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育てよう 未来に向けた 地域の絆
育てよう 未来に向けた 地域の絆 ごあいさつ 皆さまには、 日頃より格別のご愛顧お引き立てを賜わり、 心から御礼申し上げます。 このたび、 当組合の現況(平成27年度第66期) をまとめましたので、 ご理解を深めていただく ための資料として、 ご高覧賜わりたいと存じます。 埼玉信用組合は、 フォア・ザ・カスタマーズの実践により地域の皆様に本当にお役に立てる 金融機関を目指し、 これまで以上に経営の健全性と基盤強化に努めてまいりますので、 一層の 御支援とご指導のほど、 心からお願い申し上げます。 事業方針 埼玉信用組合 理事長 須藤 茂 基本方針……………フォア・ザ・カスタマーズの実践 私ども埼玉信用組合は、 「育てよう 未来に向けた 地域の絆」 という新たなキャッチフレーズのもと、 お客様の視点 に立ったフォア・ザ・カスタマーズを実践し、 あらゆる金融環境に適応し組合員および地域の皆様方に最良の金融サービ スを提供するとともに、 皆様方から期待され、 信頼される信用組合を目指します。 経営方針 1.地域社会への積極的貢献とフォア・ザ・カスタマーズの具体的実践 2.人材育成とOJT教育の徹底 3.業務構造の改革による経営基盤の拡充 《当組合の経営姿勢と考え方》 激変する金融環境に対応し、 自己責任態勢を確立すべく 「中期経営計画」に基づき、 役職員一人ひとりが従来の習 慣や、 方法にとらわれず、 新たな発想をもって仕事に取り組み、 積極的に業務構造を改革し、 経営基盤の拡充強化を図り ます。 また、 経営情報については公明・公正に開示し、 内外ともに風通しの良い「新生埼玉信用組合」づくりに努めます。 なお、 中小企業金融円滑化法が、平成25年3月31日に期限が到来致しましたが、 円滑化法期限到来後も当組合の お客様に対する方針が変わることはありません。 また、 経営者保証制度に対する体制の整備も迅速に対応し、 全職員が一層の金融の円滑化に取り組んでまいります。 当組合のあゆみ 昭和25年4月 児玉郡一円を営業地域として、 児玉町に 「児玉信用組合」 として営業開始 昭和32年6月 秩父市に秩父支店を開設 昭和39年7月 本庄市に本庄支店を開設 昭和43年9月 秩父郡皆野町に皆野支店を開設 昭和44年9月 秩父郡小鹿野町に小鹿野支店を開設 昭和47年7月 「児玉信用組合」 から 「埼玉信用組合」 に名称変更 昭和54年11月 深谷市に深谷支店を開設 昭和58年9月 新本店ビル完成、 現在地に移転 昭和59年11月 上里町に上里支店を開設 昭和62年4月 深谷市 (旧岡部町) に岡部支店を開設 平成4年7月 美里町に美里支店を開設 平成6年11月 店外ATM1号店 秩父支店 横瀬出張所を開設 平成8年3月 店外ATM2号店 上里支店 七本木出張所を開設 平成9年3月 店外ATM3号店 皆野支店 長瀞出張所を開設 平成10年7月 店外ATM4号店 秩父支店 西武秩父駅出張所を開設 平成23年3月 上里支店新店舗完成、 現在地に移転 平成23年3月 店外ATM2号店 上里支店 七本木出張所の閉鎖 平成23年3月 店外ATM5号店 上里支店 神保原出張所を開設 平成27年12月 皆野支店新店舗完成、 現在地に移転 平成28年5月 西武鉄道の事業拡張工事により 秩父支店 西武秩父駅出張所を閉鎖 1 (平成28年5月現在) 事業の組織 (平成28年4月1日現在) お 客 様 総 代 会 監 事 会 理 事 会 理 事 長 監 査 部 常 務 会 常務理事 監 査 課 常勤理事 資 産 査 定 室 総合企画室 営業統轄部 融 資 部 理 事 務理 務理 勤理 勤理 長 事 事 事 事 総 務 課 深谷エリア 深谷・岡部・美里 役員一覧 理 常 常 常 常 部 事務管理課 財務企画課 営業店 秩父エリア 秩父・皆野・小鹿野 経 理 課 審 査 課 債権管理課 業務推進課 企 画 課 本庄エリア 本店・本庄・上里 管 (平成28年6月24日現在) / / / / / 須 清 徳 栗 青 藤 和 世 原 木 光 雅 隆 茂 均 司 紀 一 理 事 / 江 原 貞 治( ※ ) 理 事 / 坂 田 秋 雄( ※ ) 理 事 / 坂 本 和 男( ※ ) 常勤監事 / 関 根 一 幸 員外監事 / 木 村 英 一 員 外 監 事 / 大 谷 啓 注) 当 組合は、 職員出身者以外の理事(※印) の経営参画により、 ガバナンスの向上や組合員の意見の多 面的な反映に努めております。 会計監査人の氏名又は名称 (平成28年3月末現在) 新日本有限責任監査法人 店舗一覧表 店 名 本 本 (自動機器設置状況) (平成28年5月現在) 住 所 電 話 ATM 部 〒367-0212 本庄市児玉町児玉44番地16 0495-72-3511 ─ 店 〒367-0212 本庄市児玉町児玉44番地16 0495-72-1212 2台 本 庄 支 店 〒367-0051 本庄市本庄1丁目4番23号 0495-22-2184 2台 秩 父 支 店 〒368-0043 秩父市中町6番2号 0494-22-2400 2台 皆 野 支 店 〒369-1412 秩父郡皆野町大字皆野1290番地1 0494-62-0441 2台 小 鹿 野 支 店 〒368-0105 秩父郡小鹿野町小鹿野487番地1 0494-75-1260 2台 深 谷 支 店 〒366-0823 深谷市本住町5番35号 048-573-5511 2台 上 里 支 店 〒369-0306 児玉郡上里町大字七本木3710番地1 0495-33-5151 2台 岡 部 支 店 〒369-0201 深谷市岡2831番地3 048-585-2777 2台 美 里 支 店 〒367-0103 児玉郡美里町大字阿那志974番地 0495-76-4111 2台 店外ATM店 店 名 住 所 ATM 秩 父 支 店 横 瀬 出 張 所 秩父郡横瀬町大字横瀬5789-9 1台 皆 野 支 店 長 瀞 出 張 所 秩父郡長瀞町大字長瀞546-3 1台 上 里 支 店 神保原出張所 児玉郡上里町大字神保原町440番地1 1台 地区一覧 本庄市 秩父市 深谷市 熊谷市 所沢市 狭山市 入間市 飯能市 児玉郡一円 秩父郡一円 大里郡寄居町 2 平成27 年度 経営環境・事業 概 況 昨年のわが国経済は、 前半に新興国経済の景気減速の影響等もあり、 輸出が弱含み、 個人消費及び民間設備投資の 回復に遅れがみられましたが、原油価格の低下等により交易条件が改善するなかで、政府・日銀の継続的な経済政策の 実施により、 雇用・所得環境が改善しつつあり、 今後の景気は緩やかな回復基調が続く見通しとなっております。 しかしなが ら、信用組合の主たる取引先である中小企業・小規模事業者の業況は、 為替の影響で製造業は横這い、 消費マインドの 上昇気配はあるものの小売業も苦戦が続くなど、 業況改善には今ひとつであり、 厳しい状況が続いております。 金融環境は、 米国の金融政策正常化が進むなかで、 中国を始めとする新興国・資源国経済の足取りや欧州における債 務問題の展開とデフレ進行の長期化、 地政学リスクの顕在化など不透明要因があり、 国内外のマーケットは大きく影響を受 ける展開となりました。 当組合は、 平成27年度の事業方針・事業計画の目標に向けて努力した結果、 以下のような業績となりました。 預金・積金について 「集める」預金から 「集まる」預金のビジネスモデルの定 着により基盤拡大を図る。年間1,407百万円増加の115,207 百万円となりました。 貸出金について 消費者ローンは増加したものの、事業性融資等が減少 した結果、年間573百万円減少の46,799百万円となりまし た。 預金積金残高 単位:百万円 116,000 115,207 115,000 114,000 113,373 113,799 113,000 112,000 0 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成27年度末貸出金業種別残高構成比 ■農業、林業/0.2% ■製造業/6.1% ■鉱業、採石業、砂利採取業/0.0% ■建設業/7.3% 貸出金残高 単位:百万円 ■電気、 ガス、熱供給、水道業/0.5% ■個人 (住宅・消費・ 納税資金等) 51.0% ■情報通信業/0.1% 47,400 ■運輸業、郵便業/4.5% 47,200 ■卸売業、小売業/4.8% 47,000 ■金融業、保険業/2.6% 46,800 ■不動産業/3.5% 46,600 ■物品賃貸業/0.1% 46,400 ■学術研究、専門・ 技術サービス業/0.4% ■宿泊業/0.7% ■国・地方公共団体等/10.9% ■その他の産業/0.1% ■その他のサービス/4.4% 47,279 47,372 46,799 0 平成25年度 平成26年度 平成27年度 ■飲食業/1.3% ■生活関連サービス業、 娯楽業/1.2% ■教育、学習支援業/0.1% ■医療、福祉/0.1% 収益状況 当組合は「フォア・ザ・カスタマーズ」 をスローガンに掲げてお客様第一主義に徹し、 貸出金弁済額の条件変更等におい て懇切丁寧に対応し顧客負担の軽減に最大限努めるとともに、 顧客ニーズに即した商品の販売等を通じて組合員の皆様 のご要望にお応えすべく努力して参りました。 そうした地道な営業活動の下で、 税引前当期純利益は118百万円を計上し、 当期純利益は82百万円、 当期未処分剰余 金は365百万円となりました。 一方、 自己資本比率はリスクアセッ トの増加により、 対前期比0.72ポイント低下の8.93%となりました。 3 事業概況の推移 組合員数 単位:人 34,700 34,627 9.65 9.50 34,600 9.56 9.00 34,559 34,550 単位:% 10.00 34,664 34,650 自己資本比率 8.93 8.50 34,500 国内基準 4% 4.0 0 0 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成25年度 組合員の推移 区 分 個 人 法 人 合 計 平成26年度末 32,778 1,849 34,627 平成27年度末 32,804 1,860 34,664 単位:千円 当期純利益 100,000 129,174 50,000 0 0 平成26年度 平成27年度 繰延税金資産残高 ( 一時差異分 ) 単位:千円 104,935 82,923 平成25年度 平成26年度 預り資産販売額 平成27年度 単位:百万円 4,000 48,759 48,000 91,608 119,202 100,000 平成25年度 単位:千円 150,000 253,636 200,000 50,000 平成27年度 (単位:人) 経常利益 300,000 平成26年度 46,580 46,000 44,128 44,000 2,000 2,298 2,290 平成26年度 平成27年度 1,753 42,000 40,000 0 0 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成25年度 4 総代会について 当組合は、 「育てよう 未来に向けた 地域の絆」 という新たなキャッチフレーズのもと、 お客様の視点に立った、 フォア・ザ・カスタマー ズを実践し、 あらゆる金融環境に適応して組合員および地域の皆様方に最良の金融サービスを提供するとともに、 皆様方から期待され、 信頼される信用組合を目指すことを基本方針に、 組合員同士の「共存共栄・相互扶助」の精神を基本理念とした協同組織金融機関で す。 こうした協同組織金融機関である信用組合の最高意思決定機関は「総会」です。 ここでは、 多くの信用組合が総会に代えて採用している 「総代会」について、 簡単にご説明します。 総代会制度 信用組合の組合員は出資口数に関係なく、 ひとり1票の議決権を持ち、総会を通じて経営に参加することができます。当組合には 34,664人(先) ものお取引先が組合員となられており (平成28年3月末現在) 、 組合員が200人を超える信用組合の場合には、 総会に代わ る 「総代会」 を設けることができるため、 当組合を含むほとんどの信用組合が、 法令に基づいた総代会制度を採用しています。 この「総代会」は、 信用組合の毎事業年度の収支予算及び事業計画の設定や役員の選任などの重要事項を決議する最高意思決 定機関であり、 組合員一人ひとりの意見を適正に反映できるよう、 組合員の中から選任された「総代」により運営されています。 また、 当組合では「総代会」に限定することなく、 日常の営業活動を通じてお寄せいただく組合員の皆様のさまざまな声を、 経営施策に 反映していくように努めています。 総代の選任や総代会の運営方法等についての基本的事項は「中小企業等協同組合法」に、 細則については当組合の「定款」および 「総代選挙規程」に定められています。 総代とその選任方法 (1) 総代の資格 ・当組合の組合員であることが前提であり、 組合員の中から組合員によって選挙されます。 ・組合員たる資格を喪失した場合は、 当然に総代の資格を失います。 (2) 総代の任期・定数 ・総代の任期は3年です。 ・総代の定数は、 120人以上140人以内です。 ※平成30年12月に任期満了となり改選の予定です。 (3) 総代の選挙区 当組合の本支店営業地区に応じ9区の選挙区に分かち、選挙区ごとの選挙すべき総代数が総代選挙規程に定められていま す。 (4) 総代の選任方法 ・総代は、 前述のとおり、 組合の最高意思の決定に参加する重要な役割を担っています。 ・総代は、 定款並びに規程の定めに従い、 「組合員のうちから公平に選挙」により選任されます。 ・総代になろうとする場合は、 理事長の定める選挙期日の10日前までに立候補もしくは推薦する旨を理事長に届け出ます。 ・届け出のあった総代候補者がその選挙区における総代の定数を超えないときは、 その総代候補者をもって当選となります。 ・総代候補者の届出数がその選挙区において選挙すべき総代数に不足する時は、 届け出た候補者をもってその選挙区の当選者 と定め、 不足数は遅滞なく補充選挙を行います。 組合員の意見を (総代会に)反映させる仕組みについて 協同組織金融機関におけるガバナンスの向上を図る観点から、 地区別に総代との懇談会を実施しております (平成28年6月7日、 8日、 9日)。 また、 総代以外の組合員様の御意見を反映することにより、 理事の業務執行に対する総代会の牽制機能を強化するため、 当組合 においては、 日常の営業活動において一般組合員の声を吸い上げることが有効とし、 当組合のホームページ及び店頭に「ご意見箱」 を 設置することにより、 広く組合員の忌憚のない意見・要望を聴取することとしております。 尚、 「ご意見箱」は平成16年10月25日より店頭に設置しております。 <本庄エリア地区別懇談会> (本店地区・本庄地区・上里地区) 日 時 平成28年6月7日 11時より 場 所 五州園 会議室 出席者 総代 25名 信用組合役職員 10名 <深谷エリア地区別懇談会> (深谷地区・岡部地区・美里地区) 日 時 平成28年6月9日 11時より 場 所 埼玉グランドホテル深谷会議室 出席者 総代 19名 信用組合役職員 11名 5 <秩父エリア地区別懇談会> (秩父地区・皆野地区・小鹿野地区) 日 時 平成28年6月8日 11時より 場 所 長生館 会議室 出席者 総代 32名 信用組合役職員 11名 第66期通常総代会の報告 平成28年6月24日開催の第66期通常総代会において、次の報告並びに決議事項が付議され、 決議事項についてはそれぞれ原案通 り承認可決されました。 〈報告事項〉 1. 平成27年度事業報告並びに貸借対照表及び損益計算書報告の件 2. 監査報告の件 〈決議事項〉 第1号議案 剰余金処分案承認の件 第2号議案 平成28年度事業計画案承認の件 1. 事業方針 2. 収支予算書 第3号議案 組合員除名の件 第4号議案 理事の任期満了に伴う選任の件 第5号議案 退任役員に対する退職慰労金並びに功労金贈呈の件 〈その他〉 総代による 「お客様ご紹介キャンペーン」表彰 総代のご紹介(平成28年6月24日現在) 平成27年12月6日就任 総代数 総 代 氏 名 19名 飯野 伸行⑤ 久米 春雄⑨ 倉林 章治⑧ 倉林 昶雄⑤ 佐々木勝男② 佐藤 創② 関根 與一⑧ 高橋 幸一① 田島 正美⑤ 冨内 久江① 戸谷 一雄② 中林 佑③ 永廣 眞利⑨ 中村 憲司⑧ 野寺 清司② 福嶋 一稔⑧ 町田 隆明③ 宮部 孝夫⑨ 山本 健一⑧ 16名 浅見 忠男⑨ 大沢 孝弘◇ 織田 尚道⑤ 木村 文男② 鈴木 純⑤ 須藤 勇夫⑧ 関根 一男④ 髙堀 勉⑦ 高山 登⑤ 竹内 孝夫⑤ 竹並 万吉◇ 田島 英治③ 中野 征行② 平田 富男◇ 堀口 宏之③ 矢部 一臣◇ 31名 相沢 英男◇ 浅見 武生⑧ 浅見 徹② 浅見 浩⑤ 浅見 正幸④ 新井 均⑤ 飯島 宏一③ 石塚 晴朗⑤ 市川 洋① 井上 玉三⑤ 内田 陽司② 長田 孝子③ 落合 勝夫⑤ 笠原 謙二⑤ 笠原 嘉夫③ 亀田 裕③ 加茂下善市⑤ 久喜 邦康④ 倉林 利明② 小泉 貴之① 小久保 晋① 齋藤 匡② 斉藤 美廣⑤ 強谷 隆彦⑤ 髙野 勝盟⑨ 内藤 閤揮④ 増田 洋一⑥ 町田 和正⑨ 松本 健次③ 宮本 雅志② 山中 言夫◇ 18名 新井 藤治② 新井 通雄◇ 大澤 芳夫◇ 大塚 洋一⑨ 大野 玩子① 大濱 善種◇ 小埜 一博⑨ 金沢 善市② 黒澤 一雄③ 齋藤 健司◇ 髙木 大樹⑦ 中畝 靖雄⑥ 長岡 倉雄② 野口 健二① 萩原 繁② 村田 穰◇ 村田 治夫② 山田 利明① 第5区 小鹿野支店営業地域 15名 浅見 精一⑩ 新井 保生① 大隝 泰男⑤ 岡本 好浩⑤ 小櫃 市郎② 北 孝行⑤ 黒沢 治男⑥ 阪本 昇寿② 髙橋 信行③ 田隝 上③ 冨田茂市郎◇ 八宮 正男◇ 藤元 英一③ 丸山己左夫◇ 渡辺 一郎① 第6区 深谷支店営業地域 11名 新 道行① 大屋 健一◇ 齊藤 一男③ 杉山 良樹⑤ 辻 千洋③ 林 久允⑤ 平野 禎造⑧ 福島 泰彦② 福地 克之③ 山田 治美④ 山田 保夫⑥ 第7区 上里支店営業地域 11名 及川 當江① 木村 晃治⑤ 久保 裕⑦ 小暮 敏美⑥ 島田 政司⑤ 竹内 三男⑧ 田島 弘康② 戸谷 英人② 中澤 靖宏② 納谷 克俊① 福島 富江⑤ 第8区 岡部支店営業地域 9名 石川 義明⑥ 内山 豊明⑤ 黒澤 群二② 須藤 邦男① 瀧澤 喜英③ 鳥羽 靜夫③ 主田 寿男① 萩原 達郎⑥ 船木 勉⑥ 第9区 美里支店営業地域 8名 飯野 茂① 石井 繁⑥ 市川 秀一③ 小林 靖典① 根本 孝代⑤ 野澤 進② 藤田 富美⑥ 吉田 博徳① 選挙区 第1区 本店営業地域 第2区 本庄支店営業地域 第3区 秩父支店営業地域 第4区 皆野支店営業地域 138名 (敬称略:五十音順) (注) 1. 氏名の後に就任回数を記載しております。 2. 就任回数が10回を超えている場合は◇で示しております。 6 地域貢献 「お客様 の 幸 せ づくり」を理 念に、地 域 社 会と積 極 的に関 わって おります ●地域に貢献する信用組合の経営姿勢 当組合は「育てよう 未来に向けた 地域の絆」 という新たなキャッチフレーズのもと、 埼玉県北部を中心に地元の 中小企業・小規模事業者や地域の皆様が組合員となって、 お互いに助け合い発展していくという相互扶助の理念に 基づき運営されている協同組合組織金融機関です。 中小企業・小規模事業者や地域の皆様一人ひとりの顔が見えるキメ細かな取引を基本としており、 常にお客様 (組合 員) の事業の発展や生活の質の向上に貢献するため、 組合員の利益を第一に考えることを活動の基本としております。 また、 地域社会の一員として、 当組合の経営資源を活用し、 地域社会の生活の質や文化の向上に積極的に取り組 み、 ふれあいを大切にして地域の皆様に愛される信用組合を目指しております。 ●文化的・社会的貢献に関する活動 当組合では、 地域社会で社会福祉貢献活動とボランティア活動に積極的に取り組んでおります。 1. 献血運動の実施 社会福祉貢献活動を実施することを目的として、 「愛のしんくみ献血運動」 を平成12年6月より、 年1回実施し ております。 <愛のしんくみ献血運動> ○献血実施日 平成27年9月10日 (木) ○献血場所 本店駐車場 ○献血人員 72名 (受付人員90名) 2. 金融職場体験学習会開催 地元中学校、 高等学校の要請に基づいて、 金融経済教育の一環として平成18年より、 金融職場体験学習会 を開催しており、 平成27年度は合計24名受入れ致しました。 < 「職場体験学習会」開催実績> 参加生徒数 学 校 名 実施月・期間 皆野中学校 1学年 平成27年 7月 (2日間) 男子0名、 女子2名 計2名 皆野高等学校 2学年 平成27年 8月 (2日間) 男子0名、 女子6名 計6名 美里中学校 1学年 平成27年11月 (3日間) 男子1名、 女子2名 計3名 上里中学校 1学年 平成27年11月 (3日間) 男子3名、 女子2名 計5名 上里北中学校 1学年 平成27年11月 (3日間) 男子2名、 女子2名 計4名 児玉中学校 1学年 平成27年12月 (3日間) 男子2名、 女子2名 計4名 3. 地域活動への積極的参加 下記地域活動への積極的な参加を図ってまいります。 本 店 秩父支店 ①こだま夏祭り ①「若泉公園桜まつり」 ①秩父夜祭り ②児玉町商工会セミナー参加 ②商業祭「楽市」 ②地域クリ-ン化運動 皆野支店 7 本庄支店 小鹿野支店 深谷支店 ①秩父音頭祭り ①七夕フェスティバル ①深谷七夕まつり ②皆野高校出張授業 ②八幡神社「鉄砲まつり」 ②深谷まつり 上里支店 岡部支店 美里支店 ①上里ふれあい祭り ①岡部ふれあいカ-ニバル ②地区清掃 ②おかべコスモス祭り ①かわせみカップ少年サッカー 大会 ②美里支店ロビー展開催 4. 取引先企業に対する経営能力向上支援 取引先企業に対する経営能力向上支援を目的に産学官コーディネイト事業、創業支援事業の活用及び地 元商工団体等との連携による経営支援等、 積極的に取り組んでおります。 <取引先に対するコンサルティング等> ○ 実績 15社 25回 5. 中小企業経営者のための「経営者支援セミナー」、 「ビジネス交流会、 マッチング展」の実施、 しんくみマネジメン ト倶楽部「信和会」の活動 中小企業経営者に対しての支援強化を目的として実施しております。 <開催実績> (1)支援セミナー ・平成27年11月13日 「マイナンバーセミナー」 本庄・深谷エリア合同 参加者61名 秩父エリア 参加者35名 (2) ビジネス交流会、 マッチング展 ・平成27年11月24日 全国信用組合中央協会による 「信用組合年金旅行等ビジネス交流会」への参加 参加企業5社 ・平成27年11月25日 全国信用協同組合連合会、 東京都信用組合協会による 「食のビジネスマッチング展」への参加 参加企業5社 (3) 【しんくみマネジメント倶楽部「信和会」の活動】 次世代を担う経営者層を中心とした後援組織であり、 90名の会員の皆様が活動しております。 ・平成27年6月26日 企業視察会 企業視察と経営セミナー 参加者35名 ・平成27年9月2日 経営セミナー 秩父エリア セミナー参加者25名 ・平成27年9月3日 経営セミナー、 個別相談会本庄・深谷エリア合同 セミナー参加者43名 個別相談会5社 6. 苦情相談窓口の設置 当組合では、 お客様からのご意見、 ご要望にお応えするため、各営業店及びホームページにご意見箱を設 置するとともに、 本部総務課に苦情相談窓口を設けております。 