...

ローラーリテーナ入りLMガイド SRG/SRN

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ローラーリテーナ入りLMガイド SRG/SRN
新精度規格対応
r r
e
l
l
Ro taine
Re
®
ローラーリテーナ入りLMガイド
ローラーリテーナ効果
超々高剛性
SRG/SRN
CATALOG No.270-9W
ローラーリテーナ® 効 果
ボールを転動体として用いた回転式ボールベアリングの歴史を見てみると、開発当初はリテーナのない総ボール
タイプでした。
そのため音が高く高速回転が不可能で、寿命が短いものでした。
20年後、リテーナ付きのボールベアリングが開発された結果、音が静かで高速回転を可能にし、さらにボール
数が減少しても長寿命が得られたため大発展をとげました。
ローラーを使用したニードルベアリングも同様であり、リテーナ付きにする事により性能が飛躍的に向上したこ
とは、ベアリングの歴史が物語っています。ローラーリテーナ入りLMガイドはローラー同士の相互摩擦がなく、
隣り合ったローラー間のグリースポケットに潤滑剤が保持される構造であるため長期にわたるメンテナンスフリ
ーを実現します。
回転式ボールベアリングの歴史
従来の構造
ボールリテーナ構造
●ボール同士が完全な点接触をする
ので、単位面圧が高く、油膜切れ
を起こし易く、相互摩擦による摩
耗を生じます。
●寿命が短くなります。
●相互摩擦による摩耗がなくなり長寿命となります。
●ボール同士の相互摩擦がなくなり高速回転時の発熱が抑えられます。
●ボール同士の相互摩擦がなくなるため、ボールの衝突音がなくなります。
●ボールが均一に整列されているため滑らかに動きます。
●リテーナに潤滑油がたまり潤滑性が向上するため、長寿命となります。
油膜接触
ローラー
ローラーリテーナ入りLMガイド
ローラーリテーナによりローラーが均一に整列されて循環す
るため、転がり抵抗の変動が小さく滑らかで安定した動
作が得られます。さらに、ローラー循環部とローラーリ
テーナとの空間部(グリースポケット)に溜まったグリ
ースがローラーの回転によりローラーとローラーリテー
ナの接触面に巻き込まれ、ローラー表面に油膜を形成さ
せるため、油膜切れが起こりにくくなります。
1
ローラーリテーナにより
相互摩擦を解消
ローラー同士の相互摩擦
従来の構造
ローラーリテーナ構造
超々高剛性
ローラーリテーナ入りLMガイド
SRG/SRN
LMレール
LMブロック
エンドプレート
エンドシール
45°
45°
45°
45°
ローラーリテーナ
ローラー
断面図
SRG形の構造
ローラーリテーナの採用により、低フリクションでスムーズな動作が得られ、長期にわたるメンテナンスフリー
を実現した超々高剛性ローラーガイドです。
● 超々高剛性
● 長期メンテナンスフリー
転動体に剛性の高いローラーを使用し、ローラー全長はロー
ローラーリテーナによりローラー同士の相互摩擦がなくなり、グ
ラー径の1.5倍以上とする事によって、更に高い剛性を実現し
リースの保持力も向上するので、長期にわたるメンテナンスフリ
ています。
ーを実現します。
● 4方向等荷重
● 世界標準寸法
LMブロックに作用する4方向(ラジアル方向、逆ラジアル方
THKが直動システムのパイオニアとして開発し、事実上の世界
向、横方向)に対して同一定格荷重となるように各ローラー
標準となった総ボール形LMガイドHSR形に準じた寸法設計で
列を接触角45°で配置したのであらゆる方向に高い剛性があ
す。
ります。
● スキュー防止による滑らかな動作
ローラーリテーナにより、ローラーが均一に整列されて循環
するので、ブロック負荷域進入時のスキュー(ローラーの倒
れ)を防止することができ、転がり抵抗の変動も小さく安定
した滑らかな動作が得られます。
2
● 高剛性評価データ
転動体に剛性の高いローラーを使用し、ローラー全長はローラー径の1.5倍以上とする事によって、更に高い剛性を実現しています。
予圧量)SRG :ラジアルすきま C0
従来品:ラジアルすきま C0相当
ラジアル剛性
ラジアル剛性
12
変位量(μm)
10
総ローラーガイド
#45
8
6
4
SRG45LC
(ローラーリテーナ入り)
2
0
0
5
逆ラジアル剛性
10
15
20
ラジアル荷重(kN)
25
30
逆ラジアル剛性
変位量(μm)
20
15
10
総ローラーガイド
#45
5
0
0
SRG45LC
(ローラーリテーナ入り)
5
水平剛性
10
15
20
25
逆ラジアル荷重(kN)
30
水平剛性
テーブルボルト固定
ボルト固定なし
(フリー)
モーメントがかからないように2軸並列で、片軸
をボルトで固定せずに測定。
3
変位量(μm)
40
総ローラーガイド
#45
30
20
SRG45LC
(ローラーリテーナ入り)
10
0
0
5
10
15
20
水平荷重(kN)
25
30
● 滑動性評価データ
ローラーリテーナにより、ローラーが均一に整列され循環するため転がり抵抗の変動が小さく、滑らかで安定した動作が得られます。
転がり抵抗F (N)
60
従来形ローラーガイド
#45
10.63N
50
40
30
SRG45LC
2.26N
20
10
0
0
100
200
300
400
500
ストローク(mm)
転がり抵抗変動測定結果
条 件)送り速度:10 mm/s
負荷荷重:無負荷(ブロック1個)
送り装置(KR形)
測定方向
ロードセル
測定ローラーガイド
転がり抵抗測定装置
● 高速耐久性評価データ
ローラーリテーナにより、ローラー同士の相互摩擦がなくなり発熱が抑えられ、かつグリース保持力が高まり長期にわたるメンテ
ナンスフリーを実現しました。
試験品)SRG45LC
条 件)予圧量:C0すきま
速 度:180m/min
加速度:1.5G
ストローク:2300 mm
潤 滑:グリース初期封入のみ(THK AFB−LFグリース)
ストローク
M
試験結果:15,000km 走行完了、異常なし
高速耐久試験結果
4
SRG/SRN Outline
SRG/SRN 製品概要
事実上の世界標準となった総ボールLMガイドHSR形に準じた寸法で、
工作機械に最適な超々重荷重の負荷能力に優れています。
主な用途
マシニングセンタ/NC旋盤/研削盤/五面加工機/ドリリングマシン/NCフライス盤
/半導体製造装置/成形機
SRG-A形
LMブロックのフランジ部にタップ加工を施し
ています。上からの取付けが可能です。
●SRG 15A
SRG-LA形
SRG-A形と同一断面形状でLMブロック
全長(L)を長くし、定格荷重を増加させ
たタイプです。
●SRG 20LA
●SRG 20A
L
SRG-C形
5
LMブロックのフランジ部にタップ加工を
施しています。上下どちらからでも取付け
が可能です。テーブルに取付ボルト用の貫
通穴があけられない場合に使用します。
●SRG 25C
●SRG 30C
●SRG 35C
●SRG 45C
●SRG 55C
SRG/SRN OUTLINE
製品概要
SRG-LC形
SRG-C形と同一断面形状でLMブロック
全長(L)を長くし、定格荷重を増加させ
たタイプです。
●SRG 25LC ●SRG 45LC
●SRG 30LC ●SRG 55LC
●SRG 35LC ●SRG 65LC
LMブロックの幅(W)を狭くし、タップ
加工を施したタイプです。テーブル幅に
スペースのない箇所に使用します。
●SRG 25R
●SRG 30R
●SRG 35R
L
SRG-R形
●SRG 45R
●SRG 55R
W
SRG-LR形
SRG-R形と同一断面形状でLMブロック
全長(L)を長くし、定格荷重を増加させ
たタイプです。
●SRG 25LR ●SRG 45LR
●SRG 30LR ●SRG 55LR
●SRG 35LR
L
SRG-V形
LMブロックの幅(W)を狭くし、タップ
加工を施したタイプです。テーブル幅に
スペースのない箇所に使用します。
●SRG 15V
●SRG 20V
W
SRG-LV形
SRG-V形と同一断面形状でLMブロック全
長(L)を長くし、定格荷重を増加させた
タイプです。
●SRG 20LV ●SRG 65LV
L
6
受注対応品
●SRN 35C
●SRN 45C
●SRN 55C
SRN-C形
LMブロックのフランジ部にタップ加工を施しています。
上下どちらからでも取付けが可能です。
テーブルに取付ボルト用の貫通穴があけられない場合に使用します。
●SRN 35LC
●SRN 45LC
●SRN 55LC
●SRN 65LC
SRN-LC形
SRN-C形と同一断面形状でLMブロック全長(L)を長くし、
定格荷重を増加させたタイプです。
L
●SRN 35R
●SRN 45R
●SRN 55R
SRN-R形
LMブロックの幅(W)を狭くし、タップ加工を施したタイプです。
テーブル幅にスペースのない箇所に使用します。
W
●SRN 35LR
●SRN 45LR
