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省エネ対策虎の巻 総合編 (PDF形式, 4.15MB)

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省エネ対策虎の巻 総合編 (PDF形式, 4.15MB)
総 合 編
ト!
ス
コ
省
は
省エネ
ろ!
い
ろ
い
策
省エネ対
実例!
の
果
効
策
省エネ対
み
んな
でへらそ
う
温室効果ガス 25%
目 次
目 次
1 見える化は省エネ、CO
1 見える化は省エネ、CO
2削減の第一歩
2削減の第一歩
・ エネルギー使用実態の見える化
・ エネルギー使用実態の見える化
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2・ ・ 2
・ エネルギー消費原単位の比較
・ エネルギー消費原単位の比較
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3・ ・ 3
・ エネルギー消費の傾向
・ エネルギー消費の傾向
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4・ ・ 4
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5・ ・ 5
・ エネルギーの使われ方から省エネするポイントが見えます
・ エネルギーの使われ方から省エネするポイントが見えます
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6・ ・ 6
・ 見える化に役立つ計測装置
・ 見える化に役立つ計測装置
2 運用改善による省エネ
2 運用改善による省エネ
・ 空調設定温度の見直し
・ 空調設定温度の見直し
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7・ ・ 7
・ 空調運転時間の見直し
・ 空調運転時間の見直し
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8・ ・ 8
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9・ ・ 9
・ 換気設備の運転時間の短縮
・ 換気設備の運転時間の短縮
・ 自動販売機の蛍光灯の消灯
・ 自動販売機の蛍光灯の消灯
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
・ ・ 10
3 設備投資による省エネ
3 設備投資による省エネ
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
・ ・ 11
・ 蛍光灯の高効率化
・ 蛍光灯の高効率化
・ スポット照明の電球を
・ スポット照明の電球を
LED LED
に更新
に更新
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
・ ・ 12
・ コンパクト型蛍光灯ダウンライトを
・ コンパクト型蛍光灯ダウンライトを
LED LED
に更新
に更新
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
・ ・ 13
・ 従来型誘導灯を
・ 従来型誘導灯を
LED LED
に更新
に更新
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
・ ・ 14
・ デマンド監視装置による最大需要電力の抑制
・ デマンド監視装置による最大需要電力の抑制
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
・ ・ 15
・ 空調設備を高効率機器に更新
・ 空調設備を高効率機器に更新
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
・ ・ 16
4 省エネ耳より情報
4 省エネ耳より情報
・ まだまだあります!いろいろな対策
・ まだまだあります!いろいろな対策
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
・ ・ 17
・ テナントビルで省エネするために
・ テナントビルで省エネするために
・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
・ ・ 18
1
1
1 見える化は省エネ、CO2削減の第一歩!
1 見える化は省エネ、CO2削減の第一歩!
エネルギー消費実態の見える化
エネルギー消費実態の見える化
建築物の省エネ化、省CO
建築物の省エネ化、省CO
2 化を進めるため、エネルギー使用量、CO
2 化を進めるため、エネルギー使用量、CO
2 排出量を把握しましょう。省エネ法の特定
2 排出量を把握しましょう。省エネ法の特定
事業者や市条例の地球温暖化対策計画書届出事業者であれば、建物のエネルギー消費量を把握して、定期的
事業者や市条例の地球温暖化対策計画書届出事業者であれば、建物のエネルギー消費量を把握して、定期的
に届け出ることが義務付けとなっています。その他の事業者についても、まずは自らの建物がどの程度エネルギ
に届け出ることが義務付けとなっています。その他の事業者についても、まずは自らの建物がどの程度エネルギ
ーを使用しているのか、CO
ーを使用しているのか、CO
2 を排出しているのか計算してみましょう。
2 を排出しているのか計算してみましょう。
床面積10,000㎡、電気使用量150
床面積10,000㎡、電気使用量150
万kWh、都市ガス使用量10
万kWh、都市ガス使用量10
万㎥のオフィスビルの場合
万㎥のオフィスビルの場合
<エネルギー換算表>
<エネルギー換算表>
エネルギーの種類
エネルギーの種類
燃
料
電
気
使用量
使用量
単位 単位
kL kL
A 重油
A 重油
燃
都市ガス13A
都市ガス13A 千 m3千 m3
料
小計 小計
GJ GJ
千kWh
昼間 昼間千kWh
一般電気
一般電気
電
事業者
事業者
夜間 夜間千kWh
千kWh
気
GJ GJ
小計 小計
合計 合計
GJ
GJ
原油換算
原油換算
kL
kL
換算係数
換算係数
数値 数値
熱量 熱量
GJ GJ
数値 数値
単位 単位
0
0
0
39.1 39.1
GJ/kLGJ/kL
4,6004,600
46.0 46.0
GJ/ 千
GJ/
m3千 m3
0
100 100
4,6004,600
1,5001,500
14,95514,955
9.97 9.97
GJ/ 千kWh
GJ/ 千kWh
0
0
9.28 9.28
GJ/ 千kWh
GJ/ 千kWh
0
2 2
床面積あたりに換算すると
床面積あたりに換算すると 50.5L/m
50.5L/m
・ 年・
0
14,95514,955
19,55519,555
505 505 0.0258
0.0258
年
kL/GJkL/GJ
【ここが大切】
【ここが大切】
★エネルギー単位を揃える
★エネルギー単位を揃える
(熱量
(熱量
J (ジュール)
J (ジュール)
又は原油換算
又は原油換算
kL) kL)
★光熱費もしっかり把握
★光熱費もしっかり把握
関係法令
関係法令
● 市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例
● 市民の健康と安全を確保する環境の保全に関する条例
(名古屋市環境保全条例)
(名古屋市環境保全条例)
地球温暖化対策計画書制度
地球温暖化対策計画書制度
・ エネルギー使用量が原油換算で
・ エネルギー使用量が原油換算で
800kL/
800kL/
年以上の事業所を対象に、
年以上の事業所を対象に、
地球温暖化対策に係る
地球温暖化対策に係る
3 年間の計画の届出、
3 年間の計画の届出、
毎年 毎年
度の実施状況の報告、
度の実施状況の報告、
計画書及び報告書の公表を義務付けている。
計画書及び報告書の公表を義務付けている。
【問い合わせ先】 名古屋市環境局環境推進課 TEL 052-972-2693
【問い合わせ先】 名古屋市環境局環境推進課 TEL 052-972-2693
● エネルギー使用の合理化に関する法律
● エネルギー使用の合理化に関する法律
(省エネ法)
(省エネ法)
工場 工場
・ 事業場に係る措置
・ 事業場に係る措置
・ 全ての事業所のエネルギー使用量合計が
・ 全ての事業所のエネルギー使用量合計が
1,500kL/
1,500kL/
年以上となる事業所を対象に、
年以上となる事業所を対象に、
エネルギー管理統括者等の選任、
エネルギー管理統括者等の選任、
毎年 毎年
度の中長期計画書及び定期報告書の提出を義務付けている。
度の中長期計画書及び定期報告書の提出を義務付けている。
【問い合わせ先】 中部経済産業局エネルギー対策課 TEL 052-951-2775
【問い合わせ先】 中部経済産業局エネルギー対策課 TEL 052-951-2775
2
2
エネルギー消費原単位の比較
エネルギー消費原単位の比較
平成19~21年度に名古屋市が実施した79施設のエネルギー使用状況実態調査によると、単位床面積当たり
平成19~21年度に名古屋市が実施した79施設のエネルギー使用状況実態調査によると、単位床面積当たり
のエネルギー消費量(原油換算値)は、以下のようになりました。
のエネルギー消費量(原油換算値)は、以下のようになりました。
導入している照明、空調などの設備は施設によって違いがあるため一概には言えませんが、こうした調査結果
導入している照明、空調などの設備は施設によって違いがあるため一概には言えませんが、こうした調査結果
を参考にしていただき、貴施設のエネルギー使用状況と省エネの余地がどの程度なのか、まずは、大まかに把握
を参考にしていただき、貴施設のエネルギー使用状況と省エネの余地がどの程度なのか、まずは、大まかに把握
し、同じ業態同士で比較してみてください。
し、同じ業態同士で比較してみてください。
エネルギー消費原単位
エネルギー消費原単位
スーパーマーケット
スーパーマーケット
L
L
m2・年 m2・年
500 500
400
コンビニエンスストア
コンビニエンスストア
L 2 L 2
(面積当たり)
(面積当たり)
m ・年 m ・年
500 500
最小 最小
199 L199
m2・年L m2・年
平均 平均
400 400
L m2・年 L m2・年
原単位:143
原単位:143
2
2
延床面積:3,985m
延床面積:3,985m
300 300
400
最小 最小
2・年L m2・年
96 L m96
その他の店舗
その他の店舗
L 2 L 2
(面積当たり)
(面積当たり)
m ・年 m ・年
500 500
平均 平均
L m2・年 L m2・年
原単位:299
原単位:299
2
2
400
延床面積:178m
延床面積:178m
400
300
300
300
300
200
200
200
200
200
200
100
100
100
100
100
100
0
0
A B AC BD CE DF EG FH G I HJ I K J K
店 店店
店店
店 店店 店店 店
店店
店店
店店
店 店店 店 店
0
0
