフェースの表 示 と操 作 方 法 に関 連 した設 定 を変 更 できます。
設 定 のセクションでは、多 数 のオプションが一 覧 になっており、これらをチェックボックスで有 効 あるいは無 効
にすることができます。
それぞれのオプションの詳 細 を見 るには、オプションをマウスで選 択 します。 [説 明 ] の項 目 では、数 行 の説
明 文 が表 示 されます。
不 要 な効 果 をオフにすると、システムの性 能 によっては処 理 速 度 が高 まることがあります。 Windows で優 れ
た視 覚 的 表 示 を行 うすべてのオプション選 択 するには、[デザインを優 先 ] をクリックします。 パフォーマンス
を重 視 する場 合 は、[パフォーマンスを優 先 ] をクリックします。 [デフォルト設 定 ] を選 択 すると、Windows
のデフォルト設 定 に戻 すことができます。
アニメーション
[ウィンドウおよびメッセージのアニメーション] の項 目 では、ウィンドウまたは Quickinfo をアニメーションで
表 示 するかどうか指 定 します。 ここでは、ウィンドウを最 大 化 や最 小 化 するときにアニメーションをオンにする
ことができます。
[Quickinfo にアニメーションを使 用 する] がオンの場 合 、選 択 肢 のリストで希 望 する効 果 を選 択 できま
す。
[要 素 のアニメーション] の項 目 では、どの表 示 要 素 とコントロール要 素 の場 合 にスクロール動 作 と開 く動
作 をアニメーションにするかを指 定 できます。 リストビューと&ツリービュー、リストボックスおよびドロップダ
ウンリストの3つのオプションを切 り替 えられます。
236
一 目 を引 く効 果 を生 むにすぎないオプションをすべてオフにするには、[パフォーマンスを優 先 ] をクリックしま
す。 [デフォルト設 定 ] を選 択 すると、Windows のデフォルト設 定 に戻 すことができます。
メニュー外 観
[アニメーション] の項 目 では、メニューを表 示 した後 でメニュー項 目 を非 表 示 にするかどうかを指 定 できま
す。 また、一 覧 の中 から表 示 効 果 を選 択 できます。
効 果 のセクションでは、Windows のフラット 2D メニューを使 用 するか、開 かれたメニューの下 側 に 3D のド
ロップシャドーを表 示 するかどうかを選 択 できます。
フォント スムージング
ここでは、コンピュータの画 面 で文 字 を読 みやすくするために、好 みのフォント スムージングを選 択 できます。
特 に注 目 のスムージングの種 類 は、[ClearType] です。これは、フラット画 面 モニタ (TFT、LCD)に最 適
で、いわゆる「サブピクセル」を利 用 して小 さな文 字 でも効 果 的 にスムージングします。 ClearType スムージ
ングをディスプレイに合 わせて最 適 に設 定 するには、ClearType を選 択 し、ClearType の設 定 をクリックし
ます。
ファイルの種 類
メニュー操 作
ドライブおよびフォルダのセクションでは、そのコンテキストメニューを設 定 します。
["Open Command Prompt Here" を表 示 する] の項 目 では、任 意 の場 所 でコマンド プロンプトを開 くこと
ができます。 コマンド プロンプトでは、DOS コマンドが実 行 できます。
[ファイルとフォルダ] のl
項 目 では、ファイルとフォルダのコンテキスト メニューに表 示 するコマンドを指 定 できま
す。 ここでは、次 の場 所 に送 る: フォルダに移 動 フォルダにコピー 暗 号 化 /
復 号 の 4つのコマンドを
表 示 できます。 すでに有 効 なコマンドは、チェック ボックスがオンになっています。
デフォルト設 定 で、Windows の設 定 をデフォルトに戻 すことができます。
メニュー「"
新規作成"
」
ここではデスクトップ、エクスプローラ、および [保 存 ] ダイアログでコンテキスト メニューの [新 規 作 成 ] サブメ
ニューに表 示 するファイルの種 類 を選 択 できます。 チェックボックスを使 用 して、どのファイルの種 類 を表 示
するかを設 定 できます。
[削 除 ] を選 択 すると、選 択 した項 目 が一 覧 から完 全 に削 除 されます。 他 のファイルの種 類 をリストに追
加 するには、[追 加 .
.
.
] を選 択 します。
[オプション] の項 目 では、デスクトップおよびフォルダ ウィンドウの空 白 部 分 で表 示 できるコンテキスト メニュ
ーに [新 規 作 成 ] メニューを表 示 するかどうか指 定 できます。
ファイルを開 く
ここでは、不 明 な拡 張 子 を持 つファイルを開 く際 の Windows の動 作 を選 択 できます。 [デフォルト アプリ
ケーション] の項 目 では、[プログラムから開 く] ダイアログを表 示 するか、または特 定 のプログラム (メモ帳 な
ど)でファイルを自 動 的 に開 くかを指 定 できます。 特 定 のプログラムで開 く場 合 は、希 望 するプログラムの
実 行 可 能 ファイル名 (notepad.exe など)をボックスに入 力 します。 また、変 更 でプログラムを選 択 すること
もできます。
237
アドバンス
ここでは、新 しく作 成 したショートカットを自 動 的 にショートカットとしてマークするかどうかを指 定 できます。
Windows XP では、ショートカットには既 定 により「"
へのショートカット"
」というテキストが付 き、Windows
Vista と7では、「"
∼ のショートカット"
」という既 定 のテキストがショートカットの名 前 の後 に付 きます。
また、Windows XP ではWindows 画 像 と FAX ビューアのセクションもあり、画 像 や FAX ファイルをダブルク
リックしたときに、Windows 画 像 とFAX ビューアに自 動 的 にロードするかどうか選 択 できます。
フォルダ オプション
表示
ここでは、フォルダ ウィンドウとその中 の要 素 をどのように表 示 するかを指 定 します。
ウィンドウのセクションでは以 下 の項 目 を指 定 します。
Windows XP フォルダ ウィンドウに常 にディレクトリのツリー ビューを表 示 するかどうか、最 後 に開
いたフォルダ ウィンドウをログオン時 に復 元 するかどうか、圧 縮 された ZIP アーカイブをフォルダとして
表 示 するかどうか、詳 細 バーを表 示 するかどうかを指 定 します。
Windows 7)フォルダ ウィンドウに常 にメニュー バーを表 示 するかどうか、圧 縮 された ZIP アーカイ
ブをフォルダとして表 示 するかどうか、詳 細 バーを表 示 するかどうかを指 定 します。
Windows Vista - Windows 7 と同 じオプションに加 えて)最 後 に開 いたフォルダ ウィンドウをログオ
ン時 に復 元 するかどうかを指 定 します。
表 示 設 定 Windows XP のみで使 用 可 能 )スライド調 節 により、保 存 するフォルダ ビューの数 を設 定 でき
ます。
リスト
ここでは、フォルダ ウィンドウでの追 加 情 報 の表 示 をカスタマイズできます。
詳 細 情 報 のポップアップのセクションでは、フォルダ ウィンドウのファイルやフォルダの上 にマウス ポインタを置
いた際 に、詳 細 情 報 を示 すバルーンを自 動 的 に表 示 するかどうかを指 定 できます。
アイコンの整 理 セクションでは、フォルダ内 のファイルをアルファベット順 だけで並 べ替 えるか、数 値 順 とアル
ファベット順 に並 べ替 えるかを指 定 します。
[暗 号 化 ・圧 縮 されたファイル] の項 目 では、暗 号 化 されたファイルと圧 縮 されたファイルが特 定 の色 で表
示 されるように設 定 できます。 デフォルトでは、圧 縮 されたファイルは青 、暗 号 化 されたファイルは緑 色 で表
示 されます。
Windows XP とWindows Vista では、編 集 ボタンを使 用 し、必 要 に応 じて色 の割 当 を設 定 できます。
サムネイル(Windows XP のみ)
Windows では、フォルダ内 にサムネイル画 像 を表 示 できます。これは写 真 のコレクションなどの場 合 に適 し
ています。 ここでは、これらのプレビュー画 像 のサイズと画 質 を指 定 します。 標 準 のサイズは 96ピクセルで
す。 これとは異 なる任 意 の値 を入 力 することも可 能 です。 画 質 は、スライダーを使 用 して指 定 します。
画 質 が高 いほど、サムネイルは多 くのメモリ領 域 を占 めます。 [キャッシュ] の項 目 では、サムネイルを
238
THUMBS.DB というファイルに一 時 的 に保 存 するどうか指 定 します。 これらのファイルも同 様 にフォルダに置
かれ、その後 サムネイルを特 に迅 速 に読 み込 むのに役 立 ちます。
選択
ここでは、フォルダ ウィンドウで使 用 する選 択 範 囲 の色 を設 定 できます。 複 数 のファイルを同 時 に選 択 した
場 合 、選 択 範 囲 はマウス ボタンで連 続 してクリックしたのと同 じ状 態 で表 示 されます。
また、Windows Vista とWindows 7 では、要 素 を選 択 するためのチェック ボックスを表 示 して、Ctrl キーや
Shift キーを使 わなくても、マウスで選 択 して複 数 のファイルおよびフォルダを選 択 できるようにするかどうかも
指 定 できます。
