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4 集合住宅等太陽熱導入促進事業補助金交付要綱の概要
(2011/11/15 第2回太陽熱利用促進協議会) 資料-4 集合住宅等太陽熱導入促進事業 補助金交付要綱の概要 Bureau of Environment Tokyo Metropolitan Government 1 補助要綱の概要について ここでは、本日発表する「集合住宅等太陽熱導 入促進事業補助金交付要綱」を分かりやすく説 明するため、本要綱の規定の要約又は抜粋によ り資料を作成しています。 実際に補助金の手続きを行う際には、要綱本 文又は手引きを御確認いただきますようお願い 申し上げます。 2 事業スキーム 東京都 出えん 20億円 補助金申請 (財)東京都環境整備公社 住宅供給事業者 基金 太陽熱利用システム 補助金交付 3 目的・予算・事業期間 ■目的(第1条関係) 都内における新築の集合住宅、戸建の集合体又は標準 提案による戸建群に太陽熱利用システムを設置する事 業者に対して、その経費の一部を補助することにより、都 内への太陽熱利用システムの導入拡大を図る。 ■予算規模 20億円 ■事業期間(第1条関係) 平成23~27年度 (受付開始:平成23年11月16日) 4 補助対象者 ■補助対象者(第3条関係) 新たな施工技術等を含む太陽熱利用システムを都内の新築 住宅に設置する事業者のうち、次のいずれかに該当する者 (1)住宅を販売し、又は賃貸する事業を行う建築主 ⇒分譲マンションのデベや戸建建売のパワービルダーなどが対象 (2)上記以外の建築主から注文を受けて住宅を建設 する事業を営む請負人 ⇒戸建の注文住宅を建設する住宅メーカーなどが対象 5 補助対象者 (1)住宅を販売し、又は賃貸する事業を行う建築主 ①分譲事業者 ②賃貸事業者 賃貸事業者 分 譲 事 業 者 自ら建設を行う デベロッパー 建築主 自ら建設を行う 賃貸事業者 建築主 補助金 補助金 設計 (発注) 建設 販売 太 陽 熱 施 工 会 社 設計 (発注) 建設 太 陽 熱 施 工 会 社 (賃貸) (分譲) 入居者 入居者 太陽熱利用システムの所有者 6 補助対象者 ①分譲事業者 分譲事業者 賃貸事業者 自らは建設を行わない デベロッパー 建築主 補助金 設 計 ②賃貸事業者 (建物発注) 建設 (元請) (分離発注の場合) 自らは建設を行わない 賃貸事業者 建築主 太 陽 熱 施 工 会 社 補助金 設 計 (建物発注)建設 (元請) (分離発注の場合) 太 陽 熱 施 工 会 社 販売 (分譲) (賃貸) 入居者 入居者 太陽熱利用システムの所有者 7 補助対象者 (2)(1)以外の建築主 から注文を受けて住 宅を建設する事業を 営む請負人 ③左記以外の注文住宅事業者 注文を受けて住宅を 建設する元請建設事業者 ・注文住宅を供給する住宅 メーカー ・賃貸オーナーに太陽熱の 導入を提案をする住宅 メーカー 補助金 設 計 ( 建設 (下請) ) 元 請 (分離発注の場合) 元請 (注文) 太 陽 熱 施 工 会 社 (引渡) 入居者 又は 賃貸オーナー 太陽熱利用システムの所有者 8 対象システム (デザイン性への配慮) ■対象システム(第4条関係) 対象システムは公社が認定したものであって、次の各要件に適合したもの。 (3)戸建の集合体又は標準提案による戸建群に設置し、デザイン性 への配慮として次の措置がとられていること。 ア 集熱器の取付方法が次のいずれかであること (ア)屋根一体型又は壁一体型であること (イ)陸屋根を除く屋根は、集熱器が架台やワイヤーによることなく 直付けで屋根に設置されていること イ 配管が建物内に格納されていること。ただし、外観及び配置に ついて住宅と調和のとれた配管化粧カバーで覆われている場合は、 この限りではない。 9 対象システム(デザイン性への配慮) 【屋根一体型の事例】 【配管の屋根内格納の事例】 【配管化粧カバーの事例】 10 対象システム(システム性能の確保) ■対象システム(第4条関係) (4)戸建の集合体又は標準提案による戸建群に設置する場合 ⇒財団法人ベターリビングのBL部品認定を受けたものであること ※屋根一体型などこれまでBL部品認定を取得していなかった事業者も、 これを機に、BL認定の申請について御検討願います。 (5)集合住宅に設置する場合 ⇒JIS基準の性能と同等以上の性能を持つもの 11 新たな施工技術等を含む太陽熱利用システムの認定 ■認定システム(第5条関係) 平成23年度 都による「新築住宅への太陽熱新技術等提案事業」 ⇒公社で「新たな施工技術等を含む太陽熱利用システム」を認定 平成24年度~平成27年度 ①公社による新たなシステムの募集 ②審査委員会による審査・採択 ③新たな太陽熱利用システムを公社により追加認定 12 補助対象事業(集合住宅) ■補助対象事業(第6条関係) (1)集合住宅 イ 集合住宅における集熱器の設置面積が20㎡以上であること エ 対象システムを設置する住宅が、次世代省エネ基準 (平成22年12月改定エコポイント対象住宅基準) を満たすこと 年間20㎡ 年間20㎡ 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 住戸 店舗及び事務所 13 補助対象事業(戸建の集合体) ■補助対象事業(第6条関係) (2)戸建の集合体 ア 対象システムを設置する複数の住宅が一体的に開発されるもの ウ 年間の集熱器の設置面積が20㎡以上であること エ 対象システムを設置する住宅が、次世代省エネ基準 を満たすこと 一体開発 ※第1回太陽熱利用促進協議会資料では、 公道で分割されている場合は、対象外として いたが、一団の土地にあり一体的に開発され る場合には、対象にする可能性もあることとした。 6㎡ 6㎡ 6㎡ 6㎡ 14 補助対象事業(標準提案による戸建群) ■補助対象事業(第6条関係) (3)標準提案による戸建群 ア 住宅供給事業者等が作成するカタログ、ホームページ等の広報 媒体に太陽熱利用システムを掲載すること イ 標準提案を行うことを戸建群標準提案宣言書により宣言すること ウ 公社HPに、標準提案に関する取組を公表することを了承すること エ 年間の集熱器の設置面積が20㎡以上であること オ 対象システムを設置する住宅が、次世代省エネ基準 を満たすこと 6㎡ 6㎡ 都内 6㎡ 6㎡ 15 補助対象経費 ■補助対象経費(第7条関係) ・設備費 (集熱器、蓄熱槽、集熱配管、制御装置、架台等) ・工事費 (対象システム、配管化粧カバー等の設置に必要な経費) ※補助熱源機の設置に必要な経費は補助対象外 16 補助金の額 ■補助金の額(第8条関係) 補助対象経費の2分の1※1 (国等の補助を受けるときは、補助対象経費から 当該補助金控除後の対象経費の2分の1※1) ※1 予算の範囲内で決定 ■補助金の上限(第8条関係) 50万円×太陽熱を利用する総戸数 17 事業計画書・交付申請書 ■事業計画書(第10条関係) 補助対象事業の着工予定日2ヶ月以上前に、事業計画書を提出 することで、認定システムの適合の可否など、記載された内容の範囲 内において、事業着工前に事業内容を確認することができるように した任意様式 ■戸建の申請上限(第10・12条関係) 標準提案による戸建群の場合、1回の交付申請書(事業計画書) により申請できる集熱器の導入面積は、100㎡以内とする。 18 手続きの流れ(第10・12・17条関係) ■集合住宅の場合 1年目 2年目 実施設計 着工 工程 確認済証 工事着工の 2ヶ月前まで 竣工 太陽熱工事 検査済証 検査済証の交付 から3ヶ月以内 補助金支払い 確定通知書 実績報告書 交付決定通知 公 社 確認済証の交付 から3ヶ月以内 交付申請書 事業計画書 手 続 確認通知書 申 請 者 建築本体工事 3年目以降 19 手続きの流れ(第9~19条関係) ■戸建の集合体及び標準提案による戸建群の場合 1年目 2年目以降 建築工事 基準日 工程 基準日 (最も早い確認済証 交付日) (1年未満で最も遅い 検査済証交付日) 算定期間(1年以内) 確認済証の交付 から3ヶ月以内 検査済証の交付 から3ヶ月以内 補助金支払い 確定通知書 実績報告書 交付決定通知書 交付申請書 公 社 確認通知書 手 続 工事着工 2ヶ月前まで 事業計画書 申 請 者 20 管理及び報告 ■管理及び報告(第20条関係) 対象システムの法定耐用年数(15年)が経過する日まで、 善良なる管理者の注意をもって管理しなければならない。 この場合において、補助事業者は、対象システムに故障等不具合 が生じたときは、速やかに修理又は改善措置をとらなければならない。 分譲住宅など、対象システムを有償又は無償により譲渡する場合 には、公社に譲渡承認申請書を提出し、承認を受ける必要がある。 その場合、補助金の交付の目的に合致した譲渡であるとともに、 法定耐用年数の満了日までの間、対象システムの適正な管理を 譲受人に行わせることが契約書等により担保されていること。 21 初年度における例外規定 ■交付申請書の提出時期(附則) 申請者は、原則として、確認済証の交付を受けた日から3ヶ月 以内に申請をしなければならないこととなっているが、平成23年 4月1日から要綱施行日までに開始される事業は、要綱施行日 から3ヶ月以内に申請すれば足りるものとする。 22