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九州・沖縄・山口修学旅行施設案内

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九州・沖縄・山口修学旅行施設案内
九州・沖縄・山口修学旅行施設案内
~芸術ってすげえ!歴史っておもしろい!~
①
④
②
⑦
⑤
③
⑧
⑥
⑨
① 山口県立萩美術館・浦上記念館
② 九州国立博物館
③ 佐賀県立宇宙科学館
④ 大分県立美術館
⑤ 熊本県立美術館
⑥ 長崎県美術館
⑦ 宮崎県総合博物館
⑧ 鹿児島県霧島アートの森
⑨ 沖縄県立博物館・美術館
はじめに
九州・沖縄・山口には、魅力のある、また、
特徴のある文化施設が多数あり、各文化施設
では、体験コーナーや学芸員による展示解説
など様々な教育プログラムを実施しています。
文化体験は、子ども達の歴史や文化芸術への興味、関心を高め、理解
を深める力のほか,誇れる文化が地域にあることを知り,アイデンティ
ティの確立に寄与するという教育的な効果があります。特に、小中学
生・高校生という時期の文化体験は、生涯を通じて、文化に親しむ態度
の育成につながります。
本パンフレットでは、九州・沖縄・山口の各文化施設の所在地や連絡
先、駐車場、交通アクセスの基本情報に加え、展示概要や学習のポイン
トなどを紹介しています。
小中学生の修学旅行等の機会に訪れていただき,子ども達が文化芸術
に触れるきっかけづくりとして、また、歴史や自由研究など学習の一環
として、ぜひ、ご活用ください。
九州・沖縄文化力推進会議
九州・沖縄文化力推進会議では、
“文化の力で社会を元気に”をモットー
に、九州・沖縄・山口各県と経済団体が一体となって、九州・沖縄・山口
の文化情報の発信等に取り組んでいます。
CONTENTS
福岡県
九州国立博物館
福岡県立美術館
九州歴史資料館
・・・・・・・・・・・・・・・1
・・・・・・・・・・・・・・・3
・・・・・・・・・・・・・・・5
佐賀県
佐賀県立博物館・佐賀県立美術館 ・・・・・・・7
佐賀県立九州陶磁文化館 ・・・・・・・・・・・9
佐賀県立名護屋城博物館 ・・・・・・・・・・・11
佐賀県立佐賀城本丸歴史館 ・・・・・・・・・・13
佐賀県立宇宙科学館 ・・・・・・・・・・・・・15
長崎県
長崎県美術館 ・・・・・・・・・・・・・・・・17
長崎歴史文化博物館 ・・・・・・・・・・・・・19
長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム ・21
壱岐市立一支国博物館 ・・・・・・・・・・・・23
大分県
大分県立美術館
・・・・・・・・・・・・・・・27
熊本県
熊本県立美術館
・・・・・・・・・・・・・・・29
宮崎県
宮崎県総合博物館 ・・・・・・・・・・・・・・31
宮崎県立西都原考古博物館 ・・・・・・・・・・33
鹿児島県
鹿児島県霧島アートの森 ・・・・・・・・・・・35
鹿児島県奄美パーク ・・・・・・・・・・・・・37
沖縄県
沖縄県立博物館・美術館
山口県
山口県立美術館 ・・・・・・・・・・・・・・・41
山口県立萩美術館・浦上記念館 ・・・・・・・・43
秋吉台国際芸術村 ・・・・・・・・・・・・・・45
・・・・・・・・・・・39
九州国立博物館
古くは「遠の朝廷」とよばれた日本古代史上の一大舞台、太宰府。
その太宰府に 2005 年に開館した九州国立博物館は、「日本文化の形成をアジア史的観
点から捉える」をコンセプトとし、日本とアジア諸国との文化交流の歴史を学ぶことがで
きます。
東京、京都、奈良に次いで 4 番目となる国立博物館は、緑豊かな自然の中に壮大なスケ
ールとユニークなデザインで、みなさまをお待ちしています。
DATA
●住
所:福岡県太宰府市石坂 4-7-2
●電話番号:050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
●ホームページ:http://www.kyuhaku.jp
●開館時間:9 時 30 分〜17 時 00 分(入館は 16 時 30 分まで)
●休 館 日:月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)・年末
●駐 車 場:大型バス
9台
2,000 円/回
※乗降のみの場合など、入場から 30 分以内にゲートを出れば無料。
●交
通:九州自動車道太宰府IC・筑紫野ICより車で約 20 分
1
●文化交流展示室(
文化交流展示室(平常展)
平常展) (4 階)
テーマは「海の道、アジアの路」
。日本とアジア諸国との文化交流の歴史が学べる。
頻繁に行われる展示替えでいつも新鮮な出会いがある。
高校生以下無料。修学旅行で小中高校生を引率する先生方も無料(要事前申込み)
。
●特別展示室 (3 階)
年間 4 回の特別展を開催。国内外の優品を集めて展示。(別料金)
●あじっぱ (1 階)
近世までの日本と交流のあったアジアやヨーロッパの国々の文化を五感で体験できる展
示室。(無料)
●その他施設
その他施設
レストラン、カフェ、ミュージアムショップ、ミュージアムホール(約 280 席・有料)
、
和室、研修室、茶室、多目的トイレ、救護室
●学習のポイント
学習のポイント
4 階文化交流展示室の見学が中心になります。展示室は 5 つのテーマで構成されていま
すが、順路はありません。映像による紹介や直接手に触れることが出来る展示も一部に
ありますので、興味のある展示をじっくりと見学してください。
1 階体験型展示室「あじっぱ」での体験の時間も合わせて確保されることをお勧めしま
す。人数が多い学校は、展示見学とあじっぱ体験をずらすなど計画に工夫が必要です。
・ボランティアによる展示解説(要事前申込み。最大 100 名。)
・体験型展示室「あじっぱ」(予約不可。最大 70 名。)
・スーパーハイビジョンシアター(文化交流展示室内。当日受付順に各回 34 名。)
2
福岡県立美術館
福岡市天神に位置する須崎公園内の現在の地に、図書館と美術ギャラリーの併設施設と
して昭和 39 年にオープンした福岡県文化会館を前身とし、昭和 60 年に全面改装を経て、
福岡県立美術館は再スタートを切りました。
福岡県にゆかりのある作家の作品、福岡県の美術動向に関わる作品を中心に収集し、そ
の調査研究をもとにした成果を企画展やコレクション展で紹介しています。
DATA
●住
所:福岡県福岡市中央区天神 5-2-1
●電話番号:092-715-3551
●ホームページ:http://fukuoka-kenbi.jp/
●開館時間:10 時 00 分~18 時 00 分(入場は 17 時 30 分まで)
●休 館 日:月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌平日)・年末年始
●駐 車 場:無料専用駐車場(約 50 台)あり
●交
通:
【地下鉄】福岡市地下鉄[天神駅]下車、徒歩 10 分
【自動車】福岡都市高速道路[天神北]ランプまたは[築港]ランプから 3 分
※その他、西鉄バス等についてはホームページをご覧ください。
3
●4 階
展示室
美術図書室
3 万冊の美術関係図書・全国美術館の
福岡県ゆかりの作家の作品を中心と
展覧会図録・各種美術雑誌などを閲覧
した当館の収蔵品を展示するコレク
できるほか、全国各地の展覧会情報を
ション展や企画展を開催しています。
提供しています。
●3 階 展示室(1~4)
年 2 回特別展を開催し、国内外の優れた作品を展示しているほか、年に 1 回公募展「県
展」を開催し、県民の作品を展示しています。
その他、県内の美術家や美術団体などに、作品を発表する場として展示室を提供してい
ます。
●2 階 ハイビジョンギャラリー
高精細で鮮明な映像を迫力ある 65 インチ大型画
面により解説つきで鑑賞できます。
ルノアール、モネなどの印象派や、当館所蔵作品
を特集した番組などをお楽しみいただけます。
(特
別展開催中には、開催関連番組を放映する場合が
あります。)
●1 階
彫刻展示室
解放感あふれる空間は彫刻やインスタレーションの展示に適しています。
3 階の展示室同様、県内の美術家や美術団体などに、作品を発表する場として提供して
います。
●その他施設
喫茶室、視聴覚室、ビデオコーナー、授乳室、会議室
4
九州歴史資料館
九州歴史資料館は、福岡県を中心とする九州の歴史とその特質を明らかにするため、古代九
州を統括した「遠の朝廷 大宰府」の発掘調査をはじめとして、多角的に各種文化財の調査・
研究を行っています。
2010 年、小郡の地にリニューアルオープンし、大宰府史跡等の出土品をはじめ、仏像や古
文書などの県内の貴重な文化財を展示しています。緑豊かな自然に囲まれた施設には、趣の異
なる 4 つの展示室があり、古代から近代に至る歴史をたどることができます。
また、中庭からは、発掘調査出土資料の整理作業や、最新の機器を備えた保存科学諸室での
