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第731号 - 山形県医師会

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第731号 - 山形県医師会
平成24年7月10日発行(毎月10日発行)昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕
第731号
表 紙 写 真
「花 火」
第26回山形県医家美術展出展
上山市 青 山 新 吾
毎年の真夏に上山市の青年会期所のメンバーが、川原の安全な場所で打ち上げる
花火。
産
開催日時及び場所
8月22日(水)
14:00~
寒河江市
叙マイスター
業
医
研
修
会
研修会名及び内容
「職場巡視の概要について」
「職場巡視のあり方について」
「職場巡視(班別に実地を行う)」
「職場巡視の結果について」
山形産業保健推進センター産業保健相談員(産業医学) 武田由美子
山形産業保健推進センター産業保健相談員(労働衛生工学)
労働衛生コンサルタント 河合直樹
取得単位
生涯研修 実地 2単位
(予定 申請中)
【お詫びと訂正】
本会会報6月号、生涯教育のお知らせ(2頁)に一部誤りがありました。お詫びの上、下記の通り訂正いたします。
正
7月19日(木)
18:30~20:00
山形市
山形市立病院済生館
「再孝-抗血栓療法-」
岩手医科大学内科学講座 神経内科・老年科分野教授 寺山 靖夫
誤
7月19日(木)
18:30~20:00
山形市
山形市立病院済生館
「再孝-抗血栓療法-」
岩手大学内科学講座 神経内科・老年科分野教授 寺山靖夫
申 込 先
山形産業保健
推進センター
寒河江市西村山郡医師会
察0237864291
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
1
目 次
産業医研修会 お知らせ
子宮がん検診及び乳がん検診の委託契約について……………………………………………………………… 2
業務改善助成金のご案内…………………………………………………………………………………………… 2
YBCラジオ番組「ドクターアドバイスできょうも元気」放送中……………………………………………… 3
山形県医師会会員専用ページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについて……………………………………… 4
勤務医のページ
医師・看護師不足と医療行政に翻弄されて………………………………………三友堂病院 池田 英樹… 5
郡市地区医師会コーナー
『長井市西置賜郡医師会便り』…………………………………………長井市西置賜郡医師会 齋藤 聰… 7
寄 稿
クオ・ヴァディス・有床診療所…………………………………………………………山形市 武田 和夫… 9
山形県の偉人園「高橋英雄」…………………………………………………………… 山形市 武田 昌孝… 10
久し振りのヨーロッパ続編………………………………………………………………白鷹町 新野 晃敏… 11
学 術
休日夜間診療所の充実が救命救急センターの患者動向に及ぼした影響
………………………………………………山形県立中央病院・同救命救急センター 後藤 敏和 他… 13
開業医からみた24時間自由行動下血圧測定(ABPM)の有用性
………………………………………………………………………………大道寺内科医院 大道寺七兵衛… 18
筆 硯
おっぱいは心の安全基地………………………………………………山形県医師会常任理事 渡辺 眞史… 23
県医師会だより
第2回常任理事会…………………………………………………………………………………………………… 25
第4回全理事会……………………………………………………………………………………………………… 31
禁煙推進委員会……………………………………………………………………………………………………… 35
地域保健研究委員会………………………………………………………………………………………………… 36
県医日誌……………………………………………………………………………………………………………… 38
会員異動……………………………………………………………………………………………………………… 40
医師連盟だより……………………………………………………………………………………………………………… 41
医師国保だより……………………………………………………………………………………………………………… 44
医師信用組合だより………………………………………………………………………………………………………… 46
編集後記……………………………………………………………………………………………………………………… 52
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山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
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子宮がん検診及び乳がん検診の委託契約につい
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子宮
宮が
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契約
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がん検
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及び
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今般、山形県医師会と委託契約により実施している子宮がん検診及び乳がん検診に関して、下記のとお
り契約致しましたのでお知らせします。
1.子宮がん検診
区 分
子宮頸部細胞診のみ
子宮頸部及び体部細胞診
2.乳がん検診
区 分
問診、視触診
問診、視触診、マンモグラフィ併用
消費税込み料金
7,
010円
9,
876円
消費税込み料金
2,
968円
1方向 4,
725円
2方向 6,
615円
備 考
契約団体共通
備 考
契約団体共通
市町村職員共済組合
公立学校共済組合のみ
契約団体名
1.山形県市町村職員共済組合 (期間:平成24年4月1日~平成25年3月31日)
2.山形県医師国民健康保険組合 (期間:平成24年7月1日~平成24年11月30日)
3.公立学校共済組合山形支部 (期間:平成24年7月1日~平成24年11月30日)
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業務改善助成金のご案
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業務
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のご案
案内
金の
改善
善助成金
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賃金・業務の改善に取り組む中小企業の事業主のみなさんへ
支給の要件
陰 賃金改善計画
事業場内で最も低い時間給を4年以内に800円以上とする計画を作成し、実施すること。
※1年当たりの賃金引上げ額を就業規則等で明記し、40円以内とすること。
隠 事業改善計画
申請年度の事業改善(賃金制度の整備、就業規則の作成・改正、労働効率の増進に資する設備・器
具の導入、研修等)に係る計画を作成し、実施すること。
※業務改善計画については、労働者から意見を聴取すること。
支給額
上記業務改善に係る経費の2分の1(上限100万円、下限5万円)
※賃金引上げ計画期間中に支給要件を満たした年度に1回支給。
※業務改善措置は交付決定後に実施したものに限る。
お問い合わせ・ご相談は
山形労働局労働基準部賃金室
TEL 0236248224 FAX 0236248345 〒9908567 山形市香澄町321 山交ビル3階
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
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ジオ番組
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山形県医師会では、月曜日から金曜日まで下記の時間、県民向けにYBCラジオで健康情報番組「ドク
ターアドバイスできょうも元気」を放送中です。
健康に役立つ楽しい番組ですので、患者さんに聴取をお勧め下さい。
8月の放送予定は下記のとおりです。
【放送時間:月曜日から金曜日 6時30分~6時45分、12時40分~12時55分】
放送日
テーマ
出演者
所属医療機関名
8月6日~10日
形成外科での日常診療について
工藤 勝秀 先生
荘
内
病
院
8月13日~17日
卵巣機能欠落症候群;女性更年期
障害と骨粗しょう症について
高柳 健史 先生
荘
内
病
院
8月20日~24日
超高齢社会とロコモ(運動器症候
群)について
上野 欣一 先生
上 野 整 形 外 科
8月27日~31日
もっと身近な眼科診療
上領 勝 先生
上領眼科クリニック
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本会情報広報部では、本誌表紙を飾る写真を募集しております。会員各位 壊
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におかれましては、季節をおりこんだ傑作、或いは先生方がお持ちの「自慢 壊
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の一品」などをどしどしお寄せくださいますようお願い申し上げます。
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⑴ 写真は通常のもので結構です。
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サービスサイズ又はキャビネサイズで、横位置のトリミングもお 壊
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願いします。
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⑵ コメント、題字、寸感を100字程度にまとめ添付してください。
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山形県医師会会報編集係(023-666-5200) 壊
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廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快
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山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
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山形県医師会会員専用ページのアカウント及
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メールによる周知文書の自動配信・メーリングリストについ
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揮寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄机
山形県医師会では、会員専用ページを開設して
おります。このページでは会員および医療機関の
情報、県医師会および各地区医師会の行事などを
花笠メーリングリスト
会 員 専 用 の メ ー リ ン グ リ ス ト「花 笠 M L」
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p)を立ち上げ
公開しております。会員の先生方の専用ページと
ております。
なっており、アクセスするためにはアカウントが
花笠MLは、県医師会会員どうしが情報・意見交
必要となります。
換を行う場を提供します。また、この趣旨を通じ
て地域医療の発展、更には医療全体の向上に寄与
会員専用ページのアカウント
することを願うものです。
◆ユーザ名:
未加入の会員は、これを機会に是非ご参加くだ
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
さい。
◆パスワード:
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例)
:1950年1月2日の方:500102
※準会員の方は、本会までお申し込みください。
周知文書の自動配信
申し込み先
周知文書の自動配信、メーリングリスト「花笠
ML」への参加を希望される先生は、本会宛メール
(ke
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p)にてお申し込み
ください。
周知文書あるいは県医師会からのお知らせを
メールを利用して行っております。希望された会
山形県医師会ホームページ:
員には、県医師会ホームページの会員メニュー「新
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着文書」をメールにて配信いたします。ご希望の
メールアドレス:
会員は、是非お申し込みください。
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会員フォーラム
会員同士での情報交換(災害時等)やディスカッ
花笠MLアドレス:
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ションの場としてホームページの会員メニューに
「会員フォーラム」を設置しております。是非ご活
用ください。
◇花笠メーリングリストでは、現在、下記のようなことについて、意見交換をしております◇
斬老年医学のエッセンス
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
5
医師・看護師不足と医療行政に翻弄されて
三友堂病院 池 田 英 樹
「勤務医のページ」の原稿を書くように指示を受
らさざるを得ない事態なりました。これを機に病
けて、はて困ったことになった。というのが実感
棟を改修して緩和病棟を開設し、三友堂病院の特
でした。案の定すっかり忘れていて、ふと気がつ
色の一つとなっています。塞翁が馬ではないです
いたのが6月も2/3が過ぎた日でした(まだ気
が、何とかなるものですね。がんの予防検診から
がついたからよかった)。多くの先生方はいくつか
診断治療、さらに終末期まで一貫して対応できる
の病院を経験されているのですが、私の場合は大
のが三友堂病院の特色となっています。
学、長井市立総合病院、三友堂病院にそれぞれ約10
さすがに2005年頃になると国民が医療過疎を
年ずつ連続して勤務し、移動がきわめて少ないま
身にしみて感ずる事態が多発し始め医療費抑制政
れな例と思います。気がつけば50代後半となって
策が見直されました。このおかげで私が勤務する
おり、院内でも長老の部類に入っています。症例
三友堂病院もここ数年ようやく経営が改善してい
報告や論文ならエイヤッと書き下ろすのです
ます。しかし医師数は不足したままで激務である
が・・・。ここで真っ当なことを書いても胡散臭
ことは変わりません。今年の日本呼吸器学会で呼
いし、問題を挙げても愚痴っぽくなるし、と悩む
吸器専門医数に関するシンポジウムがあり、行政
次第です。ともあれ2000年代の10年間は研修医制
寄りの方は絶対数の不足より偏在が大きいとの見
度や保険医療制度の大きな変化があり、病院が翻
解を述べていました。しかし呼吸器専門医は全国
弄されてきたこと思い起こしました。
的にも絶対数が少ないことは事実で、米沢を中心
1980年代半ばから始まった医師数抑制と医療
とする置賜南部での病院勤務の呼吸器科医は私一
費抑制により、地方病院の医師数がじわじわと減
人です。また看護師も不足していることにかわり
り始めて今の過酷な勤務環境となったわけです。
はなく、山形県内で700人ほど不足していると推計
また健全な経営を目指しても赤字となる医療費抑
されています。人材確保の努力と経営の改善とと
制により市町村の累積赤字が増し、統廃合を余儀
もに看護師数が増えつつありますが、新人の個々
なくされたりしました。2000年初頭には学会の特
の技能が高まるまでは忙しいのも続きます。女性
別講演で、経済学者が日本の医療費の多さを述べ
看護師はようやく実力のつき始めた頃に出産・育
ていました。今この御用学者たちを学会に招集し
児が重なり、病院として戦力維持が難しいところ
て講演させたらどうでしょうか?そもそも医療に
です。核家族化(もう死語かもしれません)の影
市場原理をそのまま持ち込むと収益性の低い疾患
響で夜勤が難しい方も多々います。やはり夜間を
や患者を切り捨てることになり、失敗例が世界の
含め院内保育所があればと思うのですが、病院と
至る所で見られます。赤字を出しても給与が保証
してコストを出せません。全国的にも保育所の不
されている公立病院と違い、私立の病院では赤字
足が問題となっているのですから、行政が院内保
は直接職員の給与に影響します。このため2000年
育の補助金を出していただければよいと思います。
の前半で三友堂病院の看護師が激減し、病床を減
そうすれば看護師の離職率も減り看護師不足への
6
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
有効な対策になると思うのですがいかがでしょう
因ともなります。そういう意味でも職員の勤務環
か?
