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1.住宅リフォームに関する統計資料と研究資料等の概要 2.住宅
1.住宅リフォームに関する統計資料と研究資料等の概要 1.1 需要側統計資料 128 1.2 供給側統計資料 130 1.3 計画及び研究資料、参考資料 132 2. 住宅リフォームに関する施策・諸制度 2. 1 リフォーム支援制度 133 <住宅リフォームガイドブック> 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 2. 2 住宅リフォームに係る支援状況 147 <地方公共団体における住宅リフォームに係る支援状況調査による> 国土交通省 2. 3 住生活基本計画 149 <住生活基本計画(全国計画)> 国土交通省 2.4 長期優良住宅建築計画の認定状況と実績 151 <長期優良住宅の認定基準(概要)> <長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく長期優良住宅建築等計画 の認定状況について> 国土交通省 2. 5 エコポイントの活用による環境対応住宅普及促進事業 (住宅エコポイント事業)の実施状況について 154 <エコポイントの活用による環境対応・住宅普及促進事業(住宅エコポイント 及び復興支援・住宅エコポイント)の実施状況について> 国土交通省 3.リフォーム関連団体・協会情報 3.1 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 155 3.2 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 正会員一覧 156 3.3 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 正会員情報 158 4.リフォームに関する代表的な資格 167 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 1.住宅リフォームに関する統計資料と研究資料等の概要 1.1 需要側統計資料 統計名等 住宅・土地統計調査 調査頻度 5 年毎 調査対象数 約 350 万世帯 母集団及び抽出枠 開始年度 国勢調査調査区から層化 2 段 S.23 年 抽出、母集団に復元推定 実施主体機関名 総務省 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 総住宅数、建築時期、住宅設備、持家の増改築、高齢者世帯の住宅設備 [ 備考 ] 増改築は持家の居住者のみを対象としている 住生活総合調査 5 年毎 約 10 万世帯 住宅・土地統計調査名簿か S.35 年 ら無作為抽出 国土交通省(住宅 政策課) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 住宅に対する評価、設備の評価、居住状況の変化、住み替え・改善の意向、リフォームの工事種別、工事内容 [ 備考 ] 調査の趣旨が需要動向と意向把握にあり、工事件数・工事金額の水準は不明、 「住宅需要実態調査」から「住生活総合調 査」に名称を変更して実施 住宅市場動向調査 年次 総回収数 3,158 件 三大都市圏においてリ S.46 年 フォームを行った人 国土交通省(住宅 政策課) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 施主の属性、住宅の入居時期・建築時期・リフォーム時期、リフォームの種類・内容・部位・動機・工事期間、施工業者、 リフォーム資金・資金調達、高齢者対応設備、省エネ設備等 [ 備考 ] 三大都市圏限定のため、全体の動向は把握不能、資金調達状況は詳細に把握 マンション総合調査 5 年毎 高層住宅管理業協会員各社 管理組合 4,522 件 及びマンション管理センター S.55 年 区分所有者 9,322 件 登録名簿より無作為抽出 国土交通省(市街 地建築課) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 計画修繕工事の実施状況、計画修繕工事の実施時期、耐震診断の実施状況、耐震診断結果の対応、専有部分のリフォー ム実施状況 [ 備考 ] 管理組合や区分所有者のマンション管理の実態を把握することが主目的 空家実態調査 5 年毎 有効回答数 510(東 887 調査区(東京:313、大阪: S.55 年 京 180、大阪 120、東 278、東京 40 km以遠:296) 京 40km 以遠 210) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 地域別、利用類型別、建て方・構造別、募集・非募集別、住戸の改善の主な理由別など [ 備考 ] 既存の住宅ストックとして重要な役割を果たす空家の実態を把握 128 国土交通省(住宅 政策課) Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 統計名等 家計調査 調査頻度 月次 調査対象数 母集団及び抽出枠 開始年度 約 8,700 世帯(うち 都市別人口等による層別後、 S.21 年 単身者 700) 無作為抽出 実施主体機関名 総務省 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 住宅や庭などの設備や修繕に関する支出額、設備機器取り換え、給排水工事、外壁工事、植林、畳替え等 [ 備考 ] 居住面積が増える場合は「財産購入」、住宅の火災や災害に関する掛け捨て型の保険料を含む インターネットによる住宅 リフォーム潜在需要者の意 不定期 識と行動に関する調査 予備調査:持ち家に居住す 予 備 調 査:10,000 る 30 歳以上の全国在住男女 本 調 査: こ れ か ら 住 宅 リ H.15 年 件 フォームをしようと考えて 本調査:1,000 件 いる需要者 一般社団法人住 宅リフォーム推 進協議会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 住宅リフォームの対象、住宅リフォームの動機と場所、住宅リフォームの予算とローン意識、住宅リフォームに関する 情報の入手先、リフォーム依頼業者と重視点、住宅リフォームへの不安と支援制度の浸透度 [ 備考 ] これからリフォームしようとする住宅の種類(戸建て住宅/マンション)に着目し、主な軸として分析。その他、回答者 の属性、予定しているリフォーム内容のうち、各項目と相関が見られると思われる軸によって、追加のクロス集計によ る分析を行っている 長期優良住宅の普及の促進 に関する法律に基づく長期 月次 優良住宅建築等計画の認定 状況について ― 認定の申請があったもの H.21 年 国土交通省 ( 住宅 局住宅生産課 ) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] [ 備考 ] 構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の性能を有し、かつ、 良好な景観の形成に配慮した居住環境や一定の住戸面積を有する住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定して、 所管行政庁に申請 住宅エコポイントの実施状 月次 況 ― ポイントの発行対象となる H.21 年 住宅 経済産業省 ( 製造 産 業 局 住 宅 産 業窯業建材課 ) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 窓の断熱改修、外壁・屋根・天井または床の断熱改修、バリアフリー改修の申請について [ 備考 ] 申請件数は、再審査等により、公表された集計値に変更がある場合がある 平成 22 年度高齢者の住宅 と生活環境に関する意識調 スポット 査結果 有効回答数 2,062 人 全国の 60 歳以上の男女を層 H.22 年 化2段無作為抽出法による 内閣府 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] リフォームの経験の有無、リフォームのきっかけ、リフォームの満足度、高齢者向けに必要な構造・設備 [ 備考 ] 高齢者の住宅と生活環境に関する意識等を把握し、今後の高齢社会対策の推進に資することを目的とし、調査員による 面接聴取法にて調査 第 17 回不動産流通業に関 年次 する消費者動向調査 回答数 955 件 首都圏 1 都 3 県で H23 年 4 月 1 日 か ら H24 年 3 月 31 日 の H.3 年 間に購入した住宅の引渡し を受けた世帯 一般社団法人不 動産流通経営協 会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 既存住宅購入者の意識や、リフォーム実施率、リフォーム箇所などについて [ 備考 ] 居住用不動産取得者の取得行動、種々のサービス等の利用実態・評価を時系列で把握 129 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 統計名等 木造住宅の耐震診断 調査データ 調査頻度 年2回 調査対象数 17,613 件 母集団及び抽出枠 開始年度 H18 年 4 月 1 日から H24 年 11 月 30 日までに木耐協で実施 H.18 年 した耐震診断 実施主体機関名 日本木造住宅耐 震補強事業者協 同組合 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 耐震診断評点・施工金額の推移、耐震診断評点分析、工事平均施工金額分析など [ 備考 ] 耐震診断対象家屋は昭和 25 年∼平成 12 年 5 月までに着工された木造在来工法 2 階建て以下の建物としている 相談統計年報 2012 年度版 年次 20,483 件 2000 年 4 月より累計 14 万件 H.18 年 以上 公益財団法人住宅 リフォーム・紛争 処理支援センター [ リフォーム工事関連の主な内容 ] リフォームに関する相談者の区分、年齢、性別、都道府県の分布、住宅の形式、構造・工法、不具合事象・不具合部位など [ 備考 ] 「電話相談」と「専門家相談」に加え、 「住宅紛争処理」についても統計的整理を集録。また、2011 年度における電話相談 の傾向として、 「訪問販売に関する相談」及び「災害に関する相談」について分析 2012 年住まい購入検討者 スポット 意向(リノベーション編) 札 幌、仙 台、首 都 圏、東 海、 有効回答数 1,918 人 関西、広島、福岡に住む 20 歳 H.24 年 以上の住宅購入検討者 株式会社リク ル ー ト 住 ま い カンパニー [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 「リノベーション」認知度、 「中古住宅+リノベーション」の魅力度、 「中古住宅+リノベーション」のメリット、 「中古住 宅+リノベーション」の検討意向 [ 備考 ] 住宅購入検討者の住宅選択における意識や行動を定点的に観測して変化を捕捉することを目的とする 2012 年リフォーム実施者 スポット 調査 1,302 サンプル 住宅リフォームの実施者 H.24 年 株式会社リク ル ー ト 住 ま い カンパニー [ リフォーム工事関連の主な内容 ] エコリフォームの実施率、エコリフォーム検討のきっかけ、エコリフォームの追加費用許容金額、エコリフォームで興 味関心があったもの、エコリフォームの満足度 [ 備考 ] リフォーム実施者のリフォーム選択における意識や行動の把握を目的とした調査。省エネリフォームと自然素材リ フォームを包括したリフォームの総称としてエコリフォームを定義付けし、調査している 1.2 供給側統計資料 統計名等 調査頻度 建築物リフォーム・リニュ 年次 ーアル調査 調査対象数 住宅 2,000 業者 非住宅 3,000 業者 抽出枠(母集団) 開始年度 建設業許可業者のうちリ フォーム・リニューアル工 H.20 年 事実績のある業者から抽出 実施主体機関名 国土交通省(建設 統計室) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] リフォーム・リニューアル工事の工事種類別、業種別、用途別、目的別などに受注件数、受注高が把握できる。