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学報第31号 - 聖カタリナ大学

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学報第31号 - 聖カタリナ大学
学報
第 31 号
St. Catherine University
聖カタリナ大学 / 聖カタリナ大学短期大学部
2013. 12. 1
カトリック教育と相対主義
学校法人聖カタリナ学園理事長 中田
婦美子
カトリック教育理念は普遍的価値観としての真
いるのかという「意味の探究」が求められていると
理を追求するとき、相対主義のもつ概念とは本質的
思う。
に相容れないものとして考える。なぜなら、哲学的
本学の建学の精神は創立当初から、聖ドミニコと
相対主義は絶対的真理または確実性はないという
聖カタリナによる神の愛と真理の精神を標榜して
見解であり、真理は、人・場所・時・環境などの変動
いる。聖ドミニコは当時南欧一帯に蔓延していた異
する要因に依存しているという。道徳的相対主義は
端に対して真理の探究と説教によって神の存在を
人間行動の不変の原則は存在しないと主張する。そ
証明した。そして、聖カタリナは分裂する教会と対
の理由として、すべての真理は相対的であって、内
立する諸侯との間に対話と和解を通して神と隣人
在的に悪い行為は存在しない。あるいはすべてのも
への愛を証ししたのである。この精神は2 1世紀の現
のは習慣や風俗習慣などの要因に依存していると
代化への課題として継承され、本学は世界の正義と
いうのである。
平和の問題を神の似姿として創造された人間の尊
ところで、カトリック大学憲章の冒頭に、「カト
厳から考え、神と人間との関係におけるキリスト教
リック大学に委ねられた特別な役割は、真理の探究
的人類愛に基づく学問の探究をその使命と考える。
と、真理の源をすでに知っているという二つの確
私は本稿において田中耕太郎氏の「教育基本法の
信を知的な努力によって実存的に統合することで
原理」から、相対主義がカトリック教育に及ぼして
ある」と明確に宣言する。カトリック大学は、普遍的
いる危機について引用したい。本書はおそらく戦後
ヒューマニズムによって真理のあらゆる側面、神で
日本の教育再建のバイブルといわれるほどの貴重
ある至高の真理との本質的な関わりにおいてその
な文献であることは今日でも変わらない。彼によれ
教育的使命を果たさなければならない。したがっ
ば、
「教育の任務は人格形成である以上、その指導原
て、現代社会において多様な文化と価値観が共存
理として人間の理念が存在しなければならない。と
し、科学と技術の急速な進歩によって生み出された
ころが実証主義的、心理学的、社会学的等の諸方法、
結果が、果たして人類に真の善と幸福をもたらして
諸傾向はこの形而上学的問題を回避してきた。ま
1
た、文化教育哲学、価値教育哲学も人間の普遍妥当
を回避した自由はやがて最終的に羅針盤を失った
的な使命を認めず、抽象的なものに終わり、相対主
船のように大海を漂うのである。
義に堕してしまった…この問題と正面から取り組
しかし、カトリック教育的理念において、人間と
むのは宗教以外にはない。」ということである。そし
しての真の自由を行使することは、自然道徳法と深
て、彼は人格形成に及ぼす宗教の重要性を強く提唱
く結びついており、「内在する真理」の恩恵を人間
したのである。彼は敬虔なカトリック信者として戦
は謙虚に受容する存在であることを理解している。
後の混乱期に文部大臣を務め、後に最高裁判所長官
したがって、20世紀の世界大戦によって多くの人間
として法の正義の審判者としての任務を果たした。
の生命と尊厳が否定された根本的な原因は、この相
そして、何よりも驚くべきことは戦後の過激な日教
対的個人主義が自然法倫理の原則を逸脱し、権力と
組の反対を押し切って真の民主主義国家としての
富と搾取という際限のない欲望によって、人間の連
教育理念として、公職にありながら何のはばかるこ
帯、相互理解、共通善、道徳的規律に関わる人間の尊
となく私学におけるカトリック教育の真理と愛の
厳そのものを脅かしてきたといえる。
根拠を宣言したことである。日本における少数派の
現教皇フランシスコによる回勅「信仰の光」の中
カトリック教育が教育再建に貢献してきた過去の
でも、信仰は哲学的相対主義を排除し、「内在する