境改善と経営のバランスはなかなか難しいことの
日本全体の高齢化が進んでいますが、山形県は
ようです。本来ならば病院機能のマネージメント
さらに人口が減少し始めています。このため入院
を習得した専門職がこのバランスを調整するのが
患者も高齢化が甚だしく複数の病気を抱えている
よいと思います。また職員の多数をしめる看護部
ことも多々あり総合内科的な対応が必要となりま
門にもマネージメントを習得した専門職員が必要
す。特に終末期医療への切り替え時の見定めは、
でしょう。しかしながら経営学の専門教育を受け
医師・看護師ともに悩むところです。患者家族・
たことのない医師や看護師が四苦八苦してマネー
看護師・医師が阿吽の呼吸で対応できると理想な
ジメントに頭を悩ませているのが地方病院の実情
のですが難しいところです。最近はNIPPVを
と思います。薬学部も6年制となったのに対し、
早期に使用して挿管人工呼吸を回避することがで
看護教育は3年あるいは4年のままです。少ない
き医師への負担が減ったことは事実です。三友堂
年数分は実地で学習すればよいことでしょうが忙
病院のような中規模の病院で、一般病棟でNIP
しい勤務の中でまとまった研修機会を作るのは大
PVを含め人工呼吸器が常に複数台(多いときは
変です。また診療保健点数に看護師の研修教育の
5台以上)稼働している施設少ないでしょう。今
予算配慮はなく病院の負担です。少なくとも認定
風にいえばチーム医療が機能しているから可能な
看護師の教育課程へ行政が補助金を出して、病院
ことと思います。もっとも私がICUをあまり利
や職員への負担を減らしてほしいものです。
用せずに一般病棟で人工呼吸器やNIPPVを日
勤務医として医療に専念するだけでなく、人材
常的に使用するため看護師がこれらの機器に習熟
教育を含めて病院経営にも関わることが多くなっ
したことも大きな要因です。
ている今日この頃です。心優しいスタッフに支え
私どもが医療行為を行うときには医療費として
られていますが、私が倒れる前に総合内科医と呼
多くの税金を使っているので無駄を省くことは当
吸器内科医が新たに赴任することを願うばかりで
然です。しかし余裕がないとミスや見落としの原
す。
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
7
『長井市西置賜郡医師会便り』
長井市西置賜郡医師会理事 齋 藤 聰
当医師会は平成24年4月現在、会員数50名と山
ディースの会も組織され、活発に活動しておりま
形県内郡市地区医師会の中で最も会員数の少ない
す。但し、近年は会員の趣味の多様化と、世代間
医師会です。それだけに各会員の顔がよく見え、
ギャップからか、各種行事も参加人数は減少傾向
県内で最もフレンドリーな医師会ではないかと思
です。人数の少ない医師会ですので、出席者が少
います。物事の決定も、少人数であるという事と
ないと余計に少なさが感じられる今日この頃です。
フレンドリーであるという事を生かして、まとま
ゴルフが趣味という先生方も大分少なくなってき
るまでの時間が短く、人数が多すぎて重要法案の
ましたが、今はやりのサッカー、山登り、写真撮
決定がなかなかできない今の国会とは大違いです。
影、パラグライダーなど会員の趣味は様々です。
しかし、少数ゆえのデメリットもあります。財
ちなみに筆者は、ゴルフは参加することに意義が
政基盤が弱く、また、人数が少ないので他の大規
あると考えて参加してきましたが、いつまでたっ
模医師会のように大胆な大きな事業はできないと
てもうまくならないし、せっかくの休日に高い金
いう事です。長井市にある、諸先輩方が作ってく
を払って、自分の失敗に腹を立てて面白くない思
れた素晴らしい医師会館も経年劣化が進み、維持
いをするのは身体に悪いと考えてクラブを置く宣
費がかさむようになり、医師会本来の目的である
言をしました。みんなはどうせまたすぐに参加す
公益に資する事業をどんどん行えるという状況で
るのだろうと思っているようですが。ちなみにそ
はありません。それでも、日中だけですが、休日
の宣言をした最後のコンペではOBを8個たたき
診療所を医師会館併設の保健センター内で運営し
ました。
ていますし、検診事業への参加、学校医、産業医
さらに私事で恐縮ですが、筆者の趣味はオート
としての住民の健康を守る取り組みを行っており
バイに乗ることです。現在、排気量2300c
cのエン
ます。昨年は、恥ずかしながら当医師会初の医師
ジンを積んだオートバイと675c
cの排気量のオー
会主催市民公開講座も行いました。医師会員の研
トバイ2台を所有しています。最近排気量の小さ
鑽を積む月例研修会も毎回十数名の参加ながら、
い1台は息子に取られてしまいました。ゴルフや
定期的に行っております。
妻と違い、自分の意志を忠実に実行してくれる
医師会員相互の親睦を図る行事は、他の医師会
オートバイは実に楽しいものです。平衡感覚がな
に負けないくらい活発だと思います。新年会に始
くなる歳まで乗り続けたいと思います。
まり、どぶろくを飲むどぶたら会、新春お花見会
さて、わが医師会が誇るものとしては、南陽市
から年末の忘年会までの「飲みニュケーション」
東置賜郡医師会、米沢市医師会と共同持ち回りで
や、マージャン大会、ゴルフコンペ等の各種行事
毎年開催している置賜医師会があります。この会
は 目 白 押 し で す。会 員 の 奥 様 方 の 会 で あ る レ
はまもなく100回を迎えますが、置賜地区の医師の
8
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
研鑽と親睦に大いに貢献しております。今後もこ
まさに日本の医療は、
「医師の狂気ともいえる善
の会を大切にして、回を重ねていきたいと思って
意」で成り立っているというのを感じる現場です。
おります。
日本全国で起っているであろうこの現状を改める
この会には置賜地方の3次救急を担う公立置賜
ことを重要課題として取り組んでいかなければな
総合病院の先生方も参加されておられます。県立
らないと思っています。
河北病院へも近隣地区医師会から夜間救急外来へ
今後のわが医師会としては、医師不足であるこ
医師を派遣していますが、当医師会も南陽市東置
の地に医師を増やす努力をし、また、医師会の本
賜郡医師会と共に公立置賜総合病院の夜間救急外
来の目的を理解してもらって医師会員の数を増や
来に協働診療医として、医師を派遣しています。
す事、会員相互の親睦をより一層はかり、結束を
そこで感じるのは、医療のコンビニ化です。いつ
強固なものにし、世代間ギャップを解消していく
でもどこでも見てくれるのが当たり前と思い、仕
事、伝統ある置賜医師会を一層盛り上げていく事
事が終わってから受診する人、軽症や経過観察で
が重要な責務と思っております。
よさそうな症状で受診する人が多数押し寄せてき
最後に乱暴な私見ですが、山形県の地方の医師
ます。これでは、勤務医も開業医の医師会員も疲
不足が叫ばれて久しい昨今、医師は自分の子供は
弊してしまいます。勤務医は平均週1度、連続36
全員医師になるように育て上げ、その中の一人は
時間勤務を強いられている事を患者に話しても誰
必ず跡を継ぐとか、山形県に就職させるようにす
一人としてその事を知らず驚かれます。医師は制
れば、医師不足は大分解消するのではと思うので
度上事実上労働基準法の対象外になっています。
すが、いかがなものでしょう。
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
9
クオ・ヴァディス・有床診療所 山形市 武 田 和 夫
2012年度の診療報酬改訂で有床診療所に厳し
を整備しないと減算のペナルティで「鞭」型になっ
い注文が付けられた。入院は給食を伴う、それな
た。
らきちんとした食事を提供する義務がある、管理
2年前から、このペナルティは廃止され、これ
栄養士を雇いなさいというのである。
らをきちんと守らない場合は減算ではなく、入院
いよいよ有床診療所潰しが本格的になってきた
基本料そのものが取れないとするオール・オア・
と感じた。診療所はベッド数が19床以下だが、大
ナッシィングに変わった。
方の診療所は10床程度を1人か2人の医師が管理
有床診療所数は年々減少し、病院を退職しての
している。病院は3名の常勤医師が必要であるが、
新規開業はほとんど無床である。
その3人の確保も困難で、過去には名義貸しなど
今日、診療所の入院は外科系では白内障手術の、
が話題になった。また病院では医師の当直が義務
自力で歩けるADLの高い人達と、お産の入院くら
付けられる。医師確保が不可能な小さな自治体病
いだろう。整形外科は膝や腰が痛い老人が、通院
院などは、あえて病床数を減らし、病院を医師が
治療にせっせと通っている。内科系は、小児科の
一人でも良い有床診療所にする所もある。
入院はほぼ完全に病院にお願いで、内科は病院か
少数の医師では急性期入院に対応することは困
らこれ以上は入院していても良くなる見込みはな
難で、慢性期が主で入院が長期になれば入院基本
いといわれ、家族から自宅では面倒を見られない
料の減額で、これなら介護施設に鞍替えした方が
と、診療所が脳卒中後遺症の受け皿になっている。
楽だという誘導のようだった。この入院基本料も
管理栄養士の影響は眼科では入院が必要なら病
10年以上昔は、看護師の数が5人以下と6人以上
院、診療所は日帰り白内障手術専門に住み分けと
の2区分だったのが、肌理細く3人以下、4~6
なるだろう。お産は日帰りには出来ず、1日に3
人、7人以上と3区分になった。家庭的に病床数
人もお産が有ったり1人も無かったりする。産科
も少なく看護師は2~3人程度で後は無資格者の
診療所が無床になることは、そこではお産が出来
従業員でやりくりしていたところは減収である。
ないことである。病院の医師は益々忙しくなり、
その頃は、暖かい食事を出して加算、食堂で食べ
研修医は産科を益々敬遠する。自分の町でお産が
れば加算と、もっぱら加算の「飴」型だったが、10
出来ないと社会問題になる。
年位前から入院診療計画を作らないと減算、医療安
管理栄養士問題は2年後も多分、再度、政府得
全管理対策を整備しないと減算、院内感染防止対策
意の先送りされる可能性もありそうだ。
10
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
生道子むだす見も下天
』路供と事。つ文で童
のを達いを二か明働織
顕作にう天十るがき田
彰っ紙習童四も開、藩
参 碑た切慣の年、けその
考 がりれが人間船てこ御
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て津しし生、英事く、
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山
形
市
楓ふう
よ
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く
武 紅れな
ない
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田 昌 孝
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
11
久し振りのヨーロッパ続編
白鷹町 新 野 晃 敏
5月2日(水)午後2時過ぎ、無事ギーセン駅
いたため、旧東ドイツ領内の街には行ったことが
に着いた。ギーセンは昭和48年から昭和51年にか
なかったからである。事前に相談した結果、彼の
けて留学していた街で、帰国後も学会や銀婚記念
勧めもあり今回は、夫々に特徴のあるドレスデン、
の旅行、留学中の息子夫婦訪問等で、ドイツに行
ヴァイマール、アイゼナハの3市を訪問すること
く度に立ち寄っていはいたが、何度訪問しても懐
した。ドイツのアウトバーンは道路工事中など特
かしい街だ。笑顔で我々を出迎えてくれたリーベ
定の区間を除けば、原則として今なお速度制限は
リング氏と固い握手を交わした後、彼の車でホテ
ない。従って車の性能が良く運転技術がしっかり
ルへ直行し荷物を降ろす。今回宿泊する所は、は
していれば、時速200キロ以上のスピードを出して
からずも、以前留学していた時に住んでいたア
も全く問題はないのである。ドレスデンまでの所
パートの直ぐ隣りに新設されたホテルだったので、
用時間は約3時間であったが、平均時速は約160キ
眼に入るもの全てが懐かしく、まるで故郷に帰っ
ロで、場所によってはしばしば時速200キロをオー
たような気がした。
バーしていた。しかし運転者が信頼している友人
ホテルのチェック・インを済ませた後、車で約10
のリーベング氏なので、道中、不安を感じること
分の距離にある彼の自宅へ向かう。今までなら夫
は全くなかった。車窓には菜の花畑が一面に広が
人がにこやかに迎えてくれたのだが、この度は玄
り、所々に風力発電用の風車が回っていた。また
関のドアを開けるのも、コーヒーを入れるのも、
アウトバーンは原則3車線であるが、1990年に東
ケーキを配るのも全て彼が一人で対応してくれた。
西ドイツが統合されてからは、国策として旧東ド
週2回、知り合いの女性に清掃をお願いしている
イツ領内の整備が積極的に図られたと言うことで、
とかで、家の中はきれいに保たれていたが、リー
東側の道路の方が立派だったのが印象的であった。
ベリング氏には子供がいないし既に後期高齢者の
ドレスデンはドイツの東部にあるザクセン州の
一人、気丈に振舞ってはいるが、夫人を失った彼
州都で、人口約52万人を擁する大都市だが、第二
の心中を察しこちらまでがつらくなった。
次世界大戦中の1945年2月、英米連合軍によって
リーベリング氏に改めて弔意を伝え、その後居
2日間にわたる空爆を受けて街の中心部は焼野原
間で話をしていると(写真1)
、隣室から「フラ
と化し、その際約3万5千人の戦死者が出た。そ
ウ・リーベリング(リーベリングさん!)」
、と言
してバロック様式の壮麗な宮殿や教会、貴族の館
う妻の声が聞こえてくる。夫人はもういないのに
が建ち並んだ街は一夜にして破壊されたが、その
どうしたのだろう、と声のする方を見ると、隣室
後、約半世紀を経て少しずつ修復作業が開始され、
に置かれた夫人の遺影を撫でながら何度も写真に
最近になってようやく以前の「芸術と文化の都」
呼びかけていたのだ。姉妹のように過ごしていた
が見事に復元されたとのこと。さらに感心させら
三十数年前を思い出したのだろうか、彼女の目か
れたのは、空爆によって生じた瓦礫が教会や城の
らは涙がとめどなく流れていた。留学していた頃、
再建に利用され、それが新しい建材と見事に調和
毎日仕事に忙殺される私とは比較にならないほど、
していたことである。
夫人と過ごす時間が長かっただけに、夫人に会え
その日はホテルに荷物を置いた後、街に出て聖
ない寂しさがその時急にこみ上げてきたとしても、
母教会、ドレスデン城内の緑の丸天井宝物館、歴
無理からぬことではあった。
代の君主達を描いた「君主の行列」と言う長さ101
5月3日(木)の朝、迎えに来てくれたリーベ
メートルの大壁画、ツヴィンガー宮殿内にある「ア
ング氏の車でアウトバーンに乗り、ドレスデンに
ルテ・マイスター絵画館」、
「陶磁器コレクション」
、
向かう。行き先をドレスデンにした理由は、私が
ルネッサンス様式のザクセン州立歌劇場「ゼン
留学していた当時、ドイツはまだ東西に分かれて
パーオーパー」(写真2)などを見学する。2004
12
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
年に世界遺産に登録されたドレスデン・エルベ渓
日本語で、
「あ、もしもし、新野先生ですか?こっ
谷は、その後市内の渋滞緩和を目的に建設された
ちFだけど、今日これから、例の薬、出してもら
橋が景観を破壊すると問題になり、2009年に登録
われっぺか?」、例の薬とはバイ○○○のことであ
を抹消されてしまったが、それでもドレスデンは
る。時差が7時間あるので日本では土曜日の午後
我々を十分に満足させてくれる素晴らしい街で
1時頃。仕事が一段落したので「例の薬」を持っ
あった。
て、遊びに出かけようと言う魂胆らしいが、生憎
翌日の5月4日(金)は、ドレスデンから近い
ドイツにいたのでは処方のしようがない。F君に
ので陶磁器で有名なマイセンにも寄りたかったの
は事情を説明しお断りしたが、想定外の不運(?)
だが、時間がないのであきらめて真すぐヴァイ
に見舞われた彼の首尾がその後どうなったのか、
マールへ車を走らせることにする。同市はドイツ
残念ながらまだ確認していない。
のほぼ中央部に位置する人口約6万5千人の比較
思わぬハプニングに時間を取られたが、朝食後
的小さな街だが、1919年に制定された「ヴァイ
は、偉大な作曲家バッハ生誕の地であり、宗教改
マール憲法」や、ドイツを代表する文豪、ゲーテ
革を行ったことで有名な思想家ルターゆかりの地
とシラーの像があり、街の中心部にはゲーテが生
でもあるアイゼナハと言う町に寄り、バッハ博物
涯の大半を過ごした家や、ゲーテの招きでヴァイ
館を見学してからギーセンに戻る。ギーセンでは、
マールにやって来たシラーが晩年住んだ家などが
留学時代から時々利用していたカールシュタット
ある。夫々に偉人を偲ばせる遺品が数多く展示さ
と言うデパートで、昼食を取りおみやげを若干購
れていたが、両家とも古い木造のため、室内を移
入したが、時間に追われていたため懐かしい通り
動する際にかなりきしんだことが印象に残ってい
を散策することは出来なかった。リーベング氏と
る。またピアノの魔術師と言われたフランツ・リ
は夕方4時頃、ギーセン駅で再会を約束して別れ
ストの音楽院もヴァイマールにあり訪問したが、
たが、そこからは二人だけで汽車、飛行機、新幹
日本人留学生も数多く学んでいるとのことであっ
線を乗り継いで、5月6日(日)の夜9時過ぎに
た。
無事帰宅する。数年前の川柳で「抱きしめた妻に
5月5日(土)
、いよいよ最後の日になった。午
今では抱えられ」、と言う句に感心した記憶がある
前6時頃、ヴァイマールのホテルで目を覚まし朝
が、今回の旅行では幸い妻に「抱えられる」こと
の支度を始めた時、突然私の携帯が鳴った。誰か
はなかったものの、日頃如何に「支えられている」
らだろうと不思議に思い電話に出てみると、何と
かを改めて実感する旅になった。
写真1 リーベング氏の自宅の居間でくつろぐ
写真2 ドレスデンの州立歌劇場「ゼンパーオーパー」
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
13
休日夜間診療所の充実が 救命救急センターの患者動向に及ぼした影響
山形県立中央病院・同救命救急センター 後藤 敏和、森野 一真、瀬尾 伸夫、武田健一郎、佐藤 精司
辻本 雄太、木村 相樹、三田 法子、小田 隆晴 山形市医師会 金谷 透、大内 清則 初めに
山形県立救命救急センター(以後、救命セン
ター)は、1984(昭和59)年6月に、山形県立中
央病院に併設という形で、当時中央病院があった
山形市桜町に開設され、2001(平成13)年5月、
病院と共に、山形市青柳に新築移転した。救命セ
ンターは本来、重症患者に対応する三次救急医療
機関であるが、当センターの受診患者は一次救急
患者が約8割を占めている。軽症患者の殺到が、
三次救急医療に支障を来たす場合もある。これま
でも山形市医師会と共に、軽症患者は休日夜間診
表1 平成22
・23年度 山形県立救命救急センター受診
患者状況
療所を受診するように、住民に啓蒙してきたとこ
者のうち15歳以下が26%、一次救急患者が77.
4%、
ろであるが、効果は十分とは言えなかった。2011
3次救急患者が7.
2%であった。受診患者の55.
5%
(平成23)年9月、従来の山形市休日診療所と夜間
が夜間の受診で、救急搬送患者が16.
1%であった。
急病診療所を統合し、新築された山形市医師会館
これらの数値は平成22年度とほぼ同様であった。
内に新山形市休日夜間診療所(以下、診療所)が
(救命センター受診患者の重症度割合)平成17年
開設された。本年11月にドクターヘリの運航を開
度からの救命センターの重症度別患者割合の推移
始する救命センターにとり、一次救急患者の受診
を図1に示す。1次が約80%、3次が6.
1〜7.
2%、
数を減らすことは、重要な課題である。救命セン
ターとしては、新診療所に一次救急患者が受診し
てくれることを期待した。今回、平成15年以降の
救命センターの受診患者と診療所受診患者を比較
し、診療所の充実が救命センター受診患者に及ぼ
した影響につき検討した。
結果と考察
(救命センターの受診患者の現状)平成22、23
年度の救命センター受診患者の状況を表1に示す。
図1 救命センターの重症度別患者割合の推移
平成23年度の総受診者数は、16,
419人で平成22年
2次が12.
9〜15.
5%で、一次が若干の減少傾向、二
度よりも420人減少している。平成23年度の受診
次、三次は若干の増加傾向にあるものの、7年間
14
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
大きな変動は認めなかった。
(救命センターと診療所受診患者数の推移)山形
市における最初の急病診療所は、山形市休日診療
所で、旧医師会館内に1970(昭和45)年6月に開
設され、日曜・休日・年末年始の日中に診療にあ
(平成13)年10月から小児科医が常
たった。2000
勤するようになった。山形市夜間急病診療所は
1980(昭和55)年4月に山形市緑町に開設され
2005(平成17)年4月から、日曜・祝日を除き小
児科医が常勤するようになった。休日診療所は山
形市医師会が、夜間診療所は山形市が運営した。
図3 救命センターと山形市夜間休日診療所の受診者
数の差
夜間診療所は場所が分かりにくく、駐車場も利用
所の患者数の推移を、図3に患者数の差〔
(救命セ
しにくい等の問題があり、またここ数年、両診療
ンター受診者数)-(診療所受診者数)
〕の推移を
所、とくに夜間診療所の老朽化が問題となってい
示す。平成15年度には救命センターの患者数は
た。そこで医師会長、徳永正靭先生を中心に山形
20,
140人、夜間と休日を合わせた診療所受診者数
は7,
926人で、その差は12,
214人であった。平成17
年4月から日曜・祝日を除き、夜間診療所に小児科
市医師会、山形市、他、関係機関が協力し、新し
い急病診療所の開設が計画された。そして2011
(平成23)年9月、新しく建設された山形市医師会
医が常駐するようになると、夜間診療所受診者数
館内に、夜間診療所と休日診療所を統合し、山形
は前年の2,
379人から6,
254人と急増し、夜間と休
市休日夜間診療所が開設され、運営は山形市医師
日を合わせた受診者数も13,
344人と増加した。そ
会に委託された。新診療所では日曜日と休日は2
の結果、救命センターと診療所受診者の差は5,
719
名の医師が、9時から17時まで(11時45分から13
人に減少した。その後も、救命センター受診者数
時30分までは昼休み)、内科・外科・小児科の診療
は漸減し平成20年度には15,
920人と過去最低と
にあたり、夜間は、内科・小児科を診療し、内科
なった。インフルエンザが流行した平成21年度に
は19時から23時まで、小児科は19時30分から22時
は救命センター、診療所共に受診者数は増加した
30分まで、医師2名で診療にあたり、小児科医が
が、その差は1.
