...

銀行と金融機関におけるビジビリティの拡大

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

銀行と金融機関におけるビジビリティの拡大
銀行と金融機関におけるビジビリティの拡大
// ソリューション概要
銀行 / 金融サービスの環境で急増するオムニチャネルの管
理の課題
銀行と金融機関では複数の地域に広がる支店から営業部門まで、商
取引や情報の流れが劇的に増加しています。また、業界と技術の課
題によって、マルチチャネルの金融サービス業界ではトラフィック
の監視と管理を改善する必要に迫られています。たとえば以下のよ
うな課題です。
• 銀行の急速なデジタル化による顧客取引の利便性の向上と競合
他社との差別化
• オンラインやモバイルなどの複数チャネルの普及による中核取
引やインターネット取引における詐欺のリスクとセキュリティ
脆弱性の急増
• 中央銀行と規制当局によるコンプライアンス、マネーロンダリ
ング防止、リスク監視の義務の厳格化
• 顧客分析および CRM テクノロジへの増資による競争力の強化、
リアルタイムの意思決定のサポート、顧客対応における付加価
値の増加
また、顧客との対面取引に代わり、デジタル・データ化を進め、情
報を最大限に活用した市場分析によってシェア拡大を図っていま
す。
ビジビリティの拡大による複雑な管理と監視の課題解決
今日の変化の激しいビジネス・モデルと破壊的技術がもたらす課題
に加え、必要な情報を監視して処理および抽出することは、競争の
厳しい金融サービス業界で差別化を図る上でますます重要になって
います。いまや銀行の管理チームにとってデータを統合および保護
し、意思決定に必要な情報を迅速かつ効果的に提供することは必要
不可欠です。
Gigamon の Visibility Fabric ™は、IT ネットワーク・インフラス
トラクチャとあらゆる場所に保存されたデータへのアクセスが必要
なツールの間に配置して、トラフィックのビジビリティを効果的に
拡張することを目的に開発されています。異なる地域、異なる技術、
そして仮想化ネットワーク、SDN、クラウドコンピューティング
などの異なるデータプラットフォームを監視するのに必要なビジビ
リティを確保できます。
ビジビリティ・ファブリックの利点
• 広範でインテリジェントなビジビリティを確立し、リアルタイ
ムの詳細情報を獲得
• 監視の一元化と運用の簡略化により設備投資と運用コストを削
減
• 適切なトラフィックを適切なツールに提供し、ツールのパ
フォーマンスを最適化して ROI を向上
• 本番環境のネットワークに影響しないリアルタイムの動的な
ネットワーク・トラフィックへのアクセスと効果的な利用
• データにアクセスする監視ツールや IT 部門間での競合を排除
• ネットワーク・ニーズの拡大やネットワーク・トポロジの変更
に合わせて拡張可能なプラットフォーム
銀行の支店とリモート・オフィスの成長に必要な柔軟性を提
供するエントリー・レベルのソリューション
Ovum 社 1 の『Retail Banking IT Priorities for 2014 and Spending Forecasts to 2018 Report(2014 年小売銀行の IT 優
先順位と 2018 年までの支出の予測レポート)』によると、一部の
顧客が対面での単純なサービスや複雑な説明を希望する一方で、支
店は変革プロジェクトに着手することが予測されています。多くの
銀行はその支店の中心をサービスからセールスに移行しています。
支店のように少数のポートとセキュリティ / 分析のツールで事足り
るサイトにとって、「パッケージ化されたビジビリティ」ソリュー
ションの GigaVUE-HB1 は経済的なエントリー・レベルのビジビ
リティ・ファブリック・ノードです。単一のアプライアンス・プラッ
トフォームとしてスタンドアロンの構成(図 1 参照)に導入して、
小規模な銀行の支店やネットワーク、データ・センター、投資管理
会社から重要なアプリケーションを運用している大規模なリモート
オフィスまで、金融機関のトラフィック監視のニーズに対応できま
す。
GigaVUE-HB1 ビジビリティ・ファブリック・ノードは柔軟性に優
れ、オンサイトのツールにトラフィックを送信できるだけでなく、
最大スループット 2.5TB の高容量 GigaVUE ファブリック・ノード・
クラスタへのトラフィックをトンネリングするエンド・ツー・エン
ドのビジビリティ・ソリューションとしても活用できます。
* 将来計画
1
Ovum 社『Retail Banking IT Priorities for 2014 and Spending Forecasts to