A B AC B D C E D F E G F H G I H J I
J
店 店 店店 店店 店店 店店 店店 店店 店店 店店 店 店
0
(面積当たり)
(面積当たり)
0
A B A BA B A BA B A BA B A B
店 店店 店
店 店 店 店店 店 店 店
店 店店 店
ドラッグ ドラッグホーム ホーム 家電 家電レストランレストラン
ストア ストアセンターセンター量販店 量販店
(中華) (中華)
病院病院
・ 老人ホーム
・ 老人ホーム
L
L
m2・年 m2・年
平均 平均
2・年
2・年
原単位:65L/m
原単位:65L/m
2
2
延床面積:5,879m
延床面積:5,879m
最小 最小
90
2・年L/m2・年
9053 L/m53
80
80
70
70
60
60
50
50
40
40
30
20
10
0
オフィスビル
オフィスビル
L
(面積当たり)
(面積当たり)
※店舗がある場合、
※店舗がある場合、
L
原単位は高めになります。
m2・年 m2 原単位は高めになります。
・年
80
80
70
70
60
60
50
50
40
30
40
平均 平均
2・年
2・年
原単位:55L/m
原単位:55L/m
2
2 30
延床面積:4,965m
延床面積:4,965m
20
20
20
10
10
10
病
院
1
最小 最小
2・年L/m2・年
47 L/m47
0
病病
院院
21
病病
院院
32
病病
院院
43
病
院
4
老
ホ
1
老老 老老 老老
ホホ ホホ ホホ
21 32 43
0
老
ホ
4
ホテル
ホテル
(面積当たり)
(面積当たり)
最小 最小
2・年L/m2・年
28 L/m28
平均 平均
2・年
2・年
原単位:43L/m
原単位:43L/m
2
2
延床面積:8,443m
延床面積:8,443m
30
ビ
1
0
ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビビ ビビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ
2 1 3 2 4 3 5 4 6 5 7 6 8 7 9 810 9 1110121113121413151416151716 17
教育施設
教育施設
文化施設
文化施設
スポーツ施設
スポーツ施設
L/㎡・年L/㎡・年
250
250
200
200
150
150
100
100
50
0
3
3
平均 平均
原単位:47L/㎡・年
原単位:47L/㎡・年
延床面積:1,484㎡
延床面積:1,484㎡
平均 平均
原単位:62L/㎡・年
原単位:62L/㎡・年
延床面積:6,428㎡
延床面積:6,428㎡
最小 最小
2・年L/m2・年
43 L/m43
最小 最小
2・年L/m2・年
48 L/m48
平均 平均
原単位:22L/㎡・年
原単位:22L/㎡・年
延床面積:5,015㎡
延床面積:5,015㎡
最小 最小
2・年L/m2・年
15 L/m15
50
1
0
最小 最小
2・年L/m2・年
78 L/m78
平均 平均
原単位:125L/㎡・年
原単位:125L/㎡・年
延床面積:3,932㎡
延床面積:3,932㎡
21
32
43
54
65
76
87
98 109
10
1
21
2
1
21
32
43
54
65
76
87
8
1
21
32
43
54
5
エネルギー消費の傾向
エネルギー消費の傾向
貴施設では、どのような用途でエネルギーが多く消費されているのか傾向を知り、省エネ対策を進めてくださ
貴施設では、どのような用途でエネルギーが多く消費されているのか傾向を知り、省エネ対策を進めてくださ
い。 い。
エネルギー消費割合
エネルギー消費割合
スーパーマーケット
スーパーマーケット
動力 2
動力
%
コンビニエンスストア
コンビニエンスストア
その他その他
3%
2%
3%
コンセント
コンセント
その他その他
11% 11%
15% 15%
照明 照明
照明 照明
冷凍冷蔵
冷凍冷蔵
ショーケース
ショーケース
13% 13%
53% 53%
空調 空調
冷凍冷蔵
冷凍冷蔵
ショーケース
ショーケース
16% 16%
空調 空調
18% 18%
58% 58%
11% 11%
(平成19年度
(平成19年度
名古屋市実施「店舗のエネルギー使用状況実態調査」をもとに試算)
名古屋市実施「店舗のエネルギー使用状況実態調査」をもとに試算)
病 院
病 院
オフィスビル
オフィスビル
その他その他
5.1% 5.1%
8.6% 8.6%
動力 動力
11.0%11.0%
その他その他
動力 動力
6.0% 6.0%
熱源 熱源
熱源 熱源
31.1%31.1%
32.0%32.0%
照明・コンセント
照明・コンセント
21.0%21.0%
照明・コンセント
照明・コンセント
熱搬送熱搬送
熱搬送熱搬送
給湯 給湯12.0%
12.0%
42.4%42.4% 12.0%12.0%
18.0%18.0%
給湯 給湯
0.8% 0.8%
(出典:(財)省エネルギーセンター「病院の省エネルギ―ポイント2005.2」)
(出典:(財)省エネルギーセンター「病院の省エネルギ―ポイント2005.2」)
ホテル
ホテル
動力 動力
6% 6%
(出典:(財)省エネルギーセンター「オフィスビルの省エネルギ―2009.3」)
(出典:(財)省エネルギーセンター「オフィスビルの省エネルギ―2009.3」)
文化施設
文化施設
教育施設
教育施設
その他その他
その他その他
3% 3%
8% 8%
その他その他
14% 14%
照明・照明・
コンセント
コンセント
熱源 熱源
舞台照明
舞台照明
熱搬送熱搬送
給湯 給湯
10% 10%
20% 20%
7% 7%
熱源 熱源
31% 31%
23% 23%
その他その他
動力 動力
熱源 熱源
27% 27%
34% 34%
4% 4%
動力 動力
スポーツ施設
スポーツ施設
熱源 熱源
照明・照明・
コンセント
コンセント
熱搬送熱搬送
照明・照明・
15% 15%
コンセント
コンセント
17% 17%
18% 18%
熱搬送熱搬送
17% 17%
7% 7%
41% 41%
照明・照明・
給湯 給湯
コンセント
コンセント
35% 35%
熱搬送熱搬送
26% 26%
25% 25%
12% 12%
(平成21年度
(平成21年度
名古屋市実施「エネルギー使用状況実態調査」をもとに試算)
名古屋市実施「エネルギー使用状況実態調査」をもとに試算)
円グラフ内訳説明
円グラフ内訳説明
エネルギー消費先区分
エネルギー消費先区分
項 目項 目
熱 源熱 源
熱搬送熱搬送
細 目細 目
主なエネルギー消費機器
主なエネルギー消費機器
熱源本体
熱源本体
冷凍機、冷温水機、ボイラ、GHP・EHP(室外機)
冷凍機、冷温水機、ボイラ、GHP・EHP(室外機)
補 機補 機冷却水ポンプ、冷却塔、冷温水1次ポンプ
冷却水ポンプ、冷却塔、冷温水1次ポンプ
エネルギー消費先区分
エネルギー消費先区分
項 目項 目
主なエネルギー消費機器
主なエネルギー消費機器
照明 照明 照明器具
照明器具
照明・コンセント
照明・コンセント
事務機器
コンセント
コンセント 事務機器
水 搬水
送搬 送
冷温水2次ポンプ
冷温水2次ポンプ
空気搬送
空気搬送
空調機、ファンコイルユニット、GHP・EHP(室内機)
空調機、ファンコイルユニット、GHP・EHP(室内機)
細 目細 目
駐車場ファン
換 気換 気 駐車場ファン
動力 動力
給 湯給 湯 熱源本体
熱源本体
ボイラ、循環ポンプ、電気温水器
ボイラ、循環ポンプ、電気温水器
揚水ポンプ
給排水給排水 揚水ポンプ
エレベータ、エスカレータ
昇降機昇降機 エレベータ、エスカレータ
その他その他
トランス、厨房機器
その他その他 トランス、厨房機器
4
4
エネルギーの使われ方から省エネするポイントが見えます
エネルギーの使われ方から省エネするポイントが見えます
省エネルギーを進める上で重要なことは、
省エネルギーを進める上で重要なことは、
現状を把握することです。
現状を把握することです。
施設のエネルギーがいつ、
施設のエネルギーがいつ、
どこで、
どこで、
ど ど
れだけ使われているかを把握すること
れだけ使われているかを把握すること
(エネルギー使用実態の見える化)
(エネルギー使用実態の見える化)
から対策を立てるべき案件が見えて
から対策を立てるべき案件が見えて
きます。
きます。
下図はある施設における一日の電気の使われ方を
下図はある施設における一日の電気の使われ方を
「見える化」
「見える化」
したものです。
したものです。
計測装置を設置すると、
計測装置を設置すると、
空 空
調や照明などの用途ごとにエネルギー使用状況の把握が可能となり、
調や照明などの用途ごとにエネルギー使用状況の把握が可能となり、
省エネするポイントが見えてきます。
省エネするポイントが見えてきます。
日負荷グラフ
日負荷グラフ
250.0250.0
4
3
200.0200.0
2
ピーク時間帯の空調温度など
4 ピーク時間帯の空調温度など
5
昼休み中の
昼休み中の
3 照明及び空調
照明及び空調
夕方点灯する屋外灯や
夕方点灯する屋外灯や
5 看板灯の照明
看板灯の照明
6
始業前の
始業前の
2 照明及び空調
照明及び空調
就業後の
就業後の
6 照明及びOA機器
照明及びOA機器
150.0150.0
100.0100.0
1 深夜の不要電力
1 深夜の不要電力
1 深夜の不要電力
1 深夜の不要電力
50.0 50.0
電力量
電力量
(kWh)
(kWh) 0
0
時間時間
0 10 21 32 43 54 65 76 87 98 109 11
1012
1113
1214
1315
14 16
1517
1618
1719
18 20
19 21
20222123
22 23
各時間帯のチェックポイント事例
各時間帯のチェックポイント事例
No No
チェック項目
チェック項目
深夜の不要電力
1 1 深夜の不要電力
5
5
内 容
内 容
OA機器、
OA機器、
看板灯などで停止できるものはありませんか?
看板灯などで停止できるものはありませんか?
2
始業前の照明及び空調
2 始業前の照明及び空調
早い時間から使っていませんか?
早い時間から使っていませんか?
3
昼休み中の照明及び空調
3 昼休み中の照明及び空調
もっと消せるものはありませんか?
もっと消せるものはありませんか?
4
ピーク時間帯の空調温度など
4 ピーク時間帯の空調温度など
冷暖房温度をもう1℃上げ下げできませんか?
冷暖房温度をもう1℃上げ下げできませんか?
5
夕方点灯する屋外灯や看板灯の照明
5 夕方点灯する屋外灯や看板灯の照明
タイマーの設定時間は適正ですか?
タイマーの設定時間は適正ですか?
6
就業後の照明及びOA機器
6 就業後の照明及びOA機器
無人エリアでつけっぱなしのものはありませんか?
無人エリアでつけっぱなしのものはありませんか?
見える化に役立つ計測装置
見える化に役立つ計測装置
計測装置は簡易なものから高度なものまで、
計測装置は簡易なものから高度なものまで、
様々なものが市販されています。
様々なものが市販されています。
用途に合わせてこうした装置を上手に活用し、
用途に合わせてこうした装置を上手に活用し、
エネルギー使用量の
エネルギー使用量の
「見える化」
「見える化」
を図りましょう!
を図りましょう!