021人と過去最低になった。平成22
常駐することとなった。5月の連休中と年末年始
年度は両施設共受診者数は減少したが、診療所受
の休日には小児科医がもう一人応援診療にあたる
診者数の減少が大きく、受診者数の差は3,
035人と
こととなった。また、従来の診療所では出来なかっ
再び増加した。9月に新診療所がオープンした平
た、単純X線写真、超音波、末梢血、CRP検査が可
成23年度は、診療所受診者数は、17,
786人と過去
能となった。
最高となり、救命センター受診者数は前年度の
図2に平成15年度からの、救命センターと診療
16,
834人から16,
419人に減少した。その結果、初
めて救命センターと診療所の受診者数が逆転し、
診療所受診者数が1,
367人上回った。
(小児の救命センターと診療所受診患者数の推
移)15歳以下(平成23年度の夜間休日診療所の患
者数のみ14歳以下)の小児の受診者数と割合の推
5に示す。平成17年4月に日曜・祝日を
移を図4,
除き、夜間診療所に小児科医が常駐するようにな
ると、夜間診療所の小児の受診者数が1,
287人から
4,
670人に急増していることが分かる。また平成23
図2 救命センターと山形市夜間・休日診療所の患者数
の推移
年9月に新診療所に日中、夜間に年間を通し小児
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
15
図4 救命センターと山形市夜間休日診療所を受診し
た小児(15歳以下)の患者数
図6 平成22年度と23年度の救命センターと山形市休
日夜間診療所の受診患者数の推移
図5 救命センターと山形市夜間休日診療所を受診し
た小児(15歳以下)の患者の割合(%)
図7 平成23年度、救命センター受診者の重症度別割合
の月別推移
科医が常駐するようになると特に夜間診療所の小
合の月別推移)平成23年度の救命センター受診者
児の受診者数が増加し、夜間・休日を合わせた小
の月別の重症度割合を図7に示す。診療所受診者
児の受診者は前年の9,
417人から12,
201人となり
は、ほとんどが一次救急患者であることから、救
30%増加した。平成15年からの救命センターの小
命センター受診者の一次救急患者の割合が9月以
児の受診者数は減少してきている。小児受診者数
降減少し、相対的に3次救急患者の割合が増加す
の割合は、平成17年以降、診療所は7割弱、救命セ
ると推測したが、明らかな変化は認められず、相
ンターは約4分の1である。
変わらず一次救急患者が8割近くを占め、三次は
(平成22・23年度の救命センター・診療所受診
2月を除き1割以下であった。
者数)平成22年度と23年度の救命センターと診療
(年末年始の救命センターと診療所受診者数の
所受診者数を新診療所開設前後の同期間で比較し
比較)表2に平成22、23年度の年末年始の両施設
た。(図6)。平成23年3月は東日本大震災の影響
の患者数を示す。12月29日から1月3日までの患
で、救命センター受診患者数が減少したために(後
者数の合計は、平成22年度は救命センター 569人、
述)3月は、統計から除外した。新診療所開設前
診療所848人で比は1:1.
5であったが、平成23年
の4-8月と開設後の9-2月の受診者数を比較
度は、センターは553人とわずかに減少、診療所は
すると、前の期間ではほとんど変化が無かったが、
1,
065人と25.
6%の増加で比は1:1.
9となった。県
後の期間では診療所が7,
440人から9,
749人と31%
立中央病院は新医療情報システム導入の関係で、
増加したのに対し、救命センターは8,
392人から
平 成23年 度 は12月30日 の 休 日 外 来 を 設 置 し な
7,
744人と7.
8%減少した。救命センターの減少数は
かったので、同一条件となる12月31日から1月3
診療所の増加数より小さかった。
日までで比較すると、救命センターが平成22年度
(平成23年度、救命センター受診者の重症度別割
415人から23年度は356人と減っているのに対し、
16
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
年度の相談件数は一晩当たり、小児が9.
8件である
のに対し、大人はわずかに1.
4件で、しかも山形市
を中心とする村山地域からの相談が大部分
(79.
2%)を占めた。全県的にはまだまだ認知度が
低く、今後さらに周知していく必要がある。
住民に対する啓蒙につきまだまだ余地があるこ
とを表すデータを次に示す。
(東日本大震災時の救命センターと診療所の患
者数)図9に東日本大震災前後での救命センター
表2 平成22年度と23年度の救命センターと山形市休
日夜間診療所の年末年始の受診患者数
図9 東日本大震災前後での救命センターと山形市休
日夜間診療所の受診患者数
図8 平成22年度と23年度の救命センターと山形市休
日夜間診療所の年末年始の受診患者数(12月31日
~1月3日)
と診療所の患者数を示す。3月11日金曜日、午後
に発災したが、3月12日、行政の指示で、TV等報
道を通し、
“被災患者が多数搬送されると見込まれ
診療所は778人から956人と大幅に増加した(図
る災害基幹病院には、受診を控えるように”要請
8)。
があった。震災前後で日曜日・休日の受診者数を
以上の結果から、平成23年9月の、新しい「山形
検討すると、3月6日の日曜日は、救命センター
市休日夜間診療所」の開設以来、診療所への受診
するようになったことが大きな要因であると考え
74人、診療所137人が受診したが、震災2日後の
3月13日には救命センターは47人に減少、診療所
は163人に増加した。3月20、21日は連休であった
が、救命センターが49、38人に対し、診療所は173、
149人と多くの患者が受診した。大震災後、住民は
られた。
行政の要請に協力し、基幹災害医療センターであ
今後、救命センターへの一次救急患者の受診を
る救命センターへの受診を自粛し、診療所を受診
さらに減らすためには、大人の患者の休日夜間診
したことがうかがい知れる。
“住民はいざというと
療所への受診を誘導する必要がある、と言える。
きには協力してくれる”ことを示し、まだまだ啓
そのためには、休日夜間診療所について、さらに
蒙の余地がある、と考えた所以である。
周知すること、そして救命センターの三次医療機
一つの疑問は、これまでのデータから、診療所
関としての使命につき住民に対し啓蒙を続けて行
受診患者の増加の割には救命センターの患者の減
く必要がある。
少数が小さいことである。この原因は何によるの
新「山形市休日夜間診療所」の開設に合わせ、
か。可能性として救命センター以外の医療機関の
平成23年9月から、今までの小児救急電話に加え、
患者数が減少していることが考えられる。しかし
大人の救急電話相談事業が開始された。しかし昨
救急患者数が最も多い、山形市内の某病院につい
患者が増加し、救命センターへの受診患者は減少
したことが示された。特に夜間診療所への小児の
受診患者が増加しており、毎晩、小児科医が常駐
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
17
推移を示す。山形市、東南村山地域からは一次、
三次共に減少しているが、西村山、北村山からの
患者数の増加の大部分は一次救急患者であること
が分かる。西村山、北村山地域から一次救急患者
が増加しているために、救命センター受診患者の
減少は休日夜間診療所の受診者数の増加に比し小
さく、重症度割合も変わらないことを表している。
何故、西村山、北村山からの受診患者が増加した
のかは検討が必要であるが、両地域で一次、二次
図10 救命センターの地域別患者数(全体)の推移
までの救急医療について自己完結できる体制が構
ても、小児の患者数は減少したが、大人の患者数
築されないと、救命センターへの軽症患者の殺到
は増加し、総患者数は若干の減少にとどまったと
が続くことが懸念される。
いう。図10は救命センター受診患者の地域別患者
救命センターが、本来の使命である三次救急医
数の年次推移を示したものである。山形市、山形
療を適切に行い、さらに円滑なドクターヘリの運
市を含む東南村山地域からの患者数は減少してい
航を行うためには、医療機関、医師会、行政、住
るのに対し、平成20年までは減少傾向を示してい
民、さらにはメディア、一体となり救命センター
た西村山地域、北村山地域からの患者数が平成21
を医療の最後の砦として位置づけ、軽症患者の受
年以降著明に増加していることが分かる。平成20
診を減らす努力を続けて行く必要がある。
年 と 平 成23度 を 比 較 す る と、西 村 山 は619人、
47.
3%、北村山は474人、35.
2%の増加である。図
11、図12にそれぞれ一次救急、三次救急患者数の
まとめ
山形市休日夜間診療所の充実により、診療所の
受診者数は増加し、相対的に救命センターへの受
診者数は減少した。特に、夜間診療所の小児科医
の常駐は小児の診療所への受診患者数を増加させ
た。
診療所の受診者数の増加に比し、救命センター
受診者の減少数は小さかったが、その要因は、救
命センターを受診する西村山・北村山地域からの
一次救急患者数の増加であった。
ドクターヘリ運航開始を目前にし、今後救命セ
図11 救命センターの地域別患者数(一次救急)の推移
ンターの一次救急患者の受診者数を減らすには、
大人の患者が休日夜間診療所を受診してくれるよ
うに啓蒙を続けること、さらに西村山・北村山地
域で、軽症患者に対する救急医療が適切に提供で
きる体制を構築していくことが重要であると考え
られた。
謝辞
山形市休日夜間診療所の運営に尽力されておられ
る山形市医師会員の先生方に感謝申し上げます。
図12 救命センターの地域別患者数(三次救急)の推移
18
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
開業医からみた 24時間自由行動下血圧測定(
の有用性
ABPM)
大道寺内科医院 大道寺 七兵衛
著者は、ABPM用の機器が市販された当初から
参考になると同時に、患者にとっても高血圧治療
積極的にABPMを活用し、診療に役立ててきた。
に対する非常によい動機付けとなることが多い。
日本高血圧学会の尽力により、2008年4月から保
著者はABPMの適応とされる症例は勿論、初診例
険適応となり、導入する診療所が増えているが、
では白衣高血圧を区別できることもあり、不適な
開業医の立場からその有用性につき紹介したい。
場合(ABPM装着により生活や仕事に支障が出る
など)を除いて、患者の同意を得ながら積極的に
Ⅰ 開業医における高血圧症例の特徴
施行するようにしている。
1)第一に健診等で、偶然に高血圧を指摘されて
なお、検査実施においてはABPMの使用基準に
来院する初診例が多いことである。従って、き
5)。
関するガイドラインを参照されたい(文献4,
ちんと血圧を測定評価して、白衣高血圧を除外
ABPM血圧の基準値を表1に、またABPMの適応
し、脳心血管リスク層別化を行って、どのよう
については表2に示した。
(文献4)
な治療が必要なのかを判断し、かつ患者にも共
に治療していく意識を持ってもらうことが求め
られる。
また、二次性高血圧症をスクリーニングする
ための内分泌検査は、無投薬下で行うことが望
ましく、初診患者を診る開業医の責任は大きい。
2)次に高血圧を主病とする長期治療例が多いこ
とである。経過が10年、20年におよぶこともあ
り、そのため加齢や新たな臓器障害に伴う血圧
表1 自由行動下血圧における高血圧基準(
mmHg)
の変化に注意を払う必要がある。長期に投与し
ている薬剤で十分な降圧が得られているか、降
圧し過ぎていないか、家庭血圧や時にはABPM
を利用して確認しなければならない。
Ⅱ ABPMの有用性
血圧の評価については家庭血圧の重要性は勿論
であるが、ことにABPMでは、血圧の日内変動パ
ターンや夜間血圧、24時間血圧値といった貴重な
表2 ABPMの適応(文献4より)
情報が得られ、またそれらの諸示標はいずれも診
察室血圧よりも、高血圧性臓器障害の程度とより
Ⅲ ABPM自験例のまとめ
密接に相関し、より心血管病発症を予測できると
(男性208、女性219)例、
(平均年齢
自験例427
2,
3)。ABPMの結果をふま
されている(文献1,
58.
0歳)についての結果を、ABPM諸示標と臓器
えて投薬治療の必要性や薬剤の選択、また投薬の
障害との関連を中心に紹介する。
タイミング(朝食後、就寝前など)の決定に大変
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
敢 血圧日内変動パターン(図1)
19
桓 24時間血圧および夜間血圧と臓器障害との関
係(図3、4)
図1 血圧日内変動パターンの割合
夜間の降圧度(収縮期血圧について)からみ
図3 24時間血圧と臓器障害との関係(薬剤非投与群)
た、日内変動パターンでは、約半数の47%が
型、31%がnon型であった。r
di
pper
di
pper
i
s
er
(i
)型 は6%、e
は
nver
t
eddi
pper
xt
r
emedi
pper
はdi
に比し平均
11%であった。nondi
pper
pper
型はさ
年齢がやや高く((59.
7対57.
7歳))、r
i
s
er
らに高かった(64.
3歳)。白衣高血圧は5%存在
した。
柑 血圧日内変動と臓器障害との関係(図2)
図4 夜間血圧と臓器障害との関係(薬剤非投与群)
薬剤非投与群で、24時間血圧平均値と臓器障
害との関係をみると収縮期血圧が135mmHgを
超 え る と 臓 器 障 害 頻 度 が 増 加 し、さ ら に
140mmHg以上では増加が顕著となる。一日の
平均血圧値が高いほど臓器障害合併頻度が高く
なっている(図3)
。夜間血圧についてみると収
縮期血圧平均値が135mmHgを超えると、臓器
図2 血圧日内変動と臓器障害との関係
障害合併頻度が急に増加している(図4)。
左室肥大(心電図または心エコー所見)、持続
棺 血圧日内変動パターンと糖尿病合併との関係
以上、脳
性蛋白尿、血清クレアチニン1.
3mg/
dl
(図5)
血管障害、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症を
、i
になると糖尿合
nondi
pper
nver
t
eddi
pper
臓器障害として、血圧日内変動パターンと臓器
併頻度が増加し、糖尿病では夜間降圧するとい
型お
障害合併頻度の関係をみると、nondi
pper
う正常の日内変動が消失している例が多いこと
型で明らかに高いことがわかる。これ
よびr
i
s
er
を示している。
までの報告も夜間降圧しないことが、臓器障害
と深く関わっていることが明らかにされている。
款 夜間血圧値の推定(図6、7)
夜間血圧は、ABPMにより評価可能であるが、
頻回に装着するのは患者の負担となる。著者は
起床時と就寝前の血圧測定により、夜間血圧が
20
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
寝前血圧ともに良好にコントロールされていれ
ば、夜間血圧も十分降圧されている、と考えて
いる。
Ⅳ 代表的症例
敢 白衣高血圧(di
pper)(図8)
63歳、女 性。風 邪 症 状 で 来 院 時、血 圧
180/
90mmHg、深呼吸1~2分後も170/
94mmHg、
ECG左 室 肥 大 所 見 あ り。ABPM上、一 日 平 均
)
123/
79mmHg、睡眠中114/
70mmHg(di
pper
図5 血圧日内変動パターンと糖尿病合併症例の割合
(図8上)
。
1年後来院時血圧は162/
92mmHg、1~2分後
150/
70mmHg。ABPM上 一日平均123/
80mmHg、
睡眠中111/
72mmHg(di
pper)(図8下)。
2回ともABPM装着から2時間程度は血圧が
高めであるが、これも器械を装着したという意
識が交感神経を賦活化させているためと推測さ
れ、白衣現象に通じるものと考えられる。
以上より、早朝と日中にやや血圧が上昇する
時相はあるが、病態としては白衣高血圧(
WCH:
hype
として無投薬で経
whi
t
e coat
r
t
ens
i
on)
図6 夜間血圧と起床時・就寝前血圧平均値(収縮期)
の相関
p値はピアソンの積率相関係数の有意性検定を用
いて算出
過観察中。
図8 白衣高血圧(di
)
pper
図7 夜間血圧と起床時・就寝前血圧平均値(拡張期)
の相関
p値はピアソンの積率相関係数の有意性検定を用
いて算出
柑 原発性アルドステロン症例の持続性高血圧
)
(図9)
(nondi
pper
19歳、女性 学生 高血圧家族歴あり。学校
推測できると考えている。図6はABPMでの起
健診で血圧143/
110mmHgと高かったため、当
床時と就寝前の収縮期(図6)、拡張期(図7)
日来院。前年は130/
90位だったとのこと。以前
血圧の平均値と夜間平均血圧の相関をみたもの
脈拍63
から時に頭重あり。来院時148/
96mmHg,
であるが、両者は良く相関しており例外は極め
回/
分。血漿レニン活性(
以下、
PRA)
0.
