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登録基準.
審 基準の名称 法 基 準 登録基準 令 等 名 根 建築物における衛生的環境の確保に 関する法律 基 第一 査 準 拠 条 第12条の2 の 項 許 認 可 等 ・ 処 分 の 概 要 事業の登録 内 容 登録基準 1 建築物清掃業の登録基準 (1) 物的要件 ア 真空掃除機 イ 床みがき機 (2) 人的要件 ア 清掃作業監督者(資格+研修) ・資格(どちらか):職業能力開発促進法のビルクリーニング技能検定合格者 建築物環境衛生管理技術者 ・研修:(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習(有効期間6年) イ 清掃作業従事者 ・研修:(社)全国ビルメンテナンス協会他の講習 (3) その他の要件 ア 清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第一に適合 2 建築物空気環境測定業の登録基準 (1) 物的要件 ア 浮遊粉じん測定器 ・グラスファイバーろ紙(0.3 μmステアリン酸粒子を 99.9%以上捕集) ・相対沈降径約 10 μm以下の浮遊粉じんを重量法により測定 ・(財)ビル管理教育センターにより較正された測定器でも可 イ 一酸化炭素検定器 ・検知管方式(同等以上) ウ 二酸化炭素検定器 ・検知管方式(同等以上) エ 温度計 ・0.5 度目盛(同等以上) オ 乾湿球湿度計 ・0.5 度目盛(同等以上) カ 風速計 ・0.2 m/s以上の気流を測定可(同等以上) キ 空気環境の測定作業に必要な器具 ・測定器固定用スタンド等 (2) 人的要件 ア 空気環境測定実施者(次のどちらか) ・高卒以上で実務経験2年以上の者が、(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習 (有効期間6年)を修了 ・建築物環境衛生管理技術者 (3) その他の要件 ア 空気環境の測定方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第二に適合 3 建築物空気調和用ダクト清掃業の登録基準 (1) 物的要件 ア 電気ドリル及びシャー又はニブラ ・ダクト部材を開口、切断できるもの イ 内視鏡 ・撮影できるもの ウ 電子天秤又は化学天秤 ・分解能1 mg 以上 エ コンプレッサー オ 集塵機 カ 真空掃除機 (2) 人的要件 ア ダクト清掃作業監督者(次のどちらか) ・研修:(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習(有効期間6年) ・建築物環境衛生管理技術者 イ ダクト清掃作業従事者 ・研修:(社)全国ビルメンテナンス協会他の講習 (3) その他の要件 ア 空気調和用ダクトの清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第三に適合 4 建築物飲料水水質検査業の登録基準 (1) 物的要件 ア 水質検査用検査室 イ 高圧蒸気滅菌器、乾熱滅菌器、乾燥器及びふ卵器 ウ フレームレスー原子吸光光度計又は誘導結合プラズマ発光分光分析装置 エ 光電分光光度計又は光電光度計 オ ガスクロマトグラフ カ 蒸留装置及び還流冷却装置 キ 電子天秤又は化学天秤 (2) 人的要件 ア 水質検査実施者(次のいずれか) ・大卒(理学、医学、歯学、薬学、保健学、衛生学、工学、農学、獣医学等)で1年以上の実務経験 ・臨床検査技師で1年以上の実務経験 ・短大、高専卒(生物学、工業化学等)で2年以上の実務経験 ・技術士等 (3) その他の要件 ア 水質検査方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第四に適合 5 建築物飲料水貯水槽清掃業の登録基準 (1) 物的要件(飲料水貯水槽清掃専用) ア 揚水ポンプ イ 高圧洗浄機 ウ 残水処理機 エ 換気ファン オ 防水型照明器具 カ 色度計、濁度計、残留塩素測定器 キ 器具専用保管庫 (2) 人的要件 ア 貯水槽清掃作業監督者(次のどちらか) ・高卒以上で実務経験2年以上の者、又は実務経験5年以上の者が、(財)ビル管理教育セ ンターの新規講習又は再講習(有効期間6年)を修了 ・建築物環境衛生管理技術者 イ 貯水槽清掃作業従事者 ・研修:(社)全国ビルメンテナンス協会他の講習 (3) その他の要件 ア 飲料水貯水槽清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第五に適合 6 建築物排水管清掃業の登録基準 (1) 物的要件(排水管清掃専用) ア 内視鏡 ・撮影できるもの ・ケーブル長 15 m以上 イ 高圧洗浄機、高圧ホース、洗浄ノズル ウ ワイヤ式管清掃機 エ 空圧式管清掃機 