...

平成27年度 事業報告書 PDF

by user

on
Category: Documents
24

views

Report

Comments

Transcript

平成27年度 事業報告書 PDF
平 成 27 年 度
事
業
報
告
自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日
公益財団法人 東電記念財団
目
次
ページ
概要 .......................................................................... 1
1.事業部門 .................................................................. 2
(1)研究助成(基礎研究) ..................................................... 2
(2)研究助成(一般研究) ..................................................... 5
(4)奨学金給付 .............................................................. 12
(5)平成 27 年度研究助成(基礎研究)新規採択テーマの概要 ...................... 14
2.管理部門 ................................................................. 17
(1)理事会・評議員会の開催................................................... 17
(2)株式保有が 20%以上 50%以下となる株式会社の概要 ........................... 17
(3)法人寄付 ................................................................ 18
3.参考資料 ................................................................. 19
(1)平成 27 年度役員・評議員.................................................. 19
(2)平成 27 年度審査委員 ..................................................... 20
概要
当財団は、昭和 61 年度に寄附行為(定款)を変更して以降、助成事業を拡大し、平成 22 年 6 月の公
益財団法人の認定後も電気・エネルギー分野の創造的な基礎研究および一般研究の推進、若手研究者の
育成等を目的とした国際技術交流援助および奨学金の給付を行ってきた。
この結果、平成 27 年度末には、贈呈者の累計 1,262 名、贈呈総額 25 億円を超えるに至った。
今後も、公益財団法人に求められる事業運営の更なる透明性の確保とガバナンスの強化に努めるとと
もに、効率的な財産運用による収支向上を図り、助成事業を着実に継続していく。
〈平成 27 年度採択助成事業〉
平成 27 年度の助成事業は、4 月に財団ホームページで公表したほか、全国 92 大学の理工学系の学部・
附置研究所など 126 箇所にポスターを送付して周知した。
事業内容
平成 27 年度新規採択件数
平成 27 年度新規採択額
研究助成(基礎研究)
7件
6,500 万円
研究助成(一般研究)
16 件
1,600 万円
国際技術交流援助
23 件
400 万円
6件
780 万円
奨学金給付
合 計
9,280 万円
1
1.事業部門
(1)研究助成(基礎研究)
研究助成(基礎研究)は、優れた若い研究者が基礎研究分野において、早く成果を出し広く世の中で
活躍できるように自由な研究環境を提供することを主旨としている。
本年度の新規採択については、応募総数 38 件の中から、審査委員会(委員長:小山二三夫、東京工業
大学教授)において、書類 2 回および面談 1 回による厳正な審査を経て、平成 28 年 3 月の理事会にて 7
件の採択を決定した。
(⑨参照)
また、平成 24 年度以降の採択者の継続助成についても面談による中間審査を行った結果、9 件全てに
おいて助成継続が適当であるとの結論を得た。(⑩参照)
この他、3 件が本年度で 2~3 年の研究期間を終了した。(⑪参照)
①対
象: 電気・エネルギー関連の産業・生活に関わるエネルギー技術を向上させる基礎的な研究
② 助 成 額: 総額 700~1,000 万円以内/件(研究期間:2~3 年)
③ 助成期間: 平成 28 年 4 月~申請研究期間最終年度 3 月
④ 申込資格: 国内の大学、または同等の研究機関に所属する若手研究者。
(原則として 40 歳程度まで)
※学生は対象外。
⑤ 募集期間: 平成 27 年 4 月~9 月 30 日
⑥ 応募総数: 38 件
⑦ 審査方法: 書類審査 2 回と面談審査 1 回の計 3 回の審査を実施
⑧ 審査過程:
・平成 27 年 9 月 30 日:
募集締切、第一次審査開始
・平成 27 年 11 月 9 日:
審査結果回収、集約
・平成 27 年 11 月 19 日:
第 1 回審査委員会(日本工業倶楽部)にて、第一次審査通過者 17 名を
選定
・平成 27 年 11 月 30 日:
第二次書類審査開始
・平成 28 年 1 月 4 日:
審査結果回収、集約
・平成 28 年 1 月 14 日:
第 2 回審査委員会(日本工業倶楽部)にて、第二次審査通過者 9 名を選
定
・平成 28 年 1 月 29 日:
第 3 回審査委員会(日本工業倶楽部)にて、9 名の面談審査を行い、理
事会への答申のため、最終採択候補者 7 名を選定。その他、助成継続者
の面談審査も行い、全員が研究継続可であると判断した。
・平成 28 年 3 月 9 日:
第 2 回通常理事会(日本工業倶楽部)にて、平成 27 年度基礎研究助成
新規贈呈対象者 7 名が承認された。
2
⑨ 平成 27 年度研究助成(基礎研究)新規採択者一覧
No.