価格価格
安
安
計測装置
計測装置
価格価格
特長特長
・ 使い方など
・ 使い方など
●コンセントに挿すだけでパソコンなどの機器の消費電力が簡単に計測
●コンセントに挿すだけでパソコンなどの機器の消費電力が簡単に計測
小型消費電力計
小型消費電力計
できます。
できます。
●簡易型から多機能型までいろいろな製品があり、
●簡易型から多機能型までいろいろな製品があり、
製品によって電圧、
製品によって電圧、
3 千円~
3 千円~
3 万円程度
3 万円程度
電力、電力、
力率などの測定も可能です。
力率などの測定も可能です。
●計測目的に応じて製品を選択しましょう。
●計測目的に応じて製品を選択しましょう。
●複数の電気回路を同時に計測できます。
●複数の電気回路を同時に計測できます。
(単回路用もあります)
(単回路用もあります)
簡易エネルギー
簡易エネルギー
モニター装置
モニター装置
●表示装置にて現場で確認が出来るだけでなく、
●表示装置にて現場で確認が出来るだけでなく、
データの保存が可能
データの保存が可能
ですのでエネルギーの分析が容易です。
ですのでエネルギーの分析が容易です。
計測系統
計測系統
パソコン
パソコン
16 万円~
16 万円~
(工事費込み)
(工事費込み)
表示装置
表示装置
メモリーカード
メモリーカード
モニター装置本体
モニター装置本体
●受電設備内に設置し、
●受電設備内に設置し、
建物全体の計測を行ないます。
建物全体の計測を行ないます。
●最大需要電力を監視
●最大需要電力を監視
・ 低減することによって基本料金を削減します。
・ 低減することによって基本料金を削減します。
デマンド監視装置
デマンド監視装置
※エネルギーモニター機能を含んだ機種もあります。
※エネルギーモニター機能を含んだ機種もあります。
20 万円~
20 万円~
(工事費込み)
(工事費込み)
電力量料金
電力量料金
基本料金
= 契約電力で決定
=基本料金
+ +使用した使用した
契約電力で決定
電気料金
電気料金
電力量に課金
電力量に課金
それまでの契約電力
それまでの契約電力
デマンド値が契約電力を超過
デマンド値が契約電力を超過
デ
マ
ン
ド
値
デ
マ
ン
ド
値
(kW)
(kW)
12
カ
月
前
高
高
デマンドコントロール装置で管理すると
デマンドコントロール装置で管理すると
11
カ
月
前
12
10
カ
月
前
11
9
カ
月
前
10
8 79 68 57 46 35 24 13
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ
月 月
月 月
月 月
月 月
月 月
月 月
月 月
月
前 前
前 前
前 前
前 前
前 前
前 前
前 前
前
当月を含む過去1年間
当月を含む過去1年間
当
2
月
カ
月
前
超過した超過した
デマンド値が
デマンド値が
契約電力に…
契約電力に…
低減後の契約電力
低減後の契約電力
1 当
カ 月
月
前
デマンド監視装置は、デマンド(最
デマンド監視装置は、デマンド(最
大需要電力)を監視・低減すること
大需要電力)を監視・低減すること
により、基本料金を削減します。
により、基本料金を削減します。
※機種によってはリースも可能ですので検討してみてください。
※機種によってはリースも可能ですので検討してみてください。
6
6
2 運用改善による省エネ
2 運用改善による省エネ
運用改善による対策例をいくつか紹介します。
こうした例を参考にして、
自らの事業所で省エネの余地はな
運用改善による対策例をいくつか紹介します。
こうした例を参考にして、
自らの事業所で省エネの余地はな
いか設備担当者等とともに検討してみてください。
いか設備担当者等とともに検討してみてください。
空調設定温度の見直し
空調設定温度の見直し
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
空調の設定温度が適切に管理されていない施設で効果が期待できます。
空調の設定温度が適切に管理されていない施設で効果が期待できます。
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
室温は一般的に
「冷房時
28℃、
暖房時
20℃」
が目安とされています。
職員職員
室温は一般的に
「冷房時
28℃、
暖房時
20℃」
が目安とされています。
や施設利用者の反応を伺いながら、
CO2 CO
や施設利用者の反応を伺いながら、
削減の協力を
PR するなど、
現状より
1 1
2 削減の協力を
PR するなど、
現状より
℃程度緩和することは可能と思われます。
「夏の設定温度を
1℃上げ、
冬の設定
℃程度緩和することは可能と思われます。
「夏の設定温度を
1℃上げ、
冬の設定
温度を
1℃下げると熱源のエネルギーを夏、
冬それぞれ
10%削減できる」
といわ
温度を
1℃下げると熱源のエネルギーを夏、
冬それぞれ
10%削減できる」
といわ
れています。
れています。
平成平成
20 年度に病院・オフィスビルで実施した調査をもとに試算した削減効果
20 年度に病院・オフィスビルで実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減率
エネルギー削減率
0.8%
0.8%
◎ビル
◎ビル 3%
3%
◎病院
◎病院
エネルギー削減量
エネルギー削減量
◎病院
◎病院
2,400
m3 m3
2,400
年間
ビル 年間
ビル
◎ビル
◎ビル
48,000
kWhkWh
48,000
※病院の場合、従業員スペースのみ
※病院の場合、従業員スペースのみ
実施で試算
実施で試算
年間 年間
削減費用
削減費用
投資の必要は
投資の必要は
ありません
ありません
0 円0 円
◎病院
◎病院
2222
万円万円
年間 年間
◎ビル
◎ビル
7272
万円万円
年間 年間
原油換算量
原油換算量
◎病院
◎病院
3 3kL
年間 年間kL
◎ビル
◎ビル
1212
kL kL
年間 年間
CO2CO
削減量
2削減量
◎病院
◎病院
6 6
年間 年間トン トン
◎ビル
◎ビル
2323
トン トン
年間 年間
2
2
: 6,000m
: 6,000m
病院 病院
2
2
ビル ビル
: 10,000m
: 10,000m
病院 病院
: 350kL
: 350kL
年間全エネルギー
年間全エネルギー
(原油換算)
使用量
使用量
(原油換算)
ビル ビル
: 450kL
: 450kL
3
3
試算条件
試算条件
: 80,000m
: 80,000m
年間空調用エネ
年間空調用エネ病院 病院
ルギー使用量
ルギー使用量 ビル ビル
: 480,000kWh
: 480,000kWh
省エネ率
: 10%
省エネ率
: 10%
原油換算係数
原油換算係数
: 0.000252kL/kWh
(電気)(電気): 0.000252kL/kWh
3
3
: 0.00119kL/m
: 0.00119kL/m
原油換算係数
(都市ガス)
原油換算係数
(都市ガス)
電力単価
: 15円/kWh
電力単価
: 15円/kWh
3
3
都市ガス単価
: 90円/m
都市ガス単価
: 90円/m
排出係数
排出係数
(電気)(電気)
: 0.000470t-CO
2/kWh
: 0.000470t-CO
2/kWh
3
3
病院は中央方式(吸収式冷温水発生機)を、ビルは個別方式(EHP
注) 病院は中央方式(吸収式冷温水発生機)を、ビルは個別方式(EHP
: 0.00233t-CO
排出係数
(都市ガス)
2/m 2/m
排出係数
(都市ガス) : 0.00233t-CO
床面積
床面積
注)
パッケージエアコン)を想定しています。
パッケージエアコン)を想定しています。
注) 病院は設定温度の緩和は従業員スペースのみとして試算
注) 病院は設定温度の緩和は従業員スペースのみとして試算
(全体の30%と想定)
(全体の30%と想定)
3
3
3
病院 病院
: 80,000m
: 80,000m
×30%×10%
= 2,400m
/年 3/年
×30%×10%
= 2,400m
削減エネルギー量
削減エネルギー量
ビル ビル
: 480,000kWh×10%
= 48,000kWh/年
: 480,000kWh×10%
= 48,000kWh/年
3
3
3
3
病院 病院
: 2,400m
: 2,400m
/年×0.00119kL/m
= 2.9kL/年
/年×0.00119kL/m
= 2.9kL/年
原油換算量
原油換算量
ビル ビル
: 48,000kWh/年×0.000252kL/kWh
= 12.1kL/年
: 48,000kWh/年×0.000252kL/kWh
= 12.1kL/年
効果試算
効果試算
3
3
3
3
病院 病院
: 2,400m
: 2,400m
/年×90円/m
= 216,000円/年
/年×90円/m
= 216,000円/年
削減費用
削減費用
ビル ビル
: 48,000kWh/年×15円/kWh
= 720,000円/年
: 48,000kWh/年×15円/kWh
= 720,000円/年
3
3
3
3
病院 病院
: 2,400m
: 2,400m
/年×0.00233t-CO
2/m 2
=/m
5.6t-CO
2/年 2/年
/年×0.00233t-CO
= 5.6t-CO
CO2削減量
CO2削減量
ビル ビル
: 48,000kWh/年×0.000470t-CO
: 48,000kWh/年×0.000470t-CO
2/kWh
= 22.6t-CO
2/年 2/年
2/kWh
= 22.6t-CO
7
7
空調運転時間の見直し
空調運転時間の見直し
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
就業・営業時間中、目一杯空調を運転している施設での実施が期
就業・営業時間中、目一杯空調を運転している施設での実施が期
待できます。
待できます。
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
空調機の運転時間が就業・営業時間とほとんど同じとなっている場合、終
空調機の運転時間が就業・営業時間とほとんど同じとなっている場合、終
業・閉店時間の30分から1時間程度前から空調を停止することにより、省エ
業・閉店時間の30分から1時間程度前から空調を停止することにより、省エ
ネを図ります。
ネを図ります。
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
1時間短縮
1時間短縮
平成平成
19 年度に店舗で実施した調査をもとに試算した削減効果
19 年度に店舗で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
エネルギー削減量
原油換算量
原油換算量
15,000
kWhkWh
15,000
年間 年間
(食品スーパーの電力2.7日分)
(食品スーパーの電力2.7日分)
4 4kL
年間 年間kL
削減費用
削減費用
2323
万円万円
年間 年間
CO2CO
削減量
2削減量
7 7
年間 年間トン トン
( ( ) )
ドラム缶
ドラム缶
20本分
20本分
投資の必要は
投資の必要は
ありません
ありません
エネルギー削減率
エネルギー削減率
0.8%
0.8%
0円0円
※建物全体の消費エネルギー割合
※建物全体の消費エネルギー割合
業態(想定施設)
業態(想定施設) : 食品スーパー
: 食品スーパー
床面積
床面積
: 4,000㎡
: 4,000㎡
試算条件
試算条件
年間全エネルギー
年間全エネルギー
(原油換算)
(原油換算)
: 516kL/年
: 516kL/年
使用量
使用量
省エネ率
省エネ率
原油換算係数
原油換算係数 : 0.000257kL/kWh
: 0.000257kL/kWh
電力単価
〔19,602GJ/年
(熱量換算値)
〕
〔19,602GJ/年
(熱量換算値)
〕 電力単価
年間空調機電力使用量
年間空調機電力使用量
: 300,000kWh
: 300,000kWh
排出係数
排出係数
削減電力量
削減電力量
: 300,000kWh×5%
= 15,000kWh/年
: 300,000kWh×5%
= 15,000kWh/年
原油換算値
原油換算値
: 15,000kWh/年×0.000257kL/kWh
= 3.9kL/年
: 15,000kWh/年×0.000257kL/kWh
= 3.9kL/年
削減費用
削減費用
効果試算
効果試算
CO2削減量
CO2削減量
: 5%: 5%
: 15円/kWh
: 15円/kWh
: 0.000424t-CO
2/kWh
: 0.000424t-CO
2/kWh
: 15,000kWh/年×15円/kWh
= 225,000円/年
: 15,000kWh/年×15円/kWh
= 225,000円/年
2/kWh
= 6.8=t-CO
/年 2/年
2/kWh
6.8 2t-CO
: 15,000kWh/年×0.000452t-CO
: 15,000kWh/年×0.000452t-CO
:3.9kL÷516kL/年=0.008
:3.9kL÷516kL/年=0.008
エネルギー削減率
エネルギー削減率
8
8
換気設備の運転時間の短縮
◎効果が期待できる条件
施設の換気設備が常時稼動している場合に効果が期待できます。
