...

「国を守る」という意識が希薄な現代、 県では碧雲の軍部が中心となって

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

「国を守る」という意識が希薄な現代、 県では碧雲の軍部が中心となって
 ︱このたびはご就任おめで
して国防、安全保障に関して、
から全国の会長が就任された
は つ く れ る と 思 い ま す 。奈 良
いて考えてもらえるきっかけ
呼 び 掛 け る こ と で 、防 衛 に つ
た だ 、若 い 世 代 に は 私 た ち が
じみがあまりない県民性です。
国防や防衛といった意識にな
県 で す 。そ う い っ た こ と か ら
奈良は自衛隊の駐屯地がない
とを考えてもらいたいですね。
代にしっかりと国防というこ
も あ り ま す が 、や は り 若 い 世
伊藤 中村会長と同じ部分
いきたい。
防衛意識の高揚に取り組んで
奈良県の防災担当部隊は陸上
う心積もりであります。また、
がりは奈良基地が行う、とい
行っています。初動の立ち上
員がそれを使いこなす訓練を
防災の各種装備品があり、隊
は防災の拠点となりうる基地で、
古賀 学校のある奈良基地
広報の必要性は高いですね。
するために国民に対する事前
隊が災害時にスムーズに活動
政の役割も大きいです。自衛
衛隊の派遣を実行する政治・行
しっかり準備もしています。自
いうのは非常に大きく、事前に
自衛隊大久保駐屯地︵京都府
宇治市︶ですが、災害があっ
中村 全国防衛協会連合会
さい。
の就任の抱負をお聞かせくだ
県 の 部 長 と し て の 、そ れ ぞ れ
ま た 、北 朝 鮮 問 題 や 鳩 山 政
で大きく変化してきています。
興支援活動やイラク派遣など
意 識 も 、阪 神 大 震 災 以 降 の 復
昨今は国民の自衛隊に対する
て広げていこうと思います。
賀学校長としても頼もしいで
し っ か り 考 え て い る の は 、古
︱若い世代が防衛のことを
る活動をしていきたいです。
かりと皆さんに知ってもらえ
こ と も き っ か け に し て 、し っ
4 月 の 桜 の 時 期 の 基 地 開 放 、 ていませんが、自衛隊には南海・
地 を 知 っ て い た だ く た め に 、 中村 これもあまり知られ
実 で す 。ま ず 皆 さ ん に 奈 良 基
空自衛隊らしさがないのも事
滑走路や飛行機がないなど航
期待されています。
奈良の防災についての活動も
︱世界遺産を多く保有する
機関と自負しています。しかし、 ることができます。
自衛隊としては非常に大切な
東海大地震など大規模な災害
意識が非常に高い土地でもあ
県は行政をはじめとして防災
そういったことから、実は奈良
誘致をという話がありました。
ということで、南部に自衛隊の
災害があった時にどうするか
て大久保から人員が動く場合、
青 年 部 会 は 、実 は 設 立 し て ま
権時の沖縄・普天間基地問題で、
すね。
5月の基地祭、8月の納涼会︵盆
とうございます。全国の会長、 自 衛 隊 の 皆 さ ん と 共 に 協 力 し
年 で す 。組 織 と し て は ま
国 民 の 皆 さ ん は 安 全 保 障 、防
古 賀 そ う で す ね 。奈 良 に
あ り ま す 。こ れ か ら は 自 衛 隊
り深く知ってもらうことにより、
これを機に自衛隊の活動をよ
候補生を送り出している航空
私 た ち の 学 校 は 、全 国 に 幹 部
入 れ て い ま す 。一 度 基 地 を 訪
0人前後の基地見学者も受け
の 活 動 が 盛 ん で 驚 き ま し た 。 放 し 、そ の ほ か に 年 間 1 0 0
踊 り ︶な ど の 行 事 で 基 地 を 開
災害時に自衛隊が担う役割と
がしっかり整備されています。
対応するかというマニュアル
が起きた場合には、どのように
さらに広げていきたいですね。
自衛隊が担う防災活動などを
て 、関 心 の 高 さ を さ ら に 広 げ 、
ります。県防衛協会青年部とし
伊藤 奈良県では県南部に
ています。
奈良基地が拠点になると考え
だ ま だ 若 い 。防 衛 の 意 識 は 全
衛ということをより深く考え
れてもらえると、いろいろと見
国 で 違 い 、ま た 各 都 道 府 県 青
るきっかけにもなりました。
を 支 援・応 援 し て い く だ け と
私たち青年部会の目的とする
年 に な り 、全 国 で も 古
20
年以上たち、
個人主義自体は悪いことでは
えん︶していると感じています。 と で 共 感 し て も ら え る と い う
ぎた﹁個人主義﹂が蔓延︵まん
中村 いまの日本は行き過
の方法ですね。
を高めていくというのも一つ
︱防災から国防という意識
手 応 え は あ り ま す の で 、地 道
いる人々に語り掛けていくこ
防について同世代の頑張って
り ま す 。私 た ち 若 い 世 代 が 国
のように感じている部分があ
を 通 過 し て も 、ど こ か 他 人 事
源 を 世 界 中 か ら 買 っ て 、製 品
界 的 に 発 展 し 、さ ま ざ ま な 資
た の で す が 、日 本 の 経 済 が 世
昔ならすごく分かりやすかっ
て い ま す 。日 清・日 露 戦 争 の
いうことが分かりにくくなっ
冷 戦 も 終 わ り 、何 が 国 防 か と
伊藤 県の青年部は設立さ
ています。
それが国防の始まりだと思っ
地域を守りたいに広がること、
族を守りたいという思いから
る 。そ の 思 い が 大 切 で す 。家
いう思いは持っていらっしゃ
多くの人が家族を守りたいと
のかというのが現状です。ただ、
現 在 、ど こ を 守 る の が 国 防 な
を 世 界 中 に 売 る 、そ う な っ た
北朝鮮のミサイルが日本上空
行ってはいけない。たとえば、 です。
に呼び掛けていくことが重要
60
な い の で す が 、誤 っ た 方 向 に
古賀 戦後
ることも重要です。
り 考 え 、世 代 交 代 を さ ら に 図
い世代が国防のことをしっか
し て い ま す 。親 会 と 違 っ た 若
び掛けて青年部の拡大を目指
良はさまざまな団体などに呼
い る 青 年 部 も あ り ま す が 、奈
のメンバーだけで組織されて
年 3 団 体 で す 。他 県 で は J C
工 会 議 所 青 年 部 ︶と い っ た 青
青年経営者部会、奈良YEG︵商
年会議所︶、奈良県経営者協会
を担っているのが奈良JC︵青
い 組 織 で す 。そ の 組 織 の 中 心
れて
い う 組 織 で は な く 、国 民 に 対
立されていないという現状も
年部会が
だ
都道府県にしか設
赴任して防衛協会青年部など
30
10
Fly UP