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はしかけニューズレター
2013
2013 年度 第 1 号 通巻 110 号
4-5 月
編集・発行 :滋賀県立琵琶湖博物館 交流担当
住所 :〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091
電子メール : hashi-adm@lbm.go.jp
2013 年(平成 25 年) 3 月 31 日 発行
2013 年度はしかけ担当職員 水谷、澤邊
電話 : 077-568-4812 ファックス : 077-568-4850
琵琶湖博物館ホームページ: http://www.lbm.go.jp
~ 目 次~
1. お知らせ
(1) 更新手続きについて
(2) 「あさ、ひる、ばん博物館を楽しもう!」オープンハウスの開催について
会員数 ・・・356人
グループ数 16 グループ
(2013年1月末現在)
2. はしかけグループの活動報告と予定
①
④
⑦
⑫
うおの会 ② 淡海湧き水の会 ③ 近江はたおり探検隊
近江昔くらし倶楽部 ⑤ 湖(こ)をつなぐ会 ⑥ ザ!ディスカバはしかけ
里山の会 ⑧ 植物観察の会 ⑨ たんさいぼうの会 ⑩ 田んぼの生き物調査グループ ⑪ びわたん
ほねほねくらぶ ⑬ 緑のくすり箱 ⑭ 温故写新 ⑮ 古琵琶湖発掘調査隊 ● 生活実験工房からのお知らせ
3. 2013 年度はしかけ登録講座の日程
4. その他注意事項
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
はしかけグループの活動に初めて参加する場合
名札(会員証)の写真について
会員証の携帯について
活動中に事故が起こったら
からすま通信局が解散されました
5. 次回のニューズレター
1.お知らせ
(1)更新手続きについて
更新手続きがまだの方は、至急、手続きをお願いします。更新受付票の提出(FAX、メールなど)と合わせて、ボランティア活動保険:
450円の納入をお願いします。ただし、はしかけ以外の活動団体で、すでにボランティア保険に加入されている方は、不要です。
4月以降は、月1回の保険加入手続きとさせていただきますので、活動に間に合うよう早めに更新受付と保険料の納入をお願いします
①振り込みによる納入方法
郵便振替口座(00970-8-109479 琵琶湖博物館はしかけ制度)宛に、450円の振り込み(手数料別)をお願いします。
②現金による納入方法
各グループ単位でまとめての納入をお願いします。 ※事務室での個人毎の現金納入は原則できませんのでご注意ください。
なお、18歳未満単独での登録には、保護者の同意が必要です。更新受付票の裏面に必要事項をご記入ください。
(2) 「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう!」オープンハウスの開催について
2013 年7月 5 日(金)、6 日(土) 9:30~21:00 場所:琵琶湖博物館 において開催予定。
はしかけ活動やフィールドレポーターの取り組みの裾野を拡げていく機会として、また、はしかけグループやフィールドレポーターの活動の楽しさ
を来館者の方に伝える場として、「はしかけ・フィールドレポーター オープンハウス 2013(仮称)」にご参加いただきいと考えております。
つきましては、参加意向の確認と、参加される場合はその内容等について、5/1までに、はしかけ担当までご提出くださるよう、よろし
くお願いいたします。(提出様式は、各グループ代表アドレスへ送付しております。)
2.はしかけグループの活動報告と活動予定
①うおの会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
67 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:松田征也
【お知らせ】
うおの会登録更新が未済の方は早急にお願いします。申請書はホームページまたは事務局([email protected]) から入手し、事務
1
局に送付してください。同様に、タモ網等備品を借用されている方も更新手続きをお願いします。定例調査などの連絡は、電子メールの
みとしています。連絡を希望される方は、受信を希望されるアドレスから、件名を「連絡希望」と明記して、本文にお名前のみ入力の上、
[email protected] までメールを送信してください。 なおこのアドレスは出欠連絡のみです。その他の手続き・連絡・ご質問などは
[email protected] までお願いします。
【活動報告】
■2 月 17 日(日) 運営会議
場所 琵琶湖博物館会議室
時間 10:00~12:30
参加者11名
議題 1)3 月 24 日総会の議案・運営についての検討
2)本日午後の勉強会の内容・進行について確認
3)2012 年度データの補完
4)本会への来年度登録更新および新規参加希望者への対応などについて
■2 月 17 日(日) 勉強会 「今年度調査活動成果の分析とまとめ」
場所: 琵琶湖博物館会議室
参加者 20 名
今年度の活動を昨年同様 2 枚の模造紙大の地図にまとめました。1 枚は調査地点をプロットしたもの、もう一枚は確認できた魚種を表
現したものです。打ち合わせ不備から多少混乱はありましたが、みなさん楽しく作業することができました。3/24 の総会で披露しますの
でご覧ください。
(手良村知央)
■3 月 24 日(日) 運営会議 場所 琵琶湖博物館実習室 2
時間 10:00~12:00
参加者10名
議題 1)午後の総会議事についての最終確認
2)2013 年度役員の指名
3)データ管理・活用について
■3 月 24 日(日) 2013 年度うおの会総会
場所: 琵琶湖博物館会議室
時間 13:30~15:00
出席者26名
議題 1.2012 年度の活動総括
2.2013 年度の運営委員および役員の選出
3.2013 年度の活動方針及び活動計画
上記の議案に対し、運営委員会より提案説明があり、質疑応答の後、それぞれ提案通り承認されました。
2013 年度の活動は、2012 年度に引き続きいくつかの河川を重点的に選んだ調査や、学芸職員から依頼・提案のあった事案について
調査することとなりました。また、定例調査など活動の様子を欠席された方にもよくわかっていただけるように、会員の皆様にメール配信
で適宜お知らせすることとなりました。
2005 年度より 8 年間会長にあった村上は辞任することになり、新しく中尾博行さんが会長に選ばれました。今後は、中尾さんを中心に
新しい体制で、楽しく能動的な活動を進められることを期待しています。
(村上靖昭)
【活動予定】
定例調査など行事への参加は、うおの会会員登録および参加の事前申し込みが必要です。
定例調査・行事に参加するときは、はしかけの名札を着用してください。
■4 月 21 日(日) 第 90 回定例調査 「石田川調査」(高島市)
集合: 今津町 滋賀県総合庁舎駐車場
■5 月 5 日(日) 第 91 回定例調査(臨時) 「カネヒラ浮上調査・南湖沿岸」
集合: 琵琶湖博物館駐車場
■5 月 19 日(日) 第 92 回定例調査 「カネヒラ浮上調査・北湖南部沿岸」
予め、湖東・湖西に分かれて集合
湖東 ; 琵琶湖博物館駐車場
湖西 ; 和邇公園駐車場
②淡海湧き水の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 4 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:芳賀裕樹
【活動報告】
■2 月 24 日(日) 冬の探索会は建部大社の湧水の探索でした。 滋賀の北は雪でしたが、琵琶湖大橋より南は晴れていました。午前
10:00 にJR琵琶湖線 瀬田駅南側ロータリーに集合し、車で建部大社に行きました。建部大社の湧水は、かつては100mの深さから湧き
出していたそうですが、現在はポンプで揚げていました。探索後、瀬田の唐橋近くで昼食をとり、来年度の活動等について話し合い、解
散しました。
【活動予定】
会長は二年間の任期とし、来年度は新しい会長のもと会員の意見等を考慮して、新しい方針で活動する予定です。
③近江はたおり探検隊
【活動報告日の活動会員数(のべ) 27名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
2
織姫の会
■2 月 2 日(土)(参加者:4 名)
人数が少なかったので、アーモンド染めは次回にしました。前から挑戦したかった原始機で綾織り。整経しようとしましたが、難しかっ
たので次回に持越し。原始機の綜絖の取り方に合わせた整経は難しいです。
■2 月 20 日(水)(参加者:8 名)
今回はアーモンド染め。しばらく置いているうちに黒く変色していたので、色がでるか心配しました。
染めているときは赤っぽい茶色だったんですが、ミョウバンで媒染したせいか、黄色く染まりました。
■3 月 13 日(水) (参加者:5 名)
先日、コサージュの作り方を教わったので、復習のため再度製作。麻を一辺8cm の正三角形に切り、三枚重ねて縫ったものを7個集め
てコサージュにしました。
その他の見学会
■2 月 27 日(土)(参加者:7 名) 「D’S EXHIBITION 2013」
大丸京都店で開催された「D’S EXHIBITION 2013」 の見学に行きました。D’S ファッション専門学校の生徒さんの作品が展示され、
実際にモデルさんが着てファッションショーもありました。
今回のテーマは丹後縮緬と近江上布。近江上布を使ったドレスもありましたが、麻なので、絹より少しカジュアルにみえました。生徒さ
んのグループによって、さまざまな雰囲気のデザインになっていて、楽しく見学できました。
■3 月 4 日(月)(参加者:3 名) 「相楽木綿作品展」
相楽木綿は京都府木津川市で織られていたもので、保存会を作って技術伝承に努めておられます。その作品展が開催されたので、見
学に行ってきました。
この木綿の特徴は、絣と色糸を使うことで、模様が大柄でカラフルなので、今風でかわいい布になっていました。収蔵資料から機を復
元し、経験者のおばあちゃんたちに聞きながらの作業は、こちらも見習いたいと思います。
【活動予定】
■織姫の会 3 月 30 日(土)、4 月 13 日(土)、24 日(水)、5 月 11 日(土)、22 日(水)
(辻川智代)
④近江昔くらし倶楽部
活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
28 名(内子ども 11 名) 】
グループ担当職員:中藤容子
春分を迎え、地球暦の新年の到来です。一期一会を感じるこの頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。私ごとで恐縮ですが、11月
の大イベント「ローカリゼーションという希望」の後、子どもが不調、連れ合いの仕事が激化し、私生活が混乱を極め、「必死」でした。2月
上旬に「必死」という漢字の意味に気づかされてからは、深呼吸をして自分のペースを取り戻す時間を作りながら、一日一日やり過ごし
ています。気は楽になりましたが、いつどうなるか、まだまだ不安定な日々。この混乱で仕事をはじめいろんなところにご迷惑をおかけ
しましたが、温かく見守っていただけて深く感謝しています。そんな中、3月に入り、東京での田舎のヒロインわくわくネットワーク全国集
会と福井・勝山でのまちづくり講演会・はたやフォーラムに、どちらもフォーラムのコーディネーター役で行ってきました。自分の話をする
のでなく、パネラーの方々のお話をコーディネイトするなんて、私にできるかしらと出かけてきたのですが、我ながら無事やり過ごせまし
た。たくさんの志ある方々と出会いました。そして私に求められている新しい役割があることに気づかされました。
今までの常識が通用しない時代が到来し、自分が与えられた場で、どれだけ力を発揮して、明るい未来を切り拓けるか。同志たちの
活躍を励みにしながら、決して諦めず、しなやかに挑み続ける毎日です。力を抜いてリラックスして、今を丁寧に暮らし、先は委ねること
が大事だなあと実感します。新年度は、近江昔くらし倶楽部の活動の中で、こうした心持を共有する時間を作りたいと思っています。
【活動報告】
滋賀の食文化研究会・合同例会
■2月24日(日)(参加者3名(研究会会員除く))
「多様なカブを多様に食べる」をテーマに、日野菜の細巻、カブのシチュー、北之庄菜のおやき、つりカブラのきんぴら、多様なカブの
漬物を調理して試食しました。研究会会員、長さんの「近江の多様なカブ」についての講習会もあり、研究会がまとめた『食べ伝えよう 滋
賀の食材』の本の紹介もありました。
古民家くらし体験(お馬と畑・奥加河荘)
■3月12日(火)(参加者4名(内子ども2名))
春の陽光の中、田んぼの獣害対策用の柵の撤去のお手伝いをしたり、お馬に乗って散歩したりしました。新入りポニーの「サン」が先
月亡くなったとの悲報にふれましたが、もりのいえの修行を終えて3月から戻ってきた夏子さんも交え、心の通う語りあいもできました。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■3月5日(火)(参加者3名)
まだ雪の残る葛川でしたが、春の日差しを感じる日で、囲炉裏を囲んで手作業とブレインジム、話に花がさきました。
3
おうみ昔くらし探検塾
■3月16日(土)(参加者18名(内子ども9名))
全6回の最終回。三色団子(よもぎ、赤米)とぼたもちを作って、工房担当の水谷さんからこの一年の田んぼ作業を映像で振り返りまし
た。子どもたちは外を駆け回り、親はブレインジムやゆらし整体などをして、語り合いました。来年度は、探検塾はやりません。「生活実
験工房田んぼ体験」という体験教室の日に便乗して、昼食と午後の集いの場を作ります。(詳しくは【活動予定】をごらんください)
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
新年度から毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べて、
「居合わせから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する集まりを開きます。毎回、何か話題提供はしようと思い
ます(昔のくらしから学ぶ、心と身体と知る、自然のリズムを知る、社会のあり方を知るなど)。学びたいことがある方、提供できるネタの
ある方、ご意見お寄せください。
■4月20日(土)、5月19日(日)、6月9日(日)、7月20日(土)、8月11日(日)、9月14日(土)、10月5日(土) の12:00~15:00
いずれの日も10:00~12:00に、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。はしかけ会員はスタッフとして参加できます。(着替
え、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
古民家くらし体験 (お馬と畑・奥加河荘)
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の空間
を楽しみ、四季折々の季節を感じます。作業できる服装、お弁当持参です。参加希望の方は中藤まで。
■5月29日(水) 10時半-15時 <※前号でお知らせした4月6日(土)は中止します。ごめんなさい。>
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸づくりや繕い物、ヨシ笛・草履などの細工づくりなど、古民家の空間に
手仕事を持ち込んで楽しく作業しましょう。手仕事の道具、お弁当持参です。
■4月25日(木) 10時半~15時 <※前号でお知らせした4月18日(木)を延期します。ごめんなさい。>
■5月15日(水) 10時~15時(予定) 里山でお茶摘み-初めての烏龍茶づくり-(講師:堀口一子さん)
<会場は、マチイハウス(大津市葛川町居町)で行います。受講料が必要。参加希望の方、中藤まで申込ください。定員10名>
アースデイしが2013 (三井寺)
■5月26日(日) 10時~15時、三井寺(大津市)にて
「土から生まれた命(わたしたち)、つながろう」をテーマに、映画上映会、野外ライブ&トーク、こだわりマーケットが開催されます。わ
れわれも来場者に綿にふれてもらうブースを担当するかも。面白い人・モノ・コトが交わる場になりそうです。
湖国・巨石の会<新規>
世界中の巨石を巡って写真を撮影されている須田郡司さんが今、「滋賀」の巨石に注目していらっしゃいます。滋賀は、巨石を地元で
お祀りしているところも多く、去年は、湖東の巨石を紹介する「巨石マップ」を作られました。今年は、ぜひ、いろんな方々と一緒に、滋賀
県全域版をつくりたいとのこと。
人々が自然のあり方をどう認識し、どう関わりをもってきたか。そしてこれからどう関わっていくのかは、近江昔くらし倶楽部として気に
なるテーマであり、巨石は重要なテーマの一つだと思います。そこで、我々の活動として、春分の日に「湖国・巨石の会」を立ち上げるこ
とになりました。
5月の18日か19日あたりに、須田さんから、世界や滋賀の巨石のこと、巨石への想いを伺う機会を作る予定です。ご縁のある方々と
巨石の情報を集め、実際に現地ツアーしながら、巨石の世界をいっしょに深めていけたらと思います。まずは興味のある方、去年作られ
た『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、中藤までお知らせください。
【ブログのご案内】
近江昔くらし倶楽部などの活動予定は、「近江昔くらし倶楽部 ブログ」でもお知らせしています。このニューズレターもアップしています。
同志たちの開くさまざまなイベントも案内しています。どうぞご覧ください。 http://lbmmukashi.shiga-saku.net/
⑤湖(こ)をつなぐ会
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
3名 】
グループ担当職員:老文子
【活動報告】
2 月 17 日(日)は久しぶりの紙芝居上演で、子ども達が集まってくれるか心配していましたが、館内に案内アナウンスをしてもらったとた
んに、アトリウムにはかつてないほどの数の子ども達が集まってくれました。相変わらず年齢は低い層が大半ですが、元気よくお話にの
ってきてくれ、楽しい時間でした。そう思って 2 回目をはじめようとすると、一転、全く子どもが集まらず大変苦労しました。今回は、ちょう
ど隕石やハートのうなぎなどタイムリーな話題があったので、小さい子ども達には少し難しかったですが、会話の中に取り入れてみまし
た。次年度も同じようなペースで、少しずつ子どもたちに琵琶湖のことを伝えていけたらと考えています。
4
【活動予定】
■4 月 7 日(日)
紙芝居上演
13:00 会議室 集合
⑥ザ!ディスカバはしかけ
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
活動内容
総会
実施日
5名 】
グループ担当職員:芦谷美奈子, 五島美代子, 藤岡千裕
なにを
第4回
今年度のディスカバはしかけ活動の
ザ!ディスカバはしかけ総会
振り返りと、来年度の活動の話し合い
2013年3月2日(土)
どうした
静かな冬のディスカバリールームも、少しずつ校外学習の小学生、お別れ遠足の園児たちで賑わう季節になりました。
「あさひるばん」のイベント以来、久しぶりに、はしかけの皆さま全員が顔を合わせての総会を開くことができました。
半年ぶりに総会に来てくれた子どもたちの成長ぶりに時の流れを感じます。
今回の総会では、今年 1 年のふりかえりと、来年度のことを話し合いました。
来年度は 7 月に「あさひるばん、博物館を楽しもう!」が行われるため、総会でもさっそくオープンハウスの出し物についての話になりま
した。去年のオープンハウスで、ホタルのお話のあと、はしかけさんがこどもたちと一緒に歌った♪ホタルこい・・・の思い出や、今年は、
参加者全員で1つの大きな作品をつくり、ディスカバに展示しよう!!などの意見など、つぎつぎと話題に出ました。
毎年、ディスカバリールームでは 7 月に七夕の笹かざりをしています。今年は、ディスカバリールームの人気者、マミズクラゲの笹飾り
づくりをしようか・・・というアイデアで、みなさんの気持ちがまとまりつつあります。
年に数回顔を合わす位のはしかけさんも、ディスカバリールームという絆で結ばれていることを感じつつ、今日の総会はお開きとなり
ました。
来年度のディスカバリールームは、心機一転、新しいスタッフが来てくれます。いつも暖かく見守ってくださったはしかけのみなさんに、
たいへん感謝しています。これからもディスカバを支えてくださいますよう、よろしくお願いします。
【今後の活動予定】
日付
時間
タイトル(内容)
場所
2013 年度
2013年 5月12日 (日)
13:15~16:30
はしかけ登録講座
博物館セミナー室
☆グループの紹介をします。
ディスカバリールームで「こんな楽しいことしたい!」などアイデア・提案があれば、お気軽にスタッフまでお声をかけてください。
メールも大歓迎ですヨ!お待ちしております。
⑦里山の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 24 名】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:寺尾尚純, 楠岡泰
(登録会員数 34 名)
【活動報告】
■ 2月10日(日)原木キノコの植菌 (琵琶博 生活
実験工房)
天候にも恵まれ、博物館生活実験工房前広場で
一連のきのこ原木作りを参加者11名で実施しまし
た。館内で整理伐採したエノキやカシ、野洲市北桜
で伐採されたコナラなどを原木に使い、キノコ専用
のドリルビットで穴を多数あけ、しいため・なめこの
種ゴマを木槌で打ち込み約40本のしいたけ・なめこ
原木を作り上げました。
きのこ原木は、工房横の林の中の適度な湿気の
ある環境で菌糸をゆっくり張り巡らし 1-2年かけて
きのこを作ります。昼食は、博物館産乾燥ヒラタケ
で作った独特の風味のあるきのこ汁、きのこ炒めを
味わうことができました。二年後のしいたけ・なめこ
狩りが今から楽しみです。 (吉井)
■ 3月3日(日)里山の会総会 (琵琶博 生活実験
5
工房)
13名の参加者で里山の会総会を開催しました。昨年度活動の振り返り、反省、会計報告、役員改選、次年度活動計画など添付議事録
のとおり、宮本さん、書記によってまとめられました。本日欠席された方々も役割分担されていますので、各自担当をご確認ください。も
し、各担当でご意見のある方はメールでお知らせください。また、はしかけ里山の会会則の一部が改定されました。
【活動予定】
■ 4月14日(日) 里山体験教室~春の巻~下見 (野洲市大篠原)
■ 4月21日(日) 里山体験教室~春の巻~本番 (野洲市大篠原)
■ 4月29日(日) 山菜採集と料理の会 (野洲市大篠原)
⑧植物観察の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 7 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:芦谷美奈子
【活動報告】
2013 年 3 月 10 日の観察会は、甲賀市水口町の古城山で行ないました。参加者は 7 人。もともと曇りのち雨の天気予報で、集合時間の
段階でかなり天候が怪しかったのですが、山に向かって出発した直後から降り始め、結局お昼前に解散となりました。中止にする勇気も
必要だと思いました。参加者のみなさん、申し訳ありません。(芦谷)
【活動予定】
2013 年4 月と 5 月は、講師の布谷さんが多忙のため、観察会は開催しません。6 月以降については、4 月に調整して決めたいと思いま
す。もし、観察会で行きたい場所などがありましたら、芦谷までお知らせください。
⑨たんさいぼうの会
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
10 名 】
グループ担当職員 影の会長:大塚泰介
【活動報告】
3 月 2 日(土)に、陸水学会近畿支部会の巡検(もとは軍隊用語だとか。そういえば「陸水」という言葉の由来も「海軍に対して陸軍があ
るように、海水に対しては陸水であろう」だったような・・・)の実習対応を行いました。参加者は 9 名ほどで、受け入れ側のたんさいぼうの
会会員とあまり変わらない人数でした。しかし 1 月13 日に行った「珪藻入門講座 はじめてのたんさいぼう」と同様、たんさいぼうの会とし
ては珍しく生きた珪藻の姿をたっぷり観察することができました。
湖山池の珪藻植生の論文がだいたい仕上がりました。200 種を超える珪藻が同定されました。これから細部を詰めて、4 月末を目途に
投稿しようと考えています。
油日湿原と八幡湿原の珪藻についても一通りの同定が終わり、種名のリストができました。こちらはこれから顕微鏡写真を追加撮影し
て、論文にしていきたいと考えています。
【活動予定】
たんさいぼうの会第 37 回総会を、4 月 14 日(日) 9 時30 分から、近江富士花緑公園で行います。総会後は花見+BBQ+三上山散策
です。今年は 2 月が寒かったので、桜の開花時期が遅いと踏んでこの日にしたのですが、その後の異常な暖かさで花見はピンチです。
しかしそこは近江富士花緑公園、遅咲きの桜や他の花も期待できるので、退屈することはないでしょう。参加ご希望の方は上記アドレス
まで電子メールでご一報ください。
5 月中に、中池見湿地(福井県敦賀市)の再調査を行うことになりました。
私たちが 2008 年に珪藻を調査した中池見湿地は、2012 年7 月にラムサール登録湿地になりました。ところがその直後、湿地のすぐ南
側に新幹線を通す計画が持ち上がったのです。新幹線の計画はもともとあったのですが、今回は新規アセスメントを経ずに、そのコース
をずっと湿原側に寄せる計画変更がなされています。このコースだと中池見湿地からの流出河川に潤される「後谷」と呼ばれる湿地が破
壊されるだけでなく、トンネルの影響で湿地の南側から湿地に流入する地下水脈が断たれる可能性が大です。すでに日本生態学会、関
西自然保護機構、日本湿地ネットワークなども、計画の見直しを求める要望書を提出しています。
中池見湿地には、中緯度の低地には珍しいことに、約 13 万年にわたって泥炭が堆積してきました。これは地形の特徴のみならず、湿
地が常に低電解質・貧栄養の湧水に潤されてきたことによると考えられています。ところが現在、湿原の北側から国道 8 号線バイパスを
経てやってくる水は、電解質濃度が著しく高くなっています。その影響を受ける範囲では泥炭湿地としての特徴が失われ、池とヨシ原が
拡大しています。したがって、泥炭湿地としての中池見の環境維持は、南側から流入する低電解質の湧水にかかっています。その水脈
を断たれることは、泥炭湿地としての中池見の息の根を止めることになりかねません。私たちは珪藻と水質の調査によって、中池見湿地
の珪藻の多様性と、南側から流入する低電解質の湧水の大切さを示していきたいと考えています。
6
⑩田んぼの生きもの調査グループ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 18 名 】
グループ担当職員:楠岡泰, M. J. グライガ-
グループ代表アドレス:[email protected]
田んぼではヒバリが盛んにさえずり、代掻きの準備が始まりました。いよいよ田んぼの生き物調査の季節到来です。
【活動報告】
■1 月 27 日(日) 長浜の水田冬季土壌調査 (参加者 10 名)
冬季水田土壌の水分含有量を調べる目的で、長浜市周辺で土壌調査を行いました。積雪の影響を調べたかったので、雪の中での調査
になりました。当日は一日雪が降ったり止んだりしていましたが、乾いた雪で、風もあまり強くなかったので、さほど苦もなく調査を行うこ
とができました。雪が深いところでは田んぼと畦の区別がつかず、一筆の田んぼを特定するのが難しかったですが、今年度購入した
GPS のおかげで、夏に同じ田んぼで生物調査ができそうです。調査結果は 3 月 23 日の総会時に報告があると思います。
■3 月 23 日(土) 総会および報告会 (参加者 8 名)
総会では会計報告の後、代表に前田さん、副代表に石井さん、会計に片山さんが選出されました。
報告会では前田さんから長浜のエビ類分布調査および冬季土壌調査に結果が報告されました。土壌水分含有量が少ない田んぼの方
が、エビ類が出現する傾向が高いことが確認されました。また、ホウネンエビは田植えが遅い田んぼに出現する傾向高いことが分かり
ました。
【活動予定】 4月~5月
■5 月 18 日(土)または 19 日(日) 堅田および守山周辺の田んぼ調査
大津市伊香立および守山周辺のエビ類調査を行います。集合場所や詳しい日時はメールでお知らせいたします。
■5 月 26 日(日) 広域調査
彦根から永源寺にかけて、未調査地域の水田調査を行います。集合場所や時間はメールでお知らせいたします。
■6 月 2 日(日) 長浜調査
田村駅近くに 10:00 集合。集合場所の地図はメールでお知らせいたします。
■4 月下旬~7 月上旬 田んぼの生きもの調査本番
各自自分のペースで生きもの調査を実施します。
合同調査の日程は総会の時に決定します。
⑪びわたん
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
29 名 】
グループ担当職員:藤橋 和弘
この冬のわくたんでは、昔からずっと温めてきているスゴロクと、新しくトライした絵本づくりを実施しました。
スゴロクは2004年
から毎年恒例となっているプログラムで、今年で10回を数えました。毎年少しずつバージョン アップしていき、そのたびにいろいろな
趣向が加わっています。一方、絵本づくりは初めてということで、スタッフも参加した方も両方とも新鮮な気持ちで創作に励んでいる姿が
印象的でした。今後が楽しみです。
以下に、メンバーから活動報告をしてもらいます。
【活動報告 】
■ 1月12日(土)、26日(土)
わくわく探検隊
「博物館でスゴロクをつくろう = へ~びっくり新発見 ☆ A展示室 =」
今年もスゴロクの季節がやって来ました☆。
毎年1月は、大きなサイコロを持って展示室を巡る家族連れで賑やかになるわく探で
すが、今年はスゴロクを自分で作っちゃおう♪というプログラムでした。
展示を使ったクイズやゲームを参加者が考えるので、展示のことを調べなきゃ作れ
ない!!そこで高橋学芸員と里口学芸員のお二人に、博士として協力して頂きました。
展示室では博士に質問するために行列が…(行列のできる学芸員☆)何か目的があ
ると自然と展示に集中するんですね。
実習室に帰ってスゴロク盤づくり。丁寧に字を書いたり色を塗ったり、家族で協力して
作りました。完成したら博士に見せてハンコを押してもらいます。嬉し恥ずかしドキドキ
参加者と、キッチリ間違いを指摘する真面目な学芸員さんが素敵でした♪♪
最後にスゴロクの必需品、サイコロと今年の干支へびのマスコット「びっくりん」(びわたん紙粘土職人の森永ちゃんお手製☆)をプレゼ
ントして終了です。
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「スゴロクをつくろう」プログラムは初めての試みだったので、実施してみて改善点も出てきました。来年のプログラムに活かせればなぁ
と思っています。協力下さった博士、びわたんメンバー、先生方、ありがとうございました(^0^)/
いっし~☆(中西 寛子)
■ 2月23日(土)、3月9日(土)
わくわく探検隊 「エコ絵本をつくろう」
「エコ」をテーマに絵本を作る・・・なんとも難しいこの題材で何を伝えるのか、どんな切り口で
進めていくのか悩み悩みましたが、いつもの参加者の年齢層から「エコ」=「環境について考
える」と捉え、その第一歩目として今回は「自然と仲良くなってそれを絵本で表現する」といった
内容で進めていきました。
自然と仲良くなるために、屋外展示へ探検!それぞれがもっている感性&想像力を大いに
使って自然を楽しんでもらいました。
探検の後はそれを絵本にしていきます。みんなの手にかかれば一見、普通の葉っぱもクジ
ャクの羽にみえたり、魚になったり、ダンゴ虫のふとんになったりと、どれも本当に個性が光る
ものばかり・・・。また、普段なら見過ごされるであろう自然たちの個性も、みんな上手く工夫しながら絵本で表現することができました。
できた作品は最後に見せ合いっこをしたのですが、お互いどんな作品を作ったのか気になったらしく、結構時間をとっていたにもかか
わらず、みんな食い入るように表情豊かに他の人の作品鑑賞を楽しんでいる姿が印象的でした。
初めて実施するプログラムだったのでドキドキでしたが、生活実験工房での実施ということもあり、とてもゆったりとよい雰囲気の中で
できました。もちろん改善すべき課題も見えました。
今回のプログラムでは①「エコ」へ第一歩を踏み出してもらう、②今回のプログラムに参加したことで、二歩目、三歩目と進むきっかけ
になれば、というねらいの元に実施したのですが、まとめの時間の空気感などから少しでも伝わるものはあったんじゃないかなぁと感じ
ました。
準備をお手伝いくださった先生方、進行のフォローをしてくれたびわたんの皆さんご協力ありがとうございました!