アドバンス
ここではデスクトップとコンピュータ(または Windows XP ではマイコンピュータ)にどの要 素 を表 示 するかを
指 定 します。 簡 単 にドライブ自 体 を非 表 示 にしたり、Windows エクスプローラや Internet Explorer、[ファイ
ル名 を指 定 して実 行 ] ダイアログにあるアドレスバーの動 作 を設 定 したりできます。
4 .9 .8 .2 . 操 作
入 力 オプション
マウス機 能
[マウス ボタンをスワップ] の項 目 では、マウスの右 ボタンと左 ボタンを切 り替 えることができます。 切 り替 える
と、右 ボタンがクリック用 になり、左 ボタンでコンテキスト メニューが開 きます。
現 在 ではホイール付 きのマウスが多 くなっています。 Microsoft IntelliMouse や類 似 モデルのマウスに合 わせ
て、[スクロール ホイール] の項 目 でホイールを使 用 した操 作 を指 定 できます。 標 準 の設 定 は 3行 単 位
のスクロールです。 スクロールする行 数 や画 面 数 を変 更 したり、スクロールをオフにしたりできます。
ポインタを自 動 設 定 のセクションでは、ダイアログ ボックスが開 いたときに、強 調 されたボタンをすぐ押 せるよ
うにマウスポイントがそこへ移 動 するよう設 定 できます。
マウスの感 度
ダブルクリックとドラッグのセクションでは、ダブルクリックの際 にどのくらいマウスを動 かせるか、どのくらいまで
マウスを動 かすとオブジェクトのドラッグを開 始 できるかを指 定 できます。 値 の単 位 はピクセルです。
ヒント:テスト アイコンを使 って新 しい設 定 を試 してみましょう。
[ホバリング効 果 ] の項 目 では、ホバリング効 果 を表 示 するのに必 要 なマウス ポインタの滞 留 時 間 と移 動
の許 容 範 囲 を変 更 できます。 この効 果 は、マウス ポインタが特 定 の時 間 アイテムの上 に置 かれたときに起
動 します。
ヒント:この設 定 もテスト アイコンで試 すことができます。 このアイコンはマウス ポインタがその上 で止 まると点
灯 します。
アクティブ ウィンドウ トラッキング
これはあまり知 られていない Windows の機 能 ですが、 ウィンドウでの操 作 を一 変 させる可 能 性 があります:
アクティブ ウィンドウ トラッキング。
239
この機 能 をオンにすると、アクティブではないウィンドウの上 にマウス ポインタを動 かすだけでそのウィンドウがア
クティブになり、そのプログラムで作 業 できる状 態 になります。 つまり、ウィンドウをアクティブにするためのクリッ
ク操 作 が不 要 になります。
前 景 のセクションにあるこのオプションをオンにすると、すぐにアクティブなウィンドウが手 前 に表 示 されるように
なります。
キーボード
[カーソルの点 滅 ] の項 目 では、データを入 力 する場 所 (テキスト編 集 プログラム内 など)でカーソルの点 滅
の仕 方 を設 定 できます。
ヒント:現 在 の設 定 の右 側 に表 示 される小 さなプレビューで、変 更 を確 認 できます。
点 滅 の頻 度 を指 定 するには、スライダーを使 用 します。 必 要 に応 じて、カーソルの幅 も、任 意 の値 をピク
セル単 位 で入 力 して設 定 できます。
最 近 のキーボードは、Windows のロゴが付 いた特 別 な Windows キーを備 えています。 Windows キーを
使 うと、Windows の スタートメニューを開 くだけでなく、他 のキーとの組 み合 わせにより特 殊 機 能 が実 行 で
きます。たとえば、Windows + M キーですべてのウィンドウを最 大 化 したり、Windows + E キーでマイ コン
ピュータ(Windows Vista 以 降 ではコンピュータ)を表 示 したりできます。
これらのショートカット キーが必 要 でないか、あるいはキーの配 列 のために時 々 間 違 って押 してしまう場 合
は、このオプションをオフにします。
スタート メニュー(Windows 8 では利 用 できません)
一般
[メニューの速 度 ] の項 目 では、マウス ポインタをメニュー項 目 に重 ねると同 時 にサブメニューが自 動 的 に開
くようにするか、またはクリック操 作 も必 要 とするかを指 定 します。 さまざまなオペレーティング システムの間 に
は大 きな差 があるので、ここで明 確 に立 ち入 っておきます。
Windows XP:
マウス ポインタを重 ねたときにメニューを「表 示 する」ことを選 択 した場 合 は、メニュー項 目 にポインタを重 ね
てからメニューが開 くまでの時 間 を設 定 できます。
[ユーザー] の項 目 では、スタート メニューの上 部 にユーザー名 を表 示 するかどうかを指 定 できます。 [シャッ
トダウン] ボタンに加 えて、ユーザーを切 り替 えるための [ログオフ] ボタンを表 示 または削 除 することもできま
す。
Windows 7:
[セッションの終 了 ] の項 目 では、セッションを終 了 するボタンをクリックしたときに実 行 されるアクションを指
定 できます。 デフォルトでは、コンピュータがシャットダウンされます。
休 止 状 態 と電 力 節 約 モードでは、開 いているすべての文 書 とプログラムを含 めて、現 在 の状 態 が維 持 さ
れるため、再 びコンピュータのスイッチを入 れた後 で、中 断 したところから作 業 を続 けることができます。 電 力
節 約 モードでは少 量 の電 力 が必 要 なのに対 し、休 止 状 態 ではコンピュータに電 力 はまったく供 給 されませ
ん。 しかし、休 止 状 態 の切 替 にははるかに長 い時 間 がかかります。
あるいは、コンピュータの再 起 動 、コンピュータのロック、現 在 のユーザーのログオフ、またはユーザーの切 り替
240
えの機 能 をこのボタンに割 り当 てることもできます。 ユーザーの希 望 に基 づいて決 定 してください。
アップデートをインストールする準 備 が整 ったときは、このボタンには一 時 的 に コンピュータをシャットダウン
する機 能 が割 り当 てられます(アップデートがインストールされるまで)。 これは、重 要 なプログラムの更 新 作
業 が忘 れられないようにする措 置 です。
Windows Vista:
[電 源 オフ ボタン] の項 目 では、電 源 オフのボタンをクリックしたときに実 行 されるアクションを設 定 できます。
デフォルトでは、コンピュータは電 力 節 約 モードに切 り替 わります。
それよりもコンピュータをすばやくシャットダウンしたい (または Windows Vista でこの機 能 がもともと用 意 され
ていない)場 合 は、コンピュータをシャットダウンするに設 定 してください。 この選 択 を行 うと、サブメニュー
を開 いて [シャットダウン] を選 択 する手 間 が省 けます。 3つ目 の選 択 肢 は、PC を休 止 状 態 にすることで
す。
休 止 状 態 と電 力 節 約 モードでは、開 いているすべての文 書 とプログラムを含 めて、現 在 の状 態 が維 持 さ
れるため、再 びコンピュータのスイッチを入 れた後 で、中 断 したところから作 業 を続 けることができます。 電 力
節 約 モードでは少 量 の電 力 が必 要 なのに対 し、休 止 状 態 ではコンピュータに電 力 はまったく供 給 されませ
ん。 しかし、休 止 状 態 の切 替 にははるかに長 い時 間 がかかります。
最 近 使 用 された
デフォルト設 定 ボタンを使 うと、Windows のデフォルト設 定 に復 元 できます。
Windows XP:
[前 回 使 用 したファイル] の項 目 では、スタート メニューの [ドキュメント] の項 目 に最 近 使 用 したファイル
を表 示 するかどうか設 定 できます。 また、表 示 する文 書 の数 も指 定 できます。 また、ログオフ時 にリストが
自 動 的 に空 になるようにも設 定 できます。
Windows Vista とWindows 7:
[前 回 使 用 したファイル] の項 目 では、スタート メニューの [最 近 使 用 した] の項 目 に最 近 使 用 したファイ
ルを表 示 するかどうか設 定 できます。 また、 リストの内 容 を削 除 することもできます。
[最 近 使 用 したプログラム] の項 目 では、スタート メニューに最 近 使 用 したプログラムを表 示 するかどうかを
指 定 できます。 Windows Vista では、[設 定 ] ボタンを使 用 して、スタート メニューに表 示 するプログラムを
指 定 することもできます。 既 定 では、最 近 使 ったプログラムがすべて表 示 されます。
ショートカット
ショートカットの移 動 および編 集 のセクションでは、ショートカットの移 動 を可 能 にするかどうかが設 定 でき
ます。
ここからAVG Shortcut Cleaner を起 動 することもできます。
アドバンスト Windows XP のみ)
ここでは、 AVG Styler モジュールを新 しいウィンドウで起 動 し、Windows の外 観 をカスタマイズできます
(フォルダとメニュー項 目 のアイコンを変 更 するなど)。
241
タスクバー
ボタンの点 滅
テキストなどのコンテンツの入 力 中 は、他 のウィンドウをアクティブにすることはできません。 タスクバーにあるア
イコンが点 滅 し、他 のソフトウェアがユーザーの操 作 を求 めていることを示 します。 この点 滅 機 能 をオンにし
