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活動報告書 - 神奈川県

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活動報告書 - 神奈川県
平成22年度
丹沢大山
ボランティアネットワーク
活動報告書
平成23年3月発行
丹沢大山ボランティアネットワーク
神奈川県自然環境保全センター
目
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
次
丹沢大山ボランティアネットワーク
1 平成22年度活動報告
2 会員名簿
3 会則
会員団体活動掲示板
活動報告
1 会員団体活動報告
2 丹沢の緑を育む集い「ボランティア団体活動助成事業」対象活動報告
3 丹沢の緑を育む集い協働事業
Ⅳ 広報活動
1 丹沢ボラネット瓦版
2 丹沢大山-network 通信
Ⅰ
1
2
3
丹沢大山ボランティアネットワーク
平成22年度活動報告
会員名簿
会則
丹沢大山ボランティアネットワーク
平成22年度活動報告
1.総会
実施日:4月4日(月)13:30~
場
所:自然環境保全センターレクチャールーム
参加人数:22 名(会員 15 団体 18 人、自然環境保全センター4 人) 委任状 10 団体
内
容:①2009 年度活動報告について
②2009 年度決算報告について
③2010 年度活動計画(案)
④2010 年度予算(案)について
⑤世話人会世話人等改選について
2.世話人
(1)第1回世話人会
実施日:6月 16 日(木)19:00~
場
所:厚木市パートナーセンター会議室
参加人数:6名
内
容:①シンポジウムの内容検討
②世話人会開催計画、役割分担
③会費等会計事務の確認
(2)第2回世話人会
実施日:9月 15 日(水)18:30~
場
所:厚木市パートナーセンター会議室
参加人数:6名
内
容:①自然再生活動報告会
②ワールドフェスタの展示参加
③檜洞丸の植生回復ボランティア募集
(3)第3回世話人会
実施日:12 月8日(水)18:30~
場
所:厚木市内
参加人数:8名
内
容:①自然再生活動報告会
②里山シンポジウム
(4)第4回世話人会
実施日:3月1日(火)18:30~
場
所:厚木市パートナーセンター会議室
参加人数:7名
内
容:①総会関連事項
3.活動報告
3-1)広報活動
(1)ボラネット瓦版を発行(3回)
(2)ボラネット瓦版を自然環境保全センターホームページから公開
3-2)主催行事
(1)水質調査
実施日:5月~6月
場
所:丹沢大山地域
採水ポイント 30 箇所
参加団体:6団体
内
容:丹沢大山地域の主な水場(湧水、表流水)の水質を調査
(2)登山者カウント調査
実施日:5月2日(日)
場
所:丹沢大山主要登山ルート
11 路線(大山,塔ノ岳、蛭ヶ岳)
参加団体:2団体
内
容:丹沢大山の主要 3 山頂の 11 路線で登山者数を調査
(3)夏休み親子自然探検隊
実施日:7月 25 日(日)
場
所:山北町
人遠皆瀬川上流
講
師:門田真人(生命の星・地球博物館外来研究員)
参加者:公募県民親子52名
内
容:川遊びをしながら丹沢の生い立ちや水源の森林の大切さを教育
(4)交流会
実施日:2月6日(日)
場
所:四十八瀬川自然村フィールド(秦野市柳川)
県立山岳スポーツセンター
講
師:中川重年(京都学園大教授)
参加者:45 名
(5)ネット巻き
実施日:9 月 26 日(日)
場
所:天王寺尾根
参加団体:5団体
参加者:42 名(スタッフとも)
内
容:シカの食害からモミ等の樹木を保護するためのネット巻き
(6)檜洞丸の植生回復活動
実施日:11 月3日(水・祝)
場
所:檜洞丸
参加団体:5団体
参加者:24 名
内
容:檜洞丸山頂付近の試験的植樹
4.関係団体との協働
丹沢ボラネットとして、杉山世話人会代表が出席した会合
4-1)緑を育む集い実行委員会
日時:4 月 21 日(水)14:00~15:30
会場:自然環境保全センター
内容:
1)平成 21 年度事業報告・決算報告案
2)平成 22 年度事業計画・予算案
4-2)丹沢大山自然再生委員会
・第 9 回丹沢大山自然再生委員会
日時:7月 13 日(火)14:00~16:00
内容:平成 22 年度予算等、部会報告提案
・第 9 回丹沢大山自然再生委員会
県民事業専門部会
日時:2月8日(火)14:00~16:00
内容:平成 22、23 年度事業・予算等、ロゴの承認、協働の進め方
・第 8 回 丹沢大山自然再生委員会
普及啓発プロジェクトチーム
日時:8月4日(水)14:00~15:30
内容:ロゴについて、自然再生活動報告会について
・第 9 回
丹沢大山自然再生委員会
普及啓発プロジェクトチーム
日時:1 月 22 日(土)11:00~12:00 時
内容: ロゴの承認と使用について
5.丹沢の緑を育む集いボランティア団体活動助成
5-1)助成金
・NPO 法人北丹沢山岳センター(結果辞退)
・NPO 法人みろく山の会
・野生動物救護の会
・NPO 法人丹沢自然学校
・神奈川県山岳連盟
5-2)植樹支援(苗木本数)
・NPO 法人北丹沢山岳センター(ブナ 80 本、ミズナラ 70 本)
・神奈川県山岳連盟(ミヤマヤシャブシ 100 本)
・NPO 法人みろく山の会(クヌギ、ミズナラ、ケヤキ、ヤマザクラ、ミヤマヤシャ
ブシ各 20 本)
丹沢大山ボランティアネットワーク会則
(名 称)
第1条 本組織は、丹沢大山ボランティアネットワーク(以下「ネットワーク」
という 。)と称する。
(目 的)
第2条 ネットワークは、丹沢大山で自然環境に関る活動を実践しているボラ
ンティア団体の自主的な連携を図り、行政とのパートナーシップのもとで丹
沢大山の自然環境の保全に関る活動の推進を図ることを目的とする。
(会 員)
第3条 会員は目的に賛同するボランティア団体により構成する。
2 入会及び退会は、所定の書面による届け出とする。
(活動内容)
第4条 ネットワークは、次の活動を行う。
(1) ネットワークづくりの推進に必要な活動の実施
(2) 会員への情報提供および会員相互の情報交換の推進
(3) その他、ネットワークの目的に合致する活動
(世話人会)
第5条 ネットワークの運営のため、世話人会を設ける。
2 世話人は総会によって選出し、5名程度とする。
3 世話人会に代表1名と、副代表1名を置き、選出された構成員の中から互
選により定める。
4 世話人会は代表が招集し、議長となる。
5 副代表は代表を補佐し、代表に事故ある時は、その職務を代行する。
6 世話人の任期は2年とする。ただし、再選は妨げない。
7 世話人会は、必要に応じ開催する。
(世話人会の職務)
第6条 世話人会は次の事項を行う。
(1) 会員間の連携の推進に必要な連絡、調整
(2) 各種情報の収集、分析
(3) 行政とのパートナーシップの推進のため必要な神奈川県自然環境保全
センターとの協議
(4) 総会に付議する議案に関すること。
(5) その他、ネットワークの運営のため必要な事項
(総会)
第 7 条 総会は、世話人会代表が召集する。
2 総会は、年 1 回以上開催する。
3
4
議事は、出席者の過半数をもって決定する。
議決権は1団体で1票とする。
(事業年度)
第8条 事業年度は、4月1日から翌年3月 31 日迄とする。
(会 費)
第 9 条 会費は毎年4月1日から翌年3月 31 日迄の1年間とし、年間 2,000 円
とする。
(庶 務)
第 10 条 丹沢大山ボランティアネットワークの必要とする費用は、会費および
助成金、その他の収入をもってこれに充当する。
2 会計担当者を2名以内置く。
3 監事を2名置き、会務および会計を監査する。
4 ネットワークの庶務は、当分の間、神奈川県自然環境保全センターが協
力して行う。
(その他)
第10条
この会則に定めるものの他、ネットワークの運営に必要な事項は、世
話人会で協議して定める。
附則
1
2
3
4
この会則は、平成
この会則は、平成
この会則は、平成
この会則は、平成
14
15
19
20
年8月4日から施行する。
年4月5日から施行する。
年 4 月 8 日から施行する。
年 4 月 6 日から施行する。
丹沢大山ボランティアネットワーク入会届
平成
丹沢大山ボランティアネットワーク
世話人会代表
年
月
日
様
丹沢大山ボランティアネットワークに入会しますので、入会届を提出します。
団
体
名
住
所 〒
代表者
氏名
〃
住所 〒
担当者
氏名
(連絡先) 住所 〒
〃
電話
〃ファックス
〃 E-mail
団体の概要記入欄
設立時期
会員数
会報
ホームページ
保全活動に関するキ
ーワード
□あり(名称:
□あり(アドレス:
□美化活動
□植樹、森林の育成
□調査(内容:
□普及啓発(内容:
□その他(内容:
)
)
□なし
□なし
活動の概要
自由記載欄
連絡方法
□郵送 □電話 □ファックス □E-mail
注 1 該当する□にチェックをしてください。
2 内容については、丹沢大山保全活動ホームページに掲載します。
)
)
)
丹沢大山ボランティアネットワーク退会届
平成
丹沢大山ボランティアネットワーク
世話人会代表
年
月
日
様
丹沢大山ボランティアネットワークを退会しますので、退会届を提出します。
団
体
住
代表者
〃
退会理由:
名
所
氏名
住所
Ⅱ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
会員団体活動掲示板
神奈川県勤労者山岳連盟
神奈川県山岳連盟
(NPO)かながわフィールドスタッフクラブ
神ノ川ヒュッテ管理委員会
(NPO)北丹沢山岳センター
山綾会
(NPO)四十八瀬川自然村
(NPO)自然塾丹沢ドン会
森友
丹沢「森の仲間たち」
丹沢けものみちネットワーク
丹沢ゴミ調査会
(NPO)丹沢自然保護協会
丹沢ブナ党
蛭ヶ岳山荘委員会
(NPO)みろく山の会
(NPO)野生動物救護獣医師協会神奈川支部
神奈川オオタカ保護連絡会
町田グラウス山の会
トヨタウエインズグループ
美登会
(NPO)神奈川ウォーター・ネットワーク
西丹沢の自然にふれあう会
(NPO)丹沢自然学校
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
神奈川県勤労者山岳連盟
