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日本の民謡を通して作曲を学ぼう

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日本の民謡を通して作曲を学ぼう
文化講座
日本の民謡を通して作曲を学ぼう
音楽家
高橋亜季氏
対象学年
5 年生
科目
ランゲージアーツ(語学技術教育)
テーマ
作曲
概要
民謡は昔の人々の暮らしのありかたを、そして今日の人々の暮らしの本質を、飾らずに生き生きと描き出していま
す。民謡が語る世界には、今まさに消え行こうとしているものもあれば、大切に守られ次世代に受け継がれて行くも
のもあります。 民俗音楽は様々な民間伝承の中で最も古く、そして最も広まっている形態の一つです。詩的な言葉
と旋律が一体となり、あるいは音楽のみが楽器によって奏でられます。 歌詞、あるいは言葉がのせられたものであ
れば、その詩的イメージが旋律の色と感情に訴えかける力を左右します。多くの曲には、耳に馴染みやすく覚えやす
いコーラスや詩のパターンがあります。民俗音楽、ことに民謡は多くの場合庶民の生活における身近な体験を題材に
取り、その誕生から死までを音にのせて鮮やかに描き出します。
カリキュラムの達成目標
お住まいの州の達成目標については授業計画プレビューをご確認ください。
教材
• 民俗音楽のサンプル各種
• 研究のための資料用 URL
• スピーカー付コンピュータ
必要スペース
教室
授業内容説明
授業では、日本の民俗音楽を通して作曲に関連した様々なテクニックを学び、シンプルな曲の作曲と演奏を演習し
ます。
準備
• 自分の好きな音楽について考える、共に学び共有する、話し合う。なぜこの曲が好きなのか? なぜこの曲が自
分にとって特別なのかを考える。歌詞のどの部分が、どういう所が好きなのか? メロディやハーモニーのどう
いう所が好きなのか? 自分が暮らす社会について、この曲はどんなことを語っているか?
文化講座
• 歌詞の意味と力をより深く理解するために、四人一組の班に分かれて曲について調べ、どのようなストーリー
で、曲が自分達の社会をどのように反映しているかを考え、なぜ音楽が自分達の社会にとって大切なのかを話し
合う。
• 四人で調査のアイディアをまとめ、クラスで発表する。クラスリストを作成し、班で出たアイディアをまとめて
記録する。
展開
• 高橋亜季氏の三味線を聴く。
• 聴きながら自分が聴いているものが何なのかを考え、自由なイメージで絵を描いたりメモを取ったりする。
• 上記を三回繰り返す。
• 質問カードを作成する。各生徒が一枚のカードに問題を五問書く。それぞれの問題への答えはカードの裏に書い
ておく。
• クラスを二チームに分ける。トーナメント制で各チームが問題を一セットずつ出し合う。
• 答えが出なかった問題は研究テーマとし、更に詳しく調査する。
応用
• 調査班:
生徒は日本に関してサブトピックを選ぶ。自分が選んだサブトピックに基づいて、興味の範囲が近い者同士で
班分けする。班が大きすぎる場合は二つに分ける。
一次資料や二次資料を元に日本に関する情報を集める。
班内の作業:
1. アクションプランを立てる。
2. 一次資料や二次資料を元にサブトピックについて研究する。
3. 集めた情報を分析し、内容を査定する。
4. これらの情報を元に、日本に関するシンプルな曲を作る。
日本に関する研究発表をクラスで行い、作曲した曲を日本の文化、歴史、人々などに関する一側面を捉えた例
として使用する。
締めくくり
• 各班は自分達が調べた事柄について、創造的な方法で発表する。
• 他の生徒は発表の内容をノートに取る。
• 各班の発表の後に、考え、共に学び、意見を共有し交換する時間を設ける。
伸展
• 小さな班に分かれ、自分達の社会を歌った曲に歌詞をつける。
評価
• 自己評価:
o 班内で協力し合って、自分についてどんなことが分かりましたか?
o 班での作業の中で、どんなことで協力できましたか?
o 日本について、どんなことを学びましたか?
文化講座
o もっと知りたいことはありますか?
任意の質問:教師はクラス全体への質問を用意する。生徒は学んだ事柄を元に、当てられた場合は教師の質問に答
えなければならない。
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