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ザ・リーダーシップ・サークル
ザ・リーダーシップ・サークル リーダーシップ・カルチャー・サーベイ THE LEADERSHIP CULTURE SURVEYTM 組織風土は構成員一人一人から「創られる」 リーダー層の影響は特に大きい 組織の風土は、構成員一人一人の挙動によるインパクトで創られています。中でも、階層の高い リーダー層の言動や発する雰囲気は、組織の風土に非常に大きく影響します。 例えば、 ・力や階層によって部下を操作する傾向の強いリーダー層の組織では、部下は指示を待つ、リス クや新しい提案を避ける、問題が表面化せず隠蔽される風土になりやすい ・批判的傾向の強いリーダー層の組織では、他者の間違いを指摘し合うことや自分の正当性を主 張することに構成員の意識が向き、ビジョンに向けた牽引力が弱まりやすい これらは一例ですが、このような風土にある組織は数多くあります。 「こういうものだ」「仕方がない」という強力な思い込み 組織の風土は、空気のようなもので目には見えません。 そして、「そうなんだから仕方がない」「昔からこうだから変わるはずがない」「これが普通な んだ」と人々にこう思わせがちです。 しかし先にも触れたように、組織の風土は所属するメンバー、特にリーダー層が「創り出してい る」ものです。 このため、まず自分のチーム/組織が「どのような状況なのか」を客観的に見て、その背景に何 があるのかに気づく、すなわち自覚することが重要です。自覚することで初めて、そこから変化 を起こすことができます。 リーダーシップ・カルチャー・サーベイ(LCS )とは リーダーシップ・カルチャー・サーベイ( LCS )は、チームや組織のリーダーシップ・カル チャー(リーダーシップに関する組織風土)を可視化するツールです。 オンラインの質問にメンバーが答えることで、チーム/組織の現状と理想の姿を見る事がで きます。 リーダーシップのステージとつながりの深い「成人の成長のステージ」の概念をチームや組 織に適用し、そのチームや組織が持てる力を最大限に発揮し、ミッションやビジョンを現実 化していくための入り口として役立つ有効なツールです。 2 The Leadership Circle, LLC 何が得られるか • 組織のリーダー達が無意識に発している組織へのインパクトを自覚できます。( 組織の LCS ) • リーダーチームのメンバーが、「自分たちの現状についてどう感じているか」と、本当はこ うありたいという「理想の姿」を認識できます。(チームの LCS ) • 結果は、データベース上に蓄積されている他のチーム/組織と相対的に比較して表されるため チーム/組織に存在している無意識の思い込みを見つけていくきっかけとなります 。 • これらの可視化された結果を入り口として対話を行うことで、リーダーチームの目指す姿、 取り扱われるべき課題が明らかになります。 仕様 • 短時間で回答可能 オンラインで15~20分ほどで回答できるサーベイです。(*1) • 「現状」と「理想」 サーベイでは、対象となるチーム/組織のリーダーシップに関する風土の「現状」と、 「どうあって欲しいか(理想)」について各62問、計124問の質問に回答します。 これら 31の項目が 8つの大項目に集約され円形に表示されることにより、強みと課題が 明確になります。 • 基準データベースとの比較 グローバルの基準データベース上における、対象チーム/組織の相対的な位置を見るこ とができます。 • 多言語で対応 日本語、英語、カナダ系仏語、スペイン語、中国語での入力及びレポート作成が可能で す。(*2) (*1) お使いのインターネット環境によっては、これより時間がかかることがあります。 (*2)1回のご注文で複数言語のレポートが必要な場合は、別途料金をいただきます。 ©The Leadership Circle® The Leadership Circle, LLC 3 THE LEADERSHIP CULTURE SURVEYTM 「組織」の LCS と「チーム」の LCS ・変革を起こすため説得力のある、理論に基づいた根拠を提示します。 ・「成人の成長のステージ(発達段階)」の概念を、チーム/組織のリーダーシップ開発に適用。 クリエイティブなチーム作りに向けた指針と自覚を得ることができます。 1) 「組織」の LCS 複数のリーダーが集合的に出しているイン パクトをその人たち以外の組織構成員から 見たもの。 今の組織のリーダーシップカルチャーが、 どうなのか(現状)、今後どうあって欲し いか(理想) 例:「組織○○のリーダー達は、…」 2) 「チーム」のLCS リーダーシップ・ チーム リーダーのメンバーが、自分たちについて サーベイに答える。 自分たちが今どうなのか(現状)、今後ど うなりたいか(理想)。 例:「○○チームのメンバー達は、 ・・・」 ‒‒ チームと組織を組み合わせて使うこともできます。 ‒‒ 個人のリーダーシップの発揮を測定する 360度フィードバック、LCP(リーダーシップ・ サークル・プロファイル)と併用して活用することもできます。 