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ダウンロード - 首都大学東京|理工学研究科・理工学系

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ダウンロード - 首都大学東京|理工学研究科・理工学系
首 都 大 学 東 京 大 学 院 ・理 工 学 研 究 科
分子物質化学専政
2011
率風
生回
年 次
ヤ
ましが き
平成 2 3 年 度 は首都大学東京 が 発足 して 7 年 目を迎 え 、併設 され て い た東 京都 立 大学 が 平
成 2 2 年 度末 を もつて 閉校 したため、首都 大学東京 の みで の活動 を開始 した年度 とな った。
また 、平成 2 3 年 度 か ら第 二 期 中期計画 に入 り、教員定数 の 見直 しが実施 され るな ど、新た
な取 り組 み に向 けて 一 歩 を踏 み出 した。 化学教室 では、 これ まで に行 つて きた理 学 系基礎
化学 と しての 教育 な らびに研 究 を更に発展 させ るべ く、 さまざまな創意 工 夫 を行 つて きた。
平成 1 7 年 度 か ら取 り組 んで きた文 科省 の 大 学院 G P 事 業、それ に続 く首都 大 G P 事 業 を
受 け、新 た に理 工 学研 究科 か らの サ ポー トを受 けた理 工 学 G P 事 業 と して 、 大学院 生 の 国
際化 、 自立 的企 画力 の養成 を 目指 した大 学院教 育 を推進 して きた。 来年度 も引 き続 き この
事業 に取 り組 む ことが決 ま つ て い るが、来年度か らの 5 年 間は第 二期 中期 計画 を踏 まえて 、
更 に発展 した学部教 育お よび大 学院教育 の確 立に向 けて取 り組む必要 が あ る。化学教室 と
しては 、化学 に 関す る幅広 い 知識 と深 い 専門性 を併せ持 ち、国際社会 で活 躍 で きる人材 を
養成す る ことを教育 目標 と し、そ の 実現 に向けて努力 を続 け ます。
本報告書 は 、化学教 室 の運営 ・教 育活動 と研究 を合 わせ て ま とめた もの です 。 よ り充実
した 報告 書 を 目指 してお りますが至 らぬ 点 も多 く、本 冊子 に 目を通 して くだ さる皆様 の忌
碑 の な い ご意 見を頂 けれ ば幸 い です 。
平成 23年 度 専 攻長 清 水敏 夫
目次
は しが き
目次
化学教室 教 室協議会規 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
平成 23年 度化学教室研 究室別名 簿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
化学教 室委 員会委員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・, 3
全学 ・理 工学研 究科等委 員会委員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
人事異動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
学部 '大 学院授業時間割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
在学者数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ 8
進路状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
学位授 与 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
文部科 学省 。日本 学術振興会科学研 究費補助金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
そ の他 の研 究助成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
各賞受賞 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,・ ・・・ 23
国際会議 の 開催 、お よび組 織委員 として の 活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
海外研 究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
共同研 究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
海外 か らの訪 問者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・, 33
学会活動等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35
他 大学非常勤講師 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
講演会 ,研 究会等 での 講義 ・講演 ・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・・・・・・・・・・・・ 39
非常勤講師 (集中講義 な ど)・ ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
魅 力ある大学院教育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
教 室 の行 事 ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・。 46
各研 究分野活動状況 平 成 23年 度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
第 一部
化学教室活動状況
化 学教 室教室 協議会規則
第 1条
協 議 会 は 化 学 教 室 に 属 す る教 職 員 を 持 って構 成 す る。
第 2条
協 議 会 は構 成 員 の 過 半数 の 出 席 によ って 成 立 す る。
第 3条
協 議 会 は 毎 月 1 回 開 く こ と を原 則 とす る。
第 4条
協 議会 は専 攻 長 に よ って 招 集 され る。
そ の 他 運 営 委 員 また は化 学 教 室 の 教 職 員 5 名 以 上 の 要請 が あれ ば 、 専
攻 長 は 協 議 会 を招 集 しな けれ ばな らな い 。
日時 お よ び 議 事 内容 は遅 く と も 1 週 間 前 に公 示 す る こ とを原 則 とす る。
第 5条
協 議 会 の 議 長 は運 営 委 員 が つ とめ 、 書 記 は 出席 者 の 中か ら選 出 され る。
第 6条
専 攻 長 、 各種 委 員 は 関 係 事項 の 報 告 を行 う。
第 7条
協 議 会 は 専攻 長 、運 営 委 員会 、 各種 委 員会 そ の 他 か らの 提 案 事項 を審
議 し決 定 す る。
第 8条
決 議 は 出 席 者 の 過 半数 の 同意 を 持 って成 立す る。
第 9条
協 議会 は議 事 録 をそ な え 、 議 事 進 行 の 過 程 お よ び 決 議 事 項 を 記 録 す る。
専 攻 長 は 、 これ を 保 管 し、 構 成 員 の 要 求 あ る とき は提 示 す る。
第 10条
本 規 則 の 改 正 は 協議 会 の 決 議 によ る。
付 貝J. 1965.4.20
1982.11.30
1987
2007.7.4
チ 置うJ
改 正
改
改
i正
正
平成 23年 度化学教室研究室別名簿
伊永 隆 史 (3413)
卓野 宗手 (3535)
庫野 t也 (3445)
8出
力再 海 ( 3 S 3 8 )
野村 字広 (3542)
猿閣 (35621
三B正 規(3538)
口曇 す (3541)
ヨカ 直構 (3676)
也谷 歓 兵 ( 3 5 2 5 )
再減 雅常 (3532)
(舟
tt●機明(3535)
8地 ■― (3453)
加お 亡1343D
阿知波 洋次 (3443)
'水 よ夫(3S35)
松本 ,(3451)
平林 ― 使 13573)
コ岡 万脩 (3523)
こ玉 住 (3442)
川崎 「平(3454)
波口 雅庁 13592)
骨本 碑閉 (3543)
呼i t 送 行 ( 3 4 5 3 )
久T末 志節 (392い
大山 和存 (35871
C森 幸六(3452)
産士印 (3438)
青山 本 江
ヨ高
ほ店 (3576)
金,智 平 (3525)
贈野 村腐 (3531)
陳 島 (3535)
浜, H 平
lt田 留 尊 (3532)
ta淳 空 (3552)
(3525)
ヽ
ゥク '一ミナ(5651)│
ハーウエド モハメド(353
い臼残史 (3436)
片田 和■ ( 3 5 8 8 )
汚妻 は大 (3436)
左々 木 雄 衆 ( 3 5 S 2 )
陶谷 沙, ( 3 5 3 7 )
最谷山か まり (3531)
8 ‖1 拓 己 G 5 3 8 )
上村
林 賢太郎 ( 3 S C 8 )
ヽ日 皓 平 (34361
にね 邦連 ( 3 5 3 7 )
いる は史 (3591)
utt r■子 (3430
大西 岳穂旦 ( 3 5 3 7 )
Jヽ
及 臣矛 (3531)
忘村 泉史 ( 3 5 3 8 )
荷摩お ― 朗 ( 3 5 2 3 )
聴 大 介 (3442)
北祥 束人 ( 3 5 9 8 )
は生 和弥 ( 3 5 7 6 )
R 各 和也 ( 3 5 7 6 )
へ代 史子 ( 3 5 3 S )
」中 と(3576)
映古 受耳 ( 3 5 3 ,
時木 直構 (3533)
い木 と (3533)
旧日 一成 (3531)
] 賞 お之 ( 3 5 3 6 )
,村 tL允(3452)
0口
時敬 l R 洋( 3 5 3 7
五十出 い (3533)
, 内 壼子 ( 3 5 3 8 )
与本 治男 ( 3 4 5 3 )
'末 ,t(3436)
け仰 " 司 ( 3 4 3 6 )
1 岸 4 h 増( 3 4 3 6 )
井上 発人 (3451)
山 (3572)
島ホ イ
集野 身分( 3 5 8 1 )
佐市 大お郎 ( 3 4 5 4 )
,tI拓 也 (3447)
四本 田子 的5 7 2 1
千J I 只 志郎( 3 5 8)ヽ
は棟 祐把 (3451)
林 宋之 ( 3 5 7 2 )
藤本 大輔 (3451)
相川 知 之 的5 , 2 1
和 之 (3452)
隠違 あゆみ (3532)
山 内 陽介 ( 3 4 5 4 )
宮逮 破崎 ( 3 4 3 6 )
高水 ■力 (3532)
鈴木 t S 部 ( 3 4 3 3 )
川 上
小 村
寸上 和雅 ( 3 4 3 6 )
永井 期 (3454)
小 ),京
中村
数 (3588)
3583)
明公 〈
平 野 大 中 (35C3)
│=砲
輛 (3433)
小林 彩保 ( 3 5 3 7 )
レ山 打破 ( 3 5 3 1 )
馬格
B去
コ, な 火郎( 3 0 9 8 ) 書沼 年 ( 3 9 2 2 )
光意 (3584)
太町 岳 ( 3 0 0 8 )
竹内 強ユ茶 ( 3 5 8 7 )
求也 (3572)
,(357の
強也 ( 3 4 4 2 )
赤な 労鼻 (3455)
回 裕介 (344"
1ヽ
末泉 明久 ( 3 5 8 4 )
E 村 や代
垣本 た六
皆下 和情
情 航平 ( 3 5 3 ' )
,,由 配 (3532)
「" 1 佐 六 郎
内山 亮子 ( 3 4 5 3 )
大ホ 仁祭 (3433)
金手 注実 (344')
トユ 佳祐 ( 3 5 7 2 )
可村 役秋
芝野 争也
」ホ 確 (3436)
大1 8 移 忘
8 崎 " 郡 人( 3 5 3 7 1
t 井 特貴 ( 3 5 3 3 )
風 正之
三宏 ゆうり( 御5 3 )
林 R和 │(3454)
手爆 時 明 (34471
仁お 朝実
ロロ ほ雀
米山 翔六 ( 3 4 5 3 )
山野 井 崚 (3454)
,野 打世 的572)
は弁 ほ弘 (3534)
いネ 淳 (5819)
先備 はるか
二B悔
子 (3525)
や,知 "(3531)
田日 0 ね ( 3 5 2 3 )
小林 ■芝
とほ 正移
千差 先一
こ司 魯
羽諄 正職
u 木 大幅( 3 5 8 1 )
い井 欧校
可部 相 ユ1 3 5 8 3 )
鴎 お芝
崎お 衆畳
博け 秀8E
師川 高活
高沐 =子
長野 光翻
卜月 二l l
5344)
山内 芳と 〈
高■,,(5648)
Eほ 子(5644)
松本 書
'日 碑(3536)
原 也児
正末 俊平(3533)
南悼 六崎
後「 n子
摩田 子 を(3536)
的237)
費口 奈央(3536)
=原 正E(5648)
照,名 ほ朔 (3536〕
局強 (3438)
eH萌 (5644)
演野 守明 ( 5 5 4 8 )
山口 ■也 ( 5 6 4 8 )
潤戸 航平 ( S 6 4 3 )
倉光 子■子 (3574)
8 ロ ーL ( 3 9 2 2 )
佳介 (3584)
=清 各遠 (3436)
的費
1 日 啓介 ( 3 5 3 2 )
皆域 英 臣 ( 3 5 6 5 )
R口,逮 行(3587)
舟山 雲承 1 3 4 4 6 )
岡村 佳 忠 ( 3 4 4 8 )
小た さつさ ( 3 2 3 7 )
小林 r 平 ( 3 4 6 2 )
武& 正 明
井 敏摩 (3483)
小f 8 油 智子 ( 3 4 5 4 )
構松 森曇佳 ( 3 4 3 3 1
西
大
移佳 ( 3 5 8 2 )
市 口 邦忠 ( 3 4 3 3 )
凛 ■
会 相
田田 大地 ( 3 5 6 8 )
木村 圭介 ( 3 5 6 8 )
竹内 翻 一 ( 3 5 8 8 )
古培
Btt 134421
年 は るみ (3455)
L
B子 (3448)
牛忠 岸手 (3582)
化学 教 室 委 員会 委 員
平成 2 3 年 度分子物質化学専攻内委員
専攻長
次期専攻長
清水 敏 夫
伊藤 隆
会計委員
三島 正 規
厚生委員
佐藤 総 一
運営委員
清水 敏 夫
伊藤 隆
藤田 渉
久 冨木 志 郎
化 学安 全 教 育 取 りま とめ
藤田 渉
学 生 実験 取 りま とめ
オ ー プ ン ク ラ ス担 当者
出下 健 一
城丸 春 夫
劇 物 ・毒 物 管 理者
藤部 俊 明
溶媒委員
川端 庸 平
リカ レン ト
波田 雅 彦
大 学 院 教 育 G P コア メ ンバ ー
菊地 耕 一
清水 敏 夫
秋出 和 彦
出下 健 一
将来計画委 員
伊藤 隆
佐藤 総 ―
田岡 万 悟
高瀬 雅 祥
野村 琴 広
城丸 春 夫
クラス担任 (1年)
久 冨木 志 郎
三島 正 規
野村 琴 広
城丸 春 夫
藤田 渉
カ リキ ュ ラ ム 委 員
西長 亨
藤田 渉
浅野 素 子
安全管理委員
広 報 委 員 補佐
波田 雅 彦
ク ラ ス担 任 ( 2 年)
杉浦 健 一
菊地 耕 一
カロ
藤 直
佐藤 総 一
杉浦 健 一
大席 泰 嗣
佐藤 総 一
伊藤 隆
橋本 健 朗
三島 正 規
浅野 素 子
浅野 素 子
ク ラ ス 担 任 ( 3 年)
伊藤 隆
海 老原 充
加藤 直
大型予算対策委員
薩退 俊 明
共同利用機器管理 委員
松本 淳
自井 直 樹
西長 亨
好村 滋 行
藤野 竜 也
准教授委員長
大浦 泰 嗣
助教委員長
芝本 幸 平
全 学 口理 工 学 研 究 科 等 委 員 会 委 員
平成 23年 度全学理 工学研究科委員
全学
ICTPT
南大沢 キ ャ ンパ ス
高圧 ガ ス保安管理部会
放射線安 全 部会
危険物保安監督者
R I 施 設委員会
国際規制物資管理委員会
動物実験委員
危険物保安管理委員
放射線管理室委員
専攻 長 ・コー ス長
専攻 長 代 理
理工学系人 間関係相談 チ ー ム 阿
研 究費評価 ・配分委員会部会 清
理 工学研 究科研 究推進室
藤
理工学研 究科広報委員
平林 一 徳
久 冨木 志 郎
清水 敏 夫
久 冨木 志 郎
久 冨木 志 郎
儀部 俊 明
浅野 素 子
大浦 泰 嗣
秋山 和 彦
知波洋次
水 敏 夫
部 俊 明
浦
教務委員会部会
藤
野
基礎教育部会
西
長
ー
‐
ン
ンシ
工
プ
タ
理 学系イ
ッ 委員会 杉浦
教員養成 カ メキ ュ ラム
伊
藤
杉
理工学系入試委員 (多様 な入試)野 村
理工学系入試委員 (八試制度検討)藤 田
大学院入試委 員
田
波
・
自己点検 評価委員
加
藤
FD委 員
就職担 当委 員
図書委員会
加
伊
野
環境安全部会
清
特別管理産業廃案物管理責任者
保安管理部会
清
杉
高圧 ガ ス保安管理部会
放射線安全部会
劇物 。毒物管理者
RI施 設委員会
国際規制物資管理委員会
工作施設連絡会
夫
敏 隆
学 生委 員
国 際 セ ンタ ー 企 画員
ダイ バ ー シテ ィ推 進 室委 員
菊地 耕 一
加藤 直
波田 雅 彦
海老原 充
海老原 充
橋本 健 朗
水藤
清 伊
入試 委員 会
FD委 員
理 工 学研 究科 、 理 工 学 系
健 一
竜 也
亨
健 一
隆
琴 広
渉
雅 彦
直
藤 直
藤 隆
村 琴 広
水 敏 夫
伊 永 隆 史
水 敏 夫
浦 健 一
海 老原 充
浅野 素 子
大浦 泰 嗣
大浦 泰 嗣
藤野 竜 也
人事異 動 平 成 2 3 年 度
<採 用 >
教授
城
丸 春 夫
平
成 24年
1月 1日
( 首都 大 学 東 京 大 学院 理 工 学研 究科 准 教 授 か ら昇任 )
助教
阿
部 穣 里
平
成 23年
9月 1日
( 首都 大 学 東 京 大 学 院 理 工 学研 究科 日 本 学術 振 興 会 特別研 究員 か ら着 任 )
<退 官 >
教授
犠
部 俊 明
成 24年
3月 31日
教授
阿
知波 洋 次 平 成 24年
3月 31日
平
平成 23年 度化学 コース時間割
学 年
曜 日
月
1 時限
8150∼10〔
20
1 - 2 0 2 都市プロ 三島( 後)
1
1 1 - 1 0 3 物性化学1 菊地( 前)
機化学総論 杉浦( 前)
1 - 2 0 4 分析化学I 海老原( 後)
11-110無
I H 1 0 1 構造物理化学 阿 知波( 前)
1卜
1 0 3 放射化学l 海 老原( 前)
1 1 - 1 0 3 宇宙化学 海老原( 後)
5 時限
16:20∼17150
4時限
14140∼16H0
3時限
13100∼14:30
2時限
〕
O i 3 0 ∼1 2 1 0 0
1 - 2 0 6 有 機化学I l l 西長( 後)
1■
1併
2 0 9 基礎ゼミ加藤( 前)
1 0 3 分析化学H 藤 野( 前)
4 析 三島( 後)
機構造角
111-103有
8 - 3 8 6 i 3 8 7 化 学専門実験 K 前)
3 8 6 1 3 8 7 化学専門家験 H ( 後)
卜
化学セミナー ( 後) ( 8 - 3 0 1 -永
伊・
知波 ・
か水 ・
佐藤)
藤野 8 - 3 0 7 - 阿
城丸, 8 - 3 0 4 - 藤
加・
好村) 化 学セミナー( 後) ( 8 - 3 0 清
卜3 0 2 - 菊地 ・
浦, 浅野)
藤田i l l - 2 0 2 打
鶴辺. 1 2 - 2 0 8 - 杉
日・
橋本)
1 化学セミナー ( 後) ( 1 1 - 2 0 1 波
火
1 - 1 0 1 都市プロ 伊藤( 前)
卜
1 - 1 1 0 - 般化学 に 阿知波( 前)
1 - 1 0 3 化学概統 冶 清水( 前)
1 - 1 0 1 化学概脱 b 西 長( 前)
1 - 2 0 1 化学概説 崎 佐藤( 前)
1 - 3 0 1 化学概説 b 三 島( 前)
1 - 1 0 3 化学概説 H a 伊 藤( 後)
1 芍1 0 化学概鋭 ‖
b 杉 浦( 後)
1 0 2 都市プロ藤野( 前)
il-201都
市プロ 大浦( 前)
呂搬 鶴
1鞘部写
1 1 - 1 0 3 物理化学演 習( 前)
1■
1 0 3 化学 熱 力学1 1 好村( 前)
1 1 - 1 0 3 物性 化学H 藤 田( 後)
│卜
‐
16-210基
│
│
│
│
礎ゼミ浅野( 前)
3 8 6 3 8 7 化 学専 門実験 K 前)
8 - 3 8 6 3 8 7 化学専 門実験 H ( 後)
8 - 3 8 5 化学実験 b / 自 然科学実験 武蔵( 前)
水
112-101有
機化学H 西 長( 前)
1…
2 0 5 量 子 化学I 波 田( 前)
1 2 0 5 化 学熱 力学1 加 藤( 後)
1 2 0 3 生 体物 質化学 I 磯 辺( 前)
- 2 0 6 生 体物 賃化学 H 確 辺( 後)
十
1 - 1 0 5 量子化学H 波 田( 後)
8-302化
学英摘 』d i a n Kac(前)
lll-302化
学安全教育 各教 員(後)
1 1 - 1 0 3 環境 化学 松本( 前)
1 1 - 1 0 3 機器 分析 I 藤 野 ( 後)
8-3861387化
学専門実験 l 各 教員( 前)
8-386,387化
学専門実験 H 各 教員( 後)
11-103機 器分析H浅 野 ・
大浦(前)
1 1 0 - 般 化学 i b 橋 本( 前)
2 1 0 - 般 化学 H b 藤 田( 後)
木
1 - 2 0 9 無機化学各論l 久 冨木( 前)
12-103無
機化学各論H 浅 野( 後)
1 1 - 1 0 3 生物化学1 聴 辺( 前)
1 1 - 1 0 3 生物化学H J ヽ島( 後)
各教員
各教 員( 前)
各教 員( 後)
│ - 1 0 5 - 般 化学 L 橋 本( 前)
1 - 1 0 1 - 般 化学 H a 菊 地( 後)
金
8 3 8 5 化 学実 験 d / 自 然科学実験
-104物理化学初等演習 K前)
十
1104物 理化学初等演習 H(後)
6207基 礎ゼミ 清水(前)
武蔵( 後)
1 1 2 0 1 有 機 及生物 化学演習 各教 員
11-103放 射 化学n大 浦(後)
1 2 2 0 8 理 輪 化学概輪 橋本( 前)
1 ■1 0 3 合成 有機化学 清水( 後)
1 1 - 1 0 3 錯体 化学 杉浦( 前)
H - 1 0 2 反 応物理 化学 城 丸( 後)
ill-103反
応有機 化学 野村( 前)
1 2 - 1 0 1 化学 コロキウム 各教 員( 後)
化学セミナ ー ( 後) ( 3 - 3 0 5 - 久
目 木)
11-103化学熱力学 lll好
村(後)
三島i
化学セミナー(後)(3-303-伊
藤。
3-302-野村 ・
西長)6時 限まで
化字セミナ ー ( 後) ( 8 - 3 0 6 -老原
海 ・
大浦)
平成 23年度大学院授 業時間割
理 工
(
0050∼
1020
の
G)13100∼ 1
10モ30∼ 12100
機柴14目
2 藤
0
.
0 地
1ヒ
学特 別流 確 I く前) い
( 物性 物理化学 )
月
化学特別セミナー 1 ( 前) ( 炊 ? Ⅲ Ⅲ
)
Ⅳ
O イ し学持, 1 セミナー l l l ( 前
化 学 特 別 セミナ ー 1 ( 前 ) 1 ■ ' , い
0 4 し 学 特 別 セミナ ー 田 ( 前)
化学特別セミナー 【( 前) 十 R , l i
0 4 ヒ 学特別セミナー 虹( 前)
l(後
I(強
い辺
Ⅳ
)(R2521
( 横)
1ヒ
学t t t t E ( 後1
( 桜宇由化牛)
火
(Rい
↓
域丸
水
教雲
清水 佐磨
渡 口 橋本
化学特, Ⅲ
セミナー I ( 前) イ R 2 4 0
0 イ し学特別セミナー I I l ( )詢
阿知波 斑九
イ
ヒ学特別セミナー I ( 前) ( R 2 3 5 ,
O イ し学特別セミナー I t l ( 前
)
菊地 お田
.
2お
1(後
獅閣
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在学者数 平 成23年 度
平成 24年3月 15日現 在
学部
首都大学東京
一
年生 二 年 生 三 年生
51名
49名
48名
四 年生 五 年生
55名
1名
計
204名
204名
総計
博 士 前期課 程
一年 生
二 年生
計
首都大学東京
35名
38名
73名
総計
博 士 後期 課 程
首都 大学東京
総計
73名
一年 生 二 年 生 三 年 生
12名
7名
4名
計
23名
23名
進路状況 平 成23年 度
平成 24年 3月 15日 現在
1.学
部 卒 業者 数 : 4 1 名
進路
進学 : 29名
就職 そ の 他 : 12名
2.大
首都大学東京
28名
他大学
1名
民 間企 業
5名
公務員等
1名
教員
2名
そ の他
4名
首都 大学東京
2名
他大学
2名
学院博 士前期課程修 了者数 : 37名
進路
進学 : 4名
就職 そ の他 : 33名
3.大
民 間企 業
24名
公務員等
2名
教員
2名
そ の他
5名
民間企業
0名
公務員等
1名
PD
0名
そ の他
0名
学 院博 士 後 期課 程修 了者 数 : 1 名
進路
就 職 そ の他 : 1 名
学位授与
平成 23 年度
<学士>
無機化学
小川 友宏
ビフェニル架橋Zn(II)ポルフィリン‐Cu(II)ポルフィリン二量体の分子内エネ
ルギー移動と近赤外発光
平野 大輔
ポルフィリンキノンの実用的な合成法の開発とそのNi(II)錯体の特異的な配
位挙動
中村 明公
銅(II)塩を用いた酸化的カップリングによるピレンオリゴマーの合成
環境・地球化学
藤森
健輔
励起エネルギー移動を利用した多環芳香族炭化水素の高効率質量分析
三浦
香純
アミノ酸の酵素反応における窒素安定同位体の時間変化追試
山本
陵
マトリクス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-MS)における
マトリクス分子の量子緩和とフラグメントイオン生成の相関
宇宙化学
井手
神志
ICP-AES を用いた鉄隕石の分析手法の確立
岩下
和樹
福島第一原発事故由来の放射性核種による環境汚染の調査
大塚
紗恵
放射化分析によるユークライトの化学組成の解明
有機構造生物化学
小林
彩保
転写抑制補因子複合体 SHARP/SMRT の複合体形成機構の解析
榊
航平
転写因子 IRF4 全長の構造研究
嶋崎
真那人
サポートベクターマシンを用いた NMR スペクトルにおけるピーク自動判
別手法の開発
田中
孝
Sf9 細胞を用いた in-cell NMR によるカルシウム結合蛋白質 calmodulin の
解析
有機化学
影山 拓哉
ベンゾ縮環チオフェン−ピロールオリゴマーの合成と酸化種の性質
菅原 由紀
ナフトビピロールで架橋されたクリップ型分子の合成と物性
滝井 祐貴
キレート多座フェノキシ配位 Ti 錯体の合成・エチレン重合触媒としての
機能解析
藤田 啓介
透明性と電導性を併せ持つオリゴチオフェンの設計と合成
生物化学
高橋
尚史
分裂酵母の新規 snoRNA の機能解析
早川
健太郎
化学構造未知の出芽酵母 tRNA の精製
堀
正之
新規 BoxH/ACA 型 snoRNP 構成タンパク質の探索
物性物理化学
渥美
徹也
BDA-TTP 超伝導体の構造と重なり積分
内山
亮子
有機伝導体を目的とする DTDA-TTP の合成
三友
ゆうり
有機伝導体(DODHT)2SbF6 の一軸圧下における伝導挙動の研究
米山
翔太
新規有機ラジカル誘導体の合成と物性評価
分子集合系物理化学
赤松
芳昇
二成分脂質二重膜におけるドメインのバディング
大本
佳奈
非イオン界面活性剤 C18Em 系のベシクル形成条件
林
賢利
カチオン/ノニオン複合界面活性剤水溶液 α ゲルの希釈構造
山野井
睦
界面活性剤逆キュービック相のレオロジー的性質
反応物理化学
小田
裕介
静電型イオン蓄積リングにおけるレーザーアブレーション装置の改良
金子
愛実
単体金属触媒を用いたカーボンナノチューブの生成とカイラリティー制御
手塚
晴明
多価イオン衝突における新規ビームライン
有機合成化学
大泉
明久
2-Phenylpyridine(ppy)型配位子を有するテルロニウム塩の合成とその
構造
小汲
佳祐
プロパルギルスルフィドを用いた[3+2]環化付加反応の天然物合成への応用
研究
今野
知世
ベンゾチアクラウンエーテルの合成と性質
福井
隆弘
3,3’-位に置換基を有する2,2’-ジハロビフェニルの合成
理論・計算化学
河村
俊秋
鉛原子を含む芳香族性化合物に関する量子化学的研究
樫村
孝代
カテコールアミン誘導体の異性化経路に関する理論的研究
佐藤
朝美
2,4,6-Trihydroxyacetophenone(THAP)の水和と電子状態
同位体化学
坂本
慶太
フラーレンの有機溶媒中における・線照射効果に関する研究
芝野
幸也
鉄−マグヘマイト混合粉体を用いたメチレンブルー分解機構の解明
田口
優佳
鉄イオンドープ酸化チタン光触媒ガラスのゾルーゲル法による作成とその
評価
<修士>
無機化学
片岡 和幸
meso-ブロモポルフィリンの無触媒芳香族求核置換反応を利用した系統的
なmeso-ヘテロ原子置換ポルフィリン合成法の開発
北林 真人
オリゴアセチレン架橋ピレン二量体の時間分解発光による励起構造変化の
解明
環境・地球化学
鈴木
淳也
アルカリ金属イオン置換ゼオライトを利用したマトリクス支援レーザー脱離
イオン化質量分析法(MALDI-MS)の研究
角田
皓平
広帯域高エネルギー分解測定を可能にする分光系の開発
新妻
直人
非極性溶媒中におけるカチオン付加反応を利用した高電圧印加スプレーイオ
ン化質量分析法
山中
温子
アミノ基の前処理による高精度化水素安定同位体比分析法の検討
宇宙化学
麻生
和弥
誘導結合プラズマ原子発光分光分析法による岩石中の微量リンの定量法の
開発—CK コンドライト隕石への適用と宇宙化学的考察—
熊谷
和也
佐々木
雄飛
ユレイライト隕石の元素組成に関する研究
加速器質量分析法による 41Ca の測定—世界的現状と隕石試料のための試料
調製法の検討—
有機構造生物化学
大西
香穂里
ヒト培養細胞を用いた高分解能異種核多次元 in-cell NMR 測定法の研究
佐伯
邦道
溶液 NMR 法による tubulin tyrosine ligase の構造研究及び変異体調製に
おける新規スクリーニング法の構築の試み
細谷
沙織
細胞内蛋白質の立体構造解析法の精密化
有機化学
小泉 匡秀
一電子酸化種がシス型となるヘテロ五員環π共役オリゴマーの合成と性質
鈴木 健
環状オレフィン系ポリマーの精密合成に有効な高性能バナジウム触媒の
設計・合成
鈴木 直裕
チタン錯体触媒によるエチレンとスチレンとの共重合:効率共重合のための
反応設計
長谷山 かほり
Bergman 環化を利用したチオフェン縮環オリゴアセン類の合成と物性
藤尾 隆史
ドナー・アクセプター界面を有するヘキサアザトリナフタレン類の合成と
物性
生物化学
恋川
拓巳
リボヌクレアーゼを利用した新規断片法による RNA の一次構造解析
斉藤
裕一朗
新規 Rad52 結合タンパク質 Bag101 による相同組み換え修復制御機構の解析
志村
崇史
RNA-タンパク質複合体の LC-MS 解析のための前処理法に関する研究
八代
史子
CENP-A を細胞周期依存的にセントロメア DNA へ組み込む制御機構の解析
物性物理化学
上村
勇介
トリチアン環を有する新規ドナー分子の開発
磯
大介
ヨウ化 TTP ドナーを用いた分子配列の制御
高橋
和之
分子性導体の一軸圧下 X 線結晶構造解析
分子集合系物理化学
市口
邦宏
佐藤 大治郎
非イオン界面活性剤希薄溶液におけるクラフト転移に伴うベシクル形成
ずり流動場中の温度変化に伴うラメラ/オニオン/ラメラ転移
反応物理化学
井上
亮人
単一カイラリティーカーボンナノチューブの合成
児玉
拓也
カーボンナノチューブのカイラリティー制御―Rh-Pd 触媒系における Pd 添
加効果―
佐藤
祐旭
液相試料の高密度励起による炭素分子類の合成
森本
大輔
Daly 検出器を用いた不溶性フラーレンの質量分析
有機合成化学
四釜
園子
四塩化チタンを用いたアリルカルコゲニドとアセタールとの反応
林
秀之
ブタジインを用いたテルチオフェン骨格を有するチタノセンジチオレン錯体
の合成とその酸化反応によるジスルフィド結合で架橋した環状オリゴマーの
生成
福川
知之
異周期16族元素を同一分子内に有するアルキルアリールカルコゲニドの合成
と反応性評価
理論・計算化学
干場
興志郎
高スピン二核コバルト錯体の電子状態に関する量子化学的研究
染野
秀介
相対論的電子相関理論の開発−Picture Change 効果の検討
同位体化学
濱野
達行
ルイス酸を用いた金属フラーレン分離法に関する研究
<博士>
宇宙化学
Mohammad Amirul Islam
Elemental analysis of primitive carbonaceous chondrites by neutron-induded
single and multiple prompt gamma-ray analysis techniques and its
cosmochemcial significance
文部科学省・日本学術振興会科学研究費補助金
平成 23 年度
<特定領域研究>
阿知波洋次
継続
カーボンナノチューブのカイラル制御と単一カイラルチューブの作成
橋本健朗
継続
分子クラスターから細胞に至る分子認識系の光励起ダイナミックスと
素過程解明
藤野竜也
継続
時間分解分光法を用いた非解離イオン化物質分析機構の研究
<基盤研究等>
阿知波洋次
基盤 C
海老原充
基盤S(分担)(代表:東京大学教授・永原裕子)
継続
カーボンナノチューブの成長機構の解明とカイラル制御
継続
初期太陽系における鉱物-水-有機物相互作用:生命材料物質の起源の解明
をめざして
直
基盤 B
新規
菊地耕一
基盤 B
継続
加藤
ずり流動場下におけるオニオン相の形成条件と転移機構
一軸圧を駆使した有機超伝導体の基礎研究と高温有機超伝導体の探索
伊永隆史
基盤 C
新規
安定同位体動態解析(Isotopomics)の基盤構築に向けた
分析化学的研究
清水敏夫
基盤 C
野村琴広
基盤 B 継続
継続
高周期不飽和クラウンエーテルの分子修飾と機能発現
高機能オレフィン系ポリマーの創製を指向した高性能チタン
錯体触媒の設計・合成
波田雅彦
基盤 B 継続
相対論的 SAC-CI を中核とする磁気的分子物性と
励起状態反応系に関する理論的研究
浅野素子
基盤 C
新規
配向固定した超分子系における長距離相互作用と光励起
ダイナミクス
久冨木志郎
基盤 C
西長
亨
基盤 B 継続
兒玉
健
基盤 C
新規
バナジン酸塩ガラスの新規二次電池正極材料としての開発
含開殻種の自己会合の精密制御による超分子ワイヤーの創製
継続
高強度フェムト秒レーザーを用いた溶液内反応による新
奇炭素クラスターの生成
<その他>
野村琴広
挑戦的萌芽研究
継続
球状ポリマー固定化錯体触媒の精密合成新手法
の開発と環境調和型合成プロセスへの適用
2 国間交流事業・中国(NSFC)との共同研究(中国科学院化学研究所)
継続
オレフィンの精密重合を指向した高性能分子触媒の設計・創製
特別研究員奨励費(外国人特別研究員の受け入れ)
新規
多機能バナジウム分子触媒の創製と固定化手法の開発
波田雅彦
挑戦的萌芽研究
新規
磁性体・電子材料を意識した相対論、擬縮退、電子
相関効果の統合電子状態理論の試み
城丸春夫
挑戦的萌芽研究 新規
高エネルギーイオンビーム照射による直鎖炭
素分子の生成
三島正規
新学術領域研究
若手研究 B
阿部穣里
継続
新規
特別研究員奨励費
常磁性緩和効果を利用した準安定な複合体の構造解析
チューブリンチロシンリガーゼの構造解析と応用
継続
相対論 Dirac 法で探る物理化学現象−PT 対称
性の破れ・同位体効果・希土類発光
池谷鉄平
研究活動スタート支援
継続
In-cell NMR 立体構造解析に向けた高速・高精度な自動解析システムの開発
川端庸平
若手研究 B
継続
界面活性剤水溶液におけるラメラゲルドメイン構造のモルフォロジー
芝本幸平
若手研究 B 継続
表面プラズモン励起を利用した新規超高度非解離レーザー脱
離イオン化質量分析法
高瀬雅祥
若手研究 B 新規
松本
新学術領域研究(研究課題提案型)
淳
特異な分極構造を有する新規π共役系化合物の創出
継続
卓上静電型イオン蓄積リングの開発とマクロ分子科学への応用
その他の研究助成
平成 23 年度
<首都大学東京>
海老原充
研究環(首都大学長裁量枠)(代表)
新規
複合的アプローチで探る宇宙の化学進化
戦略推進費(分担)
清水敏夫
新規
傾斜的研究費全学分(分担)
ガンマ線分析の信頼性評価
継続
実用クラスター科学の開拓と大都市型化学産業の創出
城丸春夫
傾斜的研究費(全学分)学長裁量枠・研究環
継続
イオン蓄積リングによる分子科学研究環
橋本健朗
傾斜的研究費・部局競争経費
新規
分子計算に基づくソフトイオン化の素過程解明
田岡万悟
一般財源研究費(全学分)学長裁量枠
新規
骨格筋から分泌される新規ホルモンの探索
高瀬雅祥
傾斜的研究費
若手奨励経費
新規
有機エレクトロニクスを指向した電荷分離型シクロファンの開発
松本 淳
傾斜的研究費・若手奨励経費
新規
多価イオンを用いた分子内電子動力学
山下健一
傾斜的研究費・若手奨励経費
新規
顕著な環境応答を示す新規ポルフィリン色素の合成と応用
<学外>
礒辺俊明
文部科学省 CREST
継続
RNA 代謝解析のための質量分析プラットフォームの開発
東京都
高度研究
継続
高度医療開発に向けたプロテオミクス基盤技術の創生
株式会社
Clio 共同研究(NEDO プロジェクト)
新規
Muse 細胞のプロテオーム解析
伊藤
隆
内閣府(学振)最先端・次世代研究開発支援プログラム
継続
海老原充
In vivo 構造プロテオミクスの創生と展開
委託研究(東京都水道局)新規
水道水に含まれる放射性物質の測定
委託研究(東京都港湾局)新規
東京港の海水に含まれる放射性物質の測定
伊永隆史
科学技術振興機構(JST)・産学共同シーズイノベーション化事業育成ス
テージ
継続
「銘柄畜産物の判別検査技術開発」
東京都 高度研究
新規
「食品安全・健康長寿に向けた安定同位体先端技術の利活用」
科学技術振興機構(JST)・さきがけ 継続
「ナノ構造を利用した高感度質量分析総合システムの開発」
野村琴広
(財)スズキ財団
新規
新しい高機能ポリオレフィンの精密合成と特性解析
特定研究寄附金:韓国科学技術院(Korea Institute of Industrial Technology)
新規
研究助成
特定研究寄附金:ポリプラスチックス(株)
特定研究寄附金:日本ポリケム(株)
新規
特定研究寄附金:Thai Polyethylene Co., Ltd
波田雅彦
JST クレスト
継続
新規
研究助成
研究助成
新規
研究助成
磁気的物性理論の開発の生体系への展開
久冨木志郎
佐藤総一
特定寄付金
継続
(独)科学技術振興機構
多機能フィルター(株)
研究成果展開事業
研究成果最適展
開支援プログラムフィージビリティスタディ[FS]ステージ検索タイプ
(A- STEP) 新規
珍しい多硫黄分子を利用した高性能光学レンズ材の
開拓とその応用
共同研究(出光興産株式会社)
継続
ヘテロ原子を含有する新規な多環式化合物の創出とその機能評価
西長
亨
徳山科学技術振興財団研究助成
継続
高機能トランジスタを指向した有機・無機ハイブリッド半導体の開発
秋山和彦
原子力機構施設利用共同研究
新規
放射能をプローブとした金属
フラーレン並びに水溶性金属フラーレンの性質の解明(II)
芝本幸平
産技研・首都大連携プロジェクト(分担)
継続
高感度光センシングシステムの開発
高瀬雅祥
奨励寄附金(旭硝子財団)
継続
含窒素グラフェン類の合成化学的構築とその新奇機能
奨励寄附金(倉田記念日立科学技術財団)
分離積層型導電性二重らせんポリマーの構築
新規
各賞受賞
橋本健朗
BCSJ
Award
平成 23 年度
H24 年 1 月 15 日
Face-to-Face Arranged Dimeric
Tetrathiafulvalenes in 1,8-Bis(tetrathiafulvalenyl)naphthalenes as a Model
of Mixed Valence and
阿部穣里
-Dimer States
日本化学会
The 5th Asian Pacific Conference of Theoretical & Computational
Chemistry (APCTCC)
優秀ポスター賞
2011 年 12 月 13 日 Relativistic
molecular calculations for searches of the electric-dipole-moment
The 5th
Asian Pacific Conference of Theoretical & Computational Chemistry
(APCTCC)
五十嵐 淳
ファインケミカルズ合成触媒国際会議 2011(C&FC2011)“Poster Award”
2011/12/07
Factors Affecting Ethylene Reactivity by (Imido)vanadium(V)
Complexes Containing (2-Anilidomethyl)pyridine Ligands ? Al Cocatalyst Systems:
Some Mechanistic Aspects
稲邊あゆみ
C&FC2011 組織委員会
ファインケミカルズ合成触媒国際会議 2011(C&FC2011)“Poster Award”
2011/12/07
Expeditious Synthesis of Donor-Acceptor Segregated Cyclophanes
C&FC2011 組織委員会
影山拓哉
第一回 CSJ 化学フェスタ「優秀ポスター賞」
2011/11/14
ジベンゾジチオフェン骨格を組み込んだチオフェン・ピロール オリゴマーの合
成と性質
小泉匡秀
CSJ 化学フェスタ実行委員会
第一回 CSJ 化学フェスタ「優秀ポスター賞」
2011/11/14
ジチエニルピロール誘導体の一電子酸化種の自己会合 における置換基の効果
CSJ 化学フェスタ実行委員会
鈴木
健
第 4 回触媒表面化学研究発表会「優秀ポスター賞」
2011/11/04
イミド配位バナジウム錯体触媒によるオレフィンメタセシス重合:活性へ位の
配位子効果
近畿化学協会
第一回 CSJ 化学フェスタ「優秀ポスター賞」
2011/11/14
各種フェノキシ配位子を有するイミ度バナジウム (V)‐ジアルキル,アルキリ
デン錯体の合成と反応性
CSJ 化学フェスタ実行委員会
滝井祐貴
ファインケミカルズ合成触媒国際会議 2011(C&FC2011)“Poster Award”
2011/12/07
Reaction Chemistry of Titanatranes with Aluminum Alkyls: Synthesis,
Structural Analysis of Hetero-Bimetallic Complexes, and Their Use in Catalysis for
Ethylene Polymerization
舘野将輝
C&FC2011 組織委員会
第一回 CSJ 化学フェスタ「優秀ポスター賞」
2011/11/14
嵩高い修飾基を持つオリゴチオフェンを用いた SAM・金微粒子の性質
CSJ 化学フェスタ実行委員会
成田智幸
International Symposium on Functional pi-Electron Systems (Fpi-10) “Poster Award”
2011/10/17
Synthesis and properties of nitrogen-incorporated large pi-systems
Fpi-10 organizing committee
第一回 CSJ 化学フェスタ「優秀ポスター賞」
2011/11/14
ピロール縮環巨大 π 共役系分子の合成、及び構造物性相関
CSJ 化学フェスタ実行委員会
国際会議の開催、および組織委員としての活動
加藤
平成 23 年度
直
・6th International & 8th Japan-China Joint Symposium on Calorimetry and Thermal
Analysis (CATS2011) 東京
2011 年 8 月 1 日∼4 日
組織委員
・14th International Association of Colloid and Interface Scientists, Conference
(IACIS2012) 仙台
2012 年 5 月 1 日∼4 日
組織委員,プログラム委員,セッションチェア
清水敏夫
・International Symposium on Nano Science and Functional Materials
東京
2011年12月10日
組織委員長として活動
・第10回ヘテロ原子化学国際会議
京都
2012年5月20日∼5月25日
国内組織委員として活動
野村琴広
・ファインケミカルズ合成触媒国際会議2011(C&FC2011)
2011年12月
奈良市
組織委員長
・International Meeting on Recent Progress of Homogeneous and Heterogeneous Catalysts
for Fine Chemicals Synthesis
京都市
2011年12月
組織委員
・International Meeting on Novel Catalyst Design and Surface Science
2011年12月
姫路市
組織委員
・International Symposium on Nano Science and Functional Materials: Post Symposium oC&FC2011
2011年12月
首都大学東京
組織委員(事務局)
・The 12th International Kyoto Conference on New Aspects of Organic Chemistry
2012年11月
京都市
組織委員
・The 16th International Symposium on Relations between Homogeneous and Heterogeneous
Catalysis
札幌市
2013年8月
組織委員
・International Conference on Organometallic Chemistry (ICOMC2014)
2014年
札幌市
組織委員
浅野素子
Joint of Morino Lecture and International Workshop “Spectroscopy on Photoinduced
Functions of Electrons and Spins in Biology and Material Science”
2011.10.13
Tokyo
組織委員
城丸春夫
Joint Symposium on Collision Processes of Highly-Charged Ions and
Related Topics, TMU (2011.3)
三島正規
RRR work shop 東京
2012.1/25・26
最新の生体系 NMR 測定に関する討論をおこなった。
オーガナイザーとして会を企画、運営した。
参加者51名、海外からの招待講演者3名
山下健一
International Symposium on Nano Science and Functional Materials: Post-symposium of
International Symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2011
2011 年 12 月 10 日
座長
首都大学東京
海外研究[国際会議における学術講演・海外での講義等]
伊藤
隆
平成 23 年度
The 4th APNMR Symposium: The 4th Asia-Pacific NMR Symposium(北京,
中国)Structure and dynamics of proteins at work inside cells H23 年 10 月 18 日
海老原充
42nd Lunar and Planetary Science Conference
The Woodlands Waterway Marriott Hotel and Convention Center
The Woollands, Texas, USA
Neutron activation analysis of a single grain recovered by Hayabusa
spacecraft
13th International Conference on Modern Trends in Activation Analysis
Texas A and M University
College Station, Texas, USA
A Comparison of Multiple Prompt Gamma-ray Analysis (MPGA) and
Prompt Gamma-ray Analysis (PGA) for Determination of Trace Elements in
Geochemical and Cosmochemical Samples
その他 海外における口頭発表・講演:5件
野村琴広
The International Congress for Innovation in Chemistry (PERCH-CIC Congress VII)
5/04-5/07
Pattaya, Thailand
Design of vanadium complex catalysts for
efficient olefin coordination insertion/metathesis polymerization
Changchun Institute of Applied Chemistry, Chinese Academy of Sciences 7/26
Changchun, China
(Imido)vanadium(V)-alkyl, -alkylidene complexes exhibiting
unique reactivity towards olefins.
