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情報科学芸術大学院大学 パンフレット 2012

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情報科学芸術大学院大学 パンフレット 2012
IAMAS図書館
産 業 文 化 研 究 セ ン タ ー( R C I C ) 教員紹介
● F 領域
産業文化研究センター( RCIC )は、IAMAS の活動を社会、コミュニティに結びつけ
IAMAS 図書館では、メディア・情報・アート関連の専門書を中心として3 万冊以上
● A 領域
る機関です。IAMASによるテクノロジー・デザイン・アートの研究を活かし、
まちづくり、
の図書や雑誌を所蔵し、CD 、DVD 等の視聴覚資料を視聴することもできます。他の
● I 領域
ものづくり、地域のあり方の提案まで、幅広い視野から社会やコミュニティに対して支
図書館には見当たらないユニークなコレクションが特徴です。検索等のサービスも行っ
援や連携の活動を行っています。また、IAMASと他大学との連携をはかり、教育研
ておりますが、学外の方も利用することができます。
● 関口 敦仁
[芸術情報学/芸術学]
● 三輪 眞弘
[作曲/現代音楽]
● 入江 経一
もう一つの重要な仕事は、IAMAS のさまざまな催しの企画と運営、そしてIAMAS の
広報活動です。ウェブサイトの運営、展覧会カタログや学校パンフレットなどの広報物
の制作、講義やイベントのアーカイブなど、その活動は多岐にわたっています。
ソフトピアジャパン2 階には RCIC 分 室があり、2012 年 度も様々な作 品 展 示やレク
チャー、ワークショップなどを行い、IAMASと地域を結ぶネットワークづくりを行っています。
● 小林 茂
[インタラクションデザイン]
● 平林 真実
[コミュニケーションシステム]
● 山田 晃嗣
[情報工学]
● 小林 孝浩
[情報システム工学]
● 赤羽 亨
[インタラクションデザイン]
● 赤松 正行
[メディアアート]
●ジェームズ ギブソン
[デザイン]
● 城 一裕
[音響学/インタラクションデザイン]
● 安藤 泰彦
[現代美術]
理
念
に
メ
デ
ィ
ア
文
化
と
産
業
の
分
野
で
常
に
最
先
端
を
走
り
続
け
る
学
校
で
す
。
究活動の交流を進めています。
[建築/デザイン]
施設紹介
1.f.Labo / 2.R.Cafe / 3.プロトタイピングラボ/ 4. 金 工室
※ IAMASは2014 年度よりソフトピアジャパンエリアに移転を予定しております。
1
2
3
4
● 鈴木 宣也
[情報・デザイン工学]
● 瀬川 晃
[グラフィックデザイン]
●● 小林 昌廣
[表象文化論]
入学案内
卒業生の主な進路
● 費用
IAMASは、先端メディア表現を学ぶ学校の草分け的
学費( 2012 年度入学者)
な存在として、多くの卒業生が新しい教育機関や文化
入学金 県内の者: 226,000 円
施 設などに就 職しています。そのほかにも、IT 関 連 企
県外の者: 338,000 円
業、ウェブ、グラフィック、プロダクトなどのデザイナー、
授業料:年額 535,800 円
プログラマー、アーティスト、起業、博士課程への進学
など、その進路はさまざまです。
情報科学芸術大学院大学
(IAMAS)
〒503–0014
岐 阜 県大垣 市 領 家 町 3–95
TEL 0584 –75 – 6600
FAX 0584 –75 – 6637
info @iamas.ac.jp
● 奨学金
・情報科学芸術大学院大学特別給費生報奨金
● 前田 真二郎
[映
表現]
● 前林 明次
[メディアアート]
● 金山 智子
[コミュニケーションデザイン]
株 式 会 社イメージソース、株 式 会 社グラスプ アット ジ
[ネットワーク工学]
支給額:年額 60 万円を1 年間支給(返還不要)
エアー、株式会社コルグ、株式会社セイノー情報サー
支給人員: 1 学年 1 名以内
ビス、株式会社バスキュール、サンメッセ株式会社、ソ
・情報科学芸術大学院大学報奨金(市アウォード)