私自身、びわたんとしてのプログラムを実施するのは久々だったのですが、ずっとやってみたかった「絵本作りのプログラム」心から楽
しませてもらいました!!!
みちるん(窪田 美知留)
【 活動予定 】
■ 4 月 13 日(土) わくわく探検隊 「春の草花でしおりをつくろう」
■ 4 月 27 日(土) わくわく探検隊 「春の草花でしおりをつくろう」
■ 5 月 25 日(土) わくわく探検隊 「琵琶湖の模型をつくろう」
⑫ほねほねくらぶ
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
25 名 】
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
■2 月 10 日(日) (参加者 7 人、見学者 1 人)
アライグマの皮剥、毛皮の脂肪除去、ハクビシンの除肉、ニワトリの解剖、ツバメの解剖をおこないました。
アライグマの皮は毛皮にするため、特に慎重におこないました。普段は「えいやー!」と皮を剥いているところも、今回は丁寧に皮だ
けを剥くように注意しました。
毛皮の脂肪除去は皮なめしには必須の作業ですが、とても重労働で、担当していらっしゃった N さんは大変そうでした。
ハクビシンの除肉では折れた骨盤の処理に苦労されていたようでしたが、夕方には何とか除肉が終わり、次の段階に進むことがで
きました。
ニワトリの解剖は非常に丁寧におこなわれており、筋肉や骨がとても観察しやすい状態になっていました。
ツバメの解剖は、ほねほねくらぶ小動物担当の W さんが剥製の作製に向けて作業を開始されました。
■2 月 24 日(日) (参加者 5 人、見学者 1 人)
アライグマの皮剥・除肉、タヌキの皮剥、骨レプリカの作製、ニワトリの解剖をおこないました。
アライグマは、前回に続いて皮を剥ぎ、非常にきれいに皮を剥くことができました(写真 1)。また、丁寧に皮を剥いだため、筋肉や神
経も観察できたので、じっくり観察しながら除肉をおこないました。
タヌキも毛皮を作製するために、アライグマ同様、丁寧に作業をおこないました。タヌキの皮は本来剥ぎやすいのですが、今回の個
体は皮が薄く、油断すると皮に穴が開きそうになるほどでした。
骨のレプリカは E さんが作製方法を検討していらっしゃいました。今回完成した試作品は、試作品ながら非常に完成度が高いものが
できあがっていました(写真 2)。
ニワトリの解剖は前回の続きをおこないました。担当していらっしゃる O さんは、初めての解剖ですが非常に丁寧で観察しやすい解剖を
していらっしゃいました。
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写真 1
写真 2
■3 月 3 日(日) (参加者 5 人)
キツネ、タヌキの足型取り・皮剥、ツバメの解剖をおこないました。
午前中はキツネ、タヌキの足型を取りました。試行錯誤しつつ2 種類の素材で足型を取りました。なかなかきれいな足型が取れたよう
に思います(写真 3)。
午後からは各自分かれて作業をおこないました。
写真 3
■3 月 23 日(土)
わくわく探検隊「ほねで遊ぼう!」の実施
【4 月、5 月の活動予定日】
■ 4 月 13 日(土)
■ 4 月 20 日(土)
その他は未定です。
活動見学を希望される方は、グループ代表メールに連絡をお願いします。
⑬緑のくすり箱
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
5 名】
グループ担当職員:草加伸吾
【活動報告】 2 月
■ 2 月 24 日(日) 奈良 春日大社「萬葉植物園」セミナー
グループの年間計画には、ありませんでしたが、メンバーのひとり、俵さんのご案内で、万葉集に詠まれた植物と題して、和の植物
の解説と、実際の植物園での見学ができるとのことで、急遽、3 人で参加してまいりました。
季節は、冬ということで、常緑の植物が中心でした。 最初に紹介されたのが、「あしつき」という海苔(のり)でした。
早春に葦の根元に発生する、ネンジュ藻科の淡水藻です。京都の貴船川の『キブネノリ』が、この仲間だそうです。
他に、梅・苔・やつめ蘭・笹・竹・ハンノキ・フタバアオイ・橙・イチイガシ・アラカシ・カタクリ・サラノキ・サカキ・シキミ・杉などを、万葉集に詠
まれた歌とともに、植物の実物を見せながら、春日大社の職員の方に解説していただきました。
意外だったのは、朽木でいつも見て、「サルのコシマキ」と通称で呼んでいた植物が、「ヒカゲノカズラ」で、古事記の中で、天鈿女命(ア
メノウズメノミコト)が、たすきに使って舞ったと伝わり、以来、「キツネノタスキ」などとも、呼ばれているそうです。また、冬の植物の中に、
ワカメが含まれていることも、意外でした。マクロビオテックでは、黒い食物(玄)は、冬の植物とされますが、それと同じだと思いました。
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海藻の総称を「め」とし、具体的には、マコンブ・アラメ・ヒジキ・ホンダワラなど。
コンブは、「ひろめ」・「えびすめ」と歌の中で詠まれているそうです。
昼食には、2月で節分にちなんで、大豆粥を頂きました。また、お土産に「屠蘇散」をいただきました。屠蘇の成分となる生薬は、生姜・
桔梗の根・肉桂の皮・ウスバサイシンの根及び茎・山椒の実・陳皮(蜜柑の皮)→昔は、橘と思われる。
ビャクジュツ・ボウフウなどである。
午後からは、春日大社の神苑「萬葉植物園」を見学し、普段は開放されていない、奈良市
指定文化財となっている中ノ島の「イチイガシ」を見せていただきました。植物のそばに
は、万葉集の歌碑が立ててあり、歌に詠まれた植物が実際に確かめられるようになって
いました。
四季折々の風情があると思うので、また、花の季節にグループで、訪れたいと思いま
す。
■ 3月16日の反省会と新年度の計画立案について
年度末の忙しい時期で、メンバーの参加が少ないので、4月13日(土)午前10時~正午に延期になりました。
メールを送っても、全く反応のないメンバーさんもおられる為、新年度は、会員名簿を作りなおします。
【活動予定】 4月~5月
■ 4月13日(土) 新年度の研究テーマ・活動計画の立案
2013年度は、「健康茶になる植物」をテーマに研究を進めようと考えております。他によいテーマの提案がありましたら、持ち寄って
いただきたいと思います。
■ 5月6日(月) 信楽朝宮茶の茶摘み体験
ハーブティーのブレンド相談を受けたことをご縁に、信楽の樋口茶園さんで、茶摘みを体験させていただくことになりました。詳しい
ことは、4月の活動計画立案時に、お伝えします。
⑭温故写新
【 活動報告日の活動会員数(のべ) 12 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:金尾滋史
【活動報告】
■2 月 10 日(日) 参加者 9 名
今年度 2 回目となる「写真の撮影講座」を開催しました。前回の復習を兼ねて写真撮影の基礎を学び、新しく感度や解像度について学び
ました。さっそく学んだことを実践するために、水族展示へ出かけ、暗い中で感度を上げた写真撮影などを行いました。
温故写新では今後もこのような写真やカメラの技術を楽しく学んでいける講座を開催していきたいと思いますので、機会がありましたら、
ぜひご参加ください。
■3 月は日程の都合上、活動を行ないませんでした。代わりに 3 月17 日(日)に開催された博物館リニューアルに関する説明会に 2 名が
参加し、ビジョンに対する意見を述べました。
【活動予定】
■4月に総会を予定しています。詳しくは、決まりしだいお知らせします。
⑮古琵琶湖発掘調査隊
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
25 名 】
グループ担当職員:高橋啓一
(活動会員数 25 名)
【活動報告】
第 2 回目勉強会を行いました.第 2 回目は、里口保文専門学芸員から琵琶湖のおいたちや地層のみかたの話を聞きました。
その後、グループに分かれて実際に展示室や実習室で地層のはぎとりを観察し、柱状図を書く練習をしました。参加者のみなさんは、熱
心に地層の観察をされ、時間がたつのがあっという間でした。グループで話し合い、楽しみながら観察をすることができました。
【活動予定】
3 月 24 日 第 3 回目活動 古琵琶湖層の足跡化石とその観察法 講師:岡村喜明(滋賀県足跡研究会)
4 月 27 日~30 日 多賀町での発掘
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生活実験工房からのお知らせ
※工房の田んぼ行事は、2013 年度から、一般の方(定員 10 名)が参加されますので、はしかけ・フィールドレポーター
の方とあわせて楽しい活動にしましょう。
担当職員:水谷 智
【活動予定】 4月から10月まで 10:00~12:00
4 月 20 日(土) 水稲種まき、苗代づくり
5 月 19 日(日) 田植え
6 月 9 日(日) 除草作業、生きもの観察
7 月 20 日(土) 竹細工、葉っぱでお茶づくり
8 月 11 日(日) 案山子づくり
9 月 14 日(土) 早稲品種 稲刈りとハサ掛け
10 月 5 日(土) 晩稲品種 稲刈りとハサ掛け
※11 月以降は、行事が確定次第お知らせします。
一般参加者の受付は、9:30 からです。
場所 : 全日程とも生活実験工房
・田んぼの作業をしますので、各自着替え、作
業服、長靴などご準備ください。
・作物の生育状況によって、日程を変更する場
合がありますので、ご注意ください。
3.2013 年度 はしかけ登録講座の日程
はしかけ登録講座の日程: 5月12日(日)、10月20日(日)、3月16日(日)の3回開催予定です。
場所は琵琶湖博物館セミナー室 受付:13:15~ 開講:13:30~
各グループの活動紹介をお願いします。(各 3 分間の発表と質問に対する回答)
4.その他の事項
(1) はしかけグループの活動に初めて参加する場合
ニューズレター発行後、活動日・活動場所が変更になる場合があります。グループの活動に初めて参加する時は、事前に、はしか
けグループ担当者に確認をお願いします。メールの場合は、グループの代表アドレスにご連絡ください。
(2) 名札(会員証)の写真について
名札(会員証)の写真を更新されたい方は、はしかけアドレスの hashi-adm@lbm.go.jp まで送って下さい。ただし、必ず本人確認がで
きるものに限ります。
(3) 会員証の携帯のお願い
はしかけ活動で来館する場合は、会員証を必ず持参してください。会員証を携帯せずに活動することは、原則的にできません。
(4)活動中に事故が起こったら
加入者カードに書いてある連絡先(社会福祉法人 滋賀県社会福祉協議会(TEL 077-567-3920 FAX 077-567-3923)へ、速やか
に連絡してください(各人で連絡)。手続きには、グループ担当者(学芸員)の活動証明が必要ですから、各グループの担当者まで連絡し
てください。詳しくは、平成25 年度の「ボランティア保険」パンフをご覧ください。パンフは、はしかけ事務局(博物館学芸事務室)にて配布
しています。
(5)「からすま通信局」が解散されました。
2013 年 3 月をもって解散されました。
5.次回ニューズレター
・次回のニューズレターの発行は、5 月 31 日(金) 原稿締め切りは、17 日(金)発行予定です。
・報告月は原則 4-5 月、活動予定掲載月は原則年 6-7 月です。
・原稿は、電子メールで、 はしかけアドレス hashi-adm@lbm.go.jp 宛に提出をお願いします。
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はしかけニューズレター
2013
2013 年度 第 2 号 通巻 111 号
6-7 月
編集・発行 :滋賀県立琵琶湖博物館 交流担当
住所 :〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091
電子メール : hashi-adm@lbm.go.jp
2013 年(平成 25 年) 6 月 4 日 発行
2013 年度はしかけ担当職員 高橋、水谷
電話 : 077-568-4812 ファックス : 077-568-4850
琵琶湖博物館ホームページ: http://www.lbm.go.jp
~ 目 次~
1. お知らせ
(1) はしかけ登録講座の報告
(2) 「あさ、ひる、ばん博物館を楽しもう!」オープンハウスの開催について
*全体プログラムの案内は最終ページに掲載しています
(3) 更新手続きがまだな方
会員数 ・・・305人
グループ数 15 グループ
(2013年5月末現在)
2. はしかけグループの活動報告と予定
①
④
⑦
⑫
うおの会 ② 淡海湧き水の会 ③ 近江はたおり探検隊
近江昔くらし倶楽部 ⑤ 湖(こ)をつなぐ会 ⑥ ザ!ディスカバはしかけ
里山の会 ⑧ 植物観察の会 ⑨ たんさいぼうの会 ⑩ 田んぼの生き物調査グループ ⑪ びわたん
ほねほねくらぶ ⑬ 緑のくすり箱 ⑭ 温故写新 ⑮ 古琵琶湖発掘調査隊 ● 生活実験工房からのお知らせ
3. 2013 年度はしかけ登録講座の日程
4. その他注意事項
(1)
(2)
(3)
(4)
はしかけグループの活動に初めて参加する場合
名札(会員証)の写真について
会員証の携帯について
活動中に事故が起こったら
5. 次回のニューズレター
1.お知らせ
(1) はしかけ登録講座の報告 (ご協力ありがとうございました。)
5 月 12 日(日)13:15 から、セミナー室で登録講座を開催しました。44 名の方が受講され、登録の手続きを行いました。
各はしかけグループからは、それぞれの紹介をしていただきました。ありがとうございました。
次回の「はしかけ登録講座」は、10 月 20 日(日)13:30 から、セミナー室で開催予定です。
(2) 「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう!」オープンハウスの開催について
2013 年7月 5 日(金)、6 日(土) 9:30~21:00 場所:琵琶湖博物館 において今年も「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう!」が開催さ
れます。それに伴って、6 日には、「はしかけオープンハウス 2013」を行います。今回も多くのはしかけグループから参加を表明してい
ただいています。はしかけ活動やフィールドレポーターの取り組みの裾野を拡げていく機会として、また、はしかけグループの活動の楽しさ
を来館者の方に伝える場として、みんなで盛り上げていきましょう。詳細は後日連絡いたします。
*「あさ、ひる、ばん博物館を楽しもう!」の全体プログラムは、最終ページに掲載しています。
(3)更新手続きがまだな方
更新手続きがまだの方は、手続きをお願いします。更新受付票の提出(FAX、メールなど)と合わせて、ボランティア活動保険:450
円の納入をお願いします。ただし、はしかけ以外の活動団体で、すでにボランティア保険に加入されている方は不要です。
4月以降は、月1回の保険加入手続きとさせていただいてますので、活動に間に合うよう早めに更新受付と保険料の納入をお願いしま
す。
①振り込みによる納入方法
郵便振替口座(00970-8-109479 琵琶湖博物館はしかけ制度)宛に、450円の振り込み(手数料別)をお願いします。
②現金による納入方法
各グループ単位でまとめての納入をお願いします。 ※事務室での個人毎の現金納入は原則できませんのでご注意ください。
なお、18歳未満単独での登録には、保護者の同意が必要です。更新受付票の裏面に必要事項をご記入ください。
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2.はしかけグループの活動報告と活動予定
①うおの会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
67 名 】
グループ担当職員:松田征也
【お知らせ】
うおの会登録更新が未済の方は早急にお願いします。申請書はホームページまたは事務局([email protected]) から入手し、事
務局に送付してください。同様に、タモ網等備品を借用されている方も更新手続きをお願いします。定例調査などの連絡は、電子メー
ルのみとしています。連絡を希望される方は、受信を希望されるアドレスから、件名を「連絡希望」と明記して、本文にお名前のみ入力
の上、[email protected] までメールを送信してください。 なおこのアドレスは出欠連絡のみです。その他の手続き・連絡・ご質問など
は [email protected] までお願いします。
【活動報告】
■4 月 21 日(日) 第 90 回定例調査 「石田川調査」(高島市) 10:00~14:00 集合: 滋賀県総合庁舎駐車場
参加者: 21 名
前日からの雨もやみ、肌寒い 1 日でしたが、楽しく石田川の調査を実施しました。石田川は、保護水域や漁協の管理水域があり、狭
い範囲の調査でしたが、多様な魚種が確認できました。中でも、アマゴ(?)と思える幼魚がたくさん見られました。しかし、アマゴとビワ
マスの幼魚は大変よく似ています。本当にアマゴなのか、それともビワマスではないだろうか、と会員の意見は様々でした。それも下
流部ほど大きく育っており、その要因についても考えてみました。
また、細長いタモロコ(?)も見つかりましたが、近くにホンモロコの養魚場があり、そこからホンモロコが流出したものではないかとも
考えられます。タモロコとホンモロコは近縁の種といわれ、生息環境が同様であれば似通ってきます。
稚魚や幼魚を生体で同定するのは大変難しいものがあります。これからもご一緒に考えを出し合っていきましょう。
(村上靖昭)
■4 月 21 日(日) 運営会議
14:30~15:30
場所: 滋賀県総合庁舎駐車場
参加者: 9 名
議題 1. 5/5 から始まるカネヒラ調査に関して、調査範囲・調査方法・時間・分担方法などの確認
議題 2. 今後の運営会議・定例調査などの役割分担の確認
議題 3.7月の「オープンハウス」について内容の検討
その他事務連絡などを確認した。
■5 月 5 日(日) 第 91 回定例調査(臨時) 「カネヒラ浮上調査・南湖沿岸」 9:00~14:00 集合: 琵琶湖博物館駐車場 参加者 19 名
臨時定例調査として、カネヒラの浮上調査を行いました。タナゴの仲間は二枚貝の中に卵を産みますが、秋産卵のカネヒラの場合
は毎年この時期に仔稚魚が二枚貝から出てきます。今回の調査では、琵琶湖南湖周辺でのカネヒラの発生状況を確認しました。
GW 終盤の調査当日は、晴天に恵まれ、気温も上がり、絶好の行楽日和となりました。湖岸各地が釣りや BBQ の人々でにぎわうな
か、南湖周辺の 34 地点で調査を行いましたが、残念ながら今回の調査ではカネヒラの浮上を確認することはできませんでした。今年
は寒い日が続いたため、カネヒラの浮上が遅れているのか、そもそも南湖では見られないのか、今回の調査では判断が難しい状況
です。フナと思われる稚魚は確認できましたが、各地でブラックバス、ブルーギルが多く観察され、南湖の状況を特徴づける印象でし
た。カネヒラ浮上調査はあと2回実施予定のため次回以降の調査に期待したいと思います。
(福永和馬)
■5 月 19 日(日) 第 92 回定例調査 「カネヒラ浮上調査・南湖~北湖南部」 9:00~14:00 集合: 琵琶湖博物館駐車場 参加者 18 名
前回の 5 月 5 日に続き今回は、2回目のカネヒラ浮上調査をしました。前回確認できなかったカネヒラの浮上仔稚魚が今回こそ
確認できることを願って調査に向かいました。
今回は、曇天で少し風があり、さらに水も濁っており、水中で泳ぐ小さな仔稚魚が見にくいという条件の中、各班ともいろいろ
な魚(カネヒラをはじめ、フナやモロコ等)の仔稚魚を発見することが出来ました。それぞれ数匹をすくい取り、カネヒラと確認
できたものは研究試料として固定しました。
次回定例調査が今年度のカネヒラ浮上調査の最終回となります。次回は多くのうおの会会員の参加を期待しております。浮上仔
稚魚を見つけた時の喜びを多くの会員に味わってもらいたいからです。
(水戸基博)
【活動予定】
定例調査など行事への参加は、うおの会会員登録および参加の事前申し込みが必要です。
定例調査・行事に参加するときは、はしかけの名札を着用してください。
■6 月 16 日(日) 第 93 回定例調査 「カネヒラ浮上調査・北湖北部沿岸」 集合: 未定 (決まり次第会員に連絡します)
■7 月 6 日(土) 「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう」への参加
内容: 「お魚キーホルダーを作ろう!!」 (プラバン工作)
■7 月 21 日(日) 第 94回定例調査 「排水路ドロダメ生き物生息調査」
集合: 奥びわスポーツの森駐車場
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②淡海湧き水の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 4 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:芳賀裕樹
【活動報告】
今回は特に報告することはありません.
③近江はたおり探検隊
【活動報告日の活動会員数(のべ) 28名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
織姫の会
■3 月 30 日(土) (参加者:10 名)
今回も、習ったコサージュを作ってみました。寸法は同じでいろいろな素材で
作ってみると、雰囲気の違う作品になりました。
■4 月 13 日(土)(参加者:6 名)
キハダが手に入ったので、皮を剥いてみました。キハダは黄檗と書いて、漢
方では胃腸薬です。昔は男の子の産着をキハダで染めて、それをなめることで、
病気を予防したそうです。なめてみたけど、苦い(ー_ー)!!
しばらく干したほうがいいそうなので、乾燥させました。
■4 月 24 日(水) (参加者:4 名)
K さんが卓上機を持ってこられたので、みんなで機上げ作業。毎回この作業
は大変です。
■5 月 11 日(土) (参加者:8 名)
前々回で皮を剥いたキハダといただいたサクラを使って染めてみました。キハダはきれいな黄色、サクラはまさに桜の色に染まりま
した。
【活動予定】
■織姫の会 5 月 22 日(水)、6 月 15 日(土)、26 日(水)、7 月 6 日(土)、24 日(水)
8 月はお休みです
(辻川智代)
④近江昔くらし倶楽部
活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
39 名(内子ども 10 名) 】
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
工房・居合わせの会
■4月20日(土)(参加者7名(内子ども4名))
午前中、苗代づくりのあと、季節の食材を使ったご飯とみそ汁を作って頂きました。
■5月19日(日)(参加者9名) 湖国・巨石の会
午前中の田植えのあと、湖国・巨石の会の初めての活動として「須田郡司さんお話し会」を開催しました。近江磐座研究会の方など巨
石が好きで須田さんのお話を聞きにわざわざ遠方から来られた方も参加され、昔くらしのメンバーとともに須田さんが紹介される巨石
の世界にしばし浸りました。世界にはいろんな形で巨石が祀られています。滋賀の巨石は近江富士との関係があるもの多々あったり、
日本の国生み神話と関係があるかもといった興味深い情報も出てきました。滋賀の巨石情報を共有し、興味ある方々と県内の巨石を
実際に見に行く機会を作ろうということになりました。
古民家くらし体験(お馬と畑・奥加河荘)
■5月21日(火)(参加者7名(内子ども2名))
畑の草刈りをして、夏子さんの誘いで『アナスタシア』を輪読して、岐阜のKさんが持参くださった野菜の苗を植えました。整体師の大ち
ゃんもいて、食べ物や身体のことも話題にのぼり、初参加のTさんもお馬に乗って盛りだくさんの一日でした。
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古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■4月25日(木)(参加者3名)
桜の季節、囲炉裏回りは暗く寒かったので、暖かな陽を求めて縁側で座布団を囲みました。地球暦やブレインジムも行いました。
■5月15日(水)(参加者13名(内子ども4名))(会場:マチイハウス(大津市葛川町居町))
堀口一子さん(茶文化研究家)をお招きして、集落内の里山のお茶を摘み、干して、ゆすって発酵させて、もんで炒って、全身五感
を使って烏龍茶を作りました。中国茶の茶器を使った本格的な入れ方で、ただ飲むだけでなく嗅覚でもお茶を満喫。まだ言葉も拙い
子どもたちがお茶を求め、みんないい顔をしていたのが印象的でした。身近に生えているお茶の底力を実感しました。
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
新年度から毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べ
て、「居合わせから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する集まりを開きます。毎回、何か話題提供はしよ
うと思います(昔のくらしから学ぶ、心と身体と知る、自然のリズムを知る、社会のあり方を知るなど)。学びたいことがある方、提供
できるネタのある方、ご意見お寄せください。
■6月9日(日)<この日は14:00~16:00、会場はマチイハウス(大津市葛川町居町)、新月のお茶会を行います>
7月20日(土)、8月11日(日)の12:00~15:00 <9月14日(土)は葛川の運動会、10月5日(土)は葛川小中学校の紅葉祭(文化祭)予定>
いずれの日も10:00~12:00に、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。はしかけ会員はスタッフとして参加できます。(着
替え、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
古民家くらし体験 (お馬と畑・奥加河荘)
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の空間
を楽しみ、四季折々の季節を感じます。作業できる服装、お弁当持参です。参加希望の方は中藤まで。
■6月15日(土) 13時~ 持ち運びできるパーマネントトイレづくりワークショップを行います。(実際のトイレづくりは6/16に開催)
6月27日(木)、7月8日(月) 10時半-15時
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸づくりや繕い物、ヨシ笛・草履などの細工づくりなど、古民家の空間
に手仕事を持ち込んで楽しく作業しましょう。手仕事の道具、お弁当持参です。
■6月19日(水)、 7月11日(木) 10時半~15時
はしかけオープンハウスへの参加
今年も「あさ・ひる・ばん、博物館を楽しもう」ではしかけオープンハウスが開催されます。近江昔くらし倶楽部では、冨江家のくらし
案内ツアーを以下の日程で行います。
■7月6日(土)11:00~11:30、14:00~14:30 C展示室・農村のくらしコーナーにて
湖国・巨石の会
5月19日に須田郡司さんお話し会を開催し、近江磐座研究会の方々にも参加いただきました。Facebookのグループを立ち上げ、興
味のある方々と滋賀の巨石マップ作りや現地見学ツアーを行っていきます。10月に滋賀で開催されるイワクラ学会も気になるところで
す。
去年須田さんが作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、中藤までお知らせください。
【ブログのご案内】
活動報告や予定は、「近江昔くらし倶楽部」のブログでもお知らせしています。このニューズレターもアップしています。同志たちの
開くさまざまなイベントも案内しています。どうぞご覧ください。 http://lbmmukashi.shiga-saku.net/
⑤湖(こ)をつなぐ会
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
4名 】
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
4 月7 日(日)は春休み最後の日曜日なので入館者も多いだろうと考え、紙芝居の上演を決めました。普段の日曜日よりは、少し大きな
子ども達も紙芝居をみてくれました。ちょうど植物のギャラリー展示も始まったところだったので、タンポポやつくしなどを摘んできて、身
の回りの小さな生きものたちに目を向けてもらう工夫をしながら紙芝居を上演し、「生きている琵琶湖」の合唱をしました。
【活動予定】
■6 月 23 日(日) 紙芝居上演
13:00 実習室 2 集合
4
⑧ザ!ディスカバはしかけ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 1 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:芦谷美奈子, 森智美, 片淵綾香
ディスカバリールームは、今年度からスタッフが変わりました。新しいスタッフともども、ザ!ディスカバはしかけを、今後ともよ
ろしくお願いいたします。なお、3月までスタッフだった藤岡さんは、引き続きはしかけのメンバーとして活動してくださることになっ
ています。メンバーの皆さんとは引き続きメーリングリストで連絡をとって行きたいと思います。
これまで参加したことない方でも、活動に興味をお持ちの方、参加ご希望の方は、お気軽に上記アドレスまでお問い合わせくだ
さい。
【活動報告】
活動内容
修理
実施日
なにを
2013年4月12日(金)
座布団カバー
【今後の活動予定】
日付
どうした
ご自宅で修理して持ってきてくださいました。
時間(定員)
場所
2013年6月15日(土)
14:00~14:30
(15名)
ホタルの紙芝居
2013年7月6日(土)
14:00~15:00
16:00~17:00
(各回30名)
<あさ・ひる・ばん>
ホタルのおはなしと
虫の工作
ディスカバリールーム
ディス会会議室
「あさ・ひる・ばん」のオープンハウスで上記のイベントを行ないます。協力していただける方、絶賛大募集中です。このイベント
までに、一度打ち合わせを兼ねた総会を開催したいと考えています。またメーリングリストで連絡しますね。
★ディスカバリールームでこんな楽しいことしたい!などアイデア・提案があれば、お気軽にスタッフまでお声をかけてください。メー
ルも大歓迎ですヨ!お待ちしております。
⑨里山の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 32 名 】
グループ代表アドレス:[email protected](登録会員数 32 名)
グループ担当者:安福俊幸, 楠岡泰
【活動報告】
■ 4 月 14 日(日) 里山体験教室 春の巻 下見 参加者17名
■ 4 月 21 日(日) 里山体験教室 春の巻 本番 参加者12名
野洲市大篠原の里山林を地元の方からお借りして今年で 8 年目になります。当初は、うっそうとした薮状態であったのが、今や木漏れ
日が林の中まで差し込んで心地よい空間となっております。今年の里山体験教室の参加希望者は 11 組 22 名、このうちの多くの方がこ
こから里山デビューすることになるのでしょう。本番は朝まで雨が降り、風が強く寒い日曜日であり、参加者が少なくなる心配をしており
ましたが、欠席の方は少なくほっとしました。
さて、春の巻には大人12 名、こども 10 名の 22 名の方が参加されました。家族での参加がほとんどで、午前中は2班に分かれて山菜
や春らしいものを探して里山を散策しました。採取した山菜等は、お昼に里山の会の有志によってテンプラにすることを告げて、リョウブ、
ミツバツツジ、ユキノシタ、タカノツメ、ヨモギなどを採取して、どれも天ぷらで美味しくいただきました。
昼からは、近くの展望台から琵琶湖を一望しました。その後、里山の木株や伐採木をノコギリで上手く切って名札づくりをしました。伐
採した後の木株の形を上手く使ってオリジナルのマイ名札が完成して、里山体験教室の一日が終わりました。(安福)
5
里山の散策 山菜と春さがし
お待ちかね 山菜の天ぷら
のこぎり使って名札づくり
■ 5月15日(水) 「あさ、ふる、ばん 博物館を楽しもう!」森の中で簡易ハンモックづくり準備 参加者3名
ハンモック、ロープ等の虫干しと、ハンモックを架ける木を選びました。
【活動予定】
■ 7月 6日
■ 7月14日
■ 7月21日
「あさ、ふる、ばん 博物館を楽しもう!」
森の中で簡易ハンモックづくり、里山の木を使った名札づくり
「里山体験教室(夏)」野洲市大篠原地先 下見
「里山体験教室(夏)」野洲市大篠原地先 本番
⑩植物観察の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当
者:芦谷美奈子
【活動報告】
この 4 月 5 月は、諸般の事情で観察会を開催しませんでした。布谷さんが三重に行かれて多忙なこともあり、また長年続いた観
察会の在り方について色々考えるところもあり、ぜひはしかけの皆さんのご意見もお聴きしたいところです。次回の行事は、仕切
り直しをしたいと思います。
(芦谷)
【活動予定】
次回は 7 月に行事を行ないます。布谷さんが、身近な野菜や果物から植物を知る「台所の植物学」や、形態学・生態学から見る
植物の様々な面白さについて話をしてくださいます。今後の植物観察会の在り方についても、少し議論できればいいなと考えてい
ます。
なお、はしかけ登録時および更新時に、植物観察の会の希望を出していない方でも、はしかけさんならどなたでも参加していた
だけますので、ぜひお申込みください。
<7 月植物勉強会>
日時:2013 年 7 月 14 日(日)
開始時間:午後 1 時 30 分(終了は、3 時半ころ)
実施場所:琵琶湖博物館 会議室(場所は変更になる可能性あり、変更の場合はエントランス付近に掲示します)
持ち物:筆記用具など。
申込み:当日参加も可能ですが、準備の都合があるので、出来るだけ事前申込をお願いします。メールの場合は、上記「植
物観察の会」アドレスまで。ファックス、電話は、琵琶湖博物館の芦谷美奈子まで。
⑩たんさいぼうの会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 16 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員 影の会長:大塚泰介
【活動報告】
たんさいぼうの会第37 回総会を、4 月14 日(日) 9 時30 分から、近江富士花緑公園で行いました。参加者は 10 名でした。現在、たん
さいぼうの会会長補佐の中井さんが公園の副園長をしていますが、彼は仕事で不参加でした。総会後は花見+BBQ+公園内の湿地見
学でした。BBQ ではジンギスカン鍋が登場したり、途中参加者がやってきたり、中井さんが休憩時間に差し入れを持って来たりして盛り
6
上がりました。もっとも、桜はとうに盛期を過ぎ、散り際といったところでした。この時期の総会は毎年、桜の盛期を狙って 2 月中に日程を
決定するのですが、このところは毎年のように 1 週間以上も時期を外し、咲き始めだったり散り際だったりしています。来年こそは的中さ
せるぞ!