●SRN 55LR
●SRN 65LR
SRN-LR形
SRN-R形と同一断面形状でLMブロック全長(L)を長くし、
定格荷重を増加させたタイプです。
L
※1
SRG/SRN形
寸法表
SRG-A/LA/C/LC形
→P15∼
SRG-V/LV/R/LR形
→P17∼
SRN-C/LC形
→P19∼
SRN-R/LR形
→P21∼
各方向の定格荷重
SRG/SRN形は、ラジアル方向・逆ラジア
逆ラジアル方向
ラジアル方向
ル方向・横方向すべての方向の荷重を負荷
できます。
PR
PL
SRG/SRN形は、ラジアル方向・逆ラジアル方
向・横方向すべての方向の荷重を負荷できます。
基本定格荷重は4方向(ラジアル方向・逆ラジア
PT
PT
横方向
横方向
ル方向・横方向)とも同等であり、その値は
SRG/SRN形寸法表※1中に記載されています。
等価荷重
SRG/SRN形のLMブロックが各方向の荷重
を同時に負荷する場合の等価荷重は、次式に
より求められます。
PE=PR(PL)+PT
PE
PR
:ラジアル荷重
(N)
・ラジアル方向
PL
:逆ラジアル荷重
(N)
・逆ラジアル方向
PT
:横方向荷重
(N)
:等価荷重
・横方向
7
(N)
SRG/SRN OUTLINE
製品概要
※1 基本動定格荷重(C)
寿命
LMガイドの寿命は同じように製作されたものを同一運転条件で使用しても、バラツキがあり
ます。このためLMガイドの寿命を求める目安として、次のように定義された定格寿命を使用し
ます。
●定格寿命
一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させ
たとき、そのうちの90%がフレーキング
(金属表面
のうろこ状のはく離)
をおこすことなく到達できる
総走行距離をいいます。
●寿命時間
fH · fT · fC
C 103
L = (
·
)
fW
PC
定格寿命(L)が求められると、ストローク長さと往
復回数が一定の場合、寿命時間は右式により求め
られます。
100
L :定格寿命
(km) fH :硬さ係数
C :基本動定格荷重※1 (N) fT :温度係数
PC :計算荷重
(N) fC :接触係数
fW :荷重係数
Lh =
2
(図1)
(図2)
(表1)
(表2)
L 106
RS n1 60
Lh :寿命時間
Rs :ストローク長さ
n1 :毎分往復回数
(h)
(mm)
(min-1)
■fT:温度係数
LMガイドの負荷能力を十分発揮させるためには、転動面の
硬さをHRC58∼64とする必要があります。この硬さより低
い場合、基本動定格荷重および基本静定格荷重が低下します
ので、それぞれに硬さ係数(fH)を乗じます。通常、LMガイド
は十分な硬さが確保されているのでfH=1.0になります。
ローラーリテーナ入りLMガイドの使用温度は通常80℃以下
のため、fT =1.0になります。
60
1.0
0.9
温度係数 fT
硬さ係数 fH
■fH:硬さ係数
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
一群の同じMガイドを同じ
条件で個々に運動させた
時、定格寿命
(L)
が50km
となるような方向と大きさ
の変動しない荷重をいい
ます。
0.8
0.7
0.6
0.5
100
50
40
30
20
転動面硬さ
(HRC)
150
転動面温度(℃)
200
図2
10
図1
■fC:接触係数
■fW:荷重係数
LMブロックを密着状態で使用する場合では、モーメント荷重
や取付面精度が影響し均一な荷重分布を得ることが難しいた
め、複数のブロックを密着使用する場合は表1の接触係数を
基本定格荷重(C)
(
、C0)
に乗じてください。
一般的に往復運動をする機械は運転中に振動や衝撃を伴う
ものが多く、特に高速運転時に発生する振動や、常時繰返さ
れる起動停止時の衝撃などのすべてを正確に求めることは困
難です。したがって、速度・振動の影響が大きい場合は、経験
的に得られた表2の荷重係数を基本動定格荷重
(C)
に除して
ください。
注)大型の装置に不均一な荷重分布が予想される場合は表1の接
触係数を考慮してください。
表2 荷重係数(fW)
表1 接触係数(fC)
密着時のブロック数
接触係数 fC
2
3
4
5
6以上
通常使用
0.81
0.72
0.66
0.61
0.6
1
振動・衝撃
微
小
中
大
速度(V)
微速の場合
V≦0.25m/s
低速の場合
0.25<V≦1m/s
中速の場合
1<V≦2m/s
高速の場合
V>2m/s
fW
1.0~1.2
1.2~1.5
1.5~2.0
2.0~3.5
8
※1 予圧
LMブロックの剛性を高め
るため、あらかじめ転動体
(ローラー)
に与える内部
荷 重をいいます。なお、
SRG/SRN形は、すべてご
指定のすきま調整がなされ
た状態で出荷されますの
で、予圧の調整が不要で
す。
ラジアルすきま規格
LMガイドのラジアルすきまは、走り精度、耐荷
ラジアルすきま
重性能や剛性に大きく影響するので、用途に応じ
た適切なすきまの選定が大切です。
一般的には、往復運動から生じる振動・衝撃を考慮し
て、マイナスすきま
(予圧※1を与えた状態)を選定する
ことが寿命および精度に好影響をもたらします。
SRG/SRN形ラジアルすきま
表示記号
形番 15
20
25
30
35
45
55
65
9
–
–
–
–
–
–
–
–
普 通
無記号
0.5 ~ –
0.8 ~ –
2.0 ~ –
2.0 ~ –
2.0 ~ –
2.0 ~ –
2.0 ~ –
3.0 ~ –
0
0
1
1
1
1
1
1
軽予圧
C1
– 1 ~ – 0.5
– 2 ~ – 0.8
– 3~– 2
– 3~– 2
– 3~– 2
– 3~– 2
– 4~– 2
– 5~– 3
単位:μm
中予圧
C0
– 2~– 1
– 3~– 2
– 4~– 3
– 4~– 3
– 5~– 3
– 5~– 3
– 6~– 4
– 8~– 5
SRG/SRN OUTLINE
製品概要
※2
精度規格
LMレールを基準ベース面
にボルトで締付けた状態
で、 LMブロックをLMレー
ルの全長にわたり走行させ
たときの、LMブロックとLM
レール基準面部同士の平
行度誤差。
C
SRG/SRN形の精度は、走り平行度※2、高さ・幅の
寸法許容差、1軸に数個のLMブロックを使用する
D
場合や、同一平面上に数軸取付ける場合に必要と
なる高さ・幅のペア相互差※3,※4を各形番ごとに規定
M
しています。
※3 高さMのペア相互差
SRG/SRN形の精度は、下表の示すように精密級
(P)
、超
A
精密級(SP)
および超超精密級(UP)
に分類されます。
形番
15
20
25
30
35
45
55
65
走り平行度
精度規格
項目
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
精密級
P
0
– 0.03
0.006
0
– 0.02
0.006
超精密級
SP
0
– 0.015
0.004
0
– 0.015
0.004
−
50
80
125
200
250
315
400
500
630
800
1000
1250
1600
2000
2500
3150
4000
50
80
125
200
250
315
400
500
630
800
1000
1250
1600
2000
2500
3150
4000
5000
0
– 0.008
0.003
0
– 0.008
0.003
同一平面上に組み合わさ
れる各々のLMブロックの、
高さ
(M)
寸法の、最小値と
最大値の差。
※4 幅W2のペア相互差
1本のLMレールに組合わさ
れる各々のLMブロックと
LMレール間の幅
(W2)
寸法
の、最大値と最小値の差。
下表による
0
– 0.04
0.007
0
– 0.03
0.007
0
– 0.02
0.005
0
– 0.015
0.005
0
– 0.01
0.003
0
– 0.01
0.003
下表による
下表による
0
– 0.05
0.007
0
– 0.04
0.007
0
– 0.03
0.005
0
– 0.025
0.005
0
– 0.015
0.003
0
– 0.015
0.003
下表による
下表による
0
– 0.05
0.01
0
– 0.05
0.01
0
– 0.04
0.007
0
– 0.04
0.007
0
– 0.03
0.005
0
– 0.03
0.005
下表による
下表による
SRG/SRN形 LMレール長さと走り平行度
以下
単位:mm
超超精密級
UP
下表による
LMレール長さ(mm)
こえる
B
W2
精密級
P
12
12
12
12
12.5
13
13.5
14.5
15
16
16.5
17.5
18
18.5
19.5
11
12
13
走り平行度の値
超精密級
SP
11.5
11.5
11.5
11.5
11.5
11.5
12
12.5
13
13.5
