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平成25年度 事業報告書 - 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

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平成25年度 事業報告書 - 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学
平成25年度
事
業
報
告
平成26年4月
学校法人
藤村学園
書
目
次
Ⅰ
法人の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
Ⅱ
事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
1
平成 25 年度重点事業報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2
教育研究上の基本となる組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・8
3
学生に関する情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
4
教育課程に関する情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
5
学習の成果に係る評価及び卒業の認定に当たっての基準に関する情報・・・14
6
学習施設環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
7
学生納付金
8
学生支援と奨学金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
Ⅲ
管理運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
Ⅳ
特色ある取組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
Ⅴ
学生募集等広報活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
Ⅵ
附属機関の活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
Ⅶ
財務の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
資
料
編
資料 1
資料 2
資料 3
資料 4
資料 5
資料 6
資料 7
資料 8
資料 9
資料10
資料11
資料12
資料13
資料14
資料15
法人本部組織・大学及び短期大学事務組織
教職員名簿(教育職員、事務職員)
各クラブの主な競技成績
卒業生の進路状況
行事予定表
授業科目表
授業時間割表
スポーツ奨学生一覧
海外遠征補助金交付状況
法人委員会及び教学委員会組織連関図
フレッシュウィーク日程表
個人研究主題(大学・短大)
公開講座実施結果
ボランティア活動状況
ボランティア講座実施結果
Ⅰ 法人の概要
1 建学の精神・教育理念
建 学 の精 神 は、「心 身 ともに健 全 で、質 素で誠実 、礼 儀 正 しい女 子体育 指 導 者 の育 成 」であり、
本 学 の実 質 的 な創設 者、藤 村 トヨの女 性 観、教育 観 により確 立したものである。現在 でも本 学では
「女性の感性を生かした体育の実践」を重視しており、教育理念・理想を明確に示している。
【教育理念】
○ 本学は、これまで培ってきた「女性の特性に配慮し、女性の感性を生かした指導・学習 理論 」を
基盤に、きめ細かな教育指導を行い、高い専門性を身につけた実践力のある人材を育成 する。
○ 本 学 は、時 代 の要 請に応 えることのできる創造 性 豊 かで、社 会 のあらゆる場 で活 躍できる有 能
な人材を育成する。
特に、次代を担う子供たちの教育に携わる人材を育成し、幼稚園、小学校、中学校、高等学校
の教員を幅広く養成する大学として使命を果たす。
○ 本 学 は、人 間 教 育 に力 を入 れ、知 識 ・技 能 のみに偏 しない、社 会 性 や深 い教 養 を 身 に付 けた
人間性豊かな、知・徳・体のバランスの取れた人材を育成 する。
2 沿
革
明治 35 年 日本初の女子体育教師養成学校として「私立東京女子体操学校」を小石川区
上富坂町に設立
同年
「私立東京女子体操音楽学校」に改称
大正 10 年 北多摩郡武蔵野村吉祥寺に新校舎起工移転
昭和 19 年 専門学校令に基づき東京女子体育専門学校(修業年限 3 年)に昇格
昭和 25 年 学制改革に伴い東京女子体育短期大学(修業年限 2 年)となる
藤村トヨ初代学長就任
昭和 26 年 学校法人藤村学園設立、初代理事長藤村トヨ就任
昭和 36 年 北多摩郡国立町に校舎新築移転
昭和 37 年 東京女子体育大学(修業年限 4 年)を創設、伊澤ヱイ学長就任、短大学長を兼ねる
昭和 43 年 短期大学に幼児教育科を新設
昭和 48 年 短期大学に児童教育学科を新設、保健体育 科を保健体育学科に改称
昭和 50 年 新 6 号館(学生食堂)竣工
昭和 51 年 陸上競技場、オールウェザーに改修し公認競技場となる
昭和 53 年 第 1 体育館竣工
昭和 57 年 創立 80 周年、第 1 号館竣工
昭和 62 年 第 9 号館竣工
平成 05 年 藤村総合教育センター竣工、創立 90 周年記念式典挙行
平成 14 年 第 7 体育館竣工、創立 100 周年記念式典挙行
平成 15 年 図書館、第 6 体育館竣工
平成 19 年 (財)短期大学基準協会から短期大学として適格認定
平成 20 年 (財)日本高等教育評価機構 から大学として適格認定
平成 23 年 第 4 号館竣工
平成 24 年 創立 110 周年記念式典挙行、12 号館竣工、110 周年記念藤村学園資料室設置
-1-
3 設置する学校・学部・学科 (平成 25 年 5 月 1 日現在)
学校法人 藤村学園
理事長 加 茂 佳 子
(1) 東京女子体育大学 体育学部・体育学科
東京都国立市富士見台四丁目 30 番地の 1
学 長
加 茂 佳 子
(2) 東京女子体育短期大学 保健体育学科・児童教育学科
東京都国立市富士見台四丁目 30 番地の 1
学 長
加 茂 佳 子
【第三者評価機関別認証評価】
東京女子体育大学
平成 20 年 3 月 19 日「認定証」の交付を受け、適格と認定される。
評価機関:財団法人 日本高等教育評価機構
東京女子体育短期大学
平成 19 年 3 月 22 日「認定証」の交付を受け、適格と認定される。
評価機関:財団法人 短期大学基準協会
平成 26 年 3 月 13 日「認定証」の交付を受け、適格と認定される。
評価機関:一般財団法人 短期大学基準協会
4 役員・評議員・教職員の概要 (平成 25 年 5 月 1 日現在)
(1) 理
事(寄附行為第 7 条第 1 項)
9人
理事長
加 茂 佳 子
寄附行為第 6 条第 2 項
理事(第 1 号理事)
加 茂 佳 子
学長
理事(第 2 号理事)
田 中 洋 一
評議員
理事(第 2 号理事)
金 子 一 秀
評議員
理事(第 2 号理事)
吉 峯 規 雄
評議員・事務局長
理事(第 3 号理事)
雨 宮
学識経験者
理事(第 3 号理事)
上 原 敏 夫
学識経験者
理事(第 3 号理事)
栢 原 伸 也
学識経験者
理事(第 3 号理事)
髙 井 和 伸
学識経験者
理事(第 3 号理事)
三 屋 裕 子
学識経験者
(2) 監
忠
事(寄附行為第 8 条第 1 項)
監
事
掘 越 政 利
監
事
安 田 恒 雄
(3) 評議員(寄附行為第 24 条第 1 項)
2人
19 人
評議員(第 1 号)
大 石 示 朗
教務部長
評議員(第 1 号)
浅 見 美弥子
学生部長
評議員(第 1 号)
長谷川 洋 子
キャリア支援部長
評議員(第 1 号)
掛 水 通 子
図書館長
評議員(第 1 号)
大 森 雅 子
教授・前 地域 交流 センター所長
-2-
評議員(第 1 号)
田 中 洋 一
理事
評議員(第 1 号)
金 子 一 秀
理事
評議員(第 1 号)
吉 峯 規 雄
理事・事務局長
評議員(第 1 号)
冨 山
教務課長
評議員(第 2 号)
馬 場 京 子
藤栄会会長
評議員(第 2 号)
関 田 史保子
教授・卒業生
評議員(第 2 号)
土 屋 真 弓
藤栄会副会長
評議員(第 2 号)
佐 藤 久 枝
藤栄会副会長
評議員(第 3 号)
飯 沼 壽 夫
評議員議長
評議員(第 3 号)
石 川 良 一
学識経験者
評議員(第 3 号)
小 澤 孝 造
学識経験者
評議員(第 3 号)
買手屋
学識経験者
評議員(第 3 号)
高 橋 哲 夫
学識経験者
評議員(第 3 号)
渡 邉 行 雄
学識経験者
隆
仁
(4) 役員等の交代
【理事長】
平成 25 年 5 月 28 日付で加茂佳子理事長が辞任 し、後任として髙井和伸理事が平成 25 年 5
月 29 日付で理事長に就任
(5) 教員数(平成 25 年 5 月 1 日現在)
(単位:人)
専任 教員
区
分
教授
准教 授
講師
助教
兼務 教員
計
合
計
男
女
男
女
男
女
男
女
男
女
計
男
女
計
16
7
5
3
3
1
0
0
24
11
35
18
21
39
75
大学
体育 学部
短期
保健 体育 学科
3
3
0
0
1
1
0
0
4
4
8
27
12
39
47
大学
児童 教育 学科
2
3
2
3
2
0
0
0
6
6
12
13
15
28
40
※学長を除く
【教職員構成】
(単位:人)
教育職員
事 務 職 員
学長
1
局長
1
寮生指導員
2
教授
30
課長
10
教務補佐員
9
事務嘱託員
8
計 ②
54
特任教員
2
課長代理
4
専門特任教員
2
係長
5
13
主査
3
8
課員
12
准教授
講師
計 ①
56
総計 ①+②
5 学校法人藤村学園 組織図 (別添資料 1 のとおり)
6 教職員名簿 (別添資料 2 のとおり)
-3-
110
Ⅱ
事業の概要
1 平成 25 年度重点事業報告
重点事業として 、「改組改 編 事 業の推 進 」「教 育改 革の推 進 」「教 育内 容等 の改 善 充実 」「研究 活動
の促 進」「学生 支援の改善 充実 」「キャリア支 援の充 実」「広報 活動の充 実」「地域 交流事 業の充実 」「教
育環境の整備充実」の 9 事業を掲げ、 教育の質の向上を図るために努めた。
(1) 改組改編事業の推進
本 学 で培ってきた保健 体 育 教 員 養 成 の教 育力 をさらに発 展 させ、時代 の要 求 に応 じた幅 広い
年代層に向けてスポーツ教育を展開できるような改革を行うため、平成 23 年 10 月に学長を委員
長 とする教 育 改 革 プロジェクトを設 置 し改 組 改 編 を視 野 に入 れた検 討 を行 ってきた。 その後 、社
会情勢の変化等を踏まえ、平成 25 年 5 月に改組改編計画の変更を決定し、今まで検討を重ね
てきたことを踏 まえつつ、取 るべき方 策 の再 検 討 を長 期 構 想 委 員 会 で引 き続 き検 討 することとし
た。
平成 27 年度に新カリキュラムをスタートさせることを目途に大学(体育学部体育学科)及び短期
大 学 (保 健 体育 学科 ・児童 教 育学 科 )にそれぞれ学長を長とする「新 カリキュラム編成 プロジェク
ト」を 9 月に立ち上げ、平成 25 年度末に新カリキュラムを編成し、詳細部分については平成 26 年
度に継続して検討することとした。