1ng/
ml
/
hr
て少ない。よって日常臨床上、起床時血圧・就
、血清
血漿アルドステロン濃度(
PAC)
586pg/
ml
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
21
カ リ ウ ム2.
、家 庭 血 圧
7mEq/
L、SCr
0.
5mg/
dl
(早朝)130~150/
82~97mmHg。CTで右副腎
に約2c
m大の腫瘤を認め原発性アルドステロン
症疑にて山形県立中央病院に紹介。確定診断の
後、右副腎腺腫の摘出術を施行。
服薬前のABPM上の血圧値および脈拍数、一
日平均 148/
87、 脈拍56、覚醒中 146/
92、 脈拍
分、(non58,睡眠中 135/
78mmHg、脈拍53回/
)
di
pper
は珍しい。
この年齢での高血圧かつnondi
pper
、
図10 自律神経障害による血圧日内変動の逆転(r
i
s
er
)
i
nver
t
ed di
pper
原発性アルドステロン症をはじめとする副腎内
・i
)
(図11)
日内変動の逆転(r
i
s
er
nver
t
ed di
pper
分泌高血圧では夜間降圧が減弱するとの報告が
67歳 女性 高血圧家族歴あり。30歳頃から
多く、本例もnondi
pper型を呈した(文献4)。
高血圧治療中。高コレステロール血症加療中、
棺 仮面高血圧症例。脳血管障害合併による血圧
多発性脳梗塞あり。血圧コントロール不良にて
ABPM施行。
降圧薬、塩酸マニジピン(カルスロット)
(20mg)1T、カルベジロール(アーチスト)
(フルイ
(10mg)1T、トリクロルメチアジド゙
トラン)
(1mg)1/
2T 朝、内服中。併用薬、リ
ポバス(5mg)1T、1×1、チクロピジン(パナ
図9 原発性アルドステロン症例の持続性高血圧(n
on)
di
pper
ルジン)
(100mg)1T。
ABPM一 日 平 均149/
82、脈 拍58、覚 醒 中
桓 自律神経障害による血圧日内変動の逆転
81mmHg脈拍50
146/
82、脈拍63、睡眠中 155/
回/
分(r
・i
)
。高血圧歴が長く
i
s
er
nver
t
eddi
pper
、i
)(図10)
(r
i
s
er
nver
t
ed di
pper
脳血管障害がみられる例で、夜間血圧が上昇し
76歳 男性 高血圧家族歴なし。15年前から
ていた。朝のみの降圧剤投与では夜間の血圧コ
パーキンソン病、12年前から高血圧で治療中。
ントロールが不十分なことを示す例である。外
家庭血圧測定で朝食前や就寝前には
来血圧は比較的良好で、いわゆる仮面高血圧で
100/
70mmHgくらいになることがしばしばある
が、夕方にはいつも180~200/
100mmHg前後に
上昇。また朝食中に失神歴あり。ABPMでは座
ある。
位で血圧が低下し臥床により著明に上昇し、起
床直前には200mmHgに達している。ABPM上の
血圧値および脈拍数、一日平均159/
91、脈拍66、
覚醒中 152/
87、脈拍73、睡眠中 165/
95mmHg、
分、(r
・i
)。パ ー
脈 拍60回/
i
s
er
nver
t
ed di
pper
キンソン氏病に伴う自律神経障害による血圧変
図11 仮面高血圧症例.
(r
、i
)
i
s
er
nver
t
ed di
pper
動と考えられ、降圧剤の治療には注意が必要で
ある。
款 e
xt
r
emedi
pper、サージ型早朝高血圧(図12)
68歳 女性 高血圧家族歴あり。血漿レニン
、血漿アルドステロン濃
活性(
PRA)
1.
7ng/
ml
/
hr
、S、血清カリウ
度(
PAC)
161Pg/
ml
Cr
0.
7mg/
dl
22
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
ム3.
9mEq/
L。
得る必要がある。そのためには、朝の家庭血圧に
投薬前のABPM 一日平均 148/
84、脈拍81、覚
加えて、適宜ABPMを施行することで、よりきめ
醒 時157/
87、脈 拍84、睡 眠 時 115/
76mmHg、
こまかな血圧治療ができると考えている。
脈拍68回/
分。e
xt
r
emedi
pper型でサージ型早朝
高血圧を呈した。
(謝辞:御校閲頂いた、山形県立中央病院、循環器
内科、後藤敏和先生に感謝申し上げます。
)
文献
1.Ve
r
decchi
aP,Por
cel
l
at
iC,Schi
l
l
aciG,etal
.
Ambul
at
or
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oodpr
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s
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e.Ani
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edi
ct
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ognos
i
si
n es
s
ent
i
al
hyper
t
ens
i
on.Hyper
t
ens
i
on1994;
24:
793801.
図12 e
xt
r
emedi
pper、サージ型早朝高血圧
2.Ohkubo T,Hoz
awa A,Nagai K,et al
.
、持続型早朝高血圧(図13)
歓 nondi
pper
58歳 男 高血圧家族歴あり。前日たまたま
家庭血圧を測定したら168/
118mmHgだったの
で来院。4カ月前の健診では120/
86mmHg。血
、血漿アルドス
漿レニン活性(
PRA)
0.
6ng/
ml
/
hr
Pr
edi
ct
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pr
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s
ur
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i
on:t
he Ohas
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t
udy.JHyper
t
ens
2000;18:847854.
。ABPM 上一日平均
テロン濃度(
PAC)
61.
1pg/
ml
168/
98、脈拍67、覚醒時 165/
100、脈拍69、睡
分。non眠時 158/
98mmHg、脈拍65回/
di
pper
型でいわゆる持続型(s
us
t
ai
ned t
ype)の早朝
高血圧を呈している。
3.Fagar
dRH,Van Den Br
oekeC,DeCor
tP.
Pr
ognos
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c s
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i
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i
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n ol
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ent
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n
gener
alpr
act
i
ce.JHum Hyper
t
ens2005;19:
801807.
4.J
CS合 同 研 究 班 報 告 24時 間 血 圧 計 の 使 用
図13 n
、持続型早朝高血圧
ondi
pper
以上、血圧日内変動における代表的症例を示し
た。血圧治療においては、それぞれの症例の血圧
日内変動を想定し、24時間にわたる適切な降圧を
基 準 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ンJ
(
ABPM)
apanes
e
Ci
r
cul
at
i
on Jour
nal64,s
uppl
.V:
12071248,
2000
5.Gui
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or
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ng
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ur
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(
ABPM)(
JCS 2010)
Di
ges
tVer
s
i
on-JCS j
oi
nt
Wor
ki
ngGr
oupCi
r
cJ76:
508519,
2012
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
23
おっぱいは心の安全基地
山形県医師会常任理事 渡 辺 眞 史
母乳育児は母子間の愛着形成や生活習慣病予防に効果的であると多くの報告が見られ、母乳育児を中
心とした母子関係が今あらためて注目されています。
2005年には米国小児科学会では母乳育児の推進のために小児科医が個々の診療の場だけでなく病院・
医学教育・地域などで母乳育児を推進し、保護し、支援することができる方策を提供しています。日本
では厚労省が2007年に「授乳・離乳の支援ガイド」を改訂し、その中で可能な限り母乳育児を行うこと
を勧めています。日本小児科学会では2011年に「小児科医と母乳育児推進」として見解をまとめ、母乳
は乳児にとって最良な栄養を基本姿勢とし、小児の健全な育成のために小児科医はその中核を担うべき
としています。母乳育児推進のためには産科・小児科だけでなく医療に関わる多くの関係者の理解と協
力が必要になります。母子に関わる全ての医療者に母乳育児の意義を知っていただき、母と子どもの応
援団になっていただきたいと思います。また、外来受診のおじいさんおばあさんにも読んでいただけた
ら幸いです。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
1才過ぎになると「まだおっぱいあげているの?」
「早くやめないと甘えん坊になるよ」などといわ
れ断乳を勧められることがあります。2001年までは母子手帳に断乳の言葉があり1才6ヶ月頃まで母乳
をやめることがよいことだと考えられていました。しかし、母子関係の研究が進む中、母乳の持つ役割
が身体を大きくするだけでなく、病気から身体を守る免疫や心の発達のために大切な役割があり、十分
な期間母乳を続けることが子どもの健全な成長のために必要なことがわかってきました。母乳育児は身
体を丈夫にするだけでなく、お母さんとの心の絆を深めることで心を育んでいるのです。
2002年に世界保健総会(WHO/
ユニセフ)で「6ヶ月までの完全母乳の推進と、2年以上の母乳育児
の継続」が採択され、日本でも母子手帳から断乳の言葉がなくなりました。卒乳は赤ちゃんが満足し自
分からおっぱいから離れることをいいますが、上手な卒乳の仕方などと育児雑誌にも間違った解釈の記
事が多く見られます。離乳食を食べない、虫歯になる、仕事に戻り保育園に行くなどのために断乳を勧
められることもあります。この様なときでも断乳ではなく、
卒乳までおっぱいを続けることができます。
お医者さんからお母さんに持病がある、風邪をひいた、お腹をこわしたなどの時、薬を飲むなら母乳を
止める様にいわれることがあります。世界的には特殊な薬を除く多くの薬は服薬しながら母乳を続ける
24
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
ことができると判断されていますが、日本ではまだまだ理解してもらえません。困ったときには国立成
育医療研究センターのホームページ「妊娠と薬情報センター(ママのためのお薬情報)」が役に立ちま
す。
赤ちゃんは1人では何も出来ず、いつもお母さんから守ってもらわないと生きていくことは出来ませ
ん。お母さんは抱っこをし、やさしく話しかけ、おっぱいでお腹をいっぱいにしてくれます。このいつ
もお母さんがしていることで赤ちゃんはお母さんを好きになり、守られている、愛されている、一緒に
いると生きていけるという安心感と信頼感を持つようになります。お母さんが赤ちゃんに微笑みかける
と赤ちゃんもそれに答えて笑顔を見せるなど母と子がお互いにふれあう母子相互作用の中で基本的信
頼関係が作られていきます。信頼する心が育ってくると自分に自信ができ自立へと向かうことができる
のです。
1才を過ぎる頃にはお腹いっぱいにおっぱいを飲むというよりおっぱいから安心感を得ようとする
ことが多くなります。1才を過ぎると自我が形成されていきます。感情が豊かになり、起伏が激しくな
ります。感動や驚き、恐怖などを心で受け止めるようになります。様々な経験でどうしたらよいかわか
らなくなってしまいます。そのようなときおっぱいを欲しがります。おっぱいに吸い付くことで守られ
ているという安心感を得ることができ、元気をもらうことができます。2才を過ぎると反抗期が始まり
自我は更に強くなります。自分でやってみたいができない、自分の思うように周りは動いてくれないと
心のストレスは更に強くなります。お出かけの機会も増え行動範囲は広くなり、それだけ新しい経験が
多くなります。時々自信がなくなりお母さんのおっぱいが欲しくなります。まだまだおっぱいは必要で
す。
おっぱいはどんなことがあっても帰ってくると心が安らぎ、生きる力をもらうことができる心の安全
基地です。生まれたときからの“たっぷりの抱っこ”
“やさしい話しかけ”
“いつでもおっぱい”が心の
安全基地を大きくします。安全基地が大きくなると心の土台がしっかりし、成長してからも心理的なス
トレスに負けない強い心を持つことができます。たっぷりと愛され、十分に甘えることができ、卒乳ま
でおっぱいをもらえた子どもには心の安全基地が作られ、やさしい心、思いやりの心、強い心が自然と
育っています。断乳はこの素晴らしいプレゼントを少なくしてしまいます。赤ちゃんには、“もう満足
したからおっぱいなくても大丈夫”と自分から離れるまでゆっくりのおっぱい生活が大切です。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
乳幼児期の母子関係は子どもの精神発達に大きな影響を与えると考えられています。母乳育児はより
よい母子関係を通じて、子どもの健全な精神発達を促すための大切なアイテムといえます。未来ある子
どものために母乳育児を大切にしていただきたいと思います。
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
25
県医師会だより
第
2
回 常 任 理 事 会
日 時、平成24年6月13日(水) 午後3時30分~
会 場、県医師会館役員室 出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 栗谷 義樹、中條 明夫、清治 邦夫
常任理事 大内 清則、齋藤 忠明、中目 千之
渡辺 眞史、吉岡 信弥
事 務 局 海和事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1.会員訃報
会員氏名 松田 春洋 先生
【北村山地区医師会】
死亡年月日 1月3日(火) 92歳
有海会長より、告別式は近親者等で執り行われ
たとのことで、北村山地区医師会にお願いし弔意
を表した旨報告。
2.本会第127回定例代議員会及び第104回定例総会
5月26日(土) 県土地改良会館
有海会長ほか役員出席
栗谷副会長より報告。
(詳細については、本誌前
月号に掲載済み)
3.2012世界禁煙デー山形フォーラム「第12回全
国禁煙推進研究会」
5月27日(日) 山形テルサ
有海会長、中條副会長、大内常任理事
出席
中條副会長より、600名を超える参加があり非常
に盛会であった。知事の挨拶(部長が代理)では、
受動喫煙防止条例の制定について言及がなかった。
松沢前神奈川県知事の講演では、条例制定にいろ
んな勢力から反対にあい、根回しが大変であった
との報告があった旨報告。また、大内常任理事よ
り、本フォーラムへの関係者の熱意は、本県の条
例制定に向けた弾みになる旨報告。
4.郡市地区医師会保険担当理事連絡協議会
6月5日(火) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
中條副会長より、東北厚生局山形事務所から23
年度の指導結果について説明があり、これを纏め
て医師会報の号外を発行し周知を図りたい。24年
度の指導方針としては、新規開業の集団指導を始
めるとの話があった。また、県健康福祉企画課か
ら、生保及び医療扶助の状況及び今年度の計画に
ついて話があった旨報告。
5.日本医師会テレビ健康講座に関する打合せ会
6月6日(水) 県医師会館
有海会長、渡辺常任理事出席
渡辺常任理事から、今回は在宅医療をテーマに
制作することとし、8月25日に放送を予定する。
鶴岡地区医師会の取り組みを中心として、県内の
状況を広く取り上げていく旨報告。
6.郡市地区医師会事務連絡協議会
6月7日(木) ~8日(金) 観松館
有海会長、三條理事出席
有海会長より、各郡市地区医師会事務局と医師
会関係団体から約40名の事務局員が集まり、事務
研修・情報交換を行ったもので、挨拶をしてきた
旨報告。
7.救急・大規模災害等対策委員会担当理事打合
せ会
6月7日(木) 山形市医師会館
大内・吉岡常任理事、齋藤(
聰)
・
江口(
拓)
理事出席
大内常任理事より、災害対応をどう進めるかを
協議する作業チームを立ち上げたもので、今後定
期的に開催するとともに今年度の具体的な取り組
みを申し合わせた旨報告。
26
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
8.会議・行事等
敢 カスミ山形第24期定時株主総会
5月23日(水) 県医師会館
有海会長、清治副会長、大泉監事、海
和事務局長出席報告。
監 看護師等の勤務環境の改善企画委員会
6月11日(月) 県庁
清治副会長出席報告。
I〕通知事項
〔I
柑 北村山地区医師会総会懇親会
5月25日(金) よし田川別館
有海会長出席報告。
1.日本医師会 会内委員会委員について
桓 みんなで救急医療を考えるネットワーク
(仮)第2回検討会議
5月25日(金) 山形グランドホテル
大内常任理事出席報告。
2.抗血小板剤及びリゾリュートインテグリティコ
ロナリーステントシステムの適正使用について
棺 医師会協同組合総代会
5月26日(土) 県土地改良会館
有海会長ほか役員出席報告。
款 山形県薬剤師会通常総会
5月27日(日) 山形グランドホテル
有海会長出席報告。
歓 山形県臓器移植推進機構第1回理事会
5月27日(火) 自治会館
有海会長出席報告。
汗 上山市医師会定時総会
5月29日(火) 月岡ホテル
有海会長出席報告。
漢 学校保健連合会理事会
6月7日(金) あこや会館
有海会長、栗谷・清治副会長出席報告。
澗 宮城県医師会「大規模災害時に備える研修会」
6月8日(金) 仙台市:江陽グランドホテル
大内常任理事出席報告。
了知することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
3.平成24年度 Ai学術シンポジウム開催のご
案内
7月1日(日) 日本医師会館
清治副会長出席することと決定。
(本会ホーム
ページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
4.平成25年春の栄典候補者の調査について
県医師会役員について報告することと決定。
5.医師会主催の研修会等への託児サービス併設
費用補助について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
6.「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マ
ニュアル」の改訂について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
潅 寒河江市西村山郡医師会定時総会並びに成
人病検査センター協力医会合同懇親会
6月9日(土) 寒河江市西村山郡医師会館
有海会長出席報告。
7.生涯教育協力特別講演会「認知症の診断から
最新の治療まで」へのご協力の依頼について
環 平成24年度救急教育連絡会議
6月11日(月) 県庁
大内常任理事出席報告。
8.厚生労働省「疑義解釈資料の送付について
(その4)
」の送付について
甘 山形県看護師等確保推進会議
6月11日(月) 県庁
清治副会長出席報告。
協力了承。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
27
9.家庭用電気マッサージ器の適正使用に関する
情報提供の実施について
18.ロンドンオリンピックを観戦するために英国
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
了知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
10.平成24年度診療報酬改定における10対1入院
19.日医年金の普及推進活動再開にあたって
に渡航される皆様へ
基本料に係る届出について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
〔Ⅲ〕協議事項
11.管理栄養士の確保対策について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
1.NPO山形県腎友会第10回定期大会並びに記
念講演会のご案内
6月24日(日) 山形ビッグウイング
「診療報酬改定についての調査」へのご協力の
12.