14
14.5
15
15.5
16
16.5
17.5
18.5
単位:μm
超超精密級
UP
11
11
11
11
11
11
11.5
11.5
12
12
12.5
13
14
14.5
15
15.5
16
16.5
10
取付面の肩の高さとすみの半径
LMブロックとLMレールの取付面には、通常、組付け易さや高精度な位置合わせを可能にする
ため側面に突きあてを設けます。
取付面のすみは、LMブロックやLMレールの面取りと干渉しないように逃げをつけるか、すみの半径r以下
に加工してください。
r2
r2
E
H2
H1 r1
r1
■SRG形
呼び形番
15
20
25
30
35
45
55
65
単位:mm
LMレール部のすみの半径 LMブロック部のすみの半径 LMレール部の肩の高さ LMブロック部の肩の高さ
r1(最大)
r2(最大)
H1
H2
0.5
0.5
1.0
1.0
1.0
1.5
1.5
1.5
0.5
0.5
1.0
1.0
1.0
1.5
1.5
2.0
2.5
3.5
4.0
4.5
5.0
6.0
8.0
9.0
04.0
05.0
05.0
05.0
06.0
08.0
10.0
10.0
■SRN形
呼び形番
35
45
55
65
11
E
04.0
04.6
04.5
05.0
06.0
08.0
10.0
11.5
単位:mm
LMレール部のすみの半径 LMブロック部のすみの半径 LMレール部の肩の高さ LMブロック部の肩の高さ
r1(最大)
r2(最大)
H1
H2
1.0
1.5
1.5
1.5
1.0
1.5
1.5
2.0
5
6
8
8
06
08
10
10
E
06
07
10
10
SRG/SRN OUTLINE
製品概要
取付面の誤差許容値
ローラーリテーナ入りLMガイドSRG/SRN形は、転動体がローラーのため剛性が高く、ロー
ラーリテーナによりローラーのスキュー(倒れ)を防止しますが、取付面は高い加工精度が
必要になります。取付面の誤差が大きいと転がり抵抗や寿命に影響を与えるため、ラジアル
すきまに応じた取付面の最大許容値(限界値)を示します。
2軸の平行度誤差許容値(P)
ラジアルすきま
呼び形番
C0
0.003
0.004
0.005
0.006
0.007
0.009
0.011
0.014
平行度誤差 P
SRG 15
SRG 20
SRG 25
SRG 30
SRG/SRN 35
SRG/SRN 45
SRG/SRN 55
SRG/SRN 65
単位:mm
C1
0.003
0.006
0.007
0.008
0.010
0.013
0.014
0.018
普 通
0.005
0.008
0.009
0.011
0.014
0.017
0.021
0.027
2軸のレベル誤差許容値(X)
ラジアルすきま
取付面誤差許容値 X
X=X1+X2
単位:mm
C1
0.00021 a
普 通
0.00030 a
C0
0.00011 a
X1:レール取付面の段差
X2:ブロック取付面の段差
X2
計算例
レールスパン
a=500mmの場合
取付面誤差許容値
X=0.0003×500
X=0.15
X1
a
軸方向のレベル誤差許容値(Y)
単位:mm
0.000036 b
取付面誤差許容値
Y
b
12
SRG-A/SRG-LA SRG-C/SRG-LC TYPE
SRG-A形/SRG-LA形 SRG-C形/SRG-LC形 寸法表
MB
B
C2
C
4-S×R1
MC
2-S×R2
MA
(E)
W
L
L1
φd2
※1
e0
f0
N
T
(K)
M
4-φD0
h
M1
H3
φd1
W1
W2
F
SRG15,20A/LA形
外形寸法
呼び形番
SRG 15A
SRG 20A
SRG 20LA
SRG 25C
SRG 25LC
SRG 30C
SRG 30LC
SRG 35C
SRG 35LC
SRG 45C
SRG 45LC
SRG 55C
SRG 55LC
SRG 65LC
LMブロック寸法
高さ 幅 長さ
M
W
L
B
C
C2
H
R1
R2
L1
T
T1
K
N
E
e0
f0
グリース
D0 ニップル H3
24
47
69
38
30
26 M 5 −
8
7.5
45
7
− 20
4
4.5
4
6
2.9 PB107
4
30
63
40
35 M 6 −
10
9.0
− 25.4 5
4.5
4
6
2.9 PB107
4.6
36
70
45
40 M 8
6.8 −
−
6
6.4 5.2 B-M6F
4.5
42
90
52
44 M10
8.5 −
−
48
100
62
52 M10
8.5 −
−
60
120
80
60 M12 10.5 −
−
70
140
95
70 M14 12.5 −
−
90
170 303
142 110
82 M16 14.5 −
86
53
106
95.5
57
115
111
72
135
125
82
155
155
100
190
185
116
235
S
58
78
65.5
85.1
75
99
82.2
112.2
107
142
129.2
179.2
10
9.5 10 31.5 5.5 12
12
14 37
6.5 12
6
6.2 5.2 B-M6F
5
11.5 10 42
6.5 12
6
6
5.2 B-M6F
6
5.2 B-PT1/8 8
14.5 15 52
10
16
7
7
17.5 18 60
12
16
9
8.5 5.2 B-PT1/8 10
− 229.8 19.5 20 78.5 17
16
9 13.5 5.2 B-PT1/8 11.5
呼び形番の構成例
SRG45 LC 2 QZ KKHH C0 +1200L P T
呼び形番
LMブロック
の種類
潤滑装置
QZ付き
1軸に組合わせる
LMブロックの個数
LMレール長さ
(mmで表す)
防じん用部品
精度記号
記号 P.22参照 ラジアルすきま P.10参照 LMレール
継ぎ記号
記号 P.9参照
注 この呼び形番は1軸ユニットで1setとします。(2軸平行使用の場合の必要数は、最低2setとなります。)
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
13
-Ⅱ
同一平面に使用
される軸数記号
MB
B
C2
C
6-S
(φH 通シ)
MA
MC
(E)
W
T
(K)
M
※1
4-φD0
e0
f0
φd2
T1
L
L1
N
h
M1
H3
W2
φd1
W1
F
SRG25∼65C/LC形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
0
−0.05
W2
高さ ピッチ
M1
F
d1×d2×h
基本定格荷重
長さ
Max※2
質 量
C
C0
MA
kN
kN
1個
2個密着
1個
2個密着
1個
kg
11.3
25.8
0.21
−
0.21
−
0.24
0.20
0.58
0.79
0.795
1.03
1.47
1.92
2.39
3.31
4.98
6.64
8.19
11.2
0.42
0.57
0.7
0.9
1.2
1.6
1.9
2.4
3.7
4.5
5.9
7.8
15
16.0 15.5 30.0 4.5×7.5×5.3 2500
20
21.5 20
30.0
23
23.5 23
30.0
7×11×9
3000
28
31.0 26
40.0
9×14×12
3000
34
33.0 30
40.0
9×14×12
3000
45
37.5 37
52.5
14×20×17 3090
53
43.5 43
60.0
16×23×20 3060
63
53.5 54
75.0
18×26×22 3000 278
6×9.5×8.5 3000
静的許容モーメント kN・m ※3
21
26.7
27.9
34.2
39.3
48.3
59.1
76
91.9
115
131
167
0.48
46.9
0.88
63.8
0.641
57.5
1.07
75
1.02
82.5
1.76
108
1.66
119
3.13
165
3.49
192
6.13
256
5.82
266
10.8
366
599
22.7
MB
−
3.7
5.74
6.21
9.73
10.1
17
20
32.2
33
57
120
0.48
0.88
0.641
1.07
1.02
1.76
1.66
3.13
3.49
6.13
5.82
10.8
22.7
MC
−
3.7
5.74
6.21
9.73
10.1
17
20
32.2
33
57
120
22.1
LMブロック LMレール
16.4
kg/m
1.58
2.58
3.6
4.4
6.9
11.6
15.8
23.7
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通しておりません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用し
ないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個密着:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
14
SRG-V/SRG-LV SRG-R/SRG-LR TYPE
SRG-V形/SRG-LV形 SRG-R形/SRG-LR形 寸法表
MB
B
C
4-S×R1
2-S ×R2
MA
MC
(E)
W
L
※1
e0
L1
φd2
f0
N
T
(K)
M
4-φD0
h
M1
H3
φd1
W1
W2
F
SRG15,20V/LV形
外形寸法
呼び形番
SRG 15V
SRG 20V
SRG 20LV
SRG 25R
SRG 25LR
SRG 30R
SRG 30LR
SRG 35R
SRG 35LR
SRG 45R
SRG 45LR
SRG 55R
SRG 55LR
SRG 65LV
LMブロック寸法
高さ
幅
長さ
M
W
L
B
C
S
R
R1
R2
L1
T
K
24
34
26
−
5
7.5
M 5
−
7
9.0
8
40
48
M 6
9
−
−
45
60
M 8
10
−
−
55
70
M 8
12
−
−
70
86
M10
20
−
−
80
100
M12
18
−
−
90
126
M16
20
−
−
45
58
78
65.5
85.1
75
99
82.2
112.2
107
142
129.2
179.2
229.8
6
44
26
36
50
35
50
40
60
50
72
60
80
75
95
120
M 4
30
69
86
106
95.5
115
111
135
125
155
155
190
185
235
303
32
35
40
50
60
75
76
N
E
e0
f0
D0
グリース
ニップル
H3
20
4
4.5
4
6
2.9
PB107
4
25.4
5
4.5
4
6
2.9
PB107
4.6
9.5 35.5
9.5 12
6
10.4 5.2
B-M6F
4.5
40
9.5 12
6
9.2 5.2
B-M6F
5
18.5 49
13.5 12
6
13
5.2
B-M6F
6
24.5 62
20
16
7
17
5.2
B-PT1/8
8
27.5 70
22
16
9
18.5 5.2
B-PT1/8 10
19.5 78.5 17
16
9
13.5 5.2
B-PT1/8 11.5
12
呼び形番の構成例
SRG45 LR 2 QZ KKHH C0 +1200L P T
呼び形番
LMブロック
の種類
潤滑装置
QZ付き
-Ⅱ
LMレール長さ
(mmで表す)
1軸に組合わせる
防じん用部品
精度記号
LMブロックの個数 記号 P.22参照 ラジアルすきま P.10参照 LMレール
継ぎ記号
記号 P.9参照
注 この呼び形番は1軸ユニットで1setとします。(2軸平行使用の場合の必要数は、最低2setとなります。)
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
15
同一平面に使用
される軸数記号
MB
B
6-S×R
C
MA
MC
(E)
W
φd2
(K)
※1
4-φD0
e0
f0
N
T
M
L
L1
h
M1
H3
W2
φd1
W1
F
SRG25∼65R/LR/LV形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
0
−0.05
15
W2
高さ ピッチ
M1
F
9.5 15.5 30
d1×d2×h
4.5×7.5×5.3
基本定格荷重
長さ
Max※2
2500
20
12
20
30
23
12.5 23
30
7×11×9
3000
28
16
26
40
9×14×12
3000
34
18
30
40
9×14×12
3000
45
20.5 37
52.5 14×20×17 3090
53
23.5 43
60
16×23×20 3060
63
31.5 54
75
18×26×22 3000
6×9.5×8.5 3000
静的許容モーメント kN・m ※3
C
C0
MA
kN
kN
1個
11.3
21
26.7
27.9
34.2
39.3
48.3
59.1
76
91.9
115
131
167
278
25.8 0.21
46.9 0.48
63.8 0.88
57.5 0.641
75
1.07
82.5 1.02
108
1.76
119
1.66
165
3.13
192
3.49
256
6.13
266
5.82
366
10.8
599
22.7
MB
質 量
MC
LMブロック LMレール
2個密着
1個
2個密着
1個
kg
−
0.21
0.48
0.88
0.641
1.07
1.02
1.76
1.66
3.13
3.49
6.13
5.82
10.8
22.7
−
0.24
0.58
0.79
0.795
1.03
1.47
1.92
2.39
3.31
4.98
6.64
8.19
11.2
22.1
0.15
0.28
0.38
0.6
0.8
0.9
1.2
1.6
2.1
3.2
4.1
5
6.9
12.1
−
3.7
5.74
6.21
9.73
10.1
17
20
32.2
33
57
120
−
3.7
5.74
6.21
9.73
10.1
17
20
32.2
33
57
120
kg/m
1.58
2.58
3.6
4.4
6.9
11.6
15.8
23.7
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通しておりません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用し
ないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個密着:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
16
SRN-C/SRN-LC SRN-R/SRN-LR TYPE
SRN-C形/SRN-LC形 SRN-R形/SRN-LR形 寸法表
受注対応品
MB
B
6-S
(φH 通シ)
C2
C
MA
MC
(E)
W
L
※1
L1
φd2
T1 T
(K)
M
e0
4-φD0
f0
N
h
M1
H3
φd1
F
W1
W2
C/LC形
外形寸法
呼び形番
SRN 35C
SRN 35LC
SRN 35R
SRN 35LR
SRN 45C
SRN 45LC
SRN 45R
SRN 45LR
SRN 55C
SRN 55LC
SRN 55R
SRN 55LR
SRN 65LC
SRN 65LR
LMブロック寸法
高さ
幅
長さ
M
W
L
44
100
44
70
52
120
52
86
63
140
63
100
75
75
170
126
125
155
125
155
155
190
155
190
185
235
185
235
303
303
C
82
62 52 M10 −
8.5
50
50
72
−
100
60
116
C2
R
B
S
− M 8
9
H
80 60 M12 − 10.5
60
80
− M10 11
−
95 70 M14 − 12.5
75
− M12 13 −
95
142 110 82 M16 − 14.5
76 120 − M16 16 −
75
L1
T
82.2
7.5
112.2
82.2
7.5
112.2
107
7.5
142
107
7.5
142
129
10.5
179.2
129
10.5
179.2
229.8 19.5
229.8 19.5
K
N
E
e0
f0
10
38
6.5 12
8
6.5 5.2 B-M6F 6
−
38
6.5 12
8
6.5 5.2 B-M6F 6
15
45
7
12
8.5 7
5.2 B-M6F 7
−
45
7
12
8.5 7
5.2 B-M6F 7
18
53
8
16 10
8
5.2 PT1/8 10
−
53
8
16 10
8
5.2 PT1/8 10
20
−
65 14
65 14
11
11
5.2 PT1/8 10
5.2 PT1/8 10
16
16
呼び形番の構成例
SRN45 C 2 KK C0 +1160L P T
呼び形番 LMブロック 防じん用部品記号
の種類
P.22参照
1軸に組合わせる
LMブロックの個数
-Ⅱ
LMレールの長さ
(mmで表す)
ラジアルすきま
記号 P.9参照
同一平面に使用
される軸数記号
精度記号
P.10参照 LMレール
継ぎ記号
注 この呼び形番は1軸ユニットで1setとします。(2軸平行使用の場合の必要数は、最低2setとなります。)
17
グリース
D0 ニップル H3
T1
9
9
MB
B
6-S ×R
C
MA
MC
(E)
W
φd2
T
(K)
M
L
L1
e0
※1
4-φD0
f0
N
h
M1
H3
φd1
W1
W2
