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Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド

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Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング
システム スタートアップ ガイド
Cisco IOS-XR ソフトウェア リリース 2.0
Text Part Number: OL-6142-01-J
このマニュアルに記載されている製品の仕様および情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている記述、情報、およ
び推奨事項はすべて正確であると考えていますが、明示的であるか黙示的であるかに関係なく、保証の責任は一切負わないものとします。このマニュア
ルに記載されている製品の使用は、すべてユーザ側の責任となります。
対象製品のソフトウェア ライセンスおよび限定保証は、製品に添付されている「Information Packet」に記載されています。ソフトウェア ライセンスまた
は限定保証書が添付されていない場合は、製品をお買い上げになった販売代理店までご連絡ください。
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バージョンとして開発したプログラムを最適化して使っています。All rights reserved.Copyright © 1981, Regents of the University of California.
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スコおよび上記各社 / 団体は、商品としての価値、特定用途に対する適用性、ならびに、その取り扱い、使用、および取り引きの過程で発生する権利の
侵害やその他すべての問題に関して、それが明示的であるか黙示的であるかに関係なく、保証の責任を一切負わないものとします。
シスコおよびその代理店はいかなる場合においても、制約、利益の損失、またはデータの損傷なども含めて、このマニュアルの使用またはこのマニュア
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Systems、Cisco Systems Capital、Cisco Systems のロゴ、Empowering the Internet Generation、Enterprise/Solver、EtherChannel、EtherFast、EtherSwitch、Fast
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SlideCast、SMARTnet、StrataView Plus、SwitchProbe、TeleRouter、The Fastest Way to Increase Your Internet Quotient、TransPath、および VCO は、米国お
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その販売代理店が提携関係にあることを示すものではありません。(0403R)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
Copyright © 2004 Cisco Systems, Inc.
All rights reserved.
C O N T E N T S
はじめに xix
概要 xix
このマニュアルについて xx
対象読者 xx
マニュアルの構成 xx
関連マニュアル xx
マニュアルの入手方法 xxii
Cisco.com xxii
マニュアルの発注方法 xxii
テクニカル サポート xxiii
Cisco Technical Support Web サイト xxiii
Japan TAC Web サイト xxiii
サービス リクエスト xxiii
サービス リクエストの重大度 xxiv
その他の資料および情報の入手方法 xxv
CHAPTER
1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ 1-1
内容 1-1
基本システム構成 1-2
論理ルータ 1-3
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム 1-4
ライン カード シャーシのカード スロット 1-5
ライン カードおよび物理レイヤ インターフェイス モジュール 1-5
スイッチ ファブリック モジュール 1-6
ルート プロセッサ 1-7
ハードウェア製品の追加マニュアル 1-9
ユーザ インターフェイス 1-10
コマンドライン インターフェイス 1-10
Craft Works Interface 1-10
Extensible Markup Language API 1-11
簡易ネットワーク管理プロトコル 1-12
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
iii
Contents
ファイル ストレージ 1-13
サンディスク社のフラッシュ ディスク 1-13
アクティブ システム ソフトウェアおよび設定用の内部フラッシュ disk0:
1-14
インストール PIE ファイルのアーカイブ用リムーバブル フラッシュ
disk1: 1-14
ハード ディスク 1-14
Cisco CRS-1 シリーズ ルータとの接続および通信 1-15
接続オプション 1-16
CHAPTER
2
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理 2-1
内容 2-2
ルータとの接続および通信 2-3
CLI 通信のための接続 2-4
ログイン 2-4
CLI プロンプト 2-5
ユーザのアクセス特権 2-7
ユーザ グループ 2-7
定義済みのユーザ グループ 2-7
タスク ID 2-8
ユーザ アカウントのユーザ グループおよびタスク ID の表示 2-9
例 2-9
AAA 設定の関連マニュアル 2-10
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え 2-11
CLI プロンプトでのコマンド モードの表示方法 2-11
一般的なコマンド モードの概要 2-12
設定モードからの EXEC コマンドの入力 2-14
コマンド モードの切り替え例 2-15
設定セッションの管理 2-17
ステージ 1:非アクティブなターゲット設定への設定変更の入力 2-17
ステージ 2:変更をコミットして実行時設定の一部にする 2-18
基本的な設定手順の例 2-18
show コマンドによる設定の詳細表示 2-19
現在の実行時設定の表示 2-20
ターゲット設定(非アクティブ)の変更の表示 2-20
変更をコミットする前のマージした設定の表示 2-20
コミット オプション 2-21
設定エラーの表示 2-22
ターゲット設定のすべての変更のクリア 2-23
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iv
OL-6142-01-J
Contents
設定セッションの終了 2-24
exit コマンドの例 2-24
end コマンドの例 2-25
abort コマンドの例 2-25
設定セッションでの実行時設定のロックおよびロック解除 2-25
設定の履歴およびロールバック 2-27
ロールバック コミット ID 番号の表示 2-28
設定の変更の詳細表示 2-28
特定のコミット ID への設定のロールバック 2-28
指定した数のコミットの設定へのロールバック 2-29
設定の履歴ログの表示 2-29
設定の変更通知 2-30
コミット ID 番号の表示 2-30
コミット ID の詳細表示 2-30
ターゲット設定ファイルの保存およびロード 2-31
ターゲット設定のファイルへの保存 2-31
ファイルからのターゲット設定のロード 2-31
システム スタートアップ時の代替設定のロード 2-31
設定の制限 2-32
RP およびノードへの設定の配布 2-32
ソフトウェア パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化の影響 2-33
パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化時における CLI コマンドの追加
または削除 2-33
実行時設定におけるパッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化 2-33
設定のロールバックにおけるパッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化 2-33
CHAPTER
3
CLI のヒント、テクニック、ショートカット 3-1
内容 3-2
CLI のヒントおよびショートカット 3-3
短縮コマンドの入力 3-3
疑問符(?)を使用したコマンドのヘルプの表示 3-3
Tab キーを使用したコマンド部分入力の補完 3-5
コマンドの構文エラーの識別 3-6
no 形式およびデフォルト形式のコマンドの使用法 3-6
no 形式のコマンドの使用法 3-6
デフォルト形式のコマンドの使用法 3-6
折り返されたコマンドラインの編集 3-7
show コマンドを使用したシステム情報の表示 3-8
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OL-6142-01-J
v
Contents
一般的な show コマンド 3-8
--More-- プロンプトでの出力の継続表示 3-8
画面出力の表示の中止 3-9
ファイルへの出力のリダイレクト 3-9
大規模設定の出力の絞り込み 3-10
show コマンドによる特定の機能またはインターフェイスの出力 3-10
ワイルド カードを使用したインターフェイスのすべてのインスタンスの
表示 3-10
show コマンドの出力のフィルタリング 3-11
--More-- プロンプトでのフィルタの追加 3-12
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス 3-13
ワイルド カード(*)を使用した show コマンドでのインターフェイスの検出
3-13
設定テンプレート 3-14
テンプレートの定義例 3-16
テンプレートの適用例 3-17
エイリアス 3-19
コマンドのエイリアスとして使用するキーストローク 3-19
コマンド履歴 3-20
コマンド履歴の呼び出し 3-20
削除したエントリの呼び出し 3-20
コマンドラインの再表示 3-21
キーストローク 3-22
カーソルを移動するキーストローク 3-22
大文字 / 小文字を制御するキーストローク 3-22
CLI エントリを削除するキーストローク 3-23
入力ミス文字の入れ替え 3-23
CHAPTER
4
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動 4-1
内容 4-1
ハードウェアの前提条件およびマニュアル 4-2
ハードウェア コンポーネントおよびアーキテクチャの概要 4-2
サイト プランニングおよびルータ機器の開梱 4-2
ライン カード シャーシおよび関連機器の設置 4-3
Field-Replaceable Unit(FRU; フィールド交換可能ユニット)に関するマ
ニュアル 4-3
シングル シャーシ システムの初期起動 4-4
シングル シャーシ システムの電源投入 4-5
セットアップ モードのプロンプトを使用した初期設定の入力 4-6
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vi
OL-6142-01-J
Contents
前提条件 4-6
制約事項 4-6
初期設定 4-6
初期起動後のシステムの確認 4-10
show コマンドの例 4-10
show version 4-11
show environment 4-11
show platform 4-12
show redundancy 4-13
CHAPTER
5
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定 5-1
内容 5-1
ルータのホスト名の設定 5-2
管理イーサネット インターフェイスの設定 5-3
CLI コマンドでの管理イーサネット インターフェイスの指定 5-3
利用可能な管理イーサネットのインスタンスの表示 5-4
管理イーサネット インターフェイスの設定 5-4
前提条件 5-4
例 5-6
ドメイン名およびドメイン ネーム サーバの設定 5-7
Telnet、HTTP、および XML ホスト サービスの設定 5-8
前提条件 5-8
オプションの Craft Works Interface のインストール 5-9
ルータ クロックの手動設定 5-10
システム クロックの手動設定の例 5-11
関連マニュアル 5-12
ロギングの設定および関連付け 5-12
ログ出力対象および重大度レベル 5-12
アラーム ログの関連付け 5-13
基本的なメッセージのロギング設定 5-13
例 5-15
関連マニュアル 5-15
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更 5-16
ユーザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク ID の詳細表示 5-16
ユーザ アカウントの設定 5-17
定義済みのユーザ グループ 5-17
AAA 設定の関連マニュアル 5-19
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vii
Contents
CHAPTER
6
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化 6-1
内容 6-2
ソフトウェア パッケージの概要 6-3
ソフトウェア パッケージ 6-3
Package Installation Envelope ファイル 6-3
使用可能なパッケージ 6-4
オプションの個別パッケージ 6-4
Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージ 6-5
パッケージのバージョン番号 6-5
メジャー リリース 6-5
マイナー リリース 6-5
メンテナンス リリース 6-5
ソフトウェア メンテナンス アップデート 6-6
SMU バージョン 6-6
複合 SMU 6-6
ソフトウェア パッケージの選択と入手 6-8
Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール 6-8
インストール可能な PIE ファイルの入手場所 6-8
フラッシュ disk1:(リムーバブル):インストール PIE ファイルのアーカ
イブ 6-9
ネットワーク サーバ:アップデートされた PIE ファイルのダウンロード
6-10
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要 6-11
ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要 6-11
内部 disk0: へのソフトウェアの追加 6-11
ソフトウェアのアクティブ化 6-12
アクティブ ソフトウェア変更のコミット 6-12
1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化 6-13
カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化 6-13
カード タイプに対するアクティブ化 6-13
カードに対するアクティブ化 6-13
パッケージのアップグレード 6-13
パッケージのダウングレード 6-14
パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響 6-14
ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード 6-14
サポートされるファイル転送プロトコル 6-15
TFTP ダウンロードの構文 6-15
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viii
OL-6142-01-J
Contents
FTP ダウンロードの構文 6-16
RCP ダウンロードの構文 6-17
ネットワーク プロトコルのコマンド変数 6-18
ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除 6-18
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手
順 6-20
非同期コマンドの実行 6-20
同期インストール オプション 6-20
アクティブ化による影響の確認 6-20
パッケージのバージョン変更による影響 6-23
前提条件 6-23
条件 6-23
手順 6-24
例 6-25
確認およびトラブルシューティング 6-26
アクティブなソフトウェアの表示 6-26
コミットされたソフトウェアの表示 6-28
コミットされたソフトウェアへのロール バック 6-30
CHAPTER
7
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理 7-1
内容 7-1
ハードウェアの状態を表示するコマンド 7-2
ハードウェアの show コマンドの例 7-2
show diags 7-2
show platform 7-3
show environment 7-3
show redundancy 7-3
show version 7-4
ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID) 7-5
システム内のカードの NodeID の表示 7-6
NodeID のコマンド構文の例 7-6
ルーティング インターフェイスの設定 7-8
ルーティング インターフェイスの物理コンポーネント 7-8
サポートされている PLIM 7-10
Cisco IOS-XR ソフトウェアのインターフェイスの設定 7-12
インターフェイスのインスタンスの指定 7-12
オンライン ヘルプ(?)を使用したインターフェイスのインスタンスの表
示 7-14
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OL-6142-01-J
ix
Contents
インターフェイスの事前設定 7-14
インターフェイス(PLIM カード)の OIR 7-15
設定テンプレート 7-15
論理インターフェイスの設定 7-15
インターフェイス設定の前提条件 7-16
制約事項 7-17
インターフェイスの設定例 7-19
関連マニュアル 7-19
RP の冗長構成およびフェールオーバー 7-20
プライマリ RP の決定 7-20
スタンバイ RP の役割 7-21
冗長構成コマンドの概要 7-21
自動フェールオーバー 7-21
RP のリセット中の RP の冗長構成 7-21
手動フェールオーバー 7-22
スタンバイ RP との通信 7-22
ノードのリロード、停止、または電源の再投入 7-23
プライマリ RP のリロード 7-23
管理用のノードの停止および電源の再投入 7-25
controller コマンドを使用したハードウェア コンポーネントの管理 7-26
ハード ドライブ、フラッシュ ドライブ、およびその他のストレージ デバイスの
フォーマット化 7-26
CHAPTER
8
スイッチ ファブリック カードの OIR 8-1
内容 8-1
OIR に関する情報 8-1
OIR の実行 8-2
前提条件 8-2
CHAPTER
9
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング 9-1
内容 9-1
その他の情報源 9-1
トラブルシューティングの基本コマンド 9-2
show コマンドを使用したシステムのステータスと設定の表示 9-2
ping コマンドの使用方法 9-3
traceroute コマンドの使用方法 9-3
debug コマンドの使用方法 9-4
デバッグ機能のリストの表示 9-5
機能に対するデバッグの有効化 9-5
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
x
OL-6142-01-J
Contents
デバッグの無効化 9-5
デバッグのステータスの表示 9-6
プロセスおよびスレッドの概要 9-7
プロセスおよびスレッドの詳細表示用コマンド 9-8
例 9-9
プロセスおよびスレッドの管理用コマンド 9-12
設定エラー メッセージ 9-14
コミット操作中の設定エラー 9-14
起動時の設定エラー 9-14
設定セッションでのメモリ不足警告 9-15
設定セッションにおけるメモリ不足警告の概要 9-15
WARNING! MEMORY IS IN MINOR STATE 9-15
ERROR! MEMORY IS IN SEVERE (または CRITICAL)STATE 9-15
システム メモリ情報の表示 9-16
設定の削除によるメモリ不足警告の解決 9-17
ターゲット設定の解除 9-17
コミットされた設定の削除によるシステム メモリの解放 9-17
以前にコミットした設定へのロール バック 9-18
設定セッションの解除 9-19
追加サポートに関する TAC へのアクセス 9-20
動作していないインターフェイス 9-20
システム インターフェイスの確認例 9-20
APPENDIX
A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド A-1
内容 A-2
ROM モニタ モードに入る方法 A-3
コンフィギュレーション レジスタのリセットとルータのリロード A-3
前提条件 A-3
システムのリロード中に手動で初期化を中断 A-6
コンフィギュレーション レジスタの設定 A-7
一般によく使われるコンフィギュレーション レジスタの設定値 A-7
EXEC モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更 A-7
ROM モニタ モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更 A-9
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール A-10
内容 A-10
概要 A-10
ブート可能な .vm ソフトウェア イメージ A-11
ROMMON モードでの TFTP 環境変数の理解 A-11
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xi
Contents
Easybake 変数の理解 A-12
TFTP サーバにあるイメージからのソフトウェアの再インストール A-13
TFTP サービスにおける制限 A-13
前提条件 A-13
例 A-16
フラッシュ disk1: にある .vm ソフトウェアの再インストール A-17
disk1: への .vm イメージのコピー A-17
前提条件 A-17
例 A-20
次の作業 A-21
代替設定の指定 A-22
-a ブート オプションを使用した一時コンフィギュレーション ファイルの指定
A-22
IOX_CONFIG_FILE= 変数を使用した固定コンフィギュレーション ファイル
の指定 A-22
障害の回復 A-23
ルート パスワードの回復手順 A-24
使用可能な ROM モニタ コマンドおよびオプションの表示方法 A-25
ROM モニタ モードの終了 A-26
CLI コマンドを使用した EXEC モードへのリセット A-26
プロンプトを使用した EXEC モードへのリセット A-27
APPENDIX
B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレー
ド B-1
内容 B-1
ROM モニタ ソフトウェアに関する情報 B-2
ROM モニタ アップグレードおよびダウングレードの基本事項 B-2
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法 B-4
アップグレード パッケージ ファイルを使用した ROM モニタのアップグレー
ドまたはダウングレードの手順 B-4
前提条件 B-4
トラブルシューティングのヒント B-8
パッケージ化されていないファイルを使用した ROM モニタのアップグレー
ドまたはダウングレードの手順 B-9
前提条件 B-9
トラブルシューティングのヒント B-12
ROM モニタ アップグレードの設定例 B-13
パッケージ ファイルによるアップグレードの例 B-13
パッケージ化されていないファイルによるアップグレードの例 B-17
その他の参考資料 B-22
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xii
OL-6142-01-J
Contents
APPENDIX
C
関連するシスコシステムズのマニュアル C-1
ハードウェア マニュアル C-2
ソフトウェア マニュアル C-2
マニュアルの入手方法 C-2
Cisco.com C-2
マニュアルの発注方法 C-2
テクニカル サポート C-3
Cisco Technical Support Web サイト C-3
Japan TAC Web サイト C-3
サービス リクエスト C-3
サービス リクエストの重大度 C-4
その他の資料および情報の入手方法 C-5
APPENDIX
D
正規表現、特殊文字、およびパターンの理解 D-1
正規表現 D-1
特殊文字 D-2
文字パターンの範囲指定 D-2
複数文字パターン D-3
量指定子を使った複雑な正規表現 D-3
パターンの選択 D-4
位置指定文字 D-4
アンダースコア ワイルド カード D-4
パターンの呼び出しに使われる括弧 D-4
GLOSSARY
用語集
INDEX
索引
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xiii
Contents
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xiv
OL-6142-01-J
F I G U R E S
図 1-1
基本的な Cisco CRS-1 ルーティング システム 1-2
図 1-2
シングル シャーシ システム 1-4
図 1-3
シャーシのミッドプレーンに接続されたレイヤ 3 ライン カードおよび PLIM 1-6
図 1-4
シングル シャーシ システムのスイッチ ファブリック 1-7
図 1-5
Cisco CRS-1 シリーズ ルータの RP 前面プレート 1-8
図 1-6
Craft Works Interface のブラウザ画面 1-11
図 1-7
ファイル ストレージの場所およびオプション 1-13
図 1-8
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ の RP の通信ポート 1-15
図 2-1
Cisco CRS-1 シリーズ ルータの RP の通信ポート 2-3
図 2-2
Cisco IOS-XR ソフトウェアの CLI プロンプト 2-6
図 2-3
Cisco IOS-XR ソフトウェア でのコマンド モードの切り替え例 2-11
図 2-4
2 段階の設定プロセス 2-17
図 4-1
シングル シャーシ システム 4-4
図 5-1
ルート プロセッサの管理イーサネット ポートの位置 5-4
図 5-2
AAA 設定サブモード 5-17
図 6-1
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージ 6-4
図 6-2
パッケージのバージョン番号 6-5
図 6-3
SMU バージョン 6-6
図 6-4
複合 SMU のバージョン表示形式 6-7
図 6-5
PIE インストール ファイルの置かれている場所および格納場所 6-9
図 6-6
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加、アクティブ化、およびコミットのプロセス 6-11
図 6-7
マイナー リリースのパッケージのアップグレード例 6-14
図 7-1
NodeID:rack/slot/module 7-5
図 7-2
「show platform」コマンドを使用した NodeID の表示 7-6
図 7-3
シングル シャーシ システムの MSC および PLIM 7-9
図 7-4
シャーシのミッドプレーンに接続するモジュラ サービス カード(MSC)および PLIM 7-10
図 7-5
Quad OC-192 POS/DPT VSR、SR、および IR の前面パネル 7-10
図 7-6
16 x OC48 POS PLIM の前面図 7-11
図 7-7
16 x OC48 POS PLIM の側面図 7-11
図 7-8
type rack/slot/module/port によるインターフェイスのインスタンスの指定 7-13
図 7-9
使用できるインターフェイスのインスタンスの表示 7-14
図 7-10
スロット RP0 および RP1 に取り付けられた冗長セットの RP 7-20
図 9-1
Cisco IOS-XR ソフトウェアのモジュラ プロセスのアーキテクチャ 9-8
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xv
Figures
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xvi
OL-6142-01-J
T A B L E S
表 1-1
ライン カード シャーシのカード スロット 1-5
表 2-1
CLI プロンプトの説明 2-5
表 2-2
定義済みのユーザ グループの説明 2-7
表 2-3
アカウントに関する情報を表示するオプション 2-9
表 2-4
一般的なコマンド モードおよび CLI プロンプト 2-12
表 2-5
グローバル設定モードの設定表示コマンド 2-19
表 2-6
commit コマンド オプション 2-21
表 2-7
設定エラーの詳細を表示するコマンド 2-22
表 2-8
設定セッションを終了するコマンド 2-24
表 2-9
設定セッション コマンド 2-26
表 2-10
ロールバック コマンド 2-27
表 3-1
ヘルプ表示コマンド 3-3
表 3-2
Cisco IOS-XR ソフトウェアの一般的な show コマンド 3-8
表 3-3
show コマンドのフィルタ オプション 3-11
表 3-4
ワイルド カードの使用例 3-13
表 3-5
エイリアス コマンドの構文 3-19
表 3-6
コマンド履歴 3-20
表 3-7
削除したエントリを呼び出すキーストローク 3-20
表 3-8
カーソル移動に使用するキーストローク 3-22
表 3-9
エントリを削除するキーストローク 3-23
表 4-1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのマニュアル 4-2
表 4-2
show environment のコマンド構文 4-11
表 5-1
インスタンス構文の説明 5-3
表 5-2
シングル シャーシ システムに対する管理インターフェイスのインスタンス 5-4
表 5-3
システム エラー メッセージのログ出力先 5-12
表 5-4
システム エラー メッセージの重大度レベル 5-13
表 5-5
ユーザおよびユーザ グループに関する詳細を表示するコマンド 5-16
表 5-6
定義済みのユーザ グループの説明 5-17
表 6-1
オプションのパッケージ 6-4
表 6-2
Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージに含まれる必須パッケージ 6-5
表 6-3
Cisco IOS-XR ソフトウェアでサポートされるダウンロード プロトコル 6-15
表 6-4
TFTP ダウンロードの構文 6-16
表 6-5
FTP ダウンロードの構文 6-16
表 6-6
RCP ダウンロードの構文 6-17
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xvii
Tables
表 6-7
Cisco CRS-1 シリーズ ルータへの PIE ファイルのダウンロードまたはインストールに使用する変
数 6-18
表 7-1
ノードおよびハードウェアの状態を表示するのに使用するコマンド 7-2
表 7-2
NodeID の場所:rack/slot/module 7-5
表 7-3
RP の冗長構成コマンド 7-21
表 7-4
ノードのリロード、停止、または電源の再投入を行うコマンド 7-23
表 7-5
format コマンドの構文の説明 7-26
表 9-1
Cisco IOS-XR ソフトウェアの一般的な show コマンド 9-2
表 9-2
プロセスとスレッドの構文および説明 9-7
表 9-3
プロセスおよびスレッド情報を表示するコマンド 9-8
表 9-4
show processes で出力されるカラム見出しの詳細 9-9
表 9-5
show process <process-name> で出力される見出しの詳細 9-10
表 9-6
show process memory で出力されるカラム見出しの詳細 9-11
表 9-7
monitor process で出力されるカラム見出しの詳細 9-11
表 9-8
monitor processes コマンドに対する対話型表示制御コマンド 9-12
表 9-9
プロセスを管理するコマンド 9-13
表 9-10
show memory コマンドで出力される見出しの詳細 9-16
表 9-11
セッション関連コマンド 9-19
表 9-12
show interface コマンド 9-20
表 A-1
一般的なコンフィギュレーション レジスタの設定 A-7
表 A-2
複合パッケージ名および説明 A-11
表 A-3
インストールに必要な環境変数 A-11
表 A-4
Easybake 変数およびその説明 A-12
表 A-5
ROMMON のヘルプ コマンド A-25
表 D-1
特殊な意味を持つ文字 D-2
表 D-2
量指定子として使われる特殊文字 D-3
表 D-3
位置指定に使われる特殊文字 D-4
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xviii
OL-6142-01-J
はじめに
ここでは、この『Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド』
の目的、対象読者、構成について説明します。さらに、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティン
グ システムの追加情報の入手方法についても説明します。
概要
このマニュアルでは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco CRS-1
シリーズ ルータ)の設置、設定、操作に使用される概念、技術、および手順について説明します。
Cisco CRS-1 シリーズ ルータは、ラック、Logical Router(LR; 論理ルータ)、シェルフ、カード、お
よびポートの多数の階層から構成されます。Cisco CRS-1 シリーズ ルータは、1 つのデフォルトの
論理ルータ(LR )がついた状態で出荷されます。LR は、ライン カード、ルート プロセッサ、お
よび他の割り当て可能または構成可能なリソースの集まりです。たとえば、Cisco CRS-1 シリーズ
ルータ システム内で完全なルータを形成するためのネットワーク固有のインターフェイスなどで
す。LR には、コントロール プレーン、データ プレーン、および管理プレーンがあります。Cisco
IOS-XR コマンドライン インターフェイス(CLI)
( IOS を拡張したような CLI)は、Cisco CRS-1 シ
リーズ ルータを設定および管理する新しい CLI インターフェイスです。
注意
Cisco CRS-1 シリーズ ルータは、マルチ シャーシ システムとして稼働して、複数の LR およびその
インターフェイスおよびリソースの設定ができますが、Cisco CRS-1 シリーズ ルータの初期バー
ジョンは 1 つのデフォルト LR が同梱されたシングル シャーシ システムです。シングル シャーシ
システムでは、必要な LR または操作できる LR は 1 つだけです。
ここでは、次の内容について説明します。
•
このマニュアルについて(P. xx)
•
マニュアルの入手方法(P. xxii)
•
テクニカル サポート(P. xxiii)
•
その他の資料および情報の入手方法(P. xxv)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xix
はじめに
このマニュアルについて
このマニュアルについて
『Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド 』では、初期シス
テムの起動、設定管理、ソフトウェアのインストール、および機能の設定などを含む、ルータの
ハードウェアおよびソフトウェアの詳細について説明します。
対象読者
このマニュアルの対象読者は次のとおりです。
•
熟練のサービス プロバイダ管理者
•
シスコ通信管理技術者
•
Cisco CRS-1 シリーズ ルータのトレーニング セッションを修了したサードパーティのフィール
ド サービス技術者
•
日常的に Cisco CRS-1 シリーズ ルータを使用および管理するお客様
マニュアルの構成
このマニュアルの構成は次のとおりです。
• 「Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ」
• 「Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理」
• 「CLI のヒント、テクニック、ショートカット」
• 「新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動」
• 「Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定」
• 「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」
• 「Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理」
• 「スイッチ ファブリック カードの OIR」
• 「Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング」
• 「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド」
• 「Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード」
• 「関連するシスコシステムズのマニュアル」
• 「正規表現、特殊文字、およびパターンの理解」
関連マニュアル
Cisco IOS-XR のマニュアルの詳細については、「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照
してください。
(注)
印刷マニュアルおよび電子マニュアルに記載する情報の正確性については万全を期していますが、
最新情報については Cisco.com の Cisco CRS-1 シリーズ ルータのドキュメントも参照してください。
このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xx
OL-6142-01-J
はじめに
このマニュアルについて
項目
表記
コマンドとキーワード
boldface フォント
ユーザが値を指定する変数
italic フォント
セッションおよびシステムが出力する情報
screen フォント
ユーザが入力する情報
boldface screen
ユーザが入力する変数
italic screen フォント
メニュー項目およびボタン名
boldface フォント
メニュー項目の選択
Option > Network Preferences
フォント
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参考資料などを紹介します。
ヒント
製品の問題を解決するのに役立つ情報です。トラブルシューティングや操作ではありませんが、役
立つ情報です。
注意
「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されていま
す。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xxi
はじめに
マニュアルの入手方法
マニュアルの入手方法
シスコの製品マニュアルおよびその他の資料は、Cisco.com から入手できます。シスコではさらに、
さまざまな方法でテクニカル サポートおよびその他のテクニカル リソースを利用できるようにし
ています。ここでは、シスコ製品に関する技術情報の入手方法について説明します。
Cisco.com
シスコ製品の最新のマニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm
シスコ米国本社の Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com
日本語のマニュアルは、次の Web サイトで入手できます。
http://www.cisco.com/jp/
各国のシスコの Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml
マニュアルの発注方法
マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm
http://www.cisco.com/jp/(日本語)
シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。
•
Cisco.com (Cisco Direct Customers)に登録されている場合は、Ordering ツールからシスコ製品
のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml
•
Cisco.com に登録されていない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xxii
OL-6142-01-J
はじめに
テクニカル サポート
テクニカル サポート
Cisco Technical Support では、シスコシステムズとサービス契約を結ばれているお客様、パートナー、
リセラー、販売店を対象として、評価の高い 24 時間体制のテクニカル サポートを提供しています。
Cisco.com でご利用になれる Cisco Technical Support の Web サイトでは、豊富なオンライン サポー
ト リソースが提供されています。また、Cisco Technical Assistance Center (TAC) では技術者による電
話サポートも受けられます。シスコとの間で有効なサービス契約を結ばれていないお客様は、販売
代理店にご連絡ください。
Cisco Technical Support Web サイト
Cisco Technical Support Web サイトではオンライン マニュアルやツールを提供しており、シスコの
製品と技術に関する技術的な問題の解決およびトラブルシューティングにご利用いただけます。次
の URL にある Cisco Technical Support Web サイトは、24 時間 365 日ご利用いただけます。
http://www.cisco.com/techsupport
Cisco Technical Support Web サイトのすべてのツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID と
パスワードが必要です。サービス契約が有効でもまだユーザ ID またはパスワードを取得していな
い場合は、次の URL でご登録ください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
Japan TAC Web サイト
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト (http://www.cisco.com/tac)のドキュ
メントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてくだ
さい。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結ばれていない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サ
イトのドキュメントにアクセスできます。
Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ロ
グイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってく
ださい。
http://www.cisco.com/jp/register/
サービス リクエスト
S3 と S4 のサービス を最も早く受けるには、オンラインの TAC Service Request ツールを使用します
(S3 および S4 のサービス リクエストは、ネットワーク障害の程度が低い場合、または、製品情報
が必要な場合に使用します)。TAC Service Request ツールに問題の状況を入力すると、推奨される解
決方法が表示されます。その推奨リソースを使用してもまだ問題が解決しない場合は、Cisco TAC
の技術者が対応します。TAC Service Request ツールの URL は、次のとおりです。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
サービス リクエストが S1 または S2 の場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、電
話にて Cisco TAC にご連絡ください(S1 または S2 のサービス リクエストは、運用中のネットワー
クがダウンした場合、または重大な障害が発生した場合に使用します)。S1 および S2 のサービス
リクエストには TAC の技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xxiii
はじめに
テクニカル サポート
電話でサービスを受ける場合は、次の電話番号を使用してください。
アジア太平洋地域:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
欧州・中東・アフリカ地域:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553 2447
Cisco TAC の詳しい連絡先については、次の URL をご覧ください。
http://www.cisco.com/techsupport/contacts
サービス リクエストの重大度
シスコでは、標準のフォーマットですべてのサービス リクエストを受け付けるために、問題の重大
度を次のように設定しています。
重大度 1(S1)
:ネットワークが「ダウン」している場合、または、業務に致命的な支障をきたして
いる場合。24 時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。
重大度 2(S2)
:運用しているネットワークのパフォーマンスが著しく低下している場合、または、
シスコ製品のパフォーマンスの低下により業務の主要部分に悪影響がでている場合。通常の業務時
間内にフルタイムで問題の解決にあたります。
重大度 3(S3)
:運用しているネットワークのパフォーマンスは低下しているが、ほとんどの業務に
支障がない場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。
重大度 4(S4)
:シスコ製品の機能、設置、または設定に関する情報またはサポートが必要で、業務
への影響がほとんどまたは全くない場合。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xxiv
OL-6142-01-J
はじめに
その他の資料および情報の入手方法
その他の資料および情報の入手方法
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報については、さま
ざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。
•
Cisco Marketplace では、シスコのさまざまな書籍、リファレンス ガイド、ロゴ入り商品を提供
しています。シスコの直販サイトである Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスしてく
ださい。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
• 『Cisco Product Catalog』には、シスコが提供するネットワーキング製品と、その注文方法やカ
スタマー サポート サービスについての情報があります。『Cisco Product Catalog』には、次の
URL からアクセスしてください。
http://cisco.com/univercd/cc/td/doc/pcat/
•
Cisco Press では、さまざまなネットワーキング、トレーニング、および資格に関する出版物を
発行しています。初心者から上級者まで、幅広い読者に対応しています。Cisco Press の最新の
出版情報などについては、次の URL からアクセスできます。
http://www.ciscopress.com
• 『Packet』は、シスコシステムズが発行するユーザ向けの専門誌で、インターネットやネット
ワークへの投資を最大限に活用する際に役立ちます。『Packet』は季刊誌になっており、業界の
最新動向、技術革新、シスコの製品やソリューションに関する情報に加え、ネットワークにお
ける機能の配備やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、認定や教育
に関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースを紹介しています。
『Packet』には、次
の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/packet
• 『iQ Magazine』はシスコシステムズの季刊誌で、成長企業がどのようにテクノロジーを利用す
れば増収、業務の合理化、およびサービスの増加を図れるか、という情報を提供しています。
この雑誌では、読者が技術投資の判断を正しく下せるように、実際の事例研究やビジネス戦略
を用いて、企業の直面する課題やその解決に役立つ技術を明らかにしています。
『iQ Magazine』
には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/go/iqmagazine
• 『Internet Protocol Journal』はシスコシステムズの季刊誌で、公衆向けか私用向けかに関係なく
広くインターネットやイントラネットの設計、開発、運用に携わる技術者の方を対象にしてい
ます。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/ipj
•
シスコシステムズでは、ネットワークに関連した最高水準のトレーニングを実施しています。
トレーニングの最新情報については、次の URL で確認できます。
http://www.cisco.com/jp/
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
xxv
はじめに
その他の資料および情報の入手方法
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
xxvi
OL-6142-01-J
C H A P T E R
1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルー
ティング システムのスタート アップ
ここでは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco CRS-1 シリーズ
ルータ)のコンポーネント、機能、ソフトウェア、およびハードウェアの基本事項について説明し
ます。
内容
ここでは、次の内容について説明します。
• 「基本システム構成」(P. 1-2)
• 「論理ルータ」
(P. 1-3)
• 「ハードウェアの概要:シングル シャーシ システム」(P. 1-4)
− 「ライン カード シャーシのカード スロット」(P. 1-5)
− 「ライン カードおよび物理レイヤ インターフェイス モジュール」
(P. 1-5)
− 「スイッチ ファブリック モジュール」
(P. 1-6)
− 「ルート プロセッサ」
(P. 1-7)
− 「ハードウェア製品の追加マニュアル」(P. 1-9)
• 「ユーザ インターフェイス」(P. 1-10)
− 「コマンドライン インターフェイス」(P. 1-10)
− 「Craft Works Interface」
(P. 1-10)
− 「Extensible Markup Language API」
(P. 1-11)
− 「簡易ネットワーク管理プロトコル」(P. 1-12)
• 「ファイル ストレージ」(P. 1-13)
− 「サンディスク社のフラッシュ ディスク」(P. 1-13)
− 「ハード ディスク」
(P. 1-14)
• 「Cisco CRS-1 シリーズ ルータとの接続および通信」(P. 1-15)
− 「接続オプション」
(P. 1-16)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-1
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
基本システム構成
基本システム構成
Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システムには、次の 2 つの基本構成があります(図 1-1 を参照)。
ルーティングの総入出力(I/O)容量が最大 1.28 テラビット / 秒(Tbps)まで可能なシングル
シャーシ システム。コンポーネントはすべてシングル ライン カード シャーシにインストール
されます。
•
1 つ以上のファブリック シャーシによって相互接続されるマルチ ライン カード シャーシから
構成されるマルチ シェルフ システム。
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期リリースでは、シングル シャーシ システムだけがサポートされ
ます。
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PL0 PL1 PL2 PL3
PLIM
PLIM
FC0
FC1
PLIM
PLIM
基本的な Cisco CRS-1 ルーティング システム
PLIM
図 1-1
PLIM
(注)
•
PL PL PL PL
12 13 14 15
RP1PLIM
PLIM
PLIM PLIM
PLIM PLIM
PLIM
RP0PLIM
RP1PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM Line card
RP0PLIM
RP1PLIM
PLIM
PLIM Line card
PLIM
PL4 PL5 PL6 PL7
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
PL PL PL PL
12 13 14 15
PL PL
PL PL PL PL
12 13 14 15
PL8 PL9 10 11
PL PL
PL PL PL PL
12 13 14 15
PL8 PL9 10 11
PL PL
PL PL PL PL
12 13 14 15
PL8 PL9 10 11
116635
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM PLIM
PLIM
PLIM
RP0PLIM
PLIM
PLIM
1
System Controller 1
PL0 PL1 PL2 PL3
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM Line card
PL4 PL5 PL6 PL7
PL0 PL1 PL2 PL3
PLIM
PL4 PL5 PL6 PL7
PL0 PL1 PL2 PL3
PLIM Line card
PL0 PL1 PL2 PL3
FC1PLIM
PLIM
PLIM PLIM
PLIM PLIM
PLIM
FC0PLIM
FC1PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM Line card
FC0PLIM
FC1PLIM
PLIM
PLIM Line card
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
FC0
FC1
PLIM
PLIM PLIM
PLIM
PLIM
FC0PLIM
PLIM
1
System Controller 1
1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-2
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
論理ルータ
論理ルータ
マルチシャーシ Cisco CRS-1 シリーズ ルータ システムは、論理ルータ(LR)として知られる独立
したルータを複数個使用することもできます。LR は、ライン カードのセットと少なくとも 2 つの
Route Processor (RP; ルート プロセッサ)で構成し、独立したルータとして動作します。
論理ルータは、物理ルータと同じルーティング機能を実行しますが、そのリソースはシステムで共
有されます。たとえば、LR に割り当てられたアプリケーション、コンフィギュレーション、プロ
トコル、およびルーティング テーブルは、その LR だけに属しますが、シャーシ制御、ステージ 2
(S2)スイッチ ファブリック、およびパーティション化機能などのその他の機能は、システムで共
有されます。
注意
Cisco CRS-1 シリーズ ルータはマルチ シャーシ システムとして稼動して、複数の LR とそのイン
ターフェースおよびリソースの設定ができますが、Cisco CRS-1 シリーズ ルータの初期バージョン
は 1 つのデフォルト LR が同梱されたシングル シャーシ システムです。シングル シャーシ システ
ムでは、必要な LR または操作できる LR は 1 つだけです。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-3
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
Cisco CRS-1 シリーズ ルータの初期リリースでは、次の内容を含むシングル シャーシ システムだけ
がサポートされます。
•
16 のレイヤ 3 ライン カードおよび PLIM スロットの 16 スロット シャーシ
•
最大 0.64 テラビット / 秒(Tbps)のルーティング容量
•
冗長ルート プロセッサ(RP)用の 2 つの専用スロット
•
スイッチ ファブリック プロセスの 3 つのステージをすべて実行する S123 スイッチ モジュール
カード
図 1-2
シングル シャーシ システム
PLIM
FC/S
MSC
MSC
MSC
MSC
MSC
MSC
7
6
5
4 SM3 3
2
1
0
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
SM0-
MSC
MSC
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
FC/S
/DRP
MSC (
PLIM
PLIM
PL PL PL PL
12 13 14 15
SM4-
15 14 13 12 SM7 11 10 9
FT1
8
101403
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
)
PL0 PL1 PL2 PL3
FT0
/DRP
AM1
)
B2
MSC
MSC (
B1
PLIM
B0
PLIM
AM0
PLIM
A2
PLIM
FC0
FC1
PLIM
A1
PLIM
A0
PLIM
PLIM
PLIM
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-4
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
ライン カード シャーシのカード スロット
各ライン カード シャーシには、システムのルーティング機能および管理機能を実行するカード一
式が搭載されています(図 1-2 を参照)
表 1-1 に、システムの各カード タイプのスロットの範囲を示します。
表 1-1
ライン カード シャーシのカード スロット
カード タイプ
スロット
ルート プロセッサ
RP0 および RP1
ライン カード
0–15
スイッチ ファブリック モジュール
SM0–SM7
アラーム カード
AM0–AM1
ファン コントローラ カード
FC0–FC1
PS0 電源シェルフ コンポーネント
A0–A2
PS1 電源シェルフ コンポーネント
B0–B2
ライン カードおよび物理レイヤ インターフェイス モジュール
レイヤ 3 ライン カードおよび関連する物理レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)は、2 枚
のカード セットとして搭載され、着信および発信 IP トラフィックの物理インターフェイスを提供
します。ライン カードはレイヤ 3 ルーティング データの転送エンジン機能を提供し、PLIM は物理
インターフェイス接続を提供します。
(注)
また、レイヤ 3 ライン カードは、Modular Services Card(MSC; モジュラ サービス カード)とも呼
ばれます。
レイヤ 3 ライン カードおよび PLIM は、シャーシのミッドプレーン(図 1-3 を参照)を介して接続
し、さまざまなインターフェイス タイプでレイヤ 3 カードを使用できます。ライン カードのタイ
プは 1 つだけ(L3 転送エンジン)ですが、複数の異なる PLIM と結び付けたり、種々のインター
フェイスおよび技術をサポートできます。また、この構成では、結び付けられた PLIM に取り付け
られたケーブルの接続を解除することなく、シャーシからレイヤ 3 ライン カードを取り外すことも
できます。
最大 16 枚までのレイヤ 3 ライン カードおよび関連する PLIM を、
シングル シャーシの Cisco CRS-1
シリーズ ルータ に搭載できます(図 1-2 参照)
。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-5
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
図 1-3
シャーシのミッドプレーンに接続されたレイヤ 3 ライン カードおよび PLIM
101830
PLIM
0-15
PL0-PL15
インターフェイスを構成するための有効なライン カードおよび手順については、
『Cisco IOS-XR
Interface and Hardware Component Configuration Guide』を参照してください。Cisco IOS-XR のマニュ
アルの詳細については、付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照してください。
スイッチ ファブリック モジュール
IP パケットは、Cisco CRS-1 シリーズ ルータのスイッチ モジュール カードにある 3 ステージのス
イッチング ファブリックを介して、1 つのインターフェイスから他のインターフェイスへと転送さ
れます。
1. ステージ 1 では、同じプレーン内のすべてのステージ 2 コンポーネントに対して着信トラ
フィックを均等に分散して、負荷バランシングを実現させます。
2. ステージ 2 では、宛先ライン カードが接続される適切なステージ 3 の要素にセルをルーティン
グします。ルーティングは、着信セルの宛先アドレスに基づいています。
3. ステージ 3 では、適切な宛先ライン カードにセルをルーティングします。
シングル シャーシの Cisco CRS-1 シリーズ システムには、スイッチ ファブリックの 3 つのステー
ジがすべて S123 スイッチ モジュールに含まれています(図 1-4 を参照)
。
スイッチ ファブリックは 8 枚のプレーンに分けられ、各ライン カードは通常、すべてのプレーン
に対して同時にトラフィックを送受信します。このモジュラ ファブリック アーキテクチャは、冗
長性およびフォールト トレランスを提供します。システムは、パフォーマンスを低下させることな
く、1 枚のプレーンの損失に耐えることができます。スイッチ ファブリックの複数のプレーンの損
失はパフォーマンス低下の原因になりますが、システム障害の原因にはなりません。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-6
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
図 1-4
シングル シャーシ システムのスイッチ ファブリック
PLIM
MSC
MSC
IP
PLIM
S2
S1
S2
IP
S3
S3
8
93761
S2
ルート プロセッサ
ルート プロセッサ(RP)は、Cisco IOS-XR オペレーティング システムの操作、設定とファイル ス
トレージ、ユーザ インターフェイスの接続性、およびシステム制御を含む、集中管理機能とソフト
ウェア制御を提供します。
冗長性を得るにはシャーシごとに 2 枚の RP カードが必要です。これらのカードはライン カード
シャーシのスロット RP0 および RP1 に取り付けます。1 枚目の RP は、
「プライマリ RP」としてシ
ステムを制御します。2 枚目の「スタンバイ RP」は、システム ソフトウェアとコンフィギュレー
ションの完全なバックアップを含む冗長カードです。プライマリ RP に障害が発生またはオフライ
ンになった場合は、スタンバイ RP が自動的にプライマリ RP の役割をします。プライマリ RP およ
びスタンバイ RP の決定は、システム起動時に自動的に行われます。プライマリ RP であることを
確認するには、カードの前面プレートに緑の「primary」LED が点灯していることを確認するか、ま
たは CLI コマンド show redundancy を入力します。
図 1-5 に、各ルート プロセッサ モジュールでの接続、ストレージ デバイス、およびステータス表
示ライトを示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-7
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
図 1-5
Cisco CRS-1 シリーズ ルータの RP 前面プレート
RP
RJ-45
CLI
Console
AUX
RJ-45
HDD
CLI
1:
PIE
PC Card
(disk1:)
2
disk 0:
GigE
CNTL ETH 0
CNTL ETH 1
MGMT ETH
CLI CWI
SNMP
LED
Primary
RP
Status
=
=OK
116546
XML
各 RP には、次のものが含まれています。
•
ユーザ ネットワークへの 10/100/1000 イーサネット接続用の管理イーサネット ポート。詳細に
ついては、
「管理イーサネット インターフェイスの設定」
(P. 5-3)を参照してください。
•
ユーザ ファイル、システム ログ、一時ファイルの保管に使用するハード ディスク。
•
PCMCIA フラッシュ カード 2 枚(内部用、外部用各 1 枚)。
− 内部フラッシュ ディスク(disk0:)は、設定ファイルおよびソフトウェア ファイルの格納
用固定ストレージです。
− 外部フラッシュ ディスク(disk1:)では、カードを差し込み、イメージと設定を転送でき
ます。
詳細については、「サンディスク社のフラッシュ ディスク」
(P. 1-13)を参照してください。
•
端末または端末サーバ接続用のコンソール ポート。
•
リモート コンソール アクセスのモデム接続に使用する補助(AUX)ポート。このポートは主
に、シスコ サポートの責任者がリモート デバッグおよび問題解決に使用します。
•
英数字 LED ディスプレイ。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-8
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ハードウェアの概要: シングル シャーシ システム
•
ステータス (OK)表示 LED。
•
プライマリ LED。
ハードウェア製品の追加マニュアル
ルータの物理コンポーネントを取り付ける手順については、付録 C「関連するシスコシステムズの
マニュアル」の「ハードウェア マニュアル」の項を参照してください。次のマニュアルには、関連
するハードウェアの情報が記載されています。
•
利用可能な Cisco CRS-1 シリーズ ルータ システムおよびハードウェアの詳細については、
『Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis System Description』を参照し
てください。
•
ライン カード シャーシ、カード、電源、および冷房機器を取り付ける手順については、
『Installing
a Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis』を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-9
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ユーザ インターフェイス
ユーザ インターフェイス
ここでは、ルータの通信と設定に関するコマンドライン インターフェイス(CLI)の使用方法につ
いて説明しています。Cisco IOS-XR ソフトウェアには、この項に記載されるように、システム管理
に関する多くのオプションが用意されています。
• 「コマンドライン インターフェイス」
• 「Craft Works Interface」
• 「Extensible Markup Language API」
• 「簡易ネットワーク管理プロトコル」
コマンドライン インターフェイス
Cisco IOS-XR コマンドライン インターフェイス(CLI)は、Cisco CRS-1 シリーズ ルータ の設定、
監視、およびメンテナンスに使用するプライマリ ユーザ インターフェイスです。コンソール ポー
トに接続された端末を使用して、モデムを経由した、またはネットワーク接続のいずれでも、CLI
で Cisco IOS-XR コマンドを直接そして簡単に実行できます。
CLI の使用の概要については、第 3 章「CLI のヒント、テクニック、ショートカット」を参照して
ください。
CLI のマニュアルの詳細については、付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照し
てください。
Craft Works Interface
Craft Works Interface(CWI)は、Cisco CRS-1 シリーズ ルータ の設定および管理に使用するクライ
アント側のアプリケーションです(図 1-6 を参照)。CWI は、管理および設定アプリケーションの
起動に使用します。管理および設定機能には、スピードと効率に重点を置いた、障害管理、設定、
パフォーマンス管理、セキュリティ管理、およびインベントリ管理が含まれます。
CWI のマニュアルの詳細については、付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照し
てください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-10
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ユーザ インターフェイス
図 1-6
Craft Works Interface のブラウザ画面
Extensible Markup Language API
extensible markup language(XML)アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)は
XMLインターフェースで、
Cisco CRS-1 シリーズ ルータを管理およびモニターするクライアント ア
プリケーションおよび Perl スクリプトをすばやく開発できます。クライアント アプリケーション
は、XML API タグ内の要求を符号化してルータへ送信し、ルータを設定、またはルータからのス
テータス情報を取得できます。Cisco CRS-1 シリーズ ルータ は要求を処理して、XML API タグ内で
さらに応答を符号化し、クライアントへ応答を送信します。XML API は、Telnet、Secure Shell(SSH)、
および Common Object Request Broker Architecture(CORBA; 共通オブジェクト リクエスト ブローカ
アーキテクチャ)など、既存の利用できるトランスポート層をサポートします。また、Secure Socket
Layer(SSL; セキュア ソケット レイヤー)転送も、XML API でサポートされています。
『Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System XML API Guide』には、Cisco CRS-1 シリーズ ルータ の構
成方法や、ルータのコンフィギュレーション、管理、または操作に関する情報の入手方法が記載さ
れています。ルータ上の XML インフラストラクチャと対話するクライアント アプリケーションを
作成するには、このガイドを使用してください。また、コンフィギュレーションと情報の検索およ
び表示用に顧客専用のエンドユーザ インターフェイスを構築するには、Management XML API を使
用してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-11
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ユーザ インターフェイス
簡易ネットワーク管理プロトコル
Simple Network Management Protocol (SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)は、ネットワーク
デバイス間の管理情報の交換を促進するために設計された、アプリケーション層プロトコルです。
SNMP で転送されたデータ(パケット速度およびネットワーク エラー レートなど)を使用して、
ネットワーク管理者はより簡単にネットワークのパフォーマンスの管理、ネットワークの問題検出
と解決、ネットワークの拡張を計画できます。
SNMP には、2 つのバージョンがあります(バージョン 1 および バージョン 2)
。バージョン 2 に導
入された変更の大部分は、SNMP のセキュリティ機能を強化しています。その他の変更は、SNMP
実装の仕様をより厳密に定義し、相互運用性を強化しています。SNMP の作成者は、SNMP バー
ジョン 2(SNMPv2)と SNMP バージョン 1(SNMPv1)が比較的短い期間共存した後で、バージョ
ン 2 が大部分を占めると信じています。SNMP は Internet Network Management Framework(NMF; イ
ンターネット ネットワーク管理フレームワーク)と呼ばれる広範囲のアーキテクチャの一部です。
NMF は Requests For Comments(RFC)と呼ばれるインターネット文書で定義されています。SNMPv1
NMF は RFC 1155、1157、および 1212 で定義され、SNMPv2 NMF は RFC 1441 ∼ 1452 で定義され
ています。
SNMP は大学や研究機関で使用するネットワークやさまざまな商用インターネットワークを管理
するためのプロトコルとして、もっともよく使用されています。ベンダーによる最新式 SNMP ベー
スの管理アプリケーションの開発およびリリースとともに、SNMP 関連の標準化活動が続けられて
います。SNMP は比較的簡単なプロトコルですが、その機能セットは、今日の異機種ネットワーク
の管理において発生する難問を処理するには十分な能力を備えています。
SNMP の設定およびコマンド情報については、
『Cisco IOS-XR System Management Configuration Guide』
および『Cisco IOS-XR System Security Command Reference』を参照してください。Cisco IOS-XR のマ
ニュアルの詳細については、付録 C
「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-12
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ファイル ストレージ
ファイル ストレージ
ここでは、次のストレージ オプションについて説明します。
• 「サンディスク社のフラッシュ ディスク」
− 「アクティブ システム ソフトウェアおよび設定用の内部フラッシュ disk0:」
− 「インストール PIE ファイルのアーカイブ用リムーバブル フラッシュ disk1:」
• 「ハード ディスク」
図 1-7
ファイル ストレージの場所およびオプション
RP
Console
AUX
HDD
disk0:
PC Card
(disk1:)
disk1:
CNTL ETH 0
CNTL ETH 1
MGMT ETH
Primary
Status
116548
TFTP FTP
RCP
PIE
.vm
サンディスク社のフラッシュ ディスク
次のフラッシュ ディスク ストレージ オプションが提供されます。
• 「アクティブ システム ソフトウェアおよび設定用の内部フラッシュ disk0:」
• 「インストール PIE ファイルのアーカイブ用リムーバブル フラッシュ disk1:」
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-13
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
ファイル ストレージ
アクティブ システム ソフトウェアおよび設定用の内部フラッシュ disk0:
アクティブ ソフトウェア ファイルと設定のデフォルトの格納場所は、内部フラッシュ disk0: です。
新しいシステムでは、
オリジナルの Cisco IOS-XR ソフトウェアがこのディスクに事前にインストー
ルされています。
(注)
内部フラッシュ disk0: は、インストールされたアクティブ ソフトウェア パッケージおよび設定
ファイルだけに使用します。圧縮 PIE ファイルの格納には使用できません。圧縮 PIE ファイルの格
納に使用されるフラッシュ ディスクについては、
「インストール PIE ファイルのアーカイブ用リ
ムーバブル フラッシュ disk1:」(P. 1-14)を参照してください。
PIE ファイルに関する情報、およびソフトウェア パッケージを追加およびアクティブ化する手順に
ついては、第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」を参照して
ください。
インストール PIE ファイルのアーカイブ用リムーバブル フラッシュ disk1:
ユーザによる取り外しが可能なフラッシュ「disk1:」は、圧縮された .pie パッケージ インストレー
ション ファイルの格納に使用します。また、インストール可能な PIE ファイルの新しいバージョン
は、ネットワーク ファイル サーバからダウンロード可能で、disk1: に格納できます。
新しいシステムでは、インストール PIE のセットがフラッシュ disk1: に事前にインストールされて
います。事前にインストールされたセットには、Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージ一式が含ま
れています。
PIE ファイルに関する情報、およびソフトウェア パッケージを追加およびアクティブ化する手順に
ついては、第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」を参照して
ください。
ハード ディスク
ユーザによって取り外し可能な Integrated Drive Electronics(IDE)ハード ディスクは、3 つのパー
ティションに分けられ、システム ログ、一時ファイル、およびユーザ ファイルなど、補助ファイ
ルの格納に使用します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-14
OL-6142-01-J
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
Cisco CRS-1 シリーズ ルータとの接続および通信
Cisco CRS-1 シリーズ ルータとの接続および通信
ここでは、Cisco CRS-1 シリーズ ルータで使用可能な接続オプションの概要について説明します。
ルータを設定および操作するには、最初に端末または PC を使用してルータに接続する必要があり
ます。この接続には、RP 上のコンソール ポートに RJ-45 ケーブルを接続しルータに直接接続する
か、モデムまたはネットワーク接続のいずれかを使用してリモートから接続できます(図 1-8 を参
照)。
図 1-8
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ の RP の通信ポート
RP
RJ-45
CLI
Console
AUX
RJ-45
HDD
CLI
PC Card
(disk1:)
CNTL ETH 0
GigE
CNTL ETH 1
MGMT ETH
CLI CWI
SNMP
Primary
Status
116547
XML
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1-15
第1章
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ
Cisco CRS-1 シリーズ ルータとの接続および通信
接続オプション
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ へ接続するには、主に次の 2 つの方法があります。1 つはプライマリ
ルート プロセッサ(RP)のコンソール ポートへの直接物理的な接続、もう 1 つは、モデムまたは
ネットワーク接続のいずれかを使用するリモートからの接続です(図 1-8 を参照)。CLI コマンド
は、コンソールへの直接端末接続によって、モデム接続によって、またはネットワークベースの
Telnet セッションを介して入力します。SNMP エージェントおよび CWI は、ネットワーク接続経由
で操作します。
新しいルータでの初期設定の入力については、第 4 章「新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動」
を参照してください。これらの作業を実行するには、端末がルータのコンソール ポートに直接接続
されている必要があります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
1-16
OL-6142-01-J
C H A P T E R
2
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィ
ギュレーションの管理
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは 2 段階の設定(コンフィギュレーション)プロセスを使用して、稼
働中のルータの動作に影響を与えずに設定の変更を入力することができます。入力・確認された変
更は、まとめてコミットして、ルータの実行時設定の一部にすることができます。Cisco IOS-XR ソ
フトウェアには、設定の変更のロールバックや設定の履歴の監査など、共通の設定管理サービスも
含まれています。
ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェアでの基本設定の管理について説明します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-1
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
内容
内容
ここでは、次の内容を説明します。
• 「ルータとの接続および通信」
(P. 2-3)
• 「ログイン」(P. 2-4)
• 「CLI プロンプト」
(P. 2-5)
• 「ユーザのアクセス特権」(P. 2-7)
− 「ユーザ グループ」
(P. 2-7)
− 「定義済みのユーザ グループ」
(P. 2-7)
− 「タスク ID」(P. 2-8)
− 「ユーザ アカウントのユーザ グループおよびタスク ID の表示」
(P. 2-9)
• 「Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え」(P. 2-11)
− 「CLI プロンプトでのコマンド モードの表示方法」(P. 2-11)
− 「一般的なコマンド モードの概要」
(P. 2-12)
− 「設定モードからの EXEC コマンドの入力」(P. 2-14)
− 「コマンド モードの切り替え例」
(P. 2-15)
• 「設定セッションの管理」(P. 2-17)
− 「ステージ 1:非アクティブなターゲット設定への設定変更の入力」
(P. 2-17)
− 「ステージ 2:変更をコミットして実行時設定の一部にする」(P. 2-18)
− 「show コマンドによる設定の詳細表示」
(P. 2-19)
− 「コミット オプション」(P. 2-21)
− 「設定エラーの表示」(P. 2-22)
− 「ターゲット設定のすべての変更のクリア」
(P. 2-23)
− 「設定セッションの終了」(P. 2-24)
− 「設定セッションでの実行時設定のロックおよびロック解除」(P. 2-25)
• 「設定の履歴およびロールバック」(P. 2-27)
− 「ロールバック コミット ID 番号の表示」(P. 2-28)
− 「設定の変更の詳細表示」(P. 2-28)
− 「特定のコミット ID への設定のロールバック」
(P. 2-28)
− 「指定した数のコミットの設定へのロールバック」(P. 2-29)
− 「設定の履歴ログの表示」(P. 2-29)
− 「設定の変更通知」
(P. 2-30)
• 「ターゲット設定ファイルの保存およびロード」(P. 2-31)
− 「ターゲット設定のファイルへの保存」(P. 2-31)
− 「ファイルからのターゲット設定のロード」
(P. 2-31)
− 「システム スタートアップ時の代替設定のロード」(P. 2-31)
• 「設定の制限」
(P. 2-32)
• 「RP およびノードへの設定の配布」(P. 2-32)
• 「ソフトウェア パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化の影響」
(P. 2-33)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-2
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ルータとの接続および通信
ルータとの接続および通信
Cisco IOS-XR ソフトウェアを実行しているルータを操作または設定するには、まず端末または PC
を使用してルータに接続する必要があります。プライマリ ルート プロセッサ(RP) のコンソール
ポートに直接物理接続するか、モデムまたはイーサネット接続を使用してリモートから接続します
(図 2-1 を参照)。
図 2-1
Cisco CRS-1 シリーズ ルータの RP の通信ポート
RP
RJ-45
CLI
Console
AUX
RJ-45
HDD
CLI
PC Card
(disk1:)
CNTL ETH 0
GigE
CNTL ETH 1
MGMT ETH
CLI CWI
SNMP
Primary
Status
116547
XML
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-3
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ログイン
CLI 通信のための接続
ここでは、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用してルータと通信する方法について説
明します。CLI コマンドは、直接端末接続またはネットワークベースの Telnet セッションを介して
入力します。
初期設定を入力したり、デバッグ作業を実行したりするには、コンソール ポートに直接接続するの
が便利ですが、大部分の CLI 通信は Telnet セッションを使用してリモートから行われます。
端 末 サ ー バ や テ ン プ レ ー ト を 含 む 端 末 サ ー ビ ス の 設 定 の 詳 細 は、
『Cisco IOS-XR Series System
Management Configuration Guide』の「Implementing Physical and Virtual Terminals on Cisco IOS-XR
Software」を参照してください。
ログイン
ルータにログインするには、次の手順に従います。
ステップ 1
端末コンソールまたは Telnet セッションを介して、ルータとの接続を確立します。ルータまたは端
末サーバのアドレスおよびポート番号については、システム管理者に問い合わせてください。
a. コンソール ポートに直接接続した端末を使用する場合は、次のように入力します。
telnet access-server-address port
b. Telnet または SSH 接続を使用してリモートから接続する場合は、次のように入力します。
telnet device-port-address
ステップ 2
ユーザ名およびパスワードを、次のように入力します。
User Access Verification
Username: routeroperator
Password: <enter password>
RP/0/RP0/CPU0:router#
(注)
パスワードは、大文字と小文字が区別されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-4
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
CLI プロンプト
CLI プロンプト
ログインすると、Cisco IOS-XR ソフトウェアの CLI プロンプトが表示されます。このプロンプトに
よって、お使いのルータ名、およびコマンドの発行先となる CPU を識別できます。多くの場合、こ
のプロンプトにはシステムを制御するプライマリ RP の「CPU0」が表示されます。
CLI プロンプトは、入力したコマンドを実行するルータの CPU までのパスを表します(図 2-2 を参
照)。CLI プロンプトの構文は、type/rack/slot/module: router-name# です。CLI プロンプトについては、
表 2-1 で説明します。
表 2-1
CLI プロンプトの説明
プロンプトの
構文コンポーネント
説明
type
通信するインターフェイスまたはカードのタイプ。ユーザ通信の大部
分のタスクの場合、タイプは「RP」です。
rack
ラックのシャーシ番号。シングル シャーシ システムの場合は、ラック
は常に「0」です。
slot
プライマリ RP が取り付けられている物理スロット。
「RP0」または
「RP1」です。
module
ユーザ コマンドを実行したり、ポート(インターフェイス)と通信し
たりするカードのエンティティ。EXEC プロンプトからコマンドを実
行する場合、モジュールは RP の「CPU0」です。「CPU0」は、転送お
よびシステムの OS 機能も制御します。
router name
ルータのホスト名。
「初期起動後のシステムの確認」(P. 4-10)で説明
するとおり、通常、ホスト名はルータの初期設定中に定義します。
たとえば、次のプロンプトは、スロット RP0 に取り付けられているラック 0 の RP で、
「CPU0」に
よって CLI コマンドが実行されることを示します。
RP/0/RP0/CPU0:router#
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-5
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
CLI プロンプト
B2
AM1
Line card
PLIM
PLIM
PLIM
RP
RP
Console
Console
AUX
AUX
HDD
HDD
PC Card
(disk1:)
PC Card
(disk1:)
CNTL ETH 0
CNTL ETH 0
CNTL ETH 1
CNTL ETH 1
MGMT ETH
MGMT ETH
Primary
Primary
Status
Status
RP
CPU0
116538
PL PL
PL8 PL9 10 11
Type=RP
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PL0 PL1 PL2 PL3
PLIM
B1
PLIM
B0
PLIM
AM0
PLIM
FC0
FC1
PLIM
A2
PLIM
A1
PLIM
A0
Line card
Cisco IOS-XR ソフトウェアの CLI プロンプト
PLIM
図 2-2
PL PL PL PL
12 13 14 15
Rack=0
/
Slot=RP0
RP1
/
Module=CPU0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-6
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ユーザのアクセス特権
ユーザのアクセス特権
Cisco IOS-XR ソフトウェアにログインすると、割り当てられているユーザ グループに基づいてアク
セス特権が付与されます。この項では、アクセス特権について説明します。
• 「ユーザ グループ」
• 「定義済みのユーザ グループ」
• 「タスク ID」
• 「ユーザ アカウントのユーザ グループおよびタスク ID の表示」
ユーザ グループ
ユーザのアクセス特権は、そのユーザが属するユーザ グループによって定義されます。各ユーザ
グループには、そのグループのすべてのメンバーに対する一連のアクセス権を定義します。複数の
グループに割り当てて、さらに追加のアクセス特権を付与できます。
デフォルトではユーザはグループに割り当てられておらず、管理者が明示的に割り当てる必要があ
ります。
定義済みのユーザ グループ
Cisco IOS-XR ソフトウェアには、大部分の組織のニーズに合った、一連の定義済みのユーザ グルー
プが含まれています。定義済みのユーザ グループについて、表 2-2 で説明します。
表 2-2
定義済みのユーザ グループの説明
ユーザ グループ
特権
root-system
システムのすべての論理ルータ(LR)のすべてのコマンドを表示および
実行できます。
root-lr
1 つの LR 内のすべてのコマンドを表示および実行できます。
sysadmin
コア ダンプの格納場所の管理や Network Time Protocol(NTP)の設定な
ど、ルータについてのシステム管理者のタスクを実行します。
netadmin
Border Gateway Protocol(BGP)や Open Shortest Path First(OSPF)などの
ネットワーク プロトコルを設定します(通常はネットワーク管理者)
。
operator
毎日の監視アクティビティを実行します。設定権は制限されています。
cisco-support
デバッグおよびトラブルシューティングができます(通常はシスコのサ
ポート担当者)
。
定義済みのユーザ グループでも大部分の組織のニーズを満たすことはできますが、管理者は独自に
グループを設定することもできます。
「AAA 設定の関連マニュアル」
(P. 2-10)を参照してください。
(注)
Cisco CRS-1 シリーズ ルータはマルチ シャーシ システムとして稼働して、複数の LR とそのイン
ターフェイスおよびリソースの設定ができますが、Cisco CRS-1 シリーズ ルータの初期バージョン
は 1 つのデフォルトの LR が同梱されたシングル シャーシ システムです。シングル シャーシ シス
テムでは、必要な LR または操作できる LR は 1 つだけです。詳細は、
「論理ルータ」
(P. 1-3)を参
照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-7
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ユーザのアクセス特権
タスク ID
管理者はユーザ グループ名に一連のタスク ID を割り当てて、ユーザ グループを作成および変更し
ます。タスク ID とは、
「ロギング」や「基本サービス」などの、Cisco IOS-XR ソフトウェアの機能
またはコンポーネントの名前です。これらの各タスク ID は、
「読み取り」
、
「書き込み」、
「実行」な
ど、そのタスク ID の特定の権限と共にユーザ グループに割り当てることができます。
これらのタスク ID には個別の CLI コマンドも割り当てられます。コマンドを実行するには、必要
なタスク ID 特権を持つ少なくとも 1 つのユーザ グループに属している必要があります。コマンド
の実行に必要なタスク ID 特権は、describe に続けて任意の CLI コマンドを入力すると表示できま
す。
次の例では、describe show running-config コマンドを入力して、show running-config コマンドの詳
細を表示します。このコマンドの出力は、show running-config コマンドを実行するユーザは、
「universal」および「config-services」のタスク ID を持ち、READ 特権を持つユーザ グループに属し
ている必要があることを示しています(出力の該当箇所を太字で示します)
。
RP/0/RP0/CPU0:router# describe show running-config
The command is defined in nvgencmds.parser
Node 0/RP0/CPU0 has file nvgencmds.parser for boot package /hfr-os-mbi-0.46.0/mb
ihfr-rp.vm from hfr-base
Package:
hfr-base
hfr-base V1.0.0[Default] Base Package
Vendor : Cisco Systems
Desc
: Base Package
Build : Built on Thu Apr 8 17:41:06 UTC 2004
Source : By phu in /vws/kla/ajl/phu5 for c2.95.3-p8
Component:
parser V0.0.0[main/668]
Parser library and daemon
File: nvgencmds.parser
User needs ALL of the following taskids:
universal (READ)
config-services (READ)
It will take the following actions:
Spawn the process:
nvgen -c -l 1 -t 1 -o 1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-8
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ユーザのアクセス特権
また、show task supported コマンドを使用すると、システムで使用できるすべてのタスク ID を表
示することができます。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show task supported
bgp
ospf
hsrp
isis
route-map
route-policy
static
vrrp
cef
lpts
iep
rib
multicast
mpls-te
mpls-ldp
mpls-static
ouni
fabric
bundle
network
transport
ppp
hdlc
--More--
(注)
タスク グループを設定できるのは、root-system ユーザ、root-lr ユーザ、または WRITE:AAA のタス
ク ID が割り当てられているユーザのみです。
ユーザ アカウントのユーザ グループおよびタスク ID の表示
アカウントに関連付けられているユーザ グループおよびタスク ID を表示するには、EXEC モード
で show user コマンドを入力します。表 2-3 に、このコマンドで使用できるオプションを示します。
表 2-3
アカウントに関する情報を表示するオプション
コマンド
表示内容
show user
ユーザ名
show user group
アカウントに割り当てられているユーザ グループ
show user tasks
アカウントに割り当てられているタスク ID
show user all
アカウントのすべてのユーザ グループおよびタスク ID 情報
show aaa usergroup group-name
ユーザ グループに割り当てられているタスク ID
例
ユーザ名を表示するには、次のように show user コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show user
Username: user_a
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-9
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ユーザのアクセス特権
アカウントに割り当てられている権限(タスク ID)を表示するには、次のように show user tasks コ
マンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show user tasks
Task:
basic-services : READ
WRITE
Task:
cdp : READ
Task:
diag : READ
Task:
ext-access : READ
Task:
logging : READ
EXECUTE
NOTIFY
EXECUTE
ユーザ アカウントに割り当てられているユーザ グループを表示するには、次のように show user
group コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show user group
User group operator
ユーザ グル ープに割り当 てられている権 限を表示する には、次のよ うに show aaa usergroup
group-name コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show aaa usergroup operator
User group 'operator'
Inherits from task group 'operator'
User group 'operator' has the following combined set
of task IDs (including all inherited groups):
Task:
basic-services : READ
WRITE
EXECUTE
Task:
cdp : READ
Task:
diag : READ
Task:
ext-access : READ
EXECUTE
Task:
logging : READ
NOTIFY
AAA 設定の関連マニュアル
ユーザおよびユーザのアクセス特権の設定および管理の詳細は、『Cisco IOS-XR System Security
Configuration』の「Configuring AAA Services on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-10
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
Cisco IOS-XR ソフトウェアの CLI はさまざまなコマンド モードに分けられます。各モードでは、
ルータの設定、監視、および管理に使用するコマンドのサブセットにアクセスできます。モードへ
のアクセスは、ユーザ グループの割り当てによって決まります。次に、コマンド モードの切り替
え方法について説明します。
• 「CLI プロンプトでのコマンド モードの表示方法」
• 「一般的なコマンド モードの概要」
• 「設定モードからの EXEC コマンドの入力」
• 「コマンド モードの切り替え例」
図 2-3 に、CLI の基本的なコマンド モードの切り替え方法を示します。ただし、この例は使用でき
る設定サブモードのごく一部です。
図 2-3
Cisco IOS-XR ソフトウェア でのコマンド モードの切り替え例
EXEC
admin EXEC
admin
116544
Logical Router Config
CLI プロンプトでのコマンド モードの表示方法
コマンド モードは、ルータ名の後の CLI プロンプトで識別します。
たとえば、configure コマンドを使用して EXEC モードからグローバル設定モードに入ると、CLI プ
ロンプトが変わって、次のようにルータ名の後に「(config)」が含まれます。
RP/0/RP0/CPU0:routername# configure
RP/0/RP0/CPU0:routername(config)#
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-11
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
たとえば、インターフェイス設定サブモードに入るには、interface コマンドを使用します。プロン
プトが変わって、次のようにルータ名の後に「(config-if)」が含まれます。
RP/0/RP0/CPU0:routername(config)# interface POS 0/2/0/0
RP/0/RP0/CPU0:routername(config-if)#
一般的なコマンド モードの概要
表 2-4 に、Cisco IOS-XR ソフトウェアの最も一般的なコマンド モードおよび関連する CLI プロンプ
トの概要を示します。
表 2-4
一般的なコマンド モードおよび CLI プロンプト
コマンド モード
説明
EXEC
Cisco IOS-XR ソフトウェアを実行しているルータにログインすると、自動的に EXEC モード
になります。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router#
EXEC モードを使用すると、基本的なコマンドのセットでルータの運用状態を表示したり、
オペレーティング システムの状態を確認することができます。EXEC モードでは、大部分の
CLI コマンドはシステムの運用を変更しません。最も一般的な EXEC コマンドは、show コマ
ンド(ルータの設定や運用データを表示)および clear コマンド(システム カウンタをクリ
アまたはリセット)です。
ユーザ名に割り当てられているアクセス特権(ユーザ グループ)に応じて、さらに追加のコ
マンドを使用できます。また、最小の特権には、リモート デバイスに接続したり、端末の回
線の設定を一時的に変更したり、基本的なテストを行うための、少数の EXEC コマンドの
セットが含まれています。
グローバル設定
グローバル設定モードは、システム設定の開始点です。このモードで入力したコマンドは、1
つのプロトコルやインターフェイスではなく、システム全体に影響します。グローバル設定
モードは、設定サブモードに入って、インターフェイスやプロトコルなどの特定の要素を設
定するのにも使用します。
グローバル設定モードに入るには、EXEC コマンドから次のように configure コマンドを入力
します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
(注)
システム プロンプトが、グローバル設定モードに入ったことを示す
「router(config)」に変わります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-12
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
表 2-4
一般的なコマンド モードおよび CLI プロンプト(続き)
コマンド モード
説明
設定サブモード
グローバル設定モードから、より特殊な他のコマンド モードに入ることもできます。これら
のモードには、プロトコル固有、プラットフォーム固有、および機能固有の設定モードがあ
り、割り当てられているアクセス特権に基づいて使用することができます。
次の例では、グローバル設定モードから MPLS LDP 設定モードに入ります。MPLS LDP 設定
サブモードのプロンプトは config-ldp と表示されます。設定サブモードに入るには、次のコ
マンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router#
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# mpls ldp
RP/0/RP0/CPU0:router(config-ldp)
(注)
インターフェイス設定
使用できる特定のモードは、ルータの機能や各ユーザのアクセス権によって異なりま
す。たとえば、アクセス サーバを設定する設定モードは、大部分のルータでは使用
できません。
インターフェイス設定サブモードは、packet-over-SONET(POS)インターフェイスなどの
ハードウェア インターフェイスを選択および設定するのに使用します。グローバル設定モー
ドからインターフェイス設定モードに入るには、interface コマンドを使用します。インター
フェイス設定コマンドは、常に、インターフェイス種別を定義するインターフェイス グロー
バル設定コマンドの後に入力します。インターフェイス設定サブモードに入るには、次のコ
マンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)#
ルータ設定
ルータ設定サブモードは、BGP、OSPF、ISIS などのルーティング プロトコルを選択および
設定するのに使用します。ルータ設定サブモードに入るには、次のコマンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router <protocol>
RP/0/RP0/CPU0:router(config-protocol)#
次の例では、ユーザは Border Gateway Protocol(BGP)のルータ設定モードに入ります。
RP/0/RP0/CPU0:router# configuration
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
RP/0/RP0/CPU0:router(config-bgp)#
ルータ設定サブモード
ルータ設定サブモードへは、ルータ設定モードからアクセスします。ルータ設定サブモード
に入るには、次のコマンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# router bgp 140
RP/0/RP0/CPU0:router(config-bgp)# address-family ipv4 multicast
RP/0/RP0/CPU0:router(config-bgp-af)#
詳細は、『Cisco IOS-XR Routing Configuration Guide』および『Cisco IOS-XR Routing Command
Reference』を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-13
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
表 2-4
一般的なコマンド モードおよび CLI プロンプト(続き)
コマンド モード
説明
admin EXEC および admin Cisco IOS-XR ソフトウェアには、該当するアクセス権のユーザごとに、種々の admin EXEC
設定モード
モードが用意されています。このモードは主に、システム全体のパラメータの表示、管理イー
サネット上の admin プレーンの設定、およびマルチ シャーシ システムの LR の設定に使用し
ます。これらの操作は、必要なルート レベルのアクセス権を持つユーザだけが行えます。
EXEC モードから admin EXEC コマンドを使用します。admin および admin 設定サブモード
に入るには、次のコマンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# admin
RP/0/RP0/CPU0:router(admin)#
RP/0/RP0/CPU0:router(admin)# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)#
(注)
ROM モニタ モード
(ROMMON)
Cisco CRS-1 シリーズ ルータはマルチ シャーシ システムとして稼働して、
複数の LR
とそのインターフェイスおよびリソースの設定ができますが、Cisco CRS-1 シリー
ズ ルータの初期バージョンは 1 つのデフォルトの LR が同梱されたシングルシャー
シ システムです。シングルシャーシ システムでは、必要な LR または操作できる LR
は 1 つだけです。
ROM モニタは、ルータの電源が入れられたとき、またはルータがリセットされたときに、
ハードウェアを初期化してシステムを起動するブートストラップ プログラムです。ROM モ
ニタは、「ROMMON」とも呼ばれていて、CLI プロンプトに反映されています。
rommon B1>
通常の処理中は、ユーザが ROMMON を操作することはありません。このモードへは、手動
で ブ ー ト 処 理 を 中 断 し て シ ス テ ム を ROMMON に し た 場 合 に の み ア ク セ ス で き ま す。
ROMMON に入ると、Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール、パスワードの回復、お
よびその他の診断タスクなどの ROM モニタ タスクを実行できます。
ROM モニタ CLI モードへは、プライマリ RP のコンソール ポートに直接接続した端末、AUX
ポートへの端末モデム接続、または端末サーバからのみアクセスできます。
ROM モニタ モードの詳細および使い方については、付録 A「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ
ROM モニタ(ROMMON)ガイド」を参照してください。
設定モードからの EXEC コマンドの入力
EXEC コマンドは、コマンドの先頭に「do」と入力すると、どの設定モードからでも実行できます。
設定モードから EXEC コマンドを実行すると、設定モードを終了せずにシステムの状態を表示する
ことができます。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# do show version
Cisco IOS-XR Software, Version 1.0.0
Copyright (c) 2004 by cisco Systems, Inc.
