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会社説明会資料
お客さま第一主義を徹底して実践する『ファースト・コール・バンク』を目指します 平成24年度決算の概要 - 会社説明会資料 - 平成25年 6月 6日 取締役頭取 池田 晃治 目 次 1. 平成24年度決算の概要 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) 平成24年度損益の状況 資金利益 役務取引利益等 経費 貸出金① 貸出金② 預金等 有価証券 与信費用と不良債権 自己資本とROE 2. 「中期計画2012∼改革への挑戦∼」の進捗状況 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 (1) 「中期計画2012∼改革への挑戦∼」と25年度計画 (2) ストックビジネスの強化(貸出金) (3) ストックビジネスの強化(個人ローン) (4) ストックビジネスの強化(預り資産) (5) コンサルティング営業の強化(成長分野) (6) コンサルティング営業の強化(企業再生支援) (7) コンサルティング営業の強化(取引先海外進出支援) (8) 行政との連携強化による地域経済への貢献 (9) チャネルの再構築 (10) 業務改革(営業推進時間捻出・経費削減) 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 3. 平成25年度の業績予想 (1) 平成25年度の業績予想と配当 25 1 お客さま第一主義を徹底して実践する『ファースト・コール・バンク』を目指します 1.平成24年度決算の概要 2 (1) 平成24年度損益の状況 コア業務純益は経費削減に向けた取り組みにより、前年比16億円増益(年率+4.2%)の389億円となった コア業務純益は経費削減に向けた取り組みにより、前年比16億円増益(年率+4.2%)の389億円となった 当期純利益は、有価証券に係る収益の増加や与信費用が減少した結果、前年比33億円(年率+25.1%)増益の 当期純利益は、有価証券に係る収益の増加や与信費用が減少した結果、前年比33億円(年率+25.1%)増益の 167億円となり、4期連続の増益となった 167億円となり、4期連続の増益となった (億円) 平 成 24 年 度 資 コ 金 益 760 役 務 取 引 利 益 等 益 179 939 費 550 益 389 57 ア 業 利 務 粗 利 △ 経 コ ア 債 実 業 券 質 うち 株 関 業 式 うち △ 務 係 務 関 与 純 損 純 係 信 損 費 益 益 益 用 常 当 連 連 期 結 結 利 純 経 当 常 期 純 利 利 増減率 ) △ 10 △ 2 △ 12 ( △ 28 16 ( 10 26 ( 平 成 24年 11月 公表比 3 △1.3% ) △ 2 1 △ 14 4.2% ) 15 △ 1 6.3% ) 14 58 38 △ 1 益 297 167 13.2% ) 25.1% ) 24 1 益 322 44 ( 15.9% ) 35 益 174 35 ( 25.6% ) 4 益 利 83 54 ( △ 8 54 35 ( 33 ( うち △投資損失引当金繰入額 経 446 △ 12 前年比 3 (2) 資金利益 資金利益は、市場金利の低下により貸出金利息が23億円減少したものの、有価証券利息配当金等が9億円増加したことに加 資金利益は、市場金利の低下により貸出金利息が23億円減少したものの、有価証券利息配当金等が9億円増加したことに加 え、預金+NCD利息が11億円減少したことなどにより、前年比△10億円にとどまった え、預金+NCD利息が11億円減少したことなどにより、前年比△10億円にとどまった 資金利益の増減要因 資金利益の増減要因 資金利益の各項目の増減要因(平残・利回り) 資金利益の各項目の増減要因(平残・利回り) (単位:億円) (億円) 2 4 年度 貸出金 △23 前年比 貸出金利息 682 △ 23 有価証券利息配当金等 179 9 預金+NCD利息(△) 50 △ 11 その他調達費用等(△) 51 7 760 △ 10 資金利益 △25億円 800 795 △10億円 770 平残 +18 23年度 770億円 利回り △41 資金利益の推移 資金利益の推移 (億円) 量の積み上げにより 量の積み上げにより 利回りの低下をカバー 利回りの低下をカバー 利回り △13 その他 利回り △7 △12 平残 +22 760 △10億円 △10億円 24年度 760億円 平残 +1 預金+NCD △11 21年度 22年度 23年度 24年度 有価証券利息 配当金等 +9 4 (3) 役務取引利益等 役務取引利益等は、前年比では△2億円とわずかにマイナスとなった 役務取引利益等は、前年比では△2億円とわずかにマイナスとなった 市況の回復に伴い、投資銀行業務の取扱件数、投資信託の販売額は着実に回復 市況の回復に伴い、投資銀行業務の取扱件数、投資信託の販売額は着実に回復 また、コア業務粗利益に占める非金利収入の割合は28.3%と上位地銀の中でも引き続き高い水準を維持 また、コア業務粗利益に占める非金利収入の割合は28.3%と上位地銀の中でも引き続き高い水準を維持 投資銀行業務の取扱件数 投資銀行業務の取扱件数 役務取引利益等の増減要因 役務取引利益等の増減要因 (件数) 24年度 投資銀行業務 預り資産関連 内国為替関連等 役務取引利益等 (億円) 35 61 83 179 △2 0 0 △2 34 30 20 78 60 40 10 49 20 0 0 23年度 (件数) 24年度 23年度 (件数) M&A M&A 24年度 デリバティブ デリバティブ 300 15 13 10 200 257 217 100 5 役務取引利益等と非金利収入の割合の推移 役務取引利益等と非金利収入の割合の推移 社債受託 社債受託 80 30 前年比 (件数) シンジケートローン シンジケートローン 40 6 0 0 23年度 23年度 24年度 24年度 (億円) 27.5% 27.3% 28.1% 28.3% 投資信託販売額 投資信託販売額 (億円) 518 164 21年度 176 181 179 397 357 22年度 23年度 247 24年度 23/上期 23/下期 24/上期 24/下期 5 (4) 経費 経費削減に向けた取り組み強化により、前年比△28億円と大幅に減少し、コアOHRは60%を切る水準へ 経費削減に向けた取り組み強化により、前年比△28億円と大幅に減少し、コアOHRは60%を切る水準へ 経費とコアOHR(コア営業経費率)の推移 経費とコアOHR(コア営業経費率)の推移 (単位:億円) コアOHR 61.6% (594) 292 60.8% 60.1% △10 (584) 283 △6 (578) 経費の増減要因 経費の増減要因 (単位:億円) 58.6% 前年比 前年比 △28億円 △28億円 (550) 276 257 物件費 物件費 主な要因 預金保険料の還付影響 減少額 (億円) △8 ATM本体アウトソーシング契約の見直し △4 減価償却費の減少 △3 既存経費の見直し △2 物件費等 物件費等 △19億円 △19億円 人件費 人件費 主な要因 302 301 302 293 減少額 退職給付費用 △4 人員の減少 △4 人件費 人件費 △9億円 △9億円 21年度 22年度 23年度 24年度 ※コアOHR=経費/コア業務粗利益 6 (5) 貸出金① 貸出金残高 貸出金残高(平残) (平残)は、事業性貸出等、個人ローンともに大幅に増加し、前年同期比+1,148億円(年率+2.6%) は、事業性貸出等、個人ローンともに大幅に増加し、前年同期比+1,148億円(年率+2.6%) 中小企業向け貸出金 中小企業向け貸出金(平残) (平残)は、エリア推進体制の定着化により、前年同期比 は、エリア推進体制の定着化により、前年同期比 +189億円(年率+1.0%)増加 +189億円(年率+1.0%)増加 中小企業向け貸出金(平残)の推移 中小企業向け貸出金(平残)の推移 貸出金残高(平残)の推移 貸出金残高(平残)の推移 (億円) +1,148億円 +1,148億円 (年率+2.6%) (年率+2.6%) (億円) +189億円 +189億円 (年率+1.0%) (年率+1.0%) (45,495) (43,869) 32,935 (43,921) 32,815 (44,347) 34,012 19,042 33,167 事業性貸出等 事業性貸出等 +845億円 +845億円 (年率+2.5%) (年率+2.5%) 10,934 11,106 21年度 22年度 11,180 23年度 19,474 18,872 18,853 22年度 23年度 11,483 個人ローン 個人ローン +303億円 +303億円 (年率+2.7%) (年率+2.7%) 24年度 21年度 24年度 7 (6) 貸出金② 