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別紙「更新講習シラバス」を参照

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別紙「更新講習シラバス」を参照
[必修領域]全ての受講者が受講する領域
講習番号
A
教育をめぐる新情勢
講習名
平成28年8月4日(木)
講習日
時間数
6時間
講習形態
講義とワークショップ
受講定員
100名
主な講習対象者
全教諭・養護教諭・栄養教諭
講習の到達目標
資料に基づき現代の教育をめぐる諸情勢を学ぶことを通じて、学校教育を軸とした教員の役割につ
いての認識を深め、教育現場において適切に対応できる知見と能力の向上をめざす。
新講習の必修領域としての「教育をめぐる新情勢」(6時間)は、受講者が多忙な日常の職務から少
し距離をおいた大学での講義・ワークショップに触れ、講習修了後にリフレッシュされた自信と誇りを
講習の概要
もって教壇に立つことができるように支援する。
この講習では、①現今の教育問題、②めざす教師像、③教育における連携、④子どもの理解と指導
法の4つの視点を重視している。
1 日本と諸外国の教育事情について理解を深める
1限
9:30~11:00
【担当 山口 拓史 (愛知学院大学 教養部准教授)】
①日本の教育政策を把握する
②諸外国の教育動向を理解する
2 教職における省察について考える
【担当 山口 拓史 (愛知学院大学 教養部准教授)】
2限
11:10~12:40
①史的視座から子ども観・教育観の変化を理解する
②教職としての省察を加える
③めざす教師像を考える
3 子どもをとりまく社会の変化と教育
【担当 榊原 博美 (愛知学院大学 総合政策学部准教授)】
指導計画
3限
13:30~15:00
社会の変化を背景とした子どもの生活の変化、とりわけ地域社会の変容による
人間関係力の低下などについて家庭における親子関係のあり方や子育てのあり
方を含む教育の課題を分析し、実践的な対応について講義及びワークショップを
通じて考える。
[前半]15:10~16:00
4 子どもの発達に関する最新の理解
【担当 二宮 克美 (愛知学院大学 総合政策学部教授)】
4限
15:10~16:40
①子どもの発達に関する最新の心理学の知見や脳の機能、神経科学について
解説する。
②インクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育について学ぶ。
[後半]16:00~16:40 試験
修了認定の方法
筆記試験の評価による
成績評価の視点
試験の成績を評価とする
備考
試験は第4限中に行います。(16:00~16:40)
[選択必修領域]受講者が所有する免許状の種類、勤務する学校の種類又は教育職員としての経験に応じ、
選択して受講する領域
講習番号
B
講習名
学校を巡る近年の状況変化、法令改正及び国の審議会の状
況等
平成28年8月2日(火)
講習日
時間数
6時間
講習形態
講義とワークショップ
受講定員
100名
主な講習対象者
全教諭・養護教諭・栄養教諭
本講習では、①法令改正や中教審等の答申をとおして、近年の学校教育における制度改革につい
て考察するとともに、②現在の学校、教師、子どもが抱える課題を示し、その対応策等を考える。講
習での内容を踏まえ、現代教育の変化を制度と実際の両面から理解し、学校教育およびそれを担う
講習の到達目標
教員の役割についての認識を深め、学校教育が抱える課題や問題に適切に対処できる知見と能力
を獲得することを到達目標とする。
また、日々忙しく活躍する先生方に日常業務から少し距離をとり、講義やワークショップを通じて学生
時代に戻ってリフレッシュし、講習後新鮮な気持ちで再度、児童・生徒に接して欲しい。
21世紀の教育改革を提言した臨時教育審議会の答申以降約30年が経過し、以後現在まで教育の
様々な領域での改革が実施され、また継続されています。本講習では、近年の学校をめぐる教育の
講習の概要
現状と動向を理解、考察するために、①制度改革の面から法令や中教審等の答申を概観し、その