Inner Mongolia University
7/27
Hohhot, China
(Imido)vanadium(V)-alkyl,
-alkylidene complexes exhibiting unique reactivity towards olefins.
Inner Mongolia University
7/28
Hohhot, China
Design of efficient transition metal complex catalysts for synthesis of new polymers by
precise olefin polymerization.
Institute of Chemistry, Chinese Academy of Sciences 8/01
Beijing, China
Design of efficient transition metal complex catalysts for synthesis of new polymers
by precise olefin polymerization.
Beijing University of Chemical Technology
8/02 Beijing, China
Design of efficient transition metal complex catalysts for synthesis of new polymers
by precise olefin polymerization.
The 14th Asian Chemical Congress
9/05-08
Bangkok, Thailand
Design of efficient molecular catalysts for olefin coordination insertion/metathesis
polymerization.
Chemistry Department, Chulalongkorn University 9/07
Bangkok, Thailand
(Imido)vanadium(V)-alkyl, -alkylidene complexes exhibiting unique reactivity
towards olefins: Design of efficient molecular catalysts.
The Petroleum and Petrochemical College, Chulalongkorn University 9/08
Bangkok, Thailand
Design of efficient titanium complex catalysts for precise olfin.
Institute of Chemistry, Chinese Academy of Sciences 10/11
Beijing, China
Precise synthesis of defect-free conjugated polymers by metathesis polymerization:
Unique emission properties by end-functionalization.
Beijing University of Chemical Technology
10/12
Beijing, China
Precise synthesis of defect-free conjugated polymers by metathesis polymerization:
Unique emission properties by end-functionalization.
Renmin University of China
10/13
Beijing, China
Precise olefin coordination and insertion polymerization: Designing of efficient
molecular catalysts for synthesis of new polymers.
Mahidol University 12/14
Bangkok, Thailand
Design of efficient molecular catalysts for precise olefin polymerization.
Ramkhamhaeng University 12/15 Bangkok, Thailand
Precise olefin metathesis polymerization: Defect-free conjugated polymers and star
shaped polymers.
Chemistry Department, Chulalongkorn University 12/16
Bangkok, Thailand
Design of efficient molecular catalysts for precise olefin polymerization.
8th International Colloquium on Heterogeneous Ziegler-Natta Catalyst
Kanazawa, Japan
3/27-30
(Imido)vanadium complexes as efficient catalyst precursors for
olefin polymerization/oligomerization
浅野素子
Joint of Morino Lecture and International Workshop “Spectroscopy
on Photoinduced Functions of Electrons and Spins in Biology and Material
Science
2011年10月13日
東京
Superexchange Mediated Energy Transfer in m- and
p-Bis(phenylethynyl) phenylene Linked Porphyrin Dimers(招待講演)
久冨木志郎
7th Seeheim Workshop on Mössbauer Spectroscopy
2011 年 6 月 12 日∼6 月 17 日
フランクフルト・ドイツ
Structural Relaxation of Electrically Conductive Vanadate Glass
7th Seeheim Workshop on Mössbauer Spectroscopy
2011 年 6 月 12 日∼6 月 17 日
フランクフルト・ドイツ
Oxidation of Fe0- Fe2O3 mixture detected by 57Fe-Mössbauer Spectroscopy
International Conference on the Applications of the Mössbauer
Effect(ICAME2011)
2011 年 9 月 25 日∼9 月 30 日
神戸・日本
Reclassification of CK Chondrites Confirmed from Elemental Analysis and
57Fe-Mössbauer
Spectroscopy
International Conference on the Applications of the Mössbauer
Effect(ICAME2011)
2011 年 9 月 25 日∼9 月 30 日
神戸・日本
Electrical Conductivity and Local Strucrure of Barium Manganese Iron
Vanadate Glass
International Conference on the Applications of the Mössbauer
Effect(ICAME2011)
2011 年 9 月 25 日∼9 月 30 日
神戸・日本
Effect of Nanocrystallization on the Electrical Conduction of Silver Lithium
Phosphate Glasses Containing Iron and Vanadium
International Symposium on Nano Science and Functional Materials:
Post-symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2011
2011 年 12 月 10 日
八王子・日本
Improvement of metallofullerene separation using Lewis acid
International Symposium on Nano Science and Functional Materials:
Post-symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2011
2011 年 12 月 10 日
八王子・日本
Radiochemical approach for synthesis of carboxy metallofullerenes
International Symposium on Nano Science and Functional Materials:
Post-symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2011
八王子・日本
2011 年 12 月 10 日
Attempt for pharmaceutical application of metallofullerenes
encapsulating radioisotopes
西長 亨
14th International Symposium on Novel Aromatic Compounds
ユージーン・米国
7/24-29
Antiaromatic Planar Cyclooctatetraenes: A New Strategy for
Ambipolar Organic Field Effect Transistors
International Symposium on Nano Science and Functional Materials: Post Symposium
of C&FC2011 首都大学東京
12/10 Antiaromaticity of Planar Cyclooctatetraenes
and Its Application to Ambipolar Semiconductors
橋本健朗
Gordon Conference on Molecular and Ionic Clusters
1 月 29 日-2 月 4 日
Ventura, CA, USA
Formation mechanisms of (5,5)- and (6,5)- chiral carbon nanotubes
三島正規
The 4th Asia-Pacific NMR Symposium
2011 10/17-19
(北京・中国)
Structural basis for the transcriptional regulation by SHARP
阿部穣里
The 5th Asian Pacific Conference of Theoretical & Computational Chemistry
(APCTCC)
2011 年 12 月 9 日∼13 日
ロトルア・ニュージーランド
Relativistic molecular calculations for searches of the electron
electric-dipole-moment
白井直樹
Lunar and Planetary Science Conference
The Woodlands, Texas, U.S.A
2011/03/07-2011/03/11
Geochemistry of lunar highland
meteorites MIL 090034, 090036 and 090070.
高瀬雅祥
Institute of Chemistry, Chinese Academy of Sciences
Pyrrole-Containing
北京・中国
-Electron Materials: Design, Synthesis, and Properties
Beijing University of Chemical Technology
Pyrrole-Containing
10/11
10/11 北京・中国
-Electron Materials: Design, Synthesis, and Properties
Suzhou Institute of Nano-Tech and Nano-Bionics, Chinese Academy of Sciences
03/09 蘇州・中国
Synthesis and Properties of Nitrogen-Containing
-Electron Materials
International Symposium on Electronic/Optic Functional Molecules (ISEOFM2012)
03/13 上海・中国
Synthesis and Properties of Pyrrole-Fuse Azacoronene Family in
Neutral and Oxidation States
松本 淳
4th International Workshop on Electrostatic Storage Devices
2011.6.9, Gatlinburg, Tennessee, USA
“Lifetime measurements of chain hydrocarbon anions and electron
detachment”(招待講演)
XXII International Seminar on Ion-Atom Collisions
2011.7.24, Caen, France
“Asymmetry in multiple-electron capture revealed by radiative charge
transfer in Ar dimmers”(招待講演)
共同研究
野村琴広
久冨木志郎
平成 23 年度
5月
マヒドン大学及びチュラロンコン大学(バンコク)
・タイ
6月
韓国科学技術院(ソウル)・韓国
8月
中国科学院化学研究所及び北京化工大学(北京)・中国
9月
チュラロンコン大学(バンコク)・タイ
10 月
中国科学院化学研究所、北京化工大学、及び中国人民大学(北京)
・中国
12 月
マヒドン大学(バンコク)・タイ
2012 年 2 月 18 日∼2 月 24 日
Rudđer Boscović Institute・ザグレブ・クロアチア
川端庸平
花王株式会社
松本 淳
フランス国立重イオン加速器研究所(2011.4)
海外からの訪問者
平成 23 年度
Arthur van der Est, Brock University, Canada 無機化学研究室
2011 年 10 月 6 日-10 月 15 日
(震災による短縮分の補填)
日本学術振興会・外国人招聘研究者(長期)による共同研究
Prof. Bernard Marty, CRPG-CNRS (France)
2011.10.30-11.03
宇宙化学研究室
研究環による国際シンポジウム出席,講演
Prof. Bing-Zhu Yin, Univ. of California,Davis
宇宙化学研究室
2011.10.30-11.03 研究環による国際シンポジウム出席,講演
北京大学化学学院 張新祥教授
環境地球化学研究室
Charalampos Kalodimos, Rutgers University
有機構造生物化学
2012
NMR 測定技術に関する討論
Huan Wei・中国科学院化学研究所, 中国
有機化学研究室
Wenjuan Zhang・中国科学院化学研究所, 中国
5 月 8 日から一ヶ月間
有機化学研究室
共同研究
5 月 8 日から二週間
研究打ち合わせ
Apisuk Wannida・Chulalongkorn University, Thailand
7 月から(2012 年 7 月まで)
有機化学研究室
共同研究
Supathana Pracha・Mahidol University, Chemistry, Thailand
9 月から 3 月
有機化学研究室
共同研究
Dong-Hyun Kim, Hyun Jopon Kim 韓国科学技術院, 韓国
有機化学研究室
12 月 6 日
奈良県新公会堂
研究打ち合わせ
Davor Margetić・Rudjer Boskovic Institute, Organic Chemistry and Biochemistry, Croatia
有機化学研究室
12 月 10 日
研究打ち合わせ
Ya-Fan Lin・National Taiwan University, Chemistry
12 月 10 日
研究打ち合わせ
有機化学研究室
Natthida Numwong・Chulalongkorn University, Thailand
12 月 10 日
有機化学研究室
研究打ち合わせ
Yi-Hsueh Ho・National Taiwan University, Chemistry
Klavs Hansen (Gothenburg Univ.)
平成 23 年 11 月 6 日∼18 日
Serge Martin (Univ. Lyon)
有機化学研究室
反応物理化学研究室
集中講義,研究打ち合わせ
反応物理化学研究室
平成 23 年 11 月 18 日∼28 日
研究打ち合わせ,セミナー
Joseph Sanderson(Waterloo Univ.) 反応物理化学研究室
平成 24 年 1 月 27 日∼2 月 7 日
Amine
Cassimi (GANIL, Caen)
平成 24 年 2 月 2 日∼8 日
Xavier Flechard (Univ. Caen)
平成 24 年 2 月 2 日∼8 日
反応物理化学研究室
ワークショップ,研究打ち合わせ
反応物理化学研究室
ワークショップ,研究打ち合わせ
Benjamin Wales (Waterloo Univ.)
平成 24 年 2 月 7 日∼27 日
ワークショップ,共同研究
反応物理化学研究室
共同研究
Lisbeth Munksgaard Nielsen (Aarhus Univ.)
平成 24 年 3 月 20 日∼29 日
Kristian Stochkel (Aarhus Univ.)
平成 24 年 3 月 20 日∼27 日
反応物理化学研究室
セミナー
反応物理化学研究室
セミナー
Prof. S .S. Xantheas (Pacific Northwest National Laboratory, USA )
9月8日
ゾルタン
理論・計算化学研究室
講演と研究交流
ホモナイ
2011 年 10 月 1 日
教授・エトボシュ
ローランド大学
共同研究打ち合わせ
同位体化学
学会活動等(学協会等での委員等)
阿知波洋次
フラーレンナノチューブ学会
幹事
平成 23 年度
期間不明
礒辺俊明
・日本学術会議
2008.4.1∼2014.3.31
連携会員
・日本ヒトプロテオーム機構(JHUPO)
・日本生化学会
2007.4.1∼2013.3.31
理事
2006.4.1∼2012.3.31
評議員
・クロマトグラフィー科学会
評議員
2007.4.1∼2012.3.31
委員 2007.4.1∼2012.3.31
・日本学術振興会ゲノムテクノロジー委員会
・国際学術誌「Molecular and Cellular Proteomics」編集委員
編集委員 2007.4.1∼2012.3.31
・国際学術誌「CHROMATOGRAPHY」
・慶応義塾大学医学振興基金・慶應医学賞
伊藤
隆
2007.4.1∼2013.3.31
審査委員
2011.5.5∼2011.12.31
日本核磁気共鳴学会・理事,評議員,H23 年度
海老原充
・日本地球化学会 会長
2010.1.1-2011.12.31
・ その他多数
加藤
直
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会
討論会委員長
4/1 - 3/31
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会
国際交流委員
4/1 - 3/31
・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 Lectureship Award・奨励賞選考委員 4/1 - 3/31
・日本油化学会
代議員
4/1 - 3/31
・日本油化学会
関東支部幹事
4/1 - 3/31
・日本油化学会油脂・脂質・界面活性剤データブック」編集小委員および編集委員
4/1 - 3/31
伊永隆史
・独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
技術委員
・経済産業省 民間企業の研究開発力強化及び実用化支援事業 審査委員
・経済産業省 NEDO 技術機構
・文部科学省 日本学術振興会
・大学等環境安全協議会
・日本分析化学会
・環境科学会
革新的マイクロ反応場利用部材研究開発事業評価委員会委員長
特別研究員等審査会 専門委員 及び 国際事業委員会 書面審査員
顧問
標準物質委員会委員
編集委員
・内閣府 行政刷新会議 評 価 者 ・ 参 考 人
・ Journal o f Environme nt and Safe ty
Editorial Bo ard Member
清水敏夫
・日本化学会
2009年11月∼2011年10月
代議員
2010年3月∼2013年2月
・日本化学会関東支部
幹事
・日本化学会関東支部
事業企画委員
2010年3月∼2013年2月
・Journal of Sulfur Chemistry 編集委員
2006年1月∼
野村琴広
・触媒学会
理事
・触媒学会
教育担当幹事
・石油学会
石油化学部会委員
・近畿化学協会
触媒表面部会幹事
・近畿化学協会
代議員
・触媒学会
ファインケミカルズ合成触媒研究会
・触媒学会
工業触媒研究会
世話人代表
事務局
・日本ポリオレフィン総合研究会
運営委員
・Elsevier B.V. (Amsterdam, Netherlands)
Journal of Molecular Catalysis A: Chemical, Editorial Board
・Bentham Science Publishers, Ltd. (New York, USA)
Letters in Organic Chemistry, Editorial Board
・MDPI (Multidisciplinary Digital Publishing Institute) Publishing (Basel, Switzerland)
Catalysts, Editorial Board
・Scientific Research Publishing, Inc. (Irvine, CA, USA)
Green Sustainable Chemistry, Editorial Board
・International Scholarly Research Network (New York, NY, USA)
ISRNChemical Engineering, Editorial Board
波田雅彦
・日本コンピュータ化学会
・量子化学研究協会
理事
H23 年度
副理事長
H23 年度
浅野素子
・日本化学会
男女共同参画推進委員会・委員
・複合系の光機能研究会
世話人
・電子スピンサイエンス学会
2008.4∼2012.3
2003∼
理事
2010.1∼2011.12
大浦泰嗣
放射化分析研究会
幹事
橋本健朗
日本化学会
川端庸平
中性子科学会学会誌編集委員
秋山和彦
日本アイソトープ協会
平成12年度∼
2012 春季年会「物理化学・反応」プログラム委員
第1種放射線取扱主任者試験解答例作成委員会
2011年9月-12月
H23.12.7
他大学非常勤講師(講演・集中講義など)
前期
平成 23 年度
海老原充
日本大学文理学部
環境科学II
伊永隆史
法政大学生命科学部 「分析化学」、
「先端技術・社会論」
東京理科大学大学院総合化学研究科 「グリーン&セーフティ科学特論」
野村琴広
学外研究協力教員 北海道大学触媒化学研究センター
非常勤講師 東京工業大学工学部応用化学科
非常勤講師 埼玉大学大学院理工学研究科
大浦泰嗣
平成 23 年度
平成 23 年度
平成 23 年度
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科
後期集中
物理化学特論(放射性物質の化学と物理)
西長
亨
橋本健朗
理学部セミナー講師 北里大学理学部化学科
東京大学
後期
構造化学
平成 23 年度
講演会・研究会等での講義・講演
礒辺俊明
日本ヒトプロテオーム機構第 11 回大会
平成 23 年度
新潟
「世界と連携する日本のプロテオミクス」2011. 7. 27-29 (新潟)
伊藤
隆
第11回日本蛋白質科学会年会,ワークショップ「核磁気共鳴の高感度化が拓く
生体内蛋白質計測の未来」(大阪) 生細胞内蛋白質の立体構造決定
H23 年 6 月 8 日
日本分光学会 NMR 講習会(東京大学,東京)
多次元 NMR の原理と測定時間を短縮するアプローチ
H23 年 7 月 20 日
蛋白研セミナー「先端的 NMR 拠点から生まれる新たな潮流:
最新成果,
役割,利用」
(大阪大学,大阪)NMR を用いた細胞構造生物学
H23 年 7 月 29 日
分子アンサンブル 2011(理研,埼玉)
NMR を用いた細胞構造生物学
H23 年 11 月 11 日
第 14 回 生命化学研究会∼In-Cell Interactions を調べる・動かす・組み上げる
(白浜,和歌山)
細胞構造生物学:in-cell NMR を用いたアプローチ
H23 年 12 月 2 日
生物物質科学フォーラム(北陸先端大,石川)
In-cell NMR による細胞内蛋白質分子動態解析
H24 年 3 月 9 日
蛋白研セミナー「in cell NMR workshop 2012」(大阪大学,大阪)
原核細胞を用いた in-cell NMRH24 年 3 月 27 日
海老原充
京都大学原子炉実験所将来計画短期研究会(京都大学原子炉実験所,大
阪府泉南郡熊取町)
「共同利用からみたKURの活用」
2011年3月4日
その他多数
加藤
直
リカレント化学講座
ソフトマターの魅力
首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス
2011 年7月 31 日
日本油化学会
第 9 回界面活性剤評価・試験法セミナー(東京)
会合体の形状・大きさの決定
野村琴広
2011 年 10 月 31 日
有機金属若手の会夏の学校究会
高性能分子触媒の設計・創製−チタンやバナジウム錯体触媒−
7/12
第6回次世代ポリオレフィン総合研究会
新しい高性能オレフィン重合触媒の設計・合成
大浦泰嗣
分析展2011 放射化分析研究会セミナー
「光量子放射化分析の基礎と応用」
久冨木志郎
8/4-5
第 55 回放射化学討論会
2011年9月8日
原子核プローブ分科会(若里市民文化センター)
鉄メスバウアー分光法を用いた新素材開発
∼陶磁器から環境浄化材まで∼
9 月 20 日∼9 月 22 日
城丸春夫
(京都大学)工学研究科附属量子理工学教育研究センター第 12 回公開シン
ポジウム
招待講演「多価イオン衝突による分子の爆発的解離」 2011 年 10 月 21 日
西長
亨
産業技術総合研究所‐首都大学東京 連携セミナー
ヘテロ5員環を組み合わせた π 共役系の合成と機能化
橋本健朗
豊田理化学研究所フェロー研究報告会
6/11
核形成の学理と応用
H23 年 11 月 21 日
秋山和彦
第41回フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム(東京)
Radiochemical Approach for Synthesis of Carboxy Metallofullerenes
2011年9月5–7日
第41回フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム(東京)
Improvement of Metallofullerene separation using Lewis acid.
2011年9月5–7日
第55回放射化学討論会
レンの合成に関する研究
(長野) 放射化学的手法を用いたカルボキシフラー
2011年9月20−22日
第55回放射化学討論会
2011年9月20−22日
ルイス酸による金属フラーレン分離の効率化
International Symposium on Nano Science and Functional
Materials:Post-symposium of International Symposium on Catalysis and
Fine Chemicals 2011 (C&FC2011)
(東京)
Improvement of metallofullerene separation using Lewis acid
2011年12月10日
International Symposium on Nano Science and Functional
Materials:Post-symposium of International Symposium on Catalysis and
Fine Chemicals 2011 (C&FC2011)
(東京)
Radiochemical approach for synthesis of carboxy metallofullerenes
2011年12月10日
International Symposium on Nano Science and Functional
Materials:Post-symposium of International Symposium on Catalysis and
Fine Chemicals 2011 (C&FC2011)
(東京)
Attempt for pharmaceutical application of metallofullerenes encapsulating
radio isotopes
阿部穣里
2011年12月10日
Fundamental Physics Using Atoms 2011, EDM search with polar molecules
in Japan (Okayama University)
電子EDM探査のための相対論的分子理論
池谷鉄平
In cell NMR workshop 2012(大阪)
2011 年 10 月 9 日
細胞内蛋白質構造の精密化
H24 年 3 月 27-28 日
芝本幸平
日本質量分析学会
春季シンポジウム(虎ノ門)
(招待講演)
特異的な光応答性を持つ微粒子で作製した機能性薄膜を用いた表面支援レーザ
ー脱離イオン化法
山下健一
2011 年 5 月 19 日
第 22 回基礎有機化学討論会
ポリアニリン類似共役アミノポルフィリン多量体の合成と酸化還元挙動
H23 年 9 月 22 日
非常勤講師(集中講義など)
平成 23 年度
無機化学
西川浩之
茨城大学大学院・理工学研究科・理学専攻 教授
大学院集中講義(化学特別講義Ⅰ)
電荷移動錯体を基盤とした機能性物質の化学
2011年5月26日∼27日
宇宙化学
大槻勉,東北大学,准教授
後期
化学特別講義Ⅰ(加速器を用いた放射性同位体製造技術とその応用研究)
環境・地球化学
中井 泉 東京理科大学理学部 教授
後期 大学院集中講義化学特別講義Ⅰ
「安心安全のための起源分析技術の開発と応用」
有機構造生物化学
柴田武彦
後期
独立行政法人
理化学研究所基幹研究所
遺伝制御科学特別研究ユニット
化学特別講義 I「RecA 族蛋白質による相同 DNA 対合を巡る問題」
有機化学
和田健司・京都大学大学院工学研究科物質エネルギー化学専攻、准教授
第 177 回化学コースコロキウム
グリーン分子変換プロセスを指向した酸化物担時触媒の開発
張文娟・中国科学院化学研究所
高分子重点化学研究室、准教授
講演会(5 月)
Alunium complexes for ring opening polymerization of ε-Caprolactone
内藤昌信・奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科、特任准教授
大学院集中講義「化学特別講義 I」
・第 179 回化学コースコロキウム
円偏光発光性キラル超分子の創成と機能創発
Leung Pak-Hing・Division of Chemistry and Biological Chemistry, Nanyang
Technological University, Singapore、教授
第 180 回化学コースコロキウム
Synthesis of Tertiary Phosphines via Asymmetric Catalysis: An Impossible Approach?
藤木道也・奈良先端科学技術大学院大学、教授
第 184 回化学コースコロキウム
共有結合と非共有結合を組み合わせた設計概念によるポリシランとフタロシアニンの
合成と機能:高分子化学、超分子化学、コロイド化学の接点と融合に向けて
Geerts Yves・Département de Chimie, Faculté des Sciences, Université Libre de
Bruxelles, Belgium、教授
第 194 回化学コースコロキウム
Recent topics on discotic and calamiti LC materials
Wen-Hua Sun・Institute of Chemistry, Chinese Academy of Sciences, China、Prof.
International Symposium on Nano Science and Functional Materials
Late-transition metal pre-catalysts in ethylene polymerization: New age of
polyethylenes or transitoriness?
Khamphee Phomphrai・Mahidol University, Thailand,、Dr.
International Symposium on Nano Science and Functional Materials
Synthesis of ligated tin(II) complexes for the polymerization of lactide and
ε-caprolactone
Chanjuan Xi・Tsinghua University, China、Prof.
International Symposium on Nano Science and Functional Materials
Recent progress in tandem approaches to heterocyclic synthesis
Jwu Ting Chen・National Taiwan University, Taiwan、Prof.
International Symposium on Nano Science and Functional Materials
Coordination chemistry in the framework with octdentate ligands
Kitiyanan Boonyarach・Chulalongkorn University, Thailand、Prof.
International Symposium on Nano Science and Functional Materials
Catalytic production and purification of single-walled carbon nanotubes
生物化学
長谷川
成人
東京都医学総合研究所
参事研究員
後期
神経変性疾患の生化学(集中講義)
異常タンパク分子から解明される神経変性疾患の新しい考え方(化学コロキウム)
分子集合系物理化学
河合武司(東京理科大学工学部)後期
「界面化学
物理化学特別講義Ⅰ
−ナノ粒子と有機薄膜について−」
反応物理化学
Klavs Hansen・イエテボリ大学准教授/首都大学東京客員教授
後期
物理学特殊講義B/物理化学特別講義II
Statistical Physics of Nanoparticles
有機合成化学
大熊健太郎、福岡大学、教授
後期
化学特別講義I (ベンザインと炭素ヘテロ原子二重結合の化学)
同位体化学
柴田徳思・日本原子力開発機構(J-PARC) ・客員研究員
元高エネルギー加速器研究機構教授
元東京大学原子核研究所教授
放射線科学センター長
前期
放射線実験法I
三谷啓志・東京大学新領域創成科学研究科・教授
放射線実験法I
(夏季集中)
前期
(夏季集中)
野村貴美・東京大学工学部・特任准教授
通年
化学特別講義 I(大学院集中)
魅力ある大学院教育
平成 23 年度
有機化学
・International Symposium on Nano Science and Functional Materials: Post
Symposium of C&FC2011
首都大学東京(12月10日),事務局(野村琴広)理工大学院GP主催
・キャタリシススクエアー in 奈良「触媒ってなあに?」−グリーンイノベーションを
可能にする技術−
奈良県新公会堂(12月4日),
ファインケミカルズ合成触媒国際会議2011実行委員会主催、
首都大学東京大学院理工学研究科共催
反応物理化学研究室
Summer School on Storage Devices and Ion Traps (Gothenburg)
講義,演習(分子物質化学専攻から3名,物理学専攻から2名が参加)
6 月 14 日-19 日
教室の行事
城丸
平成 23 年度
春夫
一日体験化学教室/オープンクラス
2011 年 8 月 18 日(木)に,分子物質化学専攻および分子応用化学専攻の主催,日本化学
会,高分子学会共催で,一日体験化学教室を開催した。分子物質化学専攻が担当した課
題については理工系オープンクラスを兼ねており,理工 GP からも援助していただいた。
参加は 112 名で,例年並みである。
久冨木
志郎
平成 23 年度 首都大学東京一日体験入学 「化学への招待」
合成色素を作ってみよう!!
アゾ色素・スーダン I の合成
首都大学東京理工学系化学コース化学実験室
平成 23 年度
首都大学東京大学説明会
放射線の性質を理解する
阿部
8 月 18 日
オープンラボ
首都大学東京 RI 研究施設
8 月 20 日
穣里
大学祭研究室オープンラボ
秋山
和彦
化学教員のためのリカレント講座において講師を務めた。
オープンラボ
8月
一日体験化学教室において講師を務めた
川端
庸平
オープンラボ
田岡
万悟
日比谷高校スーパサイエンスハイスクールのキャンパス訪問・体験実験講師
第 二部
各研究 分 野活動状況
I .
工.
研 究活 動 の概 要
研 究業 績
1.原
著論 文
2.著
書 、総 説等
3.学
会 発表 、講演等
無機 化学研究室
無 機 化 学研 究 室 で は 、 光応 答性 金 属 錯 体 の 設 計 と合 成 を行 い 、 それ らの 性 質 を種 々 の 分
光 法 な どを用 い て 評 価 を行 つ て い る。 得 られ た 結 果 に つ い て は 計算 機 科 学 の 手 法 を用 い て
物 理 的性 質 を さ らに 向 上 させ た物 質 設 計 へ と昇 華 させ る。
解 析 を行 い 、目的 とす る化 学 的 。
本 年 度 に行 つ た研 究 テ ー マ は以 下 の 通 りで あ る。
(3)分
巨 大 分 子 の 合 成研 究
属 錯 体 の 光化 学 ・励 起 状 態 ダ イナ ミクス
子 エ レ ク トロニ ク ス を 目指 した 単分 子 電 子 素子 の 開発
(4)電
子 ス ピン共 鳴 ( E S R ) と ス ピン 科 学
(1)超
(2)金
I.原 著論 文
01. WI,S.Asano,K.■ lmashita,M.Kitabayashi,K.Kusama,D,Kagota,K.Sugiura
`tSuperexchange mediatcd cnergy transfcr ill zinc(II)porphyrin―
frcc basc porphyrin dimers:
comparison of″7‐
andクー
bis(phenylethynyl)phenylene linked dilners"
Pわえ
S.C力で″.Cttg初.Pろ パ.,13,12712‐12715(2011).
02. K.Yamashita,ヽ 4.Tsuboi,M.S.Asano,K,Sugiura
↓
・
Facile Aromatic Finkelstein IOdination(AFI)Reaction in l,3-Dimcthyl-2-imida
(DMI)"
諦4rみ`CO初 初″″,42‐170-175(2012).
03` K.Yamashita,K.Kimura,S.Tazawa,M.S`Asalloゥ
K,Sugiura
“
A Forgotten 01cin:A Convcnicnt One― pot Cascade Rcaction lnvolving Suzukl‐
Miyaura and
wrizoroki_Heck Couplings to Follll(E)‐
1,2‐
Di(pyrcn_1_yl)ethylene''
Cカゼ初.ニタ″.,40,1459、1461(2011).
04. K.Yamashita,K.Kataoka,M.S,Asano,K.Sugiura
・
tCatalyst―
―
Free Aromatic Nucleophilic Substitutionθ
of″
sθ
BrOmoporphyrins、vith Azide
―
Aniont Efrlcient synthcsis and Structtlral Allalyscs
of″
?csο
Azidoporphyrins"
DF岳、Lθrr.,14‐
190-193(2012).
II.著
01.