参考で施 工地域別あるいは建築年別の受注高も集計されている [ 備考 ] 建築物のリフォーム・リニューアルの全体像を把握するため平成 20 年より調査が始まった。リフォーム・リニューア ル工事の受注高は単純集計とともに全数推計もされている 130 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 統計名等 建設工事施工統計調査 調査頻度 年次 調査対象数 約 11 万業者 抽出枠(母集団) 開始年度 建設業許可業者(約 50 万業 S.30 年 者)から抽出 実施主体機関名 国土交通省(建設 統計室) [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 新設工事(増設・改良工事を含む)と維持・補修工事別の元請完成工事高、建設業者数、従業員数 [ 備考 ] 母集団に近いサンプル調査により信頼性は高い。ただし、維持・補修工事とリフォーム工事の概念は必ずしも一致しな い。また、新設工事に増設・改良工事を含むため、増設・改良工事を含むため、増・改築工事全体が把握できない 建築着工統計調査 月次 悉皆調査 建築工事届 S.25 年 国土交通省(建設 統計室) H.15 年 一般社団法人住 宅リフォーム推 進協議会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 新設住宅戸数、床面積や都道府県別の新築、増築、改築戸数が分かる [ 備考 ] 建築工事届の不要な工事(10 平方メートル以下は除外)は把握不能、改装も把握できない 住宅リフォーム実例調査 年次 調査票A:有効回 答数 1,529 票 関連団体施工業者 調 査 票 B:678 票 回収 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 住宅リフォームを実施した消費者の家族構成や目的、工事内容、契約金額、融資の利用、優遇税制や補助金の利用等、各 種支援制度の利用状況や意見、 今後の要望、 復興支援・住宅エコポイントの評価等 [ 備考 ] 住宅リフォームの工事ごとの内容”についてのアンケート調査(調査票A)とともに、施工業者の“住宅リフォーム支援 策の利用状況や意向等”についてのアンケート調査(調査票B)を併せて実施 経営者の住宅景況感調査 年4回 18 社 法人会員 H.15 年 一般社団法人住 宅生産団体連合 会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] リフォームに関する景況感、見通しなど [ 備考 ] 住宅受注戸数・受注金額の直近3ヶ月間の実績および見通しが把握できる 住宅部品統計ハンドブック 年次 ― 公的統計、業界統計から住宅 部品商品区分 62、品目分類 H.4 年 97 種を抽出して再整理 一般社団法人リビ ングアメニティ協 会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] トイレ、バス、キッチン、リビングなど住宅部品の商品別出荷数量、出荷金額 [ 備考 ] リフォーム部品に限定はできないが、住宅部品の時系列出荷データが把握できる 第 10 回ジェルコ・リフォ 不定期 ーム・企業実態調査 173 社 日 本 増 改 築 産 業 協 会( リ フォーム関連事業所) ― 一般社団法人日本 増改築産業協会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] リフォーム事業者の会社概要、経営計画、人材育成、工事内容、顧客対応、経営環境など [ 備考 ] リフォーム事業者の実態をきわめて詳細に把握。ただし、協会員に対する調査であり、産業全体への復元は困難 国勢調査 5 年毎 悉皆調査 日本国居住者 大正 9 年 総務省 統計局 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 建設関連従事者数(大工数)の推移がわかる [ 備考 ] 法令の基づく全数調査の為、信頼度が高い 131 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 統計名等 経済センサス 調査頻度 5 年毎 調査対象数 悉皆調査 抽出枠(母集団) 開始年度 実施主体機関名 すべての産業の事業所や企 大正 9 年 総務省 統計局 業 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 建設関連事業所数(建築リフォーム業)がわかる [ 備考 ] 法令の基づく全数調査の為、信頼度が高い 平成 25 年度不動産税制に 年次 係る消費者実態調査 有効回答数 518 件 全国宅地建物取引業協会連 合会のモニター会員調査 ― 公益社団法人全国 宅地建物取引業協 会連合会 [ リフォーム工事関連の主な内容 ] 中古住宅再販における改修リフォームの平均工事費、中古住宅再販における改修リフォームの工事箇所 [ 備考 ] 良質な中古住宅提供のための不動産買取再販の現状の項で、改修リフォームについて調査結果をまとめている 1.3 計画及び研究資料、参考資料 資料名 住生活基本計画 刊行 平成 23 年 3 月 実施主体機関名 国土交通省 本格的な少子高齢社会、人口・世帯減少社会の到来を目前に控え、現在及び将来における国民の豊かな住生活を実現す るため、平成 18 年 6 月、住生活基本法が制定され、住生活基本法に掲げられた基本理念や基本的施策を具体化し、それ を推進していくための基本的な計画として、住生活基本計画が策定されている 中古住宅・リフォームトータルプラン 平成 24 年 3 月 国土交通省住宅局住宅生産課 新成長戦略(平成 22 年 6 月 18 日閣議決定)に示された「中古住宅・リフォーム市場の倍増」に向け、新築中心の住宅市 場から、リフォームにより住宅ストックの品質・性能を高め、中古住宅流通により循環利用されるストック型の住宅市 場への転換を図るために、今後講ずべき施策について検討を行い、 「中古住宅・リフォームトータルプラン」としてとり まとめ 2012 年版住宅リフォーム市場の現状と将来展望 平成 24 年 8 月 株式会社富士経済 2012 年 5 月から 8 月にかけ、景気回復や参入企業の事業拡大、東日本大震災からの復興需要、政策支援などが寄与し、 穏やかながら市場拡大している国内の住宅リフォーム市場を調査し、その結果をまとめた報告書 2012 年版住宅リフォーム市場の展望と戦略 平成 24 年 4 月 株式会社矢野経済研究所 政府のリフォーム市場の倍増に向けた市場拡大のなかで、 「どこに成長市場・ポテンシャルがあるのか?」という点に フォーカスし、様々な視点から市場を分析して、成長要因及びその阻害要因などについて分析。あわせて、中古住宅の 売買に関わるタイミングでのリフォーム市場の期待・可能性を探る。また、有力リフォーム事業会社の戦略を分析 平成 23 年度マンションリフォーム市場将来需要推計 平成 24 年 3 月 一般社団法人マンションリフォー ム推進協議会 2015 年、2020 年の専有部分・共用部分リフォーム市場(ストック戸数、リフォーム金額)を推計・行政施策、政策目標 を実現したケースを「拡張ケース」とし、2020 年約 2.7 兆円と推計 132 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 2.住宅リフォームに関する施策・諸制度 2.1 リフォーム支援制度 修工事を行った場合、税務署への確定申告で必 要な手続きを行うと、所得税の控除を受けるこ 1)リフォームの減税制度 (1)所得税の控除 住宅リフォームの所得税控除には、投資型減 とができる。 なお、所得税の控除について各種制度の併用 の可否は以下の通り。 税とローン型減税があり、適用要件を満たす改 注:耐震、バリアフリー、省エネ等それぞれの税制によって、居住者、住宅や工事費等の要件が異なる。 ①投資型減税 リフォームの為のローンの借り入れの有無に かかわらず利用可能。耐震、バリアフリー又は る。※マンション共用部分の改修工事を行う場 合は、全体工事費用のうち申請者が負担した費 用の額も控除対象となる。 省エネのリフォームそれぞれに対して制度があ 133 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 134 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ②ローン型減税 リフォームの為のローンの借入れがある場合 のみ利用できる。 135 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 136 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (2)当該家屋に係る固定資産税の減額 工事完了後 3 カ月以内に所在する市区町村へ 申告すると固定資産税の減額を受けることがで きる。 137 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (3)贈与税の非課税措置 平成 24 年 1 月 1 日から平成 26 年 12 月 31 日ま での間、満 20 歳以上(贈与を受けた年の 1 月 1 日時点)の個人が親などから住宅取得等資金を 受けた場合において、一定金額までの贈与につ き贈与税が非課税となる。 ◆贈与税の非課税措置は、贈与を受けた翌年の申告期間(2 月 1 日∼ 3 月 15 日)において、贈与税の申告書及び必要書類 を税務署に提出した場合に、適用を受けることができる。 ◆申告の際に、増改築等をしたことを証明するために、 「増改築等工事証明書」などが必要。 ◆手続き等については、最寄りの税務署まで。 138 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (4)減税制度を受けるための手続きの例 139 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (5)申告に必要となる各種証明書 ①所得税の控除 所得税の控除を受けるためには、確定申告の ②固定資産税の減額 固定資産税が減額されるためには、工事完 了後 3 カ月以内に物件所在地の市区町村に申 手続きを行う必要があり、確定申告書と併せ て、以下の工事内容を証明する証明書等の提出 が必要。 せて、以下の証明書等の提出が必要(バリアフ リーリフォームについては物件所在地の市区町 村に問合せのこと)。 告する必要があり、固定資産税減額申告書と併 ③贈与税の非課税措置 贈与税の非課税措置を受けるためには、申告 て、以下の工事内容を証明する証明書等の提出 が必要。 の手続きを行う必要がある。申告書と合わせ ※建築確認を伴うリフォームの場合は、申告の際に「確認済証」の写し又は「検査済証」の写しを提出すれば「増改築等工 事証明書」は不要。 詳細は国土交通省または一般社団法人住宅リフォーム推進協議会ホームページにて 国土交通省ホームページ(「国土交通省 各税制の概要」で検索) http://www.milt.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr2_000011.html 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 http://www.j-reform.com/zeisei/index.html 140 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 2)リフォームの融資制度 (1) 【フラット 35】リフォームパック 【 フ ラ ッ ト 35】と 取 扱 金 融 機 関 の 提 供 す る (2)住宅金融支援機構・高齢者向け返済特例制度 高齢者向け返済特例制度は、満 60 歳以上の ローンを利用することにより、 「中古住宅の購 入」と「リフォーム工事」に必要となる資金を一 体の手続きで行うことが可能。 は耐震改修工事を含むリフォーム工事を行う場 合が対象。 方が自ら居住する住宅にバリアフリー工事また 独立行政法人住宅金融支援機構 お客様コールセンター TEL 0570-0860-35 受付時間 毎日 9:00 ∼ 17:00(祝日、年末年始を除く) IP 電話等を利用の場合 TEL 048-615-0420 http://www.jhf.go.jp/ 141 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (3)住宅金融支援機構 災害復興住宅融資(補 修)について より被害が生じた方向けに被災住宅復旧のため の補修資金の借入の申込みを受け付けている。 