国民の登山要求の高まりの中で登山界の大衆化と遭難の一掃という斬新な
主張を掲げて、1968年に結成されました。
登山が自然をフィールドとするスポーツである以上、常に自然との共存共生
や遭難事故防止の課題を伴っていると言えますが、我々は自らの登山技術や
知識を高めるとともに登山活動の一層の充実と発展を目標とする。
3
会員数・
673名。
会員構成
4
活動内容
登山のスポーツ団体であるが、いくつかの部の中に自然保護に関わる「自
然保護委員会」がある。
その自然保護委員会が主体となって、毎年5月に県等の後援により、一般
の県民にも呼びかけて、1978年から丹沢大山一斉の清掃登山(クリーン
ハイク)を実施している。
クリーンハイクは清掃・登山道整備・水質調査の三つの項目を行っている。
5
活動日・
清掃登山(クリーンハイク)の実施日は毎年5月、最終日曜日。
活動時期
丹沢水質調査の実施日は毎年5月のクリーンハイクの前日。
6
活動場所
7
連絡先
大山・表丹沢一帯。
代表者
氏
名
中山 建生
担当者
氏
名
大用 ユキ子
住
所
電
話
045-434-2726
ファックス
045-434-2726
横浜市神奈川区西神奈川 1-18-2 永田ビル 3F
(神奈川県勤労者山岳連盟事務所)
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
www.k-rouzan.net
[email protected]
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
神奈川県山岳連盟
正しい登山を指導普及して、その健全な発達を図り、あわせて山を通じ会員
相互の親睦、交流と自然愛護の精神を高揚することを目的とする。
社団法人日本山岳協会及び財団法人神奈川県体育協会に加盟する。
3
会員数・
会員数
約 1,700 名
会員構成
会員構成
県下 17 の山岳協会(主に市・町の体育協会所属)及び大学連・
高体連山岳部(1 団体扱い)を含む合計 91 団体(山岳会・山岳クラブ等)
4
活動内容
連盟の事業を行うために、会報委員会、ホームページ会報委員会、指導委
員会、ジュニア委員会、自然保護委員会、海外委員会、事業運営委員会、事
業企画委員会、国体委員会、クライミング委員会の 10 委員会で構成されてい
る。
平成 21 年度の主な活動
・ 第7回清掃登山
・ 丹沢大山クリーンピア 21 活動への参加
・ 丹沢大山ボランティアネットワーク活動への参加
5
6
活動日・
・ 連盟の理事会は毎月第 1 火曜日、常任理事会は毎月第 4 火曜日
活動時期
・ 活動時期は、通年
活動場所
・ かながわ県民活動サポートセンター(横浜市)
・ 県立山岳スポーツセンター(秦野市)
・ 丹沢山全域、箱根山全域、陣馬山全域
7
連絡先
代表者
氏
名
大曽根
担当者
氏
名
菊池
住
所
電
話
弘(神奈川県山岳連盟
稔(神奈川県山岳連盟
〒222-0003
横浜市港北区大曾根1-2-2
045-531-9063
ファックス
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.kanagawa-gakuren.gr.jp
会長)
理事長)
会員団体活動掲示板
1
団体名称
特定非営利法人かながわフィールドスタッフクラブ(FSC)
2
設立目的
自然の理解と自然保護活動・啓発活動
3
会員数・
85人
会員構成
一般社会人
活動内容
・ ミニ観察会
4
・ 遠足観察会
・ 自然発見クラブ(クラフト教室)
・ フィールドスタッフ体験教室(養成講座)
・ 交流観察会
・ 七沢森林公園観察会
・ 教育支援活動
5
活動日・
・ ミニ観察会:毎月第四土曜日
偶数月第1日曜、12 月 26 日
活動時期
・ 遠足観察会:4 月 25 日、5 月 23 日、9 月 26 日、10 月 24 日、11 月 28 日、
(平成 21
2 月 27 日
年度)
・ 自然発見クラブ:6 月 13 日、12 月 12 日
・ フィールドスタッフ体験教室(養成講座)
:6 月 19 日、9 月 18 日、
11 月 20 日、2 月 19 日
・
交流観察会:4 月 3 日、10 月 2 日
・ 七沢森林公園観察会:4 月 11 日、5 月 4,5,9 日、6 月 13 日、10 月 10 日、
11 月 14 日、1 月 9 日、2 月 13 日
・ 教育支援活動:11回(依頼された学校へ、県自然環境保全センターにて)
6
活動場所
神奈川県自然環境保全センター
県立七沢森林公園
神奈川県内
7
連絡先
代表者
氏
名
須田 耕治
担当者
氏
名
樋田 一彦
住
所
〒259-1115
伊勢原市高森台 1-2-10
電話
0463-92-1565
ファックス
0463-92-1565
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
会員団体活動掲示板
1
団体名称
神ノ川ヒュッテ管理委員会
2
設立目的
藤野町牧野財産管理会の委託を受けて、健全なヒュッテの経営を行う。
山岳愛好家を中心とする一般公衆に対して、北丹沢地域の山岳活動に関する
事業を行い、もって環境保護、スポーツ振興、災害救助に寄与することを目
的とする。平成 19 年神の川ヒュッテが台風により、災害、山荘が土砂に埋ま
り、1 年後の平成 20 年 9 月再オープン。経営等の権限も神の川ヒュッテで取
得。
3
4
会員数・
・運営委員会 40 人 神ノ川ヒュッテ友の会 260 人
会員構成
・藤野山岳会、相模湖山岳会、雪稜登高会、東斐山岳会、他団体
活動内容
4/19
北丹沢神の川流域山開き
(平成 20
4/15~末
神の川林道ゴミ収集活動(ビン、缶、ビニールを中心に 50kg 収集)
4/19
折花姫神社・本祭行事
年度)
鐘撞山登山道整備
4/26
犬越路トンネル神の川側不法投棄物回収作業
7/5
北丹沢 12H 山岳耐久レースへの協力・第1関門・第2関門
大会規模:選手 1,700 名応募
ボランティア 250 名
10/11
神の川ヒュッテ音楽祭
11/29
広河原での植林活動(ブナ 250 本、ミズナラ 250 本の植樹)
植林地での鹿柵設置(直線で 40m)
台風 9 号による災害場所の小屋付近の残骸撤去及び周辺の登山道
の整備
5
活動日・
通年
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
北丹沢山域(特に、神の川、広河原、鐘撞山を中心とした地域)
代表者
氏
名
杉本 憲昭
担当者
氏
名
管理人:岸
住
所
電
話
042-687-4011
ファックス
042-867-5279
百合子
〒229-0204
相模原市藤野町小渕1878
携帯電話 090-2468-0028
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.justmystage.com./home/northtanzawa/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
特定非営利活動法人
北丹沢山岳センター
2
設立目的
当法人は、山岳愛好者を中心とする一般市民に対して、北丹沢地域の山岳活
動に関する事業を行い、もって環境保護・スポーツ振興・災害救援に寄与す
ることを目的としています。
3
会員数・
・ 個人 40 名
10 団体
800 人
会員構成
・ 蛭ヶ岳山荘委員会、神ノ川ヒュッテ友の会、北丹沢12H 山岳耐久レース
実行委員会、陣馬山トレイル大会実行委員会、藤野町山岳協会、北丹沢山
岳救助隊
4
活動内容
4/19
鐘撞山登山道整備
(平成 20 年
度)
神の川林道のゴミ収集活動(ビン・缶・ビニールを中心に 50kg)
4/26
犬越路トンネル神の川側不法投棄物回収作業
7/5
北丹沢 12H 山岳耐久レースへの協力・第 1 関門・第 2 関門
大会規模:選手 1,700 名応募
11/8
陣馬山トレイルレースへの協力
大会規模:選手 1,400 名応募
11/29
ボランティア 250 名
ボランティア 170 名
広河原での植林活動(ブナ 250 本、ミズナラ 250 本の植栽)
植林地での鹿柵設置(直線で 40m)
台風 9 号による災害場所の小屋付近の残骸撤去及び周辺の登山道
の整備
5
活動日・
通年
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
北丹沢地域(特に神の川、広河原、神の川乗越、蛭ヶ岳を中心とした地域)
代表者
氏
名
杉本 憲昭
担当者
氏
名
杉本 憲昭
住
所
〒229-0204
相模原市藤野町小渕 1878
電
話
042-687-4011
ファックス
042-687-5279
携帯電話 090-2468-0028
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.justmystage.com./home/northtanzawa/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
山
綾
会
『生涯登山』を合い言葉に、中高年者の健全な登山・ハイキングを行うこ
とにより、会員の健康増進と相互の親睦を図ることを目的としています。
3
4
会員数・
93 名(2009.1.31 現在)
会員構成
綾瀬市と近郊の方で、原則として 40 歳以上の健康な者で構成
活動内容
・中高年の体力、技量にあった安全登山、ハイキングの山行
(平成 20 年 ・自然保護への取組み
度)
・平成 20 年度山行実績
54 回(4~5 回/毎月)
・ 丹沢大山クリーンキャンペーン
「大山周辺の清掃山行」実施
平成 20 年 11 月 16 日(日)
5
活動日・
通年
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
神奈川県
代表者
氏
名
小野田
義三
担当者
氏
名
村上 紀央
住
所
電
話
〒252-1113
綾瀬市上土棚中 5-5-5
ファックス
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
www.e-oti.com/sanryokai/index.html
会員団体活動掲示板
1
団体名称
