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子どもの救急対応マニュアル
う わ じ ま 市 子どもの救急対応マニュアル いざという時 、慌 てずに適 切 な対 応 ができるよう作 成 しました。 家 の見 えるところに貼 っておきましょう 受診するか迷った時 「育 児 の しお り」を見 る ネ ットで 対 応 を調 べ る ● 「子 どもの救 急 」で検 索 ● 「子 育 てインフォクリニック」 で検 索 ● 愛 媛 県 HP 「 子 ど も の救 急 ガイ ド ブッ ク」 で検 索 症 状 に応 じた対 処 法 を 掲 載 しています。 育 児 のしおり 愛媛県小児救急電話相談 ☎ ♯ 8000を利 用 する ( ダ イ ヤル 回 線 な ど の 場 合 ☎0 8 9 - 9 1 3 - 2 7 7 7 ) 利用時間 19:00~ 翌 8:00 緊 急 に 受 診 す べ き か どう か 心 配 な 時 に 、 相 談 で き る サ ー ビ ス で す 。 へ行 く場 合 診療時間内 診療時間外 休日当番医を受診する かかりつけ医を受診しましょう 早めの 受診、時間 内の受診にご 協力を 休 日 の新 聞 ・ 市 の広 報 誌 に掲 載 宇和島地区広域事務組合消防本部 普 段 からの3つの心 がけ ① 日 頃 か ら 「 か か り つ け 医 」 を持 ち 、 早 め の 受 診 を心 が け よ う。 夜 ・休 日 問 合 せ ☎0 8 9 5 - 2 3 - 0 11 1 救急医療機関を受診する 市立宇和島病院 ☎0 8 9 5 - 2 5 - 1 1 1 1 ② お 子 さ んの 様 子 をよ く観 察 して 、 普 段 の 状 態 ( 平 熱 やウン チ な ど ) を 知 っておこう。 ③ 不 意 の 病 気 やけ が に 備 え て 、 家 庭 で 薬 を常 備 して お こ う 。 救 急 病 院 は急 病 に対 応 するための病 院 で、夜 間 診 療 、時 間 外 診 療 のための病 院 ではありません。 あくまで緊 急 事 態 に備 え、限 られたスタッフで運 営 さ れています。 日 中 に発 病 したら、必 ず診 療 時 間 内 に 病 院 を受 診 されるよう、市 民 一 人 一 人 のご理 解 ・ご 協 力 をお願 いします。 い つ も と 違 う ! こんな症 状 が出 たら病 院 へ 乳幼児が、自分の体の症状を正確に訴えるのは、なかなか難しいこと。 身近な大人が、わずかな変化に気づくことが大切です。 こんなときは救急車を 咳 ・ 息 苦 し い ・顔 色 や 唇 の 色 が 青 い (チアノーゼ) ・喉 を強 く痛 が り唾 液 を飲 み 込 め な い ・息 苦 しさが 良 くな らな い の に 、 ● ケー ンケー ンと犬 の遠 吠 えのような咳 をする ゼーゼー、 ● ゼー ゼー 、ヒュー ヒュー 言 う ヒュー ヒュー ● 息 苦 しそう が 聞 こえな くな った ● 呼 吸 がはやい ● 肩 で息 をしている など 発 熱 ● 3か月 未 満 の乳 児 で、38度 以 上 の高 熱 がある ● 活 気 がなく表 情 が乏 しい ● 水 分 がとれず、おしっこが長 時 間 出 ていない ● 呼 び かけにも反 応 せず、眠 ったままである 便 の 色 が 変 ・ 下 痢 ● いちごジャムみたいなウンチ、血 便 ● 生 後 3か月 未 満 で水 分 が摂 れていない ● 元 気 がなく、ぐったりしている ● おしっこが出 ない ● 唇 や口 の中 が乾 燥 している 吐 く ● ひんぱんに吐 く ● 元 気 がなく、ぐったりしている ● お腹 が張 っている ● お腹 がひどく痛 そう ● 血 液 や胆 汁 (緑 色 の液 体 )を吐 く ● 12時 間 以 上 、何 回 も下 痢 が続 いている など 腹 痛 ● うんちに血 が混 ざっている ● 陰 のう、股 のつけ根 を痛 がる ● お腹 を激 しくぶつけた ● お腹 がパンパンに膨 らんでいる ● お腹 を押 すと痛 がる ひ き つ け・ け