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女性の為の 、、 甘

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女性の為の 、、 甘
:ブ ツ
クス:3運 行
ウイメンズ
Women's Books
ウイメンズ ブックス トア
発 行 所 有限会社 松 香 堂 書 店
(年 会費1,500円
)
602京 都市上京区下立売通西洞院西入る
電 話 075-441-6905
振替貯金□座 京 都 8-7950
ウイメンズ ブック ロ 録 G)
この リス トの書籍を,御 希望の方は,同 封の振替用紙 の通信欄で
お申込み下 さい。書籍代 は送料共でお振込み下 さいますようお願
い致 します。
ご注文 の本 の定価の合計額に,右 の表の送料を合せてお送 り下 さ
い。なお,お 電話でのご注文 も受 け付けています。
1,000円 以下 の場合
300円
1,001円 ∼ 3,000円 の場合 400円
3,001円 ∼ 5,000円 の場合 500円
5,001円 ∼10,000円 の場合 600円
10,001円 以上の場合
700円
(各 項末尾の番号はウイメ ンズブ ックス トアの書籍整理番 号です)
女 性論 ・評論 ・ レポー ト
「 アメ リカ女性学入門」 B・ シンクレア
矢木公子 。上野千鶴子訳 勁草書房 1982年 2000円
家族・職業・ 法的地位 。中絶・ レイプなどアメ リカの女
たちが直面 している問題の分析と今後の女性運動の展望
0639〕
〔
(50音 順)
【あ】
「愛すれど弧独」 吉武輝子 PHP研 究所 1978年 880円
結婚 と姓 性の神話 女 と年齢 男 と女 女 と女の優 し
0527〕
〔
い関係 他 (目 次 よ り)
。
「 愛 と自立一紫琴・ らいてう 百合子を語る」古在由重
小林登美枝 大月書店 1983年 1,200円
哲学者と主婦が,三 人の先達 のエピソー ドを語 り合 う女
0696〕
〔
性論。ユニークな対談。
「アメ リカ女性 も変 った―ライフパターンの新 しい波」
宮本一子 サイマル出版会 1978年 980円
ニュー ヨークか らの最前線 リポー ト。
0550〕
〔
,
「 あ したの女たちへ」 樋 口恵子編著 学陽書房 1977年
980円
女 は単
働 く女は増えたけれど一駒野陽子 つ くられた “
調労働"の 神話一加納実紀代 働 く権利をめざして一中
0483〕
〔
島通子 女 にとって自立とは一樋 口恵 子
。
「 明 日の太陽―女性 の闘い」 ヘ レン ジ ョセフ
片平久子訳 未来社 1976年 1500円
1950年 か ら1960年 代 にかけての南 アフ リカ 人種差別 と
05873
〔
民族解放の歴史的記録 と自伝
「 明日を考える文学一 日本児童文学 に み る女 の 歩 み」
西田良子 :も く馬社 1981年 1800円
児童文学の中で女性 がどのように描かれて きたかを克明
0678〕
にまとめあげた書 .
〔
「 新 しい女性の創造」 ベテイ 。フ リーダ ン
三浦冨美子訳 大和書房 1977年 増補版 1400円
1963年 この本の出版 によ リニ躍脚光を浴び,こ の著者は
全米 NOWの 会長 として指導的存在 となる。男性がつ く
りあげた “
女 らしさ"と いう神秘のヴェールをはぎ取 っ
て女性が妻・ 母親 としてだけでな く,人 間 として生 きて
ゆ く新 しい道を切 り開 こうと説 く。アメ リカ女性解放理
論 の古典。
「 アメリカの男たちは,い ま」 下村満子 朝 日新聞社
1982年 1200円
新 しい女たち"は 男たち
女性の意識革命が生み出した “
に何をもた らしたか。ポーン賞受賞記者のアメ リカ・ ル
0672〕
ポ。
〔
「 アメ リカの女たち一その愛 と家庭と自立」 中野英子
PHP研 究所 1978年 880円
普通のアメ リカ人の考え方や暮 らしを描いたもの。
0549〕
〔
「 アメ リカの女子教育―実力派女性のパ ックグ ラウ ン
ド」 大柴 衛 有斐閣 1982年 1100円
アメ リカの女子教育の歴史をたどりながらアメ リカの女
0633〕
〔
性の自己開放の足跡を探る。
「 アメ リカの女性たち」 飯島澄雄 東京布井出版
19774「
1300F9
法律家の眼を通 してアメ リカの女性が描かれている 教
室でのブルーフィルム レイプと証拠 新 しい言葉 ミズ
0553〕
〔
lL
「 アメリカン・ ウーマン」 吉川裕子
講談社 1979年
420円
アメリカ女性 は歴史始まって以来の劇的な革命の中にい
きている。混乱と迷いの中で人間として自立するアメ リ
E0548〕
カン・ ウーマ ンの姿をとらえる。
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
「歩 きだ した女 たちヘーアメ リカ・ レポー ト」
深尾凱子 ELEC出 版会 1978年 1200円
大学に戻 る母親たち ERA アメ リカ版駆け込 み寺
0546〕
〔
フェミニス ト・ サ ロン 他 (目 次 よ り)
「 あなた もシングル ?」 千野境子編著
ユ ック舎
1983年
13∞ 円
年 々増える シングル。彼女 たちは何を考えどう生 きてい
るか。10人 の手記,落 合意子氏のイ ンタ ビューなどで シ
0692〕
〔
ングルの生 きざまを描き出す。
【い】
「 いきいきと生 き抜 くために一 日立をめざす女子教育」
柳 淑子 現代書館 1982年 15∞ 円
福岡県の高校では10年 前か ら性別役割分業を見 なお し
性差別をな くし,男 女平等の社会 を築 くために全教科で
0687〕
〔
とりくんでいる。その実践の記録。
,
「 イギ リスの女性 たち― ロン ドンか らの リポー ト」
秋島百合子 サイマル出版会 1979年 1200円
BBC英 国放送協会の 日本語部 に 勤めた著者 が イ ンタ ビ
ュー したさまざまな環境や職業のイギ リス女性 を リポー
0555)
〔
卜している。
「 いつだ って 出発―主婦が外に出るとき」 藤本統紀子
海竜社 1982年 1100円
思 い立 ったときが出発の とき。女 の もう一つの人生の始
まり。38歳 主婦 か らの出発 に挑戦。そ して10年 いまや っ
人生"専 業主婦か らの脱出を果 した藤
と手に した私 の “
0690〕
〔
本義一夫人 のエ ッセイ。
「 いどばた考現学」 伊藤雅子 未来社 1978年 1200円
女の人生 。子 どもの人生 学校教育後遣症と主婦的病理
0464〕
〔
いどばた考現学など (目 次よ り)
「 いま女性 は」 女性の生活史研究会編 福村出版
1981年 1600円
女性 の生活 の移 り変わ り 出会 いか ら結婚へ 夫・子・
老親 と女性他 毎 日の生活の中で女性 が何 を考え どのよ
0637〕
〔
うに生 きようとしているのかを探 る。
「 いま花 の とき-30代 か らの女性 の生 き方」 田中澄江
主婦の友社 1982年 880円
あなたはいま花のとき。あかあかと胸の炎を燃やすとき。
0669〕
〔
と語 る30代 か らの女の生 き方を示す本。
【う】
「 美 しき午後へのスター トー女性 の更年期」 玉谷直実
女子パ ウロ会 1981年 900円
妻の中年 心理療法における女性の更年期 独身女性の
0655〕
〔
更年期 について (目 次か ら)
「美 しく重ねる年齢」石垣綾子 海竜社 1980年 1100円
年を重ねることは恐ろ しいことではない。迷いの20代
行動 の30代 ,成 長の40代 そ して50代 は人生の知恵 を生か
0675〕
〔
す再出発 の季節。著者の体験的人生 ガイ ド
,
【え】
「永遠 に女性的な もの」 篠沢秀夫
講談社 1979年
1100円
本書の立場は,フ ェミニズムそのもので はない。だが女
性原理 の勝利は望ま しい し,必 然であ り,女 性原理 のた
めに戦 うことは人類にとって望ま しいと論 じる男性側か
らの女性論。
【お】
「男世界 と女の神話」 E.ジ ェインウェイ
内野久美子・佐 々木洋子 三一書房 1975年 1800円
男女 の性差別の発生か ら,現 在 にいたるまでの差別の構
0532〕
〔
造を社会学的に解明 し,そ の粉砕を追求。
「大 いなる女性一フラ ンスの婦人解放運動」
Eoモ ラ ン,N。 ブノワ, B・ パ ィャール 吉田幸夫訳
法政大学出版会 1977年 980円
1967年 か ら1971年 の期間 フランスにおいて は婦人解放運
動は画期的であった。そ の時期 に至るまでを分析。
0653〕
〔
ク リスチ ァー ス・ コランジュ
「男 たちよ元気かい ?」
寺田恕子訳 早川書房 1982年 1200円
男 と女 の新時代到来。女性 との対話と協調の時代を迎え
た男 たちの心情は ? フランスきっての女性 ジャーナ リ
0680〕
〔
ス トがユーモラスにせ まる。
1974年 1500円
東京大学の公開講座の講義を一冊 にま とめた もの。教育
心理学,国 文学,演 劇学 ,動 物学,医 学 ,労 働,経 済 と
0400〕
〔
多彩 な教授陣による講座 内容。
「男 と女」 東京大学出版会
「 愚かな女だから愚かに生 きるのですか」 犬養智子
ワニ出版 1980年 650円
パ
せですか 愛 の夢がさめ
って
ンツなんか
しあわ
の
洗
男
たとき結婚がはじまる 気 の弱いウサギ ちゃんでいいの
0640〕
〔
ですか (目 次より)
へ
「 おんな明日への旅立ち―働 く若いあなた 」
婦人問題研究会編 す くらむ社 1981年 850円
働 く若 い女性が人間と して の 自立 した生 き方を追求する
上で よ りどころとなる本。進路選択でゆれる若い心 出
0517〕
〔
産 と子育て ふえるパ ー ト労働者など
。
「 女 。うたう かたる一 シ リーズいまを生 きる 0」
ユ ック舎刊 批評社 1979年 850円
いま女 たちはうたいだす 主婦講座で語 られた女たちの
0416〕
〔
想 い なぜ女たちは語 られなか ったか他
ユ ック舎刊
「女 。31歳 ― シリーズいまを生 きる 1」
0694〕
批評社 1979年 950円 〔
「 女 。41歳 一シ リーズいまを生 きる 6」 ュ ック舎刊
0695〕
批評社 1981年 950円 〔
「 おんなが独立するとき」
上坂冬子
日本生産性本部
1970年
880円
さなお店を開きたい人のために レポー トした63店 の女
月、
0524〕
〔
ある しの商売とその生 き方。
1979年
「 女 ぎかりからの出発」 桐島洋子 文化 出版局
780F9
成熟 の年代を積極的 に見直 し,女 ざか りを よ り美 しくよ
〔0401〕
り賢 く生 きたい女性 に贈 る本。
「 女 ぎか り仕事 ぎか り」
佐野美津子
同友館 1982年
980円
それぞれの道で魅力あふれ る生き方を している。各界 8
0664〕
〔
人 の女 たちの仕事 と人生 の軌跡をつづ る。
「女 た ちの椅子」 札幌有職婦人 クラブ編著
もく馬社
1982年 1,100円
育児 。結婚・転職 とさまざまなハー ドルを乗 り越えてい
〔0677〕
きる女たちの異色 ドキ ュメン ト。
〔
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
「 女たちのゆ くえ一現代女性論」 神 田道子 勁草書房
1982■
「 1,900Fl
期待 される女性像 母 としての女性 働 く女性 女性 の
〔0635〕
意識 女性の自立 と家庭 女性の教育 と学習
「女 の現在 一育児か ら老後へ」 伊藤雅子 未来社
1978年 1200円
0465D
著者 の “子 どもか らの 自立"1975年 刊 の姉妹篇 〔
陵 と自由と愛」 松田道雄 岩波書店 1979年 430円
リベ ラルな男性思想家の著者が男女差別の構造 を明 らか
に し,女 性 に好意的に書いた女性論。働 くか働かないか
0402〕
〔
は市民的自由と選択だとする。
「 おんなの ことは天下国家 の こ とな の だ」 吉武輝子
櫂書房 1978年 780円
女だか らとい う表現 のい らない社会を求め,常 に第一線
に立 って行動 してきた著者 のスェーデ ンレポー ト,時 事
0414〕
〔
評論などが集め られて いる。 (現 在版元不明)
「 女 とは何か― イデオロギーの歴史」 V。 クライ ン
水田珠枝訳 新泉社 1982年 2000円
女 とは何かを19世 紀後半か ら20世 紀前半 にかけての思想
家 の女性論を分析批判を通 して現代社会の新 しい女性像
確立の手がか りとす る。古典的労作 .
