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外来担当の看護婦にも導入し、診察中のドクターの 邪魔をせず

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外来担当の看護婦にも導入し、診察中のドクターの 邪魔をせず
大阪府済生会泉尾病院
CASE STUDY>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
外来担当の看護婦にも導入し、診察中のドクターの
邪魔をせず、さらなるコミュニケーションの充実を
『できるだけ短く話す』という方針
で使っていましたが、便利なものな
ので、話す時間が増えています。そ
の対応として、今後はアンテナの
台数をさらに増やすことを検討し
ています」
導入以来、運用面での大きな障
害はなかったが、その反面、病院な
らではの“トラブル”で端末をダメ
にすることが少なくないという。
外来担当の看護婦にも導入し、より密なコミュニケーションの充実を(外来ロビー)
「PHSを水に濡らしてダメにする
デジタルコードレスシステムの導入か
というトラブルがありました。病院は清
ら2年が経過したわけだが、連絡業務の
潔第一なので、手洗いの回数が多く、そ
効率アップやナースコール連動による
のため水濡れによる故障が多くあります。
看護効率アップを実現した裏では、運用
防水タイプの端末を出してもらえると、
面での課題も出てきているという。
端末の買い換えコストの面でも大変に
「当初はポケベルのかわりということで、
助かります。
(課長補佐)」
3交替制で1台のPHSを複数の人間
が使うという、機械にとっては過酷な現
場ならではの、ヘビーデューティーな機
種が求められているようだ。
「使いはじめると、これなしではやって
行けないほど便利なものであるのは確
かです。今後も、追加の端末が15台ほ
ど入る予定です。これは、外来の看護婦
に持たせる予定にしています。
ドクター
の診察中に直接電話をかけるわけにい
きませんので、看護婦に持たせて連絡を
とることで、外来の現場でも密なコミュ
ニケーションを実現したいと考えていま
す(課長)」
デジタルコードレスシステムによって、
患者にも職員にも、さらに風通しのよい
病院が実現されそうだ。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
ナースコールとの連動で、PHS端末に病室番号とベッド番号を表示。
迅速に病室へ向かうことが可能に。
ナースコール連動APEX病院コミュニケーションシステムのご紹介
各社のナースコールシステムとの連動が可能なAPEX7600/APEX3600
APEX7600/APEX3600は、各
社のナースコールシステムとの連動が
可能な、
デジタル交換機です。
ナースコール連動APEX病院コミュ
ニケーションシステムは、APEX7600
/APEX3600とナースコール連動に
よる院内コミュニケーション統合システ
ムです。緊急の呼出への対応はもちろ
ん、ナース同士の連携、
ドクターへのス
ムーズな連絡などを実現し、患者さんに
確かな安心感を提供するとともに、看護
労働力の軽減にも貢献します。
総合病院や一般病院、専門病医院は
もちろん、老人保健施設や特別養護老
人ホームなど、高齢者や介護・看護が必
要な方々をお預かりする施設でも、安心
で便利なコミュニケーションを可能にし
ます。
「安心の医療」のために、
NECがお手
伝いします。
ナースコールシステムとの連動で
安心で、便利なコミュニケーショ
ンが可能になった
CASE STUDY
大阪府済生会泉尾病院(以下、泉尾病院)は、敷地面積
8,000ß、建物面積15,562ß、職員数約400名、病床数
350床を誇る総合病院である。
大阪府より承認をうけた「開放型病院」であるだけでなく、
泉尾特別養護老人ホームの「大正園」、総合福祉施設の「シ
ルバークレイン(特別養護老人ホーム「第二大正園」、身体