独立行政法人住宅金融支援機構では、災害に 独立行政法人住宅金融支援機構 災害専用ダイヤル TEL 0120-086-353 受付時間 毎日 9:00 ∼ 17:00(祝日・年末年始を除く) IP 電話等を利用の場合 TEL 048-615-0420 http://www.jhf.go.jp/shinsai (4)その他の融資制度 リフォームの実施が具体的に決まっている場合 リフォームローンは、中古住宅の購入のため は、住宅ローンと同様の低い金利でローンが受 のローンに比べ、高い金利で設定されている商 けられるという商品も出ている。詳しくは各金 品が多かったが、最近では中古住宅の購入時に 融機関まで。 リフォーム瑕疵保険登録事業者がリフォーム 瑕疵保険に加入した場合は、優遇金利が適用さ 142 れる金融機関がある。詳しくは各金融機関まで。 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 3)リフォームの補助制度 (1)既存住宅流通・リフォーム推進事業(平成 フォームを行う場合に住宅瑕疵担保責任保険法 人による検査、瑕疵保険への加入、住宅履歴情 24 年度予算) 報の蓄積等を行う取組に対して、検査費用やリ 住宅ストックの品質向上及び既存住宅の流 フォーム工事費用等の一部を助成するもの(補 通活性化を図るため、中古住宅を購入してリ 助額の上限は 50 万円/戸)。 事業の詳細については、国土交通省のホームページにて(「国土交通省 既存住宅流通・リフォーム推進 事業」で検索) (2)民間住宅活用型住宅セーフティネット整備 フォーム後に高齢者世帯や子育て世帯等が入居す 推進事業 ること等を条件として、空家のある住宅のリフォー 民間賃貸 住宅の所 有 者の方などに対し、リ ムに要する費用に対する補助を実施している。 対象となる住宅や、リフォーム工事、工事後の賃貸住宅の管理の主な要件は以下のとおり。 (1)住宅の要件 ・ 1 戸以上の空家があること(一部事業が活用できるエリアに限定あり) ・ 空家について、原則床面積が 25㎡以上であり、キッチン・トイレ・浴室・洗面・収納が設けら れていること (2)リフォーム工事の要件 ・ リフォーム工事の中で、耐震改修・バリアフリー改修・省エネルギー改修のいずれかの工事を 実施すること (3)工事後の賃貸住宅の管理の要件 ・ 高齢者世帯や子育て世帯等の入居を拒まないこと(リフォーム後の最初の入居者は高齢者世帯 や子育て世帯等とする) ・ リフォーム後の家賃について、都道府県ごとに定められた上限額を超えないこと 事業の詳細については下記にて 民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業ホームページ(「国土交通省 民間住宅活用型住宅セーフティネット 整備推進事業」で検索) http://www.minkan-safety-net.jp/ 143 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (3)住宅・建築物安全ストック形成事業 地震の際の住宅・建築物の倒壊等による被害 の軽減を図るため、多くの地方公共団体では、 る。補助の対象となる区域、規模、敷地、建物用 途等の要件は、市区町村により異なる。詳しく は市区町村窓口まで。 耐震診断・耐震改修に対する補助を実施してい (4)地方公共団体におけるリフォーム支援制度 都道府県・市区町村により改修工事に対す る独自の助成制度を設けている場合もある。各 る。詳しくは都道府県・市区町村窓口まで。 詳細については、国土交通省ホームページ内 「住まいのあんしん総合支援サイト」にて。 地方公共団体の制度の概要は HP で公表してい (5)その他の補助制度 一定の要件を満たす設備機器の設置や既存住 144 宅の改修を対象とした補助制度がある。 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 4)リフォーム瑕疵保険 保険加入の際は、住宅専門の保険会社(住宅瑕 リフォーム瑕疵保険はリフォーム時の検査と 疵担保責任保険法人)が建築士による現場検査 保証がセットになった保険制度で保険に加入す を行い、工事完了後にリフォーム業者に対して ると、後日、工事に欠陥が見つかった場合に、補 保険証券、消費者(発注者)に対して付保証証 修費用等の保険金がリフォーム業者に支払われ 明書が交付される。 る。 なお、事業者が倒産している場合等は、消費 者(発注者)に対して直接保険金が支払われる。 (1)保険対象のリフォーム工事 リフォーム工事を行ったすべての部分が保険 加入手続きはリフォーム業者が行う為、希望 の場合は工事契約前(工事着工前)にリフォー ム業者へ依頼を。 外装材・屋根材の張り替え、キッチン設備の入 れ替え)。 の対象となる(リフォーム工事の例:耐震改修、 (2)保険期間(工事の欠陥が見つかった場合に 保証が受けられる期間) 145 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 (3)リフォーム瑕疵保険に加入することができ 必要がある。登録されたリフォーム事業者は、 るリフォーム業者 一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会のホー リフォーム瑕疵保険にリフォーム業者が加入 ムページで検索する事が出来る。 するためには、各保険法人に事前に登録する必 要がある。登録を受けるためには、事故を多発 一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会ホー ムページ:http://www.kashihoken.or.jp させていないなどの一定の条件を満たしている (4)住宅瑕疵担保責任保険法人一覧(平成 24 国を対象に業務を行っており、事業者はこの中 年 9 月時点、五十音順) から自由に選択して保険契約を締結することが 住宅瑕疵担保責任保険法人は現在 5 法人が国 できる。なお、保険料は各社で異なる。 土交通省大臣より指定されている。いずれも全 (5)その他リフォーム関連の保険商品 ①既存住宅売買瑕疵保険 ②中古住宅を購入してリフォームする場合の保 険 購入した中古住宅に、万が一後日欠陥が見つ 中古住宅を購入してリフォームする場合に かった場合に、その欠陥の補修費用等が保険金 は、既存住宅売買瑕疵保険とリフォーム瑕疵保 として支払われる。リフォーム瑕疵保険と同様 険がセットになった保険商品(2 つの保険に入 に、売買の対象となる住宅について建築士によ る場合に比べて料金が安く、手続きも簡単)が る現場検査が行われる。また、事業者が倒産し 販売されている(取扱っていない保険法人もあ ている場合等に欠陥が見つかった場合には、買 る)。 主に対して直接保険金が支払われる。 出典:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームガイドブック」 参照:http://www.j-reform.com/publish/book_guidebook.html 146 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 2.2 住宅リフォームに係る支援状況 <地方公共団体における住宅リフォームに係る支援状況調査による> 平成 24 年 6 月 30 日に閣議決定された日本再生戦略では、2020 年までの「中古住宅流通市場・リ フォーム市場の規模倍増」が目標に掲げられているところであり、その目標の実現に向け、平成 24 年3月に策定された中古住宅・リフォームトータルプランにおいては「地方公共団体が実施してい るリフォーム助成制度等の支援制度について、一元的な情報の収集・提供」が位置づけられている ことから、現在のリフォーム支援の状況について地方公共団体に調査を実施。 なお、各地方公共団体におけるリフォーム支援制度の概要は、下記のHPで公表されている。 【国土交通省「住まいの安心総合支援サイト」 】 [URL] http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/index.html する地方公共団体数を集計 1)リフォーム支援制度を有している地方公共 ※都道府県は、市町村事業への間接的な支援 団体 も含む ・都道府県・・・47 / 47 ・市区町村・・・1,519 / 1,742 ※補助だけでなく、融資、利子補給、ポイン 2)リフォーム支援制度数 ・計 7,240 ト発行等も含む ※住宅所有者、リフォーム事業者へ直接支援 3)リフォーム支援の分類 種 別 計 1.耐震化(耐震改修、耐震診断等) 2,387 2.バリアフリー化(高齢者対応リフォーム、障害者対応リフォーム等) 1,391 3.省エネルギー化(エコリフォーム、エコ設備設置等) 1,360 4.リフォーム促進(地域材利用促進、地場工務店振興、リフォーム市場活性化等) 626 5.災害予防(アスベスト対策、火災報知器設置、雪対策等) 286 6.その他 1,190 4)支援方法 種 別 1.補助 計 6,235 2.耐震診断士等専門家の派遣 481 3.利子補給 235 4.融資(有利子) 141 5.ポイント発行 67 6.融資(無利子) 52 7.その他 29 147 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 5)支援の要件について (1)リフォーム工事の要件 種 別 計 1.耐震改修(耐震改修、耐震診断等) 2,258 2.バリアフリー改修(高齢者対応リフォーム、障害者対応リフォーム等) 1,365 3.エコ設備の設置(太陽光発電システムの設置、高効率給湯器の設置等) 1,266 4.災害対応リフォームの実施(アスベスト対策、火災報知器設置、雪対策等) 260 5.省エネルギー改修(断熱改修等) 144 6.地域材の活用 110 7.住宅エコポイントの利用 7 8.その他 1,830 (2)工事施工者の要件 種 別 計 1.要件なし 4,363 2.地域内の事業者(都道府県や市区町村) 1,140 3.地域内の事業者かつ中小事業者 51 4.中小事業者 37 5.その他の要件(地方公共団体への登録等) 1,649 (3)対象者の要件 種 別 1.要件なし 計 1,617 2.高齢者・身体障害者のみ 810 3.低所得者のみ 29 4.その他の要件(税金の滞納がない等) 4,784 6)補助金額等について 種 別 計 1.特定の工事の工事費用に応じて決定 3,190 2.工事費用の総額に応じて決定 1,280 3.設置する設備の性能に応じて補助金額等を設定 773 4. (工事費用にかかわらず)定額を支援 575 5.使用する材料量に応じて補助金額等を決定 6.その他 出典:国土交通省「地方公共団体における住宅リフォームに係る支援状況調査結果について」 参照:http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000419.html 148 81 1,341 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 2.3 住生活基本計画 会において計画の変更に向けた審議を進め、同 分科会における審議等を踏まえ、平成 23 年 3 月 1)住生活基本計画(全国計画)の改定について 15 日に平成 23 年度∼平成 32 年度の 10 年間を 国土交通省では、 「住生活基本法」 (平成 18 年 計画期間とする新たな「住生活基本計画(全国 法律第 61 号)に基づき策定された国民の住生活 計画)」が閣議決定された。 の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な 今後は、本計画に基づき、関係省庁が連携・ 計画である「住生活基本計画 ( 全国計画 )」 (平成 協力して住生活の安定の確保及び向上の促進に 18 年9月 19 日閣議決定)に基づき、住宅政策を 関する施策を総合的かつ計画的に推進するとと 推進してきたが、同計画において、 「今後の社会 もに、毎年度、施策の実施状況をとりまとめ、 経済情勢の変化及び施策の効果に対する評価を 広く公表することとしている。 