政策意図についての理解を深め、②学校、教師、子どもが抱える教育の実際現場での課題・問題点
とその改善の方策を、現職の先生方とともに考えていく。
1 近年の法令改正及び国の審議会の状況
1限
9:30~11:00
・
2限
11:10~12:40
【担当 井上 知則 (愛知学院大学 教養部教授)】
①近年の教育政策の動向を把握する。
自由化(個性化)、グローバル化、ボーダレス化、効率化等の視点から
②主な教育法令改正及び国の審議会での審議の要点
③学校教師に求められること
2 学校をとりまく家庭・地域社会との連携・協力
指導計画
【担当 榊原 博美 (愛知学院大学 総合政策学部准教授)】
3限
13:30~15:00
・
4限
15:10~16:40
学校をとりまく家庭および地域社会との連携・協力について、以下の内容を講義
および、それをふまえたディスカッションなどを通じて今後のあり方を考える。
①学校と家庭・地域社会との連携のこれまでの流れを掴む
②これまでの連携のあり方についての問題点や課題を考える
③これからの学校を巡る地域社会などとの連携に対する政策について把握する
④これからの学校と家庭・地域社会との望ましい連携について考える
修了認定の方法
筆記試験の評価による
成績評価の視点
試験の成績を評価とする
備考
試験は第4限中に行います。
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
講習番号
C1
発達障碍児を抱える保護者と
講習名
その児童生徒への関わり方について
平成28年8月8日(月)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
講義と演習
受講定員
80名
主な講習対象者
全教諭・養護教諭
講習の到達目標
教師が発達障碍児を抱える保護者に対して、また児童生徒に対してどの様に対処し、どの様に支
援していったら良いのかと言った方法論について理解を深める。
① 障碍について、その多様性の理解を深める
② 事例研究を通して障碍の理解を深める
a)知的障碍児の事例から
保護者への支援・児童への支援の方法
b)脳性まひ児の事例から
講習の概要
保護者への支援・児童への支援の方法
c)自閉症児の事例から
保護者への支援・児童への支援の方法
d)AD・HD児の事例から
保護者への支援・児童への支援の方法
③ 障碍の受容について理解を深める
1限
9:30~11:00
障碍について、その種類と教育学的理解の仕方解説
2限
11:10~12:40
知的障碍児の事例と脳性まひ児の事例から教師としての理解の仕方と対処の
3限
13:30~15:00
自閉症児の事例とAD・HD児の事例から教師としての理解の仕方と対処の仕
仕方を解説
指導計画
4限
15:10~16:40
方を解説
障碍の受容について、受容に至るまでの過程を事例を通して解説
修了認定の方法
筆記試験
成績評価の視点
参加の態度、筆記試験
備考
担当教員
試験は第4限中に行います。
吉川 吉美 (愛知学院大学 心身科学部 教授)
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
講座番号
C2
講習名
発達障碍児への理解と対応 - 子どもをみる視点と対応の工夫 平成28年8月5日(金)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
講義と演習・実習
受講予定者数
80名
主な講習対象者
全教諭・養護教諭
発達障がい(LD;学習障がい,ADHD;注意欠如多動性障がい,ASD;自閉症スペクトラム障がい
講習の到達目標
等)のある児童・生徒について正しく理解し,集団場面における指導や対応の方法について包括的
に考えられること。また,障がい児を育てる保護者との協力関係の築き方を習得し,問題を抱えた
子どもを支援するチームの一員として,どのような役割を担うべきかを考えられること。
1. 特別支援教育の理念と ICF の視点
・障がいの捉え方
・発達の意味と環境との関わり合い
2. LD,ADHD,自閉症スペクトラム障がいのある子どもの理解
・わかりやすい問題とわかりにくい問題