保存修復作業を、いつでもリアルタイムでご覧いただくことができるのも特色のひとつです。
資料館や文化財をより身近に感じていただけるよう、職員による案内解説や、各種講座、体
験学習にも力を入れています。
マスコットキャラクター「きゅうおに」
DATA
●住
所:福岡県小郡市三沢 5208-3
●電話番号:0942-75-9575
●ホームページ:http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/kyureki/
●開館時間:9 時 30 分~16 時 30 分(入館は 16 時まで)
●休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合はその翌日)
・年末年始
●駐車場:無料 大型バス 5 台・乗用車 43 台
●交 通
車 :九州自動車道筑紫野 I.C.・大分自動車道小郡 I.C.より約 15 分
電車: 西鉄天神大牟田線「三国が丘駅」から徒歩約 10 分
5
●展示室
4つの展示室では、テーマにあわせて趣の異なる展示を行っています。
と
き
メインの第1展示室「歴史の宝石箱」では、旧石器時代から近代まで、九州や福岡県域の歴
史を語る上で意義深い資料を取り上げ、時間の流れに沿って印象的に展示しています。第 2 展
示室では学校向けの展示や発掘調査速報などの企画展を開催し、第 3 展示室には土器などの基
準資料が並び、第 4 展示室では遺跡から切り取った遺構を真上から観察することができます。
●中庭回廊
古代の寺院を模した回廊状の中庭からは、土器などの発掘調査出土資料の整理作業や、最新
の機器を備えた保存科学諸室での様々な文化財の科学的調査や保存修復作業が見学できます。
●その他の施設
研修室(200 席)
、多目的トイレ、図書閲覧室、文化情報コーナー
●学習のポイント
・当日は、当館職員が案内や解説をしながら各展示室や中庭を見学していただきます。150
名を超える場合は、学芸員による福岡県の歴史の講座や DVD 視聴なども組み合わせ、グ
ループに分かれて見学いただけます。
・当館の指導主事との協議を通して、学校側のニーズに応じた様々な学習活動の構成、計画、
実施をサポートします。事前に日程や来館人数、来館のねらいなどをご相談ください。
・発掘調査で出土した資料を直接手に持って、じっくり体感するメニューやその他の古代体
験もあります(各 20 名程度)
。少人数対象ですが、他のメニューと組み合わせることで
80 名程度まで対応することができます。
6
佐賀県立博物館・佐賀県立美術館
秋には佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催される「バルーンの街」
、佐賀市。
その中央部に位置する佐賀公園には、佐賀県立博物館(1970 年開館)、佐賀県立美術館
(1983 年開館)が隣り合って建っています。両館は一体的に運営され、佐賀県の特色あ
る歴史や文化に関する資料の収集や展示・紹介を行い、佐賀県の文化活動の拠点として広
く親しまれています。
DATA
●住
所:佐賀県佐賀市城内1-15-23
●電話番号:0952-24-3947
●ホームページ:http://saga-museum.jp/museum/
●開館時間:9時30分~18時00分
●休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
年末
●駐車場:無料
●交 通:JR 佐賀駅から市営バス「博物館前」下車 1 分
佐賀大和 I.C.から約 20 分
7
●【博物館】
1号展示室(常設展) (博物館2階)
「佐賀の大地」と「佐賀の生き物」をテーマに、岩石や化石、野鳥や有明海の生物の標
本などを展示しています。
●【博物館】
2号展示室(常設展) (博物館3階)
原始・古代から近代までの佐賀の歴史を通史展示しています。吉野ヶ里遺跡出土資料や
佐賀の七賢人に関する資料など、多彩な考古・歴史資料をご覧いただけます。
1号展示室(常設展)
2号展示室(常設展)
●【博物館】
大展示室 (博物館3階)
佐賀県内の民俗資料を一堂に紹介していま
す。国指定の重要有形民俗文化財である有
明海漁撈用具など、佐賀ならではの貴重な
資料を多数ご覧いただけます。
●【美術館】
OKADA-ROOM(常設展)
(美術館1階)
佐賀に生まれ、日本近代洋画の礎を築いた
洋画家・岡田三郎助。館蔵の作品を中心に、
その名品をご覧いただける常設展示室です。
年数回の展示替えを通じて、岡田三郎助の
画業や生涯、その芸術の素晴らしさをダイ
ナミックにお伝えします。
●その他施設
茶室「清恵庵」
、画廊、ミュージアムカフェ、美術館ホール(487 席)、屋外展示場「ア
ラカシ広場」
、古賀忠雄彫刻の森、岩石屋外展示、障害者用トイレ、コインロッカー、
授乳室
●学習のポイント
各月に約 1 回、
「博物館・美術館セミナー」(事前申込み不要・無料)を開催。
8
佐賀県立九州陶磁文化館
今から 400 年前、日本で初めて磁器が作られた有田。佐賀県立九州陶磁文化館では、
有田焼や唐津焼をはじめ、九州各地の陶磁器の歴史や文化を学ぶことができます。
江戸時代の有田焼約 1000 点を展示する世界屈指の『柴田夫妻コレクション』や、江戸
時代に長崎出島から世界へ輸出された有田焼の里帰り品を展示する『蒲原コレクション』
をはじめ、九州各県の古陶磁、現代作家作品をお楽しみ頂けます。そのほか、定刻に音楽
を奏でる「有田焼からくり時計」や有田町と姉妹都市のドイツ・マイセン市から贈られた
「マイセンの鐘」もみどころです。
日本磁器発祥の地で、みなさまの御来館をお待ちしております。
DATA
●住
所:佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙 3100-1
●電話番号:0955-43-3681
●ホームページ:http://saga-museum.jp/ceramic/
●開館時間:9 時 00 分~17:00 分
(入館は 16 時 30 分まで)
●休 館 日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)
年末
●駐 車 場:無料
●交
通:JR/松浦鉄道有田駅から徒歩約 12 分
波佐見有田インターチェンジから車で約 10 分
●第 1 展示室(特別企画展ほか)
(1 階)
特別企画展やテーマ展等を展示。また、茶室が併設されています。
9
●第 2 展示室(常設展)
「現代の九州陶芸」(1 階)
九州各県の人間国宝をはじめとする優れた陶芸家
の作品を展示しています。
●第3展示室(常設展)「九州の古陶磁」(1階)
九州各地の古陶磁が展示されています。
佐賀県の古唐津をはじめ、初期伊万里・古伊万里
柿右衛門・鍋島などの製品のほか、長崎県の亀山
焼・現川焼・平戸焼、福岡県の高取焼・上野焼・
須恵焼、熊本県の網田焼・小代焼・八代焼、大分
県の小鹿田焼、宮崎県の蓬莱山焼(丸山焼)、鹿児
島県の龍門司焼・苗代川焼、沖縄県の壷屋焼など、九州で江戸時代に開花した多彩な焼
物を紹介しています。
●第4展示室(常設展)
「九州陶磁の歴史」(1階)
九州陶磁の源流である中国・朝鮮陶磁の流れから日本陶磁の歴史、有田焼とオランダ貿
易の特色など、絵画パネルや年表を用い、グローバルな有田焼の歴史を分かりやすく学
べます。江戸時代に世界へ輸出され日本に里帰りした豪華な有田焼の蒲原コレクション
も必見です。
●第5展示室(常設展)
「柴田夫妻コレクション」(地下1階)
柴田明彦・祐子夫妻から 10,311 点寄贈された世界有数
の有田焼コレクションです。その中から約 1,000 点を展
示。毎年一度展示替えをしており、江戸時代の有田焼の
変遷や江戸時代の食器文化が分かります。
●その他施設
カフェ、ミュージアムショップ、講堂(約 200 席)、茶室、多目的トイレ
●学習のポイント
まず初めに、第 4 展示室「九州陶磁の歴史」の見学をお薦めします。歴史を学んだあと
は、
「柴田夫妻コレクション」
、
「九州の古陶磁」、
「現代の九州陶芸」の展示室を巡ってく
ださい。エントランスでは、館蔵品の画像を用いたやきものパズルにも挑戦できます。
現代の有田焼の窯元達によって制作された「からくり時計」もお見逃しなく。
*学芸員による展示解説(要事前申し込み)
10
佐賀県立名護屋城博物館
天下統一後に豊臣秀吉がおこなった大陸侵攻(文禄・慶長の役)における出兵拠点とな
った唐津市の名護屋城跡。
その場所に 1993 年に開館した県立名護屋城博物館は、「日本列島と朝鮮半島との交流
史」をメインテーマに様々な展覧会やイベントを開催しているほか、遺跡の保存整備も進
めています。
歴史ある唐津のまちで、みなさまのお越しをお待ちしています。
DATA
●住
所:佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931番3
●電話番号:0955-82-4905
●ホームページ:http://saga-museum.jp/nagoya/
●開館時間:9時00分~17時00分