F
R/LR形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
0
−0.05
W2
高さ ピッチ
M1
F
d1×d2×h
基本定格荷重
長さ
Max※2
34
33
30
40
9×14×12
3000
34
18
30
40
9×14×12
3000
45
37.5
36
52.5 14×20×17 3090
45
20.5
36
52.5 14×20×17 3090
53
43.5
43
60
16×23×20 3060
53
23.5
43
60
16×23×20 3060
75
75
18×26×22
63
63
53.5
31.5
49
49
3000
18×26×22 3000
静的許容モーメント kN・m ※3
質 量
C
C0
MA
kN
kN
1個
2個密着
1個
2個密着
1個
kg
59.1
76
59.1
76
91.9
115
91.9
115
131
167
131
167
278
278
119
165
119
165
192
256
192
256
266
366
266
366
599
599
1.66
3.13
1.66
3.13
3.49
6.13
3.49
6.13
5.82
10.8
5.82
10.8
22.7
22.7
10.1
17
10.1
17
20
32.2
20
32.2
33
57
33
57
120
120
1.66
3.13
1.66
3.13
3.49
6.13
3.49
6.13
5.82
10.8
5.82
10.8
22.7
22.7
10.1
17
10.1
17
20
32.2
20
32.2
33
57
33
57
120
120
2.39
3.31
2.39
3.31
4.98
6.64
4.98
6.64
8.19
11.2
8.19
11.2
22.1
22.1
1.6
2
1.1
1.4
3
3.6
1.9
2.5
4.9
6.4
3.2
4.5
12.7
9.4
MB
MC
LMブロック LMレール
kg/m
6.9
6.9
11.3
11.3
15.8
15.8
21.3
21.3
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通しておりません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用し
ないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個密着:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
18
SRG/SRN
LMレール標準長さと最大長さ
SRG/SRN形のLMレール標準長さと最大長さを表に示します。最大長さがこれを超える場合には、つなぎ方式
で製作しますので、THKにお問い合わせください。
特殊長さをご指定される場合のG寸法は、表中の寸法を推奨します。G寸法が長くなりますと取付後、その部分
が不安定な傾向になり、精度上悪影響を及ぼすことがあります。
G
F
G
L0
SRG/SRN形 LMレール標準長さと最大長さ
呼び形番
L
M
レ
ー
ル
標
準
長
さ
(LO)
標準ピッチF
G
最大長さ
SRG15
0160
0220
0280
0340
0400
0460
0520
0580
0640
0700
0760
0820
0940
1000
1060
1120
1180
1240
1360
1480
1600
SRG20
0220
0280
0340
0400
0460
0520
0580
0640
0700
0760
0820
0940
1000
1060
1120
1180
1240
1360
1480
1600
1720
1840
1960
2080
2200
SRG 25
220
280
340
400
460
520
580
640
700
760
820
940
1000
1060
1120
1180
1240
1300
1360
1420
1480
1540
1600
1720
1840
1960
2080
2200
2320
2440
SRG 30
280
360
440
520
600
680
760
840
920
1000
1080
1160
1240
1320
1400
1480
1560
1640
1720
1800
1880
1960
2040
2200
2360
2520
2680
2840
3000
30
20
2500
30
20
3000
30
20
3000
40
20
3000
注1)最大長さにつきましては、精度等級により異なりますので、THKにお問い合わせください。
注2)つなぎ方式が不可能で、上記最大長さ以上が必要な場合は、THKにお問い合わせください。
19
単位:mm
SRG/SRN 35 SRG/SRN 45 SRG/SRN 55 SRG/SRN 65
280
570
780
1270
360
675
900
1570
440
780
1020
2020
520
885
1140
2620
600
990
1260
680
1095
1380
760
1200
1500
840
1305
1620
920
1410
1740
1000
1515
1860
1080
1620
1980
1160
1725
2100
1240
1830
2220
1320
1935
2340
1400
2040
2460
1480
2145
2580
1560
2250
2700
1640
2355
2820
1720
2460
2940
1800
2565
3060
1880
2670
1960
2775
2040
2880
2200
2985
2360
3090
2520
2680
2840
3000
40
20
3000
52.5
22.5
3090
60
30
3060
75
35
3000
SRG/SRN OPTIONS
オプション
SRG/SRN形には防じん・潤滑のための関連部品をご用意してあります。
用途・設置箇所によってお選びください。
8
9
SRG形専用ジャバラ JSRG形
LMレール取付穴専用キャップC形
4
ダブルシール
1
エンドシール
6
積層形接触スクレーパ
LaCS
7
低摺動接触シール
LiCS
5
金属
スクレーパ
給脂穴
潤滑装置QZ
12
3
インナシール
2
サイドシール
11
20
防じん用部品
直動システムに異物が侵入すると、異常摩耗や早期寿命の原因となるため、異物の侵入を
防止する必要があります。したがって、異物の侵入が考えられる場合は、雰囲気条件にあっ
た効果的な密封装置や防じん装置を選定することが重要です。
1
エンドシール
粉じんがある箇所に使用
シール及びスクレーパ
z∼v シール
エンドシール
耐摩耗性に優れた特殊合成ゴム製のエンドシールや、より防じん効果を高め
るためのサイドシール等が用意されています。
防じん用部品が必要な場合は表3に示す記号で指示してください。
なお、防じん用部品の適応形番および防じん用部品取付後のLMブロック全
長寸法(L寸法)
については、表4,5を参照してください。
・シール抵抗値
SRG/SRN…SS形シールの、潤滑剤
が塗布された状態における、LMブロ
ック1個あたりのシール抵抗の最大値
は、表1の値を参考にしてください。
2
サイドシール
取付姿勢が垂直水平、逆さ使用などLMブロ
ック側面や底面から粉じんが入りやすい箇
所に使用
表1 SRG/SRN…SS形
シール抵抗最大値
呼び形番
SRG 15
SRG 20
SRG 25
SRG 30
SRG 35
SRG 45
SRG 55
SRG 65
単位:N
シール抵抗値
13
18
19
24
30
30
35
40
SRN 35∼65形のシール抵抗値はSRG形と同
値です。
b∼n スクレーパ
積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)
サイドシール
さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)が
用意されています。
LaCSは、積層形接触構造(3層スクレーパ)により、LMレールに付着した微
細な異物を多段的に除去し、LMブロック内への侵入を防ぎます。
・特長
3
インナシール
粉じんや切削屑などが非常に多い箇所に
使用
●3層スクレーパがLMレールに全面接
触しているため、微細異物の除去能力
に優れています。
●自己潤滑機能をもたせた含油発泡合
成ゴムを採用しているため、低摩擦抵
抗を実現しました。
・LaCSの基本仕様
インナシール
●LaCSの使用温度範囲:−20℃∼+80℃
●LaCSの抵抗値:右表を参照ください。
注)LaCS単品での販売は行いませんのでご注意ください。
表2 LaCSの抵抗値
呼び形番
SRG 20
SRG 25
SRG 30
SRG 35
SRG 45
SRG 55
SRG 65
SRN 65
単位:N