氏名
(50音順)
所属
役職
研究題目
研究
期間
(年)
1
網代広治
奈良先端科学技
術大学院大学
特任
准教授
高効率ガスハイドレード防止剤のための高分子
合成
3
2
安藤景太
慶應義塾大学
専任
講師
液中レーザー誘起現象における熱力学的散逸の
定量評価のための計測法の開発
2
室温超伝導への挑戦
2
3
大口裕之
東北大学
准教授
4
庄司雄哉
東京工業大学
准教授
次世代光信号処理ネットワーク実現に向けた磁
性光メモリの開発
3
5
竪
九州大学
准教授
ナノ光技術を活用した高収率光エネルギー変換
シートの開発
3
6
塚原剛彦
東京工業大学
准教授
機能性拡張ナノ空間を利用した革新的金属イオ
ン分析法の開発
3
7
山内悠輔
物質・材料研究
機構
独立
研究者
分子鋳型を活用した新規 Li-ion 電池用負極材
料の開発
2
直也
助成金
支出
年度
各年度
助成額
(万円)
H28
H29
H30
530
300
70
H28
700
H29
300
H28
500
H29
400
H28
H29
H30
H28
H29
H30
H28
H29
H30
280
510
210
600
300
100
200
250
250
H28
400
H29
600
助成
総額
(万円)
900
1,000
900
1,000
1,000
700
1,000
合計
6,500
⑩ 平成 27 年度研究助成(基礎研究)継続採択者一覧(No.1 平成 24 年度採択、No.2~4 平成 25 年度採択、
No.5~9 平成 26 年度採択)
氏名
No. (採択年度毎
50音順)
所属
役職
研究題目
研究
期間
(年)
1
中村芳明
大阪大学
教授
新規ナノ構造を用いた高性能Si系熱電材料の
開発
4
2
井上修平
広島大学
准教授
ノンレアメタルナノ粒子を利用した革新的蓄電
池の機構解明と開発
3
3
米谷真人
東京大学
特任
准教授
電磁波を用いた界面直接加熱による超低消費エ
ネルギー反応・材料プロセスの構築
3
4
吉川元起
物質・材料研究
機構
独立
研究者
非侵襲性呼気診断に向けた受容体層歪みエネル
ギーを介した気体分子の動的電気信号変換技術
の開発
3
5
岩崎孝之
東京工業大学
助教
次世代低損失ダイヤモンドパワーエレクトロニ
クス実現に向けた原子レベルセンサによるデバ
イス評価技術の開発
3
6
塩見
淳一郎
東京大学
准教授
界面フォノンエンジニアリングを駆使した高性
能シリコン熱電変換材料の開発
2
関谷 毅
大阪大学
大規模インフラ管理に資する大面積シート型環
境センサの開発
2
振動発電エネルギーハーベスティングのための
高性能逆磁歪材料の開発
3
イオン液体を用いた流動型熱電変換の研究
3
7
8
藤枝 俊
東北大学
9
村上陽一
東京工業大学
教授
助教
准教授
3
助成金
支出
年度
各年度
助成額
(万円)
H25(済)
H26(済)
H27(済)
H28(延長)
H26(済)
H27(済)
H28
H26(済)
H27(済)
H28
H26(済)
H27(済)
H28
H27(済)
H28
H29
350
400
150
100
600
200
80
610
320
70
300
500
200
700
200
100
H27(済)
510
H28
490
H27(済)
700
H28
300
H27(済)
H28
H29
H27(済)
H28
H29
435
394
116
300
500
200
助成
総額
(万円)
1,000
880
1,000
1,000
1,000
1,000
1,000
945
1,000
⑪ 平成 27 年度研究助成(基礎研究)終了者一覧
No.
氏名
(50音順)
1
冨士田
誠之
所属
大阪大学
役職
研究題目
研究
期間
(年)
准教授
テラヘルツ波フォトニック結晶と金属微細構造
の融合
2
2
松井浩明
産業技術総合研
究所
主任
研究員
産業用イオン加速器を用いた高温超電導線材の
高特性化技術の研究
3
3
森 昌司
横浜国立大学
准教授
ぬれ・細孔構造を制御した高機能ハニカム多孔
質体による超高熱流束除去への挑戦
2
4
助成金
支出
年度
各年度
助成額
(万円)
H26(済)
550
H27(済)
450
H25(済)
H26(済)
H27(済)
560
300
140
H26(済)
600
H27(済)
300
助成
総額
(万円)
1,000
1,000
900
(2)研究助成(一般研究)
研究助成(一般研究)は、特に電気・エネルギーの産業技術に係わるユニークな課題を発掘し、この
領域の技術で広く関係者の関心を呼び起こすことを狙いとしている。
本年度の新規採択については、応募総数 74 件の中から、審査委員会による予備審査および本審査を慎
重かつ厳正に行った結果、平成 28 年 3 月に 16 件の採択を決定した。(⑨参照)
また、継続 9 件についても着実な成果を確認し、引き続き助成することを決定した。(⑩参照)
この他、8 件が本年度で 1~2 年の研究期間を終了した。(⑪参照)
①対
象: 電気・エネルギーの分野における課題を解決する独創性があり、関係者の関心を集め
る研究・活動
② 助 成 額: 100 万円以内/件(研究期間:1~2 年)
③ 助成期間: 平成 28 年 4 月~申請研究期間最終年度 3 月
④ 申込資格: 国内の大学、または同等の研究機関に所属していること。
(役職・年齢に制限なし)
⑤ 募集期間: 平成 27 年 4 月 1 日~6 月 30 日
⑥ 応募総数: 74 件
⑦ 審査方法: 予備と本審査申込書を各審査資料として、2 種類・2 段階の書面審査を実施
⑧ 審査過程:
・平成 27 年 6 月 30 日:
募集締切、予備審査開始
・平成 27 年 8 月 7 日:
審査結果回収、集約
・平成 27 年 8 月 20 日:
各審査委員からの審査結果集約に基づき、審査委員長が予備審査通過者
33 名を選定
・平成 27 年 9 月 1 日:
予備審査結果の理事長決裁後、各応募者に結果通知
・平成 27 年 10 月 30 日:
本審査申込書提出締切、審査開始
・平成 27 年 12 月 14 日:
本審査結果回収、集約
・平成 28 年 1 月 14 日:
平成 27 年度第 2 回審査委員会にて、本審査結果集約を基に最終候補 16
件(内、補欠 2 件)、を選定
・平成 28 年 3 月 7 日:
本審査結果の理事長決裁後、各応募者に結果通知
5
⑨ 平成 27 年度研究助成(一般研究)新規採択者一覧
No.