ROM: System Bootstrap, Version 1.15(20040120:002852) [ROMMON],
router uptime is 1 hour, 40 minutes
1000592k bytes of ATA PCMCIA card at disk 0 (Sector size 512 bytes).
Configuration register is 0x2
--More--
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-14
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
コマンド モードの切り替え例
次の手順は、コマンド モードの切り替え例です。
ステップ 1
次の例に示すように、ルータにログインしてセッションを開始し、EXEC モードに入ります。
router con0_RP0_CPU0 is now available
Press RETURN to get started.
User Access Verification
Username: lab
Password:<secret>
RP/0/RP0/CPU0:router#
EXEC モードでは、EXEC コマンドを発行したり、グローバル設定モードに入ったりすることがで
きます。EXEC コマンドの例として、システムの状態を表示するのに使用する show コマンドや、カ
ウンタまたはインターフェイスをクリアする clear コマンドがあります。
ステップ 2
使用できるオプションを表示するには、次のように、プロンプトの末尾またはコマンドの後に疑問
符を入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show ?
aaa
Show AAA configuration and operational data
adjacency
Adjacency information
aliases
Display alias commands
aps
SONET APS information
arm
IP ARM information
arp
ARP table
as-path-access-list
List AS path access lists
asic-errors
ASIC error information
auto-rp
Auto-RP Commands
bgp
BGP show commands
buffer-manager
Show all buffer manager memory related information
calendar
Display the system calendar
cdp
CDP information
cef
Cisco Express Forwarding
cetftp
CRS-1 control plane ethernet TFTP server
checkpoint
Show checkpoint services
cinetd
Cisco inetd services
clns
Display CLNS related information
clock
Display the system clock
commit
Show commit information
community-list
List community-list
configuration
Contents of Non-Volatile memory
--More--
(注)
使用できるコマンドは、現在のモードおよびユーザ グループの割り当てによって異なりま
す。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-15
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
Cisco IOS-XR のコマンド モードの切り替え
ステップ 3
設定権限を持つユーザ グループに属している場合は、次の configure コマンドを入力してグローバ
ル設定モードに入ることができます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
ステップ 4
グローバル設定モードから、インターフェイス設定モードやプロトコル固有のモードなどの設定サ
ブモードに入ることができます。
次の例では、ユーザはインターフェイス設定モードに入り、設定する packet-over-SONET インター
フェイスを選択します。コマンドの構文は interface type rack/slot/module/port です。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/4
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)#
コマンド モード プロンプトが「(config)」から「(config-if)」に変わり、指定したインターフェ
イスの設定コマンドを入力できるようになります。
ステップ 5
インターフェイス設定モードを終了してグローバル設定モードに戻るには、exit コマンドを入力し
ます。EXEC モードに戻るには、end コマンドを入力します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-16
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
設定セッションの管理
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、実行時設定(アクティブな設定)を直接変更することはできませ
ん。設定の変更はすべて、非アクティブなターゲット設定に入力し、実行時設定に明示的に「コ
ミット」する必要があります。この 2 段階のプロセスにより、ルータの実際の実行状態に影響を与
える前に、設定の変更を作成、編集、および確認することができます。ここでは、設定セッション
の管理オプションについて説明します。
• 「ステージ 1:非アクティブなターゲット設定への設定変更の入力」
• 「ステージ 2:変更をコミットして実行時設定の一部にする」
• 「show コマンドによる設定の詳細表示」
• 「コミット オプション」
• 「設定エラーの表示」
• 「ターゲット設定のすべての変更のクリア」
• 「設定セッションの終了」
• 「設定セッションでの実行時設定のロックおよびロック解除」
図 2-4 に、2 段階の設定プロセスを示します。
図 2-4
2 段階の設定プロセス
1
2
116541
EXEC
ステージ 1:非アクティブなターゲット設定への設定変更の入力
configure コマンドを使用してグローバル設定モードに入ると、新しいターゲット設定セッションが
生成されます。ターゲット設定を使用して、実行時設定に影響を与えずに、設定の変更を入力、検
討、および確認することができます。
(注)
ターゲット設定は実行時設定のコピーではありません。
(コミットされていない)設定の変更は実
行時設定の上にオーバーレイされます。
初めて設定モードに入ったときには、ターゲット設定は実行時設定と同じです。また、正常にコ
ミット操作が行われた後は、実行時設定とターゲット設定は同じになります。
ターゲット設定は、非アクティブな設定ファイルとしてディスクに保存することもできます。保存
したこれらのファイルは、ロードしてさらに変更したり、後でコミットすることができます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-17
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
ステージ 2:変更をコミットして実行時設定の一部にする
ターゲット設定に加えた変更は、commit コマンドを入力しない限り、実行時設定の一部にはなり
ません。ターゲット設定をコミットすると、ターゲット設定の変更が実行時設定にマージされ、実
行時設定が新しく作成されます。
(注)
commit コマンドで実行時設定の変更を保存することなく設定セッションを終了すると、保存する
よう求められます。詳細は、
「設定セッションの終了」(P. 2-24)を参照してください。
基本的な設定手順の例
ここでは、ターゲット設定を作成、変更し、実行時設定とマージする簡単な設定セッションについ
て説明します。
ステップ 1
新しいターゲット設定セッションを生成するには、次のように configure コマンドを使用してグ
ローバル設定モードに入ります。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
ステップ 2
ターゲット設定に変更を加えます。これらの変更は、実行時設定には影響しません。CLI によって
コマンドの構文が自動的に確認され、有効なエントリだけが許可されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description faq
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 10.10.10.10 255.0.0.0
ステップ 3
アクティブとされていない変更を表示するには、次のように show configuration コマンドを使用し
ます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# show configuration
Building configuration...
interface POS0/0/0/1
description faq
ipv4 address 10.10.10.10 255.0.0.0
end
ステップ 4
次のように commit コマンドを入力して、変更内容を現在の実行時設定の一部にします。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
RP/0/RP0/CPU0:Apr 5 22:55:42.044 : config[65709]: %LIBTARCFG-6-COMMIT : Configu
ration committed by user 'user_a'.
Use 'show commit changes 1000000010' to view t
he changes.
(注)
ターゲット設定をファイルに保存することもできます。詳細は、「ターゲット設定ファイルの保存
およびロード」(P. 2-31)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-18
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
show コマンドによる設定の詳細表示
表 2-5 に、ターゲット設定、実行時設定、またはそれら両方の内容を表示するために、グローバル
設定モードで使用するコマンドの概要を示します。
表 2-5
グローバル設定モードの設定表示コマンド
コマンド
表示内容
show running-config
(注)
アクティブな実行時設定の内容。これは、ルータの操作を定義する
「コミット」済みの設定です。
show configuration
ターゲット設定に加えた変更。入力済みで、まだ「コミット」され
ていない変更です。
show configuration merge
変更を「コミット」せずに、ターゲット設定と実行時設定を結合し
た内容です。
EXEC モードで show running-config コマンドを使用して、実行時設定の内容を表示することもでき
ます。
次に、設定の詳細の表示例を示します。
• 「現在の実行時設定の表示」
• 「ターゲット設定(非アクティブ)の変更の表示」
• 「変更をコミットする前のマージした設定の表示」
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-19
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
現在の実行時設定の表示
現在の実行時設定の詳細を表示するには、show running-config コマンドを入力します。実行時設定
は、ルータの動作に使用するアクティブな設定です。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show running-config
Building configuration...
!! Last configuration change at 22:55:41 UTC Mon Apr 05 2004 by lab
!
hostname router
username user_a
password 7 020A0559
group root-system
!
username user_b
password 7 08294A5C0C1416
group root-system
!
ipv6 access-list list1
10 permit ipv6 333:1:2:3::/64 any
20 permit ipv6 444:1:2:3::/64 any
30 permit ipv6 5555:1:2:3::/64 any
40 permit ipv6 4444:1:2:3::/64 any
50 permit ipv6 3333:1:2:3::/64 any
!
interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0
ipv4 address 1.2.1.1 255.0.0.0
!
interface POS0/2/0/0
description faq
ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
exit
interface POS0/3/0/3
shutdown
xml agent corba
http server
end
ターゲット設定(非アクティブ)の変更の表示
非アクティブなターゲット設定に入力した変更を表示するには、show configuration コマンドを入
力します。ターゲット設定は未コミットの変更であり、アクティブな実行時設定の一部にはなって
いません。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# show configuration
Building configuration...
interface POS0/3/0/3
description faq
ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
end
変更をコミットする前のマージした設定の表示
ターゲット設定の非アクティブな変更を組み入れた現在の実行時設定を表示するには、任意の設定
モードで show configuration merge コマンドを入力します。
次の例では、ユーザはまずアクティブな設定を表示し、必要な設定の変更を行い、「マージ」した
設定を表示します。マージした設定では、commit コマンドの実行後に、新しいアクティブな設定
がどのようになるかが示されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-20
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
(注) 「マージ」した設定は、ターゲット設定の変更をコミット後に、新しい実行時設定がどのようにな
るかを示します。実際の実行時設定を示すものではありません。
1. 現在の実行時設定を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show running
Building configuration...
!! Last configuration change at 16:52:49 UTC Sun March 10 2004 by lab
!
hostname router
shutdown
end
2. ターゲット設定セッションをオープンし、設定の変更を入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/3/0/3
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description faq
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
3. 新しい設定をコミットする前に、
「マージ」した設定を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# show configuration merge
Building configuration...
hostname router
interface POS0/3/0/3
description faq
ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
shutdown
end
コミット オプション
ターゲット設定をコミットするために、ベスト エフォートおよびアトミックの 2 つのオプションが
あります。表 2-6 に、2 つのコミット オプションおよびオプションのコミット パラメータを示しま
す。
表 2-6
commit コマンド オプション
コマンド
説明
(デフォルト)有効な変更だけをコミットします(
「ベスト エフォート」
)。
意味エラーにより、設定の変更に失敗することがあります。
commit
ターゲット設定内のすべての変更が意味確認プロセスをパスした場合に
のみ、変更をコミットします。意味エラーが検出された場合は、設定の
変更はいずれも有効になりません。
commit atomic
commit comment line
(オプション)コミットにコメントを割り当てます。このテキスト コメ
ントは、show rollback points [detailed] コマンドで表示されるコミット エ
ントリに表示されます。
•
commit label line
line は、オプションのコメントまたはラベルのテキストです。
(オプション)意味のあるラベルを割り当てます。このラベルは、show
rollback points [detailed] コマンドの出力に、数値ラベルの代わりに表示
されます。
•
line は、オプションのコメントまたはラベルのテキストです。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-21
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
表 2-6
commit コマンド オプション(続き)
コマンド
説明
commit force
(オプション)LR の所有者がメモリ不足の状況で設定をコミットできる
ようにします。
ユーザが、ルータのデフォルトの容量を超える、サイズの大きなターゲッ
ト設定をコミットしようとすると、メモリ不足の警告が発生します。
このような警告を解決するには、no コマンドを使用して設定を削除する
ことをお勧めします。
警告
メモリ不足の状況になると、force オプションによって、ルー
タに深刻な問題が発生する場合があります。force オプション
は設定を削除する場合にのみ使用する必要があります。
次の例では、デフォルトの commit オプションを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/0/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description faq
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
次の例では、atomic オプションで commit 操作を使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/0/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description faq
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit atomic
設定エラーの表示
設定の変更は commit 操作中に自動的に確認され、1 つまたは複数の設定エントリにエラーがある
場合は設定メッセージが表示されます。各エラーの原因を表示するには、表 2-7 に示すとおり、show
configuration failed コマンドを入力します。
表 2-7
設定エラーの詳細を表示するコマンド
コマンド
表示内容
show configuration failed
設定の「コミット」エラーの理由。
show configuration failed noerror
前回のコミットで失敗したコマンドのリスト。エラーの理
由は表示されません。
次の例では、設定のコミット時にエラーが発生します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# taskgroup bgp
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# description this is a test of an invalid taskgroup
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# commit
% Failed to commit one or more configuration items. Please use 'show configurati
on failed' to view the errors
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-22
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
失敗した設定項目を表示するには、show configuration failed コマンドを入力します。このコマンド
の出力に、エラーの説明が含まれます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# show config failed
!! CONFIGURATION FAILED DUE TO SEMANTIC ERRORS
taskgroup bgp
!!% Usergroup/Taskgroup names cannot be taskid names
!
エラーを表示せずに失敗した設定項目を表示するには、show config failed noerror コマンドを入力
します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# show config failed noerrors
!! CONFIGURATION FAILED DUE TO SEMANTIC ERRORS
taskgroup bgp
!
ターゲット設定のすべての変更のクリア
設定セッションを終了せずに、ターゲット設定に加えた変更をクリアするには、設定モードで clear
コマンドを入力します。このコマンドは、未コミットの設定の変更を削除します。
次の例では、ユーザはインターフェイスを設定しますが、コミットしません。show configuration コ
マンドでターゲット設定の変更を検討した後、clear コマンドを入力して変更を削除し、初めから
やり直します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/3/0/1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description this is my interface
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show configuration
Building configuration...
interface POS0/3/0/1
description this is my interface
ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
shutdown
end
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# clear
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show configuration
Building configuration...
end
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OL-6142-01-J
2-23
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
設定セッションの終了
表 2-8 に、設定セッションを終了するのに使用するコマンドを示します。
表 2-8
設定セッションを終了するコマンド
コマンド
説明
exit
1 つ上のモードに戻ります。このコマンドを、グローバル設定モードを終了し
て EXEC モードに入るのに使用すると、未コミットの変更をターゲット設定に
保存するよう求められます。
(注)
EXEC モードでは、システムからログアウトするのに exit コマンドを使
用します。
end
任意の設定モードから直接 EXEC モードに戻ります。未コミットの変更をコ
ミットするよう求められます。
abort
ターゲット設定の変更を破棄して、直接 EXEC モードに戻ります。設定の変更
が削除される前に、警告は表示されません。
次に、設定セッションを終了する例を示します。
• 「exit コマンドの例」
• 「end コマンドの例」
• 「abort コマンドの例」
exit コマンドの例
ターゲット設定に変更を保存せずに、直前の設定モードに戻るには、exit コマンドを使用します。
EXEC モードに戻るのにこのコマンドを使用すると、未コミットの変更をコミットするよう求めら
れます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/3/0/1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description this is my interface
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
Uncommitted changes found, Commit them ?? [yes]: no
RP/0/RP0/CPU0:router#
(注)
EXEC モードでは、システムからログアウトするのに exit コマンドを使用します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-24
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
end コマンドの例
ターゲット設定に変更を保存せずに、EXEC モードに戻るには、end コマンドを使用します。未コ
ミットの変更をコミットするよう求められます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# hostname host1
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description this is my interface
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
Uncommitted changes found, Commit them ?? [yes]: no
RP/0/RP0/CPU0:router#
ヒント
Ctrl+Z キーを押して、設定セッションを終了することもできます。
abort コマンドの例
ターゲット設定の変更を破棄して、EXEC モードに戻るには、abort コマンドを使用します。未コ
ミットの変更をコミットするよう求められません。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# hostname host1
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description this is my interface
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# abort
RP/0/RP0/CPU0:router#
設定セッションでの実行時設定のロックおよびロック解除
configure コマンドを使用してグローバル設定モードに入ると、新しいターゲット設定セッションが
自動的に生成されます。1 つのターゲット設定セッションを複数のユーザが同時にオープンでき、
複数のユーザが別々のターゲット設定で作業することができます。
デフォルトでは、コミット操作の実行時には実行時設定はロックされています。この自動ロックに
より、必ず各コミット操作が完了してから、次のコミットが開始されます。他のコミット操作が行
われている最中に、他のユーザがターゲット設定のコミットを行おうとすると、そのユーザにはエ
ラー メッセージが返されます。
また、表 2-9 に示すように、自分の設定セッション中に実行時設定をロックして、他のアクティブ
な設定セクションを表示することもできます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-25
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定セッションの管理
表 2-9
設定セッション コマンド
コマンド
説明
show configuration sessions
ルータの他の設定セッションを表示します。
configure
グローバル設定モードに入り、ユーザがターゲット設定をコミット
できるようにします。
configure exclusive
グローバル設定モードに入り、設定セッションがアクティブな間
は、他のユーザが変更をコミットできないようにします。他のユー
ザは、設定モードに入ってターゲット設定を作成することはできま
すが、「排他的」な設定セッションが終了しない限り、それらの変
更を実行時設定にコミットすることはできません。
(注)
exit または end
設定がすでに他のユーザによってロックされている場合
は、configure exclusive コマンドは失敗します。
設定セッションを終了して EXEC モードに戻り、他の設定セッショ
ンのロックを解除します。
現在の設定セッションを表示するには、EXEC モードで show configuration sessions コマンドを入力
します。排他的な設定セッションには、次の例のように、アスタリスク(*)が表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show configuration session
Session
Line
User
00000000-000650a4-00000000 dummy_line root
00000000-0006a0a3-00000000 dummy_line root
Date
Thu Oct
Thu Oct
Lock
3 12:20:12 2003
3 12:24:23 2003 *
設定セッションがアクティブな間、他のユーザが変更をコミットできないように、実行時設定を
ロックするには、configure exclusive コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure exclusive
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/0
configure exclusive コマンドを使用して設定モードに入ったユーザが設定モードを終了すると、実
行時設定のロックが解除されます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-26
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定の履歴およびロールバック
設定の履歴およびロールバック
各 commit 操作の後、置換された設定のレコードが保存されます。各レコードには、コミット ID と
も呼ばれる固有の ID が割り当てられます。コミット ID は、以前の設定に戻ることのできる「ロー
ルバック ポイント」を表します。
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、最新のコミット ID が 100 になるまで自動的に保存されます。次
に、設定の変更の表示方法、および直前にコミットした設定へのロールバック方法について説明し
ます。
• 「ロールバック コミット ID 番号の表示」
• 「特定のコミット ID への設定のロールバック」
• 「指定した数のコミットの設定へのロールバック」
• 「設定の履歴ログの表示」
• 「設定の変更通知」
表 2-10 に、コミットの履歴の表示および直前の設定へのロールバックに使用するコマンドの概要を
示します。
表 2-10
ロールバック コマンド
コマンド
説明
show rollback points
最新のコミット ID が 100 になるまで自動的に保存されま
す。コミット ID は、以前の設定に戻ることのできる「ロー
ルバック ポイント」を表します。
show rollback changes
1 つまたは複数のコミット ID (範囲指定)の設定の変更を
表示します。
rollback configuration to commitID
実行時設定を、コミット ID で示された設定に戻します。
rollback configuration last n
直前の n 回のコミットで加えられた変更をロールバックし
ます。
show configuration history
ヘッダー レコードをレコード 1000 件分まで表示します。こ
のコマンドの出力にはエントリの詳細は表示されません
が、発生したコミット イベントのリストをより多く表示で
きます。ロールバックできるコミット ID を表示するには、
show rollback points コマンドを使用します。
show commit changes ?
設定変更イベントのリストを表示します。
show commit changes <number>
特定の設定変更イベントの詳細を表示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-27
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定の履歴およびロールバック
ロールバック コミット ID 番号の表示
使用できるロールバック ポイントのコミット ID を表示するには、EXEC モードで show rollback
points コマンドを入力します。システムによって、最新のコミット ID が 100 になるまで保存され
ます。
次のように、コミット ID は「Label/ID」カラムに表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show
SNo. Label/ID
User
~~~~ ~~~~~~~~
~~~~
1
1000000391 user_a
2
1000000390 user_a
3
1000000389 user_a
4
1000000388 user_a
5
1000000387 user_a
6
1000000386 user_a
7
1000000385 user_a
8
1000000384 user_a
9
1000000383 user_a
10
1000000382 user_a
11
1000000381 user_a
12
1000000380 user_a
13
1000000379 user_a
14
1000000378 user_a
15
1000000377 user_a
rollback points
Line
Client
~~~~
~~~~~~
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_32_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
Time Stamp
~~~~~~~~~~
19:29:18 UTC
19:29:16 UTC
19:29:15 UTC
19:29:12 UTC
19:26:16 UTC
19:18:38 UTC
19:14:09 UTC
19:13:58 UTC
19:13:33 UTC
19:12:50 UTC
19:12:48 UTC
19:12:46 UTC
19:12:43 UTC
19:12:14 UTC
19:10:47 UTC
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
Jan
10
10
10
10
10
10
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10
10
10
10
10
10
10
2004
2004
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2004
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2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
設定の変更の詳細表示
1 つまたは複数(範囲指定)の設定セッションで加えられた変更を表示するには、次の例に示すよ
うに show rollback changes コマンドを入力します。
特定のコミット ID の詳細を表示するには、次のように show rollback changes to commitId コマンド
を入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rollback changes to 1000000373
Building configuration...
interface Loopback2
no description
no ipv4 address 1.0.0.1 255.0.0.0
変 更 中 に 加 え ら れ た す べ て の 変 更 を 表 示 す る に は、次 の よ う に show rollback changes last
commit-range コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rollback changes last 2
Building configuration...
interface Loopback3
no description
no ipv4 address 1.0.1.1 255.0.0.0
exit
interface Loopback4
no description
no ipv4 address 1.0.0.1 255.0.0.0
end
特定のコミット ID への設定のロールバック
ル ー タ の 設 定 を 以 前 に コ ミ ッ ト さ れ た 設 定 に ロ ー ル バ ッ ク す る に は、次 の よ う に
configuration to commitId コマンドを入力します。
rollback
RP/0/RP0/CPU0:router# rollback configuration to 1000000325
Configuration successfully rolled back to ’1000000325’.
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-28
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定の履歴およびロールバック
(注)
コミット ID を表示するには、show rollback points コマンドを入力します。
指定した数のコミットの設定へのロールバック
直前に行った <n> 個のコミットへロールバックするには、rollback configuration last n コマンドを
入力します。n には、1 からコミット データベースに保存されている数を指定します。
次の例では、直前の 2 つのコミットで行われた設定の変更をロールバックするよう要求します。
RP/0/RP0/CPU0:router# rollback configuration last 2
Loading Rollback Changes.
Loaded Rollback Changes in 1 sec
Committing.
1 items committed in 1 sec (0)items/sec
Updating.
Updated Commit database in 1 sec
Configuration successfully rolled back 2 commits.
(注)
コミット ID を表示するには、show rollback points コマンドを入力します。
設定の履歴ログの表示
ヘッダー レコードをコミット イベント 1000 件分まで表示するには、次の例に示すように、EXEC
モードで show configuration history コマンドを入力します。
このコマンドの出力にはエントリの詳細は表示されませんが、発生したコミット イベントのリスト
をより多く表示できます。ロールバックできるコミット ID を表示するには、show rollback points
コマンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show
SNo. Label/ID
User
~~~~ ~~~~~~~~
~~~~
1
1000000144 user_a
2
1000000143 user_a
3
1000000142 user_a
4
1000000141 user_a
5
1000000140 user_b
6
1000000139 user_a
7
1000000138 user_a
8
1000000137 user_b
9
1000000136 user_a
10
1000000135 user_b
11
1000000134 user_b
12
1000000133 user_b
13
1000000132 user_b
14
1000000131 user_b
15
1000000130 user_b
16
1000000129 user_b
17
1000000128 user_b
18
1000000127 user_b
19
1000000126 user_b
20
1000000125 user_b
configuration history
Line
Client
~~~~
~~~~~~
vty0
CLI
vty0
CLI
0.0.0.0
XMLAgent
0.0.0.0
XMLAgent
con0_RP1_C
CLI
0.0.0.0
XMLAgent
0.0.0.0
XMLAgent
con0_RP1_C
CLI
0.0.0.0
XMLAgent
con0_RP1_C CLI
con0_RP1_C CLI
con0_RP1_C CLI
con0_33_1
Rollback
con0_33_1
Rollback
con0_33_1
Rollback
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
Rollback
con0_33_1
Rollback
Time Stamp
~~~~~~~~~~
00:16:51 UTC
00:04:32 UTC
21:58:36 UTC
21:46:07 UTC
21:43:30 UTC
21:40:13 UTC
21:34:48 UTC
21:32:10 UTC
21:30:13 UTC
19:45:04 UTC
19:37:26 UTC
19:36:27 UTC
18:34:45 UTC
18:32:37 UTC
18:31:09 UTC
18:28:12 UTC
18:27:22 UTC
18:27:19 UTC
18:25:55 UTC
18:24:25 UTC
Thu
Thu
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
May
11
11
11
11
11
11
11
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2004
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Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-29
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定の履歴およびロールバック
設定の変更通知
ターゲット設定を実行時設定にコミットすると、次の例に示すように、設定変更のメッセージが生
成されます。
RP/0/0/0:Aug 6 09:26:17.781 : %LIBTARCFG-6-COMMIT Configuration committed by user
‘user_a'.
Use 'show commit changes 1000000124' to view the changes.
次に、コミット ID 情報の表示方法について説明します。
• 「コミット ID 番号の表示」
• 「コミット ID の詳細表示」
コミット ID 番号の表示
使用できるコミット ID を表示するには、次の例に示すように、show commit changes ? コマンドを
入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show commit changes ?
1000000039 Commit ID
1000000040 Commit ID
1000000041 Commit ID
1000000042 Commit ID
1000000043 Commit ID
1000000044 Commit ID
1000000045 Commit ID
1000000046 Commit ID
1000000047 Commit ID
1000000048 Commit ID
1000000049 Commit ID
1000000050 Commit ID
1000000051 Commit ID
1000000052 Commit ID
1000000053 Commit ID
コミット ID の詳細表示
特定のコミット セッション(コミット ID)の詳細を表示するには、次の例に示すように、コミッ
ト ID 番号を指定した show commit changes コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show commit changes 1000000053
Building configuration...
interface preconfigure MgmtEth0/RP1/CPU0/0
ipv4 address 12.8.50.10 255.255.0.0
proxy-arp
!
route ipv4 223.255.254.254/32 12.8.0.1
end
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-30
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ターゲット設定ファイルの保存およびロード
ターゲット設定ファイルの保存およびロード
ターゲット設定は、実行時設定にコミットせずに、別のファイルに保存することができます。こう
すると、ターゲット設定ファイルを後でロードして、さらに変更したり、コミットすることができ
ます。次に、ターゲット設定を保存およびロード方法について説明します。
•
ターゲット設定のファイルへの保存
•
ファイルからのターゲット設定のロード
ターゲット設定のファイルへの保存
ターゲット設定に加えた設定の変更をファイルに保存するには、show config | file <filename> コマン
ドを入力します。
•
ファイルのフル パスを指定しない場合は、アカウントのデフォルトのディレクトリが使用され
ます。ターゲット設定ファイルは、常にこの場所に保存してください。
•
簡単に識別できるように、ファイル名の末尾には拡張子 .cfg を付けます。この拡張子は必須
ではありませんが、ターゲット設定ファイルを検索するのに役立ちます。
例:
myconfig.cfg
次の例では、デフォルトのユーザ ディレクトリにターゲット設定ファイルを保存します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show config | file disk0:myconfig.cfg
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# abort
RP/0/RP0/CPU0:router#
ファイルからのターゲット設定のロード
load filename コマンドを入力して、直前に保存した設定ファイルの内容が含まれたターゲット設定
をロードします。
•
filename には、ターゲット設定にロードする設定ファイルを指定します。
•
ファイルのフル パスを指定しない場合は、デフォルトの場所が使用されます。ターゲット設定
ファイルは、常にこの場所に保存してください。
次の例では、現在の設定セッションにターゲット設定ファイルをロードします。そのため、現在の
設定セッションには、ファイルの内容がポピュレートされます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# load disk0:myconfig.cfg
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show config
Building configuration... interface POS 0/3/0/0
description My Pos Interface
ipv4 address 10.10.11.20 255.0.0.0
!end
システム スタートアップ時の代替設定のロード
Cisco CRS-1 シリーズ ルータをリセットしたり、電源を入れたりすると、直前の実行時設定がロー
ドされ、ルータの操作に使用されます(図 2-4 を参照)
。
システム スタートアップ時に代替設定をロードすることもできます。このプロセスの詳細および手
順は、付録 A「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-31
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
設定の制限
設定の制限
Cisco IOS-XR ソフトウェアは、ルータの実行時設定に適用できる設定に制限を設けています。これ
らの制限により、ルータの通常の操作に備えて十分なシステム リソース(RAM など)を確保しま
す。多くの場合、これらのあらかじめ設定されている制限で十分です。
特定の機能のために多数の設定が必要なときなど、場合によっては、あらかじめ設定されている設
定の制限を上書きする必要が生じることがあります。別の機能の設定のレベルが低い場合、または
未使用の場合にのみ上書きします。たとえば、ルータで多数の BGP が必要な場合、MPLS が全く使
用されていないときは、MPLS に割り当てられている未使用のメモリを使用するように、BGP の制
限を緩和することができます。
注意
デフォルトの設定の制限を上書きすると、メモリ不足になる場合があります。
RP およびノードへの設定の配布
プライマリ RP およびスタンバイ RP は、ルータのすべてのカードの設定ファイルを管理および配
布します。これらのファイルは「ネイティブ」フォーマットで、ユーザが参照することはできませ
ん。次の項で説明するように、設定は Cisco IOS-XR ソフトウェアの CLI コマンドを使用して管理
および変更できます。
• 「設定セッションの管理」
• 「設定の履歴およびロールバック」
• 「システム スタートアップ時の代替設定のロード」
警告
現在の実行時設定ファイルは、内部フラッシュ disk0: の /cfsroot ディレクトリに格納されていま
す。これらの設定には、設定の管理、履歴、および ロールバックの CLI コマンドを使用してのみ
アクセスできます。これらのファイルを直接変更または削除すると、ルータの設定が失われる場合
があります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-32
OL-6142-01-J
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ソフトウェア パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化の影響
ソフトウェア パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化の影響
次に、ソフトウェア パッケージのアクティブ化および非アクティブ化の影響について説明します。
• 「パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化時における CLI コマンドの追加または削除」
• 「実行時設定におけるパッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化」
• 「設定のロールバックにおけるパッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化」
パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化時における CLI コマンドの追加または削除
ソフトウェア パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化時には、ソフトウェア パッケージと共
に、それに属する CLI コマンドがシステムに追加またはシステムから削除されます。
•
新しいパッケージがアクティブ化されると、そのパッケージの新しい CLI コマンドがシステム
に追加されます。ルータを再起動またはリロードする必要はありません。
•
パッケージが非アクティブ化されると、非アクティブ化された機能に関連付けられているコマ
ンドはシステムから削除され、ユーザが利用することはできなくなります。
実行時設定におけるパッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化
ソフトウェア パッケージの非アクティブ化、アップグレード、またはダウングレード時には、互換
性のない設定は実行時設定から削除され、ファイルに保存されます。互換性のない設定とは、ソフ
トウェア パッケージの新しいバージョンでサポートされていない設定を指します。
(注)
必要に応じて、設定の削除によって生じた問題を解決し、設定を適用し直す必要があります。
設定のロールバックにおけるパッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化
パッケージの互換性がないために削除した設定は、ロールバックすることができません。正常に
ロールバックできるのは、現在アクティブな Cisco IOS-XR ソフトウェアによる互換性チェックすべ
てに設定がパスした場合だけです。
ロールバック操作中に互換性のない設定が検出された場合は、操作は失敗し、エラーが表示されま
す。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
2-33
第2章
Cisco IOS-XR ベーシック コンフィギュレーションの管理
ソフトウェア パッケージのアクティブ化 / 非アクティブ化の影響
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2-34
OL-6142-01-J
C H A P T E R
3
CLI のヒント、テクニック、ショート
カット
ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェアのコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用する際の
テクニックについて説明します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-1
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
内容
内容
ここでは、次の内容について説明します。
• 「CLI のヒントおよびショートカット」(P. 3-3)
− 「短縮コマンドの入力」(P. 3-3)
− 「疑問符(?)を使用したコマンドのヘルプの表示」(P. 3-3)
− 「Tab キーを使用したコマンド部分入力の補完」
(P. 3-5)
− 「コマンドの構文エラーの識別」(P. 3-6)
− 「no 形式およびデフォルト形式のコマンドの使用法」(P. 3-6)
− 「折り返されたコマンドラインの編集」(P. 3-7)
• 「show コマンドを使用したシステム情報の表示」
(P. 3-8)
− 「一般的な show コマンド」
(P. 3-8)
− 「--More-- プロンプトでの出力の継続表示」
(P. 3-8)
− 「画面出力の表示の中止」(P. 3-9)
− 「ファイルへの出力のリダイレクト」(P. 3-9)
− 「大規模設定の出力の絞り込み」(P. 3-10)
− 「show コマンドの出力のフィルタリング」(P. 3-11)
• 「ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス」(P. 3-13)
− 「ワイルド カード(*)を使用した show コマンドでのインターフェイスの検出」
(P. 3-13)
− 「設定テンプレート」(P. 3-14)
− 「エイリアス」
(P. 3-19)
− 「コマンドのエイリアスとして使用するキーストローク」
(P. 3-19)
• 「コマンド履歴」
(P. 3-20)
− 「コマンド履歴の呼び出し」
(P. 3-20)
− 「削除したエントリの呼び出し」(P. 3-20)
− 「コマンドラインの再表示」
(P. 3-21)
• 「キーストローク」
(P. 3-22)
− 「カーソルを移動するキーストローク」(P. 3-22)
− 「大文字 / 小文字を制御するキーストローク」(P. 3-22)
− 「CLI エントリを削除するキーストローク」
(P. 3-23)
− 「入力ミス文字の入れ替え」
(P. 3-23)
ヒント
コマンドは大文字、小文字、または両方を使用して入力できます。パスワードだけは、大文字と小
文字が区別されます。ただし、シスコシステムズのマニュアルでは、コマンドを小文字で表記しま
す。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-2
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
CLI のヒントおよびショートカット
CLI のヒントおよびショートカット
次に、CLI を使用する際に便利なヒントおよびショートカットについて説明します。
• 「短縮コマンドの入力」
• 「疑問符(?)を使用したコマンドのヘルプの表示」
• 「Tab キーを使用したコマンド部分入力の補完」
• 「コマンドの構文エラーの識別」
• 「no 形式およびデフォルト形式のコマンドの使用法」
• 「折り返されたコマンドラインの編集」
短縮コマンドの入力
コマンドやキーワードは、それが一意な短縮形であれば、数文字に省略することができます。たと
えば、configure は config と短縮できます。コマンドの一意な短縮形だからです。ルータは短縮形
のコマンドを受け取り、実行します。
疑問符(?)を使用したコマンドのヘルプの表示
使用できるコマンドや、コマンドの正しい構文を確認するには、疑問符(?)を使用します。表 3-1
に、ヘルプ表示のオプションの概要を示します。
ヒント
疑問符(?)の前にスペースを入れるかどうかには、意味があります。疑問符の前にスペースを挿
入すると、コマンドまたは CLI モードで使用できるすべてのオプションが表示されます。文字列の
後にスペースを挿入しないと、特定の文字列で始まるコマンドのリストが表示されます。
表 3-1
ヘルプ表示コマンド
コマンド
説明
partial-command?
ある文字列で始まるコマンドを一覧表示するには、コマンド名の最初の数
文字の後に疑問符(?)を入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# co?
configure copy
(注)
?
コマンドと疑問符の間にはスペースを入れないでください。
特定のコマンド モードで使用できるすべてのコマンドのリストを表示し
ます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-3
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
CLI のヒントおよびショートカット
表 3-1
ヘルプ表示コマンド
コマンド
説明
command ?
コマンドのキーワードおよび引数のリストを表示するには、疑問符(?)
の前にスペースを挿入します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure ?
exclusive
Configure exclusively from this terminal
memory
Configure from NV memory
network
Configure from TFTP network host
overwrite-network Overwrite NV memory from TFTP network
host
terminal
Configure from the terminal
<cr>
(注)
command keyword ?
大部分のコマンドでは、<cr> 記号は、入力済みの構文でコマンド
が実行できることを示します。上の例では、Return キーを押すと、
グローバル設定モードに入ります。
コマンドで特定のキーワードに続いて使用できる構文のオプション リス
トを表示するには、キーワードの後に疑問符(?)を入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router#
taskgroup Show all
system
userdb
Show all
belong to
usergroup Show all
system
(注)
show aaa ?
the local taskgroups configured in the
local users with the usergroups each
the local usergroups configured in the
キーワードと疑問符の間にスペースを挿入します。
次の例では、サブネット 172.0.0.0 (0 ∼ 255 の範囲内の数値で始まる IPv4 アドレスのビットを無
視)のすべてのホストへのアクセスを拒否するアクセス リスト 99 にエントリを追加して、現在の
設定セッションの設定バッファに格納します。コマンドのヘルプを使用して、上記の設定を行う手
順を次に示します。
ステップ 1
access-list コマンドを入力し、続けてスペースおよび疑問符を入力して、コマンドの使用可能なオ
プションを表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list ?
<1-199>
IP Access list
<1300-2699> IP Access list
(注)
数値範囲(かぎカッコ内)は包含範囲です。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-4
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
CLI のヒントおよびショートカット
ステップ 2
アクセス リスト番号 99 を入力し、続けてスペースおよび疑問符を入力して、そのキーワードに適
用できる引数および簡単な説明を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list 99 ?
<1-2147483647> Sequence number for this entry
deny
Specifies packets to reject
permit
Specifies packets to forward
remark
Comment for access list
<cr>
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list 99 deny ?
A.B.C.D Address to match
ステップ 3
一般的に、大文字は変数(引数)を表します。IP アドレスを入力し、続けてスペースおよび疑問符
(?)を入力して、さらに追加のオプションを表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list 99 deny 172.31.134.0 ?
A.B.C.D Mask of bits to ignore
<cr>
この出力の A.B.C.D はマスクの使用が許可されていることを示します。マスクは、IP アドレスまた
は IP アドレスの範囲に一致させる方法です。
たとえば、マスク 255.0.0.0 は、IP アドレスの先頭の 8 ビットに現れる、0 ∼ 255 の範囲内の任意の
数値と一致させます。マスクを入力し、続けてスペースおよび疑問符(?)を入力して、他のオプ
ションを表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list 99 deny 172.31.134.0 255.0.0.0 ?
<cr>
ステップ 4
<cr> 記号は、それ以上キーワードまたは引数がないことを示します。Return キーを押すと、次の
ようにコマンドが実行されます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list 99 deny 172.31.134.0 255.0.0.0
(注)
commit コマンドを入力してターゲット設定を実行時設定に追加しない限り、設定はアクティブに
なりません。
Tab キーを使用したコマンド部分入力の補完
コマンド名を完全に思い出せない場合や、入力の手間を省く場合には、コマンドの最初の数文字を
入力し、Tab キーを押します。その文字列で始まるコマンドが 1 つしかない場合は、システムに
よってそのコマンド全体が入力されます。入力した文字列と一致するコマンドが複数ある場合は、
その文字列が一意でないことを示すビープ音が鳴ります。
次の例では、CLI によって EXEC モードで conf が一意な文字列と認識され、Tab キーを押すとコマ
ンド全体が入力されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# conf<Tab>
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
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OL-6142-01-J
3-5
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
CLI のヒントおよびショートカット
CLI によってコマンド名全体が表示されます。コマンドを実行するには、Return キーを押します。
この機能を使用して、候補として表示されたコマンドを変更して使用することも拒否することもで
きます。
ヒント
キーボードに Tab キーがない場合は、代わりに Ctrl+I キーを押します。
コマンドの構文エラーの識別
間違ったコマンドを入力すると、エラー箇所に山形記号(^)が表示され、エラー メッセージが返
されます。次の例では、コマンド内の入力ミスをした文字に山形記号(^)が表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure termiMal
^
% Invalid input detected at ‘^’ marker.
(注)
パーセント記号(%)は、エラー メッセージが表示された行を示します。
正しいコマンドの構文を表示するには、コマンドの後に「?」と入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure ?
no 形式およびデフォルト形式のコマンドの使用法
次に、様々な形式のコマンドについて説明します。
• 「no 形式のコマンドの使用法」
• 「デフォルト形式のコマンドの使用法」
no 形式のコマンドの使用法
設定コマンドの多くは、no 形式を指定できます。一般に、no 形式は、動作を無効にするために使
用します。キーワード no なしのコマンドを使用して、無効にされた動作を再度有効にするか、ま
たはデフォルトで無効になっている動作を有効にします。たとえば、IP ルーティングは、デフォル
トでは有効になっています。IP ルーティングを無効にするには、no ip routing コマンドを使用しま
す。IP ルーティングを再度有効にするには、ip routing コマンドを使用します。
Cisco IOS-XR ソフトウェア コマンド リファレンスのマニュアルには、設定コマンドの完全な構文
が記載されており、no 形式のコマンドの機能が説明されています。詳細については、付録 C「関連
するシスコシステムズのマニュアル」を参照してください。
デフォルト形式のコマンドの使用法
多くの CLI コマンドには、機能またはコマンドの一般的な使用方法が反映されたデフォルト形式が
あります。
•
デフォルトの設定を復元するには、コマンドの前に default キーワードを入力します。
•
設定モードで使用できるデフォルトのコマンドを表示するには、default ? と入力します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-6
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
CLI のヒントおよびショートカット
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface POS 0/2/0/0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# default keepalive
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)#
大部分のコマンドはデフォルトで無効になっているので、そのような場合、default 形式は no 形式
のコマンドを使用した場合と同じ結果になります。ただし、一部のコマンドはデフォルトで有効に
なっており、変数に特定のデフォルト値が設定されています。このような場合は、default 形式のコ
マンドを使用すると、コマンドが有効になり、変数にそのデフォルト値が設定されます。
Cisco IOS-XR ソフトウェア コマンド リファレンスのマニュアルには、default 形式のコマンドの動
作が no 形式と異なる場合に default 形式のコマンドがどのような処理を行うかについて説明されて
います。詳細については、付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照してください。
折り返されたコマンドラインの編集
CLI には、画面上で 1 行に収まらないコマンドの折り返し機能が用意されています。カーソルが右
余白に達すると、コマンドラインは 10 スペース分、左にシフトします。 コマンドラインの最初の
10 文字は表示されませんが、スクロール バックして、コマンド先頭の構文をチェックできます。ス
クロール バックするには、Ctrl+B キーを押すか、← キーを続けて押します。行の先頭に直接戻る
には、Ctrl+A キーを押します。
次の例では、access-list コマンド エントリが 1 行を超えています。カーソルが最初に行の末尾に達
すると、そのコマンドラインは 10 スペース分、左にシフトして、再表示されます。ドル記号($)
は、コマンドラインが左にスクロールされたことを示します。カーソルが行の末尾に達するたびに、
コマンドラインは 10 スペース分、左にシフトします。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
172.31.1
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
255.25
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
255.255.255.0 eq
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
access-list 101 permit tcp 172.31.134.5 255.255.255.0
$ 101 permit tcp 172.31.134.5 255.255.255.0 172.31.135.0
$t tcp 172.31.134.5 255.255.255.0 172.31.135.0
$31.134.5 255.255.255.0 172.31.135.0 255.255.255.0 eq 45
Return キーを押してコマンドを実行する前に、Ctrl+A キーを押して完全な構文をチェックします。
行末には、その行が右にスクロールされたことを示す $ が表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# access-list 101 permit tcp 172.31.134.5 255.255.255.0
172.31.1$
デフォルトでは、Cisco IOS-XR ソフトウェアでは幅 80 列の端末画面を使用します。異なる画面幅
に調整するには、EXEC モードで terminal width コマンドを使用します。
以前の複雑なコマンド エントリを呼び出して変更するには、コマンド履歴機能と併せて、行の折り
返しを使用します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-7
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
show コマンドを使用したシステム情報の表示
show コマンドを使用したシステム情報の表示
「show」コマンドは、システムおよびその設定に関する情報を表示します。ここでは、一般的な show
コマンド、およびそれらのコマンドの出力の管理方法について説明します。
• 「一般的な show コマンド」
• 「--More-- プロンプトでの出力の継続表示」
• 「画面出力の表示の中止」
• 「ファイルへの出力のリダイレクト」
• 「大規模設定の出力の絞り込み」
− 「show コマンドによる特定の機能またはインターフェイスの出力」
− 「ワイルド カードを使用したインターフェイスのすべてのインスタンスの表示」
• 「show コマンドの出力のフィルタリング」
一般的な show コマンド
表 3-2 に、最も一般的な show コマンドをいくつか示します。
表 3-2
Cisco IOS-XR ソフトウェアの一般的な show コマンド
コマンド
説明
コマンド モード
show version
システム情報を表示します。
EXEC モード
show configuration
設定セッション中に加えられた、未コミットの設定 設定モード
変更を表示します。
show running-config [command]
現在の実行時設定を表示します。
show tech-support
トラブルシューティングのために、大量のシステム EXEC モード
情報を収集します。問題を報告する際には、出力を
テクニカル サポートの担当者に提供します。
show platform
Cisco IOS-XR システムに関する情報を表示します。 EXEC モード
EXEC または任意の設定
モード
show environment [all | fans | leds | ファン、LED、電源装置の電圧および電流情報、温 EXEC モード
power-supply | table | temperatures | 度など、システムのハードウェア情報を表示します。
voltages | l]
これらのコマンドの使用法については、付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」を参照
してください。
--More-- プロンプトでの出力の継続表示
?、show、more などのコマンドの出力を表示すると、画面の出力が停止し、画面の下部に --More-プロンプトが表示されます。
出 力が さら に続 い てい て、画 面に 一度 に表 示し き れな い場 合は、Cisco IOS-XR CLI に よ って
--More-- プロンプトが表示されます。
•
Return キーを押すと、次の行が表示されます。
•
Space キーを押すと、出力の次の画面が表示されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-8
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
show コマンドを使用したシステム情報の表示
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show ?
aaa
Show AAA configuration and operational data
adjacency
Adjacency information
aliases
Display alias commands
alphadisplay
Shows the message being displayed on the alpha display
aps
SONET APS information
arm
IP ARM information
arp
ARP table
as-path-access-list
List AS path access lists
asic-errors
ASIC error information
atc
Attractor Cache related
auto-rp
Auto-RP Commands
bgp
BGP show commands
buffer-manager
Show all buffer manager memory related information
bundle
Show hardware related information for Bundles.
calendar
Display the system calendar
cdp
CDP information
cef
Cisco Express Forwarding
cetftp
HFR control plane ethernet TFTP server
checkpoint
Show checkpoint services
cinetd
cinetd daemon
clns
Display CLNS related information
clock
Display the system clock
commit
Show commit information
--More--
ヒント
--More-- プロンプトが表示されない場合は、EXEC モードで terminal length コマンドを使用して、
画面の縦幅の値を入力してみてください。length の値にゼロが設定されていると、コマンドの出力
は停止しません。
例:
RP/0/RP1/CPU0:router# terminal length 20
CLI 出力の検索またはフィルタについては、
「show コマンドの出力のフィルタリング」
(P. 3-11)を
参照してください。
画面出力の表示の中止
画面出力を中断して表示を終了するには、次の例のように Ctrl+C キーを押します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show running-config
<Ctrl-C>
ファイルへの出力のリダイレクト
デフォルトでは、CLI コマンドの出力は画面に表示されます。show コマンド構文の後にファイル名
および場所を入力すると、ユーザが指定したファイルに CLI コマンドの出力をリダイレクトするこ
とができます。出力をファイルにリダイレクトするには、次のコマンド構文を使用します。
<show-command> | file <filename>
この機能を使用すると、任意の show コマンドの出力をファイルに保存して、後で分析および参照
することができます。
•
ファイルのフル パスを指定しない場合は、アカウントのデフォルトのディレクトリが使用され
ます。ターゲット設定ファイルは、常にこの場所に保存してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-9
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
show コマンドを使用したシステム情報の表示
•
簡単に特定できるように、ファイル名の末尾には拡張子 .cfg を付けます。この拡張子は必須
ではありませんが、ターゲット設定ファイルを検索するのに役立ちます。
例:
myconfig.cfg
次の例では、デフォルトのユーザ ディレクトリにターゲット設定ファイルを保存します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show config | file disk0:myconfig.cfg
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# abort
RP/0/RP0/CPU0:router#
大規模設定の出力の絞り込み
サイズの大きな実行時設定を表示すると、数千行もの出力が生成されることがあります。show コ
マンドの出力を、表示したいアイテムだけに制限するには、show running config コマンドの末尾に
引数を追加します。ワイルド カードを使用して、機能のすべてのインスタンスを表示することもで
きます。
show コマンドによる特定の機能またはインターフェイスの出力
show コマンドにキーワードおよび引数を入力すると、show の出力が特定の機能またはインター
フェイスに限定されます。
次の例では、IP ルート設定に関する情報のみが表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show running-config route ipv4
route ipv4 0.0.0.0/0 12.21.0.1
route ipv4 0.0.0.0/0 pos0/1/0/1 12.21.0.1
次の例では、特定のインターフェイスに関する情報が表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show running-config interface POS 0/1/0/1
interface pos0/1/0/1
ipv4 address 12.21.54.31 255.255.0.0
ip proxy-arp disable!