踏まえて、おおむね5年後に見直し、所要の変 更を行う」こととされていることから、平成 22 なお、計画の概要等については下記資料のと おり。 年7月より、社会資本整備審議会住宅宅地分科 表 2-1 住生活基本計画(全国計画)の改定について① 149 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 表 2-2 住生活基本計画(全国計画)の改定について② 出典:国土交通省「住生活基本計画(全国計画)」 参照:http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/jyuseikatsu/hyodai.html 150 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 2.4 長期優良住宅建築計画の認定状況 と実績 施行されている。目的は長期にわたり良好な状 態で使用するための措置が講じられた住宅(長 期優良住宅)の普及を促進することで、環境負 担の低減を図りつつ良質な住宅ストックを将来 1)長期優良住宅の目的 長期優良住宅の普及の促進に関する法律(平 成 20 年法律第 87 号)が平成 21 年 6 月 4 日より 世代へ継承することで、より豊かで優しい暮ら しへの転換を図ることである。 2)長期優良住宅の認定基準(概要) 性能項目等 概要 劣化対策 ○数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。 ・ 通常想定される維持管理条件下で、 構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度とな る措置。 〔鉄筋コンクリート造〕 ・ セメントに対する水の比率を低減するか、鉄筋に対するコンクリートのかぶりを厚くす ること。 〔木造〕 ・ 床下及び小屋裏の点検口を設置すること。 ・ 点検のため、床下空間の一定の高さを確保すること。 耐震性 ○極めて稀に発生する地震に対し、 継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベ ルの低減を図ること。 ・ 大規模地震力に対する変形を一定以下に抑制する措置を講じる。 〔層間変形角による場合〕 ・ 大規模地震時の地上部分の各階の安全限界変形の当該階の高さに対する割合をそれぞれ 1/100以下(建築基準法レベルの場合は1/75以下) とすること。 〔地震に対する耐力による場合〕 ・ 建築基準法レベルの1.25倍の地震力に対して倒壊しないこと。 〔免震建築物による場合〕 ・ 住宅品確法に定める免震建築物であること。 維持管理・更新の容易性 ○構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新) を容易に行うために必要な措置が講じられていること。 ・ 構造躯体等に影響を与えることなく、 配管の維持管理を行うことができること。 ・ 更新時の工事が軽減される措置が講じられていること等。 可変性 ○居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられている こと。 〔共同住宅〕 ・ 将来の間取り変更に応じて、配管、配線のために必要な躯体天井高を確保すること。 バリアフリー性 ○将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されてい ること。 ・ 共用廊下の幅員、共用階段の幅員・勾配等、エレベーターの開口幅等について必要なスペ ースを確保すること。 省エネルギー性 ○必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。 ・ 省エネ法に規定する平成11年省エネルギー基準に適合すること。 居住環境 ○良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであ ること。 ・ 地区計画、 景観計画、条例によるまちなみ等の計画、 建築協定、 景観協定等の区域内にある 場合には、これらの内容と調和が図られること。 住戸面積 ○良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。 〔一戸建ての住宅〕 ・ 75㎡以上 (2人世帯の一般型誘導居住面積水準) 〔共同住宅等〕 ・ 55㎡以上 (2人世帯の都市居住型誘導居住面積水準) ※一戸建ての住宅、共同住宅等とも、少なくとも1の階の床面積が40㎡以上(階段部分を除 く面積) 。 ※一戸建ての住宅、共同住宅等とも、地域の実情に応じて引上げ・引下げを可能とする。 ただ を下限と し、 一戸建ての住宅55㎡、 共同住宅等40㎡(いずれも1人世帯の誘導居住面積水準) する。 維持保全計画 ○建築時から将来を見据えて、 定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。 ・ 維持保全計画に記載すべき項目については、 ①構造耐力上主要な部分、 ②雨水の浸入を防 止する部分及び③給水・排水の設備について、点検の時期・内容を定めること。 ・ 少なくとも10年ごとに点検を実施すること。 ※具体的な内容は、 「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準(平成 21 年国土交通相告示 第 209 号)」を参照 出典:国土交通省「長期優良住宅の認定基準(概要)」 参照:http://www.mlit.go.jp/common/000041843.pdf 151 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 3)長期優良住宅建築等計画の認定状況 在、全国の所管行政庁による認定実績は、制度 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」 運用開始からの累計 34 万 7,652 戸となった。内 に基づく長期優良住宅建築等計画の認定状況、 訳は、一戸建住宅が 34 万 8,961 戸、共同住宅等 および制度開始以来の累計認定戸数は毎月国土 が 8,691 戸。 交通省より発表されており、平成 24 年 12 月現 表 2-3、図 2-1 長期優良住宅建築等計画の認定実績 ( 平成 24 年 12 月現在 ) 152 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 表 2-4 長期優良住宅建築等計画の都道府県別認定実績(平成 24 年 12 月現在 ) 出典:国土交通省「長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく長期優良住宅建築等計画の認定状況について」 参照:http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000434.html 153 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 2.5 エコポイントの活用による環境対応 住宅普及促進事業(住宅エコポイント 事業)の実施状況について コポイント及び復興支援・住宅エコポイント)の 実施状況(申請状況、発行状況、都道府県別)を 毎月公表している。下表は住宅エコポイントのう ち、リフォームの申請件数及び発行件数の推移を 国土交通省では住宅エコポイント事業(住宅エ 単月(折れ線)と累計(棒)にて表したものである。 図 2-2 住宅エコポイントの申請件数の推移(平成 24 年 12 月末時点) 図 2-3 住宅エコポイントの発行件数の推移(平成 24 年 12 月末時点) ※ポイント発行対象の工事の着工・着手期間は平成24年10月3日で終了している。詳しくは下記。 住宅エコポイント事務局 TEL 0570-064-717 受付時間:9:00∼17:00(土・日・祝日含む) URL:http://jutaku.eco-points.jp 出典:国土交通省「エコポイントの活用による環境対応・住宅普及促進事業(住宅エコポイント及び復興支 援・住宅エコポイント)の実施状況について 参照:http://www.milt.go.jp/report/press/house04_hh_000433.html 154 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 3.リフォーム関連団体・協会情報 3.1 一般社団法人 住宅リフォーム推進 協議会 6. 事業者への研修・情報提供 ■平成 24 年度の主な活動 住宅リフォーム推進協議会は 2000 年 11 月に設 立され、2008 年 12 月に一般社団法人に移行いた しました。現在住宅及び住宅リフォームの関連 業界団体等(会員数 正会員:73 団体、特別会員: 107 団体)が一体となって、相互に連携を図りな がら、住宅リフォームの推進に向けた事業を展 開しています。 居住水準、住宅の機能・性能向上のためのリ ・ 住宅の長寿命化リフォームシンポジウムの 開催 ・ 長 寿 命 化 リ フ ォ ー ム セ ミ ナ ー、住 宅 リ フォーム講座の開催 ・ 住宅リフォーム相談窓口担当者等講習会の 開催 ・ リフォーム&インテリア 2012 等に出展 ■住宅リフォーム推進協議会の発行物 フォーム等に関する情報発信を行い、事業者の ・ 安心・快適住宅リフォームハンドブック 技術力・営業力の向上と、消費者の満足を通して、 ・ 平成 24 年度 住宅リフォーム実例調査報告書 より豊かな住生活づくりの推進役としての役割 ・ インターネットによる住宅リフォーム潜在需 を担っていきます。 要者の意識と行動に関する第 8回調査報告書 ・ 住宅リフォームガイドブック ■事業目的 「住宅リフォーム市場の環境整備と需要喚起」 住宅リフォームは内容が様々なうえにその範 囲も広く、消費者がリフォームを理解し適切な 情報活用に至るまでには大変な労力を必要とし ・ 住宅リフォーム工事 標準書式 ・ 住宅リフォーム業者のための 知っておき たいリフォーム関係法令の手引き ・ 永く快適に住むための わが家のリフォー ム・クリニック ます。またリフォーム事業者にとっても、新た ・ リフォーム工事の廃棄物・正しい処理方法 な技術やユーザーニーズに応えるために、日々 ・ イラストでわかるリフォームのシックハウ 技術やサービスの研鑽が欠かせません。一般社 団法人住宅リフォーム推進協議会では、住宅リ フォームを取り巻く環境を整備し、消費者・リ ス読本 ・ LD リフォームの留意点(リビング・ダイニ ング編) フォーム事業者双方にとって有益かつ健全なリ ・ マンションリフォーム便利帳 2012 フォーム市場の形成に努めてまいります。 ・ 住宅リフォームの税制の手引き(本編・証 ■事業の重点項目 1. 住宅リフォーム推進のための諸制度の改善活 動と普及企画 2. 地域における住宅リフォーム推進体制への支 明書編・通達編・告示編) ・ もう一度、見直したいリフォーム事業のABC ・ すごろくでチェック! 住まいの防犯リ フォーム ほか 援と連携 3. 長寿命化リフォームの推進 問い合わせ先 4. 住宅リフォーム産業の動向把握 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 5. 