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084 退職予定自衛官就職援護業務費補助金
事業番号 0084 平成24年行政事業レビューシート ( 防 衛 省 ) 事業名 退職予定自衛官就職援護業務費補助金 事業開始・ 終了(予定)年度 昭和54年度 会計区分 一般会計 根拠法令 防衛省設置法第4条第6号 (具体的な 条項も記載) 人事教育局 作成責任者 人材育成課長 担当課室 人材育成課 川崎 方啓 人的資源の効果的な活用(人材の確保・人事施策の見直 施策名 しを含む人事制度改革) 防人第5258号(62.10.8) 関係する計画、 退職予定自衛官就職援護業務費補助金交付要綱及び交付 通知等 要領 担当部局庁 自衛隊援護協会に補助金を交付する目的 自衛隊は、国の安全を確保するという任務の性格上、部隊の精強性を維持する必要があるため、若年定年制(53歳~56歳で定 事業の目的 年)及び任期制(大半が20歳代に退職)という制度をとっている。これらの自衛官は一般の公務員より若年での退職を余儀なくされ (目指す姿を ており、その多くは退職後の生活基盤の確保などのために再就職が必要である。その援護を行うことは雇用主たる国(防衛省)の 簡潔に。3行程 責務である。 度以内) このため、厚生労働大臣から無料職業紹介所の許可を得ている(財)自衛隊援護協会が行う退職予定自衛官の無料職業紹介 事業に要する経費を補助金として交付することにより、もって退職予定自衛官の再就職を円滑に実施することを目的とするもので ある。 ①退職予定自衛官の再就職を円滑に実施する施策として、(財)自衛隊援護協会が、職業安定法第33条の規定に基づく許可を 厚生労働大臣から得て無料職業紹介事業を行うために要する経費の一部を補助するものである。 ②補助率は、(財)自衛隊援護協会の補助対象事業に従事する職員に対する人件費は10/10。補助対象事業を行うために使用 する土地建物の借料は5/10。補助対象事業に関する旅費及び一部の管理運営費については10/10である。 事業概要 (5行程度以 内。別添可) 実施方法 □直接実施 □委託・請負 ■補助 □負担 □交付 □貸付 □その他 予算額・ 執行額 (単位:百万円) 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度要求 390 374 364 362 362 計 390 374 364 362 362 執行額 375 374 364 執行率(%) 96.3 100.0 100.0 当初予算 予 算 の 状 況 補正予算 繰越し等 単位 21年度 22年度 23年度 (速報値) 成果実績 人 4,209 4,529 5,076 達成度 % 96.6 95.8 95.4 100.0 単位 21年度 22年度 23年度 24年度活動見込 20,218 23,293 27,467 ― (25,000) (25,000) (25,000) 成果指標 成果目標及び 就職決定者数 成果実績 (達成度=就職決定者数/援護希望者数) (アウトカム) 活動指標 活動指標及び 求人受理数 活動実績 (アウトプット) 単位当たり コスト 24年度当初予算 人 就職決定1人当たりの退職予定自衛官就職援護業務費補助金 算出根拠 (退職予定自衛官就職援護業務費補助金に要する経費/就職決定者 数) (71,774円/人) 費 目 平 成 2 4 ・ 2 5 年 度 予 算 内 訳 活動実績 (当初見込 み) 目標値 (24年度) 25年度要求 職員給与 329 329 管理運営費 14 14 職業紹介事業費 19 19 計 362 362 主な増減理由 事業所管部局による点検 評価 項 目 評価に関する説明 ○ 広く国民のニーズがあり、優先度が高い事業であるか。 - 国が実施すべき事業であるか。地方自治体、民間等に委ねるべき事業 となっていないか。 - 不用率が大きい場合は、その理由を把握しているか。 資 金 の 流 使 れ 途 - 支出先の選定は妥当か。競争性が確保されているか。 ○ 単位あたりコストの削減に努めているか。その水準は妥当か。 - 受益者との負担関係は妥当であるか。 費 目 ・ - 資金の流れの中間段階での支出は合理的なものとなっているか。 ○ 費目・使途が事業目的に即し真に必要なものに限定されているか。 ○ 他の手段と比較して実効性の高い手段となっているか。 ○ 適切な成果目標を立て、その達成度は着実に向上しているか。 、 目 的 状・ 況予 算 の 、 活 動 実 績 成 果 実 績 点 検 結 果 ○ 活動実績は見込みに見合ったものであるか。 - 類似の事業があるか。