い れ ん こんなときは救急車を ・け い れ ん が 5 分 以 上 続 く ・け い れ ん が 止 まっても ● 生 まれて初 めてのけいれんである 意 識 が 戻 らな い ● 繰 り返 し、吐 く ・唇 の 色 が 紫 色 で 、呼 吸 が 弱 い ● 最 近 頭 を激 しくぶつけた ● 何 度 も、繰 り返 してけいれんが起 こる ● けいれんに左 半 身 、右 半 身 で差 がある ● けいれんが起 きた時 、体 温 が38℃ 以 下 であった こんなときは救急車を 頭 を ぶ つ け た ・意 識 が な い ・出 血 が 止 まらな い ・け い れ ん してい る ● 打 った部 分 がへこんでいる ● 何 度 も吐 く ● 普 段 と様 子 が変 異 物 を 飲 み 込 ん だ と き こんなときは救急車を 口 の 中 に 指 を 突 っ 込 む と 、中 に 入 っ て し ま う こ と が あ り 危 険 ! ・意 識 が な い ・け い れ ん してい る 吐 かせ方 ● ハイムリッヒ法 ・呼 吸 が 苦 しい こぶしを胃 のあたり ●背部叩打法 背中を平手で強く4~5回叩く に当 て、後 ろ方 向 へ すばやく引 き上 げる 注意! 幼 乳 児 1歳 未 満 幼 児 児 1歳 以 上 1歳 以 上 ピーナッツ、豆類などは か えっ て 呼 吸停 止の恐 れ があるため吐かせない 電話相談 中毒110番 大阪 072-727-2499( 365 日 24 時 間 ) つ く ば 029-852-9999( 365 日 9 時 ~ 21 時 ) たばこ専用電話 大阪 072-726-9922 ( 365 日 24 時 間 ) 新 ガ イ ド ラ イ ン に よ り 、「 胸 骨 圧 迫 が 何 よ り 優 先 」 することが推奨されています。 心肺蘇生法 強 く( 胸 の 厚 さ の 速く(1 1/3 以 上 : 乳 児 約 4cm、 小 児 約 5cm) 分 間 に 、 少 な く と も 100 回 以 上 の ペ ー ス ) 絶え間なく(中断を最小に) 人 工 呼 吸 が で き る 場 合 は 、 胸 骨 圧 迫 30 回 、 人 工 呼 吸 2 回 を 行 う 。 人工呼吸ができない、ためらわれる場合には、胸骨圧迫のみ行う。 (乳児の場合)子どもの口と鼻を大人の口で覆い、息を吹き込む (幼児の場合)鼻をつまんで、口に息を吹き込む こんなときは救急車を 救急車の呼び方 ・意 識 がない ・顔 色 や唇 の色 が青 い (チアノー ゼ) ・呼 吸 が困 難 ・大 量 出 血 ・けいれんが5分 以 上 続 く ・広 範 囲 のやけど(大 人 の手 の平 以 上 ) ・ハチに刺 されて、10数 分 以 内 にじんましんが 出 たり、顔 色 が悪 くなったり、息 苦 しい状 態 になった など ① 119番 をダイヤル ② 「救 急 で す」と答 える ③ 聞 か れ た ことに 、答 える (氏 名 、症 状 、詳 しい 場 所 な ど) ④ 到 着 まで の 処 置 法 を聞 く あ わ てな い た め に 書 い てお こ う 氏名 住所 電話番号 自 分 が事 故 にあったり、重 病 になったりし た時 に救 急 医 療 が利 用 できなくなったら ど う し ます か ? 医 師 不 足 やコンビニ受 診 等 の影 響 で 救 急 医 療 体 制 が 崩 壊 し よ う と し て いま す 。 救急医療の上手な受診方法 ① 必 ず電 話 をしてから行 きましょう ② 症 状 や様 子 の分 かる人 が連 れて行 きま しょう いつ頃 からどんな症 状 があるのか、 宇和島の救急医療を守るため、 一人一人ができることを 取り組んで いきましょう。 飲 ませた薬 なども整 理 しておきましょう ③ 持 っていくもの 母 子 健 康 手 帳 、健 康 保 険 証 、乳 幼 児 医 療 受 給 者 証 、病 気 の経 過 を整 理 したメモ 、お 薬 手 帳 、お金 など 問合せ先 宇和島市役所 保険健康課 母子保健係 H25.4 月 作 成 ☎24-1111( 2129・ 2130)