事業性貸出先数は、エリア推進体制による積極的な営業展開により、リテール層を中心に着実に増加 事業性貸出先数は、エリア推進体制による積極的な営業展開により、リテール層を中心に着実に増加 お客さまのニーズに対応する提案を行った結果、フラット35を含む住宅ローン残高 お客さまのニーズに対応する提案を行った結果、フラット35を含む住宅ローン残高(平残) (平残)は順調に増加 は順調に増加 事業性貸出先数の推移 事業性貸出先数の推移 事業性貸出先数 事業性貸出先数 前年比 前年比 +1,010先 +1,010先 (年率+4.0%) (年率+4.0%) (先) 住宅ローン残高(フラット35含み平残)の推移 住宅ローン残高(フラット35含み平残)の推移 (億円) +255億円 +255億円 (年率+2.9%) (年率+2.9%) 26,146 (8,985) 25,136 (8,730) (8,485) 24,019 23,948 うち リテール層 うちリテール層 前年比 前年比 +905先 +905先 (年率+4.1%) (年率+4.1%) (8,192) 646 386 フラット35 フラット35 +146億円 +146億円 (年率+22.6%) (年率+22.6%) 323 23,228 22,323 21,156 792 8,193 7,869 21,213 8,099 8,084 22年度 23年度 住宅ローン 住宅ローン +109億円 +109億円 (年率+1.3%) (年率+1.3%) (リテール層・・・売上高10億円未満) 22/3末 23/3末 24/3末 25/3末 21年度 24年度 8 (7) 預金等(預金+NCD) 預金等残高 預金等残高(平残) (平残)は、エリア推進体制や店頭営業力の強化により、個人預金が初めて4兆円の大台に乗るなど は、エリア推進体制や店頭営業力の強化により、個人預金が初めて4兆円の大台に乗るなど 個人預金、法人預金とも大幅に増加し、前年同期比+1,396億円(年率+2.4%) 個人預金、法人預金とも大幅に増加し、前年同期比+1,396億円(年率+2.4%) 個人預り資産残高は、前年比+904億円(年率+1.8%)と着実に増加し、5兆円を突破 個人預り資産残高は、前年比+904億円(年率+1.8%)と着実に増加し、5兆円を突破 預金等(預金+NCD)残高(平残)の推移 預金等(預金+NCD)残高(平残)の推移 +1,396億円 +1,396億円 (年率+2.4%) (年率+2.4%) (単位:億円) (54,714) 2,584 14,384 (55,882) 2,361 15,217 (57,954) 2,827 15,772 個人預り資産残高(末残)の推移 個人預り資産残高(末残)の推移 (単位:億円) 5兆円突破 +904億円 +904億円 (年率+1.8%) (年率+1.8%) (59,350) 2,727 (49,117) 16,409 (48,058) 法人預金 法人預金 +637億円 +637億円 (年率 (年率 +4.0%) +4.0%) (46,941) 579 514 2,441 2,662 786 2,012 (50,021) 金融商品仲介 金融商品仲介 公共債 公共債 860 1,709 4,029 3,764 保険 保険 2,909 投資信託 投資信託 3,303 4兆円突破 37,746 38,304 39,355 40,214 個人預金 個人預金 +859億円 +859億円 (年率 (年率 +2.2%) +2.2%) 21年度 22年度 23年度 24年度 2,760 2,978 38,027 22/3末 2,846 3,035 38,700 40,577 39,646 個人預金 個人預金 23/3末 24/3末 25/3末 9 (8) 有価証券 有価証券の含み益はポートフォリオの改善に取り組んだことに加え、市況の回復もあり、前年比+379億円と大幅に改善 有価証券の含み益はポートフォリオの改善に取り組んだことに加え、市況の回復もあり、前年比+379億円と大幅に改善 金利リスクに配意し円貨債券のデュレーションは前年比△0.30年と短期化。また、アウトライヤー比率は、4.1%と低い水準 金利リスクに配意し円貨債券のデュレーションは前年比△0.30年と短期化。