ラムサール登録湿地、中池見湿地(福井県敦賀市)の再調査を 5 月 12 日(日)に行いました。参加者は 5 名でしたが、ウェットランド中
池見の笹木夫妻と、たまたま観察会に来て巻き込まれた助っ人さんの協力も得て、総勢8 名で 17 か所を調査し、計およそ 50 本ものサン
プルを得ることができました。ずっと穏やかな晴天が続き、湿地周辺の木の芽・草の芽のテンプラなどもご馳走になり、会員からは「こん
な待遇が良い調査は初めてだ」との声も聞かれました。ヤブツバキの花や若いカラスノエンドウがこんなに美味しいものだったとは・・・
2008 年に採集した中池見湿地の珪藻の写真を整理し、同定を始めています。水環境の多様性を反映してかなかなか種数が多く、苦戦
を強いられています。
こちらもジオパーク指定で注目の、湖山池の珪藻植生の論文は投稿間近です。現在、一部の珪藻写真を撮り直したりしています。たん
さいぼうの会は写真にこだわるのです。
たんさいぼうの会会員の研究成果(共同研究も含む)2つが、5 月18 日(土)~19 日(日)の日本珪藻学会大会で発表されます。しかし、
この原稿の〆切がその前日なので、顛末については紹介できません。ご関心がある方は上記アドレスまでお訪ねください。
【活動予定】
夏は珪藻の減衰期ですので、たんさいぼうの会の主な活動は珪藻写真の撮影と整理、そして論文の執筆になります。ここ数年、イベ
ントばかりやっていて論文があまり出ていないので、今年こそは論文を 2 本以上出版したく思います。夏までに、上記の湖山池の珪藻植
生と、油日湿原の珪藻植生について論文を投稿したいと考えています。
たんさいぼうの会 T シャツに続き、今年は「珪藻」ワッペン付きのベストをお揃いで用意することになりました。秋の調査からは、皆が
お揃いのベストで湿地や川辺を徘徊することになります。
「あさ、ひる、ばん」は、今年は不参加です。「環境と科学のフェスティバル」(今年から改称予定)については、成り行きを見守りつつ参
加するかどうかを決めようと考えています。
⑩田んぼの生きもの調査グループ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 8名 】
グループ担当職員:楠岡泰, M. J. グライガ-
グループ代表アドレス:[email protected]
ほとんどの田んぼでは田植えが終了しています。そろそろ肉眼でもエビたちが見える頃です。会員は田んぼをのぞきながら歩くので、
通勤・通学にいつもより時間を食います。遅刻しないように気をつけなくちゃ!
田んぼのグループは昨年度に引き続き、今年度も夏原財団のグラントを頂けることになりました。昨年は GPS を購入しましたが、今年
度は温度計を購入し調査に役立てる予定です。これも会員の熱心な活動と前田代表の丁寧な報告書・申請書作成のたまものです。
【活動報告】
■5 月 18 日(土) 堅田および守山周辺の田んぼ調査 10 時~13 時 (参加者8名)
エビ類の出る田んぼとでない田んぼの違いをさぐるべく、堅田の野間家の田んぼに調査に行きました。野間家の田んぼは 9 枚。最初
に田んぼ内と周辺の生物相を観察しました。カイエビを初め、ミジンコ類からダルマガエル、ドンコまで、たくさんの生きものが観察され
ました。9 枚の田んぼのうち数枚にカイエビが繁殖していました。連続した田んぼで生物相に違いのある田んぼがありましたので、しば
らくその 2 枚の田んぼについて追跡調査をすることになりました。
【活動予定】 5 月~7月
■5 月 26 日(日) 広域調査
彦根から永源寺にかけて、未調査地域の水田調査を行います。
集合場所や時間はメールでお知らせいたします。
■6 月 2 日(日) 長浜調査
田村駅近くに 10:00 集合。集合場所の地図はメールでお知らせいたします。
■5 月~7 月上旬 田んぼの生きもの調査真っ最中!
各自自分のペースで生きもの調査を実施中。
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⑬びわたん
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
13名 】
グループ担当者:蜂屋 正雄
春のイベントとしては恒例になりました、「春の草花でしおりを作ろう」を実施しました。
草加学芸員(4/13)と林学芸員(4/27)に「今日の博士」になってもらい、参加者と春の自然を満喫しました。年を減るごとに、製作手順
が効率的になってきていて、参加者にもわかりやすく、「自分で作ったしおりだ」という思いがもてる活動になっています。
【活動報告 】
■ 4月 13 日(土)、27 日(土)
わくわく探検隊
「春の草花でしおりを作ろう」
季節は夏に移ろうとしている今日この頃。新緑が気持ちいい季節となってきました。
さて、色とりどりの花や新緑が目を楽しませてくれる 4 月、博物館の屋外展示に出て、
草花の観察と、しおりづくりを行いました。野草を「しおり」にすることで、季節の記録と
思い出を閉じ込めて手元に残してもらうことがねらいです。今年はお天気に恵まれ、ゆ
ったりした時間の中、春の自然を感じながら楽しく野草や花を観察できました。参加者
の皆さんの作品は、春の彩りを写し取ったように色とりどり鮮やかで綺麗なものとなり
ました。どれも個性的でステキな作品ばかりでした♪毎回、参加者ごとに違った作品が
生まれ、その時期の自然をたっぷり感じられるのがこのプログラムの楽しいところで
みかねえ(北村美香)
す。
【 活動予定 】
■ 6 月 8 日(土)
画)
■ 6 月 22 日(土)
■ 7 月 6 日(土)
わくわく探検隊 「魚の解剖にチャレンジしよう」(企画展連携企
わくわく探検隊 「田んぼにすむ不思議なエビを見てみよう」
あさひるばん 博物館を楽しもう 「びわたんと絵本で楽しもう♪」
⑭ほねほねくらぶ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 25 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:高橋啓一
【活動報告】
■ 4 月 13 日(土) (参加者 6 人、見学者 1 人)
ツバメの皮剥、アライグマの除肉、キツネの除肉・毛皮の皮なめし、ニワトリの解剖、骨レプリカの作製をおこないました。
今、活動に参加しているメンバーは毛皮の皮なめしの経験がない者が多く、手探り状態の作業ですが、それでもきれいな毛皮が出来
つつあります。
■ 4 月 20 日(土) (参加者 5 人、見学者 1 人)
イタチの皮剥・除肉、タヌキの皮なめし、ツバメの除肉、骨レプリカの作製、ニワトリの解剖をおこないました。
最近の活動では、毛皮の作製を重点的におこなっていますが、それ以外にも多数の動物の皮剥、除肉をおこなっており、ほねほねく
らぶの標本数が増えつつあります。
来年にはギャラリー展をおこなうので、その際に何らかの形でお披露目出来ればと考えています。
■ 5 月 12 日(日) (参加者 3 人、見学者 3 人)
午前はイタチ・シカの除肉、ニワトリの解剖をおこないました。
3 人の見学者にも参加して頂き、作業をおこないました。中には我々以上にスムーズに除肉をされる方もいらっしゃり、「会員として更
に精進しなくては」と思いました。
午後ははしかけ登録講座での活動紹介、企画展のためのミーティングをおこないました。今回の登録講座は参加者の数が多いよう
に感じ、その数に圧倒された広報担当者は、話そうと思っていた内容が飛んでしまったそうです。
ギャラリー展のためのミーティングでは会場の広さに戸惑いながらも、展示の内容について話合いました。ギャラリー展まであと 1 年
を切っていますが、よりよい展示が出来るよう、会員一人一人の力を合わせて活動していく所存です。
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■ 5 月 26 日(日)
イタチ・シカの除肉等をおこなう予定です。
【6 月、7 月の活動予定日】
現在未定です。
活動見学を希望される方は、グループ代表メールに連絡をお願いします.
⑬緑のくすり箱
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
25名】
グループ担当職員:草加伸吾
【活動報告】 4月~5 月
■ 4月13 日(土) 午前中、今年度の年間活動計画を練りました。今年度の研究テーマは、「健康茶になる植物」で、5 月には、信楽朝宮
で茶摘みを、6 月には、長野県池田町で、カモミールの刈り取り体験を行います。また、秋には、高島市朽木で、銀杏拾いと花梨茶づく
りを考えています。
午後からは、びわたんと一緒に、春の野原で草花を摘んで、押し花にし、しおりを作りました。
植物の色や形だけでなく、触感も感じてほしいと説明すると、子どもたちは、ヒメオドリコソウなどの葉っぱの手触りを確かめていま
した。緑のくすり箱のメンバーは、わくわく探検隊のお手伝いのはずでしたが、自分たちのしおりを作るのに夢中で、お手伝いになら
ず、反省しました。ごめんなさい。
グループとしては、活動に役立つものを作ろうと、ヒノキとアスナロ、サワラの見分け方ができる標本しおりを作りました。
■5月11日(土)12 日(日)信楽朝宮 樋口茶園場 茶摘みと紅茶づくり
年間計画では、5 月 6 日に予定されていた茶摘みですが、
まだ 6 日には、茶の新芽が十分でておらず、急遽、日にちを
変更して、11 日と 12 日の 2 日に分けて、茶摘みに行きまし
た。
11 日は、あいにくの雨でしたが、参加者が 3 人だったた
め、車で茶畑のてっぺんまで連れていってもらい、お茶を摘
みました。
翌 12 日は、快晴で絶好の茶摘み日和。全員でベニフウキ
を摘み、自分で摘んだ茶の新芽で、手作り紅茶に挑戦しまし
た。摘んでしばらく萎調し、しんなり柔らかくなったところで、
熱を加え、水分をとばし、酸化させます。水分がなくなるにつ
れ、粘りが出てきて、さらに良い香りがしてきます。水分がと
んでしまったら、濡れふきんをかぶせて少し寝かせます。さ
らに、熟成させ、完全に乾燥させて、紅茶のできあがりです。
12 日は、参加者10名中、7名が茶摘みが初めてで、貴重
な体験になりました。ほかにも、ローリエ(月桂樹)や花山椒
などもいただき、実り多い一日でした。お土産に、ベニフウキ
の花を乾燥させたものと、日本のチャノキで作ったウーロン
茶もいただきました。
並んでベニフウキの新芽を摘むメンバー
樋口茶園場のHP
http://kaneban.net/
地図や紅茶の作り方も
見られます。
【活動予定】 6月8日(土)9日(日)1泊2日 長野県北安曇郡池田町へ カモミール刈り取り体験
貸切バスで、昨年、長野で定植作業をしたカモミールの収穫に行きます。参加希望者は、6月2日までに、グループの代表アドレスまで
メールで、申し込んでください。詳しい日程表をお渡しします。
参加費 ¥15,000 草津駅西口 8日朝8時出発 ~ 9日夜7時帰着 予定
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⑭温故写新
【 活動報告日の活動会員数(のべ) 12 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:金尾滋史
【活動報告】
■4 月 27 日(土) 参加者 7 名
2013 年度の最初の集まりということで総会を開催し、2013 年度の活動内容、活動計画を決めました。今年度の主な活動内容は下記
のとおりです。
<主な活動内容>
・博物館活動に関わる写真の撮影および記録
・『写真の撮影講座』などの開催および講座を通じた他グループとの交流
・映像資料(特に大橋コレクション)の整備への協力
・『あさ、ひる、ばん、博物館を楽しもう』での写真展開催(テーマ:からすま半島の生き物たち)
・このほか、依頼があれば、博物館主催行事や他のはしかけグループなどの活動
における写真記録への協力を行なう
■5 月 12 日(日) 参加者 7 名
7 月の『あさ・ひる・ばん博物館を楽しもう!』で開催する写真展「からすま半島の生き物たち」にむけて、烏丸半島に生息する様々な
生き物の写真を撮影しました。幸いに天候にも恵まれ、メンバーそれぞれの視点で、生き物を撮影しました。名前がわからない生き物
もたくさんいますが、じっくり見てみると、こんなにたくさんの動植物が博物館周辺にはいるのかと驚きました。
【 活動予定 】
・6 月 15 日(土) 午前:からすま半島の生き物撮影 場所:博物館・からすま半島周辺
午後:「あさ、ひる、ばん」の展示に向けた写真の選考と印刷 場所:博物館会議室
・6 月 30 日(日) 「あさ、ひる、ばん」の展示に向けた写真の選考と印刷(追加分)
場所:博物館会議室
・7 月 6 日(土) ●『あさ、ひる、ばん、博物館を楽しもう』での写真展示
(テーマ:からすま半島の生き物たち)
●『あさ、ひる、ばん、博物館を楽しもう』での記録写真への協力
温故写新では、皆様からのご依頼があれば、博物館主催行事やはしかけグループ活動での記録写真などの撮影協力を行ないます。
必要な方は温故写新担当学芸員(金尾)へご連絡ください。ただし、メンバーの日程の都合上、ご協力できないこともありますので、ご
了承ください。
⑮古琵琶湖発掘調査隊
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
49 名 】
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
■ 第 3 回勉強会は「古琵琶湖層の足跡化石とその観察法」と題して、滋賀県足跡化石研究会の岡村喜明さんに講師をお願いしました。
足跡が化石になるまで、足跡化石の調査をするタイミング、産地の条件によって変わる調査方法について学びました。グループにわ
かれてゾウの足跡の観察実習をし、楽しく共同作業ができました。
■ 4 月 27 日~5 月 2 日は多賀町四手で「多賀町古代ゾウ発掘プロジェクト」に参加し、実際に発掘を行いました。はしかけメンバーは化
石発掘グループと足跡化石発掘グループにわかれて作業を行いました。天気にも恵まれて、参加者のみなさんはとても楽しまれてい
ました。化石を見つけても最初は何の化石か検討もつかず専門の先生に聞いたりしていましたが、発掘を続けるうちに何の化石か判
断できるようになり、化石に対する知識がかなり増えると同時に、実際に化石を見る大切さ、楽しさも実感できました。
■ 5 月19 日には,第4 回勉強会「琵琶湖の生い立ちをさぐる方法1:植物化石」を行いました。この回からは、琵琶湖博物館の講座
を兼ねて一般の方々といっしょに行いました。実習では、4 月の発掘で採集した泥の中からヒシなどの化石を取り出しました。ヒ
シだけでなく魚の咽頭歯も見つかりました。博物館の屋外展示を使っての現生植物の観察も大変勉強になりました。
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【活動予定】
6 月 30 日 第 5 回目活動
7 月 28 日 第 6 回目活動
8 月 25 日 第 7 回目活動
9 月 29 日 第 8 回目活動
琵琶湖の生い立ちをさぐる方法2:地層 講師:里口保文(琵琶湖博物館)
琵琶湖の生い立ちをさぐる方法3:花粉化石 講師:林 竜馬(琵琶湖博物館)
琵琶湖の生い立ちをさぐる方法4:足跡化石 講師:岡村喜明(滋賀県足跡化石研究会)
琵琶湖の生い立ちをさぐる方法5:動物化石 講師:高橋啓一(琵琶湖博物館)
生活実験工房からのお知らせ
※工房の田んぼ体験行事では、一般参加の方(定員10名)と、はしかけ・フィールドレポーターの方と共に、力を合わせ
て、4月からスタートしました。
行事開催日は、午後も工房を開けています。 6月からの行事にも、ぜひご参加ください。
担当職員:水谷 智
【活動予定】 4月から10月まで 10:00~12:00
場所 : 全日程とも生活実験工房
4 月 20 日(土) 水稲種まき、苗代づくり (無事終了)
5 月 19 日(日) 田植え (子供たちが一生懸命で、予定どおり終了) → 田植え後は「さなぶり」をしました。
6 月 9 日(日) 除草作業、生きもの観察
7 月 20 日(土) 竹細工、葉っぱでお茶づくり
・田んぼの作業をしますので、各自着替え、
8 月 11 日(日) 案山子づくり
作業服、長靴などご準備ください。
9 月 14 日(土) 早稲品種 稲刈りとハサ掛け
・作物の生育状況によって、日程を変更する
10 月 5 日(土) 晩稲品種 稲刈りとハサ掛け
場合がありますので、ご注意ください。
※11 月以降は、行事が確定次第お知らせします。
一般参加者の受付は、9:30 からです。
3.2013 年度 はしかけ登録講座の日程
今後のはしかけ登録講座の日程: 10月20日(日)、3月16日(日)の2回開催予定です。
場所は琵琶湖博物館セミナー室 受付:13:15~ 開講:13:30~
いつものように各グループの活動紹介をお願いします。(各 3 分間の発表と質問に対する回答)
4.その他の事項
(1) はしかけグループの活動に初めて参加する場合
ニューズレター発行後、活動日・活動場所が変更になる場合があります。グループの活動に初めて参加する時は、事前に、はしか
けグループ担当者に確認をお願いします。メールの場合は、グループの代表アドレスにご連絡ください。
(2) 名札(会員証)の写真について
名札(会員証)の写真を更新されたい方は、はしかけアドレスの hashi-adm@lbm.go.jp まで送って下さい。ただし、必ず本人確認がで
きるものに限ります。
(3) 会員証の携帯のお願い
はしかけ活動で来館する場合は、会員証を必ず持参してください。会員証を携帯せずに活動することは、原則的にできません。
(4)活動中に事故が起こったら
加入者カードに書いてある連絡先(社会福祉法人 滋賀県社会福祉協議会(TEL 077-567-3920 FAX 077-567-3923)へ、速やか
に連絡してください(各人で連絡)。手続きには、グループ担当者(学芸員)の活動証明が必要ですから、各グループの担当者まで連絡し
てください。詳しくは、平成25 年度の「ボランティア保険」パンフをご覧ください。パンフは、はしかけ事務局(博物館学芸事務室)にて配布
しています。
5.次回ニューズレター
・次回のニューズレターの原稿締め切りは 7 月 16 日(火)、発行は 8 月 1 日(木)発行予定です。
・報告月は原則 6-7 月、活動予定掲載月は原則年 8-9 月です。
・原稿は、電子メールで、 はしかけアドレス hashi-adm@lbm.go.jp 宛に提出をお願いします。
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あさ,ひる,ばん 博物館を楽しもう!
2013. 7. 5 (金) 6 (土) 9:30 ~ 21:00
琵琶湖博物館は,「湖と人間」をテーマにして,自然と人とのつながりをみなさんに感じ考えてもらい,そのより
よい共存関係をめざす入り口として活動しています。さまざまな交流イベントや展示を通して,多様な人々ととも
に歩む琵琶湖博物館の活動をたっぷりと体感してください!
7/5 (金)
<アトリウムコンサート&フロアトーク>
「風のささやき」 18:00-18:40
リコーダー 迫田浩一 パーカッション 中路友恵
Yasu&Suso&Tae
ギター 西村靖彦 ギター 須曽野豊 電子ピアニカ 河野多映
ジャズ・ボサノバ・ポップスのスタンダードを中心に3人の即興をお楽しみください♪
(ブルートレイン,星影のステラ,スマイル,シネマパラダイス,ニューヨークの秋 ほか)
中井学芸員
「魂を救ってくれる JAZZ BLUES〜!」 19:00-20:40
「生きものの奏でるにぎわい」
19:40-20:00
7/6 (土)
<はしかけ・フィールドレポーター オープンハウス>
コツコツ
「じっくり触って!骨骨並べて!」
10:00-15:00
ほねほねくらぶ
「せみとあそぼう」 13:00-15:00
フィールドレポーター(せみの折り紙、標本観察、鳴き声あてクイズ)
「お魚キーホルダーを作ろう!」
13:00-16:00
うおの会
※定員 100 名先着順
※定員 200 名先着順(材料なくなり次第終了)
「里山の木を使った名札づくり」
13:00-16:00
里山の会
「葉っぱで染めよう」
13:00-15:00 近江はたおり探検隊 ※定員 20 名先着順
「森の中で簡単ハンモックづくり」 ①13:30-14:15
「田んぼのエビ類の観察とペーパークラフト」
「ホタルのおはなしと虫の工作」
②14:30-15:15 ③15:30-16:15
(雨天中止)
里山の会 ※定員各 10 家族先着順 ②15:00-16:00 田んぼの生き物調査グループ ※受付各 30 分前から・定員各 20 名先着順
①14:00-15:00 ②16:00-17:00 ザ・ディスカバはしかけ ※定員各 30 名先着順
①13:30-14:30
「びわたんと絵本で楽しもう♪」 ①16:00-16:30 ②16:45-17:15 ③17:30-18:00 びわたん ※受付各15分前から・定員各10名先着順
写真展「からすま半島の生きものたち」9:30-21:00
温故写新
<楽器づくりワークショップ>
大阪音楽大学名誉教授・音楽博物館前館長 北山隆氏監修
「ヨシ紙でデンデン太鼓を作ろう!」①11:00-11:50
「ヨシ笛づくり」 15:00-16:00
②12:00-12:50 ③14:00-14:50 ※受付10:30から・定員各15名先着順
※受付10:30から・定員15名先着順
<夜のお楽しみ>
「星空観察会」
(雨天中止)
19:00-20:30
ダイニックアストロパーク天究館友の会
「夜の昆虫観察会」
(雨天中止)
19:30-20:40
桝永学芸員・八尋学芸員
「夜の水族展示」
17:00-21:00
夜のお魚の生態を見てみよう!
「ヨシ笛コンサート」 17:30-18:10
守山琵琶湖ヨシ笛アンサンブル
「リコーダーとギターと
18:30-20:20 リコーダー 北山隆 ,
<アトリウムコンサート&フロアトーク>
ギター 増井一友,パーカッション 奥田有紀
打楽器によるサマーカーニバル」
ハベール作曲「アレクサンダー坊やのラテン」
ロバート・カー作曲「イタリア風のグラウンドによるディヴィジョン」
ゴセック作曲「タンブーラン」
マチャード作曲「ビクトリア広場」
フォーティン作曲「
“愛の宣言”から」ほか
「七夕と星のお話」
18:40-18:55
藤橋学芸職員 「夏祭りのお話」
19:30-19:45
大久保学芸員
<虹のレストラン> 11:00-19:00 〜 おいしが うれしが 特産マーケット、地域食材を活かした食のコーナー 〜
※売切次第終了
※都合により開催プログラムの内容が一部変更になることがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆お問い合わせ
〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091
TEL 077-568-4811(代)
URL http://www.lbm.go.jp/
はしかけニューズレター
2013
2013 年度 第 3 号 通巻 112 号
8-9 月
2013 年(平成 25 年) 8 月 8 日 発行
編集・発行 :滋賀県立琵琶湖博物館 交流担当
住所 :〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091
電子メール : hashi-adm@lbm.go.jp
~ 目 次~
1. お知らせ
(1)「あさ、ひる、ばん博物館を楽しもう!」オープンハウスの報告
2013 年度はしかけ担当職員 高橋、水谷
電話 : 077-568-4812 ファックス : 077-568-4850
琵琶湖博物館ホームページ: http://www.lbm.go.jp
会員数 ・・・332人
グループ数 15 グループ
(2013年 7月末現在)
2. はしかけグループの活動報告と予定
①
④
⑦
⑫
うおの会 ② 淡海湧き水の会 ③ 近江はたおり探検隊
近江昔くらし倶楽部 ⑤ 湖(こ)をつなぐ会 ⑥ ザ!ディスカバはしかけ
里山の会 ⑧ 植物観察の会 ⑨ たんさいぼうの会 ⑩ 田んぼの生き物調査グループ ⑪ びわたん
ほねほねくらぶ ⑬ 緑のくすり箱 ⑭ 温故写新 ⑮ 古琵琶湖発掘調査隊
3. 2013 年度はしかけ登録講座の日程
4. その他注意事項
(1)
(2)
(3)
(4)
はしかけグループの活動に初めて参加する場合
名札(会員証)の写真について
会員証の携帯について
活動中に事故が起こったら
5. 次回のニューズレター
1.お知らせ
(「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう!」オープンハウスの報告
2013 年7月 5 日(金)、6 日(土) に開催されました「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう!」では、5 日 1831 人、6 日 4283 人の
方々が博物館を来館され、ゆったりと楽しんでいかれました。皆様にご協力いただいた 6 日の「はしかけオープンハウス 2013」
でも、それぞれのグループのブースが賑わいをみせていました。詳しい内容は、それぞれのグループの報告の中にあります
のでご覧ください。
このイベントも今年で 3 年目となり、少しずつ県民に浸透してきたようです。来館者の中には、毎年このイベントに来ていると
いう声も聞かれました。はしかけのみなさんのおかげで、はしかけ活動の内容や楽しさを来館者に十分つたえることができた
と思います.ご協力ありがとうございました.
はしかけオープンハウスの会場が多くあ
った琵琶湖博物館の会議室や実習室前
の廊下には,順番を待つ来館者の長蛇
の列が!
(詳しくは,うおの会の報告をごらんくだ
さい.)