氏名
(50音順)
1
伊藤靖仁
名古屋大学
2
稲田優貴
埼玉大学
所属
役職
研究題目
研究
期間
(年)
准教授
亜鉛電析を伴う固液界面近傍における現象解明
と電析制御
1
助教
電子密度可視化センサと可変型インパルス電圧
発生器を用いた放電活性種の生成機構解明
2
助成金
支出
年度
各年度
助成額
(万円)
H28
100
H28
50
H29
50
助成
総額
(万円)
100
100
3
今榮一郎
広島大学
准教授
アルコキシチオフェンを部分的に含むオリゴ/
ポリチオフェンの熱電変換材料への応用
1
H28
100
100
4
鵜野将年
茨城大学
准教授
再生エネルギーシステムにおいて複数台コン
バータの一体化を可能とするマルチポートコン
バータの開発
1
H28
100
100
5
遠藤洋史
富山県立大学
講師
相分離型カーボンナノシートにるフレキシブル
微細リンクル配線技術の確立
1
H28
100
100
6
大塚朋廣
理化学研究所
特別
研究員
高速量子ドットプローブによる固体微細構造中
局所電子状態の評価手法の研究
1
H28
100
100
7
岡本浩明
山口大学
准教授
有機ゲル電解質への応用を目的とした非プロト
ン性有機ゲル化剤の開発
1
H28
100
100
8
荻原陽平
東京理科大学
助教
バイオマス資源のシラン還元剤によるファイン
ケミストリーへの利用
1
H28
100
100
9
久保田繁
山形大学
准教授
屈折率3次元ナノ制御による有機薄膜太陽電池
の光反射防止技術
1
H28
100
100
10
櫻井庸明
京都大学
助教
熱力学的に安定な電子ドナー・アクセプター分
離積層ナノ構造の構築と光電子材料への応用
1
H28
100
100
60
當摩哲也
金沢大学
准教授
繰り返し交互吸着法による溶液からのペロブス
カイト太陽電池の作製
H28
11
2
H29
40
100
12
竹岡裕子
上智大学
准教授
有機無機ペロブスカイト太陽電池材料の多様化
技術と安価プロセスの開発
1
H28
100
100
13
中山雅晴
山口大学
教授
カーボンクロスの湿式改質技術に基づく高性能
ウエアラブルスーパーキャパシタの開発
1
H28
100
100
14
林宏暢
奈良先端科学技
エッジ修飾グラフェンナノリボンの創成と機能
特任助教
術大学院大学
開拓
1
H28
100
100
15
増田貴史
北陸先端科学技
術大学院大学
n型液体SiCおよび塗布型SiC薄膜の研究開発
1
H28
100
100
16
元垣内
敦司
植物工場での植物栽培に適した分光放射照度ス
ペクトルを有するLED光源の開発
1
H28
100
100
三重大学
助教
准教授
合計
6
1,600
⑩ 平成 27 年度研究助成(一般研究)継続採択者一覧
No.
氏名
(50音順)
1
石川亮佑
2
3
4
5
6
7
8
9
上原宏樹
内田博久
川崎晋司
小室淳史
時松宏治
西 竜志
舟橋正浩
古里友宏
所属
新潟大学
群馬大学
信州大学
名古屋工業大学
東北大学
東京工業大学
大阪大学
香川大学
長崎大学
役職
研究題目
研究
期間
(年)
助教
太陽電池応用を目指したグラフェン透明導電膜
と半導体界面の物性評価
2
伸び縮みにより通電制御するスイッチング・
ファイバーの開発
2
超臨界二酸化炭素を用いた溶体噴霧晶析法によ
る高性能有機薄膜トランジスタを可能とする省
エネルギー・低コスト・高汎用型有機薄膜創製
技術の開発
2
定電圧出力可能なカーボンナノチューブキャパ
シタ
2
誘電体バリア放電とストリーマコロナ放電の混
合リアクタによる化学活性種の選択的生成手法
の開発
2
ガスと再生可能エネルギーに向かうエネルギー
システムは持続可能か?