また、アウトライヤー比率は、4.1%と低い水準 有価証券関係損益は、前年比+48億円増加の45億円を確保 有価証券関係損益は、前年比+48億円増加の45億円を確保 有価証券残高(平残)の推移 有価証券残高(平残)の推移 有価証券の含み益 有価証券の含み益 24/3末 (単位:億円) 前年比 前年比 +2,096億円 +2,096億円 (18,875) 2,959 (16,779) (14,327) (15,424) 2,869 1,030 1,003 916 1,082 897 785 1,392 株式 株式 966 外債 外債 1,910 地方債 地方債 1,516 24/3末 43 905 948 証券化商品 政策投資株式 合 計 11,524 アウ トライヤ ー 比率 国債 国債 △ 27 △ 79 △ 106 4 .2 0年 9 .5 % 25/3末 3.9 0年 4.1 % 24/3末比 △0.30年 △5.4% 有価証券関係損益 有価証券関係損益 9,515 23年度 23年度 16 826 842 金利リスクに関する指標 金利リスクに関する指標 円貨債券デュレー ション 10,441 107 86 186 379 (億円) 24/3末比 25/3末 24/3末 1,173 22年度 126 201 76 403 主なリスク資産の状況 主なリスク資産の状況 その他 その他 8,155 21年度 19 115 △ 110 24 3,019 3,087 1,166 株式 債券 その他 合 計 (億円) 24/3末比 25/3末 24年度 債券関係損益 株式関係損益 有価証券関係損益 47 △ 50 △ 3 2 4 年度 57 △ 12 45 (億円) 前年比 10 38 48 10 (9) 与信費用と不良債権 与信費用は、お取引先の経営改善支援への積極的な対応により着実に減少 与信費用は、お取引先の経営改善支援への積極的な対応により着実に減少 不良債権比率は、引き続き上位地銀平均を下回る健全な水準を維持 不良債権比率は、引き続き上位地銀平均を下回る健全な水準を維持 金融再生法開示額と不良債権比率の推移 金融再生法開示額と不良債権比率の推移 与信費用と与信費用比率の推移 与信費用と与信費用比率の推移 (単位:億円) (単位:億円) 0.33% 不良債権比率(部分直接償却後) 2.70% 2.74% 2.70% 上位地銀平均 2.61% 0.27% 2.60% 2.50% 2.37% 与信費用比率 (1,119) (1,158) 226 252 146 2.31% (1,052) (1,122) 299 204 0.20% 当 行 要管理債権 要管理債権 0.18% 119 613 705 658 653 202 190 171 23/3末 24/3末 危険債権 危険債権 91 83 281 21年度 22年度 23年度 24年度 22/3末 破産更生債権等 破産更生債権等 25/3末 11 (10) 自己資本とROE 内部留保の積み上げと資本の質の向上の両立を図った結果、単体自己資本比率は、12.10%へ、単体Tier1比率も8.45%へ上昇 内部留保の積み上げと資本の質の向上の両立を図った結果、単体自己資本比率は、12.10%へ、単体Tier1比率も8.45%へ上昇 ROEは、自己資本の厚みが増す中で、5.35%へ上昇 ROEは、自己資本の厚みが増す中で、5.35%へ上昇 単体自己資本比率と単体Tier1比率の推移 単体自己資本比率と単体Tier1比率の推移 単体自己資本比率の内訳 単体自己資本比率の内訳 単体自己資本比率 11.82% 11.94% 12.06% 12.10% ① Tier1 ・・・ 内部留保積み上げにより着実に増強 ② Tier2 ・・・ 期限の到来した劣後性資金30億円削減 (億円) (単位:億円) (4,360) 1,606 (4,283) 1,427 (4,321) 1,357 24/3末 (4,438) 24/3末比 基本的項目( Tier1) 2,964 3,099 135 補完的項目( Tier2) 1,364 1,339 △ 25 950 920 △ 30 7 0 △7 4,321 4,438 117 35,806 36,665 859 1,339 Tier2等 Tier2等 単体Tier1比率 うち劣後性資金残高 控除項目(△) 3,099 2,964 2,856 2,754 8.27% 自己資本 8.45% 7.96% リスクアセット Tier1 Tier1 ROE(当期純利益ベース) ROE(当期純利益ベース) 7.46% 23年度 ROE 22/3末 23/3末 24/3末 25/3末 4.70% 24年度 5.35% 前年比 0.65% 25/3末 12 お客さま第一主義を徹底して実践する『ファースト・コール・バンク』を目指します 2. 