4 The Leadership Circle, LLC Key Desired Culture Actual Culture Percentile Scores: All scores are displayed as percentile scores comparing your scores to our norm base. High scores are above the 67th percentile. Low scores are below the 33rd percentile. ©The Leadership Circle® The Leadership Circle, LLC 5 THE LEADERSHIP CULTURE SURVEYTM 各項目の定義 クリエイティブ・リーダーシップ・コンピテンシー 他者との関わり: 個人、グループ、組織の能力を最大限に引き出せる方法で他者との関わりを持つことのできる能力の指 標です。組織のリーダーシップ文化がどれだけ質の高い関係性を築き、チームワークを醸成し、協働 し、人々を成長させ、意思決定とプランニングにどれだけメンバーを巻き込んでいるか、そしてメンバ ー同士が高レベルの対人知性を有しているかを測ります。 自己認識: リーダーチームの、職業人として、また人間としての継続的な能力開発に対しての方向性を測ります。 そして自己の内面で認識していることが、一貫性をもってリーダーシップに現れている度合いも測定し ます。感情的・対人的な成熟度とも言えます。職業人として・人としての成長を励ます文化の度合いを 測ります。 本質: 本質的で勇気ある、一貫性の高い在り方と行動で他者に関わる能力です。リーダーチームが、組織の政 治や自己顕示欲、賞賛を求める傾向といったことに左右されず本質的であるかを測ります。厳しい姿勢 をもとり、グループでの話し合いが避けられているリスクの高い話題もあえて持ち出し、難しい人間関 係の問題にも率直に対処し、その状況について個人的な感情や弱さも共有する能力を測ります。職場で の勇気とは、リスクの高い問題を1対1の関係でもグループの場においても本質的に率直的に対処する ことを要するのです。 システム思考: リーダーの意識がどの程度システム全体の向上とコミュニティの福利厚生(コミュニティの長期的な福 利厚生と組織の関心との共生関係)に向いているかを測ります。 目標達成: ビジョンを持ち、本質的で達成率の高いリーダーシップを発揮している度合いを示します。目的に適 い、戦略的な結果を達成することにどれだけ焦点をあてているか、また、力の創造的な使い方と効果的 な意思決定の度合いを測ります。 リアクティブなリーダーシップ・スタイル リアクティブなスタイルにも、それがもたらす強みもありますが、リーダーシップの効果性を著しく制 限してしまう思い込みや行動も反映されます。 操作: 任務の完遂、個人的成功によってどれだけ自尊心を確立しているかを測ります。操作的になること で自分にそして他者に必要以上にプレッシャーをかけて結果を希求し、非常に攻撃的な方法で、他 人に自分の望み通りにしようとする度合いを測ります。 6 The Leadership Circle, LLC 自己防衛: 身を引き、距離を置き、隠れ、打ち解けず、皮肉な態度、尊大な態度あるいは合理的な態度をとる ことで自分を守り、自尊心を満たす度合いを測ります。このような傾向は通常知性的で優秀である こともありますが、批判的で冷たいといった印象を与えます。 他者依存:必要以上に保守的で、注意深くあるいは礼儀正しくあるか、を測る指標です。自身の意 図や欲求に基づいて行動せずに、他者からの期待に応えることによって自尊心と安心感に得る度合 いを測定します。 サマリー指標 この指標は、LCSの全ての側面を要約したものです。 クリエイティブ・リアクティブ・スケール: クリエイティブ側面とリアクティブ側面のバランスを示しています。パーセンタイル〔百分順位〕・ス コアは、あなたの組織がリアクティブもしくはクリエイティブな行動に使っているエネルギーの量を示 し、あなたの組織のリーダーシップ文化をデータベース上の他の組織と比較したものです。リーダーシ ップ、関係性構築、目的志向の行動が、どれだけクリエイティブ もしくはリアクティブな傾向に基づい ているのかの指標です。リーダーたちの自己概念や内面的動機が自分たち自身の内側から生まれている ものか、あるいは他者の期待、規則、状況や条件によって左右されているものか、その度合いを示して います。 任務ー関係性バランス: 組織の、任務達成コンピテンシーと関係性コンピテンシーのバランスを測ります。優れたリーダーシッ プを形作る「人」と「任務」の要素のどちらか一方が過剰、過少、あるいは均衡がとれているかを示し ます。バランスがとれている程、パーセンタイルのスコアが高くなります。 LCS活用事例 ©The Leadership Circle® The Leadership Circle, LLC 7 お問い合わせ: 株式会社ウエイクアップ ザ・リーダーシップ・サークル・ジャパン e-mail : [email protected] TEL: 03-5436-1064 (平日10:00-18:00) FAX: 03-5436-1065 www.theleadershipcircle.com