祝電を打電することと決定。
お願い
了知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
2.
「山形県薬剤性脱毛サポート協議会」設立趣意
とご支援のお願い
趣旨に賛同し、支援していくことと決定。
13.平成24年度「児童虐待防止推進月間」標語募
集への協力依頼について
了知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
14.特定健康診査等の実施に関する再協力依頼に
3.民主党梅村議員のサポーター登録について
今回は対応しないことと決定。
4.山形市医師会懇親会へのご招待について
6月27日(水) 山形グランドホテル
ついて
有海会長出席することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
15.平成24年度インフルエンザHAワクチン製造株
5.本医師会並びに検査センター新旧役員等歓迎
会の開催について
6月26日(火) 吉本旅館
の決定について
有海会長出席することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
6.南陽市東置賜郡医師会納涼会の開催について
8月17日(金) むつみ荘
16.新型インフルエンザ等対策特別措置法の公布
について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
有海会長出席することと決定。
7.仙台市医師会ドクタークラブとの親善野球大
会について
7月1日(日) 米沢市西部野球場
17.風しん患者の地域的な増加について
中條副会長出席することと決定。
了知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
28
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
8.第66回東北医師会連合会総会並びに学術大会
における特別パネル代表質問について
9月8日(土)・9日(日)
ホテルメトロポリタン仙台
16.後援名義使用許可申請(第43回日本膵臓学会
大会・市民公開講座「膵臓癌撲滅をめざして」
)
6月30日(土) 山形テルサ
後援了承。
「医療と消費税」について、本会から栗谷副会長
が代表質問を行うことと決定。
17.「山新健康フォーラム」名義後援のお願い
8月17日(金)
9.
「第21回山形在宅呼吸療法研究会」ご後援のお
願い
7月7日(土) 大手門パルズ
後援了承。
後援了承。
18.テレビシンポジウム「皆で学ぼう新薬のはな
10.「第4回症例から考える循環器勉強会~末梢血
管障害~」後援依頼
7月3日(火) ホテルメトロポリタン山形
後援了承。
11.平成24年度全国医師会勤務医部会連絡協議会
への参加者等の予備調査について
10月6日(土) 松山全日空ホテル
数名が参加することと決定。
「平成24年度 医学生、研修医等をサポートす
12.
東根市さくらんぼタントクルセンター
し(仮題)」ご後援のお願い
10月13日(土) 山形ビッグウイング
後援了承。
19.都道府県医師会救急災害医療担当理事連絡協
議会について
7月26日(木) 日本医師会館
大内常任理事出席することと決定。
20.平成24年度会費の納入について
敢 山形県北方領土返還促進協議会
柑 美しい山形・最上川フォーラム
るための会」の開催について
それぞれ納入することと決定。
実施に向け計画することとし、企画は栗谷副会
長に一任することと決定。
13.長期運転資金の貸付に係る意見について
本会は経営内容までは承知しておらず、貸付元
において十分調査するよう意見することと決定。
追 加 要 項
〔 I〕報告事項
有海会長出席することと決定。
1. 会員訃報
会員氏名 齋藤 俊子 先生
【南陽市東置賜郡医師会】
死亡年月日 6月8日(金) 76歳
告 別 式 6月17日(日) 午前10時
会 場 ナウエルホール南陽
(南陽市中央東)
喪 主 齋藤 正直 様
15.各種検診委員会委員の推薦について
齋藤(
忠)
常任理事参列することと決定。
14.平成24年度全国養護教諭研究大会へのご臨席
及び情報交換会への参加について
8月9日(木) 山形市民会館
委嘱 乳がん検診委員会委員 鈴木 真彦
委嘱 消化器・呼吸器検診委員会
梅津 尚男
委嘱 消化器検診胃がん・大腸がん部会委員
佐藤 純一
委嘱 循環器検診委員会委員 千葉 純哉
委嘱 乳がん検診委員会委員 松嵜 正實
委嘱することと決定。
I〕通知事項
〔I
1.医療施設における夏期の節電の取組の進め方
について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
2.厚生労働省「疑義解釈資料の送付について
(その5)」の送付について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
29
11.医療法人の合併について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
12.医療法人による医療機関債の購入について
3.東北地方社会保険医療協議会山形部会への委
員の出席について
6月28日(木) 東北厚生局山形事務所
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
今回は欠席することと決定。
13.山形県救急協力医証交付対象者の報告について
4.在宅ケア・医療活動におけるDVD販売・セ
ミナー企画・講師派遣について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。
I
I〕協議事項
〔I
了知することと決定。
5.国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部
改正及び一部改正に伴う診断書の項目改正につ
いて
1.平成24年度先天性代謝異常等検査技術検討会
の開催について
8月1日(水) 衛生研究所
今回は欠席することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
2.山形県在宅医療推進協議会の開催について
6月19日(火) 県庁
6.風しん患者の地域的な増加について
了知することと決定。
7.平成24年度東北地区結核予防技術者地区別講
習会の開催について
8月23日(木) ~24日(金) 青森国際ホテル
了知することと決定。(本会ホームページ・会員
メニュー「新着文書」に掲載。)
8.不活化ポリオワクチン導入に係る関係自治体
担当者会議資料の送付について
有海会長、大内常任理事、折居理事出席するこ
とと決定。
3.やましん健康講座「おしっこでわかる健康な
腎臓~高血圧と減塩セミナー」
(仮)ご後援(名
義)依頼
9月1日(土) 山形国際交流プラザ
後援了承。
4.国内旅行傷害保険包括契約満期のご案内
更新契約することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
9.「山形県精神科救急医療システム事業実施要
綱」の改正について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
10.医療法施行規則の一部を改正する省令の施行
について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
5.各種懇談会における本会提出議題について
敢 県知事との懇談会(8月29日(水))
柑 病院協議会との懇談会(8月1日(水))
桓 山大医学部との懇談会(9月3日(月))
議題等について引き続き調整を図ることと決定。
6.平成24年度独立行政法人国立病院機構山形病
院重症心身障がい児施設協力会総会の開催につ
いて
7月10日(火) 山形市役所
今回は欠席することと決定。
30
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
7.第39回日本臨床整形外科学会山形研修会にお
ける懇親会での挨拶のお願い
10月6日(土) ~8日(月) 山形テルサ
大内常任理事が会長に代理して出席することと
決定。
8.学術講演会の後援についてのご依頼
9月21日(金) 山形医学交流会館
10.山形県健康づくり推進に関する計画策定委員
会委員等の委嘱について
敢 計画策定委員会委員 有海会長
柑 計画策定委員会委員 栗谷副会長
桓 地域保健・職域保健連携推進協議会委員 大泉監事
棺 健康増進部会委員 大泉監事
款 がん対策部会委員 中條副会長
を、それぞれ推薦することと決定。
〔 Ⅳ 〕医師連盟関係
後援了承。
9.保険医療機関の個別指導について
7月18日(水) 13:00~17:00
山形国際交流プラザ
Ⅱ.通知事項
敢 日本医師連盟の今後の予定について
了知することと決定。
大内常任理事が立会することと決定。
私たちの事業は、
医療と介護、そして教育の
「 三位一体 」
3つが力を合わせながら、やさしさを強さに、思いをかたちに。
医療関連
事業
医事トータル業務
滅菌・SPDサービス
医事コンサルティング
ヘルスケア
事業 訪問介護
教育事業
通所介護
福祉用具レンタル
在宅改修 他
医療事務・ホームヘルパー養成 他
株式会社ニチイ学館 山形支店 〒990-0039 山形市香澄町3丁目1-7 朝日生命山形ビル 5 F
TEL0
23−641−3359
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
第
4
31
回 全 理 事 会
日 時、平成24年6月27日(水) 午後3時30分~
会 場、山形県医師会館役員室 出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 栗谷 義樹、中條 明夫、清治 邦夫
常任理事 大内 清則、深尾 彰、齋藤 忠明
中目 千之、渡辺 眞史、吉岡 信弥
理 事 折居 和夫、江口 儀太、齋藤 聰
江口 拓也、神村 裕子、三條 典男
監 事 小林 正義、大泉 晴史、尾形 浩
事 務 局 海和事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1.会員訃報
会員氏名 木村 正 先生
【天童市東村山郡医師会】
死亡年月日 6月13日(水) 90歳
告 別 式 6月16日(土) 午後1時30分
会 場 セレモニーホール天童
(天童市天童中)
喪 主 木村 正之 様
有海会長より、天童市東村山郡医師会の元会長
である木村先生がお亡くなりになり、同医師会に
お願いし弔意を表した旨報告。
2.第2回常任理事会
6月13日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
栗谷副会長より、救急医療に関する報告が多
かったほか、東北医連総会の場で本会は消費税問
題について代表質問することになり、私が担当す
ることになった。その他、メールで報告されてい
るとおりであり見ていただきたい旨報告があり、
了承。
3.地域産業保健センターコーディネーター研修
交流会
6月20日(水) 県医師会館
有海会長、清治副会長出席
清治副会長より、各地産保のコーディネーター
を集め事業の説明会を行い、松本統括コーディ
ネーターを中心にして意見交換を行った旨報告。ま
た、有海会長より、産業保健にメンタルヘルスが取
り入れられてきており、直面した場合どう対応して
いくか難しさがあるとの発言があり、齋藤(
忠)
常任
理事及び神村理事より、日医の産業保健委員会の答
申では、産業医が直接的にメンタルヘルスに対応す
るのではなく、産業医が相談の窓口になり、その後
は精神科等専門の医師につなげることが役割であ
るとされている旨報告があった。また江口(
拓)
理事
から、メンタルヘルスの4つのケアの内2つ目まで
やっていただき、3つ目からは精神科に任せてい
ただきたい旨の発言があった。
4.第2回救急・大規模災害対策委員会担当理事
打合せ会
6月21日(木) 県医師会館
大内・吉岡常任理事、齋藤(
聰)
・
江口(
拓)
理事出席
吉岡常任理事より、今年度の事業として、衛星
携帯電話の配置は初期投資及び維持費が高く当面
見送ることとし、役員や関係者に携帯電話のメー
ルを使って訓練を繰り返していくこと、ビブスを
揃えて各郡市地区医師会に2セット配備すること、
全医療機関に「診察中」ののぼりを配布すること、
プロパンガス発電機を購入して停電時の事務局機
能の維持を図ること、及び東日本大震災への対応
に関して、反省・総括し展望に繋げるため、記録
誌を作成することにした旨報告。
5.禁煙推進委員会
6月25日(月) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
大内常任理事より報告。
(詳細については、本誌
別掲)
6.地域保健研究委員会
6月26日(火) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
大内常任理事より報告。
(詳細については、本誌
別掲)
32
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
7.会議・行事等
敢 地域連携パス部会
6月14日(木) 山形大学医学部
大内常任理事、小林・大泉監事出席報告。
2.山形大学蔵王協議会臨時総会の開催について
7月31日(火) 山形大学医学部 大講義室
渡辺常任理事が代理して出席することと決定。
柑 県看護協会通常総会
6月15日(金) 山形県看護協会会館
有海会長出席報告。
3.平成24年度東北医学会評議員の委嘱について
桓 山形市医師会と米沢市医師会との親善野球
大会
6月17日(日) 米沢市営西部野球場
中條副会長出席報告。
4.第7回「山形大学顧問会議」の開催について
7月4日(水) 山形大学
棺 在宅医療推進協議会
6月19日(火) 県庁
有海会長、大内常任理事、折居理事出
席報告。
5.平成24年度診療報酬改定における胸腔鏡又は
腹腔鏡を用いる手術に係る施設基準の届出につ
いて
款 県看護協会理事会
6月20日(水) 山形県看護協会会館
海和事務局長出席報告。
受諾することと決定。
有海会長出席することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
6.電子レセプトにおける突合点検・縦覧点検(3
月審査分)について
歓 医師信用組合総代会
6月23日(土) 山形県産業創造支援センター
有海会長ほか役員出席報告。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
汗 県警察協力医会第24回定期総会
6月23日(土) 山形国際ホテル
清治副会長出席報告。
7.関東地方における突風等による被災に関する
診療報酬等の請求の取扱い及び公費負担医療の
請求等の取扱いについて
漢 全国有床診療所連絡協議会第1回役員会
6月24日(日) 東京国際フォーラム
三條理事出席報告。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
澗 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター新旧役員歓送迎会
6月26日(火) 吉本旅館
有海会長出席報告。
潅 医師会協同組合理事会
6月27日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席報告。
8.第16回山形県保険者協議会の開催について
7月13日(金) 山形県国保会館
今回は欠席することと決定。
9.朝日町子育て支援医療給付事業拡充のお知ら
せと周知について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
I〕通知事項
〔I
10.がん対策推進基本計画の変更について
1.レフルノミドの安全対策に係る用法及び用量
等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
「山形県特定疾患治療研究事業実施要綱」の一
11.