ワイルド カードを使用したインターフェイスのすべてのインスタンスの表示
すべてのインスタンスの設定を表示するには、ワイルド カード文字のアスタリスク(*)を入力し
ます。
(注)
詳細については、
「ワイルド カード(*)を使用した show コマンドでのインターフェイスの検出」
(P. 3-13)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-10
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
show コマンドを使用したシステム情報の表示
次の例では、すべての packet-over-SONET(POS)インターフェイスの設定が表示されます。
RP/0/RP1/CPU0:router#
interface POS0/1/0/0
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
shutdown
keepalive disable
!
interface POS0/1/0/1
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
shutdown
keepalive disable
!
interface POS0/1/0/2
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
shutdown
keepalive disable
!
interface POS0/1/0/3
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
shutdown
keepalive disable
!
show running-config interface pos *
255.255.255.0
255.255.255.0
255.255.255.0
255.255.255.0
--More--
show コマンドの出力のフィルタリング
show コマンドを出力すると、膨大な量のデータになる場合があります。情報のサブセットだけを
表示するには、
「パイプ」文字(|)を入力し、続けてキーワード(begin、include、または exclude)
および正規表現を入力します。表 3-3 に、show コマンドのフィルタ オプションを示します。
表 3-3
show コマンドのフィルタ オプション
コマンド
説明
show command | begin regular-expression
正規表現に一致する行からフィルタ適用なし
の show コマンドの出力を開始します。
show command | exclude regular-expression
正規表現に一致しない出力行を表示します。
show command | include regular-expression
正規表現に一致する出力行を表示します。
show command | file disk0:myconfigfile
正規表現に一致する出力行を、指定したデバイ
スの指定したファイルに書き込みます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-11
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
show コマンドを使用したシステム情報の表示
次の例の show interface コマンドでは、「protocol」という表現が現れる行のみが出力されいます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show interface | include protocol
Null0 is up, line protocol is up
0 drops for unrecognized upper-level protocol
POS0/2/0/0 is administratively down, line protocol is administratively
0 drops for unrecognized upper-level protocol
POS0/2/0/1 is administratively down, line protocol is administratively
0 drops for unrecognized upper-level protocol
POS0/2/0/2 is administratively down, line protocol is administratively
0 drops for unrecognized upper-level protocol
POS0/2/0/3 is administratively down, line protocol is administratively
0 drops for unrecognized upper-level protocol
MgmtEthernet0/RP0/CPU0/0 is administratively down, line protocol is
administratively
down
MgmtEthernet0/RP0/CPU0/0 is administratively down, line protocol is
administratively
down
0 drops for unrecognized upper-level protocol
(注)
down
down
down
down
フィルタを使用できるのは、サブモード、コマンド終了後、および「?」出力内の <cr> が表示され
ている任意の箇所だけです。
--More-- プロンプトでのフィルタの追加
show コマンドの出力の --More-- プロンプトの位置で正規表現の前にスラッシュ(/)を入力して
フィルタを指定することもできます。コマンドの出力が完了するか、中断されるまで(Ctrl+Z また
は Ctrl+C を使用)
、フィルタはアクティブなままです。これには次の規則が適用されます。
•
オリジナルのコマンドまたは直前の --More-- プロンプトでフィルタが指定されている場合は、
2 つ目のフィルタは適用できません。
•
キーワード begin を使用すると、フィルタを設定できません。
•
正規表現の前のマイナス記号(–)は、正規表現を含まない出力行を表示します。
•
正規表現の前のプラス記号(+)は、正規表現を含む出力行を表示します。
次の例では、--More-- プロンプトの位置でフィルタを追加して、残りの出力のうち、正規表現「ip」
を含む行だけを表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show configuration running | begin line
Building configuration...
line console
exec-timeout 120 120
!
logging trap
--More-/ip
filtering...
ip route 0.0.0.0 255.255.0.0 pos0/2/0/0
interface pos0/2/0/0
ip address 172.19.73.215 255.255.0.0
end
ヒント
多くの場合、Ctrl+Z キーを押すと、いつでも出力を中断して EXEC モードに戻ることができます。
詳細については、付録 D「正規表現、特殊文字、およびパターンの理解」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-12
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
ここでは、次の事項を取り挙げます。
• 「ワイルド カード(*)を使用した show コマンドでのインターフェイスの検出」
• 「設定テンプレート」
• 「エイリアス」
• 「コマンドのエイリアスとして使用するキーストローク」
ワイルド カード(*)を使用した show コマンドでのインターフェイスの検出
ワイルド カード(*)は、show コマンドでのインターフェイス グループを識別します。表 3-4 に、
インターフェイスのグループを識別するワイルド カードの使用例を示します。
表 3-4
(注)
ワイルド カードの使用例
ワイルド カードの構文
すべて
*
インターフェイス
pos*
システムの POS インターフェイス
pos0/1/*
スロット 1 の POS インターフェイス
pos0/3/4.*
POS0/3/4 のサブインターフェイス
ワイルド カード(*)は、インターフェイス名の末尾に入力する必要があります。
例
次の例では、ラック 0、スロット 1 のすべての POS インターフェイスの設定が表示されます。
RP/0/RP1/CPU0:router#
interface POS0/1/0/0
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
keepalive disable
interface POS0/1/0/1
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
keepalive disable
interface POS0/1/0/2
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
keepalive disable
interface POS0/1/0/3
ipv4 address 1.2.3.4
pos
crc 32
!
keepalive disable
show running-config interface pos0/1/*
255.255.255.0
255.255.255.0
255.255.255.0
255.255.255.0
--More--
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3-13
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
次の例では、すべての POS インターフェイスの状態が表示されます。
RP/0/RP1/CPU0:router# show interfaces pos* brief
Intf
Intf
LineP
Encap MTU
BW
Name
State
State
Type (byte)
(Kbps)
-------------------------------------------------------------------------------PO0/1/0/0
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/1
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/2
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/3
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/4
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/5
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/6
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/7
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/8
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/9
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/10
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/11
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/12
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/13
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/14
up
up
HDLC 4474
2488320
PO0/1/0/15
up
up
HDLC 4474
2488320
設定テンプレート
テンプレートを使用するときには、設定コマンドのグループを示すテンプレート名を作成すること
ができます(テンプレートの定義は、
「C」マクロ関数の作成と同じです)。テンプレートを定義し
た後は、他のユーザがそれを適用して、共通の設定を共有することができます。
手順の概要
1. configure
2. template template-name [parameter] [config-commands]
3. テンプレートの定義を入力します。
4. end-template
5. show running config template template-name
6. テンプレートを適用します。
a. configure
b. apply-template template-name [parameter]
c. show running-config
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-14
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
目的
configure
グローバル設定モードに入ります。
例:
Router# configure
ステップ 2
template template-name [parameter] [config-commands] テンプレート コマンド モードに入り、テンプレート
を作成します。
例:
• template-name:実行時設定に適用する一意なテ
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# template
ンプレート名。
tmplt_1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)#
•
parameter:
(オプション)テンプレートの定義で
指定した変数の実際の値。パラメータは丸括弧
で囲んで 5 個まで指定できます。テンプレート
は、パラメータを指定して、またはパラメータ
なしで作成できます。
•
config-commands:
(オプション)テンプレートの
定義に追加するグローバル設定コマンド。コマ
ンド内で使用する任意の名前(サーバ名、グルー
プ名など)をパラメータ化できます。つまり、
それらのパラメータをテンプレート コマンド内
で使用すると(先頭は $)
、適用されたときには
実引数に置換されます。
テンプレートを削除するには、no 形式でこのコマン
ドを使用します。グローバル設定モードで template
コマンドを入力します。
ステップ 3
テンプレートの定義を入力します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# interface
pos0/2/0/4
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address
10.0.0.1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# exit
ステップ 4
テンプレートの定義セッションを終了し、テンプ
レート定義モードの CLI を終了します。
end-template
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)#
end-template
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
ステップ 5
show running config template template-name
テンプレート セッションを終了すると、グローバル
設定モードに戻ります。
テンプレートの詳細が表示されます。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show running-config
template tmplt_1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-15
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
ステップ 6
コマンドまたは操作
目的
次のようにテンプレートを適用します。
定義したテンプレートおよびそのパラメータを、シ
ステムの実行時設定に適用します。グローバル設定
モードで、このコマンドを入力します。
a. configure
b. apply-template template-name [parameter]
•
適用できるテンプレートは、一度に 1 つに限ら
れます。
•
同じテンプレートを何度も適用すると、最後に
適用した内容によってそれ以前に適用した内容
が上書きされます。
•
テンプレートに使用するパラメータを正しく指
定します。
•
テンプレートは「ベスト エフォート」処理とし
て適用されます。有効な変更だけがコミットさ
れます。テンプレート内のいずれかのコマンド
が失敗すると、そのコマンドは廃棄されます。
c. show running-config
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# apply-template
tmplt_1
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show
running-config
...
template tmplt_1
interface POS0/2/0/4
ipv4 address 10.0.0.1 255.255.255.0
!
end-template
..
interface POS0/2/0/4
ipv4 address 10.0.0.1 255.255.255.0
!
テンプレートを削除するには、no 形式でこのコマン
ドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
次のテンプレートの例を紹介します。
• 「テンプレートの定義例」
• 「テンプレートの適用例」
テンプレートの定義例
次の例では、簡単なテンプレートを定義します。次に、show running-config template-name コマンド
で、テンプレートの内容を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# template tmplt_1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# interface pos0/2/0/4
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.2.3.4 255.255.255.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# end-template
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router# show running-config template tmplt_1
interface pos0/2/0/4
ipv4 address 1.2.3.4 255.255.255.0
!
end-template
interface pos0/2/0/4
ipv4 address 1.2.3.4 255.255.0.0
!
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-16
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
次の例では、2 つのパラメータを持つ「bar」という名前のテンプレートを定義します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# template bar (abc cde)
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# hostname $abc
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# fault manager policy %wd_default_cpu.tcl system
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# fault manager policy $cde system
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging trap
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging trap informational
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging console debugging
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging history size 1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging history warnings
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging monitor debugging
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# logging buffered 16384
RP/0/RP0/CPU0:router(config-TPL)# end-template
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router#show running-config template bar
template bar (abc cde)
hostname $abc
fault manager policy %wd_default_cpu.tcl system
fault manager policy $cde system
logging trap
logging trap informational
logging console debugging
logging history size 1
logging history warnings
logging monitor debugging
logging buffered 16384
end-template
(注)
テンプレート本文の設定コマンドには、ドル記号($)で始まる変数を指定できます。テンプレー
トを適用すると、
「$」で始まる変数は実引数に置換されます。
テンプレートの適用例
テンプレートを適用するには、グローバル設定モードで apply-template template-name [parameter] コ
マンドを入力します。
次のコマンドは、テンプレート「tmplt_1」を適用します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# apply-template tmplt_1
次の apply コマンドは、2 つの変数を持つ「bar」テンプレートを適用します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# apply-template bar (mibtwister %wd_default_mem.tcl)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-17
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
直前に適用したテンプレートの結果を表示するには、show running-config コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show running-config
hostname mibtwister #new hostname set by apply bar
template bar (abc cde )
hostname $abc
fault manager policy %wd_default_cpu.tcl system
fault manager policy $cde system
logging trap
logging trap informational
logging console debugging
logging history size 1
logging history warnings
logging monitor debugging
logging buffered 16384
end-template
template tmplt_1
interface preconfigure pos0/1/0/2
ipv4 address 1.2.3.4 255.255.255.0
!
end-template
.....
fault manager policy %wd_default_cpu.tcl system
fault manager policy %wd_default_mem.tcl system # substituted
logging trap
logging trap informational
logging console debugging
logging history size 1
logging history warnings
logging monitor debugging
logging buffered 16384
...
interface preconfigure pos0/1/0/2 # set by apply tmplt_1
ipv4 address 1.2.3.4 255.255.255.0
!
....
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-18
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
ワイルド カード、テンプレート、およびエイリアス
エイリアス
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ
(Cisco CRS-1 シリーズ ルータ)の任意の物理エンティティまたは論理エンティティのコマンドライ
ン エイリアスを定義することができます。エイリアスを定義した後は、CLI の中で使用して、実
際のエンティティを参照できます。
コマンドのエイリアスを作成するには、グローバル設定モードで次のコマンドを入力します。
alias mode alias-name command-syntax
表 3-5 に、alias コマンドの構文を示します。
表 3-5
エイリアス コマンドの構文
構文
エイリアスの作成対象
mode
オリジナルのコマンドとエイリアス コマンドのコマンド モード。値は次のと
おりです。
alias-name
command-syntax
•
config— グローバル設定モードのコマンドのエイリアスを作成します。
•
exec—EXEC コマンド モードのコマンドのエイリアスを作成します。
•
interface— インターフェイス コマンド モードのコマンドのエイリアスを
作成します。
•
ipaddress—IPv4 または IPv6 アドレスのエイリアスを作成します。
コマンド エイリアスの名前。エイリアス名は、1 つの単語、またはダッシュ
(-)で結合した複数の単語で指定します。
オリジナルのコマンドの構文。command-syntax 引数には、オリジナルのコマ
ンドの構文の有効な短縮形を入力できます。
特定のコマンド モードのすべてのエイリアスまたは特定のエイリアスを削除するには、no 形式で
このコマンドを入力します。
次の例では、インターフェイス POS 0/1/0/1 に「my-cookie」という名前のエイリアスが作成されます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# alias interface my-cookie POS 0/1/0/1
次のように、
「my-cookie」という名前のエイリアスを使用して、インターフェイスを特定および設
定できます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface my-cookie
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)#
コマンドのエイリアスとして使用するキーストローク
特定のキーストローク(同時または順に押すキー)をコマンドのエイリアスとして認識するように、
システムを設定することができます。つまり、コマンドを実行するためのショートカットとして、
キーストロークを設定することができます。システムでキーストロークがコマンドとして識別され
るようにするには、コマンド シーケンスを入力する前に、Ctrl+V または Esc、Q というキースト
ロークを使用します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-19
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
コマンド履歴
コマンド履歴
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、以前に入力および削除したコマンドの履歴を表示することができ
ます。また、コンソール メッセージが表示されているときに、コマンドラインを再表示することも
できます。次に、コマンド履歴の機能について説明します。
• 「コマンド履歴の呼び出し」
• 「削除したエントリの呼び出し」
• 「コマンドラインの再表示」
(注)
以前にコミットした設定にロールバックする方法については、
「設定の履歴およびロールバック」
(P. 2-27)を参照してください。
コマンド履歴の呼び出し
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、コマンドラインから最近発行したコマンド 10 個が履歴バッファ
に記録されます。この機能は、アクセス リストなどの長くて複雑なコマンドやエントリを呼び出す
場合などに特に便利です。
履歴バッファからコマンドを呼び出すには、表 3-6 に示すコマンドまたはキーストロークのいずれ
かを使用します。
表 3-6
コマンド履歴
コマンドまたはキーストローク 目的
(注)
Ctrl+P または↑キー
履歴バッファ内のコマンドを、最新のものから順に呼び出しま
す。何度も押すと、順番に、より古いコマンドが呼び出されます。
Ctrl+N または↓キー
Ctrl+P または↑キーでコマンドを呼び出した後、履歴バッファ
内のより新しいコマンドに戻ります。何度も押すと、順番に、
より新しいコマンドが呼び出されます。
システムに格納し、端末セッション中に呼び出せるコマンドラインエントリの数を設定するには、
terminal history コマンドを使用します。
削除したエントリの呼び出し
Cisco IOS-XR CLI では、削除したコマンドやキーワードも履歴バッファに格納されます。バッファ
には、Ctrl+K、Ctrl+U、または Ctrl+X キーを使用して以前に削除した項目 10 個が格納されます。
Backspace または Ctrl+D キーを使用して個別に削除した文字は格納されません。
表 3-7 に、削除したエントリをコマンドラインに呼び出すキーストロークを示します。
表 3-7
削除したエントリを呼び出すキーストローク
コマンドまたはキーストローク 呼び出すエントリ
Ctrl+Y
バッファ内の最新のエントリ(キーを同時に押します)。
Esc、Y
履歴バッファ内の直前のエントリ(キーを順に押します)。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-20
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
コマンド履歴
(注)
Ctrl+Y キーを最初に押さない限り、Esc、Y キーのシーケンスは機能しません。Esc、Y キーを 10
回以上押すと、履歴が一巡してバッファ内の最新のエントリに戻ります。
コマンドラインの再表示
コマンドの入力中に、システムによって画面にメッセージが送信された場合は、Ctrl+L または
Ctrl+R キーを使用すると、現在のコマンドライン エントリを再表示することができます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-21
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
キーストローク
キーストローク
ここでは、次のキーストロークについて説明します。
• 「カーソルを移動するキーストローク」
• 「大文字 / 小文字を制御するキーストローク」
• 「CLI エントリを削除するキーストローク」
カーソルを移動するキーストローク
表 3-8 に、コマンドを修正または変更するために、コマンドライン内を移動するのに使用できるキー
ストロークを示します。
•
Ctrl は Control キーを示します。関連付けられている文字キーと同時に押す必要があります。
•
Esc は Escape キーを示します。まずこのキーを押してから、関連付けられている文字キーを押
す必要があります。
•
キーでは大文字と小文字は区別されません。
表 3-8
カーソル移動に使用するキーストローク
キーストローク
機能
カーソルの移動
←または Ctrl+B
1 文字戻る
左に 1 文字戻ります。1 行を超えるコマンドを入力した
場合は、←または Ctrl+B キーを繰り返し押すと、システ
ム プロンプトの方に戻って、コマンド エントリの先頭を
確認することができます。Ctrl+A キーを押すこともでき
ます。
→または Ctrl+F
1 文字進む
右に 1 文字進みます。
Esc、B
1 語前に戻る
1 語前に戻ります。
Esc、F
1 語先に進む
1 語先に進みます。
Ctrl+A
行の先頭へ
コマンドラインの先頭に移動します。
Ctrl+E
行の末尾へ
コマンドラインの末尾に移動します。
大文字 / 小文字を制御するキーストローク
文字は簡単なキーストロークで大文字 / 小文字を切り替えることができます。表 3-8 に、大文字 / 小
文字の制御に使用するキーストロークを示します。
(注)
Cisco IOS-XR コマンドは全般的に大文字 / 小文字を区別せず、通常はすべて小文字で表記します。
Table 3-1
大文字 / 小文字の制御に使用するキーストローク
キーストローク
目的
Esc、C
カーソル位置の文字を大文字にします。
Esc、L
カーソル位置の単語を小文字に変更します。
Esc、U
カーソル位置から単語の末尾までを大文字にします。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-22
OL-6142-01-J
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
キーストローク
CLI エントリを削除するキーストローク
表 3-9 に、コマンドライン エントリの削除に使用するキーストロークを示します。
表 3-9
エントリを削除するキーストローク
キーストローク
削除
Delete または Back Space
カーソルの左側の文字を削除します。
Ctrl+D
カーソル位置の文字を削除します。
Ctrl+K
カーソル位置からコマンドラインの末尾までのすべての文字を削
除します。
Ctrl+U または Ctrl+X
カーソル位置からコマンドラインの先頭までのすべての文字を削
除します。
Ctrl+W
カーソルの左側の単語を削除します。
Esc、D
カーソル位置から単語の末尾までを削除します。
入力ミス文字の入れ替え
入力ミス文字を入れ替えるには、Ctrl+T キーを使用します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3-23
第3章
CLI のヒント、テクニック、ショートカット
キーストローク
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
3-24
OL-6142-01-J
C H A P T E R
4
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータ
の起動
ここでは、新しい Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco CRS-1 シ
リーズ ルータ)を起動するプロセスについて説明します。
内容
ここでは、次の内容について説明します。
• 「ハードウェアの前提条件およびマニュアル」(P. 4-2)
− 「ハードウェア コンポーネントおよびアーキテクチャの概要」
(P. 4-2)
− 「サイト プランニングおよびルータ機器の開梱」
(P. 4-2)
− 「ライン カード シャーシおよび関連機器の設置」
(P. 4-3)
• 「シングル シャーシ システムの初期起動」(P. 4-4)
− 「シングル シャーシ システムの電源投入」(P. 4-5)
− 「セットアップ モードのプロンプトを使用した初期設定の入力」(P. 4-6)
− 「初期起動後のシステムの確認」(P. 4-10)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-1
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
ハードウェアの前提条件およびマニュアル
ハードウェアの前提条件およびマニュアル
システムを起動してルータの設定を行う前に、必要なすべてのハードウェアを設置し、動作可能状
態にさせる必要があります。ここでは、サイト プランニングおよび設置作業を行うためにシスコシ
ステムズから提供されているハードウェア マニュアルについてまとめます。
•
ハードウェア コンポーネントおよびアーキテクチャの概要
•
サイト プランニングおよびルータ機器の開梱
•
ライン カード シャーシおよび関連機器の設置
•
Field-Replaceable Unit(FRU; フィールド交換可能ユニット)に関するマニュアル
ハードウェア コンポーネントおよびアーキテクチャの概要
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの設置および設定を始める前に、Cisco CRS-1 シリーズ ルータ
を構成するハードウェアおよびソフトウェアの概念とシステムについて理解しておく必要があり
ます。ハードウェアおよびソフトウェアの概念の概要については、このマニュアルの次の事項を参
照してください。
•
第 1 章「Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのスタート アップ」では、シ
ステムの主なコンポーネントおよびアーキテクチャ上の概念について簡単に説明しています。
• 『Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis System Description』では、
シャーシ、ライン カード インターフェイス、ルート プロセッサ(RP)、System Controller(SC;
システム コントローラ)の制御プレーン エレメントのコンポーネント、システムを経由する
簡単なデータ フローなどを含む、さまざまな Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システムに
ついて、より詳しくまとめています。
サイト プランニングおよびルータ機器の開梱
各ルータは、ルータの開梱方法やルータの設置場所の準備方法が記載された、必要最小限のマニュ
アルと共に出荷されます。表 4-1 に、製品に同梱されているマニュアルの一覧を示します。
表 4-1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのマニュアル
説明
マニュアル
Unpacking and Security the Cisco CRS-1
Series Carrier Routing 16-Slot Line Card
Chassis
Cisco CRS-1 シリーズ 16 スロット ライン カード シャー DOC-7816246
シを開梱、運搬、および固定する方法について説明して
います。シャーシおよびそのコンポーネントを開梱し、
台車を取り付け、シャーシを安全に移動し、シャーシを
床に固定する方法が記載されています。
Cisco CRS-1 Series Carrier Routing
System 16-Slot Regulatory Compliance
and Safety Information
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ システムおよび関連デバ DOC-7816150
イスに適用される、国際機関の規格、安全性、法令に関
する情報が記載されています。また、Cisco CRS-1 シリー
ズ ルータ システムのマニュアルに記載する、安全性に
関する警告を翻訳したものも含まれています。
マニュアル注文番号
Planning a Cisco CRS-1 Series Carrier
お客様が Cisco CRS-1 シリーズ ルータを注文および入 DOC-7815690
Routing System 16-Slot Line Card Chassis 手する前に考慮する必要のある、Cisco CRS-1 シリーズ
Site
ルーティング システム、すべての設備、電源、冷却装
置、スペース、ケーブル敷設、受け取りとステージン
グ、設置情報、および仕様についての簡単な説明が記載
されています。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-2
OL-6142-01-J
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
ハードウェアの前提条件およびマニュアル
表 4-1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムのマニュアル(続き)
説明
マニュアル
マニュアル注文番号
Cisco CRS-1 Series Carrier Routing
System Documentation Guide
提供されているすべてのハードウェア マニュアルの一 DOC-7816222
覧が記載されています。
ライン カード シャーシおよび関連機器の設置
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ のライン カード シャーシおよび各シャーシ コンポーネントの詳しい
設置方法については、
『Installing a Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis』
を参照してください。このマニュアルには、基本的なハードウェアの設置方法のほか、開梱して設
置場所へ運搬したり、シャーシを床に固定したり、別に梱包されている電源シェルフや電源モ
ジュールなどのコンポーネントを設置したり、インターフェイス ケーブルを接続したり、シャーシ
に電源を接続したりする方法について記載されています。
Field-Replaceable Unit(FRU; フィールド交換可能ユニット)に関するマニュアル
提供されているすべてのハードウェア マニュアルの一覧については、
『Cisco CRS-1 Series Carrier
Routing System Documentation Guide』を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-3
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
シングル シャーシ システムの初期起動
ここでは、Cisco CRS-1 シリーズ ルータを初めて起動する際の手順を説明します。すべての新規シ
ステムは、基本 OS およびルーティング Cisco IOS-XR ソフトウェアが disk0: にあらかじめロードさ
れた状態で出荷されます。必要なソフトウェアはルータにあらかじめインストールされているの
で、初めて起動する際のプロセスは、システムの電源を入れ、初期システム設定を入力し、システ
ム コンポーネントを確認するという簡単なものです。
これらの作業が終わるとルータは操作可能になり、続けてその他のソフトウェアをインストールし
たり、詳細設定を行ったりすることができます。次にシステムの起動方法を説明します。
• 「シングル シャーシ システムの電源投入」
• 「セットアップ モードのプロンプトを使用した初期設定の入力」
• 「初期起動後のシステムの確認」
• 「show コマンドの例」
図 4-1 は、シングル シャーシ システムを示します。
図 4-1
シングル シャーシ システム
PLIM
FC/S
MSC
MSC
MSC
MSC
MSC
MSC
7
6
5
4 SM3 3
2
1
0
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
SM0-
MSC
MSC
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
FC/S
/DRP
MSC (
PLIM
PLIM
PL PL PL PL
12 13 14 15
SM4-
15 14 13 12 SM7 11 10 9
FT1
8
101403
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
)
PL0 PL1 PL2 PL3
FT0
/DRP
AM1
)
B2
MSC
MSC (
B1
PLIM
B0
PLIM
AM0
PLIM
A2
PLIM
FC0
FC1
PLIM
A1
PLIM
A0
PLIM
PLIM
PLIM
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-4
OL-6142-01-J
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
シングル シャーシ システムの電源投入
Cisco CRS-1 シリーズ ルータを初めて起動するには、次の手順に従います。
手順の概要
1. プライマリ ルート プロセッサ(RP)のコンソール ポートに端末を接続します。
2. ルータの電源を入れます。
3. プライマリ RP を識別します。
4. Setup モードのプロンプトで表示されるステップを完了します。
5. 必要に応じてオプションの初期設定を入力します。
6. システムを確認します。
手順の詳細
コマンドまたは操作
ステップ 1
目的
プライマリ RP のコンソール ポートに端末を接 初期設定中には、プライマリ RP のコンソール ポートを
続します。
経由してのみ、ルータと通信できます。端末の設定は、
次のとおりです。
•
bps:9600/9600
•
データビット:8
•
パリティ:なし
•
ストップ ビット:2
•
フロー制御:なし
コンソール ポートのケーブルの要件については、
『Cisco
CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card
Chassis System Description』を参照してください。
ステップ 2
ルータの電源を入れます。
電源装置の設置および制御については、『Installing the
Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card
Chassis』を参照してください。
ステップ 3
プライマリ RP を識別します。
プライマリ RP は、前面パネルのプライマリ LED で識別
できます。詳細は、
「ルート プロセッサ」(P. 1-7)を参
照してください。
ステップ 4
セットアップ モードのプロンプトに従って、初 詳細は、
「セットアップ モードのプロンプトを使用した
期設定を入力します。
初期設定の入力」(P. 4-6)を参照してください。
ステップ 5
必要に応じてオプションの設定を入力します。
詳細は、
「セットアップ モードのプロンプトを使用した
初期設定の入力」(P. 4-6)のステップ 12 を参照してく
ださい。
ステップ 6
システムを確認します。
詳細は、
「初期起動後のシステムの確認」
(P. 4-10)を参
照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-5
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
セットアップ モードのプロンプトを使用した初期設定の入力
新しいシステムには設定が保存されていないので、初期起動時には、ルータは自動的に セットアッ
プ モードになります。セットアップ モードでは、ネットワーク通信およびルータ管理に必要な基
本的な設定を入力するよう、プロンプトが表示されます。
次に、ルータの初期設定を完了するための手順を示します。
• 「前提条件」
• 「制約事項」
• 「初期設定」
前提条件
ネットワーク通信に使用するイーサネット管理ポートを設定するには、インターフェイス ネット
ワーク アドレスおよびサブネット マスクを入力する必要があります。この情報については、ネッ
トワーク管理者またはシステム設計者に問い合わせてください。
制約事項
このモードは、新しいルータの初期起動時、または有効な設定が見つからない場合にのみ使用でき
ます。
初期設定
新しいルータを起動するには、次のステップに従います。
手順の詳細
ステップ 1
システムが完全に起動するまで待ちます。次の出力のような情報がコンソール画面に表示されま
す。
System page at phys:07ffe000 user:7fc06000 kern:87ffe000
Starting next program at v80065e80
Restricted Rights Legend
Use, duplication, or disclosure by the Government is
subject to restrictions as set forth in subparagraph
(c) of the Commercial Computer Software - Restricted
Rights clause at FAR sec. 52.227-19 and subparagraph
(c) (1) (ii) of the Rights in Technical Data and Computer Software
clause at DFARS sec. 252.227-7013.
cisco Systems, Inc.
170 West Tasman Drive
San Jose, California 95134-1706
Copyright (c) 2004 by cisco Systems, Inc.
Bandwidth Mode : Full Bandwidth
Press RETURN to get started.
(注)
このメッセージと概要は、システムの初期起動時にのみ表示されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-6
OL-6142-01-J
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
ステップ 2
yes と入力するか、Return キーを押して、設定ダイアログを表示します。
--- System Configuration Dialog --Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: yes
ステップ 3
yes と入力するか、Return キーを押して、基本管理セットアップを表示し、入力します。
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
Basic management setup configures only enough connectivity for management of the
system.
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
ステップ 4
Cisco CRS-1 シリーズ ルータのルータ名を入力します。この名前はルータの CLI プロンプトに表示
されます。終了したら、yes と入力するか、Return キーを押します。
Configuring global parameters:
Enter host name: router
ステップ 5
root-system ログインのユーザ名を入力し、Return キーを押します。
Enter root-system username: crs
ステップ 6
root-system ログインのパスワードを入力し、Return キーを押します。
Enter root-system password: 04Secret
ステップ 7
セットアップ モードで管理イーサネット インターフェイスを設定します。プライマリ RP の管理
イーサネット インターフェイス名を入力し、Return キーを押します。
(注)
イーサネット インターフェイスがルータのプライマリ管理インターフェイスとして使用され、ルー
タは外部ネットワーク上で通信できるようになります。この設定を省略して、ルータ名、ユーザ
名、およびパスワードの設定をただちに保存するには、Ctrl+C キーを押します。
Current interface summary
Interface
IP-Address
Status
Protocol
MgmtEth0/slot/CPU0/0
unassigned
Shutdown
Down
Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: Ethernet0/RP0/CPU0/0
ステップ 8
選択したインターフェイスの IPv4 アドレスを設定するために、yes と入力するか、Return キーを押
します。
Configuring interface MgmtEth0/slot/CPU0/0:
Configure IP on this interface?: yes
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-7
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
ステップ 9
選択したインターフェイスの IPv4 アドレスを入力し、Return キーを押します。
IP address for this interface: 1.1.1.1
ステップ 10 選択したインターフェイスのサブネット マスクを入力し、Return キーを押します。
Subnet mask for this interface: 255.0.0.0
ステップ 11 設定の入力が終わると、次のような概要が表示されます。変更を保存する前に、情報が正しいかど
うか確認します。
The following configuration command script was created:
Building configuration...
[OK]
hostname router
username lab
password 7 082D4D4C
group root-system
!
interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0
ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
no shutdown
!
end
ステップ 12 概要の末尾にある 3 つのオプションのいずれかを入力します。
[0] Go to the command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration and exit.
Enter your selection:
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-8
OL-6142-01-J
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
例
Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: y
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system.
Configuring global parameters:
Enter host name: router
Enter root-system username: user_a
Enter root-system password: secret
Current interface summary
Interface
MgmtEth0/RP1/CPU0/0
IP-Address
unassigned
Status
Shutdown
Protocol
Down
Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: MgmtEth0/RP1/CPU0/0
Configuring interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0:
Configure IP on this interface? [yes]: y
IP address for this interface: 1.1.1.1
Subnet mask for this interface: 255.0.0.0
The following configuration command script was created:
hostname router
username user_a
password 7 082D4D4C
group root-system
!
interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0
ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
no shutdown
!
end
[0] Go to the command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration and exit.
Enter your selection [2]:2
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-9
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
初期起動後のシステムの確認
ルータの状態を確認するには、次のコマンドを入力します。
手順の概要
1. show version
2. show platform node-id
3. show redundancy
4. show environment [all | fans | leds | power-supply | table | temperatures | voltages | l]
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
表示
show version
イメージ名、稼働時間、およびその他のシステム情
報などを含む、ルータに関する情報。
RP/0/RP0/CPU0:router# show version
ステップ 2
show platform node-id
ルータに取り付けられているカードおよびモジュー
ルに関する情報。すべてのモードに関する情報を表
示するには、show platform コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform
ステップ 3
show redundancy
例:
スタンバイ RP がシステムを制御する準備ができて
いるかどうかなどを含む、プライマリ(アクティブ)
RP およびスタンバイ(非アクティブ)RP の状態。
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
ステップ 4
show environment
ハードウェアの属性および状態に関する情報。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show environment
show コマンドの例
次の show コマンドが用意されています。
• 「show version」
• 「show environment」
• 「show platform」
• 「show redundancy」
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-10
OL-6142-01-J
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
show version
ルータの設定に関する基本的な情報を表示するには、次の例に示すように、EXEC モードで show
version コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show version
Cisco IOS-XR Software, Version 1.0.0
Copyright (c) 2004 by cisco Systems, Inc.
ROM: System Bootstrap, Version 1.15(20040120:002852) ,
router uptime is 2 days, 1 hour, 59 minutes
System image file is "tftp://223.0.0.0/usr/comp-hfr-full.vm-1.0.0
cisco CRS-16/S (7450) processor with 2097152K bytes of memory.
7450 processor at 650Mhz, Implementation , Revision
4 Packet over SONET network interface(s)
4 SONET/SDH Port controller(s)
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
2043k bytes of non-volatile configuration memory.
1000592k bytes of ATA PCMCIA card at disk 0 (Sector size 512 bytes).
Configuration register is 0x2
Package active on node 0/2/SP:
hfr-admin, V 1.0.0, Cisco Systems, at mem:hfr-admin-1.0.0
Built on Fri Mar 5 19:12:26 PST 2004
--More--
show environment
システムの環境監視パラメータを表示するには、EXEC モードで show environment コマンドを使用
します。次のコマンド構文を使用します。
show environment [all | fans | leds | power-supply | table | temperatures | voltages | l]
表 4-2 に、show environment のコマンド構文を示します。
表 4-2
show environment のコマンド構文
構文
表示
all
すべての環境監視パラメータに関する情報。
fans
システム ファンの監視パラメータ。
leds
ノードの全カードの LED の監視パラメータ。
power-supply
電源装置の電圧および電流に関する情報。
table
環境パラメータの範囲。
temperatures
システムの温度に関する情報。
voltages
システムの電圧に関する情報。
|
出力の修飾用の環境監視パラメータ。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-11
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
次の例では、ルータの温度情報が出力されています。
RP/0/RP0/CPU0:router# show environment temperatures
R/S/I
Modules
Inlet
Exhaust
Temperature
Temperature
(deg C)
(deg C)
0/2/*
host
cpu
fabricq0
fabricq1
ingressq
egressq
ingresspse
egresspse
plimasic
0/RP1/* host
cpu
ingressq
fabricq0
0/SM0/* host
31, 27
43, 45
41
30, 31
38
Hotspot
Temperature
(deg C)
48
31
46
44
34
43
35
42
42
29, 29
44
36
42
43
41, 33
次の例では、ルータのノードの LED 状態が出力されています。
RP/0/RP0/CPU0:router# show environment leds
0/2/*: Module (host) LED status says: OK
0/2/*: Module (plimasic) LED status says: OK
0/SM0/*: Module (host) LED status says: OK
詳細については、
『Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Command Reference』の「Hardware
Redundancy and Node Administration Commands on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
show platform
次に、ルータのすべてのノードに対する、show platform コマンドの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/0/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/0/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Standby)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP1/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
次の例では、システム内の 1 つのノード情報が出力されています。
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform 0/2/cpu0
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/2/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
ノード ID の詳細については、
「ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)」
(P. 7-5)を参照
してください。
show platform node-id コマンドの詳細については、『Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component
Command Reference』の「Hardware Redundancy and Node Administration Commands on Cisco IOS-XR
Software」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-12
OL-6142-01-J
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
show redundancy
プライマリ(アクティブ)RP およびスタンバイ(非アクティブ)RP に関する情報を表示するには、
show redundancy コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
This node (0/RP0/CPU0) is in ACTIVE role
Partner node (0/RP1/CPU0) is in STANDBY role
Standby node in 0/RP1/CPU0 is ready
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
4-13
第4章
新しい Cisco CRS-1 シリーズ ルータの起動
シングル シャーシ システムの初期起動
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
4-14
OL-6142-01-J
C H A P T E R
5
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設
定
ここでは、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して基本設定を入力する手順および情
報について説明します。画面上のプロンプトに従って基本設定を入力する詳細については、「セッ
トアップ モードのプロンプトを使用した初期設定の入力」(P. 4-6)を参照してください。
内容
ここでは、次の内容について説明します。
• 「ルータのホスト名の設定」
(P. 5-2)
• 「管理イーサネット インターフェイスの設定」
(P. 5-3)
• 「ドメイン名およびドメイン ネーム サーバの設定」
(P. 5-7)
• 「Telnet、HTTP、および XML ホスト サービスの設定」(P. 5-8)
• 「オプションの Craft Works Interface のインストール」(P. 5-9)
• 「ルータ クロックの手動設定」
(P. 5-10)
• 「ロギングの設定および関連付け」(P. 5-12)
• 「ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更」(P. 5-16)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-1
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ルータのホスト名の設定
ルータのホスト名の設定
ネットワーク上のルータは、ホスト名によって識別されます。デバイスはレイヤ 2 とレイヤ 3 のア
ドレス(IP アドレスなど)によって一意に識別されますが、多くの場合は実際のホスト名によって
ネットワーク デバイスを識別したほうが簡単です。この名前は CLI プロンプトで使用され(デフォ
ルトでは、設定のファイル名)、ネットワーク上のルータを識別します。
ホスト名を設定するには、グローバル設定モードでルータの名前の前に hostname コマンドを入力
します。
手順の概要
1. configure
2. hostname router-name
3. commit
例
ルータに対するホスト名の設定方法の例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# hostname new_name
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:Apr 7 00:07:33.246 : config[65669]: %LIBTARCFG-6-COMMIT : Configu
ration committed by user 'user_a'.
Use 'show commit changes 1000000067' to view t
he changes.
RP/0/RP0/CPU0:new_name(config)#
(注)
名前の一部に空白またはスペースを入れることはできません。大文字小文字は区別されません。大
文字と小文字で表記された文字は、多くのインターネット ソフトウェア アプリケーションでは同
じものとして扱われます。一般的な表記方法のように名前の頭文字を大文字で書くほうが適切なよ
うに思われがちですが、コンピュータ名はすべて小文字で書くのが決まりとなっています。詳細に
ついては、RFC 1178 の「Choosing a Name for Your Computer」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-2
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
管理イーサネット インターフェイスの設定
管理イーサネット インターフェイスの設定
ルート プロセッサ(RP)上の Management Ethernet(MgmtEth; 管理イーサネット)インターフェイ
スは、CLI Telnet、Craft Works Interface(CWI)、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)、およ
び他の管理エージェントを使用して、リモート管理用にネットワークとルータを接続するのに使用
します。ここでは、管理イーサネット インターフェイスの情報について説明します。
• 「CLI コマンドでの管理イーサネット インターフェイスの指定」
• 「利用可能な管理イーサネットのインスタンスの表示」
• 「管理イーサネット インターフェイスの設定」
CLI コマンドでの管理イーサネット インターフェイスの指定
管理イーサネット インターフェイスを設定するには、インターフェイス設定モードを開始して、管
理イーサネット インターフェイスの instance のロケーション(位置)を認識する必要があります。
ここでは、instance は type rack/slot/module/port として定義されています。表 5-1 に instance の構文を
示します。
表 5-1
インスタンス構文の説明
構文の構成要素
説明
type
管理イーサネット ポートのインターフェイスの type は「MgmtEth」です。
rack
ラックのシャーシ番号。シングル シャーシ システムでは、rack は常に
「0」です。
slot
インターフェイスがあるカードの物理スロット。RP の場合、slot は「RP0」
または「RP1」です。
module
管理イーサネット インターフェイスで、module は RP の「CPU0」です。
注:module は、ユーザ コマンドを実行したり、ポート(インターフェイ
ス)と通信するカードのエンティティです。
表 5-1 に、シングル シャーシ システムに対する管理イーサネット インターフェイスのインスタン
スの例を示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-3
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
管理イーサネット インターフェイスの設定
ルート プロセッサの管理イーサネット ポートの位置
B1
B2
AM1
PLIM
PLIM
PLIM
RP
Console
Console
AUX
AUX
HDD
HDD
PC Card
(disk1:)
PC Card
(disk1:)
CNTL ETH 0
CNTL ETH 0
CNTL ETH 1
CNTL ETH 1
MGMT ETH
MGMT ETH
Primary
Primary
Status
Status
RP
CPU0
116540
PL PL
PL8 PL9 10 11
Type
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PL0 PL1 PL2 PL3
RP
PLIM
B0
PLIM
AM0
PLIM
A2
PLIM
FC0
FC1
PLIM
A1
PLIM
A0
PLIM
PLIM
図 5-1
PL PL PL PL
12 13 14 15
Rack = MgmntEth0
/
Slot=RP0
RP1
/
Module=CPU0
/ Port = 0
図 5-1 に、管理イーサネット インターフェイスの instance の構文を示します。
表 5-2
シングル シャーシ システムに対する管理インターフェイスのインスタンス
管理インターフェイス
インスタンス構文
例
スロット RP0 内のルート プロセッサ
MgmtEth0/RP0/CPU0/0 router(config)# interface MgmtEth0/RP0/CPU0/0
スロット RP1 内のルート プロセッサ
MgmtEth0/RP1/CPU0/0 router(config)# interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0
利用可能な管理イーサネットのインスタンスの表示
プライマリ RP で管理イーサネット インターフェイスのインスタンスを表示するには、グローバル
設定モードで interface MgmtEth ? コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface MgmtEth ?
0/RP0/CPU0/0 MgmtEth Interface Instance
管理イーサネット インターフェイスの設定
システム管理およびリモート通信に管理イーサネット インターフェイスを使用するには、IP アド
レスを設定する必要があります。
前提条件
ネットワーク通信にイーサネット管理ポートを設定するには、インターフェイスのネットワーク ア
ドレスおよびサブネット マスクを入力する必要があります。この情報については、ネットワーク管
理者またはシステム プランナに相談してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-4
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
管理イーサネット インターフェイスの設定
手順の概要
1. configure
2. interface MgmtEth0/slot/CPU0/0
3. ipv4 address ipv4 address subnet-mask
4. no shutdown
5. commit
6. end
7. show interfaces MgmtEth 0/slot/CPU0/0
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは動作
目的
configure
グローバル設定モードを開始します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
ステップ 2
interface MgmtEth0/slot/CPU0/0
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface
MgmtEth0/RP0/CPU0/0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)#
ステップ 3
ipv4 address ipv4-address subnet-mask
インターフェイス設定モードを開始して、プ
ライマリ RP の管理イーサネット インター
フェイスを指定します。
構文は次のとおりです。
interface type rack/slot/module/port
•
type=MgmtEth
•
rack=0(シングル シャーシ システム)
•
slot=RP0 または RP1。これは、CLI プロ
ンプトと同じで、CLI プロンプトはプラ
イマリ(アクティブ)RP を示します。
•
port=0。管理イーサネット ポートは、常
に「0」です。
インターフェイスに IP アドレスおよびサブ
ネット マスクを割り当てます。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address
1.1.1.1 255.0.0.0
ステップ 4
インターフェイスを「up」状態にします。
no shutdown
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shutdown
ステップ 5
変更を保存します。
ルータの実行時設定にターゲット設定をコ
ミットします。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
ステップ 6
設定セッションを終了します。
設定セッションを終了して、EXEC モードに
戻ります。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-5
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
管理イーサネット インターフェイスの設定
ステップ 7
コマンドまたは動作
目的
show interfaces MgmtEth 0/slot/CPU0/0
インターフェイスの詳細を表示して設定を確
認します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show interfaces MgmtEth
0/RP0/CPU0/0
例
次の例では、スロット RP1 にある RP 上の管理イーサネット インターフェイスに IP アドレスを設
定しています。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.255.255.0
RP/0/RP0/CPU0:router (config-if)# no shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router (config-if)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router (config-if)# end
RP/0/RP0/CPU0:router#
RP/0/RP0/CPU0:router# show interfaces MgmtEth 0/RP1/CPU0/0
MgmtEth0/RP1/CPU0/0 is up, line protocol is up
Hardware is Management Ethernet, address is 0005.9a39.910c (bia 0005.9a39.910c
)
Internet address is 1.1.1.1
MTU 1514 bytes, BW 100000 Kbit
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA,
Full-duplex, 100Mb/s
loopback not set
ARP type ARPA, ARP timeout 01:00:00
Last clearing of "show interface" counters never
30 second input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
30 second output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
15205 packets input, 7467959 bytes, 0 total input drops
0 drops for unrecognized upper-level protocol
Received 2352 broadcast packets, 0 multicast packets
0 runts, 0 giants, 0 throttles, 0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
13528 packets output, 656060 bytes, 0 total output drops
Output 56 broadcast packets, 0 multicast packets
0 output errors, 0 underruns, 0 applique, 0 resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
--More--
関連マニュアル
関連項目
マニュアル
管理インターフェイスの設定に関する追加情報
Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Configuration Guide
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-6
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ドメイン名およびドメイン ネーム サーバの設定
ドメイン名およびドメイン ネーム サーバの設定
ルータに対してドメイン名およびドメイン ネーム サーバ(DNS)を設定して、ネットワーク上の
他のデバイスを効率的に接続します。次のガイドラインに従います。
•
修飾されないホスト名(ドット付き 10 進のドメイン名なしの名前)を完全にするために、
Cisco IOS-XR ソフトウェアが使用するデフォルトのドメイン名を定義するには、グローバル設
定モードで domain-name コマンドを使用します。
•
ネーム解決およびアドレス解決に使用する 1 つ以上のネーム サーバのアドレスを指定するに
は、グローバル設定モードで domain name-server コマンドを使用します。ネーム サーバのア
ドレスが指定されない場合、デフォルトのネーム サーバは 255.255.255.255 です。そのため、
DNS ルックアップをローカル ネットワーク セグメントにブロードキャストできます。DNS
サーバがローカル ネットワークにある場合は、応答が戻ります。ローカル ネットワークにな
い場合は、DNS 要求を正しい DNS サーバへ転送するサーバが存在する可能性があり、存在す
れば応答が戻ります。
•
EXEC モードで show hosts コマンドを使用して、デフォルトのドメイン名、ネーム ルックアッ
プ サービスのスタイル、ネーム サーバ ホストのリスト、およびキャッシュされたホスト名と
アドレスのリストを表示します。
手順の概要
1. configure
2. domain name domain-name of organization
3. domain name-server ipv4 address
4. commit
5. end
6. show hosts
例
ドメイン名および DNS の設定の例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# domain name cisco.com
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# domain name-server 1.1.1.1
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
RP/0/RP0/CPU0:router# show hosts
Default domain is cisco.com
Name/address lookup uses domain service
Name servers: 1.1.1.1
関連マニュアル
関連項目
マニュアル
Telnet コマンドの詳細な説明
Host Services and Applications Commands on Cisco IOS-XR Software
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-7
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
Telnet、HTTP、および XML ホスト サービスの設定
Telnet、HTTP、および XML ホスト サービスの設定
セキュリティ上の理由により、一部のホスト サービスはデフォルトで無効になっています。Telnet、
extensible markup language(XML)、および HTTP などのホスト サービスは、このセッションで説明
するコマンドを使用して任意で有効にすることができます。ホスト サービスには、次の機能があり
ます。
•
Telnet サーバを有効にすると、ユーザは IPv4 または IPv6 Telnet クライアントを使用してルータ
にログインできます。
•
HTTP サーバを有効にすると、ユーザは CWI を使用してルータにログインできます。
•
XML エージェントを有効にすると、XML Common Object Request Broker Architecture(CORBA)
エージェント サービスが可能になり、XML インターフェイスを使用して管理および設定を行
えるようになります。
前提条件
Telnet、HTTP、
および XML ホスト サービスを設定する前に、次の前提条件を満たす必要があります。
•
XML および HTTP ホスト サービスの場合、Manageability パッケージがルータでインストール
および有効化されている必要があります。
•
HTTP および XML サービスの Secure Socket Layer(SSL; セキュア ソケット レイヤ)を有効に
するには、Security パッケージがルータでインストールおよび起動されている必要があります。
パッケージのインストールおよび有効化については、第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケー
ジの追加およびアクティブ化」を参照してください。
手順の概要
1. configure
2. telnet ipv4 server enable
3. telnet ipv6 server enable
4. http server
5. xml agent corba
6. commit
例
ホスト サービスを有効にする例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# telnet ipv4 server enable
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# telnet ipv6 server enable
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# http server
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# xml agent corba
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
関連マニュアル
関連項目
マニュアル
Manageability および Security パッケージのイン 第 6 章
「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティ
ストールおよび起動
ブ化」
HTTP および XML サーバのコマンドの詳細
Manageability Commands on Cisco IOS-XR Software
Telnet コマンドの詳細
Host Services and Applications Commands on Cisco IOS-XR Software
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-8
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
オプションの Craft Works Interface のインストール
オプションの Craft Works Interface のインストール
IOS-XR の CWI は、Cisco CRS-1 シリーズ ルータの設定と管理に使用されるクライアント側のグラ
フィカル ユーザ インターフェイス(GUI)です。CWI は、Windows タイプのルック アンド フィー
ルを使用する扱いやすいインターフェイスを提供します。CWI は、Cisco IOS-XR の Manageability
パッケージに含まれています。
CWI には、アプリケーションの管理および設定を起動するために使用するデスクトップがありま
す。管理および設定機能には、スピードと効率に重点を置いた障害管理、設定、パフォーマンス管
理、セキュリティ管理、およびインベントリ管理が含まれます。
関連マニュアル
関連項目
マニュアル
Manageability および Security パッケージのイン 第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティ
ストールおよびアクティブ化
ブ化」
HTTP および XML サーバのコマンドの詳細
Manageability Commands on Cisco IOS-XR Software
CWI のインストール、設定、および操作手順
付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」に記載されている
マニュアルを参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-9
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ルータ クロックの手動設定
ルータ クロックの手動設定
通常、システムがネットワーク タイム プロトコル(NTP)または VINES クロック ソースなどの有
効な外部のタイミング メカニズムと同期されている場合は、ソフトウェア クロックを設定する必
要はありません。初期設定の場合、またはネットワーク タイム ソースが使用不可能な場合は、clock
set コマンドを使用します。
ルータ クロックには、Coordinated Universal Time(UTC; 世界標準時)相対のシステム時刻が表示さ
れるため、設定する前に clock timezone コマンドを入力する必要があります。システム内部には
UTC での時刻が維持されるため、このコマンドは表示目的で、また、時刻を手動で設定する場合に
のみ使用します。
手順の概要
1. ルータ クロックの時間帯を設定します。
a. configure
b. clock timezone zone hours-offset
c. commit
d. end
2. ルータ クロックを設定します。
a. clock set hh:mm:ss dd mm yyyy
b. clock update-calendar
c. show clock
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-10
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ルータ クロックの手動設定
手順の詳細
ステップ 1
ルータ クロックの時間帯を設定します。
a. configure
b. clock timezone zone hours-offset
ルータ クロックの時間帯を設定します。UTC に関連
するシステム時刻が表示されるため、クロックを設
定する前に clock timezone コマンドを入力する必要
があります。
c. commit
d. end
(注)
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# clock timezone
pst -8
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
システム内部には UTC での時刻が維持され
るため、表示する目的で、および時刻を手動
で設定する場合にのみ、このコマンドを使用
します。
•
zone: 標準時間が有効なときに表示される時間
帯の名前。
•
hours-offset:UTC との時差。
ネットワーク タイム サーバの設定を含むシステム
時刻の設定の詳細については、次のシスコのマニュ
アルを参照してください。
ステップ 2
ルータ クロックを設定します。
a. clock set hh:mm:ss dd mm yyyy
b. clock update-calendar
c. show clock
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# clock set 14:12:00 10
feb 2004
14:12:00.090 PST Tue Feb 10 2004
RP/0/RP0/CPU0:router# clock update-calendar
RP/0/RP0/CPU0:router# show clock
14:12:00.090 PST Tue Feb 10 2004
•
Cisco IOS-XR Software System Management
Configuration Guide
•
Cisco IOS-XR Software System Security Command
Reference の「Network Time Protocol Services
Commands」
システム ソフトウェア クロックを手動で設定する
には、EXEC モードで clock set コマンドを入力しま
す。
clock update-calendar コマンドを入力して、新しい
クロック設定でハードウェア クロック(カレンダ ク
ロック)をアップデートします。ハードウェア ク
ロックは電池式で、ルータの電源が切断または再度
ブートされた場合でも動作し続けます。
設定を確認するには、show clock コマンドを入力し
ます。
システム クロックの手動設定の例
システム クロックの手動設定の例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# clock timezone pst -8
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
RP/0/RP0/CPU0:router# clock set 14:12:00 10 feb 2004
14:12:00.090 PST Tue Feb 10 2004
RP/0/RP0/CPU0:router# clock update-calendar
RP/0/RP0/CPU0:router# show clock
14:12:00.090 PST Tue Feb 10 2004
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-11
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ロギングの設定および関連付け
関連マニュアル
関連項目
マニュアル
Cisco IOS-XR ソフトウェアで使用可能なクロック コマン Cisco IOS-XR System Management Command Reference の
ドの説明
「Clock Commands on Cisco IOS-XR Software」
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)の設定に使用する Cisco IOS-XR System Management Command Reference の「NTP
コマンド
Commands on Cisco IOS-XR Software」
Cisco IOS-XR ソフトウェアでの NTP の設定
Cisco IOS-XR System Management Configuration Guide の
「Implementing NTP on Cisco IOS-XR Software」
ロギングの設定および関連付け
Cisco IOS-XR ソフトウェアによって生成されるシステム メッセージは、メッセージの重大度レベル
に基づいてさまざまな場所に記録することができます。たとえば、情報メッセージをシステム コン
ソールに送信したり、デバッグ メッセージをネットワーク サーバに記録することもできます。
さらに、関連付けルールを定義して、関連イベントをグループ化および集約したり、ログ イベント
のリストを対象とする複雑なクエリを生成したり、および XML インターフェイスによってログ イ
ベントを取得できます。
ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェアでのログおよびメッセージのログ作成に使用する基本コマン
ドについて説明します。
• 「ログ出力対象および重大度レベル」
• 「アラーム ログの関連付け」
• 「基本的なメッセージのロギング設定」
ログ出力対象および重大度レベル
エラー メッセージは、表 5-3 に示すさまざまな場所にログ出力が可能です。
表 5-3
システム エラー メッセージのログ出力先
ログの出力先
コマンド(グローバル設定モード)
コンソール
logging console
vty 端末
logging monitor
外部 syslog サーバ
logging trap
内部バッファ
logging buffer
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-12
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ロギングの設定および関連付け
表 5-4 に示すメッセージの重大度レベルに基づいて、メッセージをログできます。
表 5-4
システム エラー メッセージの重大度レベル
レベル
説明
レベル 0 ― 緊急
システムが使用不能になっています。
レベル 1 ― アラート
システムの安定性を復元するための即時処置が必要。
レベル 2 ― クリティカル
注意を要する重大な状態。
レベル 3 ― エラー
問題の追跡に役立つ可能性があるエラー状態。
レベル 4 ― 警告
深刻ではない警告状態。
レベル 5 ― 通知
正常だが通知すべき事象が発生した状態。
レベル 6 ― 情報
処置を必要としない情報メッセージ。
レベル 7 ― デバッギング
システムのトラブルシューティングに対するデバッグ メッセー
ジのみ。
アラーム ログの関連付け
アラーム ログの関連付けは、同じ種類のメッセージのグループ化およびフィルタリングに使用さ
れ、冗長ログの量を減らしたり、メッセージの根本的な原因を特定することができます。
たとえば、カードの Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)を要求するオリジナル メッ
セージ、およびアップになったりダウンになったりするシステム状態が報告された場合、その同じ
イベントが繰り返されることにより発生する一連のメッセージをすべて関連付けることができま
す。関連付けルールを作成することにより、後続のエラー メッセージをより多く生成している共通
ルートのイベントが切り離され、関連付けバッファに送信されます。オペレータは、後で表示する
必要が生じたときに、関連付けられたメッセージをすべて引き出すことができます。詳細について
は、『Cisco IOS-XR System Management Configuration Guide』の「Implementing and Monitoring Alarms
and Alarm Log Correlation on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
基本的なメッセージのロギング設定
Cisco IOS-XR ソフトウェアのシステム メッセージをログするためのオプションが多く用意されて
います。ここでは、基本的な例について説明します。ログおよびログ関連付けの詳細については、
「関連マニュアル」
(P. 5-15)を参照してください。
手順の概要
1. configure
2. logging {ip-address | hostname}
3. logging trap severity
4. logging console severity
5. logging buffered buffer-size
6. commit
7. end
8. show logging
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-13
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ロギングの設定および関連付け
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
目的
configure
グローバル設定モードを開始します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configuration
ステップ 2
logging {ip-address | hostname}
システム ログに使用する syslog サーバのホストを指
定します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging 1.1.1.1
ステップ 3
logging trap severity
例:
ステップ 4
ネットワーク(syslog)サーバ上にメッセージをログ
します。trap キーワードは、ロギングに syslog サー
バを指定します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging trap
debugging
ログの重大度レベルの概要については、表 5-4 を参
照してください。
logging console severity
コンソールにメッセージのログを記録します。
例:
ログの重大度レベルの概要については、表 5-4 を参
照してください。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging console
emergencies
ステップ 5
logging buffered [severity | buffer-size]
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging
buffered 1000000
内部バッファにログ メッセージをコピーします。
バッファがいっぱいになると、新しいメッセージが
古いメッセージを上書きします。
重大度レベルの指定により、そのレベルおよびより
数値の低いレベルのメッセージが内部バッファに記
録されます。ログの重大度レベルの概要については、
表 5-4 を参照してください。
バッファ サイズは、4,096 ∼ 4,294,967,295 バイトで
す。設定値以上のメッセージは、コンソールに記録
されます。
ステップ 6
変更を保存します。
ルータの実行時設定にターゲット設定をコミットし
ます。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
ステップ 7
設定セッションを終了します。
設定セッションを終了して、EXEC モードに戻りま
す。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
ステップ 8
show logging
EXEC モードで、バッファ内に記録されたメッセー
ジを表示します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show logging
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-14
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ロギングの設定および関連付け
例
基本的なメッセージのロギング設定の例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# config
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging 1.1.1.1
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging trap debugging
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging console emergencies
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# logging buffered 1000000
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
RP/0/RP0/CPU0:router# show logging
Syslog logging: enabled (10 messages dropped, 0 flushes, 0 overruns)
Console logging: level debugging, 103 messages logged
Monitor logging: level debugging, 0 messages logged
Trap logging: level informational, 0 messages logged
Buffer logging: level debugging, 107 messages logged
Log Buffer (16384 bytes):
RP/0/RP0/CPU0:Apr 6 21:30:59.515 : alphadisplay[103][317]: alpha_display_drain_
queue: Draining 1 message from the queue of size = 1
RP/0/RP0/CPU0:Apr 6 21:31:03.099 : ingressq[227]: %INGRESSQ_DLL-3-HALF_DEPTH_PA
RT_DISCOVERED : ingressq dll: half depth memory detected, memory: DQ External QE
Memory
--More--
関連マニュアル
メッセージ ロギングおよびアラーム関連付けの設定の詳細については、次のシスコのマニュアルを
参照してください。
関連項目
マニュアル
システム ログの設定
Cisco IOS Configuration Fundamental and Network Management
Configuration Guide, Release 12.3
ログの設定に使用するコマンド
Cisco IOS-XR Software System Management Command Reference
アラーム関連付けの設定および複合クエリの生成
Cisco IOS-XR System Management Configuration Guide の
「Implementing and Monitoring Alarms and Alarm Log Correlation on
Cisco IOS-XR Software」
アラーム関連付けの設定に使用するコマンド
Cisco IOS-XR System Management Command Reference の「Alarm
Management and Logging Correlation Commands on Cisco IOS-XR
Software」
XML インターフェイス経由のログ イベントの取得
Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System XML API Guide
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-15
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、個別のユーザ名およびパスワードがユーザに割り当てられます。
各ユーザ名は 1 つ以上のユーザ グループに割り当てられ、ユーザが、機能、関数、および CLI へ
アクセスする権限を定義します。Cisco IOS-XR ソフトウェアは、デフォルトでこの権限を有効にし、
各ユーザは一意のユーザ名とパスワードを使用してシステムにログインする必要があります。
ここでは、ユーザおよびユーザ グループの設定に使用する基本コマンドについて説明します。ユー
ザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク ID の概要については、「ユーザのアクセス特権」
(P. 2-7)を参照してください。
• 「ユーザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク ID の詳細表示」(P. 5-16)
• 「ユーザ アカウントの設定」(P. 5-17)
• 「定義済みのユーザ グループ」
(P. 5-17)
(注)
ユーザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク ID の管理は、Cisco IOS-XR ソフトウェアの
「AAA」機能の一部です。AAA は、Cisco IOS-XR ソフトウェアの Security パッケージに含まれてい
る一組のセキュリティ機能である「Authentication, Authorization, and Accounting」の略語です。AAA
の コ ン セ プ ト お よ び 設 定 タ ス ク の 詳 細 に つ い て は、『Configuring AAA Services on Cisco IOS-XR
Software』および『Authentication, Authorization, and Accounting Commands on Cisco IOS-XR Software』
を参照してください。ソフトウェア パッケージをアクティブにする手順については、第 6 章「Cisco
IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」を参照してください。
ユーザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク ID の詳細表示
表 5-5 に、ユーザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク ID に関する詳細表示に使用される
EXEC モードのコマンドの要約を示します。
表 5-5
ユーザおよびユーザ グループに関する詳細を表示するコマンド
コマンド
説明
show aaa userdb username
特定のユーザ名に割り当てられているタスク ID および権限
を表示します。システム上のユーザをすべて表示するには、
ユーザ名なしでコマンドを入力します。
show aaa usergroup usergroup-name
ユーザ グループに属しているタスク ID および権限を表示し
ます。システム上のグループをすべて表示するには、グルー
プ名なしでコマンドを入力します。
show task supported
システムのタスク ID をすべて表示します。タスク グループ
を設定できるのは、root-system ユーザ、root-lr ユーザ、また
は WRITE:AAA のタスク ID が割り当てられているユーザの
みです。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-16
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更
ユーザ アカウントの設定
ユーザ アカウント、ユーザ グループ、およびタスク グループは、適切な CLI コマンドを図 5-2 に
示す「AAA」設定サブモードのいずれかに入力し作成します。
ここでは、ユーザ名の設定手順について説明します。ユーザ グループ、タスク グループ、および
他の AAA セキュリティ機能の設定手順については、
『Cisco IOS-XR System Security Configuration』の
「Configuring AAA Services on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
図 5-2
AAA 設定サブモード
EXEC
AAA
username username
taskgroup taskgroup-name
116542
usergroup usergroup-name
定義済みのユーザ グループ
Cisco IOS-XR ソフトウェアには、大部分の組織のニーズに合った、一連の定義済みのユーザ グルー
プが含まれています。表 5-6 に、定義済みのユーザ グループを示します。
表 5-6
定義済みのユーザ グループの説明
ユーザ グループ
権限
root-system
システムのすべての論理ルータ(LR)ですべてのコマンドを表示および
実行できます。
root-lr
1 つの LR 内ですべてのコマンドを表示および実行できます。
sysadmin
コア ダンプの格納場所の管理やネットワーク タイム プロトコル(NTP)
の設定など、ルータについてのシステム管理者のタスクを実行します。
netadmin
Border Gateway Protocol(BGP)や Open Shortest Path First(OSPF)などの
ネットワーク プロトコルを設定します(通常はネットワーク管理者)
。
operator
毎日の監視アクティビティを実行します。設定権は制限されています。
cisco-support
デバッグおよびトラブルシューティングができます(通常はシスコのサ
ポート担当者)
。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-17
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更
定義済みのユーザ グループでも大部分の組織のニーズを満たすことはできますが、管理者は独自に
グループを設定することもできます。『Cisco IOS-XR System Security Configuration』の「Configuring
AAA Services on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
手順の概要
1. configure
2. username user-name
3. password {0 | 7} password
または
secret {0 | 5} password
4. group group-name
5. 各ユーザ グループに対してステップ 4 を繰り返して、ステップ 2 で指定したユーザに関連付け
ます。
6. end
または
commit
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは動作
目的
configure
グローバル設定モードを開始します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
ステップ 2
username user-name
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# username user1
ステップ 3
password {0 | 7} password
または
secret {0 | 5} password
例:
新しいユーザに対する名前を作成(または現在の
ユーザを識別)して、ユーザ名設定サブモードを開
始します。
•
ステップ 2 で作成したユーザ名に対するパスワード
を指定します。
•
secret コマンドを使用して、ステップ 2 で作成
したユーザ名に対するセキュアなログイン パス
ワードを作成します。
•
password コマンドの後に 0 を入力する場合に
は、暗号化されていない(クリアテキスト)パ
スワードを続いて指定します。password コマン
ドの後に 7 を入力する場合には、暗号化された
パスワードを続いて指定します。
•
secret コマンドの後に 0 を入力する場合には、
セ
キュアな暗号化されていない(クリアテキスト)
パスワードを続いて指定します。secret コマン
ドの後に 5 を入力する場合には、セキュアな暗
号化されたパスワードを続いて指定します。
•
タイプ 0 は、password および secret コマンドの
デフォルト値です。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-un)# password 0
pwd1
または
RP/0/RP0/CPU0:router(config-un)# secret 5
pwd1
user-name の引数に使用できるのは 1 語(word)
だけです。スペースおよび引用符は使用できま
せん。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-18
OL-6142-01-J
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更
ステップ 4
コマンドまたは動作
目的
group group-name
ステップ 2 で作成したユーザ名をユーザ グループに
割り当てます。
例:
•
ユーザは、さまざまなタスク グループに結び付
けられたユーザ グループで定義されているユー
ザ グループの属性をすべて持ちます。
•
各ユーザは、少なくとも 1 つのユーザ グループ
に割り当てられる必要があります。ユーザは、
複数のユーザ グループに属する場合がありま
す。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-un)# group
sysadmin
ステップ 5
各ユーザ グループに対してステップ 4 を繰り返し —
て、ステップ 2 で指定したユーザに関連付けます。
ステップ 6
end
設定の変更を保存します。
または
•
commit
end コマンドを発行すると、システムは変更を
コミットするように要求するプロンプトを次の
ように表示します。
Uncommitted changes found. Commit them?
