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コンピュータリテラシー No7 ネットワーク(Network) ネットワークの利点
コンピュータリテラシー No7 インターネット基礎 電子メールの基礎 ネットワーク(Network) コンピュータネットワーク スタンドアロン 複数台のコンピュータをケーブルで 結 んだもの ネットワークの利点 n ハードウェア資源 ¨ ハードディスク 本学の場合はFドライブなど ¨ レーザプリンタ n データ共有 ¨ Word・Excelなどのファイルのほかさまざまな情 報を利用者間で共有 ¨ 情報を短時間で転送( 電子メールなど) 1 クライアントとサーバ n クライアント ¨ 主にサービスを利用するコンピュータの総称 ¨ WindowsPC( 教室設置 のPCなど) n サーバ ¨ サービスを提供するコンピュータの総称 ¨ 高性能なコンピュータを利用 ¨ ファイルサーバ/メールサーバ/Webサーバ インターネット n n The Internet(固有名詞) ネットワークのネットワーク ¨ コンピュータネットワーク( 企業内LAN)などがお 互いに網の目のように世界規模でつながったも の n 世界規模のコンピュータ・ネットワーク インターネットの歴史 n ARPANET(アーパーネット) ¨ 米国防総省の軍事ネットワークで開発された技 術をベース n 学術機関のためのネットワーク n 商用利用の動き(1990年頃より現在) ¨ 大学・ 研究所などの学術機関 2 インターネットの仕組み n プロトコル ¨ ネットワーク上でコンピュータどうしがデータ通信 を行うために規約 ¨ インターネット上では、「 TCP/IP」というプロトコル を利用 n TCP/IP ¨ TCP・IPなどの細かい「 プロトコル」で構成 TCP/IPプロトコル(参考) HTTP TELNET (WWW) SMTP TCP FTP UDP IP IPアドレス n IPアドレス(Internet Protocol Address) ¨ インターネットに接続されているすべてのコン ピュータなど区別するための番号 例) 麗澤大学学生用メールサーバ 157.17.30.25 3 ドメイン名 n ドメイン名 ¨ IPアドレスに対応させ、人にわかりやすい名前を つけたもの ¨ 電子メールアドレス、Webページの指定(URL と いう)などの指定に利用 ¨ http://www.cs.reitaku-u.ac.jpやkubo@reitaku- u.ac.jp など ドメイン名の構成 ホスト名(コンピュータ名) www.cs.reitaku-u.ac.jp ドメイン名 組織内のサブドメイン名 組織が登録した名前 組織が独自に定義したもの (麗澤大学の場合では) .cs・・・情報システムセンター ・ ・ 組織の種類 .co・・・会社 .ac・・・大学・研究機関 .ne・・・ネットワークサービス .or・・・社団法人・財団法人 .go・・・政府関係機関 .gr・・・任意団体 ・ ・ 国 .jp・・・日本 .uk・・・英国 .kr・・・韓国 ・ ・ ・ インターネットのサービス n telnet n WWW(World Wide Web) n FTP n 電子メール その他いろいろ ¨ 離れたコンピュータを遠隔操作する ¨ マルチメディア検索システム ¨ ファイル転送 n ¨ (ストリーミング/ テレビ会 議/インターネット電話 ・・・・) 4 インターネットのサービス 日経BP社 『日経BPデジタル大事典 2 0 0 1 - 2002年版』より WWWのしくみ 遠 く離れた 場所にあるコンピュータ( Webサーバ)の中 に あ る文字・ 絵・音などを「 Webブラウザ」で閲 覧できる 文字 1. 文章 文字 1. 文 章 送ります 文字 1. 文 章 情報ください WWWブラウザ WWWサーバー WWWのしくみ n URL(Uniform Resource Locator) ¨ 情報の場所とサービスの種類を示す方法 ¨ サービスの種類・ ・・http ¨ 麗澤大学の例( ログイン名 taroが作成したトップ ページのURL) Web サーバ 上のディレクトリ名 ~ http://www.reitaku-u.ac.jp/ taro/index.html プロトコル Web サーバ名(ドメイン名) ファイル名 5 利用上での注意点(1) n 情報の信頼性 ¨ インターネット上公開されている情報がすべて正 しいとは 限らない ¨ 法律に違反した内容や詐欺目的のサイトもある ¨ 情報の真偽に注意を払うこと ¨ 情報の取捨選択は個人の責任 利用上での注意点(2) n 個人情報に関する問題 ¨ 個人情報 → 氏名・住所・電話番号・メールアド レス・クレジットカード番号 などのこと。 ¨ ダイレクトメールや悪質ないたずらなどの対象に なる可能性がある。