2
ペトリネットの分解による半導体製造用クラス
ターツールの省エネルギースケジューリングに
関する研究
2
強誘電性液晶の内部電界を利用した有機光電変
換材料の開発
2
超臨界二酸化炭素中のパルスアーク放電のプラ
ズマ基礎特性に関する研究
2
准教授
准教授
教授
助教
准教授
准教授
教授
助教
7
助成金
支出
年度
各年度
助成額
(万円)
H27(済)
70
H28
30
H27(済)
50
H28
50
H27(済)
60
H28
40
H27(済)
50
H28
50
H27(済)
60
H28
40
H27(済)
60
H28
40
H27(済)
80
H28
20
H27(済)
50
H28
50
H27(済)
80
H28
20
助成
総額
(万円)
100
100
100
100
100
100
100
100
100
⑪ 平成 27 年度研究助成(一般研究)終了者一覧(No.1~2 平成 25 年度採択、No.3~8 平成 26 年度採択)
氏名
No. (採択年度毎
50音順)
1
2
加藤義隆
夏井俊悟
所属
大分大学
北海道大学
役職
助教
助教
研究題目
研究
期間
(年)
自然冷媒を用いて100℃未満の熱を利用する低
温熱源利用技術の大型化のための検討
2
大規模Euler-Lagrange型解法を用いた製鉄用高
炉の最適設計によるCO2排出量大幅削減
2
助成金
支出
年度
各年度
助成額
(万円)
H26(済)
87
H27(済)
13
H26(済)
80
H27(済)
20
助成
総額
(万円)
100
100
3
内田孝紀
九州大学
准教授
風車の安全運転に資する地形乱流診断技術の開
発
1
H27(済)
100
100
4
大山陽介
広島大学
准教授
酸化チタン電極のルイス酸サイトを利用する高
効率色素増感太陽電池の開発
1
H27(済)
100
100
5
白井克明
神戸大学
助教
Nano-LDVの開発と次世代潜熱蓄熱輸送媒体開発
における物性評価
1
H27(済)
100
100
6
西原康師
岡山大学
教授
有機薄膜太陽電池素子を目指した共役系有機分
子の高効率合成
1
H27(済)
100
100
7
卞 舜生
東京大学
助教
定常強磁場マグネットのための鉄系超伝導線材
の開発
1
H27(済)
100
100
8
星野勝義
千葉大学
教授
大容量コバルトナノワイヤーキャパシタ電極の
創製
1
H27(済)
100
100
8
(3)国際技術交流援助
国際技術交流援助は、電気・エネルギー分野の国際的な技術交流を促進させることで、我が国の産業
の進展と国民生活の向上に寄与することを目的としている。
本年度の採択については、応募総数上期 31 件・下期 17 件の中から、審査委員会での厳正なる審査を
行った結果、上期 16 件、下期 7 件の計 23 件を採択した。(採択後辞退 1 件、⑥・⑦参照)
①対
象: 広範な電気関連の産業・生活に係わる技術を向上させる意図を持った、基礎的な調査・
研究、成果発表、共同研究などのための海外渡航
② 援助対象: 渡航費・宿泊費・会議登録費の一部
③ 実施時期: <上期>平成 27 年 8 月~平成 28 年 4 月に渡航予定のもの
<下期>平成 28 年 4 月~平成 28 年 10 月に渡航予定のもの
④ 申込資格: 所属・役職・年齢に制限なし。学生は、応募時点で国内の大学院生であること。
⑤ 募集期間: <上期>平成 27 年 4 月~5 月 29 日
<下期>平成 27 年 4 月~平成 28 年 1 月 29 日
【上期】
A) 応募総数: 31 件
B) 審査方法: 申込書・会議開催案内・論文要旨等を基に審査を実施
C) 審査過程:
・平成 27 年 5 月 29 日:
募集締切、審査開始
・平成 27 年 7 月 3 日:
審査結果回収、集約
・平成 27 年 7 月 10 日:
各審査委員からの審査結果集約に基づき、審査委員長が採択者 16 名
を選定、選定結果を各委員に通知
・平成 27 年 7 月 13 日:
採択者の決定に関する理事長決裁後、各応募者に結果通知
【下期】
A) 応募総数: 17 件
B) 審査方法: 申込書・会議開催案内・論文要旨等を基に審査を実施
C) 審査過程:
・平成 28 年 1 月 29 日:
募集締切、審査開始
・平成 28 年 2 月 29 日:
審査結果回収、集約
・平成 28 年 3 月 4 日:
各審査委員からの審査結果集約に基づき、審査委員長が採択者 7 名を
選定、選定結果を各委員に通知
・平成 28 年 3 月 7 日:
採択者の決定に関する理事長決裁後、各応募者に結果通知(後に 1 名
辞退)
9
⑥ 平成 27 年度国際技術交流援助上期採択者
No.