その場合、他部局・他府省等と適切な役割分担と なっているか。 ※類似事業名とその所管部局・府省名 - 整備された施設や成果物は十分に活用されているか。 1 必要性 退職予定自衛官の再就職が円滑に行われるためには、適切な職業紹介が必須であるが、防衛省は独自に再就職を斡旋できる職業紹介 権を有していない。従って、防衛省の行う就職援護施策とあいまって、職業安定法に基づく許可を厚生労働大臣から得ている(財)自衛隊援 護協会による退職予定自衛官への無料職業紹介事業を行うことが、就職援護の遂行上必要不可欠である。 2 効率性 退職予定自衛官就職援護業務費補助金交付要綱及び交付要領(防人第5258号(62.10.8))においては、補助事業者に対し、各四半 期終了後に補助事業実施状況報告書を、年度終了後に退職予定自衛官就職援護業務費補助金補助事業実績報告書(以下「報告書」とい う)を提出するよう定めており、当報告書により使途を把握している。年度終了後の報告書の審査等を行い、交付すべき補助金の額の確定 を行っている。 3 有効性 (財)自衛隊援護協会が行う退職予定自衛官の無料職業紹介事業により、毎年度援護希望者のほぼ100%の再就職を達成しているため、 有効性が認められる。 4 総合評価 本件は、平成21年度に行われた事業仕分けの結果を踏まえつつ、(財)自衛隊援護協会及び防衛省において、より効率的な業務のあり方 (補助金の削減)について検討、(財)自衛隊援護協会の職員給与について、①人事院の給与勧告に準じた削減及び②現給保障を行いつ つ、職員給与約5%を減額した。本施策により、22年度以降給与削減効果が拡大している。 さらに、上記に加え22年度から5年間で5名 の定員削減の実施しつつ、補助金の効率的な使用に努力している。 予算監視・効率化チームの所見 一部改善 事業仕分け(21第一弾)における指摘を踏まえ、職員給与及び定員削減を行ないコスト低減を図ったことは評価できるが、引き続き これらの効果等を分析し、更なるコスト低減策について検討することが望ましい。 上記の予算監視・効率化チームの所見を踏まえた改善点(概算要求における反映状況等) 縮減 平成21年度事業仕分けにおける指摘を踏まえコスト削減を図った結果、25年度要求においても職員給与の削減効果が拡大した (約6百万円)。 補記 (過去に事業仕分け・提言型政策仕分け・公開プロセス等の対象となっている場合はその結果も記載) ○平成21年度事業仕分け第1弾 事業番号:3-60 事業名:退職予定自衛官就職援護業務補助金 WGの評価結果:予算要求の縮減 とりまとめコメント ・この事業・仕事が不要であるとする意見はひとつもなく、援護協会、ハローワーク、防衛省の中の地方協力本部の仕事の一体化も考えるべき。 関連する過去のレビューシートの事業番号 平成22年行政事業レビュー 0096 平成23年行政事業レビュー 0085 ※平成23年度実績を記入 防衛省 364百万円 退職予定自衛官の無料職業紹介事業に要 する経費を補助金として交付することによ り、もって退職予定自衛官の就職援護を円 滑に実施する 【補助金の交付決定】 A.(財)自衛隊援護協会 364百万円 退職予定自衛官の無料職業紹介事業に要 する経費を補助金として交付することによ り、もって退職予定自衛官の就職援護を円 滑に実施する 資金の流れ (資金の受け 取り先が何を 行っているか について補足 する)(単 位:百万円) A.(財)自衛隊援護協会 費 目 使 途 E. 金 額 (百万円) 補助事業に従事する職員の職員 給与・社会保険料等 331 補助事業を執行するために必要な事 管理運営費 業所の借料 14 職業紹介事 補助事業を執行するために必要な旅 費及び情報処理業務庁費等 業費 19 職員給与 計 364 費 目 計 B. 費 目 使 途 使 途 金 額 (百万円) 0 F. 金 額 (百万円) 費 目 使 途 金 額 (百万円) 費目・使途 (「資金の流れ」 においてブロッ クごとに最大の 金額が支出され ている者につい て記載する。費 目と使途の双方 で実情が分かる ように記載) 計 0 計 C. 費 目 使 途 計 G. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 使 途 計 D. 費 目 0 金 額 (百万円) 0 H. 金 額 (百万円) 0 費 目 計 使 途 金 額 (百万円) 0 支出先上位10者リスト A. 支 出 先 1 (財)自衛隊援護協会 2 3 4 5 6 7 8 9 10 業 務 概 要 退職予定自衛官就職援護業務費補助金 支 出 額 (百万円) 364 入札者数 落札率 - -