歴史の中で、相対主義が教育に与える脅威について
秩序」の基盤の上にたつ創造の深淵な神秘によっ
彼はすでに警鐘を鳴らしていたという事実である。
て、物質的世界と科学的研究と協調する立場を賢明
このたび、聖ドミニコ宣教修道女会の総会がロー
に識別するべきであることを訴えている。本学の保
マ本部で開催され、「私たちは福音宣教の特権的場
護者であるシエナの聖カタリナもその伝記の中で、
所としてカトリック学校教育を選択し継続する」こ
「神は永遠から存在する方です。その真理を守るな
とを宣言し、「カトリック学校の基本的理念と政
ら、あなたは決して敵に惑わされることなく、あら
府の教育行政の方針との間の正しい均衡を探究し、
ゆる恵み、あらゆる真理、あらゆる愛を勝ち得るこ
教育的奉仕とキリストの愛の証しによってその基
とができる。」と語っている。本学はこの相対主義と
本的使命を果たすために努力する」ことを再確認し
対峙しながら、神の愛と真理における「人間の意味
た。そして、現代社会に及ぼす相対主義的影響につ
そのものの探究」を通して常に自らの刷新も問われ
いても認識することになった。
ていると思う。
前教皇ベネディクト16世は若者に対する正義と
平和教育論の中で、現代の教育事業を行うにあた
り、特にゆゆしき障害となっているのは、現代社会
と文化に相対主義が支配していることを指摘して
いる。ある種の文化的相対主義は倫理的多元主義を
装い、思考の規範となるいかなる真理を認めず、た
だ自己とその好みだけを究極の基準とみなそうと
するために、人間の基本的な権利と義務の基盤とな
る自然道徳法はもはや時代遅れのものと断罪する。
それは一見して世に言う平等と公平の正当性を主
張しているかのように見えて、実は寛容の価値が悪
しき仕方で乱用されているのであって、秩序と責任
2
◆◇ St. Catherine News ◇◆
●愛媛銀行寄附講座・聖カタリナ大学「風早の塾」
前期修了式
7月19日(金)に愛媛銀行寄附講座「風早の塾」の前期の最終講義と修了
式が行われました。講義終了後、修了者に修了証の授与が行われました。
この寄附講座は、「健康」をキーワードに「現代を生ききる叡智~生老
病死をこえて~」をテーマとし、社会学や心理学、宗教学、医学などの分野
で著名な講師を全国から招聘し、学生に加えて一般市民の方も聴講でき
る講座です。受講料は無料。
後期の講義は9月27日(金)に開始し平成26年1月24日(金)まで計8回
開催いたします。
●保育学科リカレントセミナー
8月21日 (水) に第14回聖カタリナ大学短期大学部保育学科公開講座「リカレントセミナー」が開催されま
した。午前と午後に2つの選択講座があり、卒業生を含むたくさんの方が参加され、職業上の新たな知識・技
術等を学びました。
この公開講座は、幼稚園・保育所・施設等に勤務されている方を対象に、毎年開催しており、社会で活躍さ
れている方の学びたい気持ちを応援しています。
●2013年度大学祭
2013年度大学祭「LINK 〜無限のつながり〜」が10月25日(金)から27日(日)にかけて開催されました。
大学祭では、学内ミサを皮切りに、講演会・ハープ演奏会(古佐小基史氏)、パイプオルガン演奏会、多数の
模擬店の出店があり、様々な物品や食品等が販売され、地域の方や卒業生などたくさんの方にご来場いただ
きました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
●まつやまシニアカレッジ
聖カタリナ大学と松山市社会福祉協議会は、共同企画プロジェクトとして9回目の「まつやまシニアカ
レッジ」を開講しました。
この講座は、大学での講義や学生生活に興味のある高齢者の方々を対象に、福祉分野の他、幅広いカリキュ
ラムを作成し、より豊かな知識の習得と介護予防のきっかけづくりを目的としています。
●第1回聖カタリナ大学第三者評価委員会を開催
聖カタリナ大学では、日々の活動に対して学外有識者(外部評価委員)
に評価・提言をいただき、その意見を本学の大学運営・地域貢献等の質
的向上や改善に繋げることを目的として、2013(平成25)年度より第三者
評価委員会を開催することとしました。
10月4日(金)には、学長から挨拶を行い、各担当者より教育内容・入試
状況・奨学制度・就職等について説明がありました。その後、外部評価委
員の方から貴重なご意見・ご提案をいただき、本学出席者と活発な意見