(2) 教育改革の推進
① 本学の今後の在り方を踏まえた教育改革の推進
本学の今後の在り方を検討し、基本構想、経営改善計画等抜本的な教育改革を推進するため、
平成 25 年 4 月に長期構想委員会を設置した。
長期構想委員会では、短期大学のあり方、大学の拡充 及び中長期計画等について検討した。
さらに、2020 年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、女子体育大学として積極的に参画し
ていくためにプロジェクトを立ち上げて検討することとした。
② FD活 動 の充 実
教 員 の教 育 意 識 や指 導 技 術 を高 め、授 業 内 容 の改 善 ・充 実 を図 るため、FD委 員 会 を
中 心 にFD研 修 (2 回 )及 び学 生 による授 業 評 価 等 を実 施 した。
③ 入 試 制 度 の改 革
多 様 化 する入 学 生 の質 を向 上 させるため 、入 試 委 員 会 を中 心 に 入 試 制 度 の検 討 を進 め
た。主 な検 討 事 項 は次 のとおり。
・公 募 推 薦 選 考 方 法 の見 直 し ・大 学 3 年 次 編 入 学 制 度 の改 正
・AO 型 入 試 選 考 方 法 の見 直 し
(3) 教育内容等の改善充実
① 大 学 ・体 育 学 部 のカリキュラム改 正
○ キャリア教 育 の充 実
将 来 の自 分 の在 り方 を考 え、コミュニケーション力 や就 業 力 を養 成 するため、 平 成
24 年 度 に新 設 した「キャリアデザインⅠ」に続 き、 2 年 次 前 期 に「キャリアデザインⅡ」の
必 修 科 目 を新 設 し、各 クラス担 任 が演 習 等 の授 業 を行 った 。
-4-
○ 専 門 教 育 の充 実
学 校 体 育 ・ 社 会 体 育 で 扱 われ る 野 外 活 動 (特 に 教 育 キ ャ ン プ ) につ い て 、 理 論 と 実
践 の両 面 から学 習 を深 めるため、 「キャンプⅠ(含 指 導 法 )」を 2 年 次 前 期 の選 択 科 目
としてを新 設 した。
スポーツを対 象 とするジャーナリズムの在 り方 について学 び、スポーツへの取 り組 み方
や見 方 などについて考 察 することを通 して、学 生 の視 野 を広 げることをねらいとした「ス
ポーツジャーナリズム概 論 」を 2 年 次 後 期 の選 択 科 目 として新 設 した。
(4) 研 究 活 動 の促 進
① 女 子 体 育 研 究 所 における研 究 の充 実
研 究 関 連 情 報 の収 集 ・提 供 に努 めた。科 研 費 のほか民 間 諸 団 体 の研 究 助 成 に関 する
情 報 を教 員 の専 門 分 野 に応 じて提 供 し、 補 助 金 申 請 支 援 等 研 究 活 動 の充 実 を図 った。
健 康 ・体 力 に関 する研 究 の一 環 として、 4 月 に体 力 テストを実 施 し た。その結 果 の分 析 評
価 及 び学 年 ・学 科 ・種 目 別 平 均 値 等 の体 力 プロフィール の作 成 を行 い継 続 資 料 として蓄
積 するとともに報 告 書 を作 成 した。
② 研究活動の活性化
研 究 者 情 報 管 理 シ ステ ム を 活 用 し 、 研 究 活 動 を 実 質 的 に 支 援 する ととも に 、 研 究活 動を
広く発表する場として紀要を発行し、他大学等の図書館へ配布するほか、国立情報学研究所の
ネットワーク(CiNii)で発表した。
(5) 学生支援の改善充実
① 運動部活動の強化・充実
本学の専門性を支える運動部活動を強化し、学内の活性化及び社会的知名度を高めることに
貢献するため、競技スポーツ系クラブから大学指定クラブを指定し強化を図 っている。指定クラブ
の選抜及び強化策については、競技力向上委員会を新設し、スポーツに関する専門委員会とし
ての機能を持たせた。
平成 25 年度、指定クラブは 5 クラブ(体操競技部・ハンドボール部・ソフトボール部・新体操競
技部・ソフトテニス部 )の継続指定、準指定クラブとして新規にバレーボール部を指定、育成指定
クラブは1クラブ(サッカー部)継続指定に加えて柔道部を新規指定した。
② 学生の生活支援
入学直後のフレッシュウィークでの集中指導や学生相談箱の設置、クラス・ゼミ担任及びクラブ
部長等の学生相談等を通じ、学生生活全般の支援を行 った。
③ 奨 学 金 の給 付
本 学 独 自 の奨 学 金 制 度 として、 藤村学園育英奨学金、スポーツ奨 学 金 及 びスポーツ特 別
奨 学 金 の給付を行い、勉学やクラブ活動を奨励した。
○ 藤村学園育英奨学金
スポーツ、勉学、その他 文化的活動 の分野 において優れた資質 、素質を有し、実績を積
んでいる学生 のうち、修学 を継 続するために経済 的 援助 を必 要とする者 に対し学資を支 援
した。(平成 25 年度実績:55 人)
○ スポーツ奨学金
国際競技大会や全国規模の大会で優秀な競技成績を収めた競技スポーツ系クラブ選手
を表彰すると共に奨学金を授与し、競技活動を奨励・支援 した。(平成 25 年度実績 40 人)
-5-
○ スポーツ特 別 奨 学 金
本 学 の建 学 の精 神 及 び教 育 理 念 に沿 って本 学 の社 会 的 地 位 の基 盤 に貢 献 しうる
入 学 生 で、イ ンターハイ ・国 体 ・国 際 大 会 等 において特 に優 秀 な成 績 を収 め、将 来 が期
待 できる選 手 を支 援 するため、学 費 等 の免 除 を行 った。
④ 新 学 務 系 システムの実 施
新学務系システム「UIVERSAL PASSPORT」を導入し、リアルタイムに履修申請・チェック・修
正が行える Web 履修管理機能のほか、成績管理、卒業認定単位の確認など学生情報に関す
るシステムを稼働し、学生及び教職員に対して学務事 務の一層の利便性の向上を図った。
(6) キャリア支 援 の充 実
① キャリア形 成 支 援
学 生が生涯 にわたって正しい職業観 ・勤 労意欲を身に付け、自 分に適した職 業を見つける能
力と勤労意欲を養い、自主的・積極的に就職活 動を進められるように、入学時から体系的・計 画
的な支援、指導を行った。
キャリアデザイ ン科 目 の 教 科 用 図 書 及 び副 教 材 の作 成 や就 職 ・資 格 取 得 オ リエ ンテーシ
ョンを実 施 し、学 生 のキャリア形 成 を支 援 した。
② 就職活動支援
学 生 の就 職 実 現 のため 就 職 支 援 企 業 等 サイトも利 用 して 情 報 収 集 を行 うとともに体 育 施
設 ・幼 稚 園 ・企 業 関 係 者 への積 極 的 な働 きかけを行 った。
学 生 の基 礎 的 就 職 力 を養 成 し、レベルアップを図 るため就 職 対 策 講 座 等 を実 施 し、就
職 活 動 を支 援 した。
③ 各種資格取得支援
健 康 運 動 指 導 士 、 健 康 運 動 実 践 指 導 者 等 実 用 的 な 資 格 取 得 のた め の 対 策 講 座 を 開
講 し、学 生 のキャリアアップを図 り、就 職 に有 利 となる資 格 取 得 の助 言 ・指 導 を行 った。
④ 保育士資格取得支援
幼 保 一 体 化 の社 会 的 要 請 に応 える学 生 を育 成 するとともに、短 期 大 学 児 童 教 育 学 科
生 等 の就 職 機 会 の拡 充 を図 るため、保 育 士 資 格 取 得 試 験 受 験 のための支 援 を行 った。
⑤ 社会体育施設実習
社 会 体 育 指 導 者 としての資 質 を養 い、 社 会 体 育 施 設 への就 職 機 会 の拡 充 を図 るた
め、社 会 体 育 施 設 での実 習 を行 い、併 せてジュニアスポーツ指 導 員 資 格 取 得 を 支 援 した。
(7) 広報活動の充実
① 戦略的学生募集広報
本 学 の 本 質 的 魅 力 ( ブ ラ ンデ ィ ン グコ ンセ プ ト ) の発 掘 の ため広 報 委 員 会 等 で 検 討 を 行
った。キャッチコピー「一 生 ものの、姿 勢 をつくる。」を決 定 し広 報 活 動 を推 進 ・充 実 した。
オープンキャンパスは、タイムスケジュールや内 容 等 を改 善 しながら 年 間 で 6 回 開 催 した。
新 規 事 業 の地 方 開 催 イベントは 4 回 (福 岡 市 ・大 阪 市 ・仙 台 市 ・高 松 市 )行 い、開 催 地 域
の卒 業 生 の協 力 を 得 ること がで きた。 ホームページの リニューアル の検 討 、DM の積 極 的 投
入 、藤 栄 会 及 び卒 業 生 教 員 ネットワークの活 用 等 を通 じ、 広 報 活 動 の充 実 に努 めた。
-6-
② 高 校 訪 問 による広 報 活 動 の発 展
2 年 間 の実 績 を踏 まえ、広 報 専 門 員 ・広 報 支 援 員 等 6 人 で 5 月 から 10 月 までの間 、エ
リア分 担 別 に高 校 訪 問 を実 施 した。その結 果 、準 指 定 校 の申 請 や進 学 実 績 の無 い高 校
等 からの受 験 の増 加 等 、成 果 があった。
(8) 地域交流事業の充実
① 公開講座
本 学 の研 究 ・教 育 の成果 を地 域 に開 放し生 涯学 習 の場 を提 供 するとともに、地 域 社 会との交
流を図るため、公開講座を実施した。
受講対象を幼児から成人・高齢者までの 5 区分とし、幼児・小学生講座では、総合的な動きづ
くりとスポーツの楽しさに重点を置き発育発達期に応じた講座の充実を図 った。高校生講座では
本学の教育の魅力をアピールする機会 となるよう努めた。成人・高齢者講座 では、スポーツを医・
科学や運動学から捉え、健康づくりや生涯スポーツを楽しむ講座の充実を図 った。
② 定期公開レッスン
近隣の子ども、成人のスポーツ振興と地域交流の促進を図るとともに、本学学 生の指導法の実
践学習に資することを目的とし、定期的に有料講座を開講 した。平成 25 年度は、新体操(幼児~
高 校 生 対 象 )・キッズサッカー(小 学 生 対 象 )・ドローイングワークショップ(小 学 生 対 象 )を開 講し
た。
③ ジュニア・ユースクラブ
近 隣 の子 ども達 のスポーツ振 興 と地 域 交 流 の促進 を図 るとともに、本 学学 生 の指 導 法 の実 践
学習に資することを目的とし、会員制のジュニア・ユースクラブを実施 した。
平成 25 年度は、新たに「ヒップホップクラブ」を開設するとともに、「新体操クラブ」の会員数の増
加、会員の進級に対応するため、2 クラスを増設した。
(9) 教 育 環 境 の整 備 充 実
① 2 号館改修工事
3・4 階研究室、ゼミ室、女子体育研究所、北側トイレ(1~4 階)の改修及び建物のバリアフリー
化のためエレベータ新設工事を行 った。
② 9 号館(プール)改修工事
温水プールの老朽化が著しいため改修工事を行 った。
③ 新寮 建設用地の購入
現在借用している「ふじ寮」が平成 27 年 3 月 31 日で賃貸借契約期間が満了となることから、新
たに寮を建設するため、平成 25 年 7 月に国立市青柳三丁目に土地を購入した。
④ 学生用ロッカーの更新
2 号館地階に設置されている学生用ロッカーが老朽化しているため、平成 23 年度から 4 年計
画でナンバーロック式ロッカーに更新 している。
⑤ サーバー室の統合とネットワークの改修
免震構造の建物となっている 4 号館 1 階に新たにサーバー室を設置し、すべての情報環境を
集約した。幹線部分も改修し充実したネットワーク環境を整えた。
-7-
2 教育研究上の基本となる組織
大学等
学部
学科
コース
○平 成 22 年 度 改 定 カリキュラム
