Comments
Description
Transcript
現地詳細情報(PDF/100KB)
No:1-ID-1 民間企業の製品・技術の活用が期待される課題 (インド) 開発課題(*) インド国内の電力事情(需給のひっ迫)に対し、燃料不足等から 供給側(発電側)のみで対策が追い付かず、需要側からも対策を 行うべく、インド政府は第 9 次 5 か年計画(1997-2001 年度)に 省エネルギー法を制定。機器省エネ(ラべリング制度)、建物省 エネ(オフィスビルの省エネランク制度)など取り組みを進めて いる。その中で昨今インド政府は LED 電球の普及促進を進めてお り、2014 年にインド工業省は市場で 400 ルピーの LED 電球を 10 ルピーで支給するプログラムを立ち上げるなど取り組みを行って いる。政府系企業 EESL 社は 2015 年度 600 億円相当の資金需要 が発生するとみており、2012 年度の同社の総資産が 20 億円に過 ぎなかったことから考慮しても爆発的に市場規模が拡大を続けて いる分野の一つと言える。 想定地域名 全国 (州・県名) 関連する公的機関名 EESL(Energy efficiency service limited) ESCO 事業(省エネに貢献し削減実績から対価を得る事業)を実 施する政府系企業。 関連する ODA プログ 特になし ラム・プロジェクト 留意点 ・製造品質管理不足により LED 照明の性能がメーカー任せとなっ ている。 ・性能確認のための測定技術不足により流通している LED 照明の 省エネ性能の信頼性に疑問。 ・LED については、照明工業会のヒアリングによると屋内灯の日 本製品は価格面の比較優位性が弱いため、屋外灯を中心にするな どの戦略性は必要。 備考 経済産業省委託調査「平成 26 年度経済連携促進のための産業高度 化事業(インドにおける高効率 LED 照明機器の導入・普及を通じ た環境/エネルギー協力に関する調査事業)」 活用が想定される製 天井用 LED ランプ、蛍光灯型 LED、LED 道路灯、LED 彩光器、 品・技術・ノウハウ(*) LED 誘導路灯/航空用灯火電設備 (*)は必須入力