例:
− yes と入力すると、実行時設定ファイルに設
定の変更を保存して、設定セッションを終
了し、ルータを EXEC モードに戻します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-un)# end
または
− no と入力すると、設定の変更をコミットせ
ずに設定セッションを終了して、ルータを
EXEC モードに戻します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-un)# commit
•
commit コマンドを使用すると、実行時設定ファ
イルに設定の変更を保存して、設定セッション
を継続します。
AAA 設定の関連マニュアル
ユーザおよびユーザ アクセス特権の設定および管理の詳細については、次のシスコのマニュアルを
参照してください。
関連項目
マニュアル
ユーザの作成、ユーザ グループへのユーザの割り当て、 Cisco IOS-XR System Security Configuration Guide の
ユーザ グループの作成と変更、およびリモート AAA アク 「Configuring AAA Services on Cisco IOS-XR Software」
セスの設定
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
5-19
第5章
Cisco IOS-XR ソフトウェアの初期設定
ユーザ アカウントおよびユーザ グループの作成と変更
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
5-20
OL-6142-01-J
C H A P T E R
6
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケー
ジの追加およびアクティブ化
Cisco IOS-XR ソフトウェアはモジュール構造のパッケージから構成されています。各パッケージ
は、ブート機能やそのパッケージ特有の機能を提供します。ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェア
パッケージの管理に必要な概念およびタスクについて説明します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-1
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
内容
内容
ここでは、次の内容について説明します。
• 「ソフトウェア パッケージの概要」
(P. 6-3)
− 「ソフトウェア パッケージ」(P. 6-3)
− 「Package Installation Envelope ファイル」(P. 6-3)
− 「使用可能なパッケージ」(P. 6-4)
− 「パッケージのバージョン番号」(P. 6-5)
− 「ソフトウェア メンテナンス アップデート」(P. 6-6)
• 「ソフトウェア パッケージの選択と入手」(P. 6-8)
− 「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール」
(P. 6-8)
− 「インストール可能な PIE ファイルの入手場所」(P. 6-8)
• 「ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要」
(P. 6-11)
− 「ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要」(P. 6-11)
− 「内部 disk0: へのソフトウェアの追加」
(P. 6-11)
− 「ソフトウェアのアクティブ化」(P. 6-12)
− 「アクティブ ソフトウェア変更のコミット」
(P. 6-12)
− 「1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化」(P. 6-13)
− 「カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化」(P. 6-13)
− 「パッケージのアップグレード」(P. 6-13)
− 「パッケージのダウングレード」(P. 6-14)
− 「パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響」(P. 6-14)
− 「ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード」(P. 6-14)
− 「ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除」(P. 6-18)
• 「パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順」
(P. 6-20)
− 「パッケージのバージョン変更による影響」
(P. 6-23)
− 「前提条件」(P. 6-23)
− 「条件」(P. 6-23)
− 「手順」(P. 6-24)
− 「例」
(P. 6-25)
− 「確認およびトラブルシューティング」(P. 6-26)
• 「コミットされたソフトウェアへのロール バック」(P. 6-30)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-2
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの概要
ソフトウェア パッケージの概要
ここでは、ソフトウェア パッケージに関する次の項目について説明します。
• 「ソフトウェア パッケージ」
• 「Package Installation Envelope ファイル」
• 「使用可能なパッケージ」
• 「パッケージのバージョン番号」
• 「ソフトウェア メンテナンス アップデート」
ソフトウェア パッケージ
Cisco IOS-XR ソフトウェア は、モジュール構造の「パッケージ」を備えています。各パッケージに
は、ルーティング、セキュリティ、またはライン カード サポートなど、ルータ機能の特定の機能
セットを実行するコンポーネントが含まれています。
パッケージのルータへの追加は、ルータのストレージ デバイス(内部フラッシュ disk0:)にパッ
ケージ コンポーネントをコピーするだけのため、ルータの操作に影響を与えません。ルータ上で
パッケージを機能させるには、1 つ以上のカードに対してパッケージを「アクティブ」にする必要
があります。
デフォルトでは、パッケージをアクティブにすると、サポートされるすべてのカードに対してパッ
ケージがアクティブになります。ただし、ルータの内部フラッシュ disk0: に複数のバージョンの
パッケージを追加できるため、特定のカードまたはカード タイプに対してパッケージをアクティブ
にしたり、指定されたカードまたはカード タイプに必要なパッケージ(機能)だけを選択してアク
ティブにすることもできます。
パッケージをアップグレードするには、1 つ以上のカードで新しいバージョンのパッケージをアク
ティブにする必要があります。自動互換性チェックにパスすると、新しいバージョンがアクティブ
になり、古いバージョンは非アクティブとなります。
パッケージをダウングレードするには、古いバージョンのパッケージをアクティブにします。自動
互換性チェックにパスすると、古いバージョンがアクティブになり、新しいバージョンは無効とな
ります。
Package Installation Envelope ファイル
Package Installation Envelope(PIE)ファイルは、.pie の拡張子を持つインストール可能なソフトウェ
ア ファイルです。PIE ファイルのソフトウェア コンポーネントは、install add コマンドを使用して
ルータ上にコピーします。PIE には、単独のコンポーネント、コンポーネントのグループ(パッケー
ジと呼ばれる)、またはパッケージのセット(複合パッケージと呼ばれる)が含まれます。PIE ファ
イルに特定のバグ修正ソフトウェアが含まれる場合は、Software Maintenance Update(SMU; ソフト
ウェア メンテナンス アップデート)と呼ばれます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-3
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの概要
使用可能なパッケージ
図 6-1 に、使用可能な Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージを示します。
PIE ファイルの入手については、
「インストール可能な PIE ファイルの入手場所」
(P. 6-8)を参照し
てください。
図 6-1
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージ
Manageability
XML
Security
ORB
IPSec
MPLS
MPLS
Multicast
UCP
PIM
MFIP
IGMP
Forwarding
FIB
ARP
QoS
Admin
Base
Cisco IOS-XR IP
Unicast Routing
Core Bundle
OS
Routing
RIB
BGP
ISIS
OSPF
RPL
116631
Line card
オプションの個別パッケージ
表 6-1 に、個別にアクティブにできるオプションのパッケージを示します。
表 6-1
オプションのパッケージ
名前
説明
Manageability
CORBA エージェント、XML パーサ、HTTP サーバ、SNMP エージェント
MPLS
MPLS-TE、LDP、MPLS-TE リンク管理、MPLS 転送、MPLS 統計、光リンク
管理、LMP、OUNI
Multicast
マルチキャスト ルーティング プロトコル(PIM、MSDP、IGMP、Auto-RP)、
ツール(SAP、MTrace)
、および インフラストラクチャ(MRIB、MURIB、MFWD)
Security
暗号化、復号化、IPSec、SSH、SSL、PKI のサポート
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-4
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの概要
Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージ
表 6-2 に、Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージに含まれる、必須のコア パッ
ケージを示します。
表 6-2
Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージに含まれる必須パッケー
ジ
名前
説明
OS
カーネル、およびシステムの初期起動に必要な変更が少ないコア ソフトウェ
ア
Admin
パッケージのインストールおよびルータの管理に必要とされる基本ソフト
ウェア
Base
CLI プロンプトの出力などに必要とされる基本インフラストラクチャ。ア
ラーム関連付け処理および syslog 機能などが含まれます。
Forwarding
FIB、ACL、パケット転送、および QoS
Line Card
ライン カードのドライバ
Routing
ルーティング プロトコル(BGP, OSPF, ISIS)、RIB、およびルーティング ポ
リシ エンジン
パッケージのバージョン番号
ソフトウェア パッケージのバージョンは、3 つのパートで構成された数字によって識別します(図
6-2 参照)
。例:Manageability PIE hfr-mgbl-1.3.2 では、メジャー リリース バージョンは 1、マイナー
リリース バージョンは 3、およびメンテナンス リリース バージョンは 2 であることを表します。
図 6-2
パッケージのバージョン番号
116629
package-x.y.z
メジャー リリース
メジャー リリースは、1 つのパッケージ、または複数のパッケージにわたる機能セットに対して発
生します。メジャー リリースはもっともリリース頻度が低く、一般的にルータのリロードを必要と
する大幅な変更を含んでいます。
マイナー リリース
マイナー リリースは、1 つのパッケージのみの機能アップグレード版です。マイナー リリースは通
常アプリケーション レベルで発生し、一部のルータ プロセスを再起動させますが、ルータのリロー
ドは必要ありません。
メンテナンス リリース
メンテナンス リリースは、パッケージのバグ修正版です。メンテナンス リリースには、そのパッ
ケージに対するリリース間の SMU が組み込まれています。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-5
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの概要
ソフトウェア メンテナンス アップデート
ソフトウェア メンテナンス アップデート(SMU)は、特定の障害または複数の障害に対する修正
版の .pie ファイルで、他の .pie ファイルと同じ手順でインストールします。
SMU は緊急の問題に対応するように作成されており、一般的にルータの操作に大きな影響を与え
ない修正か、または新しい機能が含まれています。SMU のバージョンは、SMU がアップグレード
するパッケージのバージョンと同期しています。
SMU は、メンテナンス リリースの代替ではありません。SMU は緊急の問題を迅速に解決するもの
です。SMU によって修正されたバグはすべて、メンテナンス リリースに組み込まれます。
SMU バージョン
SMU バージョンは、SMU と関連するソフトウェア パッケージとその SMU に対応する Distributed
Defect Tracking System(DDTS)番号に基づいています。バージョンの表記形式は次のとおりです。
< パッケージ名 >-< パッケージ バージョン >.< プライマリ DDTS>-<SMU バージョン番号 >
(注)
DDTS は、既存バグやこれらの問題の解決または回避策を追跡するために使用する手段です。
図 6-3 に、SMU のバージョン表示形式を示します。
図 6-3
SMU バージョン
DDTD ID
116628
package-x.y.z.DDTS-a.b.c
SMU
次の例は、Base パッケージ バージョン 1.0.3 の DDTS CSCec98765 問題は、この SMU で解消される
ことを示しています。
SMU
SMU ファイル名
base-1.0.3.CSCec98765-1.0.0
hfr-base-1.0.3.CSCec98765.pie
複合 SMU
複合 SMU は、1 つ以上のソフトウェア パッケージに適用する SMU です。これらのファイルには、
複合 SMU として識別する追加のプレフィックス「comp-」がついています。バージョン表示形式は
次のとおりです。
comp- < 複合番号 >.< プライマリ DDTS>
図 6-4 に、複合 SMU のバージョン表示形式を示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-6
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの概要
図 6-4
複合 SMU のバージョン表示形式
DDTD ID
116627
comp-number.DDTS
次の例は、SMU の comp-001.CSCec98765 は、DDTS CSCec98765 で指定された複数のパッケージに
変更を加えることを示しています。
(注)
複合 SMU
複合 SMU ファイル名
comp-001.CSCec98765
comp-hfr-001.CSCec98765.pie
複合番号は通常「comp-001」となります。これは、SMU がその DDTS に対して最初の SMU であ
ることを意味します。同じ DDTS に対して複数の複合 SMU が必要とされるような稀なケースでは、
2 つ目の複合バージョン番号が、
「comp-002」としてリリースされます。前の例では、2 つ目の複合
SMU の「comp-002.CSCec98765」が DDTS CSCec98765 に対して作成されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-7
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの選択と入手
ソフトウェア パッケージの選択と入手
ここでは、ソフトウェア パッケージの選択と入手に役立つ情報の詳細について説明します。
• 「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール」
• 「インストール可能な PIE ファイルの入手場所」
Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール
http://www.cisco.com にある Cisco IOS-XR Software Selector ツールでは、単一のインターフェイスで
ソフトウェア アップグレードを表示できます。パッケージ名、リリース、およびプラットフォーム
でソフトウェアを表示および選択できます。また、ツールには、イメージおよび extensible markup
language(XML)形式で提示する機能も含まれています。プラットフォーム、リリース、またはソ
フトウェア機能の選択は、任意のソフトウェアが見つかるまで、ユーザの選択に基づいて自動的に
選択対象が絞られます。
インストール可能な PIE ファイルの入手場所
PIE ファイルは、リムーバブル フラッシュ ディスク(disk1:)や TFTP、FTP、または RCP ファイ
ル サーバのいずれかに格納されます(図 6-5 参照)。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-8
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの選択と入手
図 6-5
PIE インストール ファイルの置かれている場所および格納場所
RP
Console
AUX
HDD
disk0:
PC Card
(disk1:)
disk1:
CNTL ETH 0
CNTL ETH 1
MGMT ETH
Primary
Status
(注)
116548
TFTP FTP
RCP
PIE
.vm
.vm の拡張子を持つファイルは、現在の Cisco IOS-XR ソフトウェアをすべて置き換えるためだけに
使 用 さ れ る ブ ー ト 可 能 な イ ン ス ト ー ル フ ァ イ ル で す。こ れ ら の フ ァ イ ル は ROM モ ニ タ
(ROMMON)でインストールし、また、ルータのダウンタイムもかなり長くなります。シスコシス
テムズでは、ソフトウェア パッケージのインストールまたはアップグレードに関して、このマニュ
アルで説明されているように PIE ファイルだけを使用するようお勧めします。詳細については、付
録 A「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド」を参照してください。
フラッシュ disk1:(リムーバブル):インストール PIE ファイルのアーカイブ
リムーバブル フラッシュ ディスク(disk1:)は、PIE ファイルの格納に使用します。新しいシステ
ムでは、PIE ファイルのアーカイブはディスクに収録し、内部フラッシュ ディスク(disk0:)への
新しいソフトウェアの追加に使用します。
使用可能な PIE ファイルのリストの入手については、
「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツー
ル」(P. 6-8)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-9
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェア パッケージの選択と入手
(注)
内部フラッシュ ディスク(disk0:)はシステムで使用し、ユーザが操作することはできません。さ
らに、ハード ディスクはログ ファイルやユーザ ファイルなどのシステム ファイルの格納に使用し
ます。インストール PIE ファイルの格納に使用することもありません。ルータのメモリおよびファ
イル ストレージ オプションの詳細については、
「ファイル ストレージ」
(P. 1-13)を参照してくだ
さい。
ネットワーク サーバ:アップデートされた PIE ファイルのダウンロード
インストール可能な PIE ソフトウェア パッケージは、TFTP、FTP、または RCP サーバから disk1:
上のアーカイブへとダウンロードすることもできます。ネットワーク サーバの場所および利用につ
いては、システム管理者にお問い合わせください。パッケージをコピーまたはインストールするた
めに使用するサポート済みのダウンロード プロトコルおよびコマンド構文については、
「ネット
ワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード」
(P. 6-14)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-10
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージに関する概念および主な手順について説明しま
す。
•
ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要
•
内部 disk0: へのソフトウェアの追加
•
ソフトウェアのアクティブ化
•
アクティブ ソフトウェア変更のコミット
•
1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化
•
カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化
•
パッケージのアップグレード
•
パッケージのダウングレード
•
パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響
•
ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード
•
ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除
ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要
図 6-6 に、ルータへのソフトウェアの追加、パッケージのアクティブ化、およびアクティブなソフ
トウェアをコミットするプロセスを示します。CLI コマンドは太字で示します。
図 6-6
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加、アクティブ化、およびコミットのプロセス
PIE
disk1:
(
)
Install Activate
TFTP
RCP
disk0:
(
)
Install Commit
Install Deactivate
116634
Install Add
FTP
内部 disk0: へのソフトウェアの追加
install add コマンドは、PIE ファイルのを解凍し、プライマリ RP 上の disk0: へ PIE ファイル内のソ
フトウェアをコピーします。このプロセスは、ルータの操作に影響を与えません。次のコマンド構
文を使用します。
install add pie-file to device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add disk1:/hfr-k9sec-p.pie-1.0.0 to disk0:
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-11
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
(注)
ソフトウェア パッケージの複数のバージョンが、実行時設定に影響を与えることなくストレージ
デバイスに追加されますが、パッケージの 1 つのバージョンだけがカードに対してアクティブにす
ることができます。
ソフトウェアのアクティブ化
ルータ上でソフトウェアを機能させるには、1 つ以上のカードに対してパッケージまたは SMU を
アクティブにする必要があります。次のコマンド構文を使用します。
install activate device: package
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-rout-1.0.0
ソフトウェアをアクティブにする前に、コマンドの最後に test オプションを追加して、アクティブ
化による影響を確認する必要があります。デフォルトでは、パッケージでサポートされているすべ
てのカードに対して、パッケージはアクティブとなります。また、パッケージは特定のカード タイ
プまたは特定のカードに対してアクティブにすることもできます。詳細については、
「パッケージ
の追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順」
(P. 6-20)を参照してく
ださい。
Cisco IOS-XR ソフトウェアを操作するには、現在アクティブなソフトウェアとの互換性がある必要
があります。アクティブ化を試みると、システムは自動的に互換性チェックを実行して、ソフト
ウェアがルータ上の他のアクティブなソフトウェアと互換性があるかを確認します。アクティブ化
は、すべての互換性チェックを通過した後にのみ許可されます。
(注)
アクティブ化による影響を確認するには、test オプションを入力して、ルータに影響を与えずに動
作結果を表示します。
パッケージを選択および互換性情報を表示するオンライン リソースについては、「Cisco.com の
IOS-XR Software Selector ツール」(P. 6-8)を参照してください。
アクティブ ソフトウェア変更のコミット
現在のアクティブなソフトウェアをルータのリロードによりシステムに組み込むには、install
commit コマンドを入力します。
install commit コマンドを実行すると、ルータが再度ブートされたときにアクティブ パッケージの
現在のセットがアクティブになります。
(注)
現在のアクティブなソフトウェアが install commit コマンドでシステムで組み込まれる前にシステ
ムが再起動した場合、すでにコミットされているソフトウェアのセットが使用されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-12
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化
install add コマンドに activate オプションを付けることによって 1 つのコマンドでパッケージを
disk0: に追加し、アクティブ化できます。次のコマンド構文を使用します。
install add pie-file to device activate
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add disk1:/hfr-k9sec-p.pie-1.0.0 to disk0: activate
カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化
ここでは、カード タイプまたは特定のカードに対するソフトウェアのアクティブ化または非アク
ティブ化について説明します。
カード タイプに対するアクティブ化
特定のカード タイプのすべてのカードに対するパッケージまたは SMU をアクティブ化するには、
card-type オプション付きで install activate コマンドを入力します。
次のコマンド構文を使用します。
install activate device:package card-type type
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-rout-1.0.0 card-type OC3-POS-4
カードに対するアクティブ化
特定のカード(ノード)に対してパッケージまたは SMU をアクティブ化するには、location オプ
ション付きで install activate コマンドを入力します。次のコマンド構文を使用します。
install activate device:package location nodeID
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-rout-1.0.0 location 0/2/CPU0
パッケージのアップグレード
ルータ上で現在アクティブなパッケージをアップグレードするには、現在のバージョンがすでにア
クティブとされている 1 つ以上のカードに対して、同じパッケージの新しいバージョンをアクティ
ブにします(図 6-7 参照)。同じソフトウェア パッケージの古い方のバージョンが自動的に非アク
ティブとなります。これらの動作は、パッケージの互換性チェックを通過した後にのみ許可されま
す。
非アクティブなパッケージは、ストレージ デバイスから削除されません。非アクティブなパッケー
ジをディスクから削除するには、install remove コマンドを入力します。詳細については、
「ストレー
ジ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除」(P. 6-18)を参照してください。
注意
ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレードにより、プロセスが再起動または新しいプロ
セスが起動されます。test オプションを使用して、パッケージのアクティブ化による影響を確認し
てください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-13
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
マイナー リリースのパッケージのアップグレード例
MPLS 3.0..0
MPLS 3.0..0
Routing 3.1.0
Routing 3.2.0
Forwarding 2.0.0
Forwarding 2.0.0
Base 1.0.0
Base 1.0.0
116630
図 6-7
パッケージのダウングレード
ソフトウェア パッケージをダウングレードするには、パッケージがすでにアクティブとなっている
1 つ以上のカードで古い方のバージョンをアクティブにします。同じソフトウェア パッケージの新
しいバージョンが自動的に非アクティブとなります。これらの動作は、パッケージの互換性チェッ
クに通過した後にのみ実行されます。
非アクティブなパッケージは、ストレージ デバイスから削除されません。非アクティブなパッケー
ジをディスクから削除するには、install remove コマンドを入力します。詳細については、
「ストレー
ジ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除」(P. 6-18)を参照してください。
パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響
パッケージのアクティブ化または非アクティブ化は、システムにすぐに影響を与える場合がありま
す。システムに与えられる影響は次のとおりです。
ヒント
•
新しいプロセスが起動される場合がある。
•
実行プロセスが停止、または再起動される場合がある。
•
カードでのプロセスがすべて再起動される場合がある。カードのプロセスの再起動はソフト リ
セットと同じです。
•
カードがリロードされる場合がある。
•
影響なし:カードのプロセスは影響を受けません。
実行システムに影響を与えることなく、コマンドによる影響を確認するには、test オプションを使
用します。
ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード
PIE ソフトウェア パッケージは、ネットワーク サーバから disk1: のアーカイブにダウンロード、ま
たは disk0: に直接インストールできます。ここでは、ネットワーク サーバからコピーまたはインス
トールするために使用するサポート済みダウンロード プロトコルおよびコマンド構文について説
明します。
• 「サポートされるファイル転送プロトコル」
• 「TFTP ダウンロードの構文」
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-14
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
• 「FTP ダウンロードの構文」
• 「RCP ダウンロードの構文」
• 「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」
(注)
完全なパッケージのインストール手順については、
「パッケージの追加、アクティブ化、アップグ
レード、またはダウングレードの手順」(P. 6-20)を参照してください。
サポートされるファイル転送プロトコル
PIE ファイルは、TFTP、FTP、または RCP プロトコルを使用してネットワーク サーバからダウン
ロードまたはインストールできます(表 6-3 参照)
。
表 6-3
Cisco IOS-XR ソフトウェアでサポートされるダウンロード プロトコル
プレフィッ
クス
名前
tftp:
説明
トリビアル ファイル転送 TFTP は、一般的には、クライアント認証(例えばユーザ名とパスワード)を使
プロトコル
用せずに 1 台のコンピュータからもう 1 台のコンピュータへとネットワークを
介してファイルを転送できる FTP の簡易バージョンです。
(注)
一部の Cisco IOS-XR イメージが 32 MB 以上となる場合があり、一部の
ベンダーによって提供される TFTP サービスは、この大きさのファイル
をサポートしない場合があります。32 MB 以上のファイルをサポートす
る TFTP サーバへのアクセスがない場合は、FTP または RCP を使用して
ソフトウェア イメージをダウンロードしてください。
ftp:
ファイル転送プロトコル TCP/IP プロトコル スタックの一部で、ユーザ名およびパスワードを必要とする
FTP。
rcp:
リモート コピー プロト RCP プロトコルは、信頼度の高いデータ配信を確実にする TCP を使用します。
コル
RCP ダウンロードにはユーザ名が必要です。
TFTP ダウンロードの構文
PIE ファイルを TFTP サーバからダウンロードまたはインストールするには、表 6-4 に示すコマン
ドを入力します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-15
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
表 6-4
機能
TFTP ダウンロードの構文
説明
disk1: へのパッケージ 次のコマンド構文を使用します。
のコピー
copy tftp://hostname または ipaddress/directory-path/pie-name target-device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# copy tftp://10.1.1.1/images/comp-hfr-full.pie disk1:
disk0: へのパッケージ 次のコマンド構文を使用します。
のインストール
install add tftp://hostname または ipaddress/directory-path/pie-name to target-device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add tftp://10.1.1.1/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0:
disk0: へのパッケージ 次のコマンド構文を使用します。
のインストールとアク
install add tftp://hostname または ipaddress/directory-path/pie-name to target-device activate
ティブ化
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add tftp://10.1.1.1/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0:
activate
(注)
詳細については、
「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」
(P. 6-18)を参照してください。
FTP ダウンロードの構文
FTP では、ネットワーク サーバへの各 FTP リクエストでリモート ユーザ名およびパスワードを必
要とします。パスワードが入力されない場合、ネットワーク デバイスは匿名 FTP を可能とします。
PIE ファイルを FTP サーバからダウンロードまたはインストールするには、表 6-5 に示すコマンド
を入力します。
表 6-5
機能
FTP ダウンロードの構文
説明
disk1: へのパッケージの 次のコマンド構文を使用します。
コピー
copy ftp://username:[email protected] または ipaddress/directory-path/pie-name target-device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# copy ftp://john:[email protected]/images/comp-hfr-full.pie
disk1:
disk0: へのパッケージの 次のコマンド構文を使用します。
インストール
install add ftp://username:[email protected] または ipaddress/directory-path/pie-name to
target-device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add
ftp://john:[email protected]/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0:
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-16
OL-6142-01-J
第6章
表 6-5
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
FTP ダウンロードの構文(続き)
機能
説明
disk0: へのパッケージの 次のコマンド構文を使用します。
インストールとアクティ
install add ftp://username:[email protected] または ipaddress/directory-path/pie-name to
ブ化
target-device activate
例:
RP/0/RP0/CPU0:router#install add
ftp://john:[email protected]/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0: activate
(注)
コマンドの詳細については、
「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」(P. 6-18)を参照してください。
RCP ダウンロードの構文
RCP ダウンロードにはユーザ名が必要です。
PIE ファイルを RCP サーバからダウンロードまたはインストールするには、表 6-6 に示すコマンド
を入力します。
表 6-6
RCP ダウンロードの構文
機能
説明
disk1: へのパッケージの 次のコマンド構文を使用します。
コピー
copy rcp://[email protected] または ipaddress/directory-path/pie-name target-device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# copy rcp://[email protected]/images/comp-hfr-full.pie disk1:
disk0: へのパッケージの 次のコマンド構文を使用します。
インストール
install add rcp://[email protected] または ipaddress/directory-path/pie-name to target-device
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add rcp://[email protected]/images/gsr-k9sec-p.pie to
disk0:
disk0: へのパッケージの 次のコマンド構文を使用します。
インストールとアクティ
install add rcp://[email protected] または ipaddress/directory-path/pie-name to target-device
ブ化
activate
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install add rcp://[email protected]/images/gsr-k9sec-p.pie to
disk0: activate
(注)
コマンドの詳細については、
「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」(P. 6-18)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-17
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
ネットワーク プロトコルのコマンド変数
表 6-7 に、ネットワーク サーバからのパッケージのコピーまたはインストールに使用するコマンド
変数を示します。
表 6-7
Cisco CRS-1 シリーズ ルータへの PIE ファイルのダウンロードまたはインストールに使用する変数
変数
説明
location
インストールする PIE ファイル(複合パッケージ)の場所。location オプションは次のとおり
です。
•
disk1:
•
ftp://username:[email protected] または ipaddress/directory-path/
•
rcp://[email protected] または ipaddress/directory-path/
•
tftp://hostname または ipaddress/directory-path/
pie-file
インストールする PIE ファイル(パッケージ)の名前。使用可能な PIE ファイルの詳細につ
いては、「使用可能なパッケージ」
(P. 6-4)を参照してください。
username
FTP および RCP だけに必要とされ、FTP サーバまたは RCP サーバ上の有効なユーザ名。
password
FTP だけに必要。パスワードが入力されない場合、ネットワーク デバイスは匿名 FTP を可能
とします。
hostname または ipaddress サーバのアドレス。
directory-path
指定されたディレクトリは、ユーザのホーム ディレクトリの下のディレクトリである必要が
あります。この項の RCP および FTP の例では、ダウンロードされるファイルがユーザ「john」
のホーム ディレクトリ内の「images」というサブディレクトリにあります。
(注)
target-device
FTP および RCP サービスの場合、<directory-path> は <username> のホーム ディレク
トリに関連するディレクトリとなります。ディレクトリの絶対パスを指定する場合、
サーバ アドレスの後に「/」を追加する必要があります。
•
disk0: PIE ファイルは、install add コマンドで内部フラッシュ メモリ カード disk0: にイン
ストールされます。disk0: は、インストールされたアクティブなソフトウェアだけに使用
されます。
•
disk1: PIE ファイルは、copy コマンドで disk1: のリムーバブル フラッシュ メモリ カード
にコピーされます。disk1: は、インストール PIE ファイルのアーカイブの格納に使用され
ます。ファイルは disk1: にコピーされてから、disk0: にインストールされます。
ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除
ストレージ デバイスからソフトウェア パッケージまたは SMU を削除するには、まずパッケージを
非アクティブにして、そのパッケージが含まれないように新しいアクティブなソフトウェア セット
をコミットします。
ソフトウェアを最初に非アクティブにし、新しいアクティブなソフトウェア セットをコミットする
例を次に示します。新しいソフトウェア セットがコミットされると、パッケージをストレージ デ
バイスから削除できます。ストレージ デバイスから非アクティブなソフトウェアを削除する 3 ス
テップの手順を次に示します。
1. install deactivate package
2. install commit
3. install remove package
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-18
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要
パ ッ ケ ー ジ は、す べ て の カ ー ド に 対 し て 非 ア ク テ ィ ブ に さ れ た 場 合 に 限 り 削 除 で き ま す。
Cisco IOS-XR ソフトウェアは、アクティブなパッケージの動作に必要とされるパッケージは非アク
ティブにできません。非アクティブ化を試みると、システムは他のアクティブなソフトウェアがそ
のパッケージのバージョンを必要としていないかを確認する自動チェックを実行します。非アク
ティブ化は、すべての互換性チェックを通過した場合にのみ許可されます。非アクティブ化による
影響を確認するには、test オプションを入力して、ルータに影響を与えずに動作結果を表示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-19
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウング
レードの手順
次のタスクを実行する前に、
「ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要」
(P. 6-11)に記載されている概要を確認してください。さらに、次の情報を確認してパッケージの
アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードによる潜在的影響について理解してくださ
い。
• 「非同期コマンドの実行」
• 「アクティブ化による影響の確認」
• 「パッケージのバージョン変更による影響」
• 「前提条件」
• 「条件」
• 「手順」
非同期コマンドの実行
1 回に実行できる install コマンドは 1 つだけです。デフォルトでは、インストール操作が完了する
前に CLI プロンプトが画面に表示され、インストール コマンド以外のコマンドを入力することが
できます。
最初の操作が完了する前に追加のインストール要求を試行した場合、そのインストール要求は実行
されません。show install request コマンドを入力して、実行している現在のインストール要求を表
示してください。
同期インストール オプション
インストール操作が完了するまで CLI プロンプトの表示を遅らせるには、synchronous オプション
付きで install コマンドを入力します。
例:
install add pie-file to device synchronous
install activate device:package synchronous
アクティブ化による影響の確認
パッケージのアクティブ化による影響を確認するには、test オプション付きで install activate コマ
ンドを入力します。test は、ルータに影響を与えることなく操作結果を表示します。また、このオ
プションはその動作に対して「request ID」を割り当て、show install log requestID コマンドでテスト
操作の詳細を表示できます。
例:
1. install activate device:package test
2. show install log <requestID>
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate
disk0:hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123-1.2.0.CSCdy321- 1.0.0 test
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install
operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the
operation completes.
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-20
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install
operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 9:
Install operation 'activate disk0:hfr-mcast-1.2.0.CSCdy321-1.0.0 test' assigned
request id: 9 Install 9: WARNING! No changes will occur due to 'test' option.
Install 9: WARNING! The following is the predicted output for this install command.
Install 9: Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks
Install 9: [OK] Install 9: Checking API compatibility in software
configurations... Install 9: [OK] Install 9: Updating software configurations.
Install 9:
RP,LC:
Install 9:
Activating hfr-mcast-1.2.0.CSCdy321-1.0.0
Install 9: WARNING! No incompatible configuration will be removed due to the 'test'
option Install 9: Checking running configuration version compatibility with newly
activated software ... Install 9: No incompatibilities found between the activated
software and router running configuration. Install 9: Node 0/2/CPU0: No processes
affected Install 9: Node 0/3/CPU0: No processes affected Install 9: Node
0/RP0/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 0 added, 0 removed, 1
impacted)
Install 9:
: 1 hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123 processes affected (1
updated, 0 added, 0 removed, 0 impacted)
Install 9: Activation operation successful.
Install 9: NOTE: The changes made to software configurations will not be Install 9:
persistent across RP reloads. Use the command 'install commit' Install 9: to make
changes persistent. Install 9: WARNING! No changes have occured due to 'test'
option. Install 9: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous
install operations
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install o
perations until this operation is complete.
RP/0/RP0/CPU0:router#Install 6: Install operation 'activate disk0:hfr-r
out-1.0.0 test' assigned request id: 6
Install 6: WARNING! No changes will occur due to 'test' option.
Install 6: WARNING! The following is the predicted output for this install comma
nd.
Install 6: Activation request FAILED.
Install 6: 'Install Manager' detected the 'fatal' condition 'An attempt was made
to activate an active package.'
Install 6: WARNING! No changes have occured due to 'test' option.
RP/0/RP0/CPU0:router# show install log 9
Request id 9 by user_a at Fri Jun 04 05:28:38 2004:
1 package activated: disk0:hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123-1.0.0 test
Summary:
Node 0/2/CPU0: No processes affected
Node 0/3/CPU0: No processes affected
Node 0/RP0/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 0 added, 0
removed, 1 impacted)
: 1 hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123 processes affected (1 updated,
0 added, 0 removed, 0 impacted)
Status Information Logs:
WARNING! No changes will occur due to 'test' option.
WARNING! The following is the predicted output for this install command.
Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks
[OK]
Checking API compatibility in software configurations...
[OK]
Updating software configurations.
RP,LC:
Activating hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123-1.0.0
WARNING! No incompatible configuration will be removed due to the 'test'
option
Checking running configuration version compatibility with newly activated
software ...
No incompatibilities found between the activated software and router
running configuration.
Node 0/2/CPU0: No processes affected
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-21
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
Node 0/3/CPU0: No processes affected
Node 0/RP0/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 0 added, 0
removed, 1 impacted)
: 1 hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123 processes affected (1 updated,
0 added, 0 removed, 0 impacted)
Activation operation successful.
NOTE: The changes made to software configurations will not be
persistent across RP reloads. Use the command 'install commit'
to make changes persistent.
WARNING! No changes have occured due to 'test' option.
Installation changes:
Installation changes on node 0/2/CPU0:
Replacing file: package_compatibility
Installation changes on node 0/3/CPU0:
Replacing file: package_compatibility
Installation changes on node 0/RP0/CPU0:
Replacing executable: clear_pim_client
Replacing and restarting process: pim
Replacing executable: show_ltrace_pim
Replacing executable: show_pim_client
Replacing file: package_compatibility
Replacing DLL: libpim_register_api.dll
Replacing DLL: pim_bag_desc.dll
Replacing file: pim_cmds.parser
Replacing file: ipv4_pim_action.schema
Replacing file: ipv4_pim_cfg.schema
Replacing file: ipv4_pim_oper.schema
Restarting process: msdp
Installation impact details:
Output format:
<Level> (<Impact>:<Note>) <Name> <Type>[package:component]
Level
: the distance from the process along the DLL dependency
chain
Impact
: a one character indication of how this server or DLL is
impacted:
C modified; A added; R removed; I impacted by its dependencies
Note
: blank, or one of these annotations:
d duplicate (this DLL has already been listed previously for this
process)
s self-managing (this server self-manages changes in its dependencies
Name
: the name of this server or DLL
Type
: "server" or "DLL"
Package : the Package containing this server or DLL
Component: the source code component containing this server or DLL
Node class: YYY-XXXIface
2 node(s): 0/2/CPU0 0/3/CPU0
Node class: RP
1 node(s): 0/RP0/CPU0
2 Changed or Impacted Servers that will be restarted
0 (I: ) msdp
server
[hfr-mcast:ipv4-msdp]
1 (C: ) libpim_register_api.dll
DLL
[hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123:ipv4-pim]
0 (C: ) pim
server
[hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123:ipv4-pim]
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-22
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
パッケージのバージョン変更による影響
各パッケージのアップグレードは、パッケージのタイプおよびアップグレードがメジャー、マイ
ナー、またはメンテナンス リリースであるかどうかによって、ルータの操作に異なる影響を与えま
す。
•
メジャー、マイナー、およびメンテナンス リリースによる一般的な影響の詳細については、
「パッケージのバージョン番号」(P. 6-5)を参照してください。
•
アップグレードによる影響に関する特定の情報については、パッケージ リリースのリリース
ノートを参照、および install active コマンドに test オプションを追加してパッケージのアク
ティブ化による影響をテストしてください。
•
また、IOS-XR Software Selector ツールには、互換性のあるパッケージのバージョンに関する情
報があります。オンラインの互換性情報については、
「ソフトウェア パッケージの選択と入手」
(P. 6-8)を参照してください。
前提条件
パッケージの最初のアクティブ化は、サポートされるカード タイプのデフォルト セットに対して
必ず行い、適切なルータ操作に必要なコンポーネントがサポートされるすべてのカードに含まれて
いることを確認する必要があります。その後、そのパッケージのリリース ノートに記載されている
とおりに、カード タイプまたは個々のカードに対してパッケージのアップグレードまたはダウング
レードを実行する必要があります。
条件
アクティブ化または非アクティブ化するパッケージに対して満たす必要がある条件を次に示しま
す。
•
すべてのパッケージの最初のアクティブ化は、
サポートされるカード タイプのデフォルト セッ
トに対して実行する必要があります。
•
ROM モニタのアップグレードが対象ソフトウェア パッケージで必要な場合、ROM モニタの
アップグレードをパッケージがアクティブになる前に完了している必要があります。ROM モ
ニタの アップグレー ド要件について は、http://www.cisco.com にあ る Cisco IOS-XR Software
Selector ツールを参照してください。ROM モニタのアップグレード手順については、付録 B
「Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード」を参
照してください。
•
ソフトウェア パッケージの複数のバージョンをストレージ デバイスに追加できますが、どの
ようなカードでもアクティブにできるパッケージのバージョンは 1 つだけです。
•
パッケージはカード(パッケージがアクティブ化される対象のカード)と互換性がある必要が
あります。
•
一部のパッケージは、他のパッケージのアクティブ化または非アクティブ化を必要とします。
•
アクティブ化されるパッケージは、現在のアクティブなソフトウェア セットと互換性がある必
要があります。
•
ソフトウェア パッケージがアクティブ化されている間は、他の要求をシステム上で実行できま
せん。各インストール要求には requestID が割り当てられ、その後のイベントの確認に使用でき
ます。パッケージのアクティブ化は、次のメッセージが表示されたときに完了します。
Install 1: Activation operation successful.
アクティブ化は、パッケージの互換性チェックを通過した後にのみ実行されます。競合が検出され
た場合、画面上にエラー メッセージが表示されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-23
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
手順
ここでは、ソフトウェア パッケージのインストールおよびアクティブ化の手順について説明しま
す。
手順の概要
1. show install active
2. install add pie-file to device
3. (オプション)install activate device:package test
4. (オプション)show install log requestID
5. install activate device:package
6. show install active
7. install commit
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
目的
show install active
現在システムでアクティブなパッケージのリストを
表示して、追加対象のパッケージ、バージョン、ま
たは SMU を識別できます。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show install active
ステップ 2
install add pie-file to device
ターゲット デバイス(通常は disk0:)にパッケージ
を追加します。
例:
このコマンドは *.pie ファイルからパッケージを解
凍して、ターゲット デバイスにコピーします。ルー
タの操作には影響を与えません。
RP/0/RP0/CPU0:router# install add
disk1:gsr-k9sec-p.pie to disk0:
ディスクにパッケージを追加すると、次の手順に示
すコマンドのアクティブ化で使用するパッケージ名
が画面上に表示されます。
ステップ 3
install activate device:package test
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate
disk0:hfr-k9sec-1.0.0 test
ステップ 4
show install log requestID
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show install log 6
パッケージのアクティブ化をテストします。このオ
プションのコマンドを使用して、パッケージがシス
テム上で正しくアクティブ化されるかどうかを判断
します。
アクティブにするパッケージの名前を表示するに
は、show install log または show install log requestID
コマンドを入力してパッケージの名前を表示しま
す。
パッケージのアクティブ化のテストの詳細を表示し
ます。これは、上記の test オプションが実行されて
いる場合に可能です。
また、このコマンドからの出力には、変更されてい
るファイルおよび影響が与えられたプロセスの詳細
が結果として表示されます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-24
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
コマンドまたは操作
目的
install activate device:package
ルータ上でパッケージ機能をアクティブにします。
ステップ 5
例:
•
パッケージ
アップグレードのシナリオでは、
パッケージの新しいバージョンがアクティブと
なり、古いバージョンは自動的に非アクティブ
となります。
•
パッケージ
ダウングレードのシナリオでは、
パッケージの古いバージョンがアクティブとな
り、新しいバージョンは自動的に非アクティブ
となります。
•
実際のアクティブ化は、すべての互換性チェッ
クを通過した後に行われます。
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate
disk0:hfr-k9sec-1.0.0
ステップ 6
パッケージが正しく、アクティブであることを確認
します。
show install active
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show install active
ステップ 7
現在のアクティブなソフトウェアをコミットして、
ルータのリロード中にシステムに組み込みます。
install commit
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# install commit
例
Manageability パッケージがシステムに追加され、アクティブ化される例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# install add tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie to
disk0:
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install
operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the operation
completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install
operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 1: Install
operation 'add /tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie to disk0:' assigned
request id: 1 Install 1: Downloading PIE file from
/tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie
Install 1:
Transferred 981322 Bytes
Install 1: Downloaded the package to the router
Install 1: Verifying the package
Install 1: Verification of the package successful [OK]
Install 1: Going ahead to install the package...
Install 1: [OK]
Install 1: Add of '/tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie'
completed.
Install 1: Add successful.
Install 1: The following package(s) and/or SMU(s) are now available to be
activated:
Install 1:
disk0:hfr-mcast-1.2.0
Install 1: Please carefully follow the instructions in the release notes when
activating any software Install 1: Idle timeout on this line will now be resumed for
synchronous install operations
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-mcast-1.2.0
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install
operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the operation
completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install
operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 2: Install
operation 'activate disk0:hfr-mcast-1.2.0' assigned request id: 2 Install 2:
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-25
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks Install 2: [OK]
Install 2: Checking API compatibility in software configurations... Install 2: [OK]
Install 2: Updating software configurations.
Install 2:
RP,DRP,LC:
Install 2:
Activating hfr-mcast-1.2.0
Install 2: Checking running configuration version compatibility with newly activated
software ... Install 2: No incompatibilities found between the activated software and
router running configuration. Install 2: Node 0/2/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected
(0 updated, 1 added, 0 removed, 0 impacted) Install 2: Node 0/3/CPU0: 1 hfr-mcast
processes affected (0 updated, 1 added, 0 removed, 0 impacted) Install 2: Node
0/RP0/CPU0: 9 hfr-mcast processes affected (0 updated, 9 added, 0 removed, 0 impacted)
Install 2: Activation operation successful. Install 2: NOTE: The changes made to
software configurations will not be Install 2: persistent across RP reloads. Use the
command 'install commit' Install 2: to make changes persistent. Install 2: Idle
timeout on this line will now be resumed for synchronous install operations
RP/0/RP0/CPU0:router# install commit
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install
operations Install 3: Install operation 'commit' assigned request id: 3 Install 3:
Committing uncommitted changes in software configuratons. Install 3: Commit operation
successful. Install 3: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous
install operations
確認およびトラブルシューティング
ここでは、ソフトウェアがアクティブ化およびコミットされたことを確認するコマンドについて説
明します。
• 「アクティブなソフトウェアの表示」
• 「コミットされたソフトウェアの表示」
show install コマンドの詳細については、『Cisco IOS-XR Software in Cisco IOS-XR System Management
Command Reference』の「Software Package Management Commands」を参照してください。
アクティブなソフトウェアの表示
show install active コマンドを入力して、正しいパッケージが各カード(ノード)でアクティブであ
ることを確認します。
単一ノード(カード)上のアクティブなパッケージを表示する例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show install active location 0/1/cpu0
Node 0/1/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-26
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
システムのすべてのカードに対してアクティブなパッケージを表示する例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show install active
Node 0/1/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/1/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/2/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/2/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/3/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/3/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/RP0/CPU0 [RP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/mbihfr-rp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mgbl-1.0.0
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-rout-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-27
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
Node 0/SM0/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
コミットされたソフトウェアの表示
show install committed コマンドを入力して、パッケージの任意のセットがコミットされていること
を確認します。
コミットされたパッケージを表示する例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show install committed
Node 0/1/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/1/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/2/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/2/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/3/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/3/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-28
OL-6142-01-J
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順
Node 0/RP0/CPU0 [RP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/mbihfr-rp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-rout-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Node 0/SM0/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
6-29
第6章
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
コミットされたソフトウェアへのロール バック
コミットされたソフトウェアへのロール バック
すでにコミットされているソフトウェアにロール バックするには、EXEC モードで install rollback
コマンドを入力します。
システムを前のインストールのコミット操作にロール バックする例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# install rollback
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install
operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the
operation completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install
operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 14:
Install operation 'rollback' assigned request
id: 14
Install 14: Updating software configurations.
Install 14: Checking running configuration version compatibility with newly
activated software ... Install 14: No incompatibilities found between the activated
software and router running configuration. Install 14: Node 0/RP0/CPU0: 2 hfr-mcast
processes affected (1 updated, 0 added, 0 removed, 1 impacted) Install 14: Rollback
operation successful. Install 14: NOTE: The changes made to software configurations
will not be Install 14: persistent across RP reloads. Use the command 'install
commit' Install 14: to make changes persistent. Install 14: Idle timeout on this
line will now be resumed for synchronous install operations
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
6-30
OL-6142-01-J
C H A P T E R
7
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける
RP の冗長構成およびハードウェアの
管理
ここでは、
Cisco IOS-XR ソフトウェアを実行するルータのハードウェア コンポーネントを管理およ
び設定するのに使用する、コマンドライン インターフェイス(CLI)のテクニックおよびコマンド
について説明します。
内容
ここでは、次の内容について説明します。
• 「ハードウェアの状態を表示するコマンド」
(P. 7-2)
• 「ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)」(P. 7-5)
• 「ルーティング インターフェイスの設定」(P. 7-8)
• 「RP の冗長構成およびフェールオーバー」(P. 7-20)
• 「ノードのリロード、停止、または電源の再投入」(P. 7-23)
• 「controller コマンドを使用したハードウェア コンポーネントの管理」(P. 7-26)
• 「ハード ドライブ、フラッシュ ドライブ、およびその他のストレージ デバイスのフォーマット
化」(P. 7-26)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-1
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ハードウェアの状態を表示するコマンド
ハードウェアの状態を表示するコマンド
表 7-1 に、ルータのハードウェアの状態を表示するのに一般的に使用するコマンドをまとめます。
表 7-1
ノードおよびハードウェアの状態を表示するのに使用するコマンド
コマンド
説明
show platform [node-id]
ノードのタイプや状態など、システムのノードのサマリーを表示します。
ノード ID を指定すると、1 つのノードに関する情報を表示できます。詳
細は、
「ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)」
(P. 7-5)を
参照してください。
show diags [nodeID | details | summary]
各ノードで実行されているソフトウェアの状態などを含み、各ノードの
ハードウェア コンポーネントに関する詳細情報を表示します。
show environment [all | fans | leds |
ファン、LED、電源装置の電圧および電流情報、温度など、システムの
power-supply | table | temperatures | voltages | l] ハードウェア情報を表示します。
show redundancy
ルート プロセッサ(RP)の冗長構成の状態を表示します。このコマンド
では、RP のブートおよび切り替えの履歴も表示されます。
show version
ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン、ルータの稼働時間、ブー
ト設定(コンフィギュレーション レジスタ)、アクティブなソフトウェ
アなど、様々なシステム情報を表示します。
show interface
インターフェイス情報を表示します(詳細については、
「ルーティング
インターフェイスの設定」(P. 7-8)を参照)
。
および
show ip interface
ハードウェアの show コマンドの例
ここでは、次の show コマンドの例を説明します。
• 「show diags」
• 「show platform」
• 「show environment」
• 「show redundancy」
• 「show version」
show diags
次の例では、show diags nodeID を使用して、1 つのノードに関する情報を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show diags 0/2/cpu0
RACK 0 SLOT 2 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0000-000000-00 rev 00 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD0719013M
PCA:
0073-007648-04 rev 07
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0024, Processor: 0xda12, Power: 0xf100
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.1
ROMMON: Version 1.15(20040120:002937) [CRS-1 ROMMON]
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-2
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ハードウェアの状態を表示するコマンド
show platform
次に、show platform コマンドでのルータのすべてのノードの出力例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/0/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/0/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Standby)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP1/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
show environment
次の例では、ルータのノードの LED 状態が表示されています。
RP/0/RP0/CPU0:router# show environment leds
0/2/*: Module (host) LED status says: OK
0/2/*: Module (plimasic) LED status says: OK
0/SM0/*: Module (host) LED status says: OK
show redundancy
show redundancy コマンドを使用した、冗長ペアの冗長構成の状態を表示した出力例を次に示しま
す。
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
This node (0/RP0/CPU0) is in ACTIVE role
Partner node (0/RP1/CPU0) is in STANDBY role
Standby node in 0/RP1/CPU0 is ready
Reload and boot info
---------------------RP reloaded Fri Apr 9 03:44:28 2004: 16 hours, 51 minutes ago
This node booted Fri Apr 9 06:19:05 2004: 14 hours, 16 minutes ago
Last switch-over Fri Apr 9 06:53:18 2004: 13 hours, 42 minutes ago
Standby node boot Fri Apr 9 06:54:25 2004: 13 hours, 41 minutes ago
Standby node last not ready Fri Apr 9 20:35:23 2004: 0 minutes ago
Standby node last ready Fri Apr 9 20:35:23 2004: 0 minutes ago
There have been 2 switch-overs since reload
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-3
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ハードウェアの状態を表示するコマンド
show version
show version コマンドの出力例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show version
Cisco IOS-XR Software, Version 1.0.0
Copyright (c) 2004 by cisco Systems, Inc.
ROM: System Bootstrap, Version 1.15(20040120:002852) ,
router uptime is 2 days, 1 hour, 59 minutes
System image file is "tftp://223.0.0.0/usr/comp-hfr-full.vm-1.0.0
cisco CRS-16/S (7450) processor with 2097152K bytes of memory.
7450 processor at 650Mhz, Implementation , Revision
4 Packet over SONET network interface(s)
4 SONET/SDH Port controller(s)
1 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
2043k bytes of non-volatile configuration memory.
1000592k bytes of ATA PCMCIA card at disk 0 (Sector size 512 bytes).
Configuration register is 0x0
Package active on node 0/2/SP:
hfr-admin, V 1.0.0, Cisco Systems, at mem:hfr-admin-1.0.0
Built on Fri Mar 5 19:12:26 PST 2004
--More--
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-4
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)
ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)
Cisco IOS-XR ソフトウェアの多くの CLI コマンドでは、処理を適用するノードの「場所」を指定す
る必要があります。コマンド リファレンスのマニュアルには、この構文は location nodeID と記載
されています。node-id 引数は、rack/slot/module という表記で入力します。
この nodeID は、コマンドを実行するシステム上の module までのパスを示します。この「module」
は、CLI コマンドを実行するカードの CPU またはサービス プロセッサ(SP)です。
図 7-1 に、rack/slot/module のノード ID の定義を示します。
•
シングル シャーシ システムの rack の番号は常に「0」です。
•
slot はカードが取り付けられている物理スロットの番号です。
•
module は、コマンドを実行するカードの CPU または SP です。
表 7-2 に、シングル シャーシ システムの各タイプのカードの nodeID を示します。
図 7-1
NodeID:rack/slot/module
RP
A0
A1
A2
AM0
B0
B1
B2
AM1
Console
AUX
PL0 PL1 PL2 PL3
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
FC0
FC1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
HDD
PC Card
(disk1:)
PL4 PL5 PL6 PL7
SP
CPU0
CNTL ETH 0
PLIM
PLIM
MGMT ETH
116537
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
CNTL ETH 1
PL PL PL PL
12 13 14 15
Primary
Status
/
Rack=0
表 7-2
Slot=
/
Module=
"CPU0"
"SP"
NodeID の場所:rack/slot/module
カードのタイプ
ラック
スロット
モジュール
(コ マ ン ド の 発 行 先 と な る (シングル シャーシ システ (カードが取り付けられてい (コマンドを実行するカード
カードのタイプ)
ムでは常に「0」
)
る物理スロット)
のエンティティ)
ルート プロセッサ
0
RP0 および RP1
CPU0
ラインカード
0
0–15
CPU0
スイッチ ファブリック モ
ジュール
0
SM0–SM7
SP
アラーム カード
0
AM0–AM1
SP
ファン コントローラ カード
0
FC0–FC1
SP
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-5
第7章
ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
システム内のカードの NodeID の表示
取り付けられているカードの NoteID を表示するには、show platform コマンドを入力します。
「Node」
カラムはカードの NodeID を示します。
図 7-2
「show platform」コマンドを使用した NodeID の表示
RP/0/RP0/CPU0:router#show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------0/1/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/1/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0 RP(Active) N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP1/CPU0 RP(Standby) N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM1/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
RP/0/RP0/CPU0:router#
MSC
NodeID
CPU0
(注)
116564
NodeID
システムに取り付けられている各ライン カードには、show platform の出力に 2 つのエントリが含
まれます。CLI コマンドでは、モジュール「CPU0」のエントリを使用します。このエントリは、
PLIM のタイプも表示します。次に例を示します。
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/2/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
NodeID のコマンド構文の例
次に nodeID の構文の例を示します。
• 「スイッチ ファブリック モジュール コマンドの NodeID」
• 「install コマンドの NodeID(ライン カード モジュールの識別)」
スイッチ ファブリック モジュール コマンドの NodeID
次のコマンドは、ファブリック カードの接続性に関する情報を表示します。次のコマンド構文を使
用します。
admin show controllers fabric connectivity location nodeID
例:
RP/0/RPO/CPU:router# admin show controllers fabric connectivity location 0/SM0/SP
Card
In Tx Planes Rx Planes Monitored
Total
Percent
R/S/M
Use 01234567
01234567
For (s)
Uptime (s)
Uptime
-------------------------------------------------------------------------------
この例では、コマンドはラック「0」、スロット「SM0」
、モジュール「SP」のファブリック カード
を参照します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-6
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ハードウェア ノードの CLI 構文(location nodeID)
install コマンドの NodeID(ライン カード モジュールの識別)
次のコマンドは、rack0、slot 3、モジュール CPU0 の 10GE ライン カード上の Cisco IOS-XR ソフト
ウェア パッケージを表示します。コマンド構文は次のとおりです。
show install active location nodeID
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show install active location 0/3/CPU0
Node 0/3/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-7
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
ルーティング インターフェイスの設定
ネットワーク上でやり取りされるデータは、様々なルータ インターフェイスを通過します。あるイ
ンターフェイスを経由して受信したパケットは、他のルータ コンポーネントによって処理および転
送され、次のインターフェイスを経由して送信されます。パケットはルータによって使用またはド
ロップされ、発信インターフェイスを介して転送されない場合もあります。
次に、ルーティング インターフェイスの物理コンポーネント、およびインターフェイスの設定に使
用される基本的なソフトウェアの概念と手順について説明します。
•
ルーティング インターフェイスの物理コンポーネント
•
Cisco IOS-XR ソフトウェアのインターフェイスの設定
ルーティング インターフェイスの物理コンポーネント
ルーティング インターフェイスをサポートする 2 つの物理コンポーネントが用意されています。処
理および転送機能を提供するモジュラ サービス カード(MSC)と、ケーブルの物理接続(ポート)
を提供する物理 レイヤ インターフェイス モジュール(PLIM)です。
(注)
MSC はライン カードと呼ばれる場合もあります。
MSC と PLIM は対応するセットとして取り付けられます。PLIM はシャーシの片側に取り付けられ、
MSC は反対側の対応するスロットに取り付けられます。図 7-3 に、これらのカードの場所およびス
ロット番号を示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-8
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
図 7-3
シングル シャーシ システムの MSC および PLIM
PLIM
FC/S
MSC
MSC
MSC
MSC
MSC
MSC
7
6
5
4 SM3 3
2
1
0
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
/DRP
SM0-
MSC
MSC
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
FC/S
/DRP
MSC (
PLIM
PLIM
PL PL PL PL
12 13 14 15
SM4-
15 14 13 12 SM7 11 10 9
8
FT1
101403
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
)
PL0 PL1 PL2 PL3
FT0
/DRP
AM1
)
B2
MSC
MSC (
B1
PLIM
B0
PLIM
AM0
PLIM
A2
PLIM
FC0
FC1
PLIM
A1
PLIM
A0
PLIM
PLIM
PLIM
すべての MSC は、ライン カード シャーシのミッドプレーンを介して PLIM と対になっています
(図 7-4 を参照)。別の PLIM を使用して、OC-192 や OC-48 などの様々なインターフェイスおよび
ポート密度を選択することができます。また、MSC は、PLIM に接続されているケーブルを抜きさ
しせずに取り外して交換することができます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-9
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
図 7-4
シャーシのミッドプレーンに接続するモジュラ サービス カード(MSC)および PLIM
101830
PLIM
0-15
PL0-PL15
サポートされている PLIM
初期リリースの Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、次の PLIM タイプがサポートされています。
Quad OC-192 packet-over-SONET/Dynamic Packet Transport PLIM(図 7-5 を参照)
。
•
16 x OC-48 packet-over-SONET/Dynamic Packet Transport PLIM(図 7-6 および図 7-7 を参照)。
Quad OC-192 POS/DPT VSR、SR、および IR の前面パネル
111852
図 7-5
•
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-10
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
16 x OC48 POS PLIM の前面図
111850
図 7-6
16 x OC48 POS PLIM の側面図
111849
図 7-7
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-11
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
Cisco IOS-XR ソフトウェアのインターフェイスの設定
インターフェイスを設定する 4 つの一般的な手順は、次のとおりです。
1. インターフェイスの「インスタンス」を指定します(type rack/slot/module/port)。
2. インターフェイスのネットワーク アドレス(IP アドレス)を設定します。
3. インターフェイスに必要な詳細を設定します。
4. インターフェイスをアクティブにします。
ここでは、インターフェイスの基本的な設定を行うためのガイドラインおよび情報について説明し
ます。
• 「インターフェイスのインスタンスの指定」
• 「オンライン ヘルプ(?)を使用したインターフェイスのインスタンスの表示」
• 「インターフェイスの事前設定」
• 「インターフェイス(PLIM カード)の OIR」
• 「設定テンプレート」
• 「論理インターフェイスの設定」
• 「インターフェイス設定の前提条件」
• 「制約事項」
• 「手順の概要」
• 「手順の詳細」
• 「インターフェイスの設定例」
• 「関連マニュアル」
インターフェイスのインスタンスの指定
インターフェイスを設定するには、最初に、interface type instance コマンドを使用して、物理イン
ターフェイスの instance または仮想インターフェイスの instance を指定する必要があります。イン
ターフェイスの「インスタンス」の構文は rack/slot/module/port です。ルータ内でインターフェイス
のポートまでのパスを指定します(図 7-8 を参照)
。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-12
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
図 7-8
type rack/slot/module/port によるインターフェイスのインスタンスの指定
MSC
PLIM
MSC
MSC
1
0
MSC
11 10 9
PLIM
MSC
MSC
2
MSC
MSC
MSC
MSC
3
MSC
MSC
4
MSC
MSC
5
FC/S
MSC
6
FC/S
MSC
7
MSC
PLIM
FT0
8
116539
15 14 13 12
FT0
Type=
Rack=0
/ MSC Slot=0
15 /
Module=0
/
Port=0
x
•
type— 通信するインターフェイスのタイプ。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング シス
テム ルータ
(Cisco CRS-1 シリーズ ルータ)の初期リリースの Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、
packet-over-SONET(POS)インターフェイス タイプをサポートしています。ルータで使用でき
るインターフェイスのタイプを表示するには、グローバル設定モードで interface ? コマンドを
入力します。
•
rack— ラックのシャーシ番号。シングル シャーシ システムの場合は、ラック番号は常に「0」
です。
•
slot— インターフェイスの PLIM カードと対応する MSC カードの物理スロット番号。たとえば、
スロット PL3 の PLIM にあるインターフェイスのスロット番号は、MSC カードのスロット「3」
と対応しています。
•
module— ルーティング インターフェイスのモジュール。モジュールは PLIM を表し、常に「0」
です。デフォルトでは、この PLIM は slot 変数で指定したライン カードに関連付けられていま
す。
•
port— ルーティング インターフェイスのポート。ポートは PLIM の物理インターフェイスの番
号を表します。インターフェイス ポートは 0 ∼ x の番号を持ちます。x は PLIM で使用できる
ポート範囲の最後の番号です。たとえば、8 ポートのギガビット イーサネット PLIM は、0 ∼
7 のポート番号を持ちます。
カードのポートが 1 つしかない場合にも、rack/slot/module/port という名前表記法を使用する必要が
あります。
(注)
管理イーサネットのインターフェイスはルータ プロセッサ(RP)カードにあり、次のように、物
理スロット番号は RP0 または RP1 で、モジュールは常に CPU0 であり、ポートは常に 0 です。
interface MgmtEth0/RP1/CPU0/0
詳細は、
「管理イーサネット インターフェイスの設定」
(P. 5-3)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-13
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
オンライン ヘルプ(?)を使用したインターフェイスのインスタンスの表示
「?」ヘルプ コマンドを入力すると、ルータで使用できるインターフェイスのインスタンスを表示す
ることができます。
•
使用できるインターフェイス タイプを表示するには、interface ? コマンドを入力します。
•
インターフェイス タイプのインターフェイスのインスタンスを表示するには、interface type ?