書 、総 説 等
Mlotoko S.Asano
“ Tuning Long―range electron corrIInunication in photoexcited coupled
systems、vith spin―
and flne tunil■
spin interactions''in``Selectivity,controlゥ
energy
g in high―
う
chelllisttqガ
Chaptcr 8
pp.221-249.
in “ Sclectivity, control, and ine tuning in
'Ed.by Vladiコ
high‐
cncrgy chcmistryう
nir I.Feldman and Dmitriヽ
4 Stass、
RESEARCH
SIGNPOSTs(2011)(Rcview).
III.学 会 発表 、講演等
01.山 下健 一 、竹 内 翔 一 、浅野 素子 、杉 浦健 一
「
ポ リア ニ リン型構 造 を有す るア ミノポル フ ィ ジン多 量体 の 合成 と性 質」
第 35回 有機 電子移 動 化学討 論 会 (2011.6、福 岡)
02.出
下健 耳 、浅野素子 、杉 浦健 一
「
超原 子価 ヨ ウ素酸 化剤 を用 い た ジア リー ル ポル フ ィ リンの酸化反応 」
第 35回 有機 電 子移動 化 学討論 会 (2011.6、福 岡)
03.浅
野 素子 、北林真 人 、籠 田大地 、草 間 一 樹 、出下健 一 、杉浦健 一
「
超 交換機 構 に よ るポ ル フ ィ リンニ 量体 の 分子 内励 起 エ ネ ル ギ ー 移動 ,直 線 型 ・非
直線 型架 橋子 の 比較 」
第 23回 配位 化 合物 の 光化学討論会 (2011.8、信 州 )
04.出
下健 一 、本村 圭介 、 日澤慎 、浅野 素子 、 杉浦 健 ―
「
1,2-ピレニルエ テ ンの 合成 とそ の性 質」
第 5回 日本 化学 会 関東 支部 大会 (2011`8、東京 )
05.浅
野 素子 、北林真 人 、 出下健 一 、波 田雅彦 、藤 野竜 也 、杉 浦健 一
「
溶 液 中にお け る アセ チ レン連 結 ピ レンニ 量体 の 時 間分解 発光 に よ る 二 面角 変化 の
観測 」
第 5回 日本化学会 関東 支部大会 (2011.8、東京 )
06.山
下健 一 、竹 内 翔 一 、 浅野素子 、杉 浦健 一
「
ポ リア ニ リン型構 造 を有す る ア ミノポ ル フ ィ リン多量体 」
第 5回 日本 化学会 関東支部 大会 (2011.8、東京 )
07,浅
野 素子 、北林真 人 、籠 田大地 、車間 一 樹 、 出下健 一 、杉 浦健 一
「
非 直線 型連結 ポル フ ィ リンニ 量体 の エ ネ ル ギ ー 移 動 にお け る超 交換相 互 作用」
第 5回 日本 化 学会 関東 支部 大会 (2011.8、東京 )
野 素子 、北林 真人 、籠 田大地 、草 間 一 樹 、 出下健 一 、杉 浦健 一
「
非 直線 型 架 橋 子 を もつ ポル フ ィ リンニ 量 体 の 分子 内 エ ネ ル ギ ー 移 動 にお け る超 交
換相互作 用
2011年
光化 学討 論 会 (2011.9、宮崎 )
08.浅
09.出
下健 一 、竹 内翔 一 、浅野素子 、杉浦健 一
「
ポ リア ニ リン類似 共役 ア ミノポ ル フ ィ リン多量体 の合成 と酸 化還 元挙動 」
第 22回 基礎 有機 化 学討論 会 (2011.9、つ くば)
10,山
11.
下健 一 、 片 岡 和 幸 、 浅 野 素 子 、杉 浦 健 一
「
―
無 触 媒 芳 香 族 求 核 置 換 反 応 に よ るポ ル フ ィ リンの 初夕
sθ
官 能 基 化 反 応 の 開発 」
つ くば )
第 2 2 回 基 礎 有機 化 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 、
障 rotoko S.Asano,Ken,ichi Yamashita.Mrasato Kitabayashi、 Daichi Kagota,Kazllki Kusama
and Ken―ichi Sugiura
「
Supercxchange Mcdiatcd Encrgy 'rransfer in 722- and β ‐
E)is(phenylcthynyl)phCnylene
Linked POrphyrin Dilners」
Joint of ヽ空
Orino Lccture and lntcmational Workshop `tSpcctroscopy on Photoinduccd
Functions of Electrons and Spins in B101ogy and MIaterial Scicnce''(2011.10、
煮)
男κ哀
12.山
下健 一 、竹 内 翔 一 、 浅 野 素 子 、杉 浦健 一
「ポ リア ニ リン型 構 造 を有 す るア ミノポ ル フ ィ リン 多 量体 」
第 1回 CSJ化 学 フ ェ ス タ (20H.11、 東 京 )
13,山
14.山
下健 一 、 片 岡 和 幸 、 浅 野 素 子 、杉 浦 健 一
‐
「
初csο
硫 黄 置 換 ポル フ ィ リンの 高効 率 合 成 と性 質 」
第 38回 有機 典 型 元 素化 学討 論 会 (2011.12、石 川 )
下健 一 、 竹 内 翔 一 、 浅野 素 子 、杉 浦 健 一
「
COttugatcd aminoporphyrin oligomers analogous to polyanilines:synthesis and redOx
behavior」
IntCrFlatiOnal Symposium on Nano Science and Functional Mttcrials(2011.12、
東 京)
15.出
下健 一 、 中村 明公 、 浅 野 素子 、杉 浦健 一
「
Oxidativc oligomcrization of2-alkylpyrene using coppcr(II)Salt」
Intemational SympOsiurn on Nano Science and Functional Matettals(2011.12、東 京 )
16.出
下健 一 、竹 内 翔 一 、 浅 野 素 子 、杉 浦 健 一
「
ア ミノポ ル フ ィ リン 多 量 体 の ポ リア ニ リ ン型 可 逆 的 酸化 還 元 挙 動 」
日本 化 学 会 第 92春 季 年 会 発 表 (2012.3、神 奈 川 )
17.出
下健 一 、 中村 明公 、浅 野 素 子 、杉 浦健 一
「
銅 (II)塩を用 い た ア ル キ ル ピ レン誘 導 体 の 酸 化 的 多 量 化 反応 」
日本 化 学 会 第 92春 季 年 会 発 表 (2012.3、神 奈 川 )
18.山
下健 一 、 平 野 大 輔 、 浅野 素子 、杉 浦健 一
「キ ノ ン型 ポル フ ィ リ ン ー ニ ッケ ル (II)錯
体 にお け る ス ピン状 態 の 顕 著 な溶 媒 応 答 」
日本 化 学 会 第 92春 季 年 会 発 表 (2012.3、神 奈 川 )
環境 口地球 化学研究室
地球 上 の 生物 体や 物 質 で 水素 、炭素 、窒素 、酸 素 の 4 元 素 を 1 つ も含 まな い もの は 存在
しな い と言 つて もよい。 軽 元素 の 安 定 同位 体 は人体や 生物 には害 が 無 く、 存在 して も生 体
には全 く認識 され ず 、安 全性 が 高 い に もか か わ らず 、同位 体比 質量分析 法 に よれ ば精密 に
定量で きる こ とが トレー サ ー と して 従来 にな い 極 めて優 れ た特長 で あ る。水 素 、炭 素 、窒
素 、 酸 素 の 安 定 同位 体 に 着 目 した 食 の 安 全 や バ イ オ マ ス 化 学 品 に 関 す る ト レー サ ビ
リテ ィ基 礎 研 究 で 同位 体 比 質 量 分 析 法 を研 究 促 進 の た め ア ジア 有 力 大 学 か ら留 学 生
1 5 名 を受 け 入 れ 、 農 水 産 物 の 産 地 判 別 や カ ー ボ ン ニ ュ ー トラ ル の 判 定 利 用 な どで
社 会 に 貢 献 す る成 果 を 上 げ た い 。 マ イ ク ロ ・ナ ノ化学 の研 究領 域 で は 、非極性 溶媒 中で
も作用す るイ オ ン対試 薬 の探 索 に よ り、L i i を目的分子 に付加 させ てイ オ ン化す る新発想 の
ノフ トイオ ン化 に成 功 した。 大気圧 下で ス プ レー した超 微 粒子液滴 に物理 的イ ンノくク トを
加 えず に 、 リチ ウム イ オ ン付 加分子 を液相 か ら気 相 へ 脱離 させ る新 しい リチ ウム イ オ ン付
加 に よる化学 イ オ ン化 法 が 世 界最 高 の ソフ トイ オ ン化 とい え、今後 の 発展 が 期待 され る。
一 方、化学反応 を マ イ ク ロチ ブ
器
ッ 化す る こ とで環境 。エ ネ ル ギー ・希少 資源 負荷 を シナ
ジー に削 減 で き るた め 、 マ イ ク ロ フル イデ ィ クス や ナ ノテ クノ ロジー な どを駆使 した マ イ
ク ロ ・ナ ノ化 学 分析 シ ス テ ムの新展 開 が 著 しい。 特 に 、食 品流通 現場 で使 用可能 な オ ンサ
イ ト質 量 分析 装 置 の 小型 化 ・可搬 化 な どの 基礎研 究 が 、食 の安 全 に対す る消費者 意識 の 高
ま りに よって 重 要 にな っ てい る。
化学反応 、特 に凝 縮 相 で起 きる反応 は 、様 々な揺 動 ・散逸過 程 との 競合 で起 きる こ とに
着 目して、先端 分析機 器 開発 を行 つ て い る。 この よ うな過程 は ピ コ秒 ( 1 0 1 2 秒
) か らフ ェ
ム ト秒 ( 1 0 1 5 秒) と い つ た非 常 に速 い 時 間領 域 でお きるた め 、競合す る化学反応 も これ と
同様 、 も しくはそれ 以 下 の 時 間 ス ケ ー ル で進 行 して い く。 従 つ て凝縮 相 でお きる化学反応
°
を直接 理解す るた め には 、 ヒ コ秒 か らフェム ト秒 とい つた非常 に速 い 時 間分解 能 を持 つ 分
光手段 が 有用 とな る。 我 々 は各種 の 超 高速 時 間分解 分光 法 を用 い る こ とに よ り、幌縮 相 に
お ける化 学反応 を超 高速 分子 ダイ ナ ミク スの 観 点 か ら明 らかにす る研 究 を行 つてい る。 ま
た不均 ― な系 にお け る化学 反応 ダイナ ミクス を解 明す るた め 、空 間分解 能 を持 つ 顕微 分光
法 を組 み合 わせ た 新 規 な時 。空間分 解 分 光法や フ ェム ト秒 時間分 解 質 量分析 法 の 開発 を行
うc 環 境 未 知 物 質 を 含 む 気 体 、 固 体 、 液 体 の 極 微 少 量 を試 料 と して 直 接 取 り扱 い 、
多 成 分 系 を 一 斉 に 質 量 プ ロ フ ァイ ル と して 検 出 可 能 な機 能 を持 つ 先 端 質 量 分 析 装 置
の 開 発 を 行 つ て い る。 分 析 対 象 を試 料 中 に 存 在 が 予 測 され る物 質 に 限 定 せ ず 、 既 知
/ 未 知 を 問 わ ず 、 試 料 中 の 全 物 質 を 質 量 ス ペ ク トル と して 検 出 ス ク リー ニ ン グ す る
の が理 想 で あ る。 また 、環境物 質 だ けで は な く、生体 内 に極 微 量 しか 存在 しな い 物 質 を も
測定対 象 とす るた め に 、質量分析 法 の検 出限界お よび定量性 ( 再現性 ) の 向上 に 関す るイ
オ ン化 法 の研 究 も行 つ て い る。検 出 に 関 して はナ ノサイ ズの金 微粒 子表 面 に誘 起 され る増
強効果 が 期待 され る。 定量性 の 向上 に 関 して は 、 全反射 近接場 光 を励 起 光 と した 新規 イ オ
ン化法 を 開発 し、飛 躍 的 な再 現性 の 向上 も達成 して い る。 これ ら二 つ の 要素 を取 り入れ 、
一
単 分子 計測 を究極 目標 と し、定量性 を伴 っ た超 高感 度 質量分析 法 の 開発 に取 り組 ん で い
る。
環境 ・地球 化学研 究室 と しては 、 これ か ら も グ リー ンイ ノベ ー シ ョンにかか る先端 計測
分析装 置 開発や 低炭 素社会 へ の基礎 化学研 究 か ら都 市 。地球環 境 貢 献 を 目指 してい く。
I , 原 著論文
01, Akiko S. GotO, Takashi Korenaga, Yoshito Chikaraishi
“
Methyl
and
ethyl
chlOrOfOrmate
derivatizatiOns
fOr
cOmpOulld一
specific
stable
isotOpe alaalysis (csIA)Of fatty acids
ズθsθ2rご/7 bを軽み9ヵメご びθθご力a7メs try,27,91-95(2011)
02. Atsushi Takamlzawa, KayokO Mishina and Kerazo Hiraoka
“
ObservatiOn of dimethylaminOethyl methacrylate一
myoglobin bindillg reactiOn
using laser spray mass spectrometry"
? s s . 最フ
θごt r O m . , 4 7 , 2 2 1 - 2 2 5 ( 2 0 1 2 )
ノ 1擁
03.高 見澤淳
“
非 極 性 溶 媒 を利 用 した 低 極性 分 子 質 量 分析 法 "
ク ギシ ルエ ン ジと ヤ ノン グ V 0 1 . 5 7 , N o . 1 , 7 7 8 1 ( 2 0 1 2 )
I . 著 書、総 説 等
0 1 . 伊 永隆 史
「
生命 科学 の ための 分析 化学」
1 1 7 2 , 化 学 同人 ( 2 0 1 1 )
0 2 . 伊 永隆 史 ( 分担 執 筆)
「
食品産地 偽 装防 止 と産 地 同定 分析 法」
環境 分析 ガ イ ドブ ック, 7 5 8 , 丸 善 ( 2 0 1 1 )
0 3 . 伊 永 隆史 ( 分担 執筆 )
「
オ ン サイ ト分析機器 」
環境 分析 ガイ ドブ ック, 2 4 2 - 2 4 5 , 丸 善 ( 2 0 1 1 )
0 4 ・伊永 隆史 , 正 木 浩 幸
「
環境 分析 チ ップ 」
ナ ノテ ク ノ ロ ジー 時代 の バ イ オ 分離 。計測技 術 馬 場 嘉信 編 , 2 5 9 - 2 7 2 ,
シー エ ム シー 出版 ( 2 0 1 1 )
回.学会発 表 、講演等
01.藤 野竜也 ,伊 永 隆史
「
包接 マ トリク ス を用 い た 非解 離 イ オ ン
化 法」
日本化 学会 第 91春 季 年会 (2011.3神 奈川)
02.芝 本 幸平
「
特 異 的 な光 応 答 性 を持 つ 微 粒 子 で 作 製 した 機 能性 薄 膜 を用 い た 表 面 支援 レー ザ ー
脱 離 イ オ ン化 法 」
日本 質 量 分 析 学 会 春 季 シ ンポ ジ ウム 「
最 先 端 質 量分 析研 究 の 未 来 と戦 略 」( 2 0 1 1 . 5 東 京 )
03. 」.Suzuki, Y.KomOrl, T.FuJlno)H.Shima, J.N.Kondo, K.HashimotO, T.Korenaga
``Development of Zeolite Matrix for Soft IOnization"
IUPAC International COngress On Analytical Science 2011 (2011.5煮老
ア
る
)
‖
04. Keishiro Nagoshi, Kohei ShibamOtO, Tatsuya Fu_iino, Takashi Korenaga
``Approach for CharacterizatiOn of Surface Reaction on Alkanethi01 Molecules
ChemisOrbed on COld NanOparticles by Using Laser Desorption lonizatiOn Mass
Spectrometry'
InternatiOnal COngress On Analytical Science 2011 (2011.5 ア
)
煮をi悟
05. Takashi Fu」 lta, Kohei ShibamOtO, Tatsuya FuJlno, Takashi Korenaga
(`Study of fragmentation process of neutral sugar chain in Laser
desOrption/ionizatiOl1 01l titania surface"
InternatiOnal Congress on Analytical Science 2011 (2011.5 ア
煮を
語)
06. Kohei ShibamOto, Takayuki Matsuoka, Takashi Korenaga
“
Detection BchaviOr Of Resonantly一 excited Adsorbed MOlecules on Cold
Nalloparticle Surface in TwO-laser Desorption lonization Mass Spectrometry''
InternatiOnal Congress On Analytical Science 2011 (2011.5 ア
煮老悟)
07.伊 永隆史
「
安 定 同位 体 比 精 密 分 析 に よ る 食 品 産 地 判 別法 」
東 京 理 科 大 学 大 学 院 グ リー ン& セ ー フテ ィ特 論 ( 2 0 1 1 . 6 東 京 )
08. T.Fu」
lnO
``Spectroscoplc study Of llOn一
destructlve 10nlzatloll prOcess for mass
spectrometry''
M o l e c u l a r S c i e l l c e f o r S u p r a F u n c t i o n a l S y s t e m s ( 2 0L 1帆
1). 7 本
晃
0 9 . 青 柳 寛 司 , 後 藤 ( 桜井 ) 晶子 , 伊 永 隆 史
「
軽 元 素 安 定 同位 体 比 を利 用 した 肉牛 の 肥 育環境 変 化 の 追跡 」
第 5 回 表 示 ・起源 分析 技 術 研 究懇 談 会 ( 2 0 1 1 . 7 東京 )
10. Akiko S. GotO, Takashi Korellaga
“
Rapid esterifications fOr compoulnd一
specific stable isotope analysis of fatty
acids"
G o l d s c h m i d t C O n f e r e n c e 2 0 1 1 ( 2 0 1 1 . 8ェ
チコ)
11. AsukO Yamanaka, Akiko S.COto Takashi Korenaga
“
D/H Exchenge of Hydrogell On Fatty Acids''
G o l d s c h m i d t C O n f e r e n c e 2 0 1 1 ( 2 0 1 1 . 8ェ
チコ)
1 2 . 峰 岸 佑 樹 , 森 本 大輔 , 藤 野 竜 也 , 松 本 淳 , 伊 永 隆 史 , 城 丸 春 夫 , 橋 本 健 朗
「
時 間 分解 質 量 分析 法 の 開発 に よ る脱 離 課 程 の 観 測 と機 構 研 究 」
分子 科 学討論 会 2011(2011.9札 幌 )
1 3 ` 新 妻 直 人 , 高 見澤 淳 , 伊 永 隆 史
「
非 極 性 溶 媒 中 にお け る カチ オ ン付 加 を利 用 した ス ブ レー イ オ ン 化 法 の イ オ ン化
効 率 の 向上 」
第 5 9 回 質 量 分 析 総 合 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 大 阪)
1 4 . 村 上 和雅 , 芝 本 幸 平 , 藤 野 竜 也 , 伊 永 隆 史
「
M S に お け るイ オ ン 化 プ ロセ ス の
紫 外 。近 赤 外 二 光 波 パ ル ス 照 射 を用 い た M A L D I 一
解 明研 究 」
日本 分 析 化 学 会 第 6 0 年 会 ( 2 0 1 1 . 9 名 古 屋 )
1 5 , 峰 岸 佑 樹 , 森 本 大輔 , 松 本 淳 , 藤 野 竜 也 , 城 丸 春 夫 , 橋 本健 朗 , 伊 永 隆 史
「フ ェ ム ト秒 レー ザ ー 脱 離 / イ オ ン 化 質 量 分 析 法 にお け る脱 離 過 程 の 時 間分 解 計 測 」
日本 分 析 化 学 会 第 6 0 年 会 ( 2 0 1 1 . 9 名 古 屋 ) _
16.鈴 木淳 也,鳴 寿 ,藤 野竜 也,野 村 淳子 ,伊 永隆 史
「アル カ リ金 属 カチ オ ン置 換 モ ル デ ナ イ トを用 い た M A L D I 質 量 分析 手 法 の 開発 」
日本 分 析 化 学 会 第 6 0 年 会 ( 2 0 1 1 . 9 名 古 屋)
17. KeishirO Nagoshi, Kohei Shibamoto, Takashi Korenaga
“
APPROACH FOR CHARACTERIZAT10N OF SURFACE REACT10N ON ALKANETH10L MOLECULES
CHEMISORBED ON GOLD NANOPARTICLES BY USING LASER DESORPT10N 10NIZAT10N MASS
SPECTROMETRY"
」AIMA DisscussiOn on Anylytical Science and TechnO10gy 2011 (2011.9 f季 驚)
18. Takashi Fujita, Kohei ShibamOtO, Takashi Korenaga
“
STUDY FOR A MECHANISM OF NEUTRAL SUGER CHAIN FRAGMENTAT10NS IN LASER DESORPT10N/
10NIZAT10N MASS SPECTROMETRY ON TITANIA SURFACE"
」AIMA DisscussiOn on Anylytical Science and Technology 2011 (2011.9 =Fチ蕉)
19. Naoto Niizuma, Atsushi Takamizawa, Takashi Korenaga
“
DEVELOPMENT OF SPRAY 10NIZAT10N METHOD USING CAT10NIZAT10N IN NON一POLAR
SOLVENT:UPGRADING TO SENSITIVE ASSAY BY APPLICAT10N OF ELECTROSPRAY"
」A I M A D i s s c u s s i O n o n A n y l y t i c a l S c i e n c e a n d T e c h n O l o g y 2 0 1 1 ( 2 0 1 1葉. 9) 千
20. Yuuki Millegislli, Daisuke Morimoto, 」un MatsumOto, Tatsuya Fujino,
Haruo Shiromaru, Kenro Hashimoto, Takashi Korenaga
“
FEMTOSECOND TIME―RESOLVED MASS SPECTROMETRY FOR THE DESORPT10N
PROCESS TETRACENE 10NS FROM TETRACENE一 DOPED ANTHRACENE CRYSTALS"
し
ヽ DisscussiOn on Anylytical Science and Techno10gy 2011 (2011.9 司
JAIヽ
F茅驚)
21. Kazumasa Murakami, Kohei Shibamoto, Tatsuya Fujino, Takashi Korellaga
“
NANO SECOND IR一UV TIME―RESOLVED MASS SPECTROMETRY FOR THE PROTON TRANSFER
MECHANISM IN MALDI"
菩)
」AIMA Disscussion on Anylytical Sciencc and Technology 2011 (2011.9 fヂ
22. Jun一ya suzuki, Hisashi Shima, Tatsuya Fujino, 」 unko Nomura, Takashi Korenaga
“
DEVELOPMENT OF ZEOLITE MATRIX FOR SELECTIVE MASS ANALYSIS:
INTENSITY ENHANGEMENT OF ANALYTE AND SUPPRESS10N OF MATRIX一 RELATE 10NS')
JAIMA Disscussion on Anylytical Science and Technology 2011 (2011.9 f夢
驚)
2 3 . 出 中温 子 , 後 藤 ( 桜井 ) 晶子 , 伊 永 隆 史
「ア ミノ基 に対 す る前 処 理 法 の 開発 に よ る水 素 安 定 同位 体 比 分析 の 高 精 度 化 」
第 6 回 表 示 ・起源 分 析 技 術 研 究懇 談 会 ( 2 0 1 1 . 1 2 東京 )
2 4 . 三 原 正 三 , 後 藤 ( 桜井 ) 晶 子 , 田春 傑 , 伊 永 隆 史
「
安 定 同位 体 比 質 量 分 析 計 ( I R M S ) の 2 社 間性 能 比 較 」
第 6 回 表 示 ・起 源 分 析 技 術研 究懇 談 会 ( 2 0 1 1 . 1 2 東京 )
2 5 . 青 柳 寛 司 、 後藤 ( 桜井 ) 晶子 , 伊 永 隆 史
「
脂 肪 酸 の 炭 素 ・水 素 同位 体 比 測 定 にお け る簡 易誘 導 体 化 法 の 導 入 とそ の 検 証 」
第 6 回 表 示 ・起源 分析 技 術研 究懇 談 会 ( 2 0 1 1 . 1 2 東京 )
宇 宙化学研 究室
当研 究室 は , 元 素組 成 , 特 に微 量元素組 成 を も とに した宇宙 。地球 化学 的 プ ロセ スの解
明 を 目指 して い る。 主 と して地球外物 質 で あ る隕石 を研 究対象 と し, 太 陽 系 の形 成や そ の
後 の 惑 星 系 の進 化 の 様 子 を探 つ て い る。 元素組 成 分析 手段 と して , 放 射 化分 析 法 , 誘 導結
合 プ ラ ズマ 質量分析 法 と誘 導結 合 ブ ラ ズマ 発光分 光分析 法 を主 に利用 して い るが , これ ら
の 手 法 を用 い た新規 な分析操 作法 の 開発 も行 って い る。 また, 2 0 1 1 年 3 月 にお こった 福 島
一
第 原 発事 故 に よ り環境 中に放 出 され た放射性 物 質 の 調 査 も行 った. 以 下 に主な研 究 内容
につ い て具体 的 に記 す .
< 宇 宙 ・地球 化 学的試 料 中 の微 量元素 の 存在度 に 関す る研 究 >
4 6 億 年 前 に , 他 の 太 陽 系物 質 と同時 に 作 られ た t ) ので あ り, そ の 後 の
慣 石は今 か ら 4 5 `
変成 活動 をほ とん ど, あ る い は全 く経験 して い な い た めに , 太 陽 系初期 の 形 成や 変遷 の環
境 を知 る上 で , 研 究対象 とな り うる唯 一 の物 質 で あ る。 現在 ( 1 ) イ トカ ワ微粒 子 , ( 2 ) 月
隕石 , ( 3 ) H E D 隕 石 , ( 4 ) 始 原 的 エ コ ン ドライ ト隕 石 , ( 5 ) ユ レライ ト隕石 , ( 6 ) 炭 素質 コ ン
ドライ ト隕石 につ い て , 化 学的特徴 を詳 細 に調 べ て い る. こ の うち H E D 隕 石 とはホ ワル ダ
イ ト, ユ ー ク ライ ト, ダ イ オ ジェナ イ トとよばれ る隕石種 を総称 した名 前 で , 小 惑星 4 べ
ス タを起源 とす る と考 え られ てい る隕石 グル ー プ で , 代 表 的 な分化 隈石 で あ る. こ れ らの
隕石 の 主成分 元 素 か ら極 微 量元素 まで の化 学組 成 を後 で 述 べ る放射化 分析 法 ) 誘 導結合 ブ
ラ ズマ 質 量分析 法 と誘 導結合 プ ラ ズマ 発光分 光分 析 法 で正 確 に求 め , そ れ らの 隕 石 の 生成
した太 陽系初期 の環境 を考察 した。
< 誘 導結合 ブ ラ ズマ 発 光 分光分析法 に よる宇 宙 。地球化 学的 試 料 中 の 元索 分析 >
誘 導 結合 プ ラ ズマ 発 光 分 光分析法 ( I C 卜A E S ) は , イ オ ン化 干 渉 が 少 な く, 共 存主要元
索濃 度 が 高 い試 料 の 分析 が 可能 で あ り, 測 定 可能 な元素 の 定量 下限値 は , p p b レ ベ ル であ
る。 また , 誘 導結合 プ ラ ズマ 質量分析 法 で は測 定 しに くい 主要元素 ( C a , M g , A l な ど) の
元素 分析 に適 して い る . 本 年度 は , 慣 石 ・岩 石試 料 中 の P の 定量法 の 開発 を行 つた。また ,
鉄 隕 石 へ の I C P A E S の適 用 の ため の検討 も行 つた, P は , イ オ ン交換 法 に よ り共 存 主要元
素 を除去す る こ とが で き, よ り信頼性 の 高 い 定量値 を得 る ことが で きる よ うに な った`
< 核 的 手法 を用 い た 分析 法 の 開発 と宇 宙 。地球化 学的試 料 へ の適 用 >
安 定 な核 種 を適 当な核 反応 を用 いて他 の 核種 に 変換 す る際 に放 出 され る即 発 ガ ンマ 線 の
エ ネ ル ギー と強 さを測 定す る こ とに よ り, 初 めの 安 定 な核種 の種 類 と量 を求 め る こ とがで
きる ( 即発 ガ ンマ 線 分析 法) 。 この 方法 は生成 核 が 安 定核 で も適 用 可能 なた め , 原 理 的 にす
べ て の 元素 に適 用 可能 な方 法 であ るが , 微 量 な元 素 で は実用上, 検 出 が 困難 で あ つた。 こ
の 問題 点 を解 決す るた めに新 た に多重 γ線 即発 分 析 装置 が研 究炉 」R R - 3 の 冷 中性 子 ビー ム
ライ ン に設置 され た 。 そ こで , 本 装置 を宇 宙地 球 化学 的試 料 に適 用 し, 従 来 法 と比 較 しな
が ら性 能 を評価 す る とと もに, 炭 素質 コ ン ドライ ト隕石 の 元素組 成 を求 め, そ の 隕石母 天
体 で の 変成過 程 の 考察 を行 った.
< 宇 宙化 学 的試 料 中 の宇 宙線 生成 核種 に 関す る研 究 >
隕石 に は宇 宙 空 間 にお い て宇 宙線 との相 互 作用 に よ り生成 した長 半減期 t l k 射
性 核種 が 含
まれ てお り, これ らの 濃 度 の深度 依 存性 か ら宇 宙 空 間 を飛 来 して い た とき の 大 き さや そ の
飛行 時 間 を推 定す る こ とが で きる. こ れ まで , 当 研 究室 では , 宇 宙線 生成 放射性 核 種 のコM n
6Clの
じ
と
測 定 を行 って きたが, 新 た に4 1 c a の
加速器 質量分析 法 を開発す べ く, 隕 石試料 か ら
の4 1 c a 測
定試 料 の調 製 法 を検討 した。
< 福 島第 一 原発 事故 に よ り環境 中に放 出 され た放 射性物 質 の調 査 >
2 0 1 1 年3 月 にお こつた福 島第 一 原発 事 故 に よ り環 境 中に放 出 され た 放射性 物 質 は , 各 地
で様 々な影 響 を及ぼ して い る。我 々は , 首都 圏 へ 飛 来 した放射性 物 質 量 の調査 を行 な つ た.
8 号館 屋 上 にて , 毎 日大気浮 遊粒子 を採 取 し, こ の 中に含 まれ るガ ンマ 線 を放 出す る放 射性
物 質濃度 を定 量 した。 また , 都 内各地 の都 立公 園 の 土壌 を採 取 し, 東 京都 内 に 降 下 した放
射性 物 質 量 を調 べ た。 さらに , 文 部 科学省 が行 な った福 島県内土壌 の 放射性物 質 調査 に協
力す る と と もに , 東 京都 水道 局な らび に港 湾局 と連携 し, 東 京都 民 の 安 心安 全 の ため 浄 水
場浄 水/ 原水 と東京港海 水 を毎 日ガ ンマ 線 測 定 を行 な い , 放 射性 物 質濃度 を公表 した ,
I.原 著論 文
01. M. Ebihara, St Sekimoto, N. Shirai, Y. Hamajima, M. Yamamoto, K. Kumagai, Y. Oulヽ 3,
T. R.
Ireland, F, Kitajima, K. Nagao, T. Nakamura, H. NaraOka, T, Noguchi, R.
Okazaki・ A. Tsuchiyama, M. Uesugl, H. Yurimoto, M` E` Zolensky, M. Abe, A. FuJlmul`
a,
T. Mukai and Y. Yada
``Neutron Activation Analysis of a Particle Returned from AsterOid ltokawa"
Sごゴθttcθ333, 1119-1121 (2011).
02. Kt Nagao, R. Okazaki, T. Nakamura, Y. N. Miura, T. Osawa, K. Bajo, S. Matsuda,
M. Ebihara, T. E, Ireland, F, Kitajima, H. Naraoka, T, Noguchi, A. Tsuchiyama,
H. Yurimoto, M.E. Z01ensky, M. Uesugi, K. Shirai, M. Abe, T. Yada, Y. Ishibashi,
A. Fujimura, T. Mukai, M. Ueno, T. Okada, M. Yoshikawa, 」 . Kawaguchi
``IrradiatiOn HistOry of ltokawa Regolith Material Deduced from NOble Cases in
the Hayabusa Samples''
Sごゴθttcθ333, 1128-1131 (2011)。
03. A. Tsuchiyama, M. Uesugi, T. Matsushima, T. Michikami, T. Kadono, T. Nakamura,
K. Uesugl, T. Nakano, S. A. Sandfold, R. NOguchi, T. Matsumoto, J. Matsuno, T.
Nakano, Y. Imal, A. Takeuchi, Y. Suzuki, T. Ogaml, J. Kataglrl, M. Ebihara, T.
E. Ireland, F. Kitajima, K. NagaO, H, Naraoka, T. Noguchi, R. Okazaki, H. YurimotO,
M. E. Zolensky, T. Mukai, M. Abe, T. Yada, A. Fujimura, M. Yoshikawa and 」
.
Kawaguchi
″
Three一Dimensional Structure of Hayabusa Samplesi Origin and EvolutiOn Of ltokawa
Regolith″
Sごメθヵcθ 333, 1125-1128 (2011).
04. H. Yurimoto, K. Abe, M. Abe, M. Ebihara, A. FuJlmura, M. Hashiguchi, K. Hashizume,
T` R. Irelalld, S. ItOh, 」. Katayama, C. Kato, J. Kawaguchi, N. Kawasaki,「
.
KitaJlma, S. Kobayashi, T. Melka, T. Mukal, K. Nagao, T. Nakamura, H. Naraoka,
T. Noguchi, R. Okazaki, C. Park, N. SakamOto, Y. Seto, M. Takei, A. Tsuchiyama,
M. Uesugi, S. Wakaki, T. Yada, K. Yamamoto, M. Yoshikawa and M. E, Zolensky,
″
Oxygen lsotopic CompositiOns Of Asteroidal Materials Returned flヽ
om ltokawa by
the Hayabusa Misslon
S c ゴθヵごθ 3 3 3 , 1 1 1 6 - 1 1 1 9 ( 2 0 1 1 ) .
06.
Y. Ishii, A. Toyoshima, K. Tsukada, M. Asai, Z, Li, Y` Nagame, S` Miyashita,
T, Mori, H. Suganuma, H. Haba, S, Goto, H. Kudo, K. Akiyama, Y.Oura, A, Shinohara,
M. Schadel, v` Pershina, 」 , V` Kratz
″
FluoridO COmplex FOrmation of Element 104, Rutherfordium (Rf)〃
」ロゴゴ.伊 2θ
″.ざ οご.挽 9幻.84, 903-911(2011).
07.
M . A . I s l a m , M . E b i h a l ヽa , Y . T O h a n d H . H a r a d a
″
C o m p a r i s O n O f m u l t i p l e p r o m p t g a m m a 一 r a y a n a l y s i s a n d p r o m p t g a m m a 一r a y a n a l y s i s
for the elemental analysis of geo10gical and cOsmochemical samples″
文βaF,aち θ″,, 83, 7486-7491(2011).
07.
M. A. Islam, H・
Matsue and M, Ebihara
″
Sensitivity variation fOr H, B, Si, Cl, Ca and Cd in solid materials by prOmpt
gamma一 ray analysis with a special emphasis on the presellce of hydrogen″
ДttaF. Scゴ ., 27, 1143-1147 (2011).
08,
Y. Oura, M. HOnda, M. Ebihara, K. Ba」
o and K. Nagao
〃
Cosmogenic 45sc in Cibeon iroll meteorite by radiochemical neutron activatioll
analysis〃
ノrοc, 好aどブοごカゴ777.■ご古a l, 383-386 (2011).
09.
N. Shirai and M. Humayun
″
Mass independent bias in W isOtOpes in MC一
ICP一MS instruments″
, Sわgcむrοr77,26, 1414-1420 (2011).
チ 川,♂プ.Д 古
I I . 著 書 、総説 等
01.
海 老原 充
「
放射 化分析」, 「環境 放射能測 定」 を分担 執 筆
「
環境 分析 ガイ ドブ ッ ク」, 丸 善 ( 2 0 1 1 ) .
02.
海 老原 充
「中性 子放 射 化分 析 ―最 も信頼 出来 る元素 分析 法 ( 特集 中性 子産業利 用 の 新 展 開 ) 」
放 射能 と産 業 1 2 9 , 9 1 4 , 放 射線利 用振興 協会 ( 2 0 1 1 ) .
03.
海 老原 充
「
原 子 量 は変わ る ? 」
化 学 と教 育 5 9 , 2 3 0 , 日本化 学会 ( 2 0 1 1 ) .
04. 海
老原 充
「
福 島第 一 原 子 力発 電所事故 に よる放 射性 物 質 の環境 へ の拡散」
日 地球惑星科学連合 ( 2 0 1 1 ) .
」a p a n G e o s c i e n c e L e t t e r s 8 ( 1 ) , 2 6 , 本
I I I . 学 会 発 表 、講 演 等
o l . 大 浦 泰 嗣 , 新 井優 花 , 今 村 典 央 , 海 老 原 充
「中性 子 放 射 化 分 析 に よ る鉄 隕石 中 のM n 定 量 の 可能 性 」
京都 大 学 原 子 炉 実験 所 専 門研 究 会 ( 2 0 1 1 . 1 , 大 阪)
02.白 井 直 樹
「
放 射 化 分析 に よ る宇 宙 化 学 的試 料 の 分析 」
京 都 大 学 原 子 炉 実験 所 専 門研 究 会 ( 2 0 1 1 . 1 , 大 阪 )
中芳 文 , 山 崎 俊 輔 , 大 浦 泰 嗣 , 海 老 原 充 , 笹 公 和 , 高 橋 努 , 末 木 啓 介 , 木 下哲 一 ,
天 野 孝 洋 , 北 川 潤 一 , 黒 住 和 奈 , 松 村 万寿 美 , 松 崎 浩 之
36c l生
「
石質 隕 石 中の
成 率」
03.浜
第 1 3 回 A M S シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 1 , 山 形 )
0 4 ・ 笹 公 和 , 高 橋 努 , 末 木 啓 介 , 木 下哲 一 , 天 野 孝 洋 , 北 川 潤 一 , 黒 住 和 奈 , 黄 頴 斯 ,
西 村 朋紘 , 沈 洪 涛 , 松 村 万 寿 美 , 安 部 聡 美 , 戸 崎 裕 貴 , 松 四 雄 騎 , 大 浦 泰 嗣 , 松 村 宏
「
筑 渡 大 学 A M S シ ス テ ム の 現 状 ( 2 0 1 0 年度 ) 」
第 1 3 回 A M S シ ンボ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 1 , 山 形 )
05。 M. Isa, N. Shirai, M. Ebihara, S. Kubuki and A. Yamaguchi
″
Chemical characteristics for CK carbonaceous chondrite″
42nd Lunar and Planetry Science Conference (2011.3, Houston, U.S・A,)
06.