●休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)・年末
●駐車場:普通車63台、大型バス7台 無料
※名護屋城跡と共用
●交 通:長崎自動車道多久インターより車で60分
JR唐津駅より車で約30分。
11
●常設展示室(2階)
原始・古代から近現代にいたる日本列島と朝鮮半島との交流の歴史をメインテーマとし、
その資料を展示しています。
●その他施設
貸しホール(500人)
、ミニシアター、図書閲覧室・ビデオコーナー、企画展示室、
障害者用トイレ
●学習のポイント
常設展示室は「日本列島と朝鮮半島との交流史」をテーマにしています。原始・古代か
らの中世に至る時代、文禄・慶長の役、江戸時代以降の時代にわけて紹介しています。
また、名護屋城跡や周辺陣跡の発掘調査の成果を紹介するコーナーも設けています。
*「バーチャル名護屋城」
「名護屋城跡案内アプリ」
専用スマートデバイスの無料貸出あり、ただし台数限りがあります。)
また、
「バーチャル名護屋城」用デバイスについては、休館日・雨天時は貸出ができ
ません。
12
佐賀県立佐賀城本丸歴史館
幕末・維新期の激動の時代、もっとも輝いていた佐賀藩。
佐賀市で、2004年に創立された佐賀城本丸歴史館は、幕末維新期の激動の時代を、
わかりやすく伝える施設として佐賀城本丸跡に開館しました。
天保期の遺構を復元した木造復元物として全国最大規模の当施設で、みなさまをお待ち
しています。
DATA
●住
所:佐賀県佐賀市城内2-18-1
●電話番号:0952-41-7550
●ホームページ:http://sagajou.jp
●開館時間:9時30分~18時00分
●休館日:年中無休(ただし、12月29日~31日は休館、他にも臨時休館日あり)
●駐車場:119台(バス駐車場9台含む)
●交 通:JR佐賀駅から車で約10分
佐賀駅バスセンターの3番のりばから【6】佐賀城跡線に乗車。佐賀城跡バス
停で下車してすぐ。
(約10分)
佐賀空港からバスで約25分
●御三家座(常設)
10 代藩主鍋島直正が再建した佐賀城本丸
御殿。当時の「佐賀城本丸差図」や古写真
などを基に、当時のままに復元されました。
佐賀城の特徴や佐賀上本丸御殿の復元過程
を知ることができます。
13
●外御書院、御料理間(常設)
早くから西洋に目を向け、日本の近代化の礎を築いた幕末の佐賀。絵図や模型で
輝かしいその時代の息吹を感じることができます。
●御料理間(常設)
佐賀藩が輩出した 100 名を超す偉人たちの業績などを映像や情報機器などを使って分
かりやすく紹介。日本の近代化に貢献した人々のエネルギーや力強い人間性を知ること
ができます。
外御書院、御料理間
御料理間
●御小書院(企画展)
「開化」の様子や政治・社会・外交の大きな出来事をテーマにした「錦絵」で、明治の
日本をビジュアルに紹介します。
●その他施設
ショップ、コインロッカー、多目的トイレ
●学習のポイント
国の重要文化財に指定されている鯱の門や江戸時代から残る天守台など佐賀城本丸歴史
館の敷地内を散策してください。その後、館内をじっくりと見学してください。
*ボランティアによる展示解説(要事前申し込み)
14
佐賀県立宇宙科学館
佐賀県西部の陶芸の里、武雄市。
その武雄市に1999年に開館した宇宙科学館は、限りなく自然な星空や太陽系、銀河系
などの宇宙に関すること、また太古の地球の自然について、子供から大人まで楽しめるさま
ざまな体験型展示を行っております。
池ノ内湖前の自然豊かな環境の中で、みなさまをお待ちしています。
DATA
●住
所:佐賀県武雄市武雄町永島 16351
●電話番号:0954-20-1666
●ホームページ:http://www.yumeginga.jp
●開館時間:9時15分~17時15分(平日)、9時15分~18時00分(土日祝)、
9時15分~19時00分(春休み、GW,夏休み期間)
●休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
(春休み・GW・夏休み期間は無休)
●駐車場:約500台、無料
●交通:長崎自動車道・北方ICより車で約15分
●宇宙発見ゾーン(常設)
(3階)
太陽系や銀河系、宇宙に関する最新の天文学に触れ、惑星探検やロケットの打ち上げ、月
面重力などの疑似体験により、宇宙への夢を育みます!
15
●地球発見ゾーン(常設)
(1・2階)
3つのテーマをもとに参加体験型のアイテムを展示しています。
宇宙と地球、 そして私たち生命とのつながりを、体験を通して発見してみましょう!
●佐賀発見ゾーン(常設)
(1階)
太古の地球へと誘う地底トンネルや、佐賀の水辺の生き物を集めたゆめぎんが・アクアリ
ウムなど、 佐賀の自然の魅力に満ちあふれています!
●その他の施設
ミュージアムショップ、レストラン、図書室、天文台、プラネタリウム(200席)
、
企画展示室、科学実験室、障害者用トイレ、こどもの広場(授乳室)、救護室、
おむつ交換台
●学習のポイント
学校とは違い体系的な教育でなく、私たちは来館者が来館されたその時に「自分たちも何
かをやってみたい」という気持ちを触発し、好奇心の扉を開けるきっかけをつくりたいと考
えています。
また、科学館は必ずしも子どものためだけの施設ではありません。大人も子どもも共に楽
しみながら何かを学ぶための仕掛けがあります。特に親と子が「共に考え」、
「共に協力」す
る場として最適な場だろうと思います。
親子が一緒になって宇宙科学館で楽しい経験をして頂きたいと考えています。
お待ちしております。
*プラネタリウム投映(200席)
16
長崎県美術館
長崎県美術館は、地域の活性化及び芸術文化活動の拠点として、優れた美術作品の鑑賞及
び学習の機会を提供するとともに、創作活動及び作品発表等の支援を通じて、生涯学習に
対応した文化的環境の整備を図り、もって新たな長崎県の文化の創出に寄与することを目
的として、平成 17 年4月に開館しました。
当館では、より多くの児童・生徒にご利用いただくため、専門のエデュケーターを配置
し、学校利用のためのスクールプログラムを作成しています。
利用の目的や生徒の状況等に応じたプログラムを当館エデュケーターと協議しながら作
成することが可能ですので、学校・学級単位でのご利用をお待ちしています。
DATA
●住
所:〒850-0862
長崎市出島町2番1号
●電話番号:095-833-2110 FAX:095-833-2115
●ホームページ:https://www.nagasaki-museum.jp/
●開館時間:10 時 00 分~20 時 00 分
●休館日:毎月第 2・第 4 月曜日(祝日・休日の場合は火曜日休館)
、年末年始
●入館料:無料
●コレクション展観覧料:一般 400 円(団体 320 円)、大学生・70 歳以上 300 円(団体
240 円)
、小中高生 200 円(団体 160 円)
※団体料金は 15 人以上、※県内の小中学生は無料、
※障害者手帳保持者及び介護者1名無料
●企画展観覧料:展覧会によって異なります
●駐車場:美術館(企画展、コレクション展、ショップ、カフェ等)をご利用の方は、近
隣県営駐車場の料金割引あり(3時間まで 50 円/30 分)
●アクセス
・路面電車[出島]電停より徒歩3分/〔市民病院〕電停より徒歩2分
・長崎新地バスターミナルより徒歩5分/JR 長崎駅より徒歩15分
・長崎港ターミナルより徒歩10分
・長崎自動車道・長崎 IC より、ながさき出島道路経由5分
17
●コレクション展
長崎県美術館の最大の特色のひとつは、東洋有数の
規模を誇るスペイン美術コレクションです。「須磨コレ
クション」を核に、ピカソやダリといった優れたスペ
イン美術を多数収蔵しています。
また、明治期以降の長崎出身作家の作品や、長崎を
テーマとした作品を数多く収蔵し、絵画、彫刻はもと
より、現在美術や写真、デザインなど多様なジャンル
の作品を紹介します。
●企画展
毎年、複数の大型企画展を開催しています。
●スクールプログラム
・鑑賞プログラム
鑑賞プログラムでは、展示作品の自由鑑賞のほか、スタッフと一緒に会話をしながら
鑑賞する「おしゃべり鑑賞」を行います。
「おしゃべり鑑賞」とは、作品や作者につい
ての一方的な解説ではなく、コミュニケーションを通して作品を鑑賞する方法で、作
品の歴史的背景や理論を知ることを第一目的とはせず、作品を見て感じたことや考え
たことを大切にし、作品への興味を高めます。
・表現プログラム
ワークショップ等により作品への興味、関心を深めます。
・幼稚園・保育園向けプログラム
幼稚園・保育園のお子様に親しみやすいように、鑑賞と
表現を組み合わせたプログラムです。遊びながら表現の
幅を広げます。
●その他施設
県民ギャラリー、ミュージアムショップ、カフェ、ホール、
講座室、アトリエ、屋上広場等
「長崎水辺の森公園」に隣接する美術館は、公園の一部としての機能も果たしています。
ギャラリー棟の一部には盛り土を施したうえ植栽
し、屋上も芝などで緑化して、公園との緑の連続
を図っています。