氏名
(50音)
1
大谷祐貴
大阪大学
修士2年 第8回BNCT国際会議
イタリア(パヴィア)
20
2
木内祐樹
慶應義塾大学
修士1年 光MEMSとナノフォトニクス
イスラエル(エルサレ
ム)
20
3
平等雅巳
福井大学
博士後期
GLOBAL 2015
課程1年
フランス(パリ)
20
4
高木
謙一郎
大阪府立大学
フランス(ストラス
博士後期
13th European Conference on Molecular Electronics
ブール)
課程3年
5
田嶋元紀
名古屋工業大学
博士後期
エネルギー変換に関する会議
課程2年
カナダ(モントリオー
ル)
20
6
鄭 進宇
東京大学
博士後期
環太平洋国際化学会議
課程1年
アメリカ(ホノルル)
10
7
徳光政弘
米子工業高等専
門学校
シンガポール(シンガ
ポール市)
10
8
外山亜郎
東京理科大学
修士1年 第22回ヨーロッパ低重力学会シンポジウム
ギリシャ(コルフ)
20
9
長尾祐樹
北陸先端科学技
術大学院大学
准教授
マレーシア(ジョホー
ル州)
10
10
福間 恵
香川大学
修士1年 VTC2015-秋
アメリカ(ボストン)
20
11
BOSSARD
Antoine
神奈川大学
助教
第31回計算機とその応用に関する国際会議
アメリカ(ラスベガス)
20
12
真栄城
正寿
北海道大学
特別
研究員
アジア/環太平洋化学工学国際会議
オーストラリア(メル
ボルン)
15
13
三輪
修一郎
北海道大学
助教
原子炉熱流動国際会議
アメリカ(シカゴ)
20
14
山内聡子
名古屋工業大学 修士2年 第16回流体力学国際会議
ハンガリー(ブダペス
ト)
20
15
八巻和宏
宇都宮大学
スイス(ジュネーブ)
20
16
米澤 輝
東京理科大学
イタリア(ミラノ)
20
所属
役職
学年
助教
助教
会議名
第19回知識ベース・知能情報工学システムに関する国
際会議
第5回機能性物質とデバイスに関する国際会議
2015年超伝導の物質と機構に関する国際会議
修士2年 第37回IEEE生体医工学国際会議
採択額
(万円)
渡航先
合計
10
20
285
⑦ 平成 27 年度国際技術交流援助下期採択者
No.
氏名
(50音)
1
常安翔太
千葉大学
2
小川 雅
横浜国立大学
助教
3
朴 鍾淏
東京工業大学
助教
4
池澤佑太
東京大学
5
昆盛太郎
産業技術総合研
究所
※6
武田 翔
東北大学
7
中野元博
奈良先端科学技 博士後期
第17回ナノチューブ科学と応用に関する国際会議
術大学院大学
課程1年
所属
役職
学年
会議名
博士後期
2016年電気化学秋季大会
課程1年
採択額
(万円)
渡航先
アメリカ(ハワイ)
10
第10回残留応力に関する国際会議
オーストラリア(シド
ニー)
15
マイクロ化学とマイクロシステムに関する国際シンポ
ジウム
中国(香港)
10
修士1年 29th International Electric Vehicle Symposium
カナダ(モントリオー
ル)
20
主任
研究員
カナダ(オタワ)
20
フランス(リヨン)
20
オーストリア(ウィー
ン)
20
精密電磁気計測会議
国立中央理工科学校リヨン校トライボロジー研究所滞
博士後期
在研究「摩擦によるエネルギーロス低減のための新規
課程1年
複合材料開発」
合計
115
※No.6 については、他機関からの援助が決定したため平成 28 年 4 月に援助辞退。
11
(4)奨学金給付
奨学金給付は、電気・エネルギー分野の学術・産業を担う優秀な人材育成に資するために、関連する
分野を専攻する大学院博士後期課程の学生を対象としている。
本年度の新規募集は、応募総数 25 名の中から、審査委員会において厳正に審査を行った結果、8 月に
候補者 10 名(正規 3 名、補欠 7 名)を内定し、平成 28 年 3 月の理事会にて 6 名を正式に採択した。(⑨
参照)
また、給付継続者についても修学状況を確認の上、同理事会で引き続き 4 名に給付することを決定し
た。(⑩参照)
この他、1 名が給付期間を満期終了し、2 名が日本学術振興会(JSPS)特別研究員への採用を理由に平成
27 年度いっぱいで受給を辞退した。(⑪・⑫参照)
①対
象: 電気・エネルギー分野の学術・産業に関連する学問を専攻する大学院博士後期課程学
生
② 給 付 額: 月額 5 万円
③ 給付期間: 平成 28 年 4 月~博士課程後期最短終業年限
④ 申込資格: ・平成 28 年度に国内の大学院博士後期課程への進学を希望する者
・既に博士後期課程 1 年もしくは 2 年に在学中の者
(いずれも平成 28 年 4 月 1 日時点で 28 才未満であること)
⑤ 募集期間: 平成 27 年 4 月 1 日~6 月 30 日
⑥ 応募総数: 25 件
⑦ 審査方法: 書類審査
⑧ 審査過程:
・平成 27 年 6 月 30 日:
募集締切、審査開始
・平成 27 年 8 月 7 日:
審査結果回収、集約
・平成 27 年 8 月 20 日:
審査集約結果を基に、審査委員長が採択候補者 10 名(正規 3 名、補
欠 7 名)を選定
・平成 28 年 3 月 9 日:
進学進級受給の意思を最終確認した後、第 2 回通常理事会(日本工業
倶楽部)にて、平成 27 年度奨学金給付新規贈呈対象者 6 名が承認さ
れ決定
12
⑨ 平成 27 年度奨学金給付新規採択者
No.