H. Nagaoka, Y. Karoujl, H. Takeda, T. 」. Fagan, M` Ebihara and N. Hasebe
″
Co一existing pyroxenes in the Northwest Africa 2977 with reference to the source
reglon
42nd Lunar and Planetry Science Conference (2011.3, Houston, ll.S.A.)
07.
H. Yurimoto, M. Abe, M. Ebihara, A. Fujimura, K. Hashizume, T. R. I re l alld. S.
Itoh, J. Kawaguchi, F` Kitajima, T` Mukai, K. Nagao・
T` Nakamura, H` Naraoka,
T, Noguchi, R. Okazaki, N. Sakamoto, Y. Seto, A. Tsuchiyama, M. Uesugi, T. Yada,
M. Yoshikawa, M. Zolensky
″
Oxygen and magnesium isotopic cOmpositions of asteroidal materials returned
from ltokawa by the Hayabusa missloll〃
42nd Lunar and Planetrv Science Collference (2011.3, Houston, U.S.A.)
08.
A. Tsuchiyama, M` Uesugi, K. Uesugi, T. Nakano, T` Nakamura, T. Noguchi, R.
Noguchi, T, MatsumOtO, 」 . Matsuno, TちNagano, A. Takeuchi, Y, Suzuki, All Ebihara,
T. R. Ireland, F` Kita」 lma, K. Nagao, H. Naraoka・ R` Okazaki, S` A. Sandford,
H. Yurimoto, M. E. Zolensky, A. Fujimura, M. Abe, T. Yada, T. Mukai, 」. Kawaguchil
and M. Yoshikawa
〃
Three―dimentional structures
by the Hayabusa mission and
of particles recovered from the asterじ id :tokawa
a role X一ray microtomography in the preliminary
examlnatlom
42nd Lunar and Plalletrv Science Collference (2011.31 Houston, U.St A.)
09.
A. Tsuchiyama, M. Ebihara, M. Kimura, F. KitaJlma, M. Kotsugl, S. Ito6 K. Nagao,
T, Nakamura, H. Naraoka, T. Noguchi, R, Okazaki, K. Uesugi, M. Uesugi, H. Yurimoto,
T. R. Ireland, S. Sandford, M. ZOlensky, A. Fu」 lmura, M. Abe, T, Yada, T, Mukal,
T. Okada, Y. Ishibashi, K, Shirai, M. Llello, J. Kawaguchi and M. Yoshikawa
″
Preliminary examinatiOn of particles recOvered from the surface of the asteroid
ltokawa by the Hayabusa mission″
42nd Lunar and Planetry Science Conference (2011.3, HOuston, U.S.A.)
10.
M. Ebihara, S. SekimotO, Y. Hamajima, M, Yamamoto, K. Kumaga土 , Y. OLlra, N. Shirai,
H. T` R. Ireland, F. Kita」 lma, K` Nagao, T. Nakamura, H. Naraoka, T. NOguchi,
R, Okazaki, A. Tsuchiyama, M. uesugi, H. Yurimoto, M. E. Zolensky, M. Abe, A.
Fujimura, T. Mukai and T. Yada
″
Neutron activatiOn analysis of single grains recovered by the Hayabusa
spacecraft
42nd Ltinar and PlanetrY SCience Conference (2011.3, Houston, U.S.A.)
K. Nagao, R. Okazaki, T. Nakamura, Y. N. Miura, T, Osawa, K. Bajo, S. Matsuda,
M. Ebihara, T. R. Ireland, F. Kitajima, H. Naraoka, T, Noguchi, A. Tsuchiyama,
M. Uestlgi, H. YurimotO, M. Zolensky, K. Shirai, M= Abe, Tt Yada, Y, Ishibashi,
A. Fujimura, T. Mukai, M. Ueno, T. Okada, M. Yoshikawa, J. Kawaguchi
″
Noble gases of the ltOkawa samples returned by the Havabusa missiOn〃
42nd Lunar and Planetry Science COnference (2011`3, HOuston, t‐
12.
tS.A.)
Y.Oura, R. Watanabe, M. Ebihara, Y. Murakami, Y. Toh, A. Kimura, V. Koizumi,
K. Furutaka, M, Oshima)K. Hara, T. Kin, S. NakamLlra, H. Harada
″
ApplicatiOn of Multiple PrOmpt Gamma― ray Analysis (MPCA) to Geochemical and
Cos一 mOchemical Samples″
Thirteenth lnternatiOnal COnferellcc On MOdern Trellds in Activatioll Analysis
(2011.3, tT,S.A.)
つθ
`
土 山 明, 海 老 原 充, 木 村 員, 北 島 富美雄 , 小 嗣 真 人, 伊 藤 正 一 , 長 尾 敬介, 中
村 智樹, 奈 良岡 浩, 野 口 高明, 岡 崎 隆 司, 上 杉 健 太朗, 上 椙 真 之, 払 本 尚義,
トレバー ア イ ル ラン ト, ス コ ッ ト サ ン ドフ ォー ド, マ イ ケ ル ゾ レン スキー , 藤 村 彰
夫, 安 部 正 真 , 矢 田 達, 向 井 示叫
典 , 岡 田 達 明, 石橋 之宏 , 自井 慶, 上 野 宗孝 ,
川 口 淳 ― 郎, 吉 川 真
″
はや ぶ さ回収試 料 の 初 期 分析 ! 大 学 コ ン ソー シア ム チ ー ム に よる初期 分析 の概 要 ″
日本 地球惑 星科 学連 合2 0 1 1 年大会 ( 2 0 1 1 . 5 , 千葉)
`
1 4 . 土 出 明, 上 椙 真 之 , 上 杉 健 太朗 , 中 野 司, 中 村 智樹 , 野 口 高 明, 野 口 遼, 松
本 徹, 松 野 淳也 , 永 野 宗, 竹 内 晃 久 , 鈴 木 芳 生 , 海 老原 充, 今 井 悠太, ト レ
バ ー ア イ ル ラ ン ド, 北 島 富美雄 , 松 島 亘志 , 道 上 達 広 , 長 尾 敬 介, 奈 良岡 浩,
岡崎 隆 司, ス コ ッ ト サ ン ドフ ォー ド, 次 本 尚義, マ イ ケル ゾ レンス キー , 藤 村 彰
夫, 安 部 正 真 , 矢 田 達, 向 井 利典 , 岡 田 達 明, 石 橋 之宏 , 自井 慶, 上 野 宗孝 ,
川 口 淳 一郎 , 吉 川 真
″
はや ぶ さ回収試 料 の初 期分析 : イ トカ ワ レ ゴ リス粒 子 の3 次 元構 造 と初期分析 にお け
〃
るX 線 マ イ ク ロ トモ グラフ ィー の役割
日本地球 惑 星科 学連 合 2 0 1 1 年大 会 ( 2 0 1 1 . 5 , 千葉)
1 5 . 長 尾 敬介 , 岡 崎 隆 司, 中村 智樹 , 三 浦 弥 生 , 大 澤 崇 人, 馬 上 謙 一 , 松 田 伸 太
`
郎, 海 老原 充, T . R . I r e l a n d , 北 島 富美雄 , 奈 良岡 浩, 野 口 高 明, 土 出 明, 上
椙 真 之 , 次 本 尚義 , M . Z o l e n s k y , 自 井 慶 , 安 部 正 真, 矢 田 達, 石 橋 之宏 , 藤
一
村 彰 夫, 向 井 木叫
典 , 上 野 宗孝 , 岡 田 達 明, 吉 川 真, 川 日 淳 郎
″
Preliminary examination of Hayabusa asteroidal samplesi Noble gases″
日本 地球惑 星科 学連合 2 0 1 1 年大会 ( 2 0 1 1 . 5 , 千葉)
1 6 . 伊 藤 正 一 , 安 部 正 真 , 海 老原 充, 藤 村 彰 夫, 橋 爪 光, ア イ ル ラ ン ド トレバ ー , 川
口 淳 一 郎, 北 島 富美雄 , 向 井 禾叫
典 , 長 尾 敬介 , 中 村 智樹 , 奈 良岡 浩, 野 口 高
`
明, 岡 崎 隆 司, 坂 本 直哉, 瀬 戸 雄 介 , 土 山 明, 上 椙 真 之 , 矢 田 達, 吉 川 真, 次
本 尚義 , Z o l e n s k y M i c h a e l
″
″
はや ぶ さ回収試 料 の初期 分析 i 酸 素 同位 体分析 , M g 同 位 体分析
日本地球 惑 星科 学連 合 2 0 1 1 年大会 ( 2 0 1 1 . 5 , 千葉)
1 7 . 海 老 原 充, 関 本俊 , 浜 島靖典 , 山 本政儀 , 熊 谷和也, 大浦泰 嗣 , 奈 良岡 浩, 白井 直
樹, ト レバ ー ア イ ル ラ ン ド, 北 島 富美雄 , 長 尾 敬介, 中村 智樹 , 野 口 高 明, 岡 崎
`
隆 司, 土 山 明, 上 椙 真 之 , 次 本 尚義 , マ イ ケル ゾ レン ス キ ー , 安 部 正 真 , 藤
村 彰夫) 向 井 利典 , 矢 田 達
″
〃
はや ぶ さ回収試 料 の 初期 分析 ! 中 性 子放射 化分析 に よ る粒子 全岩 元素分析
日本地球 惑 星科 学連合 2 0 1 1 年大会 ( 2 0 1 1 . 5 , 千葉)
1 8 . 奈 良岡 浩, 三 田 肇, 浜 瀬 健 司, 三 田 真 史, 薮 田 ひ か る, 斎 藤 香織 , 福 島 和彦,
北 島 富美雅 , S c o t t A . S a n d f o r d , 中村 智樹 , 野 口 高明, 岡 崎 隆 司, 長 尾 敬介, 海
`
老 原 充, 次 本 尚義 , 上 山 明, 安 部 正 真 , 矢 田 達, 石 橋 之宏 , 白井 慶 , 上 野 宗
孝, 岡 田 達 明, 藤 村 彰夫, 向 井 利 典 , 吉 川 真 , 川 口 淳 一 郎
″
〃
はや ぶ さ回収試 料 の初期分析 : 有 機 化合物 分析
日本 地球惑 星科学連 合 2 0 1 1 年大会 ( 2 0 1 1 . 5 , 千葉)
19.
M. Ebihara
″
Systematic study of radionuclides released by the accident of Fukushima Dalichi
Nuclear Power Plant″
(invited)
IUPAC International Congress on Analytical Sciences (2011.5, デ
スを
i呂
)
2 0 . 大 浦 泰 嗣 , 佐 々 木雄 飛 , 海 老 原 充
「
研 究 炉 を利 用 した 宇 宙線 生成 核 種 に 関す る研 究 」
平 成 2 2 年原 子 力機 構 施 設 利 用 一 般 共 同研 究成 果 報 告 会 ( 2 0 1 1 . 8 , ひた ちな か )
21.
M. Ebihara
″
The role of the CeOchemical Society of apan
」
fOr mitigatillg the Fukushima
accident and its aftermaths″(invited)
Goldschmidt 2011 (2011.8, Prague, Czech Republic)
22.大 浦泰嗣
「
光 量 子 放 射 化 分 析 の 基礎 と応 用 」
分 析 展 2 0 1 1 放射 化 分 析研 究会 セ ミナ ー ( 2 0 1 1 . 9 , 千葉 )
23.大
浦 泰 嗣 , 松 田和秀 , 米持 真 一 , 五十 嵐 康 人, 海 老 原 充
「八 王 子 , 日野 , な らび に加 須 で 採 取 した 大 気 浮 遊 粒 子 中 の 放 射 能 濃 度 」
第 5 5 回 放 射 化 学討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 長野 )
24.和
国彩佳 , 大 浦 泰 嗣 , 羽 場 宏 光 , 金 谷 淳平
9
「9 M o ならび に l S l W ト
レー サ ー の 調 製 と陰 イ オ ン 交換 研 究 で の 利 用 」
第 5 5 回 放 射 化 学討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 長野 )
2 5 . M o h a I I lald■A m i r u l l s l a m , 海
老 原 充, 本 橋 純
〃
Mineral an31ysis of some commercially available apanese
」
tea leaves and tea
infusiolls by neutron一
induced prompt and delayed gamma一
ray analysis″
9,長 野)
第 5 5 回 放 射 化 学討 論 会 ( 2 0 1 1 ・
26.海 老原 充
″
〃
福 島原 子 力 発電 所 事 故 後 の 学 会 の 対 応 一連 携 の 重 要 さ
第 5 5 回 放 射 化 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 長野 )
27.白
井 直樹 , M u n i r H u m a y u n
「ア ン グ ライ ト隕石 中 の リン 酸 塩 鉱 物 か ら得 たW 同 位 体 初 生値 」 ( 招待 講 演 )
2 0 1 1 年度 日本 地 球 化 学 会 年 会 ( 2 0 1 1 . 9 ) 北海 道 )
`
山 明, 上 椙 真 之 ・松 島 亘 志 , 道 上 達 弘 ) 門 野 敏 彦 , 中 村 智 樹 , 上 杉 健 太 朗 ,
中野 司, ス コ ッ ト サ ン ドフ ォー ド, 野 口 遼 , 松 本 徹 , 松 野 淳 也 , 永 野 崇 , 今 井
28.土
悠 太, 竹 内 晃 久, 鈴 木 芳 生 , 大 神 稔 皓 , 片 桐 淳 , 海 老原 充 ・ ア イ ル ラ ン ド トレ
バ ー , 北 島 富 美 雄 , 長 尾 敬 介 , 奈 良 岡 浩 , 野 口 高 明, 岡 崎 隆 司 , 次 本 尚義 , ブ
レン ス キ ー マ イ ケ ル , は や ぶ さ キ ュ レー シ ョンチ ー ム
「小 惑 星 イ トカ ワか ら回収 され た レ ゴ リス粒 子 の3 次 元構 造 と外 形 」
2 0 1 1 年度 日本 地 球 化 学 会 年 会 ( 2 0 1 1 , 9 , 北海 道 )
2 9 . 海 老 原 充 , 関 本 俊 , 白井 直 樹 , 浜 島 靖 典 , 山 本 政儀 , 熊 谷 和也 , 大 浦 泰嗣
「
小 惑 星 イ トカ ワか ら回収 され た 粒 子 の 中性 子 放射 化 分析 」
2 0 1 1 年度 日本 地 球 化 学 会年 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 北海 道 )
3 0 . 次 本 尚義 , 伊 藤 正 一 , 坂 本 直 哉 , 小 林 幸 雄 , 橋 爪 光 , 上
`
山 明,瀬 戸 雄介 ,T.
R . I r e l a n d , M ` Z o l e n s k y , 中 村 智 樹 ‐野 日 高 明, 長 尾 敬 介, 海 老 原 充 , 奈 良 岡 浩 ,
一
岡崎 隆 , 北 島 富美 雄 , 向 井 示叫典 , 藤 村 彰 夫 , 安 部 正 真 , 矢 田 達, 上 椙 真 之 ,
吉川 真 , 川 口 淳 ―郎
「
小 惑 星 イ トカ ワの 酸 素 同位 体 組 成 , 2 6 A l 初生 存在 度 , 微 量 元 素 組 成 」
2 0 1 1 年度 日本 地 球 化 学 会 年 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 北海 道 )
31.海 老原 充
「
原 子 量 の 歴 史 と地 球 化 学 」
2 0 1 1 年度 日本 地 球 化 学 会 年 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 北海 道 )
32`山
口 亮 , 三 河 内 岳, 伊 藤 元雄 , 白井 直樹 , 海 老 原 充
「高 温 変 成 作 用 に よ る微 量 元 素 の 移 動 に つ い て 一ユ ー ク ラ イ ト隕 石 の加 熱 実 験 の 考
察」
2 0 1 1 年度 日本 地 球 化 学 会 年会 ( 2 0 1 1 . 9 , 北海 道 )
3 3 . 海 老 原 充 , 関 本 俊 , 白井 直樹 , 浜 島 靖 典 , 山 本 政儀 , 熊 谷 不日也 , 大 浦 泰 嗣 ,
T . I r e l a n d , 北 島 富美 雄 , 長 尾 敬 介 , 中 村 智 樹 , 奈 良 岡 浩 , 野 口 高 明 , 岡 崎 隆
`
司 , 土 山 明 , 上 椙 真 之 , 次 本 尚義 , M ` Z o l e n s k y , 安 部 正 真 , 藤 村 彰 夫 , 向 井 禾町
典 1 2 , 矢 田達
「
イ トカ ワ母 天体 物 質 の 起源 」
2 0 1 1 年 日本 惑 星 科 学 会 秋 季 大 会 ( 2 0 1 1 . 1 0 , 神奈 川)
34,
Y. Hidaka, A. Yamaguchi, N. Shirai, S. Sekimoto and M. Ebihara
″
Lithophile elemellt characteristics of acapulcoite-lodranite″
NIPR Symposium on Antarctic Meteorites (2011.11, 東 京 )
35.
A. Yamaguchi, T. Mttkouchi, M. Ito, N. Shiral, M. Ebihara, .」A. Barrat and S.
Messenger
″
Heating experiments of a basaltic eucrite and implicatiOns for chrOnology and
geochemlstry
NIPR Symposium oll Antarctic Meteorites (2011.11, 万
R)
巨友
有機構造 生物化学研究 室
生体 高 分子 ( 蛋白質や核 酸 な ど) が 生物機 能 を発現 す る 分子機構 は、 これ らの 分子 の 高
次構造 と密 接 な関 連 が ある。 生体 高分子 の立 体構 造 を高 分解 能 で 得 る手段 と して は X 線 結
晶解 析 法 と核磁 気 共 鳴 ( N M R ) 法が知 られ て い るが 、N M R に よ って 得 られ る溶液 中 の 構 造 情
報 、特 に運 動 性や 構造 多形性 な どの 性質 は、詳細 な 分子 機 能 の 理解 のた め に非常 に重 要 で
ある こ とが多 い。 また、 複数 の ドメイ ンか ら構築 され て い る蛋 白質 の 高次構造 は ( ドメ イ
ン間 の 弱 い相 互 作用 が 高次構造 形成 に重 要 なため) X 線 結 晶解 析 で は解 析 で きず , N M R に よ
って の み解 析 可能 で あ る と い う議 論 が ある。 一 方 で 方 法論 的な制約 か ら、N M R を 用 い た 詳
細 な解 析 が可 能 な 生体 高分子 の分子 量 には上 限 が あ り、例 えば 分子 量 5 0 K を 超 え るよ うな
高分子 量蛋 白質や蛋 白質複 合体 の解 析 を行 うため には、 さ らな る 方法論 的 な研 究 を行 って
い く必 要 が あ る。 多 くの蛋 白質が他 の 蛋 白質や核 酸 な どと相 互 作用 し、 言 わ ば 「
超分子複
合体 」 を形成 して 機 能 を発揮 して い る ことを考 え る と、 高分子 量質 白質 や 蛋 白質 複合体 に
適 用 可能 な N M R 測 定 法 を確 立す る ことは非常 に重 要 で ある といえる。 また、重 要 な生物 活
性 を持 って いて も, 常 温 で不 安 定 で あ った り, 溶 解 度 が 低 か った りして , 従 来 は高 次構 造 ・
機 能解 析 が 困難 で あ った 試料 に対 して も、N M R 法 は い つそ うの手法 的改 良が希求 され て い
る。 当研 究室 で は、 これ らの 溶液 N M R 法 の フ ロ ンテ ィ ア領 域 に挑 戦 し、2 1 世 紀 の 生命 科学
研 究 、 環 境研 究 、 ある い は高 分子化 合物 の物性研 究 に 貢献 で き る研 究 を進 めて い く。
当研 究 室 で は また 、生 きた細胞や 生物個体 の 中 で の 蛋 白質や 核 酸 な どの 分子 動態 を 直接
観測 す るた めの研 究 も行 って いる 。 N M R 法 は、生 体 に対 す る非侵襲性 が高 く、不 透 明 な試
生体 高分子試料 のそ の 場解 析」
料 の 内部 につ い て も観測 可能で あ る ことか ら、この よ うな 「
に適 して いる 。 従来 は単離 ・精製 した 試料 に用 い られ て きた N M R を 生 きて いる細 胞 に適 用
す る方 法 ( I n c e l l N M R 法) に 注 目 し、生 細 胞 中 の 蛋 白質 の立 体 構造 とそ の 変化 、 翻 訳後
修 飾 、 相 互 作用 な どの 直接 観沢1 法の 確 立 を 目指 し研 究 を行 って いる。
以下 に主 な研 究 テ ー マ を記す 。
( 1 ) N M R を 用 い た高 分子 量質 白質 、蛋 白質 複合体 の解 析 法 の研 究
高分子 量蛋 白質 の N M R 解 析 の 際 には、回転相 関時 間 の増 大 に伴 うシグナ ル強 度 の 低下 と、
シグナル の オ ー バ ー ラ ップ の 問題 を解 決す る必 要 が あ る。 近年 の 方法論 的な進 歩 によ って
1 0 年 前 は 2 0 k D a 程度 で あ った N M R の 「
分子 量 の壁 」が 、現 在 で は大 き く引き上 げ られ つつ
ある。 当研 究 室 で は、 さ らに高分子 量 の 蛋 白質、蛋 白質複 合体 の N M R に よ る詳細 な解 析 を
目指 して、①蛋白質 の選択的安定同位体標識法の研究、② N M R 沢J 定法の研究、③デー タ解
析法や高次構造計算法の研 究 の 2 つ の視点 か ら、高分子量蛋白質 の N M R が抱 えて いる問題
を総合的に解決することに取 り組んで いる。
( 2 ) I n 一C e l l N M R を
用 いた蛋 白質の細胞内動態の解析
In Cell NMR法
には、① 生細胞におけるターゲット蛋白質の特異的発現誘導 と安定同位
体標識、②N M R 測定の感度増大の 2 つ の要素技術 の確立が必須である。当研究室では、既
に生 きた 大腸 菌 中 の 蛋 白質 の 詳細 な N M R 解 析 に成功 して いるが 、今後 は さ らに この 手 法 を
昭 構 造 生物学 」 とで も言
高度 化 す る ことで 、様 々 な 蛋 白質 に普遍 的 に適用 可能 な 「力 / ブ
うべ き新 しい学 問分野 の 開拓 を 目指す。
( 3 ) 動 的な生体 高分子 複合体 の 構造解 析
生体 反応 を担 う多 くの 因子 は 分 子認識 が 曖昧で 、か つ そ の 相互 作用 は 弱 く、 結 合 と解 離
を繰 り返 す。 これ らの 因子 が 複数集 積す る ことによ って 高 い反応特 異性 を発揮 し、 また 複
数 の 因子 の集 積 で あるが ゆえ に、 複雑 な調節が可 能 とな って い る。 このよ う に動 的で 複雑
な生体 高分子複合体 の 溶液 状態 で の構造解 析 を N M R を 用 いて 行 う。 またそ のた め に必 要 な
試料 調製法 、測 定法 の 開発 を行 う。
( 4 ) 蛋 白質立体 構造 決定 の 自動化 手法 と構造最適化 手法 の 開発
In一
c e l l N M R 法や 高分子 量蛋 白質 に適用 可能 な堅 牢 な N M R 自 動構造解 析 システ ム の 開発
を進 めて い る。 従 来 の 手 動解 析 で は、ス ペ ク トル の 複雑化 に伴 う帰 属候 補 数 の 増 大 によ り
す べ て の 可能性 の検 討 が 難 しい一 方 で、計 算機 によ る 自動解 析 で は、 あ らゆる可能 性 を総
当 り的 に 判定 で き、解 析 者 の 技 量差 も最 小限 に抑 え られ るた め、 高速 、 客 観 的な解 析 が可
能 とな る。 また 、 幅広 い構造 空 間 を探 索 可能 な アル ゴ リズム も開発 し、N M R シ グナル が十
分 に得 られ な い試料 につ い て も、 高精度 に構造決 定 可能 な手法 を 目指 して いる。
I . 原 著 論文
nU
Kumiko Kawasakl, Teppei Kanaba, Momoko Yoneyama, Naoko Murata一Kamiva, Chojiro
Kojima, Yutaka lto, Hiroyuki Kamiya & Masaki Mishima` Insights
“
into substrate
recognition by the ど
ごθプメ orf135 protein through its solution structure''
〃メθご力β
〃メご2ノ ♂〃ダ′メ9pねテ
下メご♂ノズ♂ざθ2rび力 Go盟理″〃メご♂rメθ〃ざ420, 263-368 (2012)
02. Kumiko Kawasakl,
Molloko Yoneyama) N80kO Murata―
Kamiya,
Hideyoshi Harashima,
Chojiro Kojima, Yutaka lto, Hiroyuki Kamiya, Masaki Mishima IH,
“ i3C and Nl‐
NMR
assignments of the Esご力♂rブごカメ″ごθノメOrF135 protein" サ ブ
θ
コθβび〃ノ2五 舟物解ガ5ざメ
ざ
抑 β〃′
6, 1-4 (2012)
03. Jin inoue, Takayuki Nagae, Masaki Mishima, Yutaka lto, Takehiko Shibata, Tsutomu
Mikawa
“
A mechanism for single一
stranded DNA―
binding protein (SSB)displacement
from single一stranded DNA upon SSB― RecO interaction"
ノ θ/ ガメθノθgメご♂ノ
ノ θrlrF7″
勧切 始″
守 286,6720-6732(2011).
04.
Yutaka lto,
Tsutomu Mikawa & Brian O.
Smith
``In―
cell NMR of intrinsically
disordered proteins in prokaryotic celis" 点
Q ′力θds 2i〃
7物
リノθび″ノ2r′メθノθ
g)キin press
(2012)
H.著
書 、総 説 等
0 1 . 伊 藤 隆 , 「I I l c e l l N M R用
をいた 細 胞 内蛋 白質 の 立 体 構 造 解 析 」, 蛍光 イ メ ー ジ ング/ M R I
プローブの開発 ( 監修 : 菊 地和也) , 1 9 6 ペー ジ ( 分担執筆) , シーエムシー出版 ( 2 0 1 2 )
0 2 . 伊 藤 隆 , 「細胞 内環 境 で の 蛋 白質 の立 体構造解 析」, 広 が る N M R の 世 界 ( 編著 : 朝 倉
哲郎 ) , 1 9 2 ペ ー ジ ( 分担 執筆) , コ ロナ社 ( 2 0 1 2 )
IH.学
会発 表 、講演 等
01. Yutaka lto
「
P r a c t i c a l a s p e c t s o f p r o t e i n s t r u c t u r e d e t e r m i n a t i o n b y i n c e l l( 招待
NMR」
講演)
The 4th APNMR Symposiuln: The 4th Asia一
Pacific NMR Symposiull (Beij ing, China,
2011.10.18)
02. Masaki Mishima
「
S t r u c t u r a l b a s i s F o r t h e t r a n s c r i p t i o n a l r e g u l a t l o n b y S (H 招待
ARP」
講演)
The 4th APNMR Symposiumi The 4th Asia―Pacific NMR Symposium (Beijing, China,
2011,10.17)
03. Masaki Mishima, Teppei Kanaba, Avaho Kobayashi, Yutaka lto, Suzuka Mikami
「Weak and transient interac↓ lon underlying the transcriptlonal corepressor
SHARP/SMRT complex」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (第
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11.17)
04. Jumpei Hamatsu,
Takahiro Shiral,
Mishima, Masahiro Shirakawa,
Daniel Nietlispach,
Teppei
lkeya,Massaki
and Yutaka lto
「Structural and dynamic studies of proteins in living cells by in―
cell NMR
spectroscopv」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (第
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11.16-18)
05.
Saori Hosoya, Tomomi Hanashima, Junpei Hamatsu, Teppei rkeya, Masaki Mishima,
Peter Guntert, Masahiro Shirakawa and Yutaka lto
「
Structure determinatiom of the protein C Bl domain in living cells by in―
cell
NMR spectroscopy」
ISNMR 2011, The interna↓
lonal symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (第
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11,16-18)
06. Kaori Onishi, Jumpei Hamatsu, Dambarudhar Shiba Sankar Hembram, Takahiro Haremakl,
Teppei lkeya, Masaki Mishima, Masahiro Shirakawa, and Yutaka lto
「
Heteronuclear multidillensional NMR spectroscopy of proteins in hulnan cuitured
cells」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (第
5 0 回 N M R 討 論 会 ) ( Y o k o h a m a , 2 0 1 1 . 1 1 、1 6 - 1 8 )
07. Teppel Kanaba, Tomoyuki Mori, Ryoko Maesakl, Yutaka lto, Toshio Hakoshima, Masaki
Mi shilla
「
Autoinhibitlon and activation of end―
b inding i revealed by NMR」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (ケ
寓
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11.16-18)
08. Katsutaka Akivoshi, Kensuke Miyazakl, Teppei Kanaba, Ryoko Maesakl, Yutaka lto
and Masaki Mishima
「
An attempt to obtain the structural insight of the multidomain protein PKC by
solu1lon NMR」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (夕 胃
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11`16-18)
09, Ayaho Kobayashi,
Suzuka Mikaml, Teppei Kanaba, Yutaka lto, Masaki Mishima
「Structural and dynamical studies of transcriptional corepressor SHARP/SMRT
complex」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (ケ 停
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.H.16-18)
10. Kouhei Sakakl, Katsutaka Aklyoshi, Yutaka lto, Masaki Mishima
「
Structural study of ternary complex formatlon of IRF4 using NMR」
ISNMR 2011, The internatlonal syllpOsium on nuclear magnetic resonance 2011, (第
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11.16-18)
11.
Kunimichi Saeki, Ryoko Maesaki, Yutaka lto, Toshio Hakoshima, and Masaki Mishima
「
Structural studies of tubulin tyrosine ligase l」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (第
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011,11.16-18)
12. Teppei lkeya, Masakl Mishima, Yutaka lto and Peter Guntert
「
NMR structure reFinement by torslon angle molecular dynamics simulatlon using
a physical force field in CYANA」
ISNMR 2011, The international symposium on nuclear magnetic resonance 2011, (傍 高
50回 NMR討 論会)(Yokohama,2011.11.1618)
13.伊藤 隆
「
生 細 胞 内蛋 白質 の 立 体 構 造 決 定 」 ( 招待 講 演 )
第 1 1 回 日本 蛋 白質 科 学 会 年 会 , ワ ー ク シ ョ ッ プ 「
核 磁 気共 鳴 の 高感 度 化 が 拓 く生 体 内
蛋 白質 計測 の 未 来 」 ( 大阪 , 2 0 1 1 . 6 . 8 )
14.伊藤 隆
「
多 次 元 N M R の 原 理 と損J 定時 間 を短 縮 す る ア プ ロ ー チ 」 ( 招待 講 演 )
日本 分 光 学 会 N M R 講 習 会 ( 大阪 , 2 0 1 1 . 7 . 2 0 )
15.伊藤 隆
「
N M R を 用 い た 細 胞 構 造 生物 学 」 ( 招待 講 演 )
蛋 白研 セ ミナ ー 「
先端 的 N M R 拠 点 か ら生 まれ る 新 た な 潮 流 : 最 新 成 果 , 役 割 , 利 用 」
( 大阪 , 2 0 1 1 . 7 . 2 9 )
16.
Yu↓
aka llo,
Junpei Hamaisu,
Tomomi Hanashima,
Saori Hosoya,
Kaori Oonishi、
Takahiro Shiral, Takahiro Haremakl, Dambarudhar Shiba Sankar Hembram, Masaki
M i sh ilna, Teppei lkeya, Peter Gtintert and Masahiro Shirakawa
「
N M R を 用 いた細 胞 構造 生物学 , C e l l u l a r s t r u c t u r a l b l o l o g y b y N M R 」
分子 ア ンサ ンブル 2 0 1 1 , M o l e c u l a r E n s e m b l e 2 0 1 1 ( 埼
玉, 2 0 1 1 . 1 1 . 1 1 )
17.伊藤 隆
「
細胞 構造 生物学 : i n ―c e l l N M R を用 い た ア プ ロー テ 」 ( 招待講演 )
cell lnteractlonsを
第 1 4 回 生 命化 学研 究 会 ∼ I n ―
調 べ る 。動かす 。組 み 上 げる ( 和
歌 山, 2 0 1 1 . 1 2 . 2 )
1 8 , 浜津 順 平 , 伊 藤 隆
「I n 一
c e l l N M R に よ る細胞 構造 生 物 学」 ( 招待 講演 )
文部科 学省 。科研 費特 定領域研 究 「
高次 系分子 科学 」第 1 4 回 ミニ 公 開 シ ンポ ジウム ( 北
海 道 大学低 温科学研 究所共 同利用研 究集 会 合 同研 究 会) ( 本L 幌, 2 0 1 1 . 1 , 1 7 )
19.伊藤 隆
「
生 きた 細胞 中 の 蛋 白質 の立 体構造 を決 定す る」
ー
オ プ ンユ ニバ ー シテ ィー ( 首都大学 東京飯 田橋 キ ャ ンパ ス , 東 京 , 2 0 1 2 . 2 . 1 5 )
20.伊 藤 隆
「I n ―
c e l l N M R によ る細 胞 内蛋 白質分子 動態解 析 」 ( 招待講演)
生物 物 質科学 フ ォー ラム ( 石川, 2 0 1 2 . 3 . 9 )
21.伊 藤 隆
「
c e l l N M R 」( 招待 講演 )
原核 細胞 を用 い た i n ―
ー
「i n c e l l N M R w o r k s h o p 2 0 1 2(」
質 白研 セ ミナ
大阪,
2012.3.27)
22池 谷 鉄 兵
「
細胞 内蛋 白質構造 の 精 密化」 ( 招待講 演 )
質 白研 セ ミナ ー 「i n c e l l N M R w o r k s h o p 2 0 1 2(」
大阪 , 2 0 1 2 . 3 . 2 7 )
2 3 . 金 場 哲平 、佐 伯 邦道 、 森 智行 、 前崎 綾 子 、 伊藤 隆 、 箱鳴 敏雄 、三 島 正規
「
微 小管 ダイナ ミクス を制御す る蛋 白質群 につ いて の構造研 究」
第 1 1 回 日 本蛋 白質科学会年会 ( 大阪 , 2 0 1 1 . 6 . 8 )
2 4 . 秋 吉克昂 、 宮 崎健介 、金 哲平、伊藤 隆 、三 島正規
「
N M R 法 によ る マ ルチ ドメイ ンタ ンパ ク 質 P r O t e i n k i n a s e C の
構 場造 解 析 の 試み」
第 1 1 回 日 本蛋 白質科 学会年会 ( 大阪 , 2 0 1 1 . 6 . 8 )
2 5 . 井 上 仁 、永 江 峰幸 、三 島 正規 、伊 藤 隆 、柴 田 武 彦 、 美川 務
「
蛋 白質 問相 互 作 用 によ り生 じる単 鎖 D N A 結 合蛋 白質 ( S S B / R P A ) の s s D N A か らの解
離 の 一 般 的機 構」
第 1 1 回 日 本蛋 白質科 学会年会 ( 大阪 , 2 0 1 1 , 6 . 8 )
2 6 . 三 島正規
「Molecular recognition of the C一
terminal reglon of SMRT by SHARP and its
d y n a m i c a l a s p e c t i n t r a n s c r i p t i o n a l r e g u l a t( i招待講演
on」 )
第 4 9 回 日 本 生 物 物理 学会年 会 ( 姫路 , 2 0 1 1 . 9 . 1 6 )
27. Jumpei Hamatsu, Daniel Nietlispach, Teppei lkeya,
Masaki Mishima,
Masahiro
Shirakawa and Yutaka lto
「Structural and dynamic studies of proteins in llving cells by in一
cell NMR
spectroscopy」
第 3 4 回 日本 分 子 生 物 学 会 年 会 ( 横浜 , 2 0 1 1 . 1 2 . 1 3 - 1 6 )
28. Saori Hosoya, Tomomi Hanashima, 」
unpel Halnatsu, Teppei lkeya, Masakl Mishima,
Peter Guntert, Masahiro Shirakawa and Yutaka lto
「
Structure determinatlon oF the protein G Bl domain in living cells yb ln―
cell
NMR spectroscopy」
第 3 4 回 日本 分 子 生 物 学 会 年 会 ( 横浜 , 2 0 1 1 . 1 2 . 1 3 1 6 )
29. Katsutaka Akiyoshi, Kensuke Miyazakl, Teppel Kanaba, Ryoko Maesakl, Yutaka ito
and Masaki Mishima
「
溶 液 N M R 法 を用 い た 全 長 P r O t e i n k i n a s e C の
構 造 決 定 の試 み 」
第 3 4 回 日本 分 子 生 物 学 会 年 会 ( 横浜 , 2 0 1 1 , 1 2 . 1 3 - 1 6 )
有機 化学研究室
有機 化 学 は 「
炭 素 化 合 物 の 化 学 」 で あ り、 有 機 化 合 物 は 「
炭 素 、水 素 、酸 素 、窒 素 を 中心
とす る比 較 的 簡 単 な 元 素 組 成 の 分 子 を構 成 要 素 とす る物 質 群 」 で あ る と定 義 され ま す が 、
そ れ ら の 結 合 を使 つ て 極 め て 多 様 な 構 造 を持 つ 化 合 物 を つ く り得 る こ とが 知 られ て い ま す 。
当研 究 室 で は 、 有 機 金 属 化 学 や 分 子 触 媒 化 学 を基 盤 に 、 環 境 調 和 型 の 精 密 合 成 プ ロセ ス を
構 築 可 能 とす る 高 性 能 分 子 触 媒 の 設 計 ・合 成 と 、 そ の 特 徴 を 生 か した 有 機 高 機 能 材 料 の 創
製 を 目的 に研 究 に 取 り組 ん で い ま す 。 ま た 、 構 造 有 機 化 学 や 有 機 機 能 材 料 化 学 を 基 盤 に 、
電 気 伝 導 性 、 磁 性 、 光 学 特 性 、 半 導 体 特 性 と い っ た 機 能 を 有 して い る新 し い 死共 役 系 化 合
物 の 創 出 を 目的 と した 研 究 に も取 り組 ん で い ま す 。 こ の よ うに して 、化 学 の 根 幹 を な す 「
新
しい 化 合 物 群 を 創 出 す る」 こ とを 念 頭 に研 究 を行 つ て お り、 化 学 物 質 の も つ 新 しい 機 能 の
発 現 を 目指 して い ま す 。 具 体 的 な 課 題 は 以 下 の 通 りで す 。
( 1 ) 高 性 能 分 子 触 媒 に よ る環 境 調 和 型 の 効 率 合 成 法 の 開 発 や 高 機 能 材 料 の 精 密 合 成
( 2 ) 電 気 伝 導 性 、 磁 性 、 光 学 特 性 、 半 導 体 特 性 な ど の 機 能 を 有 して い る新 しい 冗共 役 系 化
合 物 の 設 計 ・合 成 ・機 能 評 価
I.原
著論 文
01.S.Kuwabara,N.Yamamoto9ユ M,V Shama,K.Takamizu,M.Fttiki,Y Geetts,K.Nomura
“
Precise synthesis ofpoly(fluOrene-2,7-vinylcne)S COntaining ligo(thiophene)s atthC Chain
niquc clnission properties by the end ttnctinalization'う
cnds:(」
2弦
筋crο″οFtJご
″姥ざ,44,3705-3711(2011).