また、信用組合業界として「しんくみ相談所」 を設置しており、信用組合業務に関してお困りのことや当組合 へのご意見、 ご要望に対応しております。 当 組 合 信用組合業界 名 称 苦情相談窓口 (本部:総務課) (各営業店は店舗一覧参照) 一般社団法人 全国信用組合中央協会 しんくみ相談所 電話番号 0495-72-3511 03-3567-2456 受付時間 午前9時~午後5時 (土・日・祝日及び当組合の休業日を除く) 午前9時~午後5時 (土・日・祝日及び協会の休業日を除く) 8 地域貢献 預金を通じた地域貢献 地域の皆様からお預かりした大切な預金は、資金を必要とされている地域にお住まいの方や事業者の方々にご融資し、暮らしや事業のお 手伝いをさせていただいており、 地域の活性化のために活用しております。 ●融資残高 9,469口 46,799百万円 埼玉県が少子化対策として推進する 「パパ・ママ応援ショップ優待カード」 をお持ちのお客様に店頭表示の1年定期預金金利に0.1%上乗 せしております。 ●協賛開始日:平成19年10月1日 (期限:平成31年3月29日迄延長) ●平成27年度実績:58件 84百万円 平成27年度も組合員及び同居のご家族の方を対象に、相続定期預金『おもいやり』、 お客様の特別な記念日に合わせた 『記念日定期預 金』、若年層向け定期預金『ピッピくん定期預金』等の特別金利定期預金を継続し、発売いたしました。 <おもいやり定期預金> ●預入限度額:3,000万円 (100万円以上) 、 定期預金金利:期間6か月年0.5%・1年0.3% ●平成27年度実績 194百万円 <記念日定期預金> ●預入限度額:100万円 (10万円以上) 、 定期預金金利:1年0.3% ●平成27年度実績 2,171百万円 <ピッピくん定期預金> ●預入限度額:300万円 (30万円以上) 、 定期預金金利:1年0.3%・1年0.35% (定積条件あり) ●平成27年度実績 755百万円 ※上記、特別金利定期預金<おもいやり定期預金>、 <記念日定期預金>、 <ピッピくん定期預金>の金利は平成27年度 (平成28 年3月31日まで) の金利の表示です。 融資を通じた地域貢献 地域の中小企業・小規模事業者や個人のお客様に対する円滑な資金供給を通じ、地域経済の発展に貢献しております。 1.事業者融資 積極的な融資とニーズに即したサービスのご提供により、企業経営の発展に貢献しております。 ●事業者向け融資残高 3,072口 18,200百万円 2.個人融資 無担保ローンから住宅ローンまで、 皆様の夢の実現を支えております。 <個人向け融資残高> ●住宅ローン 1,842口 18,468百万円 ●消費者ローン 4,495口 5,401百万円 合 計 6,337口 23,869百万円 3.地方公共団体 地方公共団体向け融資は公共施設の整備に活用されております。 ●地方公共団体向け融資残高 60口 4,728百万円 4.地方自治体制度融資の取扱状況 埼玉県及び営業店が所在する市町村における中小企業向け制度融資の取扱窓口に指定されており、積極的に取り扱っております。 <地方自治体制度融資残高> 1,568口 6,194百万円 ●埼玉県制度融資他 ●各市町村制度融資 31口 28百万円 合 計 1,599口 6,222百万円 5.埼玉県が少子化対策として推進する 「パパ・ママ応援ショップ優待カード」 をお持ちのお客様にマイカーローン標準金利から0.7%優遇してお ります。 ●協 賛 開 始 日:平成19年12月3日 (期限:平成31年3月29日迄延長) ●優 遇 金 利:2. 8% (平成27年3月31日現在) ●平成27年度実績:34件 55百万円 6.当組合の営業区域内で事業を営む事業所に対して、 従業員の福利厚生に資する支援を行うことにより、 その事業所で働く従業員が定着 し、健康で豊かな生活を営み、生活の安定・向上を図ることならびに事業所の発展に貢献することを目的に、地域内の事業所と 「しんくみ 職域サポート契約」 を締結し、従業員の皆様に 「しんくみ職域サポートローン」のご提供や住宅ローンの金利割引、定期積金の金利上乗 せのサービスを開始致しました。 ●「しんくみ職域サポート契約」 平成26年12月開始 契約事業先数 174社 (平成28年3月31日現在) 取引先への支援状況等 当組合では、 地域経済の活性化と振興への貢献活動として、 自己査定上の債務者区分が要注意先等のお客様に対する経営改善指導や 事業再生支援、 創業支援などに取り組んでおります。 1.要注意先等のランクアップへの取り組み 要注意先の健全化を図るため、企業支援責任者を任命し、支援対象先を選定。企業支援責任者会議において支援策を検討し、地 縁、 人縁を重視した経営改善指導や経営情報提供等の支援を行い、 ランクアップさせる取り組みに努めております。 <ランクアップ実績> 63先 740百万円 9 2.事業再生支援 早期に事業再生が図れるよう、 本部に企業再生支援先専担者を配置。本部・営業店が一丸となり、 再生支援策を検討。 セーフティネット 保証や県制度融資を活用した金融支援を行う等、 事業再生に向け、取引先企業と協調しております。 <ランクアップ実績> 1先 14百万円 3.創業・新事業支援 新規・独立開業や取引先企業の新分野進出に対する資金ニーズについては、当組合のプロパー融資、地方自治体制度融資などの 利用により、 「お客様の幸せづくり」 に積極的に取り組んでおります。 <創業資金融資実績> 11社 38百万円 4. 公的補助金活用 経営者支援策の一つとして地元商工団体や外部専門家と連携し国・県・市町村が実施している各種公的補助金を提案し経営改善 の進展に寄与しております。 <公的補助金取扱実績> 18件 75百万円 <公的補助金支給までの「つなぎ融資」取扱実績> 7件 33百万円 5.ビジネスマッチングの推進 事業者に積極的に情報を提供し経営支援するため、 当組合独自のビジネスマッチングの仕組みを整備。事業者の課題を解決すべく取 り扱いを推進しております。 <ビジネスマッチング実績> 17件 6.しんくみネットへの参加と活用 全国約390万人の地域・業域・職域の組合員をつなぐ 「コミュニティ」 を構築し、信用組合の組合員同士という信頼関係に基づく 「取 引」 を通じた相互扶助を促進することを目的とした、 一般社団法人全国信用組合中央協会が提供する業界内ネットワークシステムに参加 し、 組合員の皆様の支援、 サービスを行っております。 ●しんくみネット事業者新規登録 平成27年度実績 0先 累計 98先 ●しんくみネット加盟店新規登録 平成27年度実績 12先 累計424先 地域へのサービスの充実 当組合は、 地域に根ざして営業エリアを限定しているからこそ実現できる親しみあるサービスを提供しております。 1.店舗・ATMの設置数 (1) 店舗数 9店舗 (2) ATM設置数 22台 (内出張所分4ケ所4台) (平成28年3月末) 2.顧客の組織化とその活動状況 (1) しんくみ年金友の会 しんくみ年金友の会は、当組合で年金を受給している方と年金受給を予約している方の、会員相互の親睦と交流を図り、会員の豊 かな生活と健康の維持増進を目指し、生きがいを創造することを目的として昭和58年に設立されました。会員数は、現在20,783名。主 な活動としては、 一泊二日の「しんくみ年金旅行」 と日帰りの「初詣」 を毎年開催し、好評を博しております。 <しんくみ年金旅行> ●実 施 日 平成27年5月 ●参加人員 747名 ●行 き 先 三国街道塩沢宿牧之通り・阿賀野川ライン舟下りと白玉の湯泉慶に泊まる月岡温泉一泊二日の旅 <初詣> ●実 施 日 平成28年1月15日 ●参加人員 306名 ●行 き 先 明治座新春特別講演『伍代夏子・藤あや子』 と柴又帝釈天初詣の旅 (2) 埼玉信用組合ビジネスクラブ 当組合のビジネスクラブは、 お客様からご要望の強い情報提供や相談業務、 コストダウンサービス等を主に提供させて頂くために、 イ ンクグロウ㈱社と提携し、 「必要な情報を必要な時に」 をモットーにしております。会員数 現在:21名。 3.情報提供活動 金融面の支援にとどまらない情報・サービス等の付加価値を提供しております。 (1) ディスクロージャー誌の発行 決算内容等を公開するため、 7月に発行、 店頭等に備え置き情報を提供致しました。 (2) 埼玉REPORT2015の発行 「上期」決算内容等を公開するため、 11月に小冊子を発行し、店頭等に備え置き致しました。 (3) インターネットのホームページの開設 当組合のホームページは、当組合の概要・事業方針・サービスと商品内容・ふるさと情報等を一層深くご理解いただくため、平成9 年4月に開設しております。 http://www.saitamashinkumi.co.jp/ (4) 暮らしに役立つ情報誌「ボン・ビバーン」のご提供 業界上部団体が発行している 「ボン・ビバーン (小冊子) 」 を信用組合と利用者を結ぶ最適の情報誌として、偶数月に店頭に備え置 き情報を提供致しました。 10 地域貢献 (5) 埼玉信用組合地域情報誌「ピッピくん通信」の発行 当組合では、 地域貢献の一環として地域情報誌「ピッピくん通信」 を平成27年6月15日に創刊号として発行いたしました。 「ピッピくん通信」 は当組合が営業地域としている本庄市、深谷市、秩父市及び近隣郡市の様々な情報をこの通信に載せて発信 しております。 「ピッピくん通信」 は、半期ごと年2回発行し、地域がより元気になるための先進的な取組をしている皆さま、 お得なサービ ス・情報を提供しているお店、 さらに注目される観光スポットなどをご紹介しております。 平成27年6月15日 創刊号 発行部数 2万部 平成27年12月15日 Vol.2 発行部数 2万部 4.年金相談会の開催 当組合では、 地域貢献の一環として年金相談会 (休日) を開催しており、地域から高い評価をいただいております。 <年金相談会> ●相談会開催日数 延べ18日間 ●相談件数 237件 その他業務 財務諸表の適正性及び内部監査の有効性 法定監査の状況 私は当組合の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第66 期の事業年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算 書の適正性、及び同書類作成に係る内部監査の有効性を確認いたし ました。 平成28年6月24日 埼玉信用組合 理事長 須藤 茂 当信用組合は、協同組合による金融事業に関する法律第5条の8第 3項に規定する 「特定信用組合」に該当しておりますので、 「貸借対照表」 「損益計算書」 「剰余金処分計算書」等につきましては、会計監査人で ある 「新日本有限責任監査法人」の監査を受けております。 監 査 報 告 書 独立監査人の監査報告書 私たち監事は、平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日迄の第 66 期事業年度の理事 の職務の執行を監査致しました。その結果につき以下の通り報告致します。 1. 監査の方法及びその内容 平成28年5月24日 埼 各監事は、監事会が定めた監事監査基準に準拠し、監査の方針、監査計画、監査方法、 監査業務の分担等を定め、理事、内部検査部門その他の職員等と意思疎通を図り、情報 玉 理 事 信 会 用 御 組 合 中 の収集及び監査環境の整備に努めると共に、理事会その他重要な会議に出席し、理事及 び職員等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、組織 及び規程類を監査し、重要な決裁書類を閲覧し、本部・本支店において業務及び財産の状 況を調査しました。 以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について検討 致しました。 さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監査す 指定有限責任社員 業 務 執行 社 員 公認会計士 小 出 検 次 ㊞ 指定有限責任社員 業 務 執行 社 員 公認会計士 廿 楽 眞 明 ㊞ ると共に、会計監査人からその職務の遂行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求 めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」 (協同組合による金融事業に関する法律施行規則第 27 条)を整備している旨の通知を受け、 必要に応じて説明を求めました。 以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、剰余金処 分案)及びその附属明細書について検討致しました。 2. 監査の結果 (1)事業報告書及びその附属明細書の監査結果 ① 事業報告書及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、組合の状況を正 しく示しているものと認めます。 ② 理事の職務の執行に関する不正の行為、又は法令若しくは定款に違反する 重大な事実は認められません。 ③ 会計監査人の職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制に 関し、指摘すべき事項は認められません。 (2)計算書類及びその附属明細書の監査結果 会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認め ます。 平成28年 5月24日 埼玉信用組合 常勤監事 関根 一幸 ㊞ 監事(員外) 木村 英一 ㊞ 監事(員外) 大谷 11 啓 ㊞ 当監査法人は、協同組合による金融事業に関する法律第5条の8第3項の規定に基づき、 埼玉信用組合の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第66期事業年度の計算 書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案及び注記並びにその附属明細書に ついて監査を行った。 計算書類等に対する経営者の責任 経営者の責任は、 協同組合による金融事業に関する法律及び同施行規則並びに我が国において 一般に公正妥当と認められる会計の慣行に準拠して計算書類及びその附属明細書を作成し 適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類 及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備 及び運用することが含まれる。 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及び その附属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正 妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類 及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、 監査 計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。 監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手する ための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類 及びその附属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の 目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク 評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算書類及びその附属 明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した 会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての 計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査意見 当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、協同組合による金融事業に関する 法律及び同施行規則並びに我が国において一般に公正妥当と認められる会計の慣行に準拠して、 当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において 適正に表示しているものと認める。 利害関係 組合と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害 関係はない。 以 上 資 料 編 (財務データ等) 注 単位未満は切り捨てて表示しております。 経理・経営内容 …………………………………………… 13 P 資金運用 …………………………………………………… 21 P 経営内容 …………………………………………………… 23 P その他業務 ………………………………………………… 30 P 中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組み状況 … 32 P 12 経理・経営内容 貸借対照表 科 目 (資産の部) 現 金 預 け 金 買 入 手 形 コ ー ル ロ ー ン 買 現 先 勘 定 債券貸借取引支払保証金 買 入 金 銭 債 権 金 銭 の 信 託 商 品 有 価 証 券 商 品 国 債 商 品 地 方 債 商品政府保証債 その他の商品有価証券 有 価 証 券 国 債 地 方 債 短 期 社 債 社 債 株 式 そ の 他 の 証 券 貸 出 金 割 引 手 形 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 外 国 為 替 外 国 他 店 預 け 外 国 他 店 貸 買 入 外 国 為 替 取 立 外 国 為 替 そ の 他 資 産 未 決 済 為 替 貸 全信組連出資金 そ の 他 出 資 金 前 払 費 用 未 収 収 益 先物取引差入証拠金 先物取引差金勘定 保管有価証券等 金 融 派 生 商 品 金融商品等差入担保金 リー ス 投 資 資 産 そ の 他 の 資 産 有 形 固 定 資 産 建 物 土 地 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 無 形 固 定 資 産 ソ フト ウ ェ ア の れ ん リ ー ス 資 産 その他の無形固定資産 前 払 年 金 費 用 繰 延 税 金 資 産 再 評 価に係る繰 延 税 金 資 産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 (うち個別貸倒引当金) 資 産 の 部 合 計 13 (単位:千円) 金 額 平成26年度 平成27年度 2,115,154 2,190,035 26,996,300 34,192,919 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 40,373,714 34,834,854 16,916,943 3,994,980 10,378,489 16,903,739 ─ ─ 6,424,880 6,489,092 8,630 8,630 6,644,771 7,438,411 47,372,620 46,799,590 279,213 235,962 2,950,526 3,280,402 43,218,004 42,422,958 924,876 860,266 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 448,185 653,374 7,420 9,367 257,600 257,600 190 446 7,468 7,010 147,555 169,997 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 27,950 208,950 1,943,889 2,074,400 797,521 909,649 943,071 943,071 ─ ─ 53,480 ─ 149,816 221,679 17,134 14,614 9,336 5,866 ─ ─ ─ ─ 7,798 8,748 39,264 24,129 ─ ─ ─ ─ 2,647 31,499 △1,591,786 △1,430,845 (△1,544,229) (△1,393,276) 117,717,124 119,384,573 科 目 (負債の部) 預 金 積 金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 定 期 預 金 定 期 積 金 そ の 他 の 預 金 譲 渡 性 預 金 借 用 金 借 入 金 当 座 借 越 再 割 引 手 形 売 渡 手 形 コ ー ル マ ネ ー 売 現 先 勘 定 債券貸借取引受入担保金 コマ ーシャル・ペ ー パ ー 外 国 為 替 外 国 他 店 預 り 外 国 他 店 借 売 渡 外 国 為 替 未 払 外 国 為 替 そ の 他 負 債 未 決 済 為 替 借 未 払 費 用 給 付 補 塡 備 金 未 払 法 人 税 等 前 受 収 益 払 戻 未 済 金 職 員 預 り 金 先物取引受入証拠金 先物取引差金勘定 借 入 商 品 債 券 借 入 有 価 証 券 売 付 商 品 債 券 売 付 債 券 金 融 派 生 商 品 金融商品等受入担保金 リ ー ス 債 務 資 産 除 去 債 務 そ の 他 の 負 債 賞 与 引 当 金 役 員 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 偶 発 損 失 引 当 金 繰 延 税 金 負 債 再 評 価に係る繰 延 税 金 負 債 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 (純資産の部) 出 資 金 普 通 出 資 金 優 先 出 資 金 優先出資申込証拠金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 その他資本剰余金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 その他利益剰余金 特 別 積 立 金 当期未処分剰余金 自 己 優 先 出 資 自己優先出資申込証拠金 組 合 員 勘 定 合 計 その他有価証券評価差額金 繰 延 ヘッジ 損 益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 純 資 産 の 部 合 計 負債及び純資産の部合計 金 額 平成26年度 平成27年度 113,799,781 115,207,103 330,720 295,246 50,784,135 53,380,125 233,984 231,735 4,402 46,000 60,432,984 59,270,424 1,860,770 1,839,531 152,783 144,040 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 200,630 215,583 14,423 16,392 75,621 74,048 858 600 8,316 30,017 26,223 26,394 58,003 49,089 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 17,183 19,038 91,519 86,966 ─ ─ ─ ─ 51,610 59,810 17,374 17,218 22,785 23,162 39,735 74,824 ─ ─ 2,647 31,499 114,226,084 115,716,168 1,620,354 1,620,354 ─ ─ ─ ─ ─ 1,668,697 1,269,154 399,543 50,000 349,543 ─ ─ 3,289,052 201,988 ─ ─ 201,988 3,491,040 117,717,124 1,648,623 1,648,623 ─ ─ ─ ─ ─ 1,719,604 1,304,154 415,450 50,000 365,450 ─ ─ 3,368,227 300,176 ─ ─ 300,176 3,668,404 119,384,573 貸借対照表の注記事項 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 1. 