ニー株式会社、
タック株式会社、チームラボ株式会社、
支給額:年額 60 万円を1 年間支給(返還不要)
任天堂株式会社、SKテレコム(韓国)
● 吉田 茂樹
非常勤教員
● 就職/一般企業
(県アウォード)
アンドレアス シュナイダー
加藤 由紀子
四方 幸子
中谷 日出
古堅 真彦
熊坂 賢次
田川 とも子
室井 尚
秋庭 史典
桑久保 亮太
永原 康史
吉岡 洋
支給人員: 1 学年 1 名
※その他、日本学生支援機構奨学金もあります。
卒業生紹介
● 留学制度
ザイン学科、東京藝術大学先端表現科、名古屋学芸
IAMASでは、海外の教育機関との学生交流事業を実
大学、名古屋造形大学
IAMASウェブサイトで
施しています。これは学生に海外で豊かな経験を積んで
先輩達のホンネを覗いてみよう。
もらうプログラムで、提携先の学生との交換留学として
www.iamas.ac.jp/iamaspeople/
実施しています。
NTTインターコミュニケーション・センター、せんだいメ
2012 年度の提携校:リンツ美術工芸大学(オーストリア)
ディアテーク、日本科学未来館、山口情報芸術センター
木村 亮介 [ 9 期生]
斉田 一樹 [ 4 期生]
須木 康之 [ 9 期生]
チームラボ株式会社勤務
株式会社 GOCCO. 代表取締役
名古屋文理大学、
愛知産業大学非常勤講師
株式会社コルグ勤務
SONY
クリエイティブセンター勤務
● 寮情報
学 生 寮( RIST )は、IAMASから約 2.5km の住 宅 街に
位置し、ユニットバス、ベッド、電気調理器具など快適
さと機能性を備えた生活空間となっています。また、学
生が利用しやすい寮費となっています。
所在地:大垣市藤江町1丁目1-7
部屋数:全 40 室(洋間)
間 取り: 1K(約 9 畳)
鈴木 光 [ 9 期生]
成 知垠 [ 9 期生]
八嶋 有司 [ 8 期生]
渡辺 充哉 [ 10 期生]
映
名古屋大学大学院
博士後期課程在籍
アーティスト
株式会社 GOCCO. プログラマー
作家
寮 費: 22,800 円/月額
共益費: 35,000 円/年(前納)
その 他:駐車場、駐輪場あり
新大阪
米原
20分
● 就職/文化施設
株式会社 GOCCO. 、株式会社メタファー、株式会社
ライゾマティクス、合同会社アライアンス・ポート、合同
会社マスラックス、有限会社トリガーデバイス
30分
10分
中部国際空港
岐阜羽島
新幹線
◎東京方面から
東京ー名古屋:新幹線 100 分
名古屋ー大垣:JR 東海道本線新快速 30 分
◎大阪方面から
新大阪ー米原:新幹線 40 分
米原ー大垣:JR 東海道本線 30 分
名古屋または、岐阜経由でJR 大垣駅まで100 分
◎大垣駅より
タクシー:JR 大垣駅北口から約 6 分
バス:JR大垣駅北口から
「黒野」
または
「経大」行き
約 10 分、
「 領家」下車、東へ徒歩 4 分
● 進学
岐阜大学大学院工学研究科博士課程、東京藝術大
研究科博士課程、名古屋大学大学院
情報科学研究科博士課程、リンツ美術工芸大学博士
課 程(オーストリア)、ロイヤル カレッジ オブ アート(イ
ギリス)
100分
名古屋
◎中部国際空港セントレアから
● 起業
学大学院映
[交通手段]
東京
30分
車25分
40分
● 就職/教育・研究機関
女子美術大学、成安造形大学、多摩美術大学情報デ
井澤 謙介 [ 9 期生]
大垣
30分
◎岐阜羽島駅より
タクシー:JR 岐阜羽島駅北口から約 25 分
www.iamas.ac.jp
イ
ア
マ
ス
︵
情
報
科
学
芸
術
大
学
院
大
学
︶
は
先
端
技
術
と
芸
術
的
創
造
の
融
合
を
こ
れ
か
ら
も
イ
ア
マ
ス
プ ロジェクト
IAMAS Labo とは、テ クノロ
体験拡張インターフェイス
プロジェクト
IAMAS のプロジェクトはメディア表現の社会的な実践としての研究、成果の発信や、行政や企業、他大学との
連携などを行う場です。学生と教員が集い共同活動を通して、高度でユニークな研究成果を目指しています。
ジー・デザイン・アートの領域
に広がる IAMAS の 革 新 的な
「知」と「技」を活かして、地 域