氏名
(50音)
1
阿部晃大
2
梶原大河
所属(H28.3.31現在)
長岡技術科学大学エネルギー・環境工学専攻博士後期課程1年
熊本大学自然科学研究科博士後期課程1年
期間
(月)
北海道大学大学院工学院・機械宇宙工学専攻修士2年
36
4
進藤怜史
東北大学大学院知能デバイス材料学専攻博士後期課程1年
24
6
吉永祐貴
H28
60
H29
60
H28
60
H29
60
H28
H29
H30
60
60
60
H28
60
H29
60
東京工業大学理工学研究科電子物理工学専攻博士後期課程1年
H28
60
H29
60
東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻博士後期課程1年
H28
60
H29
60
給付
総額
(万円)
120
24
齋藤勇士
滝口雄貴
各年度
給付額
(万円)
24
3
5
給付
年度
120
180
120
24
120
24
120
合計
780
⑩ 平成 27 年度奨学金給付継続者
No.
氏名
(50音)
所属(H28.3.31現在)
期間
(月)
1
丁 文
宮崎大学大学院農学工学総合研究科物質・情報工学専攻・博士後期課程2年
(H26.10~H27.9休学給付休止、H27.10復学給付再開)
36
2
田中康基
東北大学工学研究科バイオロボティクス専攻・博士後期課程2年
36
3
織原 大
東北大学大学院工学研究科電気エネルギーシステム専攻・博士後期課程2年
24
4
野口
真理子
大阪大学大学院理学研究科化学専攻・博士後期課程1年
36
給付
年度
各年度
給付額
(万円)
H25(済)
H26(済)
H27(済)
H28(延長)
H26(済)
H27(済)
H28
60
30
30
60
60
60
60
H27(済)
60
H28
60
H27(済)
H28
H29
60
60
60
給付
年度
各年度
給付額
(万円)
給付
総額
(万円)
180
180
120
180
⑪ 平成 27 年度奨学金給付期間終了者
No.
氏名
(50音)
1
武藤大貴
所属(H28.3.31現在)
九州工業大学大学院工学府機械知能工学専攻・博士後期課程3年
期間
(月)
12
H27(済)
60
給付
総額
(万円)
60
⑫ 平成 27 年度奨学金給付辞退者
No.
氏名
(50音)
1
鐵本智大
慶應義塾大学理工学研究科総合デザイン工学専攻・博士後期課程1年
36
2
中村隆央
東京大学工学系研究科電気系工学専攻・博士後期課程1年
36
所属(H28.3.31現在)
13
期間
(月)
給付
年度
各年度
給付額
(万円)
H27(済)
H28(辞退)
H29(辞退)
H27(済)
H28(辞退)
H29(辞退)
60
60
60
60
60
60
給付
総額
(万円)
60
60
(5)平成 27 年度研究助成(基礎研究)新規採択テーマの概要(敬称略 50 音順)
① 「高効率ガスハイドレード防止剤のための高分子合成」
奈良先端科学技術大学院大学 特任准教授 網代広治
当該研究者はこれまでに、ガスハイドレード生成防止剤として効果を示す高分子材料に着目してきた。
本研究では、石油化学産業に関わる技術向上として、ガスハイドレード生成防止剤に革新をもたらす基
礎研究を行うことを目的とする。ポリマー材料として独自性の高いポリ(N-ビニルアミド誘導体)を取り
扱う。N-ビニルアミドは、側鎖構造により親水性と疎水性のバランスを容易に制御できる。まず、モノ
マーであるN-ビニルアミド誘導体の化学構造を分子設計し、一連のモノマー群を合成する。次に、これ
らの共重合体組成および高分子構造を制御する。最後にガスハイドレード生成防止剤としての性能を評
価し、最も効率の高い構造体を明らかとする。
② 「液中レーザー誘起現象における熱力学的散逸の定量評価のための計測法の開発」
慶應義塾大学 専任講師 安藤景太
高粘性液体中のレーザー誘起現象における熱力学的散逸効果を定量評価するための実験・数値シミュ
レーション連成によるハイブリッド計測を行う。レーザーパルスの集束照射によるグリセリン水溶液中
の球形ガス気泡の生成、および気泡崩壊に伴う衝撃波の形成をパルスレーザー光源と高速度カメラによ
り可視化する。加えて、気泡界面における運動量・熱拡散を考慮した球形ガス気泡崩壊の圧縮性流体シ
ミュレーションを行う。実験と数値シミュレーションとの直接比較により、グリセリン水溶液の体積粘
性係数の特定、さらには気泡崩壊時の衝撃波形成過程における散逸現象の定量評価を行う。
③ 「室温超伝導への挑戦」
東北大学 准教授 大口裕之
最近報告された、H2S における 200 K を超える転移温度を持つ超伝導の発見によって、高温超伝導探
索は新たなフェーズに突入した。そして、高温超伝導探索の主役はもはや酸化物ではなく、水素化物で