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。 なお、以下の注記については、表示単位未 当組合が保有する金融資産は、 主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。 満を切り捨てて表示しております。 また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的及び純投資目的で保有 2. 有価証券の評価は、売買目的有価証券については時価法、満期保有目的の債券については移動 しております。 平均法による償却原価法(定額法)、 その他有価証券のうち時価のあるものについては期末日の市 これらは、 それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されて 場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価を把握することが極 おります。 一方、 金融負債は主としてお客様からの預金であり、 流動性リスクに晒されております。 めて困難と認められるものについては、移動平均法による原価法により行っております。 なお、 その他 (3) 金融商品に係るリスク管理態勢 有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 ①信用リスクの管理 3. 有形固定資産 (リース資産を除く) は、 それぞれ次のとおり減価償却しております。 建 物 定額法を採用しております。 なお主な耐用年数は8年~47年であります。 動 産 定額法を採用しております。 なお主な耐用年数は3年~20年であります。 当組合は、貸出及び信用リスク管理規程に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審 査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関 する態勢を整備し運営しております。 4. 無形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は定額法により償却しております。 なお、 自社利用のソ これらの与信管理は、各営業店のほか融資部により行われ、 また、定期的に理事会等を開催 フトウェアについては、 当組合内における利用可能期間 (5年) に基づいて償却しております。 5. 貸倒引当金は、 予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 し、 審議・報告を行っております。 破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者 (以下「破綻先」 という) に係る債 さらに、 与信管理の状況については、 総合企画室がチェックしております。 権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」 という) の債権については、直接減額 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、財務企画課において信用情報や時価の把握を 定期的に行うことで管理しております。 後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、 その残額を ②市場リスクの管理 計上しております。 また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと (ⅰ) 金利リスクの管理 認められる債務者に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収 当組合は、 ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 可能見込額を控除し、 その残額のうち債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上 しております。上記以外の債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々 市場リスク管理に関する規程において、 リスク管理方法や手続等の詳細を明記してお の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき引当てております。 り、理事会において決定された市場リスク管理方針に基づき、理事会において実施状況 全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力の下に資産査定室が資産査 の把握・確認、 今後の対応等の協議を行っております。 定を実施しており、 その査定結果により上記の引当を行っております。 日常的には財務企画課において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握し、 金利感応度分析等によりモニタリングを行い、 月次ベースで常務会・理事会に報告して 6. 賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、 おります。 当事業年度に帰属する額を計上しております。 (ⅱ) 価格変動リスクの管理 7. 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、 当事業年度末における退職給付債務及び 有価証券を含む市場運用商品の保有については、市場リスク管理方針に基づき、理事 年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。 なお、会計基準変更時差異 (220百万円) については、15年による按分額を費用処理しております。 会の監督の下、 市場リスク管理規程に従い行われております。 また、当組合は、複数事業主(信用組合等) により設立された企業年金制度(総合型厚生年金基 このうち、財務企画課では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額 の設定のほか、 継続的なモニタリングを通じて、 価格変動リスクの軽減を図っております。 金) を採用しております。 当該企業年金制度に関する事項は次のとおりです。 これらの情報は総合企画室を通じ、ALM委員会において定期的に報告されておりま (1) 制度全体の積立状況に関する事項 (平成27年3月31日現在) 年金資産の額 す。 384,802百万円 (ⅲ) 市場リスクに係る定量的情報 年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 327,959百万円 差引額 有価証券、預金、貸出金、預け金等について、期末後1年程度の金利の合理的な予想 56,842百万円 変動幅を用いた当面1年間の損益に与える影響額を、金利の変動リスクの管理にあたっ (2) 制度全体に占める当組合の掛金拠出割合 (平成27年3月31日現在) ての定量的分析に利用しております。金利以外のすべてのリスク変数が一定であること 0.716% を仮定し、平成28年3月31日現在、指標となる金利が100ベーシス・ポイント (1.0%) 低下し (3) 補足説明 上記 (1) の差引額の主な要因は、年間財政計算上の過去勤務債務残高△28,599百万円であ たものと想定した場合には、税引前当期純利益が283百万円増加するものと把握してお ります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間17年の元利均等償却であります。 り、同じく100ベーシス・ポイント上昇した場合においては、税引前当期純利益が283百万 円減少するものと把握しております。 なお、上記 (2) の割合は当組合の実際の負担割合とは一致しておりません。 なお、 当該影響額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその 8. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金 他のリスク変数との相関は考慮しておりません。 の支給見込額のうち、 当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 9. 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備える 当組合は、本部及び営業店の資金計画を通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手 ため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり必要と認める額を計上しております。 段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管 10. 偶発損失引当金は、信用保証協会の責任共有制度による負担金の将来における支出に備えるた 理しております。 め、将来の負担金支出見込額を計上しております。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 11. 消費税および地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 12. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 13. 有形固定資産の減価償却累計額 16百万円 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定 1,392百万円 された価額が含まれております。 当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用している ため、 異なる前提条件等によった場合、 当該価額が異なることもあります。 14. 貸出金のうち、 破綻先債権額は76百万円、延滞債権額は3,685百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由 なお、一部の金融商品については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を含めて開示 により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 しております。 (貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」 という。) のうち、法人税法施行令 22. 金融商品の時価等に関する事項 平成28年3月31日における貸借対照表計上額、 時価及びこれらの差額は、 次のとおりであります。 (昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定 なお、 時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、 次表には含めておりません。 する事由が生じている貸出金であります。 また、 重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支 援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 15. 貸出金のうち3か月以上延滞債権額は66百万円であります。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3か月以上遅延し ている貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 16. 貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は216百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、 利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金 で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないものであります。 17. 破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は4,044 百万円であります。 なお、14. から17. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 18. 手形割引により取得した銀行引受手形、 商業手形、 荷付為替手形の額面金額は、 235百万円であり ます。 (1) 預け金 (*1) (2) 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (3) 貸出金 (*1) 貸倒引当金 (*2) (単位:百万円) 貸借対照表 時 価 差 額 計 上 額 34,192 34,296 103 金融資産計 (1) 預金積金 (*1) 金融負債計 9,411 25,415 46,799 △1,430 45,368 114,387 115,207 115,207 10,602 25,415 1,191 - 47,184 117,498 115,273 115,273 1,815 3,110 66 66 (*1) 預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、 「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」 が含まれております。 19. 担保に提供している資産は、次のとおりであります。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 担保提供している資産 預け金 1,752百万円 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 上記のほか、 公金取扱いのために現金500千円を担保提供しております。 20. 出資1口当たりの純資産額は111円25銭です。 金融資産 (1) 預け金 21. 金融商品の状況に関する事項 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価 (1) 金融商品に対する取組方針 としております。満期のある預け金については、市場金利で割り引くことで現在価値を算定し、 当組合は、 預金業務、 融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っております。 当該現在価値を時価とみなしております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理 (ALM) を しております。 次ページへ➡ 14 ➡貸借対照表の注記・前ページより (2) 有価証券 債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、 【貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの】 公表されている基準価格によっております。 (3) 貸出金 貸出金は、以下の①~②の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引 株 債 式 券 国 債 地 方 債 社 債 外国証券 証券投資信託 合 計 当金を控除する方法により算定し、 その算出結果を簡便な方法により算出した時価に代わる 金額として記載しております。 ① 6か月以上延滞債権等、将来キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、 その貸借 対照表の貸出金勘定に計上している額 (貸倒引当金控除前の額) 。 ② ① 以外は、貸出金の種類ごとにキャッシュ・フローを作成し、元利金の合計額を市場金利 (LIBOR、SWAP等) で割り引いた価額を時価とみなしております。 貸借対照表 計 上 額 ─ 6,839 ─ 6,149 ─ 689 294 7,134 (単位:百万円) 取得原価 評価差額 ─ 6,851 ─ 6,151 ─ 700 327 7,178 ─ △11 ─ △1 ─ △10 △32 △43 (注) 1. 貸借対照表計上額は、 当事業年度末における市場価格等に基づく時価により計上したもの 金融負債 であります。 (1) 預金積金 2. なお、上記の評価差額に繰延税金負債112百万円を減少させた額300百万円が、 「その他有 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額 (帳簿価額) を時価とみなしており 価証券評価差額金」に含まれております。 ます。 定期預金の時価は、一定の金額帯および期間帯ごとに将来キャッシュ・フローを作成し、元利 3. その他有価証券で時価のあるもののうち、 当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく 金の合計額を一種類の市場金利(LIBOR、SWAP) で割り引いた価額を時価とみなしており 下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、 当 該時価をもって貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当該事業年度の損失として処理 ます。 (以下「減損処理」 という。) することとしておりますが、 当該事業年度における減損処理額は (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、金融商品の時価 ありません。 また、 時価が「著しく下落した」 と判断するための基準は以下のとおりであります。 情報には含まれておりません。 (1) 時価が取得原価と比較し50%以上下落した場合は減損対象とする。 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 8 区 分 非上場株式 (*1) (2) 時 価が取得原価と比較し30%以上50%未満下落した有価証券で格付機関の格付が 「BBB」以上の場合(但し外貨建有価証券は除く)又は過去1年間に30%未満の下落率 (*1) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることか ら時価開示の対象とはしておりません。 であったことがある場合以外は減損の対象とする。 24. 当期中に売却した満期保有目的の債券はありません。 23. 有価証券の時価、 評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 25. 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。 (1) 売買目的有価証券に区分した有価証券はありません。 (2) 満期保有目的の債券 売却額 857 【時価が貸借対照表計上額を超えるもの】 社 債 地 方 債 外 国 証 券 合 計 貸借対照表 計 上 額 3,298 2,998 2,820 9,117 (単位:百万円) 時 価 差 3,702 3,388 3,221 10,312 社 債 地 方 債 外 国 証 券 合 計 貸借対照表 計 上 額 ─ ─ 293 293 価 ─ ─ 289 289 差 (単位:百万円) 1 年 超 5 年 超 10 年 超 5 年 以 内 10 年 以 内 国 債 1,601 1,820 ─ 573 地 方 債 7,149 4,025 3,496 2,232 社 債 300 2,005 1,410 2,772 外 国 証 券 500 4,030 1,751 565 合 計 9,552 11,880 6,658 6,144 27. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた 1 年 以 内 (単位:百万円) 時 りであります。 【時価が貸借対照表計上額を超えないもの】 (単位:百万円) 売却損 ─ 26. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間毎の償還予定額は次のとお 額 403 390 401 1,195 売却益 59 額 ─ ─ △3 △3 場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを 約する契約であります。 これらの契約に係る融資未実行残高は3,315百万円であります。 このうち原 契約期間が1年以内のものが2,450百万円あります。 なお、 これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのもの が必ずしも当組合の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。 これらの契約の多く (注) 時価は当事業年度末における市場価格等に基づいております。 には、金融情勢の変化、債権の保全、 その他相当の事由があるときは、 当組合が実行申し込みを受 けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることが出来る旨の条件が付けられております。 