0621〕
V.ク ライ ン (1907-1972)
〔
「女 のことば 。男のことば」 井出祥子
日本経済通信社 1979年 980円
女 と男の違 いをことばの違 いにおいて とらえる。世 の中
の男女 の固定観念が日常的な きま りことばとな って,女
0673〕
と男のあ り方 を規制 していると論 じる。
〔
「 女 にとっての戦争 1-「 ひととき」欄 の30年 か ら
(1952年 ∼1967年 )」 影山二郎 草の実会編 田畑書店
1982年 1500円
朝 日新聞「ひととき」欄の投稿 の中か ら戦争を読み直す。
0666〕
〔
「女 の 自立一労働か らの省察」 河野信子 新評論
「女 にとっての戦争 2-「 ひととき」欄 の30年 か ら
(1968年 ∼1982年 )」 影山三郎 草 の実会編 田畑書店
19"年 1200円
主婦の労働 (家 事 。子育て)賃 金労働 性労働など,女
の生 きるどろどろとした現在 を考えなが ら,自 立 とは何
0406〕
かを明 らかにする。
〔
1982年 1500円
0667〕
〔
「女 の愛 について」 ア ンドレ 。モーロア
長島良三訳 読売新聞社 1975年 900円
文豪 アンドレ 。そ―ロアが心をこめて語 りかける人生論
フ ラ ンス最大の女性誌「 エル」 に連載 され反響を呼ぶ。
〔0509〕
「女の人生七転 び八起 き」
樋 口恵子 海竜社 1980年
980円
,
陵 の生 きがい一主婦として職業人 と して」 俵 崩子
国土社 1971年 650円
再就職 した主婦を追 って 働 く婦人 のための職場学 婦
0512〕
人参政権は国を亡ぼすか他 (目 次よ り)
〔
「 女 の生 き方一人生80年 代を考える」 樋 口恵子
文化出版局 1979年 800円
人生80年 時代 の生活設計 女の甘え と甘えた男たち 手
ナベ提げない結婚 の条件 共働 き夫 の 育成法 (目 次 よ
0456〕
り)
〔
「 女 の生 きかた一主婦作家の日々」 郷 静子 大月書店
1982年 1200円
作家 として,主 婦 として,ま た一市民 と して,幅 広 い活
動をつづ けている著者が,日 々の生活 の中で綴 ったさわ
やかな ェ ッセイ。
〔0659〕
「女 の意識・ 男 の世界」 シー ラ 。ロパ トム
三宅 義子訳 ドメス出版 1977年 1500円
著者 は1943年 生れ,イ ギ リスの ゥーマ ン・ リプの指導的
0405〕
理論家である。
〔
「女 の解放 。男 の解放」 ろ くさん編 ぱいぼ出版
1978年
「女 の就職一 キャ リアウーマ ンヘの出発」 金森 トシエ
岡田政子 亜紀書房 1979年 980円
多 くの若 い女性へ,働 く先輩か らのメ ッセージ。本物の
キャリア・ ウーマ ンと してスター トするための手 がか り
0608〕
となる本。
〔
940円
家庭 。家事・育児 。性・仕事などを通 して男 と女 の解放
を語 り合 う。笑 いにつつまれたユニークな男女同時解放
05253
論。
〔
「 女 の可能性 ―甦えるエロスの哲学」 村上益子
亜紀書房 1978年 980円
男性社会 の神話,公 的価値偏重をあばきタテ社会 ,母 性
型文化 の 日本 にお ける女性解放の問題点を探 る。私 的世
界 (恋 愛 。家庭)の 再発見,女性性の確立を強調。〔0439〕
女 の人生八十年 ,結 婚生活五十年 仕事がひ らく女 の創
造的人生 女 と男のハ ーモニーがひびき合 うときなど。
0481〕
〔
日本書籍 1980年 980円
「女の出番」 淡谷まり子
女性の 自立を実現するには,あ の マ ラソ ンのよ うにたゆ
まず走 り続 ける しかない。女80年 代を軽やかに生 き生 き
0410〕
〔
駆け抜ける若 き女性弁護士 の快 エ ッセイ。
「女 の人間関係学」 樋 口恵子 海竜社 1982年 980円
人生80年 時代 を豊かに紡 ぐ人間関係 相見互いに支え合
う夫婦の仲 豊かに暮 らす近所づ き合 いのルール (目 次
0625〕
よ り)
〔
渥美育子編
「 おんなの飛翔学一新 おんなゼ ミ1」
講談社 1979年 820円
どうした ら快適に飛翔で きるか,女 の自立のための しな
やかで力強 いパ ネが身につ く本 。
〔0412〕
「女 の文化人類学―世界の女 はどう生 きている」
原ひろ子・ 綾部恒雄編 弘文堂 1982年 1600円
文化人類学者13名 がそれぞれの専門分野での女性 を描 く。
ヘアー・イ ンデ ィア ンの女・ アジアの女・アラビアの女・
0507D
ドイツ・アメ リカの女 など。
〔
「 女の民俗誌 ―そのけがれと神秘」 瀬川清子
東京書籍 1980年 900円
柳田国男の もとで全国の民俗調査を続けてきた著者が
半世紀 におよぶ調査をふ り返 り,女 性 のけがれの問題・
神秘性 の問題を探 った日本 の女性生活史。男性優位 の根
0496〕
〔
がどこにあ ったのか ?を 探 る。
,
「女 の 目が光 るとき」 宮部 タキ サ ンケイ出版 1980年
980円
あ っと驚 く男社会 知 ってお きたい男 のルール 敵にな
りやすい男 たちキャ リアヘ のプ ロローグ他 (目 次か ら)
0513〕
〔
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
陵 の法廷」 渥美雅子
毎 日新聞社 1980年 920円
弁護士の著者が法廷で,事 務所で,家 庭で出会 う,い ろ
0407〕
んな人間模様がエ ッセー風にまとめ られている。〔
エ レン 。モーガ ン 中山善之訳
二見書房 1982年 1500円
従来の男性 の眼による人類の本質 や種の進化の歴史を
女性 たちの側 か ら見直す。なぜ人類のメスの乳房は大 き
く,や わ らかいのか。なぜ処女膜 があるのか。 この題は
ダー ウィ ンの “
人間の由来"を 意識 してつけ られた。
0411〕
〔
「女 の由来」
「 おんな論序説」
「女 の論理一 ことばと女性をめ ぐる文化論」
外山滋比古 中央公論 1974年 880円
男性偏重の現代文化の中で女性 の論理を考察 し,文 化の
0431〕
あるべ き姿 について鋭い問題を投げかける。
〔
「 女の論理序説」 河野信子 社会評論社 1977年
1300円
高群逸枝 との出会いのために 訪中 レポー ト 女 の対話
0412〕
―族母的解放 の始源など。
〔
敗 は す ぐれている」 A.モ ンタギュー
中山善之訳 平凡社 1975年 1200円
男 の
女 体力・ 知能・志向の違 いを人類学生物学的 に比較
し,女 性 の優位性を述べ柔軟 な社会を造ろうと訴える。
0530〕
〔
「女 は中年 か ら愉 しい」 藤原育子
海竜社 1982年
もろさわようこ
未来社 1981年
1200円
女 たちのゆ くえ 先駆者 たち わた しの内なる天皇 わ
が女性史 と沖縄 信濃のお とことおんな考他 (目 次よ り)
0415〕
〔
か】
【
,
「女 の論理一 ヒューマニズムと健康科学の視点か ら」
松原純子 サイマル出版会 1980年 1400円
疫学と環境医学の科学者である著者が,生 と性 の根源に
までさかのぼ り,い のちの営み,生 命生産労働の位置づ
け,男 の論理が支配 してきた物質生産優先発想を根本か
0408〕
ら見なお した ものである。
〔
第 6号 1983年 3月 25日
「 (改 訳)婦 人論上」 ベーベル 草間平作訳 岩波書店
1981年 引板 400円 〔
0445〕
「 (改 訳)婦 人論下」 ペーベル 草間平作訳 岩波書店
1981年 改版 400円
未来は社会主義のものである。いいかえれば何よりもま
ず労働者 と婦人の ものである,と 結ばれる婦人論・社会
0446〕
主義入門の古典的名著
〔
「学習す る女性の時代」 女性問題研究会 神田道子編
日本放送 出版協会 1981年 750円
学習す る女性 が増加 した現在 ,学 習する女性 はどのよう
な時代 を創 っていこうと しているのか。女性 の学習の実
0559〕
〔
態を明 らかにする。
「 各国女性事情」
樋 口恵子編著
学陽書房 1981年
1100円
体制や条件 の異 った国々の女性事情の レポー ト 女たち
のエネルギー満ちる国アメ リカ,男 も変わろうとしてい
るス ウェーデ ン,愛 のための女性解放 フランス,解 放ヘ
の長 い道 の リソ連, 天の半分を支え る女 た ち の解放度
0591〕
〔
│コ Eコ 。
「 家庭 の構造―男と女の対立 か ら協調へ」
国際女性学会編 PHP研 究所 1981年 1000円
1980年 のベティ・ フ リーダ ン来 日を記念 して出版された
もの。彼女 へのイ ンタ ピュー講演記録,ア メ リカ家庭の
0580〕
〔
事情 ,ア メ リカ女性論など。
1000円
今 ,女 の季節 。実 りある後半生への出発の とき。 もう一
つ別の世界をひ らく転換のとき。幅広い視野か ら豊富な
0482〕
実例と取材を通 して捉えた愉 しい熟年の知恵。 〔
「 女は料理長になれないか」
倉本百合子 あすなろ社
1980年 980円
外人をなかなか受け入れて くれないフランス国立の調理
学校 に入学 し,見 事国家試験 にパス した女性 の記録。
〔0586〕
陵 ひと り生 きる一独身差別 の中を生きぬ く知恵」
谷嘉代子編 ミネルヴ ァ書房 1982年 1200円
戦争で大勢の若者が死 に大勢の女性が生涯の独身を余儀
な くされた。老いを独身で過 ごすすべての女性 に老後の
生 き方を問 い直す。
〔0674〕
ll名 紀美 冬樹社 1982年 1300円
「女 も戦争を担 った」り
ジャーナ リス トの著者が戦争に協力 した女 た ちの言動を
取材 し,生 命を生み育てる女は平和を愛するとい う神話
を くつ がえす。軍国主義教育の実態をさぐり,今 ,私 た
ちは平和を守るために何をすべ きかを問題提起 している。
0661〕
〔