ておく場 合 は、[タスクバー ボタンの点 滅 を有 効 にする] オプションをオンにする必 要 があります。
[点 滅 速 度 ] の項 目 では、タスクバーにあるボタンの点 滅 頻 度 を指 定 できます。 選 択 できるオプションは 2
つあります:1つ目 のオプションでは、タスクバーにあるウィンドウのボタンを、再 度 クリックされるまで点 滅 させ
ておくことができます。 2つ目 は、ユーザーが設 定 した回 数 に点 滅 回 数 を限 定 します。 ここでの基 準 値 は
7 に設 定 されています。
全 般 のセクションでは、最 後 にキーを押 してからその他 のプログラムのウィンドウを再 びアクティブにするまでの
時 間 を設 定 できます。
ボタン表 示
ここでは、タスクバーのボタンを使 用 してウィンドウを表 示 するか、そしてその場 合 はどのように表 示 するのか
を指 定 することができます。
[表 示 ] の項 目 では、ボタンの最 大 幅 をピクセル単 位 で指 定 します。 デフォルト値 は 154ピクセルです。 [ア
ニメーションでボタンを表 示 する] オプションをオフにすると、新 しいウィンドウを開 く際 に対 応 するタスクバー
ボタンがアニメーション表 示 されなくなります。 これにより、捕 捉 的 なシステム パフォーマンスがその他 のタスク
へと回 されます。
[グループ化 ] の項 目 では、1つのプログラムで複 数 のウィンドウを開 いたときにそれを 1つのボタンでタスクバ
ーに表 示 するかどうか、およびどのような場 合 にこの表 示 を行 うかを指 定 できます。
Windows の最 小 化
プログラムのウィンドウを最 小 化 すると、そのタイトル バーだけが自 動 的 に画 面 下 部 に表 示 されることがあり
ます。
[位 置 と配 置 ] の項 目 では、これらのバーの正 確 な位 置 を設 定 します。 デフォルトの設 定 は左 下 で、複
数 のバーが左 右 に並 んで表 示 されます。
間 隔 のセクションでは、各 バーの間 隔 をピクセルにて指 定 することができます。
アドバンス
通 知 は、重 要 なイベントについてユーザーに知 らせるため、または使 用 されていないショートカットをデスク
トップから削 除 することなど、さまざまなタスクの実 行 をユーザーに求 めるために、タスクバー(時 計 の横 )にし
ばしば表 示 されます。 ここでは、バルーンに関 するオプションを設 定 できます。
4 .9 .8 .3 . 通 信
ネットワーク
マイ ネットワーク
ここでは、共 通 の表 示 にかかわるいくつかの設 定 を、ネットワーク環 境 にカスタマイズすることができます。 た
とえば、共 有 設 定 を行 っていないのに、コンピュータが他 のコンピュータのマイ ネットワークに表 示 されたり、
242
(パスワードを使 用 して)コンピュータの全 ドライブにアクセスされたりする事 態 を防 ぐことができます。
アドバンス
セクションユニバーサル プラグ&プレイ では、ネットワーク デバイスを自 動 認 識 する Windows のサービスを
オフにすることができます。 この自 動 検 出 はセキュリティ上 潜 在 的 なリスクがあり、必 要 としなければ無 効 に
したほうがよいでしょう。
Quality of Service QoS サービスのセクションでは、Windows が必 要 に応 じてインターネット接 続 帯 域
の一 部 を重 要 なパッケージのために確 保 するのを阻 止 することができます。 常 に帯 域 を確 保 したい場 合
は、オプションの帯 域 を確 保 するを無 効 にしてください。
パスワード Windows XP のみ)
パスワードを保 存 するということは、インターネットまたは保 護 されている共 有 場 所 にアクセスする度 にパスワ
ードの入 力 が必 要 なくなります。ただし、ハッカーがアクセスしこれらのパスワードを悪 用 するおそれがありま
す。 ここでは、それゆえ自 動 保 存 を阻 止 することができます。
インターネット時 間
ここでは、コンピュータ時 刻 がインターネットを通 じて時 々 電 波 時 計 と同 期 され、いつも実 際 の時 刻 を表 示
できるようにします。 次 のオプションを先 にオンにしてください:インターネット タイム サーバーと自 動 同 期
する
利 用 できるタイム サーバーのセクションでは、広 く知 られている標 準 的 タイム サーバーがいくつか挙 げてあ
ります。 他 のインターネット アドレスがわかっていれば、それらを追 加 をクリックして追 加 できます。
インターネット
ここでは、ユーザーのログアウト時 における、既 存 のダイヤルアップ ネットワーク接 続 動 作 の設 定 とともに、
Windows のファイア ウォールを無 効 にできます。
Windows XP では、インターネット接 続 のさまざまな詳 細 オプションを設 定 するために、設 定 ボタンをクリック
することもできます。
Internet Explorer
Explorer バー
ここでは Internet Explorer においてバーがどのような動 作 をするかを設 定 することができます。 常 に
Google? の検 索 バーで検 索 し、アドレスバーにオートコンプリートを指 定 することができます。
表示
セクションタイトルバーでは、Internet Explorer のタイトルバーにどのテキストが表 示 されるかを入 力 します。
お気 に入 り
ここではお気 に入 りのフォルダとその内 容 を表 示 または非 表 示 にでき、不 必 要 なフォルダを隠 すことができま
す。 ここではお気 に入 りフォルダの内 容 は表 示 されず、在 るフォルダだけがリストされることにご注 意 下 さい。
さらに、フォルダは名 前 別 に並 べることができます。
243
メニュー
ここでは、Internet Explorer のメニューバーをカスタマイズし、設 定 ボタンによって、すべての Web サイトでマ
ウスの右 クリックで利 用 できるコンテキスト メニューに多 くの有 益 なコマンドを追 加 できます。
ソース コードを表 示 のセクションでは、ソース コードを表 示 を選 択 した場 合 に Web サイトを Internet
Explorer で開 くか、あるいは例 えば Windows の エディタ (notepad.exe)のような他 のプログラムで開 くかの
設 定 ができます。
ナビゲーション
Web サイトの動 作 のセクションでは、リンクから呼 び出 した場 合 の Internet Explorer の動 作 を設 定 するこ
とができます。 これにより、ポップアップやその他 のプログラムで開 かれたリンクを、現 在 のウィンドウ内 の新 し
いタブで開 くことができます。
セクションスタートページでは、Internet Explorer を起 動 した時 、自 動 的 にどのWeb サイトが表 示 されるか
を指 定 できます。 その際 、複 数 のサイトを選 ぶこともできます。 上 へ と下 へ のボタンでページの順 を変 える
ことができます。
セキュリティ
ここでは、Internet Explorer のセキュリティ関 連 の設 定 を取 り上 げます。
ユーザー エージェント文 字 列 のセクションでは、Internet Explorer がユーザーの訪 れた Web サイト をどの
ように識 別 するかを指 定 することができます。
ダウンロードの確 認 では、特 定 のファイルタイプについてInternet Explorer がダウンロードを許 可 するかどう
か指 定 できます。 それらのファイルがダウンロードされる前 に確 認 するようにするには、ファイルのダウンロー
ド前 に常 に確 認 を選 択 します。
パフォーマンス
ここでは、インターネット接 続 の帯 域 幅 に最 適 なプロファイルを設 定 します。 最 大 接 続 数 のセクションで
は、どれだけの数 のサーバー接 続 を確 立 できるか指 定 できます。
Mozilla Firefox
一般
ここでは、インターネット ブラウザの Mozilla Firefox 用 に次 の一 般 設 定 が可 能 です。
テキスト アニメーションのセクションでは、絶 えず点 滅 したり、Web サイトの流 れ文 字 バナーのような煩 わ
しいテキスト効 果 をオフにすることができます。 オプションの点 滅 テキストを無 効 にするとスクロール テキス
ト (流 れ文 字 )を無 効 にするをオンにすることで、煩 わしい効 果 を無 効 にすることができます。
エラー メッセージのセクションでは、Web サーバーへの接 続 時 に生 じたエラーについてのメッセージを、ウィン
ドウ(ダイアログ)として表 示 するか、それとも Web サイトのページとしてブラウザ ウィンドウに表 示 するかを設
定 することができます。
サイドバーの位 置 のセクションでは、サイドバーがブラウザのウインドウの右 か左 かのどちらに表 示 されるべき
かを設 定 できます。 既 定 の設 定 では、ブックマーク、履 歴 、ブラウザのダウンロードがサイドバーに表 示 され
ています。
244
操作
ここでは、Mozilla Firefox の操 作 について設 定 することができます。
アドレスバーのセクションでは、アドレスがアドレス バーに自 動 的 にコンプリートされるように設 定 できます。
つまり、アドレス欄 に最 初 の2,
3文 字 を入 れただけで (このサイトを既 に一 度 閲 覧 していることが条 件 です
が)、インターネット アドレスが自 動 的 に完 成 されます。