また、 (3) その他有価証券 契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め 【貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの】 株 債 式 券 国 債 地 方 債 社 債 外国証券 証券投資信託 合 計 15 貸借対照表 計 上 額 ─ 17,985 3,994 7,754 3,190 3,044 295 18,280 定めている当組合内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保 (単位:百万円) 取得原価 評価差額 ─ 17,598 3,923 7,599 3,098 2,977 225 17,824 ─ 386 71 155 91 67 69 456 全上の措置等を講じております。 28. 繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因別の内訳は、 それぞれ以下のとおりであります。 繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 347百万円 貸出金償却損金算入限度額超過額 934百万円 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債 その他有価証券評価差額金 112百万円 その他 6百万円 繰延税金負債合計 118百万円 繰延税金負債の純額 74百万円 125百万円 1,406百万円 △1,362百万円 44百万円 経理・経営内容 損益計算書 科 目 常 収 益 資 金 運 用 収 益 貸 出 金 利 息 預 け 金 利 息 買入手形利息 コールローン利息 買 現 先 利 息 債券貸借取引受入利息 有価証券利息配当金 金利スワップ受入利息 その他の受入利息 役務取引等収益 受入為替手数料 その他の役務収益 その他業務収益 外国為替売買益 商品有価証券売買益 国債等債券売却益 国債等債券償還益 金融派生商品収益 その他の業務収益 その他経常収益 貸倒引当金戻入益 償却債権取立益 株式等売却益 金銭の信託運用益 その他の経常収益 経 常 費 用 資 金 調 達 費 用 預 金 利 息 給付補塡備金繰入額 譲渡性預金利息 借 用 金 利 息 売渡手形利息 コールマネー利息 売 現 先 利 息 債券貸借取引支払利息 コマーシャル・ペーパー利息 金利スワップ支払利息 その他の支払利息 役務取引等費用 支払為替手数料 その他の役務費用 その他業務費用 外国為替売買損 商品有価証券売買損 国債等債券売却損 国債等債券償還損 国債等債券償却 金融派生商品費用 その他の業務費用 経 費 人 件 費 物 件 費 税 金 その他経常費用 貸倒引当金繰入額 貸 出 金 償 却 株式等売却損 株 式 等 償 却 金銭の信託運用損 その他資産償却 その他の経常費用 経 常 利 益 経 (単位:千円) 平成26年度 1,769,835 1,512,515 1,116,201 60,375 ─ ─ ─ ─ 325,635 ─ 10,304 125,367 35,171 90,195 95,897 ─ ─ 67,416 1,091 ─ 27,389 36,054 9,315 2,201 4,774 ─ 19,763 1,640,661 78,829 78,614 215 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 171,110 17,315 153,794 8,719 ─ ─ ─ 8,621 ─ ─ 97 1,357,859 821,250 521,444 15,164 24,142 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 24,142 129,174 平成27年度 1,750,160 1,472,289 1,080,239 53,542 ─ ─ ─ ─ 328,202 ─ 10,304 141,183 34,618 106,564 27,366 ─ ─ 11,069 21 ─ 16,275 109,321 31,043 1,930 48,438 ─ 27,909 1,630,957 82,453 82,335 118 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 184,166 17,303 166,862 188 ─ ─ ─ 120 ─ ─ 67 1,352,198 830,229 500,463 21,505 11,951 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 11,951 119,202 科 目 別 利 益 固定資産処分益 負ののれん発生益 金融商品取引責任準備金取崩額 その他の特別利益 特 別 損 失 固定資産処分損 減 損 損 失 金融商品取引責任準備金繰入額 その他の特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法 人 税 等 調 整 額 法 人 税 等 合 計 当 期 純 利 益 繰越金(当期首残高) 当期未処分剰余金 特 平成26年度 59 59 ─ ─ ─ 1,638 1,000 7 ─ 630 127,595 9,785 12,874 22,660 104,935 244,607 349,543 平成27年度 ─ ─ ─ ─ ─ 698 694 4 ─ ─ 118,503 37,251 △1,671 35,580 82,923 282,526 365,450 (注) 1. 記載金額は、 千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 出資1口当たりの当期純利益 2円50銭 16 経理・経営内容 剰余金処分計算書 科 目 当期未処分剰余金 積 立 金 取 崩 額 剰 余 金 処 分 額 利 益 準 備 金 普通出資に対する配当金 優先出資に対する配当金 事業の利用分量に対する配当金 特 別 積 立 金 目 的 積 立 金 繰越金(当期末残高) (単位:千円) 平成26年度 平成27年度 349,543 365,450 ─ ─ 67,016 69,604 35,000 37,000 32,016 32,604 (年2%の割合) (年2%の割合) ─ ─ (─円につき─円の割合) (─円につき─円の割合) ─ ─ (─円につき─円の割合) (─円につき─円の割合) ─ ─ ─ ─ 282,526 295,845 粗利益 (単位:千円) 科 資 役 そ 業 業 目 資 金 運 用 収 益 資 金 調 達 費 用 金 運 用 収 支 役務取引等収益 役務取引等費用 務 取 引 等 収 支 その他業務収益 その他業務費用 の 他 業 務 収 支 務 粗 利 益 務 粗 利 益 率 平成26年度 1,512,515 78,829 1,433,686 125,367 171,110 △45,742 95,897 8,719 87,178 1,475,121 1.28 % 平成27年度 1,472,289 82,453 1,389,835 141,183 184,166 △42,983 27,366 188 27,178 1,374,030 1.18 % 業務粗利益 業務粗利益率= ×100 (注) 資金運用勘定計平均残高 経費の内訳 項 目 件 費 報酬給料手当 退職給付費用 そ の 他 物 件 費 事 務 費 固 定 資 産 費 事 業 費 人 事 厚 生 費 有形固定資産償却 無形固定資産償却 そ の 他 税 金 経 費 合 計 人 (単位:千円) 平成26年度 821,250 693,928 37,181 90,140 521,444 211,605 63,222 40,900 13,908 111,065 3,425 77,316 15,164 1,357,859 役務取引の状況 科 目 役務取引等収益 受入為替手数料 その他の受入手数料 その他の役務取引等収益 役務取引等費用 支払為替手数料 その他の支払手数料 その他の役務取引等費用 (単位:千円) 平成26年度 125,367 35,171 82,930 7,265 171,110 17,315 626 153,167 受取利息及び支払利息の増減 受 支 取 払 平成27年度 830,229 650,013 93,140 87,075 500,463 205,500 63,136 47,476 17,317 116,365 3,664 47,003 21,505 1,352,198 項 目 利 息 の 増 利 息 の 増 減 減 平成27年度 141,183 34,618 99,752 6,812 184,166 17,303 654 166,208 (単位:千円) 平成26年度 △81,387 △1,021 平成27年度 △40,226 3,624 資金運用勘定、調達勘定の平均残高等 科 目 資 金 運 用 勘 定 う ち 貸 出 金 う ち 預 け 金 う ち 有 価 証 券 資 金 調 達 勘 定 う ち 預 金 積 金 う ち 譲 渡 性 預 金 う ち 借 用 金 年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 26年度 27年度 平均残高 115,239 百万円 115,729 47,441 46,265 35,821 36,708 31,719 32,498 114,085 114,955 114,085 114,954 ─ ─ ─ ─ 利 息 1,512,515 千円 1,472,289 1,116,201 1,080,239 60,375 53,542 325,635 328,202 78,829 82,453 78,829 82,453 ─ ─ ─ ─ 利回り 1.31 % 1.27 2.35 2.33 0.16 0.14 1.02 1.00 0.06 0.07 0.06 0.07 ─ ─ ─ ─ 業 (単位:千円) 項 目 務 純 益 平成26年度 117,262 該当事項なし 先物取引:取引所に上場された定型商品で、将来の一定期日における価格を現時点に おいて売買する取引のこと。 平成27年度 21,832 オフバランス取引の状況 該当事項なし 総資産利益率 区 分 総 資 産 経 常 利 益 率 総 資 産 当 期 純 利 益 率 (単位:%) 平成26年度 0.10 0.08 平成27年度 0.10 0.06 経常 (当期純) 利益 ×100 (注) 総資産経常 (当期純) 利益率= 総資産 (債務保証見返を除く) 平均残高 総資金利鞘等 先物取引の時価情報 17 業務純益 区 分 資 金 運 用 利 回 (a) 資 金 調 達 原 価 率 (b) 資 金 利 鞘 (a-b) (単位:%) 平成26年度 1.31 1.25 0.06 平成27年度 1.27 1.24 0.03 経理・経営内容 自己資本の充実の状況 (単位:百万円) 項 目 平成26年度 経過措置による不算入額 平成27年度 経過措置による不算入額 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員勘定又は会員勘定の額 うち、 出資金及び資本剰余金の額 うち、 利益剰余金の額 うち、 外部流出予定額(△) うち、 上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、 一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、 適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の 額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額のうち、 コ ア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 3,257 1,620 1,668 32 ─ 48 48 ─ ─ 3,335 1,648 1,719 32 ─ 38 38 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 3,305 3,373 2 9 4 6 ─ 2 ─ ─ ─ ─ 5 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 9 ─ ─ ─ ─ 22 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 4 ─ ─ ─ ─ 7 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 6 ─ ─ ─ ─ 10 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 ─ ─ ─ ─ うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 ─ ─ ─ ─ うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額((イ)-(ロ)) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、 経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに 係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率((ハ)/(ニ)) ─ 8 ─ ─ 11 ─ うち、のれんに係るものの額 うち、 のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用協同組合連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10%基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る15%基準超過額 3,297 3,362 31,354 △268 34,966 △284 9 6 ─ 22 △301 ─ 2,785 ─ ─ 34,139 ─ 10 △301 ─ 2,675 ─ ─ 37,641 9.65% 8.93% (注) 自己資本比率の算出方法を定めた 「協同組合による金融事業に関する法律第六条第一項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用協同組合及び信用協同組合連合 会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準 (平成18年金融庁告示第22号)」に係る算式に基づき算出しております。 なお、 当組合 は国内基準を採用しております。 18 経理・経営内容 主要な経営指標の推移 区 分 経 常 収 益 経 常 利 益 当 期 純 損 益 預 金 積 金 残 高 貸 出 金 残 高 有 価 証 券 残 高 総 資 産 額 純 資 産 額 自己資本比率(単体) 出 資 総 額 出 資 総 口 数 出資に対する配当金 職 員 数 (単位:千円) 平成23年度 1,936,865 73,916 △201,809 112,487,868 46,733,039 44,793,838 115,922,963 2,958,938 9.18 1,506,135 30,122,704 29,185 124 平成24年度 1,923,575 217,267 140,149 113,020,350 46,041,744 44,236,509 116,673,246 3,191,430 9.34 1,542,136 30,842,730 30,388 122 % 口 人 % 口 人 平成25年度 1,900,797 253,636 91,608 113,373,751 47,279,172 44,315,897 117,068,707 3,281,171 9.56 1,592,435 31,848,708 31,636 116 % 口 人 平成26年度 1,769,835 129,174 104,935 113,799,781 47,372,620 40,373,714 117,717,124 3,491,040 9.65 1,620,354 32,407,096 32,016 114 % 口 人 平成27年度 1,750,160 119,202 82,923 115,207,103 46,799,590 34,834,854 119,384,573 3,668,404 8.93 1,648,623 32,972,464 32,604 112 % 口 人 (注) 1.残高計数は期末日現在のものです。 2. 「自己資本比率 (単体) 」 は、 平成18年金融庁告示第22号により算出しております。 有価証券の時価等情報 売買目的有価証券 該当事項なし 満期保有目的の債券 (単位:百万円) 平成26年度 種 類 時価が貸借対照表 計上額を超えるもの 国 地 短 社 そ 小 方 期 社 の 国 地 方 期 社 時価が貸借対照表計 短 上額を超えないもの 社 そ の 小 合 計 貸借対照表 計 上 額 時 価 平成27年度 差 額 貸借対照表 計 上 額 時 価 差 額 債 債 債 債 ─ 2,998 ─ 3,298 ─ 3,287 ─ 3,578 ─ 289 ─ 279 ─ 2,998 ─ 3,298 ─ 3,388 ─ 3,702 ─ 390 ─ 403 他 計 4,401 10,698 5,019 11,885 617 1,186 2,820 9,117 3,221 10,312 401 1,195 債 債 債 債 他 計 ─ ─ ─ ─ 290 290 10,989 ─ ─ ─ ─ 289 289 12,175 ─ ─ ─ ─ △0 △0 1,185 ─ ─ ─ ─ 293 293 9,411 ─ ─ ─ ─ 289 289 10,602 ─ ─ ─ ─ △3 △3 1,191 (注) 1. 時価は、 当事業年度末における市場価格等に基づいております。 2. 上記の 「その他」 は、 外国証券及び投資信託等です。 3. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で時価のあるもの 該当事項なし 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 非 上 合 場 株 計 式 平成26年度 貸借対照表計上額 8 8 (注) 非上場株式については、 市場価格がなく、 時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 19 (単位:百万円) 平成27年度 貸借対照表計上額 8 8 経理・経営内容 その他有価証券 (単位:百万円) 平成26年度 種 類 株 債 国 地 短 社 貸借対照表計上 額が取得原価を 超 え る も の そ 小 株 債 貸借対照表計上 額が取得原価を 超 え な い も の 合 方 期 社 の 国 地 短 社 方 期 社 そ の 小 計 貸借対照表 計 上 額 式 券 債 債 債 債 他 計 式 券 債 債 債 債 他 計 平成27年度 取得原価 差 額 貸借対照表 計 上 額 取得原価 差 額 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 13,221 4,910 5,883 ─ 2,428 1,952 15,174 ─ 14,201 12,006 1,496 ─ 698 ─ 14,201 29,375 13,100 4,902 5,799 ─ 2,398 1,773 14,874 ─ 14,223 12,024 1,499 ─ 699 ─ 14,223 29,098 120 7 83 ─ 29 178 299 ─ △21 △18 △2 ─ △1 ─ △21 277 14,940 3,994 7,754 ─ 3,190 3,340 18,280 ─ 6,149 ─ 6,149 ─ ─ 984 7,134 25,415 14,621 3,923 7,599 ─ 3,098 3,202 17,824 ─ 6,151 ─ 6,151 ─ ─ 1,027 7,178 25,002 318 71 155 ─ 91 137 456 ─ △1 ─ △1 ─ ─ △42 △43 412 (注) 1. 貸借対照表計上額は、 当事業年度末における市場価格等に基づいております。 2. 上記の 「その他」 は、 外国証券及び投資信託等です。 3. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 金 銭 の 信 託 運用目的の金銭の信託 該当事項なし 満期保有目的の金銭の信託 該当事項なし その他の金銭の信託 該当事項なし その他業務収益の内訳 項 目 外国為替売買益 商品有価証券売買益 国債等債券売却益 国債等債券償還益 金融派生商品収益 その他の業務収益 その他業務収益合計 (単位:百万円) 平成26年度 ─ ─ 67 1 ─ 27 95 1店舗当りの預金及び貸出金残高 区 分 1 店 舗 当りの 預 金 残 高 1 店 舗 当りの 貸 出 金 残 高 平成26年度末 12,644 5,263 (注) 預金残高には譲渡性預金を含んでおります。 平成27年度 ─ ─ 11 0 ─ 16 27 (単位:百万円) 平成27年度末 12,800 5,199 預貸率及び預証率 預 預 区 分 (期 末) 貸 率 (期中平均) (期 末) 証 率 (期中平均) (注) 1.預貸率= 2.預証率= 貸出金 預金積金+譲渡性預金 有価証券 預金積金+譲渡性預金 (単位:%) 平成26年度 41.62 41.58 35.47 27.80 ×100 ×100 職員1人当りの預金及び貸出金残高 区 分 職 員 1 人 当りの 預 金 残 高 職員1人当りの貸出金残高 平成27年度 40.62 40.24 30.23 28.27 平成26年度末 948 394 (単位:百万円) 平成27年度末 976 396 (注) 預金残高には譲渡性預金を含んでおります。 20 資 預金種目別平均残高 種 目 流 動 性 預 金 定 期 性 預 譲 渡 性 預 そ の 他 の 預 合 金 金 金 計 金 (単位:百万円、%) 平成26年度 構成比 金 額 構成比 44.7 52,920 46.1 個 63,069 ─ ─ 114,085 55.3 ─ ─ 100.0 62,033 ─ ─ 114,954 53.9 ─ ─ 100.0 法 手 貸 貸 貸 形 付 付 越 計 金 額 構成比 金 額 構成比 108,041 94.9 108,619 94.3 人 一 般 法 人 金 融 機 関 公 金 合 計 5,758 5,610 10 137 113,799 5.1 4.9 0.0 0.1 100.0 6,587 6,403 11 172 115,207 5.7 5.6 0.0 0.0 100.0 ■法人 /5.7% (単位:百万円) 平成26年度末 ─ 平成26年度 金 額 構成比 271 0.6 2,574 5.4 43,644 92.0 950 2.0 47,441 100.0 有価証券種類別平均残高 分 国 地 方 短 期 社 社 株 外 国 証 そ の 他 の 証 合 債 債 債 債 式 券 券 計 平成26年度 金 額 構成比 8,388 26.3 9,886 31.2 ─ ─ 5,913 18.7 8 0.0 7,156 22.6 365 1.2 31,719 100.0 (注) 当組合は、 商品有価証券を保有しておりません。 