競 技 スポーツ
東京女子体育大学
体育学部
機能回復
体育学科
教育活動
健 康 ・体 力 づくり
レジャー・スポーツ
芸術的表現
○平 成 24 年 度 改 定 カリキュラム
専 門 技 能 指 導 教 師 力 強 化 地 域 スポーツ
健 康 スポーツ科 学 野 外 スポーツ ダンス・表 現
保健体育学科
東京女子体育短期大学
児童教育学科
3 学生に関する情報
(1) 平成 25 年度学部学科の入学定員及び収容定員
(単位:人)
大 学
体育学部
保健体
児童教
体育学科
育学科
育学科
入学
一年次定員
300
定員
三年次編入学定員
40
収容定員
短期大学
80
総計
短大計
80
160
460
40
1,280
160
(2) 平成 26 年度入学選考状況
160
320
1,600
(併願を含む。 単位:人)
大
学
体育学部
短期大学
保健体育
児童教育
学科
学科
合
計
Ⅰ期AO型
エントリー数
157
27
25
209
10 月 16 日
合格者数
121
23
23
167
推薦
応募者数
189
41
63
293
11 月 22 日
合格者数
178
38
61
277
Ⅱ期AO型
応募者数
63
14
14
91
12 月 15 日
合格者数
40
13
14
67
一般試験
応募者数
95
26
20
141
2月1日
合格者数
62
22
18
102
センター試験利用
応募者数
115
115
2月1日
合格者数
52
52
Ⅲ期AO型
応募者数
37
22
12
71
3月7日
合格者数
12
19
10
41
応募者数
656
130
134
920
合格者数
465
115
126
706
入学者数
389
69
99
557
合
計
-8-
【編入学】
大学 3 年次編入学
Ⅰ期(10 月 16 日)
大学 3 年次編入学
Ⅱ期(2 月 1 日)
合
計
応募者数
21
21
合格者数
18
18
応募者数
9
9
合格者数
4
4
応募者数
30
30
合格者数
22
22
入学者数
21
21
※ 平成 25 年度入試では、前年度と同様センター試験利用入試を一般入試とは別区分の入試
として実施した。大学の両入試を併せた出願者は延べ 272 人となり、昨年度の一般入試及び
センター試験利用入試の延べ数 189 人を大幅に上回った。
(3) 大学及び短期大学の在学生数
大
短
学
体育学部
平成 25 年 5 月 1 日現在(単位:人)
期
大
学
保健体育学科
児童教育学科
計
82
82
164
51(2)
63(2)
総 計
1
389
2
373(2)
3
335(1)
335(1)
4
375(1)
375(1)
計
1,472(4)
133(2)
145(2)
114(4)
278(4)
553
487(6)
1,750(8)
( )は、休学 者数で内数
(4) 藤園祭(学園祭)
学生が相互理解・相互連携し、地域 の方々の参加を得て本学への理解を深めてもらう目的で、
毎 年 、開 催している。クラス対 抗 のスポーツ大 会 、多 くのイベントや様々な模 擬 店を通し、学生 や
地域の方々のコミュニケーションを深め、目的を達成することができた。
開催日:11 月 2 日(土)~3 日(日)
25 年度のテーマは、「UP to us !~この大学を良くするのは私たち次第だ~」として開催した。
参加者は、学生 2,160 人 一般 1,157 人 合計 3,317 人であった。
(5) 学生寮(ふじ寮)
学 生 寮 は規 律 ある共 同生 活 を通じて自 治 の精神 を養 うことを目 的として開 寮 され、数 多 くの学
生の生活を支えている。充実した学生生活を送 るための環境づくりに力 を入れ、寮生活を送る中
で「自立心」の育成に努めている。
-9-
定
員:300 人
入寮者:250 人(内訳 1 年生 149 人・2 年生 90 人・3 年生 9 人・4 年生 2 人)
(6) クラブ活動
国内競技及び海外競技大会に出場し、別添のような成績を収めた。
各クラブの主な競技成績 (別添資料 3 のとおり)
(7) 特別学外指導者制度
本学競技クラブの指 導体制の充実及び競技 力向上を図る趣旨から、専任教員指 導者を有して
いないクラブに特別学外指導者を配置した。
特別学外指導者:3 クラブ 3 人(水球部、フェンシング部、トライアスロン部)
(8) 就職者数及び卒業後の主な進路 )
① 就職状況
【教職員採用状況】
大学
13 人 (教務補佐 6・事務 5・非常勤講師 2)
高等学校
18 人 (専任教員 2・常勤講師 3・非常勤講師 10・他 3)
中等教育学校
09 人 (専任教員 1・非常勤講師 8)
中学校
18 人 (専任教員 1・常勤講師 14・事務 2・他 1)
小学校
07 人 (常勤講師 2・非常勤講師 5)
特別支援学校
05 人 (非常勤講師 5)
幼稚園
21 人 (専任教員 21)
専門学校
0人
【一般企業等採用状況】
体育施設
051 人
一般企業
126 人
官公庁
028 人
その他
023 人 (医療・社会福祉及び一時的な職についた者)
② 進学状況
進学者
059 人 (大学院・大学・短大・専門学校・科目等履修生等)
卒業生の進路状況 (別添資料 4 のとおり)
(9) 学生の資格取得状況
本 大 学 及 び短 期 大学 では、卒 業 することによって取 得 できる資 格 や定められた科 目 を履修 すること
により、教育職員免許状が取 得できる。
また、(財)健康・体力づくり事 業財団 認定資 格の「健 康運動 実践 指導者 」の養 成校の認 定を受けて
いるほか、日本 体育 協会公 認 スポーツ指 導者 養 成校 の承 認を受 けており、スポーツ指導 者の資 格取
得への道を講じている。
さらに、大 学 は、日 本 障 害 者 スポーツ協 会 公認 による障 害 者 スポーツ指 導者 資 格 取 得 の認 定 校に
指定されている。
- 10 -
○ 卒業することによって取得できる資格
資
格
(単位:人)
名
大学
短 期 大 学
保健 体育 学 科
スポーツリーダー認定証 (日本体育協会)
189
21
共通科目修了証明書(日本体育協会)
189
21
児童 教育 学科
14
格
名
大学
高等学校教諭一種免許状(保健体育)
224
210
○ 定められた授業科目を履修して卒業 (見込)することによって取得できる資格
資
合 計
(単位:人)
短 期 大 学
保健 体育 学科
児童 教育 学科
合 計
270
中学校教諭一種免許状(保健体育)
270
中学校教諭二種免許状(保健体育)
15
15
小学校教諭二種免許状
2
2
小学校教諭二種・幼稚園教諭二種免許状
3
3
43
43
8
82
幼稚園教諭二種免許状
障害者初級スポーツ指導員
65
(日本障害者スポーツ協会)
社会体育指導者認定証(本学独自資格)
9
8
8
○ 定められた授業科目を履修して、2 年以上の課程を修了(短大は卒業見込)することによって、
受験資格が得られるもの(検定合格者)
資
格
(単位:人)
名
大学
健 康 運 動 実 践 指 導 者 (健 康 ・ 体 力 づ く り事
短 期 大 学
保健 体育 学科
12
業財団)
児童 教育 学科
合 計
4
16
○ 定められた授業科目を履修して、卒業 (見込)することによって、受験資格が得られるもの
(検定合格者)
(単位:人)
資
格
名
大学
ジュニアスポーツ指導員 (日本体育協会)
スポーツプログラマー(日本体育協会)
健康運動指導士
短 期 大 学
保健 体育 学科
47
14
8
6
児童 教育 学科
合 計
13
74
14
※3
3
※既卒者 含む
(10) 就職・資格取得支援体制
① 就職・資格オリエンテーションの実施
職 業 意 識 、就 職 意 識 の高 揚 を目 指 して、大 学 ・短 大 の全 学 年 に対 して就 職 ・資 格 オリエンテ
ーションを実施した。
大学は 1 年間で 26 回、短大は 1 年間で 24 回の計画に基づく実施である。
② 就職対策講座の実施
教員採用試験直前対策講座
6/24~29
公務員採用試験(警視庁)第二次試験直前対策講座
6/29
8人
東京都公立学校教員選考試験対策講座(面接・実技)
8/22
3人
- 11 -
43 人
都道府県市教員採用試験第二次試験直前対策講座
8/8・9
就職対策基礎講座
9/25~27
64 人
日赤救急法講習会
3/3~5
49 人
2/18~28
72 人
6人
日赤水上安全法講習会 ※25 年 度 は開 講 無 (プール工 事 中 )
就職対策講座
③ 「Let’s Study」の実施
教職員によるボランタリーサービスとして、より良 い就職を目指す自主学習「Let’s Study」を、
10 講座実施し、延べ 75 人の申込みがあった。
④ 教師力養成講座の実施
10 月~3 月(通常・集中)
小学校コース、中・高校コース
12 人
⑤インターンシップの実施
8/1~9/11 の間
5日
12 社 16 人、文部科学省 2 人参加
⑥ 資格取得講座(秘書検定)の実施
10/6~11/10
5日
18 人受講
試験日 11/12
13 人受験
合格者 6 人
4 教育課程に関する情報
(1) 式 典
① 入学式 平成 25 年 4 月 3 日(水)藤村総合教育センター
大学
体育学部
389 人
短期大学 保健体育学科 82 人
3 年次編入学 25 人
児童教育学科 82 人
合計 578 人
② 卒業式 平成 26 年 3 月 20 日(木)藤村総合教育センター
【卒業生数】 大学
体育学部
343 人
短期大学 保健体育学科 44 人
児童教育学科 49 人
※卒業者数と学位授与数は同数
合計 436 人
(2) 授業科目等の改善充実
① 大学・体育学部のカリキュラム改正
平成 24 年度入学生から適用の新カリキュラムの円滑な運営、効果的な授業展開を図った。
○ キャリア教育の充実
「キャリアデザインⅠ」(演習 1 単位)に続き、「キャリアデザインⅡ」(演習 1 単位)の必修科目
を新設し、自分を知り、人生や職業に関心を持ち、将来の自分の在り方 を考え、コミュニケー
ション力や就業力の養成に努めた。
○ 専門教育の充実
2 年次前期に「キャンプⅠ(含指導法 )」、後期に「スポーツジャーナリズム論」の科目を新設
し自然条件下での指導者としての専門的資質の向上を図るとともに、スポーツの見方等を考
察することを通して学生の視野を広げる専門教育の充実を図った。
【履修指導の充実】
① 他学科履修制度の活用
短期大学児童教育学科の他学科履修制度を活用して、ジュニアスポーツ指導員の資格取得
- 12 -
を目 指す学生 に、必要な科 目を、保 健 体育 学科 で履 修 するよう指 導した。また、編 入 学を希 望
する学生に互換科目の履修をするよう指導した。
② 進路にあった授業科目の履修登録の徹底
学生が適切な履修計画 を作成できるようにするため、「授業 支援ガイドブック」等により履 修指
導を徹底 するとともに、進 路にあった履 修内容の点検 ・整 理に重点を置いた履修指 導を実 施し
た。
(3) 学外授業等
① 学外実習
(
)は参加者数
水泳運動方法及び実習
[大学] 7/7~11
土肥海水浴場
(7 人)
マリンスポーツⅠ
[大学] 9/2~6
伊豆市八木沢
(30 人)
マリンスポーツⅡ
[大学] 8/19~23
山中湖
(16 人)
キャンプⅠ
[大学] 8/3~7
戸隠高原
(52 人)
キャンプ・登山Ⅰ
[大学] 8/8~12
戸隠高原
(35 人)
キャンプ・登山Ⅱ
[大学] 8/8~12
戸隠高原
( 7 人)
マリンスポーツ
[保体]
9/2~6
伊豆市八木沢
( 4 人)
水泳Ⅰ(海浜実習)
[保体]
7/7~11
土肥海水浴場