1
2.はしかけグループの活動報告と活動予定
①うおの会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
46 名 】
グループ担当職員:松田征也
【お知らせ】
定例調査などの連絡は、電子メールのみとしています。連絡を希望される方は、受信を希望されるアドレスから、件名を「連絡希望」と
明記して、本文にお名前のみ入力の上、[email protected] までメールを送信してください。 なおこのアドレスは出欠連絡のみです。その
他の手続き・連絡・ご質問などは [email protected] までお願いします。
【活動報告】
■6 月 16 日(日) 第 93 回定例調査 「カネヒラ浮上調査・北湖北部沿岸」 9:00~14:00
参加者: 14 名
集合場所: 大津市和邇公園駐車場、東近江市水車橋交差点横駐車場、道の駅「近江母の郷」駐車場の 3 か所。
前々回、前回と行ったカネヒラ調査の最終回で、湖北の湖岸を調査しました。さすがに湖北か、二回連続でぼうずだった湖西チー
ムも今回は無事カネヒラ稚魚を確認できました。稚魚はすでに団子状の集団を解き、かなり水平に広がっていました。体長は15
ミリから20ミリ程度でしたが、特徴である背びれの黒点がはっきりと確認できました。晴天で6月とは思えない暑い日でしたが、
狙ったものが採れる喜びに参加者全員大満足でした。 (石井千津)
■6 月 16 日(日) 臨時運営会議
14:30~15:0
場所: 道の駅「あぢかまの里」
参加者: 7 名
議題: 「あさ・ひる・ばん 博物館を楽しもう」への出展「お魚キーホルダーつくり」の細案検討
■7 月 6 日(土) 「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう」への出展 参加
13:00~16:00
参加者:7 名
場所: 琵琶湖博物館実習室 2
来客数:170 名(実際に工作をした子どもの人数)+父母
今年度は、「お魚キーホルダーを作ろう!」と題して、琵琶湖の魚やエビの絵をモチーフとしたプラバン工作を出展しました。
13 時の開始前から会場の「実習室2」の入り口付近には行列ができはじめ、「やれやれ閑古鳥が鳴かずにすんだか」と胸をなでおろした
のも束の間、13 時を過ぎると列は博物館エントランスにまで達し、一般来館者の通行を妨げかねない事態に。急遽、自由参加制から「20
分毎の入れ替え制」とし、以降は予約名簿を作成して決められた時間に来ていただくようにしました。休日のファミリーレストランさながら
のこのシステムのもと、声を涸らして来客を誘導して下さった高田さんの活躍により、何とか行列は解消されました。
開始時間に来られた方に受付担当の澤田さんと中尾が席番号の書かれた下絵を渡し、いざ実際の工作へ。皆さん思い思いの色柄を
プラバンにデザインし、ど派手なナマズやピンクのスジエビ、虹色のカネヒラなどが次々にオーブントースターへ運ばれて行きます。こ
こでは、プラバンが縮れてしまってあわや失敗か、と思われた作品も、村上さん、手良村さん、水戸さん、福永さんの手により器用に復
元され、職人技が光っていました。
絵柄で人気だったのは、ハリヨと、なぜか唯一のエビ類だったスジエビ。両種の人気の理由はよくわかりませんでしたが、滋賀県には
「ハリヨ」という魚がいる、そのことを知ってもらえただけでも、この企画は成功だったと思います。スタッフが7名と少なかったこともあり、
運営面での反省点は多々ありましたが、充実した一日でした。 (中尾博行)
■7 月 21 日(日) 第 94回定例調査 「農業排水路ドロダメ生き物生息調査」 10:00~14:00 参加者: 18 名
集合: 奥びわスポーツの森駐車場
調査範囲: 姉川流域・余呉川流域の幹線水路を中心に 10 地点
今回の定例調査は、平素のひとつの河川に集中した調査ではなく、琵琶湖博物館の水谷さんから依頼のあった農業排水路のドロダメ調
査でした。ドロダメは、琵琶湖の水を美しくするために滋賀県が農業排水路に設置を進められている事業ですが、生き物の生息場所や、
移動経路として使われているかどうかを調査してほしいとのことでした。なお、この調査は夏と冬の 2 度行われる予定です。
調査で確認された魚種は主にカワムツ、ヌマムツ、ヨシノボリ、アブラボテ、ドジョウ、ドンコなど。貝類はタテボシガイ、シジミ、ヒメタニ
シなど。その他には、スジエビ、ヌマエビ、ザリガニ、カエル、カメ、ヤゴなど。各調査地点でたくさんの種類の生き物が確認されました。
調査中は気温が高く日差しも強かったのですが、いざ、川の中に入ると水が冷たく、絶好の調査日でした。 また、今回の調査は初参加
の方々が多く「初めてみる魚もいて楽しかった」「知らない生き物がいて驚いた」などの感想をいただきました。
このように魚つかみの楽しさを知ってもらって、いろんな方々がうおの会に参加していただけるといいなぁと思う調査でした。
(竹元冴矢)
【活動予定】
定例調査など行事への参加は、うおの会会員登録および参加の事前申し込みが必要です。
定例調査・行事に参加するときは、はしかけの名札を着用してください。
■8 月○○日
湖魚を食すお楽しみ会
日程・内容・場所未定
(決まり次第、会員に連絡します)
■9 月 15 日(日) 第 95 回定例調査「草津川調査」
集合: 矢橋帰帆島公園駐車場
2
②淡海湧き水の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 4 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
■予定は未定です。
グループ担当職員:芳賀裕樹
代表中田の都合で企画が立っていません。
■皆様にお願い
湧き水のあるところを教えてください。
出来れば
・ 今も使われている所
・ 物語のあるところ(内容も教えてください)
・ 現地に公共交通でいける所
などです。
もちろんこれ以外でも結構です。
■以前のフィールドレポーターの湧き水調査も参考にさせていただきます。
ただ、具体的な場所が分からないのでお教え願います。
③近江はたおり探検隊
(中田春美)
【活動報告日の活動会員数(のべ) 26名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
織姫の会
■5 月 22 日(水)(参加者:6 名)
各自、持ち寄った作業。綿の糸紡ぎ、苧績みなど。
■6 月 15 日(土)(参加者:6 名)
前の週に韓国の韓山モシ文化祭を見学してきたので、その報告をしました。
韓山モシは韓国で唯一、カラムシで布を生産しているところで、世界遺産にもなっています。韓山はソウルから電車で4時間ほどか
かる田舎。町おこしのために毎年盛大に文化祭が行われています。機織りの工程が実演されていたので見学しましたが、地元のおば
あちゃんたちがいきいきとしていて、とてもおもしろかったです。
■6 月 26 日(水) (参加者:6 名)
7 月 6 日に行われる「あさひるばん博物館を楽しもう」の企画のため、予行演習。
前回は藍の生葉染めをしましたが、同じではおもしろくないので、今回は「葉っぱで染めよう」という企画にしました。葉っぱをとってき
て、木槌で叩いて染めるというものです。
実験の結果、固い葉っぱ(椿、榊など)は汁が出ない、また若葉は柔らかくてつぶれるということがわかりました。
■7 月 6 日(土) (参加者:8 名、体験者:35 名)
「あさひるばん」で「葉っぱを染めよう」を行ないました。体験の募集
は 20 名でしたが、募集開始の 13 時の段階で定員以上に並んでもらっ
たので、予備の布を使って対応しました。それでも、少し遅れた方に
はお断りすることになってしまいました。
体験の工程は、①工房周辺で葉っぱを 5 種類集める、②手拭いにセ
ロテープで張り付ける、③葉っぱの上にビニールをかぶせて上から
木槌で叩く、④葉っぱを取り除く、の4段階で行いました。所要 30 分。
本来染料として使わない葉っぱだけだと、洗うととれてしまう可能性
があるので、藍を入れてもらいました。今頃は青く発色していることで
しょう。ほかの葉っぱは黄色くなってしまっているかな。
【活動予定】
■織姫の会
7 月 24 日(水)、9 月 11 日(水)、28 日(土)(8 月はお休みです)
(辻川智代)
3
④近江昔くらし倶楽部
活動報告日の活動会員数(のべ) 51 名(内子ども 14 名) 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
工房・居合わせの会
■6月9日(日)(参加者12名(内子ども4名))
マチイハウス(大津市葛川町居町)にて、町居で摘んで手作りした烏龍茶をいただきつつ、新月のお茶会をしました。
■6月6日(木)(参加者6名(内子ども1名))、■7月4日(木)(参加者4名)
工房の和室で、ブレインジムを中心とした学びあいを行いました。
古民家くらし体験・居合わせの会(お馬と畑・奥加河荘)
■6月15日(土) (参加者8名(内子ども1名))、■6月27日(木)(参加者6名)
奥三河のNさんのご指導で持ち運びできる一斗缶ロケットストーブを作りました。翌日はパーマネントトイレも製作しました。
27日はご近所さんちの庭の梅の収穫をさせていただき、先月植えた畑の野菜も世話をして収穫しました。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■6月19日(水)(参加者3名)、■7月11日(木)(参加者12名(内子ども8名))
外は蒸し暑くても古民家の中の過ごし易さを体感しながら、手仕事をしました。7月は、地元の保育園の園児たちが先生といっしょに
かや葺きの家を訪れ、板間に寝そべってひんやりした感触を楽しんだり、囲炉裏の火を火吹き竹でおこして室内の空気がカラッと乾く
のを感じたり、家の周りを歩いて軒下に整えられた焚き物や掃除用具を見つけました。
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
新年度から毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べて
「居合わせから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する集まりを開きます。毎回、何か話題提供はしようと
思います(昔のくらしから学ぶ、心と身体と知る、自然のリズムを知る、社会のあり方を知るなど)。学びたいことがある方、提供でき
るネタのある方、ご意見お寄せください。
■8月29日(木)、9月26日(木) 10時半~15時 生活実験工房・和室にて
ブレインジム、タッチフォーヘルスなど東洋医学を基礎にしたボディワークの学びあいをします。
<8~10月の田んぼ体験の日はお休みします。>
古民家くらし体験・居合わせの会 (お馬と畑・奥加河荘)
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の空間
を楽しみ、四季折々の季節を感じます。作業できる服装、お弁当持参です。参加希望の方は中藤まで。
■8月19日(月)、9月12日(木) (日程変更するかも) 10時半-15時
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸づくりや繕い物、ヨシ笛・草履などの細工づくりなど、古民家の空間
に手仕事を持ち込んで楽しく作業しましょう。手仕事の道具、お弁当持参です。
■8月8日(木)、9月5日(木)、10月3日(木) 10時半~15時
古民家改装&畑の開墾ワークショップ
■8月10日(土) 大津市葛川町居町の古民家のタイル貼りなどの改装と畑の開墾を行います。水筒・お弁当、服装など持参ください。
雑穀カフェの方々と一緒に行います。参加希望の方は詳しい案内をしますので、中藤まで連絡ください。
湖国・巨石の会
7月10日に、近江磐座研究会の方々が甲賀市の阿星山を巡り、Facebookのグループページで報告されました。これから興味のある
方々と滋賀の巨石マップ作りや現地見学ツアーを行っていきます。10月に滋賀で開催されるイワクラ学会も気になるところです。
一緒にやりたい方、去年須田さんが作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、中藤までお知らせください。
4
【ブログのご案内】
活動報告や予定は、「近江昔くらし倶楽部」のブログでもお知らせしています。このニューズレターもアップしています。同志たちの
開くさまざまなイベントも案内しています。どうぞご覧ください。 http://lbmmukashi.shiga-saku.net/
⑤湖(こ)をつなぐ会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 3 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
6 月 23 日(日)は 3 人の参加者で、紙芝居を上演しました。集まってくれるのは、いつものように年齢の低い子ども達ですが、元気よく
質問にも応じてくれ、楽しい時間をすごすことができました。小学生の女の子が、学校で「生きている琵琶湖」を歌っているので、良く知っ
ていると教えてくれました。紙芝居を見た子ども達も大きくなったときに、「この歌聞いたことがある」と言ってもらえるように、少しずつで
すが活動をすすめていきたいと思っています。
【活動予定】
■8 月 4 日(日)
紙芝居上演
13:00 実習室 2 集合
⑥ザ!ディスカバはしかけ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 5 名 】
グループ担当者:芦谷美奈子, 森智美, 片淵綾香
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
活動内容
イベント
総会
実施日
なにを
どうした
2013 年 6 月 15 日 紙芝居「ゲンタの誕生物語」
(土曜日)
ホタルの紙芝居上映と簡単なクイズの
後、ホタルを折り紙で作りました。
(参加人数:約 50 名)
2013 年 6 月 15 日 第1 回 ザ!ディスカバはしかけ総会 「あさひるばん」のイベント内容について
(土曜日)
話し合いました。
「あさひるばん」
2013 年 7 月 6 日 「虫むし☆さいはっけん!」
はしかけオープンハウス
(土曜日) ~ほたるのおはなしと虫の工作~
大画面でのホタルの紙芝居と石の虫づく
りを 1 日 2 回実施しました。
(参加人数:76 名)
ディスカバリールームが新スタッフとなって、初めてのイベントを行いました。
どちらのイベントもたくさんの親子が参加し、楽しく過ごされていました。
イベントの実施、ポスターの制作、石ひろいなど、今回もたくさんのはしかけさんが活躍してくださいました。ありがとうございまし
た!
【今後の活動予定】
今後の活動予定は今のところありませんが、ディスカバリールームで「こんな楽しいことしたい!」などアイデア・提案があれば、
お気軽にスタッフまでお声をかけてください。
メールも大歓迎ですヨ!お待ちしております。
5
⑦里山の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 29 名 】
グループ代表アドレス:[email protected](登録会員数 32 名)
グループ担当者:安福俊幸, 楠岡泰
【活動報告】
■ 7月6日(土) 「あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう!」
森の中で簡易ハンモックづくり、里山の木を使った名札づくり 参加者12名
森の中で簡易ハンモックづくり、里山の木を使った名札づくりは受付開始時間前から列ができ、名札づくりは準備した200枚の名札が
予定より早い時間でなくなりました。多くの色を使った個性豊かな名札が出来上がり、早速首からかけて帰られました。
太古の森での簡易ハンモックづくりは3回に分け、それぞれ10組の家族が森の中でハンモックづくりを楽しまれました。
二つの活動合わせて300名近い方々の参加がありましたが、無事終了しました。(安福)
■ 7 月 14 日(日) 里山体験教室 夏の巻 下見 参加者6名
■ 7 月 21 日(日) 里山体験教室 夏の巻 本番 参加者13名
夏の巻には大人 28 名、こども 16 名の 44 名の方が参加されました。午前中は「里山の生きものさがし」を琵琶湖博物館 桝永専門学
芸員の説明を受けて行いました。大人も子どもも虫取り網を持って、午前中から暑い中、里山をかけずり回りました。キリギリス、ショウリ
ョウバッタ、ハラジロカマキリ、キタキチョウ等、多くの昆虫や蝶が取れました。大人も童心に帰ったひとときでした。
昼からは、林内でハンモックをかけました。木陰の中は涼しく、午前中の暑さを忘れてくつろぎました。その後、ススキの葉を使ってバ
ッタ作りに挑戦しました。最初はうまく行かず悪戦苦闘の中、それでも多くの方々が最後まで頑張り、参加者に完成品を披露して大きな拍
手を受けました。こうして暑い中の里山体験教室(夏)の一日が終わりました。(安福)
【活動予定】
■ 8月 3日
■ 8月25日
■ 9月 8日
「夏の夜のイベント」
「ハンモック乗り放題の日」
「ソバ種蒔」
6
⑧植物観察の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 9 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:芦谷美奈子
【活動報告】
去る 7 月 14 日(日)に、琵琶湖博物館にて勉強会を開催しました。講師の布谷さんが、植物の形態学について長年実践してこら
れた「台所(食卓)の植物学」というプログラムの一部を講義していただきました。ゲーテを引用して花の部位が元々葉であった
ことを紹介し、それがわかる実の形について、実物の野菜や果物を観察しました。観察したものは、インゲン、スモモ、リンゴ、
ピーマンなど。葉がどのように実になっているのか、種子がつくのはどの部分なのか、そういったことを、実物と模式図を見比べ
ながら学習しました。残った材料は、布谷さんが持ち帰って全部まとめてスープを作られたそうです。
植物の勉強が終わった後は、これからのことについて話し合いました。2004 年に開催された企画展「のびる・ひらく・ひろがる
-植物がうごくとき-」に合わせて発足した植物観察の会ですが、もともと布谷さんの観察の考えとして、植物の名前ではなく、
植物そのものの面白さを伝えることを目的にしていました。布谷さんご自身が、来年の4月に三重県立博物館の新博物館開館を控
えてお忙しいのと、名前ではなく面白さを知るという基本的な考え方が受け入れられないならやめたいと考えていらっしゃいまし
た。後者について、この日参加してくださった皆さんのご意見もおききして、今後も観察会を継続していくことを確認しました。
ということで、ご多忙な布谷さんに、引き続き講師として観察会をしていただけることになりました。これからも多くのはしか
けさんにご参加いただきたいと思います。
【活動予定】
今回は観察会の開催予定はありません。次回のニューズレターに間に合うように、
秋の観察会を計画したいと考えています。
もし行きたい場所などありましたら、
上記のアドレスあるいは芦谷までお知らせください。
⑨たんさいぼうの会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 11 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員 影の会長:大塚泰介
【活動報告】
たんさいぼうの会会員の研究成果(共同研究も含む)3つを、5 月 18 日(土)~19 日(日)の日本珪藻学会大会で発表してきました。うち
2つは琵琶湖(と周辺の湖)の固有種スズキケイソウの進化のなぞに迫るものです。それぞれ「スズキケイソウとスズキケイソウモドキ
は実は同種である」ことと「古琵琶湖層群だけでなく東海層群からもスズキケイソウの祖先と思われる種の化石が出る」という発表で、学
会に少なからずいるスズキケイソウファンの関心を惹いていました。あとは必要なデータや写真を追加して論文にするだけですが、そ
れがたいへんなのです。
たんさいぼうの会第38 回総会を、7 月6 日の午前中に研究交流室で行いました。中池見湿地の調査報告、各人の研究の報告などをし
た後、愛知県の東海丘陵湧水湿地群(昨年、ラムサール条約の登録湿地になりました)への遠征の計画などを話し合いました。
湖山池の珪藻植生の論文を投稿しました。すでに査読結果も戻ってきており、修正すれば掲載可能とのことなのですが、もとが長大な
論文であるだけに修正すべき点も多く、これから一苦労しそうです。
【活動予定】
8 月と 9 月は、たんさいぼうの会としての行事予定はありません。現在進めている様々な仕事、特に急を要することになった中池見湿
地の珪藻の研究などを進めていきます。
次の総会は 10 月 14 日、愛知県遠征は 11 月 2、3 日をそれぞれ第一候補として、日程の調整中です。次のニュースレターには決定し
た日程を掲載します。
7
⑩田んぼの生きもの調査グループ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 38 名 】
グループ担当職員:楠岡泰, M. J. グライガ-
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
■5 月 26 日(日) 広域調査 (参加 10 名)
4グループに分かれて、湖東、蒲生、甲賀、瀬田の各地域においてエビの分布調査を行いました。今までデータの少なかった地
点を重点的に調査しました。
■6 月 2 日(日) 長浜調査 (参加 10 名)
田村駅に集合し、これで最終となるであろう長浜地区のエビ調査を行いました。冬に土壌調査をした田んぼ 23 枚を中心に 3 チ
ームで調査しました。GPSがあるので、調査地点の誤認はありません。ただ今年はなぜか田植えが遅く、かなりの地点で田植
え直後と思われる田んぼに遭遇しました。おそらくエビ類がいまだ発生していないか、いても小さすぎて調査の目を逃れている
可能性があります。
■6 月 22 日(土) わくわく探検隊プログラムへの協力 (会員参加 9 名)
子どもを対象にした体験学習「わくわく探検隊」を行ないました。生きたエビ類を観察した後、カブトエビとホウネンエビのペーパ
ークラフトをつくりました。
■7 月 6 日(土) 「あさ・ひる・ばん 博物館を楽しもう」に参加 (会員参加 9 名)
「田んぼのエビの観察とペーパークラフトづくり」
田んぼにほとんど水がないこの時期、観察用の生きたエビ類を集めるのは大変でした。それでも、会員のがんばりにより、県内
から報告されている 7 種のうち、6 を採集することができました。上記「わくたん」の経験を生かしてイベントはスムーズに進行でき
ました。親子連れを中心にした参加者の皆さんは、熱心に取り組んでおられました。
【活動予定】 8 月~9 月
■8 月 25 日 (日) 13:00~16:00 同定会
実習室 1 で、(1)調査で採集したサンプルの同定と整理、およびデータ入力、(2)広域調査および長浜調査の結果報告。
*各自、個人調査で採集したサンプルをお持ちください。なお、お渡ししたGPSを一旦回収いたしますので、持ってきてください。
5 月、6 月は忙しくて調査に参加できなかった方も、どうぞお越しください。
(石井千津)
⑪びわたん
【活動報告日の活動会員数(のべ) 14名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:蜂屋 正雄
今期は、企画展「生きものがたり」関連企画として「魚の解剖にチャレンジしよう」を実施しました。「解剖」という言葉に抵抗があ
るかもしれないという心配をよそに、やる気のある参加者が多数いらっしゃいました。「琵琶湖の模型をつくろう」は例年この時期
の人気プログラムです。外から見ているだけではわからない、びわ湖の形や深さ、底で起こっていることなどを聞き、琵琶湖の模
型をつくりました。
以下に、メンバーから活動を報告してもらいます。
【活動報告 】
■ 5 月 11 日(土)、6 月 8 日(土)
わくわく探検隊 「魚の解剖にチャレンジしよう 企画展示関連行事 」
企画展関連イベントということで外来魚ブルーギルを解剖し、体のつくりや、何を食
べているかを調べました。関心の高い参加者と共にじっくりと取り組んだ第一回目に
対して、第二回目は実習室が家族連れの参加者でいっぱいとなり大賑わいでした。
お母様方も魚をさばくということがあまりないようで、お父さんが活躍したり、お兄ち
ゃんが率先してチャレンジしたりする姿がとても頼もしく見えました。自然とテーブル
内で協力して進めたり、胃の中身を見せあいっこしたりと他の家族と交流ができてい
たところもわくたんらしいなと思いました。
実際に自分の手で解剖して、胃をとりだし、水草やエビ、小さな貝がでてきたと発
見するのは、絵や写真を見ながら話を聞くのとは全然違うということが参加者と一緒
8
にチャレンジしてみてわかりました。感想シートにもあったように、参加者によっては楽しいばかりの時間ではなかったようですが、
それぞれが命の大切さや生物の多様性について考え、たくさんのことを感じる貴重な時間となったようで多くの方に参加していた
だけてよかったです。
のりりん (廣瀬 範香)
■ 5 月 25 日(土)
わくわく探検隊 「琵琶湖の模型をつくろう」
この日も参加者が多く、子ども22名 大人18名でした。
今回は、前回に比べ、高齢の男性や大人の方が、少し増えていたように思います。
芳賀学芸員さんから、琵琶湖固有種のビワコオオウズムシの映像や琵琶湖の模
型づくりのプログラムのエピソードなどを紹介され、あらためてこのプログラムの魅
力を実感しました。
また、今回も、琵琶湖の湖底の温度を実感できるよう、バケツに水や氷等を入れ、
参加者の方に体感していただきました。この日は夏場のような天候だったのもあり、
子どもたちから「冷たい。暑いし気持ち良い。(笑)」と、好評で、子どもの方から保護
者の方に笑顔で話され、嬉しく感じました。
このプログラムは、子どもの方も、大人の方も琵琶湖を思い、感じる事にもつながり、これからの未来を結んでいく内容だと感じ
ます。
琵琶湖の模型づくりのプログラムを歴代から守り続け、皆さんを支えてくださっている芳賀学芸員さん、現在の交流担当の皆さ
ん本当にありがとうございます。これからも琵琶湖の模型づくりのプログラムを大切に思い続けたいです。ありがとうございました。
(今榮 誓子)
【 活動予定 】
■ 7 月 31 日 (土)
■ 9 月 14 日・28 日
■ 10 月 12 日 (土)
■ 10 月 26 日(土)
自然調査ゼミナール 「ほねで遊ぼう」
(土) わくわく探検隊 「光とかげで写真をとろう~水草編~)」
わくわく探検隊 「秋の色を探してみよう」
わくわく探検隊 「ハンモックで遊ぼう」
⑫ほねほねくらぶ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 25 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:高橋啓一
【活動報告】
■ 6 月 15 日(土) (参加者 8 人)
タイワンジカ、イタチ、ニワトリの解剖、レプリカ作製、骨の洗浄をおこないました。
タイワンジカ、ニワトリは前回の続きをおこないました。イタチやニワトリについては、筋
肉が付いた状態でレプリカ用の型取りをしてみました。まだまだ改良の余地はありそうで
すが、イタチの足の形が分かると思います。
■ 6 月 23 日(日) (参加者 5 人)
イタチの除肉、ニワトリの解剖、レプリカの作製、骨の洗浄をおこないました。
前回から骨の洗浄をおこなっています。ほねほねくらぶでは除肉した後、骨を水に漬け、微生物の力で更にきれいに除肉して
います。微生物の力は偉大で、人ではどうしても取れなかった肉も、微生物にかかればとてもきれいに取り除くことができます。
■ 7 月 6 日(土) (参加者 5 人)
はしかけオープンハウスで骨を用いた交流をおこないました。大勢の方に来て頂き、とて
も盛り上がりました。
骨というと近くて遠い存在なのですが、今回の交流をきっかけにたとえ1人でも「骨のことを
より深く知りたい」と思っていただければ嬉しいです。
また、この活動の様子は平成 25 年 7 月 7 日付京都新聞の朝刊で取り上げられました。
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■ 7 月 15 日(月、祝) (参加者 6 人)
骨の補修、骨の洗浄、ニワトリ、コウモリ、アライグマの解剖をおこないました。
今回解剖したアライグマは、遠く関東から送られてきたものでした。よく発育した個体で、
運ぶときに予想以上に重く、持つ手が震えてしまいました。
また、レプリカ担当の E さんがレプリカの試作品を見せて下さいました。かなり高い完
成度でとても驚きました。写真の左側がレプリカ、右側が本物です。
■ 7 月 27 日(土)
7 月 15 日の続きをおこないました。
【活動予定】
8 月 11 日(日)
8 月 24 日(土)
その他の予定は未定です。
活動見学を希望される方は、グループ代表メールに連絡をお願いします.