◎省エネ対策の概要
せっかく
温度調整した空気を
なるべく逃がさない
夏のイメージ
ビル管法の室内環境基準(CO2濃度1000ppm以下)を維持するた
めに、機械換気設備が設けられていますが、時間帯によって出入口
空調室内機
冷えた空気が
外に出る
等から多くの外気流入がある場合には必要換気量は変動します。
外気は空調負荷の大きな割合(最大で20%程度)を占めるため、換
気設備の運転時間を短縮(タイマーにより1時間に15分程度休止)し
空調及び換気電力の削減を図ります。
なお、空調運転中は隙間風等の不要な外気流入は可能な限り抑
温かい空気を
取り込む
制することが重要です。
備 考
*3000m2以上の店舗では定期的なCO2濃度計測が義務付けられています。
*CO2濃度の計測記録により換気量を調整します。
*建築基準法では、シックハウス対策としてすべての居室に換気設備の設置が義務付けられています。
平成 19 年度に店舗で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
年間
原油換算量
24,000kWh
年間
6kL
(
(食品スーパーの電力4.4日分)
削減費用
ドラム缶
30本分
年間
CO2削減量
37万円
年間
11トン
)
投資の必要は
ありません
エネルギー削減率
1.2%
※建物全体の消費エネルギー割合
試算条件
業 態
延床面積
年間全エネルギー
使用量
年間空調機電力使用量
排気ファン容量
効 率
平均負荷率
: 食品スーパー
: 4,000m2
: 516kL/年(原油換算)
〔19,602GJ/年(熱量換算値)〕
: 300,000kWh
: 計10kW
: 80%
: 75%
短縮時間
: 11h/日×365日/年×25%
(運転停止削減率)
原油換算係数
: 0.000257kL/kWh
電力単価
: 15円/kWh
排出係数
: 0.000452 t-CO2/kWh
外気負荷割合
: 20%
外気量削減率
: 25%(運転停止削減率)
削減電力量 ファン削減電力量
: 10kW÷0.8×0.75×11h×365日×25%=9,410kWh
熱源エネルギー削減量 : 300,000kWh×20%×25%=15,000kWh
効果試算
原油換算量
: 24,410kWh/年×0.000257kL/kWh = 6.3kL/年
削減費用
: 24,410kWh/年×15円/kWh = 366,150円/年
CO2削減量
: 24,410kWh/年×0.000452t-CO2/kWh = 11.0 t-CO2/年
:6.3kL÷516kL=0.012
エネルギー削減率
9
0円
自動販売機内蛍光灯の消灯
◎効果が期待できる条件
明るい場所に設置してあり、 商品がよく見える自動販売機で効果があります。
◎省エネ対策の概要
自動販売機周囲の蛍光灯の明かりで商品の判別ができる場合、 自動販売機の
蛍光灯照明は不要な場合があります。 このような場合には蛍光灯を消灯すること
により省エネルギーが図れます。
「消灯でも販売中」
という PR ステッカー
照明を消灯している自動販売機
注) 照明の消灯操作は、自動販売機オペレータ(商品納入業者)に依頼をしてください。
平成 21 年度に教育施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
年間
3,400kWh
原油換算量
年間
削減費用
0.9kL
年間
CO2削減量
5万円
エネルギー削減率
0.9%
年間
1.4トン
投資の必要は
ありません
0円
※建物全体の消費エネルギー割合
試算条件
効果試算
業態(想定施設)
: 教育施設
床面積
: 5,000㎡
年間全エネルギー
使用量
: 100kL/年(原油換算)
〔3,876GJ/年(熱量換算値)〕
電力単価
: 15円/kWh
自販機設置台数
: 3台
排出係数(電気)
: 0.000424t-CO2/kWh
削減電力量
: 1,121kWh/台・年×3台=3,363kWh/年
原油換算値
: 3,363kWh/年×0.000257kL/kWh=0.9kL/年
削減費用
: 3,363kWh/年×15円/kWh=50,445円/年
CO2削減量
: 3,363kWh/年×0.000424t-CO2/kWh=1.4t-CO2/年
エネルギー削減率
: 0.9kL÷100kL=0.009
自販機照明の
年間消費電力量
: 32W×4灯×24時間×365日÷1000
=1,121kWh/台・年
原油換算係数(電気) : 0.000257kL/kWh
10
3 設備投資による省エネ
3 設備投資による省エネ
設備投資による対策例をいくつか紹介します。
設備投資による対策例をいくつか紹介します。
初期投資額と削減コストの関係で比較的投資効率のよい対策から、
初期投資額と削減コストの関係で比較的投資効率のよい対策から、
老 老
朽化などにより設備更新が必要な時に行う対策まで、
朽化などにより設備更新が必要な時に行う対策まで、
事業所の実情に応じて検討してみてください。
事業所の実情に応じて検討してみてください。
蛍光灯の高効率化
蛍光灯の高効率化
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
旧タイプの蛍光灯照明器具を使用している施設で効果があります。
旧タイプの蛍光灯照明器具を使用している施設で効果があります。
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
器具が劣化していない場合は、
器具が劣化していない場合は、
器具内にある安定器のみを電子式安定
器具内にある安定器のみを電子式安定
銅鉄型安定器
銅鉄型安定器
電子式安定器
電子式安定器
旧型安定器から電子式安定器へ取替え
旧型安定器から電子式安定器へ取替え
器に交換すればイニシャルコストが削減できます。
器に交換すればイニシャルコストが削減できます。
安定器を交換することに
安定器を交換することに 【消費電力の比較~40形×2灯の場合~】
【消費電力の比較~40形×2灯の場合~】
より、より、
安定器からの発熱も低減でき、
安定器からの発熱も低減でき、
空調負荷の低減につながります。
空調負荷の低減につながります。 ●銅鉄型安定器
●銅鉄型安定器
: 85W
: 85W
24%の
●電子式安定器
●電子式安定器
: 65W
: 65W 24%の
また、
また、
安定器の寿命は8年と言われています。
安定器の寿命は8年と言われています。
保全の観点からも銅鉄型
保全の観点からも銅鉄型 (Hfインバータ)
(Hfインバータ)
省エネ
省エネ
安定器は電子式安定器に交換し、
安定器は電子式安定器に交換し、
省エネルギーを図ります。
省エネルギーを図ります。
※機種によっては、Hf蛍光灯以外も使用可能
※機種によっては、Hf蛍光灯以外も使用可能
平成平成
20 年度に病院・オフィスビルで実施した調査をもとに試算した削減効果
20 年度に病院・オフィスビルで実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
エネルギー削減量
◎病院
◎病院
原油換算量
原油換算量
◎病院
◎病院
5,500
5,500
kWhkWh
ビル 年間
ビル
年間
◎ビル
◎ビル
1 1kL
年間 年間kL
◎ビル
◎ビル
10,000
10,000
kWhkWh
年間 年間
3 3kL
年間 年間kL
エネルギー削減率
エネルギー削減率
0.4%
0.4%
◎ビル
◎ビル 0.6%
0.6%
削減費用
削減費用
◎病院
◎病院
8 8
年間 年間万円
万円
◎ビル
◎ビル
1515
万円万円
年間 年間
必要な投資額
必要な投資額
◎病院
◎病院
4545
万円万円
◎病院
◎病院
年間 年間
◎ビル
◎ビル
※全体の1割を取り替えた場合の試算
※全体の1割を取り替えた場合の試算
: 6,000㎡
: 6,000㎡
病院 病院
: 10,000㎡
: 10,000㎡
ビル ビル
: 350kL
: 350kL
病院 病院
年間全エネルギー
年間全エネルギー
(原油換算)
(原油換算)
使用量
使用量
: 450kL
: 450kL
ビル ビル
試算条件
試算条件
: 40W×2灯用
: 40W×2灯用
50台 50台
病院 病院
蛍光灯台数
蛍光灯台数
: 40W×2灯用
: 40W×2灯用
150台
150台
ビル ビル
床面積
床面積
※全体の1割を取り替えるものとします
※全体の1割を取り替えるものとします
削減電力量
削減電力量
原油換算量
原油換算量
削減費用
削減費用
効果試算
効果試算
CO2削減量
CO2削減量
投資回収年
投資回収年
11
11
135
135
万円万円
年間 年間
CO2CO
削減量
2削減量
◎病院
◎病院
3 3
年間 年間トン トン
◎ビル
◎ビル
5 5
年間 年間トン トン
投資回収年
投資回収年
◎病院
◎病院
6 6年
年間 年間年
◎ビル
◎ビル
9 9年
年間 年間年
: 銅鉄型安定器
: 銅鉄型安定器
85W 85W
: 電子式安定器
: 電子式安定器
65W 65W
点灯時間
点灯時間
(病院)(病院)
: 365日/年×15h/日
: 365日/年×15h/日
= 5,475h/年
= 5,475h/年
点灯時間
点灯時間
(ビル) (ビル)
: 264日/年×13h/日
: 264日/年×13h/日
= 3,432h/年
= 3,432h/年
原油換算係数
原油換算係数
: 0.000252kL/kWh
: 0.000252kL/kWh
電力単価
電力単価 : 15円/kWh
: 15円/kWh
排出係数
排出係数 : 0.000470t-CO
: 0.000470t-CO
2/kWh
2/kWh
消費電力
消費電力
病院 病院
: (0.085kW-0.065kW)×50台×5,475h/年
: (0.085kW-0.065kW)×50台×5,475h/年
= 5,475kWh/年
= 5,475kWh/年
ビル ビル
: (0.085kW-0.065kW)×150台×3,432h/年
: (0.085kW-0.065kW)×150台×3,432h/年
= 10,296kWh/年
= 10,296kWh/年
病院 病院
: 5,475kWh/年×0.000252kL/kWh
: 5,475kWh/年×0.000252kL/kWh
= 1.4kL/年
= 1.4kL/年
ビル ビル
: 10,296kWh/年×0.000252kL/kWh
: 10,296kWh/年×0.000252kL/kWh
= 2.6kL/年
= 2.6kL/年
病院 病院
: 5,475kWh/年×15円/kWh
: 5,475kWh/年×15円/kWh
= 82,125円/年
= 82,125円/年
ビル ビル
: 10,296kWh/年×15円/kWh
: 10,296kWh/年×15円/kWh
= 154,440円/年
= 154,440円/年
病院 病院
: 5,475kWh/年×0.000470t-CO
: 5,475kWh/年×0.000470t-CO
2/kWh
2/kWh
= 2.6t-CO
= 2.6t-CO
2/年 2/年
ビル ビル
: 10,296kWh/年×0.000470t-CO
: 10,296kWh/年×0.000470t-CO
2/kWh
2/kWh
= 4.8t-CO
= 4.8t-CO
2/年 2/年
病院 病院
: 450,000円÷82,125円/年
: 450,000円÷82,125円/年
= 5.5年
= 5.5年
ビル ビル
: 1,350,000円÷154,440円/年
: 1,350,000円÷154,440円/年
= 8.7年
= 8.7年
LED照明器具に関する情報
LED照明器具に関する情報
LED LED
とは、とは、
電流を流すと発光する半導体の一種で、
電流を流すと発光する半導体の一種で、
LightLight
Emitting
Emitting
DiodeDiode
(光を出すダイオード)
(光を出すダイオード)
の略称です。
の略称です。
①長寿命 ②少電力 ③高輝度 ④小型・軽量 といった特長があり、
①長寿命 ②少電力 ③高輝度 ④小型・軽量 といった特長があり、
次世代照明として、
次世代照明として、
大いに期待されています。
大いに期待されています。
ここでは、
ここでは、
LED 照明に関する情報をまとめています。
LED 照明に関する情報をまとめています。
イニシャル+ランニングコスト比較
イニシャル+ランニングコスト比較
例えば…
例えば…
白熱電球をLED電球に交換するとこんなにお得です。
白熱電球をLED電球に交換するとこんなにお得です。
(万円) (万円)
250
250
200
〔計算条件〕
〔計算条件〕
◎電 ◎電
力 単力価単 15円/kWh
価 15円/kWh
150
3,000時間
3,000時間
◎年間点灯時間
◎年間点灯時間
100灯(E26口金)
◎灯 数
◎灯 数 100灯(E26口金)
100
: 150円、
: 150円、
LED電球
LED電球
: 3,800円
: 3,800円
◎単 価
◎単 価 白熱球白熱球
50
: 40W、
: 40W、
LED電球
LED電球
: 4W : 4W
◎消 費
◎消電費力電 白熱球
力 白熱球
: 1,000時間、
: 1,000時間、
LED電球
LED電球
: 40,000時間
: 40,000時間
◎ラ ン◎ラ
プ寿
ン命
プ 寿白熱球
命 白熱球