「 女役割―性 支配の分析」
目黒依子 垣内出版
1980年 1600円
女性学とは何か,女 性学とのかかわ りを出発 と して性支
配を分析 し女役割論を展開。 日本 と各国との比 較など。
0455〕
〔
「 家庭婦人 の知的活動のために」
加藤恭子
1981年
未来社
1500円
何 かを したい ても時間 がない 家事 が大変 などと諦め
ないで,家 庭婦人のために知的行動をお こな う方法を提
案。知的活動をすすめ,“ 自分 自身の庭"を 耕せ と説 く。
0649〕
〔
「 看護 の 自立一現代医療 と看護婦」 川島みどり
勁草書房 1977年 1300円
第一線 の現場で働いて きた体験をふまえ病 む人 々との接
点 における看護と看護婦 の問題を問い直 し,あ るべ き看
0489〕
〔
護婦像を追求。
【き】
「 キ ャリア・ ウーマン 。私 の道」 税所百合子
サイマル出版社 1979年 980円
ベス トセ ラー “キャリア・ ウーマ ン"を 訳 し流行語にさ
せた著者 が,自 らのキ ャ リアヘの旅立 ちか ら国際 トップ
ウーマ ンヘひたす ら人生 の充実を求めて生 きた半生をつ
0485〕
〔
づ る。
【く】
「 草 の根 か らの女性学」 橋本チエ子
北陸婦人問題研究所刊 (悠 々舎)1982年 980円
市井 に生 きるパ イタ リテ ィに富んだ理容院経営の主婦が
書 いた女性論。 くらしの場 か らの男・ 女を見 る視点は鋭
く,力 強い6
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
【し】
【け】
「 結婚 も仕事 もしたいあなたに」 木元教子
大和書房
1981年
890円
共働 き20余 年の著者 が語 る共働きの コッ共働 きが もた ら
すメ リッ ト 共働 き女性が陥 りやすいワナ 家事は誰が
するもので しょうなど
0519〕
〔
「現代女性の生 き方①― シ リーズ女はいま生 きる 何の
ための女性学か」 4ヽ 森健吉編 ミネルヴ ァ書房 1982年
1700円
女性学 とは何か 女性解放思想史 現代 日本 の婦人運動
0648〕
など多方面か ら女性問題をとり上げている。
〔
「現代女性の意識 と生活」 神田道子・ 吉 田昇編 日本
放送出版会 1975年 750円
一人 の女性が現代をどのように生 きぬ くかを大学教育を
受けた東京都内 5大 学の女子卒業生 の実態・意識の調査
0461〕
を もとに展開させている。
〔
「現代生活 と婦人」 柴田悦子 大月書店 1981年 1500円
現実の生活分析か ら婦人問題をとりあげ,家 事労働,住
宅,保 育 ,消 費者運動 とい った諸問題が,各 分野の婦人
0474〕
研究者 によ って検討されている。
〔
「現代 日本 の婦人問題」
山手 茂 亜紀 書房 1981年
改訂版 950円
婦人問題 はまだ存在 しているか 日本社会 の発展 と婦人
問題 婦人間題 と家族・ 家庭問題他 (目 次 よ り)〔 0504〕
「現代 の婦人問題」 竹 中恵美子編著 創元社 1972年
680円
現代婦人労働の諸問題 主婦の歴史的形態 と家事労働
0508〕
婦人解放 の今 日的課題 (目 次 よ り)
〔
「現代婦人問題講座第一巻婦人政策・婦人運動」
田中寿美子編 亜紀書房 1969年 1500円
0500〕
〔
「 現代婦人問題講座第二巻婦人労働」 大羽綾子 氏原
正治郎編 亜紀書房 1969年 1500円
〔0501〕
「 現代婦人問題講座第二巻農村婦人」 丸岡秀子
0502〕
大島清編 亜紀書房 1969年 1500円
〔
「現代 ヤ ング レデ ィ考一その実像と国際比較」
菅原真理子 中央法規出版 1979年 2000円
豊富な資料・ データを もとに易代 の女子青少年 の実像を
0435〕
とらえる。わが国は じめて の女子青少年 白書
〔
【こ】
「 国際婦人デーの歴史」 川 口知子・ 小山伊基子・
伊藤 セツ 校倉書房 1980年 2500円
国際婦人デ ーを生みだ した背景 プ ロレタ リア婦人運動
の歴史 日本の戦前 と国際婦人デー 戦後か ら1975年 国
0422〕
際婦人年まで (目 次 よ り)
〔
「 自我同一性―アイディンティティとライフサイクル」
E.H.ェ リクソン 小此木啓吾訳 誠信書房 1973年
2500円
歴史,社 会変動と自我の出会い,現 代の自我の病理を把
握する規準を精神分析的自我心理学に科学として定着さ
0622〕
せ体系づ ける。
〔
「 塩を食 う女たち―聞書・ 北米の黒人女性」 藤本和子
晶文社 1982年 1300円
減亡の妖兆漂うアメ リカで語り始める黒人女性たちの女
たちは今その集団としての “
根"を 問い返そうとしてい
0684〕
わ 。
〔
「 したたかに生 きた女たち」 寺島アキ子 学習の友社
1982年 900円
わた しには戦後を したたかに生 きぬいて きた女性たちヘ
の共感がある。三 つの戯曲か らなる。二人 の花嫁,か あ
0681〕
ちゃんたちの明 日,夜 明け前 のカチャー シ
〔
「 自分を変える本」 リン・ プルーム,カ レン・ コバ ー
ン,ジ ョアン・パ ール 斉藤千代,河 野貴代美訳
BOC出 版部 1977年 1300円
アメ リカの心理学者 たちの実験教室で行われた実例をも
とに,ど のよ うに した ら自分を確立でき主張できる人間
に 自分を変えていけるか ? 効果的に自分を変えるこの
0421〕
本はアメ リカで大 きな反響を起 している。
〔
「 自分を創る女 たちのために」 小室加代子
PHP研 究所 1980年 880円
つ くられた女か ら倉1る 女 へ 女 にとって性 とは何か 処
女 とは何か 夫 とは何か 子育ては創造的な仕事である
0420〕
人間関係はモノで はつ くれない他
〔
「資本主義 。家族・ 個人生活」 エ リ・ザ レツキ ィ
グループ7221訳 亜紀書房 1980年 1500円
S.フ ァイアス トー ンの “
性 の弁証法"の 評論としてマル
クス主義の立場か らフェ ミニズムをとらえる。マルクス
主義が今まで論 じなか った家族・個人生活を追求。
0447〕
〔
「 自由おんな論争―高群逸枝 のアナキズム」 秋山 清
思想の科学社 1973年 900円
アナキズ ムと女性史の研究 恋愛 と女について 女人芸
0514〕
術誌上 のアナ 。ポル論争 (目 次よ り)
〔
「 主婦論争を読む I」
上野千鶴子編 勁草書房 1982年
1900円
これか らの主婦はどこへ い くのか。主婦論争をめ ぐる全
主婦 とは何か"を 問いかける。 主婦とい
記録を収め, “
う第二職業論,石 垣綾子 家事労働は主婦の天職ではな
い,嶋 津千利世 主婦解放論,平 塚 らいて う 女 と文明
0688〕
〔
梅悼忠夫 夫妻共存論,丸 岡秀子他収録
,
【さ】
「 差別 のなかの女性」
八木 晃介
三一書房 1978年
650円
底辺を歩いた母たちの女性史 張本勲の母―在 日朝鮮人
雫石 とみ一おなご上方 丸岡秀子一五人の母 と不在 の父
0467〕
〔
「 サラダパーの女 たち― リプのあとの最新 アメ リカ女性
の レポー ト」 菅原真理子 紀尾井書房 1981年 980円
新進 の総理府官僚が1980年 の ァメ リカ留学体験を レポー
卜。
0536〕
〔
「 主婦論争を読む Ⅱ」 上野千鶴子編 勁草書房 1982年
1900円
専業主婦 ?働 く主婦 ?自 由な主婦 ?女 の幸せ はどこにあ
るのか。主婦の 自立 と解放を考える。第二次,第 二次主
婦論争。婦人解放論の混迷 ,磯 野富士子 主婦労働の値
段,水 田珠枝 労働者 と母親・主婦運動渡辺多恵子 主
婦経営論富山芳雄 主婦 こそ解放された人間像,武 田京
子 主婦 よ幸せにな るのはやめよう,伊 藤雅子他収録。
0689〕
〔
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
「 女子学生 の人生テーマ」 税所百合子 主婦と生活社
第 6号 1983年 3月 25日
「女性学 ことは じめ」 岩男寿美子・ 原ひろ子 講談社
1979年 680円
どうすれば自分 の道が開けるか ?学生時代に長期目標を
たてよと説 く。キ ャリア・ ウーマ ンの著者が女子学生 の
0626〕
ために生き方を説 く。
〔
「女性― 自然 。現象 。実存」 ポィテ ンデ ィク
大橋博司訳 みすず書房 1977年 2900円
ポ ィテ ンディクは1887年 生まれのオ ラ ンダ心理学者。現
象学的人間学者 による女性論。ボーヴォワールの第二の
性 の根本的誤謬をつ く。性を越えた人間その ものへの深
0448〕
い省察。
〔
「女性解放思想の歩 み」 水田珠枝 岩波書店 1973年
380円
ルネサ ンスか ら現代までの女性解放思想 の歴史をまとめ
た ものc“ 女性史は成立するか"と い う序章は興味深い。
0449〕
〔
「女性解放とキ リス ト教」 キ ャロル・ クライス ト編
奥田暁子・岩田澄江訳
新教出版社 1982年 2200円
キ リス ト教徒として生 きることとフェ ミニス トであるこ
とは相容れないのだろうか。キ リス ト教 の中にある什差
別を追求 し全人的な人間解放に至 る道を創 り出そ うとし
0604〕
ているアメ リカの フェミニス トの論文集。
〔
「女性解放と現代― マルクス主義女性論入門」
大原美紀子 三一書房 1972年 580円
ウーマ ン・ リプの運動か ら受けた衝撃 を出発点 としてあ
くまでマルクス主義の立場か ら,こ れまでの ゥーマン リ
プの誤謬と限界をえ ぐり出 し,真 の解放 の道を明らかに
0495〕
する。
〔
「 女性解放とは何か―女たちの団結は強 く国境を越える」
松井やよ り 未来社 1975年 1200円
新聞記者とい う職業を通 し,女 性差別を考える。女性解
放 とは何か ?欧 米 の ゥーマンズ 。リブに触発されたとは
いえ,他 のァジァの女性たちの闘いとつなが らなければ
