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青森市 - 青森コミュニティビジネス
青森市(東中学校)避難所運営訓練 2015 8/23 写真上)ワークショッ プで「避難所のトイ レ」をテーマに話し合 い。 写真下)完成した「女 性配慮スペース」の説 明をする班リーダー。 ■取組み2年目、しかし平成24年から「防災キャンプ」の 実績あり 本取組みは、平成23年3月11日の東日本大 ■原別地域まちづくりを進める会が中心となる して過ごせるよう、男女共同参画の視点を取 震災の教訓を基に、避難所生活を誰もが安心 ■地域住民(組織) が主体となりながら、運営委員会で訓練 内容を練り上げる り入れた避難所運営(男女のニーズや多様な ■地域と学校の連携が良好 ついて「学び」 「実践」したものです。この ■地域の社会資源 (県立盲学校、地域包括支援センター)や 市役所を巻き込んで実施 せ町、階上町の3市2町で取組みました。 人たちへの配慮、女性リーダーの必要性)に 4年間で、青森市、八戸市、三沢市、おいら ■平成27年度文部科学省委託事業「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」■主催:あおもり被災地の地域コミュニティ再生支援事業実行委員会 平成27年度 青森市(東中学校) 地域住民が主体となりながら運営委員会で 訓練内容を練り上げていく 【炊出し班】 アルファー化米のデモンストレーション。 実施体制 原別地域まちづくりを進める会+ 東中学校+あおもり被災地実行委員 会 ・訓練内容及びワークショップなどの プログラムは運営委員(当事業の「中 学生防災教育コーディネーター育成 講座」参加者)が中心となり、企画・ 運営。学校には4月に訪れ、日程調 整を行った。中学生の参加は任意。 中学生対象「中学生防災教育プログラム」を実施。 災害から命を守る∼中学生にできること∼を考えま した。 運営委員会 青森市 (H27.12月現在) 人 口 293,066人 町内会数 410町内会 自主防災組織数 156組織 自主防災組織率 43.31% 中学生と一緒の避難所運営訓練 ■日時 H27.8.23(日)7:40∼12:30 ■場所 青森市立東中学校 ■内容 ①オリエンテーション ②アルファー化米のデモンストレーション ③避難所設営/中学生防災教育プログラム ④避難所見学・体験 ⑤ワークショップ(トイレの問題、物資の 配布の問題、避難者名簿の扱いなど) ⑥昼食、各班からの発表、感想 ⑦避難所閉鎖、健康体操、アンケート記入 ■参加者:合計 110人 運営委員26人、東中学生42人、教員3人、 地域住民・町会役員19人、青森市職員3人、 青森県立盲学校教員4人、東部地域包括支 援センター4人、自閉症児の会3人、 スタッフ6人 ■コーディネーター 小山内世喜子(あおもり被災地実行委員会) ◇運営委員メンバー(22人) 原別地域まちづくりを進める会、近隣小中学校PTA役員、東中学校おやじの会、 町内会会長、東中学校教頭・養護教諭、NPO法人青森県防災士会、青森県立盲 学校教員、東部地域包括支援センター、青森市職員 ◇運営委員長 大坂美保(元青森市PTA連合会顧問) *班名 ①総務・情報 ②施設管理 ③要配慮者・衛生 ④炊出し *原別地域まちづくりを進める会は、地域住民の交流と親睦を図り、豊かで住みよい地域 をつくることを目的に設立しました。 *平成26年度の避難所運営訓練経験者は22人中13人。 *要配慮者・衛生班と施設管理班は女性リーダー。総務・情報班、炊出し班は男性リーダー。 運営委員会:訓練前に2回の会議 〈第1回運営委員会〉 日時 平成27年6月17日(水) 18:30∼20:30 会場 青森市東部市民センター 内容 ・平成27年度の事業内容及び本事業における3年間の取組み結果、 成果について ・避難所の課題や問題点の共有 ・自己紹介、運営委員会の設置及び委員長の選出 ・避難所運営訓練プログラム内容についての検討 ・班分け ・避難所レイアウトについて 〈第2回運営委員会〉 日時 平成27年7月17日(金) 18:30∼20:30 会場 青森市東部市民センター 内容 ・ミニ講演「安心避難所について」 ・タイムスケジュールの再確認 ・全体討議 ・避難所運営委員担当班長決定 ・班別会議:実施内容、必要備品 ・各班の検討事項の発表 ・今後のスケジュール等 特 徴 ・原別地域まちづくりを進める会は、平成 24年から地域づくりに取り組んでおり、 これまでも小学校での防災キャンプ、地域の避難訓練の実施 など防災に関する取組みに積極的に協力し関わっている。 ・地域に住む消防職員や警察職員・市職員が、地域住民として 活動に参画しており、消防団や防災士含め地域の人的社会資 源の掘り起こしがなされている。 ・地域内にある包括支援センター、県立盲学校教員も運営委員 として参加。当日は自閉症児を持つ親の会も参加。 ・東中学校の教頭及び養護教諭が運営委員として参画するなど、 地域と学校の連携が良好。養護教諭は、県の学校保健・安 全・給食研究大会で中学生の避難所運営訓練の取組みを発表。 また、東中学校文化祭で訓練参加生徒が研究発表。 ・まちづくりを進める会事務局長は市議会議員でもあり、議会 でこの取組みについて報告、市の防災体制について質疑をし た。 〈運営委員〉 「避難所で心地よく過ごす視点・環境が男女で違うと思った」 (50代・男) 「身体的に援助はして頂けても、メンタル面 での支援が必要な方が他の方と一緒に時間を共有するには、別空間が必要だと感じた」 (50代・女) 「中学生は地域で生活する立場、 これから社会に出る立場として必要な体験」 (50代・男) 「中学生の力は大きいということを感じた。力もあるし発想も素晴らしい。 大きな支援者として動けている」 (50代・女) 〈中学生〉「男女それぞれ考え方、感じ方が違うので、それに対応する事の大切さを学んだ」 (2年・男) 「大人の人は自分では考えられない意見をたくさん持っていて、意見の幅が広がった」 (2年・男) 「中学生でもこうして避難所の 手伝いのやり方を覚えることで地域の役に立てると思った」 (1年・女) 「お年寄りや障害者でも、人それぞれたくさんのニーズがあることに 気づいた」 (1年・女) 「みんなの考えを生かしながらより快適に避難生活を送ることの重要さを知ることができた」 (2年・女) 声 ■平成27年度文部科学省委託事業「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」 ■問合せ連絡先 ■主催:あおもり被災地の地域コミュニティ再生支援事業実行委員会(「あおもり被災地実行委員会」と表記) 実 090-8789-2724(委員長 小山内世喜子) ■共催:原別地域まちづくりを進める会 ■後援:青森市、青森市教育委員会 ■協力:青森市立東中学校 会 090-8922-6253(事務局長 工藤 健)