白熱球(40W)
白熱球(40W)
LED電球(40W相当)
LED電球(40W相当)
10年後には
10年後には
約140万円も
約140万円も
節約可能
節約可能
200
150約2年で
約2年で
投資回収
投資回収
100
50
0
0
1年 2年
1年 3年
2年 4年
3年 5年
4年 6年
5年 7年
6年 8年
7年 9年
8年 10年
9年
イニシャル
イニシャル
(年) (年)
10年
スポット照明の電球をLED電球に更新
スポット照明の電球をLED電球に更新
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
客室スポットライト
客室スポットライト
(入口ダウンライト)
(入口ダウンライト)
消費電力の大きい白熱電球を使用している場合に効果が期待できます。
消費電力の大きい白熱電球を使用している場合に効果が期待できます。
備考 :備考
電球のみの交換を
: 電球のみの交換を
想定していますが、器具の
想定していますが、器具の
形状によっては器具交換が
形状によっては器具交換が
必要な場合もあります。
必要な場合もあります。
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
ホテル客室の入口スポット用の白熱電球を
ホテル客室の入口スポット用の白熱電球を
LED 電球に交換することで大
LED 電球に交換することで大
幅な省エネ
幅な省エネ
・ CO・2 削減が図れます。
CO2 削減が図れます。
エネルギー
エネルギー
1.0%
1.0%
削減率
削減率
◎投資回収
◎投資回収
3年少々で回収できます。
3年少々で回収できます。
(年間点灯時間約
(年間点灯時間約
2,0002,000
時間の場合)
時間の場合)
※建物全体の消費エネルギー割合
※建物全体の消費エネルギー割合
平成平成
21 年度にホテルで実施した調査をもとに試算した削減効果
21 年度にホテルで実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
エネルギー削減量
◎ホテル
◎ホテル
16,000
16,000
kWhkWh
ビル 年間
ビル
年間
原油換算量
原油換算量
◎ホテル
◎ホテル
4.04.0
kL kL
年間 年間
削減費用
削減費用
◎ホテル
◎ホテル
3232
万円万円
年間 年間
業態(想定施設)
業態(想定施設) : ホテル
: ホテル
床面積
床面積
: 6,500㎡
: 6,500㎡
客室稼働率
客室稼働率
(原油換算)
(原油換算)
年間全エネルギー
年間全エネルギー
: 400kL
: 400kL
〔15,504GJ/年
〔15,504GJ/年
(熱量換算値)
(熱量換算値)
〕
〕
使用量
使用量
電力単価
電力単価
CO2CO
削減量
2削減量
◎ホテル
◎ホテル
6.66.6
トン トン
年間 年間
: 80%
: 80%
(電気)(電気)
原油換算係数
原油換算係数
: 0.000257kL/kWh
: 0.000257kL/kWh
: 15円/kWh
: 15円/kWh
(電気)(電気) : 0.000424t-CO
2/kWh
2/kWh
排出係数
排出係数
: 0.000424t-CO
客室数、灯数
客室数、灯数 : 250室、250灯
: 250室、250灯
試算条件
試算条件
点灯時間、点灯日数
点灯時間、点灯日数
: 6h/日、365日/年(年間点灯時間=6h/日×365日/年=2,190h/年)
: 6h/日、365日/年(年間点灯時間=6h/日×365日/年=2,190h/年)
(ダウンライト)
(ダウンライト)
: (実施前)クリプトン球(40W、E17口金) ランプ寿命2千h、費用300円/灯
: (実施前)クリプトン球(40W、E17口金) ランプ寿命2千h、費用300円/灯
: (実施後)LED電球(4.5W) ランプ寿命2.5万h、費用4,000円/灯
: (実施後)LED電球(4.5W) ランプ寿命2.5万h、費用4,000円/灯
投資金額
投資金額
: 4,000円/灯×250灯=1,000,000円
: 4,000円/灯×250灯=1,000,000円
削減電力量
削減電力量
: (40-4.5)W/台×250灯×80%×2,190h/年÷1,000=15,549kWh/年
: (40-4.5)W/台×250灯×80%×2,190h/年÷1,000=15,549kWh/年
原油換算値
原油換算値
: 15,549kWh/年×0.000257kL/kWh=4.0kL/年
: 15,549kWh/年×0.000257kL/kWh=4.0kL/年
削減費用
削減費用
: (電気代)15,549kWh/年×15円/kWh=233,235円/年 (保守費)ランプ交換費300円×(2,190h/年
: (電気代)15,549kWh/年×15円/kWh=233,235円/年 (保守費)ランプ交換費300円×(2,190h/年
÷2,000h)×250灯=82,125円/年 合計233,235円/年+82,125円/年=315,360円/年
÷2,000h)×250灯=82,125円/年 合計233,235円/年+82,125円/年=315,360円/年
客室スポット
客室スポット
効果試算
効果試算
CO2削減量
CO2削減量
2/kWh=6.6t-CO
2/kWh=6.6t-CO
2/年 2/年
: 15,549kWh/年×0.000424t-CO
: 15,549kWh/年×0.000424t-CO
投資回収年
投資回収年
: 1,000,000円÷315,360円/年=3.2年
: 1,000,000円÷315,360円/年=3.2年
エネルギー削減率
エネルギー削減率
: 4.0kL÷400kL=0.01
: 4.0kL÷400kL=0.01
12
12
コンパクト型蛍光灯ダウンライトをLEDダウンライトに更新
コンパクト型蛍光灯ダウンライトをLEDダウンライトに更新
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
点灯時間が長く設置箇所の多い施設で効果が期待できます。
点灯時間が長く設置箇所の多い施設で効果が期待できます。
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
LEDダウンライト
LEDダウンライト
ダウンライトで使用しているコンパクト型蛍光灯を
LED ダウンライトに器具交換する
ダウンライトで使用しているコンパクト型蛍光灯を
LED ダウンライトに器具交換する
ことで大幅な省エネ
CO2 削減が図れます。
ことで大幅な省エネ
・ CO・2 削減が図れます。
◎投資回収
◎投資回収
今回の試算結果では投資回収が約8年でしたが、LEDは今後大幅な低価格化が
今回の試算結果では投資回収が約8年でしたが、LEDは今後大幅な低価格化が
エネルギー
エネルギー
0.7%
0.7%
削減率
削減率
見込まれます。
仮に価格が半分になったとすると、
投資回収は工事費が変わらな
見込まれます。
仮に価格が半分になったとすると、
投資回収は工事費が変わらな
かったとしても
4.8 年と大幅にダウンします。
かったとしても
4.8 年と大幅にダウンします。
※建物全体の消費エネルギー割合
※建物全体の消費エネルギー割合
平成平成
21 年度にスポーツ施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
21 年度にスポーツ施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
エネルギー削減量
◎スポーツ施設
◎スポーツ施設
13,000
13,000
kWhkWh
ビル 年間
ビル
年間
原油換算量
原油換算量
削減費用
削減費用
◎スポーツ施設
◎スポーツ施設
CO2CO
削減量
2削減量
◎スポーツ施設
◎スポーツ施設
3.43.4
kL kL
◎スポーツ施設
◎スポーツ施設
2424
万円万円
年間 年間
5.65.6
トン トン
年間 年間
年間 年間
備考 :備考
ダウンライトは電球交換で対応できないタイプが多いため、器具交換を前提とした試算を行いました。
: ダウンライトは電球交換で対応できないタイプが多いため、器具交換を前提とした試算を行いました。
業態(想定施設) : スポーツ
業態(想定施設)
: スポーツ
年間点灯時間
年間点灯時間
床面積
床面積
(電気)(電気)
: 0.000257kL/kWh
: 0.000257kL/kWh
原油換算係数
原油換算係数
: 4,000㎡
: 4,000㎡
電力単価
電力単価
年間全エネルギー
: 500kL/年
(原油換算)
年間全エネルギー
: 500kL/年
(原油換算)
使用量
使用量
〔19,380GJ/年
(熱量換算値)
〕
〔19,380GJ/年
(熱量換算値)
〕
試算条件
試算条件
: 4,000h/年
: 4,000h/年
: 15円/kWh
: 15円/kWh
2/kWh
(電気)(電気) : 0.000424t-CO
2/kWh
排出係数
排出係数
: 0.000424t-CO
灯数 灯数
: 100灯
: 100灯
ダウンライト
ダウンライト
: (実施前)FHT42W ランプ寿命1万h、費用900円/灯(ランプ)
: (実施前)FHT42W ランプ寿命1万h、費用900円/灯(ランプ)
(実施後)LED器具(8.7W) ランプ寿命4万h、費用18,500円/灯(器具14,500円+工事費4,000円)/灯
(実施後)LED器具(8.7W) ランプ寿命4万h、費用18,500円/灯(器具14,500円+工事費4,000円)/灯
投資金額
投資金額
: 18,500円/灯×100灯=1,850,000円
: 18,500円/灯×100灯=1,850,000円
削減電力量
削減電力量
: (42-8.7)W/台×100灯×4,000h/年÷1,000=13,320kWh/年
: (42-8.7)W/台×100灯×4,000h/年÷1,000=13,320kWh/年
原油換算値
原油換算値
: 13,320kWh/年×0.000257kL/kWh=3.4kL/年t
: 13,320kWh/年×0.000257kL/kWh=3.4kL/年t
削減費用
削減費用
: (電気代)13,320kWh/年×15円/kWh=199,800円/年 (保守費)ランプ交換費900円×(4,000h/年
: (電気代)13,320kWh/年×15円/kWh=199,800円/年 (保守費)ランプ交換費900円×(4,000h/年
÷10,000h)×100灯=36,000円/年 合計 199,800円/年+36,000円/年=235,800円/年
÷10,000h)×100灯=36,000円/年 合計 199,800円/年+36,000円/年=235,800円/年
効果試算
効果試算
CO2削減量
CO2削減量
2/kWh=5.6t-CO
2/kWh=5.6t-CO
2/年 2/年
: 13,320Wh/年×0.000424t-CO
: 13,320Wh/年×0.000424t-CO
投資回収年
投資回収年
: 1,850,000円÷235,800円/年=7.8年
: 1,850,000円÷235,800円/年=7.8年
エネルギー削減率
エネルギー削減率
: 3.4kL÷500kL=0.007
: 3.4kL÷500kL=0.007
拡大するLED市場規模
拡大するLED市場規模
国内市場規模の概念図(照明市場全体)
国内市場規模の概念図(照明市場全体)
(単位:億円)
(単位:億円)
国内市場規模
国内市場規模
LED照明は、
発光効率、
光束の向上及び演色
LED照明は、
発光効率、
光束の向上及び演色
20,000 20,000
性の改善など光の質の向上や省エネなど環境対
性の改善など光の質の向上や省エネなど環境対
18,000 18,000
策の観点からの後押しがあり、
技術開発が進んで
策の観点からの後押しがあり、
技術開発が進んで
16,000 16,000
います。
います。
14,000 14,000
白熱電球の代替としては、
十分に採算がとれる
白熱電球の代替としては、
十分に採算がとれる
12,000 12,000
状況になりつつあります。
状況になりつつあります。
10,000 10,000
更なる市場拡大
更なる市場拡大
一般照明
一般照明
屋内:オフィス・住宅・工場
屋内:オフィス・住宅・工場
屋外:道路・トンネル・スポーツ
屋外:道路・トンネル・スポーツ
今後、
LED 価格が半分になれば、
5~6年程度で
今後、
LED 価格が半分になれば、
5~6年程度で
屋内:店舗
屋内:店舗
8,000 8,000
(スポット照明)
(スポット照明)
屋外:景観・サイン
屋外:景観・サイン
6,000 6,000
回収可能と考えられます。
回収可能と考えられます。
4,000 4,000
試算では、
蛍光灯や避難用誘導灯についても、
試算では、
蛍光灯や避難用誘導灯についても、
LED独自の照明用途
LED独自の照明用途
屋内:商業施設
屋内:商業施設
(ベース照明)
(ベース照明)
屋外:歩道・公園・広場
屋外:歩道・公園・広場
大型LCDバックライト
大型LCDバックライト
街路灯 街路灯
特殊照明
特殊照明
小中型LCDバックライト・
小中型LCDバックライト・
車内照明
車内照明
2007年 2007年
2010年 2010年