コマンドを入力します。
図 7-9 に、これらのコマンドの出力例を示します。interface ? コマンドによって使用できるインター
フェイス タイプが表示され、interface pos ? コマンドによって POS インターフェイスのインスタン
スが表示されます。
使用できるインターフェイスのインスタンスの表示
RP/0/RP1/CPU0:router#configure
RP/0/RP1/CPU0:router(config)#interface ?
Loopback
Loopback interface(s)
MgmtEth
Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
Null
Null interface
POS
Packet over SONET network interface(s)
preconfigure Specify a preconfig
tunnel-te MPLS Traffic Engineering Tunnel interface(s)
RP/0/RP1/CPU0:router(config)#interface pos ?
0/2/0/0 POS Interface Instance
0/2/0/1 POS Interface Instance
0/2/0/2 POS Interface Instance
0/2/0/3 POS Interface Instance
RP/0/RP1/CPU0:router(config)#interface MgmtEth ?
0/RP1/CPU0/0 MgmtEth Interface Instance
POS
116551
図 7-9
インターフェイスの事前設定
インターフェイスを、ルータに物理的に取り付ける前に、使用するインターフェイスを事前に設定
することができます。事前に設定したインターフェイスは、そのインターフェイスの該当個所
(rack/slot/module)に実際のインターフェイスが挿入されるまで、検証または適用されません。
事前設定すると、新しい MSC および PLIM カードが挿入されたときに設定をただちに適用できる
ので、新しいカードを追加する際のダウンタイムを減らすことができます。さらに、PLIM または
MCS カードを取り外した場合、すなわち、物理カードがシステム内に存在しないときに、その設
定を表示して変更することができます。
ライン カードを挿入して、インターフェイスを生成すると、事前設定が検証されます。検証が正常
に成功すると、インターフェイスの設定がルータの実行時設定にただちに適用されます。
(注)
事前設定できるのは物理インターフェイスだけです。仮想インターフェイスは事前設定できませ
ん。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-14
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
インターフェイスを事前設定するには、次の例に示すように、グローバル設定モードで interface
preconfigure type instance コマンドを入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show interface pos 0/5/0/0
Interface not found
RP/0/RP0/CPU0:router# configuration
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface preconfigure POS 0/5/0/0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# description POS Interface
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit label pos5preconfig
(注)
新しく事前設定されたインターフェイスには、no shutdown コマンドを入力しないでください。no
キーワードは既存の設定を削除しますが、インターフェイスを事前設定した場合は、既存の設定は
存在していません。
インターフェイス(PLIM カード)の OIR
スロットからライン カードを取り外したり、同じタイプのライン カードをスロットに挿入したり、
ライン カードを空のスロットに挿入したりすることができます。次の規則が適用されます。
•
同じインターフェイス タイプを含む PLIM カードに交換した場合は、インターフェイス設定が
保存され、新しく挿入した同じタイプのインターフェイスに適用できます。
•
取り外したインターフェイスは、show interfaces コマンドの出力には表示されませんが、show
running-config コマンドの出力には表示されます。
•
交換されるカードよりも交換用 PLIM のポートの方が多い場合、より小さい番号のポートは既
存の設定を適用し、その他のポートはデフォルトの設定を適用します(shutdown)。
•
交換されるポートよりも交換用 PLIM のポートの方が少ない場合は、その他のポートの設定は
後で使用できるように保存されます。
設定テンプレート
設定テンプレートを使用すると、設定コマンドのグループを作成し、名前を付けることができます。
定義したテンプレートは、他のユーザでもインターフェイスに適用できます。ネットワークが拡大
してノードやポートの数が増加したときには、テンプレートを使用して複数のポートをすばやく設
定できるようにすると、インターフェイスの作成にかかる時間を大幅に短縮することができます。
テンプレートに関する主な 2 つの作業は、テンプレートの作成と適用です。設定テンプレートの作
成および適用の詳細については、
「設定テンプレート」
(P. 3-14)を参照してください。
論理インターフェイスの設定
論理インターフェイスは、物理インターフェイスに関連付けられていない仮想インターフェイスで
す。初期リリースの Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、ループバック、ヌル、およびトンネル イン
ターフェイスがサポートされています。
•
ループバック インターフェイス − ループバック インターフェイスにルーティングされたパ
ケットは、再ルーティングされてネットワーク デバイスに戻ります。
•
ヌル インターフェイス − ヌル インターフェイスにルーティングされたパケットは、ドロップ
されます。
•
トンネル インターフェイス − パケットはカプセル化されます(別のプロトコル内の 1 つのプ
ロトコルになります)
。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-15
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
ここでは 論理インターフェイス タイプについて簡単に説明します。論理インターフェイスの設定
の詳細および手順については、
『Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Configuration Guide』
を参照してください。
ループバック インターフェイス
ループバック インターフェイスと呼ばれるソフトウェアのみのインターフェイスを指定して、イン
ターフェイスをエミュレートすることができます。ループバック インターフェイスは常に稼動状態
であり、ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)が可能な仮想インターフェイスで、送信イン
ターフェイスが停止している場合でも、リモート ソースルート ブリッジング(RSRB)セッション
を起動したままにします。
ループバック インターフェイスは、Open Shortest Path First(OSPF)または BGP セッションや、
RSRB 接続の終了アドレスとして使用したり、他のすべてのインターフェイスが停止している場合
にデバイス コンソールから補助ポートへの Telnet セッションを確立するのに使用することができ
ます。他のルータまたはアクセス サーバによってこのループバック インターフェイスへのアクセ
スを試みるアプリケーションでは、ループバック アドレスに割り当てられているサブネットに配信
するようにルーティング プロトコルを設定する必要があります。
ループバック インターフェイスは、OSPF のデバイス ID の設定にも使用できます。OSPF は、代表
ルータ(DR)を選択するバックアップ手段として、ルータのデバイス ID を使用します。OSPF の
ループバック インターフェイスを設定すると、特定のルータが DR として選択されない(または常
に選択する)ようにできます。
ループバック インターフェイスにルーティングされたパケットは、再ルーティングされてルータま
たはアクセス サーバに戻り、ローカルで処理されます。ループバック インターフェイスにルーティ
ングされる IP パケットのうち、ループバック インターフェイス宛でないものはドロップされます。
つまり、ループバック インターフェイスはヌル 0 のインターフェイスとしても機能します。
ヌル インターフェイス
ヌル インターフェイスの機能は、大部分のオペレーティング システムで使用できるヌル デバイス
に似ています。このインターフェイスは常に起動していて、トラフィックを転送または受信するこ
とはできず、カプセル化は常に失敗します。ヌル インターフェイスに指定できる唯一のインター
フェイス設定コマンドは、no ip unreachables です。
ヌル インターフェイスは、トラフィックのフィルタリングの代替方法を提供します。好ましくない
ネットワーク トラフィックをヌル インターフェイスに送信すると、アクセス リストの使用に伴う
オーバーヘッドを回避することができます。
トンネル インターフェイス
トンネリングは、トランスポート プロトコル内の任意のパケットをカプセル化する方法を提供しま
す。この機能は仮想インターフェイスとして実装され、設定のためのシンプルなインターフェイス
を提供します。トンネル インターフェイスは、特定の「パッセンジャー」または「トランスポー
ト」プロトコルに関連付けられてはいませんが、標準のポイントツーポイント カプセル化方式を実
装するのに必要なサービスを提供するアーキテクチャです。トンネルはポイントツーポイントのリ
ンクなので、それぞれのリンクには別々にトンネルを設定する必要があります。
インターフェイス設定の前提条件
インターフェイスを事前設定するには、次の前提条件を満たす必要があります。
•
ルーティング操作を行うインターフェイスの場合は、少なくとも 1 組の MSC および PLIM カー
ドがルータに取り付けてある必要があります。物理カードを取り付ける前に、インターフェイ
スを事前設定できます。
「インターフェイスの事前設定」
(P. 7-14)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-16
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
•
ライン カード パッケージは、ルータでアクティブになっている必要があります。このパッケー
ジは、すべての新しいシステムでは、デフォルトでインストールされ、アクティブにされてい
ます。ライン カード ドライブ ソフトウェアの再インストール、アップグレード、またはダウ
ンロードについては、第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ
化」を参照してください。
•
インターフェイス ネットワーク(IP)アドレスおよびサブネット マスクを入力する必要があり
ます。この情報については、ネットワーク管理者またはシステム プランナに相談してください。
制約事項
初期リリースでは、次のライン カードがサポートされています。
•
Quad OC-192 packet-over-SONET/Dynamic Packet Transport PLIM(図 7-5 を参照)
。
•
16 x OC-48 packet-over-SONET/Dynamic Packet Transport PLIM(図 7-6 および図 7-7 を参照)。
手順の概要
1. configure
2. interface type instance
3. ipv4 address ipv4-address subnet-mask
4. (オプション)インターフェイスのその他の機能を設定します。
5. no shutdown
6. 変更を保存し、設定セッションを終了します。
a. commit
b. end
7. show interfaces
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
目的
configure
グローバル設定モードを開始します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
ステップ 2
物理ポートを指定し、インターフェイス設定モードを開始
します。詳細は、「インターフェイスのインスタンスの指
定」(P. 7-12)を参照してください。
interface type instance
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface
pos 0/2/0/0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-17
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
ステップ 3
コマンドまたは操作
目的
ipv4 address ipv4-address subnet-mask
インターフェイスの IP アドレスとサブネットを設定しま
す。
例:
サブネット マスクは、接続したネットワークのサブネット
マスクです。ネットワーク マスクは、次の 2 つの方法で指
定できます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4
address 1.1.1.1 255.0.0.0
•
ネットワーク マスクは . で区切られた 4 つの部分から
成るアドレスです。たとえば 255.0.0.0 は、1 に等しい
各ビットが ネットワーク アドレスに属する対応する
アドレスのビットであることを示します。
•
ネットワーク マスクは、スラッシュ(/)および数値で
表せます。たとえば /8 は、マスクの先頭の 8 ビットが
1 で、その対応するビットがネットワーク アドレスで
あることを示します。
インターフェイスに IPv6 アドレスを設定することもでき
ます。この詳細の記載箇所については、
「関連マニュアル」
(P. 7-19)を参照してください。
ステップ 4 (オプション)インターフェイスのその他の機 指定したインターフェイスのインターフェイス設定モード
能を設定します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ?
で、幅広いオプションを設定できます。インターフェイス
に使用できる設定コマンドを探すには、インターフェイス
設定モードで疑問符を入力して、オンライン ヘルプを表示
します。
その他の設定およびコマンド リファレンスに関する情報の
記載箇所については、「関連マニュアル」
(P. 7-19)を参照
してください。
ステップ 5
no shutdown
例:
インターフェイスをアクティブにして(管理用にインター
フェイスを起動して)、トラフィックがインターフェイスを
通過できるようにします。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no
shutdown
ステップ 6
変更を保存し、設定セッションを終了します。
a. commit
b. end
a. ルータの実行時設定にターゲット設定をコミット
します。
b. 設定セッションを終了して、EXEC モードに戻りま
す。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
ステップ 7
show interfaces
インターフェイスが設定済みかどうか確認します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# show
interfaces pos 0/2/0/0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-18
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ルーティング インターフェイスの設定
インターフェイスの設定例
次の例では、POS インターフェイスに IP アドレスを設定します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface pos 0/2/0/0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1/8
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
RP/0/RP0/CPU0:router# show interfaces pos 0/2/0/0
POS0/2/0/0 is up, line protocol is up (looped)
Hardware is Packet over SONET
Description: faq
Internet address is 1.1.1.1/8
MTU 4474 bytes, BW 2488320 Kbit
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation HDLC, crc 32, controller loopback not set, keepalive set (10 sec)
Last clearing of "show interface" counters never
30 second input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
30 second output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
11 packets input, 234 bytes, 0 total input drops
0 drops for unrecognized upper-level protocol
Received 0 broadcast packets, 0 multicast packets
0 runts, 0 giants, 0 throttles, 0 parity
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
11 packets output, 234 bytes, 0 total output drops
Output 0 broadcast packets, 0 multicast packets
0 output errors, 0 underruns, 0 applique, 0 resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
関連マニュアル
インターフェイスの設定の詳細については、次のシスコのマニュアルを参照してください。
関連項目
マニュアル
Cisco CRS-1 シリーズ ルータのハードウェア コン Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line Card Chassis
ポーネントの詳細な技術情報
Description
シャーシおよび関連カードの取り付け手順
Installing the Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line
Card Chassis
POS PLIM カードの交換手順
Replacing a Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System
Packet-over-SONET Physical Layer Interface Module (PLIM)
MSC カードの交換手順
Replacing a Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System 16-Slot Line
Card Chassis Modular Services Card (MSC)
インターフェイスの設定および管理の完全な手順
Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Configuration Guide
物理および仮想インターフェイスの設定のコマンド Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Command Reference
リファレンス
Cisco IOS-XR ソフトウェアのライン カード ソフト 第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアク
ウェア パッケージのアクティブ化、アップグレー ティブ化」
ド、ダウンロード
インターフェイスの IP サービスを設定する手順お Cisco IOS-XR IP Addresses and Services Command Reference および
よびコマンド
Cisco IOS-XR IP Addresses and Services Confutation Guide
ルーティングおよびその他のサービスの設定に使用 「ソフトウェア マニュアル」
(P. C-2)
できるマニュアルの全リスト
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-19
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
RP の冗長構成およびフェールオーバー
RP の冗長構成およびフェールオーバー
ライン カード シャーシの スロット RP0 および RP1 に 2 つのルート プロセッサ(RP)を取り付け
て、冗長セットを構成することができます(図 7-10 を参照)
。Cisco IOS-XR ソフトウェアでは、RP
の冗長構成はデフォルトで有効になっています。
スロット RP0 および RP1 に取り付けられた冗長セットの RP
B1
B2
AM1
PLIM
PLIM
PL PL PL PL
12 13 14 15
116536
PL PL
PL8 PL9 10 11
PLIM
PL4 PL5 PL6 PL7
PLIM
RP0
RP1
PLIM
PLIM
PLIM
PLIM
PL0 PL1 PL2 PL3
PLIM
B0
PLIM
AM0
PLIM
A2
PLIM
FC0
FC1
PLIM
A1
PLIM
A0
PLIM
PLIM
図 7-10
:
プライマリ RP の決定
システム起動時には、有効な Cisco IOS-XR ソフトウェア ブート パッケージでブートする先頭の RP
がアクティブな「プライマリ RP」になります。このプライマリ RP は、スロット RP0 または RP1
です。どの RP がプライマリ RP かを判断する方法は、次のとおりです。
•
プライマリ RP は、カードの前面プレートにある緑色のプライマリ LED で判断できます。プラ
イマリ LED がオンになっていると、プライマリ RP です。
•
プライマリ RP のスロットは、CLI プロンプトに示されます。たとえば、次のように表示され
ます。
RP/0/RP1/CPU0:router#
この例のプロンプトは、スロット RP1 のプライマリ RP と通信していることを示します。CLI
プロンプトの詳しい説明については、
「CLI プロンプト」
(P. 2-5)を参照してください。
•
EXEC モードで show redundancy コマンドを入力して、プライマリ RP およびスタンバイ RP の
状態のサマリーを表示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-20
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
RP の冗長構成およびフェールオーバー
スタンバイ RP の役割
2 番目にブートする RP は、自動的に「スタンバイ RP」になります。プライマリ RP はシステムを
管理し、ユーザ インターフェイスと通信しますが、冗長スタンバイ RP はシステム内のすべての
カードのソフトウェアおよび設定の完全なバックアップを保持します。何らかの理由でプライマリ
RP が失敗またはオフラインになると、スタンバイ RP がただちにシステムを制御します。
冗長構成コマンドの概要
Cisco IOS-XR ソフトウェアでは RP の冗長構成はデフォルトで有効になっていますが、表 7-3 に示
す CLI コマンドを使用して、カードの冗長構成の状態を表示したり、手動でフェールオーバーを強
制することができます。
表 7-3
RP の冗長構成コマンド
コマンド
説明
show redundancy
ルート プロセッサの冗長構成の状態を表示します。このコマンド
では、RP のブートおよび切り替えの履歴も表示されます。
redundancy failover
スタンバイ RP へのフェールオーバーを手動で強制します。この
コマンドは、スタンバイ RP が取り付けられていて、「動作可能」
な状態である場合にのみ使用できます。
show platform
RP カードの冗長構成の状態を含む、システム内のすべてのカード
の状態を表示します。
redundancy {enable | disable}
RP の冗長構成を有効または無効にします。冗長構成はデフォルト
で有効になっています。
(注)
冗長構成を無効にした場合、プライマリ RP が失敗した
り、リセットされたり、オフラインになった場合は、RP
が再ブートされるまで、システムの処理が停止します。
自動フェールオーバー
プライマリ RP からスタンバイ RP への自動フェールオーバーは、プライマリ RP で必須処理の停止
やハードウェアの故障などの深刻なシステム エラーが発生した場合にのみ実行されます。
•
スタンバイ RP が取り付けられ、フェールオーバーの「準備」ができている場合は、スタンバ
イ RP がアクティブなプライマリ RP になります。元のプライマリ RP は再ブートを試みます。
•
スタンバイ RP が「動作可能」な状態でない場合は、両方の RP が再ブートします。正常にブー
トした 1 つ目の RP がプライマリ RP になります。
RP のリセット中の RP の冗長構成
reset コマンドにより、プライマリ RP は Cisco IOS-XR ソフトウェアをリロードします。リロード
中はプライマリ RP はオフラインになるため、システムは自動的にスタンバイ RP へのフェールオー
バーを試みます。
•
スタンバイ RP が取り付けられ、フェールオーバーの「準備」ができている場合は、スタンバ
イ RP がアクティブなプライマリ RP になります。元のプライマリ RP は再ブートし、スタンバ
イ RP になります。
•
スタンバイ RP が「動作可能」な状態でない場合は、両方の RP が再ブートします。正常にブー
トした 1 つ目の RP がプライマリ RP になります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-21
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
RP の冗長構成およびフェールオーバー
注意
RP のフェールオーバーを強制するのに、reset コマンドは使用しないでください。このようにする
と、ルータの処理が著しく失われる場合があります。代わりに redundancy failover コマンドを使用
してスタンバイ RP へのフェールオーバーを行い、hw-module node nodeID reset コマンドを使用し
て RP をリセットします。詳細は、
「ノードのリロード、停止、または電源の再投入」
(P. 7-23)を
参照してください。
手動フェールオーバー
redundancy failover コマンドを使用すると、プライマリ RP からスタンバイ RP へのフェールオー
バーを手動で強制することができます。
•
スタンバイ RP が取り付けられ、フェールオーバーの準備ができている場合は、スタンバイ RP
がアクティブなプライマリ RP になります。元のプライマリ RP はスタンバイ RP になります。
次の例は、冗長構成のフェールオーバーが正常に行われた出力の一部です。
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
This node (0/RP0/CPU0) is in ACTIVE role
Partner node (0/RP1/CPU0) is in STANDBY role
Standby node in 0/RP1/CPU0 is ready
....
RP/0/RP0/CPU0:router# redundancy failover
Initializing DDR SDRAM...found 2048 MB
Initializing ECC on bank 0
...
Turning off data cache, using DDR for first time
Initializing NVRAM...
Testing a portion of DDR SDRAM ...done
Reading ID EEPROMs ...
Initializing SQUID ...
Initializing PCI ...
PCI0 device[1]: Vendor ID 0x10ee
Configuring MPPs ...
Configuring PCMCIA slots ...
--More--
•
スタンバイ RP が「動作可能」な状態でない場合は、フェールオーバー操作は行えません。次
の例は、冗長構成のフェールオーバーの試みが失敗した出力の一部です。
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
This node (0/RP0/CPU0) is in ACTIVE role
Partner node (0/RP1/CPU0) is in UNKNOWN role
RP/0/RP1/CPU0:router# redundancy failover
Standby card not running; failover disallowed.
スタンバイ RP との通信
プライマリ RP は、すべてのシステム ソフトウェア、設定、コンフィギュレーションについて、ス
タンバイ RP と同期を取ります。通常の操作状況では、ユーザは CLI プロンプトに示されているとお
り、アクティブなプライマリ RP とのみ通信します。ユーザはスタンバイ RP とは直接通信しません。
端末を直接スタンバイ RP のコンソール ポートに接続すると、カードを ROM モニタ ブートスト
ラップ モードにしたり、スタンバイ RP にソフトウェアを直接ロードすることができます。これら
のテクニックの詳細については、付録 A「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)
ガイド」および第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」を参照
してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-22
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ノードのリロード、停止、または電源の再投入
ノードのリロード、停止、または電源の再投入
Cisco IOS-XR ソフトウェアをプライマリ RP またはシステム内の任意の指定したノードにリロード
するには、次に説明するコマンドを使用します。ここでは、ノードの管理目的の停止や、ノードの
電源の再投入に使用するコマンドについても説明します。
表 7-4 に、ここで説明するコマンドをまとめます。
表 7-4
ノードのリロード、停止、または電源の再投入を行うコマンド
コマンド
説明
hw-module node node-id power
管理目的でノードの電源をオンにします。commit コマンドを入力するまで、変更
は有効になりません。
ノードの電源をオフにするには、no 形式でこのコマンドを使用します。
(注)
このコマンドは RP では使用できません。
hw-module node node-id reload
特定のノードに Cisco IOS-XR ソフトウェアをリロードします。ノードに現在の実
行時設定と、そのノードのアクティブなソフトウェアのセットがリロードされま
す。
hw-module node node-id shutdown
管理目的で指定したノードを停止します。停止したノードはまだ電源がオンの状態
ですが、Cisco IOS-XR ソフトウェアをロードしたり、操作することはできません。
ノードをアップ状態に戻すには、no 形式でこのコマンドを使用します。
(注)
このコマンドは RP では使用できません。
reload
コンフィギュレーション レジスタの設定に従って、プライマリ RP に IOS-XR ソフ
トウェアをリロードします(たとえば、ROMMON ブートストラップ モードを開
始するには 0x0、RP を EXEC モードにリロードするには 0x2)。詳細は、「プライ
マリ RP のリロード」(P. 7-23)を参照してください。
show variables boot
ルータのコンフィギュレーション レジスタの設定を表示します。コンフィギュ
レーション レジスタの設定によって、システムをリセットしたときのルータの
ブート方法が決まります。最も一般的なコンフィギュレーション レジスタの設定
は、次のとおりです。
0x2:プライマリ RP は、次にシステムをブートしたときに、Cisco IOS-XR ソフト
ウェアおよびデフォルトの設定をロードします。ログイン後、ユーザは EXEC モー
ドにアクセスできます。
0x0:プライマリ RP は、次にシステムをブートしたときに、ブートストラップ ROM
モニタ(rommon B1>)を開始します。
プライマリ RP のリロード
reload コマンドを使用すると、プライマリ RP はコンフィギュレーション レジスタの設定に従って
IOS-XR ソフトウェアをリロードします。c 設定によって、リロード時のプライマリ RP の動作が決
まります。
ここでは、IOS-XR ソフトウェアをリロードし、EXEC モードに戻る手順について説明します。reload
コマンドを使用して ROM モニタ ブートストラップ モードを開始する手順については、付録 A
「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-23
第7章
ノードのリロード、停止、または電源の再投入
注意
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
reload コマンドを使用すると、プライマリ RP がオフラインになり、Cisco IOS-XR ソフトウェアが
リロードされるか、ROM モニタ モードが開始されるため、冗長スタンバイ RP が取り付けられ、
「動作可能」な状態になっていない限り、ルータのサービスが失われる場合があります。スタンバ
イ RP の状態を表示するには、EXEC モードで show redundancy コマンドを入力します。
手順の概要
1. show redundancy
2. show variables boot
3. (オプション)コンフィギュレーション レジスタの値を 0x2 にリセットします。
a. configure
b. config-register 0x2
c. commit
d. end
4. reload
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
目的
show redundancy
スタンバイ RP の状態を表示するには、EXEC モード
で show redundancy コマンドを入力します。また、
スタンバイ RP が「動作可能」な冗長状態である場
合、reload コマンドによって、ルータは正常にスタ
ンバイ RP にフェールオーバーします。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
ステップ 2
show variables boot
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show variables boot
通常の操作では、コンフィギュレーション レジスタ
の設定は 0x2 で、プライマリ RP は Cisco IOS-XR ソ
フトウェアをリロードします。コンフィギュレー
ション レジスタの設定が 0x2 かどうか確認してくだ
さい。そうでない場合は、ステップ 3 を行って、コ
ンフィギュレーション レジスタを 0x2 にリセットし
ます。
(注)
ROM モニタ ブートストラップ モードを開
始する手順については、付録 A「Cisco CRS-1
シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)
ガイド」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-24
OL-6142-01-J
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
ノードのリロード、停止、または電源の再投入
コマンドまたは操作
目的
ステップ 3 (オプション)コンフィギュレーション レジスタの このステップは、実行時設定のレジスタが 0x2 に設
値を 0x2 に設定します。
定されていない場合にのみ必要です。
a. configure
b. config-register 0x2
c. commit
d. end
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# config-register
0x2
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
ステップ 4
reload
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# reload
reload コマンドを実行すると、プライマリ RP はコ
ンフィギュレーション レジスタの設定に従ってリ
ロ ー ド し ま す。設 定 が 0x2 の 場 合 は、RP は
Cisco IOS-XR ソフトウェアをリロードします。
スタンバイ RP が「動作可能」な冗長状態である場
合、ルータはスタンバイ RP にフェールオーバーし
ます。
スタンバイ RP が取り付けられていない場合や、
「動
作可能」な状態でない場合は、プライマリ RP が
Cisco IOS-XR ソ フ ト ウ ェ ア を リ ロ ー ド す る 際 に、
ルータのサービスが失われる場合があります。
管理用のノードの停止および電源の再投入
hw-module node node-id shutdown コマンドを使用すると、ノードを管理用に停止することができま
す。停止したノードは電源がオンになった状態のままですが、Cisco IOS-XR ソフトウェアをロード
したり、実行したりすることはできません。
hw-module node node-id shutdown コマンドを使用して、管理用にノードの電源をオフにすることも
できます。
(注)
このコマンドは RP では使用できません。
これらのコマンドの使用法の詳細については、
『Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component
Command Reference』の「Hardware Redundancy and Node Administration Commands on Cisco IOS-XR
Software」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
7-25
第7章
Cisco IOS-XR ソフトウェアにおける RP の冗長構成およびハードウェアの管理
controller コマンドを使用したハードウェア コンポーネントの管理
controller コマンドを使用したハードウェア コンポーネントの管理
controllers および show controllers コマンドは、スイッチ ファブリックの管理、イーサネット制御
プレーン、インターフェイス マネージャなど、さまざまなハードウェア コンポーネントの設定を
管理および表示するのに使用します。これらのコマンドは主に診断用で、ドライバレベルの詳細に
関連付けられています。これらのコマンドで使用できる情報は、非常に幅広く、ハードウェアに固
有です。
これらのコマンドの使用法については、
『Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Command
Reference』を参照してください。
ハード ドライブ、フラッシュ ドライブ、およびその他のストレージ デ
バイスのフォーマット化
ルータのストレージ デバイスをフォーマット化するには、EXEC モードで format コマンドを使用
します。
注意
ストレージ デバイスをフォーマット化すると、そのデバイスのすべてのデータが削除されます。
次のコマンド構文を使用します。
format filesystem: [monlib-filename] [recover]
表 7-5
format コマンドの構文の説明
変数
説明
filesystem
フォーマット化するメモリ デバイスを指定し、続けてコロンを入力します。
サポートされているファイル システムは、bootflash:、harddisk:、disk0:、お
よび disk1: です。
monlib-filename
(オプション)ブートフラッシュのフォーマット化で使用する ROM モニタ ラ
イブラリ ファイル(monlib ファイル)の名前を指定します。デフォルトの
monlib ファイルは、システム ソフトウェアに付属のファイルです。
(注)
recover
monlib は、メディアのファイル システムにアクセスするのに
ROMMON で使用されます。
(オプション)フラッシュ ディスク(disk0:、disk1:)のセクタの読み込みエ
ラーを回復します。
次の例では、format コマンドを使用してハード ディスクをフォーマット化します。
RP/0/RP0/CPU0:router# format harddisk:
これらのコマンドの使用法については、『Cisco IOS-XR System Management Command Reference』の
「File System Commands on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
7-26
OL-6142-01-J
C H A P T E R
8
スイッチ ファブリック カードの OIR
ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェアを実行している Cisco ルータに搭載されたスイッチ ファブ
リック カードの Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)について説明します。
内容
• 「OIR に関する情報」
(P. 8-1)
• 「OIR の実行」(P. 8-2)
OIR に関する情報
OIR は Cisco IOS-XR ソフトウェアのプロセスの 1 つで、IP トラフィックの損失、転送の中断、ま
たはシステム運用の低下を発生させることなく、正常なルータ上の不良スイッチ ファブリック
カードの取り外しや交換を行えるようにするものです。
スイッチ ファブリック カードの詳細については、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/core/crs/crs1_hw/index.htm にアクセスしてください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
8-1
第8章
スイッチ ファブリック カードの OIR
OIR の実行
OIR の実行
ソフトウェアまたはハードウェアのアップグレード中、またはカードに障害が発生したときに、稼
動中のルータからスイッチ ファブリック カードを取り外して交換するには、次のタスクを実行し
ます。
これはグローバル設定ではありません。そのため、取り外して交換するスイッチ ファブリック カー
ドに対してそれぞれ OIR の手順を実行する必要があります。
OIR を実行する際は、表の「目的」カラムに述べられているように「Down Flags」を必ず監視して
ください。Down Flags には、ファブリック プレーンの内部状態が反映されます。ダウン フラグに
は、次に示す 3 つの状態があります。
(注)
•
P - プレーンが管理目的でユーザによってシャット ダウンされています。
•
p - プレーンが内部ファブリック ソフトウェアによってシャット ダウンされています。
•
m - マルチキャスト トラフィックがシャット ダウンされています。
この手順は、ルータの初回起動時、電源の再投入時、またはリロード時には適用されません。
前提条件
Cisco IOS-XR ソフトウェアの実用的知識と、ソフトウェアの設定に十分な権限が必要です。
手順を開始する前に、root-system としてログインする必要があります。ログイン状況を確認するに
は、show user all コマンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show user all
Username: lab
User group root-system
User group cisco-support
root を含むログイン状況を確認するには、show user all | include root コマンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show user all | include root
User group root-system
Task:
root-system : READ
WRITE
EXECUTE
Task:
root-lr : READ
WRITE
EXECUTE
NOTIFY
NOTIFY
手順の概要
1. show platform
2. admin configure
3. show controller fabric plane all
4. controller fabric plane plane number shut
5. no hw-module node fabric card power
6. hw-module node fabric node power
7. no controller fabric plane plane number shut
8. show controller fabric plane all
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
8-2
OL-6142-01-J
第8章
スイッチ ファブリック カードの OIR
OIR の実行
手順の詳細
コマンドまたは操作
目的
ステップ 1 show platform
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
--------------------------------------------------------------------0/0/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/0/CPU0
MSC
UNKNOWN
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
MSC
UNKNOWN
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP1/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM1/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
ルータのカードをすべて
表示します。ファブリック
カードを識別できます
(SM プレフィックスで識
別)
。
次に示す SM プレフィッ
クスの番号は、対応する
ファブリック プレーンを
特定します。
ファブリック ファブリックボード番号
SM0
0
SM1
1
SM2
2
admin 設 定 モ ー ド を 開 始
します。
ステップ 2 admin configure
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# admin configure
RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)#
ステップ 3 show controller fabric plane all
例:
各ファブリック プレーン
のステータスを表示しま
す。
RP/0/RP0/CPU0:router(admin-configure)# show controller fabric plane
all
Plane Admin
Oper
Down
Total
Down
Id
State
State
Flags
Bundles
Bundles
-------------------------------------------------------------0
UP
UP
0
0
1
UP
UP
0
0
ステップ 4 controller fabric plane plane number shut
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)# controller fabric plane 1 shut
ステップ 5 no hw-module node fabric-card power
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# no hw-module node 0/SM1/SP power
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
ファブリック プレーンを
シャット ダウンします。
show controller fabric plane
の出力のダウン フラグが
P を示します。これは、ダ
ウン フラグが管理目的で
シャット ダウンされてい
ることを表します。
ファブリック カードを
シャット ダウンします。
show controller fabric plane
の出力のダウン フラグが
pPm を示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
8-3
第8章
スイッチ ファブリック カードの OIR
OIR の実行
コマンドまたは操作
ステップ 6 hw-module node fabric-card power
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# hw-module node 0/SM1/SP power
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
ステップ 7 no controller fabric plane plane number shut
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(admin-config)# no controller fabric plane 0 shut
ステップ 8 show controller fabric plane all
例:
目的
新しいファブリック カー
ドを起動します。
プレーンのダウン フラグ
を P と表示されるまで監
視して、1 分間待ってから
ステップ 7 に進みます。
新しいファブリック プ
レーンを起動します。
Admin State お よ び Oper
State フィールドに UP と
表示されます。Down Flags
フィールドには値が表示
されません。
ファブリック プレーンが
UP であることを確認しま
す。
RP/0/RP0/CPU0:router(admin)# show controller fabric plane all
Plane Admin
Oper
Down
Total
Down
Id
State
State
Flags
Bundles
Bundles
-------------------------------------------------------------0
UP
UP
0
0
1
UP
UP
0
0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
8-4
OL-6142-01-J
C H A P T E R
9
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブ
ルシューティング
ここでは、ハードウェアおよびソフトウェアの問題の原因を特定するために使用するツールおよび
手順について説明します。この情報は、問題解決に使用でき、特定の項目に関するより具体的なト
ラブルシューティング情報への参照も含まれています。また、シスコのカスタマー サポート担当者
による解析を依頼する際に必要となるデータの収集方法についても説明します。
内容
ここでは、次の内容を説明します。
• 「その他の情報源」
(P. 9-1)
• 「トラブルシューティングの基本コマンド」
(P. 9-2)
− 「ping コマンドの使用方法」
(P. 9-3)
− 「traceroute コマンドの使用方法」(P. 9-3)
− 「show コマンドを使用したシステムのステータスと設定の表示」
(P. 9-2)
− 「debug コマンドの使用方法」(P. 9-4)
• 「プロセスおよびスレッドの概要」(P. 9-7)
• 「設定エラー メッセージ」(P. 9-14)
• 「設定セッションでのメモリ不足警告」(P. 9-15)
• 「動作していないインターフェイス」(P. 9-20)
その他の情報源
トラブルシューティングの追加情報については、次の情報源を参照してください。
•
Technical Assistance Center(TAC)のホーム ページ。30,000 ページに及ぶ検索可能なテクニカ
ル コンテンツで、製品、技術、ソリューション、ヒントおよびツールへのリンクも含まれま
す。Cisco.com 登録ユーザは、このページからログインしてさらに多くのコンテンツにアクセス
できます。
http://www.cisco.com/public/support/tac/home.shtml
•
付録 C「関連するシスコシステムズのマニュアル」
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-1
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
トラブルシューティングの基本コマンド
トラブルシューティングの基本コマンド
ここでは、他のデバイスへの接続の確認、およびルータの設定と動作に関する情報の表示に使用す
る一部の基本的な手法について説明します。
• 「show コマンドを使用したシステムのステータスと設定の表示」
• 「ping コマンドの使用方法」
• 「traceroute コマンドの使用方法」
• 「debug コマンドの使用方法」
show コマンドを使用したシステムのステータスと設定の表示
さまざまな Cisco IOS-XR ソフトウェアのサブシステムおよびサービスのステータスを確認するに
は、show コマンドを使用します。すべての show コマンド (show configuration を除く ) は、EXEC
モードで入力されます。表 9-1 に、一般的な show コマンドの一部を示します。
使用可能な show コマンドの完全なリストを表示するには、show ? コマンドを入力して画面上のヘ
ルプ システムにアクセスします。
表 9-1
Cisco IOS-XR ソフトウェアの一般的な show コマンド
コマンド
説明
show bootvar
ブート変数を表示します。
show configuration
設定セッション中に行われた、コミットされていない設定の変更を表示します。
このコマンドは、すべての設定モードで入力できます。
show context( および show exception)
最近のクラッシュに関するコンテキスト情報をすべて表示します。
show controller
ハードウェアのコントローラ情報を表示します。
show debug
現在の端末から使用可能なデバッグ フラグを表示します。
show environment [all | fans | leds |
power-supply | table | temperatures |
voltages | l]
ファン、LED、電源装置の電圧と電流情報、および温度など、物理コンポーネ
ントおよびシステムのハードウェア情報を表示します。
show exception
例外ダンプの設定をすべて表示します。
show install
インストールされたアクティブなソフトウェア パッケージを表示します。
show interfaces
インターフェイスのステータスおよび設定を表示します。
show logging
ロギング バッファのコンテンツを表示します。
show memory
メモリの統計情報を表示します。
show platform
ルータ上のノードのステータスに関する情報を表示します。
show process blocked
ブロックされたプロセスを表示します。
show redundancy
プライマリ(アクティブ)Route Processor(RP; ルート プロセッサ)およびスタ
ンバイ(冗長)RP のステータスを表示します。
show running-config [command]
現在の実行時設定を表示します。このコマンドは、設定モードまたは EXEC
モードで入力できます。
show tech-support
トラブルシューティングを目的として、大量のシステム情報を収集します。問
題を報告する際には、出力をテクニカル サポートの担当者に提出します。実行
システムに影響を与える可能性があるため、cisco-support のタスク ID を割り当
てられているユーザだけが使用できます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-2
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
トラブルシューティングの基本コマンド
表 9-1
Cisco IOS-XR ソフトウェアの一般的な show コマンド(続き)
コマンド
説明
show tracebacks
トレースバックのデコードに必要な dynamic link library(DLL; ダイナミック リ
ンク ライブラリ)情報と一緒に、トレースバック情報(メッセージを生成した
コードの行からさかのぼったプログラム カウンタのリスト)が含まれた、すべ
ての割り込みデバッグ メッセージのダンプを取得することができます。
show user [group | tasks | all]
現在のログイン ユーザのユーザ名を表示します。また、このコマンドを使用し
て、アカウントに割り当てられたグループおよび関連するタスク ID を表示しま
す。
show version
基本システム情報を表示します。
ping コマンドの使用方法
ネットワーク接続を診断するには、ping コマンドを使用します。このコマンドの引数はホスト名ま
たは IP アドレスです。
ping コマンドは、エコー リクエスト パケットを宛先アドレスに送信して、応答を待ちます。ping
の出力は、ホストまでのパスの信頼性、パスの遅延、ホストへの接続の可否、またはホストが機能
しているかどうかを評価するのに役立ちます。
出力において、それぞれの感嘆符(!)は応答の受信を示します。ピリオド(.)は、応答の待機中に
ネットワーク サーバがタイム アウトしたことを示します。プロトコル タイプに応じて、他の記号
が ping 出力に表示される場合があります。
例
ping 試行の成功例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# ping 233.233.233.233
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 233.233.233.233, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/7 ms
ping 試行の失敗例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# ping 1.1.1.1
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 1.1.1.1, timeout is 2 seconds:
.....
Success rate is 0 percent (0/5)
traceroute コマンドの使用方法
パケットが対象ホストに到達するまでに通過する経路を検出するには、traceroute コマンドを使用
します。このコマンドの引数はホスト名または IP アドレスです。
このコマンドは、データグラムが time-to-live(TTL; 存続可能期間)の値を超えた場合にルータに
よって生成されるエラー メッセージを活用することにより機能します。
traceroute コマンドでは、まず、TTL を 1 としたプローブ データグラムを送出します。この場合、
最初のルータでプローブ データグラムが破棄され、エラー メッセージが返されます。trace コマン
ドでは、各 TTL レベルで複数のプローブが送信され、それぞれのラウンドトリップ時間が表示され
ます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-3
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
トラブルシューティングの基本コマンド
traceroute コマンドで一度に送信されるプローブは 1 つです。各発信パケットに対して、1 つまた
は 2 つのエラー メッセージが返されます。「time exceeded」エラー メッセージは、中継ルータがプ
ローブを検出して廃棄したことを示します。エラー メッセージ「destination unreachable」は、宛先
ノードがプローブを受信したにもかかわらず、そのパケットを戻せなかったためにそれが破棄され
たことを示します。応答を受信する前にタイマーの時間が切れると、trace の実行結果としてアスタ
リスク(*)が表示されます。
traceroute は、宛先から応答が返ってきた場合、最大 TTL を超えた場合、またはユーザがエスケー
プ文字列を入力してトレースを中断した場合に終了します。
例
IP アドレスを指定してルータが表示される例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# traceroute 233.233.233.233
Type escape sequence to abort.
Tracing the route to 233.233.233.233
1
2
12.25.0.2 11 msec 2 msec
223.255.254.254 1 msec *
1 msec
2 msec
debug コマンドの使用方法
debug コマンドは、ネットワークの問題を診断し、解決するために使用されます。特定の問題をト
ラブルシューティングする場合、またはトラブルシューティング セッション中は、debug コマンド
を使用します。
特定のサービスまたはサブシステムに対するデバッグのオン / オフを切り替えるには、debug コマ
ンドを使用します。デバッグがサービスに対してオンになると、デバッグ コード セクションが入力
される度にデバッグ メッセージが生成されます。ここでは、デバッグについて説明します。
• 「デバッグ機能のリストの表示」
• 「機能に対するデバッグの有効化」
• 「デバッグの無効化」
• 「デバッグのステータスの表示」
警告
debug コマンドでは、生成される出力が膨大な量になるため、システムが使用不可能な状態になる
恐れがあります。したがって debug コマンドは、現在使用されていないシステム上での特定の問題
のトラブルシューティング、または特定のトラブルシューティング セッションにおいて使用して
ください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-4
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
トラブルシューティングの基本コマンド
デバッグ機能のリストの表示
使用可能なデバッグ機能のリストを表示するには、デバッグ モードに入り、
「?」を入力してヘルプ
を画面に表示します。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# debug
RP/0/RP0/CPU0:router(debug)# ?
aaa
AAA Authentication, Authorization and Accounting
adjacency
Adjacency debug
adjacency
platform AIB information
aib
AIB information
alarm-logger
Turn on alarm debugging
arm
IP Address Repository Manager
arp
IP ARP transactions
asic-errors
Debug ASIC erors
asic-scan
Debug Asic Scan
--More--
機能に対するデバッグの有効化
機能に対するデバッグを有効にするには、debug コマンド モードに入り、デバッグする機能を有効
にします。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# debug
RP/0/RP0/CPU0:router(debug)# aaa all
RP/0/RP0/CPU0:router(debug)# exit
また、次に示す例のように、EXEC モードでコマンドをまとめて入力することもできます。
RP/0/RP0/CPU0:router# debug aaa all
デバッグの無効化
サービスまたはサブシステムに対するデバッグをオフにするには、debug コマンドの no 形式を使
用します。
undebug all または no debug all コマンドは、システムでデバッグをすべてオフにする場合に使用さ
れます。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# undebug all
RP/0/RP0/CPU0:router# show debug
No matching debug flags set
「aaa」機能に対するデバッグの無効化に no debug コマンドを使用する例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# no debug aaa all
RP/0/RP0/CPU0:router# show debug
#### debug flags set from tty 'con0_RP1_CPU0'
ipv4 io icmp flag is ON
####
また、次に示す例のように、非デバッグ モードからデバッグをオフにすることもできます。
RP/0/RP0/CPU0:router# undebug
RP/0/RP0/CPU0:router(undebug)# aaa all
RP/0/RP0/CPU0:router(undebug)# exit
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-5
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
トラブルシューティングの基本コマンド
デバッグのステータスの表示
端末セッションに対して有効なデバッグ機能を表示するには、show debug コマンドを入力します。
たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show debug
#### debug flags set from tty 'con0_RP1_CPU0'
aaa all flag is ON
ipv4 io icmp flag is ON
####
RP/0/RP0/CPU0:router# no debug aaa all
RP/0/RP0/CPU0:router# show debug
#### debug flags set from tty 'con0_RP1_CPU0'
ipv4 io icmp flag is ON
####
条件付きデバッグのステータスを表示するには、show debug conditions コマンドを入力します。た
とえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show debug conditions
#### debug conditions set from tty 'con0_RP1_CPU0' ####
interface condition is ON for interface 'POS0/2/0/1'
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-6
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
プロセスおよびスレッドの概要
高い可用性とパフォーマンスを実現するには、
Cisco IOS-XR ソフトウェアをプロセスのモジュラ シ
ステムに構築します。各プロセスはシステムに対して特定の機能を提供し、保護メモリ領域内で実
行して 1 つのプロセスに関連する問題がシステム全体に影響を与えることができないようにしま
す。
プロセスのマルチ インスタンスはシングル ノードで実行可能で、実行のマルチ スレッドは各プロ
セスのインスタンスで実行可能です。表 9-2 に、Cisco IOS-XR ソフトウェア内のプロセスおよびス
レッドの概要を示します。
表 9-2
プロセスとスレッドの構文および説明
用語
プロセス
CLI 構文
•
•
説明
プロセス名
「プロセス」は、保護メモリ領域を共有するスレッドのグループです。プロセ
executable-name スは他のプロセスとは関係なく実行され、個別に起動、再起動、または停止で
きます。
command-line interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)構文では、プ
ロセス名(または executable-name)がノード上のプロセスのインスタンスをす
べて識別します。
使用例:プロセスのすべてのインスタンスに対してコア ダンプ オプションを
変更する場合は、プロセスの executable-name を指定します。
プロセス instance
•
JID
プロセスのマルチ インスタンスは、ノードで同時に実行できます。
•
job-ID
CLI では、プロセスのインスタンスがジョブ ID として表示されます。
使用例:プロセスの 1 つのシングル インスタンスだけに対してコア ダンプ オ
プションを変更する場合は、プロセスのインスタンスの job-ID を指定します。
スレッド
•
TID
「スレッド」は、プロセス内での実行単位です。
•
thread-ID
マルチ スレッドは、プロセスの各インスタンス内部で実行できます
(
「multithreading」とも呼ばれる)。各スレッドは、スレッド ID 番号に割り当て
られます。
通常の動作状況では、プロセスが Cisco IOS-XR ソフトウェアによって自動的に管理されます。プロ
セスはルータの実行時設定に応じて起動、停止、または再起動されます。さらに、プロセスの再起
動およびフェールオーバー中にプロセスがチェックポイントされ、パフォーマンスを最適化しま
す。
図 9-1 に、Cisco IOS-XR ソフトウェアが、プロセス間の相互作用を調整するために「バス」を通過
して、プロセスの動作およびメッセージとしての動作を管理する方法を示します。この方法では、
プロセスは個別に実行できますが、他のプロセスと通信および連携します。プロセスの停止または
再起動が必要な場合は、プロセスおよび関連するプロセスとスレッドだけに有効となります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-7
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
図 9-1
Cisco IOS-XR ソフトウェアのモジュラ プロセスのアーキテクチャ
OS
116545
etc...
プロセスおよびスレッドの詳細表示用コマンド
表 9-3 に、ルータ上のプロセスおよびスレッドに関する情報の表示に使用するコマンドの一部を示
します。
プロセスおよびスレッドの管理に関連するコマンドおよびオプションの完全な詳細については、
『Cisco IOS-XR System Management Command Reference』
の「Process and Memory Management Commands
on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
表 9-3
プロセスおよびスレッド情報を表示するコマンド
コマンド
説明
monitor processes
10 個のもっともアクティブなプロセスと現在の CPU 使用率を表示し
ます。このコマンドからの出力は、停止するまでリフレッシュされ続
けます。停止するには、q キーを押します。
monitor threads
対話型の、自動更新プロセスおよびスレッドの統計情報を全画面モー
ドで表示します。
show processes
アクティブなプロセスに関する情報を表示します。
show processes abort
プロセスの中断を表示します。
show processes blocked
応答 / 送信 / ミューテックがブロックされたプロセスの詳細を表示しま
す。
show processes boot
プロセスのブート情報を表示します。
show processes cpu
プロセスごとに使用する CPU を表示します。
show processes dynamic
ダイナミックに作成されたプロセスのプロセス データを表示します。
show processes failover
プロセスのフェールオーバー情報を表示します。
show processes log
プロセスのログを表示します。
show processes memory
プロセスごとに使用するメモリを表示します。
show processes startup
起動時に作成されたプロセスのプロセス データを表示します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-8
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
例
プロセスおよびプロセスのメモリ使用量に関する情報の表示で一般的に使用されるコマンドの出
力と見出しの詳細の例を次に示します。
• 「show processes」
• 「show process <process-name>」
• 「show processes memory」
• 「monitor processes」
show processes
名前、ID 番号、およびプロセスの状況などの実行プロセスおよび情報を表示するには、EXEC モー
ドで show processes コマンドを入力します。表 9-4 に、出力されるカラム見出しを示します。
表 9-4
show processes で出力されるカラム見出しの詳細
出力される見出し
説明
JID
ジョブ ID ― プロセスの再起動後も変わらずに残ります。
TID
スレッド ID ― 1 つのプロセスは複数のスレッドを持つことができます。
Last CPU
プロセスが最後に実行した CPU 番号。 値は 0 または 1 です。シングル
プロセッサ ノードの場合、値は 0 です。
Stack
プロセスのメモリ スタックのサイズ。
pri
プロセスのプライオリティ。
state
プロセスの状態。
HR:MM:SS:MSEC
プロセスの開始からの累積実行時間。
NAME
プロセスの名前。
show processes コマンドの出力例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show processes
JID
TID LastCPU Stack pri state
1
1
0
0K
0 Ready
1
2
1
0K
0 Running
1
3
1
0K 10 Receive
1
4
1
0K 10 Receive
1
5
0
0K 63 Receive
1
6
1
0K 63 Receive
1
7
0
0K 63 Receive
1
8
0
0K 10 Receive
1
9
1
0K 10 Receive
1
10
1
0K 10 Receive
1
11
1
0K 10 Receive
1
15
0
0K 10 Receive
1
18
1
0K 10 Receive
1
20
1
0K 10 Receive
1
21
1
0K 10 Receive
1
22
0
0K 10 Running
1
23
1
0K 10 Receive
1
25
0
0K 10 Receive
--More--
HR:MM:SS:MSEC NAME
1:57:41:0542 procnto-600-smp-cisco-instr
1:57:37:0022 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:05:0723 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:00:0001 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:00:0000 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:00:0000 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:00:0000 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:01:0885 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:03:0416 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:00:0001 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:04:0861 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:02:0020 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:03:0278 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:00:0732 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:02:0692 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:03:0788 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:11:0785 procnto-600-smp-cisco-instr
0:00:04:0037 procnto-600-smp-cisco-instr
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-9
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
show process <process-name>
show process process-name コマンドは、プロセスに関する詳細情報を表示します。表 9-5 に、出力
される見出しを示します。
表 9-5
show process <process-name> で出力される見出しの詳細
出力される見出し
説明
JID
ジョブ ID ― プロセスの再起動後も変わらずに残ります。
PID
プロセス ID ― プロセスが再起動すると変更されます。
Executable path
プロセスを実行できるパス。
Instance
プロセスのインスタンス。実行中のプロセスには 1 つ以上のインスタン
スが存在する可能性があります(各インスタンスが複数のスレッドを持
つ場合があります)。
Version ID
API のバージョン。
Respawn
オンまたはオフ ― このプロセスが失敗した場合、自動的に再起動するか
どうかを指定します。
Respawn count
このプロセスが起動または再起動された回数(最初の起動は 1 とカウン
トされます)
。
Max. spawns per minute
1 分以内の再起動の回数。この回数に達したら、それ以上再起動しませ
ん。
Last started
プロセスが最後に起動された日付と時間。
Process state
プロセスの現在の状態。
Started on config
このプロセスを起動した(または起動する)設定コマンド。
core
コア ファイルに使用するメモリ セグメント。
Max. core
コア ファイルをダンプする回数。値 0 は無制限です。
show processes コマンドの出力例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show processes ospf
Job Id: 261
PID: 139453
Executable path: /hfr-rout-0.44.0/bin/ospf
Instance #: 1
Version ID: 00.00.0000
Respawn: ON
Respawn count: 1
Max. spawns per minute: 12
Last started: Wed Mar 17 07:46:26 2004
Process state: Run
Package state: Normal
Started on config: cfg/gl/ipv4-ospf/proc/100/ord_a/routerid
core: TEXT SHAREDMEM MAINMEM
Max. core: 0
Mandatory: ON
Placement: ON
startup_path: /pkg/startup/ospf.startup
Process cpu time: 0.410 user, 0.183 kernel, 0.593 total
JID
TID LastCPU Stack pri state
HR:MM:SS:MSEC NAME
261
1
0
40K 10 Receive
0:00:00:0397 ospf
261
2
1
40K 10 Receive
0:00:00:0003 ospf
261
3
0
40K 10 Receive
0:00:00:0007 ospf
261
4
1
40K 10 Condvar
0:00:00:0000 ospf
--More--
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-10
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
show processes memory
show processes memory コマンドは、次に示す例のように、所定のプロセスまたはすべてのプロセ
スのメモリ使用量の詳細を表示します。表 9-6 に、出力されるカラム見出しを示します。
表 9-6
show process memory で出力されるカラム見出しの詳細
出力される見出し
説明
JID
ジョブ ID。
Text
テキスト領域のサイズ(プロセス実行可能)。
Data
データ領域のサイズ(初期化および非初期化された変数)。
Stack
プロセス スタックのサイズ。
Dynamic
ダイナミックに割り当てられたメモリのサイズ。
Process
プロセスの名前。
show processes memory コマンドの出力例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show processes memory
JID
Text
Data
Stack
Dynamic Process
55
28672
4096
69632
17072128 eth_server
164
143360
4096
20480
13238272 hfr_fgid_server
317
167936
4096
45056
10526720 syslogd
122
512000
4096
77824
9797632 bgp
265
57344
4096
57344
5877760 parser_server
254
40960
4096
143360
3084288 netio
63
8192
4096
24576
2314240 nvram
314
4096
4096
36864
1699840 sysdb_svr_local
341
495616
4096
40960
1576960 wdsysmon
259
53248
4096
28672
1490944 nvgen_server
189
32768
4096
32768
1425408 hd_drv
69
77824
4096
110592
1421312 qnet
348
323584
4096
40960
1392640 ospf
347
323584
4096
40960
1392640 ospf
346
323584
4096
40960
1392640 ospf
345
323584
4096
40960
1392640 ospf
344
323584
4096
40960
1392640 ospf
261
323584
4096
40960
1392640 ospf
--More--
monitor processes
このコマンドは、CPU 使用量の上位 10 個のプロセスを表示します。表示は 10 秒ごとにリフレッ
シュされます。表 9-7 に、出力される見出しを示します。monitor processes コマンドを変更してパ
ラメータを表示したり、表示を終了してシステム プロンプトに戻る方法については、表 9-8 に示す
対話型表示制御コマンドを参照してください。
表 9-7
monitor process で出力されるカラム見出しの詳細
出力される見出し
説明
JID
ジョブ ID。
TIDS
スレッド ID。
Chans
サーバへのチャネル(クライアント接続)
。
FDs
開いているファイルの数。
Tmrs
プロセスに対するタイマーの数。
MEM
プロセスの総メモリ数。
HH:MM:SS
最後に再起動した後のプロセスの実行時間。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-11
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
表 9-7
monitor process で出力されるカラム見出しの詳細(続き)
出力される見出し
説明
CPU
プロセスのスレッドで使用された CPU 使用率。
NAME
プロセスの名前。
monitor processes コマンドの出力例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# monitor processes
195 processes; 628 threads; 3300 channels, 4579 fds
CPU states: 47.6% idle, 1.2% user, 51.1% kernel
Memory: 2048M total, 1576M avail, page size 4K
JID TIDS Chans
1
27 198
52
5 215
342
4 195
495806
1
1
293
7
31
55
11
24
121
3
10
311
4
7
138
4
14
265
5
31
FDs Tmrs
8
1
44
5
14
6
10
0
39
11
14
5
8
2
18
4
40
5
19
4
MEM
0
228K
1M
648K
352K
16M
564K
216K
240K
204K
HH:MM:SS
CPU NAME
5:53:31 51.11% kernel
0:00:02 0.52% devc-conaux
0:00:08 0.34% wdsysmon
0:00:00 0.16% ptop
0:00:09 0.07% shelfmgr
0:00:29 0.06% eth_server
0:00:05 0.02% bcm_process
0:00:02 0.01% sysdb_medusa_s
0:00:01 0.01% devc-vty
0:00:09 0.01% packet
対話型表示制御コマンドを一覧表示するには、表示中に ? を入力します。表 9-8 に、オプションを
示します。
表 9-8
monitor processes コマンドに対する対話型表示制御コマンド
コマンド
説明
?
対話型コマンドを表示または印刷します。
q
monitor processes の表示を中止して、システム プロンプトに戻ります。
n
表示するプロセスの数を変更します。
d
アップデート間の遅延間隔を変更します。
k
プロセスを中止します。
l
画面をリフレッシュします。
t
時間順に表示します(デフォルト)
。
m
メモリの使用量順に表示します。
c
開いているチャネルの数順に表示します。
f
開いているファイルの数順に表示します。
プロセスおよびスレッドの管理用コマンド
表 9-9 に、スレッドに対するオプションのリセット、または手動によるプロセスの停止、起動、お
よび再起動に使用するコマンドを示します。
プロセスおよびスレッドの管理に関連するコマンドおよびオプションの完全な詳細については、
『Cisco IOS-XR System Management Command Reference』
の「Process and Memory Management Commands
on Cisco IOS-XR Software」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-12
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
プロセスおよびスレッドの概要
警告
手動によるプロセスの停止、起動、または再起動は、ルータの動作に深刻な影響を与える可能性が
あります。テクニカル サポートの担当者による指示があった場合に限り、これらのコマンドを使用
してください。
表 9-9
プロセスを管理するコマンド
コマンド
説明
process {kill | restart | start}
手動でプロセスまたはプロセスのインスタンスを
停止、起動、または再起動します。
process mandatory {on | off}
プロセスに対する必須設定を変更します。
process mandatory reboot {enable | disable}
低下している必須プロセスに対するシステムの反
応を変更します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-13
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
設定エラー メッセージ
設定エラー メッセージ
ここでは、設定に関するエラー メッセージについて説明します。
•
コミット操作中の設定エラー
•
起動時の設定エラー
コミット操作中の設定エラー
ターゲット設定は、commit コマンドが入力されたときにルータの実行時設定に追加されます。この
操作中、変更はシステム内の他のコンポーネントによって自動的に検証されます。検証に成功する
と、設定は実行時設定の一部となります。一部の設定項目が失敗すると、エラー メッセージが表示
されます。
失敗した設定項目を表示して各エラーの原因を確認するには、show configuration failed コマンドを
入力します。
(注)
show configuration failed コマンドは、EXEC モードまたはすべての設定モードで入力できます。い
ずれのモードでも、最新の commit 操作の設定エラーが表示されます。
1. 無効なコミット操作が試行された場合に発生する設定エラーの例を次に示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# taskgroup bgp
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# description this is a test of an invalid
taskgroup
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# commit
% Failed to commit one or more configuration items. Please use 'show
configurati
on failed' to view the errors
2. エラーの詳細を含む失敗した設定項目を表示するには、show configuration failed コマンドを入
力します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# show configuration failed
!! CONFIGURATION FAILED DUE TO SEMANTIC ERRORS
taskgroup bgp
!!% Usergroup/Taskgroup names cannot be taskid names
!