⑬緑のくすり箱
【活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
17名】
グループ担当職員:草加伸吾
【活動報告】 6月~7月
6月8日(土)9日(日)1泊2日 長野県北安曇郡池田町へ カモミール刈り取り体験
昨年の10月に定植作業をしたカモミールを刈り取りに行きました。まず、
1日目は座学でカミツレ研究所の北條さんに、カモミールの活用法や薬理
効果の説明を受け、カモミールティーやカモミールのシフォンケーキをい
ただいた後、カモミール畑の見学に行きました。また、カミツレ研究所で
作られている「カミツレ入浴剤」のお風呂に入り、実際の効果を体感しまし
た。夏でも身体が冷えていることが多いのですが、身体の芯から温まり
ました。
2日目は、入浴剤をつくる行程を見学し、いよいよ刈り取りです。花だけを刈り取るのではなく、イネを刈るように根元から刈りま
す。カミツレ研究所では、根っこ以外の全草を使ってチンキ(植物のアルコール浸出液)を作るそうです。参加者の大半は主婦だっ
たのですが、主婦パワーは凄くて、軽トラックにいっぱいの収穫でした。収穫後、カミツレの湯で汗を流して、地元の主婦グループ
が作られた「カモミール弁当」でランチを取りました。池田町はハーブの町としても有名で、アロマテラピー検定2級のテキストでも
紹介されているだけあって、町ぐるみでハーブの栽培に取り組んでおられます。道の駅池田ハーブセンターで、お土産にカモミー
ルティーや桑の葉青汁などを買い求めたり、ラベンダーソフトクリームを食べたりして、2日間の体験講座を楽しく過ごすことがで
きました。
昨年8月9日に米原町のジョイ伊吹で行われた「薬草サミット」で、知り合ったカミツレ研究所の北條さんとのご縁で、今後も継続
してカモミール研究ができるといいなと、思いました。
カモミールジャーマンについて
・ キク科 乾燥した花から精油を抽出
・ 科学的組成 アンゲリカ酸、メタクリル酸、チ
グリン酸、アズレン、クミンアルデヒド (ア
ズレンは抗炎症成分)
・ 芳香の特色 リンゴのようなフルーティーな香
り…ティーにすると、消化を助け、安眠効果を
発揮する。
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【活動予定】
8月9月は、特に活動予定がありませんが、年間の活動計画を立てましたので、案内します。
また、年間計画には入れていませんが、昨年同様に10月にカモミールの定植作業に行く予定です。
【今年度の活動予定】
4月 13日(土) 緑のくすり箱 会合 … 年間計画作成・わくたん参加
5月 12日(日) 茶摘みと手作り紅茶 … 信楽朝宮 樋口茶園場
6月8日(土)~9 日(日) カモミール刈り取り体験 … 長野県池田町「カミツレ研究所」
11月24日(日) 植物観察会と花梨ジャム作り and 銀杏拾い 高島市「くつきの森」
2014年1月5日(日) 七草粥と屠蘇酒つくり … 琵琶湖博物館 実習室2
(お酒を飲まれる場合は、車での来場はできません。)
2月8日(土)22日(土) 廃油せっけん作り … 琵琶湖博物館 実習室2
3月9日(日) 年間反省会と今後の活動の検討会 琵琶湖博物館 交流室
⑭温故写新
【 活動報告日の活動会員数(のべ) 16名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:金尾滋史
【活動報告】
■6 月 15 日(土) 参加者 6 名
7 月 4 日から開催される『あさ、ひる、ばん、博物館を楽しもう』での写真展「からすま
半島の生き物たち」にむけて午前中は撮影を行ない、午後から写真の選考と印刷を行な
いました。メンバーの個性あふれる作品が出そろい、本番が楽しみになってきました。
■6 月 30 日(日) 参加者 5 名
6 月 15 日の活動に加え、さらにからすま半島の生き物の撮影と印刷を行ないました。
メンバー選りすぐりの写真は 200 枚を超え、どの作品もすばらしいので今度はどれを
展示しようか迷い始めました。
■7 月 5 日(金)、7 月 6 日(土) のべ参加者 7 名
博物館のイベント『あさ、ひる、ばん、博物館を楽しもう』において写真展「からすま
半島の生き物たち」をアトリウムで開催しました。多くの方々に見て頂き、感想ノート
にも、たくさんのご意見をいただきました。また、今年度も記録係としてメンバーが
各イベントやワークショップ、館内の雰囲気の記録写真の撮影を行ないました。
写真展で使用した写真は、さらに企画展示がオープンするまでの間、企画展示準備室に
移動し、多くの方々に見てもらいました。企画展示「生きものがたり -生物多様性 湖国から
世界から-」においても活躍する予定となっております。
【 活動予定 】
・8 月 24 日(土) 9:30~12:00 会議室
博物館の映像資料である大橋コレクションの整理作業を行ないます。
・9 月 28 日(土) 9:30~12:00 会議室
下半期の活動内容打ち合わせと 11 月に開催予定の写真の撮影講座に
必要な写真の撮影を行ないます。
温故写新では、皆様からのご依頼があれば、博物館主催行事やはしかけグループ活動での
記録写真などの撮影協力を行ないます。必要な方は温故写新担当学芸員(金尾)へご連絡
ください。ただし、メンバーの日程の都合上、ご協力できないこともありますので、
ご了承ください。
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⑮古琵琶湖発掘調査隊
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
36名 】
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
■6月30日 第5回目活動 琵琶湖の生い立ちをさぐる方法2:地層
講師は琵琶湖博物館の里口保文さんと、みなくち子どもの森自然館の
小西省吾さんでした。みなくち子どもの森では地層を観察するポイントに
ついて講義を受け、現地での地層の見方を教えてもらいました。また地
層の中には火山灰層が含まれており、その火山灰層の土を持ち帰り顕
微鏡で観察しました。顕微鏡観察では発掘現場に存在する四手火山灰も
一緒に観察し、皆さん楽しそうに火山灰の違いを比べていました。
■7月28日 第6回活動 琵琶湖の生い立ちをさぐる方法3:花粉化石
講師は琵琶湖博物館の林 竜馬さんでした。当日は,花粉化石の
概要、屋外でのスギ、アカマツ、カシ類の樹木観察と解説、その後
の現生花粉と化石花粉を実際に顕微鏡で観察する実習やそこからわ
かることを考察し発表する作業など盛りだくさんでした。
目に見えない花粉で、調べてみると豊富な情報を持っていることが
よくわかりました。
【活動予定】
8 月 25 日 第 7 回目活動 琵琶湖の生い立ちをさぐる方法4:足跡化石
講師:岡村喜明(滋賀県足跡化石研究会)
9 月 29 日 第 8 回目活動 琵琶湖の生い立ちをさぐる方法5:動物化石
講師:高橋啓一(琵琶湖博物館)
3.2013 年度 はしかけ登録講座の日程
今後のはしかけ登録講座の日程: 10月20日(日)、3月16日(日)の2回開催予定です。
場所は琵琶湖博物館セミナー室 受付:13:15~ 開講:13:30~
いつものように各グループの活動紹介をお願いします。(各 3 分間の発表と質問に対する回答)
4.その他の事項
(1) はしかけグループの活動に初めて参加する場合
ニューズレター発行後、活動日・活動場所が変更になる場合があります。グループの活動に初めて参加する時は、事前に、はしか
けグループ担当者に確認をお願いします。メールの場合は、グループの代表アドレスにご連絡ください。
(2) 名札(会員証)の写真について
名札(会員証)の写真を更新されたい方は、はしかけアドレスの hashi-adm@lbm.go.jp まで送って下さい。ただし、必ず本人確認がで
きるものに限ります。
(3) 会員証の携帯のお願い
はしかけ活動で来館する場合は、会員証を必ず持参してください。会員証を携帯せずに活動することは、原則的にできません。
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(4)活動中に事故が起こったら
加入者カードに書いてある連絡先(社会福祉法人 滋賀県社会福祉協議会(TEL 077-567-3920 FAX 077-567-3923)へ、速やか
に連絡してください(各人で連絡)。手続きには、グループ担当者(学芸員)の活動証明が必要ですから、各グループの担当者まで連絡し
てください。詳しくは、平成25 年度の「ボランティア保険」パンフをご覧ください。パンフは、はしかけ事務局(博物館学芸事務室)にて配布
しています。
5.次回ニューズレター
・次回のニューズレターの原稿締め切りは 9 月 17 日(火)、発行は 10 月 5 日(木)予定です。
・報告月は原則 8-9 月、活動予定掲載月は原則年 10-11 月です。
・原稿は、電子メールで、 はしかけアドレス hashi-adm@lbm.go.jp 宛に提出をお願いします。
13
はしかけニューズレター
2013
2013 年度 第 4 号 通巻 113 号
10-11 月
編集・発行 :滋賀県立琵琶湖博物館 交流担当
住所 :〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091
電子メール : hashi-adm@lbm.go.jp
~ 目 次~
2013 年度はしかけ担当職員 高橋、水谷
電話 : 077-568-4812 ファックス : 077-568-4850
琵琶湖博物館ホームページ: http://www.lbm.go.jp
会員数 ・・・332人
グループ数 15 グループ
(2013年 9月末現在)
1. お知らせ
10 月,11 月の琵琶湖博物館の行事予定
2. はしかけグループの活動報告と予定
①
④
⑦
⑫
2013 年(平成 25 年)10 月 10 日 発行
うおの会 ② 淡海湧き水の会 ③ 近江はたおり探検隊
近江昔くらし倶楽部 ⑤ 湖(こ)をつなぐ会 ⑥ ザ!ディスカバはしかけ
里山の会 ⑧ 植物観察の会 ⑨ たんさいぼうの会 ⑩ 田んぼの生き物調査グループ ⑪ びわたん
ほねほねくらぶ ⑬ 緑のくすり箱 ⑭ 温故写新 ⑮ 古琵琶湖発掘調査隊
3. 2013 年度はしかけ登録講座の日程
4. 次回のニューズレター
1.お知らせ
10 月,11 月の琵琶湖博物館の行事
(詳細は、琵琶湖博物館のホームページ(http://www.lbm.go.jp/)または電話(077-568-4811)でご確認ください。)
■はしかけ登録講座
10 月 20 日 13:30~16:30、定員なし、場所:琵琶湖博物館セミナー室
■企画展
・「生きものがたり ‐生物多様性 湖国から 世界から-」 11 月 24 日まで、場所:琵琶湖博物館企画展示室
■観察会・見学会(事前申し込み必要)
・ビワマスの採卵現場を見学してみませんか 10 月 26 日 10:00~14:00、定員:20、場所:高島市マキノ町
・秋の里山を歩こう
11 月 16 日 10:00~13:00、定員:30、場所:大津市仰木
・朽木観察会
11 月 24 日 9:30~16:00、定員:30、場所:高島市森林公園「くつきの森」
■からすま半島で楽しもう(事前申し込み必要)
・からすま半島の生き物調査
10 月 27 日 13:30~15:30、定員:30、場所:草津市烏丸半島
・回転実験室で琵琶湖の物理学を考えよう
11 月 2 日 9:40~12:00、定員:20、場所:琵琶湖博物館展示室
■体験プログラムわくわく探検隊(13:00~13:30 に当日受付)
・秋の色をさがしてみよう
10 月 12 日 13:30~15:00、定員:30、場所:琵琶湖博物館内
・ハンモックで遊ぼう
10 月 26 日 13:30~15:00、定員:30、場所:琵琶湖博物館内
・秋の色をさがしてみよう
11 月 9 日 13:30~15:00、定員:30、場所:琵琶湖博物館内
・綿にふれてみよう
11 月 23 日 13:30~15:00、定員:30、場所:琵琶湖博物館内
■生活実験工房 田んぼ体験 (9:30~10:00 に当日受付)
・稲刈り
10 月 5 日 10:00~12:00、定員:10、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
・脱穀,唐箕かけ
11 月 2 日 10:00~12:00、定員:10、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
・収穫祭
11 月 16 日 10:00~12:00、定員:10、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
■新琵琶湖学セミナー「湖国,世界から学ぶ生物多様性」(事前申し込み必要)
・第 3 回
11 月 3 日 13:30~16:00、定員:70、場所:琵琶湖博物館セミナー室
■講座
・指導者向け博物館活用講座「土の中の生き物」 11 月 14 日 13:30 ~16:30、定員:20、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
1
■その他(琵琶湖博物館を使って行われる活動)
・化石研究会第 139 回例会「解剖学でさぐる古生物の生態」 11 月 23 日 13:30~17:00、定員 50、場所:琵琶湖博物館
セミナー室,参加無料,申し込み不要,一般参加歓迎.
詳細は化石研究会のホームページ http://www.geocities.jp/tepkun/reikai.html をご覧ください.
2.はしかけグループの活動報告と活動予定
①うおの会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
11 名 】
グループ担当職員:松田征也
【お知らせ】
定例調査などの連絡は、電子メールのみとしています。連絡を希望される方は、受信を希望されるアドレスから、件名を「連絡希望」と
明記して、本文にお名前のみ入力の上、[email protected] までメールを送信してください。 なおこのアドレスは出欠連絡のみです。その
他の手続き・連絡・ご質問などは [email protected] までお願いします。
【活動報告】
■9 月 1 日(日) “湖魚を食すお楽しみ会” 17:00~21:00
参加者:11 名
“湖魚を食すお楽しみ会” が大津市玉野浦の「ちか定」さんで開催されました。
うおの会たるもの、年に一度は琵琶湖の幸に舌鼓を打ちながら親睦を深めようという会なのですが、予想通り “つきだし” の南蛮漬
けが出された瞬間に ”魚の同定” が始まり、困った集団になってしまいました。
コイの旨煮、コイの洗い、ウナギのかば焼き、う巻き、さらには、ウナギの肝焼き、鮒ずしなどをいただき、夏に疲れた体に ”渇” を入
れてきました。 会食が進むにつれ、刺身はコイよりフナの仔まぶしが旨いなどの意見が出ておりましたが、皆さんはいかがでしょ
う? 後は、全員集合しコイとウナギの効果を立証することが課題となりました。
皆様、良いデータが取れるよう、よろしくお願いいたします。
(澤田 知之)
■9 月 15 日(日) 第 95 回定例調査 ・・・台風接近雨天のため中止 調査予定地: 草津川
未明からの断続的な強雨のため定例調査は中止しました。集合地点に集まった数名は個人の判断で個別調査を行いました。そのう
ち 1 名は、滋賀県には生息していないはずの外来種 タウナギ を大津市内で捕獲確認しました。
【活動予定】
定例調査など行事への参加は、うおの会会員登録および参加の事前申し込みが必要です。
定例調査・行事に参加するときは、はしかけの名札を着用してください。
■10 月 20 日(日)
第 96 回定例調査 「宇曽川調査」
集合: JA 東びわこ果樹工房駐車場 (彦根市石寺町)
■11 月 17 日(日) 第 97 回定例調査「大石川・信楽川調査」 集合: 瀬田川左岸・鹿跳橋東詰下流側駐車場 (大津市大石東)
②淡海湧き水の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
■現在活動はしておりません。
グループ担当職員:芳賀裕樹
【活動予定】
■未定です。
■皆様にお願い
湧き水のあるところを教えてください。
出来れば
・ 今も使われている所
・ 物語のあるところ(内容も教えてください)
・ 現地に公共交通でいける所
2
などです。
もちろんこれ以外でも結構です。
■以前のフィールドレポーターの湧き水調査も参考にさせていただきます。
ただ、具体的な場所が分からないのでお教え願います。
③近江はたおり探検隊
【活動報告日の活動会員数(のべ) 8名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
織姫の会
■7 月 24 日(水)(参加者:4 名)
各自、持ち寄った作業。綿の糸紡ぎ、苧績みなど。
■9 月 11 日(水)(参加者:4 名)
夏休みあけなので、各自持ち寄った作業をしました。工房の畑では、今年初めて
のワタが結実していました。
【活動予定】
■織姫の会
10 月 20 日(日)、30 日(水)、11 月 13 日(水)、30 日(土)
(辻川智代)
④近江昔くらし倶楽部
活動報告日の活動会員数(のべ) 51 名(内子ども 14 名) 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
みなさん、9月16日、台風18号は、いかがでしたでしょうか。京都・滋賀・福井の三県に大雨特別警報が発令され、数十年に一度の
規模で雨が降る「直ちに命を守る行動をとってください(気象庁)」という劇風・豪雨でした。朽木は降水量500mmとTV報道されたそうで
すが、私の住む大津市葛川では累積雨量635mm。集落のお宮さんは朝方土砂とともに鳥居と集会所の間まで流され、そのそばの一
家とともにご近所のお家に避難しました。少し雨がおさまってから一軒一軒訪ねましたが、人生の先輩方どなたも動じることなく、午後、
空が明るくなってしばらくすると、どなたもお宮さんを確認に来られ、家の前の掃除を始めておられました。家の前の川の様子はすっ
かり変わって河原の畑は流され、お宮さんの鳥居は土砂で半分埋まり、集落内の道路も二箇所で土砂崩れがありましたが、幸いなこ
とに人も家も全て無事で、集落のお年寄りは口々に「お宮さんが身代わりになってくださった」と手を合わせておられました。翌日は、
まちに出ている方々も集って村人総出でお宮さんの普請。私は仕事で出られなかったのですが、おばあちゃん達も手伝って、一日が
かりだったそうです。TwitterやFacebookの私の書き込みをみて、差し入れ持参で手伝いに来てくださる方もあり、皆さんとても感謝し
ておられました。
完全復旧にはまだまだ時間がかかりそうですが、集落の方々みんなで覚悟し、心を合わせる大切な機会がもたらされた気がしま
す。昔のくらしから、目に見える衣食住の技だけでなく、こうした暮らしの中での心持ちと覚悟を学ぶことこそ大事だと改めて思い知ら
される出来事でした。
【活動報告】
工房・居合わせの会
■8月29日(木)(参加者2名)
ブレインジムの深い学びあいをしました。たまたま居合わせた方が縁のある方だったのも楽しかったです。
古民家くらし体験・居合わせの会(お馬と畑・奥加河荘)
■8月19日(月)(参加者4名)■9月12日(木)(参加者9名(内子ども1名))
修行に出ていた夏子さんが戻られ、9月5日に奥加河荘がオープンしました。12日は、初めてのYさん、飛び入りの方々、夏子さん
3
のお友達も居合わせ、出会いを楽しみました。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■8月8日(水)(参加者2名)、■9月5日(木)(参加者2名)
8月は初めての方もいたので葛川散策もしました。9月は手仕事だけでなく、外の草取りや屋根の苔落としもしました。
古民家改装&畑の開墾ワークショップ
■8月10日(土)(参加者6名)
葛川町居の古民家を改装中のMさんのお手伝いを、雑穀カフェのみなさんと一緒に行いました。お昼とおやつは、雑穀カフェの
方々の手作り品が並び、沢水につかって涼みながらいただきました。
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
新年度から毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べ
て「居合わせから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する集まりを開きます。毎回、何か話題提供はし
ようと思います(昔のくらしから学ぶ、心と身体と知る、自然のリズムを知る、社会のあり方を知るなど)。学びたいことがある方、
提供できるネタのある方、ご意見お寄せください。
■11月2日(土) 12時~15時 生活実験工房にて
10時~12時には、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。jはしかけ会員はスタッフとして参加できます。
(着がえ、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
※その他、月に一度程、ブレインジム・タッチフォーヘルス・みくさのみたからなどの健康法の学びあいをします。日程は決まり次第ブ
ログでお知らせします。
古民家くらし体験・居合わせの会 (お馬と畑・奥加河荘)
■10月7日(月)、10時半-15時 (日程変更するかも。11月は決まり次第、ブログでお知らせします。)
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の
空間を楽しみ、四季折々の季節を感じます。作業できる服装、お弁当持参です。参加希望の方は中藤まで。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■10月3日(木)、 10時半~15時 (11月は決まり次第、ブログでお知らせします。)
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸づくりや繕い物、ヨシ笛・草履などの細工づくりなど、古民家の空
間に手仕事を持ち込んで楽しく作業しましょう。手仕事の道具、お弁当持参です。
町居ありがとうの集い
■10月30・31日(水・木) 10時~16時 マチイハウス(大津市葛川町居町)にて
昨年も開催しました。ご縁のある方が集って、お互いに自分の持ち技を出し合う居合わせの会を開きます。みんなで楽しめる技、
物、ネタのある方、ぜひエントリーください。ない方は、参加しにお越しください。30日の夜は宿泊も可能です。ご相談ください。
湖国・巨石の会
7月10日に、近江磐座研究会の方々が甲賀市の阿星山を巡り、Facebookのグループページで報告されました。これから興味のあ
る方々と滋賀の巨石マップ作りや現地見学ツアーを行っていきます。10月5日には13時から近江八幡市文化会館でイワクラ学会が
開催され、須田郡司さんも講演されます。(主催:イワクラ学会 連絡先:[email protected])
一緒にやりたい方、去年須田さんが作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、中藤までお知らせください。
【ブログのご案内】
活動報告や予定は、「近江昔くらし倶楽部」のブログでもお知らせしています。このニューズレターもアップしています。同志たち
の開くさまざまなイベントも案内しています。どうぞご覧ください。 http://lbmmukashi.shiga-saku.net/
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⑤湖(こ)をつなぐ会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 3 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
8 月 4 日(日)は 3 人の会員で、紙芝居を上演しました。夏休み期間中ということもあり、遠方から滋賀県のおばあちゃんの所に遊びに
来て博物館にきたという小学生や、お兄ちゃん達がでかけて、おチビちゃんひとり残ったので遊びに来たという子ども達などたくさん集ま
ってくれました。小学生になるとさすがに「びわこのことがちょっとわかった」と言ってくれたりするのでうれしくなります。元気な子ども達
と話をするのはとっても楽しいです。
【活動予定】
■9 月 29 日(日) 紙芝居上演
11 月 10 日(日) 紙芝居上演
13:00 セミナー室 集合
13:00 実習室 2 集合
⑥ザ!ディスカバはしかけ
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
活動内容
修理
実施日
2013 年 8 月 21 日(水)
【活動報告日の活動会員数(のべ) 1 名 】
グループ担当者:芦谷美奈子, 森智美, 片淵綾香
なにを
どうした
「にんぎょうげきじょう」の指人形「女の 顔 や髪の毛が破れていたので、修繕を
子」「お母さん」
しました。
【活動予定】
今後の活動予定は今のところありませんが、ディスカバリールームで「こんな楽しいことしたい!」などアイデア・提案があれ
ば、お気軽にスタッフまでお声をかけてください。
メールでも、直接でも、お電話でも。いつでもお待ちしております。
⑦里山の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 31 名 】
グループ代表アドレス:[email protected](登録会員数 32 名)
グループ担当者:安福俊幸, 楠岡泰
【活動報告】
■ 8月3日(土) 夏の夜のイベント 参加者12名
午後、博物館に集合して琵琶湖岸で観察会を行いました。湖岸への漂着物や水草を観察していると、多くのハスの実を発見しました。
また砂浜ではスッポンの足跡やタマゴを発見する事ができました。夕食後には星空観察会を行い、楽しい一時を過ごしました。(安福)
■ 8 月 25 日(日) ハンモック乗り放題の日 雨天中止
■ 9 月 8 日(日) ソバ種蒔き 参加者 19 名
9 月 8 日(日)大人 15 人子供 4 人の計 19 人が参加して,琵琶湖博物館生活実験工房前の畑でソバの種まきを行いました。小雨模様の
中,午前10 時より,長さ約3m の畝3 本と長さ約10m の畝1 本に堆肥を投入した後,ぬかるんだ土に足をとられながら畝立てを行いまし
た。雨が上がった午前 11 時半ごろから,昨年収穫したソバの種を筋まきし,大きく育ってくれるよう祈りながら土をかけて行きました。順
調に行けば,3~4日で発芽,10 月はじめには白い花が咲き,11 月になると結実,11 月下旬には収穫できる見込みです。12 月に予定し
ているソバ打ちに向けて,担当者(戸田,宮本,山川,吉井)を中心に世話を続けて行く予定です。また,今回は,自宅で栽培を希望する里山
の会会員にソバの種をお分けしました。それぞれのご家庭や畑での成長も楽しみです。(山川)
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【活動予定】
■10 月 13 日 里山体験教室(秋)下見
■10 月 20 日 里山体験教室(秋)本番
■10 月 26 日 「わくたん」でハンモック
⑧植物観察の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 9 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:芦谷美奈子
【活動報告】
8 月と 9 月は、観察会の開催はありませんでした。
【活動予定】
次回の観察会のお知らせです。はしかけ登録時および更新時に、植物観察の会の希望を出していない方でも、はしかけさんならどな
たでも参加していただけます。ブラブラ歩きながら色々な植物の観察を行ないます。初心者大歓迎ですので、ぜひぜひ、お申込みくださ
い。
<11 月観察会>
日にち:2013 年 11 月 3 日(日・祝)
集合時間:午前 10 時 10 分。解散時間は、午後 3 時ころを予定 。
集合場所:JR堅田駅の改札を出たところ
行き先:春日山公園 (大津市真野谷口町)駅からの直線距離は 1.1 キロ。
交通手段:<公共交通機関を利用する場合>JRは、山科駅9:51発、堅田駅10:07着 <自家用車利用の場合>駅の周辺は、有料のパ
ーキングなどがあります。春日山公園には比較的大きな駐車場(駅側だそうですが、ご利用の方はご確認ください)がありますが、集合
場所はJR堅田駅なので、お気を付けください。
ルート:堅田駅から、天満宮あたりを観察しながら、春日山公園に向かいます。春日山公園内で昼食をとり、公園内を散策して現地解散
の予定です。
持ち物:弁当、水筒、筆記用具、雨具などとハイキングができる用意。
その他:少雨では開催しますが、荒天の可能性がある場合は中止します。
申込:メールの場合は、上記「植物観察の会」アドレスまで。ファックス、電話は、琵琶湖博物館の芦谷美奈子まで。なお、天候による中止
の場合にはこちらからメール、電話を致しますので、必ず連絡先を明記して申し込みをしてください。
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⑨たんさいぼうの会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 12 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員 影の会長:大塚泰介
【活動報告】
廣田昌昭さんを主著者とする以下の論文が、珪藻学会誌 Diatom に受理されました。年末に発行される 29 巻に掲載される予定です。
廣田昌昭・木原靖郎・有田重彦・大塚泰介.湖山池(鳥取県)の付着珪藻相
和文要旨:鳥取県東部の海跡湖,湖山池の珪藻植生を調査した。2010 年2 月から 2011 年1 月まで、湖山池沿岸の 4 か所に杉板を沈めて
設置し,付着物を毎月採集した。調査期間中の実用塩分 (psu) は 0.24-1.75 の範囲で、淡水あるいは弱汽水の範疇にあった。
試料をクリーニングして珪藻の永久プレパラートを作成し、顕微鏡写真を撮影して精査した結果、67 属 225 種(うち 18 種は未同定)の
珪藻が見出された。種数が多かった属は Navicula(27 種)、Nitzschia(24 種)、Gomphonema(18 種)であった。このように Navicula 属と
Nitzschia 属が種数の上位を占めるのは,富栄養湖に一般的な傾向である。
原口 (1966)、中村 (1969) による 1960 年代の付着珪藻植生と本研究の結果を比較すると,共通種は見られるものの種組成は大きく異
なっていた。湖山池の塩分は 1960 年代と現在であまり変わらないため、種組成の違いは試料の採集方法の違い、富栄養化の進行など
を反映していると思われる。今回、Dam et al. (1994) により過栄養性とされる珪藻が 3 種見出されたことも、富栄養化の反映かもしれな
い。
ちなみに、4 人の著者の平均年齢は 70 歳を超えています。
他にも、米原市の山室湿原、敦賀市の中池見湿地などの珪藻の写真撮影と同定を進めました。いずれも来年、琵琶湖博物館で開催さ
れる予定の日本珪藻学会研究集会での発表へ向けて、研究を進めています。
【活動予定】
会としての活動が一休みだった 8 月、9 月と比べて、10 月、11 月はまさに活動の季節です。
10 月 13 日(日)に、中池見湿地の現地見学会とフィールドシンポジウム(日本生態学会近畿地区会公募集会、関西自然保護機構共催)
に、珪藻調査の中間報告を携えて参加してきます。
総会を 10 月 14 日 9 時 30 分から、研究交流室で開催します。
10 月 26 日には山陰ジオパーク国際学術会議「城崎会議」に、上記の廣田さんの論文と同内容のポスターを出品します。
愛知県の鉱質土壌湿原の珪藻調査を、11 月 2、3 日に行うことが決定しました。たんさいぼうの会としては久しぶりの「大きな旅」です。
11 月15 日~17 日には、日本珪藻学会研究集会が琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設で開催されます。影の会長は、たん
さいぼうの会で進めてきた油日湿原の珪藻に関する報告をしてくる予定です。
⑩田んぼの生きもの調査グループ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 9 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:楠岡泰, M. J. グライガ-
【活動報告】
■8 月 25 日(日) 同定会 (参加 9 名)
各個人が今シーズンに採集したエビサンプルの同定と整理を行いました。また、個人のサンプル整理が終了したのち、今季2 回
の調査(広域調査と長浜調査)の報告とサンプル整理を行いました。
最後に長浜調査結果について前田さんから結果のまとめが報告されました。それによると、水入れの時期と発生したエビの種類の間
に関係がありそうだということでした。これは今後の調査に影響を与えそうな結果です。
【活動予定】10 月~11 月
■10 月 12 日 (土) 13:30~ 冬の調査の打ち合わせ
土壌の含水率とエビの分布の関係をさらに調査するため、今年も冬期に土壌調査を行う予定です。土壌調査を行うおこなう場所と時期
を決定する会議を行います。冬期調査に興味のある方はご参加ください。
(石井千津)
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⑪びわたん
【活動報告日の活動会員数(のべ) 14名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:蜂屋 正雄
もはや例年並み・・とは言えないような猛暑が続いた今年の夏でした。
この時期「わくわく探検隊」はお休みでしたが、暑さに負けず、びわたんオリジナルの楽しいイベントが繰り広げられました。活動日に
は、なかなか出会えない顔ぶれがそろったこともあり、同窓会のような雰囲気になりました。
「絵本を楽しもう♪」は、昨年度からチャレンジしている内容で、参加者とともに楽しい時間が持てました。今年は、
工作があったり、読み手が増えたり上達したりと「オッ」と思う内容でした。
「ほねであそぼう」は、3 月にわくたんで実施したテーマを、びわたんの博士で行うなどこちらも成長真っ盛りな内容でした。自分たちで作
った骨の模型を、次の日まで大事に握りしめている中学生も多く見られました。
それでは、以下に参加したメンバーから活動について報告をしてもらいます。
【活動報告 】
■ 7月6日(土)
あさ、ひる、ばん 博物館を楽しもう! 「びわたんと絵本で楽しもう♪」
昨秋、「あさひるばん」で私が読み聞かせをしたら、息子が「ママだけ前に出てずるい!ボ
クもしたい」と言ってきました。
今夏にまた「あさひるばん」があると知り、息子に本当にやりたいか聞くと「やる!」と言う
ので、その日から読み聞かせの練習を始めました。『ぞうくんのさんぽ』です。ゾウもワニも
カメも、琵琶湖博物館に関わる生き物。読むのも簡単でリズムもあるので息子にぴったりで
した。
当日はたくさんのお客さんを前に、声が小さくなりましたが、最後まで頑張りました。はし
かけになって、頑張る姿はいつもの息子ではありませんでした。
こうした機会があり、本当に感謝です…。 いっし~☆(母・中西 寛子)
楽しかった。
ゆっち☆(息子)
■ 7月 31 日(水)~8月1日(木)
第37回 自然調査ゼミナール 「ほねで遊ぼう 」
自然調査ゼミナールは滋賀県の中学生が博物館にやってきて、学芸員さんに色々と教え
てもらうイベント。今回は通常のわくわく探検隊と異なり、対象年齢がちょっと大人。びわた
んメンバーにとっても、これまでお世話になった先生との再会も果たせるという、同窓会の
ような恒例行事です。
今回のテーマは「ほねで遊ぼう」。普段はなかなか目にしたり触ったりすることの無い、動
物の骨をテーマにしたプログラムです。
まずは、グループのみんなで相談しながら骨を並べて見てもらうことに。ポイントは、「他
の骨と接する部分はどこか?」「どのように動く骨なのか?」ということ。そういった点に注意
して、じっくり骨を観察しながら並べてもらいました。今日の参加者は未来の科学者候補。さすがに並べるのが早いし的確です。並べた
後は答えあわせと、それぞれの骨について補足説明。みんな熱心に聴いてくれていました。
次はびわたんお馴染みのおゆまるが登場。気に入った骨をおゆまるで作成してもらいます。1 つの骨をミニチュアサイズで作成するも
良し、2 つ以上の小さい骨を作るも良し、気に入った部分の拡大バージョンを作成するも良し、各々が工夫して作成してくれました。知識
が豊富な中学生でも、作成することに関しては得意な子と苦手な子に分かれた模様。中には限られた量のおゆまるを器用に使いこなし、
頭蓋骨の作成に挑戦する子もいました。
今回のプログラムをきっかけにして、動物に興味を持ってくれる子が増え、動物の研究者になったり動物関係のお仕事に携わったりし
てくれる人が増えると嬉しいです。
えのもん (榎本 真司)
【活動予定 】
■ 10 月 26 日(土)
■ 11 月 9 日(土)
■ 11 月 23 日(土)
■ 12 月 14 日(土)
わくわく探検隊
わくわく探検隊
わくわく探検隊
わくわく探検隊
「ハンモックで遊ぼう」 (里山の会 担当回)
「秋の色を探してみよう」
「綿にふれてみよう」 (近江昔暮らし倶楽部 担当回)
「水鳥を観察しよう」
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⑫ほねほねくらぶ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 25 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:高橋啓一
【活動報告】
■ 8 月 11 日(日) (参加者 7 人、見学者 1 人)
骨の洗浄、アライグマ、コウモリの解剖、レプリカ作製をおこないました。
最近、ほねほねくらぶでは「型取り」がブームで、さまざまな骨や筋肉の型を取り、レプリカ
を作製しています。右の写真の頭骨もレプリカですが、かなり高い完成度のものが出来てい
ます。
今回の活動ではコウモリの型取りを試みましたが、これは失敗してしまいました。型の取り
方を工夫して、次こそは成功させたいと思います。
■8 月 24 日(土) (参加者 2 人)
アライグマの解剖をおこないました。
四肢の取り外しはスムーズにおこなえたのですが、内臓を取り外す際、誤って心臓か
ら出る大きな血管を切断し、危うく毛皮まで血で汚してしまうところでした。そんなハプニ
ングもありましたが、順調にアライグマの除肉をおこなうことができました。
右の写真は前回洗浄したシカの骨です。かなり綺麗に仕上がっています。
■9 月 7 日(土) (参加者 2 人)
カワウ、アライグマの解剖、レプリカの作製をおこないました。
■9 月 15 日(日) (参加者 4 人)
骨の判別、骨の洗浄、アライグマの解剖、企画展についてのミーティングをおこないま
した。
企画展まであと半年となり、残りの活動日に何をするか話し合いました。思った以上に
時間の余裕がなく、今後の活動は更に集中して作業する必要がありそうです。
右の写真は脂抜きをしている様子です。水漬けでは脂が抜けきらなかった骨を水で煮
て、脂を抜いているところです。
【活動予定】
現在未定です。
活動見学を希望される方は、グループ代表メールに連絡をお願いします.