2015年 2015年
2020年 2020年
(出典:LED照明推進協議会「白色LED技術ロードマップ」)
(出典:LED照明推進協議会「白色LED技術ロードマップ」)
13
13
従来型誘導灯をLED誘導灯に更新
従来型誘導灯をLED誘導灯に更新
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
従来型の誘導灯
(1040W
~ 40W
蛍光灯内臓)
が設置されて
従来型の誘導灯
(10 ~
蛍光灯内臓)
が設置されて
いる場合、
効果が期待できます。
いる場合、
効果が期待できます。
従来型の誘導灯
従来型の誘導灯
LED の誘導灯
LED の誘導灯
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
従来型誘導灯を
従来型誘導灯を
LED 誘導灯に更新することにより大幅な省エネと
LED 誘導灯に更新することにより大幅な省エネと
CO2 CO2
排出量の削減ができます。
排出量の削減ができます。
さらに、LEDの採用に
さらに、LEDの採用に
より、より、
水銀レスを実現、
水銀レスを実現、
寿命は
寿命は
60,000
60,000
時間と、
時間と、
維持管理の大幅な低減が図れます。
維持管理の大幅な低減が図れます。
従来型誘導灯と
誘導灯の対応表
従来型誘導灯と
LEDLED
誘導灯の対応表
●従来型誘導灯
●従来型誘導灯
●LED
誘導灯
●LED
誘導灯
特殊大型FL40W×1灯
特殊大型
FL40W×1灯50W 50W
ランプ寿命
ランプ寿命
中型 中型 FL20W×1灯
FL20W×1灯24W 24W
6,000時間
6,000時間
FL10W×1灯1 5 W 1 5 W
小型 小型 FL10W×1灯
B級(BH形)
B級(BH形)
3.6W(片面)50W 50W
3.6W(片面)
ランプ寿命
ランプ寿命
B級(BL形)
B級(BL形)
2.7W(片面)24W 24W
2.7W(片面)
60,000時間
60,000時間
C級 C級 2.0W(片面)
2.0W(片面)1 5 W 1 5 W
21 年度に文化施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
平成平成
21 年度に文化施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
エネルギー削減量
◎文化施設
◎文化施設
原油換算量
原油換算量
◎文化施設
◎文化施設
2,400
2,400
kWhkWh
ビル
ビル 年間
年間
削減費用
削減費用
◎文化施設
◎文化施設
0.60.6
kL kL
年間 年間
◎文化施設
◎文化施設
4.04.0
万円万円
年間 年間
必要な投資額
必要な投資額
エネルギー
エネルギー
0.9%
0.9%
削減率
削減率
◎文化施設
◎文化施設
1.01.0
トン トン
年間 年間
投資回収年
投資回収年
◎文化施設
◎文化施設
4343
万円万円
※建物全体の消費エネルギー割合
※建物全体の消費エネルギー割合
2削減量
CO2CO
削減量
10.7
10.7
年 年
業態(想定施設) : 文化施設
業態(想定施設)
: 文化施設
年間点灯時間
年間点灯時間
床面積
床面積
(電気)(電気)
: 0.000257kL/kWh
: 0.000257kL/kWh
原油換算係数
原油換算係数
試算条件
試算条件
: 1,500㎡
: 1,500㎡
年間全エネルギー
年間全エネルギー
: 70kL/年
: 70kL/年
(原油換算)
(原油換算)
使用量
使用量
電力単価
電力単価
: 24h/日×365日=8,760h/年
: 24h/日×365日=8,760h/年
: 15円/kWh
: 15円/kWh
2/kWh
(電気)(電気) : 0.000424t-CO
2/kWh
排出係数
排出係数
: 0.000424t-CO
既設(FLタイプ)
実施後(LED)
既設(FLタイプ)
実施後(LED)
消費電力
ランプ価格
消費電力
器具価格(初回)
工事費(初回)
ランプ価格(2回目) 寿命※2
寿命※2
消費電力
ランプ価格
寿命 寿命 種 類
消費電力
器具価格(初回)
工事費(初回)
ランプ価格(2回目)
灯数 灯数
種 類
種 類
種 類
灯数 灯数
特殊大型
特殊大型
50W 50W2
中 型
中 型
24W 24W6
小 型
小 型
15W 15W4
合計 合計
300円/本
6千時間
B級(BH型)
B級(BH型)
2 300円/本
3.6W3.6W2
6千時間
250円/本
6千時間
B級(BL型)
B級(BL型)
6 250円/本
2.7W2.7W6
6千時間
200円/本
6千時間
4 200円/本
6千時間 C級 C級2.0W2.0W4
※1
※1
2,900円
投資金額合計
2,900円
投資金額合計
3万3千円/本
2
3万3千円/本
1万円/灯
1万円/灯4千円/灯
4千円/灯6万時間×2=12万時間
6万時間×2=12万時間
2万4千円/本
6
2万4千円/本
1万円/灯
1万円/灯4千円/灯
4千円/灯6万時間×2=12万時間
6万時間×2=12万時間
1万3千円/本
4
1万3千円/本
1万円/灯
1万円/灯3千円/灯
3千円/灯6万時間×2=12万時間
6万時間×2=12万時間
430,000円
430,000円
※1 初回は器具交換、2回目はランプのみ交換としてその合計。 ※2 2回目のランプ交換を含む。
※2 2回目のランプ交換を含む。
※1 初回は器具交換、2回目はランプのみ交換としてその合計。
削減電力量
削減電力量
: ((50-3.6)W×2灯×(24-2.7)W×6灯×(15-2.0)W×4灯)×8,760h/年÷1,000=2,388kWh/年
: ((50-3.6)W×2灯×(24-2.7)W×6灯×(15-2.0)W×4灯)×8,760h/年÷1,000=2,388kWh/年
原油換算値
原油換算値
: 2,388kWh/年×0.000257kL/kWh=0.6kL/年
: 2,388kWh/年×0.000257kL/kWh=0.6kL/年
削減費用
削減費用
: (電気代)2,388kWh/年×15円/kWh=35,820円/年 (保守費)ランプ交換費2,900円×(8,760h/年÷6,000h)
: (電気代)2,388kWh/年×15円/kWh=35,820円/年 (保守費)ランプ交換費2,900円×(8,760h/年÷6,000h)
=4,234円/年 合計 35,820円/年+4,234円/年=40,054円/年
=4,234円/年 合計 35,820円/年+4,234円/年=40,054円/年
効果試算
効果試算
CO2削減量
CO2削減量
2/kWh=1.0t-CO
2/kWh=1.0t-CO
2/年 2/年
: 2,388kWh/年×0.000424t-CO
: 2,388kWh/年×0.000424t-CO
投資回収年
投資回収年
: 430,000円÷40,054円/年=10.7年
: 430,000円÷40,054円/年=10.7年
エネルギー削減率
エネルギー削減率
: 0.6kL÷70kL=0.009
: 0.6kL÷70kL=0.009
14
14
デマンド監視装置による最大需要電力の抑制
デマンド監視装置による最大需要電力の抑制
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
契約電力はデマンド値(最大需要電力)で更新されます
契約電力はデマンド値(最大需要電力)で更新されます
高圧受電の施設で、夏季昼間の空調使用頻度が高
高圧受電の施設で、夏季昼間の空調使用頻度が高
い場合、効果が期待できます。
い場合、効果が期待できます。
電力量料金
電力量料金
基本料金
= 契約電力で決定
=基本料金
+ +使用した使用した
契約電力で決定
電気料金
電気料金
電力量に課金
電力量に課金
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
高圧受電の場合、契約電力は1年間を通じての最大
高圧受電の場合、契約電力は1年間を通じての最大
需要電力を基準として決定します。電気の基本料金
需要電力を基準として決定します。電気の基本料金
それまでの契約電力
それまでの契約電力
デマンド値が契約電力を超過
デマンド値が契約電力を超過
は、契約電力によって決まることから、最大需要電力を
は、契約電力によって決まることから、最大需要電力を デ
抑えることにより、電気料金を節約できます。一般的
抑えることにより、電気料金を節約できます。一般的
マ
ン
ド
値
に、最大需用電力は、空調負荷の高い夏季の午後に
に、最大需用電力は、空調負荷の高い夏季の午後に(kW)
デ
マ
ン
ド
値
デマンドコントロール装置で管理すると
デマンドコントロール装置で管理すると
超過した
超過した
デマンド値が
デマンド値が
契約電力に…
契約電力に…
低減後の契約電力
低減後の契約電力
(kW)
発生します。デマンド監視装置を設置して最大需用電
発生します。デマンド監視装置を設置して最大需用電
力を予測し、警報が出たら前もって決めた設備を手動
力を予測し、警報が出たら前もって決めた設備を手動
で停止し、警報が出ている間継続させます。この方法
で停止し、警報が出ている間継続させます。この方法
12
カ
月
前
11
カ
月
前
12
10
カカ
月
月
前
前
119
カカ
月
月
前
前
で最大電力の低減を図ります。
で最大電力の低減を図ります。
備 考備 考
* 最大電力の目標値の設定にもよりますが、実際にピークカットを
* 最大電力の目標値の設定にもよりますが、実際にピークカットを
実施する日数が年間で数日~十数日しかないため、使用電力
実施する日数が年間で数日~十数日しかないため、使用電力
10
8 97 86 75 64 53 42 31
カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ カ
カ
月
月 月
月 月
月 月
月 月
月 月
月 月
月 月
月
前
前 前
前 前
前 前
前 前
前 前
前 前
前 前
前
当月を含む過去1年間
当月を含む過去1年間
当
2
カ
月
月
前
1 当
カ 月
月
前
デマンド監視装置は、デマンド(最
デマンド監視装置は、デマンド(最
大需要電力)を監視・低減すること
大需要電力)を監視・低減すること
により、基本料金を削減します。
により、基本料金を削減します。
量の削減はあまり期待できません。
量の削減はあまり期待できません。
平成平成
19 年度に店舗で実施した調査をもとに試算した削減効果
19 年度に店舗で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減量
エネルギー削減量
原油換算量
原油換算量
契約電力が下がり
契約電力が下がり 契約電力が下がり
契約電力が下がり
基本料金が
基本料金が
基本料金が
基本料金が
下がります
下がります
下がります
下がります
削減費用
削減費用
CO2CO
削減量
2削減量
1717
万円万円
契約電力が下がり
契約電力が下がり
基本料金が
基本料金が
下がります
下がります
必要な投資額
必要な投資額
投資回収年
投資回収年
4040
万円万円
2.42.4
年 年
業 態業 態
: 食品スーパー
: 食品スーパー
平均負荷率
平均負荷率 : 90%: 90%
延床面積
延床面積
: 4,000m
: 4,000m
負荷制限可能率
負荷制限可能率
: 90%: 90%
2
2
試算条件
試算条件
: 516kL/年(原油換算)
年間エネルギー: 516kL/年(原油換算)
年間エネルギー
使用量
使用量
力 率力 率
〔19,602GJ/年
〔19,602GJ/年
(熱量換算値)
(熱量換算値)
〕
〕 基本料金
基本料金
調整対象負荷 : 10kW
: 10kW
調整対象負荷
低減電力
低減電力
排出係数
排出係数
: 100%
: 100%
: 1,625円/kW
: 1,625円/kW
: 0.000452
: 0.000452
t-CO2t-CO
/kWh2/kWh
: 10kW×0.9×0.9
: 10kW×0.9×0.9
= 8.1kW
= 8.1kW
年間基本料金削減額
年間基本料金削減額 : 8.1kW×1,625円/kW×12月/年×1.05
: 8.1kW×1,625円/kW×12月/年×1.05
= 165,848円/年
= 165,848円/年
効果試算
効果試算
投資回収年数
投資回収年数
15
15
: 400,000円÷165,848円
: 400,000円÷165,848円
= 2.4年
= 2.4年
空調設備を高効率機器に更新
空調設備を高効率機器に更新
◎効果が期待できる条件
◎効果が期待できる条件
設置後
設置後
15 年以上経過している空調設備
15 年以上経過している空調設備
(電気式ヒートポンプエアコン)
(電気式ヒートポンプエアコン)
があ があ
る建物で効果が期待できます。
る建物で効果が期待できます。
◎省エネ対策の概要
◎省エネ対策の概要
最新型高効率機器に更新することで
最新型高効率機器に更新することで
COP COP
(下記解説参照)
(下記解説参照)
が4割向上する
が4割向上する
と、 3割の省エネになります。
と、 3割の省エネになります。
COP、
COP、
APF
APF
の高い空調機器を購入しましよう!