NPO法人四十八瀬川自然村
2
設立目的
1. 目的
日本の誇れる、自然と共存できるフィールドを河川及び周辺流域に創り出
すことを目的とする。
2. 事業
①自然環境整備 ②ふれあい学習 ③まちおこし の三事業を掲げ、目的
達成に向け活動を行う。
3
会員数・
会員構成
活動内容
60名 正会員(準会員弱)
入会問合せ先
事務局(岩瀬)0463-87-8031
1.里山整備部会活動
・水源の森整備(人工林の枝打ち間伐、雑木林の間伐、皆伐、萌苗再生、育
苗、植樹の実施)
・里山におけるビオトープ作り(野鳥の水場、巣箱掛け、植生の復活)
・循環型社会への取り組み(腐葉土作り、きのこ類の栽培、炭焼き)
・啓蒙活動(里山体験教室、里山新緑ウォークの開催、野鳥観察会、樹木・
植物名札付け、野鳥案内板)
・
2. その他活動
・河川整備部会活動 ・休耕田整備活動
・まちおこし活動等(
「秦野どぶろく祭」3月、
「里山新緑ウォーク」4月、
ホタル鑑賞会6・7月、彼岸花ウォーク9月)
5
活動日・
活動時期
河川活動 月例活動
里山活動 週二回活動
その他 米づくり等随時
6
活動場所
秦野市水源の森エリア(柳川)
〃 四十八瀬川周辺
〃 寺山地区、ホタル生息地再生活動
7
連絡先
4
代表者
氏
名
小野 均
担当者
氏
名
小野 均
住
所
〒259-1315
秦野市柳町 1-11-11
電
話
0463-88-1237
ファックス
0463-88-1237
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
48se-mura.com/
[email protected]
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
特定非営利活動法人
自然塾丹沢ドン会
丹沢及び山麓の豊かな自然、風土、文化の変容に対して、
「登山道等の補修」
「伝統的景観の保全」
「風土が育んだ文化、伝統、芸術の保全」等の事業を、
山麓に暮らす人たちとともに行い、もって健全な社会資産の形成、公益の増
進に寄与すること(定款)
3
会員数・
90家族
会員構成
4
活動内容
①登山道の補修・緑化活動
②里地・里山の伝統的景観の再生・保全活動(雑木林の下草刈り・枝打ち・
間伐・植樹等の管理作業、落ち葉かきと堆肥づくり、炭焼き、棚田の保全
活動)
③安全・安心な食べ物づくり(米・蕎麦・小麦・野菜等)
④丹沢自然塾の開催(年12回
竹林管理と筍堀・茶摘みと手もみ茶作り・
田植え・稲刈り・草木染め・生き物調査・蕎麦の種まきと蕎麦打ち・ 里山ウオ
ーキング・収穫祭・里山管理等)
⑤生物の多様性を守るための名古木の自然調査・観察
⑥丹沢シンポジウム、丹沢山麓展の開催
⑦会報の発行とホームページでの情報発信
*活動の詳細については、会報・ホームページをご覧ください。
5
活動日・
原則的には毎月第1・第3土曜日、そのほか丹沢自然塾の講座の日程のとお
活動時期
り。農作業の日程については、天候その他の都合で変更する場合があります。
会報・ホームページをご覧ください。
6
7
活動場所
連絡先
表丹沢の登山道周辺
秦野市名古木の棚田・里山
秦野市羽根の里山
伊勢原市上粕屋・雨岳文庫
代表者
氏
名
理事長
担当者
氏
名
岡
住
所
電話
岡
進
進
〒257-0028 秦野市東田原 200-49
NPO 法人自然塾丹沢ドン会
0463-82-7652
ファックス
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
www.donkai.com
[email protected]
事務局
会員団体活動掲示板
1
団体名称
森友
2
設立目的
自然観察会を通しての自然環境保護活動
3
会員数・
会員総数
45ファミリ-
男性:20名
女性:30名
会員構成
4
活動内容
東丹沢を主に「自然観察会」の開催
5
活動日・
年6回の「自然観察会」
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
東丹沢(宮ケ瀬周辺)
、神奈川県内
代表者
氏
名
鬼木 光朗
担当者
氏
名
杉田 和義
住
所
電
話
〒243-0413
海老名市国分寺台 5-13-10-3
046-231-7015
ファックス
携帯電話 090-9017-9072
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.green.dti.ne.jp/moritomo/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
特定非営利活動法人
丹沢
森の仲間たち
2
設立目的
神奈川県において森林林業の持続的利用と森林環境の保全活動に関する事業
を行い、地球環境の保全に寄与する。
3
4
会員数・
30名
会員構成
主旨に賛同する方。
活動内容
(1)月例研究会
(2)森林整備
(3)森林教室の開催
5
活動日・
月例研究会
毎月第三土、日曜日
活動時期
6
活動場所
山北町世附フィールド
足柄上地域の森林
7
連絡先
代表者
氏名
加藤逸平
担当者
氏名
川又正人
住所
〒
258-0123
足柄上郡山北町湯触 403
電話
0465-77-2804
ファックス
0465-77-2804
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.asahi-net.or.jp/%7Exg3m-kwmt/index.htm
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
丹沢けものみちネットワーク
ニホンジカを初めとする丹沢の生き物の視点から丹沢の自然環境保全、再
生に資するための調査、実践、普及啓発を行う。
3
会員数・
約10名(概ね30代)
会員構成
4
活動内容
1.ニホンジカの個体数密度モニタリング調査
丹沢山地東部に位置する札掛において12月と4月にニホンジカの餓死
率や出産率を含めた個体数密度動態を継続的に把握する。
2.自然環境保全センターが実施するツキノワグマ遺伝子調査への協力
自然環境保全センターが実施する丹沢山塊のツキノワグマ遺伝子調査
(ヘアトラップの巡回、回収作業等)への協力を行った。
5
6
活動日・
1.毎年
4月上旬及び12月中旬の年2回
活動時期
2.毎年
夏~秋(猟期前まで)
活動場所
基本的には丹沢大山全域
①札掛
②丹沢全域
7
連絡先
代表者
氏
名
なし
担当者
氏
名
岩岡 理樹
住
所
電
話
045-241-6705
ファックス
045-241-6705
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
〒220-0045
横浜市西区伊勢町 3-133-944
会員団体活動掲示板
1
団体名称
丹沢ゴミ調査会
2
設立目的
自然愛好家や、登山家が、山に散らばるゴミを憂えていた。林道のゴミは、
大きな物が多く、ひどいが、登山道の小さなゴミですら、人の行動の原点は
同じである。登山道のゴミを調べる活動を通して、登山者への啓発を行い、
誰もが丹沢に対する愛着を持ち、そして、美しい山として後世に残していき
たい。
3
4
会員数・
約 50 人
会員構成
山の好きな人(山岳関係、森林インストラクター等)
活動内容
丹沢大山自然公園の主要4ルートの登山道のゴミ分布調査とゴミ拾いを、
5月のゴールデンウィーク明けに実施している。拾っても拾っても落とされ
るゴミ。落とされないようにするための基礎調査である。
ゴミを拾う活動は多いが、「ゴミはなぜ捨てられるのか」を調べる活動はあ
まりない。きめ細かな「ゴミの調査活動」を行っている。その調査結果をもと
にどのような展開をしていくか、一緒に考えていく仲間を増やしたい。
5
活動日・
毎年5月第2土曜・日曜
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
丹沢
表尾根、大倉尾根、鍋割山稜、丹沢主脈の一部
代表者
氏
名
森
美文
担当者
氏
名
栗林弘樹
住
所
電話
ファックス
0467-88-2423
携帯電話 090-8308-6627
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
会員団体活動掲示板
特定非営利活動法人
丹沢自然保護協会
1
団体名称
2
設立目的 丹沢の自然保護に向けた活動と情報発信を通じて、これに関する適切な方策を
講じ、丹沢の自然保護に寄与する(定款)
3
会員数・ 590 名
会員構成
4
活動内容 1.緑のコリドー(回廊)推進活動:①植樹
登山道脇の崩壊地の緑化
②人工林整備(間伐、枝打ち)③
④モニタリング(植樹した樹木の生育調査)
2.森の学校:子どもを対象とした自然観察・自然体験
3.調査・研究の活動支援:丹沢の自然保護に関する調査・研究を行っている研
究者(個人)や団体への研究費用の一部補助
4.大きな街の小さな自然観察会:丹沢外での自然観察会
5.丹沢を歩く:日帰り又は一泊二日程度でのブナの生育状況や植生の衰退など
の観察調査
6.丹沢を描く:日帰りでの丹沢のスケッチ
7.環境保全に関するワークショップとセミナー:関係行政機関、関係自然保護
団体と協働による丹沢の環境問題とその保護・保全のあり方を考えるワークシ
ョップやセミナー
8.会報発行(丹沢だより)とホームページでの発信
5
活動日・ 植樹:5月・10 月の第4土曜日
モニタリング:10 月末
活動時期 その他活動:不定期。丹沢だよりやホームページをご覧ください。
6
活動場所 植樹・モニタリング:主に三ノ塔の周辺
大きな街の小さな自然観察会:県内(主に横浜市)
森の学校:主に札掛とその周辺
その他:丹沢全域
7
連絡先
代表者
氏
名
理事長
担当者
氏
名
米山 英雄
住
所
電
話
中村
道也
〒245-0013
横浜市青葉区荏田西 5-1-1-B-109
045-913-5820
ファックス
携帯電話
E-mail
[email protected]
8 ホームページ www.geocities.jp/tanzawasizenhogokyoukai/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
丹沢ブナ党