消費者への啓発・情報提供 TEL.03(3556)5430 http://www.j-reform.com/ 155 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 3.2 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 正会員一覧 (五十音順) 団体・協会名 所在地 愛知県名古屋市中区栄 4-3-26 昭和ビル 2 階 財団法人 愛知県建築住宅センター http://www.abhc.jp 石川県金沢市幸町 12-1 石川県幸町合同庁舎 2 階 財団法人 石川県建築住宅総合センター http://ikjc.jp 岩手県盛岡市盛岡駅西通 1-7-1 いわて県民情報交流センター ( アイーナ )2 階 一般財団法人 岩手県建築住宅センター http://www.ikjc.or.jp 東京都新宿区新宿 3-2-1 新宿三丁目ビル 8 階 公益社団法人 インテリア産業協会 http://www.interior.or.jp 大阪府大阪市中央区平野町 4-1-2 大阪ガス株式会社 http://www.osakagas.co.jp 大阪府大阪市中央区南船場 4-4-3 心斎橋東急ビル 4 階 一般財団法人 大阪住宅センター http://www.osaka-jutaku.or.jp 東京都港区新橋 5-8-11 オリックス新橋ビル 7 階 押出発泡ポリスチレン工業会 http://www.epfa.jp 東京都港区西新橋 1-1-21 日本酒造会館 2 階 一般社団法人 カーテンウォール・防火開口部協会 http://www.jsma.or.jp 鹿児島県鹿児島市新屋敷町 16-228 鹿児島県住宅供給公社ビル 2 階 財団法人 鹿児島県住宅・建築総合センター http://www.kjc.or.jp 神奈川県横浜市中区太田町 2-22 神奈川県建設会館4階 社団法人 かながわ住まい・まちづくり協会 http://www.machikyo.or.jp/ 大阪府大阪市北区中之島 3-6-16 関西電力株式会社 http://www.kepco.co.jp 東京都港区芝大門 1-4-9 大門ビル 3 階 キッチン・バス工業会 http://www.kitchen-bath.jp 熊本県熊本市神水 1-3-1 ヨネザワ熊本県庁前ビル 1 階 財団法人 熊本県建築住宅センター http://www.bhckuma.or.jp 東京都中央区銀座 5-13-16 東銀座三井ビル 一般財団法人 経済調査会 http://www.zai-keicho.or.jp 東京都中央区日本橋堀留町 2-8-4 日本橋コアビル 一般財団法人 建材試験センター http://www.jtccm.or.jp 東京都中央区日本橋大伝馬町 11-8 フジスタービル日本橋 一般財団法人 建設物価調査会 http://kensetu-bukka.or.jp 東京都千代田区麹町 3-5-1 全共連ビル麹町館 一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構 http://www.ibec.or.jp 東京都港区虎ノ門 1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル 2 階 社団法人 高層住宅管理業協会 http://www.kanrikyo.or.jp 東京都中央区八丁堀 2-20-9 京橋第 8 長岡ビル 4 階 財団法人 高齢者住宅財団 http://www.koujuuzai.or.jp 東京都中央区八丁堀 3-4-10 京橋北見ビル東館6階 一般社団法人 JBN http://www.jbn-support.jp/ 静岡県静岡市駿河区南町 14-1 水の森ビル 6 階 一般財団法人 静岡県建築住宅まちづくりセンター http://www.shizuoka-kjm.or.jp 東京都千代田区神田神保町 2-5 北沢ビル 財団法人 住宅管理協会 http://www.e-housing.or.jp 東京都文京区関口 1-24-2 関口町ビル 一般財団法人 住宅金融普及協会 http://www.sumai-info.com 東京都港区虎ノ門 1-1-21 新虎ノ門実業会館 2 階 財団法人 住宅産業研修財団 http://www.hic.or.jp 東京都港区虎ノ門 3-11-15 SVAX TT ビル 5 階 一般財団法人 住宅生産振興財団 http://www.machinami.or.jp 東京都港区虎ノ門 1-6-6 晩翠軒ビル 4 階 一般社団法人 住宅生産団体連合会 http://www.judanren.or.jp 東京都千代田区紀尾井町 6 番 26-3 上智紀尾井坂ビル 5 階 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター http://www.chord.or.jp 東京都中央区晴海 1-8-12 晴海トリトンスクエア オフィスタワー Z 1階 一般財団法人 住まいづくりナビセンター http://www.sumanavi.info 東京都港区西新橋 2-13-10 吉野石膏虎ノ門ビル 5 階 一般社団法人 石膏ボード工業会 http://www.gypsumboard-a.or.jp 東京都豊島区北大塚 3-30-10 全管連会館 全国管工事業協同組合連合会 http://www.zenkanren.or.jp 東京都中央区日本橋人形町 1-5-10 神田ビル 4 階 社団法人 全国建設室内工事業協会 http://www.zsk.or.jp 東京都新宿区高田馬場 2-7-15 全国建設労働組合総連合 http://www.zenkensoren.org 東京都千代田区岩本町 2-6-3 全宅連会館 公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会 http://www.zentaku.or.jp 東京都中央区日本橋箱崎町 12-4 建設国保会館 1 階 社団法人 全国中小建築工事業団体連合会 http://www.zenkenren.or.jp 東京都千代田区内神田 3-3-4 全農薬ビル 6 階 社団法人 全国防水工事業協会 http://www.jrca.or.jp 東京都千代田区永田町 2-4-3 永田町ビル 6 階 社団法人 全国木材組合連合会 http://www.zenmoku.jp 156 TEL 052-264-4032 076-262-6543 019-623-4414 03-5379-8600 06-6202-2221 06-6253-0071 03-5402-3928 03-3500-3891 099-224-4539 045-664-6896 06-6441-8821 03-3436-6453 096-385-0771 03-3542-3333 03-3664-9211 03-3663-2411 03-3222-6681 03-3500-2721 03-3206-6437 03-5540-6678 054-202-5570 03-3239-3541 03-3260-7341 03-3504-6601 03-5733-6733 03-3592-6441 03-3261-4567 03-5166-8300 03-3591-6774 03-3949-7312 03-3666-4482 03-3200-6221 03-5821-8111 03-5643-1065 03-5298-3793 03-3580-3215 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 団体・協会名 所在地 東京都千代田区紀尾井町 3-30 全日会館 3 階 社団法人 全日本不動産協会 http://www.zennichi.or.jp 東京都港区海岸 1-5-20 東京ガス株式会社 http://www.tokyo-gas.co.jp 東京都渋谷区渋谷 2-17-5 シオノギ渋谷ビル 公益財団法人 東京都防災・建築まちづくりセンター http://www.tokyo-machidukuri.or.jp 長崎県長崎市元船町 17-1 長崎県大波止ビル 2 階 財団法人 長崎県住宅・建築総合センター http://www.nagasaki-jkc.jp 新潟県新潟市中央区新光町 15-2 公社総合ビル 7 階 一般財団法人 にいがた住宅センター http://www.nphcc.or.jp 東京都品川区東五反田 5-25-19 東京デザインセンター 3 階 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 http://www.jipat.gr.jp 東京都港区赤坂 1-4-10 JIA ビル 一般財団法人 日本ガス機器検査協会 http://www.jia-page.or.jp/ 東京都中央区新富 2-8-1 金鵄ビル 5 階 一般社団法人 日本空調衛生工事業協会 http://www.nikkuei.or.jp 東京都中央区日本橋浜町 2-17-8 KDX 浜町ビル 5 階 一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会 http://www.kensankyo.org 東京都中央区八丁堀 2-5-1 東京建設会館 8F 社団法人 日本建設業連合会 http://www.nikkenren.com/ 東京都港区芝 5-26-20 建築会館 5 階 公益社団法人 日本建築士会連合会 http://www.kenchikushikai.or.jp 東京都中央区八丁堀 2-21-6 八丁堀 NF ビル 6 階 社団法人 日本建築士事務所協会連合会 http://www.njr.or.jp 東京都千代田区神田錦町 1-9 東京天理ビル 一般財団法人 日本建築センター http://www.bcj.or.jp 大阪府吹田市藤白台 5-8-1 一般財団法人 日本建築総合試験所 http://www.gbrc.or.jp 東京都港区虎ノ門 2-3-20 虎ノ門 YHK ビル 3 階 一般財団法人 日本建築防災協会 http://www.kenchiku-bosai.or.jp 東京都新宿区払方町 25-3 一般社団法人 日本左官業組合連合会 http://www.nissaren.or.jp 東京都港区西新橋 3-6-2 西新橋企画ビル 8 階 日本室内装飾事業協同組合連合会 http://www.nissouren.jp 東京都千代田区神田小川町 1-11 金子ビル 6 階 社団法人 日本住宅協会 http:/jh-a.or.jp 東京都江東区新砂 3-4-2 財団法人 日本住宅・木材技術センター http://www.howtec.or.jp 東京都新宿区新宿 1-12-12 オスカカテリーナ 401 公益社団法人 日本しろあり対策協会 http://www.hakutaikyo.or.jp 東京都中央区八丁堀 1-3-2 佐藤ビル 3 階 一般社団法人 日本増改築産業協会 http://www.jerco.or.jp 東京都港区虎ノ門 1-16-17 虎の門センタービル 8 階 社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 http://www.2x4assoc.or.jp 東京都渋谷区鶯谷町 19-22 塗装会館 3 階 一般社団法人 日本塗装工業会 http://www.nittoso.or.jp 東京都港区六本木 1-7-27 全特六本木ビル WEST 棟 2 階 社団法人 日本木造住宅産業協会 http://www.mokujukyo.or.jp 東京都新宿区西新宿 1-25-1 新宿センタービル 38 階 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 http://www.mokutaikyo.com 東京都中央区京橋 1-6-13 アサコ京橋ビル 4 階 日本窯業外装材協会 http://www.nyg.gr.jp 兵庫県神戸市中央小野柄通 7-1-1 日本生命三宮駅前ビル 7 階 財団法人 兵庫県住宅建築総合センター http://www.hyogo-jkc.or.jp 福岡県福岡市中央区天神 1-1-1 アクロス福岡東オフィス 3 階 一般財団法人 福岡県建築住宅センター http://www.fkjc.or.jp 東京都千代田区霞ヶ関 3-2-5 霞ヶ関ビル 17 階 一般社団法人 不動産協会 http://www.fdk.or.jp 東京都千代田区神田小川町 2-3-13 M&C ビル 5 階 社団法人 プレハブ建築協会 http://www.purekyo.or.jp 東京都千代田区富士見 2-7-2 ステージビルディング 一般財団法人 ベターリビング http://www.cbl.or.jp 東京都千代田区一ツ橋 2-5-5 岩波書店一ツ橋ビル 7 階 財団法人 マンション管理センター http://www.mankan.or.jp 東京都港区西新橋 2-13-5 吉野ビル 2 階 一般社団法人 マンション計画修繕施工協会 http://www.mks-as.net 東京都千代田区麹町 4-3-4 宮ビル 8 階 一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会 http://www.repco.gr.jp 東京都渋谷区渋谷 2-12-19 東建インターナショナルビル11階 一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会 