02.K.Nomura,H.Fukuda,S,Katao,M.Fttiki,H.―
J.Kim,D.― H.Kim,S.Zhang
“
Ettct ofligand substituents in olefln polymerisation by half―
sand、vich titaniunl complexes
containing r■
Onoanionic inlinoilnidazolididc ligands―
MAO catalyst systcms"
DαFrο
″rrα″s.,40,7842-7849(2011).
03. K.Nomura,ヽ 占IV【
atsumoto
“
Uniquc reactivitt od(arylimido)Vanadium(V)― alkyl COmplexes with phcnols:Fast phenoxy
ligand exchange in the presence ofvそ
madium(V)― alkyls"
Orgα″ο″です
α〃たs,30,3610-3618(2011)。
04. K.Suzukl,Yo Matsumoto,K.Nomura
“
Synthesis of(adalnantylimido)vanadillm(V)―
alkyl COmplexes containing arylox0 1igands and
their use as the catalyst precllrsors for opening
ring― metathesis polymerizatiOn of norbomene
and hng―opening polymcHzatiOn oftetrahydrOttran"
ブ Orgα″οttcr.C乃夕″.,696,4057-4063(2011).
05.Y.Hanai,M.J.R況
コnを
m,J.Yalnakawa,M.Takase,To Nishinaga,MI.Hasegawa,K,Kalllada,
ヽ在.Iyoda
“
Synthesis and nanostructurcs of cyclic triphenylcnctttrncrs having long alkyl and alkoxy side
chalns"
Cカタ初.Иsブ
α″ブ,6,2940-2945(2011).
06.C.Lin,T.Endo,MI.Takase,M.Iyoda,T.Nishinaga
``Structural,optical,and electronic propertics of a sedes of 3,4-propylenedioxythlophenc
oligomcrs in ncutral and various oxidation state"
ユ 泌″, C んで″, S θc . , 1 3 3 , 1 1 3 3 9 - 1 1 3 5 0 ( 2 0 1 1 ) .
T.Nishinaga,M.Iyoda
07. M.Takasc,N.Yoshidaラ
“
Star―
shaped pyrrolc-1ねsed tatrathia的lvalene oligomers:Synthesis and redox,self― assembling,
and conductive properties"
θィ
3 Lcrえ ,13,3896-3899(2011),
08.To Nishinaga,T.ヽ
tiyata,M.Tateno,M.Koizumi,M.Takase,M.Iyoda,N.Kobayashi,Y
Kunugi
“
Synthesis and structural,electronic,optical and FET propertics ofthiOphene― pyrrole FniXed
hexalners end―capped with phcnyl and pcntafluorophcnyl groups"
ユ Mα 姥/.Cカ タ″。
,21,14959-14966(2011).
09.K.Nomura,M.Wl.Abdcllatif
``Prccisc synthesis of amphiphilic lnultiblock copolymers by combination of acyclic dicnc
metathesis(ADMET)polymerization with atom transfer radical polymerization(ATRP)and
click chernistry"
ИCS AZあご/ο ttβ
rえ,1ゥ423-427(2012).
Nishinaga,M.Iyoda
10,M.Takase,N.Yoshida,T.Narita,I Fttio.T・
``Stcrically congcstcd pyrrolc-lbsed tetrathianュ
lvalcne decarners as highly conductive
arnorphous lnolecular materials"
父S C И 冴ソ, , 2 , 3 2 2 1 - 3 2 2 4 ( 2 0 1 2 ) .
II,著 書 、総 説 等
01.野 村 琴 広
"
“
高 分 子 合 成 反 応 の触 媒
「
化 学 マ ス タ ー 講 座 <応 用 > 触
媒 化 学 」 ,丸 善 出版 (株),pp.153-164(20H)。 (著書
分担 )
02.野 村 琴 広
“
オ レフ ィ ン メ タ セ シ ス (前周 期 遷 移 金 属 触 媒 )"
触 媒 調 製 ハ ン ドブ ック,(株)エヌ 。テ ィー ・エ ス ,pp.338-343(2011)。(著書 分 担 )
03.野 村 琴 広
“
重 合 反 応 (メタ ロセ ン触 媒 )"
触 媒 調 製 ハ ン ドブ ック,(株)エヌ ・テ ィー ・エ ス ,pp.365-369(2011)。(著書 分 担 )
04. K.Nomura,S.M.Abdellatif
`・
。rdination
nctionalitics
by olerln
c。
Precise synthesis ofpolyoleflns containing polar
fも
copolymcrizations using group 4 111ctal catalysts"
Polymcr Synthesis,Nova Science Publihscrs,Inc.,New York,USA,in press(2011).
05.M.王 yoda,Y Kuwatani,To Nishinaga,ふ 在.Takasc,T.Nishiuchi
“
COttugated Molccular Bclts Based on 3-D Bcrlzallllulenc Systems''
ο
s,α
″冴
″筋夕ざな, し物″ざ″α′R c αc r ,″
″ο″
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月r a g m で
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ル/ 2・″
でJ α″ガC αんθ″ハ4 α
7 7 冴S ツ
C οο/ J i α
″r ′
ο″C 乃夕初なr r y ( E d s s P e t m k h i n a , M . A . a n d S c o t t),,LJ.O■
hn wiley&Sons,Inc.NJ,
in press(2011).
06.野 村 琴 広
“
新 しい 高 性 能 オ レ フ ィ ン 重 合 触 媒 の 創 製 :MAOの
"
創製
要 らな い チ タ ン 錯 体 触 媒 の 設 計 ・
「
次 世 代 ポ リオ レフ ィ ン 総 合 研 究 」 ゥ 日本 ポ リオ レ フ ィ ン 総 合 研 究 会 (編),5,48-51
(2011)。
07.野 村 琴 広
"
“
高 分 子 合 成 触 媒 の 研 究 に お け る近 年 の 変 遷 と今 後 の 展 望
触 媒 技 術 の 動 向 と展 望 2 0 1 2 , 触 媒 学 会 ( 編) , p p . 7 3 - 8 3 ( 2 0 1 2 ) .
08.
K,Nomura
``IIistodcal Stream,Trends and Outlook ibr Polymcrization Catalysts"
`Annual Suttcy of Catalytic Scicncc
Special Edition for the 20th annivcrsary ofpublication of て
and Tcchnologics'', 角虫妊
某卓│こ革 (細高), pp.80‐ 91(2012).
09. K.NomLlra
``(IInidO)Vanadium―
vards olcins,
alkyl,alkylidene complexcs exhibiting unique reactivitics to、
phenols,and benzene via l,2-C―H bond activation"
ユ C 力 ″. C 力θ初. S θc , 5 9 , 1 3 9 - 1 4 8 ( 2 0 1 2 ) 。
I I I . 学 会 発 表 、講 演 等
01. K,Nomura
“
Design ofvanadiuni complcx catalysts for efflcicnt olefln coordination inscrtion/rnetathcsis
polyme五 zation"
CIC Congrcss VII),(Prattaya,
Thc lntcrllational Congrcss for IIInovation in Chcmistry(PERCH―
Thailand,5月 ,2011).
02.野 村 琴 広
“
―"
一
高 性 能 分 子 触 媒 の 設 計 ・創 製 チ タ ン や バ ナ ジ ウ ム 錯 体 触 媒
有 機 金 属 若 手 の 会 夏 の 学 校 ( 兵庫 , 7 月 , 2 0 H ) .
03. ヽ在
.Tateno,NIt.Takase,K.KomatsLl,い 江.IyodaラT.Nishinaga
“
―
Stcric control of何
dilnettzation ofollgothiophcnc radical cations using bicylo[2,2.2]octene
almclation"
14th lntemational Symposiun on Novel Aromatic Compounds,(Eugene,Orcgon,USA,7月
,
2011).
04.K.Takalnizu,S.Kuwabara,K.Nomura
“
血nctionalized
Precise olefln FnCtathcsis polymerization:Synthesis of end―
p01y(IluOrene-2,7-vinylcnc)S(PFV)s,star shape polymcrs containing oligo(thiOphenc)s,PFVs"
The 16th IUPAC Intcmational Symposiuln on Organomctallic Chcmistry Directed Towards
Organic Synthcsis(OMICOS16),(Shanghai,China,7月
,2011).
05.A.Igarashi,S.zhallg,K.Nomllra
``Factors attecting cthylcnc dimerizatiOl1/polymcrization catalyzcd by(lmidO)vanadillln
complexes cOntaining 2-(anllldOmethyl)pyridine ligand"
The 16th IUPAC Intemational Symposium on OrganOmetallic Chernistry Directcd「
Owards
Organic synthesis(oMcOS16),(Shanghai,China,7月
,2011),
06.■ Nishinaga,■
0 臨 a c , K . A i t a , M . T a k a s e , M . I y o d a , A■r a i , Y K u n u g i
``AntiarOmatic planar cyc100ctatetraenesi A ncw strategy fOr alnbipolar organic fleld ettct
transistOrs"
14th lnterllatiOnal sympOsium On Novcl Aromatic COmpOunds(Eugenc,USA,7月
,20H).
07。C.Lin,T.EndO,単
【
.Takasc.ヽ 4,Iyoda
``Structural,Optical,and electrOnic prOperties ofa series Of3,4-propylcnediOxythiOphcne
oligomers in ncutral and various oxidation sセ
ュ
tcs"
14th lntemationd Symposium on Novel Aromatic CompOtlnds(Eugene,USA,7月
,2011).
08.ヽ 在.Tttase,A,Inabc,T,Nishinaga,and K,Nomura
t`Synthcsis and Properties ofDonor―
AcceptOr Segregated cyc10phancs"
14th lntcmatiOnal Symposium on Novel Arolllatic COmpounds(Eugenc,USA,7月
,2011).
09.K.Nomura(招 待 講演 )
“
alkyl,_alkylidene cOmplexes exhibiting unique reactivity towards
(IInidO)vanadium(V)―
olcflns"
Changchun lnstitute ofApplied Chcmistly,chinese Acadcmy Of scicnces,(changchun,China,
7月 ,2011).
10.K,Nomura(招 待 講 演 )
`t(Imido)vanadium(V)―
alkyl,中
alkylidcnc cOmplcxcs exhibiting uniquc rcactivity tOwards
olcflns''
Imlcr MOngolia Univcrsi呼
(HOhhot,China,7月
ぅ2011)。
H.K,Nomura(招
待講演)
``Design Ofefttcicnt transition lnctal cOmplex catalysts fOr synthcsis Ofne、
v polymers by
zation"
precise Olefln polyme五
IIIner Mbng01ia Universi守 (Hohhot,Chinら 7月
,2011).
12.K.Nomura(招 待 講 演 )
``Dcsign Ofcfflcient transitiOn rnctal cOmplex catalysts fbr synthesis Ofnew pOlymcrs by
prccisc Olcfln polymerizatiOn"
Instimtc Ofchcmist呼 ,chinesc Acadcmy Of scicnces(Bctting,China,8月
,2011).
13.K.Nomura(招 待 講 演 )
`Dcsign Ofcfflcient transition rnctal cOmplcx catalysts fbr synthcsis ofnew p01ymers by
・
precisc 01cfln polymedzation"
Betting University ofChemical Techno10gy (Bciiing,China,8月
,2011).
1 4 , 野村琴広
“ しい
新
高性能オ レフィン重合触媒 の設計 ・合成"
第 6 回 次世代ポ リオ レフィン総合研究会 (東京,8月,2011).
1 5 . 藤 尾 隆 史 , 高 瀬 雅 祥 , 西 長 亨 , 伊 果 田正 彦
"
“
分 子 内 に ドナ ー ・ア クセ プ ター 界 面 を有 す るデ ィ ス ク状 分 子 の 合 成 と物性
日本 化 学 会 第 5 回 関東 支 部 大 会 ( 東京 , 8 月 , 2 0 1 1 ) .
1 6 . 小 泉 匡秀 , 高 瀬 雅 祥 , 伊 果 田正 彦 , 西 長 亨
→
“ジチ エ ニ ル ピロー ル
一
誘 導 体 の 電 子 酸 化 種 の 自 己会 合 にお け る置 換 基 の 効 果
日本 化 学 会 第 5 回 関東 支 部 大会 ( 東京 , 8 月 , 2 0 1 1 ) .
1 7 . 稲 邊 あ ゆみ , 高 瀬 雅 祥 , 西 長 亨 , 野 村 琴 広
“
芳 香 族 求核 置 換 反 応 を利 用 した ドナ ー ・ア クセ プ タ ー 分 離 型 シ ク ロフ ァ ンの 合 成 と物
"
性
日本 化 学 会 第 5 回 関東 支 部 大会 ( 東京 , 8 月 , 2 0 1 1 ) .
18. K.Nomura
t`Design of cfflcient
molecular catalysts
for olefln
coordination
insertion/metathesis
polyme占zation"
T h e 1 4 t h A s i a n C h c m i c a l C O n g r e s s , ( B a n g k o k , T h a l,l2a0n1d19) .9 月
19.K.Nomura(招 待講演 )
“Design Of cfrlcicnt titaniurll cOmplex catalysts,for prccise olfln"
The Petrolellm and Pctrochemical Collcgc,Chulalongkorn Univcrsity (Bangkokぅ Thailand,9
月,2011)。
20.K.Nomura(招 待講演)
“
vards
alkyl,―
alkylidenc complexcs cxhibiting unique reactivity
to、
(IInidO)Vanadium(V)―
oleflns:Design ofefflcient rnolecular catalysts"
Chemistry Dcpartmcnt,Chulalongkom Universi呼(Bangkok,Thailand,9月 ,2011).
21,鈴 木 健 ,松 本佑 一 ,野 村 琴 広
“
各 種 フ ェ ノキ シ配位 子 を有す るイ ミ ド配位 バ ナ ジ ウ ム (V)ジアル キ ル 錯 体 の 合 成 と反
"
応性
第 58固 有 機 金 属 化 学 討 論 会 (名古屋 大 学 ,9月 ,2011).
22.五 十 嵐 淳 ,張 樹 ,野 村 琴 広
“ レー
キ
トア ニ オ ン性 支 持 配位 子 を有 す るイ ミ ド配位 バ ナ ジ ウム 錯 体 触 媒 に よ る エ チ
レン重 合 ・二 量 化 "
第 108回 触 媒 討 論 会 (北見 工 業 大 学 ,9月 ,2011).
23.野 村 琴 広 ,日 中康 太 郎
“ ビン
グ 開環 メ タ セ シス 重 合 に よ る星型 ポ リマ ー 固 定化 配位 子 の 合 成 と官 能 基 選 択
リ
"
的 な還 元反 応 プ ロセ ス ヘ の 適 用
第 108回 触 媒 討 論 会 (北見 工 業 大 学 ,9月 ,20H).
24.高 瀬 雅 祥 ,吉 田 尚史 ,西 長 亨 ,伊 奥 田正 彦
"
“ピ ロー ル
縮 環 テ トラチ ア フル バ レン オ リ ゴマ ー の 合 成 と物 性
第 22回 基 礎 有機 化 学 討 論 会 (筑波 ,9月 ,2011).
25.成 田智 幸 ,高 瀬 雅 祥 ,西 長 亨 ,野 村 琴 広 ,Klaus Muellen
“ピ ロー ル
"
縮 環 アザ コ ロネ ン類 の 構 造 物 性 相 関
第 22回 基 礎 有機 化 学 討 論 会 (筑波 ,9月 ,2011).
26.舘 野 将 輝 ,高 瀬 雅 祥 ,野 村 琴 広 ,西 長 亨
“
"
分 子 間相 互 作用 が 制 御 可 能 な オ リ ゴチ オ フ ェ ン を用 い た SAM・ 金 微 粒 子 の 性 質
第 22回 基礎 有機 化 学討 論 会 (筑波 ,9月 ,2011).
27.長 谷 山 か ほ り,高 瀬 雅 祥 ,西 長 亨 ,伊 興 田正 彦
“Bcrgman環
"
化 反 応 を利 用 した ジチ エ ノ[a,c]アン トラ セ ン誘 導 体 の 合 成 と物 性
第 22回 基 礎 有機 化 学討 論 会 (筑波 ,9月 92011).
28.稲 邊 あ ゆみ ,高 瀬 雅 祥 ,西 長 亨 )野 村 琴 広
“SNAr反
"
応 を利 用 した ドナ ー ・ア クセ プ ター 分 離 型 シ ク ロフ ァ ンの 合 成 と物性
第 22回 基礎 有機 化 学討 論 会 (筑波 ,9月 ,2011).
29.大 前 武 士 ,相 田一 成 ,高 瀬 雅 祥 ,伊 果 田正 彦 ,西 長 亨 ,新 井 竜也 ,功 刀 義 人
“
"
高 移 動 度 か つ バ ラ ン スの 良 い 両極 性 FET性 能 を示 す 平 面 COT誘 導 体 の 性 質
第 22回 基礎 有機 化 学 討 論 会 (筑波 ,9月 ,20H).
30。采 女 俊 介 ,影 出拓 哉 ,高 瀬 雅 祥 ,野 村 琴 広 ,西 長 亨
“ベ ン ゾ ジチ フ ェ ン
オ
骨 格 を組 み 込 ん だ チ オ フ ェ ン ・ピロー ル オ リ ゴマ ー の 合成 と性
"
質
第 22回 基礎 有機 化 学 討 論 会 (筑波 ,9月 ,2011).
31.高 水 賢 治 ,桑 原 慎 吾 ,野 村 琴 広
“オ レフ ン
ィ メ タセ シス 重 合 に よ る共 役 ポ リマ ー の 精 密 合成 :精密 重 合 と両 末 端 官 能 基
"
化・
集積 化
第 60回 高分 子討 論 会 (岡 山大 学 ,9月 ,2011).
32.■ Narita,Wl.Takase,■Nishinaga,K.Nomura,and Klausヽ 4泣
1len
``Pyrrole―
Fuscd Tctrathia的
lvalcnc 01igomcrst Synthesis and Properties"
Intemational Symposium on Functional
pl‐ Systcms(Fpl1 0)(Betting,China,10月
Electron
,
2011).
33.M.Takase,N.Yoshida,T,Nishinagaゥ
and MI.Iyoda
“Pyrrolc―
Fused Tctrathiafulvalene 01igomcrsi Synthcsis and Propertics"
Intemational Symposium on Functional pl―
Electron Systems(Fpl1 0)(Bettingラ
China,10月 ,
2011).
34.T,Ommac,K.Aita,M.Takasc,M.Iyoda,T,Nishinaga,T.Arai,and Y.Kunugi
“
AntiarOmatic Cyclooctatettaenc―
Based Sc■liconductors fbr AInbipolar Field Effect Transistors
w i t h H i g h a n d B a l a nな
cocbdiヽ
lity''
International Symposillm on Functional pi―
Electron Systcms(Fpl1 0)(Betting,China,10月 ,
2011).
35.K.Nomura(招 待講演)
“
Precisc synthesis of dcfcct‐
free cottugated polymers by metathcsis polymettzation:Unique
erllisslon propcrties by 的nctinalization"
cnd―
Institute of Chcmistry,Chincsc Academy of Sciences(BcJing,China,10月 ,20H).
36.M.Takase(招 待講演)
“Pyrrolc―
cOntaining pi‐
clcctron rnatcrials:Design,synthcsis,propcrtics"
Institutc of Chcmist呼
,Chincsc Acadcmy of Scienccs(Bctting,China,10月
,2011)。
37.K,NomLlra(招
待講演)
“
Prccisc synthcsis Of defect‐
free cottugatcd polymcrs by metathcsis polymcHzation:Unique
ernisslon prOpcrties by end―
的nctinalization'う
BCiiing University oFChcmical Tcchnology(BCiiing,China,10月
,2011).
3 8 。M . T a k a s c ( 招 待 講 演 )
`Pyrrole―
・
containing pl―
electrOn inaterials:Design,synthesis,properties"
BCむing Univcrsity ofChcmical Tcchnology(Bcぉ
ing,China,10月 ,2011)。
39.K.Nomura(招 待 講 演 )
“
Precise olefln coordination and insertion polymerizationt Designing of ettcient rnolecular
catalysts for synthesis ofnew polymers"
RcIIInin University of China(BCお
ing,China)10月
,2011).
40.野 村琴 広 ,福 田紘也
“ハ ー フ
チ タノセ ン錯 体触媒 に よるエ テ レン (共)重 合 :イ ミノ配 位 子 上 の 置換 基 効果 "
第 41回 石 油 。石 油化学討 論会 (山 口,11月 ,2011)。
41.五 十嵐淳 ,張 樹 ,野 村琴 広
“
イ ミ ド配位 バ ナ ジ ウム触 媒 に よるエ チ レンの 高選択 的 二 量化反応 "
第 41回 石油 ・石 油化 学討論 会 (山 田,11月 ,2011).
42.高 水 賢治 ,桑 原慎 吾 ,野 村琴広
“ レフ ン
オ
ィ メ タセ シス を利用 した共 役 ポ リマ ー の 集積 化 "
第 41回 石 油 ・石 油化 学討 論会 (山 日,11月 ,2011).
43.滝 井祐 貴 ,Gurubasavartt PrabhuOdcyara 村琴
M)野広
“
助触 媒 の 要 らな い オ レフ ィン重合触 媒 の設計 ・創 製 :キ レー ト多座 フェ ノキシ配位 子
を有す るチ タ ン錯 体 の 合成 と触 媒機 能 力
第 4回 触媒表 面科 学研 究発表 会 (関西 大学 ,11月 ,2011).
44.鈴 木 健 ,野 村琴 広
“
イ ミ ド配位 バ ナ ジ ウム錯 体触 媒 に よるオ レフ ィ ン メ タセ シ ス重合 :活 性 へ 位 の 配 位 子
"
効果
第 4回 触媒表 面科学研 究発表会 (関西大 学 ,H月 ,2011).
45.稲 違 あゆみ ,高 瀬 雅祥 〕西長 亨,野 村琴 広
“SNArを
利 用 した ドナ ー ・ア クセ プ ター 分離型 シ ク ロ フ ァ ンの 合成 と物性 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011).
46.小 泉 匡秀 ,高 瀬雅祥 ,伊 興 田正彦 ,西 長 亨
“ジ エ ニル ピロー ル
チ
誘 導体 の 一 電子酸化種 の 自己会合 にお け る置換基 の効果 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 jll月 ,2011).
47,長 谷 山か ほ り,高 瀬 雅 祥 ,西 長 亨,伊 興 田正彦
“タンデ ム
Ar…
Arカ ップ リン グ_Bcrgman環化反応 を利 用 した ジ チ エ ノア ン トラセ ン類 の
"
合成 と物 性
第 1回 CSJ化 学 フェ ス タ (東京 ,11月 ,2011).
48.藤 尾 隆 史 ゥ高瀬 雅祥 ,西 長 亨,伊 与 田正 彦
“ ナー ・
ド
ア クセ プ ター 界面 を有す る含 窒素縮 環 π共 役 系 の 開発 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,H月 ,2011).
49.菅 原 由紀 ,稲 邊 あ ゆみ ,高 瀬雅祥 ,西 長 亨,野 村琴 広
“ナ フ ビピロー ル
ト
で架橋 され た ク リップ型 分子 の合成 と物性 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,20H)。
50.成 田智 幸,高 瀬 雅祥 ,西 長 亨 ,野 村琴 広 ,Mullcn Klaus
“ピロー ル
縮 環 巨大 π共 役 系分子 の合成 、及 び 構 造物性 相 関"
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,H月 ,2011).
51.采 女俊介 ,影 山拓哉 ,高 瀬 雅祥 ,野 村琴 広 ラ西長 亨
“ベ ン ブジ
チオ フェン骨 格 を組 み込 ん だチオ フ ェン ・ピロー ル オ リゴマ ー の 合成 と性
"
質
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011),
52.大 前武 士 ,相 田一 成 ,高 瀬雅祥 ,伊 奥 日正彦 ,西 長 亨,荒 井竜 也 ,功 刀 義 人
“
高移 動度 か つ バ ラ ンスの 良 い 両極性 FET性 能 を示す 平 面 COT誘 導 体 の性 質 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,20H).
53.舘 野 将輝 ,高 瀬 雅祥 ,野 村琴広 ,西 長 亨
“
嵩高 い修 飾 基 を持 つ オ リゴチオ フェ ン を用 い た SAM。 金微粒 子 の性 質 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,20H).
54.高 水 賢治 ,野 村 琴広
“オ レフ ン
ィ メタセ シス重 合 を利用 した共 役 ポ リマ ー の精密合成 と 両末端 官能基化 ・
"
集積化
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011).
55.Abddhdf Mohamed,野
村琴 広
“
Precise synthcsis of amphiphilic b10ck copolymcrs couplcd by lnctathcsis vith
polymcdzation
atom transfcr radical p01ymcriz筑
lon"
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011).
56.鈴 木 直裕 ,福 田紘 也 ,張 浩 ,野 村琴 広
“ハ ー フ
チ タ ノセ ン錯 体触媒 に よるエ チ レン とス テ レン との 共重 合 :効 率共重合 の た め
の 配位 子や助触媒や 温度 効果 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011).
57.五 十嵐淳 ,Wci Huang,Sun Wcn―
H ua,野 村琴 広
“キ レー
トア ニ オ ン性 配位 子 を有す るイ ミ ド配位 バ ナ ジ ウム(D錯 体 の合成 。同定 とエ チ
レン との反応 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011).
58.滝 井祐 貴 ,Gurubasavartt PrabhuOdeyara 村琴
M,野広
“ レー
キ
ト多座 フェ ノキ シ配位 子 を有す るチ タ ン錯 体 の 合成 とエ チ レン重合 へ の適 用 :
助触 媒 の 要 らな い オ レフ ィ ン重合触媒 の創製 "
第 1回 CSJ化 学 フェス タ (東京 ,11月 ,2011).
59.鈴 木 健 ,野 村琴 広
“
各種 フ ェ ノキ シ配位 子 を有す るイ ミ ドバ ナ ジ ウム(D_ジ アル キル ラ
アル キ リデ ン錯 体
"
の 合成 と反応性
第 1 回 C S J 化 学 フ ェ ス タ ( 東京 , 1 1 月 , 2 0 1 1 ) .
60. K.Nomura
・ v cfflcient catalysts ttor flnc polyolerln synthcsisi Ne、
Tヾc、
v catalysts and rnethodologies"
Intemational Symposium on Catalysis and Finc Chcmicals 2011(ヌ
茶良 ,12月 ,2011),
61.Y.Takii,Prabhuodcyara WI.Gurubasav軍
鍋,K.Nomura
“
Reaction Chcmistry of Titanatrancs with Aluminum Alkylsi Synthesis,Sttuctural Analysis of
Hctcro―Bllmetallic Complexes,and Their Use in Catalysis for Ethylcnc Polymerization"
Intem筑lonal Sympostum on Catalysis and Fine Chemicals 2011
修
茶良 ,12月
,2011).
62. K.Suttuki,Y.Matsllmoto,K.Nomura
“
Synthesis of(ImidO)Vanadillm(V)―
Alkyl,Alkylidcne Complexes Containing AttloxO Ligands
and thcir Usc as Thc Catalysts Prccursors for Ring―
Opcning Mctathcsis PolymerizatiOn)'
Intcmational Symposium On Catalysis and Fine Chcmicals 2011(奈
良 ,12月 ,2011).
63.A.Inabe,ヽ 4.Takasc,T.Nishinaga)K.Nomura
“
Expeditious Synthesis of Donor―
Acceptor Scgrcgated Cyclophancs"
I n t c r l l a t i o n a l t t m p o s i u m o n C a t a l y s i s a n d F i n e C h c m i良
c a, l1 s2 月2 0, 12 10 (1 奈
1).
6 4 . K . N o m u r a , W . A p i s u k , H , F u k u d a , A , G . T r a m b i t a s , B . K i t i y a n a n ,. MT 【
ammd
“
Ethylene(Co)polymerization by Half― titanocenes Containing l,3-Imidazolin-2-lminato
Ligands"
I n t e m a t i o n a l S y m p o s i u m o n C a t a l y s i s a n d F i n c C h e m i c a良
l s, 1 2 0月1 1,(2奈
0H).
65,A.Igarashi,S.Zhang,K.Nomura
``Factors Affecting Ethylcnc Reactivity by(ImidO)Vanadium(V)COmplcxes Containing
(2-Anilidomcthyl)pyridinc Ligands?Al Cocatalyst Systcmsi Somc Mechanistic Aspccts"
Intcmational Symposium on Catalysis and Fine Chcmicals 2011
茶良像
,12月 ,2011).
66々 K.Takarnizu,K.Nomura
“
Prccise Synthesis ofCottugated Polymer Using 01cin Metathcsis Polymerization:Prccise
Polymerization,End―Functionallzation and lntcgration"
International Symposium On Catalysis and Fine Chemicals 2011(奈
良 ,12月 ,20H).
6 7 . M o h a m c d M . A b d e l l a t i 二K . N o m L L r a
``Precise Synthcsis ofBlock Copolymcrs Utilized by TransfoHnation ofAcyclic E)icne
Metathcsis(ADMET)to Atom Transfcr Radical Polymcrization(ATRP)Tcchniqucs"
Intemational Symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2011(奈
良 ,12月 ,2011)
68.T.Narita,M.Tぶ
【
ase,T.Nishinaga,K.Nomura,Klaus Mullen
“
Induence of lntcrior―
Fuscd
Nitrogcns on Optical and Electronic Propertics ofPyrrole―
Azacoroncnc FaIIlily in Ncutral and Oxidizcd Statcs"
I n t e m a t i o n a l S y m p o s i u m o n C a t a l y s i s a n d F i n e C h c m i c a良
l s, 1220月
1 1,(2奈
011).
69.K.Nomura(招 待 講 演 )
“Dcsign Ofefflcicnt molecular catalysts lor precise olcfln polymcrization"
M a h i d o l U n i v c r s i t y ( B a n g k o k , T h a i l a n d , ,1 2 0月1 1 ) .
70,K.Nomura(招
待講演)
“
Precise olein metathesis polymerizationi
frecDefcct―
cottugatcd polymers and star shapcd
polymcrs"
Ramkhamhaeng Univcrsity(Bangkok,Thalland,12月
,2011).
71.K.Nomura(招 待 講演 )
``Design ofefflcient rn01ecular catalysts for precisc olefln polymedzation"
C h e m i s t t t D c p a r t m e n t , C h u l a l o n g k O m U n i v e r s i t y ( B a n g k O k , T h a i l a,n2d0,1112)月
.
7 2 . 舘 野 将 輝 , 高 瀬 雅 祥 , 野 村 琴 広 ぅ西 長 亨
"
“ビシ ロ
ク [2.2.2]オ
クテ ン縮 環 オ リ ゴ チ オ フ ェ ン を用 い た S A M ・ 金 微 粒 子 の 性 質
第 3 8 回 有機 典 型 元 素 化 学 討 論 会 ( 金沢 , 1 2 月 , 2 0 1 1 ) .
7 3 . 藤 尾 隆 史 ・高瀬 雅 祥 ・西 長 亨 ・伊 興 田正 彦
"
“
ドナ ー ・ア クセ プ タ ー 界 面 を有 す る含 窒 素縮 合 ヘ テ ロ環 の 合 成 と物 性
第 3 8 固 有機 典 型 元 素 化 学 討 論 会 ( 金沢 , 1 2 月 , 2 0 H ) .
7 4 . M . T a t t s e , ■N a n t a , T . N i s h i n a g a , K . N o m u r a , K . M u e l l e n
“Synthesis and Properties ofPyrrole―
Fused Azacoronene Farlily in Neutral and Oxidation
States"
Intcrnational Sy]mposium on Elcctronic/Optic Functional Wttlcculcs (ISEOFW12012)
(Shanghai,China,3月 ,2012)。
,
75,M.Takase(招 待講演)
``Synthesis and Propertics ofNitrogen―
Electron Materials:Design,Synthesis,and
Containing pl―
Properties"
Suzhou lnstitute of Nano―
Tech and Nano― Blonics,Chinese Academy of Scienccs(Suzhou,
C h i n a , 3 月, 2 0 1 2 )
7 6 . 舘 野 将輝 , 高 瀬 雅 祥 , 小 松 紘 一 , 伊 興 田正 彦 , 西 長 亨
“
"
オ リ ゴチ オ フ ェ ン ラ ジ カル カ チ オ ンの 冗ダイ マ ー 形 成 の 立 体 制 御 とそ の 応 用
日本 化 学 会 第 9 2 春 季 年 会 ( 横浜 , 3 月 , 2 0 1 2 ) 。
7 7 . 成 田智 幸 , 高 瀬 雅 祥 , 西 長 亨 , 野 村 琴 広 , K l a u s M u e l l e n
“
"
内部 窒 素 原 子 に 出来 した ピ ロー ル 縮 環 アザ コ ロネ ン類 の 物 性 変 化
日本 化 学 会 第 9 2 春 季 年 会 ( 横浜 , 3 月 , 2 0 1 2 ) .
7 8 . 藤 尾 隆 史 ラ高瀬 雅 祥 , 西 長 亨 , 伊 興 田正 彦
“
"
ドナ ー ・ア クセ プ タ ー 界 面 を有 す るヘ キサ ア ザ トリナ フ タ レンの 合 成 と物 性
日本 化 学 会 第 9 2 春 季 年 会 ( 横浜 , 3 月 , 2 0 1 2 ) .
7 9 . 影 出拓 哉 , 采 女 俊 介 , 高 瀬 雅 祥 , 野 村 琴 広 ラ西 長 亨
“ベ
ン ゾ デ チオ フ ェ ン骨 格 にチ オ フ ェ ン と ピ ロー ル を組 み 合 わせ た 鎖 状 π共 役 分 子 の
"
合 成 と物 性
日本 化 学 会 第 9 2 春 季 年 会 ( 横 浜 , 3 月 , 2 0 1 2 ) .
8 0 . 菅 原 由紀 , 稲 邊 あ ゆみ , 高 瀬 雅 祥 , 西 長 亨, 野 村 琴 広
“
"
ナ フ トビ ピロー ル で 架 橋 され た ク リップ型 分 子 の 合 成
日本 化 学 会 第 9 2 春 季 年 会 ( 横 浜 , 3 月 , 2 0 1 2 ) .
81. K.Nomura,A.Igarashiラ ミ,IIuang,N、―
】
H.Sun
``(ImidO)Vanadium complexes as efflcient catalyst precursors for olein
polymerization/oligomerization"
8th lntcmational Colloquillm on Hcterogcncous Zicgicr―Natta Catalysts 像 釜沢 ,3月 ,2012).
82.B.K.Bahuleyan,S.Zhang,S.Katao,M.Tamm,K.Nomura
“
(ImidO)Vanadium(V)cOmplexes containing imidazolin-2-iminato ligands:Ncw efflcicnt
catalysts for cthylene(co)p01ymerization"
8th lntcmational Colloquium on Heterogcncous Ziegler― Natta Cttalysts (て釜沢 ,3月 ,2012).