Mozilla Firefox 2 以 降 でも同 様 に、ここでアドレスバーの横 に アドレスをロードするのボタンを表 示 するか
どうかを設 定 できます。
サブメニューの展 開 のセクションでは、マウス ポイントが上 を通 過 したとき、サブメニューが自 動 的 に展 開 す
るまでにどれだけかかるかを指 定 できます。
Windows
ここでは、Mozilla Firefox でポップアップ ウィンドウとリンクがどのように表 示 され、このポップアップ ウィンドウの
表 示 にどの程 度 Web サイトへの影 響 を許 すか設 定 できます。
リンクから開 くのセクションでは、リンクをクリックした時 内 容 を、現 在 のウインドウ、あるいは新 しいウインドウ
で表 示 するか決 めることができます。
Javascriptのセクションでは、許 可 されたウィンドウ操 作 で、ポップアップ ウインドウが Web サイトに現 れる
のを許 す変 更 を制 限 できます。 Web サイトの中 には、ポップアップ ウィンドウのナビゲーションバーを隠 し、
メッセージ ウィンドウに見 せかけようとするものもあります。 ここではそれを禁 止 することができます。
タブ (Mozilla Firefox 2 以 降 のバージョン)
ここでは、Mozilla Firefox でタブの動 作 の設 定 をすることができます。
"閉 じる"
ボタンのセクションでは、タブを閉 じるボタンをどこに表 示 するかを設 定 できます。 選 択 は 4つの
異 なる位 置 から可 能 です。
最 小 幅 のセクションでは、Mozilla Firefox 2 以 降 、タブの最 小 幅 を定 めることができます。 複 数 のタブが開
かれている場 合 、各 タブの幅 はここで設 定 された最 小 幅 まで自 動 的 に縮 小 されます。 さらに複 数 のタブが
開 かれると、現 在 表 示 されていないタブへとスクロールできるように、右 側 にスクロールバーが表 示 されま
す。
アクティブ タブの色 のセクションでは、色 で強 調 するのオプションで、現 在 ブラウザでアクティブなタブをどの
色 で強 調 するかを定 めることができます。 変 更 ボタンをクリックし、アクティブなタブの端 上 下 を強 調 する独
自 の色 を選 択 してください。
パフォーマンス
ここでは、Mozilla Firefox のパイプライン機 能 を有 効 にできます。 このパイプラインとは、ブラウザが接 続 を介
して Web サーバーに複 数 のダウンロード照 会 を一 度 に送 信 するという、実 験 的 な機 能 です。 ただ、残 念
なことにすべての Web サーバーからはサポートされていません。
Opera
タイトルバー
ここでは、Opera のタイトルとロゴの表 示 の設 定 ができます。
245
ウィンドウ タイトルのセクションでは、タイトルフィールドで Opera ブラウザのタイトルバーに表 示 されるテキス
トを指 定 します。 適 用 または OKをクリックする際 に入 力 フィールドが空 白 のままだと、既 定 のエントリ
Operaが自 動 的 に設 定 されます。
Opera アイコン セクションでは、Opera を示 す赤 い "
O" の代 わりにハード ディスクにある別 のアイコンを選
択 できます。 このアイコンは、Windows のタスクバーとOpera のアプリケーション ウィンドウに表 示 されます。
選 択 したアイコン ファイルが有 効 な場 合 、アイコンは直 ちに表 示 されます。 無 効 なファイルを選 択 すると、
Opera の既 定 のアイコンが使 用 されます。
操作
ここでは、Opera を操 作 するための設 定 ができます。
Web アドレスのオートコンプリートのセクションでは、アドレスがアドレスバーに自 動 的 にコンプリートされる
ように設 定 できます。つまり、アドレス欄 に最 初 の2、3文 字 を入 れただけで (このサイトを既 に一 度 閲 覧 し
ていることが条 件 ですが)、インターネット アドレスが自 動 的 に完 成 されます。 たとえば、1つの語 のみが入
力 されると、語 の末 尾 に "
.
net" や "
.
com" などの上 位 レベル ドメインが付 加 され、語 の先 頭 に "
www."が表
示 されます。 この機 能 を無 効 にすると、Opera の動 作 が少 し速 くなります。
ソース コードを表 示 のセクションでは、Web サイトのコンテキスト メニューから ソース コードを表 示 を選 択
した場 合 に、Opera の内 部 エディタ、または Windows のエディタ (Notepad.exe)など別 のプログラムを使 う
べきかを設 定 できます。
パフォーマンス
ここでは、Opera 9 以 降 、標 準 として自 動 モードに設 定 されているクイック ナビゲーションを、再 びオンにする
ことができます。
自 動 モードを選 べば、ブラウザ履 歴 をナビゲーション時 に、"
進 む"
/"
戻 る"
のナビゲーションでページをキャッ
シュから読 み込 むか、あるいはWeb ページをその都 度 新 たにダウンロードすべきかをブラウザに通 知 する、
Web サーバーの設 定 が考 慮 されるよう設 定 できます。 後 者 は、例 えば多 くのショップ サイトの正 常 な機 能
に必 要 です。 しかし、必 要 のない場 合 でもウェブサーバーからページを再 度 ダウンロードすることをサーバー
が求 めることがあります。
互 換 モードを選 べば、ブラウザ履 歴 をナビゲーションする際 に、サーバーのデフォルトに関 わらず、サイトをブ
ラウザのキャッシュからではなく、常 にWeb サイトから新 たにダウンロードするように設 定 できます。 通 常 、こ
の設 定 は不 要 であり、高 速 サーフィンのためには推 奨 できません。
クイックモードを選 べば、すでにコンピュータに存 在 するWeb サイトをいつもキャッシュから読 み込 むように設
定 することができます。 この方 法 には、進 む/
戻 るナビゲーションの速 度 が急 にまた非 常 に速 くなるだけでな
く、インターネット接 続 を介 してロードする必 要 があるデータ量 が少 なくて済 むという利 点 もあります。 また、
通 常 は、ブラウザ履 歴 をナビゲーション時 のフォーム フィールドへの入 力 が維 持 されます。 けれども有 効 な
サイト コンテンツで Web サイトが正 しく機 能 するためには、Web サイトを定 期 的 に手 動 で新 たに読 み込 む
必 要 があります (例 えば、F5 キーで)。
検索
Opera が一 般 にそしてクイック選 択 においてどの検 索 エンジンを使 うべきか、またクイック選 択 はどのように表
示 されるべきかを設 定 することができます。
既 定 の検 索 エンジンのセクションでは、Opera がどの検 索 エンジンを使 うかを設 定 できます。 既 定 の検 索
エンジンは、検 索 フィールド、アドレスバー、選 択 されたテキストのコンテキスト メニューの [検 索 ]、およびアド
246
レスバーへの複 数 語 の入 力 において、自 動 的 に選 択 されます。
クイック選 択 の既 定 検 索 エンジンのセクションでは、クイック選 択 サイト(スピードダイヤル)の新 しい空 白
のタブに既 定 で表 示 される検 索 エンジンを変 更 することができます。
メールおよびチャット
Outlook Express Windows XP のみ)
ここではアプリケーションのタイトルバーに表 示 されているフォントを変 更 できます。 また、アプリケーションの
起 動 時 にスプラッシュ画 面 を表 示 するかどうかも指 定 できます。
ここではメールに添 付 された実 行 ファイルをブロックするセキュリティ機 能 も管 理 できます。 このブロックを煩 わ
しく感 じる場 合 はこの機 能 を単 にオフにします。 しかしながら危 険 な添 付 物 をクリックして、ウィルスがアク
ティブになることもあるのでご注 意 ください。
Windows Mail Windows Vista のみ)
ここではアプリケーションのタイトルバーに表 示 されているフォントを変 更 できます。 また、アプリケーションの
起 動 時 にスプラッシュ画 面 を表 示 するかどうかも指 定 できます。
ここではメールに添 付 された実 行 ファイルをブロックするセキュリティ機 能 も管 理 できます。 このブロックを煩 わ
しく感 じる場 合 はこの機 能 を単 にオフにします。 しかしながら危 険 な添 付 物 をクリックして、ウィルスがアク
ティブになることもあるのでご注 意 ください。
Office Outlook Windows 7 のみ)
Outlook を最 小 化 するのセクションでは、Outlook 2003/XP でウィンドウを最 小 化 する際 に、アイコンをタス
クバーか、あるいはタスクバーの通 知 領 域 (時 計 の隣 )のどちらに配 置 するかを選 択 できます。 通 知 領 域
を選 択 した場 合 、オプションの Outlook を通 知 領 域 に最 小 化 するオプションがオンになります。
メール添 付 ファイルのセキュリティのセクションでは、設 定 ボタンをクリックしてウィンドウを開 き、自 動 的 にブ
ロックされる添 付 ファイルの種 類 を指 定 できます。
Windows Messenger Windows XP のみ)
実 行 のセクションでは、Windows Messenger を自 動 的 に実 行 するか、そしてそれはどのようなイベントの際