LaCSの抵抗値
6.1
6.9
8.2
9.1
14.3
18.2
26.0
22.1
SRN 35∼55形のLaCSの抵抗値はSRG形と同
値です。
注1)
LaCSのみの抵抗値とし、LMブロック、各
種シール等の摺動抵抗は除きます。
注2)
LaCSの使用最高速度についてはTHKに
お問い合わせください。
m 低摺動接触シールLiCS(リックス)
LiCSは、転動面のほこり等の除去およびグリースなどの潤滑剤保持に効果
があります。非常に低摺動であり、滑らかで安定した動きを実現しました。
21
OPTIONS
オプション
表3
記号
UU
SS
DD
GG
PP
ZZ
KK
SSHH
DDHH
ZZHH
KKHH
SRG/SRN形の防じん用部品記号
4
ダブルシール
防じん用部品
エンドシール
エンドシール + サイドシール + インナシール
エンドシール + サイドシール + インナシール
LiCS
+ サイドシール + インナシール
LiCS
エンドシール + サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ
ダブルシール + サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ
エンドシール + サイドシール + インナシール + LaCS
ダブルシール + サイドシール + インナシール + LaCS
エンドシール + サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ + LaCS
ダブルシール + サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ + LaCS
特に粉じんや切削屑などが多い箇所に使用
エンドシール
注)低摺動接触シールLiCS(GG、PP)
はSRG 15形のみ対応致しております。
■SSHH,DDHH,ZZHH,
KKHH仕様の場合
単位:mm
SSHH,DDHH,ZZHH,KKHH
仕様の場合は、下図に示す位置
にグリースニップルが付きます。
なお、グリースニップルの増加
分寸法は、右表に示します。
グリースニップル
LaCS
H
エンドプレート
K :基準面
注)グリースニップルの取付けを上図で示す位置以外に
希望される場合は、THKにお問い合わせください。
呼び形番
SRG 25C/LC
SRG 25R/LR
SRG 30C/LC
SRG 30R/LR
SRG 35C/LC
SRG 35R/LR
SRG 45C/LC
SRG 45R/LR
SRG 55C/LC
SRG 55R/LR
SRG 65C/LC
SRG 65R/LR
グリースニップル
増加分寸法 H ニップル形式
—
A-M6F
7.2
A-M6F
—
A-M6F
7.2
A-M6F
—
A-M6F
7.2
A-M6F
—
A-M6F
7.2
A-M6F
—
A-M6F
7.2
A-M6F
—
A-M6F
6.2
A-M6F
5
金属スクレーパ
溶接のスパッタなどがLMレールに貼りつ
いてしまう可能性のある箇所に使用
金属スクレーパ
■UU,SS仕様の場合
UU,SS仕様の場合のグリースニップル取付位置(N)および増加分寸法
(E)は寸法表(P13∼P18)を参照してください。
■DD,ZZ,KK仕様の場合
DD,ZZ,KK仕様の場合のグリースニップル取付位置および増加分寸法はTHK
にお問い合わせください。
表4 SRG形 防じん用部品取付後のLMブロック全長(L寸法)
呼び形番
SRG 15A/V
SRG 20A/V
SRG 20LA/LV
SRG 25C/R
SRG 25LC/LR
SRG 30C/R
SRG 30LC/LR
SRG 35C/R
SRG 35LC/LR
SRG 45C/R
SRG 45LC/LR
SRG 55C/R
SRG 55LC/LR
SRG 65LC/LV
UU
69
86
106
95.5
115
111
135
125
155
155
190
185
235
303
SS
69
86
106
95.5
115
111
135
125
155
155
190
185
235
303
DD
71
88
108
100.5
120.1
118
142
132.8
162.8
164.2
199.2
194.2
244.2
314.2
呼び形番
SRN 35C/R
SRN 35LC/LR
SRN 45C/R
SRN 45LC/LR
SRN 55C/R
SRN 55LC/LR
SRN 65LC/LR
UU
125
155
155
190
185
235
303
SS
125
155
155
190
185
235
303
DD
132.8
162.8
164.2
199.2
194.2
244.2
314.2
ZZ
131.4
161.4
162.2
197.2
192.2
242.2
311.4
KK
139.2
169.2
171.4
206.4
201.4
251.4
322.6
微細粉や液体等の異物が存在する
過酷環境での使用
接触スクレーパ
単位:mm
GG PP ZZ KK SSHH DDHH ZZHH KKHH
77
77
—
—
—
—
—
—
— — 91.4 93.4 106.6 108.6 109 111
— — 111.4 113.4 126.6 128.6 129 131
— — 100.5 105.5 —
—
—
—
— — 120.1 125.1 —
—
—
—
— — 116 123
—
—
—
—
— — 140 147
—
—
—
—
— — 131.4 139.2 148.6 156.4 151 158.8
— — 161.4 169.2 178.6 186.4 181 188.8
— — 162.2 171.4 182 191.2 185.2 194.4
— — 197.2 206.4 217 226.2 220.2 229.4
— — 192.2 201.4 212 221.2 215.2 224.4
— — 242.2 251.4 262 271.2 265.2 274.4
— — 311.4 322.6 335.4 346.6 338.6 349.8
表5 SRN形 防じん用部品取付後のLMブロック全長(L寸法)
6
LaCS
液体
多量の異物
構造図
7
LiCS
SRG 15形のみ対応
単位:mm
SSHH DDHH ZZHH KKHH
148.6 156.4 151 158.8
178.6 186.4 181 188.8
182 191.2 185.2 194.4
217 226.2 220.2 229.4
212 221.2 215.2 224.4
262 271.2 265.2 274.4
335.4 346.6 338.6 349.8
LiCS
六角穴付ボルト
22
8
SRG形専用ジャバラ
JSRG形
粉じんや切削屑などが多い箇所に使用
W
b1
b
S
さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、専用ジャバラが用意されています。
専用ジャバラの寸法を示します。下記の呼び形番にてご指定ください。
JSRG形寸法
a
t1
p
H
呼び形番
P
JSRG 15
JSRG 20
JSRG 25
JSRG 30
JSRG 35
JSRG 45
JSRG 55
JSRG 65
W
H1
t4
t3
S1
SRG15∼30形
呼び形番
W
H1
t2
b2
S1
SRG35∼65形
注1)
専用ジャバラを水平以外(立・壁掛け・逆さづり)
で使用される場合や、耐熱仕様を希望される場合
はTHKにお問い合わせください。
注2)
専用ジャバラを使用する場合の給脂については、
THKにお問い合わせください。
注3)
専用ジャバラを使用される場合は、LMブロックお
よびLMレールに取付用の加工が必要となりますの
で、ご注文の際にはご指示ください。
注)ジャバラ長さの計算は次のとおりです。
S
Lmin = S:ストローク長さ (mm)
(A−1)
Lmax = Lmin・A A:伸縮率
9
, SRG形専用ジャバラ JSRG形
JSRG 15
JSRG 20
JSRG 25
JSRG 30
JSRG 35
JSRG 45
JSRG 55
JSRG 65
W
55
66
78
84
88
100
108
132
主 要 寸 法 (mm)
t1
H H1 P p b1 A/C形 R/V形 b2
27 27 14.2 12.7 28 10.3 10.3 —
32 32 17 15 38.5 9.6 9.6 —
38 38 23 18 27.6 3.9 7.9 —
42 42 22 19 37.4 10.4 13.4 —
42 42 22 15 35
5 12 13
51 51 20 20 32
7 17 15
57 57 20 20 36 10 20 25
75.5 75.5 28.5 25 46
9
9 28
適用形番
t2
t3
t4
— 10.6 — SRG 15
— 7.4 8 SRG 20