また、彫刻なども設置する屋上庭園には美術館
の中からも外からも自由にアクセス可能。水辺に
映える緑の中、自然を感じながら美術と親しんで
いただけます。
18
長崎歴史文化博物館
「長崎歴史文化博物館」は、
「海外交流史」をテーマにした博物館で、資料や美術工芸品
を展示し、常設展示では、
「西洋との出会い」
「朝鮮との交流」
「長崎貿易」
「中国との交流」
「長崎の暮らし」
「長崎の美術工芸」
「オランダとの交流」
「近代化の魁・長崎」などの展示
ゾーンを設けています。ここはかつて「長崎奉行所」があった場所で、敷地内にはその一
部を復元。御白洲では当時の裁判の様子を再現した寸劇を上演しています(土日・祝日の
み)。そして、長崎に伝わる伝統工芸の体験工房や貸工房、資料閲覧室なども併設されてお
り、観るだけでなく、歴史を体感できる博物館となっています。
DATA
●住
所:長崎県長崎市立山1丁目 1 番地 1 号
●電話番号 TEL:095-818-8366
●ホームページ:http://www.nmhc.jp/
●開館時間:8 時 30 分~19 時 00 分(入館は 18 時 30 分まで)
●定休日:なし ※メンテナンスのため休館する場合があります。
●入館料:無料
●常設展示室観覧料:一般 600 円(団体 480 円)、小中高校生 300 円(団体 240 円)
※団体料金は 15 人以上
●駐車場:普通車 60 台 障害者用 2 台 大型観光バス 5 台 計 67 台
●交 通:路面電車:
「桜町」電停下車、徒歩5分または「公会堂前」電停下車、徒歩7分
路線バス:
「桜町公園前」下車、徒歩3分または「歴史文化博物館前」下車
長崎自動車道(長崎芒塚IC)より諏訪神社方面へ10分
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●長崎奉行所関連展示
長崎奉行所の成立や変遷を、絵図面や出土品などを通して紹介しています。
◎長崎奉行の職務
長崎奉行は、行政・司法・外交・貿易・軍事全般とキリシタン・密貿易の取り締まり
など、多岐にわたる職責を担っていました。その職務内容を紹介しています。
◎犯科帳の世界
「犯科帳」とは、長崎奉行所の判決記録集のことです。この中から、密貿易やくんち、
ペーロンなどの年中行事に際して起こった事件を取り上げ、わかりやすく紹介してい
ます。
◎歴代長崎奉行
127 代を数える歴代長崎奉行を紹介するとともに、遠山景晋(遠山の金さんの父)を
はじめ、歴史に名を残した奉行の業績などを、在任した時代背景と照らし合わせなが
ら紹介しています。
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長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム
「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」では、中国革命の父・孫文
(1866-1925)と、その思想に深く共鳴し、盟友として物心両面から生涯にわたり支援し
続けた長崎出身の実業家・梅屋庄吉(1868-1934)との厚い友情を知ることができます。
また、長崎の近代交流史として唐人貿易の時代からつながりをもつ長崎華僑の活躍や居留
地における外国人商人のくらし、交通・通信の拠点としての長崎などを紹介し、これまで
歴史上注目されることの少なかった近代以降においても長崎が日本の近代化に重要な役割
を果たしたことを学んでいただけるような施設となっています。
DATA
●住
所:長崎県長崎市松が枝町 4 番地 27 号
●電話番号:095-827-8746
●ホームページ:http://www.nmhc.jp/museum/
●開館時間:9 時 00 分~17 時 00 分(入館は 16 時 40 分まで)
●休館日:毎月第3月曜日
●展示室観覧料:高・大・一般 300 円(団体 240 円)、小中高校生 150 円(団体 90 円)
※団体料金は 15 人以上
●駐車場:なし
●交通
路面電車:
「大浦天主堂下」電停下車、徒歩3
路線バス:
「グラバー園入口」下車、徒歩1分
ながさき出島道路よりグラバー園方面へ3分
※駐車場はありませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。
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孫文・梅屋庄吉、二人の友情の歴史を物語る展示室内
●2F「孫文・梅屋庄吉と長崎」
◎孫文と梅屋庄吉、2人の盟約
中国革命の父・孫文とその革命を支え続けた長崎出身の実業家・梅屋庄吉の国境を越えた友
情の歴史を資料・映像・IT 技術を駆使した展示機器類で紹介しています。
●2F「長崎の華僑」 ◎長崎華僑の活躍
唐人貿易の時代から深いつながりをもつ長崎華僑の人々の、明治以降の活躍ぶりを資料や映
像、デジタル機器類で紹介しています。
●3F「東山手・南山手のくらし」
◎外国人商人のくらし
居留地を舞台に活躍した外国人のくらしを紹介しています。
●3F「上海航路と国際通信」「貿易港長崎の歴史」◎交通・通信の拠点としての長崎
上海との定期航路や海底電信ケーブルによる通信など交通・通信の重要な拠点としての長崎
についてタッチ画面のクイズなどを交えて紹介しています。
●学習のポイント
まずは1F ホールにて、ガイダンス映像(13 分間)を見ておきましょう。明治時代以降の
長崎における海外との交流の歴史、孫文と梅屋庄吉との国境を越えた友情の歴史などを映像を
通して理解することができます。そして2F「孫文・梅屋庄吉と長崎」
「長崎の華僑」、3F「上
海航路と国際通信」
「東山手・南山手のくらし」
「貿易港長崎の歴史」などを巡ってみましょう。
IT 機器を使った解説映像やクイズのほか、記念になるプリクラ写真作成などにも挑戦すること
ができます。
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い き こ く
壱岐市立一支国博物館
長崎県の壱岐島には、東アジアの国々と交易をおこなった弥生時代を中心に、壱岐の定住の
さきがけとなった縄文時代の遺跡から元寇・鯨組に関する中近世の遺跡まで、通史的に歴史を
知ることができる遺跡が点在しています。
また、
県内の約 6 割を誇る 280 基の古墳が現存し、
神社や寺も島内あちらこちらで見かけます。島全体が歴史の宝箱と言っても過言ではありませ
ん。
平成 22 年 3 月にオープンした一支国博物館は、壱岐の歴史を通史的に学習できる総合的な
博物館です。弥生時代の遺跡としては、静岡県の登呂、佐賀県の吉野ヶ里と並び国特別史跡の
指定を受けている原の辻(はるのつじ)遺跡を眼下に望む小高い丘に位置し、周辺の山並みに
溶け込むような、なだらかな天然芝の屋根が印象的な外観です。
常設展示室では、最新 CG 映像やダイナミックな再現模型、精巧な仕上がりのコミカルなフ
ィギュアなどを取り入れた大人も子どもも楽しめる展示演出が大変たのしく分かりやすく、好
評を頂いております。
また壱岐では豊かな自然を体験できるアクティビティも豊富にあります。是非そちらもあわ
せて学習にご活用下さい。
DATA
●住
所:長崎県壱岐市芦辺町深江亀鶴触 515 番地 1
●電話番号:0920-45-2731
●ホームページ:http://www.iki-haku.jp/
●開館時間:8 時 45 分~17 時 30 分(入館は 17 時まで)
●休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
●常設展示室観覧料:一般 400 円(団体 320 円)、高校生 300 円(団体 240 円)、
小中学生 200 円(団体 160 円) ※団体料金は 20 人以上
●駐車場:普通車 98 台 障害者用3台 大型観光バス7台 計 108 台
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●交通
〔壱岐市までのアクセス〕 博多―芦辺:高速船 1 時間 5 分・フェリー2 時間 10 分
博多―郷ノ浦:高速船 1 時間 10 分・フェリー2 時間 25 分
唐津―印通寺:フェリー1 時間 40 分
長崎空港―壱岐空港:飛行機 30 分
〔空港・港からのアクセス〕郷ノ浦港から車で 20 分・印通寺港から車で 10 分・芦辺港か
ら車で 20 分・壱岐空港から車で 10 分
●常設展示室
見てさわって体感する展示、実物資料と模型や映像が一体とな
った展示、世界の中の壱岐がわかる展示、各時期の生活や技術
の変遷を知ることができる展示、国指定特別史跡原の辻遺跡と
連動した展示等、観るだけでなく体感できる以下の構成で展示
を行っております。また日本遺産第一号に認定された「国境の
島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~」の構成資産で
ある人面石(国指定重要文化財/複製)や金銅製亀形飾金具