障害者療護施設「北村園」、軽費老人ホームケアハウス「つ
つじ荘」等の多角的機能を持つ)」などの施設を併設し、医療・
福祉・保健の密接なネットワークを築いている。
ここに、NECのAPEX7600デジタルコードレスシステム
/ナースコール
連動システムが
導入され、最先
端の医療の現場
を支えている。
● システム構成図
b院 内
医療データ
ベースサーバ
ナースステーション
病 室
トイレ・浴室
廊下表示灯
ナースコール親機
I/Oユニット I/Oユニット I/Oユニット
廊下灯
廊下灯
廊下灯
復旧
ボタン
復旧
ボタン
復旧
ボタン
コンセント
伝言システム たっち録
PIA FS内蔵アクセスルータ
握り押しボタン
医療データ
ベースサーバ
PS(コードレス子機)
基地局
事務用内線電話
基地局
PS(コードレス子機)
緊急の呼出の対応もデジタルコードレスシステムで患者さんにも安心を提供
APEX
INS網
PHS網
データ通信
対応PS
ユーザ・プロフィール
データ
カード
PCNote
公衆アンテナ
公衆アンテナ
名 称:社会福祉法人 恩賜財団済生会支部 大阪府済生会泉尾病院
病 院 長:和賀 志郎
お問い合わせは、
NEC
(NECネットワークス 国内事業本部 企業通信システム事業部)
へ
所 在 地:大阪市大正区北村3丁目4番5号
http://ccsd.biglobe.ne.jp/apex/
E-mail:[email protected]
設 立:昭和20年12月6日
APEXインフォメーションセンター 0120-75-7400 受付時間 9:00∼12:00 13:00∼17:00 月∼金曜日(祝日を除く)
病 院 種 別:総合病院(公的医療機関)
U R L:http://www.izuo-saiseikai.gr.jp/
CIN-13-C124
大阪府済生会泉尾病院
CASE STUDY >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
ポケベルから
デジタルコードレスシステムへ
院内の呼び出し手段を切り替え
ドクター、看護婦、事務部門の
相互連絡の効率を大幅アップ
ポケベルにかわるシステムとして
デジタルコードレスシステムを導入
泉尾病院が、NECのデジタルコードレ
スシステムを導入したのは1999年6月。
折しも、デジタル交換機の老朽化による
入れ替え時期にさしかかっており、それ
まで活用していたポケベルにかわるシ
ステムとして、
APEX7600デジタルコー
ドレスシステムが導入された。
デジタルコードレスシステム導入の目
的を、同病院の管理課課長はこう語る。
「デジタルコードレスシステムの導入には、
大きく3つの目的がありました。第1は、
ドクターの呼び出しを、直接できるよう
にしたいということ。広い院内のどこに
ドクターがいても、すぐに連絡をとりた
い場合が少なくないのですが、
ポケベル
だとこれが満足にはできませんでした。
第 2 に、ドクターだけでなく、事務
系のスタッフや管理職にも PHS を持た
せて、ダイヤルインの機能を実現した
いということ。 院内の連絡業務はもち
ろんのこと、院外からの電話にも、で
きるだけ直接対応したいというニーズ
がありました。
そして第 3 に、ナースコールとの連
動です。 ナースステーションにかかっ
てくる病室からの呼び出しに、PHS で
直接応えられるようにしたいということ
です。
以上の 3 つは、病院の連絡業務の
根幹に関わる部分です。 デジタルコー
ドレスシステム導入によって、効率アッ
プをはかり、スムーズな業務の遂行を
実現したいというのが狙いでした」
期待通りの効果で連絡業
務の効率が大幅にアップ
このような目的のもとに、予備機も
含めて 160 台の PHS が導入された。
当初はこのうち、60 名以上いるドクター
全員に各1台ずつ(合計 60 台以上)、7
つの病棟にある各ナースステーション
に 3 台ずつ(合計 21 台)、そして事務
系スタッフや管理職などに 20 台以上
を配布し、100 台を超える台数で運用
を開始した。