21 平成27年度末 人 平成27年度末 ─ ■個人/94.3% 定期預金種類別残高 (単位:百万円) 区 分 固 定 金 利 定 期 預 金 変 動 金 利 定 期 預 金 そ の 他 の 定 期 預 金 合 計 金 (単位:百万円、%) 平成27年度 金 額 構成比 223 0.5 2,686 5.8 42,499 91.9 855 1.8 46,265 100.0 運 (単位:百万円、%) 平成27年度 金 額 構成比 6,493 20.0 11,951 36.8 ─ ─ 6,396 19.7 8 0.0 7,210 22.2 438 1.3 32,498 100.0 平成26年度末 60,432 ─ ─ 60,432 平成27年度末 59,270 ─ ─ 59,270 用 有価証券種類別残存期間別残高 区 国 地 債 方 債 短 期 社 債 社 区 平成26年度末 分 ■定期性預金 /53.9% 貸出金種類別平均残高 引 形 書 座 (単位:百万円、%) 平成27年度末預金者別預金残高構成比 資 割 手 証 当 合 区 51,015 財形貯蓄残高 目 預金者別預金残高 金 額 ■流動性預金/46.1% 科 達 平成27年度 平成27年度預金種目別平均残高構成比 項 目 財 形 貯 蓄 残 高 調 株 債 式 外 国 証 券 その他の証券 合 計 (単位:百万円) 分 1年以内 1年超 5年以内 5年超 10年以内 平成26年度末 13,002 3,406 ─ 平成27年度末 1,601 1,820 ─ 573 平成26年度末 ─ 4,610 3,755 2,012 平成27年度末 7,149 4,025 3,496 2,232 平成26年度末 ─ ─ ─ ─ 平成27年度末 ─ ─ ─ ─ 平成26年度末 ─ 1,701 1,900 2,823 平成27年度末 300 2,005 1,410 2,772 平成26年度末 ─ ─ ─ ─ 10年超 507 平成27年度末 ─ ─ ─ ─ 平成26年度末 1,403 2,524 1,607 563 平成27年度末 500 4,030 1,751 565 平成26年度末 ─ ─ ─ ─ 平成27年度末 ─ ─ ─ ─ 平成26年度末 14,406 12,243 7,263 5,906 平成27年度末 9,552 11,880 6,658 6,144 資 担保種類別貸出金残高及び債務保証見返額 区 分 当組合預金積金 有 価 証 券 動 産 不 動 そ 産 の 他 小 計 信用保証協会・信用保険 保 証 金 額 金 (単位:百万円、%) 構成比 債務保証見返額 区 分 平成26年度末 平成27年度末 固 定 金 利 貸 出 18,226 17,542 ─ 変 動 金 利 貸 出 29,146 29,257 平成27年度末 平成26年度末 560 65 1.2 0.1 ─ ─ 合 47,372 46,799 平成27年度末 62 0.1 ─ 平成26年度末 134 0.3 ─ 平成27年度末 447 1.0 ─ 平成26年度末 10,944 23.1 ─ 平成27年度末 10,478 22.4 ─ 平成26年度末 ─ ─ 2 平成27年度末 ─ ─ 31 平成26年度末 11,715 24.7 2 平成27年度末 11,549 24.7 31 平成26年度末 23,844 50.3 ─ 平成27年度末 平成26年度末 6,503 3,741 13.9 7.9 ─ ─ 平成27年度末 20,318 43.4 ─ 平成26年度末 8,071 17.1 ─ 8,427 18.0 ─ 合 平成26年度末 計 平成27年度末 47,372 46,799 100.0 100.0 2 31 貸出金業種別残高・構成比 平成26年度末 金 額 構成比 5,096 21.4 18,746 78.6 23,843 100.0 区 分 消 費 者 ロ ー ン 住 宅 ロ ー ン 合 計 貸出金使途別残高 平成27年度 金 額 構成比 2,823 6.1 110 0.2 ─ ─ 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 15 3,098 0.0 6.5 16 3,404 0.0 7.3 電気、ガス、熱供給、水道業 情 報 通 信 業 171 45 0.4 0.1 228 64 0.5 0.1 運 輸 業 、郵 便 業 2,447 5.2 2,107 4.5 卸 売 業 、小 売 金 融 業 、保 険 不 動 産 物 品 賃 貸 業 業 業 業 2,297 1,206 1,824 39 4.8 2.5 3.9 0.1 2,276 1,205 1,656 49 4.9 2.6 3.5 0.1 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 163 361 669 0.3 0.8 1.4 172 340 625 0.4 0.7 1.3 生活関連サービス業、娯楽業 教 育 、学 習 支 援 業 医 療 、 福 祉 その他のサービス 701 33 49 2,118 1.5 0.1 0.1 4.5 551 28 39 2,053 1.2 0.1 0.1 4.4 そ の 他 の 産 業 小 計 国・地方公共団体等 29 17,929 5,599 0.1 37.8 11.8 61 17,814 5,114 0.1 38.1 10.9 個人(住宅・消費・納税資金等) 合 計 23,843 47,372 50.3 100.0 23,869 46,799 51.0 100.0 運 設 合 転 備 資 資 金 金 計 貸出金償却額 平成26年度 ─ 貸倒引当金の内訳 目 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 貸倒引当金合計 平成27年度末 金 額 構成比 5,401 22.6 18,468 77.4 23,869 100.0 平成27年度末 金 額 構成比 20,842 44.5 25,957 55.5 46,799 100.0 (単位:百万円) 項 目 貸 出 金 償 却 額 項 (単位:百万円、%) (単位:百万円、%) 平成26年度末 金 額 構成比 21,062 44.5 26,310 55.5 47,372 100.0 区 分 (単位:百万円、%) 平成26年度 金 額 構成比 2,527 5.3 126 0.3 ─ ─ 計 消費者ローン・住宅ローン残高 (注) 保証会社の保証付貸出については、 平成26年度までは 「信用保証協会・信用保険」 欄に 計上しておりましたが、 平成27年度より 「保証」 欄に計上しております。 製 造 業 農 業 、 林 業 漁 業 (単位:百万円) 1.2 平成27年度末 別 貸出金金利区分別残高 570 用 種 用 平成26年度末 信 業 運 平成26年度 期末残高 増減額 47 △16 1,544 △45 1,591 △61 平成27年度 ─ (単位:百万円) 平成27年度 期末残高 増減額 37 △9 1,393 △150 1,430 △160 (注) 当組合は、 特定海外債権を保有しておりませんので 「特定海外債権引当勘定」 に係る引 当は行っておりません。 (注) 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 22 経 営 内 容 金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額 区 分 (単位:百万円、%) 債権額 (A) 担保・保証等 (B) 貸倒引当金 (C) 保全額 (D)=(B) + (C) 保全率 (D)/(A) 貸倒引当金引当率 (C)/(A−B) 破 産 更 生 債 権 及 び 平成26年度 これらに準 ずる債 権 平成27年度 平成26年度 危 険 債 権 平成27年度 2,635 1,357 1,278 2,635 100.00 100.00 2,290 1,711 1,112 1,261 1,178 265 2,290 1,527 100.00 89.25 100.00 58.89 1,471 1,088 214 1,302 88.51 55.87 平成26年度 253 143 33 177 69.96 30.00 要 不 正 管 良 理 債 常 債 権 債 合 権 計 権 計 平成27年度 283 156 20 176 62.19 15.75 平成26年度 4,599 2,762 1,577 4,339 94.35 85.85 平成27年度 4,045 2,357 1,413 3,770 93.20 83.71 平成26年度 42,814 平成27年度 42,822 平成26年度 47,414 平成27年度 46,868 (注) 1. 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 とは、 破産手続開始、 更生手続開始、 再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる 債権です。 2. 「危険債権」 とは、 債務者が経営破綻の状態には至っていないが、 財政状態及び経営成績が悪化し、 契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権で す。 「要管理債権」 とは、 「3か月以上延滞債権」 及び 「貸出条件緩和債権」 に該当する貸出債権です。 3. 「正常債権」 とは、 債務者の財政状態及び経営成績に問題がない債権で、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」 「 、危険債権」 「 、要管理債権」 以外の債権です。 4. 5. 「担保・保証等 (B) 」 は、 自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 6. 「貸倒引当金 (C) 」 は、 「正常債権」 に対する一般貸倒引当金を控除した貸倒引当金です。 7. 金額は決算後 (償却後) の計数です。 リスク管理債権及び同債権に対する保全額 区 分 破 延 綻 滞 先 債 債 権 権 3か月以上延滞債権 残高 (A) 245 担保・保証額 (B) 245 貸倒引当金(C) 保全率 (B+C)/(A) ─ 100.00 100.00 平成27年度 76 58 17 平成26年度 4,098 2,370 1,544 95.51 平成27年度 3,685 2,140 1,375 95.39 平成26年度 73 73 0 100.00 平成27年度 66 66 0 100.00 51.96 平成26年度 179 70 23 平成27年度 216 90 15 48.61 平成26年度 計 平成27年度 4,598 4,044 2,760 2,356 1,567 1,408 94.11 93.08 貸出条件緩和債権 合 平成26年度 (単位:百万円、%) (注) 1. 「破綻先債権」 とは、 元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな かった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。 以下 「未収利息不計上貸出金」 という。 ) のうち、 ①会社更生法又は、 金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手 続開始の申立てがあった債務者、 ②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者、 ③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者、 ④会社法の規 定による特別清算開始の申立てがあった債務者、 ⑤手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、 等に対する貸出金です。 2. 「延滞債権」 とは、 上記1. 及び債務者の経営再建又は支援 (以下 「経営再建等」 という。 ) を図ることを目的として利息の支払いを猶予したもの以外の未収利息不計上貸出金です。 3. 「3か月以上延滞債権」 とは、 元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3か月以上延滞している貸出金 (上記1. 及び2. を除く) です。 4. 「貸出条件緩和債権」 とは、 債務者の経営再建等を図ることを目的として、 金利の減免、 利息の支払猶予、 元本の返済猶予、 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出 金 (上記1. ~3. を除く) です。 「担保・保証額 (B) 」 は、 自己査定に基づく担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額です。 5. 6. 「貸倒引当金 (C) 」 は、 リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引き当てた金額を記載しており、 リスク管理債権以外の貸出金等に対する貸倒引当金は含まれておりません。 7. 「保全率 (B+C) / (A) 」 はリスク管理債権ごとの残高に対し、 担保・保証、 貸倒引当金を設定している割合です。 8. これらの開示額は、 担保処分による回収見込額、 保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、 全てが損失となるもので はありません。 23 経 営 法令遵守の態勢 ●法令遵守態勢 自由、公正かつ国際的な金融市場を目指した金融システム改革が進められるな か、金融機関にはこれまで以上に社会規範も含めた法令遵守による公正で透明な 企業活動がもとめられています。 こうした法令遵守に対する社会的要請が強まるなか、当組合では従来以上に厳 正なコンプライアンスに取組むため、本部・営業店にコンプライアンス委員を配置し 全役職員が高い倫理観を持って業務に当たるとともに、 コンプライアンス意識の徹 底に努めております。 また、個人情報の保護に関して当組合は、 その重要性に鑑み個人情報の保護 に関する法律等の関係法令等を遵守し、 お客様の情報を厳格に管理するよう組織 的に対応しております。 今後もあらゆる機会を捉え、法令などの遵守はもとよりあらゆるルールを厳格に 守ったうえで、 より高い倫理観を持った企業文化・風土の醸成に努めて参ります。 ●「反社会的勢力による被害の防止」基本方針 当組合は、金融機関として公共の信頼を維持し、業務の適切性及び健全性の 確保、 さらに、当組合自身や役職員のみならず、組合員、取引先が被害を受けること を防止するために、断固たる態度で反社会的勢力との関係を遮断し、排除に向け 決して屈することなく法令等に則して対応してゆきます。 ※詳細な内容につきましては、当組合ホームページをご覧ください。 http://www.saitamashinkumi.co.jp/ ●「利益相反管理方針」基本方針 当組合は、法令、諸規則、諸規程を遵守し、誠実かつ公正に事業を遂行し、当 組合の商品・サービスを利用し又は利用しようとされる方 (以下、 「お客様」 といいま す。) の正当な利益の確保及びその利便性の向上を図り、 もってお客様からの信頼 を確保するために継続的に取り組みます。 ※詳細な内容につきましては、当組合ホームページをご覧ください。 http://www.saitamashinkumi.co.jp/ ●「金融円滑化」管理方針 当組合は、公共的使命を全うするため、地域社会・地域経済の発展に貢献する ことを経営理念に掲げ、創意と工夫を活かして、組合員や地域社会の期待・信頼 に応え、適切な情報開示を行うとともに、組合員の皆様との対話により金融の円滑 化に取組んでおります。 中小企業金融円滑化法は、平成25年3月31日に期限が到来致しましたが、同法 の期限到来後においても、当組合のお客様に対する方針が変ることはありません。 今後も、 「金融円滑化管理方針」 に基づき、全職員が一層の金融の円滑化に取 り組んでまいります。 ※詳細な内容につきましては、当組合ホームページをご覧ください。 http://www.saitamashinkumi.co.jp/ 苦情処理措置及び紛争解決措置の内容 ●苦情処理措置 ご契約内容や商品に関する苦情等は、 お取引のある営業店または管理部 総務課にお申し出ください。 【埼玉信用組合 管理部総務課】 受 付 日:月曜日∼金曜日 (祝日および信用組合の休業日は除く) 受 付 時 間:午前9時∼午後5時 電 話:0495−72−3511 なお、苦情等対応手続については、別途リーフレットを用意しておりますので お申し付けいただくか、当組合ホームページをご覧ください。 ホームページアドレス http://www.saitamashinkumi.co.jp/ ●紛争解決措置 東京弁護士会 紛争解決センター (電話:03−3581−0031) 第一東京弁護士会 仲裁センター (電話:03−3595−8588) 第二東京弁護士会 仲裁センター (電話:03−3581−2249) で紛争の解決を図ることも可能ですので、 ご利用を希望されるお客さまは、上 記埼玉信用組合管理部総務課または下記しんくみ相談所にお申し出くださ い。 またお客様から各弁護士会に直接お申し出いただくことも可能です。なお、 前記弁護士会の仲裁センター等は、東京都以外の各地のお客さまもご利用い ただけます。 仲裁センター等では、東京以外の地域の方々からの申立について、当事者 の希望を聞いたうえで、 アクセスに便利な地域で手続を進める方法もあります。 ①移管調停:東京以外の弁護士会の仲裁センター等に事件を移管する。 ②現地調停:東京の弁護士会の斡旋人と東京以外の弁護士会の斡旋人 が、弁護士会所在地と東京を結ぶテレビ会議システム等によ り、共同して解決に当る。 ※移管調停、現地調停は全国の弁護士会で実施している訳ではありません のでご注意ください。具体的内容は仲裁センター等にご照会ください。 【一般社団法人 全国信用組合中央協会 しんくみ相談所】 受 付 日:月曜日∼金曜日 (祝日および協会の休業日は除く) 受 付 時 間:午前9時∼午後5時 電 話:03−3567−2456 住 所:〒104−0031 東京都中央区京橋1−9−1 (全国信用組合会館内) 保険商品に関する苦情等は「生命保険相談所」、 「そんぽADRセンター」でも受付 をしております。詳しくはそれぞれの団体へご照会ください。 生命保険相談所 (一般社団法人生命保険協会) (03−3286−2648) そんぽADRセンター (一般社団法人日本損害保険協会) (0570−022808) 内 容 報酬体系について ●対象役員 当組合では、理事全員及び監事全員 (非常勤を含む) の報酬体系を開示してお ります。対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として支払う 「基本報酬」、 在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支払う 「退職慰労 金」 で構成されております。 (1) 報酬体系の概要 【基本報酬】 非常勤を含む全役員の基本報酬につきましては、総代会において、理事全 員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定しております。 そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位等を勘案し、当組合 の理事会において決定しております。 また、各監事の基本報酬額につきまして は、監事の協議により決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に 総代会で承認を得た後、支払っております。 なお、 当組合では、 全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、 主と して決定方法、決定時期並びに支払時期を規程で定めております。 (2) 役員に対する報酬 区 分 理 事 監 事 合 計 当期中の報酬支払額 67,408 12,031 79,439 (単位:千円) 総会等で定められた報酬限度額 70,000 15,000 85,000 注1. 上記は、協同組合による金融事業に関する法律施行規則第15条別紙様 式第4号「附属明細書」 における役員に対する報酬です。 2. 支払人数は、理事8名、監事3名です。 3. 上記以外に支払った役員賞与金及び役員退職慰労金はありません。 (3) その他 「協同組合による金融事業に関する法律施行規則第69条第1項6号等の規 定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用協同組合等の業務の運営又 は財産の状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるもの を定める件」 (平成24年3月29日付金融庁告示第23号) 第3条第1項第3号及 び第5号に該当する事項はありません。 ●対象職員等 当組合における報酬体系の開示対象となる 「対象職員等」 は、当組合の職員で 対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、当組合の業 務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。 なお、平成27年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。 注1. 対象職員等には、期中に退職した者も含めております。 2. 「同等額」 は、平成27年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としてお ります。 3. 当組合の職員の給与、 賞与及び退職金は当組合における 「賃金規程」及び 「退職金規程」 に基づき支払っております。 なお、当組合は、非営利・相互扶助の協同組合組織の金融機関であり、業 績連動型の報酬体系を取り入れた自社の利益を上げることや株価を上げる ことに動機づけされた報酬となっていないため、職員が過度なリスクテイクを 引き起こす報酬体系はありません。 24 経 営 内 容 リスク管理態勢 ─ 定 性 的 事 項 ─ ・自己資本調達手段の概要 ・オペレーショナル・リスクに関する事項 ・自己資本の充実度に関する評価方法の概要 ・協同組合による金融事業に関する法律施行令(昭和五十七年政令第 四十四号) 第三条第五項第三号に規定する出資その他これに類するエ クスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及 び手続の概要 ・金利リスクに関する事項 ・信用リスクに関する事項 ・信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 ・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリス ク管理の方針及び手続の概要…該当事項なし ・証券化エクスポージャーに関する事項 ●自己資本調達手段の概要 発 行 主 体 埼玉信用組合 資 本 調 達 手 段 の 種 類 普通出資 コア資本に係る基礎項目の額に算入された額 1,648百万円 (注) 当組合の自己資本は、 出資金及び利益剰余金等により構成されております。 ●自己資本の充実度に関する評価方法の概要 自己資本の充実度に関しまして、 自己資本比率は国内基準である4%を上回っており、 経営の健全性・安全性を充分保っております。 