生物化学研究室
研 究成 果 の 概 要 ( 2 0 1 1 年度)
我 々 の 研 究室 では 、さま ざまな立場 や 方 向か ら行 われ て い る生命 科学研 究 の 一 象 と して 、
生体 を構 成 す る タ ンパ ク質分子 の ダイナ ミク ス とそ の 反応 を基礎 に して 、 細胞 の 基 本 的 な
働 きを支 え る 「
機 能情 報 ネ ッ トワー ク」 を解 き明 かす た めの研 究 を進 めて い る. 研 究 室 の
大 きな特 徴 は 、生物 が示す さま ざまな現 象 を担 っ て い る 「
生体 の マ イ ク ロマ シー ンJ で あ る
タンノくク質 分 子 を高性 能 の 液 体 ク ロマ トグラ フ ィー ・質 量分析 法 な どを用 い て 高感 度 で包
プ ロテ オ ー ム研 究 」で 、 この 分野 の研 究 では 国 内外 で最 先端 の 評 価 を受 │ サ
括 的 に 解析 す る 「
プ ロテ ォー ム」とは、 あ る条件 下 で機 能 して い る遺伝 子 が 作 る タ ンパ ク質 全体 の
て い る。 「
こ とで 、そ の 構成 と相 互 作 用 の ダイナ ミク ス を時 系列 に添 つ て包 括 的 に解 析 して い くた め
の 方法論 が 「
プ ロテ ォー ム解 析 法」 で あ る。 2 0 世 紀末 か ら 2 1 世 紀 にか けて 、 ヒ トをは じ
め とす る各 種 生物 の設 計図 とい え る ゲ ノム情 報 の 全貌 が 次 々 に明 らか に され 、「
生物 は い か
に して生 命 の 営み を行 つ て い るか」とい う生命科 学 の最 も基本 的 な問題 に対す る挑 戦 が 「
ホ
ス トゲ ノ ム研 究 」 と して 世 界的 な規模 で 始 ま ってい るが 、そ の 中″
芭ヽと して 期待 され る の が
プ ロテ オ ー ム 研 究 で あ る3 我 々の研 究室 は 、 プ ロテ オー ム研 究 または 「
プ ロテ オ ミク ス」
と呼 ばれ る新 しい生 命科学 の領 域 で 、最 新 の 質 量分析 法 と情 報 処理 技術 を駆使 した世 界最
先端 の タ ンパ ク質解析 技術 を開発 してい る。 さらに最近 で は 、 この 技 術 を基礎 に して 、最
近 特 に注 目を浴 び てい る低 分 子 の機 能性 R N A と タ ンパ ク質 の 相 互 作用 を解 析 す る 「リボ ヌ
ク レオプ ロテ オ ミク ス」研 究 た め の 最 先端技術 の 開発 を進 めて い る。 また 、 これ らの 方法
を生化 学や 分 子 生物 学 、細胞 生物 学 の 方法 と組 み合 わせ る こ とで 、 細胞 の 基 本 的 な働 き と
そ の 異 常 を、タ ンパ ク質や機 能性 R N A を 中心 とす る生体 分子 の 相 互 作用 の 結果 と して 「
分子
の 言葉 」で理 解 す る こ とを 目標 と した研 究 を進 めてい る。
本年 度 の 研 究 で は 、J S T の 支 援 に よる C R E S T 研 究 の 一 環 と して 、細胞機 能 の 調 節 に 重 要
な役害J を もつ 低 分子 R N A と タ ンノくク質 の 相 互 作用解析 の た めの 新 しいブ ロテ オ ミク スの 方
法論 の 開発 を進 めた. そ の 結 果 、 ( 1 ) 生 体 か ら調製 した 低 分子 R N A や R N A / タン パ ク質複
合 体 ( R N P 複合 体) を 構 成 す る R N A 成 分 を混合物 の まま直接 R N a s e で 消化 して 同定 し、化
学構 造 を解 析 で き る R N A シ ョ ッ トガ ン法 の た め の 自動 化 多次 元 液 体 ク ロマ トグ ラ フ ィー
( L C ) 一質 量分 析 ( M S ) シ ステ ム を設 計 、試 作す る とと もに 、 ( 2 ) R N A の限定分解 で生 じる
オ リゴ ヌ ク レチ ドの 質 量分析 デ ー タか らゲ ノム情 報 を検 索 して 目的 の R N A を 同定 で き る ゲ
ノム検 索 エ ンジ ン 「
A r i a d n e 」を開発 す る こ とがで きたc そ の結 果 、 ヒ トを 含む細 胞 の 主要
な R N P 複 合体 を構成 す る R N A そ の 代 謝物 を直接 タ ンパ ク質 とほぼ 同等 の感 度 で 自動 的 に解
M S / M S シ ョ ッ トガ ン解 析 シ ス テ ム を構 築 で
析 で き る、実用的 な レベ ル の性 能 を もつ L C L C 一
き た.
また 、以 上 の 方法 を生 命科 学研 究 に適 用す る実際 の R N P 複 合体解析 では 、酵母 な どのモ
デ ル 生物 だ けで な く、膨 大 な ゲ ノム 情 報 を もつ ヒ トな どの 高等 生物 細胞 か ら親 和性 タ グを
利 用 して 分 離 精製 した ス ブ ライセ オ ソー ムや リボ ソー ム 先駆 体 な どの R N P 複 合 体 に含 まれ
る U ―s n R N A や s n o R N A などの 主要 な低分子 R N A を 直接 L C 一
M S 解 析 して ゲ ノム情 報 に 帰 属 して
同定 し、 そ の塩 基配 列や メチ ル化 な どの転 写後修飾 を解 析 す る こ とが可能 にな つ て い る.
そ の結 果 、 ス プ ライセ オ ノー ムや リボ ソー ム な どの R N P 複 合 体 の構築過程や 作 用機 構 な ど
に つ い て新 た な知 見が得 られ て い るこ こ う した研 究 の 中で最 も特筆 で き る成 果 の 1 つ は 、
この シ ステ ム を利 用す る こ とで 、 ヒ トの難病 であ る神 経 変性 疾 患 の原 因遺 伝 子 産物 の 1 つ
と され て い る R N A 結 合 タン / くク質 が標 的 とす る R N A を 非 予 見的 に同定 で き た こ とが あ げ ら
れ るぅ この 結 果 は従 来 の知 見 か らは極 めて 意 外性 の 高 い もの で あ り、 この難 治性 疾 患 の診
断や 治 療 薬 開発 のた め のモ ニ ター 法 と して特許 出願 を行 った。 現 在知 られ て い る ヒ トの 遺
伝性 神 経 疾 患 の 多 くが R N A の 代謝異 常 に起 因す る こ とを考慮す る と、本 研 究 で 開発 した シ
ステ ム が 、今 後 これ らの 疾病 の 発症機 序 の解 析や 治療 法 の 開発 に 寄与 す る こ とが 期待 され
る。 す な わ ち本研 究 で開 発 した R N A の 質量分析法 は 、R N A の 生合成 と代謝 な らび にそ の 調
節機 構 、 あ るい は R N A と タ ンパ ク質 の相互作用 に起 因す る生命 現 象 とそ の 異 常 を解 析 す る
リボ ヌ ク レオ プ ロテ オ ミク ス研 究 の た めの 新 しい ブ ラ ッ トフ ォー ム と して 有 効 で あ る こと
を示 した。
一方
ア ジア 人材 育成 基金 に よる高度 研 究 」 の
、我 々 の研 究室 で は 、 東京都 が 実施す る 「
一 環 と して 「
、 高度 医療 開発 に向 けた プ ロテ オ ミク ス基盤 技術 の創 生 」の研 究課題 に取 り組
ん でい る。 この課題 の 目標 は 、 プ ロテ オ ミク スの 技 術 を利 用 して 、 ガ ン を始 め とす る疾病
を早期 に診 断 あ るい は疾 病 の 進行 を予渡J でき るバ イオ マ ー カー を発 見 し、効果 的 な治 療 を
実現 す るた めの 先端 的 な高度 医療 技 術 を開発す る こ とで あ る。 この研 究 は 、理 工 学研 究科
の 伊藤 隆 教授 の研 究 チ ー ム な らび に戦略研 究 セ ン ター の 甲斐 荘 正 恒特任 教授 の研 究 チ ー
ム との共 同研 究 と して 計 画 され て い る。我 々 の チ ー ムの 昨年 度 の研 究 では 、国 立 が ん研 究
セ ン ター の プ ロテ オー ム ・バ イオ イ ンフ ォマ テ ィ クス ・プ ロ ジェ ク ト ・近藤 格 プ ロ ジェ
ク トリー ダー と共 同で 、主 と して肝 がん の 再発予渡J マー カー の探 索 に取 り組 んだ 。 す なわ
ち国立 が んセ ン ター で肝 がん 摘 出手術 を受 けた患者 群 を予後 に よって 2 つ の グ ル ー ブ ( 3
年以 内 に 再発 した グル ー プ と再発 が 認 め られ な か った グル ー プ ) に 分類 し、臨床 病 理 学 的
所 見 が 明確 なそれ ぞれ の 検 体 に含 まれ るタ ンパ ク質 を さま ざまな コ ン トロー ル 組 織 と同時
に既 報 の 質 量分析 法 I K a j i e t a l , 肋ど
″θ″ ο t ご
t,θ
1 , 3 0 1 9 3 0 2 7 ( 2 0 0 6 ) } と 新 た に開発 し
た定量 プ ロ トマ ップ 法 を組 み 合わせ て 、大規模 に 解 析 して比 較 す る こ とで 、肝 が ん の 再 発
を早期 に予 測 で き るバ イ オ マ ー カー の発 見 を 目指 した。 そ の結 果 、 ガ ン な らび に正 常組 織
に存在 す る約 7 0 0 0 種
類 の タ ンパ ク質 を同定 し、 比 較 す る こ とで 、 ガ ン組 織 あ るい は正
常組織 だ けに存在 す る約 1 0 o 種
類 の バ イオ マ ー カー タ ン パ ク質 を検 出 した。 この 課 題 に
つ い て の 今年 度 の 研 究 では 、 これ らの結果 を別 の 検 体 で 検 証す る と同時 に 、特 異抗 体 を利
用 した ウ ェス タ ンブ ロ ッ ト法 で 検 証 した。 また 、定 量 プ ロ トマ ップ 法 を国 立が ん研 究 セ ン
ター で外 科 的 治療 を受 けた 骨 肉腫 忠者 の 予後 予測 マ ー カ ー の探 索 に適 用 した。 す な わ ち 、
日 立が ん セ ン ター で摘 出手術 を受 けた患者群 を予 後 に よって 2 つ の グ ル ー ブ ( 抗が ん 剤 治
療 に よる効果 が認 め られ た グ ル ー プ と認 め られ なか っ た グル ー プ) に 分類 し、臨床病 理 学
的所 見 が 明確 なそれ ぞれ の 検 体 に 含 まれ る タ ンパ ク質 を さま ざまな コ ン トロー ル 組 織 と同
時 に定 量 プ ロ トマ ップ 法 で解 析す る こ とで 、予後 の 予測 が 可能 な バ イ オマ ー カー 候補 を約
50種
類 検 出 した 。 本 研 究 が 目的 とす る肝 が ん あ る い は 骨 肉 腫 の 予 後 予 測 マ ー カ ー が 発 見
で きれ ば 、 本 来 は 必 要 が な い 術 後 の 抗 が ん 剤 治 療 や 放 射 線 治 療 な ど を抑 制 す る こ とで 、 肝
が ん患 者 の 「
Quality of Life」
を 向 上 で き る だ け で な く 、 大 幅 な 医 療 費 の 削 減 効 果 も期 待
で き る。
I.原
著論 文
01. Yoshikawa H, Komatsu W, HayallO T, Miura Y, Homma K, Izumikawa K, Ishikawa H,
Miyazawa N, Tachikawa H, Yamauchi Y, IsObe T, and Takahashi N.
Splicillg Factor 2.associated Protelll p32 Participates in Ribosome Biogerlesis by
Regulating the Billding Of Nop52 and Fibrillarill to Pre一
ribOsome Particles
Molecular and Cellular Proteomics 10.8; 1-23(2011).DOI!10.1074/mcp.Ml10.006148 1]
02. Uelnatsu T, Konishi C, HOshino D, Han X, Tomari T, Egawa N, Takada Y, Isobe T,
Seiki M, Koshikawa N.
IdentificatiOn of prOteins that assOciate with integrin alpha2 by proteomic analysis
in human fibrosarcOma HT-1080 cells.
J Cell Physiol. 2012;227(8)i3072-9.
03. Takahashi K, Suzuki T, Nishii W, KubOta K, Shibata C, Isobe T, Dohmac N.
A c)rsteine endOpeptidase dionain is involved in the digestive fluid of Dionaea
muscipula (Vinus' s fly一
trap).
Biosci BiOtechnol BiOchem. 2011;75(2)i346-8.
04. Nakatsu Y, SakOda H, Kushiyama A, Zhang J, Ono H, Fu」
lslliro M, Kikuchi T,
Fukushima T, YOneda M, Ohllo H, Horike N, Kallna M, Tsuchiya Y, Kamata H, Nishimura
F, Isobe T, Ogihara T, Katagiri H, Oka Y, Takahashi S, Kurihara H, Uchida T, Asano
T.
Peptidyl― pr01yl cis/tralls isomerase NIMA一
interacting l associates with insulin
receptor substrate-l and enhances insulin actions and adipOgenesis.
」 Biol Chem. 20111286(23)i20812-22.
05, Okada M, HOzumi Y, Ichimura T, Tanaka T, Hasegawa H, Yamamoto M, Takallashi N,
Iseki K, Yagisawa H, Shinkawa T, Isobe T, Coto K.
Interactioll of nucleosome assembly prOteins abolislles lluclear 10calizatiorl of DGK
by attelluating its association with importllls.
Exp Cell Res. 20111317(20):2853-63.
06. Harada E, Nakagawa 」 , Asa1lo T, Taoka M, Sorimachi H, Ito Y, Aigaki T, Matsuo
T.
Functional ev01ution of dtlplicated odorant―
binding protein genes, Obp57d and Obp57e,
in Drosophila.
PLoS One. 2012;7(1)ie29710.
工. 著 書 、 総 説 等
01. Nakayama, H., Takahashi, N., and lsobe, T.
Informatics for mass spectrometry一 based RNA al131VSiS.
Mass Spectrometry Reviews, 2011;30(6)i1000-12.
III.学
会 発 表 、講 演 等
0 1 . 田 岡 万 悟 、 山 内 芳 雄 、 延 優 子 、 高 橋 信 弘 、 近 藤 格 、 薩 辺 俊 明 、 プ ロ トマ ッ プ 法 に よ る
肝 細 胞 癌 の 診 断 マ ー カ ー の 探 索 、 日本 ヒ トプ ロ テ オ ー ム 機 構 第 9 回 大 会 シ ン ホ ジ ウ ム 、 新
潟 、20117/29
0 2 . 高 橋 信 弘 、石 川 英 明 、泉 川 桂 一 、 中 山 洋 、磯 辺 俊 明 、神 経 疾 患 の 病 因 解 明 に 向 け
た リボ ヌ ク レ オ プ ロ テ オ ミク ス解 析 、日本 ヒ トプ ロ テ オ ー ム 機 構 第 9 回 大 会 シ ン ポ ジ ウ ム 、
新 潟 、2 0 1 1 7 / 2 9
02. Taoka M`, Masaki S., Nakayama, H`, Yamauchi Y., Isobe Tち
, Mass spectrometry一based
characterizatiOn of RNAs and proteins in fullctional cellular ribonticleoprotein
complexes. ASMS Conferellce oll Mass Spectrometry and Allied Topics, Denver, CO, USA・
2011 6/4-10.
03.
Nakayama H. Yamauchi Y., Taoka M., Nobe Y.,
spectrometry一based
shotgun
identification
of
Takahashi N.,
multiple
RNAs
Isobe T.,
in
Mass
functional
ribonucleoprOtein complexes. ASMS Co1lference on Mass Spectrometry and Allled Topics,
Denver, CO, USA, 2011 6/4-10.
04. Yoshikawa H, Komatsu W, Hayano T, Miura Y, Homma K, Izumikawa K, Ishikawa H,
Miyazawa N,
Tachikawa H,
Yamauchi Y,
Isobe T,
Takahashi N.
Involvement of p32,
fibrillarin, and Nop52 ill pre-40S/pre-60S particle separation during human ribOsome
biogellesis. The 201l ASCB Allnual Meeting in Denver, CO, LiSA 2011 12/′3-7
0 5 . 石 川 英 明 、泉 川 桂 一 、吉 川 治 孝 、佐 藤 慈 子 、宮 澤 直 樹 、三 浦 豊 、千 葉 一 裕 、高 橋 信 弘 、
中 山 洋 、 延 優 子 、 山 内 芳 雄 、 田 岡 万 悟 、 薩 辺 俊 明 、 R N A 解 析 ブ ラ ッ トフ ォ ー ム に よ る神 経
疾 患 発 症 機 構 の 解 析 、 C R E S T シ ン ポ ジ ウム 、 東 京 、 2 0 1 1 1 1 / 1
0 6 . 田 岡 万 悟 、 正 木 俊 平 、 延 優 子 、 山 内 芳 雄 、 薩 辺 俊 明 リボ ヌ ク レ オ プ ロ テ オ ミ ク ス研 究
ン ノくク質 複 合
の た め の L C L C M S M/ Sイ法 の 開 発 t 分 裂酵 母 に 存在 す る b o x H ′
′
ACA tt smoRNAタ
体 の 解 析 、 C R E S T シ ンポ ジ ウム 、東 京 、 2 0 1 1 1 1 / 1
0 7 . 吉 川治孝 、小松 渡 、早野俊哉 、 三 浦豊 、宮澤 直樹 、泉川桂 一 、 石川 英 明 、宮津 直樹 、
ー
舘 川 宏 之 、山内芳雄 、桟 辺俊 明 、高橋信 弘 、 ヒ トリボ ソ ム 9 o s 前 駆 体 の 6 0 S ・4 0 S 前 駆 体
へ の 分害1 機構 、第 3 4 回 分子 生物 学会 、横 浜 、2 0 1 1 1 2 / 1 3 - 1 6
0 8 . 泉 川 桂 一 、 石 川 英 明 、延 優 子 、 中 山洋 、 吉 川 治 孝 、宮 澤 直 樹 、 田岡 万悟 、践 辺 俊 明 、
高 橋 信 弘 、 新 規 核 内 S M N 複 合 体 結 合 因子 の 機 能解 析 、第 3 4 回 分 子 生物 学 会 、横 浜 、 2 0 1 1
12/13-16
0 9 ` 石 川 英 明 、 泉川 桂 一 、延 優 子 、 山内芳 雄 、 田岡 万悟 、 中 山洋 、薩 辺 俊 明 、 高橋 信 引、
、
U l s n R N A 代謝 中間 体 に結 合 す る新 規 S M N l 複 合 体 の 同 定 、第 3 4 回 分 子 生 物 学 会 、横 浜 、2 0 1 1
12/13-16
10. Miyazawa, N., Yosikawa, H., Magae, S., Ishikawa, H., Izunlikawa, H., Terukina,
G., Suzuki, A., Nakamura一Fujiyama, S., Miura, Y., Hayano, T,, Isobe, T., Watanabe,
A.,
Aburatani, H,, Takahashi, N., Human cell growth regulator LYAR accelerates
r i b o s o m e b i O g e n e s i s , 第3 4 回 分子 生 物 学 会 、横 浜 、 2 0 1 1 1 2 / 1 3 - 1 6
11. Taoka, M., Yamauchi, Y., NObe, Y., Takahashi N., Kondo, T., Isobe, T., ProteOmic
profiling of hepatocellular carcinoma by
the ″
protomap″ strategy
identified
diagnostic and prognostic biomarkers, 10th HUPO World Congress, Gelleva, Switzerland,
9/4-7
4 , そ の他 ( 2 0 H 年 度 にお け る教 育活 動 , 学 会活 動 な どの社会貢 献 , 特 記 事項 な ど)
・ 学術 会議連携 会 員 、文部 科学 省お よび 経 済産業省 が 推進 す る研 究 ブ ロ ジェ ク トの推進 な
らび に研 究評価 に 関 わ る各種 委員 を務 めた ( 儀辺 ) 3
・ ア ジア 人材 育 成 基 金 に よ り受 け入れ た 博 士 後 期 課 程 ア ジア 人留 学 生 の 研 究 指 導 を行
った。 また 、 高度研 究 に 関連 して 、国 立 がんセ ン ター との連携 大学 院 協 定 に 基 づ く共 同
研 究 を実施 した ( 桟辺 ・田岡) .
・ 東 京都 医学 総 合研 究 所 な どの都 の 関連研 究機 関 を 中 心 に新設 され た 経 産 省 認 可 の研 究
技術組 合 ( 東京 バ イ オ マ ー カー イ ノベ ー シ ョン研 究組 合) の 首都 大 学 東 京 代表 理 事 と し
て組 合 の 運 営 に 務 め る と ともに 、組 合主催 の研 究 交流 フ ォー ラ ム な どの 活 動 に参加 して
最 新 の研 究 につ い て 講 演 した ( 薩辺 ・田岡) 。
・ 産 学 公 連携 セ ン ター が 実施 す る東 京都行 政 との 連携 調査 ( スター トア ップ 調 査研 究) 「認
知症 ・サ ル コペ ニ アの 早期診 断 ・治療 を可能 にす るバ イ オマ ー カー の 開発 」 を開始 した
予 定 、薩辺 ・田岡) 。
・ 国際学 術論 文誌 「
P r O t e o m i c s 」「
M o l e c u l a r & C e l l u l a r P r o t e o m i c s編
」集 委 員 な どを
( 平成 2 3 - 2 4 年
落 め たし
G R E S T の 研 究 成 果 ( 特願 2 0 0 9 1 3 7 0 8 5 ) 「 ナ ノエ レ ク トロ スブ レー イ オ ン 化 方 法 及 び 装
置 」 ( 2 0 0 9 . 6 . 8 出願 ) を 特 許 化 す る と と も に ( 公開 日 2 0 1 0 / 1 2 / 1 6 ; 特開 2 0 1 0 - 2 8 1 7 7 7 ) 、
同特 許 を 、 独 占 ライ セ ン ス 契 約 を締 結 して い る I n t e l l e c t u a l V e n t u r e s 社
を通 して 米 国
へ P C T 出 願 した ( 薩辺 ) c ま
T D P - 4 3 細 胞 内 存 在 量 関連 疾
た 、C R E S T の 新 た な研 究成 果 「
患 の 認 定 方 法 」 を特 許 と して 出願 した ( 特願 2 0 1 2 - 4 2 2 5 6 、
儀 辺 ・田岡 ) 3 成 果 R N A 検 索
ソフ トウ ェ ア 「
Ariadne」
に 関 して は 国 内 の 情 報 関連 企 業 と商業 化 に つ い て 協 議 中 ( 薩辺 ・
田岡 ) =
物性物理化学研究室
私 た ちが利 用 して い る物 質 ( 団体) の 性 質 とは 、物 質 を作 る原 子や 分子 一個 の性 質 の 単
な る足 し合 わせ で な く、原子や分子 が 多数集 ま っ て は じめて現れ る もの です . 最 近 , 注 目
され て い る超伝 導 、い ろ い ろな タイ プの磁性 、光物性 な どの性 質 も、物 質特 有 の性 質 です .
この よ うな物性 と物 質 を構成 して い る個 々の 原子 や 分子 の 関連性 を解 明 で きれ ば 、 これ ま
で明 らか に され て い る合成や物 質 変換 の 技術 を駆 使す る こ とに よ り、思 いの ま まに 目的 と
す る物性 を示 す物 質 を手 にす る こ とが可能 とな ります こ また 、配 列や 組 み 合わせ を制御 十
る こ とに よ り、 これ まで の物 質 にはな い よ うな新 しい物性 や い くつ か の性 質 が 組 み 合 わ さ
った複 合物性 を示す 物 質 を作 る こ と も夢 では あ りませ ん 。 本研 究室 で は , 新 規物性 や 複 合
物性 を示 す 物 質 の 開 発 を 目的 と して研 究 を行 って い ます.
( 1 ) 新 しい タイプの 有機 超 伝導体 の 開発
有機 超伝 導 体 は 、 分子 を修飾す る こ とに よ り、 多種 多様 な もの を作 る こ とが 可能 です 1
また、光や磁 場 な どに応 答す る官能 基 を導入 す る こ とに よ り、光や 磁 場 な どに応 答 す る複
合機 能性 を示 す 有機 超 伝 導 体 を作 る こ とも可能 と考 え られ ます 。 そ こで 、世 界 で は じめて
非対称 な分子 か らな る有機 超伝導体 を開発 した実 績 を もとに 、従 来 の設 計指針 に 固執 せ ず 、
新 たな祝 点 か ら、新 しい 分子骨格 を有 す る超伝 導 体や 光や磁場 な どに応 答 す る超伝 導 体 な
どの 開発 を進 め ま した。 そ の結 果 、非対称 ドナ ー 分子 D M E T に 引 き続 き、T T F の 分子骨 格 を
持 た な い 有機 分子 B D A T T P と D O D H T 分子 か ら超伝 導体 を開 発す る こ とに成 功 しま したc 特
に 、異 方的 に圧 力 を加 え る こ とで、構 造 を異方的 に 変化 させ 、超伝 導 が発 現 す る圧 力や 超
伝導転移 温度 を変 化 させ る試 み も行 っ て い ます 3
( 2 ) 分 子性 磁性 物 質 の 物性 探 索
環状 チ ア ジル ラジカ ル は 、 有機 と無機 、分 子 とポ リマ ー の境 界 上 に位 置 す る とで もい う
べ き、非 常 に特 異 な性 質 を持 ってい ます コ 化 学 的安 定性 と強 い 分子 間相 互 作 用 とい う、半
ば相反す る性 質 を持 ち合 わせ 、結 晶 中 では短 い S …
N 原 子 間接 触 に よ り、 多次
S あ るい は S …
元的 な結 晶構 造 を しば しば 見せ ます ぅ 我 々は 、これ まで の研 究 に よ り、室温磁 気 双安 定性 、
光誘 起相転 移 、有機 強磁 性 、分子 間強 磁性 的相 互 作用 に 関す る新 規 ス ピン分極機 構 、モ ッ
ト絶縁 体 に 対 す る化 学 ドー ビン グ と高 電気伝 導性 、 2 重 融解 、電 子 移動 相 転 移 な ど、 さま
ざまな特性 を見 出 してい ます =
( 3 ) フ ラー レン類 の 分子物性 と応 用研 究
フ ラー レン には 、超伝 導 、磁性 、非線 形 な どの 多種 多様 な物性 が 出現 して い る C 6 0 系以 外 、
炭素数 が 大 き い 高次 フ ラー レンや 中に金属 元素 を内包 す る金属 フ ラー レンな どが 存在 しま
す を これ らの 系 にお い て も新 規物性 の 出現 が 期待 で き ます が 、分子 構 造 す らわ か つ て い な
い もの が 多数 存在 します D 特 に 、金属 内包 フ ラー レンの ケー ジ構 造 の 解 明 と内包金属 の 運
動や磁 気 的性 質 な どを明 らか にす る基礎 的研 究 を行 う一 方、 フ ラー レン を用 い た機 能性 物
質 の 開発 も行 っ て い ます 3
( 4 ) C h i r a l な 磁性 体 の 構 造研 究
C h i r a l な磁性 体 は 、c h i r a l 磁化 に伴 う巨大非線 形磁 化率 、巨大電 気磁 気効果 、巨 大 不 斉
磁 気光学 効果 、磁 化誘 起 第 二 光 高調 波 の 発生等 が 期 待 で きます 。本研 究室 で は C h i r a l な磁
性 体 の構 造 を制御 す る こ とに よ り、C h i r a l な磁性 体 に特徴 的 な物性 を制 御 す る ことを 目指
した研 究 を行 っ て い ます.
I.原 著論 文
01 K.Klkuchis T.IsOno、 M.Kttima.H.Yoshimolo,T、
Kodama、 W Fttita.K.Yokogawa.
H.Yoshino、 K.WIurata.T.Kaihatsu、 H.Akutsu、 J.Yamada
ttUniaxial Strain Orientation Depcndencc of Superconducting Transition Tcmpcraturc(Tc)and
Ⅲ
Critical Supcrconducting Pressure(Pc)in o―
(BDA― TTP)21ユ
ブン
4777ごんで777ざて
'ご
.133.19590-19593(2011)
02.P Dhakal.H`Yosllinon J.I.Oh.K.Kikuchi.M.J.NaughtOn
`
`
Upper critical fleld ofthe rlolecular organic superconductor(DMIET)213Ⅲ
P わざ 沢2 ドβ8 3 , 0 1 4 5 0 5 / 1 - 5 ( 2 0 1 1 ) .
03.J.Ishikawa.T Miyaharas Y.Hirato、
H.Ishiis T.Kodama,K.Kikuchi、
K.Kodama.D.Asakura,T,Koldc
“
MCD study on Ceの C82 and Ce2の C80in the so丘―
X―ray rcgionⅢ
ブ ど/で
ごr/ο
ァ
?tsFィ
c″οSC R¢′
αr P力σ″θ777184、284-286(2011),
T,Naka11lura台
04.WL.Hemmc,W.FLliita,K.Awaga‐
H.Ecke正
・
・
Solid state NMR strategies for the structural characterization
of inaterials
ne、
v hvbrid
based
on the intercalation of nitroxide radicals into CdPSs'‐
S ο″冴S r α
r c 拘 だI ル物 g , 7 点βS O , ? . 3 9 . 1 0 61…5 ( 2 0 1 1 ) .
05,W.Fttita.K.Takahashi.H`Kobayashi
ttStructural and Magnetic Studies on″
vo―dilllcnsional Square Pianar Latticc Magnets
丁、
Colllposed of Organic Radical Cation Salts、
2]dithiaz01yl-2-zoliulm)与
Y(Aア=TIBrⅢ TI14,and lnIキ
(BCnZO[1.2-d:4.5-d']biS[1.3‐
)…
0 〕ざr C r ο
l l l rD力
? s . 1 1 、5 7 5 - 8 2 ( 2 0 H ) .
H.著
書 、総 説 等
0 1 . 藤 田渉
「
冗共役 系磁性 イ オンか らなる分 子性 フェ リ磁性 体 の開発」
旭 硝 子 財 団研 究成 果 報 告 書 2 0 1 1 , a 5 / 1 a 5 / / 5 .
I I I . 学 会 発表 、講 演 等
0 1 . 兄 玉 健 ・佐 藤 祐 旭 ・城 丸 春 夫 ・」o s e p h H . S a n d e r s o n ・藤 野 竜 也 ・和 国資 子 ・
若 林知成 ,阿 知波洋 次
「
高 強 度 フ ェ ム ト秒 レー ザ ー を用 い た溶 液 内反応 に よ る C F I からの n o n I P R フラー レン
の 合成 」
第 4 0 回 記 念 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 3 、名 古屋 )
0 2 . 阿 知 波 洋 次 ・井 上亮 人 ・鬼 玉 健 ・橋 本 健 朗 ・岡崎 俊 也
「
選 択 的 ( 6 , 5 ) カー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の 成 長 と機 構 」
第 4 0 回 記 念 フ ラー レン ・ナ ノチ ュー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 3 、名 古屋 )
0 3 . 児 玉 拓 也 , 井 上 亮 人 ・鬼 玉 健 ・橋 本 健 朗 ・阿 知 波 洋 次 ・同崎 俊 也
「I r 触 媒 を 用 い た レー ザ ー 蒸 発 法 に よ る単 層 カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の 選 択 的 合成 」
第 4 0 回 記 念 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 . 3 、名 古 屋 )
0 4 . 藤 田渉
「
有機 ラ ジ カ ル 結 晶 にお け る分 子 自由度 と磁 気相 転 移 」
新 学 術 領 域 研 究 「分子 自由度 が 拓 く新 物 質科 学 」 第 5 回 領 域 会 議 ( 2 0 1 1 . 6 、東 京 )
0 5 , 藤 田渉 ・森 和 亮
「二 次 元 三 角格 子磁 性 体 C u ] ( o H )13た
の
・結 晶構 造 」
日本物 理 学 会 2 0 1 1 年 秋 季 大 会 ( 2 0 1 1 . 9 、富 山)
0 6 . 児 玉 拓 也 ・井 上 亮 人 ・兄 玉 健 ・橋 本健 朗 ・阿 知 渡 洋 次 ・岡崎 俊 也
「レー ザ ー 法 に よる S W N T の カ イ ラ リテ ィー 制 御 P d 添 加 効 一
果 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 . 9 、ブ
(王子 )
0 7 . 佐 藤 祐 旭 。兄玉健 ・城 丸 春 夫 ・阿 知 波 洋 次
「
液 体 ア ル ゴ ン 中 にお け る グ ラ フ ァイ トの レー ザ ー ア ブ レー シ ョン 」
第 4 1 回 フ ラ ー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 . 9 、八王 子 )
0 8 . 鬼 玉 健 ・菊 地 耕 一 ・阿 知 波 洋 次
「
Y2@C80の
合成 と性 質 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラフ ェ ン総 合 シンボ ジ ウム ( 2 0 1 1 , 9 、ブ
(王子 )
0 9 . 橋 本健 朗 。大 町 岳 , 兄 玉 健 ・阿 知 波 洋 次
「( 5 , 5 ) , ( 6 . 5 ) ナノチ ュ ー ブ と フ ラ ー レンの 成 長機 構
J
第 4 1 回 フ ラ ー レン ・ナ ノチ ュー ブ ・グラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 o l l . 9 、八 王 子 )
1 0 . 笹 森 幸 太 ・見 玉 健 。藤 田渉 ・菊 地 耕 一 。井 上 克 也
「分子 性 磁 性 体 [ C r ( c N ) 6 ] [ M n ( ( R ) p n H ) ( H ] 0 ) ] ( H ] 0圧) の
力下 にお け る構 造 変 化 J
5
回
第
分 子 科 学討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 、札 幌 )
1 1 . 磯 大 介 ・吉 本 治 男 ・藤 田渉 ・兄 玉 健 ・菊 地 耕 一
「ヨ ウ化 T T P ド ナ ー を用 い た ラ ジ カル 塩 の 構 造 と4 / J 性
」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 、札 幌 )
1 2 . 中 村 4 桂允 。兄 玉 健 ・菊 地 耕 一 ・藤 田渉
「
新 しい ジチ ォ レン配 位 子 1 , 3 ‐
2 D i t h i a z o l c 4 t h i o n e - 5 t h i O l a t e用をい た 金 属
の
錯 体 合 成 と性 質 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 、札 幌 )
1 3 . 鬼 玉 健 。菊 地 耕 一 ・阿 知 波 洋 次
「
Yど
の 合 成 ・分離 と性 質 」
@Cs。
第 5 回 分 子 科 学討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 、札 幌 )
1 4 . 佐 藤 祐 旭 ・佐 藤 智 子 ・和 田資 子 ・若 林 知 成 。W a l e s B e n j a m i n ・
入 来仁 隆 ・間 鳴 拓 也 ・
・
鬼 玉 健 城 丸春 夫
「
炭 素 ク ラ ス タ ー を骨 格 とす る分 子 の 生成 を 目指 した 高速 イ オ ン 照 射 実験 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 、札 幌 )
1 5 . 橋 本 健 朗 。大 町 岳 。鬼 玉 健 ・阿 知 波 洋 次
「カ ー ボ ン ナ ノチ ュ ー ブ 成 長 と フ ラ ー レンの 生成 機 構 に
関 す る理 論 研 究 」
札幌 )
第 5回 分子 科学討論 会 (2011.9、
16, Wataru Fujita
「
九1
Magneto一structural Correlation in Organic Radical Salts, BBDTA・
s hel1 0rganic Molecules―Svnthesis and Electronic Structure
MDF Workshop: Open一
F r e e d o m ( 2 0 1 1 , 1 1 、大 阪 )
1 7 . 藤 田渉
「1 , 3 , 2 D i t h i a z o l e 基
を有 す る有機 ラ ジカル お よび遷 移 金 属 錯 体 の 開発 」
理 化 学 研 究 所 シ ンポ ジ ウム 分 子 ア ンサ ンブ ル 2 0 1 1 ( 2 0 1 1 . 1 1 、和 光 )
分子集 合系物理化学研 究室
界 面活性 剤 や脂 質等 の 両親 媒性 分子 が つ くる集 合 体 ( ミセ ル ・吸着膜 ・自己組 織 化膜 ・
ベ シ クル ・マ イ ク ロエ マ ル シ ョン ・リオ トロ ピ ック液 晶 な ど) や コ ロイ ド ・高分子 ・ゲ ル
な ど 「ソフ トマ ター 」 と総称 され る物 質 は 、生体や われ われ の 身 近 にあ る食 品 、薬 品 、家
庭用 品等 の 主要 な構成 要 素 とな っ て い る。 したが つて これ らに 関す る基礎 的 な研 究 は極 め
て重要 で あ り、 古 くか ら研 究 対象 とされ て い るが 、そ の構 造や ダイ ナ ミクスの 立 場 か ら本
格的 な研 究が行 われ るよ うに な つた の は比 較 的最 近 の こ とで あ る. 本 研 究室 で は 、以 下 の
点か ら ノフ トマ ター の物性 を記述 す る統 一 的 な概念 を見 出す こ とを 目指 してい る。
観″
( 1 ) 両 親 媒性 分子集合 体 の構 造 とダイナ ミクス
界 面活性剤 や脂 質 な どの 両親 媒性 分子 は 、水 との親 和性 が正 反 対 の 2 つ の官能 基 を有 し
て い るた め 、水 中 で は分 子 同 士 が 一 定 の 方 向 に配 向 し、条件 に応 じて 多様 な モ ル ホ ロ ジー
と機能 を持 っ た集 合体 へ と組 織 化 す る。 これ らの 集 合体 の 特徴 の ひ とつ は、用 い る空 間 と
時間 の ス ケー ル に応 じて 、異 な る構 造 とダイナ ミク ス が 見 えて くる こ とで あ る。 本研 究室
では 、静 的 ・動 的光 散 乱 、 X 線 小 角 散 乱 ( S A X S ) 、中性 子 小 角 散 乱 ( S A N S ) 、X 線 小 角 散 乱/
ず り応 力 同時測 定 ( R h e o S A X S ) 、
小 角光散乱/ ず り応 力 同時測 定 ( R h e o S A L S ) 、
光学 顕微
ー
鏡観 察等 の 手法 を駆使 す る こ とに よ り、広 範 囲 の 空 間 お よび時 間 ス ケ ル にわた つ て 平均
構造 とダイナ ミクスの 両面 を調 べ て い る。
( 2 ) ソ フ トマ ター の理 論 的研 究
ヨ ロイ ド、高分子 、液晶 、膜 、 ゲル な どの い わ ゆ る 「ソフ トマ ター 」 と呼 ばれ る物 質 を
対象 とす る研 究 は 、非線 形や 非 平衡 科 学 の新 しい 問題 と密 接 に 関連 して い る。 これ らの物
質 に共通 す る点 は 、物 質 中 に メ ノス コ ピ ックな長 さの ス ケー ル の構 造 が 存在 す る こ とで あ
り、粗視化 した 物 の 見 方 が 重 要 にな る。本研 究室 では 、 ノフ トマ ター の構 造 、相 挙動 、 ダ
イナ ミク ス に つ い て 、解析 的手法や 計算機 シ ミュ レー シ ョン を用 い て研 究 を行 な つ て い る.