人面石
(国指定重要文化財/複製)等の出土品もご覧になれます。
① 「魏志」倭人伝の世界
魏志倭人伝に描かれた一支国とそれをとりまく弥生のクニグニ、一支国への道を象徴的に
紹介します。
② ビューシアター(一度の上映につき定員 40 名/上映時間約 8 分)
海を介して人やモノが行き交い、文化を育んだ一支国の世界を最新技術で撮影した映像で
伝えます。上映終了後には、観覧者を驚かせる仕掛けが起こり、映像の世界と原の辻の原
風景がリンクします。
③ 通史ゾーン
海と交流をテーマに、東アジア史および日本史における壱岐の歴史を実物資料と年表で紹
介します。
④ 古墳ゾーン
壱岐の代表的な古墳 笹塚古墳に焦点を当てています。前室をガラス張りの床下模型で再現
し、中室と玄室をCG映像で映し出す演出で、まるで古墳へ立ち入ったような臨場感あふ
れる神秘体験ができます。
⑤ 海の王都・原の辻
海の王都を象徴する木造古代船を長さ 5m の実物大で再現、交流・交易によりもたらされ
た実物資料とあわせ、海上交易国家・一支国を視覚的に体感します。
⑥ 一支国トピック
長さ 12m の巨大ジオラマで一支国の王都 原の辻の大集落を再現。喜怒哀楽の表情豊かな
160 体のフィギュア(高さ約 10cm)で、弥生時代の人々のくらしをいきいきと表現し
ています。農耕、市場、弔いなど 7 つのシーンで展開し、ジオラマを囲むように壁面には
弥生時代の土器や鉄製品、石製品など原の辻遺跡から出土した資料を展示しています。フ
ィギュアと実物資料が連動した展示演出が見どころです。
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●テーマ展示室
年 4 回の特別展を開催。歴史、自然、民俗、芸術文化等テーマで展示を行っております。
●キッズこうがく研究所(定員 100 名)
触る、つくる、組み立てる等の各種体験メニューにより、遊びと学びを通じて、考古学や歴
史が自然に身近になる新体験ゾーンです。
●その他施設
ミュージアムショップ、講座室、体験交流室、ボランティア室、多目的ホール、多目的交流
室、カフェ、屋上展望広場、展望室
●学習のポイント
・3F屋上展望広場は天気のいい日の昼食、記念撮影などにご利用頂けます。また展望広場と
4F 展望室からは原の辻遺跡が一望できます。
原の辻遺跡
・常設展示室の見学順路としては下記①~⑦までの通りです。修学旅行など団体様でのご利用
の場合は、
ビューシアターでの上映を 40 名までのグループにわけて頂ければ対応可能です。
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・施設内でバーチャル航海体験、さわれる出土品の展示、キッズこうがく研究所など様々な
体験学習型のアクティビティを用意しております。是非ご来館頂き歴史学習にお役立て下
さい。
・自然体験等のアクティビティ
壱岐にお越し下されば、博物館での歴史学習とあわせて島内での各種自然体験等を行う事
ができます。
シーカヤック体験や漁業体験、ペンダント作り等さまざまな体験型アクティビティが御座
います。是非壱岐島全体の魅力を存分に学習に生かして頂ければと思います。
詳細に関してのお問い合わせは、下記一般社団法人壱岐市観光連盟まで。
<一般社団法人壱岐市観光連盟>
ホームページ: http://www.ikikankou.com/
TEL : 0920-47-3700
シーカヤック体験
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大分県立美術館
ⒸHiroyuki Hirai
温暖で風光明媚、豊かな自然に培われた、柔らかな県民性と、アジアや西洋から異文化を
受け入れ吸収しながら、伝統や風習に融合してきた大分県。
大分市の中心に大分のユニークな文化風土にちなんだ「出会いと五感のミュージアム」
として、2015年4月に大分県立美術館は開館しました。
大分と世界、古典と現代、美術と音楽など、様々な出会いをテーマにした展覧会を通じ
て、みなさまに新たな発見や刺激をご提供します。
DATA
●住
所:大分県大分市寿町2番1号
●電話番号:097-533-4500
●ホームページ:http://www.opam.jp
●開館時間:10時00分~19時00分
※金曜日・土曜日は20時00分まで(入館は閉館の各30分前まで)
●休 館 日:原則無休(館内点検等による臨時休館を除く)
●駐 車 場:大型バスは乗降のみ可能(駐車は中型、マイクロバスまで)
※バスでご来館の場合、2週間前までに「団体利用申込書」をご提出ください。
●交
通:JR大分駅府内中央口(北口)から徒歩15分、大分ICから車で10分
●団体利用:コレクション展は、20名様以上から団体割引のチケットを販売いたします。
企画展は、展覧会ごとに定めます。
●3階 コレクション展示室
大分には、江戸期以降、数多くの美術家を輩出した、豊かな文化風土がある。こうした
美術家たちの秀作を、年6回の展示替えを行いながら紹介する。
コレクション展観覧料 一般250円/大学生・高校生150円(20名以上の団体料金)
※中学生以下は無料、高校生は土曜日に観覧する場合は無料。
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●2階 情報コーナー(無料)
目で楽しむブックギャラリーとして、企画展ごとに関連した書籍や利岡コレクションの
作品を展示。閲覧も可能。
3階コレクション展示室
3階コレクション展示室
(日本画)
(洋画)
2階情報コーナー
写真 3 点/ⒸHiroyuki Hirai
●2階 アトリエ、体験学習室
全身で美術を楽しむためのワークショップやレクチャーを開催。(無料)
●1階 展示室A、3階 展示室B
年間4回程度の企画展や県内外の美術団体による貸館事業を実施。(別料金)
●1階 アトリウム、その他施設(ホワイエ、屋外展示スペース、カフェ、ミュージアムシ
ョップ、研修室、多機能トイレ)
ガラス張りの開放的なアトリウム。気軽にアートを楽しめる空間が広がる。(無料)
1階アトリウム
ⒸHiroyuki Hirai
1階ミュージアム
ⒸHiroyuki Hirai
3階屋外展示スペース
(天庭)
●学習のポイント
2階では、「びじゅつって、すげえ!」をキーワードに、モノを見る楽しさを多くの人
に伝えるOPAM教育普及の活動や、身近な大分の美に着目し、県内全域の石や土、植物
などから様々な“美のカケラ”を集めてつくったオリジナル教材ボックスを紹介してい
ます。
常設のコレクション展では、大分県ゆかりの作家たちの作品を展示し、大分の風土や美
術史を学ぶことができます。企画展は時期により内容が変わりますので、その都度ご確
認いただくことをお勧めします。
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熊本県立美術館
熊本県立美術館は、国の特別史跡である熊本城の二の丸公園の一角に位置し、古代から
今日の美術まで網羅する総合美術館として昭和 51 年3月に開館しました。考古、絵画、
版画、彫刻、工芸、書蹟などが収蔵・展示され、なかでも装飾古墳室は古代の造形美をわ
が国における美術の原点としてとらえた特徴ある施設です。
平成4年 10 月に、千葉城町に県立美術館分館( TEL 096-351-8411
FAX
096-351-8566)が開館し、個人、グループ、団体の発表の場として利用されています。
平成 20 年4月には、
「細川コレクション 永青文庫展示室」が開館し、熊本ゆかりの永青
文庫の名品をご覧いただくことができるようになりました。
事業として、企画展、共催展、貸会場展など多彩な展覧会を開催する一方、教育普及活
動として講演会、子ども美術館(鑑賞とワークショップ)、実技講座、コンサートなどを行
っています。
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DATA
県立美術館
住
所
本館
県立美術館
分館
熊本市中央区二の丸 2 番
熊本市中央区千葉城町 2-18
電 話 番 号
096-352-2111
096-351-8411
ホームページ
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/
開 館 時 間
9:30~17:15
火曜~金曜 9:30~18:30
(入館は 16:45 まで)
(入館 18:00 まで)
土・日・祝 9:30~17:15
(入館は 16:45 まで)
休
館
日
月曜、年末年始 ※但し月曜が祝日の場合は開館、翌日が休館
駐
車
場
二の丸駐車場(有料)
通
〔熊本 IC から〕
交
国道 57 号線を熊本市街地方面へ車で約 30 分
〔益城・熊本空港 IC から〕
県道 36 号線(第二空港線)を熊本市街地方面へ車で約 40 分
●細川コレクション 永青文庫展示室
「細川コレクション 永青文庫展示室」は、平成20年 4 月に熊本県立美術館に開設され
た展示室で、美術館本館正面脇の多目的室を改装