の高い空調機器を購入しましよう!
COPCOP
とは…
とは…
APFAPF
とは…
とは…
省エネルギー法の目標基準であり、
省エネルギー法の目標基準であり、
一定条件で
一定条件で 通年エネルギー消費効率のこと。
通年エネルギー消費効率のこと。
実際の使用時に近い状態
実際の使用時に近い状態
エアコンを連続運転したときのエネルギー消費効
エアコンを連続運転したときのエネルギー消費効 で評価を行うため、
で評価を行うため、
新たに採用されたもので、
新たに採用されたもので、
20062006
年 10 年
月 10 月
率をあらわしています。
率をあらわしています。
数値が大きいほど性能が
数値が大きいほど性能が から表示されることになりました。
から表示されることになりました。
COP と同様、
COP と同様、
数値が大き
数値が大き
よいことを示しています
よいことを示しています
いほど性能がよいことを示しています。
いほど性能がよいことを示しています。
定格能力
定格能力
(kW)
(kW)
COP =
COP =
定格消費電力
定格消費電力
(kW)
(kW)
冷房時間+暖房時間で発揮した能力
冷房時間+暖房時間で発揮した能力
(kWh) (kWh)
APF =APF =
冷房時間+暖房時間の消費電力量
冷房時間+暖房時間の消費電力量
(kWh) (kWh)
某メーカーのマルチエアコン
某メーカーのマルチエアコン
(代表的な10馬力機)のAPF比較
(代表的な10馬力機)のAPF比較
4.9
APF 5.0
APF 5.0
4.8
4.8
4.6
4.6
4.4
4.4
4.2
4.2
4.0
4.0
3.8
3.8
3.6
3.6
0
0
4.3
4.9
更新によるエネルギーコスト比較
更新によるエネルギーコスト比較
効率が
効率が
約14%UP
約14%UP
4.3
06年製06年製
(万円/年)
(万円/年)
300 300
233
200
200
100
100
0
0
11年製11年製
1年間で
1年間で
28万円削減
28万円削減
233
205
06年製06年製
205
11年製11年製
21 年度に教育施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
平成平成
21 年度に教育施設で実施した調査をもとに試算した削減効果
エネルギー削減率
エネルギー削減率
4.8%
4.8%
※建物全体の消費エネルギー割合
※建物全体の消費エネルギー割合
業態(想定施設)
業態(想定施設) : 教育施設
: 教育施設
床面積
床面積
省エネ率
省エネ率
: APF4.3→4.9 12%
: APF4.3→4.9 12%
(EHPパッケージエアコンを想定)
(EHPパッケージエアコンを想定)
(電気)(電気)
: 0.000258kL/kWh
: 0.000258kL/kWh
原油換算係数
原油換算係数
: 5,000㎡
: 5,000㎡
電力単価
電力単価
試算条件
試算条件
: 100kL/年(原油換算)
: 100kL/年(原油換算)
年間全エネルギー
年間全エネルギー
〔3,876GJ/年(熱量換算値)〕
〔3,876GJ/年(熱量換算値)〕
使用量
使用量
(原油換算)
(原油換算)
: 15円/kWh
: 15円/kWh
(電気)(電気) : 0.000424t-CO
2/kWh
2/kWh
排出係数
排出係数
: 0.000424t-CO
単位発熱量
単位発熱量
: 0.00997GJ/kWh
: 0.00997GJ/kWh
年間空調用エネ
年間空調用エネ: 3,876GJ/年×空調割合40%=1,550GJ/年
: 3,876GJ/年×空調割合40%=1,550GJ/年
1,550GJ/年÷0.00997GJ/kWh=155,466kWh/年
ルギー使用量
ルギー使用量 1,550GJ/年÷0.00997GJ/kWh=155,466kWh/年
削減電力量
削減電力量
: 155,466kWh×12%=18,656kWh/年
: 155,466kWh×12%=18,656kWh/年
原油換算値
原油換算値
: 18,656kWh/年×0.000258kL/kWh=4.8kL/年
: 18,656kWh/年×0.000258kL/kWh=4.8kL/年
削減費用
削減費用
効果試算
効果試算
CO2削減量
CO2削減量
: 18,656kWh/年×15円/kWh=279,840円/年
: 18,656kWh/年×15円/kWh=279,840円/年
2/kWh=7.9t-CO
2/kWh=7.9t-CO
2/年 2/年
: 18,656kWh/年×0.000424t-CO
: 18,656kWh/年×0.000424t-CO
: 4.8kL÷100kL=0.048
: 4.8kL÷100kL=0.048
エネルギー削減率
エネルギー削減率
16
16
4 省エネ
4 省エネ
耳より情報
耳より情報
省エネに終りなし!
省エネに終りなし!
まだまだあります!
まだまだあります!
