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個 防護具(PPE)

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個 防護具(PPE)
個⼈防護具(PPE)
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LME-12:001908 Uja Rev A
個⼈防護具(PPE)
⽬次
1
はじめに ................................................................................................ 4
2
定義 ....................................................................................................... 4
3
要件 ....................................................................................................... 5
3.1
⼀般要件 ................................................................................................ 5
3.2
PPE必須着⽤の概要 ............................................................................... 6
3.3
墜落防⽌器具 ......................................................................................... 8
3.3.1
ハーネス型安全帯 .................................................................................. 8
3.3.2
ランヤード............................................................................................. 9
3.3.3
接合具.................................................................................................. 11
3.4
安全靴.................................................................................................. 12
3.5
保護帽.................................................................................................. 13
3.6
保護⼿袋 .............................................................................................. 15
3.7
呼吸防護具........................................................................................... 16
3.8
聴覚保護具........................................................................................... 17
3.9
顔⾯および視覚保護具 ......................................................................... 18
3.10
作業服.................................................................................................. 19
3.11
良く⽬⽴つ安全ベスト/ジャケット ...................................................... 19
4
記録 ..................................................................................................... 19
5
変更情報 .............................................................................................. 19
LME-12:001908 Uja Rev A
2013-08-26
 Ericsson AB 2012
2 (2)
個⼈防護具(PPE)
© Ericsson AB 2012
All rights reserved.本⽂書の情報はエリクソンの所有物であり、予告なく
変更されることがあります。エリクソンは、事実に関する誤りまたは誤字
について、何ら責任を負うものではありません。
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3 (3)
個⼈防護具(PPE)
はじめに
1
この基準では、⼀般的なPPEの最⼩要件について定義します。
定義
2
「ANSI」とは、American National Standards Institute(⽶国規格協会)
を意味します。
「AS」とは、⽶国規格を意味します。
「BSI」とは、英国規格協会を意味します。
「EN」とは、欧州規格を意味します。
「ISEA」とは、⼯業安全装置協会を意味します。
「ISO」とは、国際標準化機構を意味します。
「PPE」とは、個⼈防護具を意味します。
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4 (4)
個⼈防護具(PPE)
3
要件
3.1
⼀般要件
担当管理者は、以下の事項を確認します。

全員が、当該の適切な認定PPEを着⽤して作業を⾏う

PPEは、全従業員に無料で⽀給する
 使⽤前にすべてのPPEについて⽋陥がないかどうか調べ、問題の
あるPPEは交換する
 すべてのPPEは⽬的に沿って使⽤する
 PPEの使⽤前に、エンドユーザーに適切な指⽰と訓練を⾏う
 製造者の推奨する⽅法に従って、PPEを適切な状態に保ち、保
守、保管、およびテストを⾏う
注:すべてのPPEは、公認国際規格(ANSI、AS、BSI、EN、ISEA、SABS、
ISOなど)に適合する必要があります。
従業員は、以下の事項について責任を負います。
LME-12:001908 Uja Rev A

⽀給されたPPEを必ず使⽤する

指⽰に従ってPPEを取り扱う

PPEの⽋陥があれば報告する
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5 (5)
個⼈防護具(PPE)
PPE必須着⽤の概要
3.2

以下の表は、PPEの使⽤例を⽰します。
PPEの種類
墜落防⽌器具
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PPEの着⽤機会
2m を超える⾼さでの登攀、はしごの使
⽤、または可動式作業台上の作業
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6 (6)
個⼈防護具(PPE)
PPEの種類
PPEの着⽤機会
建設現場での登攀、反復的な持ち上げと運
搬、または作業
安全靴
落下物または靴底を貫通する鋭利な物体に
より⾜を怪我するリスクがあるすべての作
業
保護帽
保護⼿袋
建設現場での作業、登攀、⾼所作業員の⾜
下での作業
登攀、危険物質の処理、および⽣物学的危
険が存在する領域での作業
呼吸防護具
⽣物学的危険が存在する領域での作業、エ
アフィルタの交換
聴覚保護具
騒⾳レベルが85dB以上の場合
顔⾯および視覚保護
液状の危険物質を使⽤するドリル作業
具
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作業服
悪天候時の屋外作業
良く⽬⽴つ安全ベス
リスクの⾼い作業環境では、良く⽬⽴つ安
ト/ジャケット
全ベスト/ジャケットを着⽤する
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7 (7)
個⼈防護具(PPE)
墜落防⽌器具
3.3
担当管理者は現地のリスク評価に従って、以下のように、⽤途に適した
墜落防⽌システムを選択し、使⽤するようにします。

フルハーネス型安全帯を使⽤する(注:胴ベルト型安全帯は禁
⽌)

⾃⼰閉鎖型でオートロック機能のある接合具のみを使⽤する

従業員が2mを超える⾼さから墜落したり、低い場所に落ちない
ように、墜落防⽌ランヤードを⼀⼈⼀⼈に装着する

取付設備との接合点が、個々の荷重に、接合器具に取り付け可能
な墜落防⽌器具の最⼤数を乗じた荷重に耐えられるようにする

器具は、1年以内の間隔で点検する(使⽤⽅法に応じて、さらに
短い間隔にする必要がある)
3.3.1
ハーネス型安全帯
図1
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8 (8)
個⼈防護具(PPE)
図2
ハーネス型安全帯は、以下の要件を満たすものを使⽤します。

ハーネスの取り付け部が背中中央の肩の⾼さに近い位置にある

アジャスターは、作業員⼀⼈当たり最⼤で引張荷重2,200kgまで
対応

3.3.2
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荷重による影響を受けたハーネスは使⽤しない
ランヤード
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9 (9)
個⼈防護具(PPE)
図3
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10 (10)
個⼈防護具(PPE)
ランヤードは、以下の要件を満たすものを使⽤します。