して作られました。
エントランスロビーには、永青文庫の紹介番組が
上映されるハイビジョンモニターを備え、計 160
㎡の展示室では、およそ3ヶ月に 1 度展示替えを
行いながら、永青文庫の名品が 30 点~ 60 点程
度展示されます。
●装飾古墳室
熊本県の代表的な装飾古墳を実物とレプリカで再現したものです。
装飾古墳とは、石棺や石室あるいは横穴墓の内・外面に彫刻や彩色により文様や絵画な
どの装飾を施した古墳のことで、5世紀から7世紀
頃まで造られ、全国で 660 基(平成 22 年現在)
が知られていますが、九州の北・中部に集中的に存
在しています。とくに熊本県内には 196 基が分布
しており、装飾古墳の発生と展開などを考えるうえ
で注目されています。
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宮崎県総合博物館
1951(昭和 26)年に開館した宮崎県総合博物館は、1998(平成 10)年に体験型施
設としてリニューアルを行いました。宮崎県の自然と歴史を一度に体感できる唯一の博物
館です。
DATA
●住
所:宮崎県宮崎市神宮 2 丁目 4-4
●電話番号:0985-24-0041
●ホームページ:http://www.miyazaki-archive.jp/museum/index.html
●観 覧 料:常設展は無料、特別展は内容によって有料
●開 館 時 間:9 時 00 分~17 時 00 分(入館は 16 時 30 分まで)
●休 館 日:毎週火曜日、国民の祝日の翌日、年末年始、特別整理・燻蒸期間等
●駐 車 場:第 1・2 駐車場 150 台(無料)
●交
通
車:宮崎西 IC から車で約 15 分、宮崎 IC から約 20 分
バス:
「宮交シティ」で下車。
「3 番のりば」で番線 300 番代のバス(「古賀総合病院」
「綾・国富方面」行き等)に乗り換え 21 分、「博物館前」下車して徒歩3分。
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●常設展示室(自然史)[1階]
宮崎の自然をテーマにした1階の常設展示室では、
「宮崎の森」を再現している。照葉樹
林ジオラマには県内で見られる様々な動植物を配置し、さらに、
「宮崎の大地」には、県
内から産出した化石や岩石の展示があり、宮崎の自然をまるごと理解できます。
●みんなの情報室[1階]
自然史や歴史に関する書籍、植物標本や岩石標本、民俗資料、ビデオ等の視聴覚資料が
あり、自由に見たりさわったりできます。宮崎県内外の自然史・歴史の情報を提供して
います。
●常設展示室(歴史・民俗)[2階]
宮崎の旧石器時代から現代に至るまでの歴史について資料を展示する歴史展示室、国指
定重要有形民俗文化財 2260 点のうち半数以上の民俗資料を展示する民俗展示室があり、
宮崎の歴史と人々の生活を体感できます。
●特別展示室[2階]
年間 3~4 回の特別展を開催。巡回展や企画展などを開催しています。
●民家園
現在より約 150 年から 200 年前に建てられた地方独特
の建築様式をもった民家を昭和 47 年から昭和 53 年に
かけて移築復元し、公開しています。
●展示解説員
展示解説員が常駐し、展示室の資料について詳しい解説を行っている。また、週末には
「紙芝居」や「むかしのあそび」
、
「クイズラリー」などの様々な催しを週毎に行っていま
す。
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宮崎県立西都原考古博物館
西都原古墳群は、宮崎県の中央、西都市街地の西に位置する特別史跡で、その範囲は南
北4.2km・東西2.6km に及びます。古墳の数は、陵墓参考地の男狭穂塚・女狭穂塚
を加えた319基から成り立っています。
宮崎県立西都原考古博物館は、考古学専門のフィールドミュージアムとして、西都原古
墳群の一角に2004(平成16)年4月に開館しました。
南九州の人々の生きた証を見つめる「人と歴史の博物館」
、考古学の思想に基づき、スト
ーリーに沿った謎解きを展開する「考古博物館」と、様々な情報を検証する「考古学研究
所」で構成。常新をテーマに常に新しいものを展示しています。
DATA
●住
所:宮崎県西都原大字三宅字西都原西 5670 番
●電話番号:0983-41-0041
●ホームページ:http://saito-muse.pref.miyazaki.jp/web/index.html
●開 館 時 間:10 時 00 分~18 時 00 分(展示室入室は 17 時 30 分まで)
●休 館 日:月曜日(国民の休日と重なるときは翌日)
●入場料:無料
●駐車場:無料
●交通
車:宮崎市より国道 219 号線経由約 40 分、 東九州自動車道西都 I.C から約 10 分
バス:宮交シティより「西都原考古博物館前」行きもしくは、「西都原」行き約 70 分
「西都バスセンター」経由「西都原考古博物館前」で下車
(「西都バスセンター」からタクシーで約 10 分)
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●展示室(地下 1 階)
展示室は常に更新されていく「考古博物館」エリアと、蓄積された情報を検索できる「考
古学研究所」エリアがあります。考古博物館は「南九州の自然と人々の営み」
「古墳時代
前史」「前方後円墳の世界」「地下式横穴墓の世界」「古墳の終焉から律令期へ」「考古学
の世界」の六つのテーマで構成されています。考古学研究所は博物館の中の仮想的「研
究所」として、考古学の基礎的調査の方法や研究の過程を、多くの人々が追体験・再検
証できる場となっています。
●館内施設
総合案内、ホール(300 名)、セミナー室(70 名)、ミュージアムショップ、図書室・
閲覧室、情報利用コーナー、喫茶ラウンジ、多目的トイレ、救護室
●古代生活体験館
古代生活体験館は、様々な体験プログラムをとおして、
自然との共存、古代人の知恵と工夫、道具の利活用能
力などを学び、文化財愛護の精神と生きる力を身につ
けることを目指しています。
古代人の暮らしを体験学習する土器づくり、まが玉づ
くり、竹笛づくり、火起こし、蜻蛉玉づくりなどの体験講座を準備しています。
●学習のポイント
展示室(地下 1 階)では、本物の遺物に直接触れることのできる展示があります。石器、
土器に触れることで古代人の知恵と工夫に迫ることができます。
さらに、隣接する古代生活体験館において、土器や石器、勾玉などをつくる体験をする
ことによって、より理解を深めることができます。
団体(学校等)で申し込まれる場合は、博物館の見学、体験館での体験活動の計画につ
いては、予約の際に、受付スタッフにご相談ください。
(予約は原則、利用の1か月前まで)
*ボランティアによる展示解説(事前要申込み。
)
*古代生活体験館(事前予約なしで、いつでも体験可。)
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鹿児島県霧島アートの森
五感で楽しむ自然豊かな現代美術館
鹿児島県霧島アートの森とは、霧島連山の西に位置する自然に囲まれた野外美術館です。自
然の中で現代アートに触れてみてください。
アートホールでは、特別企画展、コレクション展、アジア作家招へい事業などを開催してお
ります。
DATA
●住
所:鹿児島県姶良郡湧水町木場 6320-220
●電話番号:0995-74-5945
●ホームページ:http://www.open-air-museum.org
●開館時間:9 時 00 分〜17 時00分(入園は 16 時 30 分まで)
●休 園 日:月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
、年末年始(12 月 29 日〜1 月 2 日)
●駐 車 場:200 台
●交
通:車/九州自動車道「栗野 IC」より約 20 分、
「鹿児島空港」より約 40 分
電車/JR「鹿児島中央駅」より日豊本線「隼人駅」のりかえ、肥薩線「栗野駅」
下車、町営ふるさとバスで約 20 分
バス/「栗野駅」または「いきいきセンターくりの郷」より、町営ふるさとバス
で約 20 分〜40 分
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●野外常設展
人間と自然をテーマに国内外の芸術家が制作した 23 点の野外彫刻作品が通年観覧できます。
●アートホール
年間 3 回程度のコレクション展、年 2 回の特別企画展、年 1 回のアジア作家招へい事業を
開催しています。
●その他施設
カフェ、ミニライブラリー、多目的スペース、創造の森美術室、多目的トイレ、救護室
●教育普及活動
教育普及活動では、団体向けのプログラムを各種用意しています。人数や滞在時間に合わせ
て、ご参加いただけます。また、雨天時のみの利用も歓迎します。
[プログラム例]
・ギャラリートーク
・ワンダースケッチ
・ミッションチャレンジ
・野外作品フォトラリー
