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BDプローブテックET 尿処理パウチ(以下UPPs urine processing
C49-440454-N-00 2004年8月 カタログ番号 440454 BDプローブテックET 尿処理パウチ(以下UPPs urine processing pouches)は、尿検体中の増幅阻害物質を除去する目的で 作られています。本製品は、BDプローブテックET クラミジア・トラコマチス ナイセリアゴノレア(以下CT/GC)検 査専用です。 UPPは検体採取または検査施設時にて加えます。 【内容】 UPP 25ヶ袋が4入つています。(各保存袋には乾燥剤が同梱されています。各UPPには1.4g以上のレズンが含まれていま す) 【操作方法又は使用方法等】 <検体採取> 1. 患者が検体採取前1時間以上、排尿していないことを確認してください。 2. 保存剤を含まない滅菌済みのプラスチック容器に、患者初尿(尿の出始め)の15∼20mLを採取してください。 3. 検体採取後、患者情報と採取日時を容器に記載してください。 採取時にUPPを加える場合 4. 検体採取後、速やかにUPPを尿検体採取容器へ加えてください。UPP及び尿検体を扱う際は、清潔な手袋を付けてく ださい。 注意:UPPを実験台の上等に置かないでください。UPPを保存袋から取り出す際は、清潔な手袋を使用するか、ピ ンセットを使用してください。 5. 採取容器にキャップをし、UPPが尿検体に完全に浸る様、静かに混ぜてください。 6. UPPを加えた尿検体は、採取後速やかに検査施設へ輸送してください。2∼8℃では、臨床検体で4日間、菌と混ぜた 検体で6日間保存可能なことを確認しています。18∼27℃では、菌と混ぜた検体で2日間保存可能なことを確認してい ます。 7. UPPを2時間以上尿検体中に浸してから検体処理を行ってください。 注意:検体を外部の検査施設へ輸送する場合は、冷蔵(2∼8℃)で輸送してください。凍結はしないでください。 検査施設にてUPPを加える場合 4. 検体が適切な方法で輸送されたことを確認してください。2∼8℃では、臨床検体で4日間、菌と混ぜた検体で6日間保 存可能なことを確認しています。 5. UPPを尿検体採取容器へ加えてください。UPP及び尿検体を扱う際は、清潔な手袋を付けてください。 注意:UPPを実験台の上等に置かないでください。UPPを保存袋から取り出す際は、清潔な手袋をするか、ピンセ ットを使用してください。 6. 採取容器にキャップをし、UPPが尿検体に完全に浸る様、静かに混ぜてください。 7. UPPを2時間以上尿検体中に浸してから検体処理を行ってください。 注意:検体を外部の検査施設へ輸送する場合は、冷蔵(2∼8℃)で輸送してください。凍結はしないでください。 <検体の処理> UPP添加後2時間以上経っていることを確認してください。 適切な容器にBDプローブテック ET CT/GC検体希釈液を分注してください。必要量は1検体当たり2mLですが、計算量 に対し、余分に1∼2mLを付け加えてください。希釈液の汚染を防ぐ為に、希釈液の残りをもとのボトルに戻さないでく ださい。 1 1. BDプローブテックET 検体チューブに処理される各尿検体の検体情報を記載してください。 2. 尿の入っている容器を揺らして尿を混ぜ、注意して開けてください。 注意:作業エリアの汚染を防ぐ為、検体が飛び散らないように注意して容器を開けてください。 3. 検体チューブに尿4mLをピペット等で分注し、しっかりキャップを締めてください。検体ごとに新しいピペットを使用 してください。 4. 検体チューブを2000×gで30分間遠心分離してください。 5. 遠心分離後、検体チューブを取り出してください。 6. 検体チューブからキャップを外し、飛び散らないように注意しながら上清を捨ててください。上清を捨てた後、検体チ ューブを逆さにしてペーパータオル等に軽くたたきつけるようにして、残っている液体を検体チューブから十分に取り 除いてください。 注意:余分な残留尿は妨害作用を及ぼす可能性があります。 7. 各検体チューブに検体希釈液2mLをピペット等で分注します。検体チューブごとに新しいピペットを使用してください。 8. 検体チューブのキャップをしっかり締め、ボルテックスミキサー等の自動振盪機で5秒間攪拌してください。 【使用上の注意】 ● 使用期限の過ぎたものは使わないでください。 ● 臨床検体には、肝炎ウイルスやヒト免疫不全(HIV)ウイルスなどの病原性細菌が存在する可能性があります。血液お よびその他の体液を含む検体を取り扱う場合は、「一般注意」1)- 4)および施設独自のガイドラインに従ってください。 ● 検体処理するまで少なくとも2時間はUPPが尿検体中に浸されていなければなりません。 ● 本製品は、BDプローブテックET CT/GC検査専用です。他の検査目的での使用はしないでください。 ● BDプローブテックETで最適なデータを得るには、適切な方法で検体採取及び輸送をして頂く必要があります。ご使用 前に必ず添付文書をよく読み、【操作方法又は使用方法等】、【使用上の注意】の記載に従ってお使いください。 ● UPPは、必ず尿検体採取後の容器に加えてください。 ● 未使用のUPPは、保存袋に戻し速やかに封をしてください。その時、乾燥剤が保存袋に入つているかどうか確認してくだ さい。 【貯法・使用期限】 貯 法 使用期限 15∼30℃ 外箱記載参照 【主要文献】 1. National Committee for Clinical Laboratory Standards. 1997. Approved Guideline M29-A. Protection of laboratory workers form instrument biohazards and infectious disease transmitted by blood, body fluids and tissue. NCCLS, Wayne, pa. 2. Garner ,J.S. 1996. Hospital Infection Control Practices Advisory Committee, U.S .Department of Health and Human Services, Centers for Disease Control and Prevention. Guideline for isolation precautions in hospitals. Infect. Control Hospital Epidemiol. 17:53-80. 3. U.S. Department of Health and Human Services .1999. Biosafety in microbiological and biomedical laboratories, HHS Publication(CDC), 4th ed. U.S. Government printing Office, Washington, D.C. 4. Directive 2000/54/EC of the Europian Parliament and of the Council of 18 September 2000 on the protection of workers from risks related to exposure to biological agents at work (seventh individual directive within the meaning of Article 16(1) of Directive 89/391/EEC). Official Journal L262, 17/10/2000,p.0021-0045. 【お問い合わせ先】 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 BDお客様情報センター(BDダイヤル) 〒960−2152 福島県福島市土船五反田1番地 TEL 0120−8555−90 製造元 Becton, Dickinson and Company 7 Loveton Circle, Sparks, Maryland 21152 USA 輸入販売元 日本べクトン・ディッキンソン株式会社 東京都港区赤坂8丁目5番26号 2 FAX 024−593−5761