部改正等について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
33
7.日本医師会認定健康スポーツ医の認定申請
(更
新)について
日本医師会に申請することと決定。
8.平成24年度社会保険協会費の納入について
12.不活化ポリオワクチンの予診票の様式について
会費を納入することと決定。
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
13.地域保健医療等推進事業の実施について
9.日本医師会認定産業医制度産業医学研修会の
申請書提出について
8月22日(水) 寒河江市・叙マイスター
了知することと決定。
日本医師会に申請することと決定。
〔Ⅲ〕協議事項
10.産業医研修事業の評価に係るアンケート調査
の協力依頼について
1.心血管病セミナー開催についてのお願い
9月8日(土)
山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」
調査に協力していくことと決定。
11.日本医師会認定産業医の認定申請(新規・更
後援了承。
2.リハビリテーション講習会のご後援について
9月23日(日)
山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」
後援了承。
3.第24回東北学校保健・学校医大会の会長招宴
について
7月7日(土) 青森市・割烹「粋楽」
有海会長出席することと決定。
4.平成24年度多職種協働による在宅医療チーム
医療を担う人材育成事業について
10月13日(土) ~14日(日)
清治副会長参加することと決定。
5.山形県乳腺疾患研究会の共催依頼について
9月8日(土) 大手門パルズ
新)について
日本医師会に申請することと決定。
追 加 要 項
I〕通知事項
〔I
1.平成24年度診療報酬改定関連通知の一部訂
正について及び厚生労働省「疑義解釈資料の送
付について(その6)」の送付について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
2.平成24年度(第46回)臨床検査精度管理調査
の実施について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
3.四段階制(社会保険診療報酬の所得計算の特
例措置)存続のための調査について
共催了承。
了知することと決定。
6.世界糖尿病デーイベント実施について
各郡市地区医師会長宛通知することと決定。(本
会ホームページ・会員メニュー「新着文書」に掲載。)
4.臨地実習における実践活動の場以外で行う学
習について
鶴岡地区医師会宛通知することと決定。
34
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
I
I〕協議事項
〔I
1.山形県医師会各種委員会委員の推薦について
委嘱 学校保健委員会委員 金村 應文
委嘱 地域保健研究会委員 半田 和広
委嘱 情報広報委員会委員 菅 隆一
委嘱することと決定。
5.山形県医師会循環器検診委員会委員の推薦に
ついて
委嘱 循環器検診委員会委員 青柳 拓郎
委嘱することと決定。
6.山形県ドクターヘリ「運航要領(案)」
・
「運航
ハンドブック(案)」の修正版に対する意見につ
いて
2.第57回山形県国保地域医療学会の後援について
意見はない旨回答することと決定。
後援了承。
3.「山新健康フォーラム」広告協賛について
今回はお断りすることと決定。
4.知事との懇談会への提出議題について
1.自治医科大学出身者の義務年限終了後のサ
ポートについて
2.医療連携のさらなる推進のため「相談・連
携機能充実」への提言と協力依頼について
3.消費税増による公的病院経営への影響ついて
4.受動喫煙ゼロの山形県をめざして
7.その他
斬大規模災害等における連絡網について
役員の携帯メールで大規模災害等に向けた
連絡訓練を行うこと、今後、県医師会災害医
療ブロックコーディネーター等も加えて連絡
網を構築していくことについて、了承。
〔 Ⅳ 〕医師連盟関係
1.報告事項
敢 県医師連盟執行委員会
6月23日(土) 山形県産業創造支援センター
有海委員長ほか役員出席報告。
上記議題を提出することと決定。
解回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回塊
壊
壊
山形県医師会会報への投稿についてお願い
壊
壊
壊
壊
壊 1.投稿者は、本会の会員または会員との共著者であることを原則とします。
壊
壊 2.内容は、学術論文、随想、短歌、趣味に関するものなど、なんでも結構です。 壊
壊 3.原稿は横書きとし(短歌、俳句等は除く)、当用漢字、現代かなづかいを使って 壊
壊
壊
下さい。
壊
壊
壊 明らかな誤字・脱字等は、情報広報部にて訂正いたします。(外国語はパソコン 壊
壊
壊
か活字体でとくに明瞭に。)
壊
壊
壊 4.原稿用紙は、原則として県医師会所定のもの(一行22字×21行)をご使用下さ 壊
壊
壊
い。ご希望の方にはお送り致します。(4枚で1頁)
壊
壊
壊 5.パソコン使用の場合は、Eメール添付、FD・CDを送付して頂いても結構です。 壊
壊 6.学術関係のものは、臨床医家向きにお書き下さい。
壊
壊 7.原稿の締切は毎月月末です。
壊
壊
壊
壊 8.原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます。
壊
壊 9.別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい。(30部以上の場合は、実費をいただ 壊
壊
壊
きます。)
壊
壊
壊 10.その他については、事務局(023-666-5200)にご照会下さい。
壊
廻回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回快
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
35
禁 煙 推 進 委 員 会
本会禁煙推進委員会は、去る6月25日(月) 午後3
時30分より県医師会館において開催された。
初めに有海会長より、
「この委員会は、会内委員
会の中で最も活発で実績を挙げている。先に行わ
れた全国禁煙推進研究会は先生方のご尽力により、
成功裏に終える事ができた。他の分野の方々を巻
き込んで一緒に活動出来た事が大きい。今後皆様
のご活躍により、益々禁煙社会が広がることを期
待したい。」との挨拶があり、続いて委員長に髙橋
秀昭委員、副委員長に川合厚子委員を選出し、髙
橋委員長の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次のとおりである。
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 中條 明夫
担当理事 大内 清則、江口 拓也
委 員 長 髙橋 秀昭
副委員長 川合 厚子
委 員 松田 綵子、目黒 光彦、三條 典男
本間健太郎、佐久間正幸
○委員長、副委員長選出
委員長に髙橋秀昭委員、副委員長に川合厚子委
員を選出。
○報 告
1.山形県医師会禁煙推進委員会について
大内常任理事より、昨年度の禁煙推進委員会の
活動要旨について報告。
2.山形県医師会禁煙指導研修会について
大内常任理事より、医師以外の職種からも出席
があり、全体で54名の参加となり盛会に終了した
旨報告。
3.山形県四師会禁煙推進委員会について
大内常任理事より、昨年度は看護協会が担当と
なり活動が行われた旨報告。
4.2012世界禁煙デー山形フォーラム・第12回全
国禁煙推進研究会について
川合副委員長より、約650名の参加があり、盛会
であった旨報告。
○協 議
1.平成24年度事業計画等について
大内常任理事より、禁煙指導研修会は県内4地
区で開催し、県内一巡したが、今後のあり方等を
議論していただきたい旨、説明があり、協議の結
果、庄内地区で例年通り開催する事とし、若年層
の喫煙防止を内容に盛り込んで計画していく事と
決定。
2.その他
・ 川合副委員長より、知事との懇談会時に、
受動喫煙防止に対する県の対策について確認
をお願いしたい旨要望が出された。
・ 今年度の山形県四師会禁煙推進委員会委員
の選出について協議の結果、前回同様、大内
常任理事、髙橋委員長、川合副委員長、大竹
修一先生、山田修久先生と決定。
・ 佐久間委員より、がん研究振興財団作成
(宝くじの社会貢献広報事業として作成)のパ
ンフレット(「たばこ」がいらない、これだけ
の理由。
)について情報提供がなされた。
36
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
地域保健研究委員会
本会地域保健研究委員会は、去る6月26日(火)午
後3時30分より県医師会館において開催された。
初めに有海会長より「本委員会は各地域におい
て様々な問題を見つけ取上げて、研究していく事
業となっている。我々にとっては、非常に勉強に
なる事業でもある。毎年、それぞれの地区医師会
から問題としてだされ研究されており、米沢市医
師会の堀内家文書翻訳は文化的価値の高い研究で
ある。禁煙についての事業は昔から取扱われてお
り、それが徐々に実を結び、先般開催された全国
禁煙推進大会などへ結びついていくものとなって
いる。本日は、事業の報告をいただき、忌憚のな
いご意見を賜りたい」との挨拶があり、続いて委
員長に松田徹委員、副委員長に鈴木明朗委員を選
出し、松田委員長の司会で協議が進められた。
主な協議内容は次のとおりである。
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 栗谷 義樹 中條 明夫
担当理事 大内 清則、齋藤 忠明、渡辺 眞史
委 員 長 松田 徹
副委員長 鈴木 明朗
委 員 小松 芳之、石田 一、原田 一博
佐藤 俊浩 廠佐藤 顕、後藤 利昭
桑島 一郎、佐野 隆一
オブザーバー 川合 厚子、鈴木 真彦
○委員長、副委員長選出
委員長に松田徹委員、副委員長に鈴木明朗委員
を選出。
〇報 告
1.乳癌センチネルリンパ節のOSNA法による
解析(北村山地区医師会)
北村山公立病院乳腺外科鈴木先生より次のとお
り説明。
今回のわれわれの研究からは、乳癌患者の術中
のOSNA法によるセンチネルリンパ節転移診断と
従来の病理検査結果との間には大きな乖離は認め
られなかった。
そのことは、OSNA法でのセンチネルリンパ節
転移診断が十分に信頼できることを示すものだっ
た。OSNA法による解析には病理医の診断を必要
としないため、当院のような病理医不在の中小病
院にとって、OSNA法導入の意義は非常に大きい
ものであると考えられた。
2.地域の企業における禁煙推進(南陽市東置賜郡
医師会)
南陽市東置賜郡医師会禁煙推進委員会の川合委
員長より次のとおり説明。
平成23年度は禁煙推進委員会を3回、禁煙対策
学習会を4回、企業の禁煙をサポートするための
講習会(大研修会)を1回開催した。
県内の一地域における企業の禁煙化の現状を明
らかにし、企業における禁煙を推進するための一
助とすることを目的に、県内の1市2町の企業に
禁煙に関するアンケートを実施。
回収率は19.
6%で建物内禁煙は23%、完全分煙
は9%、不完全分煙は27%、禁煙対策なし30%と
なっており、まだまだ喫煙対策がとられていない
ところが多い。
山形県の非喫煙率は79.
5%、5人に4人が吸わ
ない状況でも若い世代の喫煙率が高いため企業の
禁煙が進まない状況である。地域において産業保
健機関、行政、医療機関が相互に連携し介入する
ことが必要である。
本事業は企業に対しインパクトがあり、少しず
つではあるが禁煙推進に結びついている。
の調査〈中学生の
3.中学1年生の脂質・HbA1c
生活習慣病〉(酒田地区医師会十全堂)
代)
佐藤(
顕)
委員より次
酒田地区医師会十全堂(
のとおり説明。
脂質とグリコヘモグロビンを貧血検査と一緒に
中学校1年生の検診の時に採血し調査をおこなっ
た。グリコヘモグロビンの異常値を5.
2以上と定義
し、これに該当する児童が25%であった。
今回の本事業は現場の校長先生より、生徒のプ
ライバシーが保てないとのことで、今年度1年で
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
中止せざる得なくなった。今回得たデータは食育
などに生かすべく、来週開催される校長会におい
て今回のデータと現在の小児における脂質、糖尿
病が増えている状況を報告し、校長先生から理解
を得たい。今後も保健教育、食育に関して活動し
ていきたい。
4.堀内家文書資料集作成ならびに刊行事業(米
沢市医師会)
米沢市医師会佐野委員より次のとおり説明。
陰 平成23年5月29日 東京都内堀内淳一氏宅
にて面談。
出席者:(堀内淳一、片桐一男青山学院大学名
誉教授、伊藤和夫米沢市立博物館館長、村野
隆男米沢市文化課長・図書館長、北村正敏)
「堀内家文書史料集」を刊行するための解読・
注記・解説にかかる執筆を片桐一男教授に3
カ年計画で委託するうえで、
「堀内家文書」を
米沢に移管を決定。
隠 平成23年6月24日 米沢市医師会理事会承認
韻 平成23年7月6日 片桐一男先生と東京青
山学院・青山サロンにて書面による契約
出席者:片桐一男先生・村野課長・北村正敏・
角谷学芸員)333点の文書の確認と契約
契約金300万円
吋 平 成23年10月29日 ~31日 片 桐 一 男 教 授
が堀内文書調査のための米沢訪問
右 平成23年10月29日 片桐一男教授による
堀内家文書解読講座開催
場所:米沢市医師会館 参加者:35名(一般
市民含む)
水書板による解説
宇 平成23年11月 堀内素堂が翻訳に使用し
たオランダ語医学書・ドイツ語医学書入手
烏 平 成23年12月 片 桐 一 男 教 授 米 沢 訪 問。
「米沢藩医学関連史跡見学」記録書100冊作成
し、会員の希望者・関係者に配布する
37
大内常任理事より、本研究事業は3年で終了し、
3年間の事業の纏めの報告書を提出していただく
ことになっている。酒田地区医師会十全堂の事業
は本年度限りの事業となったが、最終報告の提出
をお願いしたい旨説明があった。
〇協 議
1.新たな地域保健研究事業の取組みについて
1)へリコバクターピロリ除菌による胃がん一次
予防策を見据えた小、中学生における感染率の
推移に関する調査研究(山形市医師会)
小松委員より標記研究事業の目的および計画に
ついて説明があり、協議の結果採択することとした。
2)医師不足の地域での在宅医不在時支援および
在宅医療における医療連携の導入と後方支援病
院の体制整備事業(南陽市東置賜郡医師会)
後藤委員より在宅医療を充実させ、終末期医療
と在宅看取りをおこなう必要がある、在宅医療を
おこなっている医療機関が疲弊しないように不在
時の支援体制、後方支援病院の体制整備を進めて
いきたい旨説明があり、協議の結果採択すること
とした。
大内常任理事より、現在、北村山地区医師会の
事業期間が残り2年、南陽市東置賜郡医師会が残
り1年、酒田地区医師会十全堂が今年度で終了と
なり、米沢市医師会が残り2年となっている。本
研究事業は年間4つの事業となっているが、継続
している事業と本年度提出のあった2つの事業を
含め本年度は5つの事業をおこないたい旨提案が
あり了承された。
鈴木副委員長より、実施されている様々な研究
事業が地区医師会に還元され、役立てて欲しいと
の意見があった。
38
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
斬6月 4日
会報編集会議を県医師会館他で開催。
斬〃
郡市地区医師会保険担当理事連絡
5日
協議会を県医師会館で開催。
斬〃
6日
斬〃
たって、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
市地区医師会長宛通知。
る打合せ会が県医師会館で開催され、有海会
斬〃
産業医研修会について、各郡市地
区医師会長宛通知。
斬〃
7日
救急・大規模災害等対策委員会担
当理事打合せ会が山形市医師会館で開催され、
大内・吉岡常任理事、齋藤(
聰)
・江口(
拓)
理事
斬〃
項目改正について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
推薦依頼について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
出席。
観松館で開催。
地区医師会長宛通知。
斬〃
で開催され、大内常任理事出席。
地区医師会長宛通知。
10対1入院基本料に係る届出について、各郡
並びに成人病検査センター合同懇親会が寒河
市地区医師会長宛通知。
斬〃
出席。
斬〃
11日
平成24年度救急教育連絡会議が県
正使用について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
開催され、清治副会長出席。
13日
14日
医師会長宛通知。
斬〃
地域連携パス部会が山形大学医学
部で開催され、大内常任理事、小林・大泉監
15日
平成24年度インフルエンザHAワ
斬〃
クチン製造株の決定について、各郡市地区医
師会長宛通知。
県看護協会通常総会が看護協会会
館で開催され、有海会長出席。
斬〃
特定健康診査等の実施に関する再
協力依頼について、各郡市地区医師会長宛通知。
事出席。
斬〃
「山形県精神科救急医療システム
事業実施要綱」の改正について、各郡市地区
第2回常任理事会を県医師会館で
開催。
斬〃
管理栄養士の確保対策について、
各郡市地区医師会長宛通知。
山形県看護師等確保推進会議・看
護師等の勤務環境の改善企画委員会が県庁で
斬〃
抗血小板剤及びリゾリュートイン
テグリティコロナリーステントシステムの適
庁で開催され、大内常任理事出席。
斬〃
平成24年度診療報酬改定における
斬〃
寒河江市西村山郡医師会定時総会
江市西村山郡医師会館で開催され、有海会長
家庭用電気マッサージ器の適正使
用に関する情報提供の実施について、各郡市
宮城県医師会「大規模災害時に備
える研修会」が仙台市:江陽グランドホテル
9日
厚生労働省「疑義解釈資料の送付
について(その5)」の送付について、各郡市
斬〃7日~8日 郡市地区医師会事務連絡協議会を
斬〃
厚生労働省「疑義解釈資料の送付
地区医師会長宛通知。
学校保健連合会理事会があこや会
8日
山形県救急協力医証交付対象者の
について(その4)」の送付について、各郡市
館で開催され、有海会長、栗谷・清治副会長
斬〃
国民年金・厚生年金保険障害認定
基準の一部改正及び一部改正に伴う診断書の
出席。
斬〃
「廃棄物処理法に基づく感染性廃
棄物処理マニュアル」の改訂について、各郡
日本医師会テレビ健康講座に関す
長、渡辺常任理事出席。
日医年金の普及推進活動再開にあ
子どもに対する予防接種について、
各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
新型インフルエンザ等対策特別措
置法の公布について、各郡市地区医師会長宛
通知。
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
斬〃
催され、有海会長出席。
医療施設における夏期の節電の取
組の進め方について、各郡市地区医師会長宛
斬〃
通知。
斬〃
斬〃
斬〃
医師会長宛通知。
斬〃
通知。
斬〃
地区医師会長宛通知。
準の届出について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
20日
いて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
斬〃
区医師会長宛通知。
斬〃
法及び用量等の変更について、各郡市地区医
有海会長、清治副会長出席。
師会長宛通知。
21日
第2回救急・大規模災害対策委員
斬〃
22日
23日
費負担医療の請求等の取扱いについて、各郡
各地域の救急医療体制における現
医師信用組合総代会が産業創造支
市地区医師会長宛通知。
斬〃
援センターで開催され、有海会長ほか役員出席。
県警察協力医会第24回定期総会が
斬〃
24日
斬〃
会長宛通知。
斬〃
條理事出席。
斬〃
斬〃
25日
26日
禁煙推進委員会を県医師会館で開催。
世界糖尿病デーイベント実施につ
いて、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
「山形県特定疾患治療研究事業実
施要綱」の一部改正等について、各郡市地区
地域保健研究委員会を県医師会館
医師会長宛通知。
で開催。
斬〃
平成24年度(第46回)臨床検査精
度管理調査の実施について、各郡市地区医師
全国有床診療所連絡協議会第1回
役員会が東京国際フォーラムで開催され、三
朝日町子育て支援医療給付事業拡
充について、各郡市地区医師会長宛通知。
山形国際ホテルで開催され、清治副会長出席。
斬〃
関東地方における突風等による被
災に関する診療報酬等の請求の取扱い及び公
状・課題について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
レフルノミドの安全対策に係る用
ネーター研修交流会が県医師会館で開催され、
会担当理事打合せ会を県医師会館で開催。
斬〃
電子レセプトにおける突合点検・
縦覧点検(3月審査分)について、各郡市地
県看護協会理事会が看護協会会館
地域産業保健センターコーディ
平成24年度診療報酬改定関連通知
釈資料の送付について(その6)」の送付につ
で開催され、海和事務局長出席。
斬〃
29日
の一部訂正について及び厚生労働省「疑義解
在宅医療推進協議会が県庁で開催
され、有海会長、大内常任理事、折居理事出席。
斬〃
不活化ポリオワクチン接種体制へ
平成24年度診療報酬改定における
斬〃
医療法人による医療機関債の購入
19日
28日
宛通知。
について、各郡市地区医師会長宛通知。
斬〃
医師会協同組合理事会が県医師会
胸腔鏡又は腹腔鏡を用いる手術に係る施設基
医療法人の合併について、各郡市
斬〃
第4回全理事会を県医師会館で開催。
の準備方依頼について、各郡市地区医師会長
医療法施行規則の一部を改正する
省令の施行について、各郡市地区医師会長宛
27日
館で開催され、有海会長ほか役員出席。
医師会主催の研修会等への託児
サービス併設費用補助について、各郡市地区
39
寒河江市西村山郡医師会並びに検
査センター新旧役員歓送迎会が吉本旅館で開
斬〃
がん対策推進基本計画の変更につ
いて、各郡市地区医師会長宛通知。
40
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
会 員 異 動
6月30日現在会員数 1,
592名 A会員 705名 B会員 885名 C会員 2名
準会員 115名 ○ 会 員 訃 報
死亡年月日
平成24年6月8日
平成24年6月13日
○ 入 月 日
6.1
〃
〃
〃
〃
月 日
3.