と社会に向かって発信する公開
の活動です。デザインとものづく
I A M A S( 情 報 科 学 芸 術 大 学 院 大 学 )は先 端 技 術と芸 術 的 創 造 の 融 合を理 念 に
りの f.Labo、アートと社会を考
この領域では、デザインとエンジニアリングのスキルを結合し、製品やサービス
メディア 文 化と産 業 の 分 野で常 に 最 先 端を走り続ける県 立 の 大 学 院 大 学です 。
えるa.Labo、社会とコミュニティ
をプロトタイプとして表現し社会に問いかけることを基本とします。部分だけをつ
をデザインする i.Labo が、それ
くるのと異なり、全体を統合してつくりあげるのはかなり高度ですが、分断化した
1 学 年 2 0 名 の 少 数 精 鋭 主 義で、日々未 知 の 領 域を開 拓しています 。
ぞれの独自のテーマを地域と共
スキルだけでは解決できない問題に取り組む力を獲得できます。
に探求します。
デザインとエンジニアリングの
再結合による新しい経験の探求
概要と理念
活動の範囲は、インタラクションデザイン、インターフェイスデザイン、福祉や産業
廃棄物問題からクラブでの音響・映
・インタラクションデザイン
IAMAS 情報科学芸術大学院大学は、岐阜県の情報産業拠点ソフトピアジャパンプロジェクトの一
・プロトタイピング
環として 2001 年に開学した大学院大学(修士課程、メディア表現研究科一専攻)です。充実した
・デザイン思考
講 師 陣 による少 数 定 員 の 大 学 院 大 学として、海 外 にも広く知られ、英 文 名 称 Institute of
・実世界指向
Advanced Media Arts and Sciences からIAMAS(イアマス)と呼ばれています。
F
・ユビキタス
体験まで多岐に渡ります。実践的なプロ
ジェクトに取り組むことで自分のスキルを伸ばすと共に、自分が苦手とするスキルを
持つ仲間とのコミュニケーション方法を学び、再結合による可能性を探求します。
アドバンストデザインプロジェクト
領域
サーフェイスインターフェイス
デザインプロジェクト
製品などに装飾で付加価値を与えるだけの役割に矮
アートを/で考えるプロジェクト
小化され、工学とも分断されてしまった 20 世紀のデザ
f.Labo
現代社会において、アートというフィールドで何が可能なの
インに決別し、再定義することを試みます。デザインと
か。アートという手法を用いて私達は何を生みだすことができ
エンジニアリングのスキルを用いて実社会のさまざまな
ソフトピアにできた、デジタル工作機器を備えた ITとものづくりの交
るのか。社会におけるアートの位置を「場所」
「観客」などの
課題にチームで取り組み、人にとって重要な経験とは
流拠点です。IAMAS の教員と学生、スタッフ、外部の企業などが
視点から考察すると同時に、具体的なアートの実践と批評を
何かを実践を通じて探求していきます。
連携し、それぞれのスキルとデザイン思考を用いて、教育、コミュニ
通して、それによって生みだされる思考・知覚・体験につい
ケーション、環境、経済といった、私たちの時代の最もリアルでクリ
て考えます。
芸術と科学の融合を建学の理念に掲げてスタートしたIAMASは、最新の科学技術や文化を吸収し
ながら、新しいものづくり、新しいデザイン、先端的な芸術表現などを社会に還元する高度な表現者
の育成を目指しています。
2014 年度からはソフトピアジャパン地区に移って、社会と地域に開かれたオープンなフィールド型の
キャンパスを構築し、これまでの専門的な教育研究機関にはない解放型の施設を設けて新たな活動
を開始します。
芸術・文化の新しいありかたを
研究する領域
・メディアアート
・映像表現
・現代音楽
・現代美術
・美学・芸術批評
・企画・プロデュース
A
新しい時空間における
表 現 研 究プロジェクト
領域
IAMAS のメディア表現研究科での教育の先端性は、工学、デザイン、芸術、人文学など、様々な異
現代のテクノロジーによって可能になった「装置による
なる分野の学生達によるユニークな研究を生み出します。専門性を習得し、様々な知を統合し、それ
表現」の可能性を、作品制作を通して模索し、また、