導入の効果について、同病院の管理
課課長補佐はこう語る。
「導入効果については、期待通りで大
変に満足しています。 とにかく、ドクター
と直接連絡がとれるようになったことは
大きいです。 以前は、ポケベルが鳴っ
たら、最寄りの内線電話があるところ
まで行って、内線で交換手を呼び 『い
ま何番にいます』と伝えて、交換にかかっ
てきている通話を、そこに転送しても
らうというような手間をかけていましたが、
院内・院外を問わず、従来かかってい
た不要な時間と手間が大幅に省けました。
その意味では、交換手の手間が一番
軽減されました。ドクターに連絡をと
る際に、以前は外来診察、院内、医局
のどこにいる?という感じで探す手間が
かかっていました。 また、直接つなが
るようになったことで、以前のように相
手を待たせることもなくなりました」
広い病院の施設内をカバーするために、
23 台のアンテナを設置。 敷地内にあ
る老健施設にもアンテナを設置してあ
るため、移動中や、移動先でも院内に
いるかのように通話することを可能にし
ている。
「とにかく便利になったので、誰かに連
絡をとるときには、内線電話ではなく、
直接相手の PHS にかけてしまうことが
多いほどです(課長補佐)」
ナースコール装置とデジタルコードレスシステムを連動。
夜間でも病室からの呼び出しにスムーズに対応
同 病 院 の デジタ
ルコードレスシステ
ム導入の目玉のひ
とつが、ナースコー
ル 装 置 とデジタ ル
コードレスシステム
の 連 動で ある。 同
病院内には23台のアンテナ
病院の管理課では、 が設置され、
あらゆる場所で
このシステムについ の通話を可能にしている
てこう語る。
「病室のベッドの枕元にあるナースコー
ルボタンを押すと、ナースステーショ
特別養護老人ホームの「大正園」にも、
アンテナが
設置され通話が可能に
ンの装置に病室とベッド番号のランプが
点灯する。 それと同時に、あらかじめ
登録されている複数台の PHS 端末が
呼び出される仕組みになっています」
夜間の場合は、各病棟のナースステー
ションに 3 人の当直がつく体制になって
いる。 PHS の端末も各ナースステーショ
ンに 3 台ずつ導入されている。 夜間、
各病室からナースステーションへの呼
び出しが重なる場合も少なくない。 そ
のため、一時的にナースステーション
から、3 人の看護婦が不在になる状態
も起こる。 このような場合に、デジタ
夜間もデジタルコードレスシステムで迅速な対応が
出来、看護労働力の軽減にも役立っている
ルコードレスシステムが威力を発揮する
という。
「ナースステーションへ呼び出しがあると、
同時に PHS の端末画面にも、病室番
号とベッド番号が表示されるようになっ
ています。 呼び出しを受けた先の病室
で手当の最中に別の呼び出しがあった
場合でも、その場で応答して、次の病
室に向かうことができます。
これまでは、いちいちナースステーショ
ンに戻らなければ、どこから呼び出しが
あるのかが確認できない場合もあった
のですが、ナースコール装置とデジタ
ルコードレスシステムの連動により、迅
速でスムーズな応対が可能になりました」
公道を挟んだ総合福祉施設「シルバークレイン」ともコードレスで
繋がっている
システム構成図
システ
ステム構成図
構成図
公
道
NC(ケアコム)7台
APEX7600/140
アンテナ
9台
携帯電話の使用禁止と
院内コードレス電話の使
用掲示板
LD接続
アンテナ
8台
6台
アンテナ
職員が使用している電話には、黄色の
目印を貼り、携帯電話と区別している
アンテナ
アンテナ
APEX3000
6台
23台
LD接続
APEX3600
NC(ケアコム)2台
NC(アイホン)3台
アンテナ
APEX7600
院内の連絡業務はもちろん院外からの電話にも直接
対応できて便利になった(事務長)
泉尾病院
ドクターの呼出も、院内・外を問わず
直接連絡が取れるのでスムーズに
大正園
シルバークレイン
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