⑬緑のくすり箱
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:草加伸吾
【活動報告】 8月・9月
■ グループとしての活動は、ありません。
■ 6 月に焼酎に漬けたドクダミのチンキができたので、オリーブオイル、ラベンダー精油を入れて、ドクダミ化粧水を作りました。
《作り方》 出来上がり 100mlのドクダミ化粧水
① スプレー容器を煮沸消毒する。
② そこに、ドクダミのチンキを 50ml入れる。
③ ②に、オリーブオイル 15ml、ラベンダー精油 10 滴、精製水 35ml を加えて、よく振り混ぜる。
*チンキはほとんどがアルコールなので、必ず薄めて使います。油分を補うためにオリーブオイルを入れていますが、
9
量は好みで 10ml から 20ml の間で、調整してください。(精製水とで調整)
*ラベンダー精油がドクダミには、よく合います。ラベンダー精油には、皮膚細胞の成長促進効果があります。
男性の髭剃りあとにも、使えます。 デオドラント用としても使えます。
*チンキをお分けすることができますので、グループ代表アドレスまで、連絡ください。
【10 月・11 月の活動】
■10 月 12 日(土)~13 日(日) 伊吹和ハーブ塾
詳しくは、HPをご覧ください。参加希望者は各自申込みをお願いします。
HP … http://wa-herb.com/juku/
■10 月 19 日(土)~20 日(日) カミツレ研究所 カモミール定植作業
刈り取りの際は、バス貸切で行きましたが、今回は松本まで電車で行き、そこから車で移動します。
または、信濃松川まで電車で行き、送迎バスを利用してください。
参加希望者は、グループ代表アドレスまで、ご連絡ください。折り返し、詳しい案内をさせていただきます。
■11 月 24 日(日) 高島市朽木「くつきの森」 植物観察会
詳細は、琵琶湖博物館へお問い合わせください。
⑭温故写新
【 活動報告日の活動会員数(のべ) 16 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:金尾滋史
【活動報告】
■8 月 24 日(土) 9:30~12:00 参加者 6 名
博物館の映像資料「大橋宇三郎コレクション」をいろいろな場で活用できるように写真の整理作業をメンバーで行ないました。約 300 枚の
写真を順番に見ながら、資料として特に重要な写真にチェックマークをつけていきました。大橋さんが撮影された昭和 30~40 年代の写
真を見ていると、初めて見る写真でもだいたいどの場所なのか、自然とわかってくるのがとても不思議な感じでした。
■9 月 28 日(土) 9:30~12:00 会議室 参加者 5 名
下半期の活動予定について話し合いをしました。下半期は博物館周辺の四季の記録、お出かけ撮影会、写真の撮影講座、大橋コレクシ
ョンの整理など盛りだくさんです。また、近江八景や琵琶湖八景についてもそれぞれで撮影をしていけたらと考えています。
みなさんの御参加をお待ちしております。
【活動予定】
■10 月 19 日(土) 9:30~15:00 おでかけ撮影会 ~比叡山編~
集合:京阪電車 坂本駅 9:30 少雨決行
交通費など別途必要、おやつの上限なし
比叡山にみんなで出かけ、延暦寺や山の自然、大津の風景などを撮影します。
参加される方は、必ず金尾学芸員( [email protected] )までご連絡ください。
■11 月 23 日(土・祝) 9:30~12:00 会議室
博物館周りで秋(紅葉など)を撮影します。
温故写新では、皆様からのご依頼があれば、博物館主催行事やはしかけ
グループ活動での記録写真などの撮影協力を行ないます。必要な方は
温故写新担当学芸員(金尾)へご連絡ください。
ただし、メンバーの日程の都合上、ご協力できないこともありますので、
ご了承ください。
10
⑮古琵琶湖発掘調査隊
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
36 名 】
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
■第一次発掘調査参加者報告会(8 月 10 日)
多賀町で 4 月 27 日から 5 月 1 日に行われた古琵琶湖調査の第一次発掘調査結果
の報告会がありました。層序・堆積環境、足跡化石、植物化石、花粉化石、貝化石、脊椎
動物化石、昆虫化石の分野毎に分けて報告されました。この内容を次期調査に生かし、
次こそはターゲットのアケボノソウ本体の化石を手に入れたいと思います。
■7 回目活動(8 月 25 日) 「琵琶湖のおいたちを探る方法 4 足跡化石」(博物館行事を兼ねる)
野洲川の河原で行う予定でしたが、雨天のため中止させていただきました。この勉強会は、あらためて 10 月 27 日に行います。
■8 回目活動(9 月 29 日) 「琵琶湖のおいたちを探る方法 5 動物化石」(博物館行事を兼ねる)
動物化石とは何なのか、どのようにできるのか学び、実際にイノシシやウサギなどの骨を触りながら形態を確かめました。その後、
発掘された骨をクリーニングしながら、どの動物の骨なのか同定しました。どういった骨か議論しながら楽しく実習できました。
【活動予定】
■9 回目活動(10 月 27 日)*8 月に雨天中止した勉強会をやります。
・足跡化石(講師 岡村喜明さん)
湖南市吉永の野洲川河原(右岸)で行います(新生橋下流 200~300m)。用意できる人はカキガマ、ハケ、スプーン大小、竹の割りば
し、カメラ、10~30 ㎝のスケール、記載用の手帳,筆記用具をご持参ください。集合は新生橋下に 9 時。詳細はすでに配布した資料をご
覧ください。当日までに資料を熟読したうえで、ご持参ください。
■10 回目活動「二次発掘準備調査」(11 月 16 日、17 日または 11 月 30 日、12 月 1 日)
・多賀町の発掘専門班が中心になりはしかけと共に調査します。
生活実験工房からのお知らせ
※生活実験工房行事では、一般参加の方(定員10 名)と、はしかけ・フィールドレポーターの方と共に、力を合わせ田ん
ぼに関する体験を行っています。
後期の行事開催日は下記の通りです。午後も工房を開けていますので、ぜひご参加ください。
担当職員:水谷 智
【活動予定】 10月から翌年3月まで 開催時間 10:00~12:00
10 月 5 日(土) モチの稲刈りとハサ掛け
11 月 2 日(土) 脱穀、唐箕かけ
11 月 16 日(土) 収穫祭
12 月 21 日(土) 門松、しめ縄づくり
12 月 23 日(月祝) 餅つき
1 月 14 日(火)休館日 どんど焼き、もみ殻くん炭づくり
1 月 18 日(土) 昔遊び
2 月 9 日(日) ワラ細工
3 月 15 日(土) 1 年間のふりかえり
※一般参加者の受付は、9:30 からです。
11
場所 : 全日程とも生活実験工房
・稲刈り、脱穀などの田んぼの作業は、各自着
替え、作業服、長靴などご準備ください。
・作物の生育状況によって、日程を変更する場
合がありますので、ご注意ください。
3.2013 年度 はしかけ登録講座の日程
今後のはしかけ登録講座の日程: 10月20日(日)、3月16日(日)の2回開催予定です。
場所は琵琶湖博物館セミナー室 受付:13:15~ 開講:13:30~
いつものように各グループの活動紹介をお願いします。(各 3 分間の発表と質問に対する回答)
4.次回ニューズレター
・次回のニューズレターの原稿締め切りは 11 月 18 日(月)、発行 12 月 5 日(木)予定です。
・報告月は原則 10-11 月、活動予定掲載月は原則年 12-1 月です。
・原稿は、電子メールで、 はしかけアドレス hashi-adm@lbm.go.jp 宛に提出をお願いします。
12
はしかけニューズレター
2013
2013 年度 第 5 号 通巻 114 号
12- 1 月
2013 年(平成 25 年)12 月 1 日 発行
編集・発行 :滋賀県立琵琶湖博物館 交流担当 (2013 年度はしかけ担当職員 高橋、水谷)
住所 :〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091 電話 : 077-568-4812 ファックス : 077-568-4850
電子メール : hashi-adm@lbm.go.jp 琵琶湖博物館ホームページ: http://www.lbm.go.jp
~ 目 次~
会員数 ・・・335人
グループ数 17 グループ
(2013年 11月末現在)
1. お知らせ
12 月,1 月の琵琶湖博物館の行事予定
2.新しいグループ「暮らしをつづる会」ができました
3. はしかけグループの活動報告と予定
①
④
⑦
⑫
うおの会 ② 淡海湧き水の会 ③ 近江はたおり探検隊
近江昔くらし倶楽部 ⑤ 湖(こ)をつなぐ会 ⑥ ザ!ディスカバはしかけ
里山の会 ⑧ 植物観察の会 ⑨ たんさいぼうの会 ⑩ 田んぼの生き物調査グループ ⑪ びわたん
ほねほねくらぶ ⑬ 緑のくすり箱 ⑭ 温故写新 ⑮ 古琵琶湖発掘調査隊 ⑯生活実験工房からのお知らせ
4. 2013 年度はしかけ登録講座の日程
5. 次回のニューズレター
1.お知らせ
12 月, 1 月の琵琶湖博物館の行事
(詳細は、琵琶湖博物館のホームページ(http://www.lbm.go.jp/)または電話(077-568-4811)でご確認ください。)
■からすま半島で楽しもう(事前申し込み必要)
・からすま半島の水鳥を観察してみよう 12 月 15 日 9:30~15:00、定員:20、場所:草津市烏丸半島
・むかしのくらし体験
1 月 6 日 13:30~15:30、定員:20、場所:琵琶湖博物館内生活実験工房
・水族バックヤード体験
1 月 25 日 10:00~12:00、定員:40、場所:琵琶湖博物館内
■体験プログラムわくわく探検隊(13:00~13:30 に当日受付)
・水鳥を観察しよう
12 月 14 日 13:30~15:00、定員:20、場所:琵琶湖博物館内
・博物館でスゴロクをつくろう
1 月 11 日 13:30~15:00、定員:30、場所:琵琶湖博物館内
・博物館でスゴロクをつくろう
1 月 25 日 13:30~15:00、定員:30、場所:琵琶湖博物館内
(*いずれも常設展示観覧券が必要です.小中学生は無料)
■生活実験工房 田んぼ体験 (9:30~10:00 に当日受付)
・角松、しめ縄づくり
12 月 21 日 10:00~12:00、定員:10、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
・餅つき
12 月 23 日 10:00~12:00、定員:10、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
・昔遊び
1 月 18 日 10:00~12:00、定員:10、場所:琵琶湖博物館生活実験工房
1
2.新しいグループ「暮らしをつづる会」ができました
会員数 1 人
グループ代表アドレス:整備中 [email protected]
グループ担当職員:大久保実香
【グループを発足しました】
11 月より活動をさせていただいております。
おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんへの昔がたり、今はあまり聞かれなくな
りました。そんな昔がたりや昔のくらしの様子をお聞きして、記録に残したいと思っ
ています。滋賀には琵琶湖があり、周囲は深い山脈に囲まれています。そんな滋賀の
自然と上手に暮らしてこられた方々の、くらしの知恵やなつかしいお話、子供のころ
の思い出などを聞かせていただき、記録にまとめ、それをたくさんの方に見ていただ
けたらと思っています。
先日は、初めての活動で余呉町の高時川の上流にある小原という集落に行ってきま
した。小原集落のある、高時川の周辺はダムの予定地になっているため、現在住民の
皆さんは離村され、今は集落の名前の看板が残っているだけになっています。そんな
小原集落で、昔そこに暮らしておられた方々から、お話を伺うことができました。み
なさんが離村されてから20年近くがたちましたが、お話を伺っている間に、村の暮
らしが生き生きと想像され、素晴らしい時間を過ごすことができました。
滋賀にはたくさんの美しいところ、素敵な暮らしがあります。一つ一つまとめて、記録に残し
たいと思っています。
(中尾京子)
【これからの活動に向けて】
地域の暮らしやその記憶を、地域の人たちの手で記録していく活動をしたいと思っています。
聞き書き、自分誌、地域誌、考現学など、暮らしの記憶や今を記録することに取り組みたいと
いう思いをお持ちの方や、ご関心を持たれた方は、ぜひご連絡ください。
(大久保実香)
3.はしかけグループの活動報告と活動予定
①うおの会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
21 名 】
グループ担当職員:松田征也
【お知らせ】
定例調査などの連絡は、電子メールのみとしています。連絡を希望される方は、受信を希望されるアドレスから、件名を「連絡希望」と
明記して、本文にお名前のみ入力の上、[email protected] までメールを送信してください。 なおこのアドレスは出欠連絡のみです。その
他の手続き・連絡・ご質問などは [email protected] までお願いします。
【活動報告】
■10 月 20 日(日)
第 96 回定例調査 「宇曽川調査」
集合: JA 東びわこ果樹工房駐車場 参加者: 13 名
この日は天候が悪い方に外れ、止み間もあるはずの雨がずっと強く降り続く、あいにく空模様の下での調査となりました。新しい顔や
懐かしい顔を迎えて 10 時には全員集合。今回の調査地点は宇曽川流域なので、各班は支流や本流に別れて調査に入りましたが、前日
から降り続いた雨によって水かさが増した川は、本流も支流もまともに入ることはできず、最上流部や周辺水路など、調査できる場所を
探すのに苦労しました。それでも各班は苦労して何とか入れそうな水路などを探し、カワムツ・オイカワ・アブラハヤ・ヨシノボリ・ドジョウ・
メダカ・ドンコなどを確認することができました。各班とも安全を最優先した結果、全員が無事に調査を終えることができました。 (高田)
■11 月 17 日(日) 第 97 回定例調査「大石川・信楽川調査」 集合: 瀬田川左岸・鹿跳橋東詰下流側駐車場 参加者: 9 名
今回の調査は、朝から曇りで霧も出ていましたが、集合時間ごろになると霧が晴れ、気温も上がって絶好の調査日和でした。紅葉しは
じめの、緑と赤、黄色の美 しいコントラストの山々や青空を見ながらの調査でした。採れた魚としては、カワムツ、ニゴイ、ヨシノボリ、ア
カザ、カジカ、キンギョ、ムギツク、カマツ カ、ドジョウ、シマドジョウ、ギンブナ、ウキゴリ、ヌマチチブ、オイカワ、ドンコ、タカハヤ、ブラッ
2
クバスでした。そのほか、ヤゴやエビが多かったです。 今回の調査で一番感じたのは「きれいな川には魚少ない」ということ。きれいな
水のほうが胴長も洗うのが楽なのですが、魚には私たちの思いは届かないよう で、少し泥の多いような川に入ったほうがいろんな魚に
出会えることをしみじみ感じた調査でした。 (竹元冴矢)
【活動予定】
定例調査など行事への参加は、うおの会会員登録および参加の事前申し込みが必要です。
定例調査・行事に参加するときは、はしかけの名札を着用してください。
■12 月 15 日(日)
第 98 回定例調査「農業排水路ドロダメ生き物生息調査(冬季)」 集合: 奥びわスポーツの森駐車場
■ 1 月 19 日(日)
勉強会 内容: 未確定(「漁業規則」および「淡水魚の飼育方法」などを検討中) 場所: 琵琶湖博物館会議室
②淡海湧き水の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
■現在活動はしておりません。
グループ担当職員:芳賀裕樹
【活動予定】
■未定です。
■皆様にお願い
湧き水のあるところを教えてください。
出来れば
・ 今も使われている所
・ 物語のあるところ(内容も教えてください)
・ 現地に公共交通でいける所
などです。
もちろんこれ以外でも結構です。
■以前のフィールドレポーターの湧き水調査も参考にさせていただきます。
ただ、具体的な場所が分からないのでお教え願います。
③近江はたおり探検隊
【活動報告日の活動会員数(のべ) 19名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
織姫の会
■9 月 28 日(土)(参加者:4 名)
各自、持ち寄った作業。綿の糸紡ぎ、苧績みなど。
■10 月 20 日(日)(参加者:2 名)
各自、持ち寄った作業。綿の糸紡ぎ、苧績みなど。
■10 月 30 日(水)(参加者:4 名)
繊維のサンプル作り。樹皮繊維である科(しな)、葛(くず)、楮(こうぞ)、オヒョウなどの苧(お)から資料のサンプルを作りました。随時増や
していく予定。
■11 月 13 日(水)(参加者:5 名)
「日本の袋」展で見たお仏供米(ぶくまい)袋を作ってみることになりました。お仏供米袋とは、お寺に行くときにお供えのお米を入れる
袋。この大きさで二升入ります。
まず、長浜のおばあちゃん製作の袋の観察するところからはじめました。底は四角か六角形で、横はハギレをつなぐものと思ってい
たところ、一枚の布でもよいことが判明。紐通しは糸で作っています。
おばあちゃんの作り方は、①底の四角を縫う、②側面の布(表と裏)を準備する、③底と側面の布を縫い合わせる、④表布と裏布の
3
口をとじる、⑤口をしばる紐を通す部分をつくるという工程です。底の角でマチをとるのがコツかも。次回、完成をめざします。
その他
■10 月 21 日(月)(参加者:4 名)
京都のギャラリー啓で行われた「日本の袋展」に有志で行ってきました。展示にはツギハギだらけの八尺袋やお仏供米袋が置いて
あり、昔の人が布を大事に使っていることに改めて感心しました。八尺袋は、数年前に作り方がわからないので、みんなで試行錯誤し
ながら作ってみたことがありました。今回は、お仏供米袋の作り方が謎でした。
【活動予定】
■織姫の会 11 月 30 日(土)、12 月 11 日(水)、1 月 11 日(土)、29 日(水)
(辻川智代)
おばあちゃんの作ったお仏供米袋
底が四角になっている
④近江昔くらし倶楽部
ハギレをつなぎあわせているところ
活動報告日の活動会員数(のべ) 79 名(内子ども 22 名) 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
工房・居合わせの会
■10月15日(火)(参加者3名)
ご縁あって飯田茂実さんから伝えていただいた、諏訪に伝わる誰でもできる心地よく暮らすための術(すべ)「三種(みくさ)の身
宝(みたから)」をみんなで学びあいました。
古民家くらし体験・居合わせの会(お馬と畑・奥加河荘)
■10月7日(月)(参加者9名(内子ども2名))
ひょんな流れから、居合わせた直加さん姉妹がお二人で身中の祓詞をあげてくださり、居合わせた者が持っていたディジュリデ
ュやシンギング・リンなどの音色もあわさり、絶妙な居合わせの時間を楽しむことができました。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■10月3日(木)(参加者2名)
木曜日は、葛川支所の駐車場に朽木の宝牧場さんの販売車がやってきます。サンドイッチやハンバーガー、さまざまなパンがあ
り、お昼ごはんを調達できます。この日もパンを買って、囲炉裏のそばでおしゃべりに花が咲きました。
町居ありがとうの集い
■10月30・31日(水・木)(参加者のべ43名(内子ども8名))
去年も開催したマチイハウス(大津市葛川町居町)にて、山間の集落を拓き守ってこられたご先祖さまに感謝しつつ、ご縁ある
方々が自分のもつ沙座を持ち寄り集った方と交換しながら居合わせを楽しむ「ありがとうの集い」を開催しました。綿からの糸紡ぎ
体験、天然酵母パン、奥加河荘のほん和かごはん、クリスタルボール音浴会、臨床美術体験、ボディーセラピー、「ナナイロつーし
ん」、フィリピン仕込みの「4倍速で覚える英会話」、エステなど、多彩な技が持ち寄られ、ゆる~くも、濃ゆ~い楽しい交流が生まれ
ました。
薪づくりワークショップ
■11月9日(土)(参加者16名(内子ども10名))
とある神社の境内で伐採された木をわけていただき、ご近所さんの古民家で薪づくりのワークショップを行いました。チェーンソ
ーで玉切りし、斧で割ったり、細目の枝は鋸で切ったり、最後は子どもたちもみんなでリレーしながら軒下に積み上げて、軽トラ三台
分の木材が処理できました。次は薪ストーブで暖まりましょう。
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「近江の絣と久留米絣」見学、映写会・座談会
■11月10日(日)(参加者4名)
近江上布伝統産業会館で開催中の展示を見学し、映写会「近江上布の織りと染め」、座談会「伝統工芸士と膝をつきあわせて話
そう」に参加しました。座談会では、半世紀にわたり近江上布の製作に関わってこられた伝統工芸士の方々がこの世界に入るきっ
かけが、「絵が上手やからと勧められた」とか「父親が行きつけの散髪屋さんで勧められた」といったささいなことであることを知り、
とても新鮮に感じました。
第10回 おっきん椋川、地機の機ごしらえ
■11月17日(日)(参加者2名)
山間の集落・高島市今津町椋川のみなさんが「おっきん(ありがとう)」とお客さまをお迎えしてくれる手作りイベント。今年は、台
風の被害で開催が危ぶまれていましたが、開催決定。私たちが数年前に機ごしらえした地機は、今は古民家を改築した集いの場
所・交流館に置かれています。それを再度調整しようということで、今年は参加しました。が、当日のあまりの好天に、暗く寒い機織
り部屋にいて細かい作業を続けることができず、思わずレンタサイクルでスタンプラリーに。おばあちゃん手作りの梅干・漬物・お
はぎに休耕田のモロコ天ぷら、キッズフリマ、おっきんにんにく、かかしロード、ヤギさんにドラム缶窯ピザ・・・。最高でした。
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べて「居合わ
せから仕合わせへ」(←県立大・上田洋平さんのお言葉です)を実践する集まりを開きます。
■12月21日(土) 門松・しめ縄づくり ■12月23日(月・祝) 餅つき ■1月18日(土) 昔遊び ■2月9日(日) わら細工
10時~12時には、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。はしかけ会員はスタッフとして参加できます。
(着がえ、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
※その他、月に一度程、ブレインジム・タッチフォーヘルス・みくさのみたからなどの健康法の学びあいをします。日程は決まり次第
ブログでお知らせします。
古民家くらし体験・居合わせの会 (お馬と畑・奥加河荘) ※1月、2月はお休みします
■12月3日(火)、11時-14時頃、「新月の日のあったかお手当て」(奥加河荘主催)に参加
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家の
空間を楽しみ、四季折々の季節を感じます。この日は、奥加河荘が主催するイベントに参加します。
日ごとに寒くなってくるこの季節。お手当てとごはんで身体をあたため、集まったみんなとのおしゃべりで楽しいポカポカな一日
を過ごしませんか?<☆こんにゃく湿布とビワの葉療法☆、☆手浴☆、☆食事☆(玄米小豆粥)>
参加費 3500円(前日までに要予約)、持ち物 フェイスタオル3枚、両手の入る洗面器、
申込み先 077-546-8113 奥加河荘(おくかごそう)
※参加希望の方は直接、奥加河荘へ申し込みください。一緒に車で行くことはできます。中藤までご相談ください。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家) ※12~2月はお休みします。
湖国・巨石の会
Facebookのグループページに各自が訪ねた磐座の報告をしています。私はほとんど関われなかったのですが、ひょんなことか
ら、大杉神社の世話人、武田さんとご縁ができ、彦根市の山奥の神社を案内していただき、報告しました。近江の磐座を訪ねること
は予想以上に大切なことだと肌身にしみました。立ち上げのきっかけとなった巨石研究者・須田郡司さんは近江から出雲へ転居さ
れましたが、今後も関わってくださるそうです。これからも、湖国の巨石探究の火は消すことなく、興味のある方々と滋賀の巨石マッ
プ作りや現地見学ツアーを行っていきたいと思っています。
一緒にやりたい方、昨年度、須田さんが作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、中藤までお知らせください。
【ブログのご案内】
活動報告や予定は、「近江昔くらし倶楽部」のブログでもお知らせしています。このニューズレターもアップしています。同志たち
の開くさまざまなイベントも案内しています。どうぞご覧ください。 http://lbmmukashi.shiga-saku.net/
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⑤湖(こ)をつなぐ会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 3 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
9 月 29 日(日)は運動会のシーズンで少し来館者が少ないかな?という不安を持ちながら、紙芝居を上演しました。それでも2回の上
演の時にはたくさんの子ども達が集まってくれました。「紙芝居をします」と館内放送をしたらすぐにやってきて、一番前にすわる子や、遠
慮がちに後ろの方で見ている子もいて、ほんとうにそれぞれやなぁと思って、子ども達をながめています。今回は、幼稚園での運動会の
話や秋の行事の話をしながら待ち時間を使って、楽しく交流しました。紙芝居に入る前に子ども達と対話をすることによって、より楽しく紙
芝居を見てもらえたと感じています。
【活動予定】
■ 1 月 26 日(日)紙芝居上演
13:00 実習室 2 集合
⑥ザ!ディスカバはしかけ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名 】
グループ担当者:芦谷美奈子, 森智美, 片淵綾香
グループ代表アドレス:[email protected]
だんだん冬本番になってきました。ディスカバリールームでは、夏に琵琶湖博物館に博物館実習に来ていた大学生たちが作ったディ
スカバリーボックスの展示を、11 月 26 日から行なっています。週替わりで4つのボックスを順次展示します。もしご覧になる機会があれ
ば、感想などお聞かせください。
【活動報告】
この2ヶ月は、活動がありませんでした。
【活動予定】
今後の活動予定は、今のところ具体的な計画はありませんが、年度末に近づいたところで、総会を開きたいと思います。ML で日程調
整させていただきたいと思います。
ディスカバリールームで「こんな楽しいことしたい!」などアイデア・提案があれば、お気軽にスタッフまでお声をかけてください。メー
ルでも直接でも、いつでもお待ちしております!