交換が行われました。
なお、この貴重なご意見・ご提案を基に、本学における教育・研究・地域貢献活動の改善により一層努め
てまいります。
●平成2 5年度理事長講話を開催
10月17日(木)の理事長講話に、今年度は特別講師として塩釜市社会福祉協議会で震災復興活動に尽力さ
れている卒業生の佐藤友紀氏 ( 平成 22 年度聖カタリナ大学卒業 ) をお迎えして、「東日本大震災から 2 年
7ヶ月〜被災地の今〜」と題した講演をしていただき、震災発生時の状況や被災地の現状等について貴重な
お話を伺いました。
また、理事長講話の後、ローマ本部聖ドミニコ宣教修道女会から塩釜市社会福祉協議会へ寄付金が贈呈さ
れました。
3
◆◇ 平成 25 年度前期行事(H25. 4. 1 ~ H25. 9. 30)◇◆
月 日 曜 区
行 事
4 1 月 大 教授会、選考教授会
短 教授会
2 火
新任教員研修、学生生活委員会
3 水
入学式
大 人間社会学科会議
月 日 曜 区
24 金
学生生活委員会
大 寄附講座③「風早の塾」、就職委員会大学部会、学生生活委員会
25 土
理事会、
評議員会
27 月 大 教育実習[社4・マネ4 ](~6 / 7)
4 木
オリエンテーション(~4 / 5)、会計監査(~4 / 5)
5 金
国際交流委員会
29 水 大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
9 火
就職委員会
30 木
10 水
国際交流委員会、クラブ活動協議会
大 社会福祉学科会議
短 幼稚園教育実習[保2 ]
(~6 / 7)
6 3 月
5 水
11 木 短 保育学科会議
12 金 大 教授会、
健康福祉マネジメント学科会議
大学訪問
(北条高等学校2年生)
人間文化研究所編集委員会、
クラブ活動協議会
共同FD委員会
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
6 木 短 教授会
13 土 短 カタリナキャンプ
7 金 大 教授会、寄附講座④「風早の塾」、社会福祉士国試対策講座[4回生]
15 月
人間文化研究所紀要編集委員会
8 土 大 介護実習報告会
17 水
人間文化研究所所員会
12 水 大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
大 人事委員会
13 木 短 保育学科会議
18 木
キリスト教研究所所員会
14 金
大学説明会
(宇和島)
、
まつやまシニアカレッジ
19 金
国際交流委員会、広報委員会、教育充実WT会議
17 月
大学説明会
(新居浜)
20 土
理事会
22 月
入試・募集委員会、いずみ寮歓迎会
18 火
大学説明会(高知)、大学訪問(聖カタリナ女子高等学校1年生)
24 水
教職員健康診断、図書館委員会
19 水
大学説明会
(中村)
、
教育充実WT会議
大 精神保健福祉援助実習[社4 ]
(~7 / 2)
大 大学評価委員会
26 金
理事会
大 教授会、寄附講座①「風早の塾」、カタリナキャンプ(~4 / 27)
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
20 木
21 金
大学説明会
(八幡浜)
大学説明会
(本学)
、
まつやまシニアカレッジ
29 月
学園創立記念日
大 大学評価委員会、
寄附講座⑤
「風早の塾」
30 火
SD委員会
短 教務委員会短期大学部会
5 8 水
会計監査(~5 / 11)
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
10 金 大 教授会、寄附講座②「風早の塾」
短 教授会、保育学科会議
13 月
ボランティアセンター運営委員会
22 土
オープンキャンパス①、
介護技術講習会
(~6 / 23)
23 日
後援会役員会
25 火 大 入試・募集委員会
26 水 大 前期学部年間計画協議会、社会福祉士国試対策講座[4回生]
27 木 短 入試・募集委員会
14 火 大 拡大大学評価委員会
28 金
人間文化研究所フォーラム、まつやまシニアカレッジ、四国インカレ(~6/30)
15 水
母をたたえる日
29 土
評議員会・理事会、
介護技術講習会
(~6 / 30)
大 学生生活委員会
7 2 火
17 金
交通安全講習会