一方、 将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる中期経営計画に基づいた業務推進を通じ、 そこから得られる利益による資本の積上げを第一義 的な施策としております。 また、平成19年度より 「資本計画」 を策定し、 より具体的に資本の拡充を図るよう経営方針の中に加え、重要な項目として組織全体で 取組んで参ります。 ●信用リスクに関する事項 リスク の 説 明 及びリスク管理の方針 管 理 態 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、 当組合が損失を受けるリスクをいいます。 当組合では、信用リスクを当組合が管理すべき最重要のリスクであるとの認識のうえ、与信業務の基本的理念や手続等を明示した 「クレジットポリシー」 を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を 勢 「信用リスク管理方針」 評 価 ・ 計 測 構築しています。 信用リスクの評価・計測は、小口多数取引の推進によるリスク分散のほか、 与信ポートフォリオ管理として、 信用格付別や自己査定によ る債務者区分別、業種別、 さらには与信集中によるリスクの抑制のため大口与信先の管理など、 さまざまな角度からの分析に注力してお ります。 ■貸倒引当金の計算基準 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 「銀行等金融機関の資産の自己査定に係る内部統制の検証並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」 (日本公認会計士協会・銀行 等監査特別委員会報告第4号) に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における 各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき引当てております。破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から担保の 処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を引当てております。 なお、 それぞれの結果については、監査法人の監査を受けるなど、適 正な計上に努めております。 ■リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 リスク・ウェイ トの判定に使用する適格格付機関は以下の4つの機関を採用しております。尚、使用するエクスポージャーは市場信用リスクエクスポージャーの みであります。 また、種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりません。 (株) 日本格付投資情報センター (R&I) (株) 日本格付研究所 (JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシズ (S&P) ■エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称 該当事項なし ■信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要 信用リスク削減手法とは、 当組合が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には、貸出金エクスポージャーは預金担保、有価証券エク スポージャーは保証が該当します。 当組合では融資の取上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、 さまざまな角度から可否を判断しており、担保や保証に よる保全措置はあくまでも補完的な位置づけとして認識しております。従って担保又は保証に過度に依存しないような融資の取上げ姿勢に徹しております。但 し、与信審査の結果、担保又は保証が必要な場合にはお客様への十分な説明とご理解を頂いた上で、 ご契約いただくなど適切な取扱いにつとめております。 その手続きについては当組合が定める融資事務取扱要領等により、 適切な事務取扱いを行っております。 また、有価証券投資に際しては、年度運用方針を策定し、 その基本方針として「リスクの低減」、 「リスクアセットの抑制」等信用リスクの削減に関する方針を 掲げております。実際に投資を行うにあたっては、方針に沿って国債・地方債・政府保証債等公共債を優先的に投資対象とするなど、信用リスクの縮減に努 めております。 尚、 保証に関する信用度の評価については、適格格付機関が付与している格付により判定しております。 ■派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要 該当事項なし 25 経 営 内 容 ●証券化エクスポージャーに関する事項 該当事項なし ●オペレーショナル・リスクに関する事項 リスク の 説 明 及びリスク管理の方針 オペレーショナルリスクとは金融機関の業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること又は外生的な事象により被るリ スクをいいます。 管 当組合ではオペレーショナルリスクについて、 事務リスク、 システムリスク、 法務リスク、 人的リスク、 風評リスク等の各リスクを含む幅広いリス クと考え、 管理態勢や管理手法に関するリスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、 リスクを認識し、 また評価しております。 理 態 勢 評 価 ・ 計 測 リスクの計測に関しましては、基礎的手法を採用することとし、 態勢を整備しております。 ■オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称 当組合は基礎的手法を採用しております。 ●出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要に関する事項 リスク の 説 明 及びリスク管理の方針 株式や関係団体への出資等が、相場の変動やその発行会社の倒産などにより損失を被るリスクをいいます。 管 出資等又は株式エクスポージャーにあたるものは、上場株式、非上場株式、株式関連投資信託、関係団体への出資金、 その他有限 責任事業組合への出資が該当します。 そのうち、上場株式、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価によって把握するとともに、定期的なモニタリング を実施し、経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。 また、 関連会社出資金、 非上場株式、 有限責任事業組合への出資金については、 財務諸表や運用報告書をもとに実質価額相当額 で評価するなど、適切な処理を行っております。 なお、 当該取引にかかる会計処理については、 当組合が定める 「資金運用規程」や日本公認会計士協会の「金融商品会計に関す る実務指針」等により、適切な処理を行っております。 理 態 勢 評 価 ・ 計 測 時価評価によるモニタリングを実施しております。 ●金利リスクに関する事項 リスク の 説 明 及びリスク管理の方針 金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動するこ とにより、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。 管 勢 当組合は、経営層を構成員としたALM委員会を毎月実施しており、金利リスクのモニタリング・分析を行い、 リスクの縮減に向けた討 議・検討を行うなど、資産・負債の最適化に努めております。 評 価 ・ 計 測 当組合は、信用組合業界で構築したSKC-ALMシステムを用いて、BPVやVaR法、 パーセンタイル値など、 リスクの定量化分析を行っ ております。 理 態 ■内部管理上使用した金利リスクの算定手法の概要 当組合はパーセンタイル値により算定しております。パーセンタイル値とは、1年前の営業日との金利変動幅を最低5年分算出し、 そのデータのうち最も上昇し た数値から最も下降した順番に並び替えます。 そして並び替えたデータのうち1パーセンタイルと99パーセンタイルに当たる部分を取り出し、 その金利変動幅からリ スクを算定した数値であります。 (単位:百万円) 金利リスクに関して内部管理上使用した金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 平成26年度 △448 平成27年度 △420 (注) 金利リスクは、 金融機関の保有する資産・負債のうち、 市場金利に影響を受けるもの (例えば、 貸出金、 有価証券、 預金等) が、 金利ショックにより発生するリスク量を 見るものです。 当組合では、 金利ショックをパーセンタイル値として金利リスクを算出しております。 26 経 営 内 容 資 料 編 リスク管理態勢 ─ 定 量 的 事 項 ─ ・自己資本の構成に関する開示事項…自己資本の充実の状況P.18をご参照ください ・自己資本の充実度に関する事項 ・信用リスク (信用リスク・アセットのみなし計算が適用されるエクスポージャー及び証券化エクスポージャーを除く。) に関する事項 ・信用リスク削減手法に関する事項 ・派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項…該当事項なし ・証券化エクスポージャーに関する事項 ・出資等又は株式等エクスポージャーに関する事項 ・信用リスク・アセットのみなし計算が適用されるエクスポージャーの額…該当事項なし ・金利リスクに関して信用協同組合等が内部管理上使用した金利ショックに対する損益又は経済的価値の増減額…P.26をご参照ください ●自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成26年度 リスク・アセット 所要自己資本額 イ.信 用リスク・アセット、所 要自己 資 本 の 額 合計 ①標準的手法が適用されるポートフォリオ ごとのエクスポージャー (ⅰ) ソブリン向け (ⅱ) 金融機関向け (ⅲ) 法人等向け (ⅳ) 中小企業等・個人向け (ⅴ) 抵当権付住宅ローン (ⅵ) 不動産取得等事業向け (ⅶ) 3か月以上延滞等 (ⅷ) 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー (ⅸ) 他 の金融機関等の対象資本調達 手段のうち対象普通出資等に該 当するもの以外のものに係るエ クスポージャー 信 用協同組合連合会の対象普通 (ⅹ) 出資等であってコア資本に係る 調整項目の額に算入されなかっ た部分に係るエクスポージャー (ⅺ) その他 ②証券化エクスポージャー ③経過措置によりリスク・アセットの額に 算入されるものの額 ④他の金融機関等の対象資本調達手段に 係るエクスポージャーに係る経過措置 によりリスク・アセットの額に算入され なかったものの額 ⑤ CVA リスク相当額を 8%で除して得た額 ⑥中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク ハ. 単体総所要自己資本額(イ+ロ) 平成27年度 リスク・アセット 所要自己資本額 31,354 1,254 34,966 1,398 31,354 1,254 29,814 1,192 951 7,175 2,058 10,675 4,288 1,296 442 8 38 287 82 427 171 51 17 0 852 8,813 3,313 11,316 3,941 1,212 355 9 34 352 132 452 157 48 14 0 4,456 ─ 178 ─ 5,152 ─ 206 ─ 2,785 34,139 111 1,365 2,675 37,641 107 1,505 (注) 1. 所要自己資本の額=リスク・アセットの額×4% 2. 「エクスポージャー」 とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」 とは、 中央政府、 中央銀行、 地方公共団体、 地方公共団体金融機構、 我が国の政府関係機関、 土地開発公社、 地方住宅供給公社、 地方道路公社、 外国の中央政 府以外の公共部門 (当該国内においてソブリン扱いになっているもの) 、 国際開発銀行、 国際決済銀行、 国際通貨基金、 欧州中央銀行、 欧州共同体、 信用保証協会等の ことです。 4. 「3か月以上延滞等」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び 「ソブリン向け」 「 、金融機関及 び第一種金融商品取引業者向け」 「 、法人等向け」 においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。 5. 「その他」 とは、 (i) ~ (ⅹ) に区分されないエクスポージャーです。 具体的には有形固定資産、 その他の資産等が含まれます。 6. オペレーショナル・リスクは、 当組合は基礎的手法を採用しています。 〈オペレーショナル・リスク (基礎的手法) の算定方法〉 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 27 7. 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 経 営 内 容 信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) ●信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 (地域別・業種別・残存期間別) (単位:百万円) エクスポージャー区分 信用リスクエクスポージャー期末残高 貸出金、コミットメント 及びそ の 他 のデリバ ティブ 以 外 の オ フ・ バランス取引 債 券 デリバティブ取引 3か月以上延滞 エクスポージャー 地域区分 業種区分 期間区分 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 国 内 84,842 77,538 51,122 50,150 33,720 27,387 ─ ─ 555 428 国 外 6,099 6,848 ─ ─ 6,099 6,848 ─ ─ ─ ─ 地 域 別 合 計 90,941 84,386 51,122 50,150 39,819 34,235 ─ ─ 555 428 製 造 業 2,527 2,823 2,527 2,823 ─ ─ ─ ─ 4 2 農 業 、 林 業 126 110 126 110 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 漁 業 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 鉱 業 、採 石 業 、砂 利 採 取 業 15 16 15 16 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 建 設 業 3,098 3,404 3,098 3,404 ─ ─ ─ ─ 217 66 電気、ガス、熱供給、水道業 171 228 171 228 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 情 報 通 信 業 45 64 45 64 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 運 輸 業 、 郵 便 業 2,447 2,107 2,447 2,107 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 卸 売 業 、 小 売 業 2,297 2,276 2,297 2,276 ─ ─ ─ ─ 29 105 金 融 業 、 保 険 業 1,206 1,205 1,206 1,205 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 不 動 産 業 1,824 1,656 1,824 1,656 ─ ─ ─ ─ 0 ─ 物 品 賃 貸 業 39 49 39 49 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 学術研究、専門・技術サービス業 163 172 163 172 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 宿 泊 業 361 340 361 340 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 飲 食 業 669 625 669 625 ─ ─ ─ ─ 27 21 生活関連サービス業、娯楽業 701 551 701 551 ─ ─ ─ ─ 31 0 教 育 、学 習 支 援 業 33 28 33 28 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 医 療 、 福 祉 49 39 49 39 ─ ─ ─ ─ ─ ─ そ の 他 の サ ー ビ ス 2,118 2,053 2,118 2,053 ─ ─ ─ ─ 104 90 そ の 他 の 産 業 29 61 29 61 ─ ─ ─ ─ ─ ─ 国 ・ 地 方 公 共 団 体 等 39,320 32,502 5,599 5,114 33,720 27,387 ─ ─ ─ ─ 個 人 27,593 27,221 27,593 27,221 ─ ─ ─ ─ 140 142 そ の 他 6,099 6,848 ─ ─ 6,099 6,848 ─ ─ ─ ─ 業 種 別 合 計 90,941 84,386 51,122 50,150 39,819 34,235 ─ ─ 555 428 1 年 以 下 41,142 36,596 26,735 27,043 14,406 9,552 ─ ─ 1 年 超 3 年 以 下 12,850 11,861 6,343 6,137 6,506 5,723 ─ ─ 3 年 超 5 年 以 下 10,817 10,758 5,080 4,600 5,736 ─ ─ 6,157 5 年 超 7 年 以 下 6,530 6,460 2,501 2,081 4,028 4,379 ─ ─ 7 年 超 1 0 年 以 下 6,495 6,171 3,260 3,892 3,234 2,279 ─ ─ 10 年 超 8,811 8,688 2,904 2,544 5,906 6,144 ─ ─ 期間の定めのないもの 545 499 545 499 ─ ─ ─ ─ そ の 他 3,749 3,351 3,749 3,351 ─ ─ ─ ─ 残 存 期 間 別 合 計 90,941 84,386 51,122 50,150 39,819 34,235 ─ ─ (注) 1「 .貸出金、 コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」 とは、 貸出金の期末残高の他、 当座貸越等のコミットメントの与信相当額、 デリバ ティブ取引を除くオフ・バランス取引の与信相当額の合計額です。 2. 「3か月以上延滞エクスポージャー」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3か月以上延滞している者に係るエクスポージャーのことです。 3. 上記の 「その他」 は、 裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分や期間区分に分類することが困難なエクスポー ジャーです。 具体的にはコミットメント等が含まれます。 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 4. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 5. ●一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 当組合では、 自己資本比率算定にあたり、投資損失引当金・偶発損失引当金を一般貸倒引当金あるいは個別貸倒引当金と同様のものとして取扱っておりますが、P.22の 「一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額」及び次頁の「業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等」には当該引当金の金額は含めて おりません。 28 経 営 内 容 ●業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 業 種 別 製 造 業 農 業 、 林 業 漁 業 鉱 業 、採 石 業 、砂 利 採 取 業 建 設 業 電気、ガス、熱供給、水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、 郵 便 業 卸 売 業 、 小 売 業 金 融 業 、 保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教 育 、学 習 支 援 業 医 療 、 福 祉 そ の 他 の サ ー ビ ス そ の 他 の 産 業 国・地 方 公 共 団 体 等 個 人 合 計 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期首残高 当期増加額 期末残高 目的使用 その他 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 55 36 36 37 26 ─ 29 36 36 37 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 174 207 207 209 ─ ─ 174 207 207 209 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 9 1 1 ─ ─ ─ 9 1 1 ─ ─ ─ 300 287 287 277 ─ ─ 300 287 287 277 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 366 332 332 335 17 ─ 348 332 332 335 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 70 68 68 67 ─ ─ 70 68 68 67 ─ ─ 16 15 15 23 ─ ─ 16 15 15 23 ─ ─ 210 234 234 104 ─ 121 210 113 234 104 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 134 107 107 91 1 6 133 100 107 91 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 249 250 250 247 6 1 242 249 250 247 ─ ─ 1,589 1,544 1,544 1,393 52 129 1,536 1,414 1,544 1,393 ─ ─ (注) 1. 