3. また、show configuration failed noerror コマンドを入力することにより、エラーの詳細出力な
しで失敗した設定項目を表示することもできます。
RP/0/RP0/CPU0:router(config-tg)# show configuration failed noerrors
!! CONFIGURATION FAILED DUE TO SEMANTIC ERRORS
taskgroup bgp
起動時の設定エラー
システム起動時に発生した設定エラーは、show configuration failed startup コマンドを使用して表
示できます。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show configuration failed startup
!! CONFIGURATION FAILED DUE TO SYNTAX ERRORS
ntp
xml agent corba
http server
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-14
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
設定セッションでのメモリ不足警告
設定セッションでのメモリ不足警告
Cisco IOS-XR ソフトウェアは、ルータのシステム リソースを自動的に監視および管理します。通常
の動作状況では、メモリの問題は起こりません。
メモリ不足の問題は、設定セッション中にメモリ不足の警告の表示という形で発生します。メモリ
不足状態は、突然大きな設定が一度にルータに追加された場合に起こります。設定を削除すること
によって、この問題の原因を取り除くことができます。
ここでは、ルータでのメモリ使用量の表示に使用するコマンド、およびメモリ不足の警告が表示さ
れた場合の対処法について説明します。
• 「設定セッションにおけるメモリ不足警告の概要」
• 「システム メモリ情報の表示」
• 「設定の削除によるメモリ不足警告の解決」
• 「追加サポートに関する TAC へのアクセス」
設定セッションにおけるメモリ不足警告の概要
Cisco IOS-XR ソフトウェアは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco
CRS-1 シリーズ ルータ)でのメモリ使用量を監視します。システム メモリが不足している場合、設
定モードに入るときにエラー メッセージが表示されます。
次の状況のいずれかで、
「out-of-memory」というエラー メッセージが表示されます。
注意
•
ユーザが設定モードに入るとき。
•
メモリ不足が発生した場合の設定セッション中。
•
メモリ不足の原因となる大きなファイルからターゲット設定のロードを試行したとき。
•
メモリ不足の警告メッセージで原因となるコミット操作中。 コミット操作は拒否され、lr-root
ユーザだけがコミット動作を実行して設定を削除できます。
メモリ不足の警告を無視しないでください。警告には、対処されなかった場合システム動作に影響
を与える可能性のあるメモリ状態が表示されます。
WARNING! MEMORY IS IN MINOR STATE
システム メモリが不足しはじめた場合、新しい設定モードに入るときにメモリのマイナー警告が表
示されます。
WARNING! MEMORY IS IN MINOR STATE
設定モードに入ることはできますが、
「設定の削除によるメモリ不足警告の解決」
(P. 9-17)に記載
されているツールを使用して、ただちにメモリ使用量を減らす必要があります。
操作に失敗すると、状況が悪化したり、ルータの動作に影響が出る恐れがあります。
ERROR! MEMORY IS IN SEVERE (または CRITICAL)STATE
このメッセージが表示された場合、ルータの操作およびパフォーマンスが影響を受ける可能性があ
ります。一般のユーザは設定モードに入ることができません。lr-root の所有者だけが設定モードに
入り、設定を削除してメモリを空けることができます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-15
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
設定セッションでのメモリ不足警告
一部の状況では、commit コマンドが許可されない場合があります。ただし、lr-root アクセスを持つ
ユーザは commit force コマンドを使用して、メモリ使用量を減らす設定を適用できます。メモリ使
用量を減らすことは一般的に設定の削除を意味しますが、メモリ使用量を減らすために設定を追加
することもできます。たとえば、インターフェイスに「shutdown」を設定すると、多数のルートが
Border Gateway Protocol(BGP)、Routing Information Base(RIB)、および Forwarding Information Base
(FIB)設定から削除されます。
注意
commit force コマンドの使用は、メモリ使用量を減らす設定を適用する場合に限られます。メモリ
使用量を増やす設定の追加は、ルータの動作の深刻な障害の原因となる可能性があります。
システム メモリ情報の表示
システム メモリに関する高次の概要を表示するには、show memory summary コマンドを入力しま
す。表 9-9 に、各見出しの意味を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show memory summary
Physical Memory: 2048M total
Application Memory : 1787M (1509M available)
Image: 132M (bootram: 132M)
Reserved: 128M, IOMem: 0, flashfsys: 0
Total shared window: 0
RP/0/RP1/CPU0:router#
デバイスに対する一般的なメモリの使用量を全体的にプロセスごとに表示するには、show memory
コマンドを入力します。表 9-9 に、各見出しの意味を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show memory
Physical Memory: 2048M total
Application Memory : 1787M (1510M available)
Image: 132M (bootram: 132M)
Reserved: 128M, IOMem: 0, flashfsys: 0
Total shared window: 0
kernel: jid 1
Address
Bytes
000d2000
12288
00112000
12288
Total Allocated Memory: 0
Total Shared Memory: 0
pkg/bin/wd-mbi:
Address
4817f000
48180000
481fe000
48200000
--More--
表 9-10
jid 72
Bytes
4096
516096
8192
8192
What
Program Stack
Program Stack
What
Program
Program
Program
Program
Stack (pages not allocated)
Stack (pages not allocated)
Stack
Text
show memory コマンドで出力される見出しの詳細
見出し
説明
Physical Memory
デバイスにインストールされた物理メモリの量。
Application Memory
使 用 す る シ ス テ ム に 対 し て 有 効 な メ モ リ(総 メ モ リ か ら、Image、
Reserved、IOMem、および Flashfsys の容量を減算したもの)。
Image
ブータブル イメージのサイズ。
Reserved
パケット メモリ用に予約されるメモリ。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-16
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
設定セッションでのメモリ不足警告
表 9-10
show memory コマンドで出力される見出しの詳細(続き)
見出し
説明
IOMem
IO Memory ― パケット メモリに対するバックアップとして現在使用さ
れているメモリ。
Flashfsys
フラッシュ ファイルのシステム メモリ。
Process and JID
プロセスおよびジョブ ID。
Address
メモリ内の起動アドレス。
Bytes
メモリ ブロックのサイズ。
What
ブロックの詳細。
設定の削除によるメモリ不足警告の解決
ほとんどのメモリ不足の問題を解決するには、メモリの大半を消費しているルータから設定を削除
する必要があります。大きな新しい設定がシステムに追加されると、メモリの問題が発生する場合
があります。ここでは、メモリ不足の問題の解決について説明します。
• 「ターゲット設定の解除」
• 「コミットされた設定の削除によるシステム メモリの解放」
• 「以前にコミットした設定へのロール バック」
• 「設定セッションの解除」
ターゲット設定の解除
メモリ不足の警告は、大きなコンフィギュレーション ファイルがターゲット設定セッションにロー
ドされたときに発生します。設定を削除するには、clear コマンドを入力して変更を破棄します。た
とえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# clear
注意
ターゲット設定のコミットは、メモリ不足の警告がシステムを不安定にする原因となります。ター
ゲット設定の解除は、追加設定によりシステムでメモリの状態が悪化しないように防止する手段で
す。また、他のアクティブな設定をすべて閉じて、チャーンを最小化することもできます。
コミットされた設定の削除によるシステム メモリの解放
次に示す例のように、ルータから設定を削除することにより、メモリ使用量を減らすことができま
す。
ステップ 1
EXEC モードで show memory summary コマンドを入力して、システム メモリ全体を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show memory summary
Physical Memory: 2048M total
Application Memory : 1787M (1511M available)
Image: 132M (bootram: 132M)
Reserved: 128M, IOMem: 0, flashfsys: 0
Total shared window: 0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-17
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
設定セッションでのメモリ不足警告
ステップ 2
EXEC モードで show configuration history コマンドを入力し、大きな設定が制限を超えてルータに
負荷をかけていないかどうかを調べます。
このコマンドの出力にはエントリの詳細は表示されませんが、発生したコミット イベントのリスト
をより多く表示できます。ロールバックできるコミット ID を表示するには、show rollback points コ
マンドを使用します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show configuration history
SNo. Label/ID
User
Line
Client
~~~~ ~~~~~~~~
~~~~
~~~~
~~~~~~
1
1000000144 user
vty0
CLI
2
1000000143 user
vty0
CLI
3
1000000142 user
0.0.0.0
XMLAgent
4
1000000141 user
0.0.0.0
XMLAgent
5
1000000140 lab
con0_RP1_C CLI
6
1000000139 user
0.0.0.0
XMLAgent
7
1000000138 user
0.0.0.0
XMLAgent
8
1000000137 lab
con0_RP1_C CLI
9
1000000136 user
0.0.0.0
XMLAgent
10
1000000135 lab
con0_RP1_C CLI
ステップ 3
Time Stamp
~~~~~~~~~~
00:16:51 UTC
00:04:32 UTC
21:58:36 UTC
21:46:07 UTC
21:43:30 UTC
21:40:13 UTC
21:34:48 UTC
21:32:10 UTC
21:30:13 UTC
19:45:04 UTC
Thu
Thu
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
11
11
10
10
10
10
10
10
10
10
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
show commit changes コマンドに続けてコミット ID 番号を指定すると、コミット セッション(コ
ミット ID)に対する設定の変更が表示されます。たとえば、次のように入力します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show commit changes 1000000053
Building configuration...
interface preconfigure MgmtEth0/RP1/CPU0/0
ipv4 address 12.8.50.10 255.255.0.0
proxy-arp
!
route ipv4 223.255.254.254/32 12.8.0.1
end
ステップ 4
適切な設定コマンドを使用して、設定を削除します。一部の状況では、commit コマンドが許可され
ない場合があります。lr-root アクセスを持つユーザは commit force コマンドを使用できますが、こ
のコマンドの使用は設定を削除する場合に限るべきです。新しい設定を追加すると、ルータの動作
に重大な影響が与えられます。
詳細については、「設定の履歴およびロールバック」(P. 2-27)を参照してください。
以前にコミットした設定へのロール バック
次に示す例のように、以前にコミットされた設定にシステムをロール バックできます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-18
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
設定セッションでのメモリ不足警告
ステップ 1
show rollback points コマンドを入力して、ロール バック可能なコミット ID を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show
SNo. Label/ID
User
~~~~ ~~~~~~~~
~~~~
1
1000000391 user_a
2
1000000390 user_a
3
1000000389 user_a
4
1000000388 user_a
5
1000000387 user_a
6
1000000386 user_a
7
1000000385 user_a
8
1000000384 user_a
9
1000000383 user_a
10
1000000382 user_a
ステップ 2
rollback points
Line
Client
~~~~
~~~~~~
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_32_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
con0_33_1
CLI
Time Stamp
~~~~~~~~~~
19:29:18 UTC
19:29:16 UTC
19:29:15 UTC
19:29:12 UTC
19:26:16 UTC
19:18:38 UTC
19:14:09 UTC
19:13:58 UTC
19:13:33 UTC
19:12:50 UTC
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Wed
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
Dec
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
2003
show rollback changes to commit-id コマンドを入力して、特定のコミット ID の詳細を表示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show rollback changes to 1000000373
Building configuration...
interface Loopback2
no description
no ipv4 address 10.0.5.1 255.0.0.0
ステップ 3
rollback configuration to commitId コマンドを入力して、設定をロール バックします。
RP/0/RP0/CPU0:router# rollback configuration to 1000000325
Configuration successfully rolled back to ’1000000325’.
RP/0/RP0/CPU0:router#
詳細については、「設定の履歴およびロールバック」(P. 2-27)を参照してください。
設定セッションの解除
アクティブな設定セッションおよび関連するターゲット設定は、システム メモリも消費します。適
切なアクセス特権を持つユーザは、他のユーザの開いている設定セッションを表示して、必要に応
じてこれらのセッションを終了させることができます(表 9-11 を参照)
。
表 9-11
セッション関連コマンド
コマンド
説明
show configuration sessions
アクティブな設定セッションを表示します。
clear configuration sessions session-id
設定セッションを解除します。
開いている設定セッションを show configuration sessions コマンドで表示する例を次に示します。
clear configuration sessions コマンドは、設定セッションの解除に使用されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# show configuration sessions
Session
00000211-002c409b-00000000
Line
User
Date
con0_RP1_CPU0 UNKNOWN
Mon Feb
Lock
2 01:02:09 2004
RP/0/RP0/CPU0:router# clear configuration sessions 00000211-002c409b-00000000
session ID '00000211-002cb09b-00000000' terminated
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-19
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
動作していないインターフェイス
追加サポートに関する TAC へのアクセス
設定を削除してもメモリ不足状態のままの場合は、追加サポートに関して TAC にアクセスする必
要があります。「その他の情報源」(P. 9-1)を参照してください。
動作していないインターフェイス
ルータのインターフェイスは、ネットワーク トラフィックの処理に直接使用されるため、デバイス
がどのように機能しているかを理解するには、ステータス情報が重要となります。ここでは、ルー
タのインターフェイスが作動していることを確認するために使用するコマンドについて説明しま
す。表 9-12 に、このプロセスで使用される基本コマンドの概要を示します。
表 9-12
show interface コマンド
コマンド
説明
show interface
デバイスにインストールまたは設定されたすべてのインターフェ
イスに関する詳細情報を表示して、作動しているかどうかを示しま
す。
show interface type instance
すべてのインターフェイスに関する情報を表示するのではなく、特
定のインターフェイスを指定するには、次に示す例のように入力し
ます。
show interface POS0/1/0/0
show ipv4 interface
すべての有効なインターフェイスに関する基本的な IP 関連情報を
表示します。
show ipv4 interface brief
インターフェイスのステータス(Up または Down)および IPv4 プ
ロトコルのステータスなど、インターフェイスに関するほとんどの
重要な情報を簡易表示します。
システム インターフェイスの確認例
システム インターフェイスを確認するには、次の手順に従います。
ステップ 1
show platform コマンドを入力して、次に示す例のように、すべてのノードが「IOS-XR RUN」状態
であることを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/1/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/1/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/2/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP1/CPU0
RP(Standby)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM1/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-20
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
動作していないインターフェイス
ステップ 2
show ipv4 interface brief コマンドを入力して、IP アドレスの設定およびプロトコルのステータスを
確認します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show ipv4 interface brief
Interface
POS0/1/0/0
POS0/1/0/1
POS0/1/0/2
POS0/1/0/3
POS0/1/0/4
POS0/1/0/5
POS0/1/0/6
POS0/1/0/7
POS0/1/0/8
POS0/1/0/9
POS0/1/0/10
POS0/1/0/11
POS0/1/0/12
POS0/1/0/13
POS0/1/0/14
POS0/1/0/15
POS0/2/0/0
POS0/2/0/1
POS0/2/0/2
POS0/2/0/3
TenGigE0/3/0/0
TenGigE0/3/0/2
MgmtEth0/RP0/CPU0/0
ステップ 3
IP-Address
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
10.10.1.101
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
Status
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Down
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Protocol
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
次に示す例のように、インターフェイスを設定します。
(注)
新しい設定をアクティブな実行時設定の一部にするには、commit コマンドを入力する必要
があります。次の 2 つ目の例のように、コミットせずに設定セッションを終了すると、変更
に対するコミットを促すプロンプトが自動的に表示されます。
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface pos0/2/0/1
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.1 255.0.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
RP/0/RP0/CPU0:router#
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface pos0/2/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# ipv4 address 1.1.1.2 255.255.0.0
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shutdown
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
Uncommitted changes found, commit them? [yes]: yes
RP/0/RP0/CPU0:router#
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-21
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
動作していないインターフェイス
ステップ 4
show ipv4 interface brief コマンドを入力して、インターフェイスが Status カラムで「Up」であるこ
とを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show ipv4 interface brief
Interface
POS0/1/0/0
POS0/1/0/1
POS0/1/0/2
POS0/1/0/3
POS0/1/0/4
POS0/1/0/5
POS0/1/0/6
POS0/1/0/7
POS0/1/0/8
POS0/1/0/9
POS0/1/0/10
POS0/1/0/11
POS0/1/0/12
POS0/1/0/13
POS0/1/0/14
POS0/1/0/15
POS0/2/0/0
POS0/2/0/1
POS0/2/0/2
POS0/2/0/3
TenGigE0/3/0/0
TenGigE0/3/0/2
MgmtEth0/RP0/CPU0/0
ステップ 5
IP-Address
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
10.10.1.101
1.1.1.1
1.1.1.2
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
Status
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Up
Up
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Protocol
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Up
Up
Down
Down
Down
Down
Down
インターフェイスが前に示した例のように「Shutdown/Down」状態の場合は、次のタスクを実行し
ます。
a. インターフェイスのステータスが「Shutdown」であることを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show running interface POS0/2/0/2
interface pos0/2/0/2
shutdown
keepalive disable
!
b. 次のコマンドを入力して、インターフェイスを Up にします。
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# controller pos 0/2/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-sonet)# no shut
RP/0/RP0/CPU0:router(config-sonet)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config-sonet)# exit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# interface pos 0/2/0/2
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# no shut
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config-if)# end
RP/0/RP0/CPU0:router#
ステップ 6
それでもインターフェイスのステータスが「Down」と表示される場合は、物理ケーブルが正しく
接続されていることを確認します。次のメッセージは、インターフェイスが接続不良または接続さ
れていないことを示しています。
LC/0/0/1:Sep 29 15:31:12.921 : plim_4p_oc192[183]: %SONET-4ALARM : SONET0_1_1_0: SLOS
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-22
OL-6142-01-J
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
動作していないインターフェイス
ステップ 7
次に示す例のように、show ipv4 interface brief コマンドを入力して、インターフェイスのステータ
スが Up であることを再度確認します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show ipv4 interface brief
Interface
POS0/1/0/0
POS0/1/0/1
POS0/1/0/2
POS0/1/0/3
POS0/1/0/4
POS0/1/0/5
POS0/1/0/6
POS0/1/0/7
POS0/1/0/8
POS0/1/0/9
POS0/1/0/10
POS0/1/0/11
POS0/1/0/12
POS0/1/0/13
POS0/1/0/14
POS0/1/0/15
POS0/2/0/0
POS0/2/0/1
POS0/2/0/2
POS0/2/0/3
TenGigE0/3/0/0
TenGigE0/3/0/2
MgmtEth0/RP0/CPU0/0
ステップ 8
IP-Address
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
10.10.1.101
1.1.1.1
1.1.1.2
unassigned
unassigned
unassigned
unassigned
Status
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Up
Up
Up
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Shutdown
Protocol
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Down
Up
Up
Up
Down
Down
Down
Down
インターフェイスの Status および Protocol カラムの両方に「Up」と表示されるまで、すべてのイン
ターフェイスに対してこれらのステップを繰り返します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
9-23
第9章
Cisco IOS-XR ソフトウェアのトラブルシューティング
動作していないインターフェイス
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
9-24
OL-6142-01-J
A P P E N D I X
A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モ
ニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco CRS-1 シリー
ズ ルータ)の電源投入時または再起動時に、ハードウェアを初期化して Cisco IOS-XR ソフトウェア
を起動するブートストラップ プログラムです。ROM モニタは「ROMMON」とも呼ばれていて、
command-line interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)のプロンプトに反映されています。
rommon B1>
通常動作中に、ユーザが ROMMON を操作することはありません。このモードへは、手動でブート
処理を中断してシステムを ROMMON にした場合にのみアクセスできます。ROMMON に入ると、
Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール、パスワードの回復、およびその他の診断タスクなど
の ROM モニタ タスクを行えます。
ROM モニタ CLI モードへは、プライマリおよびスタンバイ route processor(RP; ルート プロセッサ)
のコンソール ポートに直接接続した端末からのみアクセスできます。ここでは、ROM モニタ モー
ドへ入り、最も一般的な ROM モニタ タスクを行うための手順を説明します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-1
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
内容
内容
ここでは、次の内容を説明します。
• 「ROM モニタ モードに入る方法」(P. A-3)
– 「コンフィギュレーション レジスタのリセットとルータのリロード」
(P. A-3)
– 「システムのリロード中に手動で初期化を中断」
(P. A-6)
• 「コンフィギュレーション レジスタの設定」
(P. A-7)
– 「一般によく使われるコンフィギュレーション レジスタの設定値」
(P. A-7)
– 「EXEC モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更」
(P. A-7)
– 「ROM モニタ モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更」
(P. A-9)
• 「ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール」(P. A-10)
– 「ブート可能な .vm ソフトウェア イメージ」
(P. A-11)
– 「ROMMON モードでの TFTP 環境変数の理解」
(P. A-11)
– 「Easybake 変数の理解」
(P. A-12)
– 「TFTP サーバにあるイメージからのソフトウェアの再インストール」
(P. A-13)
– 「フラッシュ disk1: にある .vm ソフトウェアの再インストール」
(P. A-17)
– 「次の作業」
(P. A-21)
• 「代替設定の指定」
(P. A-22)
• 「障害の回復」
(P. A-23)
• 「ルート パスワードの回復手順」
(P. A-24)
• 「使用可能な ROM モニタ コマンドおよびオプションの表示方法」(P. A-25)
• 「ROM モニタ モードの終了」(P. A-26)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-2
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードに入る方法
ROM モニタ モードに入る方法
ROM モニタ モードに入る方法は 2 つあります。
• 「コンフィギュレーション レジスタのリセットとルータのリロード」
• 「システムのリロード中に手動で初期化を中断」
コンフィギュレーション レジスタのリセットとルータのリロード
通常の動作状況では、ROM モニタ モードへ入る必要はありません。システムを ROMMON にする
必要があるときは、システムが定常状態にあり、システムのリロードによる影響について対策をと
れる状態であることを確認してください。特に、
「前提条件」(P. A-3)で説明されている事項につ
いて確認してください。
前提条件
ルータを ROMMON モードにする必要があるときは、その前にシステムが定常状態にあることと次
の点を確認してください。
1. プライマリ RP の準備をします。
a. システムでのパケット転送の損失など、システムのダウンタイムがかなりあることを見込
んでおいてください。
b. 設定モードで commit コマンドを使用して、アクティブなルータの設定変更がすべて保存
されていることを確実にします。
c. EXEC モードで install commit コマンドを使用して、アクティブなソフトウェア セットへ
の変更がすべて保存されていることを確実にします。
d. EXEC モードで show install committed コマンドを使用して install commit プロセスのすべて
が完了していることを確認します。このコマンドは、次回のルータ ブート時にアクティブ
になるコミット済みパッケージを表示します。
2. システム内の他のノードが定常状態にあることを確認します。
a. スタンバイ RP が取り付けられている場合は、EXEC モードで show redundancy コマンド
を使用して、そのプロセッサが「レディ」状態になっていることを確認します。
b. EXEC モードで show platform コマンドを使用して、システム内の使用可能なノードのすべ
てが HFROS-RUNNING 状態にあることを確認します。
システムが定常状態にあることを確認したら、次に示す手順で説明されているとおりに、コンフィ
ギュレーション レジスタの設定をリセットして ROM モニタ モードに入ります。
手順の概要
次の手順を順番どおりに実行して、コンフィギュレーション レジスタ設定が Cisco IOS-XR ソフト
ウェアと Cisco CRS-1 シリーズ ルータの ROM モニタ間で一貫するようにします。
(注)
スタンバイ RP がルータに取り付けられている場合は、プライマリ RP を ROM モニタ モードにし
た後に、スタンバイ RP に対して同じ手順を繰り返す必要があります。
1. 「前提条件」(P. A-3)で説明されているように、ルータが定常状態にあることを確認します。
2. プライマリ RP のコンソール ポートに端末を接続します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-3
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードに入る方法
3. configure
4. config-register 0x0
5. commit
6. no config-register 0x0
7. commit
8. end
9. reload
10. プライマリ RP を ROMMON にした後に、スタンバイ RP に対してこれらの手順を繰り返しま
す。両方の RP を ROMMON モードにする必要があります。
手順の詳細
コマンドまたは操作
説明
ステップ 1 「前提条件」
(P. A-3)で説明されているように、ルー すべての設定が保存されていること、およびインス
ステップ 2
タが定常状態にあることを確認します。
トール プロセスの最中でないことを確認します。
端末を接続します。
プライマリ RP のコンソール ポートに端末または
PC を接続し、ルータにログインします。
端末への接続に関する詳細は、「Cisco CRS-1 シリー
ズ ルータとの接続および通信」
(P. 1-15)を参照し
てください。
ステップ 3
configure
設定モードに入ります。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
ステップ 4
config-register 0x0
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
config-register 0x0
実行時設定のコンフィギュレーション レジスタを
0x0 にリセットします。詳細は、
「コンフィギュレー
ション レジスタの設定」
(P. A-7)を参照してくださ
い。
警告
(注)
ステップ 5
commit
コンフィギュレーション レジスタを
リセットするとコンソールのボー レート
が変わることがあります。
コンフィギュレーション レジスタを 0x0 に
設定すると、リロード時にシステムが ROM
モニタ(ROMMON)モードに入ります。
実行時設定への変更を保存します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
警告
設定が有効になるよう、設定をコミットし
て次の「no config-register 0x0」コマンド
を入力する必要があります。この必要条件
に関する詳細は、DDTS# CSCec84700 を参
照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-4
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードに入る方法
ステップ 6
コマンドまたは操作
説明
no config-register 0x0
後で config-register に不要な変更が加えられないよ
うにし、Cisco IOS-XR ソフトウェアと Cisco CRS-1
シリーズ ルータの ROM モニタ間で設定が同じにな
るようにします。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# no
config-register 0x0
(注)
ステップ 7
こ の 必 要 条 件 に 関 す る 詳 細 は、DDTS#
CSCec84700 を参照してください。
実行時設定への変更を保存します。
commit
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
ステップ 8
設定モードを終了します。
end
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
ステップ 9
ROM モニタに入るためにシステムをリロードしま
す。
reload
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# reload
手動でシステムをブートすることや他のモニタ タ
スクを実行できます。
ステップ 10 rommon B1>
ステップ 11 プライマリ RP を ROMMON へしたら、スタンバイ プライマリ RP を ROMMON モードにすると、シス
RP に対してこれらの手順を繰り返します。両方の テムはスタンバイ RP へフェ−ルオーバーし、この
RP を ROMMON モードにする必要があります。
プロセッサがプライマリになります。
ルータが 2 つの RP を持つ場合は、これらのステッ
プを 2 つ目の RP に対しても繰り返します。両方の
RP が ROMMON モードに入る必要があります。
ここでは、次の例を示します。
•
前提条件:ルータが定常状態にあることを確認
•
システムを ROM モニタ モードにする
前提条件:ルータが定常状態にあることを確認
RP/0/RP0/CPU0:router# show redundancy
This node (0/RP0/CPU0) is in ACTIVE role
Partner node (0/RP1/CPU0) is in STANDBY role
Standby node in 0/RP1/CPU0 is ready
RP/0/RP0/CPU0:router# show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/2/SP
L3LC(SP)
N/A
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
0/2/CPU0
L3LC
16 port OC48
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
L3LC(SP)
N/A
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
L3LC
8 port 10GE
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Standby)
N/A
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
0/RP1/CPU0
RP(Active)
N/A
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
S123(SP)
N/A
HFROS-RUNNING
PWR,NSHUT,MON
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-5
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードに入る方法
システムを ROM モニタ モードにする
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# config-register 0x0
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# no config-register 0x0
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
RP/0/RP0/CPU0:router# reload
Updating Commit Database. Please wait...[OK]
System configuration has been modified. Save? [yes/no]: y
Proceed with reload? [confirm]
Initializing DDR
Initializing ECC
Initializing ECC
Initializing ECC
Initializing ECC
Turning off data
SDRAM...found 2048 MB
on bank 0
on bank 1
on bank 2
on bank 3
cache, using DDR for first time
Initializing NVRAM...
Testing a portion of DDR SDRAM ...done
Reading ID EEPROMs ...
Initializing SQUID ...
Initializing PCI ...
System Bootstrap, Version 1.14(20031101:014214) [HFR ROMMON],
Copyright (c) 1994-2003 by cisco Systems, Inc.
Board type is 0x100000 (1048576)
Broadcom 5618 #0 Found on PCI
Broadcom 5618 #1 Found on PCI
No. of BCM 56xx switches found 2 .
BCM Switch #0 initialisation complete.
BCM Switch #1 initialisation complete
G4(7455-SMP-MV64360 Rev 2) platform with 2048 Mb of main memory
rommon B1 >
システムのリロード中に手動で初期化を中断
強制的にルータによるロードを中止して ROM モニタ モードへ入るには、次のメッセージが表示さ
れたときに Ctrl+C キーを押します。
MBI validation sending request.
HIT CTRL-C to abort
このメッセージは通常、システム スタートアップの最初の 20 秒間に表示されます。確実に初期化
処理を停止し、システムが ROMMON モードへ入るようにするため、Ctrl+C キーを繰り返し押さ
なければいけない場合があります。
この操作は、ルータ コンソール ポートに直接接続された端末からのみ、行うことができます。詳
細は、「Cisco CRS-1 シリーズ ルータとの接続および通信」
(P. 1-15)を参照してください。
(注)
システムにスタンバイ RP がインストールされている場合は、両方の RP に対してこの操作を行い
ます。プライマリ RP が ROMMON モードに入ると、プライマリ プロセッサは、スタンバイ RP へ
フェ−ルオーバーし、その後スタンバイ プロセッサも ROMMON モードへ入ります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-6
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
コンフィギュレーション レジスタの設定
コンフィギュレーション レジスタの設定
コンフィギュレーション レジスタの設定(config-regiter)は、ユーザによる設定変更可能な 16 ビッ
トの値で、これにより初期化中にルータがどのように動作するかが決まります。コンフィギュレー
ション レジスタは、ルータをデフォルトのスタートアップ設定から通常どおりにブートさせたり、
システムのリセット中に ROM モニタ モードへ入らせることもできます。コンフィギュレーション
レジスタの設定は、パスワードの回復などのタスクを行う場合にも使われます。
次に、EXEC モードまたは ROM モニタ モードからコンフィギュレーション レジスタの設定を変更
する方法を説明します。
• 「一般によく使われるコンフィギュレーション レジスタの設定値」
• 「EXEC モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更」
• 「ROM モニタ モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更」
一般によく使われるコンフィギュレーション レジスタの設定値
通常の動作モードからコンフィギュレーション レジスタの設定を変更するには、config-register
value コマンドを入力します。表 A-1 に、最も一般的な値について説明します。
表 A-1
(注)
一般的なコンフィギュレーション レジスタの設定
config-register 値
説明
0x0
次回のシステム ブート時に、ルータが ROM モニタモード(rommon B1>)
に入ります。
0x2
次回のシステム ブート時に、ルータが Cisco IOS-XR ソフトウェアおよび
設定を起動し、EXEC モードに入ります。
0x40
次回のシステム ブート時に、ルータがパスワード回復モードに入ります。
デフォルトでは、コンフィギュレーション レジスタの値は 0x2 となっており、システムを自動的
に通常の EXEC モードで起動します。
EXEC モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更
通常の動作モードからコンフィギュレーション レジスタの設定を変更するには、config-register
value コマンドを入力します。
(注)
現在のコンフィギュレーション レジスタの設定を調べるには、EXEC モードで show variables boot
コマンドを入力します。
次の手順を順番どおりに実行して、コンフィギュレーション レジスタ設定が Cisco IOS-XR ソフト
ウェアと Cisco CRS-1 シリーズ ルータの ROM モニタ間で一貫するようにします。
手順の概要
1. プライマリ RP のコンソール ポートに端末を接続します。
2. configure
3. config-register 0x0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-7
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
コンフィギュレーション レジスタの設定
4. commit
5. no config-register 0x0
6. commit
7. end
8. reload
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
説明
端末を接続します。
プライマリ RP のコンソール ポートに端末または PC を接
続し、ルータにログインします。
端末への接続に関する詳細は、
「Cisco CRS-1 シリーズ ルー
タとの接続および通信」
(P. 1-15)を参照してください。
ステップ 2
設定モードに入ります。
configure
例:
RP/0/RP0/CPU0:router#
ステップ 3
configure
config-register value
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)#
config-register 0x0
実行時設定に割り当てられている値に新しいコンフィギュ
レーション レジスタの値を設定します。詳細は、
「一般に
よく使われるコンフィギュレーション レジスタの設定値」
(P. A-7)を参照してください。
変更は、ルータのリロード時に有効になります。
警告
ステップ 4
commit
コンフィギュレーション レジスタをリセットす
るとコンソールのボー レートが変わることがあ
ります。
実行時設定への変更を保存します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
ステップ 5
no config-register 0x0
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# no
config-register 0x0
警告
コンフィギュレーション レジスタに不要な変更が後で発
生 し な い よ う に し、Cisco IOS-XR ソ フ ト ウ ェ ア と Cisco
CRS-1 シリーズ ルータの ROM モニタ間で設定が同じにな
るようにします。
(注)
ステップ 6
commit
設定が有効になるよう、設定をコミットして次の
「no config-register 0x0」コマンドを入力する必要
が あ り ま す。こ の 必 要 条 件 に 関 す る 詳 細 は、
DDTS# CSCec84700 を参照してください。
この必要条件に関する詳細は、DDTS# CSCec84700
を参照してください。
実行時設定への変更を保存します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-8
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
コンフィギュレーション レジスタの設定
ステップ 7
コマンドまたは操作
説明
end
設定モードを終了します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
ステップ 8
変更が有効になるよう、システムをリロードします。
reload
例:
RP/0/RP0/CPU0:router# reload
例
RP/0/RP0/CPU0:router# configure
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# config-register value
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# no config-register value
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# commit
RP/0/RP0/CPU0:router(config)# end
RP/0/RP0/CPU0:router# reload
ROM モニタ モードでのコンフィギュレーション レジスタの設定の変更
ルータが ROM モニタ モードにあるときに、コンフィギュレーション レジスタを変更するには、手
動で値を入力するか、または ROM モニタによって設定用のプロンプトを表示させるようにします。
ここでは、コンフィギュレーション レジスタの設定を手動で入力する方法を説明します。
ROM モニタ モードにおいて手動でコンフィギュレーション レジスタの設定を変更するには、
confreg コマンドとそれに続けて新しい値を入力します。
手順の概要
1. confreg value
2. reset
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
説明
confreg value
割り当てられている値に新しいコンフィギュレーション
レジスタの値を設定します。詳細は、
「一般によく使われる
コンフィギュレーション レジスタの設定値」
(P. A-7)を参
照してください。
例:
rommon B1> confreg 0x2
警告
ステップ 2
reset
コンフィギュレーション レジスタをリセットす
るとコンソールのボー レートが変わることがあ
ります。
変更が有効になるよう、システムをリロードします。
例:
rommon B1> reset
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-9
付録 A
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
例
rommon B1> confreg 0x2
You must reset or power cycle for new config to take effect.
rommon B1> reset
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
警告
ROMMON で Cisco IOS-XR ソフトウェアを再インストールすると、現在インストールされている
ルータ ソフトウェアが入れ替わることになるため、ルータのダウンタイムがかなり長くなります。
シスコシステムズでは、ソフトウェア パッケージのインストールおよびアップグレードに関し、第
6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」で説明されているよう
に PIE ファイルを用いて EXEC モードで行うようお勧めしています。
ルータに新しいソフトウェアをインストールする通常の方法は、EXEC モードで install CLI コマン
ドを使用する方法です。ただし、ルータが Cisco IOS-XR ソフトウェアをブートできない場合、また
は既存のソフトウェアを完全に入れ替える場合は、ROM モニタ モードでソフトウェアを再インス
トールします。
ここでは、.vm イメージから Cisco IOS-XR ソフトウェアを再インストールする手順を説明します。
•
ソフトウェアを再インストールする通常の方法は、TFTP サーバにある .vm イメージをブート
する方法です。
•
TFTP サーバにアクセスできない場合は、ルータがまだ EXEC モードにあるときに、必要な .vm
イメージをフラッシュ disk1: にコピーします。この手順は「ネットワーク サーバからのファイ
ルのインストールまたはダウンロード」(P. 6-14)で説明します。
•
フラッシュ disk1: にイメージがコピーされた後、
「フラッシュ disk1: にある .vm ソフトウェアの
再インストール」(P. A-17)の手順に従います。
内容
ここでは、次の内容を説明します。
• 「概要」
• 「TFTP サーバにあるイメージからのソフトウェアの再インストール」
• 「フラッシュ disk1: にある .vm ソフトウェアの再インストール」
• 「次の作業」
概要
ここでは、ROMMON でのソフトウェア再インストールの概要を説明します。
• 「ブート可能な .vm ソフトウェア イメージ」
• 「ROMMON モードでの TFTP 環境変数の理解」
• 「Easybake 変数の理解」
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-10
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
ブート可能な .vm ソフトウェア イメージ
.vm 拡張子のついたファイルはブート可能なファイルで、ROM モニタ モードで Cisco IOS-XR ソフ
トウェア を再インストールするために使用します。これらのファイルは、EXEC モードでは使用で
きません。表 A-2 に、複合パッケージについての説明があります。
表 A-2
複合パッケージ名および説明
名前
ファイル名
説明
Mini
comp-hfr-mini.vm
OS、Base、Forwarding、Admin、Line Card、および Routing 用の
パッケージが含まれています。mini ブート ファイルは、新規
ルータに付属する disk1: アーカイブに収録されています。
(注)
(注)
Manageability、Multicast、MPLS、および Security パッケー
ジは、通常の EXEC モードで、個別にインストールする
必要があります。詳細については、第 6 章「Cisco IOS-XR
ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」
を参照してください。
ROMMON モードからインストールできるのは、.vm 拡張子のついた Cisco IOS-XR ソフトウェア イ
ンストール ファイルだけです。
ROMMON モードでの TFTP 環境変数の理解
ROM モニタ環境変数は、お使いのルータの IP アドレスを定義するために使用します(表 A-2 を参
照してください)。この情報は、この項の後半で説明するインストール手順で使います。
表 A-3
インストールに必要な環境変数
変数
説明
例
IP_ADDRESS=ip_address
このルータの IPv4 アドレス
IP_ADDRESS=1.1.1.1
IP_SUBNET_MASK=ip_address
このルータのサブネット マスク
IP_SUBNET_MASK=255.255.0.0
DEFAULT_GATEWAY=ip_address
このルータのデフォルト ゲートウェ DEFAULT_GATEWAY=12.12.0.1
イ IP アドレス
(注)
•
現在の環境変数を表示するには、set コマンドを入力します。
•
環境変数を保存するには、sync コマンドを入力します。
sync コマンドで保存しなかった環境変数は、システムをリセットまたはリロードすると削除されま
す。
例
TFTP 変数を設定する
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
IP_ADDRESS=1.1.1.1
IP_SUBNET_MASK=255.255.0.0
DEFAULT_GATEWAY=12.12.0.1
sync
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-11
付録 A
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
現在定義されている変数を表示する
rommon B1 > set
PS1=rommon ! >
MARGIN_1_5V_HIGH=1
TFTP_VERBOSE=2
IP_ADDRESS=1.1.1.1
IP_SUBNET_MASK=255.255.0.0
TFTP_SERVER=
DEFAULT_GATEWAY=12.25.0.1
TFTP_FILE=
CONFIG_FILE=
?=0
EASYBAKE=0x0
ReloadReason=65
BOOT=disk0:hfr-os-mbi-1.0.0/mbihfr-rp.vm,1;
rommon B2 >
Easybake 変数の理解
Easybake 変数は、インストール中に使用されるオプションを定義するために使用します。Easybake
を使うと、新しいソフトウェア パッケージをインストールする前にフラッシュ ディスクを再
フォーマットしたり、ディスクをフォーマットせずに古いパッケージを削除したりすることがで
きます。
表 A-4 に、一般によく使われる Easybake 変数の設定値を示します。
警告
表 A-4
ROMMON から .vm イメージをブートするときは、表 A-4 に示す Easybake 変数のみを使用してく
ださい。このリストにない変数を使用すると、重大なシステム エラーを招く可能性があります。
Easybake 変数およびその説明
設定
0x100000001
0x100100001
オプション
説明
disk0: のクリーン
プライマリ RP のみに使用します。このオプションは、disk0: にある新しい
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージのセットをインストールおよびアク
ティブにします。
disk0: のフォーマット
•
disk0: を「クリーン」します。現在のソフトウェアを新しいパッケージ
に入れ替えます。設定などの他のファイルは保持されます。
•
システムをブートし、すべての設定を標準の動作値にリセットします。
プライマリ RP のみに使用します。このオプションは、disk0: にある新しい
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージのセットをインストールおよびアク
ティブにします。
•
disk0: をフォーマットします。新しいソフトウェア パッケージをインス
トールする前に、内部フラッシュ ディスク全体をフォーマットします。
すべての既存ソフトウェアおよび設定は削除されます。
•
システムをブートし、すべての設定を標準の動作値にリセットします。
注意
このオプションは、disk0: 上のすべてのソフトウェアおよび設定を
削除します。現在のルータ設定を保存するには、EXEC モードで、
ルータ設定を他のディスクにコピーします。詳細は、
「設定の履歴お
よびロールバック」(P. 2-27)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-12
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
TFTP サーバにあるイメージからのソフトウェアの再インストール
Cisco IOS-XR ソフトウェアは TFTP サーバの .vm イメージから直接再インストールできます。ここ
での指示に説明されたとおり、手順を完了してください。
TFTP サービスにおける制限
一部のベンダー(Sun Solaris など)による TFTP サービスは、32MB 以上のファイルをサポートし
ない場合があります。ほとんどの IOS-XR .vm イメージ ファイルのサイズは 32MB 以上になります
ので、サイズ制限がある場合は、次のいずれかの方法を使う必要があります。
•
•
•
32MB 以上のファイル サイズをサポートするサード パーティまたはフリーウェアの TFTP サー
バを使用する。
Sun Microsystems から配布されているパッチをダウンロードし、この制限を変更する
(http://www.sun.com)
。
ローカルのフラッシュ ディスクにある .vm イメージから IOS-XR ソフトウェアをインストール
する。
「フラッシュ disk1: にある .vm ソフトウェアの再インストール」
(P. A-17)を参照してく
ださい。
前提条件
作業を開始する前に、次の情報を収集します。
•
ルータの IP アドレス
•
ルータのサブネット マスク
•
ルータのデフォルト ゲートウェイ IP アドレス
•
ソフトウェアをダウンロードする TFTP サーバの IP アドレス
•
ルータにインストールする .vm インストール ファイルのファイル名とディレクトリ
手順の概要
1. (オプション)EXEC モードで、ルータ設定をバックアップします。
2. 「ROM モニタ モードに入る方法」
(P. A-3)で説明されているように、スタンバイおよびプライ
マリの RP 両方を ROMMON モードにします。
3. スタンバイ RP の準備をします。
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
c. EASYBAKE=0x100000000
d. sync
e. confreg 0x2
f. reset
4. プライマリ RP において、ルータの IP アドレスを定義する ROMMON 変数を設定します。
a. IP_ADDRESS=ip_address
b. IP_SUBNET_MASK=ip_address
c. DEFAULT_GATEWAY=ip_address
5. プライマリ RP の準備をします。
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-13
付録 A
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
c. EASYBAKE=variable
d. sync
6. プライマリ RP において、.vm インストール ファイルを TFTP サーバから起動します。
rommon B1> boot tftp://server/dir/filename
手順の詳細
コマンドまたは操作
説明
ステップ 1 (オプション)EXEC モードで、ルータ設定をバッ 現在のルータ設定を保存するには、EXEC モードで、
クアップします。
ルータ設定を他のディスクにコピーします。詳細は、
「設
定の履歴およびロールバック」
(P. 2-27)を参照してく
ださい。
ステップ 2
スタンバイおよびプライマリの RP 両方を
ROMMON モードにします。
詳細は、
「ROM モニタ モードに入る方法」(P. A-3)を
参照してください。この手順を行うには、各カードに端
末を接続する必要があります。
ステップ 3
スタンバイ RP の準備をします。
これらの設定を示されているとおりに入力します。すべ
ての変数名では、大文字と小文字は区別されます。
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
a. BOOT 変数をクリアします。
c. EASYBAKE=0x100000000
b. TFTP_FILE 変数をクリアします。
e. confreg 0x2
c. EASYBAKE 環境変数を設定します。設定を示
されているとおりに入力します
(0x100000000)。
f. reset
d. 変更を保存します。
d. sync
例:
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
ステップ 4
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
unset BOOT
unset TFTP_FILE
EASYBAKE=0x100000000
sync
confreg 0x2
reset
e. ROMMON モードに留まるのではなく、自動的
にブート プロセスが開始するようコンフィ
ギュレーション レジスタを設定します。
f. スタンバイ RP をリセットし、ブートプロセス
を開始します。
プライマリ RP において、お使いのルータの IP ア これらの設定を示されているとおりに入力します。すべ
ドレス、および .vm ファイルのある TFTP サーバ ての変数名では、大文字と小文字は区別されます。
の IP アドレスを定義する ROMMON 変数を設定
a. ルータの IP アドレスを設定します。
します。
b. ルータの サブネット マスクを設定します。
a. IP_ADDRESS=ip_address
c. ルータのデフォルト ゲートウェイ IP アドレス
b. IP_SUBNET_MASK=ip_address
を設定します。
c. DEFAULT_GATEWAY=ip_address
例:
rommon B1> IP_ADDRESS=1.1.1.1
rommon B1> IP_SUBNET_MASK=255.255.254.0
rommon B1> DEFAULT_GATEWAY=1.1.0.1
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-14
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
コマンドまたは操作
ステップ 5
説明
プライマリ RP において、Easybake 変数を設定し
ます。
警告
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
Easybake 変数は、どのようにソフトウェアが
ルータに再インストールされるかを決定しま
す。2 つのオプションのうち、1 つを示されて
いるとおりに入力します。
c. EASYBAKE=variable
a. BOOT 変数をクリアします。
d. sync
b. TFTP_FILE 変数をクリアします。
例:
c. EASYBAKE 環境変数を設定します。
EASYBAKE の variable オプションは次のとお
りです。
rommon B1> EASYBAKE=0x100000001
rommon B1> sync
– 0x100000001: disk0: をクリーンします。現在の
ソフトウェアが削除され、新しいパッケージ
に入れ替わります。ユーザ設定などの他の
ファイルは保持されます。
– 0x100100001: disk0: をフォーマットします。新
しいソフトウェア パッケージをインストール
する前に、内部フラッシュ ディスク全体を
フォーマットします。すべての既存ソフト
ウェアおよび設定は削除されます。
d. 新しい ROM モニタ変数の設定値を保存しま
す。
注意
ステップ 6
プライマリ RP において、.vm インストール ファ ファイルを TFTP サーバから取り出し、disk0: へインス
イルを TFTP サーバから起動します。
トールします。この手順で、すべての既存のソフトウェ
ア パッケージが削除され、コンフィギュレーション レ
boot tftp://server/directory/filename
ジスタが 0x2 にリセットされ、
システムがブートします。
例:
rommon B1> boot
tftp://223.255.254.254/softdir/comp-hfr-mi
ni.vm
ステップ 7
disk0: をフォーマットするオプションは、ルー
タ設定のすべてを削除します。現在のルータ設
定を保存するには、EXEC モードで、ルータ設
定を他のディスクにコピーします。
「設定の履歴
およびロールバック」
(P. 2-27)を参照してくだ
さい。
システムが完全に起動するまで待ちます。
プライマリ RP のブート後、スタンバイ RP は、プライ
マリ RP からパッケージをダウンロード(同期)して自
動的にブートします。
disk0: をフォーマットするオプションを選択した場合、
ルータは Setup モードに入ります。Setup モード プロン
プトで、
「初期起動後のシステムの確認」
(P. 4-10)で説
明されている初期設定値を入力します。
disk0: をクリーンするオプションを選択した場合、シス
テムは、CLI プロンプトが表示され、インターフェイス
が作成されたときに完全にブートします。
ステップ 8
新規の設定を入力する方法、追加ソフトウェアを
インストールする方法、およびシステム イン
ターフェイスを確認する方法に関する詳細は、
「次の作業」(P. A-21)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-15
付録 A
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
例
ここでは、次の例を示します。
• 「スタンバイ RP の準備」
• 「ROMMON 変数の設定」
• 「Easybake 変数の設定」
• 「.vm インストール ファイルのブート」
スタンバイ RP の準備
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
unset BOOT
unset TFTP_FILE
EASYBAKE=0x100000000
sync
confreg 0x2
reset
ROMMON 変数の設定
プライマリ RP において、お使いのルータの IP アドレス、およびブート可能な .vm ファイルのある
TFTP サーバの IP アドレスを定義する ROMMON 変数を設定します。
rommon B1> IP_ADDRESS=1.1.1.1
rommon B1> IP_SUBNET_MASK=255.255.254.0
rommon B1> DEFAULT_GATEWAY=1.1.0.1
Easybake 変数の設定
プライマリ RP において、Easybake 変数を設定します。
rommon B1> EASYBAKE=0x100000001
rommon B1> sync
.vm インストール ファイルのブート
プライマリ RP において、.vm インストール ファイルを TFTP サーバからブートします。
rommon B1> boot tftp://223.255.254.254/softdir/comp-hfr-mini.vm
IP_ADDRESS:
IP_SUBNET_MASK:
DEFAULT_GATEWAY:
TFTP_SERVER:
TFTP_FILE:
1.1.1.1
255.0.0.0
1.1.0.1
223.0.0.0
/softdir/comp-hfr-mini.vm
Performing tftpdnld using External Ethernet.
MAC address is 0:5:9a:39:91:5d
Initializing interface.
Interface link state up.
ARPing for 12.3.0.1
ARP reply for 12.3.0.1 received. MAC address 00:00:0c:07:ac:0d
Receiving /softdir/comp-hfr-mini.vm from 223.255.254.254 !!!!!
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-16
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
フラッシュ disk1: にある .vm ソフトウェアの再インストール
ここでは、リムーバブル フラッシュ disk1: に保存された .vm イメージを使って Cisco IOS-XR ソフ
トウェアを内部フラッシュ disk0: にインストールするために必要となるタスクを説明します。ここ
での指示に説明されたとおりに、手順を完了してください。
(注)
ブートが始まる前に、
.vm イメージをリムーバブル フラッシュ disk1: からメモリへ読み込むまで 10
分以上かかることがあります (DDTS CSCed22546)
。
disk1: への .vm イメージのコピー
すべての新規 Cisco CRS-1 シリーズ ルータには、ブート可能な .vm ファイルのアーカイブが収めら
れたリムーバブル フラッシュ disk1: が付属しています。これらのファイルが disk1: に収められてい
ない、または必要なバージョンと異なるファイルである場合は、次のいずれかの方法を利用します。
(注)
•
ルータがまだ EXEC モードにあるときに、必要な .vm イメージを TFTP、FTP、または RCP サー
バから disk1: へコピーする。この手順は、
「ネットワーク サーバからのファイルのインストー
ルまたはダウンロード」
(P. 6-14)で説明します。
•
システム管理者にブート可能な .vm ファイルの入ったフラッシュ ディスクについて問い合せ
る。
•
シスコのサービス担当者にブート可能な .vm ファイルの入ったフラッシュ ディスクについて
問い合せる。詳細は、
「テクニカル サポート」
(P. xxiii)を参照してください。
リムーバブル disk1: は、.vm および .pie ファイルのアーカイブのみを格納するために使用してくだ
さい。このディスクは、インストールされたソフトウェアまたは設定の保存先として使用すること
はできません。アクティブ ソフトウェアおよび設定の保存に使用できるのは、内部フラッシュ
disk0: だけです。詳細は、「ファイル ストレージ」(P. 1-13)を参照してください。
前提条件
「ブート可能な .vm ソフトウェア イメージ」
(P. A-11)で説明されている有効な .vm イメージは、リ
ムーバブル フラッシュ ディスク(disk1: )に収められている必要があります。ソフトウェアは、
disk1: または TFTP サーバに収められている .vm ファイルのみを使用してインストールします。
手順の概要
1. (オプション)EXEC モードで、ルータ設定をバックアップします。
2. 「ROM モニタ モードに入る方法」
(P. A-3)で説明されているように、スタンバイおよびプライ
マリの RP 両方を ROMMON モードにします。この手順を行うには、各カードに端末を接続す
る必要があります。
3. スタンバイ RP の準備をします。
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
c. EASYBAKE=0x100000000
d. sync
e. confreg 0x2
f. reset
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-17
付録 A
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
4. プライマリ RP の準備をします。
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
c. EASYBAKE=0x100000001
d. sync
5. プライマリ RP において、.vm インストール ファイルを disk1: からブートします。
boot disk1:/directory/filename
(注)
ブートが始まる前に、
.vm イメージをリムーバブル フラッシュ disk1: からメモリへ読み込むまで 10
分以上かかることがあります (DDTS CSCed22546)
。
手順の詳細
コマンドまたは操作
説明
ステップ 1 (オプション)EXEC モードで、ルータ設定をバッ 現在のルータ設定を保存するには、EXEC モードで、
クアップします。
ルータ設定を他のディスクにコピーします。詳細は、
「設
定の履歴およびロールバック」
(P. 2-27)を参照してく
ださい。
ステップ 2
スタンバイおよびプライマリの RP 両方を
ROMMON モードにします。
詳細は、
「ROM モニタ モードに入る方法」(P. A-3)を
参照してください。この手順を行うには、各カードに端
末を接続する必要があります。
ステップ 3
スタンバイ RP の準備をします。
これらの設定を示されているとおりに入力します。すべ
ての変数名では、大文字と小文字は区別されます。
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
a. BOOT 変数をクリアします。
c. EASYBAKE=0x100000000
b. TFTP_FILE 変数をクリアします。
e. confreg 0x2
c. EASYBAKE 環境変数を設定します。設定を示
されているとおりに入力します
(0x100000000)。
f. reset
d. 変更を保存します。
d. sync
例:
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
unset BOOT
unset TFTP_FILE
EASYBAKE=0x100000000
sync
confreg 0x2
reset
e. ROMMON モードに留まるのではなく、自動的
にブート プロセスが開始するようコンフィ
ギュレーション レジスタを設定します。
f. スタンバイ RP をリセットし、ブート プロセス
を開始します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-18
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
コマンドまたは操作
ステップ 4
説明
プライマリ RP において、Easybake 変数を設定し
ます。
警告
a. unset BOOT
b. unset TFTP_FILE
Easybake 変数は、どのようにソフトウェアが
ルータに再インストールされるかを決定しま
す。2 つのオプションのうち、1 つを示されて
いるとおりに入力します。
c. EASYBAKE=variable
a. BOOT 変数をクリアします。
d. sync
b. TFTP_FILE 変数をクリアします。
例:
c. EASYBAKE 環境変数を設定します。
EASYBAKE の variable オプションは次のとお
りです。
rommon B1> EASYBAKE=0x100000001
rommon B1> sync
– 0x100000001: disk0: をクリーンします。現在の
ソフトウェアが削除され、新しいパッケージ
に入れ替わります。ユーザ設定などの他の
ファイルは保持されます。
– 0x100100001: disk0: をフォーマットします。新
しいソフトウェア パッケージをインストール
する前に、内部フラッシュ ディスク全体を
フォーマットします。すべての既存ソフト
ウェアおよび設定は削除されます。
d. 設定を保存します。
注意
ステップ 5
disk0: をフォーマットするオプションは、ルー
タ設定のすべてを削除します。現在のルータ設
定を保存するには、EXEC モードで、ルータ設
定を他のディスクにコピーします。
「設定の履歴
およびロールバック」
(P. 2-27)を参照してくだ
さい。
変更を保存します。
sync
例:
rommon B1> sync
ステップ 6
boot disk1:/directory/filename
例:
rommon B1> boot disk1:/comp-hfr-mini.vm
disk1: にあるファイルからブートし、デフォルトである
disk0: へインストールします。この手順で、すべての既
存のソフトウェア パッケージが削除され、コンフィ
ギュレーション レジスタが 0x2 にリセットされ、シス
テムがブートします。
プライマリ RP のブート後、スタンバイ RP は、プライ
マリ RP からパッケージをダウンロード(同期)して自
動的にブートします。
注意
.vm イメージをリムーバブル フラッシュ ディ
スクからメモリへ読み込むまで、10 分以上かか
ることがあります(DDTS CSCed22546)。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-19
付録 A
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
ステップ 7
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
コマンドまたは操作
説明
システムが完全に起動するまで待ちます。
disk0: をフォーマットするオプションを選択した場合、
ルータは Setup モードに入ります。Setup モード プロン
プトで、
「初期起動後のシステムの確認」
(P. 4-10)で説
明されている初期設定値を入力できます。
disk0: をクリーンするオプションを選択した場合、シス
テムは、CLI プロンプトが表示されてインターフェイス
が作成されたときに完全にブートします。
ステップ 8
新規の設定を入力する方法、追加ソフトウェアを
インストールする方法、およびシステム イン
ターフェイスを確認する方法に関する詳細は、
「次の作業」(P. A-21)を参照してください。
例
ここでは、次の例を示します。
• 「スタンバイ RP の準備」
• 「Easybake 変数の設定」
• 「.vm インストール ファイルのブート」
スタンバイ RP の準備
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
rommon
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
B1>
unset BOOT
unset TFTP_FILE
EASYBAKE=0x100000000
sync
confreg 0x2
reset
Easybake 変数の設定
プライマリ RP において、Easybake 変数を設定し変更を保存します。
rommon B1> EASYBAKE=0x100000001
rommon B1> sync
.vm インストール ファイルのブート
プライマリ RP において、.vm インストール ファイルを disk1: からブートします。
rommon B1> boot disk1:/comp-hfr-mini.vm
(注)
.vm イメージをリムーバブル フラッシュ ディスクからメモリへ読み込むまで、10 分以上かかるこ
とがあります(DDTS CSCed22546)
。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-20
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール
次の作業
システムの起動後は、すべての CLI コマンドが実行できる通常の EXEC モードに入ります。
(注)
disk0: をフォーマットするオプションを選択した場合、ルータは Setup モードに入ります。Setup
モード プロンプトで、
「初期起動後のシステムの確認」
(P. 4-10)で説明されている初期設定値を入
力できます。「セットアップ モードのプロンプトを使用した初期設定の入力」(P. 4-6)も参照して
ください。
1. インターフェイスが動作し正しく設定されているかを確認する方法については、
「動作してい
ないインターフェイス」
(P. 9-20)を参照してください。
2. 必要に応じて、.PIE ファイルから追加ソフトウェアをインストールします。詳細については、
第 6 章「Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化」を参照してくださ
い。
3. ルータを完全に設定するための追加マニュアルのリストは、付録 C「関連するシスコシステム
ズのマニュアル」を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-21
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
代替設定の指定
代替設定の指定
ここで説明している方法を使用して、ROMMON からルータの代替設定を指定することができま
す。
• 「-a ブート オプションを使用した一時コンフィギュレーション ファイルの指定」
• 「IOX_CONFIG_FILE= 変数を使用した固定コンフィギュレーション ファイルの指定」
警告
ほとんどの場合は、デフォルトのコミット済み設定(disk0:/config/startup)で充分です。ここで説
明するオプションは、代替設定が必要となる稀なケースのためのものです。これらの方法を使用す
るとシステム エラーやダウンタイムを引き起こす可能性があります。
-a ブート オプションを使用した一時コンフィギュレーション ファイルの指定
システムのブート時にロードされるコンフィギュレーション ファイルは、ROM モニタ モードで
boot コマンドを入力すると変更できます。次のコマンドの構文を使用します。
boot <image> -a <config-file-path>
このコマンドにより、ルータを代替設定からブートすることができますが、次回のシステム リロー
ド時には、システムによってデフォルトのコミット済み設定に戻されます。
例:
rommon B1> boot tftp://223.255.254.254/images/comp-hfr-mini.vm -a
/disk1:/cfgarchives/gold.conf
(注)
パス名は有効な unix パス名でなければいけません(デバイス「disk1:」のあとにスラッシュ「/」が
続く必要があります)。
IOX_CONFIG_FILE= 変数を使用した固定コンフィギュレーション ファイルの指定
デフォルトのコンフィギュレーション ファイルの場所を永久に変更するには、ROMMON 変数
IOX_CONFIG_FILE= にファイル名とディレクトリ パスを指定します。この変数を指定することに
より、変数が有効な間はすべてのブートにおいて指定ファイルの使用が強制されます。次のコマン
ドの構文を使用します。
rommon B1> IOX_CONFIG_FILE=disk1:/cfgarchives/gold.conf
rommon B1> sync
(注)
IOX_CONFIG_FILE= 変数は boot <image> -a <config-file-path> コマンドによって上書きされます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-22
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
障害の回復
障害の回復
ルータがローカルのストレージ デバイスから Cisco IOS-XR ソフトウェアをブートできない場合、
Ctrl+C キーが押されるまで、ルータはブート イメージを探そうとします。このキー操作について
は「システムのリロード中に手動で初期化を中断」
(P. A-6)で説明されています。
ROM モニタ モードから、Cisco IOS-XR ソフトウェア イメージをブートするか、次の使用可能な
ROM モニタ コマンドのいずれかを使用することができます。
•
ROM モニタ モードで使用可能なコマンドの概要は、
「使用可能な ROM モニタ コマンドおよび
オプションの表示方法」
(P. A-25)を参照してください。
•
ローカル デバイスまたは TFTP サーバ上のブート可能な .vm イメージから Cisco IOS-XR ソフ
トウェア を再インストールする方法は、「ROMMON での Cisco IOS-XR ソフトウェアの再イン
ストール」
(P. A-10)を参照してください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-23
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ルート パスワードの回復手順
ルート パスワードの回復手順
ルート パスワードを忘れた場合、プライマリ RP のコンフィギュレーション レジスタを 0x40 に設
定してルータをリブートすることによりパスワードを回復できます。ルータが起動し、プロンプト
モードに入ると、次の例に示すようにパスワード回復ダイアログが表示されます。このダイアログ
で、ルート ユーザ名とパスワードをリセットします。
新しいパスワードを保存すると、コンフィギュレーション レジスタは自動的に元の値(0x0 など)
にリセットされます。
ステップ 1
ROMMON プロンプトで、プライマリ RP のコンフィギュレーション レジスタを 0x40 に設定し、
ルータをブートします。
rommon 1 > confreg 0x40
ステップ 2
新しい設定を有効にするには、リセットするか、電源を切ってすぐに入れなおす必要があります。
rommon 2 > reset
ステップ 3
プロンプトが表示されたら Return キーを押してパスワード回復ダイアログに入ります。ここで、新
しい ルート ユーザ名とパスワードを入力します。
router con0_0_0 is now available
Press RETURN to get started.
--- Password Recovery Dialog ---
Enter root-system username: user_a
Enter root-system password: secret04
The following configuration command script was created:
username user_a
password 7 1105180741
group root-system
!
end
[0] Go to the command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration and exit.
Enter your selection [2]:
config register will be reset to 0x0
Use the enabled mode 'configure' command to modify this configuration.
User Access Verification
Username: user_a
Password:
RP/0/RP0/CPU0:router#
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-24
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
使用可能な ROM モニタ コマンドおよびオプションの表示方法
使用可能な ROM モニタ コマンドおよびオプションの表示方法
表 A-5 に、使用可能なヘルプ コマンドを説明します。
表 A-5
ROMMON のヘルプ コマンド
コマンド
説明
help または ?