講習の概要
・発達にともなう変化と診断
3. LD,ADHD,自閉症スペクトラム障がいのある子どもへの対応
・子どもの問題行動を考える枠組み
・事例検討と具体的な指導を考えるポイント
4. 障がい児に関わる教員・親の問題
・教師側の問題と保護者への対応
・子ども支援チームの一員として
障がいについての考え方の変遷と照らし合わせ,特別支援教育の基本的理念へ
1限
9:30~11:00
の理解を深める。また,障がいを発達的な視点から考えることや環境との関わり
の中で捉えることの重要性を理解する。
LD,ADHD,自閉症スペクトラム障がいなど発達障碍についての基礎的知識を身
指導計画
2限
11:10~12:40
につける。また,二次的問題や愛着の問題への気づきを促し,発達的な変化につ
いて理解する。
3限
13:30~15:00
発達障がいのある児童生徒への対応について,認知行動療法的視点を取り入れ
4限
15:10~16:40
発達障がい児との関わりや保護者への対応の中で生じやすい教員側の問題,逆
ながら問題行動の意味を理解し,対応策を具体的に考える。
転移の問題などを理解し,協力関係の築き方について学ぶ。
修了認定の方法
筆記試験
成績評価の視点
講習における参加態度,セッションにおける積極的発言,内容の理解度
備考
担当教員
試験は第 4 限中に実施します。
八田 純子 (愛知学院大学 心身科学部 准教授)
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
講習番号
C3
心と身体のリフレッシュ
講習名
平成28年8月3日(水)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
講義と実習
受講定員
40名
主な講習対象者
全教諭・養護教諭
1.心と身体の両面から自分の健康を考えることができる。
講習の到達目標
2.坐禅を通して、身心を正し、自己を見つめ直す。
3.日常の食事管理について、咀嚼・嚥下機能の面から自己評価と体験実習を行い、これからの
食生活、生活習慣について考える。
人を教えるには、心と身体がともに健康であることが望ましい。本講習では心と身体の両面から
自分を確認し、教員自らの健康の維持増進につなげる。
講習は午前 3 時間、午後 3 時間とする。午前は、最初に心と身体の健康、特に心身症と生活習
講習の概要
慣病についての総論を講義形式で行う。次に、禅宗の大学である本学の坐禅堂で坐禅実修を行
い、自己を見つめ直す。その際には、禅の公案などを手がかりにした講話も行う。
午後は健康寿命維持・増進のための自己管理について、咀嚼・嚥下機能の面から評価を行い、
「咀嚼が必要な食事」の体験実習を行う。最後に多くの人が罹患しやすい心身症や生活習慣病に
ついて解説を行い、今後の自分自身の健康を考え直す機会を設ける。
指導計画
1限
9:30~10:30
「心と身体の関係(1)」:ストレスと心身医学 (外ノ池)
2限
10:45~11:45
「自己をみつめ直す(1)」:坐禅実修と講話 (岡島)
3限
11:55~12:55
「自己をみつめ直す(2)」:坐禅実修と講話 (岡島)
4限
13:45~14:45
「食事の自己管理(1)」:食べ方と食事内容の評価と「咀嚼が必要な食事」の講義
5限
14:55~15:55
「食事の自己管理(2)」:食べ方と食事内容の評価と「咀嚼が必要な食事」の講義
6限
16:10~17:10
「心と身体の関係(2)」:心身症と生活習慣病 (外ノ池)
と実習 (井澤)
と実習 (井澤)
筆記試験(30分)
修了認定の方法
筆記試験
成績評価の視点
実習での態度、試験における理解度
備考
1限60分単位で講習を行います。
試験は第6限中に行います。(試験は、外ノ池・岡島・井澤より各1問出題します。)
1限・6限担当 外ノ池 隆史(愛知学院大学 心身科学部 教授)
担当教員
2限・3限担当 岡島 秀隆 (愛知学院大学 教養部 教授)
4限・5限担当 井澤 幸子 (愛知学院大学 心身科学部 教授)
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