(80 人)
キャンプ
[保体] 8/8~12
戸隠高原
(20 人)
野外活動(含水泳)
[児教] 8/26~30
静岡県御殿場市
(79 人)
スケートⅠ
[大学] 12/23~27
富士急ハイランド
(10 人)
スケートⅡ
[大学] 12/23~27
富士急ハイランド
( 7 人)
スキーⅠ
[大学] [保体] 2/28~3/4
赤倉スキー場
(153 人)(24 人)
スキーⅡ
[大学] [保体] 2/23~27
赤倉スキー場
( 51 人)(11 人)
富士急ハイランド
( 4 人)
オーストラリア、ウーロンゴン
( 7 人)
スケート
[保体] 12/23~27
② 海外演習
海外英語・文化講座
[全学年]
2/16~24
平成 25 年度行事予定表 (別添資料 5 のとおり)
平成 25 年度授業科目(カリキュラム) (別添資料 6 のとおり)
平成 25 年度時間割表 (別添資料 7 のとおり)
(4) 新学務系システムの実施
新学務系システム「UIVERSAL PASSPORT」を導入し、リアルタイムに履修申請・チェック・修正
が行える Web 履修管理機能のほか、成績管理、卒業認定単位の確認など学生情報に関するシ
ステムを稼働し、学生及び教職員に対して学務事務の一層の利便性の向上を図った。
- 13 -
5 学習の成果に係る評価及び卒業の認定に当たっての基準に関する情報
修業
大学等
学部学科
大 学
体育学科
保健体育学科
短期大学
児童教育学科
必要単位数
教 職
学位
4年
124 単位
35 単位
体育学士
2年
62 単位
26 単位
年限
幼児コース
2年
児童コース
2年
69 単位
短期大学士
(保健体育)
全課程
短期大学士
教 職
(児童教育)
6 学習施設環境
【教育施設】
(1) 校 地 等
47,657 ㎡
(2) 校 舎 等
33,832 ㎡
(3) 使用目的別校舎等
1 号館 管理棟
2 号館 講義室、マルチメディアルーム ゼミ室、研究室、女子体育研究所
3 号館 藤村総合教育センター、地域交流センター、110 周年記念藤村学園資料室
4 号館 講義室、武道場、キャリア支援室、ゼミ室、研究室、健康管理センター、会議室
メディアホール、屋上多目的運動スペース
5 号館 第一体育館
6 号館 食堂、合宿室
7 号館 第二、第三体育館
8 号館 合宿室
9 号館 第五体育館、プール
10 号館 第六体育館、図書館、多目的室
11 号館 第七体育館
12 号館 事務室、会議室
クラブハウス
(※学生寮(ふじ寮)
東京都立川市羽衣町)
(4) 平成 25 年度施設整備状況
① 2 号館改修工事
② 9 号館(プール)改修工事
③ 新寮 建設用地の購入
④ 陸上グランド円盤投フェンス改修工事
⑤ 避難用出入り口の整備(ソフトボールグランド東側)
⑥ サーバー室の統合とネットワークの改修
- 14 -
7 学生納付金
(単位:円)
項
前
期
納
入
体育学科
保健体育学科
児童教育学科
320,000
210,000
210,000
授
料(前期)
345,000
325,000
325,000
施設設備費(前期)
115,000
110,000
110,000
計
780,000
645,000
645,000
料(後期)
345,000
325,000
325,000
施設設備費(後期)
115,000
110,000
110,000
460,000
435,000
435,000
1,240,000
1,080,000
1,080,000
業
業
計
合
短 期 大 学
学
入 学 金
授
後
期
納
入
大
目
計 (年額)
8 学生支援と奨学金
【藤村学園育英奨学金の支給】
本学独自 の奨学 金制度 である藤村学 園育英奨 学金は、本学の建学 の精神に基 づき、スポー
ツ、勉学、その他 文化的活動 の分野において優れた資質、素質を有し、着実に実績を積 んでい
る将来性のある学生に支給している。
奨学生:55 人[大学 52 人、短大(保体)2 人、(児教)1 人]
種
別:第 1 種(80 万円)
0人
第 2 種(60 万円)
1人
第 3 種(40 万円) 13 人
第 4 種(30 万円) 23 人
第 5 種(20 万円) 28 人
合 計 55 人
【スポーツ奨励】
(1) スポーツ奨学生の表彰
本 学 の競 技 スポーツクラブの一 員 として活 動 し、運 動 競 技 に優 れ、かつ、学 業 、人 物 ともに
優秀である学生をスポーツ奨学生として表彰した。
表 彰 式 平成 26 年 2 月 12 日(水)、1 号館大会議室で実施した。
被表彰者 40 人:体操競技部 6 人、バレーボール部 6 人、陸上競技部 1 人、
ハンドボール部 9 人、新体操競技部 7 人、ソフトテニス部 5 人、
フェンシング部 2 人、水球部 4 人
スポーツ奨学生一覧 (別添資料 8 のとおり)
(2) 海外遠征補助金の交付
海外における国際競技大会に出場した学生に対して、海外遠征補助金を交付した。
交付額:計 121 万円
交付者: 36 人
海外遠征補助金交付状況 (別添資料 9 のとおり)
- 15 -
(3) スポーツ特別奨学生
優 秀 な技 能を有 する学生 を支 援 するため、全 国大 会 等 に出 場し入 賞した選 手 で専 門的 見
地から将来性が期待できる入学者 (スポーツ推薦入学生及びAO型入試 特別選抜(スポーツ)
入学生)を特別奨学生として選定し、学納金等の全部または一部を免除した。
平成 26 年度スポーツ特別奨学生
S ランク
4 人 (新体操競技部 2 人、体操競技部 1 人、ハンドボール部 1 人)
A ランク 11 人 (新体操競技部1人、体操競技部 2 人、陸上競技部 1 人、
ハンドボール部 1 人、ソフトボール部 1 人、ソフトテニス部 1 人
フェンシング部 1 人、サッカー部 1 人、カヌー部 1 人、水球部 1 人)
B ランク 10 人 (新体操競技部 1 人、体操競技部 2 人、陸上競技部 2 人、
ハンドボール部 3 人、バスケットボール部 1 人、競技部スケート部 1 人)
C ランク 8 人
(バスケットボール部 2 人、バレーボール部 2 人、陸上競技部 2 人、
ハンドボール部 1 人、競技スケート部 1 人)
- 16 -
Ⅲ
管理運営
1 理事会・教授会の運営
(1) 理事会(11 回開催)【定例理事会(毎月一回程度開催)】
第1回
平成 25 年 04 月 10 日(水)
10 時 00 分から
本学園理事会議室
第2回
平成 25 年 05 月 15 日(水)
14 時 00 分から
本学園理事会議室
第3回
平成 25 年 06 月 12 日(水)
13 時 00 分から
本学園理事会議室
第4回
平成 25 年 07 月 10 日(水)
13 時 00 分から
本学園理事会議室
第5回
平成 25 年 09 月 18 日(水)
13 時 00 分から
本学園理事会議室
第6回
平成 25 年 10 月 09 日(水)
10 時 00 分から
本学園理事会議室
第7回
平成 25 年 11 月 13 日(水)
13 時 00 分から
本学園理事会議室
第8回
平成 25 年 12 月 11 日(水)
16 時 00 分から
本学園理事会議室
第9回
平成 26 年 01 月 22 日(水)
13 時 00 分から
本学園理事会議室
第 10 回
平成 26 年 02 月 19 日(水)
13 時 00 分から
本学園理事会議室
第 11 回
平成 26 年 03 月 05 日(水)
10 時 00 分から
本学園理事会議室
【臨時理事会(2 回開催)】
第1回
平成 26 年 1 月 8 日(水)
14 時 00 分から
本学園理事会議室
第2回
平成 26 年 3 月 17 日(月)
10 時 00 分から
本学園理事会議室
審議状況
[ 平成 25 年度第1回 ]
日
時
審議事項
平成25年4月10日(水)
第1号議案
新学生寮建設用土地購入の件
第2号議案
今後の理事会の体制について
第3号議案
2号館の改修工事について
第4号議案
今後の学園の在り方について
[ 平成25年度第2回 ]
日
時
審議事項
平成25年5月15日(水)
第1号議案
平成24年度事業報告及び決算の件
第2号議案
改組・改編計画の変更の件
第3号議案
平成26年度授業料及び入学選考検定料の件
第4号議案
東日本大震災被災学生入学生 (平成26年度)の授業料等減免の件
第5号議案
役員報酬の件
[ 平成25年度第3回 ]
日
時
審議事項
平成25年6月12日(水)
第1号議案
寄附行為第15条に定める理事長職務代理の選任の件
第2号議案
東日本大震災で被災した入学志願者の入学検定料免除の件
[ 平成25年度第4回 ]
日
時
審議事項
平成25年7月10日(水)
なし
- 17 -
[ 平成25年度第5回 ]
日
時
審議事項
平成25年9月18日(水)
第1号議案
平成26年度予算編成方針(案)の件
第2号議案
平成25年度後期非常勤講師採用の件
第3号議案
オリンピック東京開催決定に伴う7年長期計画プロジェクトを設立する件
[ 平成25年度第6回 ]
日
時
審議事項
平成25年10月9日(水)
第1号議案
新学生寮に係わる件
[ 平成25年度第7回 ]
日
時
審議事項
平成25年11月13日(水)
第1号議案
新学生寮建設に係わる件
第2号議案
平成26年度専任教員採用の件
[ 平成25年度第8回 ]
日
時
審議事項
平成25年12月11日(水)
第1号議案
平成25年度補正予算の件
第2号議案
学長候補者選考委員の選任の件
[ 平成25年度臨時第1回 ]
日
時
審議事項
平成25年1月8日(水)
なし
[ 平成25年度第9回 ]
日
時
審議事項
平成26年1月22日(水)
第1号議案
学長選任の件
第2号議案
平成26年度組織改正(案)の件(継続審議)
第3号議案
平成26年度教育職員採用の件
第4号議案
臨時特別手当及び給与改定の件
[ 平成25年度第10回 ]
日
時
審議事項
平成26年2月19日(水)
第1号議案
平成26年度事業計画(案)及び予算(案)の件
第2号議案
寄付金の件
第3号議案
公認会計士の変更の件
第4号議案
学校法人藤村学園事務組織規程の一部改正の件
第5号議案
地域交流センター規程一部改正の件
第6号議案
平成26年度教育職員・事務職員 人事の件
第7号議案
平成26年度東日本大震災に係る在学生の授業料減免の件
第8号議案
平成26年度客員教授任用の件
[ 平成25年度第11回 ]
日
時
審議事項
平成26年3月5日(水)
第1号議案
平成26年度事業計画及び予算の件
第2号議案
平成26年度理事職務分担(案)の件
第3号議案
平成26年度非常勤講師採用の件
第4号議案
平成26年度大学指定クラブの件
- 18 -
[ 平成25年度臨時第2回 ]
日
時
審議事項
平成26年3月17日(水)
第1号議案
予算の執行等の件
第2号議案
新学生寮の件
第3号議案
平成26年度非常勤講師採用の件
(2) 評議員(3 回開催)
第1回
平成 25 年 05 月 22 日(水)
11 時 00 分から
本学園大会議室
第2回
平成 25 年 12 月 04 日(水)
11 時 00 分から
本学園大会議室
第3回
平成 26 年 02 月 26 日(水)
11 時 00 分から
本学園大会議室
審議状況
[ 平成25年度第1回 ]
日
時
平成25年5月22日(水)
議
案
第1号議案
平成24年度事業報告及び決算の件
第2号議案
新学生寮建設用土地購入の件
[ 平成25年度第2回 ]
日
時
平成25年12月4日(水)
議
案
第1号議案
平成25年度補正予算の件
第2号議案
学長候補者選考委員会委員選出の件
[ 平成25年度第3回 ]
日
時
審議事項