かを指 定 できます。 Windows Messenger の実 行 をまったく許 可 しない場 合 は、オプションのWindows
Messenger の実 行 を許 可 しない を選 択 してください。
また、Windows Messenger をまったく使 用 しない場 合 は、システムから完 全 に取 り除 くことも可 能 です。 こ
れには、単 にアンインストールのオプションを使 います。
プライバシー
一般
ここでは、コンピュータでの作 業 の際 の、プライバシーとセキュリティのために重 要 な設 定 を行 うことができま
す。
Windows の自 動 更 新 のセクションでは、Windows を自 動 的 に Microsoft と接 続 が確 立 してよいかどう
か、設 定 することができます。 オプションの Windows 自 動 更 新 を有 効 にするがオンになっている場 合 、
Windows はインターネット接 続 が確 立 されると、自 動 的 に Microsoft サーバーと連 絡 を取 り、システムへの
247
更 新 の有 無 を確 認 します。
Windows が使 用 可 能 な更 新 をインターネットから取 り込 む前 に許 可 を求 めさせるには、オプションの更 新
をダウンロードする前 に通 知 するをオンにしてください。
足 跡 を消 去
ここでは、ドキュメントでの作 業 やインターネット サーフィンの際 に、足 跡 を消 去 するよう設 定 することができ
ます。
履 歴 の一 覧 を削 除 のセクションでは、今 すぐ削 除 をクリックすれば、スタートメニューの最 近 開 いたファイル
のリストを削 除 することができます。
ブラウザを閉 じ次 第 Web ブラウザのキャッシュを消 去 すべきであれば、Internet Explorer のキャッシュを
消 去 するのセクションで、オプションのInternet Explorer キャッシュを終 了 時 に空 にするをオンにします。
これはなるべく、ユーザーのセキュリティ意 識 が非 常 に高 く、キャッシュにあるデータによって第 三 者 にインター
ネットでの作 業 情 報 を再 生 されたくない場 合 のみ、使 用 してください。
Internet Explorer
ここでは、ユーザーのプライバシーに関 して、セキュリティの設 定 をすることができます。
組 み込 まれた SmartScreen フィルタのセクションでは、SmartScreen フィルタを有 効 にして、アクセスし
たウェブサイトが疑 わしいサイトや既 知 の詐 欺 サイトでないかどうか、Internet Explorer が必 ずチェックするよ
う設 定 することができます。
セクション 組 込 まれた Windows 認 証 では、組 込 まれた Windows 認 証 をオフにするのオプションを有
効 にして、Internet Explorer が Windows 認 証 によって自 動 的 にインターネット サイトにログオンしないよう
に指 定 することができます。
Windows Media Player
ここでは、プライバシーに重 要 である Windows Media Player の設 定 を行 うことができます。
Windows Media Player はインターネットと頻 繁 に交 信 します。 設 定 のセクションでは、前 回 かけたメディア
ファイルのリストも再 生 メディアあるいは音 楽 ファイルについての情 報 も保 存 されないように指 定 することがで
きます。 高 度 のセキュリティのボタンをクリックすると、すべてのオプションがまとめてオンになります。
詳 細 のボタンをクリックすると、Windows Media Player のためのデータ保 護 設 定 へ移 動 します。 ここでは、
スクリプト コマンドの実 行 をブロック、自 動 的 ライセンス取 得 を阻 止 、コーディック自 動 的 ダンロードを無 効
化 、インターネット サイトによるプレイヤーの識 別 を阻 止 することができます。
アドバンス
ここでは、プライバシーのためのその他 の設 定 ができます。
ページング ファイルのセクションでは、"メモリの管 理 "
へ移 動 をクリックして、システムのシャットダウンの際
に、Windows ページング ファイルを自 動 的 に削 除 するように設 定 することができます。
インターネット時 間 のセクションでは、Windows システム時 計 のインターネットの時 計 との自 動 同 期 をオフ
にすることができます。
エラー報 告 のセクションでは、Windows がクラッシュ時 にPC システム設 定 とともに Microsoft へエラーを報 告
248
するかどうかを定 めることができます。 エラー報 告 のボタンから様 々 な報 告 を開 き、クリックして無 効 にするこ
とができます。
4 .9 .8 .4 . 管 理
ユーザーのログオン
一般
Windows XP:
ここでは、「ようこそ」画 面 またはログオン プロンプトのいずれかを選 択 できます。 Windows XP のデフォルト
設 定 は「ようこそ」画 面 です。 この画 面 には利 用 可 能 なユーザー名 の一 覧 が表 示 され、マウスをクリックし
て選 択 できます。 あるいは、[以 前 のログオン ダイアログを使 用 する] オプションを選 択 できます。 この場
合 は安 全 性 の高 いログオン プロンプトが表 示 され、ログオン情 報 の詳 細 を手 動 で入 力 する必 要 がありま
す。
また、ログオン画 面 の動 作 や外 観 に関 連 するその他 のオプションを指 定 することもできます。
Windows Vista とWindows 7:
ここでは、ログオン画 面 およびログオン プロンプトの動 作 と外 観 を調 整 できます。 カスタマイズ のボタンをク
リックし、個 々 のオプションを設 定 します。
自 動 ログオン
ユーザーは、システムへのログオン操 作 を省 いて、自 動 的 にログオンされるように設 定 することができます。 こ
れを行 う場 合 は、[自 動 ログオンを有 効 にする] オプションを選 択 し、下 のプレースホルダにユーザーのログ
オン情 報 を入 力 します。
セキュリティのセクションでは、Shift キーでログオンのスキップを許 可 するか、しないかを指 定 します。 また、
ログオフ直 後 に再 びログオンするよう、システムを設 定 することもできます。
メッセージ
[ログオン前 に通 知 する] 項 目 では、すべてのユーザーに対 し、ログオンする前 に表 示 される通 知 を設 定 で
きます。例 えば、勤 務 時 間 中 にインターネット閲 覧 をしないようにという上 司 からの注 意 事 項 などです。 こ
の設 定 を行 うには、まず [ログオン前 にメッセージを表 示 する] オプションを有 効 にし、次 に通 知 の件 名 と
本 文 を入 力 フィールドに入 力 します。
ログオンとログオフ時 の診 断 のセクションでは、オンにすると、ログオンとログオフのプロセスで詳 細 なステータ
ス メッセージを表 示 することができます。
ツアー(Windows XP
初 めてのユーザーは、システムの起 動 後 に Windows XP のツアーに参 加 できます。 このツアーでは、
Windows XP のすべての重 要 なモジュールがユーザーに紹 介 されます。 システムの起 動 後 にこのツアーが起
動 しないようにする場 合 は、[ログオン後 に Windows ツアーを表 示 する] オプションの選 択 を解 除 しま
す。 [範 囲 ] の項 目 では、このオプションを現 在 のユーザーのみに適 用 するか、またはすべてのユーザーに適
用 するかを指 定 できます。
249
ウェルカム センター (Windows Vista)/はじめに (Windows 7
新 規 ユーザーに対 しては、システムの起 動 時 にウェルカム センター Windows Vista の場 合 )または [は
じめに] ウィンドウを表 示 できます。これは、システム設 定 を容 易 にすると同 時 に、インターネット上 の詳 細
情 報 とプロモーション情 報 へのリンクを表 示 することを目 的 としています。 ここでこれらの表 示 をオンやオフに
することができます。
ドライブ
一 般 Windows XP のみ)
ここではハード ドライブに関 するいくつかの設 定 を行 います。 例 えば、ドライブへのアクセスの高 速 化 が可 能
な UDMA66 サポートを有 効 にできます。
[NTFS ファイル システム] の項 目 では、Windows の新 しい NTFS ファイル システムに関 連 する次 の 2つの
オプションが設 定 できます:[ファイルに最 後 にアクセスした日 時 を保 存 する] および [短 い (DOS)ファイ
ル名 を保 存 する] です。 これらのオプションを無 効 にすると、ハードディスクのデフラグの効 率 と、旧 式 ソフト
ウェアとの互 換 性 に対 してマイナスの影 響 を与 えるため、両 オプションを有 効 にしておくことを推 奨 します。
メモリの容 量
ドライブ上 の使 用 可 能 なディスク領 域 が残 り少 なくなると、Windows は自 動 的 に警 告 音 を鳴 らします。 こ
の警 告 を表 示 したくない場 合 は、ここでオプションディスク容 量 が少 ない時 に警 告 を表 示 を無 効 にする
ことができます。
自動再生
[メディア交 換 の監 視 ] の項 目 では、[CD ドライブでのメディアの取 り替 えを監 視 する] オプションをオンにで
きます。 オンにすると、CD ドライブは Windows によって監 視 されます。 新 しいディスクが挿 入 されると