「中期計画2012∼改革への挑戦∼」の進捗状況 13 (1) 「中期計画2012∼改革への挑戦∼」と25年度計画 中計における経営目標 中計における経営目標 コア業務純益 連結当期純利益 400億円以上 200億円以上 1円増配(年7円)の水準 与信費用比率 0.15%以下 コアOHR 58.5%以下 ROE 6.0%以上 5 6 2年度は中計最終年度である2年度の 飛躍に向けた施策を集中的に展開する 26年度目標 25年度計画 25年度計画 営業戦略の柱 25年度計数計画 375億円 ① ストックビジネスの強化 ② コンサルティング営業の強化 ③ 行政との連携強化による 地域経済への貢献 179億円 0.17% 59.9% 5.4% 14 (2) ストックビジネスの強化(貸出金) 中小企業向け貸出・個人ローン先への面談件数を8件⇒13件へ増加させ、リテール層への徹底した営業を展開することで 中小企業向け貸出・個人ローン先への面談件数を8件⇒13件へ増加させ、リテール層への徹底した営業を展開することで 貸出金を増強 貸出金を増強 貸出金残高(平残) 貸出金残高(平残) (億円) (45,495) 中小企業向け貸出金(平残) 中小企業向け貸出金(平残) (47,058) +1,563億円 (年率+3.4%) 34,012 中計 26年度 47,643億円 (億円) +608億円 (年率+3.2%) 35,138 19,042 事業性貸出等 事業性貸出等 +1,126億円 +1,126億円 (年率+3.3%) (年率+3.3%) 40,000 個人ローン 個人ローン +437億円 +437億円 (年率+3.8%) (年率+3.8%) 11,483 30,000 24年度 19,650 11,920 15,000 24年度 25年度計画 事業性貸出先数 事業性貸出先数 (先) 中計 26年度 20,155億円 2 7 ,1 4 6 中計 26年度末 28,000先 25年度計画 当行の広島県内貸出金(末残)と貸出金シェア 当行の広島県内貸出金(末残)と貸出金シェア (億円) 当行貸出金シェア 36% 中計 26年度末 38% 35.6% +1,000先 26,146 32,439 25/3 26/3計画 25/3 32,984 26/3計画 15 (3) ストックビジネスの強化(個人ローン) 消費増税に伴う住宅ローンニーズに対してスピーディーかつ積極的に対応 消費増税に伴う住宅ローンニーズに対してスピーディーかつ積極的に対応 住宅ローンセンターの充実により、住宅ローン獲得を推進 住宅ローンセンターの充実により、住宅ローン獲得を推進 ⇒倉敷住宅ローンセンター、広島東住宅ローンセンターオープンにより、住宅ローンセンターは合計11拠点 ⇒倉敷住宅ローンセンター、広島東住宅ローンセンターオープンにより、住宅ローンセンターは合計11拠点 ⇒また、全ての住宅ローンセンターにて日曜日営業を開始 ⇒また、全ての住宅ローンセンターにて日曜日営業を開始 お客さまのライフサイクルに合わせた提案を行う中でクロスセルを徹底し、消費者ローン獲得を推進 お客さまのライフサイクルに合わせた提案を行う中でクロスセルを徹底し、消費者ローン獲得を推進 中計 26年度 8,759億円 住宅ローン残高(平残) 住宅ローン残高(平残) (億円) 消費者(無担保)ローン 消費者(無担保)ローン(末残) (末残) (億円) +272億円 (年率+3.3%) さらなる増加 を目指す 564 537 8,465 8,193 522 521 500 24年度 22/3末 25年度計画 23/3末 24/3末 バリューワン関連ローン バリューワン関連ローン(末残) (末残) 住宅ローンセンターの体制(11拠点) 住宅ローンセンターの体制(11拠点) 25/3末 26/3末計画 事前枠設定は全国初 「バリューローン予約型」の創設(25年4月) (億円) 平成24年12月3日 平成24年12月3日 広島東住宅ローンセンター 広島東住宅ローンセンター オープン オープン 広島県 8センター(65名) 広島西 1センター(5名) ★ 2センター(10名) 西条 広島北 山口県 67 岡山県 52 ★ 広島 43 福山 尾道 呉 平成24年9月3日 平成24年9月3日 倉敷住宅ローンセンター 倉敷住宅ローンセンター オープン オープン 59 バリューワン会員にマ イカー・教育ローンの 借入可能枠を設定 し、必要なときに借 入可能とすることで、 さらに推進を強化 36 22/3末 23/3末 24/3末 25/3末 16 (4) ストックビジネスの強化(預り資産) エリア渉外と店頭のマネーコンサルティングデスクとの連携を強化し、資産運用ニーズに積極的に対応 エリア渉外と店頭のマネーコンサルティングデスクとの連携を強化し、資産運用ニーズに積極的に対応 25年4月に本部内に新設した「プライベートバンキング推進室」を活用し、富裕層との長期的なリレーションを構築 25年4月に本部内に新設した「プライベートバンキング推進室」を活用し、富裕層との長期的なリレーションを構築 日本版ISA(少額投資非課税制度)および教育資金一括贈与の非課税措置導入により新たに発生する顧客ニーズに 日本版ISA(少額投資非課税制度)および教育資金一括贈与の非課税措置導入により新たに発生する顧客ニーズに 的確に対応 的確に対応 預金等(預金+NCD)残高(平残) 預金等(預金+NCD)残高(平残) 個人預り資産残高(末残)の推移 個人預り資産残高(末残)の推移 6兆円を 目指す (単位:億円) (単位:億円) (60,695) +1,345億円 (年率+2.3%) 2,849 +1,373億円 (年率+2.7%) 公金・金融預金 公金・金融預金 (50,021) 16,811 786 (59,350) 1,709 2,727 (51,394) 金融商品仲介 金融商品仲介 公共債 公共債 法人預金 法人預金 16,409 4,029 保険 保険 2,846 投資信託 投資信託 41,035 40,214 個人預金 個人預金 40,577 個人預金 個人預金 24年度 25年度計画 25/3末 26/3末 17 (5) コンサルティング営業の強化(成長分野) 成長分野への対応強化により一層他行との差別化を推進 成長分野への対応強化により一層他行との差別化を推進 コンサルティング営業 新たな取組み 環境・エネルギー ・太陽光発電・メガソーラー事業への参入企業等に対するサポート体制の強化 行内専用窓口の設置 審査ラインに専担ラインの設置 成長産業への対応 【事業者向け融資案件の実績】 (7∼3月) (件、億円) 件数 金額 39 39 25/3月末時点見込先37件/107億円 融資商品の拡充・創設 【医療・介護向け融資案件の実績】 医療・介護 ・本部担当者による顧客ニーズの喚起および資金需要への積極対応 24年度セミナー開催実績3回⇒延べ314名参加 24年度セミナー開催実績3回⇒延べ314名参加 (4∼3月) 件数 (件、億円) 金額 161 155 ※本部担当者関与分 25年4月、本部に「プライベートバンキング推進室(30名)」を新設し、富裕層・高齢者ビジネスへの対応を強化 新設 富裕層を中心とした 高齢者ビジネスへの 対応 プライベートバンキング推進室 プライベートバンキング推進室 コンサルティンググループ(10名) 推進グループ(10名) 保険グループ(10名) ・富裕層に対する相続、事業承 継等のコンサルティング ・相続対策・事業承継・不動産有 効活用ニーズへの対応 ・金融商品の販売推進 ・営業店販売員へのOJT実施に よる人材育成 ・アフターフォロー等 ・保険コンサルティングによる、 平準払保険・事業性保険等の 販売 ・休日営業窓口による、保険相 談会の実施 18 (6) コンサルティング営業の強化(企業再生支援) 中小企業金融円滑化法の期限到来に際して、経営改善支援の一層の強化のため、現行の組織体制を見直し、 中小企業金融円滑化法の期限到来に際して、経営改善支援の一層の強化のため、現行の組織体制を見直し、 25年4月に3つの専門部署を新設 25年4月に3つの専門部署を新設 当行の地域密着型金融推進体制 当行の地域密着型金融推進体制 審査担当 審査担当 融資 融資 第一部 第一部 業 店 営 業 店 営 取 引 先 お 取 引 先 お 再生 支援 Ê重点的・能動的なモニタリング及び経営 改善支援・コンサルティング機能を強化 新設 地域密着型金融 地域密着型金融 推進担当(4名) 推進担当(4名) 指導 支援 融資企画部 融資企画部 新設 CF担当 CF担当 統括 融資 融資 第二部 第二部 審査担当 審査担当 地域密着型 地域密着型 金融 金融 推進室 推進室 (3名) (3名) しまなみ債権回収 しまなみ債権回収 連 携 連携 法人 法人 営業部 営業部 新設 Ê地域密着型金融推進に係る統括 機能を強化 事業支援室(7名) 事業支援室(7名) 連 携 Ê多様なソリューション提供機能を活用し、 的確な事業再生支援を実施 外部専門機関 外部専門機関 19 (7) コンサルティング営業の強化(取引先海外進出支援) 安定した成長が見込まれるアジアに、当行取引先企業666社(980拠点)が進出 