— 10
8 SRG 25
— 11 10 SRG 30
23 — — SRG 35
29 — — SRG 45
35 — — SRG 55
42 — — SRG 65
主 要 寸 法 (mm)
a
b
ねじサイズ
S
S1
A/C形 R/V形 A/C形 R/V形
M4
–7.0
–7.0
4
– 10.5
M2
M3
–6.6
–6.6
1.5
11
M2
–2.5
4
15
M2 M3✕6R –6.5
–2.0
3
12
M3 M4✕8R –5.0
–7.0
6
–9
M3 M4✕4R –0.0
M3 M5✕4R –0.0
10.0
10
–7
M3 M5✕4R –3.0
13.0
16
–4
M4 M6✕5R –3.0
–3.0
19
–3
■ 呼び形番の構成例
A
Lmax
Lmin
適用形番
5
6
6
7
5
7
7
9
SRG 15
SRG 20
SRG 25
SRG 30
SRG 35
SRG 45
SRG 55
SRG 65
JSRG35-60/420
z
x
z呼び形番…SRG35用ジャバラ xジャバラ寸法 ジャバラ収縮時長さ
ジャバラ伸長時長さ
. LMレール取付穴専用キャップC形
LMレール取付穴
専用キャップC形
LMガイドのLMレール取付穴に切粉や異物が詰まるとLMブロック内部に侵
入する可能性がありますので、そのような場合にはLMレール取付穴を専用
キャップでふさぎ、LMレール上面と同一面にして異物の侵入を防ぐことがで
きます。
LMレール取付穴への
切削屑の侵入を防ぎます。
D
H
LMレール取付穴専用キャッ
プC形は、耐油性および耐摩
耗性に優れた特殊合成樹脂を
使用していますので、十分な
耐久性を持っています。
ご注文の際は右表のCキャッ
プ形番でご指示ください。
専用キャップ主要寸法
呼び形番
15
20
25
30
35
45
55
65
Cキャップ 使用 主要寸法 mm
形番
ボルト
D
H
C 4
M 4
7.8
1.0
C 5
M 5
9.8
2.4
C 6
M 6 11.4
2.7
C 8
M 8 14.4
3.7
C 8
M 8 14.4
3.7
C12
M12 20.5
4.7
C14
M14 23.5
5.7
C16
M16 26.5
5.7
注)SRN 35∼65形の専用キャップ主要寸法はSRG形と同値です。
23
OPTIONS
オプション
抜き挿し治具
抜き挿し治具
組立時等におきましては可能な限りLMブロックをLMレールから抜かない
ように作業を行ってください。作業上止むを得ずLMブロックを抜き挿し
される場合は抜き挿し治具にて作業を行ってください。
抜き挿し治具を使用せずにLMブロックを挿入すると、異物の混入・内部
部品の損傷・若干の傾きによりLMブロックから転動体が脱落する可能性
があります。また、転動体が抜けたままLMブロックを挿入し使用すると、
早期破損の要因となりますので十分ご注意願います。抜き挿し治具ご使用
時は治具を傾けず、端面を合わせてご使用ください。転動体がLMブロッ
クから脱落した場合は、そのまま使用せずTHKまでお問合せください。尚、
抜き挿し治具は標準添付しておりませんので、ご使用の際はTHKまでお問
合せください。
LMレール
LMブロック
抜き挿し治具
抜き挿し治具
(材質:ABS樹脂)
24
潤滑関連品
11
⁄1 潤滑装置QZTM
潤滑装置QZ
潤滑装置QZは、LMレールの転動面に適切な量の潤滑油を供給します。この
ため、転動体と転動面の間には油膜が常に形成され、潤滑メンテナンス間隔
の大幅な延長を可能にします。
ケース
② 高密度ファイバーネット
① 高含油ファイバーネット
潤滑装置QZが必要な場合は表1に示す記号で指示してください。
なお、潤滑装置QZの適用形番および潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長
(L寸法)
については、表2、3を参照してください。
・特長
ボール
・メンテナンス期間の大幅な延長
●損失した油分を補うため、潤滑メ
潤滑装置QZを装着することにより、軽
ンテナンス間隔の大幅な延長が可
荷重域から重荷重域まで全ての荷重領
能になります。
域において、メンテナンス期間の延長
(エンドシール)
●適切な量の潤滑油を転動面に供給
に効果を発揮します。
するため、周囲をよごさず、環境に
優しい潤滑システムです。
●使用用途にあった潤滑油の選択が
可能です。
③ オイルコントロールプレート
潤滑油の流れ
ボールリテーナ
注1)QZ単品での販売は行いませんのでご注意ください。
注2)QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。QZ付き仕様でグリースニップル付きを希望される場合は、
THKにお問い合わせください。
表1 SRG形の潤滑装置QZ付き部品記号
潤滑装置QZの構造は、主な3つの部品
①高含油ファイバーネット
(潤滑油を貯蔵する機能)
②高密度ファイバーネット
(潤滑油を転動面に塗布する機能)
③オイルコントロールプレート
(油流量を調整する機能)
記号
QZUU
QZSS
QZDD
QZGG
QZPP
QZZZ
QZKK
QZSSHH
QZDDHH
QZZZHH
QZKKHH
潤滑装置QZ付き防じん用部品
エンドシール + QZ
エンドシール + サイドシール + インナシール + QZ
ダブルシール + サイドシール + インナシール + QZ
+ QZ
LiCS
+サイドシール + インナシール + QZ
LiCS
エンドシール +サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ + QZ
ダブルシール +サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ + QZ
+ QZ
エンドシール +サイドシール + インナシール + LaCS
+ QZ
ダブルシール +サイドシール + インナシール + LaCS
エンドシール +サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ + LaCS + QZ
ダブルシール +サイドシール + インナシール + 金属スクレーパ + LaCS + QZ
から構成されていて、潤滑装置QZ内部
注)低摺動接触シールLiCS(QZGG、QZPP)
はSRG 15形のみ対応致しております。
にある潤滑油はフェルトペンなどに利用
表2 SRG形潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長(L寸法)
されている毛細管作用を基本原理として
呼び形番
SRG 15A/V
SRG 20A/V
SRG 20LA/LV
SRG 25C/R
SRG 25LC/LR
SRG 30C/R
SRG 30LC/LR
SRG 35C/R
SRG 35LC/LR
SRG 45C/R
SRG 45LC/LR
SRG 55C/R
SRG 55LC/LR
SRG 65LC/LV
供給されます。
QZUU
92
109
129
125.5
145.1
141
165
155
185
185
220
225
275
343
QZSS
92
109
129
125.5
145.1
141
165
155
185
185
220
225
275
343
QZDD
94
111
131
130.5
150.1
148
172
162.8
192.8
194.2
229.2
234.2
284.2
354.2
QZGG
97
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
QZPP
97
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
QZZZ
—
112.4
132.4
130.5
150.1
146
170
163.4
193.4
194.2
229.2
234.2
284.2
354.2
QZKK
—
114.4
134.4
135.5
155.1
153
177
171.2
201.2
203.4
238.4
243.4
293.4
365.4
QZSSHH
—
126.6
146.6
145.3
164.9
160.8
184.8
178.6
208.6
212
247
252
302
375.4
単位:mm
QZDDHH QZZZHH
—
—
128.6 129
148.6 149
151.7 147.7
171.3 167.3
169.2 164.6
193.2 188.6
186.4 181
216.4 211
221.2 215.2
256.2 250.2
261.2 255.2
311.2 305.2
386.6 378.6
表3 SRN形潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長(L寸法)
QZKKHH
—
131
151
154.1
173.7
171.6