http://www.renovation.or.jp 東京都千代田区富士見 2-7-2 ステージビルディング 6 階 一般社団法人 リビングアメニティ協会 http://alianet.org 東京都港区浜松町 2-1-13 芝エクセレントビル 4 階 公益社団法人 ロングライフビル推進協会 http://www.belca.or.jp TEL 03-3263-7030 03-3433-2111 03-5466-2004 095-825-6944 025-283-0851 03-3447-1755 03-5570-5981 03-3553-6431 03-5640-0901 03-3553-0701 03-3456-2061 03-3552-1281 03-5283-0461 06-6872-0391 03-5512-6451 03-3269-0560 03-3431-2775 03-3291-0881 03-5653-7662 03-3354-9891 03-5541-6050 03-5157-0831 03-3770-9901 03-5114-3010 03-5909-1881 03-5159-0680 078-252-0091 092-737-8013 03-3581-9421 03-5280-3121 03-5211-0556 03-3222-1516 03-5512-2798 03-3265-4899 03-3486-2510 03-5211-0540 03-5408-9830 (2013 年 2 月 1 日現在 ) 157 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 3.3 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 正会員情報 住宅リフォーム推進協議会の正会員を対象に住宅リフォームに関する活動状況についてのアンケートを 行った。アンケート項目は下記のとおりである。 ◆アンケート項目(自由記入方式) ①リフォームについての活動状況(リフォーム委員会やリフォーム部会等) ②平成 24 年度に実施したリフォームについての調査・研究活動状況 ③平成 24 年度に作成したリフォームについての資料(小冊子、チラシ、出版物等) ④平成 24 年度に実施したリフォーム関連のイベント・セミナー ⑤リフォームに関する資格、認定を行っているもの アンケート結果は各会員ごとに下表にまとめた。 ■財団法人 石川県建築住宅総合センター ①活動状況 (1)「いしかわ住宅相談・住情報ネットワーク」 県内の住宅相談を行っている主な機関がネットワークにより、相談窓口の明確化や相談情報 の共有化を図り、県民からの住宅に的確な対応と総合的な住情報の提供を行う (2)「いしかわ 21 世紀住まいづくり協議会」 ①県民の住意識の向上を図るため、広報活動や各種イベントを実施して適切な住情報の提供 を行う ②住宅関連事業者に対して、後継者育成、技術力の向上、生産体制の整備の研修会などを実 施する ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 (1)「住まいづくり融資助成のご案内」 (いしかわ住宅相談・住情報ネットワーク) 住宅の新築・購入や耐震、バリアフリー化等に伴う住宅リフォーム、省エネ設備の設置、 トイレの水洗化等に関し、県及び市町の融資・助成の一覧 (2)「住宅相談事例」 (いしかわ住宅相談・住情報ネットワーク) 住宅相談窓口及びトラブル防止に関する事例の紹介 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「いしかわ住宅相談・住情報ネットワーク出前講座」( 平成 24 年 6 月 ) 石川県消費生活支援センターの主催による「いしかわコンシューマー・カレッジ」として下 記内容の講座を実施した ①高齢化社会に対応した住宅リフォーム(耐震、バリアフリー、省エネ等) ②住宅リフォームの契約の注意及び悪質リフォーム被害防止 (平成 24 年 6 月 14 日 18:15 ∼ 20:00) (2)「かしこい住まいづくり講座」( いしかわ 21 世紀すまいづくり協議会)( 平成 24 年 10 月 ) 住宅の新築・購入や増改築及びリフォームを予定されている県民の方を対象に住宅に関す る知識の習得と住意識の向上を目的とした住まいに関する総合講座 ( 講座の時間は 13:30 ∼ 16:00 で 5 回の講座を実施した ) (3)「石川県ハウジングスクール」( いしかわ 21 世紀すまいづくり協議会 ) ( 平成 24 年 10 ∼ 12 月 ) 木造住宅の建設を担っている大工・工務店等を対象に新技術情報の提供・普及や経営合理化 等の指導啓発講座 ( 講座の時間は 13:30 ∼ 16:30 が 6 回、日帰り研修会が 1 回で計 7 回の講座を 実施した ) ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 158 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■キッチン・バス工業会 ①活動状況 (1)「調査統計委員会」 自主出荷統計の分析の検証、リフォーム統計推進など (2) 消費者関連委員会 工業会が提供する商品知識啓蒙情報の刷新と高質化の推進など ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 (1)「調査統計委員会」 (調査・研究開始年度 / 平成 21 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 自主出荷統計のリフォーム比率の検証等 (2)「消費者関連委員会」 (調査・研究開始年度 / 平成 18 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) リフォーム時のお手入れ方法など ③平成 24 年度に作成した資料 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「洗剤の知識【浴室・洗面化粧台編】 」 リフォーム時のお手入れに関する情報を洗剤メーカーと協力して作成した ― ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■一般財団法人 経済調査会 ①活動状況 「一般財団法人 経済調査会」 リフォーム関連資料の発行およびセミナーの開催 ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 (1)「積算資料ポケット版 リフォーム編 2013」 戸建て住宅・店舗・マンション専有部のリフォーム工事費を部位別に掲載した価格資料 (2)「積算資料ポケット版 マンション修繕編 2013」 マンション共用部修繕の工事費を掲載した価格資料 (3)「大規模修繕の基礎知識」 管理組合向けにマンション大規模修繕の基礎知識を解説した小冊子 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「戸建住宅の耐震補強・沈下修復工事の解説講習会」 (東京)( 平成 24 年 5 月 ) 戸建住宅の耐震補強や水平修復(不同沈下の修復)工事・工法を学んでいただく講習会 (2)「戸建住宅の耐震補強・沈下修復工事の解説講習会」 (静岡)( 平成 24 年 12 月 ) 戸建住宅の耐震補強や水平修復(不同沈下の修復)工事・工法を学んでいただく講習会 (3)「耐震改修における新技術・新工法等講習会」( 平成 24 年 6 月 ) マンションの耐震改修の現状と耐震改修に有効な新技術・新工法を施工例を交えながら学ん でいただく講習会 ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■一般社団法人 JBN ①活動状況 「既存改修委員会」 リフォームに関する事業や講習会等の企画や外部団体等との意見交換等 ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「既存住宅のリフォームに関するアンケート」 (直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) リフォームの現状に対するアンケート ③平成 24 年度に作成した資料 「既存住宅の性能向上リフォーム指針・事例集」 設計・施工事例、性能向上リフォームのすすめ等 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー ⑤リフォームに関する資格、認定 既存住宅の性能向上リフォームに関する事例等を交えた講習会(平成 25 年 2 月) 「JBN 耐震診断施工改修指導者」 耐震診断から施工までを一貫してできる実務者を養成する 2 日間講習会 159 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター ①活動状況 「公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」 「住まいるダイヤル」…電話によるリフォーム相談及びリフォーム見積りチェックサービス。専 門の相談員(建築士)がリフォームによる不具合やリフォームの見積りなどについて、電話によ る相談を受け付けている。また、リフォーム見積りチェックシステムによる、見積りに関する情 報提供を財団 HP で行っている ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「住宅リフォームの市場規模」 (調査・研究開始年度 / 平成 2 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 1989 年∼ 2011 年の住宅リフォーム市場規模について、既往調査を基に当財団で推計したもの (財団 HP 掲載) ③平成 24 年度に作成した資料 「住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2012」 当財団の住宅相談の受付状況や全国弁護士会の紛争処理状況について、2011 年度分を取りまと めたもの(冊子版・HP掲載) ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「第 29 回住まいのリフォームコンクール」 (平成 24 年 5 月∼ 10 月) 全国各地で施工された住宅リフォーム事例を募り、住まいとして優秀な事例について建築主(施 主) ・設計者・施工者を表彰し、これを消費者や事業者に広く紹介することにより、住宅リフォー ムの促進とその水準の向上を図る (1)「マンションリフォ−ムマネジャー」 マンションの特性とその制約を踏まえ、リフォームプランの提案や工事にあたって管理組合 や近隣・工事施工者に対して適切な指導・助言を行う人材で、当財団が実施する試験に合格 した全国で約 9,400 人の方がマンションリフォームマネジャーとして活躍をしている ⑤リフォームに関する資格、認定 (2)「増改築相談員」 住宅のリフォームを考えている消費者からの相談に誠実に対応するとともに、必要に応じて 積極的に助言などを行い、住宅のリフォームの健全な普及を促進する。また、消費者の要請 に応じて、住宅リフォームの具体的計画や見積り等をも行う。