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参考文献
参考文献
幾つか参考文献を挙げておきます。勿論、これ以外にも良い本はありますので、以下の文献に掲載されてい
る参考文献のリストを参照してください。なお、丸山雅祥「経営の経済学」は持っていると思うので、ここ
では紹介しません。
1. 長岡貞男・平尾由紀子「産業組織の経済学」(日本評論社、1998 年) 2. 小田切宏之「新しい産業組織論」(有斐閣、2001 年)
3. 新庄浩二(編)「産業組織論(新版)」(有斐閣ブックス、2003 年)
4. 伊藤元重「ビジネス・エコノミクス」(日本経済新聞社、2004 年)
5. ポール・ミルグロム, ジョン・ロバーツ「組織の経済学」(NTT 出版、1997 年)
6. エドワード・P. ラジアー「人事と組織の経済学」(日本経済新聞社、1998 年)
1. 比較的簡単にまとめられている産業組織の書籍。数式をあまり使っていない。2. 理論をしっかりと
説明している中級レベルの産業組織の書籍。日本語で書かれた産業組織の書籍としては最高のものだと
思うが、講義にはあまり役立たないかもしれない。3. 産業組織の授業では、これがスタンダード。しか
し、今回の講義のように、ゲーム理論をベースとした内容にはなっていない。4. 経営現象を、数式を
使わず平易に説明した良書。5. 経済学の専門家が書いた、企業内組織の問題を扱った書籍。数式を可
能な限り排除した、非常に詳しく書かれた良書。6. 経済学の専門家が書いた、人事の問題を扱った書
籍。4. と同じように、数式を可能な限り排除した非常に詳しく書かれた良書。
7. 岩田規久男「経済学を学ぶ」(ちくま新書、1994 年)
8. ティム・ハーフォード「まっとうな経済学」(ランダムハウス講談社、2006 年)
9. スティーヴン・レヴィット&スティーヴン・ダブナー「ヤバい経済学」(東洋経済新報社、2006 年)
10. グレゴリー・マンキュー「マンキュー経済学〈1〉ミクロ編(第 2 版)」(東洋経済新報社、2005 年)
11. 西村和雄「ミクロ経済学入門(第2版)」(岩波書店、1995 年)
12. ハル R. ヴァリアン「入門ミクロ経済学(原著第5版)」(勁草書房、2000 年)
13. 梶井厚志・松井彰彦「ミクロ経済学 −戦略的アプローチ−」(日本評論社、2000 年)
14. 矢野誠「ミクロ経済学の基礎」(岩波書店、2001 年)
7. お手軽に経済学のことを理解するための本。8. 経済学の考え方を用いて現実の経済問題を説明して
いる本。9. 経済学の考え方を用いて現実の社会問題(経済学で扱えないと思われる内容を含む)を説
明している本。世界中で議論を巻き起こした、色んな意味で面白い本。10. 数式を可能な限り排除した
ミクロ経済学の入門書。それなりの厚さだが、これ以上の分かり易い書籍は無いと思う。11. あまり数
式を使っていないミクロ経済学の本で、復習には良いと思う。12. それなりに数式が出てくるミクロ経
済学の本で、各章が短くまとまっているのが利点。13. ゲーム理論を基礎にしたミクロ経済学の本。一
見したところ易しく見えるけど、中身は意外と難しい。私の講義の後半部でも役に立つ箇所があると思
う。14. よくまとまった本だと思う。数式の量は 10. と同じ程度。
1
15. アダム・ブランデンバーガー&バリー・ネイルバフ「ゲーム理論で勝つ経営」(日経ビジネス人文庫、
2003 年)
16. 渡辺隆裕「図解雑学 ゲーム理論」(ナツメ社、2004 年)
17. 武藤滋夫「ゲーム理論入門」(日経文庫、2001 年)
18. 中山幹夫・武藤滋夫・船木由喜彦(編)「ゲーム理論で解く」(有斐閣ブックス、2000 年)
19. 岡田章「ゲーム理論」(有斐閣、1996 年)
15. 数式を使わず、事例を読みながら理解するゲーム理論の本。海外の事例なので、やや読みにくい面
もあるが、非常に良く書けている本。16. これも数式を使っていないゲーム理論の本。可能な限り図で
説明することに力点を置いている。読みやすい。17. ゲーム理論の入門書。新書に情報を詰め込んでい
るので見た目は読みにくい。しかし、分かり易い。必読と思う。廉価。18. ゲーム理論を用いて現実の
問題を分析している本で、各章ごとに独立しているので、好きなところだけ読む事が出来る。良著。19.
日本語で書かれた中級レベルの本では最もよくまとまっていると思う。数学を使ってしっかり書かれて
いる。
20. 後藤晃・鈴村興太郎(編)「日本の競争政策」(東京大学出版会、1999 年)
21. 後藤晃・山田昭雄(編)「IT 革命と競争政策」(東洋経済、2001 年)
22. 植草益「公的規制の経済学」(NTT 出版、2000 年)
20–22. 本講義ではあまり扱わないが、競争政策(独禁法をはじめとする規制)を主に扱った書籍。
23. Jack Hirshleifer, Amihai Glazer, David Hirshleifer “Price Theory And Applications: Decisions, Markets, And Information (7th ed.)” (Cambridge University Press, 2005)
24. Robert Gibbons “Game theory for applied economists” (Princeton, 1992)
25. Oz Shy “Industrial organization” (MIT Press, 1995)
26. Kip Viscusi et al. “Economics of regulation and antitrust (3rd ed.)” (MIT Press, 2000)
27. Jean Tirole “The theory of industrial organization” (MIT Press, 1988)
28. Stephen Martin “Advanced Industrial Economics (2nd ed.)” (Blackwell, 2001)
23. ミクロ経済学の入門書で、豊富な事例が紹介されているのが特徴。24. 学部上級から大学院初級レ
ベルの本。ゲーム理論の応用分野で論文を書く時には必ず読むべき本。訳本がある「(邦題)経済学の
ためのゲーム理論入門」。25. 英語で書かれた中級レベルの産業組織の本で、ゲーム理論を基礎にして
いる。数式が意外と多い。26. 規制に関する学部向け書籍。非常に詳しく書かれているので、分かり易
い。その代償として文章の量が多く、電話帳のようになっている。27,28. 大学院から研究者向けの産業
組織の本。
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