すべての使用可能な ROM モニタ コマンドの概要を表示します。
-?
コマンドの構文についての情報を表示します。
例
コマンド プロンプトで「?」を入力すると、ROM モニタ モードで使用可能なコマンドの一覧が表
示されます。
(注)
コマンドでは、大文字と小文字が区別されます。端末で Ctrl+C キーを押すとどのコマンドも中止
できます。
rommon B5 > ?
alias
show_bcm_links
show_bcm
boot
confreg
cont
context
dev
dir
dis
dnld
help
history
meminfo
dumpspd
dumpplaneeeprom
repeat
reset
scanpci0
scanpci1
set
smptest
sync
tftpdnld
unalias
unset
version
writei2c
rommon B2 >
set and display aliases command
Show Links status on Broadcom Switches
Show Broadcom Switches Information
boot up an external process
configuration register utility
continue executing a downloaded image
display the context of a loaded image
list the device table
list files in file system
disassemble instruction stream
serial download a program module
monitor builtin command help
monitor command history
main memory information
Dump the Serial Presents Detect info from the SDRAM DIMMs
Dump the contents of the back plane
repeat a monitor command
system reset
scan for devices on PCI bus 0
scan for devices on PCI bus 1
display the monitor variables
Test the other CPU on an SMP board
write monitor environment to NVRAM
tftpdnld no longer available, use boot
unset an alias
unset a monitor variable
display rommon software, board, version
Write to an I2C device
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-25
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードの終了
ROM モニタ モードの終了
ROMMON モードを終了するには、コンフィギュレーション レジスタを 0x2 に変更して、ルータを
リセットする必要があります。CLI コマンドを入力するか、またはプロンプトに応じることでこの
手順を完了します。
ヒント
EXEC モードに最初に入った RP が、プライマリ RP となります。カードを EXEC モードへとリセッ
トした後、それが完全に起動するまで 1、2 分待つことで、どの RP が プライマリ RP になっている
かを判断できます。また、EXEC モードで、failover redundancy コマンドを使用すれば、いつでも
スタンバイ RP にフェ−ルオーバーすることができます。
• 「CLI コマンドを使用した EXEC モードへのリセット」
• 「プロンプトを使用した EXEC モードへのリセット」
CLI コマンドを使用した EXEC モードへのリセット
ROMMON でコンフィギュレーション レジスタをリセットして、ルータを通常の動作状態(EXEC
モード)へリセットするには、次のコマンドを入力します。
手順の概要
1. confreg 0x2
2. reset
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
説明
confreg 0x2
システムのリセット時に EXEC モードへ入るよう、
コンフィギュレーション レジスタをリセットしま
す。
例:
rommon B1> confreg 0x2
新しい設定を有効にするには、リセットするか、電
源を切ってすぐに入れなおす必要があります。
ステップ 2
reset
電源投入時と同様にルータをリセットおよび初期化
します。
例:
rommon B1> reset
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-26
OL-6142-01-J
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードの終了
プロンプトを使用した EXEC モードへのリセット
ROM モニタ モードでは、confreg プロンプトを使ってコンフィギュレーション レジスタの値を変更
することができます。
次の例のように、confreg コマンドを入力して、プロンプトが表示されたら各質問に答えます。
手順の概要
1. confreg
2. 指示どおり、各プロンプトに応答します。
3. reset
例
rommon B1> confreg
Configuration Summary
(Virtual Configuration Register: 0x0)
enabled are:
console baud: 9600
boot: the ROM Monitor
do you wish to change the configuration? y/n
enable "diagnostic mode"? y/n [n]: n
change console baud rate? y/n [n]: n
change the boot characteristics? y/n [n]: y
enter to boot:
0 = ROM Monitor
1 = MBI Validation Boot Mode
[0]: 1
[n]:
y
Configuration Summary
(Virtual Configuration Register: 0x2)
enabled are:
console baud: 9600
boot: image specified by the boot system commands
do you wish to change the configuration? y/n
[n]: n
You must reset or power cycle for new config to take effect
rommon B1> reset
(注)
MBI 検査モードでは、ルータはスタートアップ Cisco IOS-XR ソフトウェア およびスタートアップ
設定をブートします。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
A-27
付録 A
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド
ROM モニタ モードの終了
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
A-28
OL-6142-01-J
A P P E N D I X
B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフト
ウェア の アップグレードおよびダウ
ングレード
ここでは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco CRS-1 シリーズ
ルータ)で ROM モニタ ソフトウェアをアップグレードまたはダウングレードする方法について説
明します。
内容
• 「ROM モニタ ソフトウェアに関する情報」(P. B-2)
• 「ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法」
(P. B-4)
• 「ROM モニタ アップグレードの設定例」
(P. B-13)
• 「その他の参考資料」(P. B-22)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-1
付録 B
ROM モニタ ソフトウェアに関する情報
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ ソフトウェアに関する情報
ROM モニタ ソフトウェアをアップグレードまたはダウングレードする前に、次の概念について理
解しておく必要があります。
• 「ROM モニタ アップグレードおよびダウングレードの基本事項」
(P. B-2)
ROM モニタ アップグレードおよびダウングレードの基本事項
ROMMON とも呼ばれる ROM モニタは、Cisco CRS-1 シリーズ ルータの電源投入時または再起動
時に、ハードウェアを初期化して Cisco IOS-XR ソフトウェアを起動させるブートストラップ プロ
グラムです。ROM モニタのアップグレードは、ソフトウェアの不具合の修正や新機能のサポート
をする場合に必要になることがあります。一般的に、ROM モニタのアップグレードは頻繁には行
われませんので、Cisco IOS-XR ソフトウェアのアップグレードごとに必要になるものではありませ
ん。
ヒント
ROM モニタ モードでのルータ操作に関する情報は、付録 A「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モ
ニタ(ROMMON)ガイド」でご覧いただけます。
Cisco CRS-1 シリーズ ルータには、ROMMONA および ROMMONB という 2 種類の ROM モニタ が
付属しています。電源を入れると、ROMMONA が最初にロードされます。ROMMONA によって
ROMMONB の存在が認識されると、ROMMONA は ROMMONB の互換性および整合性をテストし
ます。ROMMONB がこれらのテストに通ると、ROMMONA はルータの制御を ROMMONB へ引き
継ぎます。
ROM モニタ ソフトウェアのアップグレードおよびダウングレードの手順は同じです。アップグ
レードまたはダウングレードの処理中に、ROM モニタ用のファームウェアを選択します。この
ファームウェアが、アップグレードまたはダウングレード対象です。ファームウェアは、ハード
ウェアとの互換性がなければいけませんが、すでにインストール済みの ROM モニタより新しい
バーションである必要はありません。アップグレードまたはダウングレードの間に、ファームウェ
アはルータ内のハードウェア EEPROM にコピーされます。
ROM モニタは、ルータの各ノードで動作します。ほとんどの場合は、すべてのノードにおいて ROM
モニタをアップグレードすることをお勧めします。しかし、ソフトウェアで 1 つのノードだけを
アップグレードすることもできます。この方法は、2 つ のルータ間でカードを移動させたり、優先
するバージョンの ROM モニタが実行されていないカードを追加したときに便利です。たとえばラ
イン カード用のノードなど、CPU0 モジュールと SP モジュールの両方にある ROM モニタを利用す
るノードを 1 つアップグレードする場合は、両方のモジュールの ROM モニタを同じバージョンへ
アップグレードすることをお勧めします。
ROM モニタ ファームウェアはカスタム アップグレード パッケージ(*.pie)または個々のファイル
のいずれかの形式で配布されます。各ファイルの名前は次のとおりです。
•
rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin
•
rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin
•
rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin
•
rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin
•
rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin
•
rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-2
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ ソフトウェアに関する情報
ファイルには決まった名前がついており、ファイル名にはバージョン情報は含まれません。バー
ジョン情報はファイルの中に収められています。そのためファイル名からファイルのバージョンを
判断することはできません。ROM モニタをアップグレードする場合は、http://www.cisco.com にあ
る Cisco IOS-XR Software Selector ツールから推奨されるアップグレード ファイルをコピーすること
をお勧めします。
アップグレード ファイルが、1 つのアップグレード パッケージとして配布されている場合は、ルー
タにパッケージをコピーし、アップグレード中にそのパッケージをアクティブにする必要がありま
す。アップグレード ファイルが個別のファイルとして配布されている場合は、アップグレード時に
ルータのデバイス(たとえば、disk0: など)のルート ディレクトリにそれらのファイルをコピーす
る必要があります。
ROM モニタのアップグレード中、ソフトウェアは各カードのタイプを検知し、そのカード用のファ
イルを自動的に選び出します。ROM モニタは一般的にはランタイム ルータ ソフトウェアより少な
い頻度で更新されます。お使いのルータの ROMMON を更新する必要があるかを調べるには、
http://www.cisco.com にある Cisco IOS-XR Software Selector ツールをご利用ください。
アップグレードが必要な場合は、ソフトウェア配布 Web サイトを参照すると、ROMMONB だけ
アップグレードする必要があるのか、または ROMMONA と ROMMONB の両方をアップグレード
する必要があるのかが分かります。ROMMONB だけをアップグレードする場合、何らかの理由で
ROM モニタ アップグレードが中断または失敗しない限りは、変更が行われていない ROMMONA
を使用することができます。新しい ROM モニタが、インストール済みの古いバージョンの ROM
モニタと互換性がない場合、ROMMONA と ROMMONB の両方をアップグレードする必要がありま
す。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-3
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
ここでは、次の手順について説明します。
• 「アップグレード パッケージ ファイルを使用した ROM モニタのアップグレードまたはダウン
グレードの手順」(P. B-4)
• 「パッケージ化されていないファイルを使用した ROM モニタのアップグレードまたはダウン
グレードの手順」(P. B-9)
アップグレード パッケージ ファイルを使用した ROM モニタのアップグレードまたはダ
ウングレードの手順
次に、*.pie パッケージ ファイルとしてまとめられた ROM モニタ ソフトウェアを使って ROM モニ
タをアップグレードまたはダウングレードする手順を説明します。
前提条件
次の項で説明する手順を実行する前に、次のことを行ってください。
•
お使いのソフトウェア リリースには、どのバージョンの ROM モニタが必要かを確認します。
http://www.cisco.com にある Cisco IOS-XR Software Selector ツールを使用して、各ソフトウェア
バージョン用の ROM モニタの必要条件を調べることができます。
手順の概要
1. show diag
2. copy pie-file destination
3. install add device:file to destination activate
4. run ls /pkg/bin/*.bin
5. ROMMONB のみアップグレードする場合は、ステップ 9. へ進みます。
6. show platform
7. upgrade rommonA {all | [location nodeid]}
8. show logging | include rommon_burner
9. show platform
10. upgrade rommonB {all | [location nodeid]}
11. show logging | include rommon_burner
12. redundancy failover, redundancy failover 、または reload、hw-module node nodeid reload
13. show diag
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-4
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
説明
show diag
ルータ内の各ノードの ROM モニタ情報とハード
ウェア情報を表示します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show diag
ステップ 2
copy pie-file destination
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/
platforms__hfr__common__rommon_burner.pie
disk0:
ステップ 3
install add pie-file to device activate
例:
•
各ノードにおいて、どのバージョンの ROM モ
ニタが使用されているかを判断するためにコマ
ンドの出力内容を確認します。適切なバージョ
ンが使用されていれば、アップグレードの必要
はありません。
アップグレード パッケージ ファイル(pie-file)を
ルータにコピーします。
•
ROM モニタ ソフトウェアの置かれている場所
を 確 認 す る に は、http://www.cisco.com に あ る
Cisco IOS-XR Software Selector ツール を使用し
ます。
ルータ上でアップグレード パッケージ ファイルを
アクティブにします。
RP/0/RP0/CPU0:Router#install add
disk0:platforms__hfr__common__rommon_burner.p
ie to disk0: activate
ステップ 4
パッケージによってインストールされた ROM モニ
タと CPU コントローラ FW ファイルを表示します。
run ls /pkg/bin/*.bin
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router#run ls /pkg/bin/*.bin
•
ステップ 5
ROMMONB のみアップグレードする場合は、ステッ —
プ 9 へ進みます。
ステップ 6
show platform
このコマンドによって、rommon-hfr-*.bin という
形式の名前がついているファイルが 6 つ表示さ
れます。
すべてのノードの状態が表示されます。
•
例:
コマンドの出力内容を見て、各ノードの状態が
「IOS-XR RUN」であることを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:Router# show platform
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-5
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
ステップ 7
コマンドまたは操作
説明
upgrade rommonA {all | [location nodeid]}
アク ティ ブにさ れたソ フト ウェア パ ッケ ージの
ROM モニタ コードを使用して、1 つまたはすべての
ノードの ROMMONA コードをアップグレードしま
す。
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# upgrade rommonA all
•
すべてのノードをアップグレードするには、all
キーワードを使用します。
•
1 つのノードのみアップグレードするには、
location キーワードを使用し、show platform コ
マンドによって表示されたノード ID を入力し
ます。
(注)
•
ステップ 8
show logging | include rommon_burner
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show logging | include
rommon_burner
ステップ 9
show platform
例:
ライン カードをアップグレードする場合
は、CPU モジュールと SP モジュールの両方
を同じ ROM モニタ バージョンへアップグ
レードする必要があります。この操作を 1 回
のコマンドで行うには、モジュールの場所を
示す ID をアスタリスク(*)に置き換えま
す。た と え ば upgrade rommonA location
0/2/* のように指定します。
アップグレードがすべて終了するまでは、ルー
タの電源を切ってすぐに入れなおしたり、ルー
タをリロードしたり、またはノードをリセット
したりすることは避けてください。
(オプション)ログ内に記録された、すべての ROM
モニタ アップグレード メッセージを表示します。
•
このステップはオプションで、ルータの ROM モ
ニタ アップグレード メッセージのすべてを表
示するのに便利です。
ROM モニタ アップグレー
ド メッセージが他のログ メッセージと混在し
ている場合は、このステップを実行すると、アッ
プグレード状況をより容易に表示できます。
•
ログ表示を見て、すべてのノードが正しく更新
されていることを確認します。
すべてのノードの状態が表示されます。
•
出力内容を見て、各ノードの状態が「IOS-XR
RUN」であることを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:Router# show platform
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-6
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
コマンドまたは操作
説明
ステップ 10 upgrade rommonB {all | [location nodeid]}
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# upgrade rommonB all
アク ティ ブにさ れたソ フト ウェア パ ッケ ージの
ROM モニタ コードを使用して、1 つまたはすべての
ノードの ROMMONB コードをアップグレードしま
す。
•
すべてのノードをアップグレードするには、all
キーワードを使用します。
•
1 つのノードのみアップグレードするには、
location キーワードを使用し、show platform コ
マンドによって表示されたノード ID を入力し
ます。
(注)
•
ステップ 11 show logging | include rommon_burner
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show logging | include
rommon_burner
ライン カードをアップグレードする場合
は、CPU モジュールと SP モジュールの両方
を同じ ROM モニタ バージョンへアップグ
レードする必要があります。この操作を 1 回
のコマンドで行うには、モジュールの場所を
示す ID をアスタリスク(*)に置き換えま
す。た と え ば upgrade rommonB location
0/2/* のように指定します。
アップグレードがすべて終了するまでは、ルー
タの電源を切ってすぐに入れなおしたり、ルー
タをリロードしたり、またはノードをリセット
したりすることは避けてください。
(オプション)ログ内に記録された、すべての ROM
モニタ アップグレード メッセージを表示します。
•
このステップはオプションで、ルータの ROM モ
ニタ アップグレード メッセージのすべてを表
示するのに便利です。
ROM モニタ アップグレー
ド メッセージが他のログ メッセージと混在し
ている場合は、このステップを実行すると、アッ
プグレード状況をより容易に表示できます。
•
ログ表示を見て、すべてのノードが正しく更新
されていることを確認します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
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B-7
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
コマンドまたは操作
ステップ 12 redundancy failover
redundancy failover
または
説明
アップグレードした ROM モニタ ソフトウェアを使
用してルータをリロードします。
•
2 つの RP を持つルータで、すべてのノードを
アップグレードしている場合は、まず
redundancy failover コ マ ン ド を 入 力 し、ア ク
ティブになっている RP をリロードします。リ
ロードが完了したら、他の RP をリロードするた
めに、このコマンドをもう一度入力します。た
だし、スタンバイ RP が引き継ぎ可能状態でない
ときは、redundancy failover コマンドを実行し
てもソフトウェアがリロードされないことに注
意してください。
•
1 つの RP を持つルータで、すべてのノードを
アップグレードしている場合は、reload コマン
ドを入力します。
reload
または
hw-module node nodeid reload
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# redundancy failover
RP/0/RP1/CPU0:Router# redundancy failover
または
RP/0/RP1/CPU0:Router# reload
または
RP/0/RP0/CPU0:Router# hw-module node
0/RP0/CPU0 reload
(注)
•
1 つの RP のルータをリロードすると、すべ
てのサービスが中断されます。
1 つのノードのみアップグレードしている場合
は、hw-module node nodeid reload コマンドを使
用します。nodeid には ROM モニタをアップグ
レードしたときに指定したノード ID を指定し
ます。
ルータ内の各ノードの ROM モニタ情報とハード
ウェア情報を表示します。
ステップ 13 show diag
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show diag
•
出力内容を見て、適切なノードがアップグレー
ド バージョンの ROM モニタを使用しているこ
とを確認します。
トラブルシューティングのヒント
•
いずれかのノードが正しくアップグレードできない、または次のようなエラーメッセージが表
示される場合は、ブートフラッシュの再フォーマット(コマンドは、format bootflash: [location
all | node_id] になります)を行って、再度アップグレードしてください。
LC/0/3/CPU0:rommon_burner[65635]: %ROMMON_BURNER-3-FILE_OP_ERR : Opening ROMMON
flash partition failed: No such file or directory in function main at line 952
•
ROMMONB のみのアップグレードで、アップグレード後のバージョンが期待どおりに変更さ
れていない場合は、アップグレードが失敗した可能性があります。ルータが ROMMONB をロー
ドできない場合は、ROMMONA がロードされます。
•
不意のノード リセットやアップグレード中の停電などが原因で ROMMONA と ROMMONB の
両方が損傷を受けた場合、影響を受けた RP をシスコへ返却して修理する必要があります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-8
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
パッケージ化されていないファイルを使用した ROM モニタのアップグレードまたはダ
ウングレードの手順
次に、パッケージ化されていない 6 つの ROM モニタ アップグレード ファイルを使って ROM モニ
タをアップグレードまたはダウングレードする手順を説明します。
前提条件
次の項で説明する手順を実行する前に、次のことを行ってください。
•
お使いのソフトウェア リリースには、どのバージョンの ROM モニタが必要かを確認します。
http://www.cisco.com にある Cisco IOS-XR Software Selector ツールを使用して、各ソフトウェア
バージョン用の ROM モニタの必要条件を調べることができます。
手順の概要
1. show diag
2. copy source destination
3. dir device
4. ROMMONB のみアップグレードする場合は、ステップ 8. へ進みます。
5. show platform
6. upgrade rommonA {all | [location nodeid]} device
7. show logging | include rommon_burner
8. show platform
9. upgrade rommonB {all | [location nodeid]} device
10. show logging | include rommon_burner
11. redundancy failover, redundancy failover 、または reload 、hw-module node nodeid reload
12. show diag
手順の詳細
ステップ 1
コマンドまたは操作
説明
show diag
ルータ内の各ノードの ROM モニタ情報とハード
ウェア情報を表示します。
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show diag
ステップ 2
•
各ノードにおいて、どのバージョンの ROM モ
ニタが使用されているかを判断するためにコマ
ンドの出力内容を確認します。適切なバージョ
ンが使用されていれば、アップグレードの必要
はありません。
ルータに ROM モニタ アップグレード ファイルをコ
ピーします。
copy source destination
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# copy
tftp:software/rommon-hfr-*.bin disk0:
•
ルータ上の任意のデバイスのルート ディレクト
リにファイルをコピーします。たとえば、disk0:
にファイルをコピーできます。
•
ROM モニタ ソフトウェアの置かれている場所
を 確 認 す る に は、http://www.cisco.com に あ る
Cisco IOS-XR Software Selector ツール を使用し
ます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-9
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
ステップ 3
コマンドまたは操作
説明
dir device
デバイスのルート ディレクトリの内容を表示しま
す。
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# dir disk0:
•
ステップ 4
ROMMONB のみアップグレードする場合は、ステッ —
プ 8 へ進みます。
ステップ 5
show platform
例:
そのディレクトリ内にアップグレード ファイル
があることを確認します。
すべてのノードの状態が表示されます。
•
コマンドの出力内容を見て、各ノードの状態が
「IOS-XR RUN」であることを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:Router# show platform
ステップ 6
upgrade rommonA {all | [location nodeid]}
device
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# upgrade rommonA all
disk0
指定したデバイスの ROM モニタ コードを使用し
て、1 つまたはすべてのノードの ROMMONA コード
をアップグレードします。
•
すべてのノードをアップグレードするには、all
キーワードを使用します。
•
1 つのノードのみアップグレードするには、
location キーワードを使用し、show platform コ
マンドによって表示されたノード ID を入力し
ます。
(注)
•
ステップ 7
show logging | include rommon_burner
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show logging | include
rommon_burner
ステップ 8
show platform
例:
ライン カードをアップグレードする場合
は、CPU モジュールと SP モジュールの両方
を同じ ROM モニタ バージョンへアップグ
レードする必要があります。この操作を 1 回
のコマンドで行うには、モジュールの場所を
示す ID をアスタリスク(*)に置き換えま
す。た と え ば upgrade rommonA location
0/2/* のように指定します。
アップグレードがすべて終了するまでは、ルー
タの電源を切ってすぐに入れなおしたり、ルー
タをリロードしたり、またはノードをリセット
したりすることは避けてください。
(オプション)ログ内に記録された、すべての ROM
モニタ アップグレード メッセージを表示します。
•
このステップはオプションで、ルータの ROM モ
ニタ アップグレード メッセージのすべてを表
示するのに便利です。
ROM モニタ アップグレー
ド メッセージが他のログ メッセージと混在し
ている場合は、このステップを実行すると、アッ
プグレード状況をより容易に表示できます。
•
ログ表示を見て、すべてのノードが正しく更新
されていることを確認します。
すべてのノードの状態が表示されます。
•
コマンドの出力内容を見て、各ノードの状態が
「IOS-XR RUN」であることを確認します。
RP/0/RP0/CPU0:Router# show platform
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-10
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
ステップ 9
コマンドまたは操作
説明
upgrade rommonB {all | [location nodeid]}
device
指定したデバイスの ROM モニタ コードを使用し
て、1 つまたはすべてのノードの ROMMONB コード
をアップグレードします。
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# upgrade rommonB all
disk1:
•
すべてのノードをアップグレードするには、all
キーワードを使用します。
•
1 つのノードのみアップグレードするには、
location キーワードを使用し、show platform コ
マンドによって表示されたノード ID を入力し
ます。
(注)
•
ステップ 10 show log | include rommon_burner
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show log | include
rommon_burner
ライン カードをアップグレードする場合
は、CPU モジュールと SP モジュールの両方
を同じ ROM モニタ バージョンへアップグ
レードする必要があります。この操作を 1 回
のコマンドで行うには、モジュールの場所を
示す ID をアスタリスク(*)に置き換えま
す。た と え ば upgrade rommonB location
0/2/* のように指定します。
アップグレードがすべて終了するまでは、ルー
タの電源を切ってすぐに入れなおしたり、ルー
タをリロードしたり、またはノードをリセット
したりすることは避けてください。
(オプション)ログ内に記録された、すべての ROM
モニタ アップグレード メッセージを表示します。
•
このステップはオプションで、ルータの ROM モ
ニタ アップグレード メッセージのすべてを表
示するのに便利です。
ROM モニタ アップグレー
ド メッセージが他のログ メッセージと混在し
ている場合は、このステップを実行すると、アッ
プグレード状況をより容易に表示できます。
•
ログ表示を見て、すべてのノードが正しく更新
されていることを確認します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-11
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタのアップグレードまたはダウングレードの方法
コマンドまたは操作
ステップ 11 redundancy failover
redundancy failover
または
説明
アップグレードした ROM モニタ ソフトウェアを使
用してルータをリロードします。
•
2 つの RP を持つルータで、すべてのノードを
アップグレードしている場合は、まず
redundancy failover コ マ ン ド を 入 力 し、ア ク
ティブになっている RP をリロードします。リ
ロードが完了したら、他の RP をリロードするた
めに、このコマンドをもう一度入力します。た
だし、スタンバイ RP が引き継ぎ可能状態でない
ときは、redundancy failover コマンドを実行し
てもソフトウェアがリロードされないことに注
意してください。
•
1 つの RP を持つルータで、すべてのノードを
アップグレードしている場合は、reload コマン
ドを入力してルータ ソフトウェアをリロードし
ます。
reload
または
hw-module node nodeid reload
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# redundancy failover
RP/0/RP1/CPU0:Router# redundancy failover
または
RP/0/RP1/CPU0:Router# reload
または
RP/0/RP0/CPU0:Router# hw-module node
0/RP0/CPU0 reload
(注)
•
1 つの RP のルータをリロードすると、すべ
てのサービスが中断されます。
1 つのノードのみアップグレードしている場合
は、hw-module node nodeid reload コマンドを使
用します。nodeid には ROM モニタをアップグ
レードしたときに指定したノード ID を指定し
ます。
ルータ内の各ノードの ROM モニタ情報とハード
ウェア情報を表示します。
ステップ 12 show diag
例:
RP/0/RP0/CPU0:Router# show diag
•
コマンドの出力内容を見て、適切なノードが
アップグレード バージョンの ROM モニタを使
用していることを確認します。
トラブルシューティングのヒント
•
いずれかのノードが正しくアップグレードできない、または次のようなエラーメッセージが表
示される場合は、ブートフラッシュの再フォーマット(コマンドは、format bootflash: [location
all | node_id] になります)を行って、再度アップグレードしてください。
LC/0/3/CPU0:rommon_burner[65635]: %ROMMON_BURNER-3-FILE_OP_ERR : Opening ROMMON
flash partition failed: No such file or directory in function main at line 952
•
ROMMONB のみのアップグレードで、アップグレード後のバージョンが期待どおりに変更さ
れていない場合は、アップグレードが失敗した可能性があります。ルータが ROMMONB をロー
ドできない場合は、ROMMONA がロードされます。
•
不意のノード リセットやアップグレード中の停電などが原因で、ROMMONA と ROMMONB
の両方が損傷を受けた場合、影響を受けた RP をシスコへ返却して修理する必要があります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-12
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
ROM モニタ アップグレードの設定例
ここでは、次の設定例について説明します。
• 「パッケージ ファイルによるアップグレードの例」(P. B-13)
• 「パッケージ化されていないファイルによるアップグレードの例」(P. B-17)
パッケージ ファイルによるアップグレードの例
次の例は、単一 RP のルータにおいて、パッケージ ファイルを使用した ROMMONB のアップグレー
ドを示しています。
RP/0/RP0/CPU0:Router#show diag
NODE 0/0/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xf425, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/0/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/2/SP : 4OC192-POS/DPT PLIM PRESENT
NODE 0/3/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xfa25, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/3/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/RP0/CPU0 : RP
MAIN: type 100000, 0000-000000-00 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD07150223
PCA:
0073-007641-04 rev 05
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0018, Processor: 0xda13, Power: 0x001f
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.1
ROMMON: Version 1.15(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-13
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
NODE 0/SM0/SP : FC/S
MAIN: type 400030, 0800-018560-800 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD071701ZD
PCA:
0073-007302-06 rev 06
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0019, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
RACK
0 : MINIQ
MAIN: type 0001e2, 65535-16777215-65535 rev XX dev ffffff
HW version 255.255 S/N TBC06366072
PCA:
65535-16777215-255 rev XX
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/platforms__hfr__common__rommon_burner.pie
disk0:
Address or name of remote host []?223.255.254.254
Destination filename [/disk0:/platforms__hfr__common__rommon_burner.pie]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/platforms__hfr__common__rommon_bur
ner.pie
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
757636 bytes copied in
3 sec (
224020)bytes/sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#install add disk0:platforms__hfr__common__rommon_burner.pie to
disk0: activate
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install
operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the ope
ration completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install o
perations until this operation is complete.
RP/0/RP0/CPU0:Router#Install 1: Install operation 'add /disk0:platforms__hfr__co
mmon__rommon_burner.pie to disk0: activate' assigned request id: 1
Install 1: Downloaded the package to the router
Install 1: Verifying the package
Install 1: Verification of the package successful [OK]
Install 1: Going ahead to install the package...
Install 1: [OK]
Install 1: Add of '/disk0:platforms__hfr__common__rommon_burner.pie' completed.
Install 1: Add successful.
Install 1: Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks
Install 1: [OK]
Install 1: Checking API compatibility in software configurations...
Install 1: [OK]
Install 1: Updating software configurations.
Install 1:
RP,DRP,LC,SP:
Install 1:
Activating hfr-rommon-burner-3.1.8
Install 1: Checking running configuration version compatibility with newly activ
ated software ...
Install 1: No incompatibilities found between the activated software and router
running configuration.
Install 1: Node 0/0/SP: No processes affected
Install 1: Node 0/0/CPU0: No processes affected
Install 1: Node 0/3/SP: No processes affected
Install 1: Node 0/3/CPU0: No processes affected
Install 1: Node 0/RP0/CPU0: No processes affected
Install 1: Node 0/SM0/SP: No processes affected
RP/0/RP0/CPU0Jul 16 16:22:34.692 : instdir[196]: %INSTMGR-6-SOFTWARE_CHANGE_STAR
T : Software change transaction 1 is BEGINNING...
RP/0/RP0/CPU0Jul 16 16:23:06.616 : instdir[196]: %INSTMGR-6-SOFTWARE_CHANGE_END
: Software change transaction 1 is COMPLETE.
Install 1: Activation operation successful.
Install 1: NOTE: The changes made to software configurations will not be
Install 1: persistent across RP reloads. Use the command 'install commit'
Install 1: to make changes persistent.
Install 1: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous install
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-14
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
operations
RP/0/RP0/CPU0Jul 16 16:23:18.502 : shelfmgr[277]: %SHELFMGR-3-FSMTIMEOUT_RESET :
Node 0/RP1/CPU0 is reset due to failed bootup
RP/0/RP0/CPU0:Router#run ls /pkg/bin/*.bin
/pkg/bin/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin
/pkg/bin/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin
/pkg/bin/rommon-hfr-ppc7455-asmp-A.bin
/pkg/bin/rommon-hfr-ppc7455-asmp-B.bin
/pkg/bin/rommon-hfr-ppc8255-sp-A.bin
/pkg/bin/rommon-hfr-ppc8255-sp-B.bin
RP/0/RP0/CPU0:Router#show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/0/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/0/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
RP/0/RP0/CPU0:Router#upgrade rommonB all
Please do not power cycle, reload the router or reset any nodes until
all upgrades are completed.
Please check the syslog to make sure that all nodes are upgraded successfully.
If you need to perform multiple upgrades, please wait for current upgrade
to be completed before proceeding to another upgrade.
Failure to do so may render the cards under upgrade to be unusable.
RP/0/RP0/CPU0:Router#LC/0/0/CPU0Jul 16 16:45:21.156 : rommon_burner[65637]: %ROM
MON_BURNER-5-progress : ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0Jul 16 16:33:55.963 : rommon_burner[65719]: %ROMMON_BURNER-5-progre
ss : ROMMON B is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 16 16:33:56.738 : rommon_burner[65637]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 16 16:33:56.759 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 16 16:33:56.912 : rommon_burner[65585]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 16 16:33:57.376 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0:Router#show logging | include rommon_burner
LC/0/0/CPU0Jul 16 16:45:21.156 : rommon_burner[65637]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0Jul 16 16:33:55.963 : rommon_burner[65719]: %ROMMON_BURNER-5-progre
ss : ROMMON B is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 16 16:33:56.738 : rommon_burner[65637]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 16 16:33:56.759 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 16 16:33:56.912 : rommon_burner[65585]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 16 16:33:57.376 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0:Router#reload
Proceed with reload? [confirm]
...
RP/0/RP0/CPU0:Router#show diag
NODE 0/0/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060,
0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-15
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xfe25, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/0/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/2/SP : 4OC192-POS/DPT PLIM PRESENT
NODE 0/3/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xfe25, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/3/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/RP0/CPU0 : RP
MAIN: type 100000, 0000-000000-00 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD07150223
PCA:
0073-007641-04 rev 05
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0018, Processor: 0xda13, Power: 0x001f
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.1
ROMMON: Version 1.19(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/SM0/SP : FC/S
MAIN: type 400030, 0800-018560-800 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD071701ZD
PCA:
0073-007302-06 rev 06
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0019, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
RACK
0 : MINIQ
MAIN: type 0001e2, 65535-16777215-65535 rev XX dev ffffff
HW version 255.255 S/N TBC06366072
PCA:
65535-16777215-255 rev XX
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-16
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
パッケージ化されていないファイルによるアップグレードの例
次の例は、単一 RP のルータにおいて、パッケージ化されていないファイルを使用した ROMMONA
および ROMMONB のアップグレードを示しています。
RP/0/RP0/CPU0:Router#show diag
NODE 0/0/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xf425, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/0/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/2/SP : 4OC192-POS/DPT PLIM PRESENT
NODE 0/3/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xfa25, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/3/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/RP0/CPU0 : RP
MAIN: type 100000, 0000-000000-00 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD07150223
PCA:
0073-007641-04 rev 05
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0018, Processor: 0xda13, Power: 0x001f
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.1
ROMMON: Version 1.15(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/SM0/SP : FC/S
MAIN: type 400030, 0800-018560-800 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD071701ZD
PCA:
0073-007302-06 rev 06
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0019, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.15(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-17
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
RACK
0 : MINIQ
MAIN: type 0001e2, 65535-16777215-65535 rev XX dev ffffff
HW version 255.255 S/N TBC06366072
PCA:
65535-16777215-255 rev XX
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin disk0:/
Destination filename [/disk0:/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-A.bin
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
360464 bytes copied in
1 sec (
198384)bytes/sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin disk0:/
Destination filename [/disk0:/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/rommon-hfr-ppc7450-sc-dsmp-B.bin
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
360464 bytes copied in
1 sec (
198384)bytes/sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/rommon-hfr-ppc7455-asmp-A.bin disk0:/
Destination filename [/disk0:/rommon-hfr-ppc7455-asmp-A.bin]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/rommon-hfr-ppc7455-asmp-A.bin
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
372752 bytes copied in
1 sec (
230093)bytes/sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/rommon-hfr-ppc7455-asmp-B.bin disk0:/
Destination filename [/disk0:/rommon-hfr-ppc7455-asmp-B.bin]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/rommon-hfr-ppc7455-asmp-B.bin
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
372752 bytes copied in
1 sec (
242204)bytes/sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/rommon-hfr-ppc8255-sp-A.bin disk0:/
Destination filename [/disk0:/rommon-hfr-ppc8255-sp-A.bin]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/rommon-hfr-ppc8255-sp-A.bin
CCCCCCCCCCCCCCCC
252536 bytes copied in
0 sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#copy tftp:software/rommon-hfr-ppc8255-sp-B.bin disk0:/
Destination filename [/disk0:/rommon-hfr-ppc8255-sp-B.bin]?
Accessing tftp://223.255.254.254/software/rommon-hfr-ppc8255-sp-B.bin
CCCCCCCCCCCCCCCC
252124 bytes copied in
0 sec
RP/0/RP0/CPU0:Router#dir disk0:
Directory of disk0:
2
5
1237
1239
3630
5225
6516
6870
8029
4
8900
8908
8909
66624
mp-A.bin
66752
mp-B.bin
66880
drwx
drwx
drwx
drwx
drwx
drwx
drwx
drwx
drwx
drwx
dr-x
drwx
drwx
-rwx
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
16384
360464
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Tue
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
Jul
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
20
16:55:00
16:56:00
17:06:33
17:00:44
16:58:30
17:02:08
17:02:40
17:03:52
17:04:46
17:07:24
17:22:54
17:18:51
17:18:51
17:01:56
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
2004
LOST.DIR
hfr-os-mbi-0.48.0
instdb
hfr-base-0.48.0
shutdown
hfr-admin-0.48.0
hfr-fwdg-0.48.0
hfr-lc-0.48.0
hfr-rout-0.48.0
config
aaa
usr
var
rommon-hfr-ppc7450-sc-ds
-rwx
360464
Tue Jul 20 17:01:56 2004
rommon-hfr-ppc7450-sc-ds
-rwx
372752
Tue Jul 20 17:01:58 2004
rommon-hfr-ppc7455-asmp-
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-18
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
A.bin
67008
B.bin
67136
bin
67264
bin
-rwx
372752
Tue Jul 20 17:01:58 2004
rommon-hfr-ppc7455-asmp-
-rwx
252536
Tue Jul 20 17:02:00 2004
rommon-hfr-ppc8255-sp-A.
-rwx
252124
Tue Jul 20 17:02:00 2004
rommon-hfr-ppc8255-sp-B.
1024606208 bytes total (876625920 bytes free)
RP/0/RP0/CPU0:Router#show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/0/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/0/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
RP/0/RP0/CPU0:Router#upgrade rommonA all disk0
Please do not power cycle, reload the router or reset any nodes until
all upgrades are completed.
Please check the syslog to make sure that all nodes are upgraded successfully.
If you need to perform multiple upgrades, please wait for current upgrade
to be completed before proceeding to another upgrade.
Failure to do so may render the cards under upgrade to be unusable.
RP/0/RP0/CPU0:Router#RP/0/RP0/CPU0Jul 20 18:02:04.794 : rommon_burner[65718]: %R
OMMON_BURNER-5-progress : ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/0/CPU0Jul 20 18:19:44.573 : rommon_burner[65636]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 20 18:02:05.380 : rommon_burner[65636]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 20 18:02:05.907 : rommon_burner[65582]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 20 18:02:05.950 : rommon_burner[65584]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 20 18:02:06.244 : rommon_burner[65582]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON A is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0:Router#show logging | include rommon_burner
RP/0/RP0/CPU0Jul 20 18:02:04.794 : rommon_burner[65718]: %ROMMON_BURNER-5-progre
ss : ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/0/CPU0Jul 20 18:19:44.573 : rommon_burner[65636]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 20 18:02:05.380 : rommon_burner[65636]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 20 18:02:05.907 : rommon_burner[65582]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 20 18:02:05.950 : rommon_burner[65584]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 20 18:02:06.244 : rommon_burner[65582]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON A is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0:Router#show platform
Node
Type
PLIM
State
Config State
----------------------------------------------------------------------------0/0/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/0/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/SP
MSC(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/3/CPU0
MSC
16OC48-POS/DPT IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/RP0/CPU0
RP(Active)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
0/SM0/SP
FC/S(SP)
N/A
IOS-XR RUN
PWR,NSHUT,MON
RP/0/RP0/CPU0:Router#upgrade rommonB all disk0
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-19
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
Please do not power cycle, reload the router or reset any nodes until
all upgrades are completed.
Please check the syslog to make sure that all nodes are upgraded successfully.
If you need to perform multiple upgrades, please wait for current upgrade
to be completed before proceeding to another upgrade.
Failure to do so may render the cards under upgrade to be unusable.
RP/0/RP0/CPU0:Router#LC/0/0/CPU0Jul 20 18:26:56.764 : rommon_burner[65637]: %ROM
MON_BURNER-5-progress : ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0Jul 20 18:07:30.084 : rommon_burner[65719]: %ROMMON_BURNER-5-progre
ss : ROMMON B is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 20 18:07:30.902 : rommon_burner[65637]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 20 18:07:30.949 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 20 18:07:31.120 : rommon_burner[65585]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 20 18:07:31.645 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0:Router#show logging | include rommon_burner
RP/0/RP0/CPU0Jul 20 18:02:04.794 : rommon_burner[65718]: %ROMMON_BURNER-5-progre
ss : ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/0/CPU0Jul 20 18:19:44.573 : rommon_burner[65636]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 20 18:02:05.380 : rommon_burner[65636]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 20 18:02:05.907 : rommon_burner[65582]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 20 18:02:05.950 : rommon_burner[65584]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON A is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 20 18:02:06.244 : rommon_burner[65582]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON A is programmed successfully.
LC/0/0/CPU0Jul 20 18:26:56.764 : rommon_burner[65637]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0Jul 20 18:07:30.084 : rommon_burner[65719]: %ROMMON_BURNER-5-progre
ss : ROMMON B is programmed successfully.
LC/0/3/CPU0Jul 20 18:07:30.902 : rommon_burner[65637]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/0/SPJul 20 18:07:30.949 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/SM0/SPJul 20 18:07:31.120 : rommon_burner[65585]: %ROMMON_BURNER-5-progress
: ROMMON B is programmed successfully.
SP/0/3/SPJul 20 18:07:31.645 : rommon_burner[65583]: %ROMMON_BURNER-5-progress :
ROMMON B is programmed successfully.
RP/0/RP0/CPU0:Router#reload
Proceed with reload? [confirm]
...
RP/0/RP0/CPU0:Router#show diag
NODE 0/0/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xfe25, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/0/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-019840-1033 rev 01 dev 010cd8
HW version 0.0 S/N SAD07290129
PCA:
0073-007648-04 rev 08
Board State : IOS-XR RUN
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-20
OL-6142-01-J
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
ROM モニタ アップグレードの設定例
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/2/SP : 4OC192-POS/DPT PLIM PRESENT
NODE 0/3/SP : MSC(SP)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0xfa25, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/3/CPU0 : MSC(16OC48-POS/DPT)
MAIN: type 500060, 0800-025021-259 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD074907X6
PCA:
0073-007648-06 rev 11
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0025, Processor: 0xda13, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/RP0/CPU0 : RP
MAIN: type 100000, 0000-000000-00 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD07150223
PCA:
0073-007641-04 rev 05
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0018, Processor: 0xda13, Power: 0x001f
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.1
ROMMON: Version 1.19(20040603:013406) [CRS-1 ROMMON]
NODE 0/SM0/SP : FC/S
MAIN: type 400030, 0800-018560-800 rev 01 dev 000000
HW version 0.0 S/N SAD071701ZD
PCA:
0073-007302-06 rev 06
Board State : IOS-XR RUN
PLD:
Motherboard: 0x0019, Processor: 0x0000, Power: N/A
MONLIB: QNXFFS Monlib Version 2.2
ROMMON: Version 1.19(20040603:013227) [CRS-1 ROMMON]
RACK
0 : MINIQ
MAIN: type 0001e2, 65535-16777215-65535 rev XX dev ffffff
HW version 255.255 S/N TBC06366072
PCA:
65535-16777215-255 rev XX
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
B-21
付録 B
Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード
その他の参考資料
その他の参考資料
関連マニュアル
• 『Cisco IOS-XR Interface and Hardware Component Command Reference』
• 『Cisco IOS-XR System Management Command Reference』
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
B-22
OL-6142-01-J
A P P E N D I X
C
関連するシスコシステムズのマニュア
ル
ここでは、Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム ルータ(Cisco CRS-1 シリーズ
ルータ)および Cisco IOS-XR ソフトウェア 用のマニュアルについて説明します。
• 「ハードウェア マニュアル」(P. C-2)
• 「ソフトウェア マニュアル」(P. C-2)
• 「マニュアルの入手方法」(P. C-2)
• 「テクニカル サポート」(P. C-3)
• 「その他の資料および情報の入手方法」(P. C-5)
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
C-1
付録 C
関連するシスコシステムズのマニュアル
ハードウェア マニュアル
ハードウェア マニュアル
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム に対応するハードウェア マニュアルの全リ
ス ト に つ い て は、http://www.cisco.com に ア ク セ ス し、
『Cisco CRS-1 Series Carrier Routing System
Documentation Guide』を参照してください。
ソフトウェア マニュアル
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システムに対応するソフトウェア マニュアルの全リ
ストについては、http://www.cisco.com にアクセスし、
『About Cisco IOS-XR Software Documentation for
Release 2.0』を参照してください。
マニュアルの入手方法
シスコの製品マニュアルおよびその他の資料は、Cisco.com から入手できます。シスコではさらに、
さまざまな方法でテクニカル サポートおよびその他のテクニカル リソースを利用できるようにし
ています。ここでは、シスコ製品に関する技術情報の入手方法について説明します。
Cisco.com
シスコ製品の最新のマニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm
シスコ米国本社の Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com
日本語のマニュアルは、次の Web サイトで入手できます。
http://www.cisco.com/jp/
各国のシスコの Web サイトには、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml
マニュアルの発注方法
マニュアルの発注方法については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/pdi.htm
http://www.cisco.com/jp/(日本語)
シスコ製品のマニュアルは、次の方法でご発注いただけます。
•
Cisco.com (Cisco Direct Customers)に登録されている場合は、Ordering ツールからシスコ製品
のマニュアルを発注できます。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/partner/ordering/index.shtml
•
Cisco.com に登録されていない場合は、製品を購入された代理店へお問い合わせください。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
C-2
OL-6142-01-J
付録 C
関連するシスコシステムズのマニュアル
テクニカル サポート
テクニカル サポート
Cisco Technical Support では、シスコシステムズとサービス契約を結ばれているお客様、パートナー、
リセラー、販売店を対象として、評価の高い 24 時間体制のテクニカル サポートを提供しています。
Cisco.com でご利用になれる Cisco Technical Support の Web サイトでは、豊富なオンライン サポー
ト リソースが提供されています。また、Cisco Technical Assistance Center (TAC) では技術者による電
話サポートも受けられます。シスコとの間で有効なサービス契約を結ばれていないお客様は、販売
代理店にご連絡ください。
Cisco Technical Support Web サイト
Cisco Technical Support Web サイトではオンライン マニュアルやツールを提供しており、シスコの
製品と技術に関する技術的な問題の解決およびトラブルシューティングにご利用いただけます。次
の URL にある Cisco Technical Support Web サイトは、24 時間 365 日ご利用いただけます。
http://www.cisco.com/techsupport
Cisco Technical Support Web サイトのすべてのツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID と
パスワードが必要です。サービス契約が有効でもまだユーザ ID またはパスワードを取得していな
い場合は、次の URL でご登録ください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
Japan TAC Web サイト
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト (http://www.cisco.com/tac)のドキュ
メントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてくだ
さい。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結ばれていない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サ
イトのドキュメントにアクセスできます。
Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ロ
グイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってく
ださい。
http://www.cisco.com/jp/register/
サービス リクエスト
S3 と S4 のサービス を最も早く受けるには、オンラインの TAC Service Request ツールを使用します
(S3 および S4 のサービス リクエストは、ネットワーク障害の程度が低い場合、または、製品情報
が必要な場合に使用します)。TAC Service Request ツールに問題の状況を入力すると、推奨される解
決方法が表示されます。その推奨リソースを使用してもまだ問題が解決しない場合は、Cisco TAC
の技術者が対応します。TAC Service Request ツールの URL は、次のとおりです。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
サービス リクエストが S1 または S2 の場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、電
話にて Cisco TAC にご連絡ください(S1 または S2 のサービス リクエストは、運用中のネットワー
クがダウンした場合、または重大な障害が発生した場合に使用します)。S1 および S2 のサービス
リクエストには TAC の技術者がただちに対応し、業務を円滑に運営できるよう支援します。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
C-3
付録 C
関連するシスコシステムズのマニュアル
テクニカル サポート
電話でサービスを受ける場合は、次の電話番号を使用してください。
アジア太平洋地域:+61 2 8446 7411(オーストラリア:1 800 805 227)
欧州・中東・アフリカ地域:+32 2 704 55 55
米国:1 800 553 2447
Cisco TAC の詳しい連絡先については、次の URL をご覧ください。
http://www.cisco.com/techsupport/contacts
サービス リクエストの重大度
シスコでは、標準のフォーマットですべてのサービス リクエストを受け付けるために、問題の重大
度を次のように設定しています。
重大度 1(S1)
:ネットワークが「ダウン」している場合、または、業務に致命的な支障をきたして
いる場合。24 時間体制であらゆる手段を使用して問題の解決にあたります。
重大度 2(S2)
:運用しているネットワークのパフォーマンスが著しく低下している場合、または、
シスコ製品のパフォーマンスの低下により業務の主要部分に悪影響がでている場合。通常の業務時
間内にフルタイムで問題の解決にあたります。
重大度 3(S3)
:運用しているネットワークのパフォーマンスは低下しているが、ほとんどの業務に
支障がない場合。通常の業務時間内にサービスの復旧を行います。
重大度 4(S4)
:シスコ製品の機能、設置、または設定に関する情報またはサポートが必要で、業務
への影響がほとんどまたは全くない場合。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
C-4
OL-6142-01-J
付録 C
関連するシスコシステムズのマニュアル
その他の資料および情報の入手方法
その他の資料および情報の入手方法
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報については、さま
ざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手することができます。
•
Cisco Marketplace では、シスコのさまざまな書籍、リファレンス ガイド、ロゴ入り商品を提供
しています。シスコの直販サイトである Cisco Marketplace には、次の URL からアクセスしてく
ださい。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
• 『Cisco Product Catalog』には、シスコが提供するネットワーキング製品と、その注文方法やカ
スタマー サポート サービスについての情報があります。
『Cisco Product Catalog』には、次の
URL からアクセスしてください。
http://cisco.com/univercd/cc/td/doc/pcat/
•
Cisco Press では、さまざまなネットワーキング、トレーニング、および資格に関する出版物を
発行しています。初心者から上級者まで、幅広い読者に対応しています。Cisco Press の最新の
出版情報などについては、次の URL からアクセスできます。
http://www.ciscopress.com
• 『Packet』は、シスコシステムズが発行するユーザ向けの専門誌で、インターネットやネット
ワークへの投資を最大限に活用する際に役立ちます。『Packet』は季刊誌になっており、業界
の最新動向、技術革新、シスコの製品やソリューションに関する情報に加え、ネットワークに
おける機能の配備やトラブルシューティングのヒント、設定例、お客様の事例研究、認定や教
育に関する情報、および多数の詳細なオンライン リソースを紹介しています。
『Packet』には、
次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/packet
• 『iQ Magazine』はシスコシステムズの季刊誌で、成長企業がどのようにテクノロジーを利用す
れば増収、業務の合理化、およびサービスの増加を図れるか、という情報を提供しています。
この雑誌では、読者が技術投資の判断を正しく下せるように、実際の事例研究やビジネス戦略
を用いて、企業の直面する課題やその解決に役立つ技術を明らかにしています。
『iQ Magazine』
には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/go/iqmagazine
• 『Internet Protocol Journal』はシスコシステムズの季刊誌で、公衆向けか私用向けかに関係なく
広くインターネットやイントラネットの設計、開発、運用に携わる技術者の方を対象にしてい
ます。『Internet Protocol Journal』には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/ipj
•
シスコシステムズでは、ネットワークに関連した最高水準のトレーニングを実施しています。
トレーニングの最新情報については、次の URL で確認できます。
http://www.cisco.com/jp/
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
C-5
付録 C
関連するシスコシステムズのマニュアル
その他の資料および情報の入手方法
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
C-6
OL-6142-01-J
A P P E N D I X
D
正規表現、特殊文字、およびパターン
の理解
ここでは、大量のコマンド出力を検索するために利用する正規表現、特殊文字、ワイルド カード、
そしてパターンについて説明します。
• 「正規表現」(P. D-1)
• 「特殊文字」(P. D-2)
• 「文字パターンの範囲指定」
(P. D-2)
• 「複数文字パターン」(P. D-3)
• 「量指定子を使った複雑な正規表現」(P. D-3)
• 「パターンの選択」
(P. D-4)
• 「位置指定文字」
(P. D-4)
• 「アンダースコア ワイルド カード」
(P. D-4)
• 「パターンの呼び出しに使われる括弧」(P. D-4)
正規表現
正規表現とは、パターン化した表現(句、数字、句や数字の複雑な組み合わせ)のことです。
•
正規表現には大文字と小文字の区別があり、複雑な一致条件を満たすことができます。簡単な
正規表現では、たとえば Serial、misses、または 138 のようになります。
•
複雑な正規表現は、たとえば 00210...、( is )、または [Oo]utput のようになります。
正規表現は、1 文字のパターンも複数の文字の組み合わせのパターンも使用できます。つまり、正
規表現では、コマンド出力の同じ文字と一致する 1 文字を指定することも、コマンド出力の同じ複
数文字と一致する複数文字を指定することもできます。コマンド出力に表示されるパターンを文字
列と呼びます。
最も簡単な正規表現は 1 文字だけで構成され、コマンド出力内の同じ文字と一致します。英文字
(A-Z、a-z)
、数字(0-9)、そして他のキーボード上の文字(たとえば ! または ~)は、1 文字パター
ンとして使用できます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
D-1
付録 D
正規表現、特殊文字、およびパターンの理解
特殊文字
一部のキーボード文字は、正規表現として使用されると特別な意味を持ちます。表 D-1 に、このよ
うな特殊な文字を示します。
表 D-1
特殊な意味を持つ文字
文字
特殊文字としての意味
.
任意の 1 文字(スペースを含む)と一致する。
*
直前のパターンが 0 回またはそれ以上連続する場合に一致する。
+
直前のパターンが 1 回またはそれ以上連続する場合に一致する。
?
直前のパターンが 0 または 1 つある場合に一致する。
^
文字列の先頭に一致する。
$
文字列の最後の部分と一致する。
_ (アンダースコア) コンマ(,)、左波括弧({)
、右波括弧(})、左丸括弧( ( )
、右丸括弧( ) )、
文字列の始め、文字列の終わり、またスペースと一致する。
これらの特殊文字を、普通の 1 文字のパターンとして使うには、バックスラッシュ(\)を特殊文字
の前に置き、特殊文字として機能しないようにします。次の例に、ドル記号、アンダースコア、そ
してプラス記号と一致する 1 文字パターンを示します。
\$ \_ \+
文字パターンの範囲指定
1 文字パターンの範囲指定は、コマンド出力との一致に利用することができます。1 文字パターン
の範囲を指定するには、1 文字 パターンを角括弧([ ])で囲みます。パターンに一致させるには、
指定範囲の文字のうちどれか 1 つが、検索対象の文字列の中に存在していなければいけません。た
とえば、[aeiou] は、小文字で表した母音(aeiou)のうちどれか 1 つと一致していればよく、一方、
[abcdABCD] では、大文字または小文字アルファベットの最初の 4 文字のうちどれか 1 つと一致し
ていればよいということです。
範囲の始めと終わりの文字の間にダッシュ(-)を入れることで、文字の範囲の表現を次の例のよう
に簡略化できます。
[a-dA-D]
ダッシュを 1 文字パターンとして検索範囲に追加するには、バックスラッシュを前につけたダッ
シュをもう 1 つ加えます。
[a-dA-D\-]
角括弧(])もまたバックスラッシュを前につけることで 1 文字パターンとして範囲に含めることが
できます。
[a-dA-D\-\]]
範囲の始めにキャレット(^)をつけると、指定範囲以外の文字と一致する条件に変えることがで
きます。次に、範囲内の文字以外であればどの文字でも一致するという例を示します。
[^a-dqsv]
次に、右角括弧(])または d 以外であればどの文字でも一致するという例を示します。
[^\]d]
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
D-2
OL-6142-01-J
付録 D
正規表現、特殊文字、およびパターンの理解
複数文字パターン
複数文字の正規表現は、文字、数字、そして特殊な意味をもたないキーボード文字を繋ぎ合わせて
作成します。複数文字パターンでは、文字の順序が重要になります。a4% という正規表現は、a の
後に 4、そしてその後に % 記号が続く文字列と一致します。文字列に a4% がこの順序で含まれて
いない場合は、そのパターンとは一致しません。
複数文字の正規表現である a. は、ピリオドの特殊文字としての役割を利用します。そのため、a の
後に何か 1 つ文字があれば一致します。この正規表現の例では、ab、a!、および a2 はすべて条件に
あった文字列となります。
特殊文字になっているキーボード文字を、普通の文字として指定するには、その文字の前にバック
スラッシュを置きます。文字の前にバックスラッシュを置くことで、特殊文字としての役割を無効
にできます。たとえば、a\. という表現をコマンド構文で使用すると、a. という文字列だけが一致し
ます。
すべての文字、数字、キーボード文字、または文字、数字、そしてキーボード文字の組み合わせな
どを含んだ複数文字の正規表現は、有効な正規表現です。たとえば、telebit 3107 v32bis などは正規
表現として有効です。
量指定子を使った複雑な正規表現
量指定子を使ってさらに複雑な正規表現を作り、指定した正規表現で複数のパターンに一致するよ
う、Cisco IOS-XR ソフトウェアに指示を出すことができます。表 D-2 に、正規表現で繰り返し回数
を指定する特殊文字を示します。
表 D-2
量指定子として使われる特殊文字
文字
説明
*
0 個またはそれ以上の 1 文字パターンまたは複数文字パターンと一致する。
+
1 個またはそれ以上の 1 文字パターンまたは複数文字パターンと一致する。
?