を新たな領域まで拡張することによって、修了後は表現者として社会における新しい領域で活動し、
それを展開する能力を身につけます。
ティカルな課題に取り組みます。
現代社会におけるネットワーク上の「新しい時空間」が私達にとって「第二の現実」としての存在感を獲得する中で、
芸術表現を物質世界も含めた時空間の問題と捉え直し、今日的な作品創造の可能性を模索します。
未来社会へ向けた芸術・文化のありかたを考え、新
a.Labo
まちづくり、ものづくりプロジェクト
しい美学を構築していく領域です。
a.Labo は、IAMAS で教 をとる作家達や研究者が中心となり、
岩村や美濃など、豊かな歴史と自然環境を活かしたまちづ
メディア社会における未来の文化を模索し、実践していく IAMAS
くりや、カーボンファイバー自転車デザインなどのものづくり
Labo の活動のひとつです。現代芸術が抱える根本的な問題に
をすすめています。
特色
IAMAS の研究教育の特色は、プロジェクトを
対してイベントやディスカッション、作品制作など様々な実践によっ
て答えていきます。
領域
「デザイン・アート・コミュニティ」というテー
地域・社会・コミュニティ・
文化の研究とデザイン
マイクロ電力発電プロジェクト
主軸とした実践的な研究教育、各領域やプロ
マで、
「F・A・I」の 3 つの領域の複数のプ
・デザイン
岐阜県には豊富な河川があります。県ではこの環境資源を
ジェクトによるチームティーチング、実践的な知
ロジェクトが活動し、社会実践的な研究を積
・地域文化
利用して、小型の小電力発電の研究を進めています。I 領域
識と技術を習得するカリキュラムの 3 つです。
極的に実施しています。各々の領域は相互に
・コミュニティ
また理工系、芸術系、人文系など、多分野か
つながり、学生と教員の隔てを超えた、真に
・ネットワーク
らなる学生間のコラボレーションがスキルや知
融合的な集まりとして互いに刺激しあう場と
・身体表現
識を広げます。研 究 教 育 環 境も充 実してお
なっています。
り、卒業後の OB・OG のネットワークの強さ
も本学の魅力です。
F
A
I
I
領域
コミュニケーションデザイン、ネットワークデザイン、身
では、IAMAS 独自の新たな発想のもとで超小型水力発電
廃線の危機にある鉄道を、地域の自然や古典芸能、木工ものづくり、
して地域を変えるデザインまで夢を広げ考えます。
の利用を研究し、プロダクト開発や生活を変えるデザイン、そ
特産品などを活かして再生します。
I 領域はIAMAS の創造性を活かし地域・社会・コミュ
ニティの研究とデザインをしています。建築、
デザイン、
ローカル鉄道プロジェクト
2 年 間 の 主 なスケジュール
1 年次 4 月
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
2 年次 4 月
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
リテラシー等
体表現研究など幅広い領域の教員が、学生と一緒に
1 年前期は研究するために必要とするリテラシー等
ものづくりからまちづくり、文化の創造まで、多様な活
を中心に習得し、1 年後期は講義等による知識と
講義・演習
動を企画し、様々な人々と協働、実践しています。
応用について取り組みます。また 1 年次からプロジェ
プロジェクト
クトに参加し、2 年間を通じて実践的な研究に取り
マイルストーン
組み、修士制作・論文をまとめます。
5
(写真は石徹白での視察の様子)
イベント
i.Labo
i.Labo は社会とコミュニティをデザインするというテーマのもとに、
IAMAS の創造性を活かして地域の活性化を目指す活動です。もの
研究テーマ決定
オープンハウス
年次制作発表
修士研究構想発表会
中間発表 1
中間発表 2
オープンハウス
修士作品審査
修士作品予備審査
修士論文審査
修士研究発表
づくりの原点からまちづくり、文化の創造まで、広い領域でコミュニ
ティと共に考え、探究し、作る場であり、誰もが自由に参加できます。
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