I ・原 著 論 文
01.M.Ito,Y,Kosaka,Y.Kawabtta,and T.Kato
…
Transition PrOcesscs frolll Lalmcllar to Onlon Statc、
vith lncreasing Tcmperaturc under Shear
Flo、
v in a Nonlonic Surfactant/Water Systenl Studied by Rlleo―
SAXS''
とα″g7722ガ
/,27,7400‐7409(2011).
02.S.Ramachandran and S.Kolllura.
``Hydrodynalllic coupling bct、
veen t、
vo tluid lnembranes"
ブ Pわオ
Sf Cο″こ
じ
た″s.ソ
角rrc/,23,72205(5pp)(2011).
03.S.Ramachandran,S`Komura,K.Sckis and Mr`Imaiゥ
・
`Hydrodynanlic cttects On conccntration fluctuations in lnulticoillponcnt rnembranes"
Sヴ″舟危rrク,7,1524、1531(2011).
04.S.Ramachandran,S.Komura,K.Sckl,and G.Gompper,
``DynaHlics Of a polymer chain conflned in a lnembranc"
返
比
/Pろ ,s.ブ
ィ
ど34,46(13pp)(2011).
05.S.Fttii,S.Komura,Y.Ishil,and C.―
Y,D.Lus
t`Elasticity of smectic liquid crystals、
vith fOcal cOnic domains"
ブ Pろ 'S,こIο
″冴夕″s舟 角 rr?/,23‐235105(7pp)(20H).
06 K.Scki,Sち Rainachandran.and S.Konlura)
し̀Dinbsion coefflcient of a circular inclllsion in a liquid lllembranc suppotted by
a solvcnt of arbitrary thicknessい
Pttys.父夕亨 ど84,021905(10pp)(2011).
07.N,Shimokawa,S.Komura,and D`Andelman,
``
Charged bilaycr rnembrancs in asy■1lnetric lonic sOlutions:phasc diagrams
and critical bchavior",
P々ン
ソど84,031919(10pp)(2011).
S沢タ
Ⅱ. 著 書 、総 説 等
0 1 . 好 村 滋行
「ソフ トマ タ ー とは何 か 」
数理科学 49(2),52-53(2011)
0 2 . 藤 井修 治 , 好 村 滋 行 , 石 井 陽 子 ,
「
ス メク チ ック液 晶 相 の 構 造 レオ ロ ジ ー 」
液晶 15(4),298-307(2011)
III.学
会発表 、講 演等
01.加藤 直
「リオ トロ ヒじ ク秩 序 系 にお け るず り流 動場 誘 起構 造転移
」
第 5 回 ノフ トマ ター 物 理 領域研 究会 ( 2 0 1 1 . 1 , 東
京)
0 2 . 好 村滋行
「
生体膜 の ダイ ナ ミク ス にお ける流体力学的 効 果 」
第 5 回 ノフ トマ ター 物 理 領 域研 究会 ( 2 0 1 1 . 1 , 東
京)
03.藤 井修 治 ,好 村 滋行
「
サ ー モ トロ ピ ック ス メ クチ ック液 晶相 の 粘弾性 」
高分子基礎研 究会 (2011.1,群馬 )
04川 端 庸 平 、市 口 邦 宏 、加藤 直
「
非 イ オ ン界 面活 性剤 水 溶 液 にお け る クラフ ト転移 に伴 うベ シ クル 形成 過 程 の 温 度 依
存性 」
日本化 学会第 91春 季年 会 (2011.3,神奈川 )
05.佐 藤 大治 郎 ,川 端庸 平 ,加 藤 直
「
ず り流 動場 中 の 温度 変化 に伴 うラメラ→ オ ニ オ ン→ ラメ ラ転移 」
日本 化 学会 第 91春 季年会 (2011.3,神奈川 )
06.山 内 陽 介 、川端 庸 平 、加藤 直
「
非 イ オ ン 界面活性剤 水溶 液 にお け る クラフ ト転移 に伴 うベ シ クル の 初期形成 過程 」
日本 化 学会第 91春 季年 会 (20H.3,神 奈川 )
07.好 村 滋行
「コ ロイ グル マ ター の 基礎 と応 用 」
新化 学発 展 協会 基 礎 セ ミナ ー (2011.3,4,5東
京)
08`好 村滋行
「
生体膜 の ダイナ ミク ス にお け る流体力 学的効果 」
駒 場物性 セ ミナ ー (2011.5,東 京 )
09.S.Konlura
“Dynalnics Of a polymcr chain conflned ill a lnembranc'う
Gro、
、
■
h of Hicrarchical Functional Materials in COmplcx Fluids(2011.7,Jヒ
京)
10.S.Komura
・
・
Arc lipid dOEnainS abOve or bclow Tc''
Gro、
、
th of Hicrarchical Functional Matcrials in COmplcx Fluids(2011.7,
ヒ京 ) デ
11.S.Konlura,S`Ramachandranぅ K.Scki,and G.Gomppcr
“
生 体膜 中 の 高分子鎖 の ダイナ ミクス"
第 1 回 ソフ トマ ター 研 究会 ( 2 0 1 1 . 8 , 京
都)
1 2 . 川端 庸 平 , 市 口 邦5 ム
,加 藤 直
「
非 イ オ ン界 面活性剤 水溶 液 にお け るベ シ クル 形成 の クエ ン チ温 度 依 存性 」
第 6 3 回 コ ロ イ ドお よび 界 面化 学討論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 京
都)
1 3 . 佐藤 大治 郎 , 川 端庸 平 , 加 藤 直
「
ず り流動場 中 の 温度 変化 に伴 うラメラ/ オニ オ ン転移 過程 の 可逆性 」
第 6 3 回 ヨ ロイ ドお よび界 面化 学討 論会 ( 2 0 1 1 . 9 , 京
都)
1 4 . 山 内 陽介 , 川 端 庸 平 , 加 藤 直
「
非イ オ ン界面活性剤 水溶液 にお け るベ シクル ・ネ ッ トワー ク構 造 共存 領域 にお け る
ラメ ラ構 造 」
第 6 3 回 コ ロイ ドお よび界面 化 学討 論会 ( 2 0 1 1 , 9 , 京
都)
1 5 . 永 井 翔, 川 端 庸 平 , 加 藤 直
「
糖 系界 面活性剤水 溶 液 にお け る クラ フ ト温度 以 下 で の ラメ ラ ドメイ ンの構造」
第 6 3 回 コ ロイ ドお よび 界 面化 学討論会 ( 2 0 1 1 . 9 , 京
都)
1 6 . 小 田 満 智子 , 川 端 庸 平 ‐加 藤 直
「
非イ オ ン界面活性剤 水溶 液 にお け るクラ フ ト転移 に伴 うゲル 構 造 の レオ ロ ジー 」
第 6 3 回 コ ロイ ドお よび界 面化 学討論会 ( 2 0 1 1 ` 9 京
‐都 )
17.S.Koコnura
``Dynalnics of a polymer chain conflned in a lncmbranc"
I n s t i t u t C u rミナ
i c セー ( 2 0 1 1 , 9 , ヾ
ノり)
18.S,Komura
``Dyllanlics ofa polymcr chain conflned in a lalembrane''
ミリ)
E S P C I セ ミナ ー ( 2 0 1 1 . 9 , ノ
19.S.Komura
“
Dynalnics of a polymcr chain conflncd in a lnembranc"
ス トラ ス ブ ー ル )
I n s t t u t C h a d c s S a d r oミナ
nセ ー (2011.9‐
20.加 藤 直
「
会 合 体 の 形 状 ・大 き さの 測 定 法 」
日本 油化 学 会 第 9 回 界 面 活 性 剤 評 価 ・試 験 法 セ ミナ ー ( 2 0 1 1 . 1 0 , 東京 )
2 1 . 川 端 庸 平 、 市 日 邦 宏 、加 藤 直
「
非 イ オ ン 界 面活 性 剤 水 溶 液 に お け るベ シ クル 形 成 の ク エ ン チ 温 度 依 存性 」
第 1 0 回 関東 ソフ トマ タ ー 研 究 会 ( 2 0 1 1 . 1 1 , 東京 )
22.佐 藤 大治郎 )川 端庸 平 ,加 藤 直
「
ず り流 動 場 中 の 温 度 変 化 に 伴 うラメ ラ/ オニ オ ン転 移 過 程 の 可 逆 性 」
第 1 0 回 関東 ノフ トマ タ ー 研 究 会 ( 2 0 1 1 . 1 1 , 東京 )
2 3 . 山 内 陽介 、 川 端 庸 平 、 加 藤 直
「
非 イ オ ン 界 面活 性 剤 水 溶 液 にお け るベ シ クル ・ネ ッ トワー ク構 造 共 存領 域 にお け る ラ
メ ラ構 造 」
第 1 0 回 関東 ソフ トマ タ ー 研 究 会 ( 2 0 1 1 . 1 1 , 東
京)
2 4 . 永 井 翔 、川 端 庸 平 、加 藤 直
「
糖 系 界 面 活性 剤 水 溶 液 にお け る クラ フ ト温度 以 下 で の ラメ ラ ドメイ ンの 構 造 」
第 1 0 回 関東 ソフ トマ ター 研 究会 ( 2 0 1 1 . H , 東京 )
反応物理 化学 研究室
原子 が 数個 か ら数 百個集 合 した物 質 は クラ ス ター と呼 ばれ るc ク ラ ス ター は原 子 分子 の
よ うに孤 立 した物 質相 とは異 な る こ とは もちろ ん の こと, 団 体状 態 ともそ の性 質 が 異 な っ
てお り, 「新物 質相 」と して の 特性 が 幅 広 い 分野 か ら注 目され て い る。 実際 1 9 9 0 年 夏 にサ
ッカー ボ ー ル 型 炭素 分 子 ( 炭素 クラ ス ター ) C . 0 が 大量合成 ・分離 精製 され , そ の 結 果 と
して C ・・錯 体 の 超 伝 導発 現や 炭素 ナ ノチ ュー ブの 発 見が物 質化学 に与 えた 衝撃 は大 き い ,
また , 宇 宙 空 間 中 には 未発 見 の 炭素や ケイ素 の ク ラ ス ター が 漂 つ て い る と予 想 され , こ う
した クラ ス ター の 発 見や そ の性 質 の 解 明は, 生 命発 生 の 前駆過程 で あ る と考 え られ て い る
物 質進 化 の 理 解 の 鍵 をに ぎ っ て い る。 一 方 , 材 料科学 の 分野 で は , た とえば , 加 工 技 術 に
お いてサ ブ ミク ロ ン加 工か らナ ノメ ー ター 加 工 へ の 新展 開 が 期待 され て い るを 二 う した 極
・
微 の 世 界 では 従 来 よ く理 解 され て きた 固体状 態 の 世 界 か ら少 数 多体 系 ( メブス コ ヒ ッ ク)
の 世 界 へ の飛 躍 が老、
要 不可欠 とな る3 当 研 究室 で は クラ ス ター の構 造や 反応 ダイ ナ ミク ス
を調 べ る こ とに よ り, ナ ノ, サ ブナ ノメー トル領域 にお け る新 しい物理 ・化学 的描像 の 構
築 に寄 与す る こ とをめ ざす とと もに , フ ラー レン類 や ナ ノチ ュー ブ の 生成機構 の解 明や )
新規 ナ ノ物 質 の 創 生 をめ ざ し, 以 下 の研 究 を進 めて い る3
1 : レ ー ザ ー 蒸発 法 に よるフ ラー レン, ナ ノチ ュー ブの 生成 過 程 の研 究
a ) 生 成物 分析 に よる アプ ロー チ
高出 カ レー ザ ー に よる グラ フ ァイ トの 蒸 発 ∼ フ ラー レン生成 を希 ガ スの 温度 , 圧 力を
制御 して行 い , 生 成 す る フ ラー レンの 量 , 種 類 と生成 条件 の 相 関 を調 べ て い る。 また
炭素 ナ ノチ ュー ブの選 択 的生成 を 目的 と して金 属触保 を含む 炭素 棒 の レー ザ ー 蒸発 を
行 い , 生 成 したナ ノチ ュー ブのサ イ ズや 形状 を ラマ ン分光, 電 顕 で解 析 して い る3
b ) そ の 場観 察 に よるアプ ロー チ
レー ザ ー 蒸発 か らフ ラー レン, ナ ノチ ュー ブの生成 に至 る過 程 を高速度 カ メラに よ つ
て時 間分解 画像解 析 を行 い , レー ザ ー 蒸発 直後 に生成す る高温 の 炭素微粒 子 か らの 発
光 をそ の場観 察 してい る。 また レー ザ ー 誘 起 ケイ 光 に よ り炭 素微 粒 子 か らの解 離 断 片
の 温度 , 空 間 分布 , 並 進 速度 の解 析 を行 つ て い る「
2 1 冷 イ オ ンの衝 突 , 分 光実験
冷 イオ ンの構 造 と反 応 お よび準 安 定 イオ ンの緩 和過 程 を調 べ る ことを 目的 と して , 超 高
真 空 の リン グ ( T M U E r i n g ) に
, ボ ル フ ィ リンや クラ ス ター をは じめ とす る種 々の イ オ
ン を周 回 させ ) 輻 射 に よ って冷却 され たイ オ ン と原子 , 分 子 の衝 突 実験や レー ザ ー 分光
を行 つ てい るご
3 i 多 価 イオ ン衝 突 に よる クー ロン爆 発 実験
E C R イ オ ン源 か ら引 き出 した 多価 イオ ン と分子 , ク ラ ス ター の 衝 突 実験 を行 い , 多
電子移 行反応 に よ つ て生成 した 多価 分子 イ オ ンの超 高速 分解過 程 ( クー ロ ン爆 発) を
研 究 して い る。爆 発 断 片 の 飛跡 を詳細 に解析 す る ことに よ リター ゲ ッ ト分子 の 構造
( スナ ップ シ ョ ッ ト) を 得 る こ とを 目的 に して い る。
I.原 著論 文
01. J. MatsumOtO、
A. Leredde, X. Flechard, 氏
, Hayakawa, H. Shiromaru, J. Rangama,
C. L. ZhOu, D. Hennecart, T, Muranaka, A. Mery, B, Gervals, A. Cansl●
!1
t`Multiple―
IOnization and dissOciatiOn dynamics Of rare gas dimer induced bv
highly charged iOn impact"
Ph/sメ ご2 ざfrヱβど
2, T144, 014016 (2011)
02. To
SatO,
T,
Majima,
K.
HashimOtO,
ShirOmaru, K. OkunO, H. Talluma, T・
“
MicrOhydratiOn Of the methvlene
source〕
K.
Hasllimoto,
Azuma
blue catiOn
in
Y.
Zama・
an
electrOspray
J.
MatsumOto,
H.
i 011
'
試【,角 47_/s,こ
え ク 63, 189-194(2011)
03. K・Hayakawa, 」 4 MatSumOtO, H. Slliromaru and Y. Achiba
“
DissOciatiOn Of methai101 dicatiOns produced by electron capture with alnd
without transfer iOnizatiOn"
, ど すガょ
. M O 工. 〕p t . P / 7 , ど̀4 4 1 0 7 5 2 0 7 ( 2 0 1 1 ) .
ダ P / 7 _sИ
04. S, MatOba, R. Taka1lashi, C. Io, T` Koizumi, H. Shiromaru
て̀Absolute detecti01l efficiencv Of
a high一sensitivity micrOcllannel plate
with tapered pores''
抑 力, メ
わ βノ. 路 万 , 5 0 , 1 1 2 2 0 1 ( 2 0 1 1 )
豆. 総 説 等
回 . 学 会 発表
0 1 . 鈴 木 信 三 , 粟 津 勝 元 , 池 田泰 朗 , 畑 野 雄 哉 , 中 西 碧 , 水 澤 崇 志 , 小
野晶,岡 崎俊也 ,
阿知 波洋 次
「
溶 液 中 に 分散 され た 単 層 カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の ラマ ン散 乱 分 光 に よる評 価 」
第 4 0 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 3 , 名 古 屋 )
0 2 ▲嘉 陽 安 理 , 阿 知 波 洋 次 , 岡 崎 俊 也
「ア ル コー ル C V D 法 に よ る z i g z a g チ ュー ブ の
選択 的合成 」
第 4 0 回 フ ラ ー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 . 3 , 名 古屋 )
0 3 . 児 玉拓 也 , 井 上亮 人 , 鬼 玉健 , 橋 本 健 朗 , 阿 知 波 洋 次 , 岡
崎俊也
「
I r 触 媒 を用 い た レー ザ ー 蒸 発 法 に よ る単 層 カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の 選 択
的合成」
第 4 0 回 フ ラー レ ン ・す ノチ ュ ー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 , 3 , 名 古 屋)
0 4 . 阿 知 渡 洋 次 , 井 上 亮 人 , 兄 玉健 , 橋 本 健朗 , 岡 崎 俊也
「
選 択 的 ( 6 , 5 ) カー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の 成 長 と機 構 」
第 4 0 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ 総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 3 , 名 古 屋 )
05=
兄玉健 , 佐 藤 祐旭 , 城 丸 春夫 , J o s e p h H . S a n d e lsヽ
O n , 藤 野 竜也 , 和 国資子 , 若 林知
成 , 阿 知 渡洋 次
「
高強 度 フェム ト秒 レー ザ ー を用 い た溶液 内反 応 に よ る C 和か の
ら n o n I P R フラー レ
ンの 合成 」
第 4 0 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュー ブ総合 シンボ ジ ウム
( 2 0 1 1 , 3 , 名古屋)
06.
中太克映 , 本 島智典 , 松 本淳 , 城 丸春 夫, 阿 知 波洋
次
「
低速 多価 イオ ン衝突 に よる窒素 分子 の 電荷非 対称
解離過 程 J
日本 化学 会第 9 1 春 季年会 ( 2 0 1 1 . 3 , 講演予稿
集)
7r
︹リ
松本淳 , 橋 本浩 平, 問 鳴拓 也 , 城 丸春 夫, 阿 知 波洋
次
「
卓 上 静 電型 イ オ ン蓄積 リン グ ( μE ―
r i n g ) の開発 」
日本 化学 会第 9 1 春 季年 会 ( 2 0 1 1 . 3 , 講演 予
稿集)
08.
」u n M a t s u m O t O
`
`Lifetime measurements Of
chain hydrocarbOn anions and electrOn
detachment"
4th lnternatiOnal WOrkshOp
on ElectrOstatic Sモ orage Devices (2oll.6,
Gatlinburg UsA)
09, M. GotO, 」. MatsumOtO, H卜shiromaru, Y. Achiba, T. Ma_i ilna, H. Tantima, T.
Azuma
`
`Thermometry of large mOlecular alliOn by laser―
11lduced delayed detachment"
4th lnterllati01lal wOrkshOp On ElectrOstatic St01ヽ
age Devices (2011.6,
Catlillburg usA)
10` K. Hansell, A.E.K, Sund111, Y. Zama, M. cOtO,
Tanuma, T. Azuma
・
・
Thermi01lic emissiOn layer spectroscopy Of
4th lnternatiOnal wOrkshOp On ElectrOstatic
」. MatsumOto, H. shiromalヽu, H.
C4 and Cn''
Storage Devices (2011.6.
Gatlinburg UsA)
11. A. E. K. sunden‐ M. GotO, Y. Zama,
Azuma, K. Ha1lsen
``Radiative c001ing Of c5"
H. Shiromaru, J. Matsumoto, H. Tanuma, T.
4th lnternatiOnal wOrkshOp on ElectrOstatic StOrage Devices (2011.6,
Gatlillburg usA)
9 0
J. MatsumOto, A. Leredde, x. Flechard, H. SllirOmaru, J. Rangama, C. L` ZhOu,
S. GuillOus, D. Henllecart, A. Mery, B. Gervais, A. Cassimi
“
Asymmetry of charge sharing ill argon dimer Obselヽ
ved in the reactiOn
plane"
XXVII InternatiOnal cOnference on PhOtOnic, ElectrOrlic and Atomic C01lisiOils
(2011.7-8, Belfast lTK)
13. K= SaltO, s, MatOba, T. Koュ
zuml, T. M. KO」 lma, H. Tanuma, H. shilヽ Omaru
`(TllG mobilities Of chiral molecular cluster
lons ln He gas'
XXVII InternatiOnal COnference on PhOtOnic,
Electr01lic alld Atomic C01lisiOns
(2011.7-8, Belfast uK)
14,
C L Zhou、 A.Cassimi, A.Benyagoub, C.
D.Lelievre, T.Madi, A.Mery, I.MOnnet
l‐
.Yamazaki, H.Shiromartl, M.simOn, A.
``Angular distributiOn Of MeV heavy
Grygiel, S.Guillous, H.Lebius,
ど
.Ramillon, F.Ropars, T,Ikeda,
, J`ヽ
Mueller, M=DOebeli
iolls thlヽ
Ough tapered glass caplllary
experiment alld simulatiOn'
XXVII Interilational COnference on PhOtonic, ElectrOinic and Atomic C01lisiOns
(2011.7-8, Belfast UK)
15. S. Matoba, R.
“
Measuremelat
Takahashi, C, IO, T. Koizuml, H. shiromaru
of the absOlute sensitivity of a lligh一
r microchannel
sensitivit、
plate"
X X V I I I n t e r n a tional COnferellce on PhotOnic, ElectrOnic and Atomic C01lisi01ls
( 2 0 1 1 . 7 - 8 , B e lfast UK)
16.
B. Wales, T, MOtOjima, 」 . hfatsumoto, H. shiromaru, J. Salldersorl
“
Coincidence mOmentum imaging of the Cou10mb explosiOn of OCS induced bv
colllsiOn of 15 keV/q Ar4- alld Arば' iOns"
XXVII 1laternatiOnal COnference oll PhOtOnic, ElcctrOnic and Atomic Collisi01ls
(2011.7-8, Belfast uK)
17,
」, MatsumOtO, K. Nakadai, T. MOtOjima, Y. Achiba, H. Shiromalヽ
u
“
Charge一asymmetric dissOciatiOn Of nitrOgen mOlecules c01lirlillg with highly
charged iOns'
XXVII International cOnference On PhOtOnic, ElectrOnic and Atomic C01lisiOns
(2011,7-8, Belfast UK)
18`
T. SatO, T, Majima, Y. Zama, M. Goto. J. Matsumoto, H. ShirOmaru, K. OktlnO‐
H. Tanuma, T. Azuma
“
Laser spectroscOpy Of the methylene blue catiOn in an electrOstatic iOn
storage ring"
XXVII Interllational COnference on PhOtOnic, ElectrOnic and Atomic C01lisiOns
(2011.7-8、 Belfast UK)
194 Y. Nakall① , W・ MorlmOtO, T. MaJlma, 」 . MatsumOtO, H. Tarluma, H. ShirOmaru、
Azuma
`
`A cryogenic
XXVII 11lternat
electrostatic stOrage rillg project at RIKEN"
ional COnference On Photonic, ElectrOnic and Atomic C01lisiOns
( 2 0 1 1 . 7 - 8 , B e l fast UK)
20
」. M a t s t i m O t o
``Asymmetry in multiple一
e l e c t l0‐1 l c a p t u r e r e v e a l e d b y r a d i a t i v e c h a r g e
trallsfer ill Ar dimmers''
T`
XXII International Seminar on lon一
Atom Collisions (2011,7, l‐ aen, Fr,)
21.的 場 史朗 ,小 泉哲 夫 ,城 丸春 夫
「
高感 度 M C P の 絶 対 感 度 測 定 J
原 子 衝 突研 究 協 会 第 3 6 回 年 会 ( 2 0 1 1 . 8 , 新潟 )
2 2 . 伊 藤 源 , 松 本淳 ) 間 鳴 拓 也 , 城 丸春 夫 , 田 沼 肇 , 束 俊 行
「
T M U E r i n g を 用 い た C s H の 準 安 定状 態 の 寿 命 測 定 」
原 子 衝 突研 究 協 会 第 3 6 回 年 会 ( 2 0 1 1 . 8 , 新潟 )
2 3 . B e n j i W a l e s , 」O s e p h S a n d e r s O n , 本島智 典 , 松 本 淳 , 城 丸 春 夫
「
A r S ,・A r 4 - 衝突 に よ る O C S 分 子 の クー ロ ン爆 発 」
原 子 衝 突研 究 協 会 第 3 6 回 年 会 ( 2 0 1 1 . 8 , 新潟 )
24.松 本淳 ,城 丸春夫,A.Leredde,X.Flechard,ェ
Rangama,L.Cち Zhou,S.
Guillous, A. Mery, B. Gervais, A. Cassimi
「
03・
ィ ォ ン衝 突 に よ る アル ゴ ンニ 量 体 イ オ ン の 解 離 過 程 」
原 子 衝 突 研 究 協会 第 3 6 回 年 会 ( 2 0 1 1 . 8 , 新潟 )
2 5 . 児 玉 拓 也 , 井 上 亮 人 , 兄 玉 健 , 橋 本健 朗 , 阿 知 波 洋 次 , 岡 崎 俊 也
「レー ザ ー 法 に よ る S W N T の カ イ ラ リテ ィー 制 御 一P d 添 加 効 果 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 , 8 , 八 王
子)
2 6 . ハ ンセ ン クラ ウ ス , ス ン デ ン エ リカ , 後 藤 基 , 座 間優 , 松 本 淳 , 城 丸春 夫 , 阿 知 波
洋 次 ,伊 藤源 ,田 沼肇 ,東 俊行
「
イ オ ン蓄 積 実験 に よ る直鎖 炭 素 ク ラ ス ター お よび ポ リイ ン イオ ンの 幅 射 冷 却 の 観
祭」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 . 8 , 八 王
子)
27.佐 藤 祐 旭 ,兄 玉健 ,城 丸春 夫 ,阿 知波洋 次
「
液 体 ア ル ゴ ン 中 にお け る グ ラ フ ァイ トの レー ザ ー ア ブ レー シ ョン 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グラ フ ェ ン総 合 シ ンボ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 8 , 八 王
子)
28.鈴 木 信三 ,小 野 晶,岡 崎 俊 也,阿 知波洋 次
「
原 子 間 力 顕微 鏡 を用 い た 分散 した 単層 カ ー ボ ン ナ ノチ ュ ー ブ の 長 さ評 価 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 8 , (ブ王
子)
29.鬼 玉健 ,菊 地耕 一 ,阿 知 波洋 次
「
Y]@Cぷ
0 の 合 成 と性 質 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ 。グ ラ フ ェ ン 総 合 シ ンポ ジ ウ ム ( 2 0 1 1 . 8 , 八王
子)
3 0 . 橋 本健 朗 , 大 町 岳 , 兄 玉 健 , 阿 知 波 洋 次
「( 5 , 5 ) , ( 6 , 5 ) ナ ノチ ュ ー ブ と フ ラ ー レンの 生成 機 構 」
第 4 1 回 フ ラー レン 。ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 8 ) 八 王
子)
3 1 . 井 上 亮 人 , 岡 崎 俊 也 , 橋 本健 朗 , 阿 知 波 洋 次
一
「
単 カ イ ラ リテ ィー カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の 作 製 」
第 4 1 回 フ ラー レン ・ナ ノチ ュ ー ブ ・グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウム ( 2 0 1 1 . 8 , 八王
子)
3 2 . 伊 藤 源 , 佐 藤 智 子 , 松 本 淳 , 間 鳴拓 也 , 田 沼肇 , 東 俊 行 , 城 丸春 夫 , A . E . K .
Sunden, K. Hansen
「
静 電 型 イ オ ン 蓄 積 リン グを用 い た水 素 付 加 炭 素 ク ラ ス ター 負 イ オ ンの 蓄 積 お よび 分
光」
日本物 理 学 会 第 6 6 回 年 次 大会 ( 2 0 1 1 . 9 , 富山)
3 3 . 佐 藤 智 子 , 間 鳴 拓 也 , 座 問優 , 松 本淳 , 城 丸 春 夫 , 奥 野 和 彦 , 田 沼 肇 , 東 俊 行
「
T M u 卜 r i n g のための巨大分子イオ ン入射 システ ムの開発 H I 」
日本物理学会第 6 6 回 年次大会 ( 2 0 1 1 . 9 , 富
山)
3 4 . 松 本淳, 城 丸春夫 , A . L e r e d d e , X . F l e c h a r d , J . R a n g a m a ) L . C . Z h o u , S ,
Guillous, A. Mery, B. Gervais, A. Casslml
「
多 価 イ オ ン衝 突 に よ り生 成 した アル ゴ ンニ 量 体 イ オ ンの 解 離 ダイ ナ ミク ス I I 」
日本物 理 学 会 第 6 6 回 年 次 大 会 ( 2 0 1 1 , 9 、
富 山)
35.松 本淳 ,城 丸春夫,A.Leredde,X.Flechard,J.Rangama,C.L.Zhou,S.
Gulllous, A. Mery, B` Gervais, A. Cassimi
「
多 価 イ オ ン衝 突 に よ る ア ル ゴ ンニ 量 体 イ オ ンの 解 離 過 程 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 , 9 , 札幌 )
3 6 . 兄 玉健 , 菊 地耕 一 , 阿 知 波洋 次
「
の 合成 ・分 離 と性 質 」
Y2@Cs・
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 札幌 )
3 7 . 鈴 木 信 三 , 粟 津 勝 元 , 池 田泰 浩 , 畑 野 雄 哉 , 中 西 碧 , 水 澤 崇 志 , 小 野 晶 , 岡 崎 俊 也 ,
阿知波洋 次
「
溶 液 中 に 分散 した 単層 カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ の ラ マ ン分 光 法 に よ る評 価 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 札幌 )
3 8 . K l a v s H a n s e n , E r i k a S u n d e n , 後藤 基 , 座 間優 , 松 本 淳 ) 城 丸 春 夫 , 阿 知 波 洋 次 , 伊
藤源 ,田 沼肇 ,東 俊 行
「
高 温 炭 素 分子 イ オ ンの 分 光 と冷 却過 程 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 札幌 )
3 9 , 佐 藤 祐 旭 , 佐 藤 智 子 , 和 国資子 , 若 林 知 成 , B e n j a m i n W a l e s , 入 来仁 隆 , 間 鳴 拓 也 〕
兄 玉 健 , 城 丸春 夫
「
炭 素 ク ラ ス ター を骨 格 とす る分子 の 生成 を 目指 した 高速 イ オ ン 照 射 実験 」
第 5 回 分子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 札幌 )
4 0 , 峰 岸 佑 樹 , 森 本 大輔 , 藤 野 竜 也 , 松 本 淳 , 伊 永隆 史, 城 丸春 夫 , 橋 本 健朗
「
時 間 分解 質 量 分 析 法 の 開 発 に よ る脱 離過 程 の 観 測 と機 構 研 究 」
第 5 回 分子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 札幌 )
4 1 . 橋 本健 朗 , 大 町 岳 , 鬼 玉 健 , 阿 知 波 洋 次
「カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ 成 長 と フ ラ ー レンの 生 成機 構 に 関す る理 論 研 究 」
第 5 回 分子 科 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 . 9 , 札幌 )
4 2 . 城 丸春 夫
「
多価 イ オ ン衝 突 に よ る分子 の 爆 発 的 解 離 」
( 京都 大 学 ) 工 学 研 究 科 附 属 量 子 理 工 学 教 育研 究 セ ン ター 第 1 2 回 公 開 シ ンポ ジ ウ ム
( 2 0 1 1 . 1 0 , 京都 )
有機 合成 化学 研究室
本研 究室 で は , 有 機 合 成 化 学 、構 造 有機 化 学 お よび物理 有機 化 学 を基盤 と して , 新 規 な
高周期 典型 元 素化 合物 の 合成 , 構 造 と性 質 に 関す る研 究 と, 高 周 期 典型 元 素化 合物 を用 い
た新 規有機合 成反応 の 開発 に 関す る研 究 を行 つて い る。 今年度 の 主 な研 究 内容 は 以 下 の 通
りで あ る。
( 1 ) < 飽 和 不飽 和混合 系 ベ ン ゾチ ア クラ ウンエ ー テル の 合成 と基本 的物 性 > 不 飽 和 チア
クラ ウ ンエ ー テ ル お よび 不飽 和 ベ ン ゾチ ア ク ラ ウンエ ー テ ル の研 究 の 展 開 と して 、不
飽 和 ベ ン ゾチ ア クラ ウ ンエ ー テル の 非縮 環 シ スニ 重結合部 を単結 合 に置 き換 えた飽 和
不飽 和混 合系 ベ ンゾチ ア クラ ウンエ ー テ ル の 合成 を試 み 、1 8 員 環 飽 和 不飽 和混合 系 べ
ンゾチ ア ク ラ ウンエ ー テル の 合成 に成 功 し、酸化還 元挙動 等 の 基本 的物性 を調 べ る と
共 に 、対応 す る不飽 和 チ ア ク ラ ウ ンエ ー テ ル お よび不飽 和 ベ ン ゾチ ア ク ラ ウ ンエ ー テ
ル との物性 の違 い を明 らか に した。
( 2 ) < 三 種 の 1 6 族 元 素 を有 す る ア ル キ ル ア_ メー ル カ ル ヨ ゲ ニ ドの 合 成 と反応 性 評 価 >
異周期 元素化合 物 の 反応性 評価 モ デ ル 化 合 物 と して 、硫 黄 、 セ レン 、 テ ル ル の三 種 の
1 6 族 元素 を同 一 分子 内 に有 す る アル キル ア リー ル カ ル コゲ ニ ドを合成 し、N M R 測 定
管 内で小 ス ケ ー ル かつ 簡便 な反応 ・測 定 に よ り異周期 元素 化合 物 の 反応 性 の違 い を調
べ られ るか ど うか を検 討 した ところ 、 N M R 測
定管 内で の反応 、それ に続 く各種 N M
R測 定 (lH―
, 1 3 c _ , 7 7 s c , 1 2 5 T e N h 4 R ) によ り簡便 に異周 期 元 素化 合 物 の 反応 性 を評価
で きる こ とがわか り、この化合物 が 異周期 1 6 族 元素化 合物 の 反応 性 評価 化 合物 とな り
うる こ とを明 らか に した。
( 3 ) < p p y 型 配位 子 を有す る新規 6 配 位 テ ル ロニ ウム塩 の創 製 > p p y ( フ ェ ニ ル ピ リジ ン)
を配 位 子 と して 有す る新規 6 配 位 テル ロニ ウム塩 の創 成 を試 み た。 テ ルル 原 子 上 に導
I 類 縁 体 の 合成 を行 つ た。得 られ た p p r I を リチオ化 し
入す る配 位 子 と して まず p p y ―
た後 、四塩 化 テ ル ル と反応 させ た ところ 目的 の テ ル ロニ ウム塩 を得 る こ とに成 功 した。
また 、生成 物 の X 線 結 晶構 造解 析 を行 い 、少 し歪ん だ 6 配 位 8 面 体構 造 で あ る こ とを
明 らか に した。ま た p p y 配 位 子 は f a c i a l 型 に配 置 してい る こ とも分 か つ た。さ らに理
論 計算 か ら、テ ルル 上 の非 共有電 子 対 は残 存 し、 ピ リジル 基 の 配位 結 合 に寄 与す る こ
とな くテ ルル 上 に存在 して い る こ とが示唆 され た。
( 4 ) < ル イ ス 酸 を用 い た ア ツル スル フ ィ ドとア セ ター ル との反応 > 四 塩 化 チ タ ン存在 下、
ア リル スル フ ィ ドとア セ ター ル との 反応 を検 討 した ところ 、 ア リル メ シチル スル フ ィ
ドとア セ ター ル とが 反応 し、 さらに 、塩 素 が 二つ 付加 した 化 合 物 が 生成 す る こ とがわ
か っ た。 この反応 では 、 ア リル スル フ ィ ドの 置換基 の 嵩高 さが反応 に大 き く影響 し、
メチル 基や フ ェ ェ ル 基 を有す る ア リル スル フ ィ ドを用 い る と反 応 は進 行 しなか った。
また 、芳 香族 アセ ター ルの 芳 香環 上 に種 々 の 置換基 を有す る アセ ター ル を用 い て も、
良好 な収 率 で 対応 す る生成物 が 得 られ る こ とがわか った。
I,原
01.
著論 文
Shimizu, T. ; Kuwahara, J. ; Komatsuzaki, S. ; Hirabayashi, K.
ttSynthesis and Structures of Partially Unsaturated Thiacrown Ethers with
Hydroxyl Groups''
SupramoFθ ご″ノタra,θ 2 2011, 23)88-92.
02.
Shimizu, T, ; Komatsuzak主 , S. ; Kuwahara, 」 . ; Hirabayashi, K.
・
`Synthesls and Stereochemlstry of Thiacrown Ethers wlth Unsaturated Bonds"
P72ο
sphοrこ
た
イθノ2とθプ芝
7切 θヵと
s2011, 786、 1225-1228.
ら S伊ノ=旺、2ヵゴJメプメび切 ョガプ r/7θ
03.
Shimizu, T. ; Komatsuzaki, S. ; Hirabayashi, K.
・
・
Synthesis, Structure, and COmplexation Behavior of 14- and 28-Membered
Partially Unsaturated Thiacrown Ethers'・
ヵをrer02むο″ 勧 θれ 2011, 22, 287-293.‐
I I . 著 書 、総 説 等
01.
Shimizu, T.