2018 Report
(2014 年小売銀行の IT 優先順位と 2018 年までの支出の予測レポート)』
© 2012-2014 Gigamon. All rights reserved.
1
銀行と金融機関におけるビジビリティの拡大
// ソリューション概要
アプリケーション・
サーバー
可能になります。タイム・スタンプ機能は正確なだけでなく、起点
のハードウェアベースのタイム・スタンプがサポートされるため、
取引頻度の多い株式トレーダーや証券会社など、要求の厳しい金融
機関の環境にも対応できます。また、ナノ秒レベルの正確性でトラ
ンザクションの遅延を分析、評価および管理して調整できます。こ
のようなビジビリティの機能によって監視ツールで遅延の原因を特
定および排除できるため、迅速で正確なトランザクション・サイク
ルが実現します。
管理の効率と競争力の向上
図1:ネットワーク・ポートとツール・ポートの両方がGigaVUE-HB1
ファブリック・ノードに直接接続されたスタンドアロン構成
複雑で変化の多い金融業界の管理チームは可能な限りリアルタイム
で監視し、ビジビリティ・ツールによって変化するリスクを予測
して、その変化に適応することによって持続的な成長、パフォー
マンス、競争力を確保する必要があります(図 2 参照)
。Gigamon
Visibility Fabric を使用すると、銀行と金融機関は以下が可能になり
ます。
•デジタル・サービスで顧客の利便性のニーズに対応 金融サービスのトラフィックの統合、フィルタリング、リプリ
ケーションおよび変更により支店での使用を可能にし、監視 /
分析ツールの一元化によりサービス・パフォーマンス・レベル
を確保し、オムニチャネル戦略に合わせた顧客体験管理の目標
を達成できます。
•詐欺のリスクとセキュリティ脆弱性の最小化 トランザクション・データの情報パケットの操作および変換に
より、セキュリティ監視ツールに転送するトラフィックの品質
が向上し、脅威の早期発見と迅速な管理が可能になり IT 部門
の作業が軽減されます。
•コンプライアンスの効率的な管理とプライバシー保護 パケットが監視 / 分析ツールに到達する前にパケット・スライ
シングとデータ・マスキングによって機密情報を削除すること
でデータの機密性を確保できるため、マネジメントはレポート
に必要な情報のみを確認できるだけでなく、コンプライアンス
とプライバシーの標準にも準拠できます。
•顧客分析と CRM テクノロジの活用 図2:優れた拡張性によるハイ・ボリューム、ハイ・スピードの監
視とトラフィック・データの提供
優れた拡張性によるハイ・ボリューム、ハイ・スピードの監
視とトラフィック・データの提供
監視には優れた拡張性、ハイ・ボリューム、ハイ・スピードのビジ
ビリティ・プラットフォームに加え、トラフィック間の高度でステー
トフルな効果的な関連付けが必要です。強力な Flow Mapping® と
GigaSMART® テクノロジを導入すると、データをフィルタリング、
レプリケート、集約し、さらにはボリュームを最小化してから低速
のツールに送信したり中央の監視ツールへトンネリングすることも
信頼性と品質に優れた情報パケットが管理 / 分析ツールにリア
ルタイムで提供されるため、サービス差別化要因を特定し、支
店、オンライン、モバイルでコンタクトした顧客に高付加価値
の製品を特定できます。
Gigamon のソリューションは、世界中の企業やデータ・センター、
サービス・プロバイダに導入されています。これには、Fortune
100 に選ばれた 60 社以上の企業、銀行、金融機関も多数含まれ
ます。詳細については、www.gigamon.com/networkvisibility-for-financial-services をご覧ください。
© 2012-2014 Gigamon.All rights reserved.GigamonとGigamonのロゴは、米国と他の各国におけるGigamonの商標です。Gigamonの商標の一覧は、www.gigamon.com/legal-trademarksに掲載されてい
ます。他の商標はすべて、それぞれの所有者の商標です。Gigamonは、この出版物を予告なしに変更、修正、移譲、あるいはその他の形態で改訂する権利を有します。
Gigamon® | 3300 Olcott Street, Santa Clara, CA 95054 USA | 電話番号 +1 (408) 831-4000 | www.gigamon.com/network-visibility-for-enterprise-jp JP-3108-01 04/14
Fly UP