な らないとァジァの女性 にも視点を向けている。〔
0428〕
「 女性解放の思想 と行動―戦前篇」 田中寿美子
時事通信社 1975年 1500円
人間的自由と人格 の独立を求めて闘 った先駆者 たちの女
0450〕
性解放思想とその時代研究。
〔
「 女性解放の思想 と行動一戦後篇」 田中寿美子
時事通信社 1975年 1500円
法制上の自由と男女平等は与え られた。 しか し真の女性
解放への道はまだ遠 い。第一章戦後の女性解放と “
家"
制度 の崩壊 第二章高度産業社会 の中の女性 第二章新
0451〕
しい婦人運動の波 の中でなど
〔
へ
「女性解放 社会主義婦人運動論」 山川菊技
日本婦人会議中央本部出版部 1977年 1500円
大正期か ら昭和期にかけての山川菊枝 の代表的な論文を
集めた ものである。プ ロレタ リアと婦人問題 婦人労働
0623〕
者 と労働組合 与謝野・ 平塚二氏の論争など
〔
陵 性解放論集」 白井 厚・白井売子 慶応通信 1982年
1979年 390円
人間学への第一歩 としての女性学をわか りやす く社会心
理学 。文化人類学・民俗学の立場か ら紹介。研究経験の
有無 に関係 な く女性学 に関心をもつ人 々のために書かれ
0429〕
た もの。
〔
「女性学 とその周辺」
井上輝子
勁草書房 1980年
2000F9
著者 の専門である社会学・ 政治学などの諸科学の研究方
法で女性 という対象に向けて書かれた文章を集めたもの。
0457〕
〔
「女性学入門」 冨士谷あつ子編
サイマル出版会
1979年
1300円
女性学 とは何かの手引書。なぜ女性学 が必要となったか。
アメ リカにおける女性学を紹介 し,女 性研究へのアプロ
0430〕
ーチや女性 の社会参加を自立の条件 と して説 く。〔
「 女性・ 職業・信仰」 玉谷直実 女子パ ウロ会 1980年 │
900円
心理療法家 として活躍 しなが ら,深 く,あ たたかい日で
現実の中を自他をみつめなが ら女性 の生 き方をさぐる。
0654〕
〔
「女性社会学をめざ して」 女性社会学研究会
垣内出版 1981年 2900円
女性社会学の成立 と現状 女性社会学 の研究動向 マス
コ ミにあ らわれた性役割神話の構造他
0471〕
〔
「女性人材論」 天野正子・ 神田道子・金森 トシエ他
有斐閣 1980年 1000円
女性 のいまだ開発 されない能力・ 特 にその職業的能力に
焦点をおいて,女 性 自身 と採用する側双方にあた らしい
0458〕
〔
女性能力観,職 業女性観の確立を提唱。
「 女性 。その性 の神話」 青木やよひ
オ リジン出版 セ ンター 1982年 1600円
ウーマ ン・ リプはなぜおこったか ?男 と女の関わりはど
うな ってゆ くのか。 こうした身近な疑間に答えつつ,文
0620〕
明論的文化人類学的視点をとりこんだ女性論。 〔
「女性であること―パ ーソナル世界 の豊かさ」 ポール・
トゥルニ ェ 山口 賓訳 ヨルダ ン社 1981年 1800円
ヨーロ ッパ精神医学界の指導者の一人である トゥルニ ェ
0511〕
〔
博士 の女性論。
:
「女性 と学問と生活―婦人研究者 の ライフサイクル」
坂東 昌子・ 野 口美智子 ほか 勁草書房 1981年 1800円
婦人研究者は女性 の もつ諸問題と研究者 としての問題を
かかえなが らどう生 きてきたか。過去 と現在の姿を探る。
0487〕
〔
京都婦人研究者連絡会のメンパーが執筆。
「 女性 と社会変動一キブツの女 たち」 L.タ ィガー J.
シェフ ァー 荒木哲子・矢沢澄子訳 思索社 1981年
4200円
時論・慶大生 の女性観調査,メ ア リ・ ウルス トンクラー
フ ト断章,女 性史 などか らなる論文集
0490〕
〔
男女平等を基盤に した共同社会 キブツの女性の実態を三
代 にわた って科学的 に調査。その成果 よ り男女の役割分
0473〕
担はどうあるべ きかを鋭 く問いかける。
〔
「女性学をつ くる」 女性学研究会編 勁草書房 1981年
「女性 としてどう生 きるか」 柴田悦子 新 日本出版
女性学の意義・方法 。目的 。性格 について学際的な創造
をめざ して,女 性学 とは何かに解答を示す入門の書
0472〕
〔
社会人 となるあなたに 働 くことの生 きがいとよろこび
仕事 と家庭は両立す るかなど生活に根 ざ した生 きがいと
0515〕
よろこびを追求 した女性論
〔
2200F3
1800R
1974年
1200円
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
国書刊行会 1978年
(原 本発行 1915年 )3200円
神1宗 の教義を参学 した三十人 の女性神1者 を紹介。〔0603〕
「 女性 とll11」
清水芳巌
「 女性 と知的創造―滞 日講演集」 ポーヴォワール
朝吹登水子訳 人文書院 1967年 980円
1966年 に来 日 したポーヴォワールの二つの講演をまとめ
収録 した もの。今 日の女性 の状況 女性 と知的創造 私
の作家体験 の三 編。
〔0605〕
「 女性 と文化②」 人間文化研究会 JCA出 版 1981年
2000「 ll
お茶の水女子大学院人間文化研究会のメンバーの研究諭
文 と討論 女性研究者の特質 と今後 を収録。 〔0518〕
エ レン 。モアズ 青山誠子訳 研究社
1978′ F 37001円
18世 紀 か ら今 日にいたる欧米 の代表的女流作家 を通 じか
つての女性 は文学の中で何を語ろうとしたか。文学の 中
でいかに女性 として自意識を確立させてい ったかを追求
0599〕
〔
(詳 細な女流作家一覧付 き)
「女性 と文学」
'マ
「女性 とロシアー ソ連 の女性解放運動」 ■ モーノヴ
ァ・片岡みい子編 亜紀書房 1982年 1500円
ソ連で最初 の フェミニス トの 非公認雑誌 “女性 と ロシ
ァ"と その他の地下出版物をテーマ別 に編集,711訳 した
0662〕
〔
もの。
「女性の生 き方―女性論の 白周」 シ ドニー・ Cカ ラハ
ン 田坂里子訳 聖文社 1980年 1200円
聖書に基づ き,社 会学 に裏づけされた女性のあ り方。 キ
〔0567〕
リス ト教 ウーマ ン・ リブ入 P]改 題改lll版 。
法律文化社 (婦 人 の権利
改訂版)1982イ 1 2800円
家庭 と社会生活 における女性 の権利 Illく 女性の権利
80年 代の女性 の権利闘争の展望 (目 次よ り)
〔0581〕
「女性 の権利」
坂本福子
「女性 の権利 の擁護」 メア リ・ ウルス トンクラー フ ト
白井尭子訳 未来社 1980年 3500「 ]
女性解放思想 を求めて休系的 に樹立 したのはこのオ者 メ
ア リー・ ウルス トンクラーフ ト(1759∼ 1797)で あ る。 18
世紀 とい う因襲 に満ちた時代 にあ って人 の権利 の問 j
を女性の問題 と して発展 させ ,今 20世 紀末のわれわれに
まで影響を与える古典。
〔0452〕
││り
71」
「 女性の 自己表現」 玉谷直実 女子パ ウロ会 1978年
820P]
カ トリック信者であ り,心 11療 法 の心理1学 者が,,ら 、
理療
法の現場か ら女性 のほん とうの成長と,1花 をねが ってお
0660〕
くるやさ しい,ら 、
理学。
〔
べ
「女性 のす て一男性か らの要望」 会田雄次企11監 修
高木lI房 1977年 1000円
男性は自分 の妻を娘を,恋 人をどう瑚!解 し生活 の 中にど
0425〕
う位置づ けて いるのか ?女 性 の本質を問 う。
〔
「女性のめざめ一人間としての生 き方を考える」
中神秀子 文理書院 1971年 800円
女 はペ ッ トでいいのか 男はほん とうにつよか ったのか
なぜ婦人 の家庭責任が強調されるのか り〕
女の 協力につ
0629〕
いて (日 次 よ り)
〔
「女性 の ライ フワーク」
福本英子
潮文社 1979年
780円
なぜ ライフ・ ワー クを持つのか ライフ 。ワー クの持 ち
方 主婦 か らは じめた人たち 男性の役害1他 (目 次 よ
〔0520〕
り)
「女性 は消費者のみにあ らず―女性の時代 の経済論」
菅原真11子 サイマ ル11版 会 1200円 1980年
初の “
婦人 白書"執 筆 で知 られる新進官僚 が女性 の日本
経済 に及 ぼす影押と女性 の生活環境の変化を書 いた女性
0651〕
による女性 のための経済 白書。
〔
「女性はどれ ぐらい 自由か― フランスの婦人 の現状 とそ
の解放」 マ ドレース・ヴ ァンサ ン
黒川俊雄 ・北原靖子訳 新 日本出版社 1978年 900円
著者は,フ ラ ンス共産党政治局員 として 勤労婦人 と家族
0534〕
〔
を擁護 し,婦 人 の解放運動 にかかわる。
「 女性文化の11造 へ」 渥美育子
ELEC出 版会
1978年
1200円
雑誌 “フェ ミニス ト"の 編集者であ った著者 が女性の知
的な力によ って女 の手で生み出される女性文化を求 める
書。エ リカ 。ジ ョングとの対話,ア メ リカ女性学を紹介。
0424〕
〔
「 女性 の舞台 は世界 だ」 おそどまさこ 朱鷺書房 1977年
780円
世界各国で活躍する行動派女性 を リポー ト。あなた も海
外の旅 と生活ができる。海外を舞台に飛 び出せ とすす め
る。
0426〕
〔
「女 流作家論」 奥野健男 第二文明社 1974年 1200円
現代女流作家論を通 して ,小 説は本質的に女性 の もので
はないか と言 う。近 い うちに男流文学賞を作 らねばな ら
ないほど日本 の小説 の主流は女性 の ものになると論 じる。
0453〕
〔
「女流の仕lr部 屋」林え り子 グラフ社 1982年 1200円
当代16女 流のサクセス・ ス トー リー 青島みどり,時 実