安定した成長が見込まれるアジアに、当行取引先企業666社(980拠点)が進出 ⇒ ⇒ ビジネスチャンスが拡大 ビジネスチャンスが拡大 進出企業へのサポート推進によりグローバルな成長に貢献 進出企業へのサポート推進によりグローバルな成長に貢献 ⇒ ⇒ 成長の果実の一部を当行収益に繋げる 成長の果実の一部を当行収益に繋げる 当行取引先のアジア進出状況(24年9月末現在) 国際営業室、駐在員事務所による「情報」支援 現地進出に係る資金支援 進出企業 上海駐在員事務所 担当国 中国全土 (香港を含む) 台湾 進出先 406社 662拠点 支援 広島 バンコック駐在員事務所 担当国 タイ ミャンマー カンボジア ベトナム 支援体制の 進出先 128社 155拠点 強化 25年7月新設 ビジネスマッチング機能の充実 外国銀行との提携による現地金融サービスの提供 ⇒ スタンドバイクレジットの供与など スタンドバイクレジット残高25/3末時点⇒73億円 25年7月にシンガポール駐在員事務所を新設 アジアでのビジネスに精通した人材の育成 ⇒東南アジアへのMBA留学等 シンガポール駐在員事務所 東アジア・東南アジアのほぼ全域をカバー 国 外国銀行との提携 担当国 進出先 シンガポール インドネシア 100社 マレーシア 130拠点 フィリピン インド バングラデシュ 提携銀行 中国 中国銀行/交通銀行/大連銀行 タイ バンコック銀行/カシコン銀行 韓国 韓国産業銀行/韓国外換銀行 インドネシア バンクネガラインドネシア フィリピン メトロポリタン銀行 インド インドステイト銀行 アジア地域 (25年3月) スタンダードチャータード銀行 香港上海銀行/クレディ・アグリコル銀行 20 (8) 行政との連携強化による地域経済への貢献 行政との連携強化による地域経済への積極的な貢献を図る 行政との連携強化による地域経済への積極的な貢献を図る 再開発等のプロジェクトの入り口段階から当行のネットワークやソリューションを積極的に提供する 再開発等のプロジェクトの入り口段階から当行のネットワークやソリューションを積極的に提供する 行政との連携強化による地域経済への貢献 行政との連携強化による地域経済への貢献 広島駅周辺の再開発 広島駅周辺の再開発 ①二葉の里地区土地区画整理事業 広島県との連携 広島県との連携 今後、以下の土地利用に関する基本方針に従いまちづくりが進む 1 都市居住等の機能を主体に、広島駅に近接した利便性を生かした業務・商業等の機能が複合した土地利用。 2 医療及び関連する業務機能を主体に、教育・人材育成や都心居住等の機能が複合した土地利用。 「広島県子育てスマイルマンション認定制度」に係る認定マンション 「広島県子育てスマイルマンション認定制度」に係る認定マンション 購入者への住宅ローン優遇金利を準備 購入者への住宅ローン優遇金利を準備 「瀬戸内しまのわ2014」実行委員会への人材派遣 「瀬戸内しまのわ2014」実行委員会への人材派遣 3 広域的な拠点性を高めるため、業務機能及び教育・人材育成機能を主体に、商業・文化等の機能が複合した土地利用。 若草町再開発事業 (平成22年8月竣工) 広島市との連携 広島市との連携 「ひろしま菓子博記念宝くじ」業務の受託 「ひろしま菓子博記念宝くじ」業務の受託 「住宅団地活性化」に向けた、対応方法の提言 「住宅団地活性化」に向けた、対応方法の提言 (資料) 広島市ホームページ ②Bブロック(イメージ図) 平成25年度着工 平成28年度竣工予定 (総事業費約353億円) 二葉の里地区まちづくりホームページ ③Cブロック(イメージ図) 平成25年度着工予定 平成28年度竣工予定 (総事業費約280億円) 21 (9) チャネルの再構築 顧客利便性の向上と他行との差別化を推進するため、店舗戦略・設備の見直しやインターネットチャネルの強化を図る 店舗戦略・設備の見直し 店舗戦略・設備の見直し 休日営業店舗の拡大 休日営業店舗の拡大 休日営業日・平日延長時間帯の取扱業務拡大 休日営業日・平日延長時間帯の取扱業務拡大 インターネットチャネルの強化 インターネットチャネルの強化 インターネット支店の創設( インターネット支店の創設( 25年3月 25年3月 )) 【ひろぎんネット支店】 ¾簡単な口座開設手続きにより地元および地元以外のエリアから 顧客基盤の拡大や預金・貸出金の増強を図る 新営業店端末を活用した最適な金融サービス等の提供 新営業店端末を活用した最適な金融サービス等の提供 窓口のローカウンター化 窓口のローカウンター化 