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平成27年度第1回奈良市指定管理者選定委員会会議録

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平成27年度第1回奈良市指定管理者選定委員会会議録
平成27年度第1回奈良市指定管理者選定委員会会議録
開催日時
開催場所
平成28年2月4日(木)午前10時から午前11時25分まで
奈良市保健所・教育総合センター(はぐくみセンター)
9階
委
9-1会議室
員
出 席 者
事務局
開催形態
議 題
瀬川委員、寺田委員、野末委員、星田委員、外良委員、上野委
員【計6人出席】
佐藤保健所理事、竹内保健所次長、山口保健総務課長、米田課
長補佐、中村係長、平野
公開(傍聴人0人)
担当課
保健所保健総務課
1
事前承諾事項の確認
2
会議録の署名人について
3
申請団体の出席について
4
奈良市総合医療検査センターの指定管理者の候補者の審査(非公募・
書類審査)について
・非公募で指定管理者として申請のあった団体の申請書類について、審査
決定事項
項目表より審査を行い、申請団体を指定候補者として選定することが適
当であると決定した。
議事の内容
1.事前承諾事項の確認
・委員長は野末委員とする。
・奈良市情報公開条例第29条に基づき、今回の会議は公開とする。
・
『奈良市総合医療検査センターに係る奈良市指定管理者選定委員会運営要領』
、
『奈良市
総合医療検査センターに係る奈良市指定管理者選定委員会審査要領』及び『奈良市指定
管理者選定委員会審査項目表』を基に審査する。
・事務局より奈良市総合医療検査センターの指定管理の概要を説明する。
2.会議録の署名人について
奈良市総合医療検査センターに係る奈良市指定管理者選定委員会運営要領第10条第
2項に基づき、会議録の署名委員は、委員長と委員長の指名する上野委員に決定した。
3.申請団体の出席について
奈良市総合医療検査センターに係る奈良市指定管理者選定委員会審査要領第3条第3
項に基づき、書類審査で申請団体の一般社団法人奈良市医師会に意見又は説明を聴くた
めに、同団体の出席を決定し、入場させた。
4.奈良市総合医療検査センターの指定管理者の候補者の審査について
・委員による意見及び質問
委員
今後、重点的に取り組もうとしている計画はあるか。
申請団体 (申請団体より追加資料が提供される。)
まず、経営基盤の安定化に取り組む。そのために、営業及び受検者の受
入れ体制を強化する。
次に、地域支援事業に取り組む。そのために、地域包括ケア事業への協
力、市民向け機能回復教室(リハビリ教室)の事業協力、奈良市災害対策
事業への協力及び糖尿病性腎症重症化予防事業への協力をしたい。
さらに、市民サービスの向上に取り組む。そのために、健康講座を充実
させる。受検者へのアンケート調査を実施し反映させ、よりよい環境づく
りにつなげる。健康診断受検者への無料での結果説明や栄養・運動指導の
強化を行う。20年蓄積したデータを基に、集計・分析を行い、医師会ネ
ットワークを利用して、病院や診療所等に情報提供を行う。奈良市医師会
で北和地域産業保健センターを開設しており、電話相談・訪問相談を幅広
く強化していきたい。
以上が、今後5年間の計画である。
委員
申請団体
外部評価は行っているか。
外部評価は日本医師会、日本臨床衛生検査技師会、奈良県臨床検査技師
会の精度管理、フォトサーベイを用いた日本臨床細胞学会の精度管理に参
加しており、データの信頼性は担保されていると考えている。
委員
検査結果で異常値やパニック値がでた場合はどのように対応している
か。
申請団体
血液検査で異常値が出れば直ちに医療機関に緊急FAXを送り、高度パ
ニック値が出れば医療機関に電話した後、緊急FAXを送っている。細菌
検査で、3類感染症であるコレラやチフス等については、医療機関へ直接
電話する。抗酸菌の塗抹陽性、培養陽性の場合も医療機関に電話する。細
胞診検査、病理検査で異常値が出れば直ちに緊急FAXを送っている。
委員
申請団体
委員
申請団体
そのような連絡記録はどうしているか。
緊急ファックスを送信後、システムに入力し保存している。
検査技師等の職員研修はどうしているか。
各分野の研修会・学会に参加後、伝達講習を行い技術の向上に努めてい
る。
委員
申請団体
奈良市災害対策事業への協力とは具体的にどのようなものか。
各種医療機器などがあり、敷地も広く、医師もいるので、けが人に対応
していける立場にあるのではないかと思っている。大きな市民病院のよう
にはいかないが、1つの分所のような形で拠点とし、患者をそこで診ると
か、災害時の食糧等の備蓄場所といったような協力ができれば良いと思っ
ている。
委員
5年間の健診でどのような問題があり、どのように対応をしてきたのか。
申請団体
当センターの利用者に、施設・診察・サービス等についてアンケートを
とって分析している。急な場合は各現場で対応している。患者対応や交通
の便の悪さの苦情、電話予約でのトラブルがある。今まで 20 年間裁判など
の大きなトラブルはない。
委員
保健医療情報の提供として、デジタルデータでやりとりしている医療機
関はこの5年間で増えてきているか。
申請団体
最近、大学でも電子カルテを使うなどデジタル化されてきているため、
検査結果をデータで要求される医療機関は毎年増えてきている。奈良市医
師会として、今後もしっかりと対応していきたい。
委員
申請団体
苦情対応のフィードバックはどうしているか。
各課で苦情や対応した内容をまとめ、次回から起こらないようにフィー
ドバックしている。全体会議(年に1度開催)、各課会議(毎月開催)で
職員にフィードバックしている。
委員
申請団体
経理に関する管理体制について気を配っている点はあるか。
経理担当職員で業務を行い、毎月会計士がチェックを行っている。また
奈良市医師会の担当理事2人が年に1回、会計監査を行っている。
委員
「地域支援事業への取り組み」について、今後、奈良市医師会として総合
医療検査センターでの独自の新しい事業提案はあるか。
申請団体
市民向け機能回復教室(リハビリ教室)や認知症ケアも含めた事業を実
施していきたい。糖尿病性腎症重症化予防事業については、データの提供
が可能である。地域包括ケアについては、会議に出席し、いろいろな提案
をしていきたい。
委員
職員に対して、個人情報の保護やコンプライアンスの徹底をどのように
行っているか。
申請団体
年に1度(4月)全体会議を開催し、センター長から職員に意思統一を
行っている。また、センター独自の個人情報マニュアルを作成し、各課に
個人情報取扱責任者(苦情担当は各課長)を配置し、毎月開催する各課会
議、勉強会で研修を行っている。さらに、課長以上が出席する理事会にお
いてフィードバックしている。
・審査項目表により採点
・委員の審査項目表を集め、事務局で集計
・委員による採点集計表の確認
・事務局から採点集計の報告
・書類審査の結果に基づき、一般社団法人奈良市医師会を当該施設の指定候補者として
選定することが適当であると決定した。
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