オ 排水ポンプ カ 器具専用保管庫 (2) 人的要件 ア 排水管清掃作業監督者(次のどちらか) ・研修:(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習(有効期間6年) ・建築物環境衛生管理技術者 イ 排水管清掃作業従事者 ・研修:(社)全国ビルメンテナンス協会他の講習 (3) その他の要件 ア 排水管清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第六に適合 7 建築物ねずみこん虫等防除業の登録基準 (1) 物的要件 ア 照明器具、調査用トラップ、実体顕微鏡 イ 毒餌皿、毒餌箱、捕鼠器 ウ 噴霧機、散粉機 エ 真空掃除機 オ 防毒マスク、消火器 カ 器具専用保管庫 ・薬剤の適切保管 (2) 人的要件 ア 防除作業監督者 ・高卒以上で実務経験2年以上の者が、(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習 (有効期間6年)を修了 ・上記同等以上の者 イ 防除作業従事者 ・研修:(社)全国ビルメンテナンス協会、(社)日本ペストコントロール協会他の講習 (3) その他の要件 ア 防除作業方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第七に適合 8 建築物環境衛生総合管理業の登録基準 (1) 物的要件 ア 真空掃除機 イ 床みがき機 ウ 浮遊粉じん測定器 ・グラスファイバーろ紙(0.3 μmステアリン酸粒子を 99.9%以上捕集) ・相対沈降径約 10 μm以下の浮遊粉じんを重量法により測定 ・(財)ビル管理教育センターにより較正された測定器でも可 エ 一酸化炭素検定器 ・検知管方式(同等以上) オ 二酸化炭素検定器 カ キ ク ケ コ (2) ア イ ウ エ オ カ (3) ア 第二 ・検知管方式(同等以上) 温度計 ・0.5 度目盛(同等以上) 乾湿球湿度計 ・0.5 度目盛(同等以上) 風速計 ・0.2 m/s以上の気流を測定可(同等以上) 空気環境の測定作業に必要な器具 ・測定器固定用スタンド等 残留塩素測定器 人的要件 業務全般を統括する者:統括管理者(資格+研修) ・資格:建築物環境衛生管理技術者 ・研修:(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習(有効期間6年) 清掃作業を監督する者:清掃作業監督者 清掃作業に従事する者:清掃作業従事者 空気環境の調整、給排水の管理、飲料水水質検査を監督する者: 空調給排水管理監督者(資格+研修) ・資格(どちらか):職業能力開発促進法のビル設備管理技能検定合格者 建築物環境衛生管理技術者 ・研修:(財)ビル管理教育センターの新規講習又は再講習(有効期間6年) 空気環境の調整、給排水の管理、飲料水水質検査に従事する者:空調給排水管理従事者 ・研修:各分野の講習 空気環境の測定を行う者:空気環境測定実施者 その他の要件 作業方法、測定方法、機械器具等の維持管理方法 ・「清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法等に係る基準」第八に適合 申請の手続 1 登録申請書記載事項 (1) 氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名及び住所 ア 登録に係る営業所の名称及び所在地並びに責任者の氏名 イ 登録を受けようとする事業の区分 2 申請書添付書類 (1) 建築物清掃業の申請書添付書類 ア 清掃作業に用いる機械器具の概要を記載した書面 イ 清掃作業監督者の氏名、清掃作業監督者講習会修了証書の写し ウ 清掃作業に従事する者の研修の実施状況を記載した書面 エ 清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法を記載した書面 (2) 建築物空気環境測定業の申請書添付書類 ア 空気環境の測定に用いる機械器具の概要を記載した書面 イ 空気環境測定実施者の氏名、空気環境測定実施者講習会修了証書の写し ウ 空気環境の測定方法を記載した書面 (3) 建築物空気調和用ダクト清掃業の申請書添付書類 ア 空気調和用ダクト清掃作業に用いる機械器具の概要を記載した書面 イ ダクト清掃作業監督者の氏名 資格証明書類は次のどちらか ・ダクト清掃作業監督者講習会修了証書の写し ・建築物環境衛生管理技術者免状の写し ウ ダクト清掃作業従事者の研修の実施状況を記載した書面 エ 空気調和用ダクト清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法を記載した書面 (4) 建築物飲料水水質検査業の申請書添付書類 ア 飲料水の水質検査に用いる機械器具の概要を記載した書面 イ ウ エ (5) ア イ ウ エ オ (6) ア