新子,額 田やえ子,三 宅棟名,小 山内美江子:栃 折久美
子,平 野杏子, 矢吹恵子, 蛤島彰子, 長嶺 ヤス子, 町
春革,吉 田ルイ子,坪 井明 日香,夏 樹静子 ,南 俊子
0691〕
〔
若林弘子
,
「 自立の女性学一一人立ちへ の心理 と行動」河野貴代美
学陽 il.l房 1983年 1300円
女性 のアイデ ンテ ィティをどう確立 してい くか ?“ 遅れ
て きた"女 性たちもアイデ ンティティ確立のために一歩
0671〕
〔
踏 み出そ うと説 く。
「 シングルズー脱結婚時代 の生 き方」 H・ シュ ライパー
西 義之訳 TBSプ リタニカ 1978年 1200円
シングルズ とはひとり身を自由に生 きるすべての人たち
t界 的傾向といわれるこれ らシング
を指す言葉である。 世
ルズの実態 に鋭いメスを当て心理学的・ 文化的 に考察。
西 ドイツのジャーナ リス トの レit― 卜す る脱結婚の生態。
〔0522〕
「 人民 の沈黙―わた しの 中国記」 松井や よ り
‐ご
,ll店 19801「 1800円
り」 さオ
周恩来・ 毛沢束の死に始まる激動の時代 に北京 で生活 し
たジャーナ リス トの体験的中国論。民衆 に沈黙を強いる
体制を問 い,民 主 と人権を求 めて闘 う中国人 との連帯を
訴 え る。
0539〕
〔
【
ζ】
「
「 ス ウェーデ ン女性解放 の手 引き」 M.ヘ ッグ
柳沢由美子訳 家政教育社 1979年 1200円
女 が 自由で平等な国は世界 中に一つ もないと言 って もい
い。 ス ウェーデ ンの女 たちを対象としてかかれた本であ
るが日本 もス ゥェーデ ンも女 の置かれた状況はそれほど
0557〕
変 らな い。
〔
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
「 ス ウェーデ ンの実験」 竹崎 孜 1‖ 1炎 社 1981年
42011J
男女平等,l11人 主義を法イ
11れ 1で もり
〔
現 したとい
ltで も実イ
うス ウェーデ ン人 の馴!tt目 1会 を見て新 しい人│IU‖ :会 のあ
0693〕
り方を探 る。
〔
「 図説女 の現在 と未来」 将来構想研究会編 亜紀薔房
19794F 1300円
大学婦人協会が行 った “
nif人 の地位 にかんす る調査研究"
を基に して書 かれたもの。女性 の問題 が豊 富 なデ ーター
資料で多方面 か ら収集 。分析 されている。
〔0533〕
・
【せ】
の
「性差 社会心理―作 られる男女差」 東 清和
大 □木図書 197911 600円
性差があると信 じられて きた社会的場面でのり」
女 の行動
にlt点 を合わせ ,最 新の資料や著者 自らの実験 Jll査 によ
って男女差 がはた してあるのか ?り 」らかにす る。〔0663〕
,
「性差別 へ の告発一 ウーマ ン・ リプを主張す る」
亜紀 古房編集部 ]1:紀 書房 1971年 850円
リブ運動について 回本では じめて出版 された本 である。
ウーマ ン・ リプの論理 と感性を討論記録や資料で力
7説 。
0494〕
〔
「性の署名」 J.マ ネー,1).タ ッヵ― 朝山新一 訳
人文書院 1979年 1500円
人間の性を課題 とするあ らゆる コースの参考書 と して貴
重な情報源。何があなたを男あ るいは女 に しているので
あろうか。文 化が造 りあげたステ レオタイプを別 にすれ
ば,両 性
「 1の 真 の相述は何かに答え る。才者は米 │コ ジ ョ
ン・ ポプキ ンス大学医学部心理学教授。
〔0442〕
「 性別役割―その形成 と発達」 Jブ ル ックス ガ ン
W.シ ェンプ・ マチュゥズ 遠藤山美訳 1982年
家政教育社 3000円
性別役割 とは何か ?性 差 と性別役割はどのよ うにかかわ
ってい るのか ?子 Jtの 成長を胎児期か ら青年期まで五段
階に分け,性 差・ 性別役割 の認知を検討。
0638〕
〔
「性 の弁証法 一女性解放革命 の場合」 Sフ ァイアス ト
ー ン 林 弘子訳 評論社 1972年 1500F」
著者によると性 の区分その ものが 自然界におけるもっと
も深い差別であ り社会的,文 化的な差別の上台 とな って
いるとい う。才者は1946年 生まれの ァメ リカの急進 的女
性解放運動の倉1始 者である。
〔0440〕
「精神分析 と女 の解放」 J.ミ ッチェル 上 │コ 臭訳
合同出版 1977年 1500円
女性解放 とフ ロイ ト フロィ ト主義者たちと女 の心理な
ど
〔0492〕
「世界 の女性―幻想と現実」 U.パ ドニス,イ ンデ ィラ
。マ ラニ他 島居千代香訳 家政教育社 1980年 2500円
女性の地位を国際比較。イ ンド,ネ パ ール,中 国,東 南
アジア,日 本 ,エ ジプ ト,フ ランス,ソ 連 ,米 国,ケ ニ
アと四大陸にわたる国 々の女性研究集。イ ンド人学者の
書 いた 日本一箱入娘か ら自由な個人へ が興味深い。
〔0558〕
「 セ クシャル ライフー男 も翔 ぶ女 の生 き方」
道下匡子 講談社 1980年 980円
結婚制度は奴 隷制度 ポルノグ ラフィー考 フ リー・セ
ックス マ イ・ セ ンシャル・ ライフ他 (目 次か ら)
0434〕
〔
「 戦争 と女たち一女 の 論11か らの反戦入 Pり 」
T'木 やよひ編 オ リジ ン111版 セ ンクー 1982年 15001[
14名 の女171iが それぞれの立場か らη
戦争を考える。J`談 全
いま,戦 争反対をどう実践するか も収録されている。
反戦・ 反核の女性 の論理は一読の価値あ り。戦争だけは
もうごめんだという女 たちの真島」な思いがあ』、
れている
0656:
〔
【
「 ソ liの 女 たち」
J‐
`=】
鴨川和子
すず さわ書店 1980年
1200円
ソ連を深 く知る,日 本 の女性 ジャー ナ リス トの リポー ト
した ソ連 の女性 たち。 ソ辿社会 に対する根づよい11見 を
。
IEり
〔0554:
こ】
【ノ
「 第二JUIの 女性― ライフ・ サイクルと学習」 天野正子
学文社 1980年 1300円
ライフサイクルのそれぞれの段階で 自分 自身の生 き方を
さ ぐるためにどのように生 き,学 習 した らいいか。具体
的 に書 かれている。
〔0460:
。
100万
人時代」 富士谷あつ子 上杉孝責編
「 大卒女性
勁草書房 1900円
転機を迎えた大卒女性 の生 き方 キ ャリアと母性 大卒
女性 の就業 と教育のFA望 他 (日 次 よ り)
0650]
〔
「 第二の性 I― ボーヴ ォワール才作集 6」
ポーヴォヮ
ール 生島遼一訳 人文書院 1966年 2000円
人 は女 に生まれない,女 になるのだ。ボーヴォワールの
代表作。
0576〕
〔
「第二の性 Ⅱ―ポーヴ ォワール才作集 7」
ポーヴォヮ
ール 生島遼一訳 人文書院 1966年 2000円
自由な女 ,女 の歴史 と運命,文 学 に現われた女。〔0577〕
「 計Lの ため に 子 ど もを 産むか一人 口論 と女 と性革命」
青木やよひ編 風満社 1976年 950円
人 口問題 ,生 命と科学 ,女 と子 ども,な どを シンポジ ゥ
ム形成で数名の科学者 との対談を収録 した もの。〔
0462〕
「 男性 と女性上」
M.ミ ー ド
東京倉1元 社
1961年
1500円
ミー ドがヽ,太 平洋 の 7っ の原始的種族 の1田 に入 って規地
調査 した資料 に もとづ き各種族の研究を男女 の関係 とい
う点か ら集大成 した もの。
〔0591〕
「 男性 と女性下」
M.ミ
ード
東京創元 社
1961年
12001∃
アメ リカにおける両性の研究
「 中高年女性学」
0592〕
〔
【ち】
袖井孝子・ 直井道子 垣内出版
1979年 1600円
家族制度 とい う規ltの 中に育ち,高 齢化 という社会変動
の波 に呑まれ,そ の対応 に迫 られる現在 の中高年女性 の
姿を生活や意識・ ′
らヽ
理 などの事例に即 して解明。〔0468〕
「 中国の女 たち」 ジェ リア・ ク リステヴ ァ
丸山 静他訳 せ りか書房 1981年 2800円
旅 の途 中で 1日 会 った 中国の さまざまな女 たちとの対話を
もとに書かれた。西欧の女 ク リステヴ ァは,自 分とは異
質の眼差 しに出会 い,自 らの女性観を根源的に問い直す。
〔0541〕
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
「 中年か らの出発」 冨士谷あつ子 読売新聞社 1980年
「 入門女性解放論」 一番ケ瀬康子編 亜紀書房
980円
1975年 1500円
老齢化社会を迎えて,子 育ての終 った女性 ,定 年後の男
性が,第 二の人生を如何にして人間 らしく生 きて行 くか
0585〕
を説いた評論。
〔
ウルス トンクラフ ト・J.S.ミ ルの女権思想 マルクス・
エ ンゲ ルスの女性解放思想 エ レン・ ケイの母性主義
森有礼 。福沢諭吉・植木枝盛の女性論 社会主義中国の
0443〕
〔
女性解放論など
1つ 】
【
「つよい女は美 しい」 桐島洋子・小沢遼子
ゆまにて出版 1978年 880円
女に友情はあるか 愛におけるセ ックスの比重 家庭は
0419〕
〔
諸悪の根源など 本音で語 り合 った対談集
「 ニ ュー ヨー クの女 ともだち」
て】
【
の
いふ
わ
「手探り女 自立」
編集部編 毎 日新聞社
「 日本語 と女」 寿岳章子 岩波書店 1979年 430円
日本語は日本社会における女 の位置をみごとに反映 して
いる言語である。日本語 と女の相互関連を解明 し,女 の
0506〕
主体的な生 き方の方向を探 る。
〔
19804「
920Fl
中年をす ぎて もは じめられる職種を29具 体的に紹介 して
いる。机に向 う しごと 体をつか うしごと 教え る しご