クレジットカード番号を勝手に 利用されるような場合もある ¨ 本人が個人情報 を漏らすことによるトラブルが多 い 利用上での注意点(3) n 著作権・人権に関する問題 ¨ 他人の著作物( 写真集の写真・小説・歌 など)は 著作者に著作権がある ¨ 許可を得ず転記すると著作権の侵害になる ¨ 他人の誹謗中傷する内容の発信は人権侵害 とな る 6 利用上での注意点(4) n その他 ¨ インターネット上にはフリーソフトウェア( 無料で利 用できるソフトウェア)を自由にパソコンにコピー する(ダウンロードという)ことができるが、ウィル スや有償サイトに勝手に接続する仕組みの悪質 なソフトウェアもある。利用する際には十分注意 すること。 電子メールの基本 n 電子メール ¨ コンピュータ利用者間でメッセージをやり取りす る仕組み ¨ electronic mail (E- mail いーめーる) ¨ 学内・ 学外(大学や企業・インターネットプロバイ ダ加入者)の利用者 とやり取りができる 電子メールの特徴 ○転送速度が早い ○読み手の都合のよいときに読める ○相手の都合(時差など)を気にしなくともすむ ○FAXなどより機密性が高い ○文章などを再利用できる ○同時に複数の相手に送信できる ×相手が読んだかの保障がない ×機密性「はがき」レベルであまり高くない 7 電子メールの基本的な仕組み 日経BP社 『日経BPデジタル大事典 2 0 0 1 - 2002年版』より 電子メールアドレス ユーザ名 (ログイン名) [email protected] ドメイン名 組織内のサブドメイン名 組織が独自に定義したもの (麗澤大学の場合では) .cs・・・情報システムセンター ・ ・ (3)組織が登録した名前 (2)組織の種類 .co・・・会社 .ac・・・大学・研究機関 .ne・・・ネットワークサービス .or・・・社団法人・財団法人 .go・・・政府関係機関 .gr・・・任意団体 ・ ・ (1)国 .jp・・・日本 .uk・・・英国 .kr・・・韓国 ・ ・ ・ Impression Office 学内で利用する電子メールシステム ユーザIDはWindows2000と共通 n パスワードはメール用のものが設定される n n 8 電子メールの利用の流れ n 1.メールを送信する n 2.メールを受信する ¨ メールを書く →メール送信→相手に届く ¨ メールを受信→読む→読み捨てる ¨ メールを受信→読む→保存する ¨ メールを受信→読む→相手に返事を送る( 返信 する) 電子メールを送信時のポイント 3つの要素: 宛先(To:)・・・ 相手のメールアドレスを確認する 学生:[email protected] (教員:[email protected] ) 表題:・・・ 一目みて内容がわかるタイトルを1行以内で簡潔に ※Subject、Titleなどと呼ぶこともある 本文:・・・ 以下の点に注意して作成する。 •半角カタカナを使わない •マル付の数字など、特殊な記号類も使わない •全角30∼35文字くらいで[Enter]を押し強制改行する •文章はわかりやすく。簡潔に。 電子メール利用上の注意・マナー(1) n 基本 ¨ メールアカウント は共有しない・貸し借りしない ¨ パスワード は厳重に管理する ¨ 電子メールは毎日定期的によむ n 読まずに放っておかないこと ¨ 電子メールの不充分さをよく 理解して、他の手段と使い分 ける→電子メールは万能ではない! ¨ 電子メールで送っていい要件なのかを確かめる n 会って話したほうがいいこと、 電話のほうがいいこと 9 電子メール利用上の注意・マナー(2) n 電子メールの受信について ¨ 受信したメールをむやみに他人に公開してはい けない ¨ 添付ファイルはむやみに開かない( ウィルスに用 心する) ¨ 重要なメールは読んだことを確認する返事を送 る 電子メール利用上の注意・マナー(3) n 電子メールの送信について ¨ 相手先の電子メールアドレスを間違えない n ピリオドひとつ間違っても届かない! ¨ だしてしまった電子メールは取り消せないことを理解する ¨ 電子メールで送られてきた内容をむやみに転送しない( 私信 であれば、送り主のプライバシーも尊重する) ¨ チェーンメールは送らない ¨ 長大なメールは送らない( 添付ファイルの容量に注意) 電子メール利用上の注意・マナー(4) n 電子メールの返信について ¨ 返信をするときは 、誰に送られるのかよく 確認する ¨ (特に複数の人に送られてきたもの) 返信時の引用は適切な範囲にとどめる 10 電子メール利用上の注意・マナー(5) n 電子メールの文章を作成するときの作法 ¨ ¨ 文字のみのコミュニケーションの限界を理解しておく (相手のことを思いやって広い心でかく) フェイスマークを使って感情表現をおぎなう n ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ (^_^) (;_;) _o_ (^_^)v : -) 他人を誹謗中傷したり、虚偽の内容を送信しない 他人の著作権を侵さないよう、引用・転載には留意する 件名はわかりやすく、ひとめで内容がわかるように 本文は、大切なことから簡潔にまとめる 半角カタカナや機種依存文字を使わない 1行の長さは30-35文字に押さえ、各行で改 行する 11