31
5.
31
享 年
76歳
90歳
会員区分
B
B
B
B
準
氏 名
吉 岡 孝 志
外 田 洋 孝
戸 屋 亮
池 野 栄一郎
松 藻 正 實
備 考
会員区分
B
B
B
準
B
B
B
B
B
B
B
B
B→A
A→B
A→B
氏 名
齋 藤 幹 郎
横 山 紘 一
荒 木 隆 夫
五十嵐 勝 朗
髙 橋 和 良
塚 本 東 明
塚 本 長
柘 植 香 里
北 條 昌 知
山 蒼 邦 夫
早 川 澄 夫
本 田 陽 子
渡 辺 章
田 中 直
茂 木 八重子
備 考
勤務先名称変更
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
施設異動
〃
新規開業
会員区分変更
〃
会員区分
B
B
氏 名
八 巻 通 安
小 濱 壽 彦
備 考
動
郡市地区医師会
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
山
形
市
酒田地区医師会十全堂
山
形
市
新 庄 市 最 上 郡
南陽市東置賜郡
○ 退 氏 名
齋 藤 俊 子
木 村 正
会
郡市地区医師会
山 形 大 学
山
形
市
山
形
市
山
形
市
米
沢
市
○ 異 月 日
4.1
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
6.1
〃
〃
郡市地区医師会
南陽市東置賜郡
天童市東村山郡
会
郡市地区医師会
南陽市東置賜郡
新 庄 市 最 上 郡
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
41
医師連盟だより
山形県医師連盟執行委員会
日 時、平成24年6月23日(土) 午後3時30分~ 会 場、山形市「山形県産業創造支援センター」
出席者
委 員 長 有海 躬行
副委員長 栗谷 義樹、中條 明夫、工藤 邦夫
三原 一郎、後藤 利昭
常任執行委員 仁科 盛之、和田 潤一、山科 昭雄
本間 清和、吉岡 信弥、齋藤 聰
鈴木 明朗
執行委員 大内 清則、齋藤 忠明、中目 千之
折居 和夫、神村 裕子、三條 典男
神村 匡、佐藤 紀嗣、桑島 一郎
髙橋 秀昭、岡部 健二、三條 忠夫
鞍掛 彰秀、原田 正夫、後藤 重雄
佐藤 顕、粕川 俊彦
会計監督者 小林 正義
会計責任者 職務代行者 江口 儀太
1.挨 拶
山形県医師連盟委員長 有海 躬行
本日は、お忙しいところお集まり頂きお礼申し
上げる。医師連盟の活動については、最近は特別
な活動をおこなっていない。また、中央の政治は、
決まらない、決められないという状況である。し
かしながら、このような状況だと選挙がいつに
なってもおかしくない。また、日本医師連盟も新
たな役員が決まり、本医師連盟も執行体制をしっ
かりと決めて行かなければならないので、本日は
よろしくご協議お願い申し上げる。
2.報 告
敢 日本医師連盟執行委員会について
5月15日(火) 日本医師会館
栗谷副委員長より、5月15日、日本医師会館
において開催され、有海委員長、栗谷副委員長
が出席してきた旨報告があり、内容については
下記のとおり報告。
今回の委員会の主議題は人事と交付金の決定、
委員長の選出であった。
仮議長に石川岩手県医連執行委員長が選出さ
れ、冒頭に本年4月6日に日本医師連盟規約に基
づき日医へ日医連委員長推薦依頼が出され、同
17日に横倉会長を日医連委員長に推薦との報告
があった。出席執行委員全員の挙手で横倉会長
が日医連委員長に選出され、引き続き新委員長
の挨拶が行われた。挨拶では、医連を取り巻く
環境が大変厳しく政治は混沌としており対応に
慎重さが必要なこと、参議院の捻じれもあり、
与野党含めた活動展開が必要な情勢であること、
当面の総選挙がいつになるか不明だが、来年7
月の参院選挙で日医代表を立てるかどうかにつ
いて、役員選任後早急に検討に入り、夏までに
は方針を決めたいこと、また、前期から引き続
き若手の医政活動研究会を充実する考えである
ことなどが話された。
引き続き横倉新委員長が議長に交代し、議題
1、日医連役員、参与人事についての案が提出
され、満場一致で承認、委員長から日医が来年
公益法人を目指すことに鑑み、医連の日医との
役員兼務は1/3以内と定められていることか
ら、10名以内に限定させること、日医役員でな
いものを各ブロックから1名、合計8名をそれ
ぞれ選出、委員長推薦で若干名を追加選出する
ことなどが提案され、全員一致で承認された。
議題2の平成24年度交付金については、例年
どおり40%とすることが決定された。
3.協 議
敢 山形県医師連盟役員改選について
山形県医師連盟役員については、本連盟規約
並びに各郡市地区医師会から推薦を得て原案を
作成、各ブロック互選による副委員長および常
任執行委員について協議の結果、それぞれ別紙
資料のとおり決定した。
42
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
柑 平成23年度山形県医師連盟収支決算案につ
いて
桓 平成24年度山形県医師連盟収支予算案につ
いて
江口会計責任者職務代行者より、別紙資料に
より説明があり、続いて小林会計監督者より監
査の結果適正妥当であった旨報告があり、協議
の結果、原案のとおり可決承認された。
江口会計責任者職務代行者より、別紙資料に
より説明があり、協議の結果、原案のとおり可
決承認された。
これに伴い、平成24年度本連盟会費は、月額
2,
500円と決定した。
山形県医師連盟役員
委 員 長 有海 躬行
副 委 員 長 栗谷 義樹、中條 明夫、徳永 正靭、工藤 邦夫、三原 一郎、後藤 利昭
常任執行委員 仁科 盛之、和田 潤一、山科 昭雄、本間 清和、吉岡 信弥、齋藤 聰
福原 晶子、鈴木 明朗
執 行 委 員 大内 清則、齋藤 忠明、中目 千之、折居 和夫、江口 拓也、神村 裕子
三條 典男、神村 匡、佐藤 紀嗣、桑島 一郎、髙橋 秀昭、尾形 浩
島田 耕司、門馬 孝、岡部 健二、三條 忠夫、鞍掛 彰秀、原田 正夫
八鍬 直、後藤 重雄、佐藤 顕、酒井 朋久、鈴木 伸男、小野 俊孝
粕川 俊彦、新野 晃敏
会 計 監 督 者 小林 正義、大泉 晴史
会 計 責 任 者 清治 邦夫
同職務代行者 江口 儀太
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
43
平成23年度山形県医師連盟収支決算書
収入の部
単位 円
項 目
会 費
寄 付 金
雑 入
過年度収入
繰 越 金
計
予 算 額
決 算 額
18,
060,
000
4,
816,
000
200,
000
1,
000
32,
886,
040
55,
963,
040
17,
870,
000
4,
816,
000
110,
322
0
32,
886,
040
55,
682,
362
差 額(△)
190,
000
0
89,
678
1,
000
0
280,
678
備 考
会員594名
日本医師連盟より(負担金の40%還付)
自民党職域党費配分金、銀行預金利子、その他
前年度決算剰余金
支出の部
項 目
旅 費
通 信 費
事 務 費
会 議 費
関係団体連絡費
印 刷 費
事 業 費
日医連寄付金
雑 費
予 備 費
計
予算額
3,
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
500,
000
7,
000,
000
500,
000
1,
000,
000
12,
040,
000
500,
000
28,
423,
040
55,
963,
040
決算額
1,
066,
840
538,
912
280,
000
85,
386
1,
518,
150
75,
600
0
12,
040,
000
409,
107
0
16,
013,
995
差 額(△)
2,
433,
160
461,
088
220,
000
1,
414,
614
5,
481,
850
424,
400
1,
000,
000
0
90,
893
28,
423,
040
39,
949,
045
備 考
諸会議旅費
文書発送料、電話使用料
事務手当
執行委員会会場費
自民党党費、セミナー参加費等
封筒印刷代等
日本医師連盟負担金
銀行口座引去り手数料、その他雑費
682,
362円 − 支出合計 16,
013,
995円 = 当期剰余金(翌年度に繰越)39,
668,
367円
収入合計 55,
平成24年度山形県医師連盟収支予算書
収入の部
項 目
会 費
寄 付 金
雑 入
過年度収入
繰 越 金
計
支出の部
項 目
旅 費
通 信 費
事 務 費
会 議 費
関係団体連絡費
印 刷 費
事 業 費
日医連寄付金
雑 費
予 備 費
計
単位 円
本年度予算額
17,
820,
000
4,
728,
000
100,
000
2,
500
39,
668,
367
62,
318,
867
本年度予算額
3,
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
500,
000
7,
000,
000
500,
000
1,
000,
000
11,
820,
000
500,
000
34,
998,
867
62,
318,
867
前年度予算額
18,
060,
000
4,
816,
000
200,
000
1,
000
32,
886,
040
55,
963,
040
前年度予算額
3,
500,
000
1,
000,
000
500,
000
1,
500,
000
7,
000,
000
500,
000
1,
000,
000
12,
040,
000
500,
000
28,
423,
040
55,
963,
040
差 額(△)
備 考
2
,
5
0
0
×12)×594名
会費(月額
円
000
△ 240,
000 日本医師連盟より(負担金の40%還付)
△ 88,
000 自民党職域党費配分金、銀行預金利子等
△ 100,
1,
500 23年度会費
6,
782,
327 前年度決算剰余金
6,
355,
827
差 額(△)
0
0
0
0
0
0
0
000
△ 220,
0
6,
575,
827
6,
355,
827
備 考
諸会議旅費
文書発送料、電話使用料
事務消耗品、事務手当
諸会議会場費
自民党党費、関係団体連絡費
資料等その他諸印刷費
広報活動等諸事業費
日本医師連盟負担金
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
44
医師国保だより
平成24年3月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる3月分の療養諸費及びその他の諸給付については、次のとおりです。
1.療養諸費
3月分の療養諸費の状況は、組合負担額で入院7,
750千円、入院外9,
225千円、歯科2,
877千円、診療費合計
で19,
852千円となりました。平成23年度全体の組合負担額の前年度比は、入院22.
75%増、入院外7.
85%増、
%増、診療費計で
%増と、高い伸びとなりました。
歯科6.
33
15.
85
また、調剤も19.
12%増と高くなりました。
療養諸費
区 分
件数
第1種 入 院
医
組合員
入院外
第 2 種 入 院
組 合 員
科
及
び
世 帯 員
入院外
計
歯
科
第1種組合員
第2種組合員
及 び 世 帯 員
計
調
剤
入院時食事療養費
訪
問
看
護
療
養
費
移
送
費
療 養 諸 費 合 計
本
年
度
累
計
前 年 度 同 期 比
日数
費 用 額
円
7
77
231
320
21
208
811 1,
115
1,
070 1,
720
98
178
281
489
379
667
521 (616)
(
25) (720)
2
28
29
0
2,
001
21,
954
102.
7
-
一 部 負 担 金
他
薬剤一部負担金 負
組合負担額
3,
935,
790
5,
096,
090
6,
982,
940
7,
966,
580
23,
981,
400
974,
120
3,
105,
860
4,
079,
980
7,
243,
730
477,
634
335,
700
166,
465
0
36,
284,
909
438,
223,
746
117.
2
円
円
円
2,
755,
050
1,
142,
407
3,
593,
427
1,
490,
882
4,
994,
910
1,
528,
143
5,
631,
863
2,
028,
794
16,
975,
250
6,
190,
226
683,
688
288,
628
2,
193,
260
870,
591
2,
876,
948
1,
159,
219
5,
110,
335
1,
753,
448
290,
434
187,
200
234,
990
56,
310
116,
520
49,
945
0
0
25,
604,
477
9,
396,
348
309,
166,
660 119,
560,
399
116.
8
118.
1
2.その他組合の諸給付
3月分のその他の諸給付は、高額療養費26件
3,
709,
470円、出産育児一時金2件840,
000円、傷
病手当金1件20,
000円を給付しました。
担
0
0
0
0
0
0
0
0
0
-
法 1 件 当 り 1 人 当 り
額 費 用 額 費 用 額
円
38,
333
11,
781
459,
887
305,
923
815,
924
1,
804
42,
009
43,
813
379,
947
0
44,
400
0
0
1,
284,
084
9,
496,
687
117.
3
円
562,
256
22,
061
332,
521
9,
823
22,
413
9,
940
11,
053
10,
765
13,
904
19,
105
167,
850
5,
740
0
18,
133
19,
961
114.
1
円
6,
307
8,
167
3,
879
4,
426
9,
893
1,
561
1,
725
1,
683
2,
988
197
138
69
0
14,
969
180,
117
119.
7
その他組合の諸給付
種 別
件 数
金 額
備 考
円
高 額 療 養 費
26
出産育児一時金
2
葬
費
0
傷 病 手 当 金
1
合
祭
計
29
3,
709,
470
840,
000 家族1人、第2種組合員1人
0
20,
000 第2種組合員1人
4,
569,
470
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
3.保険給付費支払額の状況
3月分の保険給付費は30,
174千円で、前年に比
べ2,
939千円の増加となっています。
平成23年度 保険給付費支払額の状況
平成22年度
平成23年度
22年度実績月平均
23年度実績月平均
種 別
25,142
25,870
27,360
28,338 28,759
件数
金額
備 考
円
31,294
31,093
30,162
4.共済会の諸給付金の状況
3月分の共済会の諸給付は、傷病見舞金1件
110,
000円、死亡弔慰金1件350,
000円、出産給付
金1件100,
000円、介護手当金1件200,
000円を給
付しました。
共済会の諸給付金の状況
35,589
30,821
28,887
45
30,174
29,457
29.457
24,675
傷 病 見 舞 金
1
傷 病 給 付 金
0
死 亡 弔 慰 金
1
350,
000 会員1人
出 産 給 付 金
1
100,
000 配偶者1人
介 護 手 当 金
1
200,
000 会員1人
高齢者褒賞給付金
0
生存退会給付金
0
0
合 4
760,
000
計
110,
000 会員1人
0
0
46
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
<公 告>
第 39 期 通 常 総 代 会
日 時 平成24年6月23日 (土) 午後2時 場 所 山形県産業創造支援センター 提案された全議案についてそれぞれ原案通り可
決されましたので、次の通りお知らせ致します。
事業成績の推移
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
区 分
預 金 積 金
組
議 事
合
員
組 合 員 外
貸 出 金
兼 自 平成23年4月 1 日券
期献 献
至 平成24年3月31日 鹸
験 第1号議案 第39
組
事業報告書、貸借対照表、損益計
合
員
組 合 員 外
有 価 証 券
算書、剰余金処分案並びに附属
国 債
そ
明細書承認の件
の
他
総 資 産
第2号議案 平成24年度事業計画・収支予算
内国為替取扱高
外国為替取扱高
(案)承認の件
第3号議案 定款の一部改正の件
第4号議案 任期満了に伴う理事及び監事全
6,
445百万円
3,
314
3,
131
1,
281
1,
281
4,
410
4,
410
7,
176
-千ドル
7,
031百万円
3,
902
3,
129
1,
540
1,
540
4,
601
99
4,
502
7,
800
-千ドル
7,
404百万円
4,
164
3,
239
1,
470
1,
470
5,
011
487
4,
524
8,
151
-千ドル
7,
625百万円
4,
284
3,
341
2,
014
2,
014
4,
871
315
4,
555
8,
450
-千ドル
経 常 利 益
(又は経常損失)
1,
748千 円 11,
034千 円 24,
968千 円 38.