平成26年2月26日(水)
第1号議案
平成26年度事業計画(案)及び予算(案)の件
第2号議案
寄付金の件
(3) 教授会【定例教授会(原則として毎月第一水曜日 11 回開催)】
第1回
平成 25 年 04 月 02 日(火)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第2回
平成 25 年 05 月 08 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第3回
平成 25 年 06 月 05 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第4回
平成 25 年 07 月 03 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第5回
平成 25 年 09 月 11 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第6回
平成 25 年 10 月 09 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第7回
平成 25 年 11 月 06 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第8回
平成 25 年 12 月 04 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第9回
平成 26 年 01 月 15 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第 10 回
平成 26 年 02 月 05 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第 11 回
平成 26 年 03 月 05 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
【臨時教授会(8 回開催)】
第1回
平成 25 年 06 月 19 日(水)
15 時 00 分から
本学園大会議室
第2回
平成 25 年 09 月 25 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
- 19 -
第3回
平成 25 年 10 月 18 日(金)
16 時 30 分から
本学園大会議室
第4回
平成 25 年 11 月 25 日(月)
16 時 30 分から
本学園大会議室
第5回
平成 25 年 12 月 18 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第6回
平成 26 年 02 月 07 日(金)
16 時 30 分から
本学園大会議室
第7回
平成 26 年 02 月 24 日(月)
15 時 30 分から
本学園大会議室
第8回
平成 26 年 03 月 12 日(水)
15 時 30 分から
本学園大会議室
(4) 各種委員会の開催
【各種委員会(毎月一回程度、臨時開催随時)】
教 授会 のもとに各種 委員 会 が設 置 されそれぞれの分 野における課 題について検 討・協議 等
を行い、教授会において審議・決定された。
各種委員会等組織図 (別添資料 10 のとおり)
2 平成 25 年度部館所長
【部館所長会(原則として毎月第一水曜日開催、臨時開催随時)】
構成
〔任 期
平成 25 年 4 月 1 日から 27 年 3 月 31 日まで〕
部・館・所長名
氏
名
教務部長
大 石
示 朗
(教授)
学生部長
浅 見 美弥子
(教授)
キャリア支援部長
長谷川 洋 子
(教授)
図書館長
掛 水
通 子
(教授)
女子体育研究所長
若 山
章 信
(教授)
健康管理センター所長
山 田
浩二郎 (教授)
地域交流センター所長
奥 野
知 加
(教授)
入試委員長
柳 田
憲 一
(教授)
広報委員長
渡 辺
博 之
(教授)
開催
第1回
平成 25 年 04 月 02 日(火)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第2回
平成 25 年 05 月 08 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第3回
平成 25 年 06 月 05 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第4回
平成 25 年 07 月 03 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第5回
平成 25 年 09 月 11 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第6回
平成 25 年 10 月 09 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第7回
平成 25 年 11 月 06 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第8回
平成 25 年 12 月 04 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第9回
平成 26 年 01 月 15 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第 10 回
平成 26 年 02 月 05 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
第 11 回
平成 26 年 03 月 05 日(水)
14 時 00 分から
本学園中 1 会議室
- 20 -
3 学則・規程等の制定及び改正
平成 25 年度中に制定及び改正した規程は、別紙「規程等の制定及び改正一覧表」のとおり
4 自己点検評価
(1) 学生による授業評価
開講している授業について、各授業担当教員が授業の進め方 等の改善・充実に資するため学
生による授業評価を実施した。
回数:前期・後期各 1 回 計 2 回、科目数:302 科目、授業数:511 コマ
履修者延数:35,879 人
(2) 自己点検・評価の実施・公開
本学における教育・研究活動等の状況について自己点検及び評価を実施した。
さらに、「平成 23・24 年度点検・評価年報報告」を作成しホームページに公開した。
別紙
「規程等の制定及び改正一覧表」
件
名
1
長期構想委員会規程の一部改正
2
給与規程の一部改正
3
給与規程施行細則の一部改正
4
学校法人藤村学園学費等に関する規程の一部改正
5
藤村学園人事委員会規程の一部改正
6
藤村学園課長連絡会運営内規の一部改正
7
客員教授規程の制定
8
東京女子体育大学教育職員資格審査規程の改正
9
東京女子体育短期大学教育職員資格審査規程の改正
10
藤村学園スポーツ特別奨学生規程の一部改正
11
藤村学園スポーツ特別奨学生実施細目の一部改正
12
学校法人藤村学園学費等に関する規程の一部改正
13
学校法人藤村学園事務組織規程の一部改正
14
地域交流センター規程の一部改正
15
教職委員会規程の制定
16
東京女子体育大学・東京女子体育短期大学教学委員会通則規程の一部改正
17
教務委員会規程の一部改正
18
キャリア支援委員会規程の一部改正
19
地域交流センター運営委員会規程 の一部改正
20
SD推進要項の制定
- 21 -
Ⅳ
特色ある取組み
1 教育力向上の取組み
【教師力養成講座(第7回)の実施】
教員採用試験を受験する学生の受験準備を支援するため、時間割外特別講座として実施した。
第7回養成講座においては、受講者14人中14人が教員採用試験を受験した。公立学校 2 人(非
常勤講師、臨時的任用教員)、私立中・高校1人(専任)が教員として任用された。
2 創作オペレッタ発表会
短期大学児童教育学科 2 年生全員の参加により、創作劇の脚本、演出、音楽、出演を学生自身
で行う創作オペレッタの発表会を行った。
開催日:平成 26 年 2 月 19 日(水) 会場:たましん RISURU ホール(立川市民会館)
出演:児童教育学科学生(2 年全員)
3 フレッシュウイークの実施
新入生が大学の魅力を肌で感じ、新鮮な印象と期待感を持って学園生活をスタートし、授業や学
友会活動等について理解を深め、学園生活の準備態勢が早く整えられることを目的にフレッシュウイ
ークを設け、オリエンテーションを実施している。
フレッシュウイーク日程表 (別添資料 11 のとおり)
4 オフィスアワーの実施
学 生 が授業 や学 園生活等 について、気軽 に質問 や相 談を行なうことができるよう、全 教員 が週 1
回、研究室にいる時間を定め実施した。
5 導入教育の実施
(1) 導入教育の充実
「藤村トヨの教育」(講義 2 単位)、「国語基礎講座」(講義 2 単位)の必修科目を開設し、本学の
建学の精神、歴史および伝統の継承と基礎学力の養成を図った。
(2) フレッシュマンセミナーの実施
宿泊実習授業 の場を利 用して、本学に適応し、学園生活の充実を図るため、クラス担任 教員も
参加してフレッシュマンセミナーを実施した。
〔指導内容とねらい〕
① 保健体育学科
学 外 実習 「水 泳Ⅰ(含海浜 実 習)」の授 業 の空 コマを活用し、厳しい自 然環 境 の中 で担 当
教 員 を中 心 に学 友 との交 流 を深 めるとともに、団 体 行 動 を通 して社 会 規 範 (公 徳 心 )を身 に
つけさせる指導を実施した。
② 児童教育学科
学 外 実 習 「野 外 活 動 」の授 業 の空 コマを活 用 し、日 常 を離 れた森 林 環 境 の中 で、担 当 教
員を中心に仲間と語り共にすごす体験を通して、クラスの絆を育むとともに協調性やリーダー
シップを身につけさせる指導 を実施した。
- 22 -
6 授業運営の充実・効率化のための対応
(1) スチューデントアシスタントの活用
大人数となる授業科目等を対象に、授業運営の充実・効率化を図るためスチューデントアシスタ
ントを配置した。
配置対象授業:原則として、1 クラス 200 人前後の講義形式の授業等
業務内容:①出席の確認、②提出物の確認、③機器等の操作補助等
配置実績:28 科目
(2) 出欠管理システムの活用
授 業 の出 欠 管理 業 務 の簡 素 化 及び欠 席 の多い学 生 把 握 の効率 化 のため一 部授 業 に出 欠管
理システムを導入した。
〔授業出席管理システムの概要〕
○ 学生証読取器で蓄積された学生の出席データを取込み、出欠管理が容易にできる。
○ 授業出欠データは、いつでもエクセルの表に展開し、印刷することができる。 稼働台数 7 台
7 社会貢献等
高大連携(協定相手校)
藤村女子高等学校との高大連携協定に基づき、希望する高校生に大学レベルの授業に触れさ
せることにより、大学進学の意味等の理解を深めさせ、適切な進路指導を支援するため、特別科目
等履修生として受入れた。
連携対象科目:土曜日 1 校時「体育史」(掛水通子)
2 校時「レジャー概論」(大森雅子)
受入実績:特別科目等履修生 9 人
なお、大学間連携(海外の協定相手校含む)及び産官学連 携は行わなかった。
8 聴覚に障 がいのある学生の支援
聴覚に障 がいのある学 生に対し、より授業 内容 の理解を深めさせるための支援として、授業のノー
トテイクを実施した。(聴覚障がいのある学生:体育学部 8 人)
(1) ノートテーカーの配置
手話クラブの協力学生 を中心に、障 がいのある学生の希望 する講義科 目にノートテーカーを配