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
22 水
4
行 事
5 22 水 大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
SD委員会
実習連絡協議会
3 水 大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
5 金
四国インカレ
(~7 / 7)
大 社会福祉学科会議、人間社会学科会議、寄附講座⑥「風早の塾」
月 日 曜 区
7
5
行 事
金 短 教授会、保育学科会議
月 日 曜 区
8
行 事
7 水 大 社会福祉援助技術現場実習[社マネスポ3、介4、編4](~9/6)
大 精神保健福祉援助実習[社4 ]
(~9 / 3)
6 土
学内福祉就職相談会
8 月
人間文化研究所紀要編集委員会
8 木
9 火
SD委員会
12 月 大 介護福祉実習[介2 ]
(~9 / 6)
大 大学評価委員会
15 木 大 介護福祉実習[介3 ]
(~9 / 11)
聖ドミニコの日
10 水 大 人事委員会、介護福祉士養成施設調査、社会福祉士国試対策講座[4回生]
21 水 短 保育学科公開講座リカレントセミナー
12 金
23 金 大 入試・募集委員会
まつやまシニアカレッジ
28 水 短 入試・募集委員会部会
大 教授会
13 土
16 火
ボランティアウィーク一般公開日、オープンキャンパス②、ぽけっとまつり
図書館委員会
30 金
9 4 水 大 大学評価委員会
10 火
まつやまシニアカレッジ
23 火 大 社会福祉学科会議
18 水
24 水 大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
19 木
奨学制度運営委員会
ボランティア運営委員会
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
25 木 短 愛媛県私立短期大学協会協議会
26 金 大 教務委員会大学部会、人間文化研究所フォーラム
(SPOD)FD研修プログラム
(遠隔配信)
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
(~9 / 12)
大 寄附講座⑦「風早の塾」、社会福祉士国試対策講座[4回生]
29 月
事務職員研修
(SPOD)
大 介護技術講習会
(~8 / 31)
広報委員会、学生相談室会議
大 社会福祉士国試対策講座[4回生]
19 金
奨学制度運営委員会、
事務職員研修
(防災研修)
大 奨学制度検討会議
短 保育実習Ⅱ(~7 / 27)
・Ⅲ[保2 ](~7 / 29)
17 水
29 木
20 金
後学期履修ガイダンス
大 大学評価委員会
人間文化研究所紀要編集委員会
30 火 大 人事委員会、教授会、選考教授会
22 日
オープンキャンパス④
31 水 短 教授会
25 水
SD委員会
27 金
大学訪問(上浮穴高等学校1年生)、まつやまシニアカレッジ
8 1 木
2 金
夏季休業(~9 / 20)
オープンキャンパス③
大 教授会、
寄附講座⑧
「風早の塾」
5 月 短 学生生活委員会
短 教授会、
保育学科会議
6 火 大 大学評価委員会
28 土
理事会
◆◇ 人 事 ◇◆
《平成2 5年7月31日付け》
《平成2 5年8月1日付け》
【退職】
【新規採用】
人間健康福祉学部
教授
根上 優
学生支援課
事務職員(非)
スクールソーシャルワーク担当
大場 裕子
学生支援課
事務職員(非)
スクールソーシャルワーク担当
片山 養子
5
◆◇ 平成 25 年度教授会議題(前期)◇◆
【聖カタリナ大学教授会議題】
H25.9.27 第7回
H25.4.1 第1回
1. 前期末卒業予定者について
1. 退学について
2. 退学について
2. 休学について
3. 休学について
3. 復学について
4. 復学について
4. 除籍について
5. 除籍について
5. 科目等履修生の受入れについて
6. 科目等履修生の受入れについて
6. 聴講生の受入れについて
7. 聴講生の受入れについて
H25.4.12 第2回
1. 聖カタリナ大学人間健康福祉学部健康スポーツ学科の設置について
2. 除籍について
【聖カタリナ大学短期大学部教授会議題】
H25.5.10 第3回
H25.4.1 第1回