951千 円
当期純利益
(又は当期純損失)
4,
306
11,
811
14,
097
38,
455
員の選任の件
第5号議案 退任理事に対する退任慰労金の
贈呈の件
〔第1号議案内容〕
第39期貸借対照表
(平成24年3月31日現在)
資 産
現
預
け
買
入
手
コ
ー
ル
ロ
ー
買
現
先
勘
債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証
買
入
金
銭
債
金
銭
の
信
商
品
有
価
証
商
品
国
商
品
地
方
商 品 政 府 保 証
そ の 他 の 商 品 有 価 証
有
価
証
国
金 額
金
金
形
ン
定
金
権
託
券
債
債
債
券
券
債
909
1,
557,
910
預
当
普
貯
通
定
定
そ
譲
借
借
当
再
4,
871,
198
315,
720
売
コ
負債及び組合員勘定
金
積
座
預
通
預
蓄
預
知
預
期
預
期
積
の
他
の
預
渡
性
預
用
入
座
借
割
引
手
渡
手
ー
ル
マ
ネ
(単位:千円)
金 額
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
金
越
形
形
ー
7,
625,
234
263,
049
6,
883,
408
478,
769
8
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
地
方
債
短
期
社
債
社
債
株
式
そ
の
他
の
証
券
貸
出
金
割
引
手
形
手
形
貸
付
証
書
貸
付
当
座
貸
越
外
国
為
替
外
国
他
店
預
け
外
国
他
店
貸
買
入
外
国
為
替
取
立
外
国
為
替
そ
の
他
資
産
未
決
済
為
替
貸
全 信 組 連 出 資 金
前
払
費
用
未
収
収
益
先 物 取 引 差 入 証 拠 金
先 物 取 引 差 金 勘 定
保 管 有 価 証 券 等
金
融
派
生
商
品
そ
の
他
の
資
産
有
形
固
定
資
産
建
物
土
地
リ
ー
ス
資
産
建
設
仮
勘
定
そ の 他 の 有 形 固 定 資 産
無
形
固
定
資
産
ソ
フ
ト
ウ
ェ
ア
の
れ
ん
リ
ー
ス
資
産
そ の 他 の 無 形 固 定 資 産
繰
延
税
金
資
産
再評価に係る繰延税金資産
債
務
保
証
見
返
貸
倒
引
当
金
( う ち 個 別 貸 倒 引 当 金 )
資産の部合計
940,
751
2,
234,
676
1,
180
1,
378,
870
2,
014,
008
11,
000
2,
003,
008
35,
597
10,
000
23,
358
2,
239
5,
526
552
4,
973
389
254
134
△ 34,
939
△28,
(
312)
8,
450,
601
売
現
先
勘
定
債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保 金
コ マ ー シ ャ ル ・ ペ ー パ ー
外
国
為
替
外
国
他
店
預
り
外
国
他
店
借
売
渡
外
国
為
替
未
払
外
国
為
替
そ
の
他
負
債
未
決
済
為
替
借
未
払
費
用
給
付
補
填
備
金
未
払
法
人
税
等
前
受
収
益
払
戻
未
済
金
職
員
預
り
金
先 物 取 引 受 入 証 拠 金
先 物 取 引 差 金 勘 定
借
入
商
品
債
券
借
入
有
価
証
券
売
付
商
品
債
券
売
付
債
券
金
融
派
生
商
品
リ
ー
ス
債
務
資
産
除
去
債
務
そ
の
他
の
負
債
賞
与
引
当
金
役 員 賞 与 引 当 金
退 職 給 付 引 当 金
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
特 別 法 上 の 引 当 金
金融商品取引責任準備金
繰
延
税
金
負
債
再評価に係る繰延税金負債
債
務
保
証
負
債
の
部
合
計
(純資産の部)
出
資
金
普
通
出
資
金
優
先
出
資
金
優 先 出 資 申 込 証 拠 金
資
本
剰
余
金
資
本
準
備
金
そ の 他 資 本 剰 余 金
利
益
剰
余
金
利
益
準
備
金
そ の 他 利 益 剰 余 金
特
別
積
立
金
( う ち 目 的 積 立 金 )
当 期 未 処 分 剰 余 金
自
己
優
先
出
資
自 己 優 先 出 資 申 込 証 拠 金
組 合 員 勘 定 合 計
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
土 地 再 評 価 差 額 金
純 資 産 の 部 合 計
負債及び純資産の部合計
47
23,
512
13,
884
962
4,
354
1,
502
2,
110
697
447
2,
413
10,
517
7,
662,
125
75,
000
75,
000
665,
593
74,
650
590,
943
542,
159
(13,
710)
48,
784
740,
593
47,
882
788,
476
8,
450,
601
48
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
第39期損益計算書
(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)
科 目
経
常
収
益
資
金
運
用
収
益
貸
出
金
利
息
預
け
金
利
息
全信組連短期資金利息
買 入 手 形 利 息
コ ー ル ロ ー ン 利 息
買
現
先
利
息
債券貸借取引受入利息
有 価 証 券 利 息 配 当 金
金利スワップ受入利息
そ の 他 の 受 入 利 息
役 務 取 引 等 収 益
受 入 為 替 手 数 料
そ の 他 の 役 務 収 益
そ の 他 業 務 収 益
外 国 為 替 売 買 益
商 品 有 価 証 券 売 買 益
国 債 等 債 券 売 却 益
国 債 等 債 券 償 還 益
金 融 派 生 商 品 収 益
そ の 他 の 業 務 収 益
そ の 他 経 常 収 益
株 式 等 売 却 益
金 銭 の 信 託 運 用 益
そ の 他 の 経 常 収 益
経
常
費
用
資
金
調
達
費
用
預
金
利
息
給 付 補 填 備 金 繰 入 額
譲 渡 性 預 金 利 息
借
用
金
利
息
売 渡 手 形 利 息
コ ー ル マ ネ ー 利 息
売
現
先
利
息
債券貸借取引支払利息
コマーシャル・ペーパー利息
金利スワップ支払利息
そ の 他 の 支 払 利 息
役 務 取 引 等 費 用
支 払 為 替 手 数
そ の 他 の 役 務 費 用
金 額
118,
709
110,
027
30,
628
7,
642
71,
356
400
43
43
7,
928
7,
034
893
710
710
79,
758
20,
846
18,
929
1,
917
3,
211
415
2,
796
科 目
そ の 他 業 務 費 用
外 国 為 替 売 買 損
商 品 有 価 証 券 売 買 損
国 債 等 債 券 売 却 損
国 債 等 債 券 償 還 損
国 債 等 債 券 償 却
金 融 派 生 商 品 費 用
そ の 他 の 業 務 費 用
一般貸倒引当金繰入額
経
費
人
件
費
物
件
費
税
金
そ の 他 経 常 費 用
個別貸倒引当金繰入額
貸
出
金
償
却
株 式 等 売 却 損
株
式
等
償
却
金 銭 の 信 託 運 用 損
そ の 他 資 産 償 却
そ の 他 の 経 常 費 用
経
常
利
益
特
別
利
益
固 定 資 産 処 分 益
負 の の れ ん 発 生 益
賞 与 引 当 金 取 崩 益
償 却 債 権 取 立 益
金融商品取引責任準備金取崩額
そ の 他 の 特 別 利 益
特
別
損
失
固 定 資 産 処 分 損
賞 与 引 当 金 繰 入 額
減
損
損
失
金融商品取引責任準備金繰入額
そ の 他 の 特 別 損 失
税 引 前 当 期 純 利 益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
法
人
税
等
合
計
当
期
純
利
益
繰 越 金 ( 当 期 首 残 高 )
・・・・・・ 積 立 金 取 崩 額
当期未処分剰余金(又は当期未処理損失金)
127円41銭です。
※出資金1口当たりの当期純利益は、5,
(単位:千円)
金 額
5,
952
4,
017
35
1,
898
50,
947
23,
053
27,
735
158
200
△ 1,
200
△1,
38,
951
570
570
550
103
447
38,
971
82
433
515
38,
455
10,
328
48,
784
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
49
剰 余 金 処 分
繰越金(当期首残高) 当 期 純 利 益
当期未処分剰余金(計)
10,
328,
900円
山 形 県 医 師 信 用 組 合 理 事 長 有 海 躬 行
専 務 理 事 栗 谷 義 樹
常 務 理 事 菅 原 正 俊
理 事 中 條 明 夫
同 清 治 邦 夫
同 佐 藤 泰 司
同 三 原 一 郎
同 齋 藤 忠 明
同 海 和 邦 博
38,
455,
607円
48,
784,
507円
これを次のとおり処分します。
350,
000円
出資に対する配当金(年4%の割合) 2,
935,
876円
特 別 積 立 金
35,
000,
000円
計
38,
285,
876円
繰越金(当期末残高)
10,
498,
631円
利 益 準 備 金
以上精査の結果、正確なことを認めます。
監 事 小 林 正 義
同 大 泉 晴 史
以上の通りであります。
同 尾 形 浩
平成24年6月23日
以上により、
1.当期末における自己資本比率は、23.
26%と
なりました。
2.資産の部貸出金の内、金融再生法に基づき
開示すべき不良債権の額は、危険債権28百万
円です。
3.出資金に対する配当は、年4%を継続する
ことで承認されました。
〔第2号議案内容〕
平成24年度事業計画・収支予算
事業計画
成に向け邁進してまいります。
さらに、法令遵守を第一に、リスク管理態勢の
1.重点方針
充実を推進し経営基盤の安定化にも努めてまいり
平成24年度の日本経済は、本格的な復興施策の
ます。
集中的な推進によって、着実な需要の拡大および
雇用の創設が見込まれ、国内需要が経済成長を主
重点目標
導していく緩やかな回復基調に入っている情勢と
敢 法令等遵守、リスク管理態勢の整備
なっております。
柑 融資基盤の拡大 平成24年度末20億円
このような経済環境の中、当組合では創立40周
桓 預金基盤の増強 〃 80億円
年を迎えるに当たり、一昨年に策定した「3ヵ年
棺 当組合ホームページを活用した経営情報の開示
中期経営計画」が最終年度となっており、計画達
50
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
2.資金ならびに運用計画
敢 資金の構成
科 目
預
金
積
要 求 払 性 預
定
期
預
定
期
積
借
用
そ
の
他
負
引
当
組
合
員
勘
計
期 首
金
金
金
金
金
債
金
定
期 末
7,
625,
234
263,
057
6,
883,
408
478,
769
23,
512
2,
861
740,
593
8,
392,
200
平均残高
8,
000,
000
300,
000
7,
100,
000
600,
000
25,
000
3,
500
750,
000
8,
778,
500
平均利回
7,
720,
000
280,
000
6,
900,
000
540,
000
25,
000
3,
000
860,
000
8,
608,
000
(単位:千円、%)
支 払 額
0.
245
0.
020
0.
250
0.
300
-
18,
926
56
17,
250
1,
620
-
18,
926
柑 資金の運用
現
短
貸
有
そ
引
科 目
金 ・ 預 け
期
資
出
価
証
の
他
資
当
計
期 首
金
金
金
券
産
金
期 末
1,
559,
819
2,
014,
008
4,
803,
758
40,
514
△ 25,
899
8,
392,
200
平均残高
1,
854,
400
2,
000,
000
4,
910,
000
40,
000
△ 25,
900
8,
778,
500
平均利回
1,
718,
400
2,
085,
000
4,
790,
000
40,
500
△ 25,
900
8,
608,
000
(単位:千円、%)
収 入 額
0.
480
1.
600
1.
300
8,
248
33,
360
62,
270
400
104,
278
収 支 予 算
預
借
人
物
そ
税
経
経
特
法
法
当
費 用
金
積
金
利
用
金
利
件
件
の
他
費
金 額
18,
926
息
息
費
費
用
金
常
費
用
常
利
益
別
損
失
人税・住民税及び事業税
人 税 等 調 整 額
期
純
利
益
合 計
〔第3号議案内容〕
24,
000
28,
000
5,
000
300
76,
226
39,
052
500
82
1,
500
37,
418
115,
726
預
短
貸
有
そ
そ
経
収 益
け
金
利
期
資
金
利
出
金
利
価
証
券
利
の 他 受 入 利
の
他
収
常
収
特
別
利
合 計
定款の一部改正の件
下記の議案について、満場異議なく、原案どおり可決・承認されました。
1.信用組合の総会(総代会)における議決権の代理行使に係る定款の一部改正
2.反社会的勢力の組合員からの排除に関する定款の一部改正
3.理事会の招集に係る定款の一部改正
(単位:千円)
金 額
8,
248
息
息
息
息
息
益
益
33,
360
62,
270
400
11,
000
115,
278
益
448
115,
726
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
〔第4号議案内容〕
任期満了に伴う理事及び監事全員選任の件
下記のとおり理事11名、監事3名が選出されました。
理 事 長
有 海 躬 行
理 事
中 目 千 之
専務理事
栗 谷 義 樹
〃
吉 岡 信 弥
常務理事
菅 原 正 俊
〃
齋 藤 聰
理 事
中 條 明 夫
〃
海 和 邦 博
〃
清 治 邦 夫
監 事
小 林 正 義
〃
大 内 清 則
〃
大 泉 晴 史
〃
齋 藤 忠 明
〃
尾 形 浩
なお、理事及び監事の任期は、平成26年6月の通常総代会終結時点までとなり
ます。
また、代表権を有する理事長、専務理事、常務理事の三役職につきましては、
本通常総代会において理事会を開催し上記のとおり決議されました。
〔第5号議案内容〕
退任理事に対する退任慰労金の贈呈の件
内規に基づき贈呈することを、満場異議なく、原案どおり可決・承認されました。
51
52
山形県医師会会報 平成24年7月 第731号
編 集 後 記
沖縄行
7月初旬、病院事業の特別交付税に関するセミ
ナーというのがあり、何故か私に前座講演のお座
敷がかかり沖縄に行った。このセミナーで実に35
年ぶりに那覇市民病院の院長をしている大学時代
の同級生に再会した。
夜、沖縄民謡ライブの居酒屋というのに連れて
行かれ、若い女性二人が沖縄三線と太鼓をたたき
ながら歌う地元の民謡を聴きながら、それまでの
観光用とはかなり違う郷土色濃厚な沖縄料理を食
べながら泡盛を呑み交わした。民謡は沖縄方言で
歌われていて意味はさっぱり分からない。客は地
元の人が大部分で、酔いが回ると陽気な掛け声と
口笛で合いの手を入れ、途中から手振りを交えて
踊り出した。テンポの良い歌も良かったが、ゆっ
たりした、じっと聞いていると眠たくなるような
島歌もとても雰囲気が良く、連れて来てくれた友
人に心から感謝した。
私の沖縄旅行は今回が三度目だが最初の沖縄旅
行は20年以上前で、沖縄戦で亡くなった酒田市の
戦没者墓参団に、付き添い医師として同行したも
のである。
間もなく終戦記念日がやってくるが、悲惨な沖
縄戦の痕跡は、那覇市の賑やかな大通りからはう
かがい知れない。
太平洋戦争終結年には沖縄も含めて実に多くの
日本人が死んだ。既に1年以上前に戦争の帰結は
決定的だったにもかかわらず、終戦の決断を遅れ
に遅らせた為政者の罪業というしかない。1945年
3月の「東京大空襲」では死亡約9万、同年4月
平成24年7月5日 印刷
平成24年7月10日 発行
山
形 県 医 師 会 会 報 第731号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は、
山形県医師
沖縄戦開始、6月下旬に戦闘終了、この間の日本側
死亡者19万人余り。広島長崎の原爆死亡者27万人、
8月14日、日本がポツダム宣言受諾決定したにも
かかわらず、ソ連軍は旧満州へ攻め込み北方領土
も上陸占領、その後のシベリア抑留で6万人が死
亡した。太平洋戦争の非戦闘員を含む日本側犠牲
者300万のうち、実に終戦前の半年間に東京、沖縄、
広島、長崎だけで55万人余りが、シベリア抑留を
含めると60万以上の人々がこの6カ月の間に起き
たことで亡くなっている。あと半年終戦が早けれ
ばこの人々は死なずに済んだだろうし、7月下旬
に出されたポツダム宣言を直ちに受諾しただけで、
シベリア抑留や北方領土問題も存在しなかった可
能性が高い。
上向き時代は多少の凡庸でもリーダーは務まる。
しかし、真のリーダーは敗北や失敗を一旦理解し
たら早期に最小の犠牲で押しとどめ、次世代に復
活の芽を残す決断ができる人間ではなかろうか。
自己都合で危機管理を損なうリーダーは、国民を
不幸に陥れる最悪のものである。翻ってわが国は
今、黄昏気分が色濃く漂っている。今こそ犠牲を
最小限に食い止め、未来に希望を繋ぐリーダーが
輩出することを心から願わずにいられない。
那覇市のタクシー初乗り料金は550円とベラ
ボーに安い。泡盛の酔いに任せてホテルに戻る車
の中でこんな意味の話をしたら、老齢の運転手さ
んが何度も何度も頷いてくれた。
翌日ささやかなお土産を買い、梅雨の明けた沖
縄から、慌ただしく庄内に戻った。
(栗谷 義樹)
発
行
者 有 海 躬 行
編 集 委 員 栗 谷 義 樹
〃 〃 〃 中 條 明 夫
清 治 邦 夫
渡 辺 眞 史
山形県医師会
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
発 行 所 社団法人
2473 山形市松栄一丁目6番73号 〒990TEL023-666-5200 FAX023-647-7757 る会費の中に含まれる。
印 刷 所 ㈱
誠
文
堂
印
山形市本町一丁目7番50号 刷
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