0 または 1 個の 1 文字パターンまたは複数文字パターンと一致する。
次に、a が任意の回数続くパターンと一致する例を示します。a がない場合も含みます。
a*
次に、a が任意の回数続くパターンで、最低 1 つの a を含むパタ−ンと一致する例を示します。
a+
次のパターンは、bb または bab と一致します。
ba?b
次のパターンは、任意の数のアスタリスク(*)と一致します。
\**
複数文字パターンと共に量指定子を使うには、パターンを丸括弧で括ります。次に、複数文字列 ab
が任意の回数続くパターンと一致する例を示します。
(ab)*
次は複雑な例で、英字 1 つと数字 1 つのペアが、1 回またはそれ以上続くパターンと一致する例で
す。
([A-Za-z][0-9])+
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
D-3
付録 D
正規表現、特殊文字、およびパターンの理解
量指定子(*、+、?)を使ったパターン マッチングは、一番長い表現から先に行われます。ネスト
された表現の場合、外側から内側の表現へと順にマッチングが行われます。連結された表現は、左
側の表現の始めからパターン マッチングが行われます。この正規表現は、文字が数字の前に置かれ
ているため、A9b3 には一致しますが、9Ab3 には一致しません。
パターンの選択
文字列に対してマッチングを行うパターンは、複数から選択することができます。選択可能なパ
ターンは縦棒(|)で区切ります。文字列と一致できるのは、選択可能なパターンのうち、どれか 1
つだけです。たとえば、codex|telebit という正規表現は、codex または telebit という文字列どちらか
1 つと一致します。codex と telebit の両方を持つ文字列にのみ一致するということではありません。
位置指定文字
位置指定文字は、文字列の始めまたは終わりに対して正規表現のパターンを一致させるのに使いま
す。表 D-3 に示す特殊文字を使って文字の一部に正規表現を付けることができます。
表 D-3
位置指定に使われる特殊文字
文字
説明
^
文字列の先頭と一致する。
$
文字列の末尾と一致する。
たとえば、^con という正規表現は、con で始まるどの文字列とも一致し、sole$ は、sole で終わるど
の文字列とも一致します。
^ 記号は、文字列の始まりを示すほか、角括弧で囲んだ文字列の範囲の中で使用した場合は、論理
関数の「not」として扱われます。たとえば、[^abcd] という表現は、a、b、c、および d 以外の文字
ならどれでも一致するという範囲を指定します。
アンダースコア ワイルド カード
文字列の先頭(^), 文字列の末尾($)、丸括弧(( ))
、スペース( )、波括弧({})
、コンマ(,)、お
よびアンダースコア(_)と一致させるには、アンダースコア文字を使います。アンダースコア文
字は、文字列の任意の場所に存在するパターンを指定するのに使用できます。たとえば、_1300_
は、1300 が含まれる文字列で、1300 の前または後にスペース、括弧、コンマ、またはアンダース
コアがくる文字列のどれとも一致します。_1300_ は、{1300_ という正規表現と一致しますが、21300
や 13000t といった正規表現とは一致しません。
アンダースコア文字は、長い正規表現のリストの代わりにもなります。たとえば、
^1300( ) ( )1300$ {1300, ,1300, {1300} ,1300, (1300、とする代わりに、単に _1300_ と指定できます。
パターンの呼び出しに使われる括弧
パターンの出現回数を増やすには、括弧を複数文字正規表現と共に使います。Cisco IOS-XR ソフト
ウェアは、パターンを記憶し、それを正規表現内の他の場所で使うことができます。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
D-4
OL-6142-01-J
付録 D
正規表現、特殊文字、およびパターンの理解
先に使用したパターンを記憶して再利用する正規表現を作成するには、特定のパターンを記憶する
ために丸括弧を使い、バックスラッシュ(\)の後に番号を振ったものを、記憶したパターンの再利
用に使います。番号は、正規表現内の丸括弧の出現番号を指定するものです。正規表現の中に、1
つ以上の記憶されたパターンがある場合は、\1 が最初に記憶されたパターン、\2 は 2 番目に記憶さ
れたパターンという形で続きます。
次は、パターンの記憶のために丸括弧を用いた正規表現です。
a(.)bc(.)\1\2
この正規表現と一致する文字列は、a、任意の文字(1 番目の文字)、b、任意の文字(2 番目の文
字)、再び 1 番目の文字、そして 2 番目の文字が続く文字列になります。たとえば、aZbcTZT とい
う文字列はこの正規表現と一致します。ソフトウェアが 1 番目の文字である Z と 2 番目の文字であ
る T を記憶するので、正規表現の最後で再び Z と T が使われます。
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D-5
付録 D
正規表現、特殊文字、およびパターンの理解
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
D-6
OL-6142-01-J
G L O S S A R Y
A
AAA
Authentication, Authorization, and Accounting(AAA; 認証、許可、アカウンティング)の略。Cisco CRS-1 シ
リーズ ルータ またはアクセス サーバにアクセス制御を設定するためのプライマリ フレームワークを
提供するネットワーク セキュリティ サービスです。AAA は、独立していながら密接に関連する 3 つの
セキュリティ機能を一貫した方法で設定するための構造的フレームワークおよびモジュール型の手段
です。
ACL を参照してください。
Access Control List
(アクセス制御リスト)
ACK
Acknowledged (確認応答)の略。ネットワーク デバイス間で送信される通知で、イベント(たとえば、
メッセージの受信など)の発生を確認したことを通知します。
ACL
Access Control List (アクセス制御リスト)の略。ルータへのアクセスとルータからのアクセスを制御
するためのリストで、ルータによって管理されます。ある IP アドレスのパケットがルータ上の特定の
インターフェイスから送信されないようにするなど、さまざまなサービスに利用されます °
Active (アクティブ)
システム タスクを行うカードまたはプロセスを指します。冗長構成では、アクティブになることので
きる、非アクティブのスタンバイ カードまたはプロセスが用意されています。アクティブ カードまた
はプロセスは、プライマリと呼ばれることもあります。
Active Software Set
(アクティブ ソフト
ウェア セット)
adSCp
Cisco CRS-1 シリーズ ルータの 1 つまたは複数のノードでアクティブになっている Cisco IOS-XR ソフト
ウェア パッケージのセットです。
すべての非 dSC ノードで動作している dSCp のことを auxiliary designated shelf controller process(adSCp;
補助デジグネート シェルフ コントローラ プロセス)と呼びます。
affinity
(アフィニティ)
MPLS トラフィック処理トンネルが通過するリンクの属性に関する、MPLS トラフィック処理トンネル
の必要条件です。トンネルのアフィニティ ビットとアフィニティ マスク ビットは、トンネルを保持す
るさまざまなリンクの属性ビットと一致する必要があります。
Application-Specific
Integrated Circuit
(特定用途向け IC)
ASIC を参照してください。
ASIC
Application-Specific Integrated Circuit (特定用途向け IC)の略。特定のハードウェア デバイス用に設計
された IC チップ。ASIC は、特定の種類の伝送プロトコルなど、特定用途向けのチップです。
Active RP (アクティ RP の冗長ペアのうちのアクティブな RP です。システムの起動時に、スロット 0 のプライマリ RP がア
ブ ルート プロセッサ) クティブ RP になります。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
1
Glossary
Active Software
Configuration
(アクティブ ソフト
ウェア設定)
あるノードにおいてアクティブとなっているソフトウェア設定です。
Algorithm
(アルゴリズム)
問題を解決に導くための明確なルールまたはプロセスです。ネットワークの分野では、特定の送信元か
ら特定の宛先に送られるトラフィックに対して最適なルートを判断するために、よくアルゴリズムが利
用されます。
B
Bandwidth (帯域幅)
一定の時間内で伝送できるデータの量です。デジタル デバイスにおいては、帯域幅は通常 1 秒あたり
のビット数(bps)
、または 1 秒あたりのバイト数で表示されます。
bdSC
Backup designated shelf controller (バックアップ デジグネート シェルフ コントローラ)の略。dSC が故
障した場合、バックアップの shelf controller (SC; シェルフ コントローラ)が、dSC の役割を引き継ぎ
ます。
Beacon (ビーコン)
すべてのラックを繋ぐ制御イーサネット上で、dSC から他の SC へ周期的に送信される特別なイーサ
ネット メッセージです。
Benes
ステージ間のファブリックで使用されるスイッチング アルゴリズムです。この Benes ネットワークで
は、ネットワークを通過するデータのパスは、入力ポートと出力ポート間の相互接続に基づき、集中制
御回路で計算されます。
BER
Bit Error Rate (ビット エラー レート)の略。エラーのある受信ビットの割合。
BGP
Border Gateway Protocol (境界ゲートウェイ プロトコル)の略。自律システム間で使用されるルーティ
ング プロトコル。BGP は、ディスタンス ベクター ルーティング プロトコルで、接続情報と BGP 属性
の追加セットを搬送します。これらの属性によって、宛先へ到達するための最適ルートを決定するポリ
シーに幅を持たせることができます。
bistate alarm (バイス
テート アラーム)
アクティブでなくクリアできないアラーム(イベント)です。たとえば、ファン障害アラームは、バイ
ステート アラームになります。
bit error rate (ビット
エラー レート)
BER を参照してください。
BOOTP
BOOTstrap Protocol (ブートストラップ プロトコル)の略。ノードの IP アドレス、サーバ アドレス、
デフォルト ゲートウェイなどのネットワーク情報を取得するために、ノードによって使用される
TCP/IP プロトコル。ノードは、UDP パケットで BOOTP サーバに BOOTP 要求を送信し、その BOOTP
サーバが要求された情報を返します。BOOTP の要求と応答には IP ブロードキャスト機能が使用されま
す。この機能を使用することで、実際の IP アドレスがわからなくてもメッセージを送信できます。
Border Gateway
Protocol (境界ゲート
ウェイ プロトコル)
BGP を参照してください。
C
Committed Access Rate (専用アクセス レート)の略。CAR および DCAR (distributed CAR)サービス
は、柔軟な基準に基づいて、インターフェイスまたはサブインターフェイスの入力と出力の伝送速度を
制限します。
CAR
card type
(カード タイプ)
スロットに挿入されているカードのタイプです。
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2
OL-6142-01-J
Glossary
CDP
Cisco Discovery Protocol (シスコ検出プロトコル)の略。すべてのシスコ製デバイスで動作し、各デバ
イスが近接するデバイスに関する情報を得て交換できるようにします。CDP では、広く知られている
マルチキャスト MAC (メディア アクセス制御)アドレスを使用します。システムの初期化中に、これ
らのパケットを Cisco IOS ソフトウェア CPU へ転送するよう、ASIC (特定用途向け IC)が設定され、
Cisco IOS ソフトウェア CPU がパケットの処理を行います。
Cisco.com
シスコの Web サイトです。
class map
(クラス マップ)
パケットを特定のクラスに一致させるために使用されます。
class of service
(サービス クラス)
CoS を参照してください。
CLI
Command Line Interface (コマンドライン インターフェイス)の略。テキストベースのユーザ インター
フェイスで、オペレーティング システムおよびアプリケーションで使用されます。CLI では、指定され
た行にコマンドを入力して表示されたプロンプトに応答し、システムからの応答を受け取り、別のコマ
ンドを入力するというように操作を行います。一般的に、現在の UNIX ベースのシステムのほとんど
は、CLI と グラフィカル ユーザ インターフェイスの両方を備えています。
システムに保存された特定のノードの設定です。RP は、起動時にコミット済みの設定をメモリに読み
Committed/Saved
込みます。
Software Configuration
(コミット済み / 保存済
みソフトウェア設定)
Composite Directory
(複合ディレクトリ)
対応するパッケージすべてをグループとして管理する複合 PIE ファイル用のディレクトリです。
Configuration register
(構成レジスタ)
シスコ製ルータで使われる、ユーザによる設定が可能な 16 ビットの値で、これにより初期化中にルー
タがどのように動作するかが決まります。構成レジスタは、ハードウェアおよびソフトウェアのどちら
にも保存できます。ハードウェアでは、ジャンパを使用してビット位置を設定します。ソフトウェアで
は、設定コマンドを使用して 16 進値を指定することでビット位置を設定します。16 進または 10 進の
値は、ルータの次回起動時に使用する 16 ビットの構成レジスタの値を表します。値の範囲は 0x0 ∼
0xFFFF です(10 進法では 0 ∼ 65535)
。
Control Plane
(制御プレーン)
制御プレーンは、データ プレーンの動作を監督するもので、データ プレーンが滞りなく効率的に動作
できるよう、リソースの割り当て、情報提供、およびエラー処理を行います。
CORBA
Common Object Request Broker Architecture の略。OMG に準拠したオブジェクト間の標準インターフェ
イスを提供する仕様。CORBA により、アプリケーションの場所や設計とは無関係に、アプリケーショ
ンが相互に通信できるようになります。
CoS
Class of Service (サービス クラス)の略。上位レイヤ プロトコルがそのメッセージをどう扱うかを下
位レイヤ プロトコルに要求するための指示。SNA サブエリア ルーティングでは、サブエリア ノードが
CoS 定義を使用し、セッションを確立するためのオプションのルートを決定します。CoS 定義は、仮想
ルート番号と伝送プライオリティ フィールドで構成されます。定期的に繰り返す信号を使用して同期
プロセスを制御します。
Craft Works Interface
CWI を参照してください。
CWI
Craft Works Interface の略。Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システムの設定や操作に使用するグラ
フィカル ユーザ インターフェイス(GUI)。
CSNP
complete sequence number protocol data unit (PDU; プロトコル データ ユニット)の略。データベースの
同期を保つために、OSPF ネットワークの指定ルータによって送信される PDU です。
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3
Glossary
D
DCC
data communication channel (データ通信チャネル)の略。SONET オーバーヘッドのネットワーク エレ
メント間で、プロビジョニングおよびメンテナンスのデータや情報を搬送するチャネルです。
DC PEM
DC Power Entry Module (DC 電源入力モジュール)の略。
DDTS
Distributed Defect Tracking System の略。ソフトウェアのバグやその解決策を追跡する方法のこと。
DHCP
Dynamic Host Configuration Protocol (動的ホスト構成プロトコル)の略。IP アドレスを動的に割り当て
るメカニズムで、ホストが必要としなくなったアドレスを再利用することができます。
DIMM
Dual In-line Memory Module の略。メモリ IC を搭載した小さな基板で、SIMM (single-in-line memory
modules)とは異なり、信号ピンと電源ピンが基板の両側に付いています。
DNS
Domain Name System (ドメイン ネーム システム)の略。インターネットまたはプライベート イントラ
ネットで使用される、ホスト コンピュータの名前を IP アドレスに変換するメカニズムです。DNS は、
インターネット上に直接存在しないホスト コンピュータに、インターネットで正式登録されている名
前と同じ形式の名前を持たせることができます。
DPT
Dynamic Packet Transport (ダイナミック パケット トランスポート)の略。
DS3
Digital Signal Level 3 の略。45Mbps 非同期通信のフォーマットで、T1 回線を 28 本までサポートします。
Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システムのキューイングでは、DS3 までの通信リンクをサポートし
ます。
dSC
Designated Shelf Controller (デグジネート シェルフ コントローラ)の略。物理シェルフ コントローラ
で、指定の「マスター」シェルフ コントローラとして Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム全
体に機能を提供します。dSC は、ライン カード シャーシに搭載されている route processor (RP; ルート
プロセッサ)の中から選択されます。
dSCp
dSC ノードで動作する dSC プロセス。すべての非 dSC ノードで動作する dSCp は、補助デグジネート
シェルフ コントローラ プロセスまたは adSCp と呼びます。
DWDM
Dense Wavelength Division Multiplexing (高密度波長分割多重)の略。
Dynamic Host
Configuration Protocol
DHCP を参照してください。
Dynamic Packet
Transport
(ダイナミック パケッ
ト トランスポート)
Dynamic Packet Transport (DPT; ダイナミック パケット トランスポート)リングは、二重ファイバ リン
グであり、それぞれのデータ転送方向が逆になっています。両方のファイバを同時に使用して、データ
および制御トラフィックの両方を伝送します。
E
eBGP
external Border Gateway Protocol(外部境界ゲートウェイ プロトコル)の略。異なる自律システムにある
ルータ間で BGP セッションを確立します。
eBGP は、異なるネットワーク ドメイン間で通信を行います。
ECC
Error Correction Code (エラー訂正コード)は、Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム のメモリ
内のエラーを訂正するために使用されます。
EEPROM ID
Electrically Erasable Programmable Read-only Memory (電気的消去再書き込み可能 ROM)には、基板の
アセンブリおよびテストの履歴が記録されています。バックプレーン EEPROM ID は、ラックをラック
番号にマッピングするために使用されます。その後、このラック番号には、dSC プライオリティが割り
当てられます。
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Glossary
EGP
Exterior Gateway Protocol (外部ゲートウェイ プロトコル)の略。異なる自律システム間で情報を交換
するためのインターネット プロトコル。
Egress (出力)
出力チャネルのことです。
Ethernet
(イーサネット)
ローカル エリア ネットワークのためのネットワーク テクノロジーの 1 つです。
extensible markup
language
XML を参照してください。
Exterior Gateway
Protocol (外部ゲート
ウェイ プロトコル)
EGP を参照してください。
external Border
Gateway Protocol
(外部境界ゲートウェ
イ プロトコル)
eBGP を参照してください。
F
Fabric
(ファブリック)
すべてのライン カード間の接続のこと。スイッチ ファブリックとも呼びます。
Failover
(フェールオーバー)
Switchover (スイッチオーバー)を参照してください。
各ライン カード シャーシには、ファン アセンブリを管理するためのファン コントローラが、冗長性を
Fan Controller
(ファン コントローラ) もたせて 2 基インストールされています。ファン コントローラ カードには、BITS タイミング コネク
タがあります。
Fan Tray
(ファン トレイ)
各ライン カード シャーシまたはスイッチ ファブリック シャーシは、2 基のファン トレイを使用しま
す。両方のシャーシでは、異なるファン トレイが使用されます。
fast reroute (ファース FRR を参照してください。
ト リルーティング)
FAT32
32 bit File Allocation Table (32 ビット ファイル アロケーション テーブル)の略。ハード ディスクに情
報を格納する方法の 1 つ。FAT32 は、2TB のドライブと 256 文字以上のパス名をサポートします。
FC
Fan Controller (ファン コントローラ)の略。
FCRAM
Fast Cycle Random Access Memory (高速サイクル ランダム アクセス メモリ)の略。Cisco CRS-1 シリー
ズ ルーティング システムで使われている、高速で待ち時間が短いバージョンの SDRAM。
FEC
Forward Error Correction (前方エラー訂正)の略。内部ライン カードからファブリック PARO LI へのリ
ンクを含む、リンク上のエラーを訂正するために使用されます。
FIB
Forwarding Information Base (転送情報ベース)の略。
ファブリック シャーシに搭載されています。
Fiber Module
(ファイバ モジュ−ル)
FM
Fiber Module (ファイバ モジュ−ル)の略。
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OL-6142-01-J
5
Glossary
flooding
(フラッディング)
Forwarding (転送)
スイッチやブリッジで使用されるトラフィックを渡す手法です。インターフェイスで受信されたトラ
フィックは、最初に情報を受信したインターフェイス以外のすべてのインターフェイスに送信されま
す。
インターネットワーキング デバイスを経由して最終的な宛先にフレームを送信するプロセスです。
Forwarding
Information Base
(転送情報ベース)
データ パケットのスイッチングに関する情報を格納するデータベースです。FIB は、RIB 内の情報にも
とづいています。ライン カードにインストールされているルートのうち、転送に最適なルートを選び
出したものです。
Frame Relay
(フレーム リレー)
業界標準の交換データ リンク レイヤ プロトコルで、接続されたデバイス間の High-Level Data Link
Control (HDLC; ハイレベル データリンク制御)のカプセル化を利用して、多重仮想回線を扱います。
フレーム リレーは X.25 よりも効率的で、一般には X.25 に代わるプロトコルとみなされています。
FRR
fast reroute (ファスト リルーティング)の略。label switch path (LSP)内のノードまたはリンクに障害
が発生した場合に、自動的に LSP のトラフィックをリルーティングします。FRR により、LSP 上を移
動するパケットの損失が低減されます。
FRU
Field Replaceable Unit (現地交換可能装置)の略。Cisco CRS-1 シリーズ ルータの個別に発注できるコ
ンポーネントです。
FTP
File Transfer Protocol (ファイル転送プロトコル)の略。TCP/IP プロトコル スタックの一部で、ネット
ワーク ノード間でファイルを送受信するために使用されます。FTP は RFC 959 で定義されています。
G
Gbps
ギガビット / 秒。一定の時間内で送信できるデータの量。
1 ギガビットは 230 ビット、すなわち 1,073,741,824 ビットです。
GE
Gigabit Ethernet (ギガビット イーサネット)の略。
Gigabit Ethernet
(ギガビット イーサ
ネット)
すべてのシャーシ間を接続する Cisco CRS-1 シリーズ ルータ 制御バスのイーサネット速度です。
graceful restart
(正常なリスタート)
どのルータ プロセスにも影響を及ぼさないリスタートです。
graphical user interface GUI を参照してください。
(グラフィカル ユーザ
インターフェイス)
GRE
Generic Route Encapsulation の略。IP 内での IP トンネルのことです。シスコによって開発されたトンネ
リング プロトコルです。IP インターネットワーク上のリモート地点でシスコ製ルータへの仮想ポイン
トツーポイント リンクを作成することにより、IP トンネル内のさまざまなタイプのプロトコル パケッ
トをカプセル化します。GRE を使用した IP トンネリングでは、単一プロトコル バックボーン環境でマ
ルチプロトコル サブネットワークを接続することで、単一プロトコル バックボーン環境全体にネット
ワークを拡大できます。
GUI
Graphical User Interface (グラフィカル ユーザ インターフェイス)の略。ウィンドウ、メニュー、ボタ
ン、およびマウスなどを使用して操作するグラフィック ベースのユーザ インターフェイスです。
GUMA
Globally Unique MAC address の略。
IEEE によって発行される 48 ビット MAC アドレスのことです。Cisco
CRS-1 シリーズ ルータ では、内部的に地理的 MAC アドレスも使用されます。
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6
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Glossary
H
HA
High Availability (ハイ アベイラビリティ)を参照してください。
HDLC
High-Level Data Link Controller(ハイレベル データ リンク コントローラ)の略。X.25 パケット変換ネッ
トワークで使用される ISO 通信プロトコルです。HDLC は、データ リンク レイヤでのエラー訂正機能
を備え、LAP、LAPB、および SDLC のサブセットを含んでいます。
hello packet
(Hello パケット)
ルータが、近接するルータの検出および回復に使用するマルチキャスト パケットです。Hello パケット
は、クライアントがまだ動作中で、ネットワークに接続できることも示します。
Hello protocol
(Hello プロトコル)
OSPF システムによって使用されるプロトコルで、近接関係の確立および維持に使われます。
Hexadecimal
(16 進法)
16 を基数とした数字表記法。この数字表記法では、0 ∼ 9 までの数字、および 10 ∼ 15 を表す値として
A ∼ F (または a ∼ f)までの英字を使用します。最も右の桁は 16 の 0 乗で 1、次の桁は 16 の 1 乗で
16、
そしてその次の桁は 16 の 2 乗で 256 と、桁が一つ左へ移動するごとに乗数が繰り上がっていきます。
16 進法によるビット マスク、マシン アドレス、その他の低レベル定数の表示は 2 進法 より簡潔で、16
進数を異なるビット位置へ分割するのは比較的容易です。たとえば、32 ビットの長さを持つ語の最初
の 16 ビットが、16 進法での最初の 4 桁にあたります。
High Availability
(ハイ アベイラビリ
ティ)
ハイ アベイラビリティとは、システムが継続的に動作する状態をいいます。システムを「ハイ アベイ
ラビリティ」にするには、アプリケーションとデータベースサーバ、記憶装置、エンドツーエンド ネッ
トワークを含むすべてのコンポーネントが継続的なサービスを提供する必要があります。
High-Level Data Link
Controller (ハイレベ
ル データ リンク コン
トローラ)
HDLC を参照してください。
Hop (ホップ)
ネットワーク ノード間(たとえば 2 つのルータ間)のデータ パケットの移動です。Hop Count (ホッ
プ カウント)も参照してください。
Hop Count
(ホップ カウント)
送信元と宛先の距離を測定するルーティング メトリックです。
HTTP
Hypertext Transfer Protocol (ハイパーテキスト転送プロトコル)の略。テキストや画像ファイルの送受
信のために、Web ブラウザや Web サーバによって使用されるプロトコルです。HTTP は、WWW(World
Wide Web)上でファイル(テキスト、画像、音声、ビデオ、および他のマルチメディア ファイル)を
交換するための規則をまとめたものです。インターネット上での情報交換の基礎となっている TCP/IP
関連のプロトコルと同じく、HTTP もアプリケーション プロトコルの 1 つです。
Hypertext Transfer
Protocol (ハイパーテ
キスト転送プロトコ
ル)
HTTP を参照してください。
I
iBGP
internal Border Gateway Protocol (内部境界ゲートウェイ プロトコル)の略。BGP セッションは、同じ
自律システムにあるルータ間で確立されます。
ICMP
Internet Control Message Protocol (インターネット制御メッセージ プロトコル)の略。エラーを報告し、
IP パケット処理に関連する他の情報を提供する、ネットワーク レイヤのインターネット(TCP/IP)プ
ロトコルです。
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Glossary
IEP
IP explicit path (IP 明示的パス)の略。それぞれが明示的パスのノードまたはリンクを表す IP アドレス
のリストです。
IETF
Internet Engineering Task Force の略。
IGMP
Internet Group Management Protocol (インターネット グループ管理プロトコル)の略。TCP/IP ネット
ワークにおいて、マルチキャスト グループの管理を行います。IP ホストによって、そのマルチキャス
ト グループのメンバーシップを近接マルチキャスト ルータに報告にするために使用されます。
IGP
Interior Gateway Protocol (内部ゲートウェイ プロトコル)を参照してください。自律システム内でルー
ティング情報を交換するためのインターネット プロトコルです。一般的な IGP の例としては、IGRP、
OSPF、RIP があります。
Ingress (入力)
入力チャネルのことです。
Installed Software Set
(インストール済みソ
フトウェア セット)
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ にインストールされている Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージのセッ
トです。
IOS-XR
Cisco CRS-1 シリーズ ルータで使用されるシスコのオペレーティング システムです。
IIH
IS IS hello の略。近接性を維持するためにすべての IS-IS システムによって送信されるメッセージです。
Incremental Shortest
Path First
ISPF を参照してください。
Interior Gateway
Protocol (内部ゲート
ウェイ プロトコル)
IGP を参照してください。
IS-IS を参照してください。
Intermediate
System-to-Intermediate
System
Internal Border
Gateway Protocol
(内部境界ゲートウェ
イ プロトコル)
iBGP を参照してください。
Internet Control
Message Protocol
(インターネット制御
メッセージ プロトコ
ル)
ICMP を参照してください。
Internet Engineering
Task Force
IETF を参照してください。
Internet Group
Management Protocol
(インターネット グ
ループ管理プロトコ
ル)
IGMP を参照してください。
Internetwork Packet
Exchange
IPX を参照してください。
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Glossary
Interior Gateway
Protocol (内部ゲート
ウェイ プロトコル)
自律システム内でルーティング情報を交換するためのインターネット プロトコルです。一般的な IGP
の例としては、IGRP、OSPF、RIP があります。OSPF および RIP も参照してください °
IP
Internet Protocol (インターネット プロトコル)の略。TCP/IP スタック内のネットワーク レイヤ プロト
コルで、コネクションレス インターネットワーク サービスを提供します。IP は、アドレス指定、サー
ビス タイプの指定、分割と再構成、およびセキュリティなどの機能を提供します。
IPv4
IP Version 4 の略。
TCP/IP プロトコル用のネットワーク レイヤです。
コネクションレスでベストエフォー
ト型のパケット交換プロトコルです。
IPv6
IP Version 6 の略。IPv4 の代替となるプロトコルで、次世代の IP プロトコルです。IPv6 は、IPv4 との下
位互換性があり、データ セキュリティやユーザ アドレスの最大数といった、IPv4 が抱えている欠点を
修正するよう設計されています。IPv6 では、アドレス空間が 32 ビットから 128 ビットへ引き上げられ、
ネットワークおよびシステム数が無限大に広がります。また、リアルタイムの音声および映像用に
Quality of Service (QoS; サービス品質)パラメータをサポートしています。
IP version 4
IPv4 を参照してください。
IP version 6
IPv6 を参照してください。
IPX
Internetwork Packet Exchange の略。NetWare ネットワーク レイヤ(レイヤ 3)プロトコルで、サーバか
らワークステーションへのデータ転送に使われます。IPX は IP と XNS に類似しています。
IS-IS
Intermediate System-to-Intermediate System の略。DECnet Phase V ルーティングにもとづいた OSI リンク
ステート階層型ルーティング プロトコルです。そのため、IS (ルータ)はネットワーク トポロジーを
判断するために単一メトリックにもとづいてルーティング情報を交換します。
IS-IS hello
IIH を参照してください。
ISPF
Incremental Shortest Path First (SPF)の略。
K
keepalive interval
(キープアライブ イン
ターバル)
ネットワーク デバイスがキープアライブ メッセージを送信する間隔です。
keepalive message
(キープアライブ メッ
セージ)
ネットワーク デバイスから他のネットワーク デバイスへ送信されるメッセージで、デバイス間の仮想
回線がまだアクティブであることを伝えるためのものです。
L
Label Distribution
Protocol (ラベル配布
プロトコル)
MPLS に対応したルータ間で使われる標準のプロトコルで、パケット転送に使用するラベル(アドレス)
をネゴシエートするために使われます。このプロトコルのシスコ独自のバージョンが Tag Distribution
Protocol(タグ配布プロトコル)です。
LAIS
Line Alarm Indication Signal (回線アラーム検出信号)の略。アップストリームに障害が発生したことを
ダウンストリームに知らせる信号です。LAIS は、不要なダウンストリーム障害が宣言されたり、アラー
ムが生成されるのを防ぎます。
Layer 2 (レイヤ 2)
レイヤ 2 とは、広く参照されるマルチレイヤ通信モデルである Open Systems Interconnection (OSI)の
データ リンク レイヤのことを指します。データ リンク レイヤには、ブリッジまたはスイッチによって
検査されたアドレスが含まれます。レイヤ 2 の処理は、パケット解析の必要が少ないため、レイヤ 3 よ
りも高速です。
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Glossary
Layer 3 (レイヤ 3)
レイヤ 3 とは、広く参照されるマルチレイヤ通信モデルである Open Systems Interconnection (OSI)の
ネットワーク レイヤのことを指します。ネットワーク レイヤは、ネットワーク上にある近接ノードの
アドレスの把握、ルートおよびサービス品質の選択、トランスポート レイヤ メッセージの認知、およ
びローカル ホスト ドメインへのトランスポート レイヤ メッセージの転送に関わっています。
ルータはレイヤ 3 デバイスです。一部の新型のスイッチもレイヤ 3 の機能を持っています。インター
ネット プロトコル (IP)アドレスは、レイヤ 3 アドレスになります。
LC
Line card (ライン カード)の略。
LCIC
Line Card Interface Card (ライン カード インターフェイス カード)の略。ライン カード シャーシから
の内部ファイバ接続は、中央のファブリック ラックにある LCIC で終端します。
LDP
Label Distribution Protocol (ラベル配布プロトコル)を参照してください。
Line Card
(ライン カード)
Modular Service Card (モジュラ サービス カード)を参照してください。
lineup (ラインナップ) コンポーネント バージョンのリストです。ラインナップは、パッケージ、SMU、またはプロジェクト
に関連しています。
Logical Router
(論理ルータ)
Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システムは複数の論理ルータに配分することができ、各ルータは
別々に管理することが可能です。
loopback
(ループバック)
テストのために送出信号を受信側へ送り返すことです。
LOP
Loss of Pointer (ポインタ異常)の略。SONET 信号の障害状態です。受信側のネットワークが、ヘッ
ダーの H1 バイトと H2 バイトが表すポインタ値(synchronous payload envelope (SPE; 同期ペイロード
エンベロープ)の位置を示す)を識別またはロックできない状態です。
LR
Logical Router (論理ルータ)の略。
LSP
label switch path (ラベル スイッチ パス)または link-state packet (リンク ステート パケット)の略。
LSR
Label Switch Router(ラベル スイッチ ルータ)の略。LSR は、固定長のラベルだけをチェックし、MPLS
ネットワーク内でパケットを転送します。
M
MAC Address
(MAC アドレス)
mask (マスク)
maximum transmission
unit
(最大転送ユニット)
Media Access Control (メディア アクセス制御)の略。デバイスのハードウェア アドレスです。
他のデータ セットのビット パターンを拒否または受諾するために使われるビット パターンです。
MTU を参照してください。
MBI
Minimum Boot Image (最小起動イメージ)の略。カーネルと、ノードを起動するためのドライバやコ
ンポーネントの最小セットとを含んだソフトウェア イメージです。
MDA
Management Data API の略。
Metro
パケットの入力および出力処理と、転送に関する決定を行う転送エンジンです。
MIB
Management Information Base (管理情報ベース)の略。ネットワーク管理情報のデータベースで、SNMP
などのネットワーク管理プロトコルによって使用および維持されます。
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OL-6142-01-J
Glossary
Modular Services Card
(モジュラ サービス
カード)
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ アーキテクチャにおいて入力および出力パケットの処理とキューイング
機能が実行されるモジュールです。1 つのライン カード シャーシには、最高で 16 の MSC が搭載され
ます。各 MSC には、対応する PLIM (さまざまな物理インターフェイスを提供するため、PLIM にはい
くつかのタイプがあります)が必要です。MSC と PLIM は、ライン カード シャーシ ミッドプレーン上
で接続されます。
MSC はまた、ライン カードとも呼ばれます。
MOSPF
Multicast OSPF の略。OSPF ネットワークで使用される、ドメイン内マルチキャスト ルーティング プロ
トコルです。IP マルチキャスト ルーティングをサポートするために、基本 OSPF ユニキャスト プロト
コルに拡張が加えられたものです。
MPLS
Multiprotocol Label Switching (マルチプロトコル ラベル スイッチング)の略。IP トラフィックをラベ
ルを使って転送するスイッチング方法です。このラベルは、ネットワーク上のルータやスイッチに対し
て、確立済みの IP ルーティング情報をもとにどの宛先にパケットを転送するか指示します。
MPLS-TE
Multiprotocol Label Switching traffic engineering(マルチプロトコル ラベル スイッチング トラフィック処
理)の略。
MTU
Maximum Transmission Unit (最大伝送ユニット)の略。インターフェイスで処理できる最大パケットの
サイズです。
multicast OSPF
MOSPF を参照してください。
Multi Exit
Discriminator
MED を参照してください。
Multiprotocol Label
Switching
(マルチプロトコル ラ
ベル スイッチング)
MPLS を参照してください。
Multiprotocol Label
Switching traffic
engineering
(マルチプロトコル ラ
ベル スイッチング ト
ラフィック処理)
MPLS-TE を参照してください。
MSC
Modular Services Card (モジュラ サービス カード)を参照してください。
N
Netboot
(ネットブート)
tftp などのネットワーク サーバからソフトウェア イメージをロードすることです。
Node (ノード)
Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム に取り付けられ、動作しているカードです。
Non-stop forwarding
NSF を参照してください。
NSF
Non-stop forwarding の略。フェールオーバー、プロセス リスタート、およびソフトウェア パッケージ
のアップグレードやダウングレードなどのイベント中でもパケットが流れ続けます。
NVRAM
Non-Volatile Random Access Memory (不揮発性 RAM)の略。バッテリー電源が永久的に接続されてい
るために不揮発性の記憶装置になっている静的ランダム アクセス メモリです。
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OL-6142-01-J
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Glossary
O
OCn
Optical Carrier (光キャリア)n の略。n の部分は、SONET ネットワーク内のさまざまなスピードに応じ
て、3、12、48、または 192 の数値が入ります。
OIM
OSI Internet Management の略。OSI ネットワーク管理プロトコルを使用して TCP/IP ネットワークを管理
する方法の仕様を策定することを目的としたグループです。
OIR
Online Insertion and Removal (ホットスワップ)の略。動作中のシャーシまたはシステムで、システム
やカードそのものに悪影響を与えずにカードの挿入および取り外しができることです。
OMG
Object Management Group の略。オブジェクト指向プログラミングの標準化を目的とした団体です。あ
らゆるタイプのプラットフォーム上で、あらゆるタイプの開発環境を使って動作するメソッドおよび
データにより、共通のバイナリ オブジェクトを規定することが目的です。Common Object Request Broker
Architecture (CORBA)は、OMG の委員会の 1 つによって策定されました。
Open Shortest Path
First
OSPF を参照してください。
ORF
Outbound Route Filter の略。BGP スピーカーから、発信ポリシーとして適用する近接のデバイスに受信
ポリシーを送ることができます。これにより、受信側ではなく送信側で不要なルートをフィルタするこ
とができます。
OSPF
Open Shortest Path First の略。リンク ステート、階層的 Interior Gateway Protocol (IGP; 内部ゲートウェ
イ プロトコル)のルーティング アルゴリズムで、インターネットの世界では、RIP に代わるものとし
て提案されています。OSPF は最低コスト ルーティング、マルチパス ルーティング、およびロード バ
ランスを特徴としています。OSPF は、初期バージョンの IS-IS プロトコルから派生したものです。
P
Package (パッケージ) Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム にインストールされているソフトウェア コンポーネント
のグループです。
Package Installation
Envelopes
PIE file (PIE ファイル)を参照してください。
Packet (パケット)
情報を論理的にグループ化したもので、制御情報で構成されるヘッダーと(通常は)ユーザ データか
ら構成されます。
「パケット」は、ネットワーク レイヤのデータの単位を指す場合によく使われます。
Packet over SONET
(パケット オーバー
SONET)
PoS を参照してください。
PAP
Password Authentication Protocol (パスワード認証プロトコル)の略。PPP ピアが相互に認証できるよう
にする認証プロトコルです。ローカル ルータへの接続を試みるリモート ルータは、認証要求を送信す
る必要があります。CHAP とは違い、PAP では、パスワードおよびホスト名またはユーザ名を暗号化せ
ずに渡します。PAP 自体は不正アクセスを防ぐものではなく、単にリモート側を識別するだけです。
ユーザにアクセス権があるかどうかは、ルータまたはアクセス サーバによって判断されます。PAP は
PPP 回線のみでサポートされています。
PAROLI
Parallel Optical Link は、Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム 内のライン カードとファブリック
シャーシの相互接続に使用されます。
PAP を参照してください。
Password
Authentication Protocol
(パスワード認証プロ
トコル)
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Glossary
PCMCIA
PIE file
(PIE ファイル)
Personal Computer Memory Card International Association の略。クレジット カード サイズのメモリまたは
I/O デバイスの標準規格です。
Package Installation Envelope ファイル。PIE ファイルは、.pie 拡張子の付いたインストール可能なソフト
ウェア ファイルです。PIE は、パッケージまたは SMU の形式になっています。PIE は、IOS-XR ソフト
ウェアを配信するために使用されます。PIE には単一のコンポーネント、コンポーネントのグループ
(パッケージと呼びます)、または複数のパッケージのセットが含まれています。PIE に 1 つ以上のパッ
ケージが含まれている場合は、
「複合 PIE」と呼ばれます。
PLIM
Physical Layer Interface Module (物理レイヤ インターフェイス モジュール)の略。ライン カードに物理
インターフェイスを提供します。また、Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システムに接続しているラ
イン インターフェイス用のフレーム構成、クロック リカバリ、チャネル化、および光信号送信など、
メディア固有の機能も扱います。
PODS
Parallel Optical DeviceS の略。12 ファイバ リボン ケーブルを VCSEL レーザーに接続する安価な光テク
ノロジーのことです。
Point Of Presence
(アクセス ポイント)
インターネット サービス プロバイダーが Local Exchange Carrier (LEC; 地域の電話会社)との相互接続
に使う機器を設置するための物理的な場所です。
Point-to-point protocol
(ポイントツーポイン
ト プロトコル)
PPP を参照してください。
POP
policy map
(ポリシー マップ)
PoS
Power Shelves
(電源シェルフ)
PPP
Point of Presence (アクセスポイント)を参照してください。
(一般的に大手の)サービス プロバイダー
が電気通信およびネットワーク機器を収容している場所です。
トラフィック ポリシー名を指定し、トラフィック ポリシーを設定します。
Packet over SONET (パケット オーバー SONET)の略。コア ルータ が SONET または SDH フレーム上
でネイティブの IP パケットを直接送信できるようにします。
各シャーシには、2 つの電源シェルフが取り付けられています。電源シェルフのタイプは、取り付けご
とに異なります。使用できるタイプは、Delta AC 電源シェルフ、Wye AC 電源シェルフ、および DC 電
源シェルフです。
Point-to-Point Protocol (ポイントツーポイント プロトコル)の略。SLIP の後継プロトコルで、同期およ
び非同期回線上でルータ ツー ルータおよびホスト ツー ネットワークの接続を提供します。SLIP は IP
で動作するよう設計されていましたが、PPP は、IP、IPX、ARA などの複数のネットワーク レイヤ プ
ロトコルで動作するように設計されています。また、PPP には CHAP や PAP などのセキュリティ メカ
ニズムが備わっています。PPP は、LCP および NCP という 2 つのプロトコルを必要とします。
Primary (プライマリ) システム タスクを行うカードまたはプロセスを指します。冗長設定では、プライマリになることので
きる、非アクティブのスタンバイ カードまたはプロセスが用意されています。アクティブ カードやプ
ロセスをアクティブと呼ぶことがあります。
Primary RP (プライマ シャーシに取り付けられているアクティブ ルート プロセッサのことです。各シャーシには、2 つのルー
リ ルート プロセッサ) ト プロセッサがあります。1 つはプライマリまたはアクティブ ルート プロセッサとして、もう 1 つは
スタンバイまたは冗長ルート プロセッサとして機能します。
pwd
Present Working Directory (現在の作業ディレクトリ)の略。cd コマンドによって定義されているディ
レクトリです。pwd コマンドを使用すると、どのディレクトリやファイル システムが cd コマンドでデ
フォルトとして指定されているかを表示できます。
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Glossary
Q
QoS
Quality of Service (サービス品質)の略。保証帯域幅、遅延、配信保証などのデータ フローを表すパラ
メータのセットです。
Query (クエリ)
ビーコン メッセージが検知されない場合、最初に選択アルゴリズムが動作したときに SC から送信され
る特別なイーサネット メッセージです。
R
Rack OIR
(ラック OIR)
ライン カードまたはファブリック シャーシ全体を、システムに取り付け、取り外しすることを示すイ
ベントです。dSC の場合は、制御プレーン イーサネットを介して、制御プレーンへの SC の取り付け、
取り外しを行うことを示します。ファブリック OIR との関連はありません。
RBOC
Regional Bell Operating Company を参照してください。
RCP
Remote Copy Protocol (リモート コピー プロトコル)の略。ネットワーク上のリモート ホストやリモー
ト サーバにあるファイル システムから、またはそのファイルシステムへのファイル コピーを可能にす
るプロトコルです。
RCP プロトコルでは、
TCP を使用して信頼性の高いデータの配信を実現しています。
Regional Bell Operating AT&T 社の分割によって生まれた 7 つの地域電話会社です。RBOC では州の境界を越えない運営をして
います。
Company
Resource Reservation
Protocol (リソース予
約プロトコル)
RSVP を参照してください。
RIB
Routing Information Base (ルーティング情報ベース)の略。FIB の選択に使用できるすべてのルートの
セットです。RIB には基本的に、選択に使用できるルートがすべて含まれています。RIB は、動的ルー
ティング プロトコルを介して検知したすべてのルート、直接接続しているすべてのネットワーク(た
とえば、特定のルータのインターフェイスが接続されているネットワーク)、静的ルートなどの追加設
定されたルート、の集まりです。
RIP
Routing Information Protocol (ルーティング情報プロトコル)の略。UNIX BSD システムに同梱されてい
る Interior Gateway Protocol (IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)です。インターネットでは、最も一
般的な IGP です。RIP ではホップ カウントをルーティング メトリックとして使用します。hop count
(ホップ カウント)、IGP、および OSPF も参照してください。
rlogin
remote login (リモート ログイン)の略。UNIX ホストへのログインに使用されます。
ROMMON
ROM モニタ プログラムのこと。ROMMON は、FLASH または ROM から実行され、基板を初期化して
高レベル オペレーティング システムをロードするシングル スレッドのプログラムです。ROMMON は、
システムのデバッグや、システムを手動で起動するために使用します。
ROM Monitor
(ROM モニタ)
ROMMON を参照してください。
Route Processor
(ルート プロセッサ)
Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム の実行制御ソフトウェアを含むカードです。2 つの RP が
冗長なペアとして各ライン カード シャーシの専用スロットに搭載されています。
Router (ルータ)
Routing
(ルーティング)
ネットワーク レイヤ デバイスで、1 つまたは複数のルーティング メトリックを使用して、ネットワー
ク トラフィックを転送する最適なパスを決定します。ルータは、ネットワーク レイヤ情報をもとに、
パケットをあるネットワークから他のネットワークへ転送します。
宛先ホストへのパスを見つけるプロセスです。ルーティングは大規模ネットワーク上ではかなり複雑に
なります。これは、大規模ネットワークでは、パケットが最終の宛先ホストにたどりつくまでに経由す
る中間の宛先が数多く考えられるためです。
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Glossary
Routing Domain
(ルーティング ドメイ
ン)
Routing Information
Protocol (ルーティン
グ情報プロトコル)
Routing Metric
(ルーティング メト
リック)
エンド システムと中間システムのグループで、同じ管理ルールにもとづいて動作します。各ルーティ
ング ドメイン内には 1 つまたは複数のエリアがあり、各エリアはエリア アドレスによって一意に識別
されます。
RIP を参照してください。
ルーティング アルゴリズムの 1 つで、他より効率的なルートを判断します。この情報は、ルーティン
グ テーブルに格納されています。メトリックには、帯域幅、通信コスト、遅延、ホップ カウント、ロー
ド、MTU、パス コスト、信頼性などが含まれます。単にメトリックと呼ぶこともあります。
アルゴリズムは、問題を解決に導くための明確なルールまたはプロセスです。ネットワークの分野で
は、特定の送信元から特定の宛先に送られるトラフィックに対して最適なルートを判断するために、よ
くアルゴリズムが利用されます。
Routing Protocol
(ルーティング プロト
コル)
特定のルーティング アルゴリズムを実装することでルーティングを実現するプロトコルです。ルー
ティングの例としては、BGP、OSPF、および IS-IS があります。
Routing Table
(ルーティング テーブ
ル)
ルータや一部の他のインターネットワーキング デバイスに格納されているテーブルで、特定のネット
ワークの宛先や、場合によってはルータに関連するメトリックを記録します。
RP
Route Processor (ルート プロセッサ)の略。
RPC
Reverse Path Check の略。予想される発信元 IP アドレスのインターフェイスと同じインターフェイスで
パケットが受信されたかをチェックするセキュリティ機能です。
RPF
Reverse Path Forwarding (逆方向パス転送)の略。マルチキャスト転送アルゴリズムの一部で、パケッ
トを転送するかどうかを判断します。
RSVP
Resource Reservation Protocol (リソース予約プロトコル)の略。IP ネットワーク全体のリソースの予約
をサポートするプロトコルです。IP エンド システムで動作しているアプリケーションは、RSVP を使
用して、受信したいパケット ストリームの特性(帯域幅、ジッタ、最大バーストなど)を他のノード
に知らせることができます。RSVP は IPv6 の技術を利用しています。このプロトコルは、Resource
Reservation Setup Protocol とも呼ばれます。IPv6 も参照してください。
Running Configuration
(実行時設定)
Rx
現在有効になっているルータ設定のことです。将来参照できるように複数のバージョンのルータ設定を
保存しておくことができますが、特定の時点で使用されるルータの実行時設定は常に 1 つだけです。
ファブリック リンクの受信側です。すべてのリンクは単方向です。Tx も参照してください。
S
S2 スイッチ ファブリック エレメントだけを持つスイッチ モジュールです。このスイッチモジュール
S/2 Switch Module
(S/2 スイッチ モジュー は、ファブリック シャーシにあります。
ル)
S1 Stage
(S1 ステージ)
S1、S2、S3
ファブリック ステージです。すべての S2 ステージにトラフィックを分配します。
スイッチ ファブリックのステージです。データは、ラインカードにある「sprayer」ASIC の 1 つからス
イッチ ファブリックへ入ります。その後、S1 エレメント、S2 エレメント、S3 エレメントを通過し、最
後に宛先ラインカードにある「sponge」ASIC の 1 つへ到達します。
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Glossary
S123 Switch Module
(S123 スイッチ モ
ジュール)
3 ステージすべてのスイッチ ファブリックを含むファブリック カードです。16 スロット シングル
シャーシ構成のライン カード ラックには、8 つの S123 基板があります。
S2 Stage
(S2 ステージ)
ファブリック ステージです。主にスイッチングを行います。宛先の S3 ステージにもとづいてキューイ
ングが行われます。
S3 Stage
(S3 ステージ)
ファブリック ステージです。スイッチングを行います。出力ファブリック チャネルにもとづいてキュー
イングが行われます。
SC
System controller (システム コントローラ)の略。
SCFC
Shelf controller/fan controller (シェルフ コントローラ / ファン コントローラ)の略。シェルフ コント
ローラとファン コントローラの機能を 1 つのカードにまとめたものです。各ファブリック シャーシに
は、2 つの SCFC が搭載されています。
SCRP
Shelf controller/route processor(シェルフ コントローラ / ルート プロセッサ)の略。Shelf Controller(シェ
ルフ コントローラ)を参照してください。
SCTP
Stream Control Transmission Protocol の略。TCP の代替プロトコルです。SCTP には複数の送信パスがあ
ります。SCTP は、同じホストの複数の IP アドレスをサポートし、これらのアドレスからのデータ ス
トリームを 1 つのセッションとして扱って、TCP/IP 上で SS7 シグナリングを容易にするよう設計され
ています。TCP のように、厳密な配信順序を必要としません。データ ストリームの 1 つに障害が発生
しても、他のストリームの配信は中断しません。
SDH
Synchronous Digital Hierarchy (同期デジタル ハイアラーキ)の略。ヨーロッパの標準規格で、光信号を
使用してファイバ上で送信する場合の速度とフォーマットの標準を定義しています。SDH は SONET に
似ており、基本の SDH 速度は 155.52Mbps で、STM-1 に指定されています。
SDRAM
Synchronous Dynamic Random Access Memory の略。ダイナミック RAM の 1 つで、制御信号に個別のク
ロック信号を追加します。
SP を参照してください。
Service Processor
(サービス プロセッサ)
Shelf Controller
(シェルフ コントロー
ラ)
System Controller (システム コントローラ)を参照してください。
シェルフ マネージャ プロセスはルータまたはスイッチ上で実行され、OIR イベントの処理などのプ
Shelf Manager
(シェルフ マネージャ) ラットフォーム依存の機能を実行します。シェルフ マネージャは、プラットフォーム マネージャとも
呼ばれます。
SM
Switch Module (スイッチ モジュール)の略。
SMU
Software Maintenance Upgrade (ソフトウェア メンテナンス アップグレード)の略。重大な問題に「的
を絞った」修正プログラムです。SMU は PIE ファイルとして配布され、ソフトウェア パッケージの更
新に使用されます。
SNMP
Simple Network Management Protocol (簡易ネットワーク管理プロトコル)の略。SNMP は、ネットワー
ク管理、ネットワーク デバイスとその機能の監視を規定するプロトコルです。このプロトコルは、
TCP/IP ネットワークに限られているわけではありません。
Snoop (スヌープ)
ファブリックに入るすべてのトラフィックを、あるインターフェイスから他のインターフェイスへコ
ピーするファブリックの機能です。
Software Configuration 特定のノード用にアクティブになっているパッケージのリストです。ソフトウェアの構成には、起動
(ソフトウェアの構成) パッケージと追加機能パッケージがあります。
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OL-6142-01-J
Glossary
SONET
Synchronous Optical Network (同期光ファイバ ネットワーク)の略。ポイントツーポイントの光ファイ
バ ネットワークにもとづいたブロードバンド ネットワーキングの標準規格です。
SP
Service Processor (サービス プロセッサ)の略。各カードの SP は、ラックのシェルフ コントローラと
の内部管理接続を維持しています。CLI コマンドで SP を指定すると、ファブリック、アラーム、およ
びファン コントローラ カードの node ID を確認できます。次に CLI コマンドの例を示します。
RP/0/RPO/CPU:router# admin show controllers fabric connectivity location 0/SM0/SP
SPE
Synchronous Payload Envelope (同期ペイロード エンベロープ)の略。SONET フレームの一部で、オー
バーヘッド情報(POH およびユーザ データ)を含んでいます。
SPF
shortest path first(最短パス優先)の略。繰り返しながら最短パスのスパニング ツリーを求めるルーティ
ング アルゴリズムです。一般にリンク ステート ルーティング アルゴリズムの中で使用されます。
Dijkstra のアルゴリズムとも呼ばれます。
Sponge
再構成および再順序化を行う ASIC です。スイッチ ファブリックからセルを取り出しパケットに変換し
ます。パケットはその後、出力(送信)パスのキューに入れられます。
Sprayer
ライン カードの入力(受信)パスにあるセグメント化 ASIC です。パケットを取り込んで、セルにセグ
メント化し、ファブリックへ送信します。
SRP
Spatial Reuse Protocol の略。IP プロトコルにもとづくリングです。
sRP
Standby RP (スタンバイ ルート プロセッサ)の略。
SSH
Secure Shell (セキュア シェル)の略。
SSL
Secure Socket Layer (セキュア ソケット レイヤ)の略。
Standby (スタンバイ) アクティブになるのを待っている非アクティブなカードまたはプロセスです。スタンバイ カードまた
はプロセスは、バックアップと呼ぶこともあります。
Startup Configuration
(スタートアップ コン
フィギュレーション)
次回のルータ起動時に適用されるルータの設定です。
スイッチ ファブリックの機能を提供します。S2 SM はファブリック シャーシに搭載されます。ライン
Switch Module
(スイッチ モジュール) カード シャーシには、S1/S2/S3、S1/S3、または S1/S2/S3T のうち、いずれかが搭載されています。ど
のモジュールが搭載されるかは、システムの構成によります。
Switchover
(スイッチオーバー)
アクティブ カードとスタンバイ カードが切り替わることです。切り替わる前のアクティブ カードは、
スイッチオーバーが起こる前に故障した可能性があります。アクティブ カードの故障はスイッチオー
バーの理由の 1 つです。スイッチオーバーは、フェールオーバーとも呼びます。
Synchronous Digital
Hierarchy (同期デジ
タル ハイアラーキ)
SDH を参照してください。
Synchronous Optical
Network (同期光ファ
イバ ネットワーク)
SONET を参照してください。
System controller
(システム コントロー
ラ)
Cisco CRS-1 シリーズ ルーティング システム内のシャーシの設定と状態を管理するハードウェア コン
ポーネントです。ライン カード シャーシでは、SC は RP モジュールの一部です。ファブリック シャー
シでは、SC は独立したシェルフ コントローラ モジュールです。このマニュアルでは、特に明記されて
いない限り、システム コントローラは RP (ライン カード シャーシの場合)または SC (ファブリッ
ク シャーシの場合)を指すものとします。
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OL-6142-01-J
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Glossary
System Reload
(システム リロード)
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ノードのリロードです。
Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ノードのソフト リセットです。この動作は、そのノードで作動している
System Restart
(システム リスタート) すべてのプロセスをリスタートします。
T
TAC
Technical Assistance Center の略。
TACACS
Terminal Access Controller Access Control System の略。DDN コミュニティによって開発された認証プロ
トコルで、リモート アクセス認証と、イベント ログなどの関連サービスを提供します。ユーザ パス
ワードは個々のルータではなく中央のデータベースで管理されるため、容易に拡張が可能なネットワー
ク セキュリティ ソリューションを提供します。
Target Configuration
(ターゲット設定)
IOS-XR 実行設定の「2 段階」の設定を指します。これにより、ユーザは実行設定に変更を加え、commit
コマンドを入力してこれらの変更を有効にすることができます。
Tbps
テラビット / 秒。1,000,000,000,000 (1 兆)ビット / 秒に相当します。一定の時間内で送信できるデータ
の量を表すのに使用します。
TCP
Transmission Control Protocol の略。コネクション型のトランスポート レイヤ プロトコルで、安定した全
二重のデータ送信を実現します。TCP は TCP/IP プロトコル スタックの一部です。
telnet
TCP/IP プロトコル スタックの標準的な端末エミュレーション プロトコルです。Telnet は、リモート端
末接続に使用します。ユーザはリモート システムにログインし、ローカル システムに接続しているか
のようにリソースを使用することができます。Telnet は RFC 854 で定義されています。
Terabyte
(テラバイト)
コンピュータ メモリ または記憶装置容量の単位で、1,024 ギガバイト(240 バイト)に相当します。約
1 兆バイトです。
Terminal Access
Controller Access
Control System
TACACS を参照してください。
TFTP
Trivial File Transfer Protocol (簡易ファイル転送プロトコル)の略。FTP の簡易バージョンで、通常はク
ライアント認証(ユーザ名やパスワードなどの)なしで、ネットワーク上の他のコンピュータへファイ
ルを送信できます。
注:一部の TFTP サーバ(Sun Solaris など)では、32MB 以上のファイルがサポートされていないこと
があります。
TLU
Table Lookup の略。
tunnel (トンネル)
2 つのルータなど、2 つのピア間のセキュアな通信パスです。
Tx
ファブリック リンクの送信側です。すべてのリンクは単方向です。Rx も参照してください。
U
UDP
User Datagram Protocol (ユーザ データグラム プロトコル)の略。TCP/IP プロトコル スタックのコネク
ションレス トランスポート レイヤ プロトコルです。UDP は確認応答や配信保証なしでデータグラムを
交換する簡易プロトコルで、エラー処理および再伝送は他のプロトコルで処理されなければいけませ
ん。UDP は RFC 768 で定義されています。
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OL-6142-01-J
Glossary
unicast
(ユニキャスト)
通信ネットワーク内のレシーバーにメッセージを送信する場合に、複数のユーザが同時に同じデータを
同じサーバに要求すると、重複したデータ ストリームが各ユーザに 1 つ送信されます。
User Datagram Protocol UDP を参照してください。
(ユーザ データグラム
プロトコル)
V
VCSEL
Vertical Cavity Surface Emitting Laser の略。
Virtual Private Network VPN を参照してください。
(仮想私設網)
VPN
Virtual Private Network (仮想私設網)の略。IP トラフィックがパブリック TCP/IP ネットワーク上を安
全に移動できるよう、あるネットワークから別のネットワークへのすべてのトラフィックを暗号化しま
す。VPN では、トンネリングを使用してすべての情報を IP レベルで暗号化します。
W
WRED
Weighted Random Early Detection (重み付きランダム早期検出)の略。輻輳の際に、プライオリティの
高いトラフィックの損失率が、その他のトラフィックよりも低くなるようにするキューイング方法。
X
XML
extensible markup language の略。World Wide Web Consortium (W3C)が管理する標準規格で、ユーザが
情報構造を指定するマークアップ言語を作成できるシンタックスを定義しています。情報構造は、たと
えばサブスクライバ名やアドレスなど、情報のタイプを定義するもので、情報がどのように表示される
か(太字、斜体、など)を定義するものではありません。これらの情報構造は、外部のプロセスで操作
でき、さまざまなフォーマットで公開できます。XML により、カスタマイズされたマークアップ言語
を定義することが可能です。
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Glossary
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
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OL-6142-01-J
I N D E X
パッケージ化されていないファイルの例 B-17
パッケージ ファイルの手順 B-4
パッケージ ファイルの例 B-13
ファイル B-2
一時コンフィギュレーション ファイル A-22
Numerics
2 段階の設定 2-17
C
オプション A-25
固定コンフィギュレーション ファイル A-22
CLI。コマンドライン インターフェイスを参照
Craft Works Interface 1-10, 5-9
コマンド A-25
コンフィギュレーション レジスタの設定
CWI。Craft Works Interface を参照
EXEC モードでの変更 A-7
ROM モニタ モードでの変更 A-9
一般 A-7
コンフィギュレーション レジスタのリセット A-3
終了 A-26
E
extensible markup language API 1-11
H
ダウングレード B-2
バージョン、表示 B-5, B-9
HTTP 5-8
リロード中の手動での初期化の中断 A-6
ルータのリロード A-3
ルート パスワードの回復手順 A-24
O
RP のリセット 7-21
OIR
スイッチ ファブリック カードの 8-1
S
show コマンド 2-19
R
ROMMON
ROM モニタを参照
T
ROM モニタ
Telnet 5-8
Cisco IOS-XR ソフトウェアの再インストール A-10
ROMMONA と ROMMONB、スタートアップ B-2
アップグレード
基本事項 B-2
トラブルシューティングのヒント B-8, B-12
パッケージ化されていないファイルの手順 B-9
X
XML 5-8
XML API 1-11
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OL-6142-01-J
1
Index
あ
こ
アクティブ化、ソフトウェア パッケージ 2-33
構成
アラームのログ
重大度レベル 5-12
出力対象 5-12
アラーム ログ
関連付け 5-13
い
シングル シャーシ 1-4
カード スロット 1-5
スイッチ ファブリック モジュール 1-6
物理レイヤ インターフェイス モジュール 1-5
ライン カード 1-5
ルート プロセッサ 1-7
マルチ シェルフ 1-2
構文
イーサネット インターフェイス 5-3
アンダースコア ワイルド カード D-4
インターフェイス、動作確認 9-20
位置指定文字 D-4
正規表現 D-1
え
特殊文字 D-2
パターンの選択 D-4
エイリアス 3-19
パターンの呼び出し D-4
複雑な正規表現 D-3
エラー、表示 2-22
文字パターンの範囲指定 D-2
コマンド
お
controller 7-26
more プロンプトでの出力 3-8
オンライン挿入と取り外し 7-15
no 形式 3-6
show 3-8
か
エイリアス 3-19
画面出力の中止 3-9
簡易ネットワーク管理プロトコル 1-12
キーストローク 3-22
行の折り返し 3-7
簡易ネットワーク管理プロトコル。SNMP を参照
管理イーサネット インターフェイス 5-3
構文エラーの特定 3-6
コマンド部分入力の補完 3-5
き
コミット 2-21
削除したエントリの呼び出し 3-20
キーストローク 3-22
出力の絞り込み 3-10
短縮 3-3
機器の開梱 4-2
基本構成
シングル シャーシ 1-2, 1-4
カード スロット 1-5
スイッチ ファブリック モジュール 1-6
物理レイヤ インターフェイス モジュール 1-5
ライン カード 1-5
ルート プロセッサ 1-7
マルチ シェルフ 1-2
け
警告、メモリ不足 9-15
デフォルト形式 3-6
テンプレートの作成 3-14
ファイルへの出力のリダイレクト 3-9
ヘルプの表示 3-3
履歴の呼び出し 3-20
ワイルド カード 3-13
コマンドの出力のフィルタ 3-10
コマンド モード
admin EXEC 2-14
admin 設定 2-14
EXEC 2-12
ROM モニタ モード 2-14
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
2
OL-6142-01-J
Index
インターフェイス設定 2-13
ホスト サービス(Telnet、HTTP、および XML)
5-8
ユーザ アカウント 5-16, 5-17
ユーザ グループ 5-16, 5-17
ルータ クロック 5-10
ルータのホスト名の設定 5-2
ログ 5-12
電源投入 4-5
切り替え 2-15
グローバル設定 2-12
コマンドライン インターフェイス 2-11
設定サブモード 2-13
ルータ サブモード設定 2-13
ルータ設定 2-13
コマンドライン インターフェイス 1-10, 2-5, 2-11
ルータの状態の確認 4-10
さ
す
サイト プランニング 4-2
スイッチ ファブリック カード
OIR 8-1
し
せ
実行時設定
セッション、終了 2-24
接続
ロック 2-25
ロック解除 2-25
コマンドライン インターフェイス(CLI)
2-5
シャーシ
シングル 1-4
コンソール ポート 2-4
カード スロット 1-5
スイッチ ファブリック モジュール 1-6
物理レイヤ インターフェイス モジュール 1-5
ライン カード 1-5
ルート プロセッサ 1-7
マルチ シェルフ 1-2
直接物理的 1-16
リモート 1-16
ログイン 2-4
設定
インターフェイスの事前設定 7-14
エラーの表示 2-22
オンライン挿入と取り外し 7-15
コミット オプション 2-21
状態、確認 4-10
冗長構成
実行時設定のロック 2-25
詳細 2-19
コマンド 7-21
自動フェールオーバー 7-21
制限 2-32
セッションの終了 2-24
手動フェールオーバー 7-22
スタンバイ RP 7-21
設定のロック解除 2-25
ターゲット
プライマリ RP 7-20
初期起動
ファイルからのロード 2-31
ファイルへの保存 2-31
テンプレート 7-15
初期設定 4-6
電源投入 4-5
ルータの状態の確認 4-10
ノードへの配布 2-32
変更のクリア 2-23
シングル シャーシ
初期設定
Craft Works Interface 5-9
アラーム ログの関連付け 5-13
管理イーサネット インターフェイス 5-3
重大度レベル 5-12
タスク ID 5-16
ドメイン ネーム サーバ 5-7
ドメイン名 5-7
ルーティング インターフェイス 7-12
ロールバック
コマンド 2-27
コミット ID の表示 2-28
変更通知 2-30
変更の詳細 2-28
履歴ログ 2-29
論理インターフェイス 7-15
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
OL-6142-01-J
3
Index
そ
と
ソフトウェア パッケージ
ドメイン ネーム サーバ 5-7
IOS-XR Software Selector ツール 6-8
Package Installation Envelope ファイル 6-3
ドメイン名 5-7
ドライブのフォーマット化 7-26
アクティブ化 2-33, 6-12, 6-20, 6-24
ドライブ、フォーマット化 7-26
トラブルシューティング
アクティブ化および非アクティブ化による影響 6-14
アップグレード 6-13
ROM モニタ アップグレード B-8, B-12
起動時のエラー 9-14
インストール 6-20, 6-24
基本コマンド 9-2
コミット操作中のエラー 9-14
イ ンス ト ール 可 能な package installation envelope
ファイルの入手 6-8
システム メモリ情報の表示 9-16
確認 6-26
プロセスおよびスレッド 9-7
メモリ不足の警告 9-15
コミット 6-12
使用可能なパッケージ 6-4
説明 6-3
ソフトウェア メンテナンス アップデート 6-6
ダウングレード 6-14
追加 6-11
の
ノード
管理目的の停止 7-25
停止 7-23
トラブルシューティング 6-26
ネットワーク サーバからのファイル 6-14
電源の再投入 7-23
リロード 7-23
バージョン番号 6-5
バージョン変更による影響 6-23
非アクティブ化 2-33
非アクティブなソフトウェアの削除 6-18
は
ロールバック 6-30
ハードウェア
コマンドライン インターフェイス 7-5
た
ターゲット設定
状態 7-2
ハード ディスク 1-14
ファイルからのロード 2-31
ファイルへの保存 2-31
ひ
変更のクリア 2-23
タスク ID 2-8
非アクティブ化、ソフトウェア パッケージ 2-33
表示 2-9
詳細の表示 5-16
ふ
ファイル ストレージ
て
内部フラッシュ ディスク 0 1-14
停止 7-23
ハード ディスク 1-14
電源の再投入 7-23
リムーバブル フラッシュ ディスク 1 1-14
テンプレート 7-15
テンプレート、作成 3-14
フィールド交換可能ユニット 4-3
フラッシュ ディスク
内部フラッシュ ディスク 0 1-14
リムーバブル フラッシュ ディスク 1 1-14
Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
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Index
め
ルーティング インターフェイス
インターフェイスの設定 7-15
オンライン挿入と取り外し 7-15
メモリ
システム メモリの表示 9-16
事前設定 7-14
設定 7-12
設定の削除 9-17
メモリ不足の警告 9-15
設定テンプレート 7-15
物理コンポーネント 7-8
メモリ不足の警告、設定の削除 9-17
ルート パスワード、回復手順 A-24
ゆ
ろ
ユーザ アカウント
詳細の表示 5-16
ロールバック
設定 5-17
コマンド 2-27
コミット ID の表示 2-28
ユーザ アクセス
タスク ID 2-8
タスク ID、表示 2-9
コミットされたソフトウェア 6-30
変更通知 2-30
ユーザ グループ 2-7
変更の詳細 2-28
履歴ログ 2-29
定義済み 2-7
表示 2-9
ユーザ インターフェイス
論理ルータ 1-3
Craft Works Interface 1-10
extensible markup language API 1-11
簡易ネットワーク管理プロトコル 1-12
わ
コマンドライン インターフェイス 1-10
ワイルド カード 3-13
ユーザ グループ
詳細の表示 5-16
定義済み 2-7, 5-17
表示 2-9
ら
ライン カード シャーシの設置 4-3
り
リロード
ソフトウェア 7-23
ルータ A-3
る
ルータ
初期化の中断 A-6
リロード A-3
ルータ クロック 5-10
ルータの状態の確認 4-10
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