講習番号
C4
歴史 - 西洋中世史の諸問題 -
講習名
平成28年8月9日(火)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
受講予定者数
20名
主な講習対象者
講義
高等学校地歴科教員・
小中学校社会科教員
西洋中世史(古代末期から中世末期の5~15 世紀)は、その評価が近年大きく変化している領域
講習の到達目標
である。本講習では、中世盛期の英仏関係を対象に、歴史的事実を確認しつつ、その理解がどの
ように変化してきたのかという研究の流れを意識しながら、さらにそのような研究の動きを生み出
した社会的背景も含めて考察する。
1.現在の西洋中世史の研究動向のいくつかのポイントについて考察する。
講習の概要
2.とくに、中世英仏関係について、歴史的流れを解説する。
3.中世英仏関係についての研究動向を、現代的視点も含めて考察する。
1限
9:30~11:00
西洋中世史の諸問題 – 西洋中世史をどうとらえるか
2限
11:10~12:40
中世盛期における英仏関係 – 歴史的流れとその特徴
3限
13:30~15:00
中世盛期における英仏関係をめぐる研究史とその背景
4限
15:10~16:40
まとめ:西洋中世史のなかの英仏関係 筆記試験
指導計画
修了認定の方法
筆記試験
成績評価の視点
講義内容の理解度
備考
担当教員
試験は第4限中に行います。
中村 敦子(愛知学院大学 文学部 准教授)
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
講習番号
C5
ビジネス教育の新しい知識にふれる
講習名
平成28年7月23日(土)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
講義と演習
受講定員
20名
主な講習対象者
高等学校商業教員
講習の到達目標
日本の商業教育史や企業経営に関する講義において、幅広い商業教育に関する教養とともに会
計や財務に関する専門理論にもとづいた知識を習得し、教科指導力の向上に役立てる。
1限の日本の商業教育の変遷と商業教育では、日本の商業教育を近世(江戸期)まで遡って現代
にいたるまでの変遷を通して商業道徳について考察する。
2限の国際会計基準の動向では、経済活動のグローバル化が進展する中で、会計基準の収斂に
講習の概要
向けた国際動向とわが国の現状について考察する。
3限の企業の財務戦略では、金融環境の変化と資金調達、日本の企業の財務戦略、ビッグバン後
の企業財務のあり方などを考察する。
4限の財務諸表の見方では、収益性分析と安全性分析の手法とその意義について考察する。
指導計画
1限
9:30~11:00
日本の商業教育の変遷と商業道徳 (小見山)
2限
11:10~12:40
国際会計基準の動向 (向)
3限
13:30~15:00
企業の財務戦略 (西海)
4限
15:10~16:40
財務諸表の見方 (小見山)
修了認定の方法
筆記試験
成績評価の視点
講習における参加態度、筆記試験などで総合的に評価する。
備考
試験は毎時限の最後におこなう。
1限・4限担当 小見山 隆行 (愛知学院大学 商学部 客員教授)
担当教員
2限担当
向 伊知郎 (愛知学院大学 経営学部 教授)
3限担当
西海 学 (愛知学院大学 経営学部 教授)
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
講習番号
C6
講習名
中・高等学校におけるコミュニケーション能力を伸ばす指導法
平成28年7月23日(土)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
講義と演習(ワークショップ)
受講予定者数
30名
主な講習対象者
中学校・高等学校英語教員
中学と高校において、英語によるコミュニケーション能力を養うため、聞く・読む力を向上させる指導
講習の到達目標
法、話す・書く力を伸ばす言語活動を習得する。文法や語彙の導入と練習、設問と内容理解、音声
指導、音読やシャドーイングによる内在化、英語を使った授業、タスクによる活動、流暢さの向上、ラ