0607〕
と 調理 の しご と 子供を預 かる しごとなど
〔
「テ レビ ドラマの女性学」 松村泰子 創拓社 1979年
980円
人 々の意識や願望 の反映がテ レビ ドラマである。テ レビ
ドラマの中の女性像と女性視聴者 の反応を分析。おはな
はん 肝 っ玉かあさん,氷 点 とな りの芝生などを取 り
0469〕
上げている。
〔
「 転換期 の女性 と職業一共生社会への展望」 天野正子
学文社 1982年 1600円
性別役割分業社会か ら共生社会への道をさぐる。働 く女
0578〕
性,専 門職の女性 たちを リポー ト。
〔
「 天の半分一中国の女たち」 C・ プ ロイエル
天木志保美・武井麻子訳 新泉社 1976年 1400円
女 の 目を通 して文革以後の中国の女 たちを描 いたルポ。
0568〕
〔
【と】
「都市 と主婦たち―神戸市婦人団体協議会 のあゆみ」
毎 日新聞社神戸支局編 毎 日新聞社 1977年 920円
主婦の実力集団,彼 女たちの日常 の行動を丹念 に追 い
主婦と都市 のかかわ り合いを描 き出す。斬新 な発想 と組
織経営 この巨大なる女の組織 をは じめて解 きあかす。
0498〕
〔
,
ス
ェ
【
】
「 内助の功をあ きらめて」 広中和歌子 講談社 1981年
800円
女性学にかかわ っている著者が,ア メ リカ留学には じま
って数学者広中平祐氏との結婚・ 育児・仕事 とライフ・
ヒス トリー風 にまとめた もの。子育ての中で考えた仕事
への道。再 出発にあたって家庭 と仕事の両立の道をさ ぐ
0491〕
〔
る。
「 なぜ翔 ばなきゃいけないの」
川原千寿子 鎌倉書房
1980年
おんな社会学
よ り)
980円
おんなの本音 主婦 って何 だろう (目 次
0493〕
〔
【{こ 】
ニ
マ
ューウー
ンー
いい
「
仕事を して豊かに暮 らす方法」
千葉敦子 文化出版局 1982年 1200円
手帖の選び方か らキ ャリアの築 き方 ,衣 食倖牛活 の素敵
なァイデァ,そ して刺激的な大人 の恋 の味わい方まで
女性版知的生活 の方法。
,
なみきみどり
集英社 1981年 880円
海外生活15年 TV“ ロンパ ールーム"初 代先生 の 著者が
0538〕
とらえたアメ リカ女性事情。
〔
「 日本人 と母一文化としての母 の観念についての研究」
山村賢明 東洋館出版社 1971年 2000円
日本人 にとって母とは何かを具体的に諸文化 の中か ら解
明。テ レビ 。ドラマのおかあさん の分析 知名人 におけ
0523〕
る母の分析 非行少年 における母 の分析など。 〔
「 日本 の女 現代編」 綾部伴子 原生林 1981年
1500円
現在各界で活躍する女性50人 の今 日まで歩んできた足跡
0600〕
をたどる。
〔
「 日本 の女
戦前編」 橘樹まゆみ
暗星社 1980年
1500円
明治 。大正 。昭和初期に生 きた50人 余 りの女性 の足跡を
たどる 明治女学校のころ 青踏 の新 しい女たち 歌人
0601〕
たちの愛 と悩み 労働者 の人び と 他
〔
「 日本 の女 戦後篇」 河野信子 皓星社 1980年 1500円
戦後か ら今 日にかけて,活 躍 した50人 余 りの女性 の足跡
0602〕
をたどる。
〔
「 日本女性 の生 き方」 杉山明子編
出光書店 1983年
1700円
日米独の女性 の生 き方を国際比較 し,日 本の女性 の生 き
方をめ ぐる意識を多数の続計によ って多角的に分析す る。
0683〕
〔
「 日本 の婦人問題」 村上信彦 岩波書店 1978年 380円
家制度を原点 とする男女差別 の問題を明 らかに し男の世
界で革新 と して通 っている思想が女 の論理 に照 らしてみ
ると,男 の側 に家制度の影響がみ られる。婦人問題は抽
象論でな く,つ ねに生 きた人間 の問題であるとする。
0594〕
〔
【は】
の
「 は た ら く女性 健康設計」 辻村一郎・ 山下節義 編
労働経済社 1981年 1200円
婦人労働者 と健康 はた らく女性 の健康管理 はた らく
0582〕
〔
女性 と流産 更年期障害等 とその対策他
「働 く婦人 の講座 1-婦 人 の働 く権利と民主主義」
柴田悦子編 汐文社 1974年 880円
働 く婦人の権利は守 られて い るか 思想攻撃 は働 く婦人
の上にどうあ らわれているか 婦人 の働 く権利 とその保
障 働 く婦人にとって権利を守 ることはなぜ大切か他
0569〕
〔
:`し
ξ
鬼
電聴颯鸞埒 化
翠円
響く
7蕊
│「 働 く婦人の講座
・:
3-働 く婦人 の健康 と母性保護」
高木昌彦 。柴田悦子 汐文社 950円
の
母性保護 必要性 生理休暇の権利とたたかぃ 妊娠出
o570〕
産時の母性保護をめぐつて他
〔
働 く婦人の講座
ち二壺易ξ撃:ち ちよよ電詳1年 露0円
共働きの くらし ひろがるくらしの問題と主婦のなやみ
0571〕
家事,育 児や家族の問題他
〔
,「
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィ メ ンズ ブ ッ ク ス
=こ ol
「働 く婦人の講座 5-恋 愛結婚と生きがい」
田中美智子 汐文社 1976年 950円
友情と恋愛 女性の生きがいと働 くこと 正 しい男性観
をもとう 性の正 しい理解を 古い家制度から新 しい家
0572〕
族へ 家庭 の変化 と教育
〔
「働 く婦人 の講座 7-働 く婦人 の人間関係」 寿岳章子
汐文社 1974年 880円
家族とともに 地域の中での くらし 職場のつ きあい
0573〕
歴史 と伝続 。現実 と未来の中で
〔
「 働 く婦人 の講座 8-婦 人古典紹介」 佐 々木佳代他
ベ ーベ71/婦 人論など 汐文社 780円 〔
0574〕
「働 く婦人 の講座 9-共 働きの くらしの知識」
:
かなぢ伸子 。宮本英子・ 汐文社 950円
共働きと家事 子 どもの問題 家庭の人間関係 健康 と
0575〕
息ぬ き他 _
〔
はた らく婦人 の母性保護」
「j1
佐道正彦
1980年
労働経済社
850円
産婦人科医か らみた婦人労働 の考察。なぜ働 く婦人 の保
0583〕
護は必要かを論 じる。
〔
「 働いて生 きる一一 転機を迎えた女たちの選択」
, 大脇雅子 学陽書房 1980年 ヽ1200円 〔0433〕
弁護士生活 20年 余 りのキ ャリアを持つ著者が労働組合で
グノ
´■プ活動 の女たちとともに考え1歩 んで きた ものを
まとめあげた もの。真筆に女 の働 く意味を問 う一―女が
母性を切り捨てることなく働きつづけることで,職 場だ
けでなく家庭も社会も変っていくはず――という著者の
労働法論を展開。
│
0685〕
〔
「 母親業の再生産」ナンシー・ チョドロウ
大塚光子 。大内菅子共訳 新曜社 1981年 2800円
母親業 が幾世代 にもわた って再生産 されてい くメカニズ
ムが学問的に分析されている。■ ■
│ │: :I'
0685〕
〔
【ひ】 :
「 ヒロイ ンからヒーローヘ」 水田宗子 田畑書店
「 ヽ
│││11 1982年 1900円
女性が自己の女 らしさの神話 (男 性依存)か ら脱け出そ
:‐
スま :,レ ラbゝ 畜讐E番 盟賃星暫男碁量i裏 た1lFh
0679〕
創的な女性論を展開する。 1■ ::│
〔
111:::
ふ】 ■
【
の
フ
「 ィ ッドィ 旅」 笹原恭子
・ すずさわ書店 1981年
・:11す
11
1200円
ミンダナオ島のパナナ農園 マ リベレスの女子労働者た
ち 北部ル フィの旅 新人民軍を訪ねてなど フィリピ
ンの民衆の暮 らしをルポ。
0540〕
〔
「 フェミニズムの歴史一一ユニークな女性解放思想史」
ブノワット・ グルー 山口晶子訳 白水社 1982年
1400円
知 られざるフェミニス トの思想を紹介 しなか らさまざま
の本質を皮肉とユー
な形をと ってあらわれる〈
女 ぎらい〉
モアをま しえなが ら分析 した フランスの女流作家による
ユニー クな女性解放思想史。 (本 号の書評欄を御覧下さ
0579〕
〔
い)
「 婦人解放 と女子教育」 一番ケ瀬康子・ 奥山えみ子編
勁草書房 1975年 1300円
現代女子教育の問題への展望 家庭科教育 の問題性
0488〕
女子教育 と女教師他
〔
「 婦人思想形成史 ノー ト 上」 丸岡秀子
ドメス出版
1975年 1600円
明治期 一大正期―戦時期 までの婦人 の意識 と行動の軌跡
を思想形成史として総括 し先覚者の思想をたどる。
0444〕
〔
「 婦人思想形成史ノー ト下」 丸岡秀子
ドメス出1板
1982年 1800円
占領下 の婦人 の動きか ら国際婦人年の1975年 に至るまで
の婦人 の意識と行動の軌跡
「婦人 の生活と文化」
0686〕
〔
宮本百合子 大月書店
1974年
百合子の婦人問題 についての論文を収録
300円
0476〕
〔
「 婦人 の地位と現代社会」 有地 享 法律文化社
1971年
現代社会 と婦人の地位
1300円
婦人 と職業 婦人 と家庭他
0470〕
〔
「 婦人問題ハ ンドブ ック」
樋 口恵子監修 倉1元 社
19784F
680F3
婦人 のかかえている諸問題が項目ごとに簡単にまとめら
れて いる。結婚と家庭 女性が働 くとき 主婦は生きる
0593〕
教育 。マス コ ミ 福祉 法律など。
〔
「婦人論のイデオロギー」 村上益子編 現代書林
19694「
1300F]
婦人 とい う社会存在がいだ くイデオ ロギ ーをその社会的
0561〕
活動 と個人的生 きかたの両面か ら論究 した もの。〔
綾 岩波書店 1962年 380円
「 部落 の女医」 小林
ト
奈良県の未解放部落の診療所で10年 間働いた女医の生活
0589〕
言
己
〔
t
'晨
「 プラスラブー母性本能 とい う神話の終焉」
エ リザ ベー ト・ パタ ンデール 鈴木晶訳 サ ンリオ
1981年 1500円