⑦里山の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 31 名 】
グループ代表アドレス:[email protected](登録会員数 30 名)
グループ担当者:安福俊幸,楠岡泰
【活動報告】
■ 9 月 22 日(日)ソバ畑の手入れ 参加者 2 名
先日の台風の影響が心配されましたが,太古の森のおかげで風による倒伏も少なく,順調に生育していました。森側の3畝は午前中
しか日があたらないせいか,ヒョロ長くなっていましたが、中央の長い1畝は日あたりもよく,背は低いながらも丈夫に育っていました。
本日の作業では,密集している部分を間引き,約5cm間隔で1列に並ぶようにしました。また,根元に土寄せをし,若干の肥料を与えま
した。
(山川)
■10 月 13 日(日) 里山体験教室(秋)下見 参加者 9 名
10 月 20 日本番の内容を検討しました。午前の「里山の秋もの探し」では、はしかけの森周辺を散策して木の実や紅葉等気づいた秋を
集めてコンクール風に発表していただき、午後は「はしかけの森」で広葉樹の間伐や植栽を計画しました。
(安福)
■10 月 20 日(日) 里山体験教室(秋)本番 雨天中止
■10 月 26 日(土) 「わくたん」でハンモック 参加者 14 名
はしかけグループ「びわたん」と協働して、琵琶湖博物館イベント「わくわく探検隊」を太古の森において開催しました。一般参加者 21
名は、里山の会会員からハンモックの付け方の説明を受け、家族に分かれてハンモックで秋の一時を楽しみました。
(安福)
6
■11 月 16 日(土)観察会「秋の里山を歩こう」 参加者 3 名(「琵琶湖博物館」、「カワセミ自然の会」共催)
秋晴れの下、大津市仰木の小椋神社周辺において秋の里山を観察しました。参加者 28 名は木の種の形、自然の中の色さがし等クイ
ズ形式のビンゴゲームを楽しみながら里山をゆっくりと観察しました。途中、スタッフも気づかない新しい発見を子どもが見つける等、大
人も子どもも楽しく里山を歩きました。(安福)
【活動予定】
■12 月 14 日 ソバ収穫祭
■ 1 月 12 日 里山体験教室(冬)下見
■ 1 月 19 日 里山体験教室(冬)本番
⑧植物観察の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 5 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:芦谷美奈子
【活動報告】
11 月3 日(日・祝)に、堅田で観察会を開きました。天気が少し心配な日でしたが、とりあえず一日の前半は降らなさそうだったので決行
しました。午前10 時すぎに JR 堅田駅を出発、すっかり宅地化されて姿を変えた駅西側で道端の植物を観察しました。外来種が多かった
ですが、ジュズダマやひっつきむしの仲間(オオオナモミも)など、楽しく遊べる植物もありました。その後真野谷口町の集落をめざして
歩きました。谷口八幡宮に向かったのですが、道を1本間違えて、電柵張り巡らされた田んぼを通り抜けることに。
谷口八幡宮にはコケ庭がありましたが、ここにも電柵があり、イノシシあるいはシカの被害が大きいことが窺われました。谷口八幡宮
の前の道を通って、山の中へ向かいました。途中放棄された水田や荒れた里山など、かつては人が使用していた里山の風景が失われ
た場所を通って、更に山の中へ。山の中を抜けて春日山公園に出るつもりで、道なりに進んでいったのですが、結局湖西道路に付き当
って、北側に山を下りて堅田駅に戻りました。
季節柄、実のなる植物も多く、色々な観察も行なわれましたが、荒れた里山はうっそうとしていて、倒木も多く、なかなか大変な道のり
でした。天気は、駅に戻る直前でぱらぱら雨が降り始めましたが、なんとかもちました。
色々ありましたが、参加者の皆さんがご協力のおかげで無事に終わることができました。ありがとうございました。
【活動予定】
次回の観察会のお知らせです。はしかけ登録時および更新時に、植物観察の会の希望を出していない方でも、はしかけさんならどな
たでも参加していただけます。ブラブラ歩きながら色々な植物の観察を行ないます。初心者大歓迎ですので、ぜひぜひ、お申込みくださ
い。
<11 月観察会>
日にち:2014 年 1 月 25 日(土)
集合時間:午前 10 時。解散時間は、午後 3 時ころを予定 。
集合場所:ロクハ公園入り口(ロクハ荘前付近)
行き先:ロクハ公園(滋賀県草津市追分町 623 番地)
交通手段:<公共交通機関を利用する場合>JR草津駅からバスが出ています。帝産バスは、JR草津駅東口発「ロクハ荘」行き終点下車
(250 円)。草津駅東口発 9:40-「ロクハ荘」停留所着 9:50.公園 HP の情報では、近江バスもあるようですが詳細はわかりませんでした。
<自家用車利用の場合>公園の駐車場をご利用ください。
ルート:ロクハ公園内を散策します。場合によっては、公園外を歩くこともあります。
7
持ち物:弁当、水筒、筆記用具、雨具などとハイキングができる用意。
その他:少雨では開催しますが、荒天の可能性がある場合は中止します。
申込:メールの場合は、上記「植物観察の会」アドレスまで。ファックス、電話は、琵琶湖博物館の芦谷美奈子まで。なお、天候による中止
の場合にはこちらからメール、電話を致しますので、必ず連絡先を明記して申し込みをしてください。
【お知らせ】
「タンポポ調査・西日本2015」が、来年から始まります。西日本の多くの都道府県が参加している大規模なタンポポ調査で、5年ごとに
実施されています。「タンポポ調査・西日本2015」の実施にあたって、新しい「はしかけ」グループ(タンポポはしかけ)を時限で作る予定
です。2014 年が予備調査、2015 年が本調査ですので、この2年間(正確には 2015 年度末まで)だけ活動をするグループです。
活動としては、勉強会、調査、サンプル整理などを予定しています。全部参加でなくても、勉強会と調査だけでも参加していただけるの
であれば、ぜひメンバーに登録してください。詳しくは、次号のニューズレターでお知らせしますが、取り急ぎ、下記のようなミニ勉強会を
予定しています。勉強会のみの参加でも、もちろん大歓迎!!興味のある方は、上記のアドレス、あるいは直接芦谷まで
([email protected])、メールでも電話でも直接でもお問い合わせください。観察会に参加して下さった方には、こちらからメールでご案内を
送ることもありますので、ご了承ください。
日時:2014 年 1 月の土日(詳細日程未定)
場所:滋賀県立琵琶湖博物館
講師:鈴木 武氏(兵庫県立人と自然の博物館)
⑨たんさいぼうの会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 15 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員 影の会長:大塚泰介
【活動報告】
中池見湿地(福井県敦賀市)の現地見学会とフィールドシンポジウム(10月13日:日本生態学会近畿地区会公募集会、関西自然保護機
構共催)に、影の会長と会員 2 人(ともに中池見湿地の珪藻を研究している)が参加してきました。現地見学会の途中で、これまでに調べ
た珪藻と水質の概要についての資料を参加者に配布しました。中池見湿地の水質は場所によって大きな違いがあるので、これが珪藻群
集にどのような影響を及ぼしているのかを、これから調べていく予定です。
翌 10 月 14 日には、琵琶湖博物館研究交流室で、たんさいぼうの会第 39 回総会を開催しました。3 週間後に控えた「たんさいぼうの
旅」の打ち合わせ、各々の研究の進行状況の報告などをしました。
10 月 26 日には、山陰ジオパーク国際学術会議「城崎会議」で、廣田昌昭さんを筆頭として、“Periphytic diatom flora of Koyama-ike
pond, Tottori Prefecture, Japan” と題するポスター発表をしてきました。内容は Diatom への掲載が決定している論文「湖山池(鳥取県)
の付着珪藻相」と同じですが、全編英文です。今回、共同発表者の 4 名は誰も会場に行けなかったのですが、会員の芝崎美世子さんが
現場での対応をしてくれました。芝崎さんによれば、225 種の珪藻写真が並んだポスターはやはり注目を集めたそうで、会議終了後は鳥
取環境大学の新名阿津子さんに引き取られていきました。ちなみに、4 人の発表者の平均年齢が 70 歳を超えていることを話したところ、
やはり驚かれたそうです。なお芝崎さん本人も大阪市大の院生として「京丹後市離湖の湖底堆積物から見た旧樋越川の開削前後の水環
境変化と水害史」と題するポスター発表を行いました。
11 月 2 日、3 日には、久しぶりに泊まり込みで「たんさいぼうの旅 V 愛知県の湧水湿地」に行ってきました。参加者はのべ 12 人、両日
とも自動車4 台を連ねての一大調査旅行となりました。調査地点は 7 湿原20 地点、採集した珪藻サンプルは計58 本に及んでいました。
これからサンプルを処理し、手分けして観察をしていきます。本調査では、名古屋大学の富田啓介さんに地元との調整をしていただくとと
もに、現地会員である高山博好さん、石川雅量さんとともに現地案内と自動車の運転までしていただいたことにより、たいへん実りのある
調査となりました。この場を借りて御礼申し上げます。
11 月 15 日~17 日に琉球大学行われた日本珪藻学会研究集会で、影の会長&会長のコンビによるポスター発表 “Diatoms in Yawata
moor, Kitahirosima, Hiroshima Prefecture, Japan” をしてきました。ちょうどこの日は国際ミニシンポジウムを兼ねており、韓国とアメリカ
合衆国で湿原の珪藻を研究している人たちが来ていたので、情報交換をしてきました。国際共同研究の芽が出たかも。
他にも、米原市の山室湿原、敦賀市の中池見湿地などの珪藻の写真撮影と同定を進めました。いずれも来年、琵琶湖博物館で開催さ
れる予定の日本珪藻学会研究集会での発表へ向けて、研究を進めています。
【活動予定】
廣田さんらの論文が、12 月 20 日頃に出版される珪藻学会誌 Diatom に掲載されます。同じ巻に、会員の芝崎美世子さんの論文も、影
の会長の論文も掲載されます。そして影の会長は現在、期日通りの出版を目指してDiatomの編集作業に追われています。自分や仲間た
ちが書いたものを自分で編集して出版とは、まるで同人誌みたいだ・・・。一応、査読付きの学術誌ではあるのですが。別刷りや PDF をご
8
希望の方はご一報ください。
古琵琶湖発掘調査隊の方々と共に進めている多賀の発掘現場で、山川千代美さんらに採集してもらったサンプルをクリーニングして
みたところ、まとまった数の保存状態の良い珪藻が出てきました。ついこの間まで生きていたかのような完全な形の珪藻を数多く含むサ
ンプルもありました。ざっと見たところではハネケイソウ、フネケイソウ、エスガタケイソウなどが多く、現在でいえばため池の底泥のよう
な雰囲気です。もちろんこの時代に、ため池などある筈がありませんが。現在、たんさいぼうの会の中でチームを組んで、研究にとりか
かる算段をしています。
次の総会は、何と 40 回記念総会になります。日時は未定ですが、1 月中旬で調整中です。
⑩田んぼの生きもの調査グループ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 8 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:楠岡泰, M. J. グライガ-
【活動報告】
■10 月 12 日 (土) 参加 6 名、楠岡、グライガー
・今シーズンの調査結果について、前田さんが様々な角度から分析を行い、その結果を報告されました。それによると、長浜でエビ類
が生息しているのは主に山側の田んぼであり、湖側にはいないことがわかりました。 また、広域調査では高島市に新たな生息場所
が見つかった反面、生息していない地域の確認も進みました。
・今後の活動としては、長浜の土壌調査は行わず、エビ類の発生についての実験を行うことになりました。 エビ類の卵が含まれると思
われる土壌を各自がもちかえり、自宅で発生実験を行う予定です。
【活動予定】12月~1 月
■12 月 8 日 (日) 10:00~ (実習室1) 発生実験の打ち合わせと材料の配布
細かい打ち合わせと実験用材料の配布を行いますので、興味のある方はお越しください。また、打ち合わせ終了後、初の昼食会を企
画していますので、多数の参加をお待ちしています。
(石井千津)
⑪びわたん
【活動報告日の活動会員数(のべ) 12名
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:蜂屋 正雄
このところ急に寒くなり、あちこちの紅葉が次々と見頃を迎えています。山道を走ると、まるで黄金のトンネルをくぐるようなまぶしさを
感じるくらいです。
今回の報告は、夏らしいプログラムと、秋らしいプログラムが混在しています。
涼しげな水草の作品、色とりどりで鮮やかな葉や実などの作品、どちらもその季節でないと作れないものです。初めて参加した方は新
鮮味あふれる作品を、常連メンバーの方は工夫を凝らした作品をと、それぞれの状況に合わせて楽しめる内容ばかりでした。
では、活動に参加したメンバーから活動報告です。
【活動報告 】
■ 9月14日(土) 、28日(土) わくわく探検隊 「光とかげで写真をとろう」
琵琶湖の水草を素材に日光写真を撮りました。まずは芦谷学芸員から水草とはどん
な植物なのか、水槽の水草(前日当日に先生方に採集して頂きました)を使ってお話を
聞きました。水草と言っても、ヨシなど水面を越える大きなものから、水面にプカプカ浮
かぶ小さなアゾラまで色々な種類がありました。
次に、写真の撮り方を教えて頂き、作品づくりスタートです。水草の形をよく見て、面
白い形の影が出来るものを選んで、太陽と相談しながら数を数え(私は 15 秒!)…す
ぐにアイロンで定着させて完成です。白い紙が青く変化する瞬間は毎年体験している私でもわくわくします(^^)♪
最後に皆で作品を鑑賞しました。水草と共に色々な生き物(魚や鳥など)の影もあり、水中写真のような作品が並んでいました。こんな
琵琶湖だったら楽しそう♪と思いました。
いっし~☆(中西 寛子)
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■ わくわく探検隊 「秋の色をさがしてみよう」
今回は他のプログラムとの兼ね合いなどもあり、10月第2週と11月第2週に実施と
なりました。今年も10月第2週は秋を探すには早かったのですが、11月第2週は、季
節の移り変わりを楽しむのにちょうどよい時期でした。
教師塾からの参加もあり、各家族にスタッフがつくことができたので下見で知ったこ
とを披露しながら交流をし、それぞれのペースで楽しい探検の時間を過ごすことがで
きました。博物館には何度も来たことがあったけどわくわく探検隊は初めてというおば
あちゃんが、お孫さんと同じくらい夢中になっている姿もとてもステキでした。
今回も草加博士にご協力をいただき、紅葉のしくみについてのちょっと難しい話を、
みんながわかるように、かみくだいて説明していただいたり、参加者の質問に応じてい
ただいたりと、大人も
しっかり楽しめた内容になりました。ありがとうございました。
【 活動予定 】
■ 12 月 14 日(土)
■ 12 月 15 日(日)
■ 1月 11 日(土)
■ 1月 25 日(土)
のりりん (廣瀬 範香)
わくわく探検隊 「水鳥を観察しよう」
観察会「からすま半島の水鳥を観察してみよう」で、びわたんプログラムを実施
わくわく探検隊 「博物館でスゴロクをつくろう ~B 展示室編~」
わくわく探検隊 「博物館でスゴロクをつくろう ~B 展示室編~」
⑫ほねほねくらぶ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 25 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:高橋啓一
【活動報告】
■ 10 月 6 日(日) (参加者 6 人)
ヤギ、サルなどの骨格標本の補修、ニワトリ、カワウの解剖、骨の選別をおこないました。
骨格標本の補修では、骨を接着剤で直そうとすると、他が新たに別の箇所が取れたり、骨が左右逆になっていて大部分をやり直さな
ければならなかったりと、当初の予想を遥かに上回る時間を要してしまいました。
■ 10 月 20 日(日) (参加者 4 人)
はしかけ登録会で活動紹介をおこないました。
■ 10 月 26 日(土) (参加者 4 人)
アライグマ、ワニガメの骨格標本の補修、イタチの解剖
カメはあまり解剖しないため、その骨格に関する知識も乏しく、また哺乳類とは異な
り、骨と骨がきちっと(?)関節しないため、少しの補修にかなりの時間を要しました。
また、アライグマも「骨が足りない」、「左右が分からない」と苦戦していました。
■ 11 月 10 日(日) (参加者 4 人)
資料整理、クマ、ヌートリアの骨格標本の補修をおこないました。
■ 11 月 17 日(日) (参加者 5 人)
クマの骨格標本の補修、レプリカ作製、アライグマの解剖をおこないました。
骨格標本を作るとき、骨を支える支柱の長さを失敗し、長すぎたり短すぎたりするこ
とが多いのですが、今回は事前によく検討し、ちょうどいい位置にちょうどいい長さの支
柱を立てることができたので、しっかり組み立てることができました。また、資料保管用
の冷凍庫が故障してしまったため、解剖していたアライグマは何とも表現しがたいニオ
イを発していました。
■ 11 月 23 日(土)
午前:骨格標本の補修
午後:化石研究会例会参加
【 活動予定 】
予定は現在未定です。
活動見学を希望される方は、グループ代表メールに連絡をお願いします.
10
⑬緑のくすり箱
【活動報告日の活動会員数(のべ) 5名】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:草加伸吾
【活動報告】 10月・11月
■ グループとしての活動ではありませんが、11月23日(祝)に、高島市朽木の「くつきの森」で、花梨のジャム作りと銀杏拾いを
しましたので、花梨ジャムの作り方を載せておきます。
【 作り方 】
① 花梨の実をよく洗う。
② 四つ割りにして、タネをスプーンでこそげとり、薄くイチョウ切りにする。
(固いので手を切らないように注意する。天と地を落として平らな部分を作って切ると安定する。)
* タネは、別の保存瓶に入れて取っておく。
③ 鍋に花梨を入れ、ひたひたの水加減で、煮る。(沸騰してから、さらに30~40分煮出す。)
④ 実を穴あきおたまで取り出す。→煮汁を別の鍋(小さめ)に移し変えて、煮汁の30%の砂糖を加える。
⑤ 焦げないよう木ベラなどでかき混ぜながら、とろみがついてくるまで煮詰める。
⑥ 熱いうちに保存瓶に詰める。
⑦ しっかり蓋を閉めて、脱気する。(ジャムを瓶に詰めた状態で、瓶の高さの半分くらいの湯に入れて
5分くらい煮沸する。さらに、瓶を取り出してさかさまにして空気を出す。)
* 脱気すると常温で長期保存ができます。
カリン … バラ科ボケ属 落葉高木 中国原産
学名 Chaenomeles sinensis
マルメロ … バラ科マルメロ属 落葉低木
学名 Cydonia oblonga
中央アジア 原産
【活動予定】
■ 1月5日(日) 七草粥・お屠蘇と廃油せっけん作り
博物館周辺に生えている三つ葉・ヨモギ・フキノトウなどを入れて七草粥を炊きます。
11月に漬けた花梨ビネガーも飲み頃を迎えます。今年は屠蘇散を漬け込んだ「お屠蘇」も味わいたいと思います。午後か
らは、2月に開催予定の「わくわく探検隊」廃油せっけん作りに向けて、当日持ち帰ってもらう廃油せっけんを十分熟成さ
せるために、1ヶ月前に作っておこうと思います。
⑭温故写新
【 活動報告日の活動会員数(のべ) 7名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:金尾滋史
【活動報告】
■10 月 19 日(土) 9:30~15:00 参加者 7 名
今年度初のお出かけ撮影会として、メンバーで比叡山に行きました。当日は、朝から雨だったのですが、集合する頃にはなんとか雨
もあがりました。ケーブルカーで山頂まで行くと、霧のかかった幻想的な世界が広がっており、その中に浮かぶ延暦寺も見事でした。そ
の後は、メンバーがそれぞれの場所で風景や建物、生き物の撮影を行ない、帰る頃にはすっかり天気もよくなって眼下に琵琶湖を眺め
ることができました。
県内各地の風景を記録するための撮影会は今後も企画していきたいと思っていますので興味のある方はお気軽にご参加ください。
11
【活動予定】
・12 月 14 日(土) 9:30~12:00 会議室
映像資料(大橋コレクション)選定、整理作業
・1 月 18 日(土) 9:30~12:00 会議室、館敷地内
博物館周りで冬景色の撮影、写真講座素材の撮影
温故写新では、皆様からのご依頼があれば、博物館主催行事やはしかけグループ活動での記録写真などの撮影協力を行ないます。必
要な方は温故写新担当学芸員(金尾)へご連絡ください。ただし、メンバーの日程の都合上、ご協力できないこともありますので、ご了承
ください。
⑮古琵琶湖発掘調査隊
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
35 名 】
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
■第9回目活動(10月27日)
(内容は8月に予定していた活動)
9回目の活動は8月に雨の影響で中止になった野洲川新生橋下流での
足跡化石の実習を行いました。具体的には、実際に足跡化石を見つけて、
それが何の動物の足跡かを考える練習をしました。
この実習では、講師の岡村喜明さんに足跡のヒントをもらうのは禁止という
ルールがあったので、自分たちだけで考えて判断するのはとても大変でした。
しかし、先生に頼ってはいけないというおかげで、他の人と協力して足跡に
ついて考えたり、議論することができ、足跡化石についてより深く学ぶことが
岡村さんの話を聞きながら足跡化石を観察
できました。参加した皆さんも、本物の足跡化石を見ることができて、
とても楽しく、熱心に活動を行っていました。
■多賀町での発掘調査(11月2日~5日)
多賀町での発掘調査がこの期間行われました。はしかけの参加に
ついては、可能な人だけということだったので、それぞれ参加できる
日に参加し、調査を行いました。今回の調査では、来年の春の行う本
調査に向けての準備ということで、上部の地層の化石調査やトレンチを
掘っての地層の堆積状態の調査を行いました。調査の結果、保存の
よい化石はあまり多くは発見されませんでしたが、それでも植物、貝、
昆虫、シカの指先の骨などが見つかりました。また、トレンチを掘って
地層を調べたことで、これまで調査を行った区域の地層の分布状態が
よくわかりました。
地層観察用に掘ったトレンチでの足跡化石断面
のスケッチ
生活実験工房からのお知らせ
※生活実験工房行事では、一般参加の方(定員 10 名)と、はしかけ・フィールドレポーターの方と共に、力を合わせ田んぼに関する体
験を行っています。
後期の行事開催日は下記の通りです。午後も工房を開けていますので、ぜひご参加ください。
担当職員:水谷 智
田んぼの収穫も無事におわり、12 月 23 日(月祝)は、餅つきです。ご参加ならびに、ご協力をよろしくお願いします。
【活動予定】
12月から翌年3月まで
開催時間 10:00~12:00
場所 : 全日程とも生活実験工房
12
12 月 21 日(土) 門松、しめ縄づくり
12 月 23 日(月祝) 餅つき
1 月 14 日(火) 休館日 どんど焼き、もみ殻くん炭づくり
(休館日なので、駐車は、職員駐車場へ)
1 月 18 日(土) 昔遊び
2 月 9 日(日) ワラ細工
3 月 15 日(土) 1 年間のふりかえり
※一般参加者の受付は、9:30 からです。
・冬季に入り生活実験工房屋内での作業にな
りますが、汚れる可能性がありますので、ご注
意ください。
4.2013 年度 はしかけ登録講座の日程
今後のはしかけ登録講座の日程: 3月16日(日)開催予定です。
場所は琵琶湖博物館セミナー室 受付:13:15~ 開講:13:30~
いつものように各グループの活動紹介をお願いします。(各 3 分間の発表と質問に対する回答)
5.次回ニューズレター
・次回のニューズレターの原稿締め切りは 1 月 18 日(土)、発行 2 月 5 日(水)予定です。
・報告月は原則 12-1 月、活動予定掲載月は原則年 2-3 月です。
・原稿は、電子メールで、 はしかけアドレス hashi-adm@lbm.go.jp 宛に提出をお願いします。
13
はしかけニューズレター
2014
2013 年度 第 6 号 通巻 115 号
2- 3 月
2014 年(平成 26 年) 2 月 7 日 発行
編集・発行 :滋賀県立琵琶湖博物館 交流担当 (2013 年度はしかけ担当職員 高橋、水谷)
住所 :〒525-0001 滋賀県草津市下物町 1091 電話 : 077-568-4812 ファックス : 077-568-4850
電子メール : hashi-adm@lbm.go.jp 琵琶湖博物館ホームページ: http://www.lbm.go.jp
~ 目 次~
会員数 ・・・335人
グループ数 16 グループ
(2014年 1月末現在)
1.新しいグループ「たんぽぽ調査はしかけ」ができました
2. はしかけグループの活動報告と予定
①
④
⑥
⑪
⑯
うおの会 ② 近江はたおり探検隊 ③ 近江昔くらし倶楽部
湖(こ)をつなぐ会 ⑤ ザ!ディスカバはしかけ
里山の会 ⑦ 植物観察の会 ⑧ たんさいぼうの会 ⑨ 田んぼの生き物調査グループ ⑩ びわたん
ほねほねくらぶ ⑫ 緑のくすり箱 ⑬ 温故写新 ⑭ 古琵琶湖発掘調査隊 ⑮ 暮らしをつづる会
生活実験工房からのお知らせ
3. 2013 年度第 3 回はしかけ登録講座
4. 事務局からのお知らせ
1.新しいグループ「たんぽぽ調査はしかけ」ができました
メンバー:3 名
グループ代表アドレス:整備中 [email protected]
グループ担当職員:芦谷美奈子
この度、「タンポポ調査はしかけ」グループが発足しました。
このはしかけグループは、「タンポポ調査・西日本2015」が 2014 年(予備調査)、2015 年(本調査)と実施されるのに合わせて、
2014 年3 月~2016 年3 月の約2 年間に渡って時限的に活動する予定です。この調査のスタッフとして、タンポポを調べませんか?
タンポポ調査は、1970 年代の住民運動の中から、自分たちで自分の暮らす地域の環境を調べる運動として始まりました。指標生
物を使った同様の調査の中で、最も成功し同時に継続されてきている調査と言われています。様々な地域で別々の調査の取り組
みはありましたが、2005 年に近畿7 府県が参加して合同で行われ、さらに 2010 年には参加が 19 府県に増えて、西日本のタンポポ
のデータを広く集めることができました。その後、5 年ごとに継続して調査を実施していくこととなり、2015 年に次の本調査が行われ
ます。滋賀県も、継続して調査に参加することになっています。
かつてタンポポは、総苞外片という花の下の緑の部分が上向きか反っているかという形態の違いで、在来種(カンサイタンポポ)
と外来種(セイヨウタンポポ)を見分けていました。しかし、1990 年代ころから在来種と外来種の雑種や、複数の種類の外来タンポポ
が見つかるようになり、現在では、この総苞外片の形だけなくタネや花粉の形態の観察も併せて種名を調べるようになっています。
滋賀県は様々な環境が入り混じる地域であり、また東日本と西日本の境界に位置しているため、色々な種類のタンポポが見られ
る大変面白い場所です。この面白い場所で、2015 年の本調査に向かって、タンポポ調査を盛り上げていきましょう。
タンポポの勉強をしてみたい方、調査に取り組んでみたい方、送られて来たサンプルの同定や入力をしたい方、どのような関わ
り方でも、どのような頻度でもOKですので、興味をお持ちの方は、上記の担当者アドレスまで連絡をください。お待ちしております。
<今後の活動の予定>
●「タンポポ調査・西日本2015」のスケジュールは、2014 年 3 月~5 月が予備調査、その後サンプルを処理してデータをまとめて
事務局に集約し、2014 年夏に中間報告をまとめます。そして、2015 年 3 月~5 月に本調査を実施します。
●スタッフおよび調査参加者向けの現地説明会・講習会が予定されています。琵琶湖博物館が滋賀県の窓口なので、参加を希望さ
れる方は、事前に芦谷まで必ず連絡をください。なお、午後はスタッフ向けの説明会なので、同定作業に関わりたい方は、午後の部
にもご参加ください。
・日時:2014 年 3 月 2 日(日)
・場所:大阪市立自然史博物館
・日程:10:00~12:00 一般向け調査説明会(長居公園~自然史博物館集会室)
13:00~16:00 サンプル処理説明会 + 第 2 回実行委員会
1
2.はしかけグループの活動報告と活動予定
①うおの会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:[email protected]
46 名 】
グループ担当職員:松田征也
【お知らせ】
定例調査などの連絡は、電子メールのみとしています。連絡を希望される方は、受信を希望されるアドレスから、件名を「連絡希
望」と明記して、本文にお名前のみ入力の上、[email protected] までメールを送信してください。 なおこのアドレスは出欠連絡のみ
です。その他の手続き・連絡・ご質問などは [email protected] までお願いします。2 月の勉強会以降、来年度の会員登録・備品借
用更新手続きを開始しますので、できるだけ勉強会に出席してください。
【活動報告】
■12 月 15 日(日)
第 98 回定例調査「農業排水路ドロダメ生き物生息調査」
集合: 奥びわスポーツの森駐車場
今回の調査は、7 月の長浜市での「排水路・泥だめ調査」に引き続き、冬バージョンで行いました。参加者 15 名は朝から
の冷たい雨が降る中、3 班に分かれて前回の調査地点に向かいました。
初夏の時と比べ、「今西2、山本山西」の 2 ヶ所だけで魚種 18 種、数もそこそこいたのを除き、びわ南地区・宮部・大
路地区は魚種・数ともかなり減っていました。7 月にあれほどいたカワムツやアブラハヤたちは何処に行ってしまったので
しょうか?
「今西1」では、河川改修工事の為か土嚢が積んであり、オイルフェンスが張られていたとの事です。また、大路地区の幹
線排水路では、初夏の頃は川に入りタモ網でも調査できた川が、胴長を超すぐらいまで水かさが増えていて、川面が黒くな
るほどいたカワムツなどの稚魚たちもまったく姿が無く、投網を打っても魚の姿が一つもありませんでした。 (田中治男)
■12 月 15 日(日) 運営会議 場所:
13:30~15:00 参加者: 10 名
議題: 次回および次々回の勉強会所内容・実施方法の検討。
■1 月 19 日(日) 運営会議 場所: 琵琶湖博物館会議室 10:00~12:00
参加者: 8 名
議題: ・会の運営に関わる消耗品費・来年度予算・補助金申請などについて
・2 月の「まとめ会」について
・総会について
・次年度の調査場所選定
■ 1 月 19 日(日)
勉強会 場所: 琵琶湖博物館会議室
13:00~15:00 参加者: 13 名
1. 講演 「うおの会の調査活動に関係する規則の解説」 講師 滋賀県農政水産部水産課 米田一紀氏
2. 懇談会 魚の飼育方法について
昨夜から雪が降り積もり、琵琶湖博物館周辺の道路もシャーベット状の雪が残っていて足下の悪いなかでしたが、湖北や県外
からの参加者もありました。今回は、以下の 2 つのテーマで勉強会をしました。
まずは、「遊漁に関する規則についての勉強会」(午後1時~2時25分)をしました。講師の米田さんから「遊漁の手帖」を見ながら、
解説をしていただきました。日頃魚つかみをしているものの、細かい規則まできっちりと把握していなかったので、今回はとても
いい勉強になりました。
次は、「魚・水生生物の飼育についての懇談会」で、こちらは、さすがうおの会の会員で、二枚貝の飼育の話から始まり、自宅で
繁殖させている魚の話、餌について、等々、話は尽きず予定終了時間の 3 時には終わりませんでした。
紙面の都合で詳しいことが伝えられないのが残念ですが、和やかな雰囲気で楽しい勉強会になりました。 (水戸基博)
【活動予定】
定例調査など行事への参加は、うおの会会員登録および参加の事前申し込みが必要です。
定例調査・行事に参加するときは、はしかけの名札を着用してください。
■2 月 16 日(日)
今年度活動の「まとめの会」 場所: 琵琶湖博物館会議室
■3 月 23 日(日)
総会 場所: 琵琶湖博物館会議室
・ 2013 年度の活動総括、次年度の人事・活動予定・予算など
会員登録等更新 etc.