ウンド制のような授業展開、などの理論や実証研究に基づいた指導法を身につける。
(1) P(C)PP (Presentation, Comprehension, Practice, Production) に基づき、音声か文字で教材を
様々な方法で「提示」し、「理解」のチェックをする。音声の特徴、未知の語彙、困難な文法構造、
談話についての理解が必要になる。理解した教材を使える「練習」をどうするのか、また話した
り・書いたりする「産出」活動にどのようにして結び付けるのかについて提案する。
講習の概要
(2) テキスト中の言語知識を身につけ、コミュニケートできる能力養成を目指して、ラウンド制指導法
(様々な方法で何度も繰り返し同じテキストに取り組む展開法)、P(C)PP 法などで、「聞くこと」、
「読むこと」、「話すこと」と「書くこと」の4技能を融合した授業展開の方法を探求する。
(3) 4技能を融合して、授業展開する方法を身につけてもらうために、事前に書かれた授業案を他
の教員と共有し、議論を通して、各教員の教育現場にふさわしい授業を考える。
講義:P(C)PP の指導展開に必要な文法や語彙の導入と練習、設問と内容理解、音
1限
9:30~11:00
読やシャーイングによる内在化、英語による指導などの理論と実践を紹介す
る。
2限
11:10~12:40
講義:「聞くこと」、「読むこと」を通してテキストをどのように理解し、それを「話すこ
3限
13:30~15:00
演習:コミュニケーション能力を伸ばす枠組みを踏まえて、準備してきた指導案を他
と」と「書くこと」に結び付け、4技能を融合した授業展開の方法を例示する。
指導計画
の教員と共有し、各自指導法についての改善点について内省し、発表する。
前半:参加者の授業法の長所・短所、改善点について、グループの代表が発表を
4限
15:10~16:40
する。
後半:試験
修了認定の方法
成績評価の視点
備考
担当教員
筆記試験
コミュニケーション英語の趣旨を理解し、コミュニケーション能力を伸ばす理論と指導を融合する方法
を身につけたかを評価の視点とする。
事前に指示された英文を使って教案を書いて講習に臨んでください。
野呂 忠司 (愛知学院大学 文学部 客員教授)
[選択領域]受講者が任意に選択して受講する領域
C7
講習番号
和歌の楽しみ
講習名
平成28年7月23日(土)
講習開設日
時間数
6時間
講習形態
講義と演習
受講定員
20名
主な講習対象者
中学校・高等学校国語教員
教科教育法の授業で学生に和歌を扱わせると、語句と文法の説明、作者の説明、現代語訳をや
って終わり、というのが圧倒的に多い。書かれた一首を全体として扱っている点では、短い随筆を
読んでいるのと、根本の態度は変わらない。歌の享受の仕方としてはまずいのではないか。音声
講習の到達目標
情報が初句から徐々に身体に入ってくることをイメージし、歌の世界が時系展開するそのつどそ
のつどを考えなければ、なぜ枕詞、序詞、掛詞が存在したのかさえ説明できない。本講習では線
状性(時系展開)で歌を見ることの必要性を再確認し、それを基盤とした表現分析の知見を得るこ
とを目的とする。
(1)歌にはなぜ景物が必要なのか、景物を介する共感とはなにか、枕詞・序詞とはなにか、線状
性(時系展開)で歌を聴くとどうなるかなど、歌を味わうための事項を概説する。
講習の概要
(2)歌のスリル(違う時間・空間に連れて行かれる感じ)とサスペンス(知りたい情報が遅延される
感じ)がどのような意味的・統語的仕組みに拠っているか、クラスで討議しながら考える。
(3)景の描出方法、感覚の描出方法について同様に考える。
指導計画
1限
9:30~11:00
和歌の楽しみ
2限
11:10~12:40
スリルの分析
3限
13:30~15:00
サスペンスの分析
4限
15:10~16:40
その他項目の分析
試験
修了認定の方法
筆記試験
成績評価の視点
講習への参加態度、筆記試験から評価する。
備考
担当教員
なし。
多門 靖容 (愛知学院大学 文学部 教授)
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