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労働安全衛生

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労働安全衛生
はじめに
HSE
特集
環境
HSE
社会
~ HSE 世界 NO.1コントラクターを目指して
労働安全衛生
当社では「安全衛生方針」に基づいて、
安全衛生管理体制
安全成績
て、安全意識の向上を図っています。2012 年
自社のみならず協力会社も含めた安
安全に関する重要テーマについては、全社組
全社を挙げて安全衛生の改善への取り組み
は、国内 TRIR 目標 0.60 以下に対して実績が
全衛生管理に取り組んでいます。
織である「HSE 委員会」で審議・決定し、社長を
を続けてきた結果、当社における過去 10 年間
0.59、海外 TRIR 目標 0.15 以下に対して実績が
議長とする「総合運営会議」に報告しています。
の度数率 (ILO 方式)は平均 0.8 前後で推移
0.13 でした。
HSE 委員会での決定事項は、速やかに社内各
しており、建設業全体の度数率平均である 1.4
本部で実行されます。
に比べて低い水準を維持しています。また、国
また、国内・海外の主な建設工事現場におい
内プロジェクト、海外プロジェクト別に不休災害
て、HSE 委員会委員長が任命する監査グループ
2
も含めた安全指標である年間 TRIR ※(Total
※ 1 度数率とは、100 万延労働時間当たりの死亡災害件数と休業
1 日以上の休業災害件数をもって、労働災害の発生頻度を表
す指標です。
※ 2 TRIR とは、米国 OSHA 方式の度数率であり、20 万延労働時
間当たりの不休災害を含めた労働災害件数をもって、労働災
害の発生頻度を表す指標です。
による安全衛生監査を実施し、監査結果を総合
Recordable Injury Rate)の社内目標を掲げ、
運営会議に報告しています。
毎月目標の達成状況を社内周知することによっ
とりわけ、建設工事現場での労働災
害防止に注力しています。
安全衛生管理体制
※1
交通事故防止対策
総合運営会議
(議長 : 社長)
当社と国内建設業の度数率の比較(ILO 方式)
2.0
国内建設業の
平均度数率
品質・安全・環境室
1.4
1.5
プロジェクト本部
HSEグループ
エンジニアリング本部
HSE システム部
当社は海外現場・拠点の交通事故を防止する
ため、交通安全対策を強化しています。
(度数率)
HSE 委員会
経営統括本部人事部
健康管理センター
従業員の安全への配慮
2010 年 度 に、交 通 事 故 を 防 止 す るた め の
「7 Golden Rules」、交通安全管理体制の確立と
IVMS (In Vehicle Monitoring System) による
車両運行管理の徹底を盛り込み、海外交通事故防
各本部・室
建設部
プロジェクトチーム
HSE Control Team
Project HSE Managers
止ガイドラインを改訂しました。また、海外現場・
1.0
拠点の交通安全対策の実施状況を継続的にモニ
0
タリングするため、本社マネジメントによる交通安
0.8
0.5
全監査の実施、Monthly Traffic Safety Report
日揮の国内
プロジェクトの
平均度数率
2003
2005
2007
の半年ごとの提出を義務付けています。
2009
2011
2004
2006
2008
2010
2012
国内建設業
日揮の国内プロジェクト
26
はじめに
HSE
特集
HSE
環境
社会
~ HSE 世界 NO.1コントラクターを目指して
労働安全衛生
社長主催 HSEカンファレンスを開催
当社では毎年 7 月に社長主催の HSEカンファ
レンスを開催しており、役員、プロジェクト本部
社長の HSE パトロール
長、プロジェクト部長、プロジェクトマネージャー
当社では、毎年社長が海外の主要現場の
およびコンストラクションマネージャーなど約
HSE パトロールを行い、現場で働くすべての
120 人が参加します。社長のオープニングス
人たちの安全意識の高揚を図っています。こ
ピーチ、プロジェクト無災害表彰の授与式に続
のパトロールの意義は、社長が自ら現場を訪
いて、HSEカルチャー醸成のためのいくつかの
問し、当社の高い HSE 意識をアピールするこ
テーマについてプレゼンテーションを行い、出席
とにあります。このキャンペーンでは、客先、
者全員が議論します。この会議を通じて、HSE に
協力会社と一緒に安全意識を高めるための議
関するトップマネジメントのリーダーシップを示
論を行った後、社長自らが現場をパトロール
し、役員、社員の安全衛生意識の高揚を図って
し、現場の作業員と親しく交流することによっ
います。
て、安全文化の醸成と啓蒙活動を行います。
2012 年度はインドネシアのドンギ・スノロ
LNGプロジェクト現場を訪問し、客先、当社の
協力会社幹部とHSE 意識高揚のための議論
を行い、現場パトロールでは作業員と直接言
葉を交わして HSE の重要性を訴えました。
社長のオープニングスピーチ
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