当組合は、 国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」 の区分は省略しております。 2. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 ●リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) エクスポージャーの額 告示で定めるリスク・ウェイト区分(%) 平成26年度 格付適用有り 格付適用無し 1,374 39,521 ─ 9,521 3,356 31,264 ─ 12,269 290 929 ─ 14,692 ─ 7,630 ─ 136 ─ 251 ─ ─ 5,021 116,218 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1,250% 合 計 平成27年度 格付適用有り 格付適用無し 1,376 32,266 ─ 8,316 4,343 38,040 ─ 11,277 293 967 ─ 15,517 ─ 9,640 ─ 44 ─ 248 ─ ─ 6,013 116,319 (注) 1. 格付は、 適格格付機関が付与しているものに限ります。 2. エクスポージャーは、 信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 3. コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を除く) 、 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりま せん。 信用リスク削減手法に関する事項 ●信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー (単位:百万円) 適格金融資産担保 保 証 平成26年度 平成27年度 平成26年度 平成27年度 531 521 724 726 クレジット・デリバティブ 平成26年度 平成27年度 (注) 1. 当組合は、 適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 2. 上記 「保証」 には、 告示 (平成18年金融庁告示第22号) 第45条 (信用保証協会、 農業信用基金協会、 漁業信用基金協会により保証されたエクスポージャー) 、 第46条 (株 式会社地域経済活性化支援機構等により保証されたエクスポージャー) を含みません。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 該当事項なし 29 経 営 内 容 証券化エクスポージャーに関する事項 ●オリジネーターの場合 (信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項) 該当事項なし ●投資家の場合 (信用リスク・アセットの算出対象となる証券化エクスポージャーに関する事項) 該当事項なし 出資等エクスポージャーに関する事項 ●貸借対照表計上額及び時価等 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 449 105 554 区 分 上 非 合 場 上 株 場 式 式 株 等 等 計 時 価 449 105 554 平成27年度 貸借対照表計上額 341 257 598 時 価 341 257 598 (注) 投資信託等の複数の資産を裏付とするエクスポージャー (いわゆるファンド) のうち、 上場・非上場の確認が困難なエクスポージャーについては、 非上場株式等に含 めて記載しています。 ●出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 売 売 償 却 却 (単位:百万円) 平成26年度 4 ─ ─ 益 損 却 平成27年度 48 ─ ─ (注) 損益計算書における損益の額を記載しております。 ●貸借対照表で認識され、 かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 評 価 損 (単位:百万円) 平成26年度 277 益 平成27年度 412 (注) 1. 「貸借対照表で認識され、 かつ、 損益計算書で認識されない評価損益の額」 とは、 その他有価証券の評価損益です。 2.平成26年度の計数に錯誤があったため、 正しい計数に修正致しました。 ●貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 評 価 損 (単位:百万円) 平成26年度 ─ 益 平成27年度 ─ (注) 「貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額」 とは、 子会社株式及び関連会社の評価損益です。 国 際 業 務 証 外国為替取扱高 券 業 務 公共債引受額 該当事項なし 該当事項なし 外貨建資産残高 公共債窓販実績 (単位:百万円) 項 目 国 債・そ の 他 公 共 債 該当事項なし 平成26年度 26 平成27年度 18 そ の 他 業 務 代理貸付残高の内訳 区 分 全国信用協同組合連合会 株式会社商工組合中央金庫 株式会社日本政策金融公庫 独立行政法人住宅金融支援機構 独立行政法人勤労者退職金共済機構 独立行政法人 福祉医療機構 そ の 他 合 計 (単位:百万円) 平成26年度末 ─ ─ ─ 840 ─ 66 ─ 906 平成27年度末 29 ─ ─ 714 ─ 64 ─ 807 平成年度末公庫・事業団等別貸出残高構成比 ■独立行政法人 福祉医療機構 % ■全国信用協同組合連合会 % ■独立行政法人 住宅金融支援機構 % 30 そ の 他 業 務 手数料一覧 (平成28年3月31日現在) 振 込 送金 代金取立 その他 繰上返済手数料 小切手等の入金 その他の手 数 料 両替手数料 ・硬貨入金手数料 種 類 料 金 新規設定 (1設定) 43,200 円 極度額増額(1設定) 32,400 円 当初契約と一体となる条件履 5,400 円 物件追加 行のための追加設定 一般貸付 (1設定) 上記以外の追加設定 21,600 円 債務者変更(1設定) 21,600 円 上記以外 無料 新規設定(1設定) 21,600 円 極度額増額(1設定) 10,800 円 当初契約と一体となる条件履 5,400 円 住宅ローン・ 物件追加 行のための追加設定 非事業性資金(1設定) 上記以外の追加設定 10,800 円 債務者変更(1設定) 21,600 円 上記以外 無料 太陽光発電に係る譲渡担保設定手数料 54,000 円 住宅ローン (1回あたり) 5,400 円 一般貸付・アパートローン (1回あたり) 5,400 円 その他のローン 無料 (変動金利期間中)借入後 3年以内 5,400 円 (変動金利期間中)借入後 3年超5年以内 3,240 円 期日前完済 (変動金利期間中)借入後 5年超7年以内 2,160 円 手 数 料 (変動金利期間中)借入後 7年超 無料 住宅ローン (固定金利適用中)借入後年数に関係なく 32,400 円 5,400 円 一 部 繰 上(変動金利期間中)返済額を軽減する方法 3,240 円 返 済 手 数 料(変動金利期間中)期間を短縮する方法 (1回あたり)(固定金利適用中)返済額軽減・期間短縮とも 21,600 円 一般貸付(証書貸付のみ) 一部繰上・期日前完済とも(1回あたり) 5,400 円 アパートローン 一部繰上・期日前完済とも(1回あたり) 5,400 円 その他のローン 無料 融資証明書発行手数料(1通) 10,800 円 新規融資契約時用紙代(カードローンを除く) 216 円 カード・通帳・証書再発行手数料(再発行実費相当額として申し受けます。) 1,080 円 *磁気不良のカードの再発行は無料とさせていただきます。 都度発行 *2 432 円 残高証明等 継続発行 *2 各種証明書 お客様指定用紙 発行手数料 1,080 円 英文書式 *2 「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」 (お客様のご都合による再発行を除く) は無料です。 自己宛小切手(預手)発行手数料 540 円 (手形1枚につき) マル専手形決済手数料 540 円 (1通) 3,240 円 マル専割賦販売通知書 2,160 円 手形帳 1冊 2,160 円 小切手帳 1冊 簡易貸金庫(大型) 小鹿野支店 (年額) 19,440 円 貸金庫(小型) 秩父支店 (年額) 15,552 円 貸金庫使用料 簡易貸金庫(中型) 本店のみ (年額) 16,848 円 簡易貸金庫(大型) 本店のみ (年額) 19,440 円 株式保管証明書発行手数料 資本金×0.25%+消費税 各種口座振替手数料 各口座振替契約による 預金等調査事務手数料(用紙代およびコピー代として交付資料1枚あたり) 21 円 取引明細表発行手数料(発行1通あたり) 540 円 個人情報開示手数料(個人データ開示請求書 1通あたり)*3 1,080 円 *3 郵送でのお受け取りとなる場合は、実費(簡易書留扱い) を別途ご負担いただきます。 条件 変 更 手 数 料 料 金 300 円 500 円 600 円 電信扱 窓 口 800 円 他行宛 432 円 文書扱 648 円 100 円 当組合本支店宛 電信扱 (同一店内含む) 200 円 現 金 400 円 他行宛 電信扱 600 円 自動機 無料 当組合本支店宛 電信扱 無料 キャッシュ(同一店内含む) カード 300 円 他行宛 電信扱 400 円 本支店 432 円 他 行 普通扱い(送金小切手) 648 円 同一手形交換所 432 円 普通扱い 上記以外 1,080 円 本支店・他行宛 至急扱い 1,080 円 当組合本支店が支払場所の小切手等 無料 東京手形交換所・横浜手形交換所地域内の小切手等 無料 当組合本支店及び東京・横浜手形交換所を除く小切手等 1,080 円 振込・送金・取立手形の組戻料 648 円 不渡手形返却料 648 円 取立手形店頭呈示料 648 円 自動振込のための口座振替手数料 108 円 その他の特殊扱手数料 実費 1~100枚 無料 硬貨入金の場合 無料 持込枚数ある 101〜1,000枚 両替の場合 324 円 いは受取枚数 のいずれか多 1, 001~2, 000枚 648 円 い枚数 648円に2,000枚を超える分、1∼ 2, 001枚以上 1,000枚毎に324円を加算した額。 *1 *1 金種指定による現金のお引出しを含みます。 (1) 「ご持参現金の合計枚数」 と 「ご希望金種の受取枚数」のいずれ か多い枚数を基準とさせていただきます。 (2) 1回のお取扱いが複数となる場合は、合計枚数をお取扱枚数とさ せていただきます。 (3) また、新券への両替、交換 (同一金種間の交換) についてもお取 扱枚数とさせていただきます。 「1万円札を除いた枚 (4) 金種指定払い戻しの場合は、払戻枚数から 数」 を基準とさせていただきます。ただし、1万円札に新券を指定さ れた場合は、 その枚数を含みます。 現金自動機使用料(1回につき) 当組合カードによる利用料 利用日、時間帯にかかわらず 無料 平 日 午前8:00〜午後6:00 108 円 午後6:00以降 216 円 他金融機関カードに 土曜日 午前9:00〜午後2:00 108 円 よる利用料 午後2:00以降 216 円 日曜日・祝日 終日 216 円 平 日 午前8:00〜8:45及び 108 円 クレジットカード 午後6:00以降 CDキャッシング 土曜日 午後2:00以降 108 円 所定時間外利用料 日曜日・祝日 終日 108 円 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 5万円未満 5万円以上 不動産 担 保 事 務 取 扱 手 数 料 種 類 当組合本支店宛 電信扱 (同一店内含む) (上記金額は、 お取扱い1件あたりの消費税込手数料です。) 内国為替取扱実績 区 分 他の金融機関向け 他の金融機関から 他の金融機関向け 代金取立 他の金融機関から 送 金・振 込 31 (単位:件数、百万円) 平成26年度末 平成27年度末 件 数 金 額 件 数 金 額 45,302 27,689 45,083 26,198 240,451 50,380 240,064 50,917 205 357 194 377 368 98 291 112 当組合の子会社 該当事項なし そ の 他 業 務 ■ 主要な事業の内容 A. 預金業務 (イ) 預 金・定期積金 当座預金、 普通預金、 貯蓄預金、 通知預金、 定期預金、 定期積金、 別 段預金を取扱っております。 (ロ) 譲渡性預金 譲渡可能な定期預金を取扱っております。 B. 貸出業務 (イ) 貸 付 手形貸付、 証書貸付及び当座貸越を取扱っております。 (ロ) 手形の割引 銀行引受手形、 商業手形及び荷付為替手形の割引を取扱っており ます。 C. 商品有価証券売買業務 取扱っておりません。 D. 有価証券投資業務 預金の支払準備及び資金運用のため国債、 地方債、 社債、 株式、 その他の証券に投資しております。 E. 内国為替業務 送金為替、 当座振込及び代金取立等を取扱っております。 F. 外国為替業務 輸入及び外国 全国信用協同組合連合会の取次業務として輸出、 送金その他外国為替に関する各種業務を行っております。 社債受託及び登録業務 G. 取扱っておりません。 H. 金融先物取引等の受託等業務 取扱っておりません。 附帯業務 I. 債務の保証業務 (イ) 有価証券の貸付業務 (ロ) 国債の窓販業務 (ハ) (ニ) 代理業務 全国信用協同組合連合会、 ㈱日本政策金融公庫、 (a) ㈱商工組合中央金庫等の代理貸付業務 独立行政法人勤労者退職金共済機構等の代理店業務 (b) (ホ) 地方公共団体の公金取扱業務 株式払込金の受入代理業務及び株式配当金の支払代理業務 (ヘ) 保護預り及び貸金庫業務 (ト) (チ) 住宅ローン火災保険 (信用組合統一商品) 一時払い 個人年金保険及び、 傷害保険、 医療保険の窓販業務 (リ) 投資信託の窓販業務 中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組み状況 経営改善支援等の取組み実績 (単位:先数、%) 期初債務者数 (A) うち経営改善支援取組み先 (α) αのうち期末に債務 αのうち期末に債務 αのうち再生計画を 者 区 分がランクアッ 者 区 分 が 変 化 し な 策定した先数 (δ) プした先数 (β) かった先 (γ) 381 26 1 25 12 経営改善 ランクアップ 支援取組み率 率 再生計画 策定率 (α/A) (β/α) (δ/α) 6.8 3.8 46.2 (注) 1. 本表の 「債務者数」 「 、先数」 は、 正常先を除く計数です。 2. 期初債務者数は平成27年4月当初の債務者数です。 3. 債務者数、 経営改善支援取組み先数は、 取引先企業 (個人事業主を含む。 ) であり、 個人ローン、 住宅ローンのみの先は含んでおりません。 4. 「α (アルファ) のうち期末に債務者区分がランクアップした先数β (ベータ) 」 は、 当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先です。 なお、 経営改善支援取 組み先で期中に完済した債務者はαには含みますがβには含んでおりません。 5. 「αのうち期末に債務者区分が変化しなかった先γ (ガンマ) 」 は、 期末の債務者区分が期初と変化しなかった先です。 6. 「αのうち再生計画を策定した先数δ (デルタ) 」 は、 αのうち中小企業再生支援協議会の再生計画策定先、 RCCの支援決定先、 当組合独自の再生計画策定先の合計 先数です。 7. 期中に新たに取引を開始した取引先は、 本表に含みません。 中小企業の経営支援に関する取組み方針 当組合は、公共的使命を全うするため、地域社会・地域経済の発展に貢献することを経営理念に掲げ、創意と工夫を活かして、組合員や地域社会の期待・信 頼に応え、 適切な情報開示を行うとともに、組合員の皆様との対話により金融の円滑化に取組んでおります。 中小企業金融円滑化法は、 平成25年3月31日に期限が到来致しましたが、 同法の期限到来後においても、 当組合のお客様に対する方針が変ることはありません。 今後も、 「金融円滑化管理方針」 に基づき、全職員が一層の金融の円滑化に取り組んでまいります。 中小企業の経営支援に関する取組状況 これまで以上にコンサルティング機能の発揮、 ソリュ−ションを踏まえた実現性の高い抜本的な経営再建計画の策定・進捗状況の適切なフォロ−アップ等を着 実に実行致します。 ●創業・新規事業開拓の支援 ・地元商工団体等と連携した支援セミナ−の開催、公的補助金制度を活用した創業支援 ・埼玉県制度融資 (起業家育成資金) を活用した資金支援 ●成長段階における支援 ・主に営業斡旋を画策したビジネスマッチングへの支援、医療・介護事業拡大のため不動産情報の提供、ABLを活用した太陽光発電事業への支援、後継者育 成のための若手経営者勉強会の開催 等 ●経営改善・事業再生・業種転換等の支援 ・国・県・市が推進する、特に、無料の専門家派遣事業を活用した経営支援、 事業再生のため埼玉県中小企業再生協議会の活用 地域の活性化に関する取組状況 ・公的補助金を活用した商店街事業への支援、地域行事・年間事業運営への支援 (スタッフ参加、 駐車場の開放等) 32 地域密着型金融取組実績 平成27年度 具体的内容 取組方針及び目標 具体的取組策 1.取引先企業に対す 1.要注意先債権の健全債権化に 1.経営改善計画の分析と妥当性の る経営改善支援 向けた取組強化 検証 2.要注意先のランクアップと実績 1.経営改善計画進捗状況の定期的 公表 確認 (年2回) によるランクアップ 3.年度毎の支援先の選定・ランク 3.ディスクロージャー誌による公表 アップ目標の設定 (10先) . ライフサイクルに応じた取引企業の支援強化 1 実施 評価 本部臨店時において個別検証実施 継続支援先21社 追加先2社 計23先に ついて支援実施 各社毎に支援策を決め、 支援実施中 会議実施 1社について要注意先から正常先へランク 対象先追加 アップした。 2 . 取引先 企 業の事 1.企業再生支援担当者の任命 1.事業再生支援の実施と定期的確認 会議実施 再生支援責任者を中心に再生先のランク 業 再 生 に 向けた 継続 (年2回) (7月・11月実施) アップを図る 取組 再生支援協議会により再生に向けてバンク 2.破綻懸念先の再生支援実施 2.中小企業再生支援協議会との連 実施 ミーティングを継続実施中 1社 携 3.実態に適したソリューションの提案 本部担当者による訪問・面談実施 実施 3.取組成功事例実績公表 1.ディスクロージャー誌による公表 4.年度毎の支援先の選定・ランク アップ目標の設定 (2先) 3 . 金 融 円 滑 化の継 1.円滑化法終了後の条件緩和先 1.経営改善に繋がる支援強化 続推進 の継続対応 4.創業・新事業支援 1.創業・新事業先の発掘・育成 1.しんくみネット、Vネット、埼玉県融資 (年間20件) 制度の活用 5.取引先企業に対す 1.各種経営相談の対応 る経 営 能 力 向 上 (目標年間50件) 支援 1.担保・保証に過度 に依存しない融資 の徹底 中小企業に適した資金供給手法の徹底 . 事業価値を見極める融資手法をはじめ 2 2.目利き能力の向上 3.人材育成 1.取引先に対する情 報を活用した営業 支援 3. 地域情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献 2.地域活性化につな がる多様なサービ スの提供 3 . 金 融 経 済 教 育の 実施 4. 多 重 債 務 者への 支援 33 実績 継続 改善・課題 本部・支店が連携して積極対応 継続実施 外部機関の活用を更に推進。 継続実施 継続実施 本部・営業店連携による取組み強化と外 部機関の活用 27年度ディスクロージャー誌に掲載 継続実施 各種支援策実施 再生支援先3社支援実施 ランクアップした先はなかった。 条件変更、 借換資金等の支援実施 新規融資の取り組み継続 継続 新規融資実行実績4先 起業家向け埼玉県制度融資等を活用した 帝国デ−タバンクから入手した新設企業情 県制度融資 創業及び新事業への対応を地元商工団体 報を活用し、起業家育成資金等、埼玉県制 起業家育成資金 と連携し実施した。 度融資の提案を推進する。又、 「まち・ひと・ 11件/38百万円 しごと総合戦略」の支援として商工団体と 連携を強める。 1.産学官コ−ディネイト事業、創業支 ミラサポ、関係コンサル等、外部専門家派 地元商工会議所、商工会に所属する経営 15社/25回 援事業の活用及び地元商工団体 遣による実現可能な解決策を見出すことが 指導員との協力・支援関係が構築されてい コンサルティング 求められており対象先に派遣する専門家の る。公的補助金活用への関与を強める。 等との連携 実施 選別が難しい。 実施 継続 2.経営能力向上支援 (セミナー参 2. 中小企業基盤整備機構・商工会 経営セミナー 経営者支援組織、 しんくみマネジメント倶楽 信和会が主催する経営セミナーは会員向け 加人員、年間100名以上) 議 所 等との連 携による経 営セミ 本庄・深谷エリア 部「信和会」 をバックアップする㈱タナベ経 だけでなく一般取引先が参加できるものを ナー、個別経営相談会の開催 (年 2回 32名 営から講師を招聘し、 セミナー、個別相談会 検討する。 2回 9月、 2月) 秩父エリア を開催し評価を得た。 2回 21名 1.ローンレビューの実施 1.定期的(毎月営業店) なモニタリン 信用リスク管理と金融円滑化の実効性を 支援先をリストアップし、業績回復等によ グ実施による融資先の実態把握 実施 図るため111社についてモニタリング実施 りリストから外れた5先についてもローンレ と需資の発掘 ビュー先として追加しモニタリング実施 継続して情報収集 費用対効果の検証 2.スコアリングモデル導入の検討 2.中央機関を介し、組合業界よりスコ 継続 アリングモデルの情報収集 3.信用リスク管理態勢の高度化 3.信用リスク計量化システムの導入 信用リスク計量化システムによる信用リスク システムの内容を確認しながら四半期毎に 実施 準備、運用 量の計測実施 継続実施 融資実行12件335百万円の実績 継続実施 4.太陽光発電設備にかかるABL 太陽光発電設備に係る流動資産担 実施 の活用 保融資による資金供給 5.経営者保証に関するガイドライ ガイドラインに基づく誠実な対応によ 経営者保証に関するガイドラインへの対応 継続実施 ンへの対応 りお客様との継続的かつ良好な信頼 実施 6先 (累積15先) の実績 関係の構築・強化に努める 6.新商品の開発 3.ビジネスローン (法人対象) 法人、個人事業者への保証付き事業者 法人、個人事業者への訪問件数、頻度を 15件 ローンとして開発。マル保付事業資金と共 増加させ推進していく。 41百万円実行 に提供している。 1. 企業の将来性、技術力を適確 1.