1. 平成26年度聖カタリナ大学入試概要について
1. 卒業の認定について
2. 退学について
2. 退学について
3. 休学について
3. 除籍について
4. 復学について
H25.5.10 第2回
5. 復籍について
1. 平成26年度聖カタリナ大学短期大学部入試概要について
H25.6.7 第4回
2. 退学について
※報告・連絡事項のみ
H25.6.6 第3回
H25.7.12 第5回
※報告・連絡事項のみ
1. 聖カタリナ大学研究倫理規程の制定について
H25.7.5 第4回
2. 科目等履修生の受入れについて
※報告・連絡事項のみ
H25.7.30 第6回
H25.7.31 第5回
1. 聖カタリナ大学学則の一部改正について
※報告・連絡事項のみ
2. 聖カタリナ大学大学評価委員会規程の一部改正について
H25.9.27 第6回
3. 聖カタリナ大学研究倫理規程の制定について
1. 退学について
4. 前期末卒業予定者について
2. 除籍について
◆◇ 平成 25 年度 クラブ等 活動状況 ◇◆
体育局(部)
団体名
期 間
4/14
5/19
5/25・26
剣道部
6/9
6/23
6/30
7 / 1 3・1 4
8/25
10/13
硬式テニス部
6
6 / 1 5~2 6
7 / 5~7
大会名・イベント名等
H 2 5 . 1 1 . 0 1 現在
開催場所
第6 8回 国民体育大会剣道競技(成年男女)第
1次選考会
愛媛県武道館
第 5 回 全日本都道府県対抗女子剣道優勝大
会愛媛県予選会
参加
人数
23
備 考
男子:3回戦進出、女子:3回戦進出
女子:ベスト4
男子:吉野瑶平ベスト 1 6(全日本学
2 6 生剣道選手権大会出場権獲得)
女子:ベスト3 2
第5 8回 西日本学生剣道大会
男子:2回戦進出
福岡市民体育館
25
第2 8回 西日本女子学生剣道大会
女子:出場
男子:優勝
第2 9回 香川近県学生剣道定期大会
香川大学
25
女子:準優勝
第2 5回 愛媛県女子剣道選手権大会
愛媛県武道館
1 3 女子:3回戦進出
男子:準優勝
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
鳴門・大塚スポーツパーク 2 1
女子:出場
第6 1回 全日本学生剣道選手権大会
大阪府立体育会館
1 3 男子:吉野瑶平1名出場
第6 0回 中四国学生剣道優勝大会
岡山市総合グラウンド桃太
男子:出場
26
第4 0回 中四国女子学生剣道優勝大会
郎アリーナ
女子:ベスト8
男子:3回戦進出
第3 3回 中四国学生剣道新人戦
広島県立総合体育館
14
女子:ベスト8
平成2 5年度 春季中国四国学生テニス選手権
男子:予選出場
広島県内
9
大会予選・本選
女子:予選出場
徳島・大神子テニスセン
男子:出場
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
16
ター
女子:4位
第6 0回 中四国学生剣道選手権大会
第4 5回 中四国女子学生剣道選手権大会
愛媛県武道館
団体名
期 間
8 / 1 0~1 4
硬式テニス部
なぎなた部
7/5・6
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
徳島市立体育館
駒沢オリンピック公園総合
運動場体育館
松山市内
かなさんどう
和ホスピタル
なかま共同作業所
聖カタリナ大学
岡山県立興陽高等学校体育館
丸亀市民体育館
1 0 / 2 6・2 7
第1 3回 全国障害者スポーツ大会「スポーツ
祭東京2 0 1 3」
松山まつり「野球拳おどり」
(団体連の部)
公演(かなさんどう夏祭り)
公演(和ホスピタル夏祭り)
公演(なかまふれあい祭り)
大学祭 ステージショー
第6 8回 国民体育大会岡山県予選会
第5 2回 全日本学生なぎなた選手権大会
平成2 5年度 四国地区大学軟式野球連盟春季
リーグ戦
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
平成2 5年度 四国地区大学軟式野球連盟秋季
リーグ戦
大学祭 バザー
6 / 2 8~3 0
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
徳島市立体育館
14
大学祭 バザー
平成2 5年度 全四国大学バスケットボール新人大会