・ワンダースケッチ
・みんなのアート工房(有料)
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鹿児島県奄美パーク
奄美の美しい自然や多様な文化、歴
史をビジュアルに紹介するとともに、
人々の交流の場となる「奄美の郷」と、
奄美の自然を描き続けた日本画家、田
中一村の作品を紹介する「田中一村記
念美術館」の二つの施設を中核として
います。
DATE
●住
所:鹿児島県奄美市笠利町節田1834
●T E L:0997-55-2333
●ホームページ:http://www.amamipark.com/
●開園時間:9時00分~18時00分(7・8月は9時00分~19時00)
●休 館 日:毎月第1・第3水曜日(祝日の場合は翌日)
(ただし、4月29日~5月5日、7月21日~8月31日、12月30日~1月3日は開園)
●駐 車 場:大型バス 7台 無料
●交
通:奄美空港から車で約5分
奄美の郷
●総合展示ホール
集落の空間的な広がりを表現した総合展示ホールでは、豊かな自然と深くかかわってきた人々
の暮らしぶりを、テーマ毎に「海の道」「シマの道」「森の道」と分けて実物大模型や映像で
紹介します。
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●奄美シアター
奄美シアターでは、「亜熱帯の輝き-奄美の海と森の物
語-」を上映しています。
黒潮に育まれた亜熱帯の島、奄美。独自の進化を遂げて
きた神秘的な自然や固有の動植物の力強い姿、そして、
自然とともに暮らす人々の姿を情感豊かに描き出します。
※上映時間 毎時15分・45分(約20分間)
●アイランドインフォメーション
奄美の各島々の文化や特産品、自然などの情報をリアル
に提供。思わず出かけたくなるような情報がたくさん入
手できます。
●その他施設
レストラン、売店、イベント広場、レクチャールーム、
多目的トイレ
田中一村記念美術館
●常設展示室
田中一村は明治41年(1908)に栃木県に生まれた
日本画家。
昭和33年50歳で奄美大島に移住。紬工場で染色工と
して働き、蓄えができたら絵を描くという生活を繰り返
し、亜熱帯の植物や動物を描き続け、独特の世界を作り
上げました。
常設展示室は「東京時代」「千葉時代」「奄美時代」に
分かれており、年4回入替を行い80数点ずつ常設展示
しています。
●特別展示室
一村生誕100年の年に増築されました。田中一村が青
龍展で入選を果たした「白い花」や、徹底した観察と描
写による「花と軍鶏」などの屏風や襖絵を展示していま
す。
●その他施設
企画展示室、ガイダンス室、図書資料室
●学習のポイント
奄美の自然、歴史、文化を映像や展示などで楽しく学ぶことができます。展示施設に設置され
たクイズラリーや、移築した古民家には昔懐かしい遊び道具、八月踊りを体験できるコーナー
もあります。
また、サッカーボールやバトミントンなどの遊具も無料で貸し出しており、屋外の芝生広場で
自由に御利用できます。
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沖縄県立博物館・美術館
沖縄県立博物館・美術館は、平成 19 年に、那覇市首里にあった旧沖縄県立博物館が那
覇市おもろまちに移転し、美術館を併設した沖縄県立博物館・美術館として開館しました。
約9万件の博物館資料、郷土の芸術家を中心としたアート作品、ワクワクする演出やPC
コンテンツなど、五感で楽しむことのできる施設となっています。
DATA
●住
所:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
●電話番号:098-941-8200
● ホームページ:http://www.museums.pref.okinawa.jp/index.jsp
●開館時間:9時 00 分~18 時 00 分(金曜日・土曜日は 20 時 00 分まで)
※入館は 30 分前まで
● 休 館 日:月曜日(月曜日祝日の場合は開館。翌平日が休館)
● 駐 車 場:一般 140 台、大型バス 10 台
*詳細はお気軽にお問い合わせください。
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●博物館常設展
常設展へのアプローチでは、イノー(ラグーン)に広がる
サンゴ礁を足元に見ながら、島に上陸するような感覚を体験
することができます。また、琉球列島の成り立ちと生物の進
化をテーマとした映像とともに、1万8千年前の原始の沖縄
に暮らした港川人とその時代の動物相の再現模型を展示して
います。
「シマの自然とくらし」のコーナーには、鹿児島から台湾まで
の海域に散在する琉球列島の島々を壮観できる大型ジオラマを
配置し、島々の特徴ある自然・歴史・文化を紹介しています。
●美術館コレクション展
コレクション展は、沖縄の作家を中心に収集した約 3,500
件の収蔵資料からテーマ展示の形式で公開しています。
本土と異なる風土と歴史の中から培われた独特な芸術作品を
楽しむことができます。
●ふれあい体験室
ふれあい体験室には、「自然のしくみ」や「先人の知恵」をテーマに、じかに手に取っ
て観察し、考えながら学習することができる体験キットが準備されています。サンゴ礁を
すみかとする生き物たちの共生
や、グスクの石積みの技術、ま
た沖縄の島コトバや民具など常
設展示の内容とリンクし、子供
達に展示内容について興味をも
ってもらう糸口となるよう構成
されています。
●情報センター
情報センターは、沖縄の自然・歴史・美術・文化等に関する情報、および図書資料等を
ゆっくり閲覧できるスペースとなっています。また、当館のお問い合わせ窓口となってお
り、展示室での疑問・質問、収蔵品の検索など専門の学芸員に対する質問や団体見学の受
け付けを行っています。 また、博物館常設展・美術館コレクション展の音声ガイダンスの
貸し出しも行っております。
●その他施設
カフェ、ミュージアムショップ、講座室、講堂(350 ㎡、212 席)、救護室、屋外活
動スペース博物館・美術館野外展示など。
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Yamaguchi Prefectural Art Museum
山口県立美術館
山口県にゆかりのある作家の日本画・洋画・彫刻を中心に収蔵。
1~2ヶ月ごとの展示替えによるコレクション展でご紹介しています。
郷土ゆかりの作品にふれる、緑豊かな美術館
■コレクション展
山口県立美術館の収蔵品を中心に、テーマごとに作品をご紹介する小企画展。
香月泰男の「シベリア・シリーズ」をはじめ、松田正平、小林和作の作品や戦後日本を代表する写真家の
オリジナルプリントなどの所蔵作品約4,200点(寄託品を含む)は、1~2か月ごとに展示替えを行うコレクシ
ョン展にて随時テーマごとにご紹介しています。なかでも、室町時代の雪舟とその後継者である雲谷派
の画家や、森寛斎、狩野芳崖などの日本美術は、平成24年春のリニューアルで設置した24畳の展示室
で、畳の上に座ってゆっくりご鑑賞いただだくことができます。
展示室 A
展示室 B
展示室 C
※当日の展示内容は、こちらの写真とは異なります。
観覧料
18歳以下および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する方、学校団体見学における引率の先生方は無料。
■特別展
詳しい展覧会スケジュールにつきましては、山口県立美術館ホームページをご覧いただくか、もしくはお電話
で山口県立美術館までお問合せください。
■その他の施設
ロビーから望む野外彫刻の並ぶ中庭《県美の森》は、四季折々の表情をお楽しみいただけます。ミュージ
アムショップと館内カフェは、チケットをお持ちでない方もご利用いただけるスペースです。
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〈美術館でできること〉
修学旅行など学校団体で山口県立美術館をご利用される場合には、学年や人数にあ
わせた学芸員によるギャラリートーク、鑑賞プログラムを実施いたします。
◇来館時案内
展示室に入る前にロビー等で、美術館の概要、鑑賞マナー、展覧会の内容と見どころを学芸員が紹介
します。(約5~10分)
◇ギャラリートーク
学芸員が作品解説をしながら、展示室をツアー形式でめぐります。
開催中の展覧会や、子どもの学年に合わせたトークで、より深く、楽しく鑑賞することが出来ます。
人数が多い場合は、数グループに分けて行います。
■見学モデルプラン
プラン1
グループに分かれて
ギャラリートーク
(約60~90分)
プラン2
(約45~60分)
来館
ロビーにて
来館時案内
(約10分)
自由に鑑賞
自由に鑑賞
ロビー集合
あいさつ
(約5分)
退館
プラン3
自由に鑑賞
プラン4
自由に鑑賞
学校見学の申し込み方法:
山口県立美術館ホームページをご覧ください。または、お電話にてお問い合わ
せくださいませ。
所在地