目利き能力を涵養する為の外部講 平成27年7月より 「出張審査制度」 を導入 事業者の実態把握ポイントを習得するため に評価できる能力 師招聘による内部研修実施 し営業店に出張し目利き能力向上を図って 具体的案件の審査をすることで目利き力 出張審査 アップに繋がる。 いる。 78件/1,678百万 また、 エリア別に各店の融資役席者を講師 事業者の経営課題である事業承継や業務 エリア別 として「エリア別融資勉強会」 を実施した。改善に着目した支援が出来る職員を育成す 融資勉強会 エリア別に実施したことにより、若手及び女 る。 開催回数12回 性職員の実践に活用できる融資知識の向 上に繋がっている。 臨店時における効果確認 1.融資研修の充実 1.融資担当者研修の実施 計画通り実施 (エリア別夜間勉強会) (26年度実績20名) 27.7.7実施 参加者14名 27.7.9実施 参加者18名 実施 28.2.1実施 参加者19名 28.2.3実施 参加者13名 延べ 64名 2.年次研修の実施 計画通り実施 臨店時における効果確認 (入組2年目6名) 実施 27.7.1より 3日間実施 参加者6名 27.11.9より3日間実施 参加者5名 1.顧客よりの営業ニーズへの対 1.情報収集の強化と提供網の増大 融資情報収集 全員営業態勢による個別訪問を常時展開 資金ニーズ入手後は、融資情報メモによる 応 3,422件 し資金ニーズ掘起しを図っている。 店内協議を遅延することなく実施する。 2.しんくみネット・組合内情報によ 2.しんくみネット (地域ネットワーク加盟 ビジネス 取引先訪問時に得た営業斡旋等の関連ニ 営業店からの各種顧客ニーズに対してマッ るビジネスマッチング 店・事業者登録) 、Vネットの活用 マッチング −ズを 「Vネット」 シ−トに記入しネットワ−ク チングに向けた活動が少ない。情報管理責 (年間30件) 成約17件 内で情報共有化している。外部機関と連携 任者がもっと機能すべきである。 公的補助金取扱 した公的補助金を活用した支援に取り組ん 商工団体等との連携を強化し事業者ニ− 18件/75百万円 でいる。 ズを把握する。 より多くのスタンプ 1.ITを活用したコンサルティング機 しんくみネット (地域ネットワーク加盟 しんくみネット 当組合の地域情報誌「ピッピくん通信」に しんくみネット加盟店から、 能の強化 店・事業者登録) の活用 加盟店登録6件 加盟店情報を掲載しスタンプラリ−を展開 ラリー参加店舗を募集し利用促進を図る。 目標活用件数年間 (100件) (累計424件) 中である。 平成28年度よりサイトがリニュ−アルする予 事業者登録0件 しんくみ. COM事業者登録の活動は進んで 定。 (累計98件) いない。 2.子育て家庭への応援(埼玉県 2.子育て家庭に対する定期預金の 通期 若年層取引推進の一つとしてパパ・ママ応 職域勧誘時にパパ・ママ応援ショップのPR と協賛) 金利上乗せ 58件/84百万円 援ショップは有効と考えているが、7年目を迎 をする。店頭来店客へのセ−ルスも強化す (定期預金 2億円) (1年ものスーパー定期に0.1%上 累計 えややマンネリ化している。金利メリットも他 る必要がある。 (マイカーローン 1億円) 乗せ) 519件/811百万円 商品比較で見劣りする。 3.マイカーローンの金利優遇 (基準金 通期 取扱実績は極めて少ない。様々な場面を活 整備工場など車関連業者とのタイアップを 利△0.7%) 34件/55百万円 用し対象先にアピ−ルして行く。 検討する。 累計 310件/485百万円 1.地域中学生・高校生に向けた 1.地域中学生・高校生への職場体 皆野高校 6名受入 高校生の体験学習は、金融経済教育を実 体験実施カリキュラムの見直しと実体験時 (グッズ等)間の増加が必要である。 金融機関業務の体験学習会を 験学習の実施 皆野中 2名受入 施したほか、当組合の配布粗品 エリア単位の取組みと本部職員の派遣を 実施 (目標 年間10名) 上里中 5名受入 の提案を受けた。 上里北中 4名受入 各学校長から指導御礼があり、特に皆野高 更に活性化する。 児玉中 4名受入 校からは全生徒向けの講演依頼があり実施 美里中 3名受入 した。 計 24名 1.債務肩代わり資金支援 1.顧客の複数取引のあるローンを一 対象者のライフサイクル実態を把握し1本 ポケットフリーローンのみでは、対象者が少 つにまとめることのできる目的ロー 9先 化することでメリットがあり支援策となること ないので、26年10月発売の「アクティブロー 7.2百万円 を推進しているが、 ポケットフリーローンの実 ン」 を含め肩代わり支援を推進していく。 ンの推進 (ポケットフリーローン) (50先) 績は、 少なかった。 ダイレクトメールは、対象先の抽出が難しく 専用チラシを活用し訪問面談件数を増加さ 2.本ローンの新聞広告、 ダイレクトメー 未実施 活用手段として再検討する。 せ推進していく。 ルの活用 用 語 解 説 【基本的事項】 用 語 解 説 ディス ク ロ ー ジャー ディスクロージャー(Disclosure)とは、一般的には物事を明らかにして示すという意味であります。会社の財務状況や業務報告など経 営内容を開示したパンフレットのことをディスクロージャー誌といいます。 コンプライアンス コンプライアンスとは、法令をはじめ社内規程や社会的規範などの各種ルールを厳格に遵守することをいいます。また、遵守状況の チェックをする態勢の構築により、不祥事件や違反行為を未然に防止する機能を発揮させることが重要であり、当組合では経営目標の一 つに掲げております。 自 己 資 本 比 率 自己資本比率とは、金融機関が保有する資産に対して資本金がどれだけあるかを表す指標です。例えば1年間の利益以上に損失が発生 した場合に、内部に貯めていた自己資本を取崩して穴埋めすることとなるので、この比率が高いほど経営が安定しているといえます。自 己資本比率の基準には海外拠点をもつ金融機関に適用される国際統一基準(8%)と海外拠点をもたない金融機関に適用される国内基 準(4%)があり、当組合は国内基準が適用となります。 【自己資本関係】 用 語 解 説 バ ー ゼ ル( 規 制 )Ⅲ 新BIS規制(バーゼルⅡ)をさらに規制強化した制度のことで、金融機関の健全性を維持するための自己資本規制のことです。バーゼルⅢ では、自己資本の内容をさらに限定することで、厳格化することを狙っております。 リ ス ク ・ ア セ ッ ト リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、 リスクの大きさに応じて掛け目(リスクウェイト)を乗じ、再評価した資産金額。 リ ス ク・ウ ェ イト 資産や債券の危険度を表す指標です。自己資本比率規制で総資産を算出する際に保有資産ごとに分類し、その危険度や格付けに応じ てバーゼルで設定した掛け目を乗じて資産額を計算しますが、その掛け目のことをいいます。 (保証協会保証付融資10%、住宅ローン 35%、中小企業・個人向け融資75%等) 所 要 自 己 資 本 額 各々のリスク・アセット×4%(自己資本比率規制における国内基準)。リスク・アセットに見合う必要最低資本額のことです。 基 法 オペレーショナル・リスクにおけるリスク・アセットの算出方法の1つ。1年間の粗利益×15%(直近3年間平均値)÷8%。 本 自己資本比率を算出する基礎となる資本金のことです。出資金及び利益剰余金、一般貸倒引当金などの基礎項目から、換金性の無い資 産や将来収益に依存する不安定な資産(ソフトウェアや繰延税金資産)などの調整項目を減じた資本金を自己資本といいます。 繰 延 税 金 資 産 金融機関が不良債権等を処理する場合に支払った税金が将来還付されることを見込んで、自己資本に計上する帳簿上の資産です。会計 上の費用(または収益)と税法上の損金(または益金)の認識時期のズレによる「一時差異等」を税効果会計によって調整することで生じ ます。 自 礎 的 己 手 資 【信用リスク関係】 用 語 解 説 クレジット・ポリシ ー 与信業務の基本的な理念や手続き等を明示したものです。 ALM(Asset Liability Management)は、資産・負債の総合管理のことをいい、主に金融機関において活用されるバランスシート上の A L M( 委 員 会 ) リスク管理方法を指します。当組合は経営層により月次でALM委員会を開催し、 リスク分析やリスクの縮減に向けた討議を行なっており ます。 適 格 格 付 機 関 バーゼルⅡにおいて、金融機関がリスクを算出するに当たって、用いることが出来る格付けを付与する格付機関のことをいいます。適格 性の基準に照らして金融庁長官が定めており、具体的にはムーディーズやS&P、R&I、JCR等の格付機関であります。 信 用リスク 削 減 手 法 金融機関が抱えている信用リスクを軽減するための措置をいい、具体的には預金担保、保証などが該当します。 コ ミ ット メ ン ト 与信枠(契約)、融資枠(契約)のこと。具体的にはカードローン等の貸越極度額から貸越額を引いた貸越空枠額が該当し、 リスクアセット に加算されます。 オフバランス取 引 直接的意味はバランスシート(貸借対照表)に計上されていない資産・負債のこと。具体的には債券先物、オプション、スワップ取引など のように、取引が成約された時点ではバランスシートに計上されませんが、将来、一定の条件が満たされた場合に確定債権・債務が発生 する取引をいいます。当組合では該当する取引は行っておりません。 【市場リスク・金利リスク関係】 用 語 B V P a R 解 説 V Basis Point Value(ベーシス・ポイント・バリュー)は金利リスク指標の1つで、短期から長期までの全ての期間の金利が1ベーシス・ポ イント(0.01%、1%は100ベーシスと表す)変化した場合における現在価値の変化額を示します。 法 Value at Risk(バリューアットリスク)は将来特定の期間内(保有期間)に、ある一定の確率(信頼水準)で、相場変動によって生じる可能 性のある時価ベースの予想最大損失額を統計的に求める方法。 1年前の営業日との金利変動幅(差分)を最低5年分算出し、そのデータのうち最も上昇した数値から最も下降した順番に並び替えを行 パ ー セ ン タ イ ル 値 い、その並び替えたデータのうち1パーセント番目と99パーセント番目に当たる部分を取り出して、その金利変動幅からリスク量を算出し た値のことです。 モ ニ タ リ ン グ 監視、観測、調査、継続監視のこと。 金 利 シ ョ ッ ク 金利の変化(衝撃)のことで、上下200ベーシス・ポイントの長短金利平行移動や1パーセンタイル値と99パーセンタイル値といった算出 方法があります。 34 索引 各開示項目は、 下記のページに記載しております。 なお、 *印は「協金法第6条で準用する銀行法第21条」 「金融再生法」に基 づく開示項目、 **印は「監督指針の要請」に基づく開示項目、 無印は任意開示項目です。 ■ ご あ い さ つ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 【概況・組織】 1. 事業方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2. 事業の組織* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3. 役員一覧 (理事及び監事の氏名・役職名) * ・・・・・・・・・2 4. 会計監査人の氏名又は名称 * ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5. 店舗一覧表 (事務所の名称・所在地) * ・・・・・・・・・・・・・2 6. 自動機器設置状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 7. 地区一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 8. 組合員数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 9. 子会社の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 【主要事業内容】 10. 主要な事業の内容*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 11. 信用組合の代理業者* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 【業務に関する事項】 12. 事業の概況* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 13. 経常収益* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 14. 業務純益・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 15. 経常利益* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 16. 当期純損益* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 17. 出資総額、 出資総口数* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 18. 純資産額* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 19. 総資産額* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 20. 預金積金残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 21. 貸出金残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 22. 有価証券残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 23. 単体自己資本比率* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 24. 出資配当金* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 25. 職員数* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 【主要業務に関する指標】 26. 業務粗利益及び業務粗利益率* ・・・・・・・・・・・・・・・・・17 27. 資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支* ・・17 28. 資金運用勘定・資金調達勘定の平均残高、利息、利回り、資金利鞘*・・・17 29. 受取利息、支払利息の増減* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 30. 役務取引の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 31. その他業務収益の内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 32. 経費の内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 33. 総資産経常利益率* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 34. 総資産当期純利益率* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 【預金に関する指標】 35. 預金種目別平均残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 36. 預金者別預金残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 37. 財形貯蓄残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 38. 職員1人当り預金残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 39. 1店舗当り預金残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 40. 定期預金種類別残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 【貸出金等に関する指標】 41. 貸出金種類別平均残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 42. 担保種類別貸出金残高及び債務保証見返額* ・・・・・22 43. 貸出金金利区分別残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 44. 貸出金使途別残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 45. 貸出金業種別残高・構成比* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 * ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 46. 預貸率 (期末・期中平均) 47. 消費者ローン・住宅ローン残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 48. 代理貸付残高の内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 49. 職員1人当り貸出金残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 50. 1店舗当り貸出金残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 【有価証券に関する指標】 51. 商品有価証券の種類別平均残高* ・・・・・・・・ 取扱いなし 52. 有価証券の種類別平均残高* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 53. 有価証券種類別残存期間別残高* ・・・・・・・・・・・・・・・21 54. 預証率 (期末・期中平均) * ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 【経営管理態勢に関する事項】 55. 法令遵守の態勢* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 56. リスク管理態勢* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25.26 資料編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27.28.29.30 57. 苦情処理措置及び紛争解決措置の内容* ・・・・・・・・・24 【財産の状況】 58. 貸借対照表、損益計算書、剰余金処分計算書*・・ 13.14.15.16.17 59. リスク管理債権及び同債権に対する保全額* ・・・・・・・23 (1)破綻先債権 (2)延滞債権 (3)3か月以上延滞債権 (4)貸出条件緩和債権 60. 金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額* ・・23 61. 自己資本充実状況 (自己資本比率明細) * ・・・・・・・・・・18 62. 有価証券、金銭の信託等の評価* ・・・・・・・・・・・・・ 19.20 63. 外貨建資産残高・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 64. オフバランス取引の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 65. 先物取引の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 66. オプション取引の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 67. 貸倒引当金 (期末残高・期中増減額) * ・・・・・・・・・・・・22 68. 貸出金償却の額* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 69. 財務諸表の適正性及び内部監査の有効性について**・・11 70. 会計監査人による監査* ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 【その他の業務】 71. 内国為替取扱実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 72. 外国為替取扱実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 73. 公共債窓販実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 74. 公共債引受額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取扱いなし 75. 手数料一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 【その他】 76. 当組合の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 77. 沿革・歩み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 78. 継続企業の前提の重要な疑義*・・・・・・・・・・・・・該当なし 79. 総代会について** ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.6 80. 報酬体系について** ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 81. 地域密着型金融取組実績**・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 82. 用語解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 【地域貢献に関する事項】 83. 地域貢献**・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7.8.9.10.11 84. 中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組み状況*・・32 育てよう 未来に向けた 地域の絆 〒367 0212 本庄市児玉町児玉44番地16 TEL:0495 72 3511 FAX:0495 72 5572 0120-097-874 7