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
大学祭 バザー
聖カタリナ大学
高知県内
鳴門・大塚スポーツパーク
鳴門・大塚スポーツパーク
聖カタリナ大学
1 3 2回戦進出
1 0 出場
9 出場
8/10
8/18
8/22
9/7
10/27
6/23
8/11
春季
軟式野球部
バドミントン部
備 考
男子:出場
4 女子:出場(井本・河野ペア ラッ
キールーザー権獲得)
男子:出場
10
女子:出場
2 女子ダブルス:井本・河野ペア出場
愛媛県内
徳島スポーツビレッジ
愛媛県内
聖カタリナ大学
1 0 / 1 2~1 3
ダンス部
平成2 5年度 夏季中国四国学生テニス選手権
広島県内
大会予選
参加
人数
前期
7/6
後期
1 0 / 2 6・2 7
9/28
卓球部
開催場所
平成2 5年度 全日本大学対抗テニス王座決定
試合 中国四国地区大会 男子4部・女子5部
平成2 5年度 夏季中国四国学生テニス選手権大会本選
平成2 5年度 全日本大学対抗テニス王座決定
試合 中国四国地区大会 男子4・5部入替戦
平成2 5年度 中予サッカーリーグ3部前期
第6 4回 四国地区大学総合体育大会
平成2 5年度 中予サッカーリーグ3部後期
大学祭 バザー
9 / 9~1 2
9 / 1 9~2 2
聖カタリナ大学
サッカー部
大会名・イベント名等
7 / 5~7
秋季
広島・山口県内
広島県内
広島県内
9
香川県内
徳島県内
香川県内
聖カタリナ大学
男子:勝利
1 7 2回戦進出
6
男子団体:出場、男子シングルス:3
回戦進出、男子ダブルス:3回戦進出
女子シングルス:2回戦進出
1
男子:出場
7 5 南海放送賞 受賞
13
13
13
1
1
個人:5位
個人:ベスト1 6
3勝3敗
ベストナイン:加藤俊平
2 0 準決勝進出(雨天のため中止)
2勝2敗1分
ベストナイン:村井一平、丁野樹
男子団体:出場、男子シングルス:出
場、男子ダブルス:出場
女子団体:出場、女子シングルス:出
場、女子ダブルス:出場
体育局(同好会)
愛媛マラソン走ろう同好会 1 0 / 2 6・2 7
5 / 1 1・1 2
男子バスケットボール部
6 / 2 9・3 0
男子ハンドボール部 7 / 6・7
バスケットボール同好会 1 0 / 2 6・2 7
文化局(部)
団体名
華道部
琴部
茶道部
宗教
研究部
トトロ
期 間
10 / 26・
27
10 / 27
8/25
10 / 27
5/15
5/21
10 / 25
〜27
7/12
10 / 26・
27
7/12
7/21
V・Y・S
9/15
部
大会名・イベント名等
開催場所
大学祭 展示
聖カタリナ大学
大学祭 ステージショー
2 4時間テレビ協賛茶会
大学祭 お茶会
学内ミサ「母をたたえる日」
野外ミサ&バーベキュー
聖カタリナ大学
南海放送本町会館
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
大学祭 ミサ・バザー
聖カタリナ大学
参加
人数
3
ボランティアウィーク(出店) 聖カタリナ大学
大学祭 バザー
聖カタリナ大学
ボランティアウィーク(出店) 聖カタリナ大学
ボランティア(子どもとの交流) ファミリーホーム菅沢
ボランティア(みなら特別支
キスケボウル
援学校生との交流)
10 / 26・
大学祭 出店
27
ボランティアウィーク(ス
7/12
テージショー)
フォーク
ソング部 10 / 26・
大学祭 ライブ
27
ボランティアウィーク(手話
7/12
コーラス)
May
Club 10 / 26・ 大学祭 ステージショー(手
27
話コーラス)
・バザー
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
4
3
文化局
(同好会)
団体名
地球村
期 間
10 / 26
10 / 26・
Honey’
s
27
5/24
はっぴー
7/5
デザイン
研究会 10 / 26・
27
大会名・イベント名等
開催場所
大学祭 バザー
聖カタリナ大学
大学祭 バザー
聖カタリナ大学
清掃活動
清掃活動
松山市北条周辺
モンチッチ海岸周辺
大学祭 バザー
聖カタリナ大学
公演(道後山の手ホテルジャ
6/20
グリングショー)
ボランティアウィーク(ジャ
7/12
Mad
グリングショー)
Clowns