衰退の一途を辿りつつあるブナに象徴される丹沢の自然を守るために、実
践的な活動に取り組む。
3
会員数・
約130名、神奈川県内がほとんどで、一部東京都、富山県、長野県在住。
会員構成
中高年が主体で、男女比はほぼ同数。科学者、マスコミ関係者、動植物に造
詣の深い人、公務員等多岐に渡る。
4
活動内容
1.フィールドワーク
方形区調査(ブナの世代交代の経年的状況の調査)
、ブナ林健康度調査、
中標高域現況調査、ブナ結実調査、大谷石・大理石暴露実験、土壌分析
調査、登山道補修、クリーンハイク(協賛)
2.行政との話合い
神奈川県環境農政部・県土整備部、林野庁、環境省
3.周知広報活動
シンポジウム・学習会の開催、山行イベント
5
活動日・
主に土日・祝日、行政との話合いは平日
活動時期
ほぼ1年を通じて活動
6
活動場所
丹沢全域
7
連絡先
代表者
氏名
梶谷 敏夫
担当者
氏名
梶谷 敏夫
住所
〒223-0051
横浜市港北区箕輪町3-3-8
電話
045-563-3953
ファックス
045-563-3953
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www1.pbc.ne.jp/users/futamin/tanzawa/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
蛭ヶ岳山荘委員会
2
設立目的
神奈川県体育協会の委託を受け、健全なる山荘の経営を行う。
山岳愛好者を中心とする一般公衆に対して、北丹沢地域の山岳活動に関する
事業を行い、もって環境保護、スポーツ振興、災害救助に寄与することを目
的とする。
平成 21 年 4 月 1 日よりNPO北丹沢山岳センターへ所有権譲渡される。
3
会員数・
・300 人
会員構成
・ 蛭ヶ岳山荘委員会、藤野町山岳協会、北丹沢山岳センターの団体中心の活
動として運営
4
活動内容
4/2
春・夏用の物資荷上げ
(平成 20 年 4/19
度)
蛭ヶ岳で北丹沢の山開き打合わせ、山頂で清掃活動(約 70kg)
6/中
第 2 回蛭ヶ岳山頂の土砂流出による埋立ゴミ散乱清掃
11/8
秋・冬用の物資荷上げ
4 月~11 月
黍殻避難小屋清掃活動
※いずれもふもとの青根地区までボッカで運搬
5
活動日・
通年
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
北丹沢山域(特に蛭ヶ岳、神の川乗越、姫次を中心とした地域)
代表者
氏
名
杉本 憲昭
担当者
氏
名
管理人:梶原
住
所
電
話
042-687-4011
ファックス
042-687-5279
紘(正)
、木全広幸(副)
〒229-0204
相模原市藤野町小渕 1878
携帯電話 090-2468-0028
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.justmystage.com./home/northtanzawa/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
NPO法人
みろく山の会
2
設立目的
中高年者を対象として健全な登山、ハイキングに対する事業を行いスポーツ
の振興に寄与することを目的に設立されました。
登山・ハイキングの計画と実施、登山技術の向上を図るための学習、遭難防
止のための安全教育、情報誌の発行、山岳環境保全・啓発活動の実施など健
全かつ安全な登山のため活動を行っています。
特に山岳環境を登山というスポーツの大切なグラウンドと考え、このグラウ
ンドを護るために私たちは自ら行動をおこすという基本的な考えを当会の重
要方針としています。1983 年4月設立以来この方針は活動の指針として重視
され、現在に至る27年間、活発且つ継続的に自然保護活動を推進していま
す。2000 年3月山岳会としては全国で初めてNPO法人として認証される。
3
4
会員数・
750名(男性367名、女性383名)
会員構成
30代から80代までの中高年
活動内容
①清掃登山
②登山道整備
③植樹
(平成 10 年6月末現在)
④植樹地の草刈りや生育調査
⑤水質調査
5
活動日・
自然保護活動は、自然環境保全センターと「県民協働型登山道維持管理補修
活動時期
協定」を締結し、月に1回大倉尾根で登山道の水切り工補修等の活動実施。
(平成 21 年 また、受託事業として大倉尾根での登山者数計測(3 箇所)と登山道のモニタ
度)
リング調査、さらに調査中にも軽微な補修を実施した。
清掃・登山道整備活動は3月6日(土)に実施。清掃活動は大倉尾根周辺の
林道及び大倉尾根から塔ノ岳・鍋割山で実施。登山・ハイキングから本格的
な登山まで毎月会山行40回~55回実施。
6
活動場所
山岳環境の保全活動は主として表丹沢、特に大倉尾根周辺が多く、登山・ハ
イキング活動は、国内はもちろん海外登山や海外のスキーなど多岐に亘って
いる。
7
連絡先
代表者
氏
名
理事長
担当者
氏
名
鈴木 茂
鎌田弘二
〒220-0023
住
所
横浜市西区平沼 1-11-11 瀬尾ビル 202 号室(事務所)
電
話
045-317-2369(事務所)
ファックス
045-317-2365(事務所)
携帯電話 090-8589-5515
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
http://www.mirokuyamanokai.org/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
NPO法人
野生動物救護獣医師協会神奈川支部(WRV神奈川支部)
野生動物の救護活動を通じ、神奈川県における自然環境保全に寄与するこ
とを目的とする
3
4
会員数・
会員数:約40名
会員構成
神奈川県野生動物リハビリテーター認定者数:120名
活動内容
傷病野生動物の救護、調査研究、普及啓発、人材育成、行政とのパートナー
シップ
とくに、神奈川県野生動物リハビリテーターの養成・認定や学校における総
合学習等こどもたちへの環境教育に重点をおく
5
活動日・
特に規定なし
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
野生動物ボランティアセンターを中心に県内全域
代表者
氏名
馬場 国敏
担当者
氏名
皆川 康雄
住所
〒211-0042
川崎市中原区下新城 2-1-28
野生動物ボランティアセンター内
電話
044-777-8243
ファックス
044-777-8368
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
www.wrv-kanagawa.jp/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
神奈川オオタカ保護連絡会
2
設立目的
神奈川県内では、里山、緑地の約 20 ヶ所でオオタカの営巣が確認されており、
このことは、その地域の自然環境と生態系が健全であることを示しています。し
かし、一部の地域では、高速道路などの大規模な開発計画が進められ、生息環境
が破壊されてしまうのでは、と心配されています。このことを、行政に対して個
別の団体だけで訴えていたのでは着々と進む「行政スケジュ-ル」の前には効果
が乏しい結果となってしまうことを打開するために1995年「神奈川オオタカ
保護連絡会」を結成しました。それぞれの地域において、猛禽類の観察・調査を
実施し、オオタカの生息環境の保全のために活動している地域の自然保護・環境
保全諸団体が、調査結果や環境保全のための意見を交流することで、県下の猛禽
類の生息状況を保全するための意見を集約し、行政や世論に対して、交渉・アピ
-ルし、また個々の問題について支援することで、県下の里山・緑地の保全を進
めることを目的として活動を始めました。
3
会員数・
25名
会員構成
30歳~60歳代で構成。男性 7 割、女性2割
ージ作成、ヤマビルにめげない山仕事、出前授業などが得意なメンバー構成。
1995 年以降、秦野、伊勢原の自然と環境を守る会と共同で、両市内の 5 ヶ所の
オオタカ営巣地でオオタカの繁殖期の生態観察のために観察カメラを設置し、繁
殖に極力影響を与えない手法を確立して、観察を毎年続けました。この結果得ら
れたオオタカの生態記録を活用して、広く市民や行政の環境担当部門に、生態と
里山の保全が不可欠であることをアピ-ルしてきました。さらに神奈川オオタカ
保護シンポジウムを県内各地で8回連続開催し、観察カメラが初めてとらえたオ
オタカの産卵、オオタカの巣をサシバ、ノスリも利用すること、などは参加者に
感動を与えました。最近は県立公園ワークショップにてオオタカ保全に取り組ん
でいます。
4
活動内容
5
活動日・
年初:観察カメラの設置、
活動時期
随時例会、シンポジウム開催
6
活動場所
主に神奈川県(丹沢山麓、湘南、横浜)
7
連絡先
3月から7月:定期的観察、記録、まとめ。
など。
代表者
氏
名
和多田
英哉
担当者
氏
名
北山 宏之
住
所
電
話
0463-91-2334
ファックス
0463-91-2334
〒259-1103
伊勢原市三ノ宮 1777-7
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
木登り、電気回路、ホームペ
[email protected]
www.asahi-net.or.jp/~vq4m-snb/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
町田グラウス山の会
登山を勤労者の健全なスポーツとして広め、全員相互の親睦、勤労者の立
場に立脚した正しい登山観、登山理論、登山技術の普及と向上、及び自然保
護を図る。
3
会員数・
171名(男性83名、女性88名)。
会員構成
4
活動内容
・総合山岳会として、ハイキングを主体にして、アルパイン、山スキーなど
の登山活動とともに自然保護活動にも注力。
・交流ハイク(障害者の方に丹沢の自然を体験してもらう)。
・ 神奈川の自然と環境を守る連絡会会員(団体加盟)。
5
活動日・
丹沢山域での清掃登山を毎年実施。
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
丹沢山域全体