195.6
188.8
218.8
224.4
259.4
264.4
314.4
389.8
単位:mm
QZUU QZSS QZDD QZZZ QZKK QZSSHH QZDDHH QZZZHH QZKKHH
呼び形番
155 155 162.8 163.4 171.2 178.6 186.4 181.0 188.8
SRN 35C/R
185 185 192.8 193.4 201.2 208.6 216.4 211.0 218.8
SRN 35LC/LR
185 185 194.2 194.2 203.4 212.0 221.2 215.2 224.4
SRN 45C/R
220 220 229.2 229.2 238.4 247.0 256.2 250.2 259.4
SRN 45LC/LR
225 225 234.2 234.2 243.4 252.0 261.2 255.2 264.4
SRN 55C/R
275 275 284.2 284.2 293.4 302.0 311.2 305.2 314.4
SRN 55LC/LR
343 343 354.2 354.2 365.4 375.4 386.6 378.6 389.8
SRN 65LC/LR
25
OPTIONS
オプション
⁄2 給脂穴
12
給脂穴
SRG/SRN形は、LMブロックの横および上面より給脂ができます。標準
仕様ではLMブロック内への異物侵入防止のため、給脂穴は貫通していま
せん。ご使用される場合はTHKにお問い合わせください。
ローラーリテーナ効果により、給脂間隔は総ローラータイプに比べ長期化
が実現しましたが、高荷重、高速などの使用環境により、給脂間隔は異な
りますので、THKにお問い合わせください。
単位:mm
呼び形番
SRG15A
SRG15V
SRG20A/LA
SRG20V/LV
SRG 25C
SRG 25LC
SRG 25R
SRG 25LR
SRG 30C
SRG 30LC
SRG 30R
SRG 30LR
SRG 35C
SRG 35LC
SRG 35R
SRG 35LR
SRG 45C
SRG 45LC
SRG 45R
SRG 45LR
SRG 55C
SRG 55LC
SRG 55R
SRG 55LR
SRG 65LC
SRG 65LV
横ニップル用下穴
e0
f0
D0
上面給脂穴
適用
ニップル D2(Oリング) V
4
6
2.9
PB107
9.2(P6)
0.5
5.5
4
4
6
6
2.9
2.9
PB107
PB107
9.2(P6)
9.2(P6)
0.5
0.5
6.5
6.5
6
6.4
5.2
M6F
10.2(P7)
0.5
6
6
10.4
5.2
M6F
10.2(P7)
4.5
6
6
6.2
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
6
6
9.2
5.2
M6F
10.2(P7)
3.4
6
6
6
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
6
6
13.0
5.2
M6F
10.2(P7)
7.4
6
7
7
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
7
7
17.0
5.2
M6F
10.2(P7)
10.4
7
9
8.5
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
11
9
18.5
5.2
M6F
10.2(P7)
10.4
11
9
9
13.5
13.5
5.2
5.2
M6F
M6F
10.2(P7)
10.2(P7)
0.4
0.4
10
10
e1
φD2深サ1
e1
上面給脂穴
φD0
(M6下穴)
e0
横ニップル
V
f0
Oリング
注)SRG-R形、SRG-LR形で上面給脂穴を使用する場合は、給油アダプタが必要となりますのでTHKに
お問い合わせください。
単位:mm
呼び形番
SRN 35C
SRN 35LC
SRN 35R
SRN 35LR
SRN 45C
SRN 45LC
SRN 45R
SRN 45LR
SRN 55C
SRN 55LC
SRN 55R
SRN 55LR
SRN 65LC
SRN 65LR
横ニップル用下穴
e0
f0
D0
上面給脂穴
適用
ニップル D2(Oリング) V
e1
8.0
6.5
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
6
8.0
6.5
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
6
8.5
7.0
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
7
8.5
7.0
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
7
10.0
8.0
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
11
10.0
8.0
5.2
M6F
10.2(P7)
0.4
11
9.0
9.0
11.0
11.0
5.2
5.2
M6F
M6F
10.2(P7)
10.2(P7)
0.4
0.4
10
10
上面給脂穴使用方法
26
ローラーリテーナ入りLMガイド SRG/SRN
ご使用上の注意
●取扱上の注意
・各部を分解しますと、ごみの侵入や各部の組み立て精度を悪くする原因になりますので、分解は行わないでください。
・LMブロックおよびLMレールを傾けますと、自重で落下する場合がありますので、ご注意ください。
・LMガイドを落下させたり、叩いたりすると破損することがありますので、ご注意ください。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られ
なくとも機能の損失が考えられますので、ご注意ください。
●潤滑について
・防錆油をよく拭き取り、潤滑剤を封入してからお使いください。
・性状の異なる潤滑剤を混合しての使用は避けてください。
・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温など特殊環境下での使用は、通常の潤滑剤を使用できない場合がありま
すので、THKにお問い合わせください。
・特殊な潤滑剤を使用される場合は、THKにお問い合わせください。
・油潤滑にて使用される場合、LMブロックの取付姿勢によっては、潤滑油が行き渡らないことがありますので、THKにお問い合わせください。
・給脂間隔は使用条件により異なりますので、THKにお問い合わせください。
●使用上の注意
・異物が侵入すると、ボール循環部品の破損や機能の損失を引き起こしますので、ごみ、切り粉など異物の侵入は防止してください。
・クーラントがLMブロック内部に侵入するような環境下で使用される場合は、クーラントの種類によって製品の機能に支障をきたす場合
がありますので、THKにお問い合わせください。
・80℃を超えての使用は避けてください。80℃を超えて使用されたい場合は、THKにお問い合わせください。
・ごみ、切り粉などの異物が付着した場合は、洗浄した後、潤滑剤を再封入してください。使用する洗浄液の種類は、THKにお問い合わせ
ください。
・LMガイドを逆さ吊り状態で使用される場合では、事故等によりエンドプレートが破損しますと、ボールが脱落し、LMレールからLMブロ
ックが外れて落下する恐れがあります。このような使用では、落下防止の安全機構を追加する等の対処をお願いします。
・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温などの特殊環境下で使用される場合は、THKにお問い合わせください。
・LMブロックを一度LMレールから抜いて再度組付ける場合は、組付けを容易にするためのLMブロック抜き取り/挿入治具がありますの
で、THKにお問い合わせください。
●保管
・LMガイドは、弊社の梱包および荷姿で、高温、低温、多湿を避け、水平な状態で保管してください。
●「LMガイド」
「ボールリテーナ」
「
ller r
Ro taine
Re
®
」
「QZ」はTHK株式会社の登録商標です。
●写真と実際の製品とでは異なる場合があります。
●改良のため予告なしに外観、仕様等変更することがありますので、ご採用の時は事前にお問合わせください。
●カタログの制作には慎重を期しておりますが、誤字・脱字等により生じた損害については、責任を負いかねますのでご了承ください。
●弊社製品・技術の輸出及び輸出の為の販売につきましては、外国為替及び外国貿易法、及びその他の法令の遵守を基本方針としております。
尚、弊社製品の単品での輸出については、予めご相談ください。
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