Windows はこれを読 み取 り、その内 容 を自 動 的 に起 動 しようとします。
自 動 再 生 のセクションでは、詳 細 をクリックしてウインドウを開 き、音 楽 CD などさまざまなドライブの再 生
を設 定 することができます。
アドバンス
[AVG Styler] の項 目 では、[AVG Styler を起 動 ] をクリックしてモジュールを呼 び出 し、それを使 って個 々
のドライブのアイコンを変 更 することができます。
[AVG Drive Defrag] の項 目 では、[AVG Drive Defrag を起 動 ] をクリックし、ドライブのデフラグを行 ってド
ライブ上 のファイルを最 適 な状 態 に整 理 するモジュールを開 くことができます。
コンピュータ Windows XP ではマイコンピュータ)のセクションでは、設 定 をクリックして、Windows の(マ
イ)コンピュータにあるどのドライブを表 示 させるかを指 定 できます。
メモリとキャッシュ
メモリの管 理
ここでは物 理 メモリと仮 想 メモリの管 理 の設 定 を扱 います。
[仮 想 メモリ] の項 目 では、必 要 な場 合 にドライバおよび Windows システム コアの置 き換 え可 能 にする
か、または常 に RAM に保 存 しておくかを指 定 できます。
250
[ページング ファイル] の項 目 では、AVG PC TuneUp が Windows のページング ファイルの内 容 を常 に
「0」で上 書 きし、システムのシャットダウン時 に削 除 されるように指 定 できます。
[推 奨 ] をクリックすると、AVG PC TuneUp により推 奨 される設 定 が承 認 されます。
メモリ使 用 率
ここでは、プログラムかあるいはシステム キャッシュのためにコンピュータはメモリを確 保 するべきかを指 定 する
ことができます。
アドバンス
ここで該 当 するボタンをクリックすると、AVG StartUp Manager および AVG Process Manager モジュール
に移 動 し、システムの起 動 を設 定 したり、実 行 中 のプログラムを管 理 したりできます。
スタート アップおよびメンテナンス
システム スタート アップ
ここでは、システム起 動 の際 の Windows の処 理 や動 作 に関 する一 般 設 定 を行 うことができます。
[ブート デフラグ] の項 目 では、[ブート デフラグを有 効 にする] オプションを有 効 にして、起 動 に必 要 な
ファイルをハードディスクに整 理 し、それらを特 に迅 速 に見 つけ出 せるようにすることができます。
[ブート ロゴとエラー メッセージ] の項 目 では、[オリジナルのブート ロゴとエラー メッセージを非 表 示 に
する] オプションを有 効 にして、起 動 プロセス中 に Windows がブート ロゴだけでなく、エラー メッセージの表
示 も行 わないように指 定 することができます。
[ディスク スキャンの待 機 時 間 ] の項 目 では、ユーザーが検 査 プログラム CHKDSK を実 行 するかどうか決
めるまでの待 機 時 間 を設 定 できます。 このプログラムは、コンピュータがその前 に正 常 に終 了 しなかった場
合 自 動 的 に開 始 され、ハードディスクにあるデータに破 損 がないかどうか点 検 します。
終 了 Windows XP のみ)
ここでは、個 々 のプログラムがクラッシュした場 合 の Windows の動 作 を指 定 します。
[応 答 なしの待 機 時 間 ] の項 目 では、応 答 を表 示 するためにシステムがプログラムに認 める時 間 を、ミリ
秒 単 位 で指 定 できます。 プログラムは、タスクマネージャで、またはコンピュータのシャットダウン時 に強 制 終
了 されます。
プログラムを自 動 的 に終 了 するのセクションでは、アプリケーションを自 動 的 に終 了 するか、あるいはプロ
グラムを終 了 するのダイアログを表 示 するかを設 定 することができます。
デスクトップとタスクバー
ここでは、デスクトップとタスクバーの安 定 性 に関 しての設 定 ができます。
[別 々 のプロセスでのデスクトップとタスクバー] の項 目 では、[デスクトップとタスクバーを別 々 のプロセス
で実 行 する] オプションを有 効 にして、エクスプローラがクラッシュした場 合 のシステムの安 定 性 を高 めること
ができます。 これにより安 定 性 が高 まりますが、8 MB の追 加 ディスク領 域 が必 要 です。
[デスクトップとタスクバーを自 動 的 に再 起 動 する] の項 目 では、提 供 されているオプションを有 効 にし
て、デスクトップとタスクバーがクラッシュした場 合 に、両 方 のモジュールが自 動 的 に再 起 動 するように設 定 す
251
ることができます。 これで引 き続 きシステムの操 作 ができます。
エラー
ここでは、エラーの場 合 システムの措 置 方 法 を設 定 できます。
[音 によるエラー メッセージ] の項 目 では、[エラーを音 で知 らせる] オプションを有 効 にし、エラー メッセー
ジや間 違 った入 力 の際 に音 を出 すように指 定 することができます。
[システム エラー ] の項 目 では、重 大 なシステム エラーのためにシステムが停 止 した場 合 の対 策 を対 処 方
法 をドロップダウン リストから選 択 できます。 また、そのイベントをシステム ログに記 録 するかどうかも指 定 で
きます。
[エラー報 告 ] の項 目 では、Windows がクラッシュした後 、Microsoft にエラー報 告 を送 信 するかどうかを指
定 できます。 その際 エラー情 報 とともにお使 いのシステムの情 報 も送 信 されます。
システム
一般
[Windows のユーザー登 録 ] では、Windows の現 在 のバージョンを登 録 したユーザーの名 前 と会 社 名 を
変 更 できます。 この場 で、お使 いの Windows ライセンスのシリアル番 号 あるいはプロダクトIDも読 み取 ること
ができます。
[Windows インストーラ -ユーザー情 報 ] の項 目 では、新 しいソフトウェアのインストール時 にユーザー情
報 に自 動 的 に入 力 されるようにするユーザー名 と会 社 名 を入 力 します。
[サポート情 報 ] の項 目 では、[設 定 ] ボタンを使 用 して設 定 ウインドウを開 き、システム プロバティに表 示 さ
れる情 報 を変 更 できます。
共 通 のダイアログ
ここで、ファイルを開 いたり保 存 する際 の共 通 のダイアログの外 観 を設 定 できます。
[ファイル名 ] の項 目 では、一 般 的 なダイアログに、1つの入 力 フィールドではなく、最 近 使 用 したファイル名
を含 む選 択 フィールドを表 示 するかどうかを指 定 できます。
Windows XP では、フォルダ ナビゲーションを選 択 し、共 通 のダイアログで操 作 を簡 単 にするために、どの
ナビゲーション要 素 を表 示 するか指 定 できます。 また、[戻 る] ボタンを表 示 するかどうか、および一 般 的 な
ダイアログの左 側 にナビゲーション バーを表 示 するかどうかも指 定 できます。
検 索 Windows XP のみ)
ここでは、検 索 ダイアログの画 面 スタイルと動 作 を定 義 できます。
インデックス サービスを無 効 にするのオプションでは、アイドル時 に自 動 的 に実 行 されたドキュメントのカタ
ログ化 が、インデックス サービスによって阻 止 されます。
[エクスプローラのクラシック検 索 を使 用 する] オプションをオンにすると、検 索 ダイアログが最 新 のスタイル
ではなく、クラシックなスタイルで表 示 されます。
検 索 されたファイルの種 類 のセクションでは、ファイルの種 類 のボタンを使 い、どの種 類 のテキスト ファイ
ルで特 定 の内 容 を検 索 するかを指 定 できます。
252
特 別 フォルダ
ここでは、「マイ ドキュメント」などの特 殊 フォルダのリンク先 の物 理 的 パスを指 定 します。 あらかじめ設 定 さ
れたパスを選 択 して変 更 をクリックし、希 望 に応 じてカスタマイズしてください。
コマンド プロンプト
ここでは、コマンド プロンプトの外 観 とリアクションを指 定 する設 定 ができます。
完 了 から、ファイルおよびフォルダ名 にどの組 合 せを使 用 するかを指 定 できます。
詳 細 設 定 のセクションでは、詳 細 のボタンをクリックして、視 覚 的 表 現 やコマンド プロンプトの起 動 フォルダ
を指 定 するウインドウを設 定 できます。
セキュリティ
ユーザー アカウント制 御 Windows Vista とWindows 7 のみ)
ユーザー アカウント制 御 (User Account Control)機 能 を用 いると、未 承 認 の変 更 は一 切 コンピュータに
加 えられないようになります。 この機 能 では、システムに変 更 を加 えることができる管 理 者 権 限 を持 っている
かどうかをユーザーに確 認 します。 ユーザー アカウント制 御 をオンにした場 合 、通 常 のユーザーがシステムに
変 更 を加 えようとすると、管 理 者 パスワードの入 力 が要 求 されます。
ここでは、コンピュータに変 更 が加 えられようとしていることを、管 理 者 としてログオンしているユーザーに通 知
し、その確 認 を求 める方 法 を指 定 できます。
