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ダイジェスト版 テキスト - 相模原市印刷広告協同組合 | 新しい

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ダイジェスト版 テキスト - 相模原市印刷広告協同組合 | 新しい
よ
り
良
い
広
報
誌
作
成
の
た
め
に
Ⅰ 広報誌のもつ役割・目的
広報誌のもつ役割、目的とは何でしょうか。
広報誌は、PTA・サークル・自治会などの会員に情
報を提供して、会員意識の高揚や親睦を深め、活動を一
層活発にしていく大きな役割を担っています。
その目的を果たすためには、情報を簡潔にわかりやす
く伝えることができる誌面でなければなりません。
・ニュース記事
・会員の抱えている種々の問題や悩みを取り上げて、一
緒に考える特集記事
・広報誌を通じて、たえず会員の一体感を育むような親
睦記事
上記のような要素を念頭においた編集が必要です。
初めて広報委員になられた方は戸惑いもあるかと思
いますが、この際好奇心を旺盛にもって取り組んでいた
だくことで、興味が湧いてくることと思います。
気軽に、楽しく広報誌作りに参加して下さい。
私たち印刷広告協同組合も広報委員の皆様のご活躍
を心から応援致します。
● 配布までの流れ
・記事の書き方
・見出しの役割
・見出しの種類
・原稿作成
・寄稿原稿依頼
・取 材
・写 真
1
より良い広報誌作成のために
Ⅲ編集会議
おおまかな企画による素案をもとに検討し、内容を煮つめて骨格
をつくり上げていきます。
1.紙面構成(面割)
新聞などではページが進むごとに固い記事から柔
らかい記事へ移っていくのが一般的です。
● 4 ページにした場合の例
・1面には何をもっていくのか。トップ記事に大きな
話題、PTAであれば会長、役員の紹介や総会記事、
決定事項や経過報告のほか、役員の抱負などを取り
上げてもいいでしょう。
・2、3 面を見開きにして特集記事を載せる、教職員の
異動の紹介記事を載せる、顔写真を載せる、などを
決めておくことも必要です。
・4 面には行事予定や取材記事、そして編集後記も載
せるといいでしょう。
※PTA広報誌で、学校の問題などを取り上げる特集
記事を掲載する場合は、PTAの運営委員会を通じて
討議します。記事から大きな問題に波及する危険性も
あるので、学校側と十分に確認をとる必要がありま
す。
2. 割 付
(レイアウト)
編集会議で決まった事項を各ページごとに割付け
る作業に入ります。
割付とは一般的にはレイアウトということばで呼
ばれています。
割付用紙にレイアウトすることをお薦めします。こ
のレイアウトに従って、記事を埋めて行く方がわかり
やすいと思います。
レイアウトは下記のような要素から成り立ってい
ます。
・見出しや本文などの位置と文字の種類や大きさ。
・写真やイラスト、グラフなどの位置と仕上がりの大
きさ。
・印刷色(2 色、4 色の場合は各色の指定)
・字詰め(何字 × 何行を⃝^×⃝ℓと表記することが
^=word. ℓ=line の略です)
あります。
● 4 ページの例
1ページ
2ページ
ニュース記事
特集
表紙
PTA総会
会則改定
会長・校長の
あいさつ
その他
いじめ・不登校
塾・進学・遊び
お小遣い
心のケア・環境
教職員紹介
携帯電話
その他
3ページ
特集の続き
または
ほのぼの記事
運動会
修学旅行
ボランティア
…他
4ページ
ほのぼの記事
お知らせ
校外学習
行事予定
プール開き
廃品回収
編集後記
…他
● 新規の場合の手順 4 項目
①1ページの段数を何段にする
か
(4 段∼6 段)
②1行の字数を決める
(12 字∼15 字が普通)
③1段の行数を決める
(ページ幅一杯にした時に何行か)
④1∼4 に従って割付け用紙を
作る
※PC で作る場合も手順は同じ
でレイアウトを設定してから
作ると良くできる。
3
よ
り
良
い
広
報
誌
作
成
の
た
め
に
Ⅳ原稿作成
原稿作成は 5W1Hの基本に従って組み立てます。
1.記事の書き方
5W1Hの基本に従って文章を組み立てていけば記
事が出来上がります。
● 5W1H とは
①When(いつ)
記事はいつの出来事であったか
②Where(どこで)
・記事の書き方は、小説や作文と違って、結論や内容
などを簡潔にして前半に持って来るのが一般的で、
その他の肉付は後半に記すようにする
・文字は丁寧かつ正確に
・必ず原稿用紙に書く
・レイアウトに沿った字詰めで書く
・パソコンの場合も、原稿用紙と同じ文字数と行数に
する
・原稿用紙には通しナンバーを必ず入れる
・文体(です・ます調)、表記(年号や日付)、用事用語
(言う、いう、行なう、行う)は統一する
場所はどこであったか
③Who(だれが)
その記事の主人公は誰なのか、主
語を忘れてはならない
④What(何を)
その記事は何のことを書いている
のか
⑤Why(なぜ)
目的や理由
⑥How
(どのように)
方法であり、結論
● 記事の書き方
① 結 論
いつ、
どこで、何を
2.見出しの役割
② いきさつ
見出しも記事の一つです。見出しがないと何が要点
か、すべて読まなければ分かりません。また記事が紙
面に詰まっていて見出しが一本もなかったら、紙面が
平板になってしまいます。なお、表題(タイトル)と見
出しは同じだと考えがちですが、見出しはインデック
スの意味で、ヘッディングの意味の表題(タイトル)と
は違います。例えば「会長あいさつ」「県 PTA 連合会
に参加して」などは、表題(タイトル)であって見出し
ではありません。
あいさつの内容や大会に参加した感想など、内容が
具体的かつ簡潔に分かるようにしたいものです。
③ 補 足
・短い言葉で正確に
・記事の内容や要点、種類、性質が一目で分かるよう
にする
・読みたくなるような気持ちを起こさせる
・記事の重要度を見出しの大小で表現
6
どのように ③
② ①
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