代表者
氏
名
前川 秀幸
担当者
氏
名
安田 優
住
所
電
話
0463-84-1006
ファックス
0463-84-1006
〒
257-0025
秦野市落合 324-16
携帯電話
E-mail
8
ホームページ
machida-grouse.web.infoseek.co.jp/
会員団体活動掲示板
1
団体名称
トヨタウエインズグループ
2
設立目的
神奈川を中心に、静岡、カナダへと活動の場を広げています。
トヨタウェインズグループ15社。
3
会員数・
総社員数約 6,000 人
会員構成
4
活動内容
・丹沢ボランティア植樹への参加
・丹沢大山総合調査への参画(協賛)
・かながわトラストみどり基金、かながわトラストみどり財団、静岡県緑化
推進協会への寄附
5
活動日・
・植樹は主に春と時々は秋にも参加
活動時期
・例年10~12月に入庫キャンペーンを実施し、売上げの一部を主に
翌年3月に寄附
6
活動場所
7
連絡先
主として神奈川県を中心
代表者
氏
名
宮原 郁生
担当者
氏
名
生駒 純一
住
所
〒231-8530
(代理
横浜市中区山下町 33
電
話
045-224-8844
ファックス
045-224-8804
携帯電話
E-mail
[email protected]
橘田
誠)
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
美
登
会
本会は、登山、ハイキングの活動を通じて大自然に接し、心身の健康を図
り、会員相互の友情、信頼を深め、以って幸せな生活を送ることを目的、趣
旨とする。
3
会員数・
73名
会員構成
4
活動内容
毎週土・日及び祝日に登山、ハイキング活動を行っております。
身近な丹沢、大山には大変お世話になっておりますので恩返しの為、植樹活
動、防護ネット設置等参加させていただいております。
5
活動日・
これまで三の塔及び大倉尾根の植樹、堂平の防護ネット設置に参加。
活動時期
これからも積極的に参加の予定。
6
活動場所
丹沢全域
7
連絡先
代表者
氏名
丹治昌矩
担当者
氏名
徳田 博司
住所
〒157-0073
東京都世田谷区砧 3-26-11-205
電話
03-3416-3831
ファックス
携帯電話 090-2240-9599
E-mail
8
ホームページ
[email protected]
会員団体活動掲示板
1
団体名称
NPO 法人神奈川ウォーター・ネットワーク
2
設立目的
丹沢大山総合調査の水生生物、特に魚類・底生生物チームに参加したボ
ランティアが中心となって 2006 年に設立しました。設立以来県内の淡
水魚・両生類・水生昆虫の調査・保全活動を行ってきました。
3
会員数・
18 名
会員構成
4
活動内容
県や市町村の機関とも協力し、これまでに多くの止水・河川でブルーギ
ルやブラックバス、イワナなどの外来移入種の駆除を実施し在来生物の
保全活動を行ってきました。また、シンポジウムの開催や自然観察会へ
の講師の派遣も行っています。
5
活動日・
不定期
活動時期
6
活動場所
7
連絡先
県内
代表者
氏
名
山崎
泰
担当者
氏
名
金子裕明
住
所
〒243-0014
厚木市旭町 2-12-3
電話
ファックス
携帯電話 090-5442-9117
E-mail
8
ホームページ
会員団体活動掲示板
1
団体名称
西丹沢の自然にふれあう会(略称:西丹会)
2
設立目的
本会は西丹沢の自然を愛する人の集まりであり、安全に留意しながら山野を歩
き、ボランティア精神をもって自然環境の保護とその啓発を実践し、健康増進と
親睦を図ることを目的とする。
〔会則第二条(目的)より〕
3
会員数・
会員構成
38名、内女性11名。
20歳から70歳、50歳代60歳代が最多。
会員には環境省自然公園指導員、県自然公園指導員、NACS-J 自然観察指導員、
森林インストラクーなども多数含まれる。
4
活動内容
・ 毎月の例会では西丹沢など6箇所の避難小屋・登山道などの美化活動
同時にハイキング初心者会員の指導
・ 県と協働での登山道整備、県指導員研修補助など
・ 森林整備、植樹調査、ゴミ調査、食害防護ネット巻き、などの行事に参加
・ 西丹沢山開きに登山者代表として参加
・ 年数回、丹沢以外でも登山
・ その他
問合せは下記担当へ e‐mail で。
5
活動日・
例会は原則毎月第四土曜日。参加は自由。ハイキング初心者でも参加可能。
活動時期
6
活動場所
例会は主に西丹沢・北丹沢
7
連絡先
代表者
氏名
斉藤 誠
担当者
氏名
多田 慎一
住所
電話
ファックス
携帯電話
E-mail
[email protected]
会員団体活動掲示板
1
団体名称
2
設立目的
NPO 法人
英語名
丹沢自然学校
Tanzawa
Ecology
School(tes)
丹沢の自然・文化を人々に伝えると共に、丹沢地域に暮らす人々との交流
を図り、自然環境および地域文化の保護・保全に貢献することを目的とする。
3
会員数・
正会員
19名
賛助会員
5名
会員構成
神奈川県自然環境保全センターの「エコツーリズム担い手養成講座」の受講生を中心
に構成されている。
4
活動内容
(平成 21
年度)
今年5月から新組織NPO法人
丹沢自然学校へ発展しました。
設立趣意書に基づいて、以下の活動等を行う予定。また実施した。
① 西丹沢地域でエコツアー事業を行う。
例「はじめての西丹沢-紅葉の森を歩く-」 09、11月8日予定
② 西丹沢地域で自然体験学習を行う。
例「やまきた発見!地学ウォーキング」「みんなで社会科ウォーク
ー郷土かながわを歩くー
」09,11月3,28日予定
③ 行政や地域や他の組織と連携して、丹沢の環境保護、保全活動を行う。
例
パークレンジャー1日体験 09、9月6日、10月4日 予定
定例日に美化活動などを実施した。
④ 行政や地域と連携して環境啓発活動を行う
例
08 年 7 月 27 日~8 月 9 日
山北町中央公民館ロビーで『丹沢自然学
校パネル展』を通して環境啓発活動を行った。
5
活動日・
主に土、日、祭日を中心に活動。時々平日も活動する。
活動時期
一年中
6
活動場所
県立西丹沢自然教室をベースにして、主に西丹沢地域で活動する。
7
連絡先
代表者
氏
名
佐藤 休三
担当者
氏
名
小林 昭五
住
所
電話
ファックス
携帯電話 090-7289-7333
E-mail
8
ホームページ
www.tes21.org/
[email protected]
Ⅲ
活動報告
1 丹沢に緑を育む集い「ボランティア団体活動助成事業」対象活動報告
① 神奈川県山岳連盟 :第 1 回環境登山
② (NPO)みろく山の会 :平成22年度丹沢の緑を育む事業
③ (NPO)丹沢自然学校 :西丹沢の自然環境定点調査
④ (NPO)野生動物救護の会:丹沢地域における野生動物生息調査
2
丹沢の緑を育む集い協働事業
⑤ 水質調査
『平成22年度丹沢大山の水質調査結果』
⑥ 登山者数調査
『平成22年度丹沢主要登山道利用実態調査結果』
神奈川県山岳連盟
事業名
第一回環境登山(第八回清掃登山)及び関連活動
事業目的
丹沢山塊の三ノ塔尾根および二ノ塔尾根の
美化清掃作業及び重点活動地の自然保全活動を実施、及び
活動を通して、山岳自然環境保全(緑を育む)に向けた啓発の実施
事業期間
平成 22 年7月 ~ 平成23年1月
事業内容
神奈川県山岳連盟所属会員を主体として、
①美化清掃、②植樹、③登山道補修、④それら調査活動(モニタリング)
(⑤山岳環境への啓発:トイレゴミ持ち帰りの呼びかけ)
・ 重点地区を設定(三ノ塔頂上付近の清掃、二ノ塔直下裸地への植樹)
・ 集合活動(植樹・補修・ゴミ回収):活動日の設定し、広く参加を募集
・ 自然保護委員活動: 期間中
活動の経緯
2003年
岳連創立50周年記念事業として、清掃登山を再開
2005年
清掃登山を二ノ塔清掃活動プロジェクトとして展開
以後2008年まで継続
2009年
同活動プロジェクトをゴミ回収以外に、
裸地への植樹、登山道調査を加える
2010年
同活動プロジェクトを環境登山と改称し活動を展開
ゴミ回収
実施年
回収ゴミ
(kg)
2005
200
月見小屋跡など、植生保護を配慮して区画ごとの
露出ゴミの回収を実施
2006
250
同継続
2007
500
同上及び、菩提峠・岳ノ台
2008
200
同上及び、水沢林道周辺の投棄ゴミの回収
2009
50
公園歩道戸川―三ノ塔線、三ノ塔頂上付近
2010
50
公園歩道戸川―三ノ塔線、三ノ塔頂上付近
裸地回復
概要
(ミヤマヤシャブシ 100本の補植)
登山道調査 (二ノ塔尾根)
◆表丹沢林道~二ノ塔頂上の
40地点
◆GPSで10m海抜ごとを
◆写真撮影などにより
◆複線・洗堀・土砂流亡など
現況を観測
登山道補修 (二ノ塔尾根)
◆海抜1,000m付近の急坂
啓発活動
トイレゴミ持ち帰りリーフレットの配布
山のトイレマナー袋の配布
(山のトイレを考える会の活動協力)
平成22年度みろく山の会・
丹沢の緑を育む事業
天神平植生調査
1
天神平植樹後
ヤドリギ植樹予定地整備
2
ヤドリギ植樹予定地整備
ヤドリギ植樹予定地整備
3
ヤドリギ植樹予定地整備
ヤドリギ植樹予定地整備
4
ヤドリギ植樹後手入れ
5
NPO法人丹沢自然学校は
主に西丹沢で
エコツアーを実施しています。
エコツアーで丹沢に通っていると・・・

数年前と変わったなあ、と思うことがあります。
ここって、ササの藪じゃなかった?
この道、こんなに荒れてたっけ?
そこで・・・!
1
育む集い助成金で、はじめました
定点写真で林床、登山道、川などの変化を記録
 エコツアーの下見や本番に撮影
 数年間続ける、息の長い調査を想定しています

地点、アングルを決めて撮影しました
9月2日
11月29日
当然のことですが、林床植生は
数か月間では、季節変化以外
それほど変化はありません。
登山道の様子を写したポイントも
それほど変化はありませんでした。
10月24日
2
地点、アングルを決めて撮影しました
5月13日
11月29日
檜洞丸・つつじ新道のゴーラ沢出合にて
川のようすは、台風前と後で大きく変わりました。
台風後のほうが、流れが広くなり
大きな石も流されて、なくなっています。
今後は・・・
定点写真の調査の継続(数年間)
 ブナ実生の継続調査(今年は調査区設定のみ)
 調査データの活用方法の検討

がんばります!