西欧の近代史 における母性愛 の変遷を考察 し,母 性愛・
母性本能 とは何かを論 じる。男根中心主義的思想に対決
0510〕
フランスで発刊 されるや話題騒然の本。
〔
,
「文学 にみる婦人像」
宮本百合子 新 日本出版社
1973年 1100円
の
か
の
中
ら
婦人
と文学
著者 文芸評論
「
」 を含めた10篇 が
0588〕
〔
選ばれて この本とな っている。
へ】
【
一
「 米国 きゃりあう まん事情」 菅原真理子
東洋経済新報社 1982年 1200円
アメ リカの ビジネス社会 は女性 とい う新 しい血を注入さ
れて活力を得ている。ボス トン近郊の管理職女性やハー
パー ドビジネススクールの女子学生 にイ ンタ ビュー。
0596〕
〔
第 6号
1983年 3月 25日
ウ ィメ ン ズ ブ ッ ク ス
「 ベーベル婦人論上」 ベーベル 伊東勉・土屋保男訳
大月書店 1976年 1000円
0477〕
〔か〕の項,改 訳婦人論ご参照下さい。
〔
「 ベーベル婦人論下」 ベーベル 伊東勉,土 屋保男訳
0478〕
大月書店 1980年 1∞ 0円 〔
ほ】
【
「 星明かりのアメ リカ」 ハ ロラン芙美子 文藝春秋
1982年
1100円
ウーマ ン・ リブは何を残 したのか ?母・ 妻・ 女 の トリレ
ンマに悩む姿をは じめ,ア メ リカの女伴岸の様 々な姿を
0544〕
描 き,女 性にとって真の 自立とは何かを考える。〔
未来社 1200円
「菩提樹の花咲 く国で」 張さつ き
西 ドイッで物理学者 の夫 とともに二人 の幼な子を抱えて
0545〕
暮 らした一主婦の生活記録。
〔
「 ポー ランドの女性問題」 ロマ ン・ ヴィエルシェフス
キー 小山真理子 影山純子訳 三一書房 1981年
1800円
人民 ポーランドにおける男女平等を翻訳 した もの
0537〕
〔
「 ほんとうの女 らしさとは一一男のための ゥーメンズ リ
ブ」 ジーン・ マ リン 道下匡子訳 朝 日新聞社
19754「
1600Fl
米国の男性 ジャー ナ リス トが書 いた ウーメ ンズ 。リブ論。
男性 の リブに関す る誤 つた先入観をみこと取 りはらって
くれる。抑圧者に仕立て られている男 もまた被害者だと
0432〕
説 く。男性側か らのこの リブ論は興味深 い。
〔
「 リベ レー シ ョン・ ナウ ノーー ァメ リカ女性解放運動の
柘植書房 1975年 1400円
主張」 三宅義子訳
ウーマ ン・ リブにかかわる女性たちの主張を集めて編集
された もの。未婚の母として 虚偽 の生活一中産階級に
0542〕
〔
育 って 計画的棄民一中年女性 など
「 黎明期 の フェ ミニズム」L.ァ ドレール
加藤節子・ 杉村和子訳 人文書院 1981年 2200円
性 の尊厳 。政治参加・ 女性の主張 。夫 との対等性など19
世紀前半 のフ ラ ンス社会で女性 の新聞を武器に抑圧・ 貧
困と闘 った女 たちの足跡。
つ
オ
】
【
「 わが闘争宣言」 提玲子 三一書房 1974年 1000円
0529〕
〔
著者 のいいたいことをズパ リ表現。
「私 は家に帰 りたい」 ク リステ ィーヌ・ コランジュ
寺田恕子訳 文化出版局 1980年 880円
仕事が解放だとは思わない し家庭 が無条件の犠牲だとも
思わない。自分を仕事の道具だとも家事の機械だとも思
っていない。私は生 きたい。私はすべてを同時には しい。
一― フランス人女性 ジ ャーナ リス ト四児の母が働 く母親
0531〕
の本音を語る。
〔
「 私 のえ らんだ女 の生 き方」
田中澄江 海竜社
1981年 1100円
女 の可能性を求 めて語る女 の生 き方。愛を見失 った母 と
0668〕
〔
子 の不幸 ゆたかに刻む女の時間他
【
雑 誌】
資料岩波 ブ ック レットNo.5
「女 たちは核兵器 を許 さない」
関屋綾子 岩波書店
200F] 〔
0636〕
1982■ E
【ま】
「 魔女的文学論」 駒尺喜美 三一書房 1982年 1400円
あえて自分を魔女 と称する著者が,男 と女 の生 き方,生
かされ方の位置を文学にみる人間の生 の具体的な姿を通
0641〕
して読む斬新な文学論。
〔
「 魔女の論理」 駒尺喜美 エポナ出版 1978年 920円
社会 に存在するもろ もろの歪みを性差別 とい う一点 に し
ば り,そ こか ら著者 の世界観,人 生観を展開する。男に
よ って形成された既成 の論理にとらわれない著者の論理
0459〕
は明快で読み易い。
〔
【4,】
「 む しろ女人 の性を礼拝せよ」 平塚 らいて う
人文書院 1977年 1200円
らいて うみずか らが編んだ彼女 の新性道徳 に関する論文
集である。 しか しらいて うの生前 には出版 が実現 しなか
った。大正 2年 か ら昭和 2年 までの15年 間 に書かれたも
のである。
0497〕
〔
に
】
【」
学文社 1979年 1700円
「 余暇と婦人」 瀬沼克彰
婦人の余暇をめ ぐる問題状況を考察し,余 暇のあり方 と
0484〕
実践における方策を示 した余暇論。
〔
【り】
「 リプ・ ラブ・ ライフ」 小室加代子
BOC出 版部
19791「
フ リー・ ライターの著者の評論集
980F]
0528〕
〔
雑誌 現代 のエスプ リ No.174「 性役割」
袖井孝子編 至文堂 1982年 980円
0624〕
〔
ジュ リス ト No.725 「男女平等の新展開」
有斐閥 1980年 650円
座談会 国際婦人 の十年中間年世界会議 政府 の男女平
0619〕
〔
等 の施策 の状況 と今後の取組み他
雑誌
雑誌
ジュ リス ト
No.3「現代 の女性―状況と展望」
有斐閣 1300円
0616〕
〔
雑誌 ジ ャーナ リズム研究 No.81「 女性雑誌を考える」
総合 ジ ャーナ リズム研究所
東京社 1977年 480円
女性雑誌 ジ ャーナ リズムの本流 女性雑誌 の中の消費 と
0618〕
〔
生産 アメ リカの女性雑誌の三態他
雑誌 歴史評論 No.299「 国際婦人年 によせて」
歴史科学協議会編集 校倉書房 1975年 350円
コ ミンテル ンの国際婦人デー指導 戦後の国際婦人デ ー
0617〕
〔
覚 え書 など
雑誌思想 の科学 No.94「 生命を表現する女たち」
0612〕
思想の科学社 1978年 340円 〔
雑誌 思想 の科学 No 121「 女 が大地 に立つために」
0613〕
思想 の科学社 1980年 460円 〔
雑誌 思想 の科学 No.342「 女性学入門」 1981年
580F] 〔
0614〕
雑誌 思想 の科学 No.127「 社会議造 としての伴差別」
0615〕
思想の科学社 1981年 480円 〔
が女を見 る」
雑誌思想の科学 No.354膨 ξ
思想の科学社 1982年 580円
第 6号 1983年 3月 25日
ウ ィメ ンズ ブ ッ ク ス
《あ な た の 情 報 。私 の 情 報》
WOmen's Placeで は, 伝記はすべて , 苗字ではな く
ア メ リカ・ カ ナ ダの
,
名によ ってアルファペ ッ ト順に並べてあ った。
ウイ メ ンズ ブ ッ ク ス トア を訪 ね て
(京 都市左京区浄土寺真如町1-21)
辺
渡
和
子
フェ ミニス ト運動の 中か ら生れた,女 性 のための,女
0008〕 を読んでみ ませ んか
「 自然 出産」〔
性による本屋は,太 平洋 の向 こう側 では着実 に発展・定
着 し,さ らに運動推進 のたの もしい担 い手 とな っていた。
オークランドの Women's Space(最 初 の女性 の本屋
だそ うである),ロ スア ンジェルスの Sisterhood, ニュ
Vomen BOOks,
ー ヨー クの ヽ
美智
「 ラマーズ法」という言葉はずいぶん知られるように
な りました。しか し「 ラマーズ法」=呼 吸法という一面
的なとらえ方の人や,痛 くないらしいか らラマーズを
Vomenヽ
そ してオタ ワの ヽ
,
BookstOreを この一月 に訪れた。女性関係 の本・ レコー
ド・ ポスターを満載 し店 内は,ど こ も男女 のお客で活気
という人が多いように思います。
「産む」 という行為 は,医 療問題,性 差別,障 害児を
産む ことへの恐怖 =障 害者差別などの問題と,何 よりも
づ き,フ ェミニス ト運動 の後退 という懸念をぬ ぐい去 っ
て くれた。それぞれ女性 グループの支援 と,グ ループヘ
の情報 の提供とその活動 のスペースの確保 とい う,お 客
産む女の主体性を,み つめ,考 えさせる行為ではないで
しょうか。「 出産は女性解放の出発点になるべきだ」 と
い うダナエの主張を,産 む女も産まない女や男も
と経営者側 (ほ とんど女性 の共同経営)の 相互援助の基
盤 が確立 していた。特 に開店 して一年 に満 たないオタヮ
,
みんなで考え,取 り組んでゆかねば,と 思 うのです。
私 自身の産む,産 まないにこだわらず,こ んな視点で
の Women's BOokstoreは , ォタワ大 の ゥィメ ンズセ ン
ター とのチームワークに支 え られ,開 店時 には,長 い行
「 自然出産」を勉強 し,広 めてゆく力の一つになりたい
のです。どなたか御一緒 してくださる方,気 軽に御一報
下 さい。私は平凡な一主婦ですが,近 い将来自分の畑を
耕 して糧を得るような生活の中から「 産むこと」や「育
列が店を囲んだそうである。
並べ られた本の中では特 に女性 の連帯 とか, レス ピアン
,
暴力 に対する怒 りの本 が目立 った。さらに,生 れた時に
つ け られた名前 こそ 第一に考察す べ きで, 家族 の姓
てること」そして「 生 きること」を学んでゆきたく思 っ
ています。(大 阪市北区天神橋5-4-5菅 北ハイツ401号 )
,
結婚 して名のる夫の姓 は二義的な もの とする意織か ら
,
・
│
│
●
!