ある。ただし、水素化物の高温超伝導は、200 GPa というとてつもない高圧条件下でしか実現しないため、
このままでは実用性は全く無い。一方で、高温超伝導は、エネルギー問題や環境問題を解決し得る次世
代最重要技術であり、常圧下における高温超伝導の実現が切に望まれる。そこで、この要望に応えるべ
く、高度に発展した薄膜技術を巧みに応用して、転移温度が 200 K を超える高温超伝導を常圧下で実現
しようという果敢な挑戦が本研究の主題である。
14
④ 「次世代光信号処理ネットワーク実現に向けた磁性光メモリの開発」
東京工業大学 准教授 庄司雄哉
次世代光ネットワーク技術のキーデバイスである通信用光メモリについて、
磁性体の不揮発性を利用
した新規な磁性光メモリの開発を行う。光情報を磁気情報に変換して記憶することで実用性に優れた光
メモリ動作が可能となる。第一に、通信波長帯で大きな磁気光学効果を示す磁気光学材料コバルトフェ
ライト膜の開発を行い、磁化依存光共振器による読み出し動作を実現する。第二に、導波路伝搬する光
パルス信号によるキュリー点記録をベースとする光磁気変換方式を開発し、書き込み動作を実現する。
最後に、これらを組み合わせた光情報と磁気情報の変換素子を製作し、磁性光メモリ動作を実証する。
⑤ 「ナノ光技術を活用した高収率光エネルギー変換シートの開発」
九州大学 准教授 竪 直也
所定のナノ材料と硬化性ポリマーの混合溶液に対して適当な光エネルギーを照射することで、無数の
ナノ材料の結合体をその内部に包含する、直径数 μm 程度の真球状ポリマー球「ナノフォトニックドロ
ップレット」が量産される。その形成原理上保証されるナノ材料の精微な空間配置に基づき、任意の光
エネルギー変換が高収率で発現する。本研究では、この基本原理を太陽電池応用の光利用効率の向上に
適用する。すなわち、この部材を無数に含有する「ナノフォトニックシート」を試作し、あらゆる形式
の太陽電池に対して被覆するだけでそれらの感度域外の光エネルギーを適切に変換し光利用効率を大き
く向上させることを目標とする。
⑥ 「機能性拡張ナノ空間を利用した革新的金属イオン分析法の開発」
東京工業大学 准教授 塚原剛彦
Sr や Ln 等の難分析元素を溶媒和クラスターレベルで迅速に分離分析できる拡張ナノデバイス”を構
築する。申請者が確立してきた拡張ナノ空間(10 - 100nm スケール)の技術を駆使し、拡張ナノ流路に
表面機能の異なるナノ構造物を規則的に配置すると共に、溶媒和イオン種と壁面間の静電相互作用の僅
かな差を制御しうる新概念の分離分析の技術と方法論を構築する。化学的性質が類似した元素であって
も、拡張ナノ流路に流すだけで相互分離し、その場計測できる。マイクロ・拡張ナノの技術と方法論を、
原子力・放射線分野に展開し、新しい可能性を提供するものである。
15
⑦ 「分子鋳型を活用した新規 Li-ion 電池用負極材料の開発」
物質・材料研究機構 独立研究者 山内悠輔
本研究では、リチウムイオン二次電池の高エネルギー化・高寿命化を目的とし、高分子ミセルを活用
し高次構造制御されたナノコンポジットの創製を行う。高い表面積を有する中空粒子は、電極化した後
でも、
従来のバルクの電極とは異なり多くのLiを取り込み、
高エネルギーを実現することが期待できる。
また、ナノ細孔の空隙が充電時の電極の体積膨張を大幅に緩和し、高寿命化が可能になる。リチウムイ
オン二次電池以外の多くの電池の電極材料にも適用でき、微小電子デバイスをはじめ、高感度センサー
や触媒フィルター等への搭載をはじめ、様々なナノエレクトロニクスの発展に大いに貢献すると確信し
ている。
16
2.管理部門
(1)理事会・評議員会の開催
①平成 27 年度 第 1 回通常理事会
日時: 平成 27 年 5 月 28 日(木) 11 時 00 分 ~ 12 時 00 分
場所: 一般社団法人日本工業倶楽部 5 階第五会議室
議題: 第 1 号議案
平成 26 年度事業報告について
第 2 号議案
平成 26 年度決算について
第 3 号議案
役員及び評議員の報酬等並びに費用に関する規程の改訂について
第 4 号議案
平成 27 年度定時評議員会について
報告事項 1
資産運用状況について
報告事項 2
理事長・常務理事の業務執行状況の報告について
② 平成 27 年度 定時評議員会
日時: 平成 27 年 6 月 29 日(月) 11 時 00 分 ~ 12 時 00 分
場所: 一般社団法人日本工業倶楽部 4 階第二会議室
議題: 第 1 号議案
平成 26 年度事業報告について
第 2 号議案
平成 26 年度決算について
第 3 号議案
基本財産等の運用方針の改定について
第 4 号議案
役員及び評議員の報酬等並びに費用に関する規程の改定について
報告事項 1
資産運用状況について
報告事項 2