3
NPO法人
野生動物救護の会
丹沢地域における野生動物生息調査
1
2
3
2010年水質調査結果表 丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
水場周辺の状況
調査
番号
調査地点
大腸菌群
数(個/ml)
採水日
1
半原越付近
1
2
谷太郎川不動尻付近
3
検査日
気象の状況
水場種類
利用者
ゴミ散乱
野外排泄
トイレ
水場設備
5月28日
湧水
一般者・
登山者
あり
なし
なし
取水口
33
5月19日
流水
なし
なし
なし
あり
日向林道起点水場
0
5月2日
伏流水
一般者
なし
なし
なし
4
護摩屋敷跡の水
0
5月28日
湧水
一般者・
登山者
あり
なし
あり
5
堂平沢
17
5月15日
湧水
登山者
なし
なし
なし
6
不動ノ峰
1
6月3日
湧水
登山者
なし
なし
7
原小屋平水場
2
6月13日
湧水
登山者
なし
8
黍穀山避難小屋
0
6月13日
湧水
登山者
9
大山弘法の水場
0
6月7日
湧水
10
春嶽湧水
0
6月7日
11
葛葉の泉
0
12
竜神の泉
13
天候 天候 気温 水温
当日 前日 ℃
℃
13
12
曇り 晴れ
18
13
取水口
曇り 晴れ
20
13
取水口
晴れ
10
11
晴れ 晴れ
13
11
なし
晴れ 晴れ
14
9
なし
なし
曇り 晴れ
15
9
あり
なし
なし
曇り 晴れ
17
9
一般者・
登山者
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
20
14
湧水
登山者
なし
なし
なし
取水口
晴れ 晴れ
23
13
6月23日
湧水
一般者
なし
なし
あり
取水口
曇り
曇り
22
15
0
6月23日
湧水
一般者・
登山者
なし
なし
なし
取水口
曇り
曇り
22
17
後沢乗越水場
0
6月2日
流水
登山者
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
19
12
14
二俣の水場
1
6月2日
流水
登山者
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
19
12
15
大倉高原山の家水場
2
6月3日
流水
登山者
なし
なし
なし
取水口
晴れ 晴れ
12
12
16
塔ノ岳水場
0
6月3日
湧水
登山者
なし
なし
バイオトイ
レ
取水口
晴れ 晴れ
15
11
17
山北町人遠
22
5月24日
伏流水
一般者・
登山者
なし
なし
なし
取水口
17
15
18
中ノ沢乗越水場
2
6月5日
流水
なし
なし
なし
なし
曇り 晴れ
18
10
19
西丹沢県民の森
0
6月2日
湧水
一般者
なし
なし
なし
晴れ 曇り
20
11
20
仲ノ沢法面湧水
0
6月2日
湧水
一般者
なし
なし
なし
晴れ 曇り
21
12
21
用木沢出合
4
6月8日
流水
なし
なし
なし
なし
曇り 晴れ
21
13
22
一軒屋避難小屋前
水場
0
6月8日
流水
なし
なし
なし
なし
曇り 晴れ
23
12
23
地蔵平
10
5月22日
流水
登山者
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
23
14
24
切通沢
27
5月22日
流水
なし
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
20
12
25
神ノ川乗越
5
6月8日
伏流水
登山者
あり
なし
なし
曇り 晴れ
11
9
26
犬越路ずい道水場
3
6月7日
湧水
登山者
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
23
11
27
犬越路日陰沢
2
6月7日
流水
登山者
なし
なし
なし
晴れ 晴れ
25
14
28
エビラ沢出合
0
6月7日
湧水
一般者・
登山者
なし
なし
なし
取水口
晴れ 晴れ
25
13
29
加入道山あずまや付近
水場
3
5月21日
流水
なし
なし
なし
なし
取水口
晴れ
雨
22
13
30
ブナ沢水場
0
5月21日
湧水
登山者
なし
なし
なし
取水口
晴れ
雨
22
9
※1 検査には連続した2日間を要すため、検査日は検査開始日とした。
※2 天候の「/」は「のち」を、「・」は「時々」を表す。
※3 調査箇所「No7原小屋平水場」は調査位置を変更し2008年度から調査を再開した。
※4 調査箇所「NO17山北町人遠」は2007年度から調査を開始した。
取水口
取水口
晴れ
雨
雨
雨
雨
表1 大山山頂登山道利用実態調査結果表
方面
西沢ノ頭
唐沢峠
上り人数
1
10
下り人数
10
47
計
11
57
注:2010年5月2日8:00~15:00調査実施
見晴台
440
1,490
1,930
下社
2,020
790
2,810
ヤビツ峠
大山山頂計
442
2,913
289
2,626
731
5,539
表2 塔ノ岳山頂登山道利用実態調査結果表
方面
丹沢山
新大日
上り人数
235
625
下り人数
291
236
計
526
861
注:2010年5月2日8:00~15:00調査実施
大倉
鍋割山
830
955
1,785
80
178
258
表3 蛭ヶ岳山頂登山道利用実態調査結果表
方面
姫次
丹沢山
上り人数
41
129
下り人数
50
120
計
91
249
注:2010年5月2日8:00~15:00調査実施
檜洞丸
28
29
57
表4 大倉尾根登山道利用実態調査結果表
方面
塔ノ岳
鍋割山
大倉尾根計
上り人数
33
80
113
下り人数
66
178
244
計
99
258
357
注:2010年5月2日8:00~15:00調査実施
蛭ヶ岳山頂計
198
199
397
熊木沢出合 塔ノ岳山頂計
4
1,774
8
1,668
12
3,442
Ⅳ 広報活動
1
丹沢ボラネット瓦版 No.76~No.78(3回発行)
丹沢大山ボランティアネットワーク世話人会発行
丹沢大山ボランティアネットワークニュースレター
丹沢ボラネット瓦版
2010 年 4~6 月号
No.76
★★ 2010年度丹沢大山ボランティアネットワーク総会終了 ★★
4月4日(日)に、自然環境保全センターレクチャールームにて、2010年度丹沢大山
ボランティアネットワークの総会が開催されました。総会では、平野世話人副代表と、自然
環境保全センターの稲本部長のあいさつで始まり、昨年度の活動及び決算報告、今年度の事
業計画、予算案及び世話人改選について説明や意見交換が行われ、それぞれ承認されました。
今年度の活動計画は、緑を育む集い実行委員会の予算で毎年行っている丹沢大山地域の主
な水場の水質調査、大山・塔ノ岳及び蛭ケ岳で行っている登山者カウント調査、山北町皆瀬
川の渓流で行う夏休み親子自然探検隊及びウラジロモミ等防護ネット巻きに加え、里山をテ
ーマにしたシンポジウムを計画していくこととなりました。
毎年4月のボラネット総会後、例年ですと緑を育む集い実行委員会から助成を受けて各団
体が行った事業の報告会が行われていますが、今回はこれに替わり、自然環境保全センター
の大木さんから自然再生プロジェクト推進制度についての説明がありました。
一度聞いただけではなかなか頭に入らない難しげな制度ですが、各団体が行う自然再生活
動を自然再生委員会が、その内容を確認のうえ「自然再生プロジェクト」として登録、助言
などの支援を受けられる制度のようです。
今年度の世話人は、次のとおりです。(敬称略)
世話人代表
杉山勉(グリーンタフ)
世話人副代表
平野秀樹(NPO法人北丹沢山岳スポーツセンター)
世話人
小野均(NPO法人四十八瀬川自然村)
世話人
鈴木茂(NPO法人みろく山の会)
※総会時は有川百合子さんでしたが、都合により団体内で交替されました。
世話人
米山英雄(NPO法人丹沢自然保護協会)
世話人
小林昭五(NPO法人丹沢自然学校)
会計
大用ユキ子(神奈川県勤労者山岳連盟)
会計
栗林弘樹(丹沢ゴミ調査会)
監事
金子裕明(NPO法人神奈川ウォーターネットワーク)
1年間よろしくお願いします。
なお、世話人は、各団体の交替制(任期2年)です。次期世話人への積極的なご参加をお
願いします。
★★水場の水質調査2010
無事終了★★
丹沢大山ボランティアネットワークでは2004年より丹沢大山総合調査の一環として、
丹沢水場の水質調査を実施してきました。今年も5月~6月にかけて丹沢全域30カ所で湧
水や沢水など水場の水質調査を行いました。
大きな目的は丹沢の環境調査です。水場が大気汚染、ごみの散乱、登山者や動物などの排
泄等により化学物質、有機物、大腸菌等で汚
染されているかどうかを調べるためです。結
果の分析が終了次第、皆様に丹沢全域水場の
水質状況を報告させていただきます。
中の沢乗越水場の水質調査の様子をお伝え
します。
中の沢乗越水場の調査はNPO法人丹沢自
然学校が受け持ちました。中の沢乗越周辺の
登山道は詳しい地図がありません。今回は西
丹沢県民の森~小川谷遡行~中の沢乗越~
経角沢(中の沢乗越)水場
経角沢(水場)~同角山稜~石棚山稜~県民の森
のコースを歩きました。行きの小川谷コースは登
山道が整備されていないので、一般の方にお薦め
できないです。尾根コースを歩いてください。
小川谷コースは水質調査隊にとっては沢歩きも
出来、魅力的ではありますが、難関なコースでし
た。緑の自然林と荒涼とした赤褐色の岩石の広が
る沢は西丹沢の別な一面を見せてくれました。周
小川谷ガレ場
囲の緑の中には、ヤマツツジ、ミツバツツジ、シ
ロヤシオが所々に咲いていました。最盛期の周りツツ
ジばかりの観賞も良いが、紅一点の美しさも素晴らし
いです。
水場は中の沢乗越から北東斜面を6~7分下った経