`・
39.17.3 Acycユ主
c Dialkyl Selenoxides and Derivatives"
Scメθヵごθο
FSレηす
力θsrsイわθ″プθか
つs Carreira, E. M. ; Drabowicz, .」; IShihara,
けでど
pブレよ
K. ; Li)」. J. ; Thomas, E. J., Eds., Thieme, New York, 2011, プ , 493-502.
I I I . 学 会 発 表 、講 演 等
0 1 . 杉 澤 義 信 , 平 林 一 徳 , 清 水敏 夫
「
ア ダ マ ン チ ル カル コ ゲ ニ ドを用 い た アル デ ヒ ドの ジカル コ ゲ ノア セ ター ル 化 反 応 」
日本 化 学 会 第 9 1 春 季 年 会 ( 2 0 1 1 , 3 ) 東 京 )
02.奈
良博 美 , 平 林 一 徳 , 清 水敏 夫
「
不 飽 和 ベ ン ゾチ ア ク ラ ウ ン エ ー テ ル の 合 成 と性 質 」
日本 化 学 会 第 9 1 春 季 年 会 ( 2 0 1 1 , 3 , 東 京 )
03.林
秀 之 ,平 林一 徳 ,清 水敏 夫
「
ブ タ ジ イ ン とチ タ ノセ ンペ ン タ スル フ ィ ドとの 反 応 に よ る テ ル チ オ フ ェ ン骨 格 を
有 す るチ タ ノセ ン ジチ オ レン錯 体 の 合 成 」
日本 化 学 会 第 9 1 春 季 年 会 ( 2 0 1 1 , 3 , 東 京 )
04,福
川 知 之 ,平 林 ― 徳 ,清 水敏 夫
「
異周 期 カ ル コ ゲ ン元素 を有す る アル キル ア リー ル カ ル コゲ ニ ドの 合成 と性 質」
日本 化 学会 第 91春 季 年会 (2011,3,東 京)
05.水
上 真 弓 ,佐 藤 総 一
「
3,3'一
位 に置換基 が 導 入 され た ビア リー ル 配位 子 を有す る高配位 テ ルル 化合物 の 合
成 とそ の性 質 」
日本化 学 会 第 91春季年会 (2011,3,東 京)
06.相
星 光志 ,佐 藤 総 一
「ビス (2,2'一
ビフェ ニ リ レン)テ ル ラ ンの 酸化反応 」
日本 化 学 会 第 91春季 年会 (2011,3)東 京)
07,小
川佳 介 ,佐 藤 総 一
「
テ トラメチ ル ヘ キサ チ アア ダマ ン タ ンの メチ ル 基上 へ の 官能 基 導入」
日本化 学会 第 91春季年 会 (2011)3,東 京)
08.清
水敏 夫 ,奈 良博 美 ,平 林 ― 徳
「
不飽 和 ベ ン ゾチ ア ク ラ ウンエ ー テル の 合成 、構 造 と錯形成 挙動」
第 7回 ホ ス ト ・ゲ ス ト化学 シ ンポ ジ ウム (2011,5,広 島)
川 知 之 ,平 林 ― 徳 )清 水敏 夫
「
三 種類 の カル コゲ ン元素 を有す る アル キル ア リー ル カル コ ゲ ニ ドの合成 と反応 」
09.福
日本化 学 会 第 5回 関東 支部大会 (2011,8,東 京)
10.四
釜 園子 ,杉 山 尚秀 ,平 林 ― 徳 ,清 水敏 夫
「
ル イ ス 酸 を用 い た ア リル メシチ ル スル フ ィ ドとアセ ター ル との 反応 」
日本化 学 会 第 5回 関東 支部 大会 (2011,8,東 京)
11, 大 西 貴也 ,平 林 一 徳 ,清 水敏 夫
「スル フ ィ ドの配位 に よ り安 定化 した金 クラ ス ター の合成 」
日本 化 学 会第 5回 関東 支部大会 (2011,8,東 京 )
12.平
林 一 徳 ,杉 澤義信 ,清 水敏 夫
「
四塩 化 チ タ ン触 媒 に よるア ダマ ンチ ル カル コゲ ニ ドを用 い た ジカル コゲ ノアセ タ
ー ル 化反 応 」
第 22回 基礎 有機 化 学討 論会 (2011,9,筑 波 )
1 3 . 林 秀 之 , 平 林 一 徳 , 清 水敏夫
「ブ タ ジ イ ン とチ タ ノセ ンペ ン タ スル フ ィ ドとの 反 応 に よ るチ オ フ ェン骨 格 を有 す
るチ タノセ ン ジチオ レン錯体 の 合成 」
第 2 2 回 基礎 有機 化 学討論 会 ( 2 0 1 1 , 9 , 筑 波 )
1 4 . 小 川 佳 介 , 布 施宏 倫 , 藤 田渉 , 佐 藤 総 一
「
テ トラメチ ル ヘ キサチ アア ダマ ン タ ンの メチ ル 基 上 へ の 官 能基導入」
第 2 2 回 基礎 有機 化 学討論会 ( 2 0 1 1 , 9 , 筑 波 )
1 5 . 清 水 敏 夫 , 奈 良博 美 , 村 上 舞 , 平 林 一 徳)
「
不飽 和 ベ ン ブチ ア ク ラ ウ ン エ ー テ ル の 合 成 、構 造 と物 性 」
第 3 8 固 有機 典 型 元 素 化 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 , 1 2 , 金 沢 )
16.四
釜 園 子 , 平 林 一 徳 , 清 水敏 夫
「四塩 化 チ タ ン を用 い た ア リル メシチル スル フ ィ ドとアセ ター ル との 反 応 」
第 3 8 回 有機 典 型 元 素 化 学討 論 会 ( 2 0 1 1 , 1 2 , 金 沢 )
17.福
川知之 ,平 林一徳 ,清 水敏 夫
「
三 種 類 の カ ル コ ゲ ン原 子 を有 す る ア ル キ ル ア リー ル カ ル コ ゲ ニ ドの 反 応 と性 質 」
第 3 8 回 有機 典 型 元 素 化 学 討 論 会 ( 2 0 1 1 , 1 2 , 金 沢 )
18.相
星光志 ,佐 藤 総一
「ビス ( 2 , 2 ' 一
ビフ ェ ニ リ レン) テ ル ラ ンの 酸 化 反 応 」
第 38回 有機 典型 元素化 学討論 会 (2011,12,金 沢)
19.
Kazunori Hirabayashi, Yoshinobu Sugisawa, Toshio Shimizu
「Titanium(IV) chloride mediated dichalcogenoacetalization of aldehydes by
using adamantyl organochalcogenides」
International Symposium on Nano Science and Functional Materials (2011, 12, 東
京)
20.
Sonoko Shikama, Kazullori Hirabayashi)Toshio Shimizu
「Titanium(IV) chloride catalyzed reactions of allyl mesityl sulfide with
acetals」
laterials
(2011, 12, 疑
ラ
International Symposium on Nano Science and Functional
ヽ
京)
21.
Hideyuki Hayashi, Kazunori Hirabayashi, Toshio Shimizu
「
Formation of terthiophenedithiolene complcxs by reaction of butadiynes with
titanocenepentasulfidc and its reactivity」
International Symposium on Nano Science and Functional Materials (2011, 12, 東
京)
22.
Tomoyuki Fukukawa)Kazunori Hirabayashi, Toshio Shimizu
「
Propertics and reactions of alkyl aryl poly一
chalcogenide containing sulfur,
selenttum and tellurium atoms」
International Symposium on Nano Science and Functional Materials (2011, 12, 東
京)
23.
Mitsushi Aihoshi, Soichi Sato
「
OxdatiOn Reaction of Bis(2,2'一 biphenylylene)tellurane」
Illternational Symposium on Nano Science and Functional Materials (2011, 12, 炉民
京)
理 論 口計 算 化 学 研 究 室
我 々 は電子相 関理論 と相 対論 を考慮 した精密 な量子化 学 の理論 を新 規 に構 築 し、 同時 に
計算効 率 の 高 い 実用 的 な解 法 を開発 す る こ とに よって 、種 々の化 学現象 を定量的 に解析 し、
そ の 電子 的起源 を明 らか に して きた。 本年 の 具体 的 テ ー マ は以 下 の通 りで あ る。
( 1 ) 相 対論 お よび 電子相 関理論 を考慮 した 電子 状態理論 の構 築
( 2 ) 重 原 子 を含 む 分子 の スペ ク トロス コ ピー の 精密 な再現
( 3 ) 分 子 の磁気 的性 質 に 関す る理 論 的研 究
( 4 ) ク ラス ター や表 面 の 電 子状態 ・反応 ・ダイナ ミ ノク ス
( 5 ) 地 球 惑 星大気 分子 ・生体 分子 の 物理化学
( 6 ) C P 対 称性破 れ を示す 電 子 E D M 探 査 の た めの相 対論 的電子 状態理論 開発
I 原 著論 文
01.Takayukiヽ 江atsuokら Shusuke Someno,and Masahiko Fiada,
`れ
へn EquatiOn―of―
Motion(3oupled― C)luster Method using Gcneralizcd Spin―
Orbital Functions
lncluding Spin―
Orbit lntcractions"
ブ め 物 .働 ?″ υ
り 物 ,10(1),11-17(2011).
02.Masatoshi K句
北a,Minori Abc,Masahiko Hada,and Yoshiki Moriwaki,
``Estimtted accuracies ofpure XH十
(x:cven isOtopcs of grOup II atoms)Vibrational transitiOn
frequcncies:TOward the tcst ofthc va貞
ancc in lnp/met`
ブ Pう 5.』:刀えかわIの ァ
.Pろ ′
S.,44(2),025402(7pp)(2011)
権跳ド
鉛
3電
灘と
品踏 窯
緑盤濫巣艦路vttous sdttum Spedcs h
ofZeroth― Ordcr Regular Approxirnation"
ブ Pみレ■ Cカタ″.ノ,115(31),8721-8730(2011).
04.Masatoshi Kttita,Geetha GopakumaL Minori Abc,and MasahikO Hadaラ
・
`Elirnination of thc Stark shi丘
1竹
om thc vibrational transitlon frcquency of optically
trappcd 174Yb6Li moleculcs"
Pり S.父タツ貿 84,Issue2 022507(6 pagcs)(2011).
05。Gcetha GopakumaLヽ
在inori Abe,Masttoshi Kttita and Masahiko Hada,
`tノ
ヽb initio study of pe111lanent electHc dipole momcnt and radiative lifetilncs of alkali―
earth―
Li
molccules"
P り S たα′父タザでw z , 8 4 , I s s u e 6 , 0 6 2 5 1 4 ( 7 p a g e s ) ( 2 0 1 1 ) .
06.Gcctha Gopakumar,Minoh Abc,Masahiko Hada,and Masatoshi Kttita,
``Magnctic‐
「
leld effects in transitions of`Y Li molcculesぷ
i evcn iSOtopcs of groupH atoms)"
Pわな.沢タ
レ文84‐Issuc 4,045401(2011).
0 7 . M i n o 拭A b c , Y o s h i k I M o r i w a k i , M t t a h i k o H a d a , M a s a t o s h■
ia )K 句
`次
b initio study on potential cnergy cuttes of electronic grOund and excited states of 40caH十
molecule"
C力C777.PりS.ニタrrcrs,521,pp31-35,(2012),
08,T.「 瑚ti,F.Moynier,N.Dauphas,and M.Abe,
t`Theoretical and Experilncntal lnvcstigation ofNickcl lsotOpic Fractionation in Specics Rclevant tO
Modem and Ancicnt Oceans''、
C夕0ご乃'772.ご
θs″οcカメ
初.Иcra,75,469,(2011).
09.T.Fttil,「 .MOynicr,A.Agrtticr,E.Po17_cvcras and M.Abe
``Isotope Fractionation of Palladium in ChcHlical Exchange Reaction“
P/θc.父αttοごカカ″.刀c筋 1,339-344(2011).
10.T.Fttil,F.Moynicr,A.Agranicr,E.Porlzevera,alld M.Abe
t`Nuclear Field ShiR Effcct Of Lead in Cherlnical Exchange Rcaction Using a Cro、
vn Ether“,
Prθc.父αttθcカル″.Иcrαl,387-392(2011)
H.■
Sa的 ,″n Mttimtt Kcwo Hashimoto,Kohci Hashinloto,Y Zarntt」
.MatsLInloto,H`Shiroma
rLl,K.0飾 o,H.Tamwa and■
A― a、
``Microhydl・
atiOn of the rnethylene blue catiOn in an electrospmy ion soLlrCe'う
ど″拘 P夢
ブ D63,189-194(2011).
12.YKasal,E.Duptt R.Saito,K.Hashimoto)A.SabL S.Kondo,YSLlmyoshi,YEndo
``ThC H20 0'Watcr vapollr complex in the E打
's atlmosphere"
は
刀ヵ″οs C んで初, P り s l l , 8 6 0 7 - 8 6 1 2 ( 2 0 1 1 ) 。( A t t o s , C h e m . P h y s . D i s c u s s . , 1 1 , 2 0 1 1 , 1 0 0 6 9 - 1 0 0 8
6.)
13,Shin Kikuchi,HirO沖 蘭 0聴 hima Kcrlro Hashimoめ
``Reaction Path Analysis of Soditlm―
Water Reaction Phenomena in support of Chemic』Reaction NItodel
Development"
P/Occ夕 dittgsり 町 夕r力筋″物 αガθ″α′Gθィ
″夕cガ″g,ChibasICONE19-43782(2011)`
ル ″″Cゼο″州物Cル7ど ,昭ブ
14,Mttashi Httcgawtt Kota Daigoku,Kerlro Hashimoto,Harujuki Nishika、 va and Mttahiko lyoda,
“
Facc―
to―
Facc Arranged Dime占 c TetRrathiれ
lvttcnes h l,8-Bis(使
trahiamlval。り1)naphnalcnes as a
ヽ4odel ofMよ ed Wttence and冗―
Dinler States"
β″″ Cカタ初.Sθaヵ ″,85,51-60(2012),
15. Yuuki ヽ4inegishi, Daisuke Morilnoto,un」W【atsumoto, Haruo Shiromam、 Kerlro Hashillloto,
Tatsuya Fttino
ttDesorption Dynamics of Tctracene lon fronl Tctracenc―
doped Anthraccne Crystals Studicd by
Ferntosccond Tllmc―
Rcsolved Mass Spectromctry"
ブ P h y s . α t t辺.
θ α l 1 6 , 3 0 5 9 ‐3 0 6 4 ( 2 0 1 2 ) .
I I 著 書 、総 説 等
I I I 学 会 発 表 、講 演 等
0 1 . 梶 田雅 稔 、 G e e t h a G o p a k u m a r 、 阿 部 穣 里 、波 田雅 彦
「
X L i 分 子 の 振 動 遷 移 周 波 数 の 精 密 計 測 ( X は I I 族 原 子 の 偶 教 同位 体) 」
日本 物 理 学 会 第 6 6 回 年 次 大 会 、 2 0 1 1 年 3 月 2 5 ‐
2 8 日 、 新潟 大 学 五 十 嵐 キ ャ ンパ ス
02.ヽ在.Hada
「195 Pt‐
NA江]R cheHl主cal shifts Of platinum porphyrins in the framework of the
I O D K b l l e t h o d 」,
Ninth l■iennial ConttesS Of theミもrld 2Association of Theoretical and Computational
Che■lists(W陀
電TOC2011),Jul,17‐22,2011,Santiago de Compostela,Spain
03.D。耽 maki,K,Hoshiba,H.Fttii,M.Hada
「
Theoretical study of 63cu‐NAttR chemical shift and line width ofcopper(I)complex」
,
Ninth ttriennial Congress of the m7orld Association of Theoretical and Conipヒ tational
Chemists(恥 四TOC2011),Jul,17‐ 22,2011,Santiago de Compostela,Spain
04.S.Solneno,J.Seino,■ Matsuoka)Nll.Hada
「Excited States in the framework of the generalized LTHF coupled‐
cluster wave
function including higher‐Order spin dependent terms」 ,
Ninth■ riennial Congress of the WVorld 2AssOciation of Theoretical and Computational
Chelnists(ヽヽ
LATOC2011),」 ul.17‐
22,2011,Santiago de Compostela,Spain
0 5 , 染 野 秀 介 、松 岡 登 行 、波 田雅 彦
「
ス ピン依 存 高 次 相 対 論 を含 む G U H F ‐ C C 波 動 関数 を参 照 とす る励 起 状 態 計 算 ( 2 ) 」
2 3 日 、 札 幌 コ ンベ ン シ ョンセ ン ター
第 5 回 分 子 科 学討 論 会 、 2 0 1 1 年 9 月 2 0 ‐
0 6 。H . T a n i m u r a ) Y H o n d a , K . S u ュ u r a , a n d M . H a d a
‐
「
NAttR chemical shifts and ArOIIlacity of Cyclic
死
electron
Systems」 ,
9th lnternational COnference of Computational取
Iethods in Sciences and Engineering
(ICCMSE2011),Oct 2‐ 7)2011,Halkttdiki,Greece
07.K.Sugiura,K.Lmashita,M.S.Asano,and M.Hada
「Syntheses and PhotocheHlistries of Shape Persistent httacrocycles Based
on Porphyrin and Pyrene」
,
9th lnternational Conference of Computational Methods in Sciences and Engineering
( I C C M S E 2 0 1 1 ) , O c t 2 ‐7 , 2 0 1 1 , H a l k i d i k 主
,Greece
0 8 . 染 野 秀 介 、松 岡 登 行 、 波 田雅 彦
「
ス ピン依 存 高 次 相 対 論 を含 む G U H F ' C C 波
動 関数 を参 照 とす る励 起 状 態 計 算 ( 3 ) 」
日本 コ ン ピュ ー タ化 学 会 2 0 1 1 年 秋 季 年 会 、 2 0 1 1 年 1 1 月 4 ‐
5 日 、福 井 商 工 会 議 所
0 9 ち阿部 穣 里
「
査 の た め の 相 対論 的 分 子 理 論 」
電子 EDM探
Fundamental Physics Using AtOIIls 2011,satellite nleeting of EDM searchヽ
molecules in」 apan,2011 勺 二10 月 9 日 ,Okayama University
10.出質
.Abe,G.Gopakumar.B.ユ
「 Relativistic
molecular
Das,酌 I,Hada,D.A/1ukhe瑚
calculations
for
searches
ee
of
the
with polar
electron
electric‐
dipole'Iloment」
The 5th Asian Pacittc Conference of Theoretical & Computational Chettlistry
K A P C T C C ) 、 2 0 1 1 年 1 2 月 9 日 ∼ 1 3 日 、 ロ トル ア ・ニ ュ ー ジー ラ ン ド
1 1 . 阿 部 穣 里 , G . G o p a k u m a r , B . ユ D a s , 波 田雅 彦 , D . N I t u k h e t t e e
「 Relativistic
molecular
calculations
fOr
searches
of
the
electron
electric‐
dipoleSI■
Oment」
「
電 子 相 関 に 対 す る計 算 科 学 手 法 とそ の 応 用 」 に 関す る研 究会 , 2 0 1 2 年 1 月 2 7 日 、 東京
大 学 本 郷 キ ャ ンパ ス
12.橋 本 健 朗
「カー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ ( C N T ) の
成 長 過 程 」 ( 招待 講 演 )
北海 道 大 学 低 温 科 学 研 究所 研 究集 会 「
核 形 成 の 学 理 と応 用 」
2011年 2月 札 幌
13.峰 岸 佑 樹 ,森 本 大 輔 ,藤 野 竜 也 ,松 本 淳 ,伊 永 隆 史,城 丸 春 夫,橋 本 健
朗
「
時 間 分 解 質 量 分 析 法 の 開発 に よ る脱 離 過 程 の 観 測 と機 構 研 究 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 2 0 1 1 札 幌 、 2 0 1 1 年 9 月 2 0 日 ∼ 2 3 日 、札 幌 コ ンベ ン シ ョンセ ン タ
1 4 . 峰 岸 佑 樹 , 森 本 大 輔 , 松 本 淳 , 藤 野 竜 也 , 城 丸 春 夫 , 橋 本 健 朗 ・伊 永 隆
史
「フ ェ ム ト秒 レー ザ ー 航 離 / イオ ン化 質 量 分 析 法 に お け る脱 離過 程 の 時 間 分解 計 測 」
日本 分 析 化 学 会 第 6 0 年 会 , 2 0 1 1 年 9 月 1 4 - 1 6 日 , 名古屋 大 学 東 山 キ ャ ン パ ス
15.橋 本 健 朗 、 大町 岳 、阿知波 洋 次
「
Theoretical study of grO、
ving lnechanisFl1 0f(5,5)chirai nanombes」
第 2 7 回 化 学 反 応 討 論 会 、 2 0 1 1 年 6 月 8 日 ∼ 1 0 日 東 京 工 業 大 学 大 岡 山 キ ャ ンパ ス
1 6 . 橋 本 健 朗 、 大 町 岳 、児 玉 健 、 阿知 波 洋 次
「
F o r m a t i o n m e c h a n i s m o f ( 5 , 5 ) a n d ( 6 , 5 ) c h i r a l C a r b o n n a nloltcurbeense sa」
nd的
ー
ー
・
・
フ
レン
ナ ノチ ュ ブ グ ラ フ ェ ン総 合 シ ンポ ジ ウ ム , 2 0 1 1 年 9 月 5 - 7 日 、
ラ
第 41回
ン
首都 大 学 南 大 沢 キ ャ パ ス
1 7 . 橋 本 健 朗 、 大 町 岳 、児 玉 健 、 阿知 波 洋 次
「カ ー ボ ンナ ノチ ュ ー ブ 成 長 と フ ラー レンの 生成 機 構 に 関す る理 論研 究 」
第 5 回 分 子 科 学 討 論 会 2 0 1 1 札 幌 、 2 0 1 1 年 9 月 2 0 日 ∼ 2 3 日 、札 幌 ヨ ンベ ン シ ョンセ ン タ
18.KcIIro Hashimoto,Takashi Omachi,Takashi Kodalma,Yo巧
i Achiba
「
FollllatiOn lnechanisms Of(5,5)‐
and(6,5)‐chiral carbon nanottbe」
Gordon COnference on Molecular and lonic Clusters,Jan.29-Fcb.4,2012,Vcntura,CA.USA
19.Yo巧 i Achiba,Akihito lnouc,Tttuya Kodama,Kakashi Kodalna,Kenro Hashimoto、
Toshiya
Okazaki,
「
Chirality control of single―
、
vall carbon nanotubes by binatt aHoy catalyst system」
2011‐CNT20(WorkShOp on Carbon Nanottbe in Commemoration of The 20th Amliversatt OfitS
Discovery),Dec.12-13,2011,Tokyo
20.Kcrlro Hashirnoto
「
Ovcrwicw of Our grOup」
5th Scrllinar of Corc―
to―
Core Program on lntegration of Expe五 mcnt and Theoり
Wlolecule―
Solvent lnteraction,Nov。
16,2011,Tokyo,Japan
in Aromatic
2 1 . T a k a s h i O m a c hKie、n r o H a s h i m o t o
「
FollllatiOn lncchanis■
l of(5,5)chiral Carbon nano tubc and1lcrcnc」
iュ
linar
of
COre―
5th Se■
to―
Core Program on lntegration of Experiinent and Thcory in ハビomatic
ヽ在
olecule―
S01vent lnteraction,Nov.16,2011,Tokyoゥ
Japan
22.Takashi Omachi.Kcnro Hashimoto
「
Fomation mechallisms of(5,5)‐ chiral carbon nanotubc and Fullcrene」
6dl Sc■linar Of COre― to―
Core Program on Aromatic Clustcr Spectroscopy, Ma丘
Berlin,Germany
12, 2012,
23.Kerlro Hashimoto,Takashi Omachi、
Takeshi KodaFna,Yo巧 i Achiba
「
Formation lnechanisnl of(5,5)and(6,5)chiral Carbon nanombes」
6th Sclninar of Corcnt。_Corc Program on Aromatic Cluster Spectroscopy, Mar. 12, 2012,
Berlin,Gellllany
同位体化学研究室
同位 体 化 学研 究 室 は メス バ ウア ー グル ー プ と フラー レングル ー プか ら構 成 され て い ま
す。 メスバ ウア グル ー プで は主 と して鉄 メ スバ ウアー 分光法 を用 いて 機 能性 ガ ラ スセ ラ ミ
ック スの組 成 一物性 一構造 の 相 関解 明研 究 を行 つて い ます。 また 、 フ ラー レングル ー プで
は原子核 壊変 に 伴 い放 出 され る放 射線 を用 い た金属 フ ラー レンの研 究 を行 って います。 い
ずれ の グル ー プ も放 射性 同位 元 素 ( R I ) を取扱 うため に必 要 な教 育訓練 を受 けた後 、R I 研 究
施設で実 験 を行 い ます。 以 下 に各研 究 グル ー プの研 究 内容 の 詳細 を示 します。
テ ー マ 1 ) メ スバ ウアー 分光法 を用 いた機能性材料 のキ ャラクタ リゼ ー シ ョン :
メスバ ウア効 果 は 5 7 c 。な どか ら発 生す るγ
線 を利用 した共鳴 吸収現 象 で ある。 この 手法
によ って 、鉄 イ オ ンな どの メス バ ウア吸収核 とそ の 周辺 にあ るイ オ ンの 間 の化学結 合 の 強
さや電 子 の 分 布 の偏 り、磁 性 の 有無 な どを非 破壊 で知 る ことが 出 来 る。この特徴 を生か し、
メスバ ウアー グル ー プで は 導電性 ガ ラ スや 赤外線 透過 ガ ラスお よ び磁 性 体 の組成 一機 能 一
物性 の 相 関解 明 を行 って い る。 最 近取 り組 んで い る研 究 テ ー マ 名 を以 下 に示す。
1 ) バ ナ ジ ン酸塩 ガ ラス の顕著 な導電 性 上 昇 の 要 因解 明
2 ) 鉄 ―マ グネタイ ト混 合体 によ る トリク ロロエ テ レン分 解 機構 の解 明
3 ) 鉄 イ オ ン含 有 ケイ 酸塩 の 構 造 と水 質浄化作用 との相 関解 明
テ ー マ 2 ) 放 射 性 同位元 素 を用 いた金 属 フ ラー レンの研 究 :
サ ッカ ー ボ ー ル型 分子 C 6 0 等 に代表 され るフ ラー レン分子 内部 に金 属原子 を取 り込 んだ
金属 内包 フ ラー レンは電 子 デ バ イ スや 医 薬品 と して の 応用が 期 待 され る分子 の 一つ で あ る。
しか しなが ら金 属 フ ラー レンの生成 量 は非 常 に少 な く、現在 、応 用研 究 はほ とん ど進 んで
いな いの が現 状 で あ る。 我 々 は極 少量 で も非 常 に感度 良 く測 定 で き る放 射線 を用 い て 金属
内包 フ ラー レンの性 質 を調 べ 、 また 、 医学 的 に有用 な放 射性 同位 元 素 を罹 患 部位 まで運 搬
す る ドラ ッグデ リバ ー と して水 溶 性 金 属 フ ラー レンの 合成 を行 い核 医学 的な応用 を 目指 し
て い る。以 下 に研 究 テ ー マ 名 を示 す。
1 ) 放 射 化学 的手法 を用 いた金 属 内包 フ ラー レンの基礎研 究
2 ) 核 医学 的応用 を 目指 した 水溶 性 金属 内包 フラー レンの合 成
I . 原 著 論文
01. S, Kubukl, A. Mikuni, T, NishidaH Z. Holnonnay‐
E. Kuzllann
“
A Relationship be↓
w een Mechanical Strength and Local Structure of New Hagi
Porcelain investigated by 57Fe一
M6ssbauer SpectroscopY''
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75ウ 協URRメイアー/59), 17-20 (2011).
02. T. Halnano, E. Takeuch, K. Akivama and S. liubuk i
“
Separation of Meta1loFullerenes frolm Hollow Species Using Lewis Acid"
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θ〃J'' ″[留 F材7-ノ59),21-25 (2011).
03. M, Hidaka, K, Ohashi, R. P, Wijesundera, S. Sugihara, N. Momoshima, S. KLlbuk i
and N. E. Sung
“
Local Structures and electronic band states ―
oFfe 2α
0R polYcrystalline
partricles in the glaze of the HIZEN celadons produced in the Edo period of
Japan by lleans of X一rav absorption spectra(II)"
すθ
ra級メ
ご2, 57, 155-165 (2011).
04。S. Kubuki, J. Iwanulma, K. Akivama, M. Isa, N. Shiral, M. Ebihara and T. Nishida
“
Reclassification of CK Chondrites,Confirmed by Elelnental Analysis and
57Fe一
Mbssbauer Spectroscopv" .
方
″ ごrち
ィ
pθr/メ〃β′力/β
う
, D01:10.1007/s10751-011-0427-0 (2011).
05. S, Kubukl, H. Masuda, K. Akivamaゃ
I. Furulnoto and Tち Nishida
“
Electrical Conductivity and Local Strucrure of Bariuln Manganese lron
Vanadate Glass" 支ゎ
θ
βrメノ
〃β力 rβ
r♂びr , D01: 10,1007/s10751-011-0433-2(2011),
巧
06. M. Y. Hassaan, M. M. El― Desoky, H. Masuda, S, Kubuki and T. Nishida
“
Effect ofNanocrystallizationon theElectrical ConductionofSilverLithiull
Phosphate Classes Containing lron and Vanadium''議
竹rβ
r♂rr,1
Ypfrfin♂ ノ
DOI:10. 1007/s10751-011-0478-2 (2011).
07. Y. Ishil, A. Toyosh illa, K. Tsukada, M. Asai, Z.
Y. Liゃ
Nagalne, S. Mivashita,
T. Mori, H` Suganuma, H. Haba, S. Goto, H. Kudo, K` Akiyama, Y. Ou ra,
A. Shinohara, M. Schadel. V, Pershina, and J. V. Kratz
“
Fluorido Colnplex Forlnation of Elellent 104, Rutherfordiuln (Rf)"
筋 ノ,勧
物
肋 aノ ヶ
ヵ
ュ、 84,903-911,(2011).
H . 著 書 、総 説等
01. T. Nishida and S. Kubuki
“
Mossbauer Study of New Electrically Conductive Oxide Glass (Ch. 33) in
M6ssbauer Spectroscopy! Applications in Chelnistry, Blology, Nanotechnology,
Industry, and Environment"
Wiley STlll〔
N J, U.S.A.).(2012ラ祐千J予定到
02. S. Kubuki and T. Nishida
“
Water Purification and Characterization of Recycled
Iron―
Silicate Glass (Ch. 39) in M6ssbauer Spectroscopy: Applications in
Chellis t ry, Blology, Nanotechnology, Industry, and EnvironlRent"
Wiltt STM(NJ, U,S.A.).(2012発
千ヽ
予 定)
I H . 学 会 発表 、講演 等
0 1 . 松 冨 大記 ・久冨木志 郎 ・福 地賢 治
「
バ ナ ジ ン酸塩 ガ ラス の構造緩和 と導電率 上 昇 の 相 関」 .
第 1 3 回 化学 工 学 会学 生発表会 ( 神戸 大会) ( 西 日本地 区) ( 2 0 1 1 . 3 . 神 戸)
02. M. Isa, N. Shirai, M. Ebiharai S. Kubuki and A. Yalnaguch i
“
Chelnical Characteristics for CK Carbonaceous Chondrite"
42nd Lunar and Planetary Science Conference (2011. 3. The Woodlands
(TX, U.S,A.))
03. T. Nishida, I. Furulloto and S. Kubuki
“
Structural Relaxation of Electrically Conductive Vanadate Ciass''
7th Seeheim Workshop on M6ssbauer Spectroscopy (2011. 3. Frankfurt(Germany))
01, S. Kubukl, K. Ak i yalna, Z. Homonnay, E. Kuzlnann and T, Nishida
“
Oxidatiol of FeO一
M6ssbauer Spectroscopv"
γFe203 miXture detected by 57Fe一
7th Seeheiln Workshop on Mossbauer SDectroscopy (2011. 3. Frankfurt(Germany)
0 5 . 岩 沼準 。久 冨木志 郎 ・秋 山和 彦 ・西 田哲 明
「
鉄 イオ ンを含 む水質浄化 資材 の 効果 と構 造 の 相 関」
第 4 8 回 アイ ソ トー プ ・放 射線研 究 発表会 ( 2 0 1 1 , 7 、東京 都江 東 区)
0 6 , 増 田 一 瞳 。久 冨木志 郎 。秋 山和彦 ・西 田哲 明,
「
マ ンガ ンイ オ ンを含 む バ ナ ジ ン酸塩 ガ ラス の 物性 と構造 の 相 関」
第 4 8 回 アイ ソ トー プ 。放 射線研 究 発表会 ( 2 0 1 1 . 7 、東京 都江 東 区)
0 7 . 古 本功 ・久 冨木志 郎 ・西田哲 明
「
耐水性 に優れ た導 電 ガ ラス の メス バ ウア ー スペ ク トル」
第 4 8 回 アイ ツ トー プ 。放 射線研 究 発表会 ( 2 0 H . 7 、 東京都江 東 区)
0 8 . 古 本功 。久 冨木志 郎 ・西 田哲 明
「
耐水性 に優 れ た 導電 ガ ラスの 開発」
第 4 8 回 化学 関連 支 部合 同九州 大会 ( 2 0 1 1 . 7 、北 九州)
0 9 . 久 冨木志郎
"
“
鉄 メスバ ウア ー 分光 法 を用 いた 新 素材 開発 ∼ 陶磁器 か ら環境 浄化 材 まで ∼
第 5 5 回 放射化 学 討 論会 原 子核 プ ロー ブ 分科 会 ( 2 0 1 1 . 9 、長野)
1 0 . 増 田 一瞳 。久 冨木志 郎 ・秋 山和彦 ・西日哲 明
「
化 学修 飾 した バ ナ ジ ン酸 バ リウム鉄 ガ ラス の導 電 性 と構 造 の 相 関」
第 5 5 回 放射化学 討論会 ( 2 0 1 1 . 9 、長野市)
1 1 . 岩 沼 準 ・久冨木志 郎 。秋 山和彦 ・西 田哲 明
「
鉄 イオ ンを含 む ケイ酸塩 ガ ラ スの 水質浄化作 用 と構造 の相 関」
第 5 5 回 放射化学 討論会 ( 2 0 1 1 , 9 、 長野 市)
1 2 . 竹 内絵 里奈 ・濱 野達 之 ・秋 山和彦 ・久冨木 志 郎
「
放射化学 的 手法 を用 いた カル ボキ シ金 属 フ ラー レンの合成 に 関す る研 究」
第 5 5 回 放 射化学 討 論会 ( 2 0 H , 9 、 長野 市)
1 3 . 濱 野達 之 ・竹 内絵 里奈 ・秋 山和彦 ・久冨 木 志 郎
「
ル イ ス酸 によ る金 属 フラー レン分離 の 効 率化 」
第 5 5 回 放 射化学 討論会 1 2 0 1 1 , 9 、長野 市)
14. S. Kubukl, J. Iwanulma, K. Akivama, M. Isa, N. Shiral, M, Ebihara and T. Nishid
“
Reclassification oF CK Chondrites Confirlned froln Elellental Analysis and
57Fe一
l16ssbauer Spectroscopy"
International Conference on the Applications of the M6ssbauer
Effect(ICAME2011)(2011. 9. Kobe tJapan))
15。S. Kubuki, H. Masuda, K. Ak ivalna, 1. Furulnoto and Nishida
Tゃ
“
Electrical Conductivity and Local Strucrure of Barium Manganese lron
Vanadate Glass"
Internatiomal ConFerence on the Applications of the Mbssbauer EFfect
(ICAME2011)(2011, 9. Kobe (Japan)).
16. M. Y. Hassaan, M. M. El―
Desoky, H, Masuda, S. Kubuki and t. Nishida
“
EfFect of Nanocrystallization on the Electrical Conduction oF Silver Lithiuln
Phosphate Glasses Containing lron and Vanadium"
International Conference on the Applications of the Mbssbauer
EfFect(ICAME2011) (2011. 9, Xobe (Japan))
17. T. Hamano, E. Takeuchi, K. Aklyalna and S. Kubuki (2011),
“
Improvement of lleta1lofullerene separation using Lewis acid"
interna↓lonal Syllposiull on Nano Science and Functional Materials:
Post一syllpOsium on Catalysis and Fine Chemicals 2011 (2011. 12, Hachi-Oli
(Japan))
18. E, Takeuchi, T. Hamano, K. Akivalna and S. Kubuki
“
Radlochemical approach For synthesis of carboxy lleta1lofullerenes"
International Symposiull on Nano Science and Functional Materials:
Post一symposiuln on Catalysis and Fine Chemicals 2011 (2011. 12. Hachi-Oj i
(Japan))
19. K. Ak i yalna, T. Hamano, E. Takeuchi, S. Kubuki
“
Attellpt For pharmaceutical application of lnetallofullerenes encapsulating
radlolsotopes"
International SylRpOsium on Nano Science and Functional Materialsi
Post一symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2011 (2011. 12, Hachi-Oj i
(Japan))
2 0 . 岩 沼準 ・久 冨木志 郎 。秋 山和彦 。伊佐 美紀 ・白井 直樹 。海老原充 , 西 田哲 明
「
元 素分 析 とメス バ ウア ー 分光 法 によ る コ ン ドライ トの 分類」
平成 2 3 年 度 K U R 専 門研 究会 「
不安定 原子 核 の理 工学 と物 性応用研 究」 ( 2 0 1 1 . 1 2 、
大 阪府 泉 南郡)
2 1 . 増 田 一 瞳 。久冨木志 郎 ・秋 山和彦 。西田哲 明
「
マ ンガ ンイオ ンで 置換 した バ ナ ジ ン酸塩 ガ ラ スの導電性 と構造 の 相 関」
平成 2 3 年 度 K U R 専 門研 究 会 「
不安定 原子 核 の理 工学 と物性 応用研 究」 ( 2 0 1 1 . 1 2 、
大阪府泉 南郡)
2 2 . 久 冨木志 郎 ・芝野 幸也 ・秋 山和彦 ・西田哲 明
「トリク ロ ロエ テ レン分解 作用 を有 す る磁 性体 の メスバ ウア ー 分光 法 によ るキ ャ ラ
クタ リゼ ー シ ョン」
平成 2 3 年 度 K U R 専 門研 究会 「
不安定 原子核 の理 工学 と物性応用研 究」 ( 2 0 1 1 . 1 2 、
大阪府泉南 郡)
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