7/21
公演(鹿島まつり)
大学祭 ステージショー
10 / 27
(ジャグリングショー)
漫画
10 / 26・
大学祭 出店
研究部 27
道後山の手ホテル
参加
人数
25
20
5
聖カタリナ大学
鹿島・伊予北条駅前
8
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
その他団体
学生ボラ
7 / 8~
ボランティアウィーク
ンティア
12
センター
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
聖カタリナ大学
7
◆◇ 研 究 室 探 訪 ◇◆
聖カタリナ大学短期大学部
保育学科助教 米野 吉則
本学にご縁をいただきまして、半年が経ちまし
た。愛媛に来る以前は、兵庫県で6年ほど、幼稚園に
勤めておりました。幼稚園教諭をしていたわけでは
なく、養護教諭として勤めていました。いわゆる保
健室の先生です。
幼稚園は学校教育なので養護教諭を配置するこ
とは可能です。しかし、現実には幼稚園で養護教諭
をしている方はわずかで、幼稚園の養護教諭は稀有
な存在です。幼稚園にも保健室はあり、そこを拠点
に保健活動を展開していました。保健室には、救急
用品、身長計などの保健に関わる物はもちろん、絵
本、ぬいぐるみ、おもちゃ、ぬり絵なども置いていま
した。私は保健室に子どもたちが用事はなくても立
ち寄れる敷居の低い保健室を目指していました。保
健室が特別な場所ではなく、身近な生活空間にした
かったからです。
現在、私の拠点である研究室はというと、あいか
わらず研究には関係ないものがたくさんあります。
絵本、パペット、けん玉、ベイゴマ、おさかなや恐竜
の絵の描かれた石、目玉のおやじ二体、ザリガニ、ク
ワガタ ( 秋になって最近は動いてくれません ) など
など。学生も「先生、けん玉しに来たよ」
「ザリガニ
動いてないですよ、水槽の水かえましたか」と用も
なしに研究室に来てくれます。学生が保育に通じる
様々なものに興味を持って欲しいという願いはも
ちろんあります。それよりも大学の教員になったの
だから、学生の現実をもっと身近に感じていきたい
と思っています。そして学生が教員の行っている研
究に触れたり、目にしたりすることで人生の視野が
広がることを願っています。
さて皆さんの中でも、養護教諭はどのような職務
をしているのか把握されていない方も多くいるの
8
ではないでしょうか。ケガの応急手当や健康相談、
もしかすると特別支援の先生と思われる方もいる
のかもしれません。養護教諭は、
「児童の養護をつか
さどる」と学校教育法に記されています。実際には
応急処置、健康相談が主となる職務ではあります。
しかし、子どもの成長を促すために、子どものから
だ、生活の状況をつぶさに把握し、そこから明らか
となった健康課題に、学校組織の中で積極的に解決
へ取り組んでいくということが、本来、養護教諭の
職務の根幹になろうかと思います。実際に私が子ど
もたちと関わる中でも、えっ?と疑ってしまう状況
もうかがわれました。朝からすぐに疲れたという、
ぐにゃっとなって椅子に座れない、食欲自体あまり
感じられない、噛んで食べない、噛むことがぎこち
ない、つまずいて顔をすりむくなど。決して病気で
はないけれども健康ともいいきれない、そんな子ど
もが存在します。現場の先生が感じている実感レベ
ルの気付きというものは、なかなか表面化されませ
ん。むしろ、このような気付きは10年前から継続し
て問題となっており、健康課題は一向に改善してい
ません。つまり、子どもの健康課題を実感レベルで
気づけていても保育や教育になかなか反映されな
い現状があるのです。
私の研究はこういった現場の実感レベルの「子ど
ものからだおかしさ」をテーマに幼児期の健康課題
について取り組んでいます。担当する授業で「子ど
ものからだのおかしさ」についても取り上げ、学生
が保育者として積極的に子どもの健康課題に取り
組める専門性をもてるよう、私自身も学生とともに
日々精進したいと思っています。
聖カタリナ大学・短期大学部学報
〒 799-2496 愛媛県松山市北条660番地
TEL.089 - 993 - 0702( 代 )
http://www.catherine.ac.jp
編集・発行
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