イ ウ エ オ (7) ア イ ウ エ オ (8) ア イ ウ エ オ カ キ ク 第三 飲料水の水質検査を行う検査室の設置場所、構造及び機械器具の配置を明らかにする図面 水質検査実施者の氏名 資格証明書類は次のいずれか ・卒業証明書と実務従事証明書 ・臨床検査技師の免状の写しと実務従事証明書 ・技術士登録証の写し 飲料水の水質検査方法を記載した書面 建築物飲料水貯水槽清掃業の申請書添付書類 飲料水の貯水槽の清掃に用いる機械器具の概要を記載した書面 機械器具の保管庫の設置場所、構造及び保管状態を明らかにする図面 貯水槽清掃作業監督者の氏名 資格証明書類は次のどちらか ・貯水槽清掃作業監督者講習会修了証書の写し ・建築物環境衛生管理技術者免状の写し 貯水槽清掃作業従事者の研修の実施状況を記載した書面 飲料水の貯水槽の清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法を記載した書面 建築物排水管清掃業の申請書添付書類 排水管の清掃に用いる機械器具の概要を記載した書面 機械器具の保管庫の設置場所、構造及び保管状態を明らかにする図面 排水管清掃作業監督者の氏名 資格証明書類は次のどちらか ・排水管清掃作業監督者講習会修了証書の写し ・建築物環境衛生管理技術者免状の写し 排水管清掃作業従事者の研修の実施状況を記載した書面 排水管の清掃作業方法、機械器具等の維持管理方法を記載した書面 建築物ねずみこん虫等防除業の申請書添付書類 ねずみ、こん虫等の防除作業に用いる機械器具の概要を記載した書面 機械器具、薬剤の保管庫の設置場所、構造及び保管状態を明らかにする図面 防除作業監督者の氏名、防除作業監督者講習会修了証書の写し 防除作業従事者の研修の実施状況を記載した書類 ねずみこん虫等の防除作業方法、機械器具等の維持管理方法を記載した書面 建築物環境衛生総合管理業の申請書添付書類 総合管理に用いる機械器具の概要を記載した書面 統括管理者の氏名、統括管理者講習会修了証書の写し 清掃作業監督者の氏名、清掃作業監督者講習会修了証書の写し 清掃作業従事者の研修の実施状況を記載した書面 空調給排水管理監督者の氏名、空調給排水管理監督者講習会修了証書の写し 空調給排水管理従事者の研修の実施状況を記載した書面 空気環境測定実施者の氏名、空気環境測定実施者講習会修了証書の写し 総合管理の方法、機械器具等の維持管理方法を記載した書面 留意点 1 機械器具は各営業所ごとに常備することが必要である。ただし、機械器具が作業場に置かれて おり、その作業場が登録に係る営業所の管轄下にあるときには、機械器具が営業所に常備され ていなくてもよい。 2 機械器具は、原則として登録を受けようとする者が所有していなければならない。ただし、他 の者の所有であっても、登録を受けようとする者が、長期的恒常的に占有し、かつ、自由に使 用できると認められる場合には、例外的に所有と同様に扱ってもよい。 3 同一の者を二以上の営業所又は二以上の業務の監督者等として登録を受けられない。 4 同一の営業所において、二以上の事業区分にわたって登録を受けようとする場合、同一の機械 器具又は、同一の資格者をもって二以上の事業の登録はできない。 5 公益法人、事業協同組合等であっても、定款又は寄附行為上登録に係る事業が行えるようにな っており、基準を満たしている場合には、登録することができる。 6 機械器具の概要を記載した書面の記入事項 (1) 名称 (2) 型式 (3) 数量 (4) 購入年月日 7 監督者等の氏名を記載した書面の記入事項 (1) 業務の範囲 (2) 資格の種別 (3) 経験年数 (4) 資格取得年月日 8 従事者の研修の実施状況を記載した書面の記入事項 (1) 研修の期日 (2) 研修の内容 (3) 指導担当者の氏名及び資格を有する場合はその資格 (4) 対象従事者数及び参加従事者数 初登録時には今後一年間の計画について、二回目以降の登録時には過去六年間の実績及び今後一 年間の計画について記入する。 9 作業の実施方法を記載した書類には、次の事項を記入するものであること。 (1) 作業班の編成 (2) 作業班ごとの監督者等の氏名 (3) 使用する機械器具 (4) 作業手順等 10 登録は、事業の業種区分に応じ営業所ごとに行う。営業所とは、客観的にみて、一定の事業活 動の根拠地であり、かつ、そこにおいて受託契約の締結をし、登録に係る業務の管理等の法律 的、事実的行為を行う能力を有しているものである。したがって、ビル内の単なる作業員控室 等を営業所として登録することはできない。なお、登録は営業所の所在地を管轄する都道府県 知事が行う。 11 登録は営業所について行われるものであるので、登録を受けた営業所以外の営業所について登 録業者である旨の表示を行うことはできない。したがって、例えば本社で登録を受けても、登 録を受けていない営業所が登録業者である旨の表示をすることはできない。