いろいろな対策
いろいろな対策
照明の省エネあれこれ
照明の省エネあれこれ
OAOA
機器の待機電力削減
機器の待機電力削減
発電機を設置し、
発電機を設置し、
発電を行いながら電力と熱を供給す
発電を行いながら電力と熱を供給す
コピー機などの
コピー機などの
OA 機器類は、
OA 機器類は、
低電力
低電力
(省エネ)
(省エネ)
モー モー
照明の省エネを進める対策もいろいろとあります。
照明の省エネを進める対策もいろいろとあります。
事務 事務
ドに設定しましょう。
ドに設定しましょう。
室などには、
室などには、
プルスイッチを導入し、
プルスイッチを導入し、
始業前、
始業前、
自然光
自然光
また、
また、
ノートパソコンは離席時にはふたをしめましょう。
ノートパソコンは離席時にはふたをしめましょう。
で十分に照度が確保できる場所、
で十分に照度が確保できる場所、
残業時など、
残業時など、
不要な
不要な
照明は消灯できるようにしましょう。
照明は消灯できるようにしましょう。
ファクシミリの待機電力
ファクシミリの待機電力
廊下など、
廊下など、
間引きが可能な場所があれば、
間引きが可能な場所があれば、
ダミー管
ダミー管
を使って
を使って
2 灯器具を
2 灯器具を
1
1
通常待機時
通常待機時
: 120W
: 120W
低電力モード
低電力モード
: 15W(移行時間5分後)
: 15W(移行時間5分後)
灯 で灯
点で
灯点
した
灯り、
し た照
り、 照
※低電力モード15Wは「国際エネルギースタープログラム」基準値です。
※低電力モード15Wは「国際エネルギースタープログラム」基準値です。
度が必要な場合は高
度が必要な場合は高
輝度反射板を導入す
輝度反射板を導入す
ファクシミリ
ファクシミリ
10 台をオフィスが無人となる時間帯
10 台をオフィスが無人となる時間帯
(20 (20
る な ど、
る な場
ど、
所場
や環境
所 や 環境
時~ 時~
8 時)8のみ低電力モードに設定した場合、
時) のみ低電力モードに設定した場合、
年間で
年間で
に応じて、
に応じて、
工夫してみ
工夫してみ
4,600kWh
4,600kWh
の省エネになります。
の省エネになります。
ましょう。
ましょう。
全熱交換器、
全熱交換器、
使いこなしてますか
使いこなしてますか
屋上緑化で冷房負荷削減
屋上緑化で冷房負荷削減
全熱交換器とは、
全熱交換器とは、
冷暖房された室内空気のエネルギー
冷暖房された室内空気のエネルギー
を屋外へ逃がさず換気ができる換気扇です。
を屋外へ逃がさず換気ができる換気扇です。
熱交換
熱交換
モードと普通換気モードがあり、
モードと普通換気モードがあり、
時期に応じてモードを適
時期に応じてモードを適
正に使用することにより省エネが図れます。
正に使用することにより省エネが図れます。
(CO2(CO
削減効果
2削減効果
: 0.9t-CO
: 0.9t-CO
2/ 年 2
・/台)
年 ・ 台)
国土交通省の屋上庭園の事例によると、
国土交通省の屋上庭園の事例によると、
夏の日中の
夏の日中の
表面温度は未緑化部分で
表面温度は未緑化部分で
50℃以上、
50℃以上、
緑化部分では
緑化部分では
30℃余りとなり、
30℃余りとなり、
約 20℃の温度差がみられます。
約 20℃の温度差がみられます。
また、
また、
省エネ効果については一定の条件を満たしたモ
省エネ効果については一定の条件を満たしたモ
デルルームによるシュミレーションによれば、
デルルームによるシュミレーションによれば、
約4%の空
約4%の空
調エネルギーの削減が可能と試算されています。
調エネルギーの削減が可能と試算されています。
【熱交換モードで運転】
【熱交換モードで運転】
夏期昼間、
夏期昼間、
冬期など、
冬期など、
冷房や冷房や
暖房と同時に換気を行う場合
暖房と同時に換気を行う場合
【普通換気モードで運転】
【普通換気モードで運転】
夏期夜間、
夏期夜間、
中間期など、
中間期など、
外気 外気
温の方が室温よりも低くそのまま
温の方が室温よりも低くそのまま20℃ 20℃
外気を導入した方がよい場合
外気を導入した方がよい場合
15℃ 15℃
0℃ 0℃
名古屋市内の専門学校の屋上緑化例
名古屋市内の専門学校の屋上緑化例
コイル洗浄による省エネ
コイル洗浄による省エネ
断熱フィルムで空調コストを低減
断熱フィルムで空調コストを低減
空調機やファンコイルは、
空調機やファンコイルは、
冷水 冷水
・ 温水コイルに空気を通す
・ 温水コイルに空気を通す
ことで熱交換が行われ冷風、
ことで熱交換が行われ冷風、
温風を作り出し空調されま
温風を作り出し空調されま
す。コイルの放熱フィンや内部のチューブに汚れ
す。コイルの放熱フィンや内部のチューブに汚れ
・ スケール
・ スケール
等がたまると熱交換効率が低下しますが、
等がたまると熱交換効率が低下しますが、
コイルを洗浄す
コイルを洗浄す
ることにより効率が上がります。ある事例では空調能力が
ることにより効率が上がります。ある事例では空調能力が
30%改善されたという結果が出ています。
30%改善されたという結果が出ています。
ガラス窓に断熱用のフィルムを貼ることで日射
ガラス窓に断熱用のフィルムを貼ることで日射
(赤外(赤外
線、 紫外線)を遮断、
線、 紫外線)を遮断、
空調用エネルギーを低減させるとと
空調用エネルギーを低減させるとと
もに、もに、
室内環境を改善します。6mm厚透明フロートガラス
室内環境を改善します。6mm厚透明フロートガラス
への実施にて
への実施にて
10 ~1036%の冷房負荷低減効果が期待
~ 36%の冷房負荷低減効果が期待
できます。
できます。
(断熱フィルム施工会社HPより) さらに結露防
(断熱フィルム施工会社HPより) さらに結露防
止や災害時のガラス飛散防止にも有効です。
止や災害時のガラス飛散防止にも有効です。
熱源からの
熱源からの
冷水(※)
冷水(※)
暖かい 暖かい
空気 空気
コイル コイル
送風機 送風機
断熱フィルム
断熱フィルム
冷風(※)
冷風(※)
熱源へ戻る
熱源へ戻る
冷水(※)
冷水(※)
チューブ内の洗浄
チューブ内の洗浄放熱フィンの洗浄
放熱フィンの洗浄
17
17
※冷房の時
※冷房の時
テナントビルで省エネをすすめるために
テナントビルで省エネをすすめるために
ビルオーナー及び管理会社とテナントは省エネ推進のパートナー
ビルオーナー及び管理会社とテナントは省エネ推進のパートナー
ビルを運営・管理するビルオーナー及び管理会社と実際にビルを利用するテナントの両者が協力し合わなけ
ビルを運営・管理するビルオーナー及び管理会社と実際にビルを利用するテナントの両者が協力し合わなけ
ればテナントビルの省エネルギー対策は実施できません。
ればテナントビルの省エネルギー対策は実施できません。
省エネルギー対策について話し合い、
館内規則の見直し等も検討しながら推進体制を整備していきましょ
省エネルギー対策について話し合い、
館内規則の見直し等も検討しながら推進体制を整備していきましょ
う。 う。
割役割
役の
の社
社会
会理
理管
管・
・ー
ーナ
ナー
オーオ
計量データを提供しましょう!
計量データを提供しましょう!
省エネ対策会議を開催しましょう!
省エネ対策会議を開催しましょう!
ビルの防災連絡会議など既存の情報連絡の場を活用し
実 態調査を行った
実 態調査を行った
15 件のテナントビルでは、
15 件のテナントビルでは、
オーナー
オーナー
・
・ ビルの防災連絡会議など既存の情報連絡の場を活用し
て、 省エネ対策会議を開いてみませんか。
管理会社が、
管理会社が、
テナントごと、
テナントごと、
フロアごと、
フロアごと、
又は空調設備ご
又は空調設備ごて、 省エネ対策会議を開いてみませんか。
できるだけ定期的に会合を開き、
互いに親睦を深め、
互いに親睦を深め、
とで電力使用量を把握していました。
とで電力使用量を把握していました。
しかしながら、
しかしながら、
大半大半 できるだけ定期的に会合を開き、
まずは、
ビル全体として取り組める、
ビル全体として取り組める、
キャンペーン的なも
キャンペーン的なも
が貴重なデータをテナントへ
が貴重なデータをテナントへ
情報提供しておらず、
情報提供しておらず、
これで
これでまずは、
はせっかくのデータが宝の持ち腐れとなってしまいます。
はせっかくのデータが宝の持ち腐れとなってしまいます。
のから、
のから、
始めるとよいでしょう。
始めるとよいでしょう。
ビ ル ビ
全ル
体全
と体
各と
テ各
ナテ
ント
ナと
ントと
の エの
ネル
エギ
ネル
ー消
ギー
費消
原費
単原
位単 位
の 比の
較比
表を作り、
較 表を作り、
テナント
テナント
に情報提供することから始
に情報提供することから始
めてはいかがでしょう。
めてはいかがでしょう。
省エネに成果を上げてい
省エネに成果を上げてい
るテナントは、
るテナントは、
例えば、
例えば、
光 光
熱費を優遇するなどアイデ
熱費を優遇するなどアイデ
アは広がるのでは。
アは広がるのでは。
割役割
役の
のト
トン
ンナ
テナテ
エネルギー使用量を把握しましょう!
エネルギー使用量を把握しましょう!
エネルギー削減目標を決めましょう!
エネルギー削減目標を決めましょう!
毎月のエネルギー使用量を確認し、
毎月のエネルギー使用量を確認し、
前月や前年度と比
前月や前年度と比 エネルギー使用量の把握ができたら、
エネルギー使用量の把握ができたら、
次はエネルギー
次はエネルギー
較し無駄なエネルギー消費が無いか確認しましょう。
較し無駄なエネルギー消費が無いか確認しましょう。
毎月毎月削減目標を決めましょう!
削減目標を決めましょう!
の請求書にエネルギー使用量が記載されている場合は請
の請求書にエネルギー使用量が記載されている場合は請 目標を明確にすることにより、
目標を明確にすることにより、
省エネルギーが促進さ
省エネルギーが促進さ
求書から確認します。
求書から確認します。
れます。
れます。
目標は社員ひとりひとりに理解してもらいましょ
目標は社員ひとりひとりに理解してもらいましょ
請求書に記載されていない場合は使用量の提供をビル
請求書に記載されていない場合は使用量の提供をビルう。 う。
オーナ
オー
ー、ナ 管
ー、理管
会理
社会
に社 に
目 標
目
が標
達が
成達
で成
きで
たき
のた
かの か
依頼しましょう。
依頼しましょう。
の 「検
の 証」
「検 証」
も 重も
要重
で要
す。
で す。
増 加
増
が加
著が
しい
著場
しい
合場
は、
合 は、
省エネは
省エネは
P (計画)
P (計画)
D (行
D (行
ビ ルビ
オル
ーナ
オー
ー、ナ 管
ー、理管
会理 会
動) C動)
(状況の把握)
C (状況の把握)
A (改A (改
社に協力してもらい、
社に協力してもらい、
原 原
善) 善)
サイクルを回す事で成
サイクルを回す事で成
因を究明しましょう。
因を究明しましょう。
果が上がります。
果が上がります。
18
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省エネに興味を持ったら…
省エネルギー訪問相談
名古屋市では、 事業者の皆様を訪問して、 省エネルギーについてのアドバイスや情報提供を
行う省エネ訪問相談を実施しています。
ル ギー 相
談
エネ
省エネに関心のある事業者の方々、 まずはお気軽に相談ください。
省
問い合わせ先
名古屋市環境局環境推進課(市役所東庁舎5階)
TEL052-972-2693 FAX052-972-4134
温室効果ガス 25%
省エネに取り組むと、エコな会社と認められます
エコ事業所認定制度
事業活動における環境に配慮した取組を自主的かつ積極的に実施している事業所につい
て、 名古屋市が 「エコ事業所」 として認定する制度です。 認定されると、 認定証と認定プレ
ートを交付するほか、 名刺や会社案内など印刷物に認定ロゴマークを自由にご使用いただけ
ます。 さらに、 市が行う入札 ・ 契約制度における優遇措置を受けることができるほか、 特
に優秀な取組を行っているエコ事業所を市が表彰しています。
問い合わせ先
名古屋市環境局環境推進課(市役所東庁舎5階)
TEL052-972-2693 FAX052-972-4134
省エネ対策で融資が受けられます!!
環境保全設備資金融資
中小企業者の方々が、 公害の防止その他の環境保全対策を実施し、 市民の快適な生活
環境を確保するために必要とする資金を名古屋市が融資するものです。 この融資を受けられ
た方には、 支払った利子に対して名古屋市が利子補助を行います。
問い合わせ先
名古屋市環境局大気環境対策課(市役所東庁舎5階)
TEL052-972-2674 FAX052-972-4155
省エネルギー診断を受けたい方は…
財団法人省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp/index.html
省エネルギーセンターでは、 産業部門 ・ 業務部門の省エネルギー推進、 省エネルギー機
器の普及促進のための情報提供等を行うほか、 原則として、 年間のエネルギー使用量 (原
油換算値) が 100kL 以上 1,500kL 未満のビルなどの省エネルギー診断を行っています。
省エネルギー診断に興味のある方はご相談ください。
問い合わせ先
財団法人省エネルギーセンター 東海北陸支部
TEL052-232-2216 FAX052-232-2218
本パンフレットにおける省エネ対策の効果量、投資額
等は一般的な目安です。建物の設備や使用状況の特性
により、効果の程度が異なりますので、効果的な省エネ対
策を行っていただくためにも、建物の設備や使用状況の
特性を踏まえた上で、本パンフレットをご活用ください。
このパンフレットは、古紙パルプを含む再生紙を使用しています。
問い合わせ先
名古屋市環境局環境推進課
名古屋市中区三の丸三丁目1番1号
TEL052-972-2693 FAX052-972-4134
e-mail [email protected]
平成24年3月作成
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