角沢にあります。周囲には、ブナなどの自然林あり、
その中に苔や落ち葉などで覆われた小川がありまし
た。
中の沢乗越
静かなひんやりした森の沢水に手を入れると、驚く
ほど冷たいです。30秒も入れていられません。早速
調査を始めしました。水温10、気温18℃でした。周囲の写真を撮り、採水が終了しまし
た。帰りは、県民の森まで尾根コースです。これまた荒れた長い急な下りの難コースです。
疲労は膝や筋肉にきたが無事に駐車場に着きました。大変に疲れました。
(丹沢自然学校
小林昭五)
★★夏休み親子自然探検隊
準備進む★★
7月25日に実施予定の夏休み親子自然探検隊に向け、準備作業が進んでいます。
去る、6 月 7 日に第 1 回準備作業を行いましたので概要を報告します。今回も山北町役場
生活環境課の松田様はじめ多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。1人
では何もできませんが、皆様のご協力を得て着々と準備が整いつつあります。
今回の主な作業は当日のコースの下見です。点
検と草刈り、ゴミの回収、危険個所の補修、断層
近くの水場の整備、昼食場所の点検、トイレの点
検などを行いました。
きれいな皆瀬川を子供たちにアッピールしたい
ので毎年ゴミ拾いをしているにも関わらず、毎年
いろいろなゴミが捨てられています。今年はHな
ビデオテープが何本も捨てられていました。いつ
もの通路が水はけが悪く汚いので、草を刈って手
前に通路を作ったらショウキランが・・・、皆瀬
沢への下降ルートのゴミ拾い
川では初めて出会ったのでうれしくなりました。
第2回の最終準備作業は前々日の7月23日(金)に実施予定です。作業項目も前記と同
じ+水場の清掃+トイレの清掃です。全体装備としてスコップ、クワ、ナタ、はさみ、ゴミ
回収用の土嚢袋とビニール袋、トイレの掃除用にバケツと柄の長いブラシ、タワシを用意し
ます。参加される方は、軍手、カマ(ある人だけ)をお持ちください。23日お手伝いいた
だける方は、みろく山の会の有川までご連絡ください。
(みろく山の会
有川百合子)
お知らせと報告
○シカの管理捕獲実施
今年も、第2次神奈川県ニホンジカ保護管理計画に基づいて、神奈川県が社団法人
神奈川県猟友会に委託し、銃器を使用したシカの管理捕獲が行われます。
丹沢大山国定公園内の主に鳥獣保護区において、自然植生をシカの採食による衰
退から守るのが目的です。
期間は、平成 22 年6月1日~平成 23 年3月 31 日の主に水・土・日曜日で、学校の
夏休み期間(7月 15 日~8月 31 日)と年末年始(12 月 23 日~1月4日)は行いません。
実施場所は、自然環境保全センターや宮ケ瀬・秦野・丹沢湖の各ビジターセンターな
どに掲示されています。(自然環境保全センターホームページからもご覧いただけます
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/05/1644/press/press22/h22kanrihokaku/index2
2.html)捕獲実施中に丹沢に入山する場合には、現地の掲示などに十分注意し、捕獲
スタッフから誘導などがあった場合には従ってください。
ご協力をお願いします。
(栗林)
○自然環境保全センター企画展 「かながわの山に咲く花 写真展」のご案内
神奈川県自然公園指導員の有志メンバーが数百回の山行で記録調査した、県内の
標高 500 メートル以上の山地に咲く、絶滅危惧種を含む貴重な花の写真約 100 種が、
自然環境保全センター2階「ブナの森ギャラリー」で展示されています。
期間は平成 22 年 5 月 26 日(水)から 7 月 31 日(土)まで。開館時間は午前 9 時~午
後 4 時 30 分、月曜休館日(祝日の場合は開館し、その翌日の平日が休館。)。
入場 無料です。ぜひ、お出かけください。なお、8 月からは身近な自然のさまざまな
表情を暖かな目線で描いた中西のり子氏によるスケッチ展を予定しています。(栗林)
訃報
ボラネットの世話人代表として丹沢の自然保護に精力的に活動して来られた
奥津昌哉氏(ボラネット前世話人代表。丹沢自然保護協会。)が、闘病中のところ
去る4月8日に逝去されました。
直前まで、丹沢の自然や、ボラネットの活動について心を砕いて下さいました。
謹んで心からご冥福をお祈り申し上げます。
◆◆ボラネット活動記録◆◆
・4月5日
2010年度総会 参加 15 団体
・5月
登山者カウント調査実施(みろく山の会、北丹沢山岳センター)
・5月~6月
水場の水質調査実施(丹沢自然学校、みろく山の会、北丹沢山岳センター、四
十八瀬川自然村、丹沢自然保護協会、かながわフィールドスタッフクラブ)
・6月7日
親子自然探検隊準備(みろく山の会、かながわフィールドスタッフクラブ、 )
・6月 16 日
第1回世話人会 世話人8名出席、保全Cから2名出席
◆◆編集後記◆◆
これまで、奥津前代表が一手に発行してきた瓦版。今年は、世話人持ち回りで発行することと
なりました。発行頻度も少し減らして隔月の予定です。第1号は会計の栗林弘樹が担当させてい
ただきました。会員各団体からの原稿、お知らせ、ご意見などお待ちしております。
丹沢ボラネット瓦版
2010 年 11 月号
NO77
新世話人代表挨拶
この度、丹沢大山ボランティアネットワーク世話人代表に任命されました杉山
勉です。
若い頃は丹沢大山をよく歩いておりました。当時の塔の岳(地元では塔ヶ岳呼ぶ)は尊
仏小屋しかなくブナ林の山頂で、蛭ヶ岳は鬱蒼とした山頂でした。久しぶりに訪れた丹沢
は樹々も少なく、すごい変貌ぶりに驚くとともに以前の丹沢山地を思い出しました。
現在グリーンタフに所属し、里山の自然観察会などを開催しておりますが、近頃体力的
に丹沢大山へはなかなか遠のいておりますが、体のゆるす限り皆様のグループに参加した
いと思っております。前・奥津代表のようにできないと思いますが、頑張りますので、皆
さまのご協力のほどよろしくお願いいたします。
生きているということは
誰かに借りを作ること
生きているということは
その借りを返していくこと
誰かに借りたら
誰かに返そう
誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう
生きていくということは、誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを、忘れないでいること
PT(登山道利用実態)調査報告
平成22年のゴールデンウイークは記録的な晴天が続く中、5月2日の午前8:00~
午後3:00にかけて実施されました。
調査に参加されましたボランティアの方々、大山山頂では早朝から夕暮れまでの日帰り
登山、塔ノ岳(1泊2日)、蛭ケ岳(2泊3日)の泊まりによる調査等、深く感謝申し上げ
ます。
登山者で賑わう調査ポイント
富士山もクッキリと望めました
・大山
方面
西沢の頭
唐沢峠
見晴台
上り人数
1
10
440
下り人数
10
47
1490
下社
ヤビツ峠
合計
2020
442
2913
790
289
2626
・塔ノ岳
方面
丹沢山
新大日
大倉
熊木沢出合
合計
上り人数
235
625
830
4
1694
下り人数
291
236
955
8
1490
・蛭ケ岳
方面
姫次
丹沢山
檜洞丸
合計
上り人数
41
129
28
198
下り人数
50
120
29
199
平成22年度夏休み親子自然探検隊実施報告
毎年恒例行事となっている今年の親子自然探検隊が7回目となり、スタッフも何回もお
手伝いいただいた方が多く、慣れているので頼もしい。
今年は過去最高の200名が応募して、この親子探検隊の人気は毎年好評でうなぎのぼ
りに参加者が増加している。応募者の中から37名を選出し、スタッフ15名を足して総
勢52名の体制で実施した。
当日事前にロープを張る為、スタッフの一部は山北駅を7時30分に集合、門田先生は
前日筑波大学で講義があったが、トンボ帰りで参加していただいた。
今年は昼食後の休み時間に行っていたブランコの木がきられていたので、男の子達は堰
堤からの飛び込みを飽きることなく喜んで何回も何回も飛び込んでいた。
中には飛び込みたくても飛び込めない女の子もいたが、うれしかったのは皆でその子を
サポートして一緒に飛び込もうとしていたことだった。
帰宅したら下記のようなメールが届いていた。
「今日はありがとうございました。親子で楽しませていただきました。息子は帰りの電
車の中でもジャンプメンバーとともに進行を深めていました。最高の経験と思い出ができ
ました。スタッフの先生方もどうかお疲れが出ませんように。まずはお礼まで」
悠久のロマンの化石との出会い、楽しい仲間との遊びの中から子供たちは水の大切さや
その水を育んでいる丹沢の大切さをちょっぴり感じてくれたようだ。
子供たちのはじける笑顔、そしてそれをうれしそうに見守るスタッフ。
この親子探検隊が好評なのは、子供たちに対するスタッフの愛情に他ならないと思う。
事前準備で6月に行ったごみ拾い、草刈りや階段の補修。前々日に行った草刈り、ごみ
拾い、トイレの清掃や飛び込み用の穴掘りや整備、コースの安全点検など、こういう事前
の準備作業によってこの親子探検隊は事故も無く、楽しく安全に実施されている。
またコースの点検などいつも子供の立場になって考え、ご指導下さった門田先生、サポ
ートを惜しまなかった自然環境保全センターの大木様、そして地元山北町役場生活環境課
松田様、産業観光課の尾崎様、スタッフの方たち、皆様の熱心な協力があってこその行事
を成功裏に収めることができたと思っています。
ご協力いただいた皆様に心からお礼申し上げます。
門田先生のお話(山北ふるさと交流センター)
ずぶぬれになっての川歩き
自然環境保全センターからのお知らせ
・ 写真展「ヤマアカガエルのオタマジャクシと水の中の生き物たち」開催中
期間
12月26日(金)まで