置した。なお、協 力学生 だけでは足 りない部 分については、地域の社会 福祉協会ボランティア組
に協力を依頼し配置した。
配置基準:講義系科目
配置実績:大学:前期 34 科目 後期 32 科目
(2) ノートテーカー養成講座
学 生 が社 会 奉 仕 の一 環 として、障 がい者 支 援 の意 義 を理 解 し、聴 覚 に障 がいのある学 生 の授
業補助ができるよう、ノートテイク技術を習得させるための養成講座を開講した。
実施時期:4 月のボランティア講座 3 コマ
講座実施担当:教育相談担当教員、地域交流センター、教務課
講座依頼先:関東聴覚障害学生サポートセンター
- 23 -
9 教員免許状更新講習
平成 19 年 6 月に「教育職員免許法」が改正され、平成 21 年 4 月から教員免許更新制が導入さ
れた。
教員免許更 新制は、その時々で教員として必要 な最新の知識技能を身 に付ける ことを目的として
おり、制度導入後に授与される教員免許状には、免許状授与のための所要資格を得てから 10 年後
の年度末までの有効期間が付され、更新を行うためには、2 年間で 30 時間以上の更新講習を受講・
修了することが必要とされている。
また、制度導入以前に取得された免許状の所 持者についても、文部科学省の指定する修了確 認
期限内に 30 時間以上の更新講習を受講・修了することが必要とされている 。
東京女子体育大学では、文部科学大臣の認定を受け、現職の先生方が「最新の知識技能を修得
し、自身と誇りを持って教壇に立 ち、社会 の尊 敬 と信頼を得る。」ことを目的として更新講習を開設し
た。
○ 平成 25 年度教員免許状更新講習会受講者及び修了〔履修〕認定状況
講 習 内 容
時
間
30 時間
24 時間
18 時間
12 時間
6 時間
内
受講者数
容
(単位:人)
修了(履修)
認定者数
必修(12h) +選択(講義 6h+実技 12h)
43
43
必修(12h) +選択(講義 6h+実技 6h)
3
3
必修(12h) +選択(実技 12h)
3
3
必修(12h) +選択(講義 6h)
2
2
必修(12h) +選択( 実技 6h)
6
6
選択(講義 6h+実技 12h)
10
10
必修(12h)
12
12
選択(実技 12h)
7
7
選択(講義 6h+実技 6h)
5
5
選択(講義 6h)
11
11
選択(実技 6h)
9
9
111
111
合
計
10 東京都教育委員会との連携事業
東 京 都 教 職 員 研 修 センターが主 催 する企 画 研 修 と連 携 し、本 学 教 員 が講 師 となり連 携 事 業 を実
施した。
(1) 研
修
名:保健体育ⅢB(専門性向上研修Ⅲ)
「指導を充実させるための保健体育学科授業改善の視点」
実施年月日:平成 25 年 8 月 16 日(金)
実 施 種 目:柔道・器械運動・現代的なリズムのダンス・陸上競技・ソフトボール
対
(2) 研
象:東京都公立中学校・高等学校・特別支援学校教員
修
名:情報Ⅱ(専門性向上研修Ⅱ)「情報モラル指導の推進と授業づくり」
実施年月日:平成 25 年 8 月 16 日(金)
対
象:東京都立高等学校・特別支援学校教員
- 24 -
Ⅴ
学生募集等広報活動
○ 学生募集等広報活動の取組み
1 オープンキャンパスの実施
第1回
03 月 26 日(火)13 時~16 時
参加者総数
89 人
第2回
06 月 22 日(土)13 時 30 分~16 時 30 分
参加者総数
232 人
第3回
07 月 15 日(祝・月)11 時~16 時
参加者総数
571 人
第4回
08 月 01 日(木)11 時~16 時
参加者総数
469 人
第5回
08 月 24 日(土)13 時~16 時
参加者総数
437 人
第6回
10 月 19 日(土)13 時 30 分~16 時 30 分
参加者総数
264 人
2 地方イベント
高 校 生
卒 業 生
その他
参加者数
参加者数
参加者数
計
6 月 16 日 福岡会場
14
7
29
50
6 月 30 日 大阪会場
8
8
4
20
7 月 20 日 仙台会場
44
14
5
63
8 月 10 日 高松会場
19
20
5
44
85
49
43
177
開催日・会場
合
計
2 広報活動
(1) ホームページの充実
ホームページの内容の充実と迅速な情報発信に努めた。最新ニュースやブログのタイムリーな
発信、クラブ活動情報等の更新を迅速に行い、内容も充実した。さらに、平成 25 年度・平成 26
年度・平成 27 年度の 3 年間をかけてホームページリニューアルをホームページ作成部会、広報
委員会で進めている。平成 25 年度は就職についての内容を増やし、ブログを「ヘッドライン」に
名称を変更し、大学新聞とメディア間の情報リンクを行う。また、大学のイメージがより鮮明となる
よう、大学の目的、建学の精神 を掲載、キャンパスライフの内容は平成 26 年度に検討し充実を
図る。最新情報の迅速な提供を図るため全学的に取り組むための規程等を整備した。
(2) 大学要覧の作成
大 学の実情をよりわかりやすく学生・保護 者に理解 されるよう「大学 要覧」を充 実した。20,000
部印刷し、オープンキャンパス等で来校者に配布するとともに、進学説明会、高校訪問活動、入
学案内等送付など入試広報活動に活用した。
(3) TWCPE「ニュースレター」の作成
高校生向けに「ニュースレター」を作成し、入学案内希望者に配布するとともに、7 月からのオ
ープンキャンパス及び進学説明会、12 月からの一般入試及びセンター試験利用入試の受験者
等に配布し、学生募集活動に活用した。また、Ⅰ期 AO 型入試、推薦入試の入学手続者へ課
題発送時に同封し、大学入学への意識づけとして活用した。
- 25 -
(4) 広報誌「TOJOTAI HEADLINE」の作成
クラブや学生活動などの学園情報を在学生及び保護者に広報するとともに、入学案内等と一
緒に入学希望者に配布 し、本学の教育活動を紹介することにより募集活動に繋がるよう広報資
料 として活 用 した。本 年度 から卒 業 生 の高 等 学 校 教 員 に送 付 し、大 学 の理 解 と学 生 募 集 の一
助とした。 発行回数:年 2 回(10 月・3 月) 発行部数:各 10,000 部
(5) 広報誌(フリーペーパー)「ラブスポ!」の発行
ロンドンオリンピックで活 躍 した本 学卒 業生 の国 際 審 判 を取 り上げ、学 生 の陸 上 競 技 の審 判
部で活躍した学生の記事を掲載した。 発行回数:年 1 回 20,000 部
(6)DM発送
(株)進研アドを利用し、ベネッセの模擬試験を受験している全国教育・体育系希望者 10500 部、
短期大学体育・幼児系を希望者 3500 部発送。12 月に一般入試受験予定の大学、短大希望
者 12000 部へ発送。
(株)リクルートを利用し、9 月に体育系、教育系を希望している受験生宛 13,000 部へ発送。
DM発送の効果は入学案内請求者数の増と一般入試、センター試験の偏差値アップの一助
となっている。
(7)高校訪問員の活動
高校訪問員 2 名、高校訪問協力員 2 名、高校訪問支援員 1 名で茨城県、栃木県、群馬県、
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県を 4 月 16 日~10 月 31 日の期間で 637 校を
訪問。オープンキャンパス参加者増と大学、児童教育学科の入学者増の一助になっている。
(8)テレビ取材
・TBS体育会TV出演の本田教 授(カヌー指導 12 月 14 日放送)
・TOKYOMX出演、増茂るるこ(在学生・ガールズ競輪 12 月 25 日放送)
・日本テレビ 秋山教授 注目選手中学 1 年 喜田選手紹介(2 月 18 日放送)
・フジテレビ 生放送 12 月 31 日 東京オリンピック松明再現 卒業生・在学生 170 名参加
(9)ポスター作成
・指定校(各県)中心に高等学校別ポスター作成(30 枚)
・インターハイ開催駅貼り用クラブポスター作成(50 枚)
・マンスリーポスター 大学内貼用 12 ヶ月分 13 枚
・西国立駅貼用、3 月卒業生へのお祝いメッセージ 1 枚(3 月 4 日から 3 月 31 日まで)
- 26 -
Ⅵ
附属機関の活動
1 図書館活動(図書館)(26 年 3 月 31 日現在)
(1) 蔵書数:186,947 冊 (25 年度受入冊数:3,855 冊) 図書のみ
(2) 所蔵雑誌種数:817 種
(平成 23 年より紀要数を計上)
(3) 映像資料数:2,133 点 (VTR:927 点、DVD:1,144 点、CD-ROM11 点、録音資料 51 点)
(4) 開館日数:254 日
(5) 入館者数:48,848 人
(学生 47,731 人、教職員 553 人、卒業生 533 人、学外者 31 人)
(6) 貸出人数:1,801 人
(学生 1,449 人、教職員 305 人、卒業生 47 人、学外者 0 人)
(7) 年間貸出冊数:3,725 冊
(学生 2,695 冊、教職員 910 冊、卒業生 120 冊、学外者 0 人)
(8) 図書館行事:5 行事について延べ 15 回実施し、延べ 334 人の学生の参加があった。
(9) 平成 25 年度図書館年次報告の作成(A4 版・17 ページ)
2 学生等の安全管理・救護活動(健康管理センター)
(1) 平成 25 年度定期健康診断
学 生 :4 月 5 日・8 日・9 日
受診率 95.5%
教職員:4 月 24 日(水)
受診率 100%
(2) 平成 25 年度健康管理センターの利用状況
医事相談: 202 件
リハビリ相談: 160 件
メンタル相談: 34 件
応急処置:865 件
健康相談: 86 件
検査測定:789 件
健康診断書発行: 882 件
入試特別検診・行事救護等: 17 件
(3) 学外実習(水泳、スキーⅠ・Ⅱ、野外活動)
帯同応急処置等: 144 件
(4) 報告書の作成
・平成 25 年度健康管理センター利用状況報告書
・平成 25 年度定期健康診断報告書
(5) 集中授業・公開講座等への救急箱貸出し 21 件
3 研究活動の推進・支援等 (女子体育研究所)
(1) 体力テストの実施
4 月 24 日(水)実施 受検者 1,622 人 受検率 91.5%
(2) 研究紀要及び所報等の刊行
「東京女子体育大学・東京女子体育短期大学紀要 49 号」、「東京女子体育大学女子体育研
究所所報 8 号」「新体力テスト結果報告書(平成 25 年度版)」、「平成 25 年度個人研究報告書」
を発行した。
- 27 -
(3) 科学研究費補助金等の採択状況
平成 25 年度の科研費助成事業(補助金分・基金分)の採択状況は、大学の教員が 5 人であっ
た。
申請者
研究種目(審査区分)
掛水 通子
基礎研究(C)(一般)
(補助金分)
(研 究 代 表 者 )
渡辺 博之
挑戦的萌芽研究
(基金分)
(研 究 代 表 者 )
及川 祐介
若手研究(B)
(基金分)
(研 究 代 表 者 )
金子 一秀
基礎研究(C)(一般)
基礎研究(C)(一般)
(基金分)注1
(研 究 分 担 者 )
戸田 芳雄
戦前における女子体育教師の確立過程と役割:
『中等
教育諸學校職員録』を手懸かりに
スポーツ指 導における指導 者 の動 感呈 示能 力に関 する
研究
李想白が我が国のバスケットボール界に果たした役割に
関する史的研究
体育教師の運動観察力の養 成
(基金分)
(研 究 代 表 者 )
戸田 芳雄
課題名
基礎研究(C)(一般)
(基金分)注2
(研 究 分 担 者 )
在日外国人学校におけ る地域連携を軸とした 安全教
育プログラムの開発
児童生徒の危険予測・回避能力育成に基づく防災教