現在、全国で約 17,500 人の方 が増改築相談員として当財団に登録をしている ■一般財団法人 にいがた住宅センター ①活動状況 ― ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「冊子(住まいのバリアフリー)」 一般消費者や工務店等を対象に、写真やイラストを用いてバリアフリー改修工事をわかりやす くまとめて情報提供 ― ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会 ①活動状況 ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ③平成 24 年度に作成した資料 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「マンション省エネ改修推進部会」 既築マンションの省エネリフォーム推進活動 ― 「既築マンション省エネ改修のご提案」 マンション省エネ・リフォームの改修効果事例掲載 (1)「第1回 マンション省エネ 改修提案セミナー」 (2012 年 11 月) 温熱シミュレーション、マンション省エネ改修事例、パネルディスカッション (2)「第2回 マンション省エネ 改修提案セミナー(予定)」 (2013 年 2 月) 温熱シミュレーション、マンション省エネ改修事例、パネルディスカッション ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 160 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■社団法人 日本建設業連合会 ①活動状況 「制度委員会・住宅部会」 住宅リフォームに限らず、マンション建替えや団地再生等の住宅事業に係る課題を調査・研究 し、要望・提言を行う ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 (直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 国交省が実施したマンション改修についてのヒアリングに対応し、具体案件における長期修繕 計画事例ならびに種々の修繕工事の実施例を提示・説明の上、意見交換を実施した ③平成 24 年度に作成した資料 ― ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー ― ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■一般社団法人 日本増改築産業協会 ①活動状況 「ジェルコインスペクション」 ジェルコインスペクション講習会 ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「ジェルコインスペクション」 (調査・研究開始年度 / 平成 22 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 当会が独自に開発した建物調査と評価方法 ③平成 24 年度に作成した資料 ― ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「ジェルコリフォームフェスタ」 (平成 24 年 6 月) 中古住宅リフォームトータルプランをテーマとした講習会 (2)「ジェルコインスペクション講習」 (平成 25 年 3 月) 当会が独自に開発した建物調査と評価方法を講習 ⑤リフォームに関する資格、認定 「ジェルコインスペクション講習」 修了証発行 ■社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ①活動状況 ― ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「協会会報『ツーバイフォー』2012 秋号 / 2013 新年号」 ツーバイフォー工法はリフォームに適しているというテーマで設計上、施工上の留意点を解説 A 4 版 2 ページで紹介 (1)「リフォーム事業を成功させるセミナー」 (平成 24 年 10 月) 市場動向、人材活用法等ストックビジネスとしてのリフォームについて解説 (2)「リフォームWebセミナー」 (平成 24 年 11 月) リフォームマネジャー育成のテーマで 11 月 13 日から毎週火曜日全 10 回実施 ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 161 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■一般社団法人 日本塗装工業会 ①活動状況 「第 13 回ペンテナンスキャンペーン」 「第 15 回グット・ペインティングカラー」 塗料メーカーの協賛をいただき戸建て住宅の塗り替えキャンペーンを平成 24 年 4 月 16 日より 11 月 16 日まで実施いたしました。また、平成 24 年度製販装による環境色彩コンペティション ( カ ラープランニングオープンコンペ ) の実施により、戸建改修部門での受賞者が決定した ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 ― ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー ― ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■社団法人 日本木造住宅産業協会 ①活動状況 「生産技術委員会 リフォーム WG」 「木住協リフォーム支援制度」を確立する。お客様が満足できる住宅リフォームを推進するため に、会員事業者に対し、住宅リフォーム業務に関する営業面・技術面・運用面の仕組み・情報提 供などの支援を行う ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「リフォーム支援制度の調査・研究」 (調査・研究開始年度 / 平成 23 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 1)調査・診断、2)計画、3)工事、4)維持管理の各段階における支援ツールの調査研究。リフォー ム減税、補助、融資制度、リフォームローン、リフォーム瑕疵保険に関する当協会会員としての メリットの確立 ③平成 24 年度に作成した資料 「グッドリフォーム事例集 2011」 永く快適に住み続けるためのリフォーム成功事例を会員事業者から集めた ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「赤外線建物診断について」( 平成 24 年 4 月 ) 一般社団法人街と暮らし環境再生機構に赤外線カメラの知識・技術・その他必要要件を説明 して頂いた。 (2)「住宅改善行為における生産体制・組織に関する一連の研究」( 平成 24 年 8 月 ) 首都大学の角田教授に研究結果のご講演を頂いた (3)「郊外戸建住宅団地における建替え・外壁リフォームの実態等」( 平成 24 年 8 月 ) 東京都市大学の小見准教授に調査結果のご講演を頂いた ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 162 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 ①活動状況 「技術向上委員会」 耐震リフォームに関する技術の検証や、研究開発等を行う ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「木耐協 耐震診断結果調査データ」 (調査・研究開始年度 / 平成 12 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 当組合で耐震診断を受診された方の調査結果を基に、様々な角度から耐震に関するデータ分析 を行い、年 2 回発表している ③平成 24 年度に作成した資料 (1)「住まい長持ち大事典」 耐震診断と耐震補強について 16 ページにまとめた小冊子。診断依頼者全員へ配布している (2)「木造住宅 耐震百科」 地震・耐震診断・耐震補強など、耐震に関する情報を、事例を交えてまとめた冊子。48 ページ ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「耐震技術認定者講習会」( 平成 24 年度 /15 回 ) 耐震診断・耐震補強に関する正しい知識を身に付けるための講習会。年 15 回開催。 (2)「耐震事業 現地研修会」( 平成 24 年度 /23 回 ) 実際の木造住宅を使用し、現地調査の流れやチェックポイント、各部位の判断基準等を具体 的に研修する ⑤リフォームに関する資格、認定 「耐震技術認定者」 前述の「耐震技術認定者講習会」を受講し、考査に合格した組合員を認定する資格制度 ■財団法人 兵庫県住宅建築総合センター ①活動状況 「兵庫県住宅リフォーム推進協議会」 消費者向け普及啓発パンフやグッズの作成・配布。事業者向けパンフの配布。事業者向けセミ ナー、消費者向けセミナーの実施 ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 (1)「リフォーム支援制度の活用に関するアンケート」 (調査・研究開始年度 / 平成 22 年度) 県や国が実施している、各種リフォーム支援制度の活用状況について、兵庫県住宅改修業者 登録制度に登録している事業者にアンケート調査を実施した (2)「住まいづくりの支援事業に係る実態調査」 (調査・研究開始年度 / 平成 21 年度) 専門家を派遣するアドバイザー派遣事業について、その利用者を対象とした、フォローアッ プをアンケート調査した ③平成 24 年度に作成した資料 (1)「あなたの住まいづくりを応援します」 兵庫県住宅リフォーム推進協議会事務局である、財団法人兵庫県住宅建築総合センター内の ひょうご住まいサポートセンターの事業概要(リフォーム相談等)の紹介パンフ (2)「住まいの専門家を派遣します」 先述のひょうご住まいサポートセンターが実施する安全・安心リフォームアドバイザー等派 遣制度の紹介パンフ (3)「あなたのリフォームのお手伝い」 ひょうご住まいサポートセンターホームページで情報提供している兵庫県住宅改修業者登録 制度に登録している事業者検索サイトの紹介パンフ ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「消費者向け『住宅リフォーム講座』 」( 平成 25 年 1 月 ) 消費者向けに、満足できるリフォームを行うためのポイントについて、講習及び建築士等専 門家による意見交換会を開催 (2)「事業者向け『長寿命化リフォームセミナー』 」( 平成 25 年 1 月 ) 事業者向けに、 「中古住宅・リフォームトータルプラン」の概要、既存住宅の品質・性能を高 め住宅を長持ちさせるリフォーム等に関する講習会を開催 (3)「住宅リフォーム事業者講習会」( 平成 24 年 6 月 ) 県の住宅改修業者登録制度に基づく住宅改修業者向けに、資質向上を図るための研修会を開催 ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 163 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■一般財団法人 福岡県建築住宅センター ①活動状況 ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「住宅市場活性化協議会」 (福岡県内の官民で組織されている団体) 中古・リフォーム部会の中で、ホームインスペクションの一般化へ向けた取り組みを進めてい る ― ③平成 24 年度に作成した資料 「住まいづくりの手引き」 (福岡県、北九州市、福岡市、久留米市と共同作成) 新築・中古を含めた住まい全般の内容の中で、リフォームに関するものも取り扱っている ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「ストックビジネスの最新トレンドを探る」( 平成 25 年 2 月 ) ストック活用のビジネスモデルとしてのリノベーションビジネスに関する講演会を実施 ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■社団法人 プレハブ建築協会 ①活動状況 「住宅ストック分科会」 工業化住宅のリフォーム及び中古流通を中心とした住宅ストックに係る関連業務の推進と円滑 化を図り、工業化住宅の更なる普及と発展に寄与し、会員相互の自主的な連絡調整を行う ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 ― ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「プレハブ建築品質向上講習会」( 平成 24 年 11 月 ) リフォーム業務に関する質の向上を図るため、年 1 回品質向上講習会を開催。