インターネット支店開設等を契機としたダイレクトバンキング インターネット支店開設等を契機としたダイレクトバンキング 会員の増強 会員の増強 店舗内へのWi-Fi(公衆無線LAN)スポットの設置 店舗内へのWi-Fi(公衆無線LAN)スポットの設置 ¾会員数50万先に向けた取り組みを強化 【スマートフォンによるインターネットバンキングサービス(24年10月∼)】 《トップ画面イメージ》 《残高照会画面イメージ》 25年5月∼ 定期預金預入メニューの取り扱いを開始 22 (10) 業務改革(営業推進時間捻出・経費削減) 業務プロセスの見直しによる営業店事務の効率化により営業推進時間の捻出を図る 業務プロセスの見直しによる営業店事務の効率化により営業推進時間の捻出を図る 業務・委託契約等のきめ細かい検証により抜本的な見直しとムダの削減を実施し、経費の削減を図る 業務・委託契約等のきめ細かい検証により抜本的な見直しとムダの削減を実施し、経費の削減を図る 業務改革プロジェクト (平成24年4月∼) 業務改革プロジェクト(平成24年4月∼) タブレット端末 項目 主な施策 営業推進時間捻出 渉外担当者へのタブレット端末の導入(25年10月) 本部業務効率化 会議・協議時間50%削減に向けた取り組み 渉外担当者の提案力強化⇒タイムリーな情報を用いた提案 が可能に 《タブレット端末イメージ》 情報漏えいリスクの低減 情報持出にかかる時間削減 ⇒渉外担当者425人: 延べ65,000時間 ペーパーレス会議に向けた取り組み 経費削減 テレビ会議システムの導入(25年4月) テレビ会議システム 会議・協議・集合研修への参加に係る旅費の削減や移動削減による営業推進時間の捻出 映像や音声を活用することによるわかりやすいメッセージ伝達の実現 講話・研修・教育 Face to Face でのタイムリーなコミュニケーションの実現 営業店業務の本部集中 年間9,400時間(延べ5,000人) の移動時間を削減 会議・協議 大規模災害時におけるBCP対策 23 お客さま第一主義を徹底して実践する『ファースト・コール・バンク』を目指します 3. 平成25年度の業績予想 24 (1) 平成25年度の業績予想と配当 当期純利益は5期連続の増益を見込む 当期純利益は5期連続の増益を見込む 平成25年度の配当については、 平成25年度の配当については、 配当テーブルに則り、年間6円の配当を予想 配当テーブルに則り、年間6円の配当を予想 平成25年度の業績予想 平成25年度の業績予想 24年度 25年 度 (実績) ( 予 想 ) 資 金 役 務 取 利 引 利 益 760 747 △ 13 - 等 179 188 9 - △ 4 △ 0.4% 費 550 560 10 - 益 389 375 △ 14 △ 3.6% 益 57 10 △ 47 - 益 446 385 △ 61 △ 13.7% う ち 株 式 関 係 損 益 △ 12 △ 10 2 - 用 83 80 △ 3 - 益 297 288 △ 9 △ 3.0% 益 167 176 9 5.4% 益 174 179 5 2.9% ア 業 券 質 △ う 務 関 業 ち 経 常 当 期 結 係 務 与 損 純 信 費 利 純 当 純 期 利 純 利 ①安定配当金 一株当たり年間6円の配当を実施 ②業績連動型配当金 下表の配当目安テーブルに沿い、連結 当期純利益に応じた配当を実施 増減率 935 債 連 前年比 939 △ 経 実 (億円) 益 コ ア 業 務 粗 利 益 コ 配当方針及び配当テーブル 配当方針及び配当テーブル 1株当たり配当金額 連結当期純利益 連結配当性向 ①安定配当 ②業績連動配当 ①+② ∼180億円以下 6円 0円 6円 ∼20.8%以上 180億円超∼210億円以下 6円 1円 7円 24.3%未満∼20.8%以上 210億円超∼240億円以下 6円 2円 8円 23.8%未満∼20.8%以上 25年度の配当予想 25年度の配当予想 1株当たり年間配当金(25年度) 配当金 中間(予想) 期末(予想) 3円 3円 6円 25 本資料に関するご照会先 本資料には、将来の業績等に関する記述が含まれています。 こうした記述は、将来の業績等を保証するものではなく、不確実性を内包するものです。 将来の業績は、経営環境の変化等により、目標対比異なる可能性があることにご留意下さい。 株式会社 広島銀行 総合企画部 電話:082-504-3823 FAX:082-504-0171 URL:http://www.hirogin.co.jp/