場所
県立自然環境保全センター・2Fぶなの森ギャラリー
時間
9:00~16:30(休館日を除く)
内容
ナチュラリスト足立直義氏が撮影した、水の中の生き物たちのさまざまな瞬
間をとらえた楽しい写真展です。
・自然発見クラブ「クリスマスリース・お正月飾り作り」
日時 平成 22 年 12 月 12 日(日曜日) 10 時~15 時
場所
自然環境保全センター
レクチャールーム・野外施設
内容
センターの野外施設の自然観察と、蔓や稲わら等を使用したクリスマスリー
スやお正月飾り作りを体験します。
定員
30 名
参加費(材料費代等) 500 円
広河原植林活動と鹿柵設置作業のボランティア募集
・開催日時
11月27日(土)~28日(日)
・集合場所
神の川ヒュッテ8:30
・その他
・参加者は11月27日は無料で宿泊できます。但しごはん・みそ汁は
現地集合現地解散
提供しますが、副食は各自持参ください。
・申込みは神の川ヒュッテ事務局
FAX:042-687-3980
メール:[email protected]
丹沢ボラネット瓦版 11 月号
2010 年 11 月 15 日:世話人副代表
平野秀樹
★お問合せ・連絡先
神奈川県自然環境保全センター
〒243-0121
自然保護課
大木伸一
厚木市七沢 657
電話:046-248-6682
FAX:046-248-2560
e-mail:[email protected]
丹沢ボラネット瓦版
2011 年3月号
● みろく山の会
No.78
第 29 回清掃・登山道整備活動報告●
この一週間、丹沢では雪の降る日が多く凍結などで通行が心配されたコースもありましたが、当日
は晴れ上がった青空に表尾根の白いスカイラインが浮かび上がる絶好の日和に恵まれたなか 2011 年
3 月 5 日(土)第 29 回清掃・登山道整備活動が 227 名(内非会員 1 人)の参加者と関係者の方々のご
協力とご支援により盛大に実施されました。
二年続けての雨中の活動もあり、今回の参加者数が減少する懸念もありましたが一昨年の 200 名を
大きく超え、会員の皆様の熱意と自然保護への関心の高さを改めて知ることが出来ました。
清掃活動は、大倉バス停付近及び大倉尾根は毎月の月例山行で利用している事もあって 4 コースを
設定し、ヤビツ峠付近の 2 コースを加えた 6 コースでゴミ収集を行い、参加者は 171 名、収集したゴ
ミはパークセンター裏のバス駐車場で計測した結果 304kg で、処分を秦野市に依頼しました。
登山道のゴミは登山者のマナー向上もあって大幅に減っています。ただし、旧小屋跡と見られる付
近で、埋められた不燃ゴミが表土の流失により露出してきており、ヤビツ峠・ニノ塔など改めて調査
して撤去など関係団体と協議することにしています。
また林道周辺の傾斜地には、一般の生活ゴミや産業廃棄物の不法投棄が相変わらず目に付きます。
毎年同じコースで清掃活動を実施しているにもかかわらず毎年同じ量のゴミを収集しているのが現状
です。林道周辺の清掃活動も貴重な水源を守る上で今後も継続していきますが、具体的な不法投棄防
止策について秦野市と意見交換を行うことにしています。
戸川公園前に全員集合
清掃活動に登山道整備が加わって 6 回を数え、水切りは今回の雑事場を加え 37 箇所になり、ヌカ
ルミ対策はウッドチップから岩礫に替えた新たな方式を今年から始めました。登山道整備は 57 名が 3
班に別れ、1 班は雑事場で水切りとヌカルミ対策、2 班は一本松ベンチで野外卓の設置、3 班は駒止め
1
ベンチ付近と富士見平手前でそれぞれヌカルミ対策を行いました。
一本松ベンチにある 3 台の野外卓のうち 1 台は昨年 3 月の交換を終え、整備 2 班が 2 台設置したあ
と老朽化した 1 台の撤去を行いました。
午後 3 時 10 分から秦野戸川公園パークセンター前の広場で報告集会が行われ、鎌田理事長の挨拶
に続き、県自然環境保全センター萩原自然保護課長から清掃・整備活動に関しての謝辞、地元秦野市
北村観光課長の挨拶終了後、早咲き桜をバックにして記念写真を撮り閉会しました。
丹沢大山自然再生活動の大きな活動として注目されている県民協働事業に参加して 4 年が経過しま
したが、これからも私たち一人ひとりの小さな力を集めて大切な丹沢の自然を守り再生する活動にご
理解とご協力をお願いいたします。
(みろく山の会 鈴木茂)
● 丹沢大山里山保全活動交流会(ボラネット交流会)が開催されました●
丹沢大山地域でボランティアによる里山保全活動を実施している団体間の交流をとおし、相互の
連携による活動の多様化を促すとともに、保全活動への県民理解や参加を促すことを目的として、
今回は丹沢大山ボラネット団体である「NPO 法人四十八瀬川自然村」のフィールド等を会場とし
て交流会が開催されました。
2 部形式で行われ、第 1 部は、参加者が里山における保全活動を実施している「NPO 法人四十八
瀬川自然村」のフィールドを他の団体のメンバーの視点で 3 つのグループに分かれて現地調査した
り、活動を体験しました。
①道づくり
(NPO 法人みろく山の会)
( )内は中心団体
②ツアーづくり (NPO 法人丹沢自然学校)
③自然観察
(グリーンタフ)
里山ツアー実施
保護されたノスリも飛び入り参加
第 2 部では、まず今回の活動内容について報告したり、あらたな活動への提案をし合いました。
①道づくりグループは、現地の尾根道で実際に水切り工を施行し、今後、フィールドとしている団
体で利用してほしいとの話がありました。②ツアーづくりグループでは、豊かな自然のフィールド
でさまざまな活動を実施していることに感心し、今後団体間の連携を図っていきたいとの声が上が
りました。③自然観察グループでは、コクランのような貴重な植物を発見することができたり、ク
ヌギ・コナラの萌芽の手入れ方法を現地で学ぶことができたとの報告がありました。
その後、里山保全活動について助言者として出席された中川重年氏(京都学園大都市デザイン科
教授)から、里山の歴史、現在関わっている京都における活動の様子が紹介された。その中で「里
山の森林について、単純に考えると、300 年間で 15 年ごと、20 回の伐採が繰り返された事実があ
り、ここに来て放置することは、里山保全の流れを断ち切ることになる。
」「里山では金に換えるた
めに必要なものを作ってきた。活動が長く継続されるには経済的な裏づけが大切と感じている。里
山活動は厳格にする必要はなく「農産物交流会」でもいいのではないかと感じている。」
「リーダー
2
「里山の再生は、農業や林業がベースにあるべきだ。
」
が楽しんでみんなを引っ張れることが重要だ。
神奈川県においても酒づくりのように神奈川県の気候や風土を活かした新しい切り口を見つけるべ
きだ。
」など多くの示唆に富む話をいただきました。
交流会は今回初めてですが、別の団体の活動をよく理解できるいい機会となりました。来年度も
別の分野をテーマに交流が図られればと思います。
山岳スポーツセンターにて
参加団体:四十八瀬川自然村、丹沢自然学校、県勤労者山岳連盟、野生動物救護の会、グリーンタフ、丹沢
自然保護協会、北丹沢山岳センター、みろく山の会、自然環境保全センター
計 45 名
(杉山勉)
● アオサンゴ化石起し隊報告●
「台風で埋まったアオサンゴ化石を、再び多くの人が見ることが出来るようにしたい!」
1 月 4 日、正月開けきらぬにもかかわらず、夏休み親子自然探検隊の講師を務めていただいて
いる門田先生の情熱に応え、様々な団体から先行組を含め 33 名ものメンバーが集まりました。
西丹沢は昨秋、台風の影響で山や川も大きな被害を被りました。探検隊の実施場所である皆瀬
川でも、いつも子どもたちが歯ブラシで磨いている大きな化石が流れたり、埋もれたりしました。
この化石を人力で復旧しようというのです。県私立小理科部会、a-nst 足柄理科研、神奈川地学
の会、くずはの家、みろく山の会、神奈川フィールドスタッフ、丹沢自然学校、VC、横浜自然史
博・・・。まさしく“アオサンゴ起しネットワーク”
。参加者は皆、ヘルメットとカッパ、長靴の
出で立ちで、たくましい限りです。熱心な作業の末、大きなアオサンゴの化石が顔を出すことが
できました。
3
インターネットで“丹沢・伊豆の変動する大地の探求者「門田真人 先生の部屋」
http://www.washiyama.jp/great-teachers/kadota/index.html“を参照。動画で見れます。
今年も、夏休みに子どもたちの歓声を聞くことができそうです。
黄色いカッパが門田先生
復活した大きなアオサンゴの化石
(自然保護課 大木)
お知らせ
◆2011 年度第 34 回丹沢クリーンハイク
●2011丹沢ゴミ調査
主催:神奈川県勤労者山岳連盟
実施日:5 月 28 日(土)~29 日(日)
主催:丹沢ゴミ調査会
調査日:5 月 14 日(土)
28 日:水質検査、前夜祭
調査コース:表尾根、大倉尾根、鍋割山稜、(丹
29 日:清掃登山、登山道整備
場所:大倉尾根、表尾根、丹沢山、大山
沢山)
連絡先:県勤労者山岳連盟丹沢クリーンハ
集合:当日午前 8 時ごろ秦野駅、渋沢駅
イク実行委員会
申込・問合せ先:栗林
TEL/FAX 045-434-2726
E-mail:[email protected]
★お問合せ・連絡先(協働編集事務局)
神奈川県自然環境保全センター 自然保護課 大木伸一
〒243-0121 厚木市七沢 657
電話:046-248-6682 FAX:046-248-0737 e-mail:[email protected]
丹沢ボラネット瓦版 2011 年 3 月号(通巻 77 号)
3 月 30 日発行 丹沢大山ボランティアネットワーク(世話人代表 杉山勉)
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