平成 27 年度事業計画および予算について
報告事項 3
内閣府立入検査について
報告事項 4
その他報告事項について
③ 平成 27 年度 第 2 回通常理事会
日時: 平成 28 年 3 月 9 日(水) 11 時 00 分 ~ 12 時 00 分
場所: 一般社団法人日本工業倶楽部 4 階第三会議室
議題: 第 1 号議案
平成 27 年度研究助成金(基礎研究)の贈呈について
第 2 号議案
平成 27 年度奨学金の贈呈について
第 3 号議案
平成 28 年度事業計画及び収支予算について
報告事項 1
理事長・常務理事の業務執行状況の報告について
(2)株式保有が 20%以上 50%以下となる株式会社の概要
「公益法人の設立許可及び指導監督基準」等により、公益法人が保有する営利企業の株式のうち、全
株式の 20%以上 50%以下を保有する株式については、毎事業年度の事業報告書に、事業年度末現在の当
該営利企業の概要を記載することが規定されている。
上記規定に該当する企業(関連会社)の概要は次の通りである。
17
①名
称
東光建物株式会社
②事務所の所在地
東京都千代田区有楽町一丁目7番1号
③資
金
6,000 万円
容
土地、建物の取得処分及び賃貸借、並びにこれに附帯する業務
④事
本
業
内
⑤役員の数および代表者の氏名
⑥従 業 員 の 数
役 員
4 名
代表者
榎木博幸
2 名
⑦財団が保有する株式の数および全株式に占める割合
⑧保 有 す る 理 由
保有数
60 万株
割 合
50%
設立初期に寄付者より当財団の事業運営のために寄附された。
⑨当該株式の取得状況
取得年月日
昭和
昭和
昭和
昭和
昭和
昭和
平成
平成
株 式 数
5,000 株
35,000 株
10,000 株
50,000 株
300,000 株
200,000 株
600,000 株
△600,000 株
18 年 1 月 20 日
27 年 2 月 1 日
29 年 5 月 29 日
30 年 6 月 1 日
33 年 12 月 1 日
36 年 11 月 1 日
8年 4月 1日
12 年 10 月 1 日
合 計(平成 28 年 3 月 31 日現在)
備
考
寄
附
無償増資
無償増資
無償増資
無償増資
無償増資
無償増資
譲
渡
600,000 株
⑩当財団と東光建物株式会社との関係(人事、資金、取引等)
・当財団の常務理事・原築志が、東光建物株式会社の取締役に就任しており、また、同社から当財団
に事務局要員として出向者 1 名を受け入れている。
・当財団は、事務所として有楽町電気ビル北館 1210 区の一部を同社から賃借している。
(3)法人寄付
一般寄付金として、以下の 4 社から総額 13 百万円の寄付を頂いた。
・株式会社関電工 様
・株式会社東京エネシス 様
・株式会社東光高岳 様
・東電設計株式会社 様
18
3.参考資料
(1)平成 27 年度役員・評議員(平成 28 年 3 月 31 日現在、50 音順・敬称略)
理 事 長
田村 滋美
元(社)関東電気協会会長
常務理事
原
(公財)東電記念財団
理
小原
監
事
事
評 議 員
築志
實
慶応義塾大学名誉教授
西澤 俊夫
元東京電力(株)
藤嶋
昭
東京理科大学学長
三島良直
東京工業大学学長
山口
(株)関電工取締役会長
学
横山明彦
東京大学大学院教授
塙
元東京電力(株)副社長
章次
水嶋 利夫
元新日本有限責任監査法人理事長
伊賀健一
前東京工業大学学長・名誉教授
茅
(公財)地球環境産業技術研究機構理事長、東京大学名誉教授
陽一
庄山 悦彦
(株)日立製作所相談役
白圡 良一
(一財)エネルギー総合工学研究所理事長
正田 英介
(公財)鉄道総合技術研究所会長、東京大学名誉教授
桝本 晃章
(一社)日本動力協会会長
三浦 宏文
工学院大学顧問、東京大学名誉教授
19
(2)平成 27 年度審査委員(平成 28 年 3 月 31 日現在、50 音順・敬称略)
委 員 長
小山二三夫
東京工業大学精密工学研究所フォトニクス集積システム研究センター教授
委
石山 敦士
早稲田大学理工学術院先進理工学部電気・情報生命工学科教授
小田 哲治
東京大学名誉教授
篠崎 和夫
東京工業大学大学院理工学研究科材料工学専攻教授
鈴木 啓介
東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻教授
瀬川 浩司
東京大学先端科学技術研究センター附属産学連携新エネルギー研究施設長
員
教授
原
辰二
東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻教授
菱田
公一
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科総合デザイン工学専攻教授
20
Fly UP