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回帰式による応力緩和率の求め方

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回帰式による応力緩和率の求め方
回帰式による応力緩和率の求め方
<目的>
応力緩和の実測値を回帰し、応力緩和の寿命予測や促進試験条件の設定に
供する。
<手順>
1)温度3水準以上において応力緩和を測定する。
2)応力緩和データを回帰する。
<題材>
1)下表は塗装鋼板とSUS板を被着体とし、両面テープを粘着剤とした応力緩和データ
である。
2)この応力緩和データを下式に回帰する。
log緩和弾性率=a/T+b・logt+c
但し、
T:絶対温度(K)
t:測定時間(分)
測定時間(分)
0.05
0.08
0.5
1
1.4
10
15
20
温度(℃)
-40
緩和弾性率の測定結果
単位:kgf/cm2
-40℃
-10℃
20℃
80℃
4.1
2.1
0.6
0.28
4
1.9
0.55
0.27
3.5
1.2
0.37
0.21
3.2
1.05
0.33
0.19
3.1
0.95
0.3
0.18
2.4
0.55
0.22
0.15
2.2
0.48
0.2
0.14
2
0.45
0.19
0.13
回帰データのテーブル
時間(分) 弾性率 log弾性率 1/T(K)
logt
0.05
4.1
0.612784 0.004292 -1.30103
全てのデータを整理回帰に供する。
<回帰結果>
log緩和弾性率=841.54/T-0.173logt-3.194
重決定 R2
補正 R2
0.945
0.941
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