〒753-0089 山口県山口市亀山町3-1
TEL: 083-925-7788 Fax:083-925-7790
ホームページ http://www.yma-web.jp/
開館時間
休館日
9:00~17:00 (入館は16:30まで)
月曜日
※月曜日が祝日・休日の場合は開館
※特別展開催中のファーストマンデー(第1月曜)は開館
年末年始 (1/2 から開館)
展示替え、館内整備等による臨時休館期間
※詳しくは、ホームページをご覧いただくか、お電話でお問い合わせください。
アクセス
電車の場合 : JR新山口駅から山口線に乗り換え山口駅下車、徒歩約15分
お車の場合: [山陽自動車道] 防府東ICから車で約25分
[中国自動車道(広島方面から)] 山口ICから車で約15分
[中国自動車道(九州方面から)] 小郡ICから車で約25分
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Hagi Uragami Museum
山口県立萩美術館・浦上記念館
浮世絵、東洋陶磁、陶芸の3つの分野を専門とする美術館です。
“浮世絵“や萩焼をはじめとする”やきもの”の作品を展示しています。
世界遺産「萩城下町」に隣接する美術館
萩城下町に隣接する専門美術館
■普通展示(山口県立萩美術館・浦上記念館の収蔵品展示)
普通展示では収蔵品を定期的に入れ替えながらテーマ展示しています。山口県立萩美術館・浦上
記念館は1996年に開館。2010年には陶芸の振興を目的に陶芸館を増築。
歌川広重、葛飾北斎らの浮世絵、中国・朝鮮・日本などの東洋陶磁、 400年の歴史を有する萩焼
をはじめとする近現代の陶芸作品を収蔵しています。
旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では、2つ星の観光施設として紹介
されています。
※掲載の作品は常設展示ではありません。
展示内容については、美術館までお問い合わせください。
浮世絵
東洋陶磁
陶芸
■特別展示
展覧会スケジュールおよび内容については、山口県立萩美術館・浦上記念館ホームページをご覧いた
だくか、お電話(0838-24-2400)またはFAX(0838-24-2401)にて美術館までお問合せください。
■観覧料
18歳以下、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する方、学校団体引率の先生方は無料。
■その他の施設
カフェ、ミュージアムショップ、レファレンスコーナー
多目的トイレ、車いす兼用エレベーター
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山口県立萩美術館・浦上記念館は、萩城下町に隣接しています。
平成27年7月には、萩市にある萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡・大板山たたら製鉄
遺跡・萩城下町・松下村塾の5つの資産が「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産
登録されました。
美術館を拠点として、萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡・萩城下町・松下村塾の4つの
資産を自転車で観光することが可能です。
山口県立萩美術館・浦上記念館の収蔵品について
◆浮世絵
世界に3点しかない葛飾北斎の美人大首絵「風流無くてなゝくせ 遠眼鏡」や歌川広重の
「東海道五十三次之内」をはじめ、江戸時代から明治時代にかけて活躍したを代表的する浮
世絵師の名品を有しています。約1ヶ月ごとに、歴史や風俗、シリーズなどのテーマを変え
ながら作品を入れ替えています。
◆東洋陶磁
当館の東洋陶磁は前近代における中国・朝鮮・日本の陶磁器が中心で、中国陶磁は新石器
時代から明時代まで、朝鮮陶磁は高麗時代と朝鮮時代、日本陶磁は萩焼を核に江戸時代のも
のでそれぞれ構成されています。今日も多くの人々を魅了する古陶磁をテーマに沿って展示
しています。
◆陶芸
文化勲章受章者や文化功労者、重要無形文化財保持者(人間国宝)、山口県指定無形文化財
保持者といった巨匠たちの作品をはじめ、山口県在住や山口県ゆかりの陶芸家たちの作品な
ど近現代陶芸作品・資料を収蔵しています。とくに近現代萩焼に関しては太平洋戦争前後か
ら現代までの茶陶や花器、オブジェ作品の代表的な作品が充実しています。
◇来館時案内 (要事前予約)
来館時に美術館の概要や鑑賞マナーを職員が紹介します。(約5~10分)
◇学校見学の申込方法
お電話(0838-24-2400)にてお問い合わせください。
展示内容、駐車場や来館時のご案内など承ります。
所在地
〒758-0074 山口県萩市平安古町586-1
TEL: 0838-24-2400 Fax: 0838-24-24017
ホームページ http://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/
開館時間
9:00~17:00 (入場は16:30まで)
休館日
月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館)
年末年始 (1/2 から開館)
展示替えおよび館内整備等による臨時休館期間
アクセス
18歳以下および
学校団体の引率の先生は
無料
※詳細は美術館までお問い合わせください。
[新山口駅から]
・防長バスまたは中国JRバスで萩・明倫センターまたは萩バスセンター下車。
萩・明倫センターから徒歩約5分。萩バスセンターから徒歩約12分。
[山口宇部空港から]
・萩近鉄タクシー(乗合タクシー)約70分。(利用前日までの要予約)
[JR山陰本線]
・JR萩駅から萩循環まぁーるバス約30分。
・JR東萩駅から萩循環まぁーるバス約30分。
・JR玉江駅から徒歩約20分。
[自動車]
・「中国自動車道」美祢東JCT経由、「小郡萩道路」絵堂ICから約20分。
・「山陰自動車道」三見ICから約10分。国道191号沿い。
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秋吉台国際芸術村
日本最大級のカルスト台地「秋吉台」は、三億年前に海の中で生まれたサンゴ礁が長い年
月をかけて形を変えた石灰岩でできており、特別天然記念物、国定公園に指定されています。
2015 年には日本ジオパークに認定されました。
その秋吉台のふもとに、音楽、美術、ダンス、演劇など幅広い芸術文化の創作・発表・
交流の場として 1998 年に秋吉台国際芸術村は開館しました。
国内では珍しい「宿泊施設のある文化施設」として、合宿や研修など滞在型の催物に活
用されています。いつきても、アートに溢れた施設ですので、大規模校の受入から、数人
単位の班別行動まで、幅広いスタイルでの修学旅行等に活用できます。
また、世界的な建築家の磯崎新が設計しており、建築物としても見どころのある施設で
す。萩・長門、山口、下関などの観光地に 1 時間以内でアクセスできる好立地。観光の拠
点としてもご利用いただけます。
DATA
●住
所:山口県美祢市秋芳町秋吉 50
●電話番号:0837-63-0020
●ホームページ:http://www.aiav.jp
●施設見学時間:午前 9 時~午後 5 時
●休館日:年末年始
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●駐車場:250 台(臨時駐車場を含む)
、大型バス 3 台 無料
●交通:小郡萩道路秋吉台 I.C.から車で 5 分
●コンサートホール
約 300 席
秋芳洞を模してデザインされたホール空間は響きがよく、声楽や弦楽器の演奏に適
しています。地元産の石材を使用して作られたロビーでは、探せば化石が見つかり
ます。
●研修室 3 室
二階吹き抜けの広い空間は、制作意欲を掻き立ててくれます。うち 1 室は舞踊な
どに利用できるよう、鏡と弾性床仕様。
●スタジオ 7 室
●ギャラリー
ほぼ年間を通じて国内外の新進アーティストの作品展示を行っています。
●展示・海外アーティストとの交流等
芸術村主催の展覧・イベント開催時には、解説員が作品の解説やご案内をします。
また多くの海外アーティストが創作活動をしていますので、その活動の模様や、交
流体験なども可能です(コーディネーターによる通訳対応可)。なお、事前にご相
談ください。
●宿泊室 36 室
和室 28 室、洋室 8 室、最大 100 名まで宿泊可能。豊かな自然の中の簡素なしつ
らえは、日常の煩わしさから解き放ってくれます。
●近隣観光地
<秋芳洞>
車で 5 分
<秋吉台>
車で 10 分
<別府弁天池(名水百選)>
車で 15 分
<秋吉台エコミュージアム>
車で 20 分
<長登銅山跡> 車で 10 分
<美祢市化石館・美祢市化石採集場(美祢市歴史民俗資料館)> 車で 20 分
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