このようにして、Windows はユーザーが自 ら行 う変 更 (例 えばセキュリティ関 連 の設 定 )と、変 更 を実 行 で
きるプログラムの起 動 とを区 別 します。 ここでは、どの変 更 の場 合 に承 認 を請 求 するか、パスワードの入 力
が必 要 かを詳 細 に設 定 することができます。
その際 、セキュリティのために必 須 である設 定 に関 わるので、ユーザー アカウント制 御 を有 効 にしたままで、
少 なくともパスワード入 力 なしで承 認 を請 求 Windows Vista の場 合 )あるいはプログラムによる変 更
の場 合 は、パスワード入 力 なし Windows 7の場 合 )の行 動 を選 択 してください。
ユーザー アカウント制 御 の目 的 の一 つは、ユーザーが気 付 かないうちにバックグラウンドでプログラムが起 動
するのを防 ぐことです。 Windows は、プログラムが起 動 するたびに、そのプログラムによってコンピュータに変
更 が加 えられる可 能 性 があるかどうか確 認 します。 その可 能 性 があり、ユーザー アカウント制 御 が有 効 な
場 合 は、プログラムの起 動 を管 理 者 が確 認 するよう求 めるダイアログが表 示 されます。 この機 能 は、不 明
な(そして不 要 である可 能 性 のある)アプリケーションが、ユーザー自 身 の操 作 によらずに起 動 した場 合 の
重 要 なセキュリティ手 順 です。
セキュリティーセンター (Windows Vista)/メンテナンス (Windows 7)
セキュリティー センターあるいは Windows 7 でいうメンテナンス センターは、バックグラウンドで定 期 的 にコン
ピュータのセキュリティ状 態 を点 検 し、セキュリティに問 題 の可 能 性 があると警 告 を発 します。
コンピュータにこの警 告 が誤 って表 示 された場 合 や、基 本 的 にセキュリティセンターやメンテナンス センター
からの警 告 表 示 を希 望 しない場 合 は、この警 告 をここでオフにすることができます。
アドバンス
[スクリーンセーバーのパスワードの確 認 ] の項 目 では、パスワード保 護 がアクティベートされるまでの、スク
リーンセーバーの作 動 時 間 を指 定 できます (このオプションが有 効 な場 合 )。 デフォルトの値 は 5秒 です。
253
4 .9 .8 .5 . ウ ィ ザ ー ド
このカテゴリには設 定 をコピーのウィザードがあります。 このウィザードは、ユーザーの設 定 を他 のユーザーアカウント
や Windows のログオン画 面 にコピーします。
設 定 をコピー
AVG System Controlを使 って、視 覚 とシステムの動 作 に関 する数 多 くの設 定 をユーザーの希 望 にそって行 うこと
ができます。 ただ、残 念 なことに通 常 この設 定 は現 在 のユーザー アカウントにしか適 用 されません。
設 定 をコピーのウィザードを使 って、ユーザーの設 定 をその他 のユーザー アカウントや Windows のログオン画 面 に
コピーすることが可 能 です。
ウィザードにより、コピー可 能 な設 定 の一 覧 が作 成 されます。 一 覧 から設 定 を選 択 し、次 へをクリックしてくださ
い。
選 択 した設 定 のコピー先 を選 ぶことができます。 ターゲット(選 択 した設 定 によります)はログオン画 面 です。 複 数
のユーザーをセットアップしている場 合 、その他 のユーザーはコピー先 候 補 として表 示 されます。 希 望 のターゲットを
選 択 して次 へをクリックすると、コピーのプロセスが開 始 します。
コピーが完 了 したら、終 了 をクリックしてウィザードを閉 じます。
4.9.9. 破損したショートカットを削除する
この章 では、こなぜ Shortcut Cleaner が有 用 なのか、そしてどのようにAVG Shortcut Cleaner モジュールで
無 効 になったショートカットや参 照 を削 除 し、システムをクリーンアップできるかを説 明 します。
AVG Shortcut Cleaner モジュールを使 うと、簡 単 にコンピュータを整 理 することができます。モジュールデスクトッ
プ、スタートメニュー、クイック起 動 バーにあるすべてのショートカットが分 析 の対 象 となります。スタートメニューに含
まれる空 のフォルダも検 出 されます。空 のフォルダは、スタートメニューを手 動 で整 理 したときなどに生 じます。
AVG Shortcut Cleanerは、Microsoft Office プログラム、OpenOffice©、Windows Media Player、Nero© などの
ファイルの履 歴 リストを分 析 します。これらのリストには、プログラムで前 回 開 かれたすべてのファイルへの参 照 が含
まれています。これらのエントリも分 析 対 象 となります。削 除 または移 動 されたファイルを参 照 しているエントリが
あった場 合 は、簡 単 に削 除 することができます。
このようにしてシステムは、一 方 で不 要 なちりを除 去 し、他 方 で壊 れた参 照 を呼 び出 している待 ち時 間 をなくしま
す。
4 .9 .9 .1 . 破 損 し た シ ョ ー ト カ ッ ト を 削 除 す る 方 法
破 損 したショートカットを削 除 する方 法
ダッシュボードのすべての機 能 に進 み、利 用 データから壊 れたショートカットを削 除 するを選 択 し、AVG
Shortcut Cleaner モジュールを起 動 します。
作 業 インターフェイス (デスクトップ、[スタート] メニュー、クイック起 動 バー)や一 部 のプログラムの履 歴 リストから、
壊 れたショートカットやエントリが検 出 されます。 分 析 は、数 分 かかることがあります。
分 析 が終 了 するとAVG Shortcut Cleaner によってすべての壊 れたショートカットと参 照 のリストが表 示 されます。
壊 れた項 目 がなかった場 合 は、分 析 の対 象 となった場 所 のリストのみが表 示 されます。 この場 合 、閉 じるをクリッ
クし、この機 能 を閉 じます。
254
壊 れたショートカットをすべて削 除 すべきかどうかは、ユーザーが決 めます。 無 効 なショートカットや参 照 の中 に、
削 除 したくないものがある場 合 は、そのチェック ボックスをオフにします。 既 定 では、検 出 されたものがすべて削 除
されます。
クリーンアップをクリックします。 クリーンアップは、通 常 、数 秒 しかかかりません。 その後 、削 除 された参 照 とショー
トカットの数 について短 いステータス レポートが表 示 されます。
終 了 をクリックしてAVG Shortcut Cleaner を閉 じます。
4.9.10. AVG最適化レポートを表示する
本 章 では、AVG 最 適 化 レポート を活 用 して、AVG PC TuneUp が今 日 までに最 適 化 したコンピュータ内 の概
要 を見 る方 法 を説 明 します。
AVG 最 適 化 レポート は、これまでにAVG PC TuneUpで実 行 したすべての最 適 化 処 理 を示 します。 このレポー
トはAVG PC TuneUpの多 数 の自 動 バックグラウンド最 適 化 を使 用 する場 合 に特 に役 立 ちます。 コンピュータが
これまでに AVG PC TuneUp によってどの程 度 最 適 化 されたかをいつでも確 認 することができます。
4 .9 .1 0 .1 . A V G 最 適 化 レ ポ ー ト を 表 示 す る 方 法
最 適 化 レポートを表 示 するには、ダッシュボードのすべての機 能 から、AVG PC TuneUp にある最 適 化 レポー
トを表 示 を選 択 します。
AVG PC TuneUp ですでに実 行 された最 適 化 についての概 要 が開 き、それによる利 点 も表 示 されます。
最 適 化 の 1つにマウス ポインタを置 くと、小 さな情 報 ウィンドウが開 き、その最 適 化 の効 果 に関 する詳 細 や、それ
ぞれの最 適 化 の詳 細 が表 示 されます。
最 適 化 レポートは、最 近 7日 間 または最 近 30日 間 に対 して作 成 させることも、インストール以 後 の全 期 間 に
対 して作 成 させることもできます。 それには、該 当 するタブに移 動 してください。
4.10. プログラムの評価機能
便 利 なプログラムの評 価 機 能 をAVG Program Deactivator AVG StartUp Manager AVG Uninstall
Managerモジュールでオンにすることができます。この機 能 は、インストール済 みのプログラムについて、他 の AVG
PC TuneUp ユーザーがどれだけ有 用 と評 価 しているかを示 します。日 常 の作 業 の際 にどのプログラムが本 当 に
必 要 か、即 座 によい決 断 をするために、評 価 機 能 を利 用 してください。
この章 では、なぜプログラムの評 価 機 能 が有 用 なのか、そしてどのようにプログラムの評 価 機 能 をオンにする
ことができるかを説 明 します。
インストール済 みのどのプログラムが日 常 の作 業 で本 当 に必 要 なのかを決 定 しなければならない状 況 も時 にはあ
るでしょう。この目 的 のため、プログラムの評 価 機 能 が開 発 されました。
多 くの AVG PC TuneUp ユーザーの経 験 は、AVG Program Deactivator AVG StartUp Manager AVG