育フレームワークの構築
※ 注1: 研究代表者 常葉大学教育学部
准教授
木宮 敬信
注2:研究代表者 東京学芸大学教育学部 教授 渡邉 正樹
4 個人研究(女子体育研究所)
(1) 個人研究費
1 人 25 万円を上限に支給している。平成 25 年度の個人研究費利用者は 48 人であった。
個人研究主題(大学・短期大学) (別添資料 12 のとおり)
(2) 共同研究
平成 24・25 年度 2 ヵ年の共同研究の採択状況は 3 件、平成 25・26 年度 2 ヵ年の採択は 3 件
(女子体育研究所共同研究を含む)
(3) 研究フォーラムの開催
平成 26 年 1 月 22 日(水)に第 7 回東京女子体育大学・東京女子体育短期大学研究フォーラ
ムを開催した。
一般発表 3 件、共同研究発表 3 件、女子体育研究所・共同研究発表 1 件
(4) 研究者情報管理システム
研究者情報管理システムを運用し、教員情報を公開している。また、平成 24 年 5 月より ReaD&
Researchmap へ の デ ー タ 交 換 を 開 始 し た 。 ( 2014 年 4 月 1 日 、 ReaD&Researchmap は
「researchmap」に名称変更)
- 28 -
5 社会貢献・連携活動
(1) 公開講座の実施
① 公開講座
5 月 18 日「成人講座」から 3 月 26 日「小学生講座」まで 21 回の講座を実施した。講師は本学
の教員等が務め、延べ 38 人が担当した。講座受講者は 785 人であった。
公開講座実施結果(別紙資料 13①のとおり)
② 定期公開レッスン
年間を通して、「新体操」
「キッズ・サッカー」「ドローイングワークショップ」の 3 講座を実施し
た。
「新体操」は 11 回実施し、参加者は 341 人であった。
「キッズ・サッカー」は 22 回実施し、参加者は延べ 176 人であった。
「ドローイングワークショップ」は 10 回実施し、参加者は延べ 117 人であった。
③ ジュニア・ユースクラブ
会員制のクラブとしてジュニア・ユースクラブ「新体操クラブ」と「HipHop クラブ」を実施した。
「新体操クラブ」は平成 25 年度より幼児コース 1 コースとユースコース 1 コースを 増設して 11
コースで実施した。3 月末現在の会員数は 143 人である。
「HipHop クラブ」は平成 25 年度より定期レッスンからクラブへ移行した。3 月末現在の会員数は
11 名である。
定期レッスン・ジュニアユースクラブ実施結果(別紙資料 13②のとおり)
(2) ボランティア活動
ボランティア活動参加者は延べ 908 人であった。
ボランティア活動参加者(別紙資料 14 のとおり)
(3)ボランティア講座
ボランティア講座受講者は 39 人であった。
「ボランティア理論」の単位修得者は 17 人、「ボランティア実習」の単位修得者は、6 人であった。
ボランティア講座実施結果 (別紙資料 15-①のとおり)
ボランティア理論・ボランティア実習履修者(別紙資料 15-②のとおり)
(4) 事業記録の作成
「平成 25 年度公開講座実施報告書」
「平成 25 年度ボランティア活動実施報告書」
- 29 -
Ⅶ
1
財務の概要
消費収支計算書
(1)収入の概要
消費収支計算書における帰属収入額は 25 億 9 千 7 百余万円で、予算額に対する収入率は
107.4%となった。
① 収入の大部分は授業料等の学生生徒等納付金収入で、帰属収入全体の 68.5%を占めている。
この収入の基礎となる学生数は 1,755 人(平成 25 年 5 月 1 日現員)であり、前年度の 1,652
人と比較し 103 人の増となった。
② 国庫補助金収入は 1 億 5 千余万円で、帰属収入の 5.8%を占めている。
③
資産運用収入は 2 億 9 百余万円で、帰属収入全体の 8.1%を占めている。
④
有価証券売却差額が 1 億 9 千 2 百余万円となり、帰属収入全体の 7.4%を占め、予算比で 1 億
5 千 2 百余万円超過しており、帰属収入増加の要因となった。
事業収入のうち、ふじ寮(学生寮)の運営については、定員 300 名に対して入寮生は 250 名で、
⑤
入寮率は 83.3%となっている。また、温水プール賃貸事業に係る収益事業会計から学校会計への
繰入金は 9 百万円となっている。
(2)基本金の組入れ概要(消費収支計算書関係)
新学生寮建設用地等の第 2 号基本金からの振替と体育館(9 号館)ほか改修に係る第 1 号基本
金のほか、新学生寮の建設計画に基づき新たに第 2 号基本金の組み入れを実施した。
(3)支出の概要
消費収支計算書における消費支出額は 23 億 6 千 6 百余万円で、予算額に対する執行率は 95.4%
となった。
① 人件費
人件費の総額は 10 億 7 千 7 百余万円であり、帰属収入に占める割合は 41.5%となった。前年
の 53.4%と比較し、11.9 ポイント下降した。
② 教育研究経費
教育研究経費の総額は 7 億 9 千 8 百余万であり、帰属収入に占める割合は 30.8%となった。前
年の 31.6%と比較し、0.8 ポイント下降した。
③ 管理経費
管理経費の総額は 3 億 5 千 3 百余万円であり、帰属収入に占める割合は 13.6%となった。前年
の 14.9%と比較し、1.3 ポイント下降した。
(4)消費収支差額の概要
平成 25 年度における消費収支差額(消費収入額-消費支出額)は 1 億 6 千 9 百余万円の支出
超過となった。主な理由は、学生寮の建設に係る第 2 号基本金 4 億円を組み入れたことによる。
- 30 -
なお、これまでの消費収入超過額に今年度の消費支出超過額を加えた、消費収入超過額の累計は
36 億 9 百余万円となった。
2
貸借対照表について
(1)資産の部
① 固定資産
固定資産のうち有形固定資産(土地、建物、構築物、機器備品、図書)は 71 億 7 千 9 百余万
円で、固定資産全体の 40.4%を占めており、その 72.5%、52 億 3 百余万円が建物の価格である。
その他の固定資産は 105 億 8 千 1 百余万円で、固定資産全体の 59.6%を占めており、その内
訳は減価償却引当資産等の特定資産と、資金運用の一環として購入した長期有価証券である。
② 流動資産
流動資産は 30 億 7 千 5 百余万円で、資産総額の 14.8%となっており、その内訳の大部分は定
期及び普通預金と、資金運用の一環として購入した短期有価証券である。
(2)負債の部
① 固定負債
固定負債の 6 億 4 千 7 百余万円は全額退職給与引当金であり、100%の額を固定資産の中のそ
の他の固定資産で計上している。
② 流動負債
流動負債は 6 億 8 百余万円で、その 87.3%、5 億 3 千余万円が翌年度入学予定者の授業料等の
前受金収入である。
(3)基本金の部
第 1 号基本金は、新学生寮建設用地の取得並びに体育館ほか建物改修に係る資産の増から、過
年度及び本年度除却・廃棄する機器備品等の額を差引き、全体としては 7 億 5 千 8 百余万円の増
となった。第 2 号基本金は、新学生寮建設計画に基づき新たに 4 億円を組み入れ、過年度組入額
5 億円と併せて 9 億円の中から学生寮建設費用 7 億 5 千 8 百余万円を第 1 号基本金に振り替えた。
なお、第 3 号基本金、第 4 号基本金は前年度と同額である。
(4)消費収支差額の部
本年度末の消費収支差額の部合計額は 36 億 9 百余万円で、資産の部総額に対し 17.3%となっ
ている。
3
収益事業会計について
収益事業は、学校法人藤村学園の寄付行為第 5 条に基づき、本学園の室内プールについて授業等で
使用する以外の時間帯を民間のスポーツクラブ(有限会社マイエス国立)に貸し出し、その収益を学
校の経営に充てるため毎年学校会計に繰入している。本年度は 9 百万円を繰り入れた。
- 31 -
平成25年度 資 金 収 支 計 算 書
(表1)
(単位:千円)
科
目
学生生徒等納付金収入
手 数 料 収 入
寄 付 金 収 入
補 助 金 収 入
国 庫 補 助金 収入
地方公共団体補助金収
資 産 運 用 収 入
資 産 売 却 収 入
事
業
収
入
雑
収
入
前 受 金 収 入
そ の 他 の 収 入
資金収入調整勘定
前年度 繰越 支払 資金
収 入 の 部 合 計
人
教
管
施
設
資
そ
予
科
目
件 費 支
育研究経費支
理 経 費 支
設 関 係 支
備 関 係 支
産 運 用 支
の 他 の 支
備
出
出
出
出
出
出
出
費
資金支出調整勘定
次年度 繰越 支払 資金
支 出 の 部 合 計
予 算
1,770,110
27,340
0
148,180
148,000
180
195,122
200,000
145,049
37,735
522,030
3,123,448
△
554,972
1,329,711
6,943,753
予 算
1,179,040
537,656
349,271
1,244,581
37,854
2,801,144
132,999
(10,000)
―
△
66,744
727,952
6,943,753
収 入 の 部
決 算
差 異 △
平成24年度
平成23年度
1,778,465 △
8,355
1,659,853
1,612,910
29,170 △
1,830
33,253
26,244
300 △
300
1,000
2,982
150,269 △
2,089
134,301
163,536
150,078 △
2,078
134,128
163,383
191 △
11
173
153
203,635 △
8,513
174,730
159,470
200,000 0
200,000
230,000
146,718 △
1,669
141,563
126,811
39,090 △
1,355
70,416
70,364
530,881 △
8,851
509,446
442,031
5,448,625 △ 2,325,177
3,218,988
1,652,991
△
576,654 21,682 △
521,593 △
477,028
1,329,711 0
1,805,397
2,057,788
9,280,209 △ 2,336,456
7,427,354
6,065,117
支 出 の 部
決 算
差 異 △
平成24年度
平成23年度
1,123,838 55,202
1,181,694
1,201,336
494,608 43,048
418,337
472,222
332,359 16,912
317,879
305,662
1,221,333 23,248
158,420
83,502
36,488 1,366
72,344
86,506
4,215,767 △ 1,414,623
3,952,617
2,216,688
132,978 21
122,513
75,638
(10,000)
―
―
―
―
△
70,487 3,743 △
126,162 △
181,835
1,793,325 △ 1,065,373
1,329,711
1,805,397
9,280,209 △ 2,336,456
7,427,354
6,065,117
平成25年度 消 費 収 支 計 算 書
(単位:千円)
(表2)
科
目
学生生徒等納付
手
数
寄
付
補
助
国 庫 補 助
金
料
金
金
金
地方公共団体補 助金
資
資
事
雑
帰
基
消
産 運 用 収
産 売 却 差
業
収
収
属 収 入 合
本 金 組 入
費 収 入 の部 合
入
額
入
入
計
額
計
科
目
人
件
費
教 育 研 究 経 費
管
理
経
費
資 産 処 分 差 額
徴収不能 額・ 引当 金繰