グループ毎にテー マを決めてグループ討議を行い事例発表を行い、参加者相互の研鑚を図る ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■一般財団法人 ベターリビング ①活動状況 「住宅インフィル・リフォーム懇談会」 「住宅資材流通懇談会」 住宅インフィル・リフォーム市場活性化のための方策に関し、基礎的情報交換を行うとともに、 必要に応じて特定のテーマについての意見集約を行う ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 ― ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー ― ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 164 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■財団法人 マンション管理センター ①活動状況 ― ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「計画修繕工事実務マニュアル」 (販売中) 計画修繕工事の進め方等 ― ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会 ①活動状況 「運営委員会、総務委員会 ( 体制強化 WG・調査 WG)、技術委員会 ( 共用部分分科会・専有部分分 科会 )、広報・研修員会」 マンションリフォームに関する調査、担い手育成、マンション管理組合の支援活動等を通じて、 良質なマンションストックの推進を図っている ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 「マンションリフォーム市場将来需要推計」 (調査・研究開始年度 / 平成 23 年度、直近の調査・研 究年度 / 平成 24 年度) 2015 年、2020 年の専有部分・共用部分リフォーム市場 ( ストック戸数、リフォーム金額 ) を推計、 行政施策等を実現した「拡張ケース」で、2020 年約 2.7 兆円と推計した。ただし、リフォームトー タルプランすべては加味されてない ③平成 24 年度に作成した資料 「マンションリフォーム市場将来需要推計」 前項の②と同様 「マンションリフォームマネジャー資格試験 : 学科試験問題集」 学科試験問題について、過去問に対する回答・解説集を作成発行した ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー (1)「誰でもわかるマンション改修セミナー」( 平成 24 年 4 月∼) 管理組合理事長・理事を対象に、 「給排水改修工事」 、 「地震対策」 、 「大規模修繕工事・長期修 繕計画」について、3 回セミナーを実施した (2)「マンションリフォーム専有部分 施工技術講座」( 平成 24 年 11・12 月) 「マンションリフォーム 専有部分施工マニュアル」 を用いて 「新人 ・ 現場工事経験の少ない方 ・ 提案プランナーの方」 を対象とした技術講座を開催した (3)「マンションリフォーム事例発表会」( 平成 25 年 2 月) 会員企業の現場・営業担当者を対象とし、リフォームに対する士気向上を図り、相互の刺激 材料を提供する ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 165 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 ■一般社団法人 リビングアメニティ協会 ①活動状況 「リフォーム・施工部会」 ・会員企業並びに一般財団法人ベターリビングからの委員(約 15 名)が、月 1 回部会を開催 ・年度毎に事業計画を定め、主なるテーマを専門家を招いた研究会等を通じ検討を行う ・住宅リフォーム推進協議会の委員会に参加するなど、関連団体と情報交換・発信を行う ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 (1)「住宅部品についての満足度調査」 (調査・研究開始年度 / 平成 22 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 24 年度) 過去 2 年度、温水洗浄便座など 13 部品について、一般ユーザーの買替え満足度を、またリ フォーム実施者の契約・施工全般に係る満足度をWEB調査。平成 24 年度は、リフォーム事 業者の住宅部品に対する満足度を調査し、施工面などの課題を整理した (2)「住宅リフォームに係る住宅部品の使用実態調査」 (調査・研究開始年度 / 平成 15 年度、直近の調査・研究年度 / 平成 21 年度) リフォームの実態把握を経年的に行うために、平成 15 年度より調査。一般ユーザー対象に、 住宅部品の使用状況・買替え時に欲しい部品、新タイプの部品の認知度などをWEB調査し、 市場拡大に向けた住宅部品の改良・開発を促す分析を継続している ③平成 24 年度に作成した資料 (1)「住宅部品の自主点検表」 住宅部品の長期、安全使用を目的に、ユーザー自身による経年劣化状況の確認を行う作業を 解説 (2)「施工ガイドライン」 住宅部品の施工に関する不具合事例をまとめ、確実な施工につながる工程別の検査・確認内 容を解説 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「 『住宅部品点検の日』シンポジウム」( 平成 24 年 10 月) 有識者・業界関係者により、住宅部品点検の重要性を考える講演・研究発表・パネルディスカッ ションを行い、 『住宅部品点検の日』制定を宣言した ⑤リフォームに関する資格、認定 ― ■公益社団法人 ロングライフビル推進協会 ①活動状況 ― ②平成 24 年度に実施した 調査・研究活動状況 ― ③平成 24 年度に作成した資料 「機関紙 BELCA NEWS 2012 年 11 月号」 集合住宅のリニューアル トータルリニューアルで予防保全 《より健全に》 《より快適に》 ④平成 24 年度に実施した イベント・セミナー 「R&R建築再生展 2012」( 平成 24 年 7 月) 展示会へのブース出展 ⑤リフォームに関する資格、認定 ― 166 Section5 住宅リフォーム関連情報資料編 4.リフォームに関する代表的な資格 ■国家・公的資格 資格名 概要 問合せ先 建築士 建築士法で定められた資格。新築・リフォームを問わず一定規模以上の建築 財団法人建築技術教育普及センター 物を設計、工事管理行うために必要となる。取り扱える建物の用途、構造、 http://www.jaeic.or.jp/ 規模によって 「一級建築士」 「二級建築士」 「木造建築士」 の3つに分類される。 建築設備士 建築士の求めに対し建築設備の設計、工事監理に関するアドバイスを行える 建築士法に基づく資格。建築設備士の取得者は、4 年の実務経験で一級建築 財団法人建築技術教育普及センター 士試験の受験資格を得ることができる。二級建築士、木造建築士は実務経験 http://www.jaeic.or.jp/bmee.htm 不要。 建築施工管理技士 一般建設業、特定建設業の許可基準の一つである営業所ごとに置く専任の技 術者、建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者として認 一般財団法人建設業振興基金 められる。また、経営事項審査における技術力の評価において計上する技術 http://www.fcip-shiken.jp/ 者数にカウントされるなど、施工技術の指導的技術者として社会的に高い評 価を受ける。 耐震診断士 建築物の耐震強度を診断する資格。地方自治体によって管理され、登録など によって認定される。建築士でかつ自治体の主催する講習を受けた者に与え 地方自治体 られる資格。 ■民間資格 資格名 概要 問合せ先 インテリア空間を構成する床・壁・天井・カーペット・照明・家具・カー 公益社団法人インテリア産業協会 インテリアコーディネ テン等々の素材や色を選定しコーディネートする室内装飾の総合アドバイ http://www.interior.or.jp/examination/ ーター ザー。 ic_intro/index.html インテリアプランナー インテリアの企画設計から工事監理までを行う者をいう。インテリアコー 財団法人建築技術教育普及センター ディネーターとは異なり、設計や施工にまでトータルに関わることができる。 http://www.jaeic.or.jp/ip.htm キッチン空間に設置される各種の設備機器類に関する専門知識をもつ者をい 公益社団法人インテリア産業協会 キッチンスペシャリス う。設備機器の機能や仕様、設計上の知識と経験のほか、ガス、電気、水道等 http://www.interior.or.jp/ の防炎安全対策、建築構造との取り合い等についての法律、技術分野の知識 ト examination/ks_intro/index.html と経験を保有する。 主としてマンションの専有部分リフォームにおいて、依頼者の要望を実現する マンションリフォーム ために、マンション特有の制約条件にも配慮してリフォーム内容を企画提案 マネジャー し、管理組合その他の関係者と調整しつつ工事管理(マネジメント)するため に必要な知識と能力を認定する試験に合格した者。 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処 理支援センター http://www.chord.or.jp/course/ reform_manager_01.html 高齢者や障害者に対して住みやすい環境を提案するアドバイザー。医療や介 福祉住環境コーディネ 護の知識、建築の知識に加え、福祉用具や福祉行政施策・制度などに精通し、 東京商工会議所 ーター 利用者にもっともふさわしい住宅改良や、受けられる助成金・サービスにつ http://www.kentei.org/fukushi/ いてもアドバイスする。1 級から 3 級まである。 評価員 品確法 ( 住宅の品質確保の促進等に関する法律・住宅品質確保促進法 ) に基 株式会社日建学院 づく評価員講習会を受講して、合格した者。登録住宅性能評価機関(評価機 http://www.nik-g.com/course/ 関)で、住宅性能評価を実施する。 hyoukain/about.html 増改築相談員 住宅の新築工事またはリフォーム工事に関する実務経験が 10 年以上ある者 で、住宅リフォームに関する専門の研修会を受講し、考査に合格後、公益財 団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターに登録した者。住宅リフォー ムに関する相談に応じるとともに助言等を行う。 ホームインスペクター (住宅診断士) 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処 理支援センター http://www.chord.or.jp/course/ zokaichiku_01.html NPO 法人日本ホームインスペクターズ 住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視でチェックし、メンテナンスすべき 協会 箇所やその時期、おおよその費用などを「中立な立場」でアドバイスする。 http://www.jshi.org/ 気密測定技能者 気密測定とは住宅の隙間の量を計測する検査のこと。気密測定技能者による 一般財団法人建築環境・省エネルギー 測定結果は「JIS A2201 送風機による住宅等の気密性能試験方法」 機構 IBEC に則ったものであり、構法の認定や気密性能評価を得る際に必要とされる場 http://www.ibec.or.jp/kousyu/ 合、公的機関の測定と同等のものとして評価され、住宅建設の工程管理や施 kimitsu24.html 主への性能証明としても活用されている。 CASBEE 戸建評価員 一般財団法人建築環境・省エネルギー 戸建住宅の環境性能を評価し見える化するためのシステム「CASBEE」を用 機構 IBEC い、戸建住宅の環境性能評価を適正に行なうことができる知識と技術を有す http://www.ibec.or.jp/ ると IBEC が認めた専門技術者。 CASBEE/cas_home/kodate_ hyoukainn/080603hyoukainnTop.htm 照明士 照明関連の業務に就いている人だけでなく、趣味などで照明に関心のあるす 一般社団法人照明学会 べての人を対象にしている民間資格。照明コンサルタントの上位資格に位置 http://www.ieij.or.jp/educate/ 付けられている資格。 senmon.html 167