批評社 )石 黒
(ダ ナ エ・ プル ック著
現
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扱
つ
て
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ミ
ニ
コ
ミ
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・
(第
5号 発行後に入 荷 した もの)
5185「 れ・ふ ぁむ No.16」 (1982)女 性問題研究会 500円
5186「 地域―一家族 第17号 一―特集 優生保護法
改悪を許さない」(1983.1)200円
5187「 個の自立をめざ して一一ひとり歩 きの会報告集
No.1」
(1981)500円
5188「 ゎぃふ No.180-― 特集 父親はほんと うに
必要か」(1983.3)450円
5189「 ァジァと女性解放 No.13-― 特集 8.15と
アジア」 (1983)400円
5190「 We―一新 しい 家庭科 1月 号一一特集 男 と
女 の新いかかわりを」 (1982.12)ゥ ィ書房 500円
5191「 We一 ―新 しい家庭科 2・ 3月 号一―特集 く
らしをいとお しむ」 (1983.1)ゥ ィ書房 500円
5192「 高群逸枝雑誌23号 復刻版」 (1974.4) 200円
5193「 婦人通信 277号
集 マナーを考える 。
―
マルクス没後百年にあたって他」 (1983.1月
日本婦人団体連合会
ト
│
●
)
5194 「 婦人通信278号 一―臨時号・ 83年 国際婦人デ
ー 。今 日の国際情勢の特徴と日本」 (1983.1)
250円
「婦人通信 280号
集 中高年 ,北 海道
―
ソピエ トによる離婚の構図他」 (1983.3)250円
,
「 ことば (女 性 による研究誌)3号 一一辞書と
新間にみる男性 と女性他」現代 日本語研究会
500円
「性 と平等 (エ スペ ラント語国際通信誌 の 日
本語版)11号 一一 ス ウェーデ ン女性 の見た南
アメ リカ他」
250円
5198 「女 の叛逆 No.26-一 特集 優生 保 護 法 改悪
阻止へ」 (1982.2)久 野綾子編 250円
5199 「月刊 ワイズ 2月 号一一特集 離婚 マニ ュアル」
(1983.2)究 出版 300円
3月
ワイズ
――特集
離婚は女のジャ
号
「月刊
ンピングポー ド」 (1983.3)究 出版 300円
(以 下次号へ)
ウ ィメ ンズ
第 6号 1983年 3月 25日
ブ ッ クス
連 載
ミ ニ コ ミの 女 た ち
第
ACT10N
INFOmT10N
女 性 解放 合 同事 務所
「 ジ
ョ キ」
4回
プ ロフ ィール
住所 〒160東 京都新宿区若葉 1-10
グ リーンマンシ ョンD号
「 ジ ョキ」内
電話
03(357)9565(353)2365
連絡会専用 03(355)0429
紹介 した ミニコ ミは送料別途です。
詳細 は松香堂 。ジ ョキ宛お問い
合わ せ下 さい。
)
(写 真 はがんばるジ ョキの女たちです。
一―「 ジ ョキ」 って何ですか。
,
女希 。女期・ 女起などあ らゆる意味が こめ られている
合同事務所の愛称です。79年 春に,東 京のど真ん中
社会 の しくみの中では,い ま女 たちが本当に必要とする
女 の側 にた った情報の担い手 は ミニコ ミで しょ。私たち
(と
も分断された女 たちの連帯をめざ して ,確 かな情報 と手
段 を伝えるパ ンフを作 ってゆきたいと思 っています。
しておこう)四 谷 にオープ ン。
「 国際婦人年をきっかけとして行動を起 こす女 たちの
一一売れ行 きはいかがですか。
会 (行 動す る会)」 を中心に 「 刑法改悪に反対す る婦人
マ
行動す る会の労働分科会が発行 した「パー トタイ ー
会議」「鉄連 の 7人 とともに仕事差別・賃金差別 と闘う
の手引」 (200円 )が 全国的な反響を呼んだので,内 容を
会」「私 たちの男女雇用平等法をつ くる会」 の 4団 体 =
充実 させて 2月 に「 パー トタイマー Q&A」
ジ ョキグループが運営 しています。 昨年か ら「 '82優 生
800円 )を 出版 しま した。 女 の 目で人間関係を重視 した
保護法改悪阻止連絡会」 も同居中です。
自信作。パー トタイマーのみな らず,女 子労働に関心の
一一 日常はどんな ことを していますか。
ある方 にぜひ読んでいただきたい一冊です。
(学 陽書房
昼間は行動す る会事務局 の山田,連 絡会の斉藤・ 前田
鉄連 の「 女だか らは許さない」(200円 )や ,行 動す る会
ら 3∼ 4名 が,全 国か らの電話や手紙 による問い合わせ
離婚分科会の「 離婚はこわ くない」教育分科会のシ リー
に応 じつつ ,パ ンフや会報を発送 した り,情 報を求めて
ズ I「 男女共学をすすめるために」(絶 版), Ш「女はこ
ジ ョキを訪 れる女たちと交流 した り…。
うしてつ くられる」 (300円 ), Ⅱ「 つ ばさを もがれた女
夜は夜 とて,各 グループの運営会や分科会 ,集 会やパ
ンフ編集の打 ち合わせがあ つて,毎 晩10時 ,11時 まて に
の子」 (400円 )も 話題を呼びま した。
一―今年 の抱負は ?
バ ンフ作 りは何よりも運動のためです。「 優生保護法
ぎやかなんですよ,ジ ョキは。
改悪 とたたかうために」 (400円 。連絡会),「 保護抜 き
一一運動の 目的は ?
女 が性 による差別を受けない男女平等の社会 =性 別役
割分業 の撤廃 =女 性解放 をめざ しています。情報収集・
抗議・ 集会・ 裁判・ 出版など具体的な行動が「 ジ ョキ」
の特色 と言えますね。
平等をはね返せ,真 の男女雇用平等法を」 (2月 26日 発
行 。つ くる会)と い うパ ンフのタイ トル通 り,83年 もジ
ョキは,優 生保護法改悪阻止 と,真 の男女平等法制定の
ために “
女突猛進"し ます。
83年 は女 にとって も決 戦 の 年 で す。がんば りま しょ
一一出版活動が盛んなわけは ?
性差別 に対 して誰れ もが行動することが第一です が
う″
,
まず情報 が必要です。男中心 のマスコ ミや文化・ 教育・
(根 本一技記)
= 書 評︱
一■ ・ 一一 ¨¨
・
,
驚一
ウイメ ンズ
第 6号 1983年 3月 25日
ブ ックス
0579〕
「 フ ェ ミ ニ ズ ム の 歴 史」 〔
ブノワ ッ ト・ グルー著
山 '口
晶
子
訳
白
水
社
『最後 の植民地』 (有 吉佐和子訳 ,新 潮社)の 著者 ブノワッ ト・ グルーの二冊 目の女性論で
ある。先 の本 では,男 達 の「女嫌 い」に由来す る女 の抑圧 された現状が,時 空を越 えた視点か
ら説かれていたが,こ こで は同 じ問題が歴史的に追求 されて いる。つ ま り,「 女嫌 い」 の威張
り屋的因子を露 ほども持たなか った男達の女性論 を大筋に,西 欧思想史が鳥腋 されて いる。無
論 ,そ んな男は西欧と言えど珍品 に属するか ら, かたかな の人 名で頭が混乱す る気遣 い はな
い。 とい うより女 の立場を真 に理解 できる男性がか くも少 い とい う事実に,少 々や るせな くさ
えなる。 もっとや りきれな いの は, S.ミ ル を論ず る章で, 日本 の女 の異様 な遅れが指摘され
ているのを読む時だろう。「 ある東洋 の国」 とい う表現 なが ら,「 家庭的 な仕事 や伝統的な主
まだ女 の本分視 されている我が国 の状態 が,「 古代古墳」 に例え られて いる。
婦 の仕事」 力れヽ
そうい う「 古代国家」で, こ うい う本が著者 の本国 のよ うにベ ス ト・ セ ラーになる可能性は
ないに決 っているが,せ めて, この ウイメ ンズ ブ ックスを利用 されて いるほどの方 々には,有
吉訳 の先 の書 とあわせての読了をぜひお勧 め した い。真 のフェ ミニズム (男 女同権論・ 女権拡
張論 。婦人解放論)が どうい うものかを出来 る限 りの人が知 ることで,「 古代性」 か らの脱却
が早急に図 られねば,と 思 うか らである。
フェ ミニス ト度★淡棧r (「 最後の植民地」は残念乍ら絶版です。松香堂 注)
今
井
(浜 松市葵東 2の 12の
=
原 稿
上記の書評欄 へ投稿をお待ち しています。
女性 の 日で見直 した鋭い批評や ,視 点を変えた
ユニークな ものをお寄せ くだ さい。
400字 詰原稿用紙に約 1枚 半 ,600字 前後です。
住所 とお名前 ,電 話番号も原稿用紙 にお書 き添え
ください。掲載 させて頂いた方 には薄 々謝 ,進 呈
載せたい と思 っています。
募
◎ この解説入 りの 目録作 りと編集 に木下明美さんとい う
強い味方 が参加 して くれま した。今後 もこのシン ドイ
仕事を続けて貰 うことにな ります。 どうぞよろしく。
集=
y■
、
≪ Tち
碁
◎m鰍
ま した。未だの方恐れ入 りますが,同 封の振替用紙で
お振込をお願 い致 します。年会費は 1,500円 です。
◎松香堂書店 には様 々な女性 の情報 が集 っています。ま
た女性 の方 の出版 もお手伝 い しています。どうぞ何で
(中 西豊子記)
もお気軽に ご相談下 さい。
宛先は 602京 都市上京区下立売通西洞院西入
松香堂書店「 ウイメンズ ブックス係」です6
︱︱ お詫と訂正︱︱
,
子
県公舎 302)
◎今年 最初 の号の お屈けが 大変遅れて 申 し訳ありませ
ん。今号は大増 ペー ジして 目録内容 の充実を目ざ しま
した。来号は 7月 発行予定。結婚 。家族などの項目を
末 日。
*
8
編 集 室 か ら
致 します。
「 あなたの情報 。私の情報」。あなたの主張,伝
えたいこと,知 って欲 しい本 ,御 意見等に御利用
ください。400字 以内。 住所 とお名前 ,電 話ぎ号
を原稿用紙 にお忘れな く。但 しこの欄 は申 しおけ
ありませんが薄 々謝も差 し上げ られませんので念
のため。 上記両方 とも次号の締 切は 1983年 5月
*
恭
*
「 男女共学をすすめるために」 1121「 アナキズムと女性解放」 以上絶版
「 銃後史ノー トNo.1∼ 3合 本」 (各 巻のはあ ります)5024「 あごら15号 」0646「 講座おんな 5」 以上品切
「銀 の しず く降る降る」600円 は 980円 に
「 日本婦人間題資料集成全10巻 」以下の様に値上 りしま した。(分 売可)
第 1巻 ,第 2巻 ,第 4巻 ,第 6巻 ,第 7巻 12,000円 →13000円
ヤ
第 3巻 11,000円 →131000円
第 5巻 9=000円 →13,000円
第 8巻 8,500→ 11,000円
第10巻 71500円 →8,000円
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