Uninstall Manager モジュールにおいて、判 断 するための助 けとなります。プログラムの評 価 機 能 は、どのプログラ
ムが他 のユーザーによって有 用 と判 断 されているかを示 し、どのスタートアップ プログラムを無 効 にし、どのプログラ
ムを無 効 化 、あるいはアンインストールするかを決 めるのに役 に立 ちます。
ただし、評 価 機 能 を使 うにはインターネット接 続 が必 要 です。
モジュールの評 価 機 能 を表 示
評 価 機 能 をオンにしている場 合 、プログラムリストの別 の欄 としてAVG Program Deactivator AVG StartUp
255
Manager AVG Uninstall Managerモジュールに統 合 されます。自 己 評 価 は有 用 性 の評 価 の欄 の青 い星 で
見 分 けられます。まだ評 価 を行 っていない場 合 、欄 には他 の AVG PC TuneUp ユーザーがプログラムにつけた評
価 の平 均 が表 示 されます。評 価 がまだつけられていない場 合 は、空 欄 になります。
マウスポイントが欄 上 にある間 、自 己 の評 価 と他 の AVG PC TuneUp ユーザーの評 価 を示 す Quickinfo が表 示
されます。
評 価 機 能 をオンにする方 法
AVG Program Deactivator AVG StartUp Manager または AVG Uninstall Managerモジュールのいずれかを
開 始 します。ダイアログ プログラムの評 価 機 能 が表 示 されます。 OKをクリックします。
この時 点 でまだ決 定 したくない場 合 は、後 で決 定 するをクリックします。モジュールが評 価 機 能 なしで起 動 しま
す。評 価 機 能 をいつもオンにしておくには、ツールバーの 評 価 機 能 それから オンにする をクリックし、今 度 は有
効 化 のダイアログでOK をクリックします。
評 価 機 能 をオフにする方 法
ツールバー内 の評 価 機 能 をクリックし、オプションのオフにするを選 びます。 次 のダイアログでは、再 度 この機 能 を
使 う時 のために、自 分 が出 した評 価 を保 存 しておくかどうかを決 めることができます。他 のユーザーの評 価 はPCの
データベースから削 除 されるので、機 能 を新 たにオンにする際 は、サーバーから再 びダウンロードする必 要 がありま
す。
評 価 の出 し方
1. マウスポイントを 有 用 性 の欄 上 で動 かしてください。プログラムの評 価 をする場 合 は、少 なくとも1つの星
をつける必 要 があります。1つのプログラムに最 高 で5つまで星 をつけられます。
2. そのプログラムにつけたい星 の数 をクリックしてください。たとえば星 を3つ付 けたい場 合 は、3番 目 の星 をク
リックします。
3. 評 価 は自 動 的 に保 存 され、AVG PC TuneUpサーバーに転 送 されます。
評 価 を変 更 する場 合 にも、最 初 の評 価 の場 合 と同 様 の手 順 です。
4.11. AVG PC TuneUpガジェット
AVG PC TuneUp のもう一 つの機 能 は、ガジェットです。 これは、Windows XP ではサポートされていないため、使
用 できるのは Windows Vista、Windows 7 および Windows 8 のみです。
便 利 なガジェットをデスクトップに表 示 させることができます。 ガジェットは、常 にコンピュータの状 態 について報 告 し
ます。 AVG PC TuneUpを起 動 させることなく、最 適 化 の可 能 性 があるかどうかを知 ることができます。 AVG PC
TuneUp もここから起 動 することができます。
ガジェットではいつでも、どのPC モード が現 在 有 効 になっているかが確 認 でき、また 3つのボタンによっていつでも
他 のPC モード をオンにすることができます。
本 章 では、ガジェットが有 用 な理 由 と、どのようにAVG PC TuneUpガジェットをデスクトップに表 示 できるかを
説 明 します。
256
ガジェットとは
ガジェット (
ウィジェットともいう)は、最 新 の情 報 を提 供 する小 さなプログラムで、デスクトップに常 時 表 示 されま
す。
AVG PC TuneUp ガジェットは何 のためにあるのですか?
AVG PC TuneUp ガジェットは、AVG PC TuneUpを起 動 する必 要 なく、コンピュータのステータスを常 に通 知 しま
す。 ガジェットは AVG PC TuneUp に組 み込 まれており、現 在 の最 適 化 のステータスを表 示 します。
ガジェットの左 上 のアイコンをクリックすると、AVG PC TuneUpダッシュボードが開 きます。 そこですぐに生 じている
問 題 や推 奨 事 項 に対 応 できます。
PC モード
AVG PC TuneUp ガジェットは 3つのボタンを使 って、さまざまなPC モードをオンにできるようにします。 3つのPC
モードのうちどれが今 有 効 になっているかもいつでも表 示 しています。
AVG PC TuneUp ガジェットは、コンピュータの状 態 に関 する情 報 を常 に提 供 してくれます。 さらに、AVG PC
TuneUp のスタートセンターに直 接 アクセスする手 段 でもあります。
AVG PC TuneUp ガジェットの表 示 方 法
AVG PC TuneUp ガジェットはいつでもデスクトップに表 示 することができます。
Windows Vista での手 順 は以 下 のとおりです:
1. Windows のスタートメニューで、すべてのプログラムにあるアクセサリフォルダをクリックします。
2. Windows サイドバーをクリックします。 コンピュータにインストールされているガジェットが一 覧 されます。
3. AVG PC TuneUpガジェットをダブルクリックで有 効 にします。
Windows 7 での手 順 は以 下 のとおりです:
1. デスクトップ上 の何 もない箇 所 でマウスの右 ボタンをクリックし、コンテキスト メニューが開 いたら ガジェット
をクリックします。
2. AVG PC TuneUpガジェットを選 択 し、ダブルクリックして有 効 にします。
4.12. AVG PC TuneUpタスクバー通知領域の
通 知 領 域 は、Windows タスクバーの右 側 の領 域 です。 時 刻 、ステータス記 号 、プログラムへのショートカットなど
が表 示 されます。 AVG PC TuneUp には、システムの現 在 のステータスを表 示 し、AVG PC TuneUp へのエントリ
ーポイントを提 供 する通 知 領 域 アイコンがあります。
通 知 領 域 アイコンをダブルクリックすると、AVG PC TuneUpが起 動 します。
アイコンを左 クリックすると、フライアウトウィンドウが AVG PC TuneUp 機 能 についての詳 細 と共 に表 示 されま
す。
タスクバー通 知 領 域 にいかにまた何 の AVG PC TuneUp を知 らせてもらいたいか設 定 することができます。
257
システム ステータス
システムステータスで、AVG PC TuneUp ダッシュボードが最 適 化 の可 能 性 を表 示 しているか確 認 するこ
とができます。 スタートAVG PC TuneUp リンクを使 用 して、ダッシュボードを表 示 できます。
ダッシュボードに関 する詳 細 は、ダッシュボードをご覧 ください。
自 動 メンテナンス
自 動 メンテナンスでは、最 後 にいつ自 動 メンテナンスが行 われたかが表 示 されます。 リンクから自 動 メンテ
ナンスの設 定 ダイアログにアクセスすることができます。
自 動 メンテナンスについての詳 細 は、メンテナンス設 定 を変 更 するをご覧 ください。
ライブ最 適 化
ライブ最 適 化 では、 2つのライブ最 適 化 措 置 のうち最 新 のアクティビティを見 ることができます。 リンクからラ
イブ最 適 化 の設 定 ダイアログに移 動 することができます。
ライブ最 適 化 についての詳 細 は、ライブ最 適 化 を設 定 をご覧 ください。
PC モード
PC モードセクションでは、ターボ モードまたはエコノミー モードが現 在 オンになっているかどうかが分 かりま
す。 この 2つのモードを切 り替 えることができます。また、スタンダード モードに切 り替 えることができます。
さらにリンクから設 定 ウィザードに行 くことができます。
ターボモードの設 定 方 法 については、ターボモードの設 定 をご覧 ください。
エコノミー モードの設 定 方 法 については、エコノミモードの設 定 をご覧 ください。
各 モードの一 般 的 な情 報 は、PC モードをご覧 ください。
設定
タスクバー通 知 領 域 にいかにまた何 の AVG PC TuneUp を知 らせてもらいたいか設 定 することができます。 これに
は次 の手 順 を実 施 します:
コンピュータにアイコンが表 示 されている場 合 は、アイコン上 を右 クリックしてください。 コンテキストメニューから通 知
領 域 の設 定 を選 択 します。 これにより設 定 ダイアログが表 示 され、ここから設 定 を行 うことができます。 アイコンに
加 え、必 要 に応 じてバルーンの形 式 で通 知 を表 示 することもできます。
アイコンがコンピュータに表 示 されない場 合 は、AVG PC TuneUp ダッシュボードの設 定 メニューからダイアログを呼
び出 し、通 知 領 域 アイコンのエントリを選 択 してください。
258
Fly UP