2
③近江はたおり探検隊
【活動報告日の活動会員数(のべ) 13名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
あけましておめでとうございます。今年は近江はたおり探検隊、結成10 年となります。節目となる年なので、そろそろ今までの成
果を出していきたいところです。じっくり取り組んで、お披露目できるように頑張りましょう。
(辻川智代)
【活動報告】
織姫の会
■11 月 30 日(土)(参加者:6 名)
作業は前回に引き続き、御仏供米袋作り。半日で紐通し以外はできることがわかりました。完成は
1日あったらできそう。
■12 月 11 日(土)(参加者:4 名)
各自、持ち寄った作業。苧績み、機織りなど。
隊員が手に入れたタイの少数民族の刺繍を見せてもらいました。基本的にクロスステッチなので、
時間をかければ真似できそう。手間だけど。
■1 月 11 日(土)(参加者:3 名)
前日に降った雪がまだ積もってました。博物館の池にも氷が...
ということで、参加者の人数は少なかったです。各自、持ち寄った作業(苧績み、糸紡ぎ)などを行
いました。
【活動予定】
■織姫の会 1 月 29 日(水)、2 月 11 日(火・祝)、2 月 22 日(土)、3 月 12 日(水)、29 日(土)
③近江昔くらし倶楽部
【活動報告日の活動会員数(のべ) 44 名(内子ども 16 名) 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:中藤容子
【活動報告】
工房・居合わせの会
■12月21日(土)、門松・しめ縄づくり(参加者15名(内子ども7名))
博物館の玄関に飾る門松をつくり、各自で持ち帰るしめ縄を作りました。みんな新年を迎える心構えをもって、真剣でした。着
物を着て赤ちゃん連れで来られた参加者もありました。みんなでご飯を食べながら、交流がはずみました。
■1月18日(土)、昔あそび(参加者12名(内子ども5名))
竹ひごからの凧づくり、お正月のコマ回し・けん玉などに取り組んだあと、工房産のお米でついたお餅入りのお汁粉で一服し
て、凧上げしました。
古民家くらし体験・居合わせの会(お馬と畑・奥加河荘)
■12月3日(火)、新月の日のあったかお手当て(奥加河荘主催)(参加者4名(内子ども1名))
季節柄、身体も芯から冷えやすい時期。自分で木から採ってきたビワの葉を使って、肝臓と腎臓にこんにゃく湿布、玄米小豆
粥と黒いものを頂いて、アロマオイル入りのお湯で手浴をして、楽しいポカポカなひとときを過ごしました。
むかしのくらし体験
■1月6日(月)(参加者7名(内子ども3名))
博物館の生活実験工房を使って、一般の方々対象に冬のくらし体験を行いました。板間をほうきではいて、手押しポンプで冷
たい水を汲み、雑巾を絞って水ぶき。囲炉裏と火鉢に入れた炭火で手をあぶり、身体を芯から暖めて、年末についたお餅でかき
もち作り。炭火でじっくり焼いたかきもちもみんなで頂きました。小学校三年生の冬休みの宿題に大いに貢献しました。
学校に眠る民具をてらす会 in 草津
■1月7日(火)、1月10日(金)、玉川小学校民具調査(参加者のべ6名)
ふるさと絵屏風の活動をされている、はしかけ会員Kさんの呼びかけで、夏休みに、草津市の常盤小学校の郷土資料室に保
管された民具の網羅調査を行いました。ふるさと絵屏風をつくるために、本物の昔のくらしの道具が役に立つのです。お年寄り
を元気にしたり、小学校の昔のくらしの授業などにも活用することができます。そこで、今後の多様な活用のために、近江昔くら
3
し倶楽部が草津市と協働して、草津宿街道交流館のご協力も得て、市内の他の小学校の民具の網羅調査も進めていくことにな
り、年明けに玉川小学校の調査を行いました。農具や生活用具など104点。クリーニングして写真撮影して、棚に整理して置き直
したら、立派な郷土民具展示になり、3年生の先生方にも説明しながら見学していただきました。
【活動予定】
特に明記しているもの以外は、申し込み不要、参加費無料です。必要なものはみんなで持ち寄りましょう。
工房・居合わせの会
毎月一回開催される「生活実験工房 田んぼ体験」の日に、体験終了後、持ち寄り食材で昼食を作って、みんなで食べて「居合
わせから仕合わせへ」を実践する集まりを開きます。
■2月9日(日) わら細工 ■3月15日(土) 一年のふりかえり
10時~12時には、生活実験工房主催で「田んぼ体験」が行われます。はしかけ会員はスタッフとして参加できます。
(着がえ、長靴持参。一般参加は先着10名(9:30受付開始)。小学校6年生以下は保護者同伴)
※その他、月に一度程、ブレインジム・タッチフォーヘルス・みくさのみたからなどの健康法の学びあいをします。日程は決まり次
第
ブログでお知らせします。
古民家くらし体験・居合わせの会 (お馬と畑・奥加河荘) ※2月はお休みします
■3月17日(月)、10時半-15時
馬と鶏、犬猫を一緒に放し飼いにしている大津市大石富川のYさん宅を訪ねて、雑穀畑や家の作業をしたり、改装した古民家
の空間を楽しみ、四季折々の季節を感じます。作業のできる服装でお越しください。昼食は「ほん和かご飯」を頼むこともできま
す。
古民家くらし体験 (葛川かや葺きの家)
■3月6日(木)、10時半~15時 <二十四節季の「啓蟄」の日です>
移築した古民家「葛川かや葺きの家」(大津市葛川坊村町)で、糸作りや繕い物、ヨシ笛・草履などの細工など、古民家の空間
に手仕事を持ち込んで、その時々の季節を感じながらいっしょに楽しく作業しましょう。手仕事の道具、お弁当持参です。都合の
つく時間だけでも自由にご参加ください。
湖国・巨石の会
Facebookのグループページに各自が訪ねた磐座の報告をしています。
一緒にやりたい方、昨年度、須田さんが作られた『湖東定住自立圏 巨石マップ』が欲しい方、中藤までお知らせください。
学校に眠る民具をてらす会 in 草津
■3月26・27・28日(水・木・金)の午後(を予定)
次は、草津小学校の民具調査を行います。この学校は先生が熱心で民具の整理を独自に進めていらっしゃいました。今後は、
広く子どもたちだけでなく、地域の方々や周辺の学校の子どもたちにも使ってもらえるような、そんな整理を目指します。一点一
点、クリーニングしながら、写真撮影し、分類ごとに配置する地道な作業です。現地での作業後は、データの入力や美しいデー
タベースを作る仕事もあります。興味のある方、ぜひ一緒にやりましょう。
古民家再生ワークショップ(葛川)
■3月8日(土)、10時半~15時
大津市葛川の古民家に4月から移住することになったKさんのお家を興味のある方と一緒に再生したいと思います。まずは、
掃除、そして蓋をされた囲炉裏を復活できたらなあと夢想中です。
【ブログのご案内】
活動報告や予定は、「近江昔くらし倶楽部」のブログでもお知らせしています。このニューズレターもアップしています。同志
たちの開くさまざまなイベントも案内しています。どうぞご覧ください。 http://lbmmukashi.shiga-saku.net/
④湖(こ)をつなぐ会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
前回予定の 11 月は都合により活動ができませんでした。しばらく間があきましたが、一月末には紙芝居をし、あたたかくなって、
来館者が増える頃にはもう少し活動を増やしたいと思っています。
【活動予定】
■ 3月16日(日) はしかけ登録講座
13:15 ~ セミナー室
4
⑤ザ!ディスカバはしかけ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0 名 】
グループ担当者:芦谷美奈子, 森智美, 片淵綾香
グループ代表アドレス:[email protected]
寒い日が続いています。ディスカバリールームで1年以上展示されていた「マミズクラゲ」が、とうとう展示終了となりました。飼育
の舞台裏を見ていると、色々環境の調整などが難しいようでした。今は冬ですから、生きもの展示はいつものメンバー(アカハライ
モリ、ナマズ、コイ、フナ類、ホンモロコなど)ですが、これから春になると、また新しい仲間が増えるかもしれません。春が待ち遠し
いですね。
【活動報告】
この2ヶ月は、活動がありませんでした。
【今後の活動予定】
今後の活動予定は、今のところ具体的な計画はありませんが、荒井さんの読み聞かせが
2月にあるかもしれません。年度内に開きたい総会ですが、これから ML で日程を調整させて
いただきたいと思います。
ディスカバリールームで「こんな楽しいことしたい!」などアイデア・提案があれば、お気軽にスタッフまで
お声をかけてください。メールでも直接でも、いつでもお待ちしております!
⑥里山の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 48 名 】
グループ代表アドレス:[email protected](登録会員数 30 名)
グループ担当者:安福俊幸,楠岡泰
【活動報告】
■12 月 14 日(土)ソバ収穫祭
12 月14 日に、会員やその家族 24 人が集まって、生活実験工房でソバ収穫祭を行いました。9月上旬に、博物館生活実験工房
前の畑,および里山の会会員の自宅や畑に種まきをして3か月余り、台風18号による被害も多少ありましたが、あわせて約 5 kg の
ソバの
実を収穫できました。脱穀、洗浄、乾燥は各自ですませておいたので、最初に唐箕を使って混入している小枝や葉、中身の入って
いない実を取り除いたあと、石臼と篩を使って少しずつ粉にしていきました。そして、ソバ打ち。楠岡学芸員の指導のもと、水の量に
注意しながら木鉢の中で捏ね、弾力のある玉に仕上げます。麺棒で四角く広げたものをたたんで、包丁で切ります。最後は、薪で
沸騰させた湯で手早く茹で、冷水で締めてできあがり。おいしいソバができあがりました。余った粉は蕎麦クレープのおやつに。ま
た、博物館で採れたナメコをはじめとするきのこの味噌汁も、収穫祭の食卓に加わりました。栽培には手間がかからないものの、収
穫後の作業は少し大変な蕎麦ですが、自分たちで栽培したものをみんなでおいしく食べることができ、有意義な活動となりました。
(山川)
■1 月 12 日(日) 里山体験教室(冬)下見 参加者 14 名
■1 月 19 日(日) 里山体験教室(冬)本番
前日から雪が降り、積雪の「はしかけの森」(野洲市大篠原)で、一般参加者 5 名、里山の会関係者 10 名、博物館交流員 1 名の総
数 16 名の参加者があり、「冬の里山を楽しもう」をテーマで行いました。
5
午前中に計画していた「はしかけの森」周辺の里山散策は、冬の里山での雪遊びになりました。雪合戦、雪だるまつくりでは、大
人も子どもも寒さを忘れて一生懸命になりました。その後、「はしかけの森」に戻って、火起し体験や里山にあるもので「花炭」を作り
ました。昼には、温かい汁物でランチをとり、午後からは竹パンつくり、焼きマシュマロつくり、煙の空気砲あそび等、盛りだくさんの
森遊びを楽しみました。(安福)
【活動予定】
■ 2 月 23 日 キノコ菌打ち、味噌仕込み
■ 3 月 9 日 総会
⑦植物観察の会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 0名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:芦谷美奈子
【活動報告】
原稿締め切り時点では、まだ 1 月 25 日(土)の観察会が終了していませんので、報告すべき活動はありません。
【活動予定】
講師の布谷さんが館長をなさっている三重県総合博物館が、4 月中旬に開館します。開館までの間、布谷さん多忙のため、また
冬季で屋外の活動が厳しいため、平成 25 年度中(2 月、3 月)は観察会を実施いたしません。
平成26 年度は、5 月ごろに観察会を開催したいと考えています。県内各地、観察会で行ってみたい場所があれば、いつでも上記
担当者にお知らせください。また、三重県博が落ち着いたら、番外編として植物観察の会で三重県に遠征というのもありかと考え
ています。これについても、ご意見ありましたら、ぜひお寄せください。
⑧たんさいぼうの会
【活動報告日の活動会員数(のべ) 19 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員 影の会長:大塚泰介
【活動報告】
年末に出版された珪藻学会誌 Diatom 29 巻に、以下の論文が掲載されました。
廣田昌昭・木原靖郎・有田重彦・大塚泰介.2013.湖山池(鳥取県)の付着珪藻相.Diatom 29: 24-41.
また、たんさいぼうの会の仕事ではありませんが、たんさいぼうの会関係者の論文が他に 2 本、あわせて掲載されています。
大塚泰介・中村優介・向井康夫・岩渕成紀.2013.東北地方太平洋沖地震による津波と地盤沈下で海水化した水田の珪藻.Diatom
29: 42-47.
芝崎美世子・大塚泰介・三田村宗樹.2013.大阪府安威川の付着珪藻植生と河川環境との関係.Diatom 29: 48-53.
そして何と、Diatom 29 巻の表紙写真は、木原さんと有田会長が撮影した湖山池の珪藻です。
1 月 13 日(月・祝)には、琵琶湖博物館研究交流室で、記念すべき第 40 回総会が開催されました。13 名の参加がありました。各自
が新しい研究に取り組み始めている時期でもあり、多彩な研究の準備状況あるいは進展状況が報告されました。また、今年の「たん
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さいぼうの小さな旅」は、名古屋の藤前干潟(春)と、大津の瀬田公園(夏)に行くことになりました。
大塚と有田会長が共同で進めてきた八幡湿原(広島県北広島町)の珪藻研究を、論文として「高原の自然史」誌に投稿しました。何
と 152 種もの珪藻が出現しています。
多賀の古琵琶湖の珪藻のプレパラート(12 枚)と、愛知県の湿地の珪藻のプレパラート(17 枚)を新たに準備し、顕微鏡写真撮影に
とりかかっています。
【活動予定】
本来ならばこれからが珪藻の発生時期なのですが、最近は冬に調査に行くこともめっきり少なくなりました。主に珪藻の写真撮影
と同定を進めていきます。
次回総会は、桜の花が咲くころに開催します。日程は、桜の開花予想が出る頃に調整します。
⑨田んぼの生きもの調査グループ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 14名 】
グループ担当職員:楠岡泰, M. J. グライガ-
グループ代表アドレス:[email protected]
【活動報告】
■12 月 8 日 (土) 参加 12 名、楠岡、グライガー
・冬休みのエビ実験の打ち合わせと材料の準備を行いました。
この夏ホウネンエビがいた南比良の田んぼ、カイエビがいた日野町の田んぼの土壌を採集、乾燥させたものを
全員で細かく砕き篩で大きなゴミや土くれをのぞきました。これをそれぞれ 10 等分してそれぞれの会員がもちかえり、家で
エビの発生を観察します。
・材料の配布後、時間のある会員はロック ベイ レストランでの昼食会に参加しました。
・昼食後、実体顕微鏡下でエビの卵の観察をしました。配布した土壌中に卵があるのかないのか、神のみぞ知る。
・安さん親子が今回より田んぼグループに参加されました。私達の本来の活動は 6-7 月がメインですが、
今年は冬もエビを観察できるチャンスです。楽しんで頂けるとよいのですが。
(石井千津)
その後:南比良および日野町の泥からそれぞれホウネンエビおよびカイエビの幼生が出現しました。細かい報告は次回にいたしま
す。
(楠岡)
■次回の会合は 26 年 3 月 8 日 13:30~
⑩びわたん
【活動報告日の活動会員数(のべ) 14名
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:蜂屋 正雄
今回は冬に一度は見ておきたい「水鳥の観察」と冬の室内遊びの定番「博物館でのスゴロク」づくりを行いました。いずれも館内で
の活動です。片や毎年恒例、内容の楽しさも安定している事業、片や新しい分野にチャレンジしている事業という、定番と新メニュー
の組み合わせでした。いずれも来館者に新しい発見を保証できる楽しいメニューです。
以下に、参加したメンバーから活動報告をしてもらいます。
【活動報告】
■ 12月14日(土) わくわく探検隊 「水鳥を観察しよう~色トリどりな冬の鳥たち~」
2013 年最後のプログラムは、琵琶湖に飛来する水鳥の観察。様々な水鳥を
見分けるためのポイントは頭や羽、くちばしなどの色や形ですが、今回は「色」
について注目して観察します。
まずは実習室内で双眼鏡の使い方を練習。実習室に貼られたカレンダーや
ポスターを水鳥に見立てて、視野に捕らえるということに挑戦。 練習後は、
実際に動いている水鳥を観察するために水族展示へ移動。
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水族展示の中にはカイツブリやユリカモメ、ヒドリガモなど様々な 水鳥がいますが、この子たちはみんな目立ちたがり屋なのか
亀田学芸員の解説が始まると、子どもたちの近くまで寄ってきてくれました。 ここでの解説を踏まえて、次は野生の水鳥を見るべく、
C 展示室の展望コーナーへ移動。
どんな鳥がいるかな?ちゃんと見えるかな?見に行く前はそんな心配の声もありましたが、実際に行ってみると、色々な種類の
水鳥が琵琶湖の湖面で発見できました。先に練習した双眼鏡やスタッフが用意した望遠鏡などを利用して、水族展示で見た水鳥は
もちろん、他にも色々な種類の水鳥を観察することができました。観察後は再び実習室へ。
実習室に戻ってからは、博物館にある剥製の観察をして、今日見つけられなかった水鳥についても知識を深めることができまし
た。普段、湖を見ても気にとめない水鳥ですが、今回のプログラムを機に、「湖にこんなに鳥がいるとは思わなかった」という声が、
子どもたちだけではなく保護者の方々からも聞こえてきたのを嬉しく思います。
えのもん (榎本 真司)
■ 1月11日(土) わくわく探検隊 「博物館でスゴロクをつくろう =う~まいった!B展示室=」
1月のわくたんは、昨年に続きスゴロクを自分で作るプログラムです。
「スゴロクのマス(9マス)を展示にまつわるクイズやゲームを考えて完成させま
す」と始めにアナウンスすると、大人たちは「え゛っ…難しそう…」とうろたえるのです
が、子どもたちは柔軟に言われたとおりにやってしまうんですね。気がつくとあちこ
ちで展示とにらめっこしている姿が(^^)
展示室で考えたクイズやゲームを実習室で絵巻物風のスゴロク盤にします。字は
大人が書き、ハサミで切る・のりで貼るは子どもが分担して、家族で協力する姿が仲
睦まじかったです o(^-^)o
完成したらB展博士の橋本学芸員にハンコを押してもらいます。博士に見せる時は
ドキドキ緊張の子どもたち(#^.^#)
最後にスゴロクの必需品「サイコロ」と「駒」をプレゼントしました♪
いつもの展示室も、誰と見るかによって楽しみも広がります。
第4土曜も、また新たな参加者とともに、B展示を思い切り楽しみたいと思います。
いっし~☆(中西 寛子)
【 活動予定 】
◆ 2 月 8 日(土)
わくわく探検隊 「廃油石けんを作ろう」
◆ 2 月 22 日(土)
わくわく探検隊 「廃油石けんを作ろう」
◆ 3 月 8 日(土) わくわく探検隊 「偏光スコープを作ろう」
◆ 3 月 22 日(土) わくわく探検隊 「偏光スコープを作ろう」
⑪ほねほねくらぶ
【活動報告日の活動会員数(のべ) 10 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当者:高橋啓一
【活動報告】
■ 12 月 7 日(日) (参加者 4 人)
アライグマの解剖、シカの骨格標本の組み立てをおこないました。
アライグマは 11 月から解剖を進めているものです。解剖もかなり進み、今回は後ろ足の除肉をおこないました。この解剖では足
根骨の関節を確認するという目的でおこなっているので、いつも以上に慎重に除肉をおこないました。
シカは、背骨に金属板を通しながらその形を整える作業と台座に支柱を立てるという作業をおこないました。ここで支柱の位置
や長さを間違えてしまうと組み立てが上手くできないことから、作業は非常に慎重におこないました。
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■ 12 月 22 日(日) (参加者 3 人)
レプリカの作製、タヌキの骨格標本の補修をおこないました。
タヌキはほねほねくらぶにおいてよく目にする動物ですが、ギャラリー展で展示するものとなると間違いがあってはいけないの
で、その組み立ては慎重におこなう必要があります。
■ 1 月 5 日(日) (参加者 3 人)
タヌキの骨格標本の補修をおこないました。
2014 年最初の活動は前回の補修の続きをおこないました。ギャラリー展までの約2ヶ月で、できるだけ多くの展示物を用意でき
るよう頑張りたいと思います。
■ 1 月 19 日(日)
ギャラリー展準備
■ 1 月 25 日(土)
ギャラリー展準備
【2 月、3 月の活動予定日】
■ 3 月 25 日(火)~5 月 6 日(火)
ギャラリー展「ボーンコレクターズ~骨に魅せられて~」をおこないます。
その他の活動予定は現在未定です。
活動見学を希望される方は、グループ代表メールに連絡をお願いします.
⑫緑のくすり箱
【活動報告日の活動会員数(のべ) 8名】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:草加伸吾
【活動報告】 12 月・1 月
1 月 5 日(日)に、恒例の七草粥を炊きました。
先ずは、七草粥セットのパックに入っている七草の
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・
スズシロについて、草加学芸員から解説していただきました。
博物館の敷地内では、七種類そろえるのは難しいので、
スズナ・スズシロについては、メンバーの持ち込みで用意し、
残り 5 種の代わりに博物館の敷地に生えていた
ミツバ・タンポポの葉・ヨモギ・フキノトウと買ってきた豆苗を入れて七草としました。
昨年はフキノトウを入れると味・香りとも強すぎたので、今年はフキノトウについてはみじん切りにして湯通ししてネギのように後か
ら好みで各自が入れることにして、食べました。メンバーに調理師資格を持っておられる方があり、塩味が強すぎないよう味加減を
してもらい、やさしい味の七草粥ができあがりました。ほかに 11 月の花梨ジャムが渋かったことを反省して、新たに作り直した花梨
ジャムを葛湯に入れて飲みました。
午後からは、2 月のわくたん「廃油せっけん作り」の準備で持ち帰り用の廃油せっけんを作って、参加者に持ち帰っていただきまし
た。
【2月・3 月の活動予定】
■ 2 月 8 日(土)・22 日(土) 廃油せっけん作り
2 月の第 2・4土曜日のわくわく探検隊の活動を緑のくすり箱で担当します。
廃油せっけんを作るにあたり、苛性ソーダを使用するのは小学生には危険ですので、6 グループを緑のくすり箱メンバーで担当を
決めて実施したいと思います。お手伝い、よろしくお願いします。
■ 3 月 9 日(日) 年間反省会と今後の活動についての話し合い
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3 月末で草加学芸員が退職されます。はしかけ担当者は学芸員と決まっているので、後任をお願いしなければなりません。2013
年度の年間計画を配布した時にも記載しましたが、今現在、はしかけ活動が本来の目的からずれているように思います。緑のくす
り箱の活動を今後どうするかについて、話し合いたいと思いますので、メンバーみなさんの参加をお願いします。
⑬温故写新
【 活動報告日の活動会員数(のべ) 19 名 】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:金尾滋史
【活動報告】
■11 月 23 日(土) 9:30~12:00 参加者 7 名
博物館周りで秋の風景を撮影しました。ちょうど職員通用口のヤマモミジがきれいに紅葉しており、その他にも赤トンボの仲間や木
の実など、様々な場所で博物館の秋を感じることができました。
■12 月 14 日(土) 9:30~12:00 参加者 6 名
博物館の映像資料「大橋宇三郎コレクション」の整理作業を行ないました。少しずつ作業にも慣れはじめてきたので、作業スピードも
あがってきました。頑張って少しずつ写真が活用できるように整理をしていきたいと思います。
■1 月 18 日(土) 9:30~12:00 参加者 6 名
博物館周辺で冬の景色を撮影しました。残念ながら雪の比良山はもやがかかっており、綺麗に撮影できませんでしたが、湖岸に集
まっている水鳥などこの時期ならではの風景を撮影しました。
【活動予定】
・2 月 23 日(日)13:30~16:00 会議室 (※活動時間帯がいつもと異なりますので、ご注意ください!!)
「第 3 回写真の撮影講座」
一眼レフカメラだけではなく、コンパクトデジタルカメラや携帯・スマートフォンでの撮影方法、撮影のコツやカメラ用語などについ
てわかりやすく解説する講座です。温故写新のメンバーだけではなく、他のはしかけグループの皆さんも興味がありましたら、ぜひ
参加いただければと思っております。皆さんの参加をお待ちしております。
・3 月 22 日(土) 9:30~12:00 会議室
総会、2014 年度の活動計画、内容について
温故写新では、皆様からのご依頼があれば、博物館主催行事やはしかけグループ活動での記録写真などの撮影協力を行ない
ます。必要な方は温故写新担当学芸員(金尾)へご連絡ください。ただし、メンバーの日程の都合上、ご協力できないこともあります
ので、ご了承ください。
⑭古琵琶湖発掘調査隊
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
11
名】
グループ代表アドレス:[email protected]
グループ担当職員:高橋啓一
【活動報告】
■第 10 回目活動(12 月 22 日)
10 回目の活動は昆虫の勉強会でした。講師の八尋さん から昆虫について
種数や形態といった基本的なことや、昆虫の生態、分布する気候を教えてもら
いました。また、昆虫標本を顕微鏡で観察し、昆虫のスケッチを行いました。
自分の目で昆虫をよく見てスケッチを行うことで昆虫の形態を詳しく知ること
ができました。ネクイハムシの羽は光沢があり、とてもきれいでし た。
【活動予定】
2 月 2 日(日)13:30~16:00 多賀町立博物館
これまでの多賀町四手の工事現場で発見された化石の観察。
10
準備中
⑮くらしをつづる会
【 活動報告日の活動会員数(のべ)
グループ代表アドレス:整備中 [email protected]
2名 】
グループ担当職員:大久保実香
【活動報告】
■11 月 20 日(参加者 2 名)
11 月 4 日の高時川上流の小原地区の活動に続き、余呉町にお住まいで、以前小原地区に暮らして
おられた方にお話を伺いに行きました。小原地区での子供のころのお話から、離村された時のお話、
村を離れるときに大切に持ってきたもの・・・。その他、焼畑、炭焼き、トチもち、トチがゆの作り方、薬草
の話など、たくさんのお話を伺うことができました。
お話をしてくださった太々野さんは、大変物知りで、お話はとても面白かったです。北国街道を駆け抜けた柴田勝家の話や、
豊臣秀吉との賤ヶ岳での戦い、戦の後あちこちに作られた首塚の話・・・秀吉の時代から何代もの世代により語り継がれてきた
のでしょうか。その語り口調はまるで歴史の語り部に出会ったような貴重な体験でした。 (中尾京子)
ごちそうになった、くるみと銀杏
余呉の風景
」
【活動予定】
1 月28 日(火)に、聞き取りのまとめ、次の調査予定について、相談します。活動にご関心のある方は、担当学芸職員(大久保)までご
連絡ください。 (大久保実香)
生活実験工房からのお知らせ
※生活実験工房行事では、一般参加の方(定員 10 名)と、はしかけ・フィールドレポーターの方と共に、力を合わせ田んぼに関す
る体験を行っています。12 月 23 日(月祝)は餅つきが行われ、一般の方とはしかけ会員あわせて 50 名以上の参加がありまし
た。
今後とも、体験活動にご協力をよろしくお願いします。
担当職員:水谷 智
【活動予定】
開催時間 10:00~12:00
場所 : 全日程とも生活実験工房
2 月 9 日(日) ワラ細工(わらじづくりなど)
3 月 15 日(土) 1 年間のふりかえり
※一般参加者の受付は、9:30 からです。
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3.2013 年度 第 3 回はしかけ登録講座
・今後のはしかけ登録講座の日程: 3月16日(日)開催予定です。
・場所は琵琶湖博物館セミナー室 受付:13:15~ 開講:13:30~
・いつものように各グループの活動紹介をお願いします。(各 3 分間の発表と質問に対する回答)
4.事務局からのお知らせ
・淡海湧き水の会が解散しました。
・はしかけ担当者(学芸職員)会議を 2 月 7 日 13:30 から琵琶湖博物館会議室にて開催します。
議題は、①要項の変更について、②来年度のはしかけ交流会について、③はしかけの現状,問題点について、
④その他連絡事項など。
・次年度の更新手続(直接手続き)については、3 月 16 日(日)9:00~17:00 に琵琶湖博物館セミナー室にて行います。
更新手続きとボランティア保険(450 円)の納入を受け付けます。
・琵琶湖博物館リニューアル説明会(はしかけ会員向け)を 3 月16 日(日)15:30~16:30 に琵琶湖博物館セミナー室にて行い
ます。新たな博物館の創造に向けて是非ご参加ください。
・次回のニューズレターの原稿締め切りは 3 月 20 日(木)、発行4月 5 日(土)予定です。
報告月は原則 2-3 月、活動予定掲載月は原則年 4-5 月です。原稿は、電子メールで、 はしかけアドレス hashi-adm@
lbm.go.jp 宛に提出をお願いします。
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