2,300kgの引張荷重を掛けた場合に破断しない

接合部に合う⼤きさの接合具で、予期しない外れを防ぐ

ショックアブゾーバ付きランヤードをフルハーネス型安全帯で使
⽤する場合、着⽤者への衝撃荷重を最⼤800kgに制限する

ショックアブゾーバ付きランヤードは、墜落距離を最⼤1mに制
限する

3.3.3
荷重による影響を受けたランヤードは使⽤しない
接合具
図4
接合具は、以下の要件を満たすことが必要です。

セクション3.1で定義した国際規格

接合具は、単⼀の墜落防⽌器具に取り付ける(ただし、複数の器
具への装着を認定されているものを除く)
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11 (11)
個⼈防護具(PPE)
安全靴
3.4
図5
安全靴は、以下の状況で⾜を保護することが必要です。

⼈⼿による取扱いまたは持ち上げ作業

釘やスパイクなど、通常の靴の底や甲に⽳を開ける恐れのある鋭
利な物体を使⽤する作業

⾜にはねる恐れのある溶融⾦属への曝露

⾼温、濡れている、または滑りやすい⾯の上、またはその付近で
の作業

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電気的危険がある作業
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個⼈防護具(PPE)
保護帽
3.5
図6
以下のいずれかが当てはまる場合、担当管理者は、全従業員に必ず頭部保護
具を着⽤させます。

頭上からの落下物が頭に当たる恐れがある

むき出しのパイプや梁などの固定物に頭を打ちつける恐れがある

偶発的な頭部の接触により電気的危険に曝される恐れがある
注:⾦属またはその他の錫合⾦製の保護帽は禁⽌されています。
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13 (13)
個⼈防護具(PPE)
保護帽は、⽤途に適したものを選び、⼀般に使⽤されている以下などの等級
を考慮します。
等級Aの保護帽は、衝撃吸収性と耐貫通性があり、限定された電圧(〜
2,200v)から保護します。
等級Bの保護帽は、電気的危険を最⼤限に防ぎ、⾼電圧(〜20,000v)による
ショックと燃焼から保護します。これらは、⾶来/落下物による衝撃と貫通の
危険からも保護します。
等級Cの保護帽は軽量で衝撃を吸収しますが、電気的危険からは保護しませ
ん。
保護帽は、以下などの公認国際規格に適合する必要があります。
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
ANSI規格Z89.1-1986(産業労働者⽤保護帽)

ISO 3873

BS 5240

AS 1800

AS 1801
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14 (14)
個⼈防護具(PPE)
保護⼿袋
3.6
図7
保護⼿袋は、セクション3で定義した国際規格の要件を満たす必要がありま
す。
以下などの特定のリスクから保護する保護⼿袋を選択します。
LME-12:001908 Uja Rev A

取り扱う化学物質の種類

接触の性質(完全な液浸、⾶沫など)

接触の期間

保護を要する領域(⼿のみ、前腕、腕)

グリップの要件(濡れている、乾燥、油が付いている)

熱からの保護

サイズと着け⼼地

摩耗と切断に対する抵抗要件
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15 (15)
個⼈防護具(PPE)
呼吸防護具
3.7
図8
呼吸防護具は、セクション3で定義した国際規格の要件を満たす必要がありま
す。
以下などの特定のリスクから保護する呼吸防護具を選択します。
LME-12:001908 Uja Rev A

酸⽋環境

有害な塵

霧

煙

もや

ガス

蒸気

噴霧
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16 (16)
個⼈防護具(PPE)
聴覚保護具
3.8
図9
聴覚保護具は、セクション3で定義した国際規格の要件を満たす必要がありま
す。
以下などの特定のリスクから保護する聴覚保護具を選択します。
LME-12:001908 Uja Rev A

85dBを超える騒⾳レベル

継続的な騒⾳

さまざまな騒⾳レベルの作業領域間の移動

1つまたは複数の騒⾳源
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17 (17)
個⼈防護具(PPE)
顔⾯および視覚保護具
3.9
図10
図11
顔⾯および視覚保護具は、セクション3で定義した国際規格の要件を満たす必
要があります。
LME-12:001908 Uja Rev A
2013-08-26
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18 (18)
個⼈防護具(PPE)
以下などの特定のリスクから保護する顔⾯および視覚保護具を選択します。

チッピング、研削、鋸引き、槌打ち、動⼒⼯具の使⽤などの作業
により、塵、汚れ、⾦属⽚や⽊の切りくずが⽬に⼊る

腐⾷性物質、温液、溶剤などの危険溶液の⾶沫

⽊の枝、チェーン、⼯具、ロープなどの物体が⽬や顔に当たる

溶接による放射エネルギー、レーザーその他の輻射光による有害
光線(および熱、グレア、⽕花、⾶沫、⾶来物)
3.10
作業服
現地の天候または作業条件、および現地のリスク管理に適合した作業服を使
⽤します。
3.11
良く⽬⽴つ安全ベスト/ジャケット
現地のリスク管理で特定されている場合は、良く⽬⽴つベストまたはジャケッ
トを使⽤します。
記録
4
すべてのPPEに関する問題、検査、および保守の記録を取ります。
5
LME-12:001908 Uja Rev A
変更情報
2013-08-26
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19 (19)
個⼈防護具(PPE)
リビジョ
説明
ン
A
LME-12:001908 Uja Rev A
2013-08-26
初版
 Ericsson AB 2012
20 (20)
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