予
備
費
消 費 支 出 の部 合計
当年度 消費 収支 差額
前年度繰越消費収支差
基 本 金 取 崩 額
翌年度繰越消費収支差
消 費 収 入 の 部
予 算
決 算
差 異 △
平成24年度
平成23年度
1,770,110
1,778,465 △
8,355
1,659,853
1,612,910
27,340
29,170 △
1,830
33,253
26,244
100
1,134 △
1,034
2,223
2,982
148,180
150,268 △
2,088
134,301
163,536
148,000
150,078 △
2,078
134,128
163,383
180
190 △
10
173
153
200,122
209,212 △
9,090
179,996
172,327
40,040
192,100 △ 152,060
0
3,000
145,049
146,718 △
1,669
141,563
126,811
87,628
90,767 △
3,139
137,918
70,364
2,418,569
2,597,834 △ 179,265
2,289,107
2,178,174
△
389,926 △
400,442 10,516 △
501,234 △
66,704
2,028,643
2,197,392 △ 168,749
1,787,873
2,111,470
消 費 支 出 の 部
予 算
決 算
差 異 △
平成24年度
平成23年度
1,132,130
1,077,878 54,252
1,223,109
1,271,783
832,006
798,945 33,061
725,011
846,819
370,995
353,110 17,885
337,906
326,714
135,855
132,104 3,751
3,065
3,069
3,300
4,764 △
1,464
8,639
4,500
(4,000)
(4,000)
6,000
―
6,000
―
―
2,480,286
2,366,801 113,485
2,297,730
2,452,885
△
451,643 △
169,409
△
509,857 △
341,415
3,779,255
3,779,255
4,289,112
4,296,827
0
0
0
333,700
3,327,612
3,609,846
3,779,255
4,289,112
※端数処理:千円未満四捨五入、端数の合わない場合がある。
※予備費4,000千円は、教育研究経費の消耗品費1,500千円及び修繕費2,500千円に充当した。
- 32 -
貸 借 対 照 表
(表3)
固
有
(単位:千円)
科
定
形 固
土 地
建 物
目
資
定 資
産
産
その他の有形 固定 資産
そ の 他 の 固 定 資 産
流
動
資
産
現金 預金
そ の 他 の 流 動 資 産
資 産 の 部 合 計 (A)
科
目
固
定
負
債
退 職 給 与 引 当 金
流
動
負
債
未払金・前受金・預 り金
負 債 の 部 合 計 ( B )
基
本
金
第 1 号 基 本 金
第 2 号 基 本 金
第 3 号 基 本 金
第 4 号 基 本 金
基 本 金 の 部 合 計
消費収支差額の部 合計
負 債 の部 ・ 基 本 金の部・
消費収支差額の部 合計
資 産 の 部
平成25年度末
平成24年度末
増
減
17,761,266
19,117,718 △
1,356,452
7,179,929
6,263,683 916,246
994,072
267,824 726,248
5,203,668
4,985,760 217,908
982,189
1,010,099 △
27,910
10,581,337
12,854,035 △
2,272,698
3,075,794
1,618,868 1,456,926
1,793,325
1,329,712 463,613
1,282,469
289,156 993,313
20,837,060
20,736,586 △
100,474
負債の部 ・ 基本金の部 ・ 消費収支差額の部
平成25年度末
平成24年度末
増
減
平成23年度末
18,797,784
6,384,519
267,824
5,080,150
1,036,545
12,413,265
1,894,808
1,805,397
89,411
20,692,592
平成23年度末
647,290
743,055 △
95,765
768,942
608,215
1,255,505
643,009 △
1,386,064 △
34,794
130,559
564,505
1,333,447
12,664,006
141,884
3,000,819
165,000
15,971,709
3,609,846
11,905,448
500,000
3,000,819
165,000
15,571,267
3,779,255
△
△
758,558
358,116
0
0
400,442
169,409
11,904,214
0
3,000,819
165,000
15,070,033
4,289,112
20,837,060
20,736,586 100,474
20,692,592
※端数処理:千円未満四捨五入、端数の合わない場合がある
基 本 金 組 入 額
(表4)
第
1
号
基
本
金
第基
2本
号金
(単位:千円)
科 目
土
建
構
築
建
設
仮
勘
教育研究用機器備
そ の 他 の 機 器 備
図
ソ フ ト ウ ェ ア
計
地
物
物
定
品
品
書
ー
学 生 寮 建 設 資 金
第 1 号 基 本 金 へ 振 替
計
号 3 第金本基
奨学基金引当資産
当期組入額 合 計
当 期 取 崩 額
平成25年度決算
平成24年度決算
726,248
0
236,592
98,104
5,909
17,286
31,868
8,400
△
202,888 △
144,287
△
48,236 △
6,865
9,065
9,830
0
18,766
758,558 1,234
400,000
500,000
△
758,116 0
△
358,116
0
400,442
0
平成23年度決算
0
25,604
0
0
30,748
0
10,353
0
66,705
0
0
0 △
0
1,234
0 △
0
0
66,705
333,700
〔注〕 第1号基本金
新学生寮の土地代及び地質調査並びに設計業務委託費経費を第2号基本金から振替えて組入れを行った
〔注〕 第2号基本金
新学生寮建設資金として4億円の組入れを行った
- 33 -
収 益 事 業 損 益 計 算 書 (表5)
科 目
営 業 収 益
営 業 費 用
営 業 利 益
営 業 外 収 益
学校会計へ繰入
経 常 利 益
法
人
税
当 期 純 利 益
前 期 繰 越 利益
当期未処分利益
収益事業貸借対照表
(単位:千円)
25年度予算 25年度決算
17,500
9,190
8,310
1
8,000
311
748
△437
1,074
637
17,384
8,671
8,713
1
9,000
△286
719
△1,005
1,417
412
(単位:千円)
△差異
116
519
△ 403
0
△ 1,000
597
29
568
△ 343
225
資 産 の 部
科 目
(流動資産)
銀 行 預 金
前
渡
金
未 収 入 金
資 産 の 部 合 計
科 目
(流動負債)
未 払 法 人 税
25年度末
24年度末
716
84
715
1,927
0
793
1,431
2,804
負 債 の 部
25年度末 24年度末
増 減
632
△ 1,212
△ 793
△ 1,373
増 減
719
1,087 △
368
719
1,087 △
368
当期末処分利益
300
412
300 0
1,417 △ 1,005
元入金の部合計
712
1,717 △ 1,005
負債の部・ 元入金
合
計
1,431
2,804 △ 1,373
負債 の部 合計
元
入
金
財 産 目 録
(単位:円)
(表6)
科 目
資産額
1 基本財産
土地
建物
構築物
車輌
図書
教具・校具・備品
その他の備品
建設仮勘定
その他
2 運用財産
現金預金
積立金
短期有価証券
長期有価証券
その他
[3 収益事業財産]
資産総額
負債額
1 固定負債
退職給与引当金
2 流動負債
前受金
未払金
預り金
負債総額
正味財産
( 資産総額-負債総額)
平成25年度末
50,386 ㎡
33,862 ㎡
2
190,787
8,226
302
台
冊
点
点
994,072,254
5,203,667,678
237,025,639
2,000
500,733,461
193,070,534
19,489,760
31,867,500
63,694,680
平成24年度末
47,657 ㎡
33,832 ㎡
2
188,136
8,835
356
台
冊
点
点
267,823,743
4,985,759,945
252,989,250
113,115
491,668,127
230,251,456
26,677,804
8,400,000
69,950,070
1,793,325,183
9,210,435,860
998,057,000
1,306,956,000
284,662,161
412,353
2 0 ,8 3 7 ,4 7 2 ,0 6 3
1,329,711,827
9,612,701,696
200,000,000
3,171,383,000
89,156,373
1,417,133
2 0 ,7 3 8 ,0 0 3 ,5 3 9
647,289,362
743,055,318
530,881,000
59,428,324
17,906,045
1 ,2 5 5 ,5 0 4 ,7 3 1
509,446,000
115,274,504
18,288,631
1 ,3 8 6 ,0 6 4 ,4 5 3
1 9 ,5 8 1 ,9 6 7 ,3 3 2
1 9 ,3 5 1 ,9 3 9 ,0 8 6
- 34 -
(表7) 主な財務比率比較
比 率 名
算式
帰属収支差額比率
消 費 収 支 比 率
学生生徒等納付金比率
人
件
費
比
率
教育研究経費比率
管 理 経 費 比 率
人 件 費 依 存 率
流
動
比
率
負
債
比
率
自己資金構成比率
帰属収入-消費支出
帰属収入
消費支出
消費収入
学生生徒納付金
帰属収入
人件費
帰属収入
教育研究経費
帰属収入
管理経費
帰属収入
人件費
学生生徒納付金
流動資産
流動負債
総負債
自己資金
自己資金
総資金
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
-7.9%
-25.5%
-12.6%
-0.4%
8.9%
122.4%
455.3%
116.2%
128.5%
107.7%
76.6%
77.1%
74.0%
72.5%
68.5%
50.5%
51.6%
58.4%
53.4%
41.5%
36.6%
38.7%
38.9%
31.7%
30.8%
13.9%
15.1%
15.0%
14.8%
13.6%
65.9%
66.9%
78.9%
73.7%
60.6%
373.5%
457.6%
335.7%
251.8%
505.7%
6.4%
6.0%
6.9%
7.2%
6.4%
94.0%
94.4%
93.6%
93.3%
94.0%
